住宅金融支援機構は1日、2015年4月の長期固定型住宅ローン「フラット35」(買取型)の適用金利を発表した。それによると、借入期間が21年以上35年以下の場合の金利は最も低いもので年1.54%となり、2カ月連続で上昇した。借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.54~2.12%(前月1.47~2.09%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.54%(同1.47%)と、2カ月連続で上昇した。借入期間が20年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.31~1.89%(前月1.20~1.82%)。最も低い金利は年1.31%(同1.20%)と、2カ月連続で上昇した。最頻金利も年1.31%(同1.20%)と、2カ月連続で上昇した。「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローン。最長で35年、金利が固定されるほか、保証料・繰上返済手数料が無料といったメリットがある。
2015年04月02日アイ・オー・データ機器は2日、スティック型PC「インテル Compute Stick」の取り扱いを発表した。出荷は4月末。価格はオープンで、店頭予想価格は20,500円前後。液晶テレビやディスプレイに、本体のHDMI端子を接続してPCとして使用できるスティック型PC。小型の長方形ケースにIntelベースのフルPCハードウェアを内蔵した手のひらサイズで、2015年1月にIntelから発表されたPCとなる。OSにはWindows 8.1 with Bing、プロセッサにはIntel Atom Z3735F(1.33GHz)を採用。冷却ファンを搭載し安定した動作が可能とする。このほかの主な仕様は、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、出力解像度が1,920×1,080ドットなど。インタフェースはIEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0、標準サイズのUSB 2.0×1、HDMI(映像出力)。加えて、microSDXC対応カードスロットも装備する。電源はUSBバスパワーで、別途microUSBポートを搭載する。本体サイズはW37×D103×H12mm、重量は約53g。多彩なセットモデルを用意しており、液晶ディスプレイセット「CSTK-32W/D」は店頭予想価格が税別45,000円前後、キーボード/マウス(ワイヤレス)+ディスプレイセット「CSTK-32W/WD」が税別48,500円前後、LAN HUB+キーボード/マウス(有線)セット「CSTK-32W/LHK」が税別24,000円前後、キーボード/マウス(ワイヤレス)セット「CSTK-32W/W」が税別23,000円前後、タッチパッド付キーボードセット「CSTK-32W/T」が税別23,000円前後となる。同社において、コンシューマ向けOS搭載PCの取り扱いは初。同社はスティック型PCについて、液晶ディスプレイをより楽しむ製品という位置付けており、コンシューマだけでなく法人への提案も行なっていく。
2015年04月02日サードウェーブデジノスは2日、小型スティック型PC「Diginnos Compute Stick」を発表した。PCショップ「ドスパラ」店舗および通販サイトで、4月下旬より受注開始する。価格は税別20,780円。W37×H103×D12mmの小型ボディに、Windows 8.1 with Bing 32bitをインストールした、スティック型のWindows PC。HDMI端子を備え、テレビやディスプレイに接続するだけでWindows環境を構築できる。手のひらサイズで、旅行や出張時の持ち出しなどに適し、共有PCを利用するより情報漏えいリスクも低減するとしている。プロセッサにはBay Trail-TことIntelのAtom Z3735F(1.33GHz)を搭載する。メモリは2GBで、ストレージは32GB eMMC。グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics。インタフェースはIEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0、標準サイズのUSB 2.0×1、HDMI(映像出力)。microSDXC対応カードスロットも装備する。
2015年04月02日ユニットコムは27日、iiyama PCブランドより、Windows 8.1 with Bingを搭載した小型のスティックPC「Picoretta」を発表した。即日販売を開始し、価格は19,800円。本体にHDMI端子を備え、テレビやディスプレイに接続して利用するスティックサイズの小型PC。ヒートシンクを採用したファンレス設計で、「Picoretta」で動画や音楽を視聴する際にファンの音を気にせずに楽しむことができる。本体側面にフルサイズのUSB 2.0ポートを搭載し、普段利用しているUSB機器をそのまま使える。またmicroSDカードリーダも搭載し、ストレージ容量を増加することもできる。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)など。インタフェースはSDHC/SDX対応のmicroSDカードスロット、USB 2.0、HDMIなどを備える。通信機能はIEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE。本体サイズはW125×D38×H14mm、重量は約70g。USB-ACアダプタ、電源供給用USBケーブル、HDMI延長ケーブルなどが付属する。
2015年03月27日ブラック・アンド・デッカーは、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「ORA(オーラ)」の購入者を対象としたキャンペーンを3月下旬から開始する。ヘッドに装着するためのスペアブラシを先着3,000名にプレゼントする。同キャンペーンは、ORAの購入者にブラシユニットをスペアブラシとしてプレゼントするというもの。ブラシユニットは日本の住環境に合わせて開発されており、シリアルやペットフードなど大きなゴミから、微細なゴミまで除去できるとする。ORAは日本やヨーロッパの住宅において、フローリングの床が増えていることに着目して開発されたスティッククリーナー。1回の平均掃除時間を参考に設定された最大25分の連続駆動時間、フローリングの床におけるダストピックアップ率99.8%と、フローリングやハードフロア(硬い床材)の掃除に最適な構造となっている。スティッククリーナーとしてだけではなく、ハンディクリーナーとしても使用可能だ。
