アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督のもと、主演を務めたレオナルド・ディカプリオが本年度アカデミー賞をはじめ、賞レースを席巻した『レヴェナント:蘇えりし者』。今回は、念願のオスカー獲得につながったディカプリオの俳優魂を明らかにする、7つの“過酷すぎるチャレンジ”に注目した。本作の舞台は、19世紀、アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(ディカプリオ)は、狩猟チームメンバー、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)の裏切りで置き去りにされてしまうばかりか、目の前で愛する息子を殺されてしまう。フィッツジェラルドに復讐を果たすため、“生きる”という意志だけを武器に、グラスは厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、約120キロの容赦ない旅を生き延びようとする――。本作で何より注目を集めるのは、まさに文字どおり“渾身”で挑んだディカプリオの熱演だ。その中の7つの過酷なチャレンジについて迫った。■チャレンジ1:手付かずの大自然を相手に挑んだ撮影!本作の撮影でロケ地として選ばれた場所は、手つかずの自然が残るリアルな未開の土地で、あらゆる場所に点在した撮影ポイントは100か所近くに及んだという。しかも、アカデミー賞史上初、3年連続の撮影賞受賞を果たしたエマニュエル・ルベツキによる撮影は、自然光のみを使うというこだわりのため、1日の内、実際に撮影に使用できた時間は1時間半程度。そのために8~9時間に及ぶリハーサルを行い、ミスの許されない状況の中で毎日撮影が行われた。まるで鑑賞者がその場に居合わせたかのように感じる臨場感は、こうして作り上げられたのだ。■チャレンジ2:バナナで釘が打てる!気温がマイナス27度まで低下することも!手つかずの大自然が広がる土地はとにかく寒く、時にはマイナス27度まで気温が下がったことも。クルーたちは、お互いに凍傷の兆候がないか確認し合ったほどだったという。ディカプリオも「低体温症になりかけたし、何度も風邪を引いたよ」と語っている。しかし、そんな過酷な冬の寒さを相手に、ディカプリオは裸になり、雪にも埋まり、さらには極寒の川にダイブするという荒業をやってのけ、グラスの経験にリアリティを生み出している。■チャレンジ3:本物そっくりのゼリーがあるのに、バイソンの生レバーを食す!劇中で、グラスは木の根を食べ、川で手づかみした魚をそのまま食し、飢えを回避する。それらのシーンも非常に印象的だが、最も衝撃的なのは、ベジタリアンといわれるディカプリオがバイソンの生肉を食らうシーンだろう。このシーンの撮影にあたり、撮影班は本物そっくりのゼリーで作ったレバーを用意したが、ディカプリオはそれを使うことを拒否。リアルさを追求するため、本物の生レバーを食した。思わず咳き込んで吐き出すも、演技を超えた本気のそのリアクションは、そのまま本編に使用されている。■チャレンジ4:鼻の骨を折るほどの格闘シーン!劇中で、重傷のグラスを置き去りにするばかりか、彼の最愛の息子を殺害してしまう非情な男ジョン・フィッツジェラルド。アクションシーンにもリアルさを求めた監督は、終盤、グラスを演じるディカプリオと、フィッツジェラルドを演じるトム・ハーディを実際に殴り合わせた。その過程でディカプリオは鼻を骨折。それでも撮影は続行され、並のアクション映画を超えるほどの迫真のアクションシーンが完成することとなった。■チャレンジ5:世界で話せる人はほとんどいない!?先住民族の言語をマスター!当時の人々の様子もリアルに描くことにこだわった本作。実在する部族も描かれており、歴史研究家も作品に多くのアドバイスを送っている。グラスは部族の女性と結婚しているため、矛盾を生まないよう、ディカプリオは本物の部族の中でも現在では話せる人が10人未満と言われる2種類のネイティブ・アメリカンの言語を習得した。劇中では、息子とのやり取りや回想シーンで、ディカプリオがこれらの言葉を使いこなすところが目撃できる。■チャレンジ6:役作りに1年半! ヒゲを伸ばし続けたのは映画のためだった!リアリティにこだわり抜いた撮影は、なんとあごヒゲにまでも及んでいた。ディカプリオは2014年の冬ごろ、かなり伸びたあごヒゲが端正な顔立ちを台無しにしていると話題になり、世界中を悲しみに暮れさせたが、これは本作に向けた準備だったのだ。当時のハンター、グラス役として求められる量のあごヒゲを蓄えるのにかかった期間は1年半。それだけの間、プライベートでの見てくれには脇目もふらず、ヒゲを伸ばし続けたディカプリオの役者魂には感服だ。■チャレンジ7:まさかのノースタント! 熊に襲われるシーンでは実際に地面にたたきつけられた!劇中で、グラスは灰色熊に襲われて重傷を負う。このシーンばかりはCGも使用されたが、その撮影は過酷を極めた。熊に襲われるグラスの姿を再現するため、ワイヤーで吊るされたディカプリオを何度も地面にたたきつけるという撮影は、スタントマンなしで、1週間に渡って続いたという。劇中で熊に襲われながらグラスが見せる苦悶の表情は、実際にディカプリオが見せたリアルな反応そのものなのだ。ちなみに、熊はどう見ても実物にしか見えないリアルさで、思わず手に汗握る迫真のシーンとなっている。こうした過酷過ぎる撮影は、すべて映画の“リアルさ”のために行われている。CG、スタントといった手法があふれる現代にありながら、ハリウッドの大作映画にもかかわらず、それらの手段をあまり使用せずに撮影された本作の映像からは、大自然の過酷さや登場人物の動きを、まるでその場に居合わせたかのようなリアルさで体験できる。その中で描かれる親子の深い愛と、そこから紡ぎだされる奇跡のサバイバル。まさに唯一無二の映像体験といえそうだ。『レヴェナント:蘇えりし者』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日これまで“無冠の帝王”といわれていたレオナルド・ディカプリオに、初の「アカデミー賞」主演男優賞をもたらした『レヴェナント:蘇えりし者』。このほど、5分強に及ぶ彼のインタビュー映像が到着、オスカー獲得へ導いた本作への熱い思いや、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督との信頼関係が明らかになった。本作の舞台は、19世紀、広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(ディカプリオ)は、狩猟チームメンバー、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に愛する息子を殺され、さらに森に1人置き去りにされてしまう。グラスはフィッツジェラルドに復讐を果たすため、極寒の大自然の脅威の中、交戦中の部族の熾烈な襲撃をも交わし、約120キロの容赦ない旅を生き延びなければならなかった――。ディカプリオが、目の前で息子を殺され復讐心をその胸に宿す主人公を文字通りに体を張って熱演、悲願の「アカデミー賞」を手にした本作。到着した映像では、まず、65年ぶり史上3人目の快挙となる“2年連続の「アカデミー賞」”を獲得したイニャリトゥ監督について絶賛している。「(イニャリトゥ監督作品は)“ハリウッド映画”の型にはまらない作品ばかりだ。今回は壮大な作品で彼の個性が生きているよ」。イニャリトゥ監督と、史上初となる3年連続の同撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキの仕事ぶりについても、「何度もリハーサルを重ね、複雑な動きのショットを練り上げるんだ」、「バーチャル・リアリティの世界に入ったように主人公たちの体験を味わえる」と語る。映像の後半で、自身の演じたグラスの役どころに話が及ぶと、力強い言葉が次々と彼の口からあふれてくる様子が伺える。さらに父と子の絆の話になると、心なしか、優しい眼差しで“父親・グラス”そのもののようなディカプリオの姿を、目にすることができる。