ユニクロ(UNIQLO)と、ロンドンのファッションブランドJW アンダーソン(JW Anderson)のコラボレーション「ユニクロ アンド JW アンダーソン(UNIQLO and JW ANDERSON)」の2018年春夏メンズ・ウィメンズコレクションが、2018年4月20日(金)より発売される。コラボレーションは2017年秋冬のメンズ・ウィメンズコレクションに続く第2弾となる。2018年春夏のテーマは「ブライトン・ビーチ」。1950年代よりバケーションの地としてイギリスの人々に親しまれ、色彩豊かで活気のある「ブライトン・ビーチ」は、サブカルチャーの発信地でもある。海辺の鮮やかなカラーリングやオープンな雰囲気を、JW アンダーソンのエッジの効いたデザインに取り入れ、ユニクロの上質で機能的な素材と融合させたコレクション。全体的に軽やかでリラックスしたムードが漂う。アイテムはアウター、シャツから小物までウィメンズ10型、メンズ19型を展開し、一部ユニセックスアイテムも含まれる。世代やジェンダーを超え、幅広い組み合わせが実現可能だ。ウィメンズアイテムをピックアップラッフルやリボンでロマンティックにキーカラーとなるのは、ソフトなブルー、ポピーレッド、ホワイトやベージュ、セージグリーンなど。海辺で日焼けしたような柔らかな色が揃う。マリンテイストのボーダーやセーラーストライプといった柄に、2枚の布を重ねアシンメトリーになったドレープを組み合わせ、JW アンダーソンの美学を感じさせるオリジナリティ溢れるアイテムに仕上げている。ピクニックバスケットの裏地から着想を得たイエローとブルーのチェック柄が鮮やかなシャツには、シアサッカー地を採用して軽やかに。ロマンティックな雰囲気を演出するのに一役買っているのは、襟もとのラッフルや袖に垂らしたロングリボンだ。爽やかなストライプやブルーに彩られたワークシャツワンピースには、スタンドカラーや大きめのポケット、肩章など英国の伝統的な警官服からインスパイアされたディテールを。ボタンを開けてTシャツやデニムを合わせカジュアルに、あるいは同素材のウエストベルトで腰をマークしてエレガントにと、様々な着まわしで活躍してくれそう。パッチワークを施したスカート様々なストライプをパッチワークのように縫い合わせたハイウエストのロングスカートには、サラッとした質感とふんわりとした柔らかさを両立したリネンコットンが採用され、リラックスしたムードが漂っている。さらにユニセックスモデルとして、2つに裁断しドッキングしたような50年代風のデニムジャケットや、カラーブロックデザインのポケッタブルパーカーも展開される。メンズコレクションもあわせてチェックユニセックスのアイテムだけでなく、メンズコレクションで提案されているジャケットやTシャツなどにも注目したい。少し大きめに着こなして、マスキュリンなスタイルを楽しむことができそうだ。詳細「UNIQLO and JW ANDERSON」2018年春夏コレクション発売時期:2018年4月20日(金)場所:<フルラインナップ>ユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ吉祥寺店、ユニクロ MARK IS みなとみらい店、ユニクロ札幌エスタ店、ユニクロ仙台泉店、ユニクロ名古屋店、ユニクロ 大阪、ユニクロ心斎橋店、ユニクロキャナルシティ博多店など全58店舗とユニクロオンラインストア※その他一部商品をユニクロの全店舗にて販売。※一部の地域では発売日が異なる。※店舗により取扱商品が異なる。■アイテム<ウィメンズ>・アウター(ユニセックス) 2,990円~5,990円+税・パンツ/スカート 3,990円~4,990円+税・Tシャツ(一部ユニセックス) 1,500円~1,990円+税・ワンピース 2,990円~4,990円+税・ブラウス/ニット 2,990円+税・ハット/バッグ(ユニセックス) 1,990円~3,990円+税<メンズ>・アウター(一部ユニセックス) 2,990円~5,990円+税・パンツ 2,990円~3,990円+税・シャツ 2,990円~3,990円+税・Tシャツ/ポロシャツ/ニット(一部ユニセックス) 1,500円~2,990円+税・ソックス 390円+税・ハット/バッグ(ユニセックス) 1,990円~3,990円+税
2018年02月12日『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスと2度目のタッグを組んだ『ファントム・スレッド』が、5月26日(土)より日本公開されることが決定。あわせてティザービジュアル&予告編が到着した。1950年代のロンドンを舞台に、英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びるオートクチュールの仕立て屋、レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)と、若きウェイトレスのアルマ(ヴィッキー・クリープス)との究極の愛を描いた本作。第90回アカデミー賞(R)の、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・衣装デザイン賞・作曲賞の6部門にノミネートされ注目を集めている。このほど解禁されたのは、今作で引退を表明しているダニエル演じる仕立て屋の主人公の後ろ姿と、表情の読めない女性が写るビジュアル。華やかなドレスは、レイノルズが仕立てるオートクチュールで、顔を見せないことで2人の関係性が謎に秘められつつも、艶やかな雰囲気に惹き込まれる印象的な一枚となっている。また、ジョニー・グリーンウッドが手掛けた美しき旋律が流れる予告編では、豪華絢爛なドレスとこの時代のロンドンの華やかなファッション業界が映し出され、さらに主演男優ノミネートも頷ける、ダニエルの熱演も垣間見える。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月31日アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』の製作陣が再結集するウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』。このたび、本作が2018年2月15日(現地時間)より開催される第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品、オープニング作品として上映されることが決定した。本作は、全編にわたり日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市といった、アンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュレイバー、ランキン・こうゆう、ヨーコ・オノら多彩な才能が集結。さらには、日本人ボイスキャストとして「RADWIMPS」野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙ら、日本を代表する異色キャスト陣の参加も決定している。独特な世界観で数多くの映画ファンを魅了してきたアンダーソン監督は、これまで第52回(2002年)『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』、第55回(2005年)『ライフ・アクアティック』がコンペティション部門に出品されており、今回で4度目。オープニング作品としては審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)以来、約4年ぶり、2度目の選出となっている。現在、映画祭での上映日に合わせキャスト、スタッフの渡航は調整中。単に日本を舞台としているだけでなく、天才監督ウェス・アンダーソンの視点を通じた日本のカルチャーを世界へ発信する一大プロジェクトとなっており、世界の観客がどのように受けとめるのか、早くも注目を浴びている。