2015年03月13日マウスコンピューターは6日、Windows 8.1 with Bingを搭載したスティック型PC「m-Stick」の64GBモデル「m-Stick MS-NH1-64G」(MS-NH1-64G)を発表した。直販サイトおよび電話窓口では同日10時、ダイレクトショップでは同日11時より台数限定で販売開始する。価格は税込25,800円。「m-Stick」シリーズは、本体にHDMI端子を備え、液晶テレビやPC用ディスプレイに接続することで、Windows PCとして利用できるスティック型PC。今回登場した「m-Stick MS-NH1-64G」は、2014年11月に発表した「m-Stick MS-NH1」の上位モデルで、MS-NH1ではストレージが32GBだったところ、MS-NH1-64Gでは64GBに強化されている。ストレージ容量を除く主な仕様やサイズ、重量は、MS-NH1と同等。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)など。インタフェースはSDHC/SDX対応のmicroSDカードスロット、USB 2.0、HDMIなどを備える。通信機能はIEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE。本体サイズはW100×D38×H9.8mm、重量は約44g。USB-ACアダプタ、電源供給用USBケーブル、HDMI延長ケーブルなどが付属する。
2015年03月06日ケルヒャージャパンは3月2日、家庭用スティックスチームクリーナー「SC1プレミアム」と「SC1クラシック」を発表した。発売は3月23日。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも19,980円前後(税別)。SC1プレミアムとSC1クラシックは、同社初となるスティック型のスチームクリーナー。新開発の小型軽量ボイラーの採用で、本体サイズがW127×L321×H186mm、重量が1.5kgというコンパクトサイズを実現した。ボイラーは小型ながら、スチーム吐出圧力が0.32MPa、ボイラータンクの加熱温度が143℃となっている。ボイラータンク容量は0.2Lで、ヒートアップタイムは約3分。連続使用時間は約6分30秒となっている。主な使用シーンとして、フローリングや玄関、キッチンや洗面所などの水まわり、ガスコンロや換気扇などの油汚れの掃除を想定している。SC1クラシックには延長パイプ×2、延長スチームホース×1、ノズルヘッド×1、ブラシ×2、ハンドブラシ×1、フロアノズル×1、フロアノズル用クロス×1、ハンドブラシ用カバー×1が付属。SC1プレミアムには、SC1クラシックの付属品に加えてスポットノズル×1、フロアノズル用クロス×2、ハンドブラシ用カバー×2が付属する。なお、SC1プレミアムは家電量販店、SC1クラシックはホームセンターやネットショップなどで販売される。
2015年03月02日SBIモーゲージはこのたび、2015年1月末に、全期間固定金利住宅ローン「フラット35」の全取扱金融機関中、最速で累計実行件数10万件を突破したと発表した。日本国内での景気低迷により金融緩和が進められ、全期間固定金利住宅ローン「フラット35」については、現在、空前の低金利を記録している。こうした中で、「フラット35」を業界最低水準の金利で提供し続けているSBIモーゲージには、住宅ローンの新規借り入れや借り換えを検討中の顧客からの来店相談のご約も増加しつつあり、2015年1月末に「フラット35」全取引金融機関中、累計実行件数が最速で10万件を突破したとしている。また、政府による経済対策により2015年2月9日資金受け取り分の融資から、「フラット35」Sの金利引き下げ幅の拡大や、「フラット35」の融資比率が9割を超える場合に融資比率9割以下の場合と比べて上乗せされている金利の引き下げなどが開始となった。こうした融資制度の拡充も、今後「フラット35」を検討したいという顧客にとって、大きな追い風となると考えているという。SBIモーゲージは、2001年5月に日本初のモーゲージバンク(証券化を資金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)として創業して以来、インターネットチャネルや対面型店舗を活用した主に全期間固定金利型の住宅ローン商品の販売を中心に、順調に事業を拡大してきたという。独立行政法人住宅金融支援機構提携の「フラット35」融資実行件数においては、全330におよぶ全取扱金融機関中4年連続No.1(2010年度~2013年度におけるフラット35融資実行件数。フラット35(保証型)を含む。SBIモーゲージ調べ)のシェアを獲得しているという。今後もSBIモーゲージは、住宅ローンと共に長期に亘って顧客の支えとなるよう、常により良いサービスを提供していくとしている。
2015年02月16日三菱電機は2月10日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「iNSTICK HC-VXE20P」(インスティック)を発表した。発売は3月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別70,000円前後だ。iNSTICKは、インテリアに調和するデザインを採用したスティック型掃除機。掃除機本体と充電台が一体となるような円柱状のフォルムでデザイン性が高いため、リビングなどに出したままにしておけるとする。充電台にはHEPAフィルターが設けられており、空気清浄機能も持つ。充電台の空気清浄機能は、掃除中に舞い上がったゴミを吸引するため掃除中は強運転で稼働し、掃除終了後は自動で弱運転に切り替える。風速毎秒60mでゴミと空気を分ける独自のサイクロン技術によって、吸引力が99%以上持続する。パイプを付け替えることで、スティック型とハンディ型の2通りで使用可能だ。3軸加速度センサーにより、掃除動作を検知して自動でパワーをコントロールする「スマートSTOP」機能を搭載する。サイズと重量は、掃除機本体がW226×D195×H1,053mm/2.1kg、充電台セット時がW250×D252×H1,087mm/4.7kg。ダスト容量は0.4L。約2時間でフル充電され、標準モードで約20分、強モードで約10分の連続運転が可能だ。カラーはシャンパンゴールド。
2015年02月10日住宅金融支援機構は9日、2014年度補正予算が成立したことに伴い、融資率が9割を超える長期固定型住宅ローン「フラット35(買取型)」の金利を引き下げたと発表した。借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割超の場合の金利は、年1.50~2.53%(前週1.81~2.53%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.50%(同1.81%)となった。借入期間が20年以下で融資率が9割超の場合の金利は、年1.23~2.26%(前週1.54~2.46%)。最頻金利は年1.23%(同1.54%)となった。なお、2月の融資率が9割以下の「フラット35(買取型)」の金利は、最低金利、最頻金利および最高金利のいずれも史上最低となっている。