以前、別のインタビューでは本作を「ドキュメンタリーに近い作品だ」と語り、「熊のシークエンスは、映画史上、見たことがないものになっている。観客としてもう一つ別の感覚を手にしたかのような気になるだろう。アレハンドロとルベツキが一緒に成し遂げたことは、それほどパワフルだ」と懐述していたディカプリオ。物語の発端となる臨場感たっぷりのこのシーンに代表されるように、人間が“生き抜く”かつてないほど壮大で、本質的な映画体験を、ディカプリオ自身も肌身で感じていたに違いない。『レヴェナント:蘇えりし者』はTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月22日昨年交際のうわさがあったレオナルド・ディカプリオとリアーナが、週末に行なわれた音楽フェスで一緒にいたのを目撃された。レオとリアーナは16日(現地時間)はカリフォルニアで開催されていたコーチェラ・フェスティバルのアフター・パーティ、ネオン・カーニバルの会場で一緒にいるのを目撃された。2人は別々にパーティに来ていたが、会場内で隣り合わせのテーブル席になり、レオの方から彼女に挨拶をしたと「E!News」は伝えている。リアーナは女友だち2人とボディガードが一緒だった。目撃者によると、親密そうに話をしていた2人だが、特にレオが熱心に話しかけ、リアーナは笑顔で応えていたという。昨年2月頃から交際のうわさが立ち、目撃情報も何度か続いた2人だが、いつの間にか自然消滅。レオはその後、15歳下のモデル、ケリー・ローバックと交際していたが、今年になって破局が報じられた。リアーナはF1レーサーのルイス・ハミルトンとの仲がうわさになったが、こちらはルイスが「ただの友だち同士」と交際を否定した。現在フリーな2人だが、関係者の1人は「ただの友だち同士で、いまもつるんでいるだけ」と言う。音楽の趣味が似ているので、ライブやフェスなどで偶然一緒になる機会が多いのだという。2人とも現在は、恋愛する相手を探してはいないそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月20日「サラベス」より、ピーナッツバター&ジェリーサンドウィッチにインスパイアされた新作メニュー『PBJフレンチトースト』(1,450円・税込)を国内全店(新宿/品川/東京/大阪)にて2016年4月1日(金)より提供する。(大阪は8日より) アメリカやカナダの家庭で子供から大人まで広く親しまれているピーナッツバター&ジェリー(ゼリー、ジャム)サンドウィッチ、略して“PBJ"。それをヒントにした 『PBJフレンチトースト』 は、 バターの風味がほのかに香るサラベス特製ハッラーブレッドに、 濃厚なピーナッツバターフィリングを挟んで焼き上げた一品。ふわふわした生地の中からとろけるピーナッツバターフィリングのクリーミーさと、 ラズベリーソースやベリーの酸味が相性ぴったりだ。 【詳細】サラベス 『ピーナッツバター&ジェリーフレンチトースト』 販売概要・価格:1,450円(税込)期間:2016年4月1日(金)~ ※大阪店のみ4月8日から販売店舗:・ルミネ新宿店新宿区新宿3-38-2 ルミネ2 2F/TEL.03-5357-7535(JR新宿駅 南口 徒歩1分)・品川店 港区港南2-18-1 アトレ品川 4F/TEL.03-6717-0931(JR品川駅 港南口 徒歩3分)・東京店 千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング南館2・3F/TEL.03-6206-3551(JR東京駅 八重洲北口 徒歩2分)・大阪店 大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ B1F/TEL.06-6147-7257(JR大阪駅 直結)
2016年04月01日先日、半年にわたるプロモーションの終焉の地として、約2年ぶりに来日したレオナルド・ディカプリオ。このほど、その渾身の主演作『レヴェナント:蘇えりし者』から、念願のオスカー受賞となった本作について自身が解説する特別映像が到着した。舞台は19世紀のアメリカ、その広大な大地のほとんどが荒野だった時代。狩猟中に熊に喉を裂かれ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの1人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を目の前で殺されてしまう。“生きる”という純然たる意志だけを武器に、グラスは厳寒の大自然のなか、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わしながら、フィッツジェラルドに復讐を果たすため、約300キロの容赦ない旅を生き延びようとする――。ディカプリオが鬼気迫る演技で、愛する息子への思いと復讐心で壮絶なサバイバルに挑む本作。監督・脚本・製作を務めたアレハンドロ・G・イニャリトゥは、いまだかつてない製作費と相当な準備期間をかけて、大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9か月間のロケ撮影を敢行。監督として2年連続のオスカーを獲得し、ディカプリオもそのビジョンと手腕に大絶賛を贈っていた。今回の映像でディカプリオは、「これは1人の男の壮大な物語だ」と本作について明かす。マイケル・パンクによる本作の原案小説のように、グラスの物語は、限界を超えた体力と精神力を持つ男の驚異的な話の1つとして長らく語り継がれてきたものだ。そんなグラスの逸話の根底に流れる共感を呼ぶテーマを、イニャリトゥ監督は掘り下げることになった。最愛の息子という大きな喪失にも関わらず、グラスは瀕死の状態を生き延び、何があっても先へ進もうと意思を固める。まさに、彼は死の淵から戻り、“レヴェナント”(黄泉の国から戻った者)となるのだ。さらに、別のインタビューでディカプリオは、「アレハンドロの手にかかると、人間の精神力の素晴らしさ、そして大きな障害を乗り越えるために必要なものについても描かれ、復讐ものというよりも、さらに深みのある話になっていると思う」とも語っている。果たして、蘇えった者が下す復讐の先に“何があるのか”?ますます気になるところだ。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月27日第88回アカデミー賞で悲願の主演男優賞を手にしたレオナルド・ディカプリオが来日!3月23日(水)、都内で行われた主演作『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)の記者会見に出席した。日本の地を踏むのは、2014年1月の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(マーティン・スコセッシ監督)来日プロモーション以来、2年1か月ぶり10度目で、もちろんオスカー受賞後は初めて。会見にはスチール250人、記者150人、TVカメラ50台、総勢500人の報道陣が駆けつけ、ついにオスカー像を手にしてディカプリオを熱烈祝福!ちなみにオスカー像は「自宅のリビングに飾ってあるよ」と明かしていた。ディカプリオがハンティング中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負った上に、目の前で息子を殺され、復讐心をその胸に宿す主人公ヒュー・グラスを熱演した本作。ほとんどセリフがない難役に加えて、「バイソンの生レバーを食べた」「格闘シーンで鼻の骨を折った」といった過酷な役作りが高く評価されている。オスカー獲得後の“変化”については、「まだ数週間前の出来事だから、俳優としてどう変わっていくかは未知の領域だね」と言葉を選んだが、「ただ、願わくば今後も変わることなく、夢や理想をとことん追求し、納得いく作品をつくっていければ。映画という芸術が大好きだからね。賞はありがたいけど、目的ではないし」と俳優としての揺るがぬポリシーを語った。