ジェームズ・キャメロンが、『アバター』の続編3部作を同時進行で撮影するようだ。グレース・オーガスティン博士役で復活する予定のシガニー・ウィーバーが続編に出演することになり、キャメロン監督は『アバター』の続編となる3本の映画を監督する見込みだ。「Showbiz 411」のインタビューで、シガニーは、キャメロン監督がどうやって続編3作全部を一緒に作っていくのか?さらにどのくらい時間がかかるのかも全く分からないと語り、「私はただ現場に行くだけよ」と付け加えたという。シガニーの発言に先立ってキャメロン監督は、自身の残りのキャリアを『アバター』の続編制作にだけ傾けると語っていた。「僕は『アバター』の仕事に打ち込む。それで終わり。そこまでだ。今後は『アバター2』、『アバター3』と、多分『アバター4』を作って、持込み企画のものは作らないつもりなんだ。他人の脚本を映画化することにもう興味が無いんだ…。『アバター』の風景の中で、世界の状況や、それに対して人間がすべきだと思うことに関して、語られなければならない全てを表現することができると考えているんだよ。そして娯楽作としてそれをやるわけさ」。■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved
2012年06月27日先日、第66回トニー賞最優秀男優賞を受賞したばかりのジェームズ・コーデンが、ハーヴェイ・ワインスタインが手がける伝記映画『One Chance』(原題)でオペラ歌手のポール・ポッツを演じることとなった。イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で優勝するまで、携帯電話の販売員をしていたポール・ポッツが成功するまでへの厳しい道のりを描く本作。ワインスタイン氏は英「Daily Mail」紙に「ジェームズは優れた俳優で、素晴らしいコメディアンだから、この感動的な実話を基に一緒に仕事ができるのが楽しみだ。ジェームズは舞台『One Man,Two Guvnors』でトニー賞の最優秀男優賞を獲ったばかりだし、撮影開始が待ちきれないよ」と語っている。ジェームズは、本作の監督を務める予定の『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督と共に脚本も執筆するという。さらに、歌手のケイティ・ペリーが、ポッツの妻ジュリー=アン・クーパー役として出演交渉中のようだ。今年3月、ワインスタイン氏は「New York Post」紙に「イギリスでもうすぐ撮影予定のポール・ポッツの映画で、ケイティにドラマティックな役柄を演じてもらえるか話し合っていたんだ。ケイティかアデルのような女性にポールの妻役をぜひやってほしくて。ケイティは本当に興味があるようだったね」 とも語っている。本作は10月にクランクインを予定している。
2012年06月18日韓国KBSにて2011年9月19日より放送され人気を博した「ポセイドン」。その完全版DVD-BOXのリリースを記念して、主演を務めたSUPER JUNIORのチェ・シウォンのインタビューをお届けする。●主演作として臨まれた本作ですが、演じた感想を教えて下さい。「オー!マイレディ」も主演作ではあったんですけど、今回はアクションがすごく多く大作でしたし、海洋警察を舞台にしたスパイものだったので体力的にはハードだったと思います。●今おっしゃったように「ポセイドン」は、ダイナミックなアクションシーンが見どころの一つですが、演じるためにどんな準備をしましたか?実は作品作りの準備ために、あまり十分な時間を取ることが出来なかったのですが、10年前からテコンドーもやっていたので乗り切れたのではないかと思います(笑)運動好きというところが、今回のアクションに役立ったと思います。●ユンホさんと共演されましたが、俳優としての魅力はどんなところだと思いましたか?現場はどのように過ごされたのでしょうか?いいお兄さんであり、歌手としてもいい先輩です。同じグループではないんですけど、同じステージには何度も一緒に立ったことがあります。撮影を一緒にしたのは始めてだったんですけど、本当に何事にもベストを尽くす方でものすごい頑張り屋さんなんです。そんな彼の姿を見て改めて素敵な先輩だなと思いました。撮影現場では、久しぶりに会ったので、いろんな話をしました。●SUPER JUNIORのメンバーはドラマを見てくれていましたか?どんな感想を言っていたかなどを教えてください。みんな忙しいので全話見ているわけではないと思います。見てくれたメンバーは「良かったね」「頑張ってる」「あまり無理しないように」とたくさんのエールを贈ってもらいました。●アーティスト活動とは違う、俳優ならではの面白さはどんなところにありますか?俳優ならではのおもしろさは…『ポセイドン』では警察を演じましたが、本当の僕は違います。警察という職業は、男であれば小さい頃多くの人が夢見る職業だと思うんですけど、その憧れていた警察官を俳優として表現することができるんです。その人を生きることができるんですよね。自分が憧れていた、求めた人生を生きることができるし、自分ではどうにもならないことを演技を通じて、消化することもできる。そして、その中にストーリーがあり、世の中に問いかけてくるメッセージがある。それが演じることの大きな魅力だと思います。●俳優としての活動とSUPER JUNIORとしての活動、忙しい毎日を乗り切る秘訣を教えてください。どんな風に息抜きをしていますか?僕の信念でもあるんですけど、使命を持って生まれてきたとしたら、自分は乗り切って自分の人生をまっとうすることが大事だと思っています。自分が持っているものを使い切ることなくさびさせてしまってはいけない。自分が持ちうるものはすべて出し切っていきたいと思っているので、もちろんストレスはあるんですけど、そういうときはバスケなどスポーツをしたり、友達と会ったり、軽くお酒を飲んだりしています。作品情報『 ポセイドン 』発売日:4月20日(金)価格:各¥15,960発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:エイベックス・マーケティング株式会社(C)2011 韓流ファンクラブ All rights reserved.
