スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』のインターナショナルプレミアが現地時間13日にドイツのベルリンで行われ、スピルバーグ監督、主演のトム・ハンクスらが出席した。その他の写真映画は、大統領ジョン・F・ケネディから極秘指令を受けた普通の弁護士ジェームズ・B・ドノバン(ハンクス)が、ソ連からの米国スパイ救出という誰も成し遂げた事が無い不可能なミッションに型破りな方法で挑む姿を描いた作品。ジョエル&イーサン・コーエンが脚本を手がけている。プレミア会場に設置されたレッドカーペットには約1500人もの観客が集合。スピルバーグ監督は本作がオスカーレースの有力候補と語られていることについて「アカデミー賞は同業者に認められるという映画界一の栄誉です。授賞式にいるだけで名誉なことです。今は1年のうちで最もエキサイティングな時であり、またナーバスな時です。ただ、私はあまりあてにしない様にはしているがね」と語り、ハンクスも「オスカーについてはどの作品でも全く自信を持つことはできない。一か八かの賭けのようなものだから、期待することができるものではないんだよ」とコメントした。スピルバーグ監督もハンクスもすでにオスカー受賞経験があり、興行的な成功はもちろん、意欲的な企画、語るべき企画や脚本があるかをじっくり吟味して次回作を決めている映画人だ。ふたりが新作に選んだ『ブリッジ・オブ・スパイ』はどんなドラマが描かれているのか? 実話を基にしたドラマの中に、過去のスピルバーグ作品との共通点はあるのか? 日本では来年1月から全国公開になる。『ブリッジ・オブ・スパイ』2016年1月8日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2015年11月16日ニューヨーク映画祭でメディアに大絶賛を受け、早くもアカデミー賞の本命に名乗りをあげている、トム・ハンクスを主演に迎えた実話に基づいた奇跡の物語『ブリッジ・オブ・スパイ』がこの度、来年1月に公開することが決定した。舞台はアメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が世界を二分して対立し、一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代。ジェームズ・ドノバンは、保険の分野で実直にキャリアを積み重ねてきた弁護士。ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、世界の平和を左右する重大な任務を委ねられる。それは、自分が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕えられたアメリカ人スパイの交換を成し遂げることだった。良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた彼は、決して信念を曲げず、米ソの戦争を食い止めるために全力で立ち向かっていく――。本作は、『ジュラシック・パーク』『A.I.』など数々の作品に携わるスティーヴン・スピルバーグ監督と、『グリーンマイル』『ターミナル』などに出演するトム・ハンクス、そして脚本はイーサン&ジョエル・コーエン兄弟、というハリウッド史上最高のスタッフ&キャストで描く。また、10月4日(現地時間)に行われたニューヨーク映画祭レッド・カーペットイベントに超豪華スタッフ・キャストが集結。ハリウッドきってのヒットメーカーの地位に君臨し、アカデミー賞の監督賞に2度輝いたスピルバーグ監督は「ニューヨークで撮影されたこの作品をニューヨーク映画祭で上映することができて光栄です。国境を越えて人間同士分かり合うという真理の大切さが伝わると嬉しいです」と明かした。続けて、アカデミー賞の主演男優賞を2年連続で受賞したトム・ハンクスは「この作品はいまを生きる人に自分が同じ立場でだったらどうするだろうかと問い掛けている。楽しいけれど、恐いことでもあるんだ。失敗は許されない。この作品を僕の最後のスピルバーグ監督作品への出演にはしたくないからね」と冗談を交えて自信の程を語った。そして上映後には、「息を呑むばかりのスピルバーグの素晴らしい職人技」「主演のトム・ハンクスが力強い」「最後まで見る者に息もつかせないスピルバーグの素晴らしいプロット」とオンライン上では、作品を絶賛するコメントが多数掲載され、「オスカー最有力候補」などと早くもアカデミー賞本命に名乗りをあげる上映となった。心をつかんで離さない驚きとスリルに満ちた感動の実話に、世界中の注目が集まっている。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月08日監督スティーヴン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟で描く映画『ブリッジ・オブ・スパイ』が、2016年1月8日に日本公開されることが7日、明らかになった。実話に基づく本作は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が世界を二分して対立し、一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代の物語。世界が戦争勃発の恐怖におびえる中、トム・ハンクス演じる弁護士のジェームズ・ドノバンが、世界の平和を左右する重大なミッションに挑む。現地時間10月4日に行われたニューヨーク映画祭レッド・カーペットイベントに、本作のスタッフ&キャストが集結。ハリウッドきってのヒットメーカーであるスティーヴン・スピルバーグは「ニューヨークで撮影されたこの作品をニューヨーク映画祭で上映することができて光栄です」と喜び、「この作品は冷戦下で大国間の戦争を止める大役を突然任されることになった一人の普通の男を描いています。国境を越えて人間同士分かり合うという真理の大切さが伝わるとうれしいです」と呼びかけた。続けて、アカデミー賞の主演男優賞を2年連続で受賞したトム・ハンクスが「この作品は今を生きる人に自分が同じ立場でだったらどうするだろうかと問い掛けている」とコメント。スピルバーグ監督作品出演について、「楽しいけれど、怖いことでもあるんだ。失敗は許されない。この作品を僕の最後のスピルバーグ監督作品への出演にはしたくないからね」と冗談交じりに語った。上映後には、「息を呑むばかりのスピルバーグの素晴らしい職人技」(THE INDEPENDENT)、「主演のトム・ハンクスが力強い」(THE GUARDIAN)、「歴史的でありながら、同時に現代にも通じるテーマを持っている」(DEN OF GEEK)、「最後まで見る者に息もつかせないスピルバーグの素晴らしいプロット」(INDIEWIRE.COM)と、オンライン上で絶賛コメントが多数掲載され、「オスカー作品賞と監督賞のノミネート間違いなし」(NY POST)、「オスカー最有力候補」(DEADLINE.COM)などと"オスカー"の文字も見られた。(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication
2015年10月08日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開日が来年の1月8日(金)に決定した。トム・ハンクスが主演を務め、世界中が冷戦状態にあった1960年代を舞台に、命をかけて信念を貫こうとした男が、極めて危険な交渉にあたる姿を描いた作品だ。その他の画像/日本公開日が決定映画は、大統領ジョン・F・ケネディから極秘指令を受けた普通の弁護士ジェームズ・B・ドノバン(ハンクス)が、ソ連からの米国スパイ救出という誰も成し遂げた事が無い不可能なミッションに型破りな方法で挑む姿を描いた作品。ジョエル&イーサン・コーエンが脚本を手がけている。映画はすでに完成しており、今月4日(現地時間)にニューヨーク映画祭で上映された。スピルバーグ監督は「ニューヨークで撮影されたこの作品をニューヨーク映画祭で上映することができて光栄です。この作品は冷戦下で大国間の戦争を止める大役を突然任されることになった一人の普通の男を描いています。国境を越えて人間同士分かり合うという真理の大切さが伝わると嬉しいです」と語り、ハンクスは「この作品は今を生きる人に自分が同じ立場でだったらどうするだろうかと問い掛けている。(スピルバーグ監督作品に出演するのは)楽しいけれど、恐いことでもあるんだ。失敗は許されない。この作品を僕の最後のスピルバーグ監督作品への出演にはしたくないからね」とユーモアを交えてコメントした。上映後のレビューも好評、絶賛が多く、いくつかの媒体は本作をオスカー候補間違いなしと掲載。賞レースの行方はわからないが、これまでに数々の傑作をおくりだしてきたスピルバーグ監督とハンクスのタッグ作に、多くの映画ファンが期待を寄せている。『ブリッジ・オブ・スパイ』2016年1月8日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2015年10月08日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、オスカー女優のハル・ベリー、さらに国際派俳優の真田広之が参加した海外ドラマ「エクスタント」。このほど、スピルバーグが本作のタイトルに込められた壮大なテーマについて語る特別映像が到着。また、ハル・ベリーも、スピルバーグだからこそ引き受けたという本作への思いを明かしていることが分かった。宇宙飛行士のモリー(ハル・ベリー)は、宇宙で13か月間にも及ぶ単独任務の後、家族のもとに無事生還するが、その後、妊娠していることが発覚。宇宙での任務中には、死んだはずの元恋人が目の前に現れるのも気にかかっていた。一方、夫のジョン(ゴラン・ヴィシュニック)は“人間性を持つアンドロイド”の試作品開発に成功し、自分たちの“息子”イーサンとする。彼の研究に大富豪ヤスモト(真田広之)が融資を申し出るが、本当の狙いはアンドロイドではなく、モリーだった…。これまで、人工知能や地球外生物というテーマで、『E.T.』『未知との遭遇』『A.I.』など、数々の傑作を生み出してきたスピルバーグ監督。そんな彼が近未来を舞台に、謎が謎を呼ぶ先の読めない展開でTV 業界を席巻したのが本作。本国では、第1話が2014年夏のドラマシリーズでNo.1(Nielsen Galaxy Explorer、7/10~9/17)となり、2015年7月からはシーズン2が放送。日本でも、WOWOWで今春に初放送され、大ヒットとなった。主演を務めるのは、アカデミー賞女優ハル・ベリー。数多くの謎と巨大な陰謀に立ち向かう宇宙飛行士モリーを演じているが、届いた映像では、主人公モリーのキャラクターにすぐに共感し、「SFと人間ドラマが絶妙なバランスで描かれていた」映画のような脚本に魅せられたことを語っている。さらに、最近のTVドラマシリーズのクオリティの高さから、スピルバーグがかかわる本作はまたとない「チャンスだった」とも明かしている。続けて、スピルバーグは「私の大好きな二つの分野の融合だ。ひとつは人工知能。そして地球外生物がテーマになっている」と、自身の映画製作でも長年追い続けてきた本作のテーマについて言及。また、「エクスタント(EXTANT)」というタイトルは、「生き延びた」「実在する」という意味であり、人間を含むこの世に生きている全ての種、アンドロイド、そして地球外生物であることを匂わせている。人工知能と地球外生物、そして少年と家」と、スピルバーグらしいテーマが詰まった本作は、「LOST」「アンダー・ザ・ドーム 」を上回る謎解きに中毒者が続出しそうだ。<「エクスタント」リリース情報>「エクスタント」DVD-BOX価格:9,300円+税発売日:10 月14 日(水)「エクスタント」vol.1-6レンタル同日スタート発売・販売元:パラマウント・ジャパン(C)2015 CBS Studios Inc. and Amblin Films, Inc. All Rights Reserved. EXTANT TM is a Trademark of CBS Studios Inc. CBS and related logos aretrademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2015年10月02日“香港のスピルバーグ”との異名を持つツイ・ハークと、『グリーン・ディスティニー』でアカデミー賞「撮影賞」を受賞したピーター・パウという、現代の中国・香港映画界を代表する2人の最新作が、2016年1月、「冬の中華祭り」と題して特集上映されることに決まった。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ、『セブンソード』『ドラゴンゲート』など、映画監督・脚本家・プロデューサーとして知られるツイ・ハーク監督が次に挑んだのは、中国の有名小説「林海雪原」を基にした京劇を原作にした『タイガー・マウンテン~雪原の死闘~』。