『バッド・ティーチャー』のジェイク・カスダン監督がキャメロン・ディアス&ジェイソン・シーゲルを再び主演に迎えて贈る『SEXテープ』の日本公開が8月に決定。併せてポスタービジュアルも公開となった。結婚10年、子ども2人。子育てに追われ、最近すっかりセックスレスになってしまったアニー(キャメロン・ディアス)とジェイ(ジェイソン・シーゲル)は、出会った頃のような濃密で刺激的な“最高の体験”を求めて、HOW TO本「ジョイ・オブ・セックス」に倣いさまざまな“ポジション”で3時間のマラソンセックスを慣行しそれを撮影。しかしそのシークレット映像が“クラウド”にアップロードされるという、まさかのハプニングに見舞われ…。本作は、寝室での夜の営みをテープに録画することで夫婦関係を改善しようと試みるカップルを描いたドタバタ・コメディー。『バッド・ティーチャー』以来2年ぶりの共演となるキャメロンとジェイソンのほかに人気テレビシリーズ「ザ・ホワイトハウス」ロブ・ロウ、『ザ・マペッツ』『バーニー/みんなが愛した殺人者』ジャック・ブラックらが参加している。今回公開されたポスタービジュアルからも“SEXテープ”の流出を阻止するべく2人の奮闘ぶりが読み取れる。大胆な演技にも挑戦するキャメロンたちの姿にも要注目だ。『SEXテープ』は8月22日(土)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月04日2/2より続く。――コスメの店頭にはたくさんの色や商品があって、どれを選べばいいか迷ってしまいます。メイクアップイベントやカウンターに行ったら、いつものイメージとは真逆のメイク、新しいカラーのアイシャドーやリップを試してみると、素晴らしい発見があるかもしれない。タトゥーや整形とは違い、メイクは気に入らなければ何度でもやり直せるから、どんどんチャレンジして、自分らしさを追求してみて。――今年のナーズのホリデーコレクションも、色鮮やかなアイテムがそろいましたね。美しい色達でしょう。マットなホットピンクのブラッシュ「4046」は、しっかり発色させることも、柔らかい印象を演出することもできる。限定フォーミュラのアイシャドーでは、特にメタリックブラックの「2088」と明るいオーキッドの「2087」が気に入っている。まつげのキワにのせて、黒などスモーキーなアイライナーを合わせると目元の印象が強って、日本人女性のダークな瞳の色も美しく際立たせるんだ。リップスティックは、トレンドでもあるオレンジレッドの「9601」、ホットピンクの「9602」などがおすすめ。いずれにしても自分が好きなカラーをつけるのが大事だよ。―このホリデーコレクションは、ギイ・ブルダンがモチーフとなっていますね。クリエーティブディレクターのフランソワ・ナーズ(Francois Nars)と同様、あなたもブルダンにインスパイアされましたか?フランソワにとってブルダンの影響は非常に大きくて、子供時代から仏『ヴォーグ』誌などの雑誌の切り抜きを壁に貼っていたそう。ブルダンが彼に影響を与えように、僕にとってはフランソワこそがインスパイアの源だった。彼は本当に偉大で、一緒に働けることを幸せに思っているよ。――ファッション、カルチャー、アートに大変お詳しいですが、いつもアンテナを張っているのですか?当然のことだね。特にファッションは、この業界では共通言語みたいなものだからね。フォトグラファーとも、映画について話したりする。そういったことを知らないと、クリエーター達とコミュニケーションもできない。ファッションやカルチャー業界で働くなら、その歴史を多く知っていればいるほどインスピレーションを得ることができる。僕は、幸運にも旅をする機会が多いから、異なる文化やスタイルに触れることも、すべてクリエーションの源になる。美にまつわる仕事に就くなら、美しい物事を愛していなくては務まらないから。――最近は何にインスパイアされましたか?僕が常に注目しているのは「時代」そのもの。時代感やトレンドを、雑誌やアートなどで人々がどう解釈して表現するのかに一番興味を引かれる。例えば70年代の映画『キャバレー(Cabaret)』(1972)は、20、30年代の再解釈をしているもので、そのミックス感覚が面白い。ソフィア・コッポラ監督の『マリーアントワネット(Marie-Antoinette)』(2006)は、時代考証に基づきながらも単なる焼き直しではなく、モダンなアプローチによって、ワクワクするものができるのだと教えてくれた。様々な時代を参考にすることは、メイクアップをデザインする時にも使える技だよ。
2013年12月12日キャメロン・ディアスとペネロペ・クルスが女の魔性と純真を体現し、ブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、ハビエル・バルデムが男の切なさや愚かさを滲ませる心理サスペンス『悪の法則』。力強い女性像は、リドリー・スコット監督作の代表として印象付けるが、群を抜いて妖艶で謎めいた雰囲気を漂わせるキャラクターを披露したのが、大女優キャメロンだ。この度、その魔性の女っぷりが確認できる映像がどこよりも早くシネマカフェに到着した。すべての始まりは、若くハンサムで有能な弁護士が、出来心で裏社会のビジネスに手を染めたことだった。美しいフィアンセとの輝かしい未来を夢見たその欲望は、周囲のセレブリティたちを否応なく危険な事態に巻き込み、彼らの虚飾に満ちた日常を揺るがしていく。しかし彼らは、まだ気づいていなかった。自分たちがこの世の闇に渦巻く“悪の法則”に魅入られ、もはや逃れようのない戦慄の罠に絡め取られてしまったことに…。キャメロンは、ハビエル演じるカウンセラーの友人の派手好きな実業家ライナーの豪邸に住むミステリアスな愛人・マルキナ役を熱演。公開された映像では「懐かしむって、失ったものが戻るように願うこと。でも、戻らない。真実に温度などないんだから。」と真顔で冷静に言い放つキャメロンの姿。それを聞いたハビエルも凍りついた表情を見せている。コメディやドラマでキュートな笑顔が魅力的な彼女だが、本作では、いままでスクリーン上で見たことのない氷のような冷酷なキャラクターとして新境地を切り開いているようだ。マルキナという女性についてキャメロンは、「マルキナは社会病質者で、とても頭が切れる人。彼女はどんなことでもやれる。マルキナには人間らしさはまったくないの。彼女が常に自問していることは、どうやって自分にふさわしいものを手にできるか?何が自分のものになるか?それ以外のことは何一つ、誰のことも気にならない。彼女が望んでいるのは全てのことからもっと多くを奪うということだけ。マルキナはあらゆる男のパワーを取り上げて吸いつくすの」とコメント。従来のイメージを根底から覆す異色のキャラクターに挑んだスター俳優たちが、大胆に挑発するセクシュアルな魅力を披露する本作。眩い陽差しと漆黒の夜が鮮烈なコントラストを成すアメリカ南西部を舞台に、魔性の女と化すキャメロンの姿をチェックしてみて。『悪の法則』は11月15日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悪の法則 2013年11月15日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2013年10月10日キャメロン・ディアス、ブラッド・ビット、ペネロペ・クルスなど超一流スターが集結したことで早くも海外で話題となっている映画『悪の法則』が11月15日(金)に日本公開が決定!このほどキャメロンとペネロペの超セクシーな劇中ビジュアルがお披露目となった。物語の舞台はテキサス。喉の渇きと同じく、この街に集まる怪しげなセレブリティたちの欲望は尽きることがない。“カウンセラー”と呼ばれる弁護士もそのひとり。彼が遊び気分で手を出した麻薬取引をきっかけに、一人、そしてまた一人と危険な罠に絡めとられていく…。今回お披露目となったビジュアルは、キャメロンとペネロペがタオル一枚で横たわり、何かを見つめながら笑みを浮かべている姿。