ディカプリオの主演男優賞受賞に加えて、 イニャリトゥ監督が史上3人目となる2年連続の監督賞、エマニュエル・ルベツキが3年連続の撮影賞に輝いており、「いまふり返っても、どう撮りあげたのか分からないほど、とてつもない作品。永遠に残る芸術作品であり、僕にとっては誇りなんだ。撮影というよりは、壮大な旅をした気分だよ」と手腕を発揮したクリエーターを讃えていた。今回の来日で楽しみにしていたのは、桜だそうで「何度も日本に来ているけど、桜のシーズンは初めて。ちょうど開花したと聞いて、喜んでいるよ」と満面の笑み。また、本作とも深い結びつきがある環境問題について熱弁する場面もあった。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日『レヴェナント:蘇えりし者』で第88回アカデミー賞主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオが、ガールスカウト・クッキーの販売に図らずも協力していたことが分かった。先月28日(現地時間)に行われた授賞式では、ガールスカウトの女の子たちが客席内でクッキーを販売、売り上げ額は6万5,243ドル(約743万円)になったが、司会のクリス・ロックから「3,000万ドル(約34億円)稼いだじゃないか!」とけしかけられていたレオナルドももちろん購入。買い求めたクッキーの箱を早速開けて見ている姿を撮られたが、ニューヨークのガールスカウトの女の子たちがこの写真を使って手作りの販促ポスターを作ったのだ。写真をプリントアウトした紙には「これはレオです。レオはオスカーが欲しかった。レオは授賞式でガールスカウト・クッキーを買いました。レオはオスカーを受賞しました。レオはスマートです。レオみたいに、ガールスカウト・クッキー(1箱4ドル)を買ってください」と手書きのコピーが添えられている。ガールスカウト側はABCニュースの取材に、写真が面白かったので使うことを思いついたと話している。効果は抜群だったようで、販売場では多くの人がポスターに目を留めて立ち止まり、女の子たちはクッキーを売り込むチャンスに恵まれたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月15日レオナルド・ディカプリオが俳優として実に5度目のノミネートで、悲願のアカデミー賞「主演男優賞」を獲得した『レヴェナント:蘇えりし者』。このほど、レオナルドが同「監督賞」を2年連続で受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ、そして臨場感たっぷりの映像で「撮影賞」を3年連続で受賞したエマニュエル・ルベツキとともに、本作のテーマについて熱く語る特別映像が解禁となった。本作は、レオナルドが、19世紀アメリカの未開拓の荒野を仲間たちと移動する途中で、熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負った上に、目の前で息子を殺され復讐心をその胸に宿す主人公ヒュー・グラスを熱演した文字通りの渾身作。実在したハンターの揺るぎない息子への愛と絆を鬼気迫る演技で表現し、ついにオスカーを手中に収めた。また、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と本作で65年ぶり史上3人目の快挙となる2年連続の「監督賞」を受賞したイニャリトゥは、脚本・製作も務め、いまだかつてない製作費をかけて、大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9か月間のロケ撮影を敢行。撮影監督を務め、3年連続「撮影賞」受賞という史上初の快挙を達成したルベツキは、大きく引いたロングショットとクローズアップを駆使して圧倒的な映像を作り上げている。到着した映像でレオナルドは、「全く新しい感覚だ。あまりの臨場感に息をのむだろう」と明かす。それは、ルベツキと再びタッグを組んだ監督がユニークな撮影スタイルを屋外へ持ち出し、広大な土地をなめらかに進むカメラワークと、登場人物たちの息づかいが聞こえるほどのクローズアップを多用したことだけに留まらない。「グラスの身に起きた悲劇を壮大なスケールで描くと同時に、彼の精神を映し出している」と監督自身が分析するように、そこには映像に加えて、感情移入できる普遍のストーリーがある。「父と息子の愛を最も丁寧に描いた。本作の核となるからだ」と監督が明かすように、レオナルドは最愛の息子を失い、燃えたぎるような復讐心を原動力に、想像を絶する過酷なサバイバルへと身を投じていく父親を演じる。多彩なキャラクターを演じてきたレオナルドにとって、グラスは全く新しい役へのチャレンジとなった。「これまで、私はさまざまな形で考えを多くの言葉ではっきり伝えるキャラクターを演じてきたから、この役を演じることはユニークなチャレンジだった」と語り、ほとんど言葉を使わない生々しい演技が必要とされたことをふり返っている。多くを語らぬとも、その視線、息づかい、身のこなし方などから、壮絶な男の生還を体現してみせたディカプリオ。そんな彼を余すところなくとらえた鮮烈な映像を、ここからも確かめてみて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日先月28日(現地時間)にアカデミー賞主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ。授賞式後のパーティでは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(’13)で妻役だったマーゴット・ロビーとダンスしたそうだ。マーゴットは「彼はいつもクールに落ち着いているの。(受賞後も)すごく落ち着き払った様子だった。だから私は『リラックスして!オスカーを獲ったじゃない!踊ましょうよ』と言ったら、彼も『OK』って」と語った。「People」誌によると、授賞式でプレゼンターを務めたマーゴットは主演男優賞発表時、レオの名前を聞くや喜びのあまり「叫んだわ。本当に叫んじゃった」とか。授賞式後にアフター・パーティやレストランで過ごした後、レオと仲間たちはハリウッド・ヒルズの邸宅でプライベート・パーティを行なったが、そこにいたのがイギリスのリアリティTVスターのローレン・ハットン。2014年にカリブのリゾート地で知り合った2人は先月再会、レオがロサンゼルスに招待したらしい。パーティは午前8時まで続いたという。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月03日俳優のレオナルド・ディカプリオが、オスカー像をレストランに置き忘れて帰りそうになったのだという。先月28日に行われたアカデミー賞で悲願の主演男優賞を獲得したディカプリオだったが、ハリウッドのレストラン、アゴにそのオスカー像を忘れたまま車に乗り込む様子をウェブサイトTMZが動画でおさめていた。その動画の中ではある男性がオスカー像を急いでディカプリオに手渡しながら「これも一緒に連れて行きたいんじゃないの?」と聞くとディカプリオは落ち着いた様子で「そこにいるダンに渡してくれるかな」と返答している。ディカプリオはアカデミー賞授賞式後、ガバナーズボールとヴァニティ・フェアのアフターパーティーに参加し、その後、友人たちとお祝いを続けるためにアゴに向かうことにしたようだ。ある目撃者はニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄に「レオは男友達たちと一緒にいましたよ。男だらけでしたね」とコメントしている。ルーカス・ハースやトビー・マグワイア、チャック・パチェコ、ヴィンセント・ラレスカ、『レヴェナント蘇えりし者』のプロデューサーであるアーノン・ミルチャン、クラブオーナーのリッチー・アキヴァ、母イルメリン・インデンバーケン、父ジョージ・ディカプリオ、義母ペギー・ディカプリオらがそのグループに参加していたそうだ。前述の関係者は「数人の男性たちはソファーの上に立ちっぱなしで、オスカー像を持ち上げたりみんなで手渡してみたりしていましたね」と続けていた。(C)BANG Media International