2012年04月26日韓国で絶大な人気を誇るアイドルグループ、SUPER JUNIORのメンバーであるチェ・シウォンが主演したドラマ『ポセイドン』のDVD-BOXがリリースされ、シウォンが本作の見どころなどを語ったメッセージ映像が公開された。シウォンのメッセージ映像『ポセイドン』は、かつて海洋警察の特攻隊員で、いまは秘密捜査チームに所属しているキム・ソヌ(シウォン)が、恋や友情、命がけのミッションに挑んでいくノンストップ・アクションドラマ。シウォンと同じ事務所に所属している東方神起のユンホが、元同僚役で友情出演している。このほど公開されたシウォンからのメッセージでは、「海洋警察といっても堅苦しいドラマではなく、友情や男女の愛も含まれている温かみのあるドラマです」と本作をPRしており、ファンに向けて日本語でもコメントしている。20日に発売されたTSUTAYA・mu-moショップ限定のコンプリートBOX版では、特典映像として撮影現場でのエピソードや苦労話、俳優としての新境地への想い、本作で共演を果たしたユンホについてのほか、「自分と似ているところが多かった! シンクロ率90%」と主人公ソヌについて語るシウォンの撮りおろしのインタビューが収録されている。さらに特典のメイキング映像には、ドラマの共演者と撮影の合間に談笑するシーンや、ハードなアクション・シーンを決めるユンホの姿など貴重な映像が多数収録されており、コンプリートBOX版は、ドラマの裏側はもちろん、シウォンの俳優としての顔が堪能できる内容となっている。『ポセイドン』DVD-BOX4月20日(金)よりセル&レンタル開始●コンプリートBOX【TSUTAYA・mu-moショップ限定】■価格:各31,920円(税込)■形態:Vol1~8+特典映像ディスク(9disc)●DVD-BOX1&2■価格:各15,960円(税込)■形態:各4枚組DVD BOX発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:エイベックス・マーケティング株式会社
2012年04月20日4月7日(土)から『タイタニック 3D』が劇場公開されるのを前に、ジェームズ・キャメロン監督が2年4か月ぶり6度目の来日を果たし、30日に都内で会見を行なった。その他の写真1998年のアカデミー賞で作品賞、監督賞など11部門を受賞した『タイタニック』は、全世界興行成績歴代2位(1位はキャメロン監督の『アバター』)、そして日本の洋画興行成績歴代1位を誇る興行収入262億円という記録を打ち立てた。キャメロン監督は冒頭で東日本大震災に触れ「改めましてここで被害に遭われた方へのお見舞いを申しあげたい。日本人という国民の強さを目の当たりにした。敬意を表したい」とあいさつ。タイタニック号沈没事故から100年という節目の年に、自らの手で3D化した理由は「事件そのものに対して注目を集めたかったから」だと言い、「私は3Dが好きな人間で、(作品に)また新しい命を吹き込めるし、スケールの大きな作品をしかるべき形で3D化すれば新しいお客さんを呼び込める」と説明。また「基本的な姿勢としては、(3D映画は)初めから3Dで撮るべきだと思っているが、歴史的な名画はそのチョイスがないので、正しい転換で2Dから3Dにしなくてはいけない」と話し、立ち上がって「1コマづつ、髪の毛の一本一本まで、手で立体感をつけるのは気の遠くなる作業だった」と、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットのポスターを指差しながら説明した。記者より「過去の2D映画を3D化する計画はありますか?」と聞かれると「この映画の反応を見てから(笑)。『ターミネーター』などは3Dに適しているので、喜んで作る気持ちはある」と回答。先日、世界で最も深いマリアナ海溝への単独潜航を成功させ、話題となったが「冒険には危険がつきものだが、得るものは大きく、学術的に報いがある」と言い「予算的には足りないけれど、もし可能ならば火星に行けるロケットをぜひ作りたい」と探究心をのぞかせた。『タイタニック 3D』4月7日(土)より全国ロードショー3D・2D/字幕版・日本語吹替版
2012年03月30日韓流スター、リュ・シウォンが、3月21日(水)に、今年初のシングル『僕らが出会ったその場所に・・・』と、昨年末にさいたまスーパーアリーナで行った通算100回目のコンサートを収録したDVD-BOX『~NEGAI~ Ryu Siwon LIVE TOUR 2011』を同時リリースする。これを記念し、3月24日(土)に大阪・南港のATCで発売記念イベントを開催することが決定した。リュ・シウォンの最新シングルのジャケット首都圏でのイベントが多い中、関西地区で行われるとあって、ファンならずとも期待が高まるところ。当日は、トークや握手会などが予定されている。観覧は無料。同シングルは、大切な人を亡くした実体験を元に、リュ・シウォンが日本語詞と韓国語詞を手がけた渾身のバラード。今年1月から放映中の本人出演のCM「H.I.S. TVCMソング[韓国ドラマ編]」にも使用されており、切ない歌詞がファンの間で早くから話題となっている。また、DVD-BOXは、韓国人アーティストとして初となる日本でのコンサート100回目を達成した記念すべき熱狂のライブやメイキング、オフショット映像などを4時間以上収録。DVD3枚組に写真集と特製の盾が付く。
2012年03月19日韓流スター、リュ・シウォンが12月21日、全国ライブツアー「Ryu Siwon LIVE TOUR 2011★NEGAI★」(8都市16公演)の最終公演をさいたまスーパーアリーナで開催。韓国アーティスト史上最多記録となる100回目の日本公演でツアーを締めくくった。リュ・シウォンのライブの写真2005年11月に、グランキューブ大阪で初のライブコンサートを行って以来、7年連続で全国ツアーを開催しているリュ・シウォン。この日は、日本での7年の活動を振り返るように、日本でのデビュー曲『約束』をはじめとする全29曲を熱唱。100回にちなんで、100人の子どもと一緒にオリジナルのクリスマスソングを歌ったり、トロッコに乗ってアリーナを回り、サインボールを客席にプレゼントするなど、これまでのコンサートにはない演出で、5時間に渡って1万5000人のファンを熱狂させた。また、サプライズとして、TUBEの春畑道哉がゲストで登場したほか、客席のファン全員で作った人文字がプレゼントると、リュ・シウォンは感激の様子だった。リュ・シウォンは、日本旅行会社H.I.SのCM出演が決定している。CMは2012年1月6日(金)より放送予定。
2011年12月23日韓国の釜山を舞台にしたオムニバス映画『カメリア』からカン・ドンウォンが主演した『LOVE FOR SALE』のPV映像が届いた。PV映像はこちら本作は脳から愛を取り出し売買するビジネスがはびこる未来都市・釜山を舞台にしたラブストーリーで、『義兄弟 SECRET REUNION』や『チョン・ウチ 時空道士』などで知られ、日本でも人気の高いドンウォンが、引き裂かれた愛を取り戻そうと敵の組織に立ち向かう主人公を演じている。ドンウォンはPV映像の中で激しいアクションだけでなくソン・ヘギョ(『秋の童話』『オールイン』)とのラブシーンも披露。疾走感のある音楽が流れる中でのキスシーンやドンウォンが銃を構える姿、涙を見せる場面も盛り込まれた、切なくも美しいSFファンタジーが繰り広げられている。『カメリア』は釜山国際映画祭のクロージングを飾った3編からなるオムニバス作品で、“釜山プロジェクト”としてタイ、日本、韓国のアジア3か国がラブストーリーを製作。韓国からはチャン・ジュナン監督の『LOVE FOR SALE』、タイからはウィシット・サーサナティアン監督の『IRON PUSSY』、日本からは行定監督の『kamome』が参加し、10月22日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開される。『カメリア』10月22日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2011年10月14日ドラマ『美しき日々』(2004年NHK放送)で日本のお茶の間に登場してから、日本での活動が8年目を迎えたリュ・シウォン。今年3月にはレコード会社を移籍し、第1弾となるアルバム『どんな時も』(10月5日発売)をリリースした。同アルバムを引っさげ、11月から全国ツアーをスタートする彼に話を聞いた。リュ・シウォン公演チケット情報約1年半ぶりのアルバム発売にあたり、リュ・シウォンは「2004年にリリースしたアルバム『約束』の頃のように、(日本)デビュー当時の気持ちに立ち返り、ファンのみなさんのために作りました」とCDを手に顔をほころばせた。ファンはもはや“家族”だという。「リード曲『どんな時も』の歌詞は、ファンのみなさんと僕が初めて出会ってから今までの思い出と現在の状況、そして、今後はどういう関係でありたいかを歌っています。最後の韓国語のナレーションは『どんな時も、僕はここにいます』と言っています。ずっと応援してくれたファンの方への思いを込めました」と語った。11月4日(金)の埼玉公演を皮切りに、全国ツアー「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」(8か所16公演)を開催する。コンサートでは、会場に訪れた人の「願い」を聞いて、トークをしていきたいそうだ。「コンサートを通じて、みんな一緒に願いを胸に、ファンの方たちの願いを聞いて、語って、それを分かち合う……そんな場にしたいです。作られたものではなく、あるがままの“人間リュ・シウォン”を見せたい」と意気込む。プライベートな話もしてくれるそうだ。また、今回のコンサートはいつもと構成が少し違うという。「今までは、3部構成+アンコールでしたが、今回はアンコールまでノンストップです。最短でも3時間くらいになるかも(笑)。フィナーレのさいたまスーパーアリーナ公演は4時間近くになるかな」となんとも楽しみなプランを明かしてくれた。最近の“K-POPブーム”について触れると、「ブームで終わるのは良くないですね。日本の文化に自然に入っていって、ひとつのコンテンツとして認識されないといけない」と彼の考えを話した。続けて、「文化は互いに交流をしないといけないと思います。韓国でもJ-POPが受け入れられるべきなのに、音楽はおろかほかの日本文化の受け入れ態勢も整ってないようです。自分たちのものを主張するだけではなく、他文化を受け入れることも本当に必要。そうすれば文化として定着するのではないでしょうか」と、日本で長く活動するリュ・シウォンだからこそ言える答えが返ってきた。“K-POPブーム”が騒がれる日本で、今なお安定した人気を保ち、ファンを惹きつけてやまないリュ・シウォン。だだのブームに終止せず、着実に“家族”との絆を築いてきた、8年の活動に裏打ちされた自信を垣間見た。リュ・シウォン最新アルバム『どんな時も』、全国ツアーのチケットは発売中。12月20日(火)・21日(水)のファイナル公演分のみ10月15日(土)10時より発売。なお、このインタビューの完全版が雑誌『韓流ぴあ 11/30号』に掲載される。