『戦場のレクイエム』『孫文の義士団』のチャン・ハンユー、『エレクション』『愛人/ラマン』レオン・カーフェイらトップ俳優たちに交じり、元「SUPER JUNIOR」の俳優ハンギョンも参加。第5回北京国際映画祭では、レオン・カーフェイが見事「助演男優賞」を獲得している。舞台は、1946年、国民党と共産党が争い、非情な匪賊たちが中国東北地方を占領し、民衆を脅かしていた国共内戦時代。難攻不落の要塞であり、強力な大砲で武装された恐ろしい威虎山(タイガー・マウンテン)には、山賊のなかで最も強大な力を持つ「ハゲワシ」という名で恐れられる男(レオン・カーフェイ)がいた。共産党軍の隊長 (ケニー・リン)率いる203部隊は、「ハゲワシ」の手下たちがある村を襲撃しているところに遭遇。203隊長はその地に留まり、「ハゲワシ」一味と戦うことを決断する。共産党軍司令部も優秀な偵察員であるヤン(チャン・ハンユー)を派遣し、スパイとして「ハゲワシ」の一味に潜入させる。203隊長とヤンは、雪原の奥深くで、冷血な「ハゲワシ」との知略をめぐらせた戦いに挑んでいくが…。また、『グリーン・ディスティニー』でオスカーを獲得し、チェン・カイコー監督の『PROMISE』、金城武主演の『ウィンター・ソング』、ジャッキー・チェン×ジェット・リーの『ドラゴン・キングダム』、チョウ・ユンファの『孔子の教え』などで撮影を務めてきたピーター・パウが、自ら撮影と製作・監督を務めた『魔界戦記~雪の精と闇のクリスタル~』は、圧倒的な映像美で伝説上のアンチヒーローを描き出していく。妖魔の攻撃から人々を護るため、鍾馗(しょうき)は、仙人の導きによって斬妖士となり、全妖魔たちのエネルギーの源である魔石を盗むため魔界へと乗り込む。彼は、魔界を消し去り、人間界に永遠の平和をもたらすため、1,000年もの間、誰も成し遂げたことのない試みに挑んできた。一方で、妖魔たちは自分たちの力を失うまいと、鍾馗を追っていた。鍾馗は妖魔たちとの戦いに臨むが、途中で、自分が信じてきた魔界と人間界の明確な違いに気付き、事態はより複雑化していることを知る。また、予期していなかった愛が自らの命を危険にさらすことになり…。観る者を圧倒し、またたく間にその世界観に誘う2人の名匠の渾身作を、この冬、楽しみにしていて。『タイガー・マウンテン~雪原の死闘~』『魔界戦記~雪の精と闇のクリスタル~』は2016年1月、シネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日スティーヴン・スピルバーグのドリームワークスが、ディズニーとの配給契約を更新しない方針であることがわかった。現在の契約は、来年8月まで。それ以降は、ユニバーサルに配給を委託する可能性が強いと関係者は見ている。その他の情報ディズニーと契約を結んでからも、スピルバーグはユニバーサルのスタジオ内にオフィスを構え続けてきた上、この夏の大ヒット作『ジュラシック・ワールド』をプロデュースしている。ディズニーが配給するドリームワークス作品は、来年7月北米公開の『The BFG』が最後になる模様だ。ドリームワークスと契約を結んだ後、ディズニーは、マーベルやルーカス・フィルムを買収し、もともと主流のアニメに加えて、スーパーヒーロー物やSF大作などに力を入れるようになってきた。そんな中で『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』『マダム・マロリーと魔法のスパイス』など、大人向きのドラマを得意とするドリームワークスは、やや浮いた存在になってきたのはたしかだ。ドリームワークス、ディズニー、ユニバーサルは、この件に関してノーコメントを通している。文:猿渡由紀
2015年09月03日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』の予告編が公開になった。世界中が冷戦状態にあった1960年代を舞台に、命をかけて信念を貫こうとした男が、極めて危険な交渉にあたる姿を描いた大作だ。その他の画像/予告編公開映画は、CIAが極秘裏に遂行していた高度偵察機U-2が、スパイ飛行中にソ連に撃墜され、パイロットが捕獲されるという1960年5月1日に起きた“U-2撃墜事件”がベースになっている。この作品の舞台になっている1950~60年代、世界はアメリカとソビエトによって二分される“冷戦”状態で、両陣営はいつもお互いを監視し、新たな戦争の引き金があちこちに埋め込まれていた。そんな折、大統領ジョン・F・ケネディから極秘指令を受けた普通の弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)は、ソ連からの米国スパイ救出という誰も成し遂げた事が無い不可能なミッションに、型破りな方法で挑むことになる。本作は、ジョエル・コーエンとイーサン・コーエンが脚本を手がけ、ヤヌス・カミンスキー(撮影)、マイケル・カーン(編集)らスピルバーグの“右腕”と呼ぶべきスタッフが集結。予告編ではアメリカでソビエトのスパイが捕らえられる場面と、ソビエトでアメリカのパイロットが捕獲される場面がスリリングなタッチで描かれる。ハンクス演じるドノバンは、スパイでもヒーローでもなく保険の分野で活動してきた弁護士だったが、いきなり“アメリカとソビエトのスパイ交換”の交渉にあたることになる。冷戦時、人々は核戦争の恐怖や、まだ記憶が生々しい世界大戦が再び来るのではないかという恐怖におびえていた。そのため、ドノバンがもし失敗すれば世界が再び戦火に包まれると考える者や、彼の行動を阻止しようとする者が現れる。しかし、彼は自らの信念を曲げず、苦悩しながらも、戦争の可能性を取り除き、人命を救助するために懸命に行動する。彼に与えられた交渉の舞台は、ドイツのベルリンにあるグリーニカー橋。彼は交渉を成立させ、戦争の危機を回避できるのか?本作は、これまでのスピルバーグ作品同様、全編が35ミリフィルムで撮影されており、予告編でも陰影に富んだ重厚な映像も堪能できる。『ブリッジ・オブ・スパイ』2016年1月全国ロードショー(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