『犬ヶ島』は2018年春、日本を含む全世界にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日ユニクロ(UNIQLO)と、ロンドンのファッションブランドJW アンダーソン(JW Anderson)のコラボレーション「ユニクロ アンド JW アンダーソン(UNIQLO and JW ANDERSON)」の2018年春夏メンズ・ウィメンズコレクションが、2018年4月20日(金)より発売される。コラボレーションは2017年秋冬のメンズ・ウィメンズコレクションに続く第2弾となる。英ブライトン・ビーチがテーマ2018年春夏のテーマは「ブライトン・ビーチ」。1950年代よりバケーションの地としてイギリスの人々に親しまれ、色彩豊かで活気のある「ブライトン・ビーチ」は、サブカルチャーの発信地でもある。海辺の鮮やかなカラーリングやオープンな雰囲気を、J.W.アンダーソンのエッジの効いたデザインに取り入れ、ユニクロの上質で機能的な素材と融合させたコレクション。全体的に軽やかでリラックスしたムードが漂う。アイテムはアウター、シャツから小物までウィメンズ10型、メンズ19型を展開し、一部ユニセックスアイテムも含まれる。世代やジェンダーを超え、幅広い組み合わせが実現可能だ。メンズアイテムをピックアップ日焼けしたようなニュアンスカラーキーカラーとなるのは、ソフトなブルー、ポピーレッド、ホワイトやベージュ、セージグリーンなど。海辺で日焼けしたようなニュアンスのソフトカラーが揃う。コレクションにリズムを生むのは、マリンテイストのボーダーやストライプなどの印象的なパターンだ。素朴な風合いのシアサッカー地のボンバージャケットは、ピクニックバスケットの裏地から着想を得たイエローとブルーのチェック柄で彩られた。イギリス諸島のアイコン、カモメのプリントTシャツやバッグも、遊び心を加えている。ワークウエアの要素をプラス50年代風のデニムジャケットやパンツなど、ワークウエアの要素もプラス。ジャケットは2つに裁断しドッキングしたようなデザインや、エルボーパッチなどが施されており、細部までこだわりを詰め込んでいる。デニム生地には日本のメーカー・カイハラの生地を採用。洗いこまれたような素材感のネイビーのワークマンジャケットは、ポケットにJW アンダーソンのロゴを飾った。英国の伝統的な警官服から連想したロングシャツは、スタンドカラーや大きめのポケット、肩章などのディテールを取り入れつつ、爽やかなストライプやブルーのカラーリングを採用することで、リラックスしたムードを纏っている。さらに、ユニクロのリネンコットンを採用することで、柔らかく清涼感のある質感が実現した。高機能素材を使用ユニクロ独自の機能性に優れた素材も、アイテムのクオリティを高めている。耐久撥水加工を施しシワになりにくい素材のポケッタブルパーカーには、カラーブロックのデザインを落とし込み、シティライクな表情に仕上げた。このパーカーやデニムジャケットはユニセックスモデルとして展開される。ウィメンズコレクションもあわせてチェックコレクションは、メンズ・ウィメンズと別れてはいるものの、ウィメンズコレクションで提案されているニットなどをタイトに着こなしても決まる。お洒落上級者は、ウィメンズコレクションもあわせてチェックすることをお勧めする。詳細「UNIQLO and JW ANDERSON」2018年春夏コレクション発売時期:2018年4月20日(金)場所:<フルラインナップ>ユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ吉祥寺店、ユニクロ MARK IS みなとみらい店、ユニクロ札幌エスタ店、ユニクロ仙台泉店、ユニクロ名古屋店、ユニクロ 大阪、ユニクロ心斎橋店、ユニクロキャナルシティ博多店など全58店舗とユニクロオンラインストア※その他一部商品をユニクロの全店舗にて販売。※一部の地域では発売日が異なる。※店舗により取扱商品が異なる。■アイテム<メンズ>・アウター(一部ユニセックス) 2,990円~5,990円+税・パンツ 2,990円~3,990円+税・シャツ 2,990円~3,990円+税・Tシャツ/ポロシャツ/ニット(一部ユニセックス) 1,500円~2,990円+税・ソックス 390円+税・ハット/バッグ(ユニセックス) 1,990円~3,990円+税<ウィメンズ>・アウター(ユニセックス) 2,990円~5,990円+税・パンツ/スカート 3,990円~4,990円+税・Tシャツ(一部ユニセックス) 1,500円~1,990円+税・ワンピース 2,990円~4,990円+税・ブラウス/ニット 2,990円+税・ハット/バッグ(ユニセックス) 1,990円~3,990円+税
2017年12月01日ジェイミー・フォックスが、再び実在の人物を演じることにチャレンジするようだ。ジェイミーは2004年に『Ray/レイ』でレイ・チャールズを演じ、アカデミー主演男優賞を獲得した輝かしい過去を持つ。「Digital Spy」によれば、今回ジェイミーが演じることになるのは、ボクシングの元ヘビー級チャンピオンのマイク・タイソン。タイソン自身が「ジェイミーが契約したんだ。撮影はまだ始まっていないけど、実現すると思うよ。きっと多くの人が、俺がいままでの人生でやってきたこと(を見て)イヤになるんじゃないかな」と発言したという。タイソンはジェイミーに「ボクシングを教えて」と頼まれたことも明かしている。ボクサー時代のタイソンを描く伝記映画の製作は2014年から話題に上がっていたが、主演俳優や監督の名前が具体的になるまでだいぶ時間を費やした。今年初めにジェイミーが「ScreenRant」とのインタビューで「やると思う」と語り、「マーティン・スコセッシが監督を務める」ことにも言及。「マイク・タイソンの物語は、アメリカにおける最も素晴らしいストーリーの1つだからね」と意欲も見せていた。ようやく契約を終え、撮影開始までまもなくとみられる。(Hiromi Kaku)
2017年09月20日9月16日、J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が2018年春夏ウィメンズコレクションを発表した。前日、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のインスタグラムのアカウントには、“CIRCLE”というキーワードに関連するポストをアップし、今季のテーマであることを予感させた。ここ数シーズンは、観客同士がランウェイを隔てて向かい合わせになる席並びだったが、今季は円を描く席に配列され、中央には円形ロープマットが敷かれていた。ファーストルックはサマーニット素材のタンクトップロングワンピース。足元は多くのルックで登場した、サンドブーツ風のスニーカー。その後のルックも彼の故郷であるアイリッシュ産のリネン素材や、洗いざらしのコットン、柔らかいナッパレザーなどの、着心地のよい自然素材が多用されていた。体のラインを描くフィット感とフレアで広がりを見せる絶妙なバランスのとれたルックや、マルチストライプの組み合わせ、アシンメトリーのデザインなど、J.W.アンダーソンらしいアプローチはあるが、全体的に柔らかい印象でウェラブルな要素を強めた。エネルギーに溢れ、1ルックごとに独立した意味を持たせるような、難解なコレクションを披露してきたが、ここに来て一旦立ち止まり安らぎを求めたようだ。毎シーズン、高く評価されるコレクションを創り続けるということは、それだけ乗り越えるべき壁も高くなり続ける。ある種狂乱的ともいえる状態の中で感じるプレッシャーは計り知れないが、彼は渦に巻き込まれることなく“安らぎの場所”へと辿り着いたのかもしれない。決してそれは期待を裏切る内容ではなく、むしろ退屈さとは無縁で、J.W.アンダーソンの新たな一面と捉えられる。メンズから始まり今年で10年目。J.W.アンダーソンを次なるステージへと押し上げる、素晴らしいコレクションだった。