“コメディの女王”と呼ばれるキャメロンだが、本作では悪女役での出演となり、その笑みには何か危険な雰囲気が漂っているが…。映画化に挑むのは3度のオスカー・ノミネートに輝くリドリー・スコット監督。スタイリッシュかつスキャンダラスな映像美と、登場人物たちの偽りの仮面を、まるで表皮を一枚ずつ剥いでいくような細やかな演出を披露している。脚本は、アカデミー賞受賞作『ノーカントリー』の作家コーマック・マッカーシーが手がけている。本作はキャメロン、ブラッド、ペネロペを始め、ハビエル・バルデム、マイケル・ファスベンダーが出演。センセーショナルでスキャンダラスな“いつもの彼ら”とは違う俳優陣に誰もが引き込まれるはず。『悪の法則』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悪の法則 2013年11月15日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2013年07月17日『007』シリーズの中で、4本の作品で“5代目ジェームズ・ボンド”として活躍した俳優のピアース・ブロスナン。彼の最新作『愛さえあれば』で、ガンと闘う女性に恋をする主人公を演じたことで、22年前、卵巣ガンを患い、4年間の壮絶な闘病の末、43歳の若さで亡くなった元妻のカサンドラ・ハリスとの思い出が蘇ってしまったようだ。ピアースは妻を失ったという事実に打ちひしがれつつも、男手ひとつで当時8歳だった息子・ショーンを育てることを決心したと英「Daily Mail」紙のインタビューに答えている。ピアースは、「私は自分が経験してきたことを、ずっと公にしてきたけれど、そういう経験は、人の心に傷を残し、それが人生の一部になっていくものなんだ。自分が愛する誰かが、静かに忍び寄って来た恐ろしい病によって、少しずつ少しずつ、その命を削られていくのを見ていくというのは、自分の精神の中で一生拭えないものになっているんだ。私ももちろんそれを経験していまがあるわけだが、この作品の脚本を受け取ったとき、このチャレンジによって自分を見失いたくはないと思ったよ」と今回の出演に対してコメント。カサンドラの死後、ピアースはジャーナリストのキーリー・シェイ・スミスと2001年に再婚し、ディラン(16歳)、パリス(12歳)という息子に恵まれた。ピアースは、キーリーがこれまでカサンドラを失った悲しみと、彼がうまく向き合えるように助けてくれたと語っている。「私は男やもめがどういうものか、また恋愛をするのはどういうことかを経験したので、よく分かった。だから同じ立場の人たちにも、それを乗り越えられる希望を決して捨ててほしくないんだ。人間の人生には浮き沈みがあるし、逆にそれが人生だとも言える。それでも、キャシー(カサンドラ)との思い出や、彼女の闘病の様子は絶対に忘れられないんだよ…」。「キーリーはいつも親切で、思いやりがあって、私がキャシーを弔うのを支えてくれている。実際、私はキャシーのことをいつでも考えているからね。息子のショーンはもちろん、また、彼女の息子だし、いま29歳になったんだ。キーリーは、私をいつも見守ってくれる北極星のような存在だよ」とピアースは最後に付け加えている。現在59歳のピアース。38歳の若さで最初の愛妻・カサンドラを失った悲しみを息子を育てることを励みに乗り越えてきたようだ。そして、今回の新作で自身の悲しみと向き合い、体当たりで演じたその役に思わず期待感は高まる。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:愛さえあれば 2013年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) Zentropa Entertainments29 ApS, Lumiere & Co. Srl, Slot Machine, Zentropa International France, Arte France Cinéma, Zentropa Entertainments Berlin and Zentropa International Sweden
2013年04月01日『127時間』でアカデミー賞など各賞にノミネートされたジェームズ・フランコが、ジャスティン・ビーバーをパロディーにしたビデオを製作して、ジャスティンを怒らせてしまったことが発覚した。ジェームズは、今月の初めに自身の公式サイト「jamesfrancotv.com」に、ジャスティンの髪型や格好を真似て、カメラ目線でジャスティンのヒット曲「Boyfriend」に口を合わせて歌っているビデオを投稿したのだ。そのビデオの中には映画『Spring Breakers』(原題)でジェームズと共演し、彼の恋人だとうわさされている女優のアシュレイ・ベンソンも登場しており、2人のはっちゃけた様が話題になっていた。すでに、問題となったこのビデオは削除されている。削除の理由について、ジェームズはサンダンス映画祭で「E!オンライン」の取材に答え、「ある人にビデオを削除しろと言われたんだ。ビーバーは僕に直接連絡をしていないけど、彼はあまりこのビデオに関してはハッピーじゃなかったようだね。でも、僕は彼をバカにするつもりはなかったんだよ」と語った。ジャスティンに近い関係者は、彼は一度もそのビデオを見ていないと主張しているが、ジャスティンを怒らせたことには変わりないようだ。ジェームズは以前にも、ジャスティンの元カノ、セレーナ・ゴメスのヒット曲「Love You Like A Love Song」を口ぱくパフォーマンスで披露したビデオを彼のサイトに投稿しており、セレーナは「面白かったわ。とてもよく出来ていたもの」とコメントしていた。もしかしたら、ジャスティンはその頃から、ジェームズをよく思っていなかったのかもしれない。今回の事件も、ジェームズには悪気はなかったようだが、ジャスティンにとっては笑えないビデオだったようだ。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開(C) 2010 TWENTIETH CENTURY FOXオズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開(C) 2012 Disney Enterprises, Inc.All rights reserved.ディス・イズ・ジ・エンド 2013年夏、全国にて公開
2013年01月22日ミュージカルの金字塔を映画化した『レ・ミゼラブル』。プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏は舞台版同様、俳優の生歌で全編撮影することを力説した『英国王のスピーチ』(10)のトム・フーパー監督の熱意に感銘を受け、本作を始動したことを明かした。その他の写真氏は40年以上も英米の演劇界で活躍を続けるミュージカル界の大重鎮で、ブロードウェイ・ミュージカルの歴代ロングラン作品ベスト3、『オペラ座の怪人』『キャッツ』、そして『レ・ミゼラブル』をプロデュースした剛腕だ。誰よりも『レ・ミゼラブル』を知り尽くす専門家で、作品を深く愛する人物。それだけに舞台版同様、全編を俳優の生歌で撮影するという一大スケールで企画をキックオフした中心人物かと思うが、実は「フーパー監督が最初の構想に待ったをかけた張本人だよ(笑)」と経緯を明かす。「当初は3分の1がセリフだったけれど、フーパー監督の提案で全編同録に変えた。とてもうれしかったよ(笑)」。俳優の生歌で同録する手法を採用したことで、舞台版のDNAを見事に継承した本作。その上、空間的なスケールを得た映画版では、主人公ジャン・バルジャンが苦役に従事する冒頭シーンを皮切りに、後半の革命による激突シーンまで大迫力の一大叙事詩として完成した。フーパー監督は俳優の“表情”と“風景”が重要だったと語っていたが、この点、氏もうなずいて補足する。「舞台では限定的な空間で演じるので、俳優たちの移動や細かい表情の変化をお見せすることは無理だけれど、カメラがある映画の場合は微妙に変わる表情や声色をキャッチできる。