2015年08月18日スティーヴン・スピルバーグ監督が、トム・ハンクスを主演にイーサン&ジョエル・コーエン兄弟の脚本で、東西冷戦時代の実話を基に描く『ブリッジ・オブ・スパイ』。早くも2016年度のアカデミー賞に最も近いといわれる本作の日本オリジナル予告と、トム・ハンクスの真剣な眼差しが印象的な日本オリジナルポスターが解禁となった。舞台は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が世界を二分して対立し、一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代。ジェームズ・ドノバンは、保険の分野で実直にキャリアを積み重ねてきた弁護士だった。だが、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、世界の平和を左右する重大な任務を委ねられる。それは、自分が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕えられたアメリカ人スパイの交換を成し遂げること。世界が再度の戦争勃発の恐怖に怯える中、平和の鍵を握っていたのは、ひとりの普通の男だった――。製作総指揮を務めた『ジュラシック・ワールド』が世界歴代興収第3位となる歴史的大ヒットとなっている、スピルバーグ監督。『シンドラーのリスト』でアカデミー賞「作品賞」「監督賞」を受賞し、『プライベート・ライアン』で「監督賞」を受賞した彼が、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』で同「主演男優賞」を2年連続受賞したトム・ハンクスと4度目のタッグとなった本作で、脚本を手掛けるのは、『ファーゴ』(脚本賞)と『ノーカントリー』(作品賞・監督賞・脚色賞)で4つのオスカーを手にしたイーサン・コーエンとジョエル・コーエン兄弟。世界の映画ファンから最も愛される巨匠と、最も尊敬される名優、さらに稀代のストーリーテラーとして知られる脚本家兄弟という史上最高のドリーム・チームが集結し、早くも2016年度アカデミー賞有力候補の呼び声も上がっている。解禁となった日本版予告では、米ソ冷戦下に繰り広げられるスペクタクルな映像とスリルあふれる展開だけでなく、100%不可能に近い交渉を続けるうちに、家族まで命の危険にさらされてしまう、トム演じるドノバンの苦悩までも映し出していく。だが、良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた彼は、決して信念を曲げず、米ソの戦争を食い止めるために全力で立ち向かう。ベルリンの壁を越えようとした者たちの“現実”も目の当たりにする中、果たして、彼は最後の交渉の場となった東西ドイツを分かつ“グリーニカー橋”で、奇跡を起こすことができるのか…!?混迷の時代のいまだからこそ描かれる驚きとスリルに満ちた感動の実話を、まずはこの映像から確かめてみて。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日俳優の玉木宏、女優の松岡茉優が11日、都内で行われた、米映画『ジュラシック・ワールド』のヒット記念イベントに出席した。スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた本作は、ジュラシック・シリーズの最新作。恐竜を現代に蘇らせたテーマパーク"ジュラシック・ワールド"で起こる出来事を描く内容で、公開5日間で観客動員数100万人を突破している。日本語吹き替え版で声優出演した玉木と松岡は、夏らしい涼やかな浴衣姿で登場。「子どもから大人まで楽しめる夢のある作品」とアピールした玉木は、「世界的な大ヒット作に50%くらい関われてうれしい。次回は100%関わりたい」と2018年に公開が予定されている続編への出演を熱望。一方、りんご柄の浴衣に、「中身は肉体なので、肉食からも草食からも好かれるかな?」とはにかんだ松岡は、「恐竜がたくさん出てきて、ワクワクせざるをえない。クライマックスは涙なしで見れません!」と熱心にアピールした。また、イベントでは、「どんな恐竜を作りたいか?」のお題でイラストにも挑戦。松岡がフリップいっぱいに迫力ある恐竜を描いた一方、玉木は「散歩もできる小さい恐竜。噛みつくから、番犬ならぬ"番恐竜"にできる」と可愛らしいイラストを披露。そんな玉木は、デートで行きたいテーマパークについて聞かれると、「ジュラシック・ワールド」と答えつつ、「逆に行きたくないのは、フラミンゴがいるケニアのボゴリア湖。ピンクだし、足が細いし、ミョウガみたいですべてが嫌い。ミョウガも嫌いです」と意外な弱点を明かして、観客の笑いを誘っていた。
2015年08月12日●前3作とスピルバーグへのリスペクトスティーヴン・スピルバーグが世に送り出した名作『ジュラシック・パーク』シリーズが帰ってきた。4作目となる『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)の舞台は、イスラ・ヌブラル島で起こった衝撃の事件から22年後。ついにオープンした恐竜のテーマパークで繰り広げられる新たな冒険を描く。全世界オープニング歴代興収1位の大ヒットスタートを切り、公開7週目には『アバター』、『タイタニック』に次ぐ全世界歴代興収ランキング第3位に躍り出た本作でメガホンをとったのは、シリーズの生みの親・スピルバーグに後継者として抜擢された新人のコリン・トレボロウ監督。自身もオリジナルシリーズ、そしてスピルバーグのファンというトレボロウ監督は、そのリスペクトの思いを胸に最高の作品を目指したという。――映画界に残る名シリーズの新たな物語を任された時の気持ちを教えてください。非常に喜ばしいことだと受け止めましたが、自分にプレッシャーをかけて最高のものを作ろうと思ったので、ほかの人からのプレッシャーはいらないよという気持ちでした。フランチャイズに対するリスペクトもありますが、スピルバーグに対する敬意がすごくあったので、非常に質の高いものを作ろうと思ったんです。そして、誇りに思える作品ができました。――スピルバーグさんとのお仕事はいかがでしたか?内心は「サインちょうだい」っていう自分がいるにも関わらず、仕事ですからその気持ちは抑えて、特別な関係が築けました。この作品は、スピルバーグと一緒になって作ったという感じがしていて、ある意味"2世代のハイブリッド"だと思います。――作品のクレジットを見ると、監督を含み5人の方がストーリーに関わっています。それだけストーリーを大切にしていたということでしょうか?やはり、ストーリーが一番大事でした。スピルバーグが一番重要なアイデアを出して、そのアイデアに基づいてわれわれがストーリーを書きました。