2011年10月14日韓国の俳優で歌手のリュ・シウォンが10月6日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場で、アルバム『どんな時も』(10月5日発売)記念と誕生日イベントをを開催。誕生日に日本でイベントを行うのは初めてで、全国各地から駆けつけたファン約3,000人が記念日を祝った。リュ・シウォンの公演チケット情報この日、39歳を迎えたリュ・シウォンは、アルバムのジャケット写真をモチーフにしたケーキと花束、ファンからバースデーソングで祝福され、「誕生日に日本に来られたことがとても嬉しい」と感激の様子。お返しとばかりに、39人のファンにハグをプレゼントすると、感激のあまり泣き出すファンの姿も見られた。日本のファンについては「歌手としての自分の夢を叶えてくれた、新しい人生を与えてくれた、ありがたい人達です」と感謝を述べ、新曲『どんな時も』や9月に発売したシングル『願い星』を日本初披露した。なお、リュ・シウォンは、同アルバムを携え、11月4日(金)の埼玉・三郷市文化会館 大ホールでの公演を皮切りに、全国ツアー「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」(8か所16公演)を開催する。チケットは発売中。「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」の日程は以下。11月4日(金)・5日(土)埼玉・三郷市文化会館 大ホール11月7日(月)・8日(火)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール11月15日(火)・16日(水)新潟・新潟テルサ11月24日(木)・25日(金)大阪・大阪国際会議場 メインホール11月27日(日)・28日(月)宮城・仙台サンプラザホール12月5日(月)・6日(火)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール12月12日(月)・13日(火)福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール12月20日(火)・21日(水)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
2011年10月07日韓国の俳優で歌手のリュ・シウォンが、今年3月にエイベックスへ移籍してから、初となるアルバム『どんな時も』を10月5日(水)にリリースする。これを記念して、10月6日(木)に神奈川・川崎ラゾーナでイベント開催も決定した。リュ・シウォンの公演チケット情報同アルバムは、リード曲『どんな時も』のミュージック・ビデオやメイキングなどが収録されたDVD付盤とCD盤の2バージョンが発売される。CD盤のジャケットには、リュ・シウォンが自ら撮影した写真を使用。全12曲入り。イベントでは、ミニライブやトークショー、CD購入者限定のプレゼントなどが行われるほか、この日はリュ・シウォンの誕生日で、スペシャル・ハグ会も予定されている。なお、リュ・シウォンは、同アルバムを携え、11月4日(金)の埼玉・三郷市文化会館 大ホールでの公演を皮切りに、全国ツアー「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」(8か所16公演)を開催する。チケットは、10月1日(土)10時より発売される。「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」の日程は以下。11月4日(金)・5日(土)埼玉・三郷市文化会館 大ホール11月7日(月)・8日(火)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール11月15日(火)・16日(水)新潟・新潟テルサ11月24日(木)・25日(金)大阪・大阪国際会議場 メインホール11月27日(日)・28日(月)宮城・仙台サンプラザホール12月5日(月)・6日(火)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール12月12日(月)・13日(火)福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール12月20日(火)・21日(水)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
2011年09月30日「ぴあ映画生活」調査による9月16日、17日公開の映画・満足度ランキングは、昨年の韓国で大ヒットしたウォンビン主演作『アジョシ』がトップに輝いた。2位に大衆劇場“ムーランルージュ新宿座”の歴史を記録した『ムーランルージュの青春』が、3位に篠原涼子主演の人気TVドラマの劇場版第2弾『アンフェア the answer』が入った。上位作品の画像1位の『アジョシ』は、秘密を抱えた青年と孤独な少女の絆を描いたクライム・アクション。出口調査では「人情味のある作品で、若いキム・セロンの演技もよかった」、「シリアスなテーマを扱っていて、残酷なシーンもあるけれど、それ以上に観終わったときの感動が大きい」など、女性から絶賛の声が多く集まる一方で、男性からも「迫力のあるアクションシーンの立ち回りに圧倒された」、「無口で冷静だけれど心の中に熱いものを持っているウォンビンはカッコよかった」、「子どもによって救われていく青年の心の変化に感激せずにはいられない」など、高評価を集めた。2位の『ムーランルージュの青春』は、戦前から戦後にかけて、東京の角筈(現材の新宿国際会館ビル新宿国際劇場ビルあたり)に存在した劇場“ムーランルージュ新宿座”のスタッフや出演者の声を集めた記録映画。観客からは「昔の舞台の再現が観られ、様子を知ることができた。ドキュメンタリーとして質の高い作品」「主演女優が若くて元気。このことに一番感動した。戦争の最中に夢を与えていたことがよくわかった」「演劇や芝居が少しづつ時代を経て今につながっていると改めて感じた」など、40代から70代を中心に好評だった。(本ランキングは、2011年9月16日(金)、17日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年09月20日昨年の韓国で観客動員630万人突破という記録的ヒットを飛ばした『アジョシ』に主演したウォンビンが、本作について語ったインタビュー動画が届いた。その他の写真これはウォンビンが8月末に本作のPRのため来日し、記者会見を行なった翌日に撮影されたもので、日本の印象や、『アジョシ』に出演する一番の決め手となった“脚本”についてコメントしている。「(『アジョシ』は)アクション映画ではありますが、内面の触れ合いが上手く表現されている」と、真摯に応えるウォンビンの姿が収められており、最後には「長くしゃべってしまいましたかね?」とはにかむ貴重な(?) ウォンビンの素顔を垣間見られる動画となっている。映画『アジョシ』は、過去に秘密を抱えた青年と孤独な少女の絆を描き、2010年の韓国でNO.1ヒットを記録し韓国の主要な映画賞を総なめにした注目作。共演は『冬の小鳥』のキム・セロン。監督は『熱血男児』のイ・ジョンボム。『アジョシ』9月17日(土)より全国ロードショー
2011年09月16日韓国の俳優で歌手のリュ・シウォンが、11月4日(金)の埼玉・三郷市文化会館大ホールでの公演を皮切りに、全国ツアー「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」(8か所16公演)を開催する。リュ・シウォンの公演チケット情報9月7日(水)に12枚目のシングル『願い星』をリリースするリュ・シウォン。同曲は、前作『愛したい 君を 愛したい』のダンスナンバーとは雰囲気を変え、しっとりとしたバラード曲となっている。今回のツアータイトルもシングルに合わせ、リュ・シウォンが日本の人々に対して抱いている想いを伝え、「素晴らしい時間をともに過ごすことで力を与えたい」という願いが込められている。ライブでは、大人の魅力たっぷりに新作を披露してくれるはずだ。チケットは、9月28日(水)18時までチケットぴあにてインターネット先行先着「プリセール」を受付中。またリュ・シウォンは、10月2日(日)に韓国・ソウルでバースデーファンミーティングを開催する。詳細はファンクラブサイト(まで。「Live TOUR 2011 ☆NEGAI☆」の日程は以下。11月4日(金)・5日(土)埼玉・三郷市文化会館 大ホール11月7日(月)・8日(火)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール11月15日(火)・16日(水)新潟・新潟テルサ11月24日(木)・25日(金)大阪・大阪国際会議場 メインホール11月27日(日)・28日(月)宮城・仙台サンプラザホール12月5日(月)・6日(火)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール12月12日(月)・13日(火)福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール12月20日(火)・21日(水)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