2015年02月09日●コンパクトすぎるWindowsマシンいま、スティック型のWindows PCが熱い。現在、販売されているのはマウスコンピューターの「m-Stick MS-NH1」(税込1万9,800円)のみではあるが、同機は2014年11月28日に発表し12月5日に発売するやいなや、あっという間に完売。需要過多の状態で週に1度ほどの再入荷を続けているが、年を越した2015年2月9日現在でも、再入荷時の販売では「だいたい5分10分で完売する」という状態という。一方、2015年1月初旬に米国で開催されたか家電見本市「CES 2015」でも、米Intelが同じコンセプトのスティックPC「Intel Compute Stick」を披露したほか、2月3日には超小型のボードPC「Raspberry Pi 2」をWindows 10がサポートする、というニュースも流れた。スティックPCをはじめとした小型PCの世界は、いまや新ジャンルになりつつある。本稿ではそんなスティック型WindowsPCの概要を簡単に紹介していこう。さて、そもそもスティック型PCとは何なのか? これはPC一台、つまりCPU、メモリ、ストレージなどを、手のひらに収まるくらいのコンパクトなスティック型にまとめあげたWindows PCのこと。本体からディスプレイに接続するためのHDMI出力端子が出ており、外見的にはちょっと大きめのUSBメモリといったところ。このまま、ディスプレイやテレビのHDMI端子に接続し、マウスやキーボードを用意すれば、すぐにPCとして活用できるのだ。実は、スティック型の端末自体は、数年前から製品化されている。だが、それらはOSにAndroidを採用したもので、「スティック型Android端末」であった。ブラウジングする程度ならAndroidでもそれほど問題はないが、やはりPCユーザーならWindows環境を求めたくなるもの。メインマシンと同じOSであれば、ネットワークの構築に加え、普段から使っているソフトなども同じものを揃えられる。ただし、スティックPCで気をつけたいのはACアダプタ。電源の確保だけはACアダプタを使用しなければならないので、コンパクトな本体とワイヤレスキーボードもしくはマウスだけでOKとならないのが惜しいところだ。●スティックPCのスペック○スティックPCのスペックそれでは現状で入手できる唯一のスティックPC、マウスコンピューターの「m-Stick MS-NH1」について紹介しよう。コンパクトながらCPUに4コアのAtom Z3735Fを採用し2GBのメモリにより、一般的なタブレットPCと同程度のスペックであり、Windows 8.1が普通に動いてくれるのである。仕様上のストレージ容量は32GBで、ユーザーが使える実際の空き領域は約25GBほどと少々心許ないが、大容量のmicroSDをデータドライブとして活用すれば問題はない。キーボードやマウスはBluetooth接続で行える。一方、CESで発表されたIntelの「Intel Compute Stick」は、年内には発売される予定だ。詳細はまだ未定だが、現在わかっている情報としては、長さが4インチ、つまり10センチほどでマウスコンピューターのものとほぼ同サイズになる模様。OSはWindows 8.1。クアッドコアのIntel Atomを採用し、無線機能やUSB端子、microSDカードスロットを搭載する。とりあえず現状の情報では、Intelのモデルもマウスコンピューターとスペックにおいて大きな差はないと思われる。●細いだけ? スティックPCで何ができる?○細いだけ? スティックPCで何ができる?スティックPCの使い方としてまず考えられるのは、リビングのテレビのPC化だ。近くにゴツいPCがなくても、挿すだけで大画面でさまざまな作業が行なえるというのはかなり魅力的。スペックによる制限はあるものの、3Dゲームをやるというのでなければ結構快適に動く。ブラウザゲームをリビングでゆったり遊べるわけだ。また、Windows同士のネットワークを介したファイルのやりとりのしやすさを利用して、自室のデスクトップ内のデータを呼び出してテレビで再生するといったこともできる。また、ポケットインできる完全個人ユースのモバイルPCとして使う手もある。なにせサイズは約10cm、重量は約44g。コンパクトなワイヤレスキーボードも一緒に持ち歩けば、プライベートな機密データを常に身につけておき出先にテレビやモニタがあればすぐにアクセスできるというわけ。人は誰しも、絶対に他人には見られたくないデータを保存したりソフトウェアをインストールしたりしたい場合があるだろう。いやほら、ビジネス的な面でですよ? 機密性とかそういうことです。ムフフな動画とか変な想像はしないでくださいね? 急な出張などでも大きなデータをクラウドやUSBメモリに移したりせず、持っていくのが楽とかの話です。それはともかく、HDMI入力端子を持ったプロジェクタでそのままプレゼンが行なえたり、HDMI入力端子付き車載用モニタと組み合わせれば、車載PCにしたりもできる。ACアダプタに注意、ということを序盤に書いたが、その点をモバイルバッテリで代用すれば、さらに活用範囲は広がる。コンパクト、というだけで色々な使い方が考えられるのだ。スティックPCは、これから発売されるIntelのIntel Compute Stickに加え、すでに先行しているマウスコンピューターも次世代モデルを考えているという。現在でもかなりのスペックとコンパクトサイズを実現しているが、さらなる進化にも注目してきたい。
2015年02月09日エレコムは3日、家庭用コンセントからスマートフォンなどを充電できるフラットタイプのUSB-AC充電器6モデルを発表した。2月中旬より発売する。価格はオープン。○MPA-ACMBC151シリーズmicroUSBコネクタを搭載するケーブル一体型のUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。フラット形状となっており、コンセントの差し込み部分は折り畳み可能。最大出力は1.8Aで、ケーブル長は約1.5m。本体サイズはW50×D50×H22mm、重量は85g。○MPA-ACMCC151シリーズmicroUSBコネクタとUSBポートを1基搭載するUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。最大出力はUSBポートが2.0A、microUSBコネクタが1.8A、2ポート合計2.0Aとなっている。重量は88gで、その他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。○MPA-ACUCN001シリーズ”USBポートを1基搭載するUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。最大出力は2.0Aで重量は55g。その他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。○MPA-ACUCN002シリーズUSBポートを2基搭載するUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。最大出力は1ポート最大2.0Aで、2ポート合計2.0A。重量は55g。その他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。○GM-ACMCC15PSPBK / GM-ACMCC15PSVBK「GM-ACMCC15PSPBK」はPSPを充電するための充電器。最大出力は2.0Aで、重量は83g。「GM-ACMCC15PSVBK」はPS Vitaを充電するための充電器。最大出力は1.8Aで、重量は85g。ともにその他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。