2016年03月02日アカデミー賞目前、さまざまなメディアで“悲願”のオスカー受賞を予見されているレオナルド・ディカプリオ。その話題の主演作『レヴェナント:蘇えりし者』から、彼が演じたヒュー・グラスの父親としての姿が浮かび上がるポスター画像と特別映像が到着した。舞台は19世紀アメリカ、広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ、置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう…。“生きる”という純然たる意志と“復讐”という憎しみだけを武器に、グラスは厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、約300キロの容赦ない旅を生き延びる――。大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間におよぶロケ撮影を敢行した本作。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』、そして助演男優賞の『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも、いまだ無冠のレオナルドが、格闘シーンで鼻を折るほどの体当たりの熱演を見せ、オスカー獲得に“王手”をかけている。そんな中、届いたポスター画像は、レオナルド演じるヒュー・グラスの父としての姿をとらえたもの。幼いころの息子を愛おしそうに抱く彼の表情は、これまでに見せたことがないほど印象的だ。本作で「作品賞」「監督賞」ともアカデミー賞2年連続受賞に期待がかかるアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督は、「父と息子の愛を丁寧に描いた。それが本作の核となっている」と明かしている。ところが、映像では一変して、「息子を殺した奴らに絶対に復讐する」と語るグラスの強い眼差しから、強い憎悪と復讐心を抱いていることが伝わってくる。演じたディカプリオは「父と息子の絆は、とても強い力で彼を突き動かす」と懐述する。瀕死の重傷を負ったまま置き去りにされながらも、これほどまでに生きようとしたのは、自身を置き去りにされたことではなく、息子への愛情から生まれた感情だったのだ。「追求したのは、生き残ろうとする本能の一番奥にあるものを見つけ出すことだった」と、その役作りについて語るレオナルド。まさに魂の熱演を見せた本作では、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で「主演男優賞」を受賞しており、悲願のオスカー獲得は世界中の注目の的。日本でも、Twitterには「#レオにオスカーを」というハッシュタグ付きで、「本作のレオの演技を正当に評価しなくっちゃ!」「今回こそは獲ってほしいよなぁ それに値する人だと思うよ!」といった応援メッセージが続々投稿されているという。臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、レオナルドの鬼気迫る演技、そして坂本龍一が手がけた畳み掛ける音楽。唯一無二の鮮烈で壮大な映画体験が、アカデミー賞でどう評価されるのか、引き続き注目していて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日レオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』の新たなポスター画像と特別映像が公開になった。本作の主人公は、過酷な自然環境下で死の淵から蘇ってサバイバルを繰り広げるが、その壮絶な魂の奥底には、最愛の息子を奪われた深い悲しみと、復讐への決意があるようだ。『レヴェナント:蘇えりし者』特別映像本作の主人公グラスは、愛する息子や仲間たちとアメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥る。まったく動くことができず、死の淵を彷徨うグラスを仲間のジョン・フィッツジェラルドは置き去りにすることを決め、グラスは極寒の地に放り出されるだけでなく、最愛の息子の命もフィッツジェラルドに奪われる。このほど公開になった映像では、グラスが必死に這って、すでに冷たくなってしまった愛する息子のもとにかけよる場面から始まる。グラスはそこでフィッツジェラルドに復讐することを決意し、過酷な自然環境下で傷を回復させ、約300キロもの旅に出る。本作は、壮絶なサバイバルを描いたドラマだが、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は、「父と息子の愛を丁寧に描いた。それが本作の核となっている」という。愛する息子への想いを胸に、必死に生き、旅を続けるグラスは、復讐を果たせるのか? 仮に果たせたとしてどんな結果が待っているのか? これまでに公開されてきた予告編/映像は、壮大な大自然や過酷なサバイバルに焦点をあてたものだったが、本作は観客の胸をうつ重厚なドラマもしっかりと描かれているようだ。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年02月26日俳優のレオナルド・ディカプリオが、モンゴルの探検の旅に9万5,000ドル(約1,084万円)も費やしたという。14日に開かれた英国アカデミー賞で『レヴェナント:蘇えりし者』のヒュー・グラス役で主演男優賞に輝いたディカプリオだが、今度はフブスグル湖への10日間の旅でまた野生の中でのサバイバルスキルを身に着けようとしているようだ。この旅路を率いるスウェーデン出身の探検家ヨハン・エルンスト・ニルソンはニューヨーク・ポスト紙に「僕がこういう旅をする際には、精神面での快適帯から引き出して、普段やらないようなことに挑戦してもらうんです。限界に挑戦すると、そこから得られるものはさらに大きいですからね。素晴らしい旅になりますよ」と語っている。この旅の最中、ディカプリオはヨルトに寝泊まりし、タカを使って狩猟をおこなったりすることになるというが、専用シェフが同行することになるそうだ。ディカプリオは『レヴェナント:蘇えりし者』の撮影現場における過酷な環境を口にしており、「たぶんあれは史上最高に難しい仕事の環境だったし、それはあの映画に参加した全ての人にとって同様だったと言えると思うよ」と説明していたほか、自然光を使用しての撮影であったため、間違いを犯すと撮影が翌日に持ち越されるなどして撮影に長くの月日を要したと話していた。(C)BANG Media International
2016年02月21日主演レオナルド・ディカプリオ、監督アレハンドロ・G・イニャリトゥ、そして音楽に坂本龍一という最強タッグで挑んだ『レヴェナント:蘇えりし者』 。本作で熱演をみせたレオナルドにオスカー獲得の期待がかかっているが、そんな彼の鬼気迫る演技と監督が語る特別映像がこのほど解禁された。舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう。“生きる”という純然たる意志だけを武器に、グラスは大自然の脅威中、厳しい冬の寒さに耐え交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐を果たすため約300kmの容赦ない旅を生き延びなければならない――。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で2015年の賞レースを総なめにし、オスカー4冠に輝いたイニャリトゥが監督・脚本・製作を務め、いまだかつてない製作費をかけて大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9か月間のロケ撮影を敢行した本作。