2017年09月19日キリアン・マーフィ、ジェイミー・ドーナンという人気英国俳優の競演で、ナチス高官ラインハルト・ハイドリヒ暗殺作戦を映画化した『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』。このほど、主演2人が撮影当時を振り返るインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。都内メイン公開館の新宿武蔵野館では、公開初日と2日目で全10回において満席を記録し、日本各地に公開規模が広がっている本作。今回のインタビュー映像は、祖国チェコを救うため、自分たちの命も顧みず「ナチの野獣」に銃口を向けたヨゼフ役のキリアンとヤン役のジェイミーの奇遇なエピソードの紹介から始まっている。それぞれが、本作の脚本を読む以前に妻と鑑賞していたと語るのは、本作の監督ショーン・エリスがメガホンを取った衝撃の社会派ドラマ『メトロマニラ 世界で最も危険な街』(’13)。フィリピン・オールロケに挑んだ『メトロマニラ』は、サンダンス映画祭ワールドシネマ部門でドラマ観客賞を受賞。『ハイドリヒを撃て!』と同様、エリスは監督と撮影を兼任した。この監督の制作スタイルについて、「監督自身に撮られるのは初めてだった」とキリアン。「戦闘シーンでは一緒に戦っているみたいだった」とふり返り、映像には役者の動きに合わせてセットを駆け抜けていく監督の姿も収められている。監督は、「デジタルや艶っぽい感じではなく、生々しさと埃っぽさが必要だった」と語るように、スーパー16ミリフィルムでの撮影を行った。そのこだわりはセットにも表れており、本映像では、ラスト30分間に渡る壮絶な銃撃戦の行われた教会での撮影秘話も知ることができる。また、キリアンとジェイミーはそれぞれ撮影を真摯にふり返りながらも、「ジェイミーは生意気だから、いろいろ大変だったよ…いまの取り消し(笑)」というキリアンが言えば、「キリアンて、誰だっけ?」とジェイミーも応戦し、2人の好相性も感じさせるインタビュー映像となっている。『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』は新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦 2017年8月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) 2016 Project Anth LLC All Rights Reserved
2017年08月27日ユニクロ(UNIQLO)と、ロンドンのファッションブランド「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)」がコラボレーション。「ユニクロ アンド JWアンダーソン(UNIQLO and JW ANDERSON)」が、2017年9月22日(金)より発売される。本記事では、メンズ・ウィメンズ全33型のうちウィメンズコレクションを紹介する。伝統的な英国ファッションがユニクロの機能性と融合J.W.アンダーソンのデザイナー、ジョナサン・ウィリアム・アンダーソンは、ロエベ(LOEWE)のクリエイティブ・ディレクターとしても活躍する人物。今回のコラボレーションコレクションでは、彼の故郷であるイギリスの伝統的な装いに、ユニクロの機能性の高い素材を融合させ、英国ファッションをモダンにアレンジする。発売されるのは全33型。メンズは、アウターが9,990円~、シャツやニットに関しては2,990円~の展開。ウィメンズも同様にアウターは9,990円~、パンツ&スカートは3,990円~発売を予定している。取扱いは、ユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店など全63店舗とユニクロオンラインストアの予定だ。ウィメンズアイテムをピックアップウィメンズでは、レディライクなアイテムを豊富に揃える。ラップスカートには、ボリューミーなラッフルをあしらって、華やかかつポップな印象を添えた。また、メンズで登場するキルティングのアウターに代わって、ウィメンズではキルティング加工のサーキュラースカートが登場する。程よいボリューム感で、フレアを効かせた上品なシルエットが魅力だ。アウターは、オーバーボリュームのダッフルコートを提案。ポップなレッドのカラーリングも注目したいところだ。さらに、メンズのコートとは異なり、ウィメンズのトレンチコートは、ウエストで絞めれば、英国の女性たちの気品を想わせるエレガンスなシルエットを築く。表はスタンダードなベージュ、裏はキーテキスタイルのタータンというリバーシブルで楽しめるデザインとなっている。そのほか、トップスでは、フェアアイル柄のカーディガンやケーブル編みのニット、ボックスシルエットのタートルネックがラインナップ。一見スタンダードなアイテムに見えるタートルネックには、袖にリボンをあしらうことで、コラボレーションならではの一癖をプラスした。ジェンダーレスに使えるアイテムも素材選びにも、イギリスカルチャーを反映し、ツイードやキルトなど秋冬らしい温かなファブリックを用いた。また、ユニクロの代名詞といえるヒートテック、日本のデニム生地メーカー・カイハラのデニム地、美しい光沢感のあるエクストラファインメリノニットなど、こだわり素材もラインナップする。ヒートテック素材のストール、袖口にリブをあしらったダウンジャケットなど、保温性と防寒性に配慮したアイテムは注目だ。また、小物類もバリエーション豊かな今回のコラボレーション。マフラーやバックパック、トートバッグなど、デザインだけでなく機能性にも優れたアイテムをそろえた。なお、バッグにはポイントとして、J.W.アンダーソンのブランドロゴが大きくあしらわれている。メンズコレクションもあわせてチェックをコレクションのなかで、メンズ・ウィメンズと別れてはいるものの、メンズコレクションで提案されているニットなどを少し大きめで着こなしても可愛い。お洒落上級者は、メンズコレクションもあわせてチェックすることをお勧めする。ジョナサンのコメントコラボレーション発表後「ユニクロと言えば、多くの時間を費やして考え抜かれた完璧なものづくりが思い起こされます。」と評価し、「ユニクロとの仕事は、おそらく最も優れたファッションの民主化のモデルケースと言えるのではないでしょうか。また、自分のデザインを手に届く価格で多様な人々に届けられることを嬉しく思います。」とクリエーションに大きな期待を寄せる姿を見せていた、ジョナサン。発売を目の前に、「ユニクロとJ.W.アンダーソンに共通するのは、常にワクワクするような『新しい服』をつくるという考え方です。素材やシルエットを際立たせるために他のすべてをそぎ落とし、最も強いインパクトを生むという発想の美学においても同じ考えだと思います。」と、コラボレーションに対して印象的なコメントを残している。【アイテム詳細】ユニクロ アンド JWアンダーソン(UNIQLO and JW ANDERSON)発売日:2017年9月22日(金)取扱店舗(予定):ユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ吉祥寺店、ユニクロ MARK IS みなとみらい店、ユニクロ札幌エスタ店、ユニクロ名古屋店、ユニクロ 大阪、ユニクロ心斎橋店、ユニクロキャナルシティ博多店など全63店舗とユニクロオンラインストア■ウィメンズ・アウター 9,990~14,900円+税・パンツ&スカート 3,990~4,990円+税・ブラウス 2,990円+税・ニット 3,990~4,990円+税・ニットワンピース 12,900円+税