2015年02月03日住宅金融支援機構は2日、2015年2月の長期固定型住宅ローン「フラット35」の適用金利を発表した。それによると、借入期間が21年以上35年以下の場合の金利は最も低いもので年1.37%になった。前月より0.10%低下し、7カ月連続で過去最低を更新した。借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.37~2.09%(前月1.47~2.12%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.37%(同1.47%)で、7カ月連続で過去最低を記録した。借入期間が20年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.10~1.92%(前月1.20~2.02%)。最も低い金利は1.10%で前月から0.10%低下し、7カ月連続で下落した。最頻金利は年1.10%(同1.20%)で、4カ月連続で過去最低を更新した。「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローン。最長で35年、金利が固定されるほか、保証料・繰上返済手数料が無料といったメリットがある。
2015年02月02日アイリスオーヤマは1月28日、スティック型のコードレス掃除機「超軽量スティッククリーナー IC-SLDC1」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は24,800円前後(税別)。スティック型のコードレス掃除機は、モーターやバッテリーなどがある本体部分を手で支える必要があるため、軽量化が求められている。IC-SLDC1は重量1.3kgと、紙パック式のコードレス掃除機として業界最軽量クラスを実現した(同社調べ)。ヘッドには新開発「サイクロンストリームヘッド」を採用。ヘッド内部に回転する気流を発生させることで、ゴミをかきあげる仕組みだ。これにより、ダストピックアップ率約99%を実現した。「ホコリ感知センサー」でホコリの量を検知し、ホコリが多い時は強運転、少ない時は弱運転に自動で切り替える「自動運転モード」も装備。手もとのランプは、ホコリが多ければ赤に、キレイになれば緑に点灯する。本体サイズはW218×D162×H951mm。ダストボックス容量は0.35L。約3時間でフル充電され、自動モードで約30分、標準モードで約20分、ターボモードで約12分の連続使用が可能だ。使い捨てダストパック×25枚、壁置きパーツ、コードリールなどが付属する。カラーはシルバー、ピンク、ブラック。
2015年01月28日東芝ライフスタイルは1月27日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「TORNEO V cordless」の新製品として「VC-CL1200」と「VC-CL200」を発表した。発売は3月1日。価格はオープンで、推定市場価格はVC-CL1200が税別75,000円前後、VC-CL200が税別65,000円前後だ。VC-CL1200とVC-CL200は、本体と延長管、パワーヘッドに軽くて丈夫なグラスファイバー素材を採用したサイクロン式掃除機。従来機種より400g軽量化したうえ、充電池とモーターをハンドルの前後に分けて配置することで、手で持った際の重心の偏りを低減した。パワーヘッドは重量400gになり、掃除中の取り回しも軽い力で行える。ヘッドの回転ブラシには、フローリングや畳、じゅうたんなど異なる床材に対応できる毛ブラシ「トリプルファイバーブラシ」を採用した。毎分最大約11万回転するブラシレスモーターと、新開発の「ハイブリッド3Dターボファン」によって吸引力を向上させた。独自の遠心分離サイクロン「バーティカルトルネードシステム」が微細なゴミや花粉を99%以上分離し、吸引力が持続しやすい。微細なゴミを検知する「ゴミ残しまセンサー」を搭載。家具の下など目が届きにくい場所や、本棚の上など高い場所も、手もとのランプ表示でゴミの取り残しを確認しながら掃除できる。スティック時のサイズはW224×D213×H1,060mm、延長管やヘッドを含む重量は1.9kg。ダストボックス容量は0.2L。約5時間でフル充電され、自動モードでは約6分から20分、強モードでは約6分、セーブモードでは約20分から25分の連続運転が可能だ。VC-CL1200にはふとん用ブラシ、洋服布用ブラシ、付属品用ホース、付属品用収納バッグが付属する。カラーはVC-CL1200がグランレッド、グランホワイト、VC-CL200がダークメタリック、グリーン。
2015年01月27日エプソンは15日、A4対応フラットベッドスキャナの新製品「GT-S650」を発表した。1月29日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は10,000円弱の見込み。直販サイトの参考価格は9,980円(税別)。従来モデル「GT-S640」の後継となる製品。イメージセンサーをCCDからCISに変更することで、小型化軽量化、USBバスパワー駆動を実現した。本体の底面には縦置きスタンドが直付けされており、通常の平置きでのスキャンだけでなく、GT-S650本体を縦(やや斜め)にした縦置きスキャンも可能だ。原稿カバーは着脱できるので、厚みのある雑誌や書籍の見開きといった原稿もスキャンしやすい。本体には4個のスキャンボタンを備える。PDFボタン、転送ボタン(Easy Photo Scanソフトウェア)、コピーボタン、スキャナビボタンという内容で、目的に応じたすばやいスキャンをサポート。付属ソフトの「Easy Photo Scan」(写真向け)や「Document Capture Pro」(文書向け)は、Facebook、Picasa、Evernote、SugarSync、Googleドライブ、OneNoteといったクラウドサービスと連携し、GT-S650でスキャンしたデータをクラウドサービス上へアップロードできる。そのほか、日本語OCRソフト「読んde!!ココ パーソナルVer.4」や画像スティッチソフト「ArcSoft Scan-n-Stitch Deluxe」などが付属。そのほか主な仕様は、CISの光学解像度が4,800dpi、読み取り解像度が最大9,600dpi、読み取り階調がRGB各色16bit(出力8bit)。読み取り速度は、モノクロ600dpi時が1.2msec/line、カラー600dpi時が3.5msec/lineとなっている。インタフェースはHi-Speed USBで、TWAIN対応のスキャナドライバおよびスキャンソフト「EPSON Scan」の対応OSは、Windows XP(SP2以降) / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6以降。なお、各種の付属ソフトは、それぞれ対応OSが異なる場合がある。本体サイズはW249×D364×H39mm、重量や約1.5kg。