既に第73回ゴールデングローブ賞では、作品賞など最多3部門、 第69回英国アカデミー賞では、主演男優賞や監督賞で最多5部門を受賞し、第88回アカデミー賞では最多の12部門にノミネートされ、数々の映画賞で高い評価を獲得し、そのほか何部門受賞するのか期待が高まっている。そこで最も注目が高まっているのは、主演のレオナルドのオスカー獲得。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも未だ無冠の彼が、2013年の俳優休業宣言を覆し本作への出演を快諾しただけあって、格闘シーンで鼻を折るほどの体当たりの熱演を見せ、注目を集めている。今回解禁されたのは、ディカプリオの迫真の演技と共にイニャリトゥ監督が語る映像。「レオは目だけで全てを語ることのできる俳優だ。わずかなセリフだけで、複雑に入り組んだ感情を同時に表現できる。身体や目で演技するんだ」 と監督が明かしている。また、2年連続のオスカー受賞が濃厚になっている監督ですら 「彼の演技は私の監督人生で初めてみる素晴らしさだった」 と絶賛している。さらにディカプリオは「僕はトム・ハーディの大ファンなんだ。彼ほど力強い俳優は他にいない」と共演者について語る場面も。そんな監督が話す映像と迫真の演技から、レオナルドのオスカー獲得に濃厚を示していることは明らかだ。またレオナルドが前回受賞を逃した際は、世界中のファンたちが落胆し、Twitterのトレンドワードに「Poor Leo(かわいそうなレオ)」が入ったりと、落選を嘆く声で溢れかえったが、今回も、レオナルドがオスカー像を追いかけるオンラインゲームまで登場し、レオナルドのオスカー獲得は世界中から注目されている。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月19日レオナルド・ディカプリオが、『レヴェナント:蘇えりし者』で主演男優賞に輝いた英国アカデミー賞授賞式後の15日(現地時間)、ロンドンのホテルで英国人モデルの女性と過ごしていたようだ。この女性はロキシー・ホーナーという24歳のブロンド美女。英国のリアリティ番組に出演していたジョーイ・エセックスの元恋人としても知られている彼女は、15日夜にレオの警備スタッフにエスコートされて彼が滞在中のホテルに戻るのを目撃された。大衆紙「The Sun」によると、2人はしばらく前にロサンゼルスで知り合い、今回渡英が決まったときからレオは一緒に出かけようと彼女を誘っていたという。再会を果たした2人は一晩中ずっと一緒だったそうだ。ロキシーは友人数名と一緒に、レオとは別々の車でホテルに戻って来た。ルックスも年齢も、これまでのレオの好みとぴったり一致するロキシーだが、報道後の17日(現地時間)にツイッターで「この業界では友だちなんて作れない。友だち以上の関係だと推測されないことなんてないから」とツイート。さらに「私たちはみんな別々に帰りました。友達同士がそうするようにね。ありがと、さよなら」と、ただの友人であることを強調した。ちなみに前日の14日、レオはTV司会者のローラ・ウィットモアと一緒にホテルへ戻り、朝までパーティをしていたという。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月18日俳優のレオナルド・ディカプリオが15日、タイオ・クルーズの元恋人ロキシー・ホーナーとホテルで夜遊びを楽しんでいたようだ。ロンドンのチルターン・ファイアハウスからホテルに戻ってきた際、ディカプリオのボディガードがロキシーを中へと案内している姿が目撃されており、2人はとても気が合った様子だったという。ある関係者はザ・サン紙に「レオとロキシーはしばらくまえにロサンゼルスで会ったことがあり、ロキシーのことを気に入っていたようです」「それでレオは英国アカデミー賞のためにロンドンに来た際に会おうと誘ったようです。それで会った際にはすぐにお互い夢中になっていたようですね。一晩中一緒にいましたよ」と話す。ロキシーは友人らと共にディカプリオの滞在していたローズウッド・ホテルまで案内されたというが、前日に行われた英国アカデミー賞式典で『レヴェナント: 蘇えりし者』により主演男優賞を獲得していたディカプリオは別の車で移動していたという。かつてディカプリオのことを「セクシーの定義」と口にしていたこともあるロキシーはその日、ディカプリオと噂もあるリアーナの曲『ワーク』に合わせて踊っているビデオをスナップチャットに投稿している。その前日にはイギリス人タレントのローラ・ウィットモアがディカプリオのホテルまで一緒に戻って朝まで遊んでいたと言われていた。(C)BANG Media International
2016年02月18日レオナルド・ディカプリオが『Conquest』に主演することがわかった。脚本家は、ディカプリオの最新作『レヴェナント:蘇えりし者』を書いたマーク・L・スミス。西海岸時間5日(金)に、パラマウント・ピクチャーズが競り落としたばかりで、ストーリーは明らかになっていない。その他の情報ディカプリオはまた、やはりパラマウントで製作されるマーティン・スコセッシ監督の『Devil in the White City』にも出演することになっている。19世紀のシカゴで暗躍した連続殺人犯についてのドラマで、ビリー・レイが脚色を手がける。ディカプリオは、このアワードシーズン『レヴェナント』で数々の賞を獲得しており、今月末のオスカーでも最有力候補と見られている。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー文:猿渡由紀
2016年02月08日1月30日(現地時間)に発表された全米映画俳優組合(SAG)賞で、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞した際、ケイト・ウィンスレットとハグをして喜び合った。主演男優賞のプレゼンター、ジュリアン・ムーアが「レオナルド・ディカプリオ」と受賞者の名前を読み上げるや、レオはすぐ近くにいたケイトのもとに駆け寄った。『タイタニック』(’97)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(’08)で共演した2人はしっかりとハグし合い、ケイトはレオの頬にキスして祝福した。SAG賞で過去8回候補になり、9度目のノミネートにして初受賞を果たしたレオはスピーチで、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督やスタッフ全員、そして「一緒に仕事をしたキャスト全員に感謝します。ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター、フォレスト・グッドラック、アーサー・レッドクラウド、デュアン・ハワード、そしてもちろん偉大なるトム・ハーディ」と共演俳優たちへの感謝を述べた。そして、自身の十代の頃をふり返り、若い俳優たちへのアドバイスとして、たくさんの作品を観て、映画の歴史を学ぶよう語りかけた。「映画の歴史をひも解いていくと、僕たちはみな、先人たちによって積み重ねられたものに頼っていることに気づくのです。だから、僕のインスピレーションになってくれた過去の俳優たち全てに、この場にいる全ての俳優に感謝したいです」。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月02日第73回ゴールデン・グローブ賞ではレオナルド・ディカプリオの「主演男優賞」(ドラマ部門)ほか、「作品賞」(ドラマ部門)「監督賞」の3冠を獲得し、第88回アカデミー賞においても「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「助演男優賞」など最多12部門にノミネートされている話題作『レヴェナント:蘇えりし者』。その劇場公開日が、ついに4月22日(金)に決定、併せて、悲願のオスカー獲得に王手をかけたレオナルドによる壮絶な本編シーンが解禁となった。