2017年07月21日キリアン・マーフィとジェイミー・ドーナンを主演に迎え、アドルフ・ヒトラーやその側近ハインリヒ・ヒムラーに次ぐ、“ナチス第3の男”といわれる高官ラインハルト・ハイドリヒ暗殺を遂行した男たちの過酷な運命を描いた『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』。この度、本作の予告編が到着した。第二次世界大戦中期、ナチスがヨーロッパのほぼ全土を制圧していた頃。イギリス政府とチェコスロバキアの亡命政は、協力して極秘計画を練り、バラシュートを使って2人の軍人、ヨゼフ(キリアン・マーフィ)とヤン(ジェイミー・ドーナン)をチェコ領内に送り込んだ。彼らのミッションは、ナチスNo.3と言われたラインハルト・ハイドリヒの暗殺。チェコの統治者で、ホロコースト計画を推し進めていたハイドリヒの暴走を止めるため、1942年5月、彼らはプラハでハイドリヒを襲撃するのだが…。本作は、「観客から熱狂的に受け入れられた!」(「NEWYORKOBSERVER」)、「第二次世界大戦を描く新たな傑作!」(「Indiewire」)と高く評価された、ナチス高官ハイドリヒ暗殺の史実を基に描いた緊迫のサスペンス。フリッツ・ラング監督作『死刑執行人もまた死す』やルイス・ギルバード監督作『暁の七人』でも描かれた暗殺作戦の、壮絶な逃走劇と衝撃的な報復の全貌を新たに描き、当時から75年の時を迎える今年、ついに日本で公開。主演には、『ダークナイト』『インセプション』でその確かな演技力が評価されているキリアンと、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でブレイクし、2014年にアメリカの情報サイトが公表した「世界で最もハンサムな顔100人」ランキングで、ブラッド・ピットやジョージ・クルーニーを押さえ、見事1位を獲得したジェイミーといった実力・人気と共に高い2人が、ハイドリヒ暗殺を実行する兵士役で今回初共演を果たしている。公開された予告編では、時代に翻弄される青年たちの鬼気迫る表情に加え、当時のハイドリヒの姿も。レジスタンスたちがナチスからの報復を受ける激しい銃撃戦や、教会の地下に逃げ込んだものの水攻めに遭う姿など、壮絶な攻防戦が映し出される。またアクションシーンだけでなく、「危険な任務だと伝えるべきだった」と婚約者の手を握る場面や、抵抗組織のメンバーが暗殺作戦に困惑する場面など、緊迫した状況の中で苦悩する青年たちの繊細な一面も捉えられ、ハイドリヒに対峙するヨゼフや震える手で拳銃を構えるヤンの張り詰めた表情など、ドラマチックな場面も収められ、本作の見どころがグッと詰まった映像となっている。『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』は8月12日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦 2017年8月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) 2016 Project Anth LLC All Rights Reserved
2017年06月06日アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)の製作陣が再結集するウェス・アンダーソン監督最新作『Isle of Dogs』が、邦題『犬ヶ島』として2018年4月20日の全米公開、2018年春に日本を含む世界で公開されることが決定。さらに、第1弾日本人ボイスキャストとしてロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎と女優の夏木マリの出演が決定した。同作は、全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く。声優陣として、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、野村訓市といったアンダーソン監督作品常連の俳優陣に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、ヨーコ・オノら多彩な才能が集結したことでも話題となっている。大ヒット映画『君の名は。』(16)の音楽を担当し、幅広い世代から支持を得るRADWIMPSのボーカル&ギタリストである野田は、映画『トイレのピエタ』(15)で主演を務め俳優デビューを果たし、第39回日本アカデミー賞・新人賞を受賞。現在放送中の連続ドラマ『100万円の女たち』でも主演を務めるなど、役者としても類まれな才能を発揮しているが、今回ハリウッドでもその才能を発揮することとなった。野田は「ニュースキャスター役で参加させてもらいました。iPhoneのボイスメモ機能を使ってのセリフのやり取りから始まりました。そのデータを送って、返ってきて、修正して。初めての経験で面白かったです」とコメント。「僕自身ストーリーの全容をまったく見ずに断片的に関わらせていただいたので完成を観るのが今から楽しみです。とても幅広いキャストに象徴されるように、きっとボーダーレスでどこまでも自由なウェス・アンダーソン監督の作品になるのかなと期待しています」と話している。さらにこのたび、オンラインポスタービジュアルが全世界同時公開。"犬ヶ島"らしき場所についさっき降り立ったようなパラシュートを携えた飛行服を来た少年とその周りを囲む5匹の犬。果たして、少年と犬たちはどんな冒険を繰り広げるのか? ウェス・アンダーソンが描く日本はどんなものとなるのか? "犬ヶ島"のタイトルロゴにもアンダーソン監督のセンスとこだわりを感じる、映画への期待膨らむビジュアルに仕上がっている。
2017年04月26日『ダンケルク』『フリー・ファイヤー』のキリアン・マーフィーと、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の公開が控えるジェイミー・ドーナンが初共演し、ナチス“第3の男”と呼ばれた高官暗殺事件を描く『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』が、8月12日(土)より公開されることが決定。そのポスタービジュアルが解禁となった。第二次世界大戦下、ナチスはヨーロッパのほぼ全土に占拠地域を広げていた。ヒトラーの後継者と呼ばれ、ナチス第三の実力者であるラインハルト・ハイドリヒは、ユダヤ人大量虐殺の実権を握っていた。イギリス政府とチェコスロバキア亡命政府はハイドリヒ暗殺計画を企て、ヨゼフ(キリアン・マーフィー)、ヤン(ジェイミー・ドーナン)ら7人の兵士の暗殺部隊を、パラシュートによってチェコ領内に送り込む。ヨゼフとヤンはプラハの反ナチス組織や家族と接触し、暗殺計画を進めていく。ついに無謀なミッションは実行されるが、ハイドリヒ襲撃に憤慨したナチスは、常軌を逸する残虐な報復を始める――。本作は、アドルフ・ヒトラー、その側近ハインリヒ・ヒムラーに次ぐ、“ナチスNO.3の男”といわれる高官ラインハルト・ハイドリヒ暗殺を遂行した男たちの過酷な運命を描いた緊迫の史実サスペンス。「観客から熱狂的に受け入れられた!」(「NEWYORKOBSERVER」)、「第二次世界大戦を描く新たな傑作!」(「Indie wire」)など、高い評価を受けている。1942年第二次世界大戦直下、ユダヤ人大量虐殺の実権を握り、その冷酷さから「金髪の野獣」と渾名されたナチス高官ハイドリヒが、若き兵士たちによって襲撃される。フリッツ・ラング監督作『死刑執行人もまた死す』(’43)、ルイス・ギルバード監督作『暁の七人』(’75)でも描かれたこの暗殺作戦の、壮絶な逃走劇と衝撃的な報復の全貌を新たに描き、当時から75年の時を経て、ついに日本公開。主演は、『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』ほかクリストファー・ノーラン監督作品やケン・ローチ監督の『麦の穂をゆらす風』など、確かな演技力が評価されているキリアンと、世界中で空前の社会現象を巻き起こした『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー。日本でも人気の高い2人が、ハイドリヒ暗殺を実行する兵士役で初共演。さらに、『博士と彼女のセオリー』のハリー・ロイド、『ザ・ウォーク』のシャルロット・ルボン、チェコ人女優アンナ・ガイスレロヴァーらが名を連ねている。また、併せて解禁となったビジュアルは、ナチスのマーク、ハーケンクロイツが印象的で、ハイドリヒによって運命を狂わされていく若者それぞれの姿が捉えられている。近年、映画界ではナチスやヒトラーを題材にした作品が相次ぎ、ハイドリヒの部下であるアイヒマンにまつわる映画も反響を呼んでおり、本作も大きな注目を集めそうだ。