私と共同脚本家が一緒になって、なんとかいいストーリーを見つけることができたと思います。――スピルバーグさんからもらったアイデアとは?3つの大きな点がありました。1つは、パークが開園していて機能している、2つ目は、ラプトルを調教する人物がいてコミュニケーションをとっている、そして3つ目は、開発した新しい恐竜が外に出て人々を襲うということ。その3つに加え、子供は絶対入れてくれ、非常に近くで恐竜を見られる要素も入れてくれ、という話がありました。――スピルバーグさんから新しい恐竜を作るという課題を与えられてから、新種のインドミナス・レックスができあがるまでの苦労をお聞かせください。私たちが参加した時には、中国で新しい種の恐竜が見つかったというシチュエーションができあがっていたのですが、これだと本当の生物学に基づいたものではなくリアルなものではないということで、新しくハイブリッドを作ったらどうかと提案しました。実際に地球上でいろんな動物のハイブリッドができていますから。また、インドミナスが持つカモフラージュといった特性などは、地球上の本物の生物に基づいたもので、単なるSFの怪獣ではありません。――前3作を見ていた時の印象や、本作に引き継がなければいけないと感じたシリーズの魅力を教えください。3作とも全部すごさがあり、引き継ぎたいものはたくさんありましたが、最初の作品の持っていた、すばらしい世界に行ってから死を告げられるという展開が方向性としてよかった。そして、科学や生物学に対するリスペクト…本物の生物として扱うということ、生きていることに対する敬意が大事だと感じました。――前3作やスピルバーグさんの精神を受け継いだうえで、ご自身の強みとしてこだわった点を教えてください。今回一番重要なことは、ヒロインのクレアの変化。最初は企業の一員として利益追求型で倫理観も無視し、恐竜を単なるアトラクションとか資産としてしか見ていませんが、冒険を通じて、生きている動物だと敬意を払うようになり、最終的にそれを理解した上で英雄になっていく。こういうキャラクターはこれまでにはなかったもので、観客はキャラクターを通じて作品のテーマを近くに感じることができるのだと思います。ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment●映像技術の進化と、フィルムへのこだわり――『ジュラシック・パーク』シリーズ14年ぶりの新作となる本作。技術の進歩が大きかったと思うのですが、VFXやカメラなどでこだわったこと、驚いたことはありますか?まるで本物の恐竜がいるんじゃないかと思うくらい。例えば4匹のラプトルがインドミナスと話しているところは、どうやったのか私も理解できないくらい洗練された技術です。そして、本作はフィルムで撮っているんです。僕はできる限りフィルムを使いたいと思っていて。――フィルムにこだわる理由は?例えば、1カ所非常に明るいのに、ジャングルの暗さも撮らなければならないといったコントラストが強い時に、フィルムの方が幅がある。『ジュラシック・パーク』はもともとフィルムで撮られているので、統一感という意味でもいいと思うのですが、デジタルは非常に美しく撮れるけれど、美しすぎるということもある。私はフィルムの持っている欠点の部分も好きだし、光の捉え方も好き。また、フィルムだと4Kに直せるのに、デジタルは2Kを4Kにすることはできないので、技術がもっと進まないとフィルム以外は使わないつもりです。――実際の撮影の中で、一番難しかったシーンは?ジャイロスフィアという球体の乗り物のシーンがものすごく大変でした。乗り物は実際に作ったんです。少年2人が乗ってジャングルに入っているので、恐竜たちを見ているというシーンだけでも、ジャイロスフィアにカメラを取り付けるなどいろんな作業があって複雑でした。少年2人(グレイ役タイ・シンプキンスとザック役ニック・ロビンソン)は、オーウェン役クリス・プラットとクレア役ブライス・ダラス・ハワードよりも、このシーンのために一番撮影日数が長かったんです。――ジャイロスフィアは2人乗りでしたが、4人乗りというアイデアはなかったのですか?いずれユニバーサル・スタジオにできるかもしれないと思っているのですが、その際は、2人乗りではなくもっと大勢乗れるようにしないといけないかもしれませんね。――本作には、個性豊かなさまざまなキャラクターが登場します。監督は、登場人物の中でだれに一番近いと思いますか?ジェイク・ジョンソンが演じたオタクキャラのロウリー。女の子をくどこうとしたら失敗するし、オリジナルの『ジュラシック・パーク』のファンでリスペクトを持っているのも同じ。コントロールルームで一生懸命制御しようと思っているけどうまくいかない…制御しようとしているっていうのが僕の仕事ですし。ちょうど撮影日にオタク系のメディアが来ていた時があって、ジェイクを呼んで「君が演じるのはこういうオタクだよ」って伝えたら、彼は「なるほど」って理解していました(笑)。Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin EntertainmentUniversal Pictures and Amblin Entertainment
2015年08月05日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』の特別映像が公開になった。全シリーズに参加し、劇中に登場する恐竜に“魂”を込めてきた古生物学者のジャック・ホーナーが作品の魅力をたっぷりと語っている。その他の画像/特別映像シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活する。本作は手に汗握るアクション、パニックを描きながら、その背景には現代に恐竜が甦る道筋やドラマを描いて、作品にスケール感とロマンを与えている。古代の生物について研究を続け、本作に参加しているホーナーは、『ジュラシック・パーク』の主人公アランのモデルになったといわれている人物だ。最新作には名作『ジュラシック・パーク』を支えたスタッフが数多く参加しているが、ホーナーも参加。映像で彼は新作に登場する様々な恐竜たちについて解説している。映像に登場するのはどれも学者・研究者たちの長年の成果を基に甦った恐竜たちだが、一頭だけホーナーでさえも予測や研究の成果が適用できない恐竜が登場する。それが“インドミナス・レックス”だ。遺伝子操作によって生まれたインドミナス・レックスはTレックスよりも巨大で凶暴、生存のためでなく“楽しみ”として生物を狩る恐ろしい恐竜だ。そんな恐ろしい恐竜がもし、檻から脱走して島に放たれたら? 映像では暴れまわるインドミナス・レックスと、逃げ惑う人間たちの場面も数多く登場。これらの恐竜が大スクリーンで大暴れする様を想像するだけで公開が待ち遠しくなる映像になっている。『ジュラシック・ワールド』8月5日(水)より全国公開