19世紀、アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊にのどを裂かれ、瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ、置き去りにされてしまうばかりか、最愛の息子まで殺されてしまう。激しい怒りを力に変え、奇跡的に蘇えり、燃えたぎるような復讐を胸にフィッツジェラルドの追跡を開始するグラス。だが、その行く手には、想像を絶する苦難が待ち受けていた――。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で2015年の賞レースを総なめにしオスカー4冠に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥが、監督・脚本・製作を務めた本作。イニャリトゥ監督は大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間に及ぶロケ撮影を敢行、これまでアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも未だ無冠のレオナルドをはじめ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンら、注目のキャストが集結した。アカデミー賞では主要部門ほか「撮影賞」や「美術賞」「衣裳デザイン賞」など最多12部門のノミネートを誇る本作は、全米では去る1月8日から3,375館での拡大公開が始まったが、その初日の成績は記録更新を続ける『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を上回り、平日の興行でもトップに。先週末には同作を抑えて興行ランキング2位を獲得するなど快進撃を見せている。今回到着した映像では、いま最も熱い視線を浴びているレオナルドのオスカー獲得を決定づけるかのような、迫真の演技を目にすることができる。イニャリトゥ監督は「今回の撮影では、リズム、タイミング、勢い、沈黙と膨大な量の要求をしたが、レオは力強い存在感で、全てをこなした」と、ほかの俳優では決して耐えられなかったであろう試練に直面したことを強調する。そんな監督の言葉に応えるようにレオナルドもまた、「『レヴェナント:蘇えりし者』は、私の人生で最もやりがいのある経験になった」と語っており、自信のほどを明かしている。荒々しい呼吸音までもとらえた臨場感を極めた圧倒的な映像と、鬼気迫るレオナルドの熱演。まずは、緊迫と衝撃の本映像から確かめてみて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞の「作品賞」を含む4冠に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥが、主演にレオナルド・ディカプリオを迎え、監督・脚本・製作を務めた最新作『レヴェナント:蘇えりし者』。全米の拡大公開の直前となる現地時間の1月6日、ニューヨークのAMCロウズ リンカーンスクエアで、ニューヨークプレミアが開催され、音楽を担当した坂本龍一氏が急遽出席。ディカプリオや、イニャリトゥ監督、さらに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも注目を集めるドーナル・グリーソンら出演者がそろった豪華なレッド・カーペットが実現し、その際のインタビューの映像が到着した。『バードマン』で2015年の賞レースを総ナメにしたイニャリトゥ監督が、かつてない製作費をかけ、大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間のロケ撮影を敢行した本作。イニャリトゥ監督の2年連続オスカー獲得にも注目が集まる上、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』で4度のノミネートを果たすも、いまだ無冠のディカプリオが2013年の俳優休業宣言を覆して出演、体当たりの演技で悲願のオスカー獲得を狙う。また、『バベル』(’06)でも「美貌の青空」など坂本氏による2曲の楽曲を使用したイニャリトゥ監督は、坂本氏の大ファンであることを明かしている。「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ」と語り、「この作品には、映像から想像してもらうシーンが多い。説明は加えずに映像そのものが味わえる。あるのは映像と音、そして静寂と間だ。間が重要な役割を果たすのは会話と同じ。実際の言葉より、その場の空気や間で伝わることは多いんだ」と、坂本氏の音楽がかなり重要な役割を果たしていることに言及する。その音楽に大きく心を揺さぶられたと語るのはディカプリオで、「サカモト氏の音楽はこの映画のテーマそのものを表現していると思う。曲を聴くと、大きく心が揺さぶられるんだ」とコメントし、「初めて聴いたとき、まさに求めていた音楽だったから強く感銘を受けた」と語った。一方、セリフの少ないこの作品で音楽の占める役割は大きく、それが楽しみでもあり、プレッシャーでもあったという坂本氏は、「監督の要望にすべて応えられるような方法があればよいのだが、残念ながらこれという方法はない。だから崖を登るような監督の膨大な要求を一つ一つクリアしていった」と感慨深げにコメント。「映画が持つ力というのは素晴らしい。作曲すること自体が、僕のインスピレーションの源になりました。俳優たちの演技は見事で、感動的でした。そして、監督の力量は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものでした」と、ディカプリオをはじめとする俳優陣と監督に称賛を贈った。いよいよ日本時間1月11日(月・祝)には、ドラマ部門「作品賞」「主演男優賞」と「監督賞」「作曲賞」の4部門にノミネートされている第73回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が行われる。続く日本時間1月14日(木)にノミネート発表、同2月29日に授賞式となる第88回アカデミー賞に向け、本作がゴールデン・グローブでどれだけ賞を獲得するのか、熱い視線が注がれている。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月11日レオナルド・ディカプリオ(41)が、ケリー・ローバック(25)と破局したと報じられている。昨年の夏ごろからデートを重ねていた2人であったが、お互いの多忙な仕事のスケジュールのため数カ月前には破局を迎えていたという。ある関係者はピープル誌に対し、「2人は別れてもう数カ月がたちますよ。でも2人は友人関係をうまく築いています」、「2人はお互いにとても忙しいのです。ディカプリオは大きな映画の仕事がありますし、ケリーは世界的なスーパーモデルです。第三者の影があったからというわけではありません」と語る。ディカプリオは最新作『レヴェナント:蘇りし者』ですでにさまざまな映画賞にノミネートされているほか、アカデミー賞ノミネートもささやかれており、授賞式シーズンにはケリー同伴で登場すると見られていたのだが、2016年の年越し前には破局を迎えていたようだ。ディカプリオがサン・バルテルミー島で豪華な年越しパーティーを開催していた一方で、ケリーは家族と共に過ごしたと言われている。別の関係者は「レオは長年の友人ルーカス・ハースら男友達や、女の子たちとパーティーを楽しんでいましたよ」と語っており、その豪華なパーティーではジャスティン・ビーバーがパフォーマンスを行ったそうだ。(C)BANG Media International
