2012年2月4日(土)、映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の初日舞台挨拶が行われた。満員の会場は映画を観終わった興奮に包まれており、その中を豪華出演者14名が登壇!初日を迎えた主役の林遣都は「荒川が20歳の1年を忘れられない年にしてくれました。気を緩めると泣いてしまいそうですが、監督に感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメント。出演者との裏話を聞かれると「今日の再会を喜びすぎて、誰もスタッフさんの話を聞いていなかったんですが、僕は主役としてちゃんと聞いていました。」と答え、客席から笑いが沸き起こった。映画の撮影で中国から帰国できなかった小栗旬から、飯塚監督へ舞台挨拶直前にメールが届き、監督が代読。また、作品のキャッチフレーズ『宝物はきっと、ここにある』にちなんで、キャスト全員の宝物をフリップに書いて発表し、初日の舞台挨拶は盛り上がりをみせた。●キャスト全員の宝物市ノ宮行(リク)役/林 遣都:『家族』一番幸せになってくれればいいと思っています。ニノ役/桐谷美玲:『らんさん』実家で買っている犬のチワワです。今は一人暮らしなので、実家に帰るとらんさんと戯れています。星役/山田孝之:(空欄のパネルを見せて、客席に向かって)この中でこの字が見える人がいたら手をあげてください(と言うと、女性が一人手を上げ)これが見えたアンタは嘘つきだ。でもアンタロックだよ(と劇中のセリフを再現した)シスター役/城田優:『マリア』(どこら辺が?と司会に聞かれると隣の片瀬さんを見て)上から下まで全部です(笑)。マリア役/片瀬那奈:『荒川のみんなとメッシのサイン』どちらも大事なので選べませんでした(笑)。P子役/安倍なつみ:『ファミリー』家族だけでなく、メンバーや、ファンのみんななど、周囲の人みんなです。ジャクリーン役/有坂来瞳:『旦那と長洲力のサイン』那奈ちゃん(片瀬)と話をして、どっちも選べないよね~と話をして(笑)いつか力ラリアットをしてもらいたいです。ラストサムライ役/駿河太郎:『家族』ドラマではP子と結ばれなかったのですが、実生活では家族がいるので、家族ですね。キャストのみなさんに出会えたことが宝物です。(客席に向かって)あなたにとっての宝物を映画で見つけてください。ビリー役/平沼紀久:『友達』この世界中に何十億人といる中で、出会えたことが奇跡だと思うし、宝物です。鉄雄役/末岡拓人(子役):『家族』僕のことを一番知っていてくれるし、僕が映画に出たことを喜んでくれたからです。鉄郎役/益子雷翔(子役):『荒川アンダーザブリッジのジャージ』 撮影中、キャストやスタッフみんなが着ていたジャージです。監督が鉄郎の名前とイラストを書いてくれたので、宝物です。島崎役/井上和香:『手紙』誕生日に毎年両親がくれる手紙を、全て残しています。手紙を書かない時代だからこそ、すごく心に届いています。市ノ宮積(セキ)役/上川隆也:『健康』見たところ僕が一番年長者なので、この年になると何よりも健康が大事です。(司会の何かやられているのですか?の問いに)気遣いはしていません(笑)。飯塚 健監督:『荒川アンダーザブリッジのジャージ』 キャスト、スタッフ全員が撮影の時に着ていたお揃いのジャージで、サインをしてくれたり美術さんがどんどんカスタマイズしてくれたので、最後は近くのコンビニにも行けなくなりました(笑)。飯塚監督が代読した小栗旬のメール本文:今日は初日舞台挨拶に参加できず、非常に残念です。そして、今日お越しの皆さん、申し訳ない。登壇しているみんなもゴメンね。なぜだか私は今、中国にいて、なぜだか帰るに帰れなくなり、なぜだか気がつけば今もまだ、中国にいるのです。ですが、今回の撮影現場で人一倍、僕らの目で見てもたくましくなっていった林遣都さんが居れば鬼に金棒ですね。明日、素晴らしい舞台挨拶だったという日本からの報告を楽しみにしています。村長こと小栗旬。作品情報『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント2月4日(土)より公開中(C)2012中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ
2012年02月06日みんな、してるの?お手入れ?東京イセアクリニックは2011年12月12日から19日の8日間、都内在住・勤務20代から30代の男女計340名に「アンダーヘアのお手入れ」についてアンケートを実施した。男性がアンダーヘアのお手入れをすることが好印象だと思う女性は半数以上もいるのに対し、当の男性は、実際は関心がなくお手入れしている人は2割にも満たない。逆に女性のお手入れは、男性は6割が好印象または必須と答えている。お手入れしている女性も7割を占める。男女とも下着から毛がはみでているのは、いただけないようだ。どんな方法?お手入れをしている女性の半数は、永久脱毛経験済みで、男性の場合はハサミでカットと長さを調節するのみ。女性では、結婚してからケアをしなくなった人が多数いた。まだ永久脱毛を経験したことがない人は、エステよりも医療クリニックでの永久脱毛に2倍以上関心が高いようだ。お手入れを始めたのは男女とも20代で、理由は女性では友達の影響や水着を着るためだったが、男性は特に影響などはなかったようだ。「見えない箇所に気を使っていそうな有名人」では、男女とも『GACKT』、『叶姉妹』を選んでいる。元の記事を読む
2011年12月28日「聖☆おにいさん」などで知られる人気漫画家・中村光の同名人気漫画を実写映画化した『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』のポスター・ビジュアルが、このほど解禁となった。人に“借り”を作らず生きることを信条とする大会社の御曹司・市ノ宮行は、父親に荒川河川敷の開発事業を任される。しかし、ひょんなことからそこに住みつく自称“金星人”の金髪少女・ニノに助けられたことから、橋の下に住み着くことになる…。既に実写版はTVドラマとしても放送され、河童の気ぐるみを着た“村長”や常に星型の被り物をしている元ロックスターなど、漫画に登場するキャラクターたちそのままのビジュアルが注目を集めてきた。さらに、その濃すぎる個性をもったキャラクターたちを、小栗旬や山田孝之といった人気実力を兼ね備えた俳優陣が担当することでも話題に。今回、解禁となった映画版のポスター・ビジュアルでは、桐谷美玲演じるヒロイン・ニノを始め橋下に住む住民一同が「KEEP OUT」と記された黄色のテープで仕切られた場所に集められ、ニヤリと冷徹な笑みを湛えた行(林遣都)の父・市ノ宮積(上川隆也)率いる市ノ宮グループの面々と対峙する姿が描かれている。その2つの集団の間では無表情で立ちつくす行だが、彼はこの河川敷に住む“不思議で温か(?)”な住人たちとの出会いによってどんな決断を下すことになるのか?『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』は2012年2月4日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE 2012年2月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ■関連記事:山田孝之、監督に媚びを売る?「また仕事がもらえるかも」と不敵な笑みレトロ調からポップカラーまで!日本女優陣を彩るサマーワンピースに注目林遣都、“カッパ”コスプレの小栗旬の気遣いに「感動しました!」小栗、山田もみんな揃ってゆる〜いダンス『荒川アンダーザブリッジ』特別映像が到着!小栗旬&山田孝之が『荒川アンダー ザ ブリッジ』で驚愕の大変身!
2011年11月22日良作のインディペンデント映画の発掘の場として知られるサンダンス映画祭で2冠に輝き、各国で絶賛された傑作人間ドラマ『ウィンターズ・ボーン』。“苛酷”の一言では片付けられない、良識など通じない境遇に生きる少女・リー(ジェニファー・ローレンス)の“生”にスポットが当てられる中、ときに彼女の存在を喰うほどの迫力で強い印象を残す男がいる。リーに生きることの厳しさ、そして彼女の行く手を阻む「掟」を、身を呈して伝える伯父・ティアドロップだ。一見危なすぎるこの男を鬼気迫る演技で魅せ、本年度のオスカーでその名を知らしめた、名優ジョン・ホークスが語ってくれた。ティアドロップは「変化しながら、強い意志をもって自分の目標を達成する男」父親が失踪したせいで、生きる場所を失う危機に陥る少女・リーはやむなく、ならず者の肉親の家の扉をたたく。そこで強烈な登場をするのが、ティアドロップ。頼る者が他にいない中、必死にしがみつくリーを彼は荒っぽく突き放すのだ。だが、無謀な“真実探し”の冒険に挑むリーに突き動かされるように、ならず者の彼に変化が訪れる。「映画を観た多くのジャーナリストにティアドロップのことを聞かれて、僕は『最初の彼は好きじゃないけど、変化した後の彼は好きだ』って言ったら『彼は最初から最後まで何も変わっていないのではないか。ただ彼は家族を助けたいがために怒っていただけだ』って言われることが度々あったけど(苦笑)、それはともかく内面の変化が起こり、人生が変わっていくキャラクターはどの映画でも興味深いよね。ティアドロップは変化しながら、とても強い意志を持って自分の目標を達成する。