2015年08月03日スティーブン・スピルバーグが7月15日(水)、都内で行われた『ジュラシック・ワールド』のジャパンプレミアに、ビデオメッセージで「ついに日本でも“オープン”するので、大ヒットすることを願っています」と日本でのヒットを祈願した。歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを切り、公開13日目にして10億ドルを超える一大旋風を巻き起こす本作。現在は14億7,006万ドルを記録し、全世界興収の歴代トップ5入りを果たしており、日本公開を機にさらなる躍進が期待されている。シリーズ第1弾『ジュラシック・パーク』が描いた悲劇から20数年を経て、いまや1日に2万人の観光客が訪れるまでになった「ジュラシック・ワールド」。だが、遺伝子操作によって誕生した新種の肉食恐竜の脱走をきっかけに、再びパニックに陥る。ジャパンプレミアにはコリン・トレボロウ監督をはじめ、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席した。スピルバーグから直々にオファーを受け、メガホンをとったトレボロウ監督は「こうして、大きな成功を収めることができて、とても誇りに思っているよ。スピルバーグが生み出した人気シリーズの“再発進”を果たすことができた。2世代でコラボしたような作品なんだ」と感無量の面持ち。そして「この作品はぜひ映画館で楽しんでほしい。なぜ映画館に行くべきなのか、思い出させてくれる作品だからね。映画はみんな一緒に笑ったり、叫んだりして感動を共有できるエンターテインメントなんだ」と力説。この日が本作プロモーションの世界ツアー最終日とあって、キャスト陣もしみじみと日本公開の喜びをかみしめていた。【ジャパンプレミアに届いたメッセージ】<クリス・プラット/主演>こんにちは、日本のファンの皆さん。日本に行けなくて残念だけど、みんなも『ジュラシック・ワールド』を楽しんでくれるとうれしいな。スクリーンでお会いしましょう。<スティーブン・スピルバーグ/製作総指揮>みなさん、こんにちは。プレミアに参加できず申し訳ありません。日本に行きたかったのですが、現在2本の映画を制作しており、LAで多忙な日々を送っています。『ジュラシック・ワールド』が世界中で映画史上最高のオープニング興行収入を達成したことを誇らしく思います。総興行収入も10億ドルを突破しました。世界中が期待しているテーマパークがオープンし、8月5日にはついに日本で公開されます。日本でも大ヒットすることを願っています。才能あふれるコリン・トレボロウが見事に監督を務めており、シリーズ最新作が完成しました。ぜひ映画をお楽しみください。どうも、ありがとう。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月15日プラダ(PRADA)が15-16AWシーズンのウィメンズコレクションの広告キャンペーンを発表した。スティーヴン・マイゼルが撮影した同キャンペーンでは、モデルにエイヴリー・ブランチャード、エステラ・ボーズマ、インガ・デジーナ、リネイスィ・モンテロ、アイネ・ニーフス、グレタ・ヴァルリーズ、マールチェ・フェホーフらを起用。コレクションを纏ったモデルたちは、淡いパステル色で巧みに彩られた背景の前で、無造作なポーズを取り、リラックスした雰囲気を漂わせた。ユニフォームを思わせない空想的なカラーパレットで展開されるクロップドパンツスーツは、光沢のあるクロップドトップスなどと組み合わされることによりって力強い魅力を生み出している。
2015年07月12日『ジュラシック・ワールド』のスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、オスカー女優のハル・ベリーと日本を代表する国際派俳優・真田広之が共演を果たす、最注目海外ドラマ「エクスタント」のDVDリリースが決定。その謎だらけの予告編映像がひと足先にシネマカフェに到着した。女性宇宙飛行士モリー・ウッズ(ハル・ベリー)は、宇宙ステーション"セラフィム"で13か月間にも及ぶ単独ミッションの後、夫・ジョンと息子・イーサンが待つ地球に無事生還。だが、帰還後のメディカルチェックで、不妊症にも関わらず、妊娠していることが発覚する。宇宙ステーションでの通信障害時に現れた、かつての恋人マーカスとの再会が謎の妊娠と関係があるのではと1人悩むモリー。一方、夫のジョンは、人間性を持つアンドロイド開発“ヒューマニクス・プロジェクト”を計画し、試作品の開発に成功。事業化のため資金援助を依頼した大企業ヤスモト社には断られてしまうが、社長のヤスモト(真田広之)本人が個人的な融資を申し出る。彼が興味を持っているのは、ジョンの開発したヒューマニックではなく、モリーだった…。本作は、巨匠スピルバーグがショッキングながら普遍的なテーマと謎が謎を呼ぶ先の読めない展開の近未来を、映画規模の壮大さで描いたミステリー超大作。本国アメリカでは、第1話が2014年夏のドラマシリーズでNo.1(ニールセン調べ)となり、すでにこの7月よりシーズン2の放送が決定。日本でも、WOWOWで今春に初放送され、注目を集めた。巨大な陰謀に立ち向かう主人公・宇宙飛行士モリー役を演じるのは、ハル・ベリー。また、今回スピルバーグのオファーを受け、出演を快諾したという真田さんが、物語の重要な鍵を握る大企業の社長ヤスモトを演じている。モリーがお腹に宿した“もの”とは、何なのか?死んだはずの元恋人が目の前に現れるのは、何かの啓示なのか? 徐々に誰も信じられなくなる中、謎の大富豪が裏で糸を引く強大な組織の秘密計画が次第に明らかになっていく。『A.I.』や『マイノリティ・リポート』を彷彿とさせ、「LOST」「アンダー・ザ・ドーム 」を上回る謎だらけの展開に、中毒者が続出しそうだ。「エクスタント」は 10月14日(水)よりDVDリリース(※レンタル同日開始)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月09日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』が、6月12日に全米で公開初日を迎えた。