2016年01月06日レオナルド・ディカプリオがモデルのケリー・ローバックと破局したようだ。レオナルドは年末年始をカリブ海のセント・バーツ島で過ごしていたが、そこにケリーの姿はなかった。「Us weekly」誌では関係者が、2人は1か月以上前に別れたと語っている。41歳のレオナルドと「Sports Illustrated」などで活躍する25歳のケリーは昨年6月頃から交際が始まったが、レオナルドは主演作『レヴェナント:蘇りし者』で映画賞シーズンを忙しく過ごし、ケリーも女優業に進出。ザック・エフロンとドウェイン・ジョンソンが主演するTVシリーズ「ベイウォッチ」の映画版でヒロインを演じることが決定した。関係者によると、破局はやはり互いの忙しさが原因。2人ともやらなければならないことが多過ぎて、話し合って関係の解消を決めたという。いまも友達同士で話もするが、恋愛は終わったという。レオナルドはセント・バーツ島でトビー・マグワイアやルーカス・ハースなど昔からの仲間たちや、同じく島に滞在していたジャスティン・ビーバーらと新年を迎えたが、ケリーは地元のコネティカット州で両親と過ごしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月06日トム・クルーズ、ジョニー・デップ、ブラッド・ピット……浮き沈みの激しいハリウッドで、スターの称号を手にいれた数々の俳優たち。その中で、アラフォー世代の代表といえば、やはりレオナルド・ディカプリオ、レオ様でしょう! コメディ、ラブロマンス、政治もの、西部劇などあらゆるジャンルの映画で、常に圧倒的な演技力をみせてくれるレオ様。近年の渋いレオ様ももちろんステキですが、遡ること約20年前。『タイタニック』(1997)で一世を風靡することになるレオ様ですが、そこに至るまでの彼の美しさといったら! 今見ても、キュンとしてしまうはずです。今回は、そんな若かりしレオ様の美しさが詰まった、代表的な3作品をピックアップ。改めて魅力を掘り下げていきましょう。“少年と大人の魅力” を併せ持つレオ様は必見!『バスケットボール・ダイアリーズ』『ギルバート・グレイプ』(1993)で演じた、知的障害を持つ少年・アーニー役で高い評価を得てから約2年後。少年の中に、大人っぽさをまといはじめたレオ様が挑んだ作品が『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)。ビートニクの詩人であり、ロックミュージシャンでもあるジム・キャロルの自叙伝「マンハッタン少年日記」の映画化で、レオ様が演じたのは主人公のジム役。ミッションスクールに通い、バスケットボールのチームメートとやんちゃに過ごしていたジム。最初はちょっとした不良少年でしたが、やがてドラックに手を出すとどんどんハマり、退学、家出、そしてホームレスにまで堕ちていき……。衝撃的なストーリーで、かなりヘビーなシーンも。それでも、少年と大人の魅力を併せ持つ、この時期ならではのレオ様の美しさ、存在感は鮮烈! 制服姿も新鮮でクール。スターへの階段をのぼりはじめた彼の輝きが詰まっています。レオ様史上NO.1の究極美が堪能できる『太陽と月に背いて』大人っぽさに加え、色気も漂う究極の美しさを発揮した作品が、『バスケットボール・ダイアリーズ』と同年、1995年に日本で公開された『太陽と月に背いて』。19世紀のフランス象徴主義の代表的詩人、アルチュール・ランボーと、ポール・ヴェルレーヌの宿命的かつスキャンダラスな関係を描いた本作。妻がありながらも、レオ様演じるランボーの才能と美貌に心を奪われ、その魅力にのめり込んでいくヴェルレーヌ(デヴィッド・シューリス)。2年間に及ぶふたりの蜜月、そして破滅的な別れが描かれていくのですが、ヴェルレーヌ同様、見ている私たちをも虜にしてしまうランボー(レオ様)! 海辺のシーンで、華奢なからだにひらひらとなびく、純白のシャツをまとったレオ様はハッとするほど儚げで美しく……。レオ様史上、最も美しい瞬間を閉じこめた作品、といっても過言ではありません。王道ラブストーリーで魅力全開!『ロミオ+ジュリエット』1997年、日本で公開された『ロミオ&ジュリエット』も、レオ様の魅力が際立つ作品。シェイクスピアの名作を、バズ・ラーマン監督が時代設定を現代に置き換えて映画化したもので、作品としても見応えたっぷり。対立するロミオのモンタギュー家と、ジュリエットのキャピュレット家の抗争シーンでは、スタイリッシュな映像の中、クールでカッコいいレオ様にキュン。また、ロミオ(レオ様)とジュリエット(クレア・デインズ)が、水槽越しに初めて出会うシーン、プールでのロマンティックなキスシーン、ふたりの結婚式のシーン…… どのシーンを切り取ってもレオ様の美しさが全開!悲劇のクライマックスまで、目が離せないレオ様版ロミオ。何度もリピートして観たくなること必至です。今回紹介した作品は、美しさはもちろん、その確かな演技力にも感動させられるものばかり。当時観た! という方も多いと思いますが、改めて美しいレオ様の作品、楽しんでみてはいかがでしょうか!?
2015年12月30日あの有名なモナ・リザを描いた画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作が東京・両国に降臨!2016年1月16日から東京都江戸東京博物館で特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦』が開催されます。本展で注目を集めているのは、日本初公開の油彩画《糸巻きの聖母》。現存する絵画がわずか15点程度しかないレオナルド作品のなかでもモナ・リザに並ぶ傑作といわれる本作品は、英国貴族が所蔵しているため、英国外に出品されるのはなんと77年ぶり!このチャンスは見逃せませんね。また、花や子どもを描いた素描7点(うち1点は弟子との共作)も初来日。特に、花の姿をさまざまな角度から描いた作品《花の研究》は、レオナルドのデッサン力はもちろん、自然観察力の高さもうかがえる名品です。さらに、レオナルドの直筆ノートも日本初公開。人間の飛行に関する実験方法や鳥の研究を記したノートは、その字面を見ているだけでもレオナルドの天才っぷりが伝わってきます。会場の東京都江戸東京博物館では、別料金を払えば常設展も見られます。実物大に復元された日本橋や、縮尺1/200で再現された江戸城御殿など、見どころもいっぱい。イタリアの至宝といっしょに江戸文化を楽しんでみるのもオススメですよ!イベントデータ:特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦』会期:2016年1月16日(土)~4月10日(日)※休館日は月曜日。ただし1月18日、3月21日・28日は開館、3月22日は休館時間:9:30 ~ 17:30(土曜日は19:30まで)※入館は閉館の30分前まで会場:東京都江戸東京博物館料金:一般 1,450円/大学生・専門学校生 1,160円/高校生・中学生・小学生・65歳以上 730円
2015年12月06日レオナルド・ディカプリオが、先日発覚したフォルクスワーゲン社のディーゼル排ガス規制不正問題についての映画化権を取得した。「Hollywood Reporter」誌によると、レオナルドの製作会社「Appian Way」とパラマウント・ピクチャーズ社は、フォルクスワーゲン社が自社のディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題について「New York Times」のジャック・ユーイング記者が執筆中の本の映画化権を取得した。フォルクスワーゲン社が、アメリカの自動車排ガス規制対策としてディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことは先月、アメリカの環境保護庁によって明らかにされた。以来、全米だけでリコール対象はおよそ50万台、全世界では1,100万台にもなると見られ、同社の前CEOが引責辞任している。地球の温暖化対策や絶滅の危機にある動物の保護など、環境保護活動に熱心なレオナルドにとって、これは絶対に手掛けたいテーマだろう。現時点では、映画化はドキュメンタリーになるのか、フィクションか、監督や出演などについても未定。