2015年01月15日エレコムは13日、ノートPC用となるスティックタイプのACアダプタ「ACDC」シリーズを発表した。「NEC LaVie」用、「TOSHIBA dynabook」用、「FUJITSU BIBLO」用の3モデルを用意。1月下旬より発売する。いずれも価格は16,308円。○ACDC-NE1965CBK「ACDC-NE1965CBK」は、NECのノートPC「Lavie」シリーズなどで使用できるACアダプタ。コンパクトなスティックタイプになっており、鞄のちょっとしたすき間に入れておける。5万時間の高い耐久性能を持ち、待機電力は従来モデルの約半分という省エネ設計。ケーブルをまとめるケーブルバンドが付属する。出力は19V 3.42Aで、容量は最大65W、待機電力は0.15W以下。電源ケーブル長は約0.3m、DCケーブル長が約1.8m。本体サイズは約W25×D26×H131mm、重量は約165g。主な対応機種は、LaVie Gタイプ S(H)シリーズ、Light Luiモデル、Touchなど。○ACDC-TB1965CBK「ACDC-TB1965CBK」は、東芝のノートPC「dynabook」シリーズ(T55 / T553 / T642シリーズ、N514 / R731 / KIRA V632シリーズなど)に対応。ACアダプタとしての仕様は「ACDC-NE1965CBK」とほぼ共通。○ACDC-FU1965CBK「ACDC-FU1965CBK」は、富士通のノートPC「FMV-BIBLO」シリーズ(LOOX C / M / Uシリーズ、LIFEBOOK P / U / UHシリーズなど)に対応。ACアダプタとしての仕様は「ACDC-NE1965CBK」とほぼ共通。
2015年01月13日スティック型PCと言えば、昨年にマウスコンピューターが発売し大きな話題となった「m-Stick」が記憶に新しいが、同コンセプトの製品を今度はIntel自らが発表した。「Intel Compute Stick」と名付けられたその製品は、m-Stickと同様に小型の長方形ケースにIntelベースのフルPCハードウェアを内蔵し、本体に直接備えられたHDMI端子をTVなどに接続して利用する"パソコン"だ。ただ本体は長さ4インチとのことなので、m-Stickよりはひと回り大きい。製品のローンチ時期について同社は「later this year」とアナウンスしており、製品化レベルの細かなスペックは決まっていないようだが、現時点でプロセッサはクアッドコアのIntel Atomで、フルHDのコンテンツを快適に視聴できる程度の性能を持つ。ほか、無線機能やUSB、microSDカードスロットなど。OSにWindows 8.1をプリインストールしたモデルのほか、Linuxモデルも提供するという。
2015年01月08日住宅金融支援機構は5日、長期固定型住宅ローン「フラット35」の35年ローンの金利が、最も低いもので年1.47%になったと発表した。前月より0.09%低下し、6カ月連続で過去最低を更新した。借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.47~2.12%(前月1.56~2.19%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.47%(同1.56%)だった。借入期間が20年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.20~2.02%(同1.29~2.11%)。最頻金利は年1.20%(同1.29%)で、3カ月連続で過去最低を更新した。「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローン。最長で35年、金利が固定されるほか、保証料・繰上返済手数料が無料といったメリットがある。
2015年01月05日マスタードシードは19日、米ZOWIE GEARのマウスパッド「SR」シリーズを発表した。新たに開発したラバーベースを採用し、「100%ともいえるフラットさ」を実現したという。日本での発売日や価格は後日公開となっている。主にPCゲーマーを想定したマウスパッド。新開発のラバーベースがマウスパッド設置面の凹凸を吸収し、安定かつ強力なグリップ力と、フラットな滑走面を提供する。マウスメーカー各社のレーザー式、光学式、ボール式のマウスに対応。本体サイズは、大きなサイズのG-SRがW480×D400×H3.5mm、小さなサイズのP-SRがW355×D315×H3.5mm。
2014年12月21日シー・シー・ピーは17日、スティック型コードレスクリーナー(掃除機)「CN-DC52」を発表した。スティック型とハンディ型の2WAYで使用できる。発売は12月下旬。推定市場価格は税込9,980円だ。CN-DC52は、スティック型としてもハンディ型としても使用できるコードレスクリーナー。ハンディクリーナーがスティック部分から分離する構造となっている。空気清浄機などで使用されるHEPAフィルターを採用し、排気をクリーンに保つ。カーペットの奥に入り込んだ毛やホコリをかき出すパワーブラシを搭載。家具の脚周りなどを掃除しやすいようにヘッドが回転する。また、スティッククリーナーとして使用している際の重量は2.1kgと、比較的軽量。さらに、スティック部分は自立式となっており、持ち手部分は折りたためる。サイズはスティッククリーナー時がW264×D150×H1,135mm、折りたたみ時がW264×D150×H665mm。ハンディクリーナーの重量は1.04kg。連続使用時間は、ハンディ時で最大約24分、スティック時で最大約20分。約2.5時間でフル充電される。カラーはシャンパンゴールド。また、HEPAフィルターを搭載しない「CN-DC45」も同時に発表された。連続使用時間は、ハンディ時で最大約20分、スティック時で最大約15分。約8時間でフル充電される。カラーはカーディナルレッド。推定市場価格は税込7,980円だ。
2014年12月17日サンコーは15日、自分撮り用の一脚「手元でシャッター! スマホ用有線自分撮りスティック」を販売開始した。直販サイト「サンコーレアモノショップ」にて販売し、価格は税込1,980円となっている。同製品は、幅56mmから82mmまでのスマートフォンをセットできる自分撮り用の一脚。スマートフォンをホルダーにセットして、イヤホンジャックにケーブルを接続すると、手元のボタンでシャッターを切れるようになる。ホルダーは前後180度の間で角度を調整可能だ。スティック部分には三脚ネジを備えているため、三脚ネジ穴のあるデジタルカメラを取り付けられる。ただし、デジタルカメラのシャッターを手元のボタンで切ることはできない。サイズは、スティック部分がW41×D19×H235~1,010mm、ホルダー部分がW120~134×D20×H110mm。重量は136g。ホルダーの耐荷重は500g。対応OSはAndroid 3.0以上、iOS 4.0以上。