演技のスタイルも全然違うので、新しい魅力を加味できたよ」。舞台版にはない新曲「Suddenly」も登場するなど、伝統に囚われない挑戦的な試みを許す氏の広い度量と眼力が作品に新たな息吹を与えたことは確か。そして緻密な方程式の元、企画を進めることがプロデューサーとしての最大の使命かと思えば、意外にも思い切った決断も時に重要だという。「ミュージカルを観て感銘を受けたトムと会ったわけだけれど、僕は『英国王のスピーチ』(10)を観てなくて、実はよく知らない人だった(笑)! でも、その時に映画化のビジョンを熱く説明してくれて、決め手は同録での撮影にこだわったことかな。僕と同じ理由で重要だと力説したことが、今回監督をお願いした最大の理由だよ」。『レ・ミゼラブル』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月25日「恋愛だけじゃダメかしら?」公開記念でキャメロン・ディアスとジェニファー・ロペスが共演したことで注目されている最新話題作「恋愛だけじゃダメかしら?」が12月15日公開となることを記念し、現代女子を応援する企画が続々と実施される。この「恋愛だけじゃダメかしら?」は、豪華キャストでおくられるハートフル妊娠ラブコメディ。現代の女性が持つ悩みと本音が詰まったアンサンブルムービーとなっている。寒さも吹き飛ばして女子温度アップ!公開を記念し、東京・渋谷の「JINNAN CAFE」では、苺の農耕ホットチョコレートドリンク「スウィートハートチョコレート」を用意。このドリンクをオーダーすると、ロンドンから日本初上陸を果たしたばかりのラウンジブーティブランド「ベッドルームアスレチクス」のルームシューズや映画のオリジナルグッズが抽選でプレゼントされる企画も実施するそうだ。ルームシューズは、もこもこでキュートなあったかグッズ。ロンドンでも大流行しているアイテムだ。寒い冬を冷え知らずで乗り切りたい。このタイアップキャンペーンは、同店で公開日の12月15日から12月29日まで実施される。また同じく東京・渋谷の「FREEMAN CAFE」でもキャンペーンを開催。こちらでは冬限定ドリンクメニューとして用意された「焼きマシュマロミルクティー」を注文すると、全員に「恋愛だけじゃダメかしら?」が1000円で鑑賞できる割引がプレゼントされる。また、作品を鑑賞した半券を会計時に提示すると、同店の食事代が10%割引となるお得なサービスも提供するそうだ。こちらも12月15日から12月29日までの実施となっている。映画を楽しみながら、タイアップキャンペーンも活用し、冷え知らずの女子温度アップと幸せオーラで、自分らしく輝ける女子を目指してみては。元の記事を読む
2012年12月14日『ブロークバック・マウンテン』や『ラスト、コーション』で知られる名匠アン・リー監督の最新作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の特別映像がこのほど公開された。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』新映像本作は、動物園経営者を父に持つ16歳の少年パイ・パテルが船の事故に遭い、どう猛なベンガル・トラと小さな救命ボートに乗り込んで227日にもおよぶサバイバル生活を展開する様を、美しい自然の風景を交えて描き出した感動作。このほど公開された映像は、劇中映像を交えながらリー監督が作品について振り返り、リー監督に撮影機材を貸し出したデジタル3Dの第一人者ジェームズ・キャメロンが本作に絶賛の声を寄せている様子を捉えたもの。キャメロン監督は以前より本作について「冒頭から不思議な光景で物語に一気に引き込まれ、その旅は驚きと恐怖に溢れ、そして実に美しいんだ。これ以上の作品はない。アン・リー監督は、3D映画の概念を崩した。これこそ3D映画のあるべき姿だ!」と公言しており、映像でも本作の魅力とリー監督の才能について熱く語っている。また映像で注目なのは、随所に登場する映画のハイライト・シーンとメイキングだ。リー監督は本作で3D映像とデジタル技術を駆使して、少年とトラの漂流生活を、言葉を極力用いることなく、絵画のような美しさをもった“動く映像”で描き出そうとしている。これまでも美しい映像や個性的なビジュアルの映画は多く存在したが、よく観ると背景がCGで描かれているだけだったり、単に“CGの美しさ”だけが強調され、映画としての魅力に乏しい作品も多かった。しかし、本作では“一切の波が消えて鏡面のように空をうつし出す海面”など、現実的にはありえない現象をあえて描き出すことで、自然描写をストーリーを語る極めて重要な要素として扱っている。今回の特別映像で紹介されているのは、ほんの一部だが、荒野をかけるミーアキャットの大群や海面を疾走するトビウオの群れ、海面から出現して宙を舞うクジラなど、華麗な映像が単なる“背景”以上の役割を果たしており、リー監督が意図した“大画面3D”で観賞することで、さらに作品を深く楽しむことができそうだ。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』2013年1月25日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開※3D/2D同時上映
2012年12月12日全米批評家から賞賛の嵐を受け、『アバター』のジェームズ・キャメロン監督までもが「自分の目で確かめてほしい」とまで絶賛したアン・リー監督の最新作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』。早くもアカデミー賞の呼び声高い本作の日本語吹き替え版を、本木雅弘が担当することがこのたび決定し、ロンドンのスタジオにて初の実写洋画吹き替えに挑戦した。文学界の権威あるブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説「パイの物語」を、アカデミー賞に輝く名匠アン・リー監督が映画化した本作。荒々しい海に投げ出された少年に残されたのは、小さなボートと、わずかな非常食、そして一頭のトラ。誰もが目を疑う極限状況の下、あまりにも巨大な試練に直面した少年は、どのようにトラとの共存関係を築き、希望をたぐり寄せていくのだろうか…。主人公・パイの波乱と冒険に満ちた人生の航海が描かれる。今回、本木さんが吹き替えを録音したのは「ビートルズ」や「ザ・フー」、「クイーン」などの伝説的ミュージシャンも収録を行ったという有名スタジオ「デイ・レーン・リー・スタジオ」。ここ数年でもっとも好きな映画が『おくりびと』だというアン・リー監督たってのオファーで、この極めて貴重なコラボレーションが実現した。実は本木さんと本作には不思議な縁があるという。というのも、本木さんが吹き替えを担当したのは本作の主人公を演じるイルファ・カーンの役どころ。そしてイルファンの出演作である『スラムドッグ$ミリオネア』は『おくりびと』が第81回アカデミー外国語映画賞を受賞した2009年に、作品賞を受賞しているのだ。この奇妙な巡り合わせに、46歳にして初めて挑んだ初の実写洋画吹き替えに、本木さんは「何よりもこの作品が与えてくれた力は、ここ最近で最もインパクトのあるものでした。このプロジェクトに僅かながらも参加できたことに喜びを感じています」と未だ興奮冷めやらぬ様子。『ブロークバック・マウンテン』でアジア人初のアカデミー監督賞を受賞し、いまやハリウッド映画界でもっとも重要なクリエイターのひとりとなったアン・リー監督初の3D作品に、本木さんが吹き込んだ魂はどのように共鳴するのだろうか。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は2013年1月25日(金)よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 2013年1月25日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox
2012年11月29日キャメロン・ディアスが、浮気男に復讐するという強烈な役柄で新作コメディ作品『The Other Woman』(原題)に出演することになった。ハリウッド業界人が選ぶ脚本ランキングのブラックリストでトップ10入りした経験もある弁護士出身の脚本家メリッサ・スタックが脚本を手がける本作は、自分は恋人にとってのただの浮気相手(the other woman)にすぎないと知った主人公の女性が、男の妻と共謀して復讐するさまをコミカルに描く作品だ。長年連れ添った夫に裏切られた3人の熟女たちの復讐劇をコミカルに描いたダイアン・キートン主演作『ファースト・ワイフ・クラブ』のキャラクターたちの世代を若くしたような作品になる模様だ。今回のニュースを発表したキャメロンの代理人によれば、『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』で主人公・アニーを演じたコメディエンヌ、クリステン・ウィグも本作のキャスト候補に挙げられているという。キャメロンは、今後もベニチオ・デル・トロと共演する新作アクションコメディ作品『Agent: Century 21』(原題)など話題作が目白押しだ。■関連作品:ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン 2012年4月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月15日ジェームズ・マカヴォイが、政府や企業などの内部告発のためのサイト「ウィキリークス」の創始者ジュリアン・アサンジの伝記映画に出演するための交渉中のようだ。ジェームズは、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチがジュリアンを演じる本作で、ジュリアンの右腕として活躍したダニエル・ドムシャイト・ベルグを演じるための交渉を現在行っているという。日本でも12月28日(金)に公開予定の『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』でメガホンを取っているビル・コンドンが監督を務める本作の脚本は、「ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争」と右腕であったダニエルの著作「ウィキリークスの内幕」の両書を基にジョシュ・シンガーが手がけている。以前はリブート版『ロボコップ』で主役に起用されたジョエル・キナマンがダニエル役だと見られていたものの、今回新たにジェームズが同役の候補として急浮上したようだ。また、ジュリアン役にはジェレミー・レナーも希望を出していた。ドリームワークスが製作を担当する本作は、来年にも撮影開始を予定している。■関連作品:ロボコップ (原題) 2013年夏、全国にて公開トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ]© Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers © Hartswood Films 2010
2012年11月14日キャメロン・ディアス(40)が、ロバート・パティンソン(26)に目を付けているようだ。パーティで彼を必死に魅了しようとする姿が、複数の人に目撃されているらしい。ディアスとパティンソンが出席していたのは、グッチがスポンサーになっているロサンゼルス群立美術館のパーティ。ふたりは同じディナーテーブルで隣に着席。食事の間、ディアスは、やたらとパティンソンに触ったり、パティンソンが何かを言うたびに大袈裟に笑ったりして、気を引こうとしていたという。パティンソンはそんなディアスに親切に接していたが、心を動かされている様子はまるでなかったらしい。ディアスがパティンソンを獲得するチャンスは、かなり少なそうだ。クリステン・スチュワートの浮気騒動のせいで、しばらくシングルだったパティンソンだが、最近はまたスチュワートとの熱々ぶりを見せつけている。このパーティの数日前には、パティンソンとスチュワートがコンサート会場で人目もはばからずキスする姿が目撃されている。かつては関係を公にすることを嫌っていたふたりだが、困難を乗りこえた今は、愛し合うカップルであることをむしろ宣言したいようだ。文:猿渡由紀
2012年11月07日8月に40歳の誕生日を迎えたキャメロン・ディアス。現在シングル生活を満喫中で、20代の頃よりも快適な人生を送っていると語った彼女が、パーティ会場でクリステン・スチュワートとの破局危機を乗り越えたばかりのロバート・パティンソンに猛アプローチを仕かけたという。先月27日(現地時間)、ロサンゼルス郡立美術館で行われたグッチ主催の「Art+Film」ガラ・パーティでのことだ。ディナーの席でキャメロンはロブの隣りに座っていた。「彼女は彼の腕に触りながら、彼の言うことにいちいち大げさに反応して、お得意の笑顔を見せていました」と目撃者は語る。ロブはというと、「礼儀正しく接していましたが、あまり相手はしたくないようでした」。7月にクリステンの浮気が発覚した際はショックのあまり彼女と距離を置いたロブだが、共演作『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』の宣伝活動を前に破局を乗り越えたとされている。ガラ・パーティの数日前には一緒にプリンスのコンサートにも出かけた。ずっと手を繋ぎ合い、キスをする2人を「まるで映画を観ているみたいだった」と居合わせた観客は語っている。キャメロンのロブへのアプローチは「かなり露骨でした」と目撃者は評しているが、これではあまり脈はなさそうだ。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年11月07日全世界で3,500万部を売り上げ、「アメリカ全妊婦のバイブル」と言われたベストセラーを原作に映画化した『恋愛だけじゃダメかしら?』。このほど、キャメロン・ディアスやジェニファー・ロペスら豪華女優陣出演する本作の予告編映像が到着した。TV番組で人気のフィットネスの女王・ジュールズは、ダンサーのエヴァンとリアリティ番組で3か月間、一緒に生活をすることとなり、なんとエヴァンの子を妊娠。2人は本当のパートナーになることを決意するが…。親になるという難題に取り組む5組のカップルの姿を通して、“妊娠”から生まれる不満や葛藤と共に、パートナーたちとの悲喜こもごもを描いたアンサンブルムービーだ。今回届いた予告編では、予期せぬ妊娠に慌てふためくキャメロンを始め、養子をもらうことを決意するジェニファーのカップル、そして妊娠したことをパートナーに告げ「マズイな…」と呟かれてしまうアナ・ケンドリック、さらにお腹の子を過保護にするあまり、“有害電波”と他人の携帯を叩き壊してしまうエリザベス・バンクスと、それぞれに問題を抱えた男女の葛藤が映し出される。実際、プライベートでも妊娠を経験したことがあるのはジェニファーだけだが、ポッコリと突き出したお腹を抱えたキャメロンを、夫・エヴァン役のマシュー・モリソンが励ます様子はまるで本当の夫婦のよう。プライベートでは、当分は独身を楽しむと公言していたキャメロンだが、この映画に出演してもその心は動かずなのだろうか。まずは、こちらの映像からキャメロンらの豪華キャストたちのドタバタな“新米ママ”ぶりを覗いてみて。『恋愛だけじゃダメかしら?』は12月15日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:恋愛だけじゃダメかしら? 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Lions Gate Films Inc. and Alcon Entertainment, LLC. All rights reserved.