2011年09月05日ジェームズ・フランコが今秋公演を予定していたニコール・キッドマン共演の舞台を降板したことを、彼のパブリシストが発表した。本作でジェームズはブロードウェイ・デビューを果たすはずだった。ジェームズが出演を予定していたのはテネシー・ウィリアムズ作の「青春の甘き小鳥」で、年齢を重ねた落ち目の女優・アレクサンドラが俳優志望の若いジゴロ・チャンスに翻弄される物語。1959年の初演ではジェラルディン・ペイジとポール・ニューマンが演じ、1962年の映画版『渇いた太陽』でも2人が主演を務めた。1975年から76年の再演ではクリストファー・ウォーケンがチャンスを演じている。35年ぶりの再演がニコールとジェームズの共演ということで、2011年〜12年のブロードウェイ上演作の中でも特に期待を集めていたが、ジェームズの降板によって今秋公演の予定は白紙となった。最新主演作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(写真)が全米で大ヒットを記録したジェームズは現在、サム・ライミ監督、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ共演の『Oz : The Great and Powerful』(原題)を撮影中、長寿TVシリーズ「General Hospital」にも出演している。さらに、イェール大学の博士課程で学ぶ身でもある。パブリシストは降板の理由を明らかにしなかったが、この忙しさでは、舞台稽古の時間をとるのもままならないはず。降板は必然だったと言えそうだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:『猿の惑星』で研究者を演じるジェームズ・フランコは4つの大学に通う高学歴男!その知能の高さに人間も唖然…『猿の惑星:創世記』特報&ポスターが到着邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年09月01日9月17日より公開となる韓国映画『アジョシ』の特別試写会舞台挨拶が8月30日、東京・新宿バルト9で行われ、主演のウォンビンとキム・セロン、イ・ジョンボム監督が登壇した。ウォンビンら映画『アジョシ』の舞台挨拶の写真同作は、世の中に背を向け、質屋としてひっそりと暮らすテシク(ウォンビン)が、唯一心を通わせている少女・ソミを守るために犯罪組織と闘う姿を描いた作品。会場を埋めたのはウォンビンのファンクラブ会員約430名。昨年11月のファンミーティング以来の再会とあり、先立って行われた記者会見時より、ウォンビンは笑顔が多く、「久しぶりに『アジョシ』でお会いすることになりました。たくさん日本に来て、皆さんにお会いしたいんですけど、なかなか来れず、間があいてしまい非常に申し訳ないという気持ちが大きいです。今日はお忙しい中、足を運んでくださって本当に感謝しています」と挨拶。キム・セロンは「日本に来たのは初めてですが、本当に来ることができて嬉しいです。一生懸命撮りましたので、皆さん楽しんで観てください」と可愛らしくコメントした。ウォンビンは同作について「ありがたい作品」とし、「韓国で本当にたくさんの方に愛された映画。いい作品に巡り合えたからこそ、日本の方たちにもお見せする機会もできて、とても嬉しく思っています。心の触れ合いや通い合いを描いた作品」と語った。そして、イ・ジョンボム監督はふたりについて「セロンさんはまだ幼いですが、成熟した感情を表現できる女優だと思ってキャスティングしました。ウォンビンさんは男らしい魅力と、小さな少女と心を通い合わせることのできる魅力やルックス、感情、気持ちを備えた方なので、この映画に合う俳優だと思いました。ふたりの素晴らしいハーモニーによって完成されたと思っています」と振り返った。また、ファンから「ソミのような立場になったら」と問われると、ウォンビンは「すべてを懸けて守ってあげたいという気持ちです。でも、その前に僕が死んでしまうのではないかな(笑)」と弱腰な回答。会場は温かな笑いに包まれた。また、劇中でふたりを繋ぐ役割を果たすMP3については、「実際に曲は入っていなかったので、聴いている演技をしました。(曲が入っていなくて)実は僕もとても気になっていたんです」とコメント。するとイ・ジョンボム監督は「日本でこの質問を受けるのはとても感慨深いです。実は、MP3の中には日本のミュージシャンであるFree TEMPOの楽曲『Sky High』が入っているという想定でした。この曲は、まさに『アジョシ』のエンディングを浮かべるのに決定的な役割を果たした、インスパイアされた曲だったんです」と思わぬ撮影秘話を打ち明けた。最後に、ウォンビンは「『アジョシ』が皆さんとって、新しい映画になってくれたら嬉しいです。観終わったら、まわりの方に“『アジョシ』良かったよ”と伝えてくだされば嬉しいです」と舞台挨拶を締めくくった。映画『アジョシ』は9月17日(土)より全国ロードショー。
2011年08月31日ウォンビン主演の映画『アジョシ』が9月17日(土)から日本公開されるのを前に、ウォンビンと、キム・セロン、イ・ジョンボム監督が来日し、30日に都内で会見を行った。会見の様子本作は、世の中に背を向け、質屋としてひっそりと暮らすテシク(ウォンビン)が、唯一心を通わせている少女ソミを守るために犯罪組織と闘う姿を描いた作品。昨年韓国で630万人を動員し、大鐘賞(韓国アカデミー賞)8部門にノミネート、主演男優賞を受賞するなど数々の国内主要映画賞を受賞した。“アジョシ”とは韓国語で“お腹の出たおじさん”といった意味だが、本作でウォンビンが元特殊要員を演じ見事なアクションを披露したため、公開されてから韓国ではその意味自体をも変えてしまったという現象が起きた。ウォンビンは「まだおじさんにはなりたくないと思いました」と苦笑するも、「脚本の1ページから最後まで気に入った。アクションも見どころですが、私はテシクのキャラクターに惹かれ、彼が表現する新しい愛とは何か興味を持った」と出演へのきっかけを話した。また、“天才子役”と呼び声の高いキム・セロンは「撮影中、ウォンビンおじさんは毛布かけてくれたり気を使ってくれたので楽しく撮影できました」と振り返り、監督も「ウォンビンとキム・セロンの長所が合わさって良い作品に仕上がった」と息の合ったふたりの演技を絶賛した。最後にウォンビンは「映画を通して、男女だけでの愛だけではなく色んな形の愛があることを知ったし、愛の深さをもう1度考え理解することができた。暗いシーンの中でも観客のみなさんに希望や切なさが伝わればいいと思います」とPRした。『アジョシ』9月17日(土)より全国ロードショー
2011年08月30日韓国で数々の映画賞に輝いた主演作『アジョシ』を引っ提げ、韓流スターのウォンビンが来日。8月30日(火)に共演した子役キム・セロン、イ・ジョンボム監督と共に都内で開かれた記者会見に出席した。過去のある事件をきっかけに心を閉ざして生きてきた男が、隣りに住むひとりの少女と心を通わせ、彼女を守るために犯罪組織に立ち向かう。2010年の韓国No.1ヒット作となり、ウォンビンは念願の韓国のアカデミー賞「大鐘賞」の主演男優賞を獲得した。本作への出演に際し「アクションよりもテシクというキャラクターに惹かれました」とウォンビン。「彼の心の痛みや少女・ソミとの触れ合いなど内面的な部分がシナリオによく表現されていました」とふり返る。劇中、自ら鏡の前で髪を切るシーンがあるが「テシクはかつて特殊部隊の要員であり、髪を切ることはその過去の姿に戻るという決意、意思の表れだと考えて、あのシーンは演じました」と述懐。「テシクが体現する“新しい愛”とは何なのか?と考え、男女の間だけではない、大人と子供の間にも愛が存在するのだと感じました」と言葉に力を込めた。初来日のセロンは11歳。自己紹介と映画のアピールを覚えたての日本語で行い会場を沸かせた。人気スター、ウォンビンとの共演の印象を尋ねると「優しく面倒を見てくれたし、すごく気を遣ってもらいました」とニッコリ。将来については「“含み”のある女優になりたい。実感を伴うような演技を見せたい」と11歳とは思えないしっかりした口調で夢を明かしてくれた。監督はウォンビンの『母なる証明』を観てオファーを出したということだが、「あの作品から、これまでの彼とは全く違うイメージを見出しました。兵役から帰って男として成長し、“変身”が可能だと感じたんです。いまならアジョシ(=おじさん)を演じられるだろうとね」と語る。この映画の公開により、韓国でいうところのアジョシ、すなわち“おじさん”という言葉のイメージが変わったとも言われるがウォンビンは「まだおじさんにはなりたくないですね」と苦笑いを浮かべていた。『アジョシ』は9月17日(土)より丸の内TOEI 2ほか全国にて公開。■関連作品:アジョシ 2011年9月17日より丸の内TOEI 2ほか全国にて公開© CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ウォンビンが魅せるエンターテイメント傑作『アジョシ』試写会に70組140名様ご招待ウォンビン主演の注目作!『アジョシ』予告編が早くも到着!ウォンビン最新作公開決定ドンゴンにビョンホン、クォン・サンウら30超男が熱い!