『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』は8月12日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月05日現在製作中のウェス・アンダーソン監督の最新作『Isle of Dogs』(原題)。日本を舞台にしたストップモーション・アニメーションとなる本作のアイデアには、黒澤明監督の名作と伝説のストップモーション・アニメーションが影響を与えているという。このたび、日本のファンに向け、アンダーソン監督本人からその件にまつわるコメントがシネマカフェに到着した。全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)の製作陣が再結集する本作は、2018年に全世界公開予定。全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、『ファンタスティック Mr. Fox』(’09)と同じくストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントンほかアンダーソン監督作品常連の豪華俳優たちに加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーヴ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコら多彩な才能が集結する本作は、ただいま絶賛製作中だ。先日、海外ニュースサイト「IndieWire」でのインタビューにおいて、最新作『Isle of Dogs』のアイデアの源泉について語ったアンダーソン監督。アンダーソン監督がまず挙げているのが、60~70年代にTVアニメ(ストップモーション・アニメーション)として一世を風靡した「ランキン・バス クリスマス スペシャル」。日本では「ルドルフ赤鼻のトナカイ」でもお馴染みだ。アーサー・ランキン・Jr.とジュールズ・バスによる「ランキン・バス・プロダクション」のもと、日本の人形アニメの第一人者・持永只仁(MOMプロダクション)が人形製作を手がけた。アンダーソン監督は、この作品を子どものころに夢中で見ていたそうで、「いつか自分でもあんな作品(人形アニメーション)を作って見たかったんだよ」と語っている。そして、もう1つアイデアの源泉として挙げているのが、黒澤明監督。本作を制作にするにあたり、黒澤監督への熱烈なる敬愛を余すことなく表明しているアンダーソン監督は、「新作『Isle of Dogs』は黒澤作品からの影響のほうが(ストップモーション・アニメーションより)大きいかもしれないね」と断言。そこで、今回特別に日本のファンに向け、アンダーソン監督本人にお気に入りの黒澤作品を聞いてみると、「もちろんお答えするよ!挙げるとすれば、『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』『酔いどれ天使』かな」と、意外にも混沌とした社会を見つめた人間ドラマやサスペンスが並ぶ。また、1つめに挙げた「ランキン・バス・プロダクション」は、日米合作作品も多く残しており、のちに関連会社が宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』の制作母体となったことでも知られている。黒澤監督同様、宮崎監督作品にも深い敬意を持っていると常々明かしているアンダーソン監督の日本文化への愛が伝わってくるコメントだ。日本を舞台というだけでなく、日本のエンターテインメントの源流にまで視野に入れた最新作で、どのような世界が展開されるのか期待が膨らむ。『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月23日J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)2017-18年秋冬コレクションがイギリス・ロンドンで発表された。異なる表情を持つテキスタイルの組み合わせ。J.W.アンダーソンが得意とするパズルのようにパーツ当てはめ完成したアイテムの数々は、時代はおろか惑星を超えるかのような印象を与える。キャミソールのようなディテールやレースアップのブーツ、胸の位置に施されたポケットなど、ヴィンテージアイテムからピックアップしたようなディテールを随所に散りばめる。インスピレーション源は過去を振り返ることで生まれたのかと思っている矢先、シルバーの近代的なファブリックが現れ、近未来へと見るものを誘って行くのだ。アシンメトリーのデザインが、その印象を増長しているのだろうか。Tシャツやスカートといったアイテムと形容し難いボリューム感は、ブランドならではの遊び心といえよう。素材に話しを移すと、未来的な合繊とコットンなどの自然素材以外にも、ファーやムートンといった動物性のエッセンスも加わっており、重層的な世界観が見て取れるだろう。モチーフは多彩でありながら、女性的なテイストは散見される。カトリックのシスターが身に纏うコスチュームを思わせるアイテムや、腰の位置で絞られたドレスなど、根幹となる女性性という部分によってコレクションに統一感を持たせていた。
2017年03月08日J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。
2017年03月06日ウェス・アンダーソン監督の最新作・映画『犬ヶ島』が、2018年5月25日(金)より全国公開される。ベルリン国際映画祭では、銀熊賞(監督賞)を受賞した作品だ。最新作は、日本が舞台のアニメーション『犬ヶ島』の舞台は日本。”犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬スポッツを探す少年アタリとほかの犬たちの壮大な旅と冒険の物語。愛犬を探す中でアタリたちは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく…。そんなストーリーはストップモーション・アニメーションで描かれている。ストップモーション・アニメとは、人形など少しずつ動かして1コマごとに撮影。多くの画像を繋ぎ合わせることで、まるで動いているかのように見せる手法。アンダーソン監督作では、『ファンタスティック Mr.FOX』でも用いられ、ユニークな世界を作り上げた。声優陣はスカーレット・ヨハンソンやRADWIMPS・野田など豪華メンバー声優陣は、アンダーソン作品常連の俳優陣であるビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバンに加え、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、ヨーコ・オノら多彩な才能が集結する。日本人ボイスキャストとしては、ラッドウィンプス(RADWIMPS)の野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙の出演が決定。野田は、ドラマ「100万円の女たち」でも主演を務めるなど、役者としても活躍。『犬ヶ島』ではニュースキャスター役で登場する。グランド・ブダペスト・ホテルに続き、野村訓市も参加。大友克洋作"日本版"イラストもまた『犬ヶ島』の公開を記念して、漫画「AKIRA」の作者で知られる大友克洋とコラボレーションしたイラストが誕生。大友克洋の大ファンだというウェス・アンダーソンの熱望によって実現した作品には、傷を負いながら鋭い眼差しでこちらを見つめる一匹の日本犬が描かれた。そして本作のキャラクターたちを乗せた犬の背中は、物語の舞台である1つの島を表現したという。大友克洋は自身のイラストについて、「“犬ヶ島”を伝統的な日本犬に、伝統的な日本の木の床を海に見立てて描いています。僕の絵がこの映画が世界に広がるのに、少しでも役に立てば嬉しいです。」とコメントを寄せている。ウェス・アンダーソンのこだわりとセンスが詰まったモーションポスターモーションポスターには、ユニークで風変りな犬たちがぎっしりと集合。一匹の犬が突然クシャミをしたことをきっかけに、周りの犬から犬へと徐々に謎のクシャミが感染していく様子が見て取れる。たった20秒ほどの動画ではあるが、まるで”犬インフルエンザ”が大流行したことによって犬ヶ島へと犬が隔離されてしまう『犬ヶ島』のストーリーを物語っているかのようだ。