そういう意味でも、とても演じ甲斐のある興味深いキャラクターだったね」。実は、山村社会のリアリティを出すため、現地住民を役者と混在させて撮影を行った本作。不穏な空気が流れる独特の雰囲気に息を呑むこともしばしばだが、その中で違和感なくと言ったら失礼かもしれないが、見事に溶け込んでいる。ジョンは「かなり時間をかけてリサーチしたんだ」とふり返る。「どの映画のどの役もいつも異なっているけど、特にティアドロップは僕の人生経験からかなりかけ離れたキャラクターだった。でも、僕は中西部の田舎町で育ったから、粗暴な人間ももちろん見てきた。親戚や友達の中に荒くれ者がいたからね。だからまず、彼らのことを思い出した。あと、この映画のベースになった小説を読み、ドラッグが人間に与える影響についても勉強したし、(舞台となった)オザークの歴史についても調べたんだ。この地に入植した人々は、自分たちのファミリーを形成し、そこで自分たちだけの法律(掟)を作った。彼らは自分たちのやりたいように生きるための強い意志も持っていたことを知った。でも役作りの中で一番大きかったのは、監督とティアドロップの人物像について納得いくまで話し合えたことだね。彼女は本当に素晴らしいコラボレーターだったよ」。新鋭ジェニファー・ローレンスとの共演をふり返り…主人公・リーの厳しい旅路を通して描かれていく、彼女とティアドロップの親子とも仲間とも異なる関係は、終始観る者に緊張感を与え続ける。撮影現場での実際の2人の関係が気になるところだが、ジョンから見たジェニファーの印象は?「彼女は、あの若さでは考えられないほど、とてもスマートな子だよ。演技のキャリアはまだ浅いけど、まったくそうは見えない。すごく張りつめたシーンを撮影していても、カメラが止まるとすぐ素の自分に戻ることができるんだ。僕は逆に、役から抜けるのに時間がかかるほうだから…(苦笑)。自分の役に対するプレッシャーにうまく対処できている彼女の姿を見るのは素晴らしかった。彼女は本当に才能あふれる女優だと思う。あと、彼女は美しい女性だけど、撮影中、リアルな地元の住人に見られることも怖れていなかった。彼女は、リーというキャラクターに勇気と強さを持ち込んだと思う。ティアドロップがリーの髪を激しくつかむシーンの撮影中、僕は彼女を傷つけないようかなり気をつけていて、常に『大丈夫?もし痛かったらすぐ教えてくれ』って言い続けていた。でも、彼女はきっと痛かったはずなのに、結局最後まで何も言わなかったんだ。とても勇敢で強い女性だよ」。本作で、ジェニファーと共に、本年度アカデミー賞助演男優賞候補に名を連ねたジョン。本人曰く「ノミネートされるなんて思っていなかったし、気にもかけていなかったからびっくりした」そうだが、この名誉は自身に何か影響をもたらしたのだろうか?「ノミネーションが発表されたとき、僕はサンダンス映画祭に参加していたんだけど、そのとき僕は病気にかかっててね。目を覚ましたときに、オスカーにノミネートされたって聞いて、具合が悪いからまた寝たんだけど、起きた後ガールフレンドに『ノミネートされたの本当?』って聞いたんだ。夢だったんじゃないかと思ってね(笑)。オスカーにノミネートされてからいろんなプロセスの中で、素晴らしい俳優たちに出会えたのは本当にエキサイティングだった。小さくだけどアメリカの映画史の一部になれたのも素晴らしいことだね。子供の頃、いやいまもそうだけど、僕はアンダーグラウンドの芝居や音楽にハマっていたから、アカデミー賞はジョークのネタにして馬鹿にしてたんだ(笑)。でも、アカデミーの一部になってしまったわけだから、なんだか裏切り者にでもなったような気分だよ(笑)」。今後は、本年度のサンダンス映画祭監督賞を受賞した最新作『Martha Marcy May Marlene』(原題)でカルト教団のリーダー役を、さらにスティーヴン・スピルバーグ監督がリンカーン大統領の生涯を描く伝記映画『Lincoln』(原題)に出演と、全くタイプの異なる作品を控えているジョン。己を貫きながらも、厳しさの中に優しさを垣間見せる彼の魅力を、まずはティアドロップに重ねて感じてみてほしい。特集『ウィンターズ・ボーン』■関連作品:ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.■関連記事:少女から大人の世界へ。映画人が「17歳」を愛するワケ、いま注目したい「17歳」オスカー候補最後の一作に秘められた希望『ウィンターズ・ボーン』が描く「現実」【シネマモード】映画で覗いてみる、アメリカの「いま」誰もが心を揺さぶられる感動作『ウィンターズ・ボーン』試写会に5組10名様ご招待アカデミー賞候補の最後に残された名作『ウィンターズ・ボーン』ポスター画像解禁
2011年10月18日