2011年08月30日今年のアカデミー賞授賞式でアン・ハサウェイと共に司会を務めると同時に『127時間』で主演男優賞候補にもなったジェームズ・フランコが、9月にヴェネチア・ビエンナーレ芸術祭で発表予定の短編映画『Rebel』(原題)で、2008年1月に25歳の若さで亡くなった俳優、ブラッド・レンフロを追悼している。3年前の1月、ヘロイン過剰摂取が原因でこの世を去ったレンフロ。、ジェームズとは2002年の『デュースワイルド』で共演しているが、実はレンフロが演じた役はジェームズと競い合って勝ち取ったものだったという。良きライバルだった故人について、「ブラッドが亡くなった翌週にヒース・レジャーが亡くなって、ブラッドのことはすぐに忘れられてしまった。その年のオスカー授賞式で追悼してもらうことさえなかった」と語り、「『Rebel』によって、映画ファンがレンフロの悲劇的な生涯に目を向けてほしい」と話している。同作は『ミスター・ロンリー』のハーモニー・コリンが監督を務める。『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンにも参加を呼びかけたというが、ジェームズによると、「ハーモニーがコンタクトをとって、企画を説明したけど、ロブは『意味が分からない』と答えた」そうで、参加は叶わなかったようだ。(text:Yuki Tominaga)© Globe Photos/AFLO■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOXエクリプス/トワイライト・サーガ 2010年11月6日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】公開直前、期待と混乱?ゆれる『ハリポタ』ファンロバート・パティンソン、トロントでD・クローネンバーグ監督新作を撮影中自然を愛するアウトドア野郎は恋人としてあり?なし?『127時間』アンケート発表岡本夏生、結婚はあきらめても「芸能界にはしがみつく!」と引退を否定ジェームズ・フランコ インタビューオスカー監督に引き出された新たな魅力
2011年07月20日昨秋、30歳の節目を目前に控えて兵役に就いた韓流スター、カン・ドンウォン。彼の兵役前に最後に撮影されたのが、日本でもまもなく公開となる『チョン・ウチ 時空道士』。韓国では2009年にクリスマスシーズンに公開され、1週間で200万人を動員したSFアクションである。ドンウォン自身、どこか謎めいたイメージで語られることも多く、言われてみれば“道士”という役柄がしっくりくるような…。兵役以前に、ドンウォンが本作、さらにプライベートについて語った貴重なインタビューが到着した。愛すべきキャラクター作りを目指し、かわいさを浮き出させる映画は500年の封印を破って現代によみがえったチョン・ウチが、妖怪たちと戦うという痛快エンターテイメント。見どころは何と言ってもウチの愛すべきキャラクター。ドンウォンは彼を「愛すべき厄介者」と表現し、存分に楽しんだ様子。「道術に長けているけど、道術よりも酒や女にもっと関心がある悪童タイプのヒーローです。いたずらっ気も多く、勝負欲も強い。典型的なヒーローとは少しずれていますが、だからといって独特な個性だけで武装されたキャラクターではないんです。チョン・ウチは映画の中心となるキャラクターなので好感度が高くないといけないと思いました。そこで、みんなに好かれるよう独特な個性以外にもかわいさを浮き出させようとしました。観た人が彼を見て『あいつ何であんなことをするんだ?』で終わってしまうと説得力がなくなりますからね」。本作の前に暗めの作品が続いたことで「明るい映画に出たくてたまらなかった」とオファーを受けてすぐに出演を決めた。「実際、その前までは自己の感情表現をうまくできないキャラクターたちを演じていて、それが続いてさすがにパーッと感情を出したいと考えていたのだと思います。まさにチョン・ウチは、そうした部分を解消してくれるキャラクターだったのです。まさに『今回は思う存分楽しんでやるぞ』という思いで挑みました」。その言葉通り、感情面はもちろんのこと、フィジカルの部分でも3か月前から体力づくりを始め、華麗なアクションを思う存分に披露している。「ウチが10人の分身を作って戦うシーンは最も記憶に残っています。あのワンシーンのために11日間ほとんど休まず撮影を行ったのですが、最後には本当に体力がなくなってしまいました。身長が186センチあるのですが、体重は66キロまで落ちてしまい、全身の脂肪分が全て燃焼されたのか、お腹に皮しか残っていないような状況でした。500年ぶりに博物館で目覚めたウチが、妖怪人間たちを避け、博物館の建物を飛び降りる場面も忘れられません。あのとき、飛び降りた高さは通常の建物の6階ぐらいの高さだったのです。実際、あの恐怖感を知ることができるのは、あの高さに立った者だけでしょう(笑)。6階の高さからエアマットに落ちるときは本当に怖かった…。20テイクほど撮影したのですが、毎回飛び降りるごとに手のひらに汗が出て、胸元がヒヤッとしていた記憶があります」。この妥協を知らぬ姿勢こそが、彼をデビューからわずか数年で韓国映画界のトップスターへと押し上げたと言える。「本当に細かい性格だと思います。完璧主義者タイプ」と自らを称するドンウォン。俳優としての自らのスタンスをこんな言葉で表現する。「俳優というのは僕の職業で、大変なことも多いですが演技できることが幸せなのです。大層な目標なんてないのです。ただ、立ち止まらず常に発展しようというのが目標と言えば目標ですね」。達成感を求め、趣味も仕事も最大限に楽しむ人気絶頂でありつつ、プライベートがベールに包まれている、という点に関してはトップクラスの女優のようとも言われる。趣味として“家具作り”で時間ができると山にこもって木材から家具を作っていたとか。その姿は道士、いや隠者を思わせるが…。家具作りの魅力とは?「自分がほしいデザインを実際に作れるという達成感です。終わりにオイルを塗りながら木目がいかされ完成品が見えてくるのは本当に気持ちいいですよ。自分で作るのでお金も節約できます。テーブルを作成するのに原木代が40〜50万ウォンしますが、こんなテーブルを実際買うとなると、とてつもない金額になります」。無粋なようだが、そうしている間にドンウォンがCMの1本にでも出演すれば…。「それでなくとも周囲の人間で、お金を出して家具を買い、他のことをしろという人はいます。でも僕は自分が楽しむことしかしない主義です。座右の銘は『知之者不如好之者好之者不如樂之者』(※論語の一説。知っているということは好きということにおよばない。好きということは楽しむということにおよばない)ですからね」。道士を演じておいて「論語」で来るとは。とはいえ“楽しい”ということがついつい仕事にもつながってしまうようで…。