制作陣は『グランド・ブダペスト・ホテル』のメンバーが再集結制作陣は全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞のウェス・アンダーソン監督作『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)のメンバー。『犬ヶ島』のために再結集する。ウェス・アンダーソンとは…グランド・ブダペスト・ホテルのほか、天才マックスの世界、ザ・ロイヤル・テネンバウムズ、ファンタスティック Mr.FOXなど、実写からアニメまで抜群の映像センスで表現してきたウェス・アンダーソン。過去の作品では、ファッションも注目ポイントだった。プラダ(PRADA)、フェンディ(FENDI)などブランドからの協力を受け、出演する俳優たちはキュートに、時にスタイリッシュに着こなす。ブランドからの支持も強く、過去、プラダやH&Mのキャンペーン映像も手掛けてきた。アンダーソンは『犬ヶ島』に関して、以下のようにコメント。「物語はどこが舞台でも起こり得るものですが、私たちは今回、とてもシンプルな理由で最新作の舞台として日本を選びました。それは私が狂おしいほど、日本の映画、アート、食べ物、そして文化が大好きだからです!私たちは黒澤明監督、宮崎駿監督作品に対して深い敬意を持っているのと同様に、北斎や広重の絵画、そして今作に協力いただいている、現在活躍中の数多くの日本人俳優、アーティスト、ミュージシャンに敬意を感じています。願わくば、この作品を通して、外国人である私から日本のストーリーテリングに対する熱烈な関心、尊敬の念、そして賞賛を伝えられれば幸いです。」アンダーソンの見る日本とは一体どんなものなのか。彼の独創的なイマジネーションが生み出す、“誰も見たことがない日本”に期待したい。公開記念セット展示『犬ヶ島』公開記念セット展示が、5月19日(土)から27日(日)まで、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ ロビースペースにて開催される。ストップモーション・アニメ―ションの技術と日本へのこだわりを詰め込んだ、パペットや劇中セットを無料で見ることができる。また、アンダーカバー(UNDERCOVER)とコラボレーションしたTシャツも展示。デザイナーの高橋盾が『犬ヶ島』の吹き替えに参加したことから実現したコラボレーションTシャツは、アンダーカバー 六本木ヒルズ店限定で、5月25日(金)以降に50,000円以上購入した人に先着でプレゼントされる。『犬ヶ島』あらすじ舞台は近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“犬ヶ島”に追放してしまう。そんなある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に降り立った。それは愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリだ。島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく…。詳細『犬ヶ島』原題:Isle of Dogs公開日:2018年5月25日(金)声の出演:ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、ヨーコ・オノ、野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙■公開記念セット展示期間:5月19日(土)~27日(日)場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ ロビースペース住所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内■アンダーカバー コラボレーションTシャツ5月25日(金)以降にアンダーカバー 六本木ヒルズ店で50,000円以上購入すると先着でプレゼント(白か黒、Mサイズのみ)。 ※Tシャツは無くなり次第終了。©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2017年02月27日第87回アカデミー賞にて最多となる9部門ノミネート&4部門を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』をはじめ、日本でも絶大な人気を誇るウェス・アンダーソン監督。このほど、その製作陣が再結集し、日本を舞台に贈るストップモーション・アニメ『Isle of Dogs』(原題)の製作開始が発表され、アンダーソン監督より日本のファンに向けた特別メッセージも到着した。本作『Isle of Dogs』は、全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、『ファンタスティック Mr. Fox』(’09)と同様、ストップモーション・アニメで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、野村訓市といった、アンダーソン作品常連の豪華俳優陣がずらり。さらに新たに、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーヴ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコといった多彩な才能が集結する。知的で型破りな脚本と、それを独特の手法で映像化する才能、そしてユニークな映画作家としてだけでなく、アート映画をビッグヒットに導くことのできる唯一無二の存在であり、全世代において最も才能あるフィルムメーカーの1人であるアンダーソン監督。配給元・FOXサーチライトの共同社長であるナンシー・アトレー氏、スティーヴ・ギルラ氏は「私たちは、ウェス・アンダーソン監督の独創的な創造力から生み出される最新作で、行動を共にすることに興奮を覚えます」とコメント。また今回、アンダーソン監督より日本のファンに向けた特別メッセージも到着している。「物語はどこが舞台でも起こり得るものですが、私たちは今回、とてもシンプルな理由で最新作の舞台として日本を選びました。それは、私が狂おしいほど、日本の映画、アート、食べ物、そして文化が大好きだからです!私たちは黒澤明監督、宮崎駿監督作品に対して深い敬意を持っているのと同様に、北斎や広重の絵画、そして今作に協力いただいている、現在活躍中の数多くの日本人俳優、アーティスト、ミュージシャンに敬意を感じています。願わくば、この作品を通して、外国人である私から日本のストーリーテリングに対する熱烈な関心、尊敬の念、そして賞賛を伝えられれば幸いです」。アンダーソン監督からみた日本とは、いったいどんなものなのか?彼の独創的なイマジネーションが生み出す“誰も見たことがない日本”は、“アニメーション”というカルチャーが台頭する日本において新たな扉を開けることになりそうだ。『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日2月19日、ロンドンでJ.W.アンダーソン(J.W.Anderson)が2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。ロンドン・ファッションウィーク一番の目玉であり、業界を牽引しているブランド。複雑さと独自性の強さがブランドの魅力ではあるが、今季はさらに複雑なデザインの意外な組み合わせによって、クリエーションに磨きがかかっていた。ファーストルックに登場したのは、ネックピースのポケットが備え付けられたギャザー入りの黒のバルーンワンピースにポインテッドトゥのブーツ。胸元や背中は大胆に肌が露出されていた。同じシルエットのワンピースはストライプ柄も登場したが、花柄のトップスとレイヤードされ足元はスニーカーと、全く異なる雰囲気を作った。ランダムな組み合わせはその後も続き、袖と肩以外取り除かれたレザージャケットとオーストリッチフェザーが自由に踊るスカート、フラワープリントとメタリック素材を合わせたワンピースにはムートンジャケットを。