レオナルドは「Netflix」でも環境問題をテーマにしたドキュメンタリー・シリーズのプロデュースにあたる予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月15日レオナルド・ディカプリオがトム・ハーディと共演し、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアカデミー賞監督アレハンドロ・G・イニャリトゥとタッグを組んだ『レヴェナント:蘇えりし者』。本作の音楽を、山田洋次監督『母と暮らせば』で療養から復帰したばかりの坂本龍一が担当することが決定した。アカデミー賞受賞のフィルムメイカー、イニャリトゥ監督が、実話からインスピレーションを受けたという本作は、一人の男のサバイバル・アドベンチャーと人間の偉大な精神力を描く超大作。脚本はマイケル・パンクの小説に基づきながら、マーク・L・スミスとイニャリトゥ監督が執筆した。アメリカの未開拓の荒野深く、伝説の探検家ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は熊に襲われ、狩猟チームに瀕死の状態のまま置き去りにされる。命を取り留めたグラスは、親友ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に裏切られた悔しさと悲嘆に暮れながらも、生き抜こうと立ち上がる。強固な意志と家族への愛を頼りに、グラスは厳しい冬に耐え、復讐を求めた容赦ない旅を生き延びようとする――。レオナルドがオスカー狙う本作で、音楽を担当することになった坂本さん。『ラストエンペラー』(’87)で日本人として初めてアカデミー賞「作曲賞」を受賞。そのほか、自身も出演した『戦場のメリークリスマス』(’83)や、『シェルタリング・スカイ』(’91)、『リトル・ブッダ』(’93)、『一命』(’11)などで音楽を手がけている。イニャリトゥ監督は自身の『バベル』(’06)で、坂本さんのオリジナル・アルバムの楽曲「美貌の青空」を使用したが、本格的なタッグは本作が初めて。「やっと龍一と協力することができてうれしい」と監督。「彼は類まれな才能の持ち主で、私は長年にわたって彼の作品の大ファンだ」と語っている。一方の坂本さんは、「いま、世界で一番力のある監督と仕事をする機会を得て、これ以上に光栄なことはありません」とコメント。才能あふれる者同士のコラボを、いまからも楽しみにしていて。『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年4月よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月13日レオナルド・ディカプリオが、15歳下の恋人とニューヨークでツーショットを目撃された。26日(現地時間)にニューヨークのセントラルパークで行なわれた「グローバル・シチズン・フェスティバル」でスピーチしたレオは、翌27日(現地時間)、恋人でモデルのケリー・ローバックと手をつないで散歩していた。いままでも、交際していたモデルたちとプライベートでのツーショットを撮られたことはあったレオ。パパラッチ攻勢に不機嫌な表情を撮らせないように顔をそむけたり、相手女性と距離をとって歩いたりしていたが、この日は顔をあげて微かに笑みを浮かべ、ケリーとしっかり手をつないだままだった。ケリーは「Sports Illustrated」誌などで活躍する水着モデル。コネティカット州出身の25歳で、明るい笑顔と健康美で人気を博している。今年6月頃からレオとの交際が始まったようだ。レオはケリーにぞっこんのようだが、彼女の両親は、これまで若いブロンドのモデルとばかり交際してきたレオにあまりいい印象を持っていないという。堂々とした笑顔のツーショット披露は、彼女の両親へのアピールなのかも。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月29日レオナルド・ディカプリオが26日(現地時間)、ニューヨークのセントラルパークで開かれた「グローバル・シチズン・フェスティバル」に出席、スピーチを行なった。世界の貧困問題の解消に取り組む「グローバル・ポーヴァティ・プロジェクト」が関わるこのイベントに集まった聴衆に向けてレオは「僕たちの環境に起きている問題と、世界の貧困との戦いは本質的につながっている。地球はもう待ってくれない」と語りかけた。「恵まれない人々がこれ以上無視されてはならない。今こそ、本当にアクションを起こす時だ」と訴えたレオは、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『レヴェナント蘇りし者』の撮影を終え、ずっと伸ばしていたヒゲもわずかに残すだけのすっきりした面差しになっていた。イベントでは「U2」のボノやヒュー・ジャックマン&デボラ・リー・ファーネス夫妻、サルマ・ハエックやケリー・ワシントンもスピーチを行い、コールドプレイやエド・シーラン、パール・ジャム、ビヨンセによるフリー・コンサートも開催された。コールドプレイの演奏中にはVIP席に元妻のグウィネス・パルトロウの姿があった。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月28日アカデミー賞いまだ無冠のレオナルド・ディカプリオが、俳優休業宣言を覆し、『ブラッド・ダイヤモンド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で4度ノミネートを果たすも、オスカー無冠のディカプリオは、自らの俳優休業宣言を覆し本作への出演を快諾。大自然の中で孤高に闘い、運命に抗う主人公役で、悲願のオスカー獲得を狙う。また、敵役のフィッツジェラルドを演じるのは、レオナルドとは『インセプション』以来、5年ぶりの共演を果たす、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ。イニャリトゥ監督は、本作では究極のリアリティを追求するため、実際に極寒の地で撮影を敢行。レオナルドとトムをガチで格闘させ、ディカプリオの鼻が折れるも、そのまま撮影を続行し、迫真の演技を極限まで引き出した逸話もあるほど。その様子をカメラに収めた撮影監督は、『ゼロ・グラビティ』『バードマン』で2年連続オスカーを獲得した、イニャリトゥ監督の盟友エマニュエル・ルベツキ。本作では、神業のような長回しのほか、照明機材を一切使わず、自然光だけで撮影するというかつてない試みに挑戦、観客を臨場感あふれる大自然の舞台へと誘っていく。今年のクリスマス12月25日に北米で限定公開、その後2016年1月8日に全米公開が予定されている本作。早くも、2016年の賞レースの大本命との呼び声が各方面から上がっていることはもちろん、ディカプリオの初栄冠とイニャリトゥ監督の2年連続オスカー獲得に注目が集まっている。『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月02日レオナルド・ディカプリオが22日(現地時間)、南フランスのサントロペで環境保護を目的に自身の名を冠した基金のガラを開催、4,000万ドルを集めた。レオは1998年から、環境保護に取り組む「レオナルド・ディカプリオ基金(LDF)」を運営していて、今回は南仏のリゾート地にあるロゼのワイナリー、ドメーヌ・ベルトー・ベリユーでセレブが一堂に会するガラを計画。エルトン・ジョンやマリオン・コティヤール、オーランド・ブルーム、シルヴェスター・スタローン、エイドリアン・ブロディ、モデルのナオミ・キャンベルやイリーナ・シェイク、ペトラ・ネムコヴァら、幅広い層のセレブが集まった。現在の恋人でモデルのケリー・ローバックを連れてきたレオは、スピーチで「今夜のイベントはLDFの活動をサポートすることが目的です。トラやサイ、マウンテンゴリラなどを保護するために、各国政府と共に彼らの住む場所であるジャングルや珊瑚礁、森林の保護活動を行なっています」とスピーチ。「絶滅危惧種の保護に集中することは、世界規模のノアの方舟のようなものです」と訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月24日