2012年10月29日12歳年下の女優と交際中と報じられたジェームズ・フランコがブログでこれを否定、併せて最近相次いでうわさになったハリウッドの若手女優たちとの仲も否定した。先日、TVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソンと交際中と報じられたジェームズ。今月初めにニューヨークのワシントン・スクエア・パークを散歩していた彼女とは、先週ロサンゼルスで手を繋いで歩いているのも目撃されたが、彼女は新しい恋人ではないと否定した。「The Huffington Post Entertainment」のブログでジェームズ自身が以下のように綴っている。「僕がセレーナ・ゴメス、クリステン・スチュワート、そしてアシュレイ・ベンソンとデートしているといううわさを耳にした。なんてラッキーな男なんだ、僕は。実際、トロントの劇場で13列目の座席から『On the Road』(原題)のQ&Aセッションに参加しているクリステンを見たときより、もっと彼女に近づきたかった。でも、そうはならなかった。彼女と話したこともないし、僕が彼女をデートに誘ったというソーホーの家にも行ったことはない」。ちなみにジェームズは数年前、ジョシュ・ハートネットと一緒に同作のオーディションを受けたが、2人とも落選したそうだ。ブログ上では、セレーナとアシュレイについて「(ジャスティン・)ビーバーの女の子たち」と綴ったジェームズ。セレーナは、もちろんジャスティンの恋人。そしてアシュレイはジャスティンの親友と交際していたが、『Spring Breakers』(原題)の共演をきっかけにジェームズと恋のうわさが立ったのだ。ジェームズは「彼女たちとあえて絡もうなんて思わない。彼(ジャスティン)に蹴飛ばされるよ!」と結んでいる。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年10月26日ゴシック風の怪奇・幻想小説などで一世を風靡し、世界初の推理作家として名を刻む孤高の作家、エドガー・アラン・ポー。自らの小説模倣犯と対峙したポー最期の日々を、史実とフィクションを融合した大胆な発想とスタイリッシュな映像でダイナミックに描き出した極上のミステリー、それが現在公開中の、『推理作家ポー 最期の5日間』だ。監督のジェームズ・マクティーグにインタビューを行った。■本作は、作家エドガー・アラン・ポーの最期の数日間をモチーフにした作品となっていますが、本作を製作するきっかけを教えていただけますか?もともとポーの文学作品はお好きだったのですか?プロデューサーのアーロン・ライダーから話をもらったんだが、彼はこれまでにも『メメント』や『プレステージ』といった興味深い作品の数々を手掛けてきた人物で、個人的に注目していたんだ。僕自身、もともとポーのファンだったし、ポーの人生そのものと彼の作品が巧みに交差するストーリーにも大いに惹きつけられた。作品のほとんどが短編小説だったことや、彼の人生がかなり陰鬱で悲惨なものだったこともある。それに、ポーを題材にした映画の決定版、といったような作品がこれまでになかったという点でも意義あるチャレンジになると思った。彼の人生と物語を組み合わせて、今までにないユニークな映画が出来るんじゃないかと思ったんだ。■繊細なところもありつつ、芸術家として我の強いジョン・キューザックのポー役はハマリ役だと感じたのですがどのようにしてキャストを決めたのでしょうか? また、役作りの上でそれぞれのキャストに何かアドバイスをしたことはありましたか?ジョンはバラエティ豊かなジャンルの映画に出演してきた素晴らしい俳優だけど、彼のダークな部分が存分に活かされた作品はこれまでになかったように思う。意外かもしれないけれど、ジョンはアメリカの有名な作家ハンター・S・トンプソンやイギリスのアーティスト、ダミアン・ハーストといったダークな作風で知られる人々と親交が深くて、彼自身もかなりダークな一面を持ち合わせているんだ。そういった彼の側面をつつけば、興味深いポー像が出来上がるんじゃないかと思ったし、本人も大いに乗り気で役作りに熱を注いでいたよ。やつれた風貌にするため減量して髪をボサボサにしたり、ゲッソリした顔に見せるために不健康そうな黄色いメイクを施したりと、見た目的にもあれこれ工夫を凝らしていたけれど、実際のポーに似すぎていないのがよかったね。外見をそっくり真似するのではなく、もっと内面的な、ポーの“精神”のようなものを体現していたのが素晴らしかった。「ポーは実際にこんな事を言っていた」とか「実際のポーならこんな風には振る舞わないだろう」とか、ジョンとはあれこれ話し合ったとは言え、彼が演じるのはあくまでポーをベースにした想像上のキャラクターであって、そっくりそのままポーというわけじゃないし、映画のストーリーにしても史実に基づいているわけじゃないからね。この映画に登場するポーは、殺人鬼によって自らの小説の世界に身を投じ、危険なゲームに巻き込まれる哀れな1人の男というだけだし、ポーをめぐる歴史上の事実や出来事を忠実に再現しようだなんて、はなから考えていなかったよ。■では実際にジョン・キューザックと仕事してみていかがでしたか?また、フィールズ刑事役を熱演したルーク・エヴァンスについても聞かせて下さい。ジョンはアイデアも豊富で、本当にすばらしい俳優だよ。僕が間違った意見を言った時には、真っ先に遠慮なく指摘してくれたしね(笑)。他の役者なら考えつかないようなユニークな視点で、ニュアンスたっぷりにこの役を演じてくれた。すごく興味深いアプローチで、演出する側としても楽しかったよ。ルークは今後大スターになる可能性を秘めた、聡明で才能豊かな役者だし、エミリー役のアリス・イヴもすばらしい演技を見せてくれた。ブレンダン・グリーソンのことは昔から大ファンだったんだけれど、演じる役柄さながらの存在感でスクリーンに華を添えてくれた。すばらしいキャストに恵まれて、本当にラッキーだったと思うよ。■最後に、日本で公開を楽しみしているファンへ本作品の見所とメッセージをお願いいたします。日本の観客は僕がこれまで手掛けた作品も熱狂的に支持してくれたし、すごく感謝しているんだ。今までの作品とはちょっと毛色が違うとは言え、この映画にはホラーや心理スリラー、アクションといった日本で人気の高いジャンルの要素が詰まっているし、「落とし穴と振り子」をモチーフにした殺人などショッキングなシーンも含めたスリリングなストーリー展開に、日本の観客もきっと喜んでくれるはずだよ。作品情報『推理作家ポー 最期の5日間』 公式サイト 監督:ジェームズ・マクティーグ出演:ジョン・キューザック、ルーク・エヴァンス、アリス・イヴ、ブレンダン・グリーソン配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン大ヒット上映中!(C)2011 Incentive Film Productions, LLC. All rights reserved.