様々な素材、レイヤード、シルエットの組み合わせは破壊的ではあるが不自然ではなく、コントラストが美しかった。黒のロングドレスに白いプリーツの胸当てをしたルックはシスターを想起させ、その他チャイナドレス、カンフー衣装、ギリシャ神話の女神の衣装など、着想源は定かではないが、あらゆる方面からインスピレーションを得たことが伺える。予測不可能なデザイン構成や巧みなカッティングによって突如あらわになる女性の肌、優雅に揺らめくドレープなど、J.W.アンダーソンにしか生み出せない独自性の強いスタイルが印象的だった。歪めたり崩したりと意表をつくデザインではあるものの、ウェラブルであるということも特筆しておきたい。ボタンの付け替えによって長さを調整できるスカートや様々なルックに追加されたポケットは、スポンテニアスの要素と実用性を強調している。コレクションに大きなテーマを設けたというよりも、一つひとつのルック全てに意味があるようだった。全体像を把握するのが容易ではない分、その魅力に引き込まれる。高いクリエーションが目立つが、観る者を敬遠することなく程よい距離感で人々を引き付けるのが、J.W.アンダーソンの魅力なのだ。
2017年02月23日『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラとジェイミー・ベル婚約した。2014年に『ファンタスティック・フォー』の撮影現場で知り合い、交際が始まった2人は、2015年5月にMETガラに一緒に出席し、ニューヨークやロサンゼルスなどでデートもしばしば目撃され、順調な関係を続けてきた。今月、ニューヨークでケイトが左手薬指に大きなダイヤモンドの指輪をつけていたことから、婚約のうわさが立ち、2人の代理人が事実だと認めた。2人からコメントなどは出ていないが、33歳のケイトは8日(現地時間)に自身のツイッターに婚約指輪がはっきりと映った写真をアップしている。30歳のジェイミーは、エヴァン・レイチェル・ウッドと結婚して一児をもうけたが、2014年に離婚している。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月16日J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が2017-18秋冬メンズコレクションを発表した。
2017年01月15日J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)の2017年リゾートコレクションを紹介する。ジョナサン・アンダーソン手掛ける今季は、2017年春夏メンズコレクションに通じるところがある。一際目を引く抽象画のようなモチーフ。デフォルメされたような大きな鼻と口、そして厚いまぶたを持つ一人の女性は、髪を青やパープルに染め上げてニットトップスの上に登場している。2016年春夏シーズンで見かけた、パズルのようなモチーフは、彼女のオリエンタルな美しさを引き立てるように周りを囲んで存在している。ジョナサンは、こういったチャーミングな遊びが上手い。モデルの顔の半分くらいある大振りなピアスには、おすましした表情を添えて。甲を覆うほどのレザーシューズには、円柱状のヒールを合わせて、おもちゃのようなポップな姿に仕上げている。一見シンプルなワンピース、オールインワン、ワイドパンツにも、様々な仕掛けが健在。マルチストライプのワンピースは、随所につまんだような膨らみがあり、胸の辺りには細かな切替が。合わせたパンツは、足首の上あたりまでカッティングされ、ゆるりと広がった裾をあえてブラックのリボンで結わいて、フォルムに強弱をつけている。ホワイトのワンピースは、ポンチョのようなものを幾重にも重ね、進化型のティアードドレスといった具合。一枚一枚の生地の裾には透かし糸を取り入れて、女性らしさを香らせている。
2017年01月12日熱狂的ファンを多く持つウェス・アンダーソン監督が、2009年に製作した『ファンタスティック Mr.FOX』のようなストップモーション・アニメを製作中。声優にエドワード・ノートン、ジェフ・ゴールドブラム、ボブ・バラバン、ブライアン・クランストン、ビル・マーレイを起用したことはすでに発表していたが、このたび監督自らがこの映画についてプレゼンテーションする動画を公開し、スカーレット・ヨハンソン、オノ・ヨーコ、ティルダ・スウィントン、リーヴ・シュレイバーなどの豪華キャストがさらに決定したことを伝えた。動画は、淡々と語るアンダーソン監督の後ろでたまに顔を覗かせるエドワード・ノートンとのやり取りがおもしろい。監督が「エドワード演じる『レックス』という名の犬のシーンをちょっと見せよう」と言って見せてくれたシーンは、犬が3秒ほど映るだけ…。「それじゃセリフもないし僕が演じてるってわからないよ!」とツッコむエドワードに「僕はそう思わない」と真顔で返す監督。この2人が動画に出演した理由は、映画のプレゼンテーションだけでなく、マーティン・スコセッシ監督が1990年に設立した映画の修復や保存活動を行う団体「ザ・フィルム・ファンデーション」への寄付を募るのが目的だという。募金は1口10ドルから受け付けており、締め切りは40日後。募金した人の中から抽選で1組(2名)が『Isle of Dogs』(原題)の撮影現場を訪れたり「犬」としての出演権が与えられるそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年12月22日ケイティ・ホームズが恋人とうわさされるジェイミー・フォックスとメキシコへ旅行、自身の38歳の誕生日を祝ったようだ。ケイティとジェイミーは16日(現地時間)、ロサンゼルスの空港からプライベートジェットでメキシコのカボ・サンルーカスに向かった。乗客は2人きり、乗務員もパイロット2人だけだったという。現地に到着すると、2人はリムジンに乗り込み、高級リゾートホテル「ラス・ベンタナス・アル・パライソ」にチェックインした。「Us Weekly」誌によると、2人はホテルの中でもほかの宿泊客と顔を合わせることのない、人目につかないスイートに滞在。食事や必要なものは専用の執事が運んだという。ケイティの誕生日は18日だが、2人は当日を待たずに1泊だけして17日にチェックアウトし、同日夜にはロサンゼルスに戻った。1年以上前から交際がうわさされているが、2人とも現在に至るまで肯定も否定もしていない。誕生日当日、ケイティは元夫のトム・クルーズとの間にもうけた10歳になる娘・スリと過ごしたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月20日J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が17年リゾートコレクションを発表した。
2016年12月16日ロエベ(LOEWE)がクリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンによる新ストアコンセプトの世界最大規模となるスペイン初の旗艦店「カサ ロエベ マドリード」をオープンした。ロエベのヘッドオフィスにも程近い、スペインの首都・サラマンカ地区の中心に位置する同ショップ。広さ1,000平方メートルの店内では、メンズ、ウィメンズ、アクセサリーの各フロアの他、エキゾチックレザーのアイテムやメイド・トゥ・オーダーコーナーなども展開する。内装には、クリーム色のスペインメイドの大理石や木材、国際的に活躍する敷物織職人のジェイソン・コリングウッド(Jason Collingwood)が織ったカーペットを始めとする温かみのあるニュートラルな素材などを採用。また、英国のオリジナルアンティークや、アンダーソンが選んだアンダーソンは同ショップのために、エドマンド・ドゥ・ヴァール(Edmund de Waal)、リチャード・スミス(Richard Smith)、グロリア・ガルシア・ロルカ(Gloria Garcia Lorca)などの作品を収集。その中でも最も有名だとされるハワード・ホジキン(Sir Howard Hodgkin)の過去・現在・未来をテーマにしたハンドペイントのアクアチント版画は、壁全体に広がるように展示された。また、店内には英国の教育者でフローリスト、作家でもあったコンスタンス・スプライ(Constance Spry 1886から1960年)の人生と功績にインスパイアされたフラワーショップも併設されている。