2014年12月16日パナソニックは12月1日、スティック型コードレスクリーナー「MC-BU100J」を発表した。スティック型とハンディ型の2WAYで使用できる。発売は12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は35,000円前後(税別)。MC-BU100Jは、スティック型としてもハンディ型としても使用できるコードレスクリーナー。ハンディクリーナーがスティック部分から分離する構造となっている。ハンディクリーナー部分には、付属品の「すき間用ノズル」や「たな用ブラシ」を取り付けることが可能だ。ノズルの前面が壁などに当たると大きく開き、回転ブラシが壁際のゴミを直接かき出す「ガバとりパワーノズル」を採用している。サイズと重量は、スティッククリーナー時がW251×D195×H1,148mm/2.7kg、ハンディクリーナー時がW111×D487×H124mm/1.4kg。ダスト容量は0.6L。HIGHモードで約15分、LOWモードで約30分の連続使用が可能だ。充電時間は約5.5時間。カラーはシルバー、ブラック、レッドの3色。
2014年12月01日住宅金融支援機構は1日、長期固定型住宅ローン「フラット35」の35年ローンの金利が、最も低いもので年1.56%になったと発表した。前月より0.05%低下し、5カ月連続で過去最低を更新した。借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.56%(前月1.61%)~年2.19%(同2.25%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.56%(同1.61%)だった。借入期間が20年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.29%(前月1.34%)~2.11%(同2.16%)。最頻金利は年1.29%(同1.34%)だった。「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローン。最長で35年、金利が固定されるほか、保証料・繰上返済手数料が無料といったメリットがある。
2014年12月01日住宅金融支援機構はこのほど、「2014年度上半期 フラット35利用者調査」の結果を発表した。それによると、40歳以上の利用者の割合が増加し、平均年齢も40.4歳と過去最高を記録したことがわかった。同調査は、2014年4月~9月までに買取りの承認を行った(借換えに係るものを除く)のうち、2万3,783件について集計した。フラット35利用者を年代別に見ると、40歳代は24.7%、50歳以上は18.4%となり、40歳以上の割合は計43.1%と前年度同期の38.0%を上回った。各融資区分別に見ても、年齢40歳以上の割合が増加していた。また、2011年度以降は平均年齢も上昇傾向にあり、今期は40.4歳と過去最高を更新した。世帯年収について調べたところ、平均世帯年収は591万円と初めて600万円を下回った。構成比についてはあまり大きな変化は見られなかったが、年収399万円未満の割合は前年度同期比2.5ポイント増の25.0%に増加した。また、マンションにおいては年収600万円以上の割合がやや減少していたものの、他の種別との比較では高い状況が続いていた。1人世帯の平均年齢を見ると、2010年度以降、男女ともに上昇傾向にあり、今期は男性が40.5歳、女性は過去最高の45.2歳となった。1平方メートル当たりの所要資金は、マンションが54.2万円(2009年度49.0万円)、建売住宅が32.9万円(同34.2万円)で、マンションは上昇傾向にある一方、建売住宅は地域により横ばいまたは低下傾向にあることがわかった。
2014年12月01日マウスコンピューターが本日28日に発表したスティック型PC「m-Stick」シリーズ(モデル名:MS-NH1)。手のひらサイズどころか、フリスクケースと見間違えるほどの小型ボディながら、中身はフル機能の"Windowsパソコン"という注目の製品だ。実機の入手に成功し、開発担当者の話も聞くことができたので、ファーストインプレッションとしてお届けしたい。スティック型のコンピュータとしては、テレビをスマートTV化する「Android Stick」などが登場しており、今回のm-Stickもそれらを髣髴とさせる製品だが、m-Stickは完全なWindowsパソコンとしての機能を持つ点で特別な存在だ。普通のパソコンとの違いは、パソコンにモニタを繋ぐのではなく、モニタにパソコンを繋ぐのだと言うべき感覚の違いだけ。ハードウェアはBay Trail世代のIntel Atom Zをベースとしており、本体ボディの一辺には映像出力用のHDMI端子がにょきっと生えている。このm-Stickの概要を把握するにあたっては、ハードウェアのスペック表と各部写真、簡単なベンチマーク結果を以下に掲載するので、言葉で説明するよりも、それらを見てもらった方がわかりやすいだろう。適当なPCディスプレイやテレビなどHDMI入力のあるモニタに本機を接続し、適当なキーボード/マウスを用意すれば、それだけで普段使いに問題ない水準のWindowsパソコンの環境が整ってしまう。○m-Stickで広がるパソコンの新たな使われ方マウスコンピューター製品企画部の部長で、m-Stickの開発を担当した平井健裕氏に伺うと、m-Stickの製品化の発端は、「Android Stickが、PCになったら面白いよね」という、ちょっとした思いつきだったという。これまでにないPCの使い方を提案できるのではないかと可能性を感じ、ちょうど台湾でCOMPUTEX TAIPEI 2014が開催されていた頃、今年の夏あたりから開発がスタートしたのだという。出来上がったm-Stickは、リビングや自室のテレビにさしっぱなしでも気兼ねなく使える通常動作で2~3W程度という低消費電力や、超小型な本体をHDMIに接続するだけという勝手の良さで、コンシューマ向けだけでも多くの活用が想像できる。値段も安いので、子供用m-Stickや、奥さん用m-Stickといった感じで、Windowsで各自のアカウントを作るのではなく、シンプルに各自の個人用ハードウェアを用意してしまうような運用も気軽にできそうだ。企業向けでも、近年よく見るようになった、PCディスプレイの背面に設置するタイプの小型パソコンの比にならない小型サイズは大きなメリットだ。例えば出張の時、会社のデスクで使っているm-Stickをそのままポケットに入れて出かけて、あとは主張先のホテルのテレビに差し込めば、そのまま会社と同じパソコン環境の完成となってしまう。クラウドストレージやOffice 365などを導入すれば、どこへ行くにも快適そのものだろう。