2012年10月24日ジェームズ・フランコがTVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソンと交際中だという。「プリティ・リトル・ライアーズ」でハンナ・マリンを演じているアシュレイとジェームズは「1か月と少し前から会うようになりました。いい感じですよ」と「New York Post」紙に関係者が語っている。ジェームズは昨年、5年間付き合った女優のアーナ・オライリーと破局した。ジェームズはコネティカット州のイェール大学で学び、アーナはロサンゼルス在住。「4、5年、付き合った。ロサンゼルスでは同棲してたよ。それから僕は大学に行くために、まずニューヨークで2年過ごした。その後、イェールに登録したんだけど、彼女はそれで(別れを)決めたみたいだ」とジェームズはアーナとの関係について語っている。シャイな性格ゆえに、昔から女の子との付き合いがなかなかうまくいかないと語るジェームズは34歳。「短期間付き合って、いつもふられるんだ。たぶん、僕が奥手なんだと思う」と言うが、今度のお相手、11歳年下のアシュレイとはうまくいくだろうか?(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年10月23日陽気な性格と人懐っこい笑顔。完璧なボディとそれを存分に生かす抜群のファッションセンス。キャメロン・ディアスは、女性たちの永遠のアイドルと言えるでしょう。『マスク』(’95)でスクリーン・デビューを果たし、『メリーに首ったけ』(’99)で注目を集めた彼女にとって、コメディは得意分野。以前、来日時にインタビューした際には、彼女が生粋のコメディエンヌであることをこの目と耳で確認済み。底抜けに明るい彼女らしさが存分に発揮されるジャンルはやっぱり、コメディなのだと、そのとき確信しました。そんなキャメロンのラブ・コメディの最新作が『バッド・ティーチャー』。キャメロンの役どころは、玉の輿を狙う小悪魔教師・エリザベス。授業や生徒そっちのけで、狙った獲物(臨時教師=つまり同僚)のスコット相手に型破りな婚活に大暴走していくという大爆笑の婚活ストーリーです。獲物のスコットを演じるのが、キャメロンの元カレのジャスティン・ティンバーレイクというのがまた面白い。別れたとはいえ、2人は息の合った絶妙な間合いで観る者の笑いのツボを刺激してくれるのです。エリザベスの言動から、女子たちは婚活におけるNGを確認してみるもよし、男子たちは女子を見る目を養ってもよし。教師を目指す若者たちは彼女を反面教師にするもよし。と、人生勉強になる見どころいっぱいですが、何と言っても女子にとって気になるのが、エリザベスのカッコいいファッション。彼女の人格はさておき、ファション“だけ”は、クリーンな印象の中にもセクシーなテイストの入った、ぜひ真似したくなる洗練のオフィススタイル。時には、レザーのマイクロミニスカートやメッシュのブーティ、下着の透けて見えるカットソーなどちょっと大胆なアイテムを取り入れてはいるのだけれど、合わせるものを上品なブラウスやコンサバなタイトスカートにすることで、全体を好印象にまとめています。この合わせ技は、ぜひエリザベスをお手本に習得したいもの。ほかにも、肌の色、髪の色に映えるレッドとイエローを多用しつつも、それらの明るい色をより効果的に見せる黒との合わせ方もお見事。さらには、柔らかそうなニットやカットソーといった素材にレザーを合わせて質感にコントラストを作る技などは、これからの季節にもお手本にできそうです。彼女のファションのポイントは、出会った人に好印象を与えるエレガントさと健康的なセクシーさ。でも、実はこの組み合わせを“正解”のバランスで作り出すのは上級者のワザではありますが、これを成功させている一つのポイントが、トレンドにも敏感な高級志向にあるのかもしれません。彼女のお気に入りは、「バレンシアガ」のバッグや、「クリスチャン・ルブタン」のシューズなど、アイコニックなアイテム。とは言え彼女はブランド好きというよりは、上質好みのファッショニスタ。それは、誰もが認識できるシグネチャー系のアイテムではなく、見る人が見れば分かるというアイテムを選んでいることからも分かります。本当に良質なものだけが作り出す雰囲気を愛するからこそ、エレガントなセクシーさが演出できるのかもしれません。でも、ここで疑問が湧いてきます。アメリカの教師ってそんなに稼ぐものかと。そんなことはありません。彼女以外の多くの教師は、ブランドものとは縁遠い服を着ています。つまり、彼女のファッションはいわば分不相応で完全に場違い。実は、彼女は物語の冒頭で大金持ちの婚約者から破談を言い渡されています。理由はお金を使いすぎるから。浪費家だからなのか、高級志向だからなのかは分かりませんが、彼女が望んでいるのは、もちろん玉の輿。そこで、スイスの高級腕時計「ジャガー・ルクルト」を身に着けた臨時教師・スコットに肉食獣のごとく近づくのですが、彼の母の旧姓がルクルトであることを知ると、俄然前のめりになるのです。性格も教師としての志も、正反対であるにもかかわらず。そんなエリザベスは、女として自分を「10点満点中8点だ」と言っています。そして、足りないものは中身や心ではなく、大きな胸なのだと。素敵な男性を誘惑するために、セクシーなファッションのダメ押しとして、また、足りない2点分として、彼女が求めるのが巨乳。彼女にとって、巨乳はある種の高級ブランド。何としてでも欲しいアイテムだというわけです。ちなみに、エリザベスが巨乳を求めて出かけた美容外科では、お値段しめて9,300ドル!浪費家の彼女には、そんな蓄えなどあるはずもなく、またまた教師らしからぬ悪知恵を働かせるのですが…この先は観てのお楽しみ。実はこのエピソードに絡んでエリザベスが見せるファッションが、一番可愛かったりして。それは、キャメロン自身がプライベートでも愛用していそうな、デニムのマイクロショーツとチェック柄のシャツの組み合わせ。シャツは胸のすぐ下で裾を縛って、おへそを見せてしまうあれです。高そうな女風情も確かにカッコいいけれど、こんなカジュアルなファッションで、太陽の下、溌剌と笑っているエリザベスの方が好感を持てるのですが、実際のところ、このシーン自体は決してエリザベスの健全性を強調するものではありませんのであしからず。とことん性悪で同性にはほぼ99.9%嫌われそうな最悪の教師・エリザベス。必死すぎる彼女には、ユーモアのセンスなどみじんもありません。だからこそ、彼女の婚活騒動は滑稽で笑いを誘います。そんなエリザベスを、キャメロンはさぞ楽しんで演じたことでしょう。そんな片鱗も見えてくる『バッド・ティーチャー』、女子が集まる家飲み会などで、わいわい言いながら観たら、かなり盛り上がること間違いなしです。(text:June Makiguchi)『バッド・ティーチャー』[Blu-ray]価格:4,935円(税込)『バッド・ティーチャー』[DVD]価格:3,990円(税込)発売中 ※レンタル中発売元/販売元:エイベックス・マーケティング公式サイト:© 2011Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年10月19日昨年9月にニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手と破局したキャメロン・ディアスが、雑誌インタビューでシングル生活を楽しんでいると語った。英版「Esquire」11月号の表紙を飾ったキャメロンは、結婚について「興味が持てなかった。特に20代の頃は全然。30代になっても変わらなかったわ」と語った。8月30日(現地時間)に40歳の誕生日を迎えたが、「生まれて初めて充実感を味わっているの」と言うキャメロン。「歳を重ねていくことは人生において素晴らしいことよ。自分のことがよく分かるようになった。器が大きくなった気もしているの。25歳のときより、いまの方が心地よく過ごしているわ」。いまは子供を欲しいとは思わないというキャメロンだが、母親になることについては「可能性はまだあるわ。まだそれほど歳じゃないもの」とも話した。親友のドリュー・バリモアの結婚と出産に触発されたのか、今後の結婚の可能性についても「どうなるかしらね(笑)」と完全否定は避けた回答をした。理想の相手について聞かれると、「自分で自分の面倒を見られる、強い人」と答えた。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