2016年12月15日ロエベ(LOEWE)が11月16日、ジョナサン・アンダーソンのクリエイティブ ディレクションによる初のフレグランス「LOEWE 001」(50ml/1万300円、100ml/1万4,200円)を発売した。同フレグランスは、二人が初めての親密な夜を過ごした翌朝の純真な想いや不確かな約束を表現したもの。ウーマンとマンの2タイプで展開され、それぞれのフレグランスは深くリラックスさせるウッディからやがて濃密なムスクへと重なり、異なりながらも完璧に互いを引き立て合っていく。ウーマンは、タンジェリンとベルガモットのトップノートと、サンダルウッドのミドルノート、ジャスミンとバニラのラストノートで構成。マンは、同じトップとミドルノートを採用し、最後にシダーとムスクのアンダートーンを組み合わせた。また、パッケージには16SSウィメンズコレクションにプリントとして登場した、カール・ブロスフェルトの植物写真を採用。同作には、モダンクラフトと純粋なクリエイティビティーのもとに創業されたロエベの真髄が抽出されている。
2016年11月29日『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のウェス・アンダーソン監督が、「H&M」ホリデーシーズンのショートフィルムを製作。アンダーソン監督作品の『ダージリン急行』や『グランド・ブダペスト・ホテル』でおなじみのエイドリアン・ブロディを主演に起用している。「H&M号ウィンターエクスプレス」の車掌・ラルフを演じているエイドリアン。悪天候のため目的地の到着が大幅に遅れることになってしまったクリスマス当日、ラルフは同じ列車に乗り合わせた見知らぬ乗客同士を食堂に集めて心温まるサプライズを贈る。映像にはレトロなインテリアや制服、色使い、ドールハウスのようなセットなど、アンダーソン監督ならではのこだわりが散りばめられている。最後はジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」が流れ、1人旅をしていた少年も食堂にやってきて、乗客たちとハッピーな時間を共に過ごす。そしてショートフィルムが最も伝えたいメッセージは、「共に過ごす(Come Together)」という文字がクローズアップされる。YouTubeでは字幕ボタンをクリックすれば、日本語字幕で視聴も可能。アンダーソン監督が描くクリスマスの世界をぜひご覧になってはいかがだろうか。(Hiromi Kaku)
2016年11月29日H&Mが16年ホリデーコレクションの発売日である11月28日より、近年最も尊敬されている監督の一人であるウェス・アンダーソンが手掛けた16年ホリデーキャンペーンフィルムのショートバージョンをTVコマーシャルにてオンエアしている。また、約4分のフルバージョンも公式ホームページにて公開中だ。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』や『グランド・ブタペスト・ホテル』などの映画を手掛けてきた著名映画監督のウェス・アンダーソンが監督を務め、アンダーソンの長年のコラボレーターである俳優のエイドリアン・ブロディが主演を務めた同キャンペーンフィルム。「Come together -共に過ごそう-」をテーマに、冬景色の中を走るマジカルなクリスマス列車「H&M号ウィンターエクスプレス」の車内で起こる物語が映し出された。ブロディが演じたのは、クリスマス列車「H&M号ウィンターエクスプレス」の車掌さん。H&Mのホリデーコレクションを身に付けた乗客たちが、「H&M号ウィンターエクスプレス」の席に座って雪景色の中でクリスマスを祝う。同コレクションはレディース、メンズ、キッズのアイテムで展開されており、フィルム内でも、ラメディテールがゴージャスなグレーニットや、ドレスアップに最適なシャープなブレザー、柔らかい素材のセーター、ミモレ丈のメタリックプリーツスカートなどのエレガントなアイテムの数々が登場している。ブロディは同フィルムについて、「このH&Mクリスマスフィルムのクライマックスはすべての乗客が車掌車に集まり、温かいココアを楽しむところです。列車に乗り合わせた知らない者同士の集まりは、シンプルでありながらもホリデースピリットを素敵に表現しています。知らない人にハグすることが必要となっているような今の世の中では、もしかするとさらにこのような温かみのあるシーンが心に響くのかも知れません」と語っている。
2016年11月29日第87回アカデミー賞で4部門を受賞したウェス・アンダーソン監督の代表作『グランド・ブダペスト・ホテル』(4,500円)のメイキング・ブックが、12月23日に3,000部限定で発売される。同書では、ウェス本人が同作を含む作品づくりについて語ったインタビューをはじめ、主演のレイフ・ファインズや、音楽・衣裳・撮影などアカデミー賞受賞に導いた豪華スタッフ陣へのインタビュー記事を収録。さらに、ウェスが影響を受けた映像作品も詳細に紹介された。その他、インスピレーション源となったツヴァイク作品も収録される他、映画理論家のデイヴィッド・ボードウェルをはじめとした批評家たちによる論考も掲載。ウェスならではのスタイリッシュでキュートな世界観の秘密がわかる貴重なメイキング・ブックとなっている。【書籍情報】『グランド・ブダペスト・ホテル』著者:マット・ゾラー・サイツ訳:篠儀直子出版社:ディスクユニオン上製/256ページ/A4変型発刊:2016年12月23日価格:4,500円
2016年11月29日ジェイミー・フォックスが、コメディ映画『All-Star Weekend』で監督デビューを果たす。脚本も自ら書き下ろし、主演も兼任する。その他の情報主人公は、レッカー車の運転手マリック(フォックス)とダニー(ジェレミー・ピヴェン)。バスケットボールの熱烈なファンのふたりは、NBAオールスターのチケットを手に入れる。試合に向かう途中、ふたりはミステリアスな美女(エヴァ・ロンゴリア)に遭遇。そして、思いもかけぬ展開から、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされることになる。フォックスの最近作はミュージカル『ANNIE/アニー』。次回作は、来年2月北米公開予定のスリラー『Sleepless』。共演はミシェル・モナハン、ガブリエル・ユニオン。来年3月にはアクションコメディ『Baby Driver』も控える。共演はリリー・ジェームズ、ケビン・スペイシー、アンセル・エルゴート、ジョン・ハム。文:猿渡由紀
2016年10月27日J.W.アンダーソンJ.W.Anderson)の2017年春夏コレクションは、縦の流線に絞りや膨らみを組み合わせたドレスやアウターが存在感を発揮。鮮やかなカラーを取り入れながらも落ち着きのあるパレットにあらゆるデザインが載せられていく。ファーストルックを飾ったのは、袖のリボンが立体感を感じさせるホワイトのブルゾン。ボンバージャケットをベースのデザインに、フリンジやボンディング、ベルトを加えボリューム感をもたらしてる。それとは対照的にアシンメトリーのスカートはドレープ感が美しい。ブーツの青との対比も不思議な溶け合いを見せている。小物の使い方が巧みなルックも紹介しよう。ブラックのパイピングがデザインにメリハリを加えているイエローのドレスには、タータンチェックの短靴をプラス。手元にはレッドのレザーバッグを合わせ、色彩と素材感の両面からコーディネートに深みを与えている。ネックと袖、裾に捲り上げたような丸い膨らみのあるニットは、フェミニンな柔らかみを象徴するような美しさ。ボディのストライプと呼応するように、スカートは縦の布の組み合わせで、同系色ながら、異素材の風合いの違いが程よく共鳴している。落ち着いた色味の中から溢れ出る女性らしい色気は、時折現れるヴィヴィッドなカラーに後押しされ、今季のJ.W.アンダーソンが描く世界が映し出された。
2016年09月25日