「確かにそれはありますね。グラビアを撮るのも最初は楽しくて始めましたが、服を12セット準備しないといけないとなると、選ぶこと自体悩みますし面倒にもなります。しかし始めたからには終わらせないといけませんから。また、その面倒くささを乗り越えると、満足感を得られるときがあるのです。いずれにしろ最大限楽しいことだけ探して、それができなくても楽しもうとしています」。なるほど。しばらく彼の姿を見れないのは日本のファンにとっても寂しい限りだが、復帰次第、また“楽しみ”に興じる姿を見せてほしい!■関連作品:チョン・ウチ 時空道士 2011年7月2日よりシネマート新宿にて、7月9日よりシネマート心斎橋ほか全国にて順次公開© 2009 CJ ENTERTAINMENT,UNITED PICTURES & ZIP CINEMA.ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:兵役中のカン・ドンウォン主演のSFアクション公開決定!韓国で3日で100万人動員
2011年06月24日ペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、イ・ビョンホンという錚々たる韓国を代表する俳優たちと並び、日本でも絶大な人気を誇る元祖“韓流四天王”のひとり、ウォンビン主演で贈る『アジョシ』の予告編がシネマカフェに到着した!街の片隅でひっそりと質屋を営んで暮らす男・テシク(ウォンビン)。元特殊部隊隊員である彼は、過去に起きたある出来事がきっかけで心に闇を抱えていたが、隣に住む貧しい少女・ソミ(キム・セロン)だけは、彼と心を通わせていた。しかしある日、ソミは麻薬密売組織に母と共に誘拐されてしまう。彼女を救うべく、テシクはその危険な企みへと飛び込んでいくのだが…。今回届いた映像では、兵役を経て鋼の肉体を得たウォンビン扮する元特殊部隊隊員のテシクと、麻薬密売組織との激闘のアクション・シーンを始め、同じ“孤独”を抱える少女・ソミとの触れ合いを通して、それまで社会に背を向けて生きてきたテシクが“誰かのため”に戦いへと挑んでいく姿が描かれる。このウォンビンの姿に、女性だけでなく男性も思わず「カッコいい!」と歓喜するのではないだろうか?さらに、「アジョシ(=おじさん)」とテシクを慕うソミ役の、『冬の小鳥』で注目を集めた天才子役、キム・セロンの愛らしくも切ない演技にも心を締めつけられる。韓国のアカデミー賞と言われる「大鐘(テジョン)賞」で8部門にノミネートし、昨年の韓国での興行収入No.1とのふれ込みもあって、日本では秋公開にも関わらず、すでに多くの注目を集めている本作。予告編の終盤に映し出される「世界でひとりだけ。」の言葉の真意も気になるところ。まずはその一端ではあるが、予告編をチェック!『アジョシ』は9月17日(土)より丸の内TOEI 2ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アジョシ 2011年9月17日より丸の内TOEI 2ほか全国にて公開© CJ ENTERTAINMENT INC. & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ウォンビン最新作公開決定ドンゴンにビョンホン、クォン・サンウら30超男が熱い!
2011年06月08日作品ごとに全く異なるタイプの役柄を演じつつ、不思議な魅力で観る者を惹きつけるジェームズ・フランコ。その名を世界に知らしめた『スパイダーマン』シリーズでは、屈折した思いを抱えて心を闇に染めていくハリー役で存在感を放ち、『スモーキング・ハイ』ではセス・ローゲンと共にマヌケなコンビを好演しゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネート。そして『ミルク』では主人公の恋人のひとりを演じ、寂しさと優しさを湛えた表情が絶賛され、2度目のオスカー像を手にした主演のショーン・ペンに負けずとも劣らぬ高い評価を得た。今年のオスカー授賞式では司会者であると同時に主演男優賞候補者として、まさに八面六臂の活躍を見せたが、彼をそんな立場に押し上げたのがまもなく公開となる『127時間』である。本作の撮影の様子やメガホンを握ったダニー・ボイルの魅力について、ジェームズが熱く語ったインタビュー映像が到着!自然に囲まれた撮影現場で彼は何を感じたのか――?登山家のアーロン・ラルストンが実体験を綴った「奇跡の6日間」(小学館刊)を原作に、岩に挟まれて身動きが取れなくなった男の限界を超えた127時間と、サバイバルのために彼が下したある“決断”を描き出す本作。広大な自然の中で開始された撮影だが、監督のある意図によって撮影方法が変更される。ジェームズはそのときの様子をこう語る。「ダニーはテイクを細かく区切らずに撮影することを望んだんだ。長いテイクで撮ったシーンを切り取って効果的に使うためにね。長いときは20分くらいノーカットで撮影したよ」。だが、その手法は俳優にとって、大きな課題が…。「監督は具体的な指示が出せなくなる。『13分後にこう動いてくれ』なんて言えないだろ(笑)?だから僕と監督は同じ構想を持って撮影に臨まなければならなかったんだ。そのすり合わせは難しかったよ」。いわば、2人の信頼関係が可能にさせた撮影というわけだ。ジェームズはダニー・ボイルから直接掛けられた言葉を踏まえて、その魅力をこう表現する。「ダニーは監督という立場から役者の心得についていろいろ教えてくれたよ。常に新しいことに挑戦し、自分を高めることが大事だということ。『未知の作品に触れることで新たな能力を引き出せる』ってね」。まさにその言葉通り、限られた狭い空間の中で映し出される、これまでにない彼の表情、その変化、そして彼が表現したアーロンという男の深みを持った人間性にぜひ注目してほしい。『127時間』は6月18日(土)よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開。※こちらのインタビューはMOVIE GALLERYにて動画でご覧いただけます。MOVIE GALLERY「127の運命を変えた瞬間」キャンペーンサイト■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox■関連記事:窮地に立たされた男の究極の決断『127時間』試写会に20組40名様ご招待『127時間』伝説の本人も登場!世界各地から“運命を変えた瞬間”が到着あなたの運命を変えた瞬間は?『127時間』独占試写会に25組50名様をご招待オスカー授賞式のアフターパーティが各所で開催J・フランコは学業優先で大学へ【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞のアフターパーティの一部を紹介!