2012年10月04日健康美を手に入れて!40歳とは思えない美貌の体型を維持し、セクシーさ、ナチュラルな健康美をみせている女優、キャメロン・ディアス(Cameron Michelle Diaz)。元モデルでもあり、「スクリーン」誌のベストドレッサーランキング首位や、オリコンの「オシャレな海外スター」1位の座を獲得したこともある。日本でも高く支持されるその美しさ。そんな美の秘訣が詰め込まれることになるであろう、彼女の栄養学とライフスタイルをまとめたフィットネス本がリリースされる予定であることが分かった。若い世代にも読んでほしいかねてから発売に向け準備が進んでいると噂されていたが、今回、大手出版社のハーパーコリンズ社(HarperCollins Publishers)が発売することを正式に認めたという。来年秋にも全米の書店には並べられるものとなるようだ。キャメロンは10代~20代の若い世代にもぜひこれを読んで、健康的で美しい身体をつくることに活かしてほしいと希望しているそう。彼女が実践しているという栄養学や健康の基本テクが指南されるそうで、幅広く女性の健康美をサポートする1冊となりそうだ。元の記事を読む
2012年09月10日『127時間』、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のジェームズ・フランコが、在籍していたニューヨーク大学(NYU)の元講師から訴えられていることが明らかになった。訴訟を起こしたのはNYUで昨年9月まで映画制作の授業の講師を務めたホセ・アンヘル・サンタナ氏。同氏は昨年、長年勤めた職場を不当解雇されたとして大学に訴えを起こした。訴状によると、ジェームズが氏の講義を何度も欠席したために成績を「D」と判定したことで解雇されたという。サンタナ氏は、ジェームズは全14回の授業を12回欠席し、それを反映した評価を与えたが、ほかの教授や講師たちはジェームズに対して甘かったと話している。サンタナ氏は4日(現地時間)、マンハッタンの裁判所で今度はジェームズを相手どって提訴。ジェームズは大学が訴えられた直後はリアクションをせずにいたが、今年4月に出演映画『The Broken Tower』(原題)のプロモーション活動中に受けた取材で、サンタナ氏について「ひどい」、「駄目な教師のために時間を無駄にしたくない」、「今後、彼を雇う教育機関なんてないだろう」などと語った。サンタナ氏はジェームズの一連の発言により多大なダメージを受けたとして、今回の訴訟に踏み切った。「New York Post」紙上でサンタナ氏は、ジェームズについて「彼は名声を利用して、自分を評価しない人間のことを苦しめるのです」と酷評し、大学側が彼におもねるような態度をとっていたと語る。ちなみにジェームズは、サンタナ氏が解雇された昨年9月からNYUで講師として授業を受け持った。(text:Yuki Tominaga)© Broadimage/AFLO■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年09月06日ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、ケイシー・アフレックの3人が『クラッシュ』のポール・ハギス監督が手がける恋愛群像劇『Third Person』(原題)に出演することが決定した。既にオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンの共演も決まっている同作は3都市を舞台に3組のカップルを描く群像劇で、メガホンを取るハギス監督は本作について「3つの異なったストーリーラインで、それぞれ恋人関係の始まり、真ん中、そして終わりに焦点を当てます。イタリアのカップルは付き合いたてで、パリのカップルはしばらく付き合っている中堅カップル、そしてニューヨークのカップルは破局寸前、とそれぞれ異なるカップルを描き出します」と語っている。ジェームズとミラが演じるのは、ニューヨークのカップル。さらに、イタリアのカップルをケイシー・アフレックとモラン・アティアス、パリのカップルをオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンが演じる。ジェームズとミラは2013年に公開となる『オズ はじまりの戦い』でも共演している。本作は10月からローマでクランクインする予定で、製作陣は来月に開催されるトロント国際映画祭で同作の配給先を探す予定だという。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月24日ジェームズ・フランコが、自身とリンジー・ローハンの2人の人生の5つの時期を描く新作で監督を務めることになった。ジェームズの製作プロダクション「ラビット・バンディーニ・フィルム」が手がける本作は、ジェームズとリンジーという2人のハリウッドセレブの人生の13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの時期を描くという自己遡及的な作品だという。本作にジェームズとリンジー本人たちは出演しない模様で、製作側は現在、13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの年齢でそれぞれジェームズとリンジーに似ているキャストを探しているという。ジェームズは近作では、ポルノ映画『ディープ・スロート』(’72)で有名となった女優リンダ・ラブレースの人生を描いた話題作『Lovelace』(原題)でプレイボーイ誌の創始者ヒュー・へフナーを熱演。同作では主演のアマンダ・セイフライド、サラ・ジェシカ・パーカーと共演している。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月20日『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』で世界中を騒がせているサシャ・バロン・コーエンが、今度はジェームズ・ボンド風のパロディ作品に出演するようだ。フィル・ジョンストンとの共同でサシャが脚本も担当する同作は、ボンドもどきのスパイと間抜けなサッカーのフーリガンの兄弟が引き起こす珍騒動を描いたものになるという。作品の製作権をパラマウント・ピクチャーズに販売したものの、売却金額は明らかにされていない。本作は今年初めに契約を結んで以来、パラマウント社が製作に乗り出す初めての作品となる見込みだ。間抜けな兄弟の片方をサシャが演じる見込みで、主人公のスパイはジェームズ・ボンドに似せているものの、ボンドの著作権は「イーオン・プロダクションズ」とダンジャックが所有しているため、“ボンドそのもの”とはいかないようだ。サシャが“将軍様”に扮して珍騒動を巻き起こす最新作『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』は世界中で1億6,000万ドル(約125億円)の興行成績を叩き出しており、日本では9月7日(金)から公開予定。■関連作品:ディクテーター 身元不明でニューヨーク 2012年9月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて順次公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年08月08日大ヒットシリーズ“007”の第23作『007 スカイフォール』の最新予告編がこのほど公開され、英国諜報員ジェームズ・ボンドの新たな戦いの一端が公開された。最新予告編本作は、シリーズの50周年記念作にして、ダニエル・クレイグがボンドを演じる第3弾。ジュディ・デンチがボンドの上司である“M”を、ベン・ウィショーがボンドの特殊アイテムを発明する“Q”を、ハビエル・バルデムがボンドと対峙する男を演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード』のサム・メンデスが監督を手がける。このほど公開された予告編は、列車の上で格闘中のボンドが何者かに狙撃されて死ぬ衝撃的な場面で幕を開ける。と言っても、ボンドは実際に死んだわけではなさそうだ。