出張先でプレゼンを求められても、プロジェクタのHDMI端子にm-Stickを挿すだけで済んでしまう。ほかにも、個人による"ものづくり"のムーブメントがあるが、例えば、コントローラPCにノートパソコンを使っているようなロボットで、ノートパソコンをm-Stickに変えたら。m-Stickは、スペック自体はスマートフォン用のモバイルバッテリでも動かせるものであるため、ロボットにコントローラPCとあわせて一式背負わせてしまうことが、格段に簡単に実現できるようになる。平井氏としては、用途があって買ってすぐに誰にでも便利に活用できるという幅広さの一方、m-Stickを(ハードウェアマニアなどの層に)面白がって遊んでもらえれば、これまで想像できなかった活用法がたくさん出てくるのではないかと、ユーザーからのフィードバックも期待しているという。○マウスコンピューターならではの作り込みで差別化さて、m-Stickだが、ただ単に本体の大きさや最低スペックだけにこだわってしまうと、安かろう悪かろうの製品になってしまうことも有り得る。いち時期、値段が安いだけの粗悪なAndroidタブレットが市場に氾濫し、Androidタブレットそのものの使い勝手に悪いイメージが持たれてしまったような不運を、この製品では繰り返して欲しくないのだと平井氏は話す。そこで、安定性や信頼性を重視していくという方針を確認した。それこそ、綺麗なハンダ付けや、実際に差が出るのかどうか微妙なレベルの冷却最適化、基板上の余計なパターンの削減など、見えない部分から気を使い、量産バージョン完成までに多くの試作を繰り返したという。わかりやすく差が出てくる部分でも、eMMCのチップや、通信チップにきちんとしたものを採用しようとこだわった。ハードウェアに限らず、マウスコンピューターでは、OSの作り込みのところでもこだわったという。というのも、超小型であるだけに、ストレージの容量の問題はいかんともしがたい。できるだけOSのサイズを小さく最適化してプリインストールする工夫が、m-Stickではなされているという。例えば、Windows 8.1では、毎月のWindowsアップデートだけでも数百MBクラス容量を消費してしまうことが珍しくない。m-Stickでは、できるだけ最新のアップデートが適用された状態で、アップデートのスタックをできるだけシュリンクし容量を稼いだイメージをプリインストールし、少しでもストレージを空ける工夫がなされているという。○Core M版は出ないんですか? 将来の話も少しだけ……マウスコンピューターではm-Stickを、単発ではなく、製品ジャンルとして継続していく方針にしているそうだ。そのため、「次の世代も考えている」(平井氏)という。当然、Intel Atomの次世代を載せたm-Stickは出す計画だそうだが、さらに、「今の2-in-1パソコンのハードウェアに相当するようなハイエンドなm-Stickも計画にある」という。というと、Intel Core M相当のm-Stickしか考えられないわけだが、「言えません(笑)」(平井氏)とは大人の事情だろう。次世代m-Stickの登場時期は、Intelのスケジュールにも寄るが、来年の今頃には……というあたりだそうだ。HDMIのMHL化も次世代m-Stickでは検討してくれそうだ。今回のm-Stickでは、microUSB形状の給電ポートを別途用意しているのだが、MHL化で給電がHDMI出力と一本化すれば、さらにとり回しが良くなるだろう。
2014年11月28日ブラック・アンド・デッカーは29日、コードレスタイプの2in1サイクロン式スティッククリーナー「ORA(オーラ)」を発表した。フローリングでの使用に最適化された掃除機だ。発売は11月中旬で、希望小売価格は税別57,000円となっている。○ダストピックアップ率99.8%のスティッククリーナーORAは、日本やヨーロッパの住宅において、フローリングの床が増えていることに着目して開発されたスティッククリーナー。ORAとは「Optimized Runtime & Airflow(最適な作業時間と吸引力)」を意味する。1回の平均掃除時間を参考に設定された最大25分の連続駆動時間、フローリングの床におけるダストピックアップ率99.8%と、フローリングやハードフロア(硬い床材)の掃除に最適な構造となっている。スティッククリーナーとしてだけではなく、ハンディクリーナーとしても使用可能だ。ハンディユニットの吸込口は60cmまで伸びる蛇腹ホースとなっており、取り回しやすいようにした。ハンディユニットに取り付ける5つのアクセサリ「2in1コンビネーションノズル」「先細隙間ノズル」「ペット&ファブリックノズル」「ロングブラシノズル」「延長ノズル」が標準で付属。アクセサリと組み合わせることで狭い場所や階段、棚、車などの掃除、ペットの毛の掃除を行える。ヘッドには、日本向けに開発されたブラシを採用。太さや硬さが違う4種類のブラシを組み合わせており、大きなゴミも微細なゴミも一度にかき取って吸引できる。前面と左右からゴミを吸い取るため、壁際のゴミ吸い残しが少ない。また、ダストケースが容量いっぱいになっても吸引力を99.9%キープする。サイズはW270×D210×H1,120mm、重量は3.6kg、ダスト容量は450ml。約4時間でフル充電される。カラーはホワイト、ブラック、レッド。○ターゲットは男性ブラック・アンド・デッカーは、これまでもハンディクリーナーを日本で発売していたが、このたびの「ORA」をもって日本のクリーナー市場へ本格参入する。スティッククリーナーは日本のクリーナー市場で伸長している製品カテゴリで、特にコードレスのスティッククリーナーの伸びが顕著だ。床材にフローリングを採用している住宅の増加を受けて、吸引力をただ強力にするのではなく、フローリングやハードフロアに最適な構造を持つコードレスタイプのスティッククリーナーをコンセプトに、「ORA」を開発した。また同社は、女性の就業率や共働き世帯の増加を受けて、1台で何役もこなす「ORA」による時短家事を提唱。「ORA」では家事を行う男性をターゲットに、床を掃除するだけでなくハンディクリーナーとしても使えるスティッククリーナーとして訴求を図る。
2014年10月29日サンワサプライは22日、2,900mAh容量のバッテリを内蔵したスティック型モバイルバッテリ「700-BTL015」を、同社直販サイト「サンワダイレクト」で販売開始した。価格は税込1,480円。カラーはホワイト、バイオレット、レッド、ピンク、ブラックの5色。Panasonic製のバッテリセルを内蔵した、小型のスティック型モバイルバッテリ。丸みを帯びた角型形状の採用で、平面に置いた場合の転がりを抑えている。蓄電時間は約4~5時間で、電池残量を表示するLEDインジケーターも搭載する。本体サイズはW23.5×D23.5×H110mm、重量は約70g。入出力はともに1A。インタフェースはmicroUSB。