2011年06月07日日本でも大人気の韓流スター、ウォンビンの兵役後の復帰2作目となる『アジョシ』の公開が決定した。本国で630万人を動員し、韓国のアカデミー賞と言われる「大鐘賞」の主演男優賞受賞作とあって、日本でも注目を集めそう。ここ数年、韓流といえば東方神起やBIG BANG、KARA、少女時代といったポップアイドルの日本上陸や、若手俳優陣の台頭が目立っていたが、先日、チャン・ドンゴンが映画祭が開催されていたカンヌの地でオダギリジョーらと共演する『マイウェイ』の会見に出席。イ・ビョンホンは『G.I.ジョー』続編への前作に続いての出演も決定するなど、ここへきて“元祖”韓流四天王の面々の存在が再びクローズアップされている。かつて韓流ブームを牽引したスターたちの復権が、今後の韓流の勢いにも大きな影響を与えそうだ。『アジョシ』はウォンビンにとって『母なる証明』に続く、兵役からの復帰後2作目となる作品。前作で繊細な青年を見事に演じて高い評価を得たが、今回は心に闇を抱えながら世間に背をむけて生きる男・テシクを演じ、鍛え上げられた肉体を駆使してほぼノースタントでアクションにも挑戦した。ある事件をきっかけに心を閉ざして生きるテシクと隣りに住む少女の交流、麻薬中毒の母親がきっかけで組織に誘拐された彼女を救うべく、たったひとりで戦いを挑む彼の姿を描く。本国では初登場1位を記録し、昨年の国内No.1ヒット映画に。これまでのイメージを一新する“肉体派”の屈強な男っぷりが絶賛され、韓国のアカデミー賞とも呼ばれる大鐘賞の主演男優賞を受賞。「2000年代で最も数字を稼ぐ男優No.1」にも選ばれ、人気と実力を兼ね備えたスターであることを改めて証明した。ウォンビンの活躍に触発されて、というわけではないだろうが、彼と共に初期の“韓流ブーム”を牽引した俳優陣が元気だ。チャン・ドンゴンは『シュリ』、『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ監督の新作『マイウェイ』に参加。激動の時代のさなか、運命のいたずらで日本、ソ連、ドイツと3つの国の軍服をまとうことになった2人の兵士の奇妙な運命、絆を描いたこの作品でオダギリジョーと共に主演を務める。オダギリさんや監督と共に出席した、カンヌ国際映画祭での会見は各国の報道陣でにぎわい、大きく取り上げられた。来年、“不惑”の四十を迎えるドンゴンだが、俳優として最も脂が乗ってきたこの時期の超大作は、注目を集めそうだ。また、ビョンホンは前作に続いて『G.I.ジョー』シリーズに続投!前作ではパリのエッフェル塔をなぎ倒すという凄まじい“悪行”をやってのけたが、本作ではどんな活躍を見せてくれるのか?本場ハリウッドでのさらなる活躍が期待される。元祖・四天王以外では、クォン・サンウ主演で「彼の新たな代表作」とまで称され、最高視聴率30%超を記録した人気のドラマ「レディプレジデント〜大物」の日本上陸が決定!韓国初の女性大統領を支える熱血検事を好演し、多くの女性ファンの心をわしづかみに。ロマンスにアクションにコメディ、さらにはホロリとさせる泣きの演技までしっかりと堪能させてくれる。キュートな若手俳優やアイドルグループにももちろん注目だが、大人の魅力を備えたオーバー30のイケメンたちの活躍にもう一度、目を向けてみては?『アジョシ』は9月17日(土)より丸の内TOEI2ほか全国にて公開。『マイウェイ』は2012年新春、全国にて公開。■関連作品:アジョシ(原題) 2011年秋、公開© CJ ENTERTAINMENT INC. & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVEDG.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Pictures■関連記事:シエナ・ミラー、ジュード・ロウとの2度目の破局についてを語る「誰でも起こること」ティーン・チョイス・アワード発表!2冠のサンドラ・ブロック、自身の十代を懐かしむオスカー前夜発表のラジー賞で主演女優賞受賞のサンドラ・ブロック、授賞式に堂々出席毎年恒例、オスカーに対抗して“最低映画”を選出するラジー賞も候補を発表!ビョンホン&ウォンビン…2009年写真でふり返る来日スター【韓流スター編】
2011年05月25日日本でも大人気の韓流スターで、現在、兵役に就いているカン・ドンウォン主演のSFアクション映画『チョン・ウチ 時空道士』の日本公開が決定!その日本版ビジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。罠にかけられて“師匠殺し”の汚名を着せられ、掛け軸に封印された道士、チョン・ウチ(カン・ドンウォン)が、500年を経て現代のソウルによみがえり、妖怪たちと戦うという本作。韓国では2009年12月のクリスマスシーズンに公開されるや、わずか1週間で200万人を動員する大ヒット作品となった。甘いマスクと演技力で韓国のみならず日本にも多くのファンを持つドンウォンだが、昨年秋に日本でも公開された『義兄弟 SECRET REUNION』では、北朝鮮の工作員でしかも父親というこれまでにない役柄に挑戦。韓国きっての名優、ソン・ガンホとの共演で高い評価を得た。それよりも前に製作された本作は、バリバリのヒーローアクション。今回、解禁となったビジュアルからもうかがえるが、エンターテイメントの王道とも言える作品に仕上がっており、コミカルあり、シリアスあり、ニヒルあり、そしてアクション満載でドンウォンの魅力が十二分に楽しめる。昨年の11月より兵役に就いており、その雄姿が生で見られるのはしばらく先になりそうだが、本国・韓国での公開から1年以上を経ての本作の日本公開は日本のファンにとっては嬉しい限り。今年1月に30歳を迎えた彼の復帰を待ちつつ、本作でその魅力を存分に堪能してみては?『チョン・ウチ 時空道士』は7月2日(土)よりシネマート新宿にて、7月9日(土)よりシネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。■関連作品:チョン・ウチ 時空道士 2011年7月2日よりシネマート新宿にて、7月9日よりシネマート心斎橋ほか全国にて順次公開© 2009 CJ ENTERTAINMENT,UNITED PICTURES & ZIP CINEMA.ALL RIGHTS RESERVED
2011年04月26日最新主演映画『義兄弟SECRET REUNION』(チャン・フン監督)のPRで来日中の韓国イケメン俳優、カン・ドンウォンが9月13日(月)、東京・東大井のホールで記者会見と舞台挨拶を行った。映画のPRでは約2年ぶり4度目の来日。本作は、W主演のソン・ガンホ扮する韓国の国家情報員とドンウォン扮する北朝鮮工作員が絆を築きながらも国家問題に翻弄される姿を描く物語。初共演を果たした韓国を代表する名優ガンホとは「いまでも連絡を取り合い、お酒を飲んだりしています。撮影中は、スタッフがお酒を飲まない人たちだったので2人で飲みました。あまり時間がなかったのですが、楽しいお酒でした。演技の話もしますが、子供のときの話などプライベートの話が多く、胸中を語ることができるいい先輩に出会いました」と映画の中だけでなく実際にもステキな絆を築いたことを明かした。劇中では娘を持つ父親という設定。「お父さん役は僕には似合わないんじゃないかと思ったのですが、実際に6〜7歳の女の子を抱っこするシーンをやってみたら似合っていたのでショックを受けました」と照れ笑い。南北問題を扱ったデリケートな部分もあるが「政治的な作品ではない。2人の男の友情、絆を描いた映画として観てほしい」と呼びかけた。さらに、本作を含む近作で女優より男優との共演作が多いことについて聞かれると「たまたま気に入った作品がそういうものだった。それに元々、個人的にはメロウなジャンルに惹かれない。あと韓国映画のマーケットで男の作品の方が需要が高い、ということもあるかも」と説明した。質疑を終えると、「韓国でも『義兄弟』の会見を1人でやったことがなく慣れないと思ったけど、悪くなかったです」とゴキゲンな様子で微笑んで見せた。モデル出身でファッションリーダーとしても知られ、この日もジャケットにマフラーを巻いた秋先取りのファッション。フォトセッション時、カメラマンから「ジャケットを脱いでほしい」とリクエストされたが、すまなそうな表情を浮かべながらも首を振って断るひと幕もあった。会見後は、同所で舞台挨拶。15日(水)まで東京、名古屋、大阪で舞台挨拶などを行い、ファン約5,000人と交流する予定。『義兄弟SECRET REUNION』は10月30日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:韓国で今年No.1ヒットソン・ガンホ×カン・ドンウォン『義兄弟』予告編が到着
2010年09月13日韓国屈指の演技派ソン・ガンホと、甘いマスクで日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの共演作『義兄弟SECRET REUNION』の予告編がいち早くシネマカフェに到着した。ソウルで起きた謎の銃撃事件。責任を問われて組織をクビになった韓国情報員の男(ソン・ガンホ)と、潜入工作に失敗して北朝鮮から見捨てられた工作員(カン・ドンウォン)が、事件の6年後に偶然再会する。敵対関係にありつつも、“どこにも属することのできない”男2人は、徐々に心を通わせていく。だがそんな折、命を賭して臨まねばならぬ重大事件が発生!国家のために働き、国家に捨てられた男たちが出した答えは…。海軍哨戒艦「天空」撃沈事件を受けて、北朝鮮に向けた緊張が高まりを見せている韓国国内。南北共同宣言から10年、そして朝鮮戦争勃発から60年を迎える今年、イ・ビョンホン主演のドラマ「IRIS」に、ソ・ジソブ主演の「ロードナンバーワン」、そしてイ・ジェハン監督の『砲火の中へ』など、宿命的な南北の問題を題材にした作品が多く世に送り出されている。そんな中、北と南、それぞれの国家に翻弄された2人の男を描いた本作は550万人を動員し、今年の韓国国内の映画興行収入No.1をひた走っている。今回、到着した予告編では、当然のことながら南北間の緊張を内包しつつも、男たちのやり取りや表情は、人間としての温かみやおかしみを伝えてくれる。ゼロ年代を代表する演技派俳優として活躍するソン・ガンホに、韓流スターの枠を超えて圧倒的な存在感をスクリーンの中で放つカン・ドンウォン。この2人がただならぬ“熱さ”をスクリーンを通じて日本にも持ち込んでくる!『義兄弟SECRET REUNION』は10月30日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.