本作では“M”が所持していた潜入捜査中の諜報員にリストが奪われるという極めて危険な事態が発生。素性が知られてしまったボンドは職を失い“死んだも同然”の状態に置かれてしまう。しかし、彼は“新しいMI6(Military Intelligence section 6/イギリス情報局秘密情報部)”のもとで行動を開始。“M”に怨みを抱く強敵と過酷な戦いを繰り広げることになる。クレイグが新ボンドに就任して以降の作品は、最強スパイではなく、悩み、傷つき、人を愛して苦しむ“人間”としてのボンドを描いてきた。新たな予告編でも、存在を抹消されたボンドの顔には影があり、その目にはうっすらと涙がにじんでいる。また、アクション・シーンもこれまでと同様、豪快な爆発やカー・クラッシュを交えながら、リアリティを重視した生々しい映像が登場。メンデス監督は人間ドラマで高い評価を集めてきた映画作家だけに、『スカイフォール』ではさらに進化/深化したボンド像が描かれるようだ。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年08月02日先日開幕となったロンドン五輪開幕式に颯爽と登場し、世界中の視線を釘付けにしたジェームズ・ボンド。ダニエル・クレイグ扮する6代目ジェームズ・ボンドによる3作目であり、日本でも12月1日(土)に公開を予定しているシリーズ最新作『007スカイフォール』に先立ち、9月に新作フレグランス「ジェームズ・ボンド007」が発売されることが決定した。発売元の「P&G」ファッション部門の副社長ビル・ブレイス氏は、「ジェームズ・ボンド007」の香りがアップルとサンダルウッドの香りで60年代風のレトロな仕上がりになっていると明かす。「アロマティック・フーゲルというフレグランスの種類は60年代に人気があったんです。間違いなく、男らしさの象徴でした。それは、コケやシダといった植物から連想された香りなんです。ただそれはだいぶ昔に流行ったものなので、我々はそのフレグランスをさらに現代的かつ洗練されたものとして再展開したかったんです。そういった理由で、アップルやカルダモン、サンダルウッドにベチバーといった香りを加えたわけです」。さらに、現在は男性用フレグランスのみ商品化されているものの、女性用も今後展開される予定だという。「イオン」のグローバル・ビジネス・ディレクターのキース・スネルグローヴ氏は「WWD.com」に「ライセンサーの立場としては、この商品を今後も引き続き展開していきたいと考えています。長期的な視点でこのブランドを捉えていて、P&Gとはお互いに長いお付き合いができればと思っています」と意気込みを語っている。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年07月31日7月27日(現地時間)に華々しく開幕した、ロンドンオリンピック。開幕直前よりイギリスが誇る名スパイ、ジェームズ・ボンドが、オスカー監督ダニー・ボイル(『スラムドッグ$ミリオネア』)演出の開会式に登場するのではとのうわさが飛び交っていたが、このうわさが現実のものとなった。世界各国から詰めかけた観衆たちが素晴らしい演出の数々に見入っていると、場内の方々から光る輪が出現。それらが組み合わさって巨大な五輪の輪が完成すると共に場内に歓声が響き渡った。すると生中継が映像に切り替わり、そこに映し出されたのはイギリス王室の代名詞でもあるバッキンガム宮殿!荘厳な空気漂う宮殿の前に一台の黒い小型車が停まり、車から降りて建物の中に駆け込む男の姿がとらえられた。タキシードに身を包んだその男こそが、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンド!館内を歩いた先に、やや緊張した面持ちでボンドが扉を開いたその部屋で待っていたのは、エリザベス女王2世。机に向かい物書きに耽っており、ボンドが後ろにいることに気がつかない女王に対し、軽く咳払いをするボンド。ようやく背後の男に気がつき、軽く挨拶を交わすと2人は部屋を出て、屋外へ。そして、外で待機していたヘリコプターに乗り込んだ2人が向かう先は、オリンピック開会式が行われるスタジアムだったということ。まるで映画のようなワンシーンに世界中が釘づけになると、突如スタジアム上空に現れたのが、映像から抜け出てきたかのような一基のヘリコプター。再び映像に戻ると、飛行士が親指を立て「GOサイン」を出すと共に、ボンドはヘリコプターの扉を勢いよく開け、身を乗り出すのだが、その口元には不適な笑みが…。そして、体を機内に戻したかと思うと代わりに上空に飛び出したのは、何とエリザベス女王!続いてボンドも飛び出し、2つのユニオンジャック柄のパラシュートがスタジアムの上空に舞った。この歴史的なミッションの完了を告げるかのように場内には『007』のおなじみのテーマ曲が響きわたり、割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。シリーズ50周年を迎える『007』と即位60周年のエリザベス女王2世、夏季大会としては今回で30回目を迎えるオリンピックと、華麗なるコラボレーションに世界中が釘付けとなった瞬間だった。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.スラムドッグ$ミリオネア 2009年4月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation
2012年07月30日ジェームズ・キャメロンが、『アバター』の続編3部作を同時進行で撮影するようだ。グレース・オーガスティン博士役で復活する予定のシガニー・ウィーバーが続編に出演することになり、キャメロン監督は『アバター』の続編となる3本の映画を監督する見込みだ。「Showbiz 411」のインタビューで、シガニーは、キャメロン監督がどうやって続編3作全部を一緒に作っていくのか?さらにどのくらい時間がかかるのかも全く分からないと語り、「私はただ現場に行くだけよ」と付け加えたという。シガニーの発言に先立ってキャメロン監督は、自身の残りのキャリアを『アバター』の続編制作にだけ傾けると語っていた。「僕は『アバター』の仕事に打ち込む。それで終わり。そこまでだ。今後は『アバター2』、『アバター3』と、多分『アバター4』を作って、持込み企画のものは作らないつもりなんだ。他人の脚本を映画化することにもう興味が無いんだ…。『アバター』の風景の中で、世界の状況や、それに対して人間がすべきだと思うことに関して、語られなければならない全てを表現することができると考えているんだよ。そして娯楽作としてそれをやるわけさ」。■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved
2012年06月27日先日、第66回トニー賞最優秀男優賞を受賞したばかりのジェームズ・コーデンが、ハーヴェイ・ワインスタインが手がける伝記映画『One Chance』(原題)でオペラ歌手のポール・ポッツを演じることとなった。イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で優勝するまで、携帯電話の販売員をしていたポール・ポッツが成功するまでへの厳しい道のりを描く本作。ワインスタイン氏は英「Daily Mail」紙に「ジェームズは優れた俳優で、素晴らしいコメディアンだから、この感動的な実話を基に一緒に仕事ができるのが楽しみだ。ジェームズは舞台『One Man,Two Guvnors』でトニー賞の最優秀男優賞を獲ったばかりだし、撮影開始が待ちきれないよ」と語っている。ジェームズは、本作の監督を務める予定の『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督と共に脚本も執筆するという。さらに、歌手のケイティ・ペリーが、ポッツの妻ジュリー=アン・クーパー役として出演交渉中のようだ。今年3月、ワインスタイン氏は「New York Post」紙に「イギリスでもうすぐ撮影予定のポール・ポッツの映画で、ケイティにドラマティックな役柄を演じてもらえるか話し合っていたんだ。ケイティかアデルのような女性にポールの妻役をぜひやってほしくて。ケイティは本当に興味があるようだったね」 とも語っている。本作は10月にクランクインを予定している。
2012年06月18日