2014年10月22日エールフランス航空は10月25日~27日と29日に、東京駅そばの新丸ビル(東京都千代田区)にて新ビジネスクラス展示会を実施する。○コクーンデザインのフルフラットシートエールフランス航空は10月25日~27日と29日に、東京駅そばの新丸ビル(東京都千代田区)にて新ビジネスクラス展示会を実施する。同社はフルフラット仕様の新デザインのビジネスクラスを10月28日発AF293便より羽田路線に導入する。今回の展示会ではいち早く、新シートを体験することができる。新シートは、180度水平なポジションまでリクライニングすれば、全長196cm・幅72cmのベッド空間に変わり、やわらかなマットレス、ゆったりサイズの羽毛布団や羽毛枕など、上質な睡眠をサポートする。各列4席の配列で、すべての座席から通路へのダイレクトアクセスが可能。コクーン(繭)のようにやさしく身体を包み込むなめらかな曲線のシート構造にすることで、プライベート空間を確保したデザインとなっている。なお、新シートの詳細はホームページで紹介している。展示会の開催日時は10月25日12時~18時、26日11時~18時、27日11時~21時、29日14時~17時30分。場所はカフェ STAND T(東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル1F)。
2014年10月21日●さらに強化したフラットデザイン古い話だがWindows XPリリース直後、Windows 2000に過剰な装飾を加えて動作が"重くなった"と愚痴るユーザーが少なくなかった。Windows XPの普及度を踏まえれば単なるPCのスペック不足から生まれた不満だったことは容易に想像できるだろう。その一方でWindows Vistaリリース後も同じような愚痴がメディアやネットに溢れかえった。結局のところラガード(Laggards)に属するユーザーはすべてにおいて保守的であり、革新的なハードウェア/ソフトウェアが登場しても、「○で十分」と思考停止を選択してしまう。もちろんユーザーニーズと製品の役割が合致していない場合はその限りではないものの、いつの時代も新たなものを受け付けないラガード層は存在する。なぜ、このような話から始めたかと言えば、Windows 10においても同様の論争が起きそうな気がしたからだ。○さらに強化したフラットデザインまずは下図をご覧頂きたい。これはWindows 95/XP/7、そしてWindows 10テクニカルプレビューのデスクトップを並べたものだ。時代ごとの流行を反映させ、ボタン1つとっても立体的なものからフラット化し、ウィンドウフレームも角張ったものから一度丸みを帯びている。そしてWindows 10テクニカルプレビューでは再びソリッドなデザインを採用した。世の中のUIデザインがフラット化に進んでいることは、Mac OS XやiOS、Androidといった他のOSを見れば時代の風潮であることは明らかである。さらに述べればWindows 8もフラットデザインを多用し、モダンUI自体がタイポグラフィを重視したデザインだ。良しあしに関しては好みに類するため割愛するが、Windows 10テクニカルプレビューを触って最初に気付くのは"ウィンドウの影"である。静止画では分かりにくいが、ウィンドウ上下左右の50ピクセル程度に影がかかっていることにお気付きだろうか。上図で言えばコントロールパネルの右側にあるバージョンダイアログや、右下にあるエクスプローラーに影がかかっている。以前からWindowsはタイトルバーでアクティブ/非アクティブウィンドウを見分けていたが、さらに影を強調することでウィンドウの重なり具合を直感的に把握可能になった。フラットデザインの採用は、WindowsというOSでは当たり前に存在していたウィンドウフレームが存在しないように見える。Windows 8/8.1では太く感じたウィンドウフレームのボーダーサイズだが、Windows 10テクニカルプレビューになると1ピクセルにまで縮小した。このボーダーサイズは、伝統的にHKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetricsキーの文字列値「PaddedBorderWidth」で制御し、Windows 8.1の既定値は「-60」である。Windows 10テクニカルプレビューも同値だったため、太くしてみようとデータを変更してみたが、変化を確認できなかった。まだ詳しく精査していないため、Windows 10が同文字列値を参照しないのか確認できないが、時節を踏まえると製品版までこのまま進みそうだ。なお、タスクバーの半透過処理はそのまま受け継がれている。さらに背景画像によってウィンドウフレームなどの配色が変化する点も同じだ。この範囲はスタートメニューに広がり、背景画像を濃くした配色が用いられる。この自動配色も個人の好みで評価が分かれるところだが、Windows 8.1と同じくカスタマイズ可能なため、大きな問題にはならないだろう。●稼働中のアプリケーションを切り替える「Task view」○稼働中のアプリケーションを切り替える「Task view」「クールスイッチ」「Windowsフリップ」など数々の呼称が用いてきたアプリケーション(タスク)切り替え機能だが、Windows 10テクニカルプレビューは「Task view(タスクビュー)」に改称している。さらに同機能を呼び出すためのボタンをタスクバーに用意した。スタートボタン、<Search(検索)>ボタン、<Task view>ボタンと並ぶと、Windows 95の開発コード名「Chicago」のデザインを思い出す方もおられるだろう。それはさておき、Task viewを実行するとデスクトップにアプリケーション名とアイコン、サムネイルが並ぶ。サムネイルの内容はWindows 7から搭載したライブサムネイルと同じくリアルタイムに変化し、アクティブなアプリケーションを切り替えるという仕組みだ。Windows 8.1の場合、画面左端からスワイプするか[Win]+[Tab]キーを押すことで、最近使ったアプリケーションの一覧表示と切り替えを実行する機能を提供していたが、Windows 10テクニカルプレビューの場合は上図のTask viewが起動する。ここで気になるのが[Alt]+[Tab]キーという初期Windowsから用意されていたショートカットキーとの兼ね合いだ。同ショートカットキーを押すと以前と同じように[Tab]キーもしくは[Shift]+[Tab]キーを押すことで、カーソルを移動できるのはWindows 10テクニカルプレビューでも変わらない。だが、Task viewを実行するとキーから指を離しても画面は閉じず(デスクトップに戻らず)、矢印キーでアクティブにするアプリケーションを[Enter]キーで選択する。上図を見比べても違いは仮想デスクトップの有無だけだ(仮想デスクトップに関しては次回以降詳しく述べる)。キーボードでWindowsを使ってきたユーザーにとって、通常は[Alt]+[Tab]キーを使用し、仮想デスクトップが絡む操作を行う場合はTask viewと場面に応じた使い分けが求められそうだ。阿久津良和(Cactus)■前回の記事はこちら・短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第3回) - デスクトップで使えるWindowsストアアプリ
2014年10月07日