2010年09月11日今年のアカデミー賞戦で『ハート・ロッカー』ともども最多6部門で候補となり、さらに世界中の興行収入記録を塗り替えている『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が12日、ブラジルのアマゾンに計画中のベロモンテ水力発電ダムの建設反対運動に参加した。首都ブラジリアで行われた運動には『アバター』や『エイリアン2』などキャメロン監督作に出演してきた長年の盟友、シガニー・ウィーバーも参加した。ダム建設と反対派の先住民が存在する様は、武器を手に侵略してきた人間と惑星パンドラの先住民ナヴィが戦うという『アバター』のストーリーをどこか彷彿とさせる。キャメロンはこの反対運動を「リアルライフ“アバター”バトル」と呼んでいる。サンフランシスコに拠点を置く環境保護団体「Amazon Watch」の運動家とともにブラジル入りしたキャメロン監督は、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ・ブラジル大統領に建設中止を求めた。(text:Yuki Tominaga)写真はその前日、サンパウロで行われた『アバター』のブルーレイ&DVD発売記念イベントに出席した2人。© REUTERS/AFLO■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved■関連記事:『タイタンの戦い』サム・ワーシントンが語る“サムの小さな三部作”サム・ワーシントン来日!スターになっても「履いてるブーツは昔と同じ」超異例『アバター』ブルーレイが4月に早くも発売!キャメロン監督が鑑賞法を伝授『アリス』を抑え全米1位!“子供に見せたい”『ヒックとドラゴン』の最新映像到着【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞の裏ドラマ!S・ペンは前妻めぐり退席?
2010年04月16日『ウォンテッド』、『つぐない』などで知られる英国の若手実力派のジェームズ・マカヴォイが主演が決まっていた新作映画を降板、しばらくハリウッドと距離を置くと宣言した。マカヴォイは、セス・ローゲンが製作・出演するコメディ・ドラマ『I’m With Cancer』(原題)に主演として150万ドルのギャラの提示を受けたことを明かした上で、出演を断ったことを後悔していないと断言。「あまり先のことまで決めてしまいたくないんだ」と言い、自ら「映画はしばらくやめて、舞台をやろう」と決意したと言う。「ブロックバスター作品のスター街道まっしぐらで行くと、普通の役者に戻れなくなってしまう」という考えもあった。ちなみにマカヴォイの代役を務めるのは『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィット。英国に拠点を置く彼は「ずっとアメリカに滞在し続けるのはいやだ」とも語る。4年前に結婚した妻で女優のアンヌ=マリー・ダフが現在第一子を妊娠中で6月に出産予定を控えているのも一因と思われる。味のある演技をスクリーンで見られなくなるのは寂しいが、今年のアカデミー賞2部門ノミネートを受けた出演作『終着駅-トルストイ最後の旅-』が日本では今秋公開を予定されている。(text:Yuki Tominaga)写真は1月に開催された『終着駅-トルストイ最後の旅-』のベルリン・プレミアに妻のアンヌ=マリー・ダフと共に出席した際のもの。© AFLO■関連作品:終着駅-トルストイ最後の旅- 2010年秋、TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほかにて公開
2010年04月13日まもなく公開を迎える話題の韓国映画『母なる証明』を携えて来日中のキム・へジャ、ウォンビン、そしてポン・ジュノ監督が10月27日(火)、本作のプレミア上映会の舞台挨拶に登壇し、およそ500人のファンの歓声を浴びた。殺人容疑で逮捕された息子(ウォンビン)の無実を信じる母(キム・へジャ)の戦いを描いた本作。今年度のアカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品にも選出されている。兵役を経て、実に5年ぶりの来日となったウォンビンが姿を見せると、黄色い声援はほとんど悲鳴に!「お久しぶりです。この作品で、みなさんとこうしてお会いできて嬉しいです。“母”という言葉から多くのことを感じられると思います」と優しい微笑を湛えて観客に呼びかけた。続いてキム・ヘジャが、マイクの電源がオフのまま挨拶しようとすると、ウォンビンはすぐにスイッチを入れて手渡す。キム・へジャは「うちの“息子”は全てやってくれるんです」と満面の笑みを浮かべ、会場は温かい拍手で満たされた。2人は現場では、互いをどのように呼び合っていたのか?と尋ねると「役のまま『トジュン』と呼んでました」(キム・ヘジャ)、「撮影中も『お母さん』と呼んでいました」(ウォンビン)と明かしてくれた。さらに、撮影中の思い出としてウォンビンは「鶏肉を食べるシーンと、母が漢方を飲ませてくれるシーンがあるんですが、撮影を通じて鶏8羽、(鶏の)足だけで16本くらいは食べたと思うし、漢方の飲み過ぎで胃もたれにもなりました」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。こうして並ぶと、外見も含めて本当の親子のように見える2人。監督は「2人の写真を見ると、目がそっくりなんです。日本の少女マンガに出てくる、目の中に星が5つぐらい入っているような輝きをリアルに見ることができました」と語った。さらに監督はこの2人の起用について「とにかく、キム・ヘジャさんと一緒に仕事がしたくて、この企画が始まったんです。彼女が母として狂気の疾走を繰り広げるという話で、いったい誰が息子だったら母として狂気を持ちうるか?と考えたらウォンビン以外にいなかった」と語った。舞台挨拶の終盤、司会者から「そろそろお時間ですが…」という言葉が出ると、会場はお昼の某番組のごとく「えーー!」という心の底から残念そうなため息の大合唱。すると監督は「私は立ち去りますが、ウォンビンくんだけ置いてきましょうか(笑)?」と提案。会場は再び大歓声と拍手に包まれた。そして、この日はスペシャルゲストとして、ポン・ジュノ監督が名を連ねたオムニバス作品『TOKYO!』に出演した香川照之と、日本でいま最も注目を浴びる“妻”であり“母”である鳩山由紀夫首相の妻・幸(みゆき)さんが登場し、3人に花束を手渡した。香川さんは自身の出演作(『カイジ〜人生逆転ゲーム〜』)が先日公開されたばかりだが「悔しいけど、『母なる証明』が今年のNo.1」と称賛を贈った。『母なる証明』は10月31日(土)よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:母なる証明 2009年10月31日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開©2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:韓国四天王・ウォンビン「自分の母も全てを投げ出すと思う」と故郷の母に思い馳せる韓国の鬼才ד母”×四天王が見事に融和最後まで目が離せない『母なる証明』最も浴衣が似合うと思う俳優は?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント【カンヌ現地レポ 04】スクリーン復帰のウォンビン、拍手喝采に涙!
2009年10月28日