オープニング週末3日間の興行成績は、全世界合計で5億1,180万ドルと、映画史上No.1を記録したという。映画『ジュラシック・ワールド』は、ジュラシック・パークシリーズの最新作。驚異的に進化した最新のテクノロジーを駆使したエンターテインメント作品として、公開前から世界中で期待を集めていた。アメリカをはじめ、イギリス、フランス、韓国、中国でも公開し、大きな話題となっている。オープニング週末3日間の興行成績は、これまで1位だった『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(2011年公開/4億8,320万ドル)を抜き、5億1,180万ドルと記録的な数字を樹立した。アメリカ国内では、12日~14日の週末3日間で公開した映画作品の全体興収のうち、77%が同作の興収であったという(6月14日 BOX OFFICE ANALYST調べ)。各国のヒットを受けて、日本では急きょ、公開初日を8月5日に早めることを決定した。全世界では劇場の約半分が3D方式で同作を上映。年代別にみると25歳以下が約4割を占め、シリーズ初期から観ていた30代40代だけではなく、若者層からの支持も高くなっている。
2015年06月28日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』の特別映像が公開になった。本作はすでに公開を開始している国々で驚異的なヒットを記録し、観客を熱狂させているが、コリン・トレボロウ監督やクリス・プラットら作り手たちのシリーズに対する敬意と愛情が、大きな成功を導いたようだ。『ジュラシック・ワールド』特別映像スクリーンに恐竜が出現し“まるでそこに存在している”ように感じられた『ジュラシック・パーク』が公開されたのは1993年。映画は多くの観客から愛され、本作を観て感動し、興奮した子どもたちが当時の気持ちを忘れないまま大人になり、映画の“作り手”にまわった。本作の監督に抜擢されたトレボロウ監督もそのひとりで「シリーズの魅了をスピルバーグと確認し合い、新たな世代に伝えようとした」という。かつて構想されるも不慮の事故によって計画が頓挫していたパークが“ジュラシック・ワールド”と名前を変えてオープンし、多くの人々から愛されている世界が本作の舞台だ。そこでは来場者たちが恐竜たちの生態を楽しみ、安全で快適な空間が広がっている。しかし、パーク内で遺伝子操作された新種の恐竜“INDOMINUS REX(インドミナス・レックス)”が暴走したことで、園内はパニックになる。まるでそこにいるような恐竜たちの動き、そこで生きる人々のドラマ、迫り来る恐竜の恐怖……本作では、かつてスピルバーグが描いた傑作のDNAがしっかりと引き継がれており、主演のプラットは「コリンも僕もシリーズのファンだ。だからシリーズに関わってくれた人々に本作を誇りに思ってほしいんだ」と語る。もちろん、若い作り手たちの情熱と敬意はスピルバーグに伝わっているようで彼は「コリンは最高の監督だ。シリーズを愛する情熱と語るべき物語を持ち合わせている」と評価する。『ジュラシック・ワールド』は人気作の続編でもリメイクでもなく、シリーズの魅力を新たな世代が引き継いで“新生”させた作品になった。そのことが幅広い世代の観客の心を掴み、驚異的な動員を導いたのではないだろうか。『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)より全国公開
2015年06月24日巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、世界最高のテーマパークを創りあげた『ジュラシック・ワールド』。このほど、主演を務めるクリス・プラットが6月21日に36才の誕生日を迎え、さらに全世界の歴代オープニング記録を塗りかえる歴史的大ヒットとなったことを記念して、マイペースでユーモアたっぷりなクリス・プラットの撮影風景を収めた特別映像が解禁となった。あの『ジュラシック・パーク』から22年…。予期せぬトラブルにより開業には至らなかった地球史上最大のテーマパークが、想像をはるかに超える壮大なスケールで今年ついにオープンを迎える。6月12日(金)に全米を始めとした66の国と地域で封切られ、全世界オープニング興収5億2,410万ドルという数字を樹立した本作は、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』を抜いて歴代オープニング全世界興行収入記録、第1位を記録。このオープニングから5億ドル突破という記録は映画史上初めてとなる驚異的なスピードで、アメリカ国内においても『アベンジャーズ』(2億740万ドル)を超える2億880万ドルという断トツの数字で第1位となっており、まさに“地球規模”のメガヒットとなっている。そして今回、主人公のヴェロキラプトルの調教師オーウェン役を演じるクリス・プラットの誕生日に合わせて、彼の撮影風景を集めた映像が到着。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも垣間見せた、ユニークで気取らない性格が魅力のクリスは、歴史的大ヒット作の撮影現場でもそのマイペースぶりは健在だったようだ。アクションシーンの撮影前には、「準備体操はダイナミックに」となぜか過剰なまでの腰ふり・足上げ・もも上げを披露したかと思えば、全力疾走した本番直後の“適当すぎる”コメントにはスタッフも爆笑。バイクの疾走シーンでも超リラックスした様子で撮影に臨み、実は苦手だった口笛を何度も練習している意外な姿も映し出されている。さらに、人気のハリウッドスターらしからぬ変顔のみならず、腰ふりダンスがどうにもとまらないクリスの様子に、スタッフから「調子に乗るからカメラを向けるな(笑)」と注意されてしまうほど。最後には、あのテーマ音楽をアカペラで披露し、「いまの録音して使ってよ」と、どこまでもお茶目なキャラを爆走している。映像からも笑いの絶えない現場だったことが伺える本作だが、「(演じた)オーウェンは真面目な男なんだ」と、プラットは説明。「ストイックで行動力があり、ふざけた面が全くない男だから、僕には難しかったよ。僕には生まれつきおどけた部分があるから、シーンに挑む前に封印するよう自分に言い聞かせる必要があった」と、“役作り”に苦心(?)していたことを明かしてくれた。『ジュラシック・ワールド』は、8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年06月22日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ジュラシック・パーク』の迫力を遥かに超える壮大なスケールで、新たな世界を作り上げたシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』。6月12日(現地時間)に公開を迎えた本作の、オープニング週末3日間の興行成績が全世界合計で5億超えを記録し、この大ヒットを受けて日本でも急遽公開初日を8月5日(水)に前倒しすることが明らかとなった。主演に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一躍知名度を上げたクリス・プラットと、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードが名を連ねる本作。オープニング週末3日間の興行成績は、5億1,180万ドルという驚異的な数字を樹立し、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(’11)の4億8,320万ドルを抜いて堂々の1位を記録した。世界オープニング週末成績の5億ドル突破は、これまでの映画史上初となる驚異的な数字で、アメリカ国内においても12日~14日の週末3日間で公開された映画作品の全体興収のうち、なんと77%が本作の興収という断トツの数字を叩き出しており、今後もさらなるヒットが見込まれている。世界で上映されている劇場の約半分が3D方式で上映されるほか、天井から床までの大画面でのIMAX上映も、本作を大迫力の臨場感で体験したい観客たちの高い集客力に繋がる結果に!観客の男女比はほぼ5:5で、さらに年代別でみると25歳以下が39%いることから、いわゆる“ジュラシック”世代とも言える30代40代のみならず、これまでのシリーズをリアルタイムでは見ていない若者層も足を劇場に運んでいることが伺える。またこの大ヒットを受け、日本でも急遽公開日を8月5日(水)に早めることが決定!すでに公開を迎えたイギリス、フランス、韓国、中国などに続き、8月に公開を控えた日本でも早くも大きな期待が寄せられている。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年06月16日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作『ジュラシック・ワールド』のLAプレミアが、アメリカ・ハリウッドにて6月9日(現地時間)に行われた。『ジュラシック・パーク』の迫力を遥かに超える壮大なスケールで描かれる本作。LAプレミアの会場となったハリウッドの聖地とも言えるドルビーシアター前には、劇中に登場する「JURASSIC WORLD」の文字を施した巨大ゲートが再現。会場の周辺には、豪華キャストたちの登場をいまかと待ち望む多くのファンで埋め尽くされた。本作の主人公である恐竜の調教師オーウェンを演じたクリス・プラットが車から登場すると、会場は熱狂の渦に!クリスは「今回の作品は、私たちにとってもとても大切なものです。この映画はファンのみなさんの力によって制作された、ファンみなさんのための作品です。出来上がりは最高です。きっとみなさんが楽しんでくれるでしょうし、みなさんの感想が楽しみです」と本作への自信とファンへの感謝の気持ちを語った。背中と胸元の大きく開いた濃いブルーの艶やかなドレスに身を包んで登場したのは、テーマパーク「ジュラシック・ワールド」の総責任者であるクレアを演じたブライス・ダラス・ハワード。ハワードは「本当にエキサイトしています!ジュラシックシリーズの大ファンなので、本当にうれしいですね!」と話し、シリーズの一ファンとして本作に参加できた喜びを興奮気味に語った。さらに、「ジュラシック・ワールド」に遊びに来た兄弟の兄・ザックを演じたニック・ロビンソンは「(作品作りは)とても特別で丁寧に作り込んでいます。みんなで何をするか、どうやるかを話しながらやりました。その成果が出ていることを願っています」と撮影時をふり返った。その弟役を演じたタイ・シンプキンスは「(このイベントは)いままで来た中で一番盛大です!こんなに巨大なバナーはみたことないし本当に豪華!ジグザグになっているカーペットもずっと続いていますね!」と、華やかな会場に大興奮の様子だった。製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグに太鼓判を押され、初の長編作品にして本作の監督に大抜擢されたコリン・トレボロウ監督は「みなさんにはとても楽しんでいただいていますし、期待通りの反応が返ってきています。単に“すごい大作アクション!”というだけではありません。観る方にインパクトを与えられている、ということにとても興奮しています」と、観客たちのポジティブな反応に手ごたえを感じているようだった。会場には<Park Is Open>の幕が引かれ、まるで本物のテーマパークのオープンを思わせる演出が施された。劇中のテーマパーク内を再現した木々に囲まれたレッドカーペットを歩くキャストたちも大興奮の様子だった。『ジュラシック・ワールド』は、8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月7日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年06月12日映画『ジュラシック・ワールド』(8月7日公開)の特別映像が12日、公開された。『ジュラシック・パーク』の映像を交えた内容で、本作の製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグ、主演のクリス・プラットらが作品への思いを語っている。本作は、『ジュラシック・パーク』シリーズ第4作となる最新作。『ジュラシック・パーク』では実現しなかった恐竜のテーマパークが、22年の時を経て、ついにオープンする。主演は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で知名度を上げたクリス・プラット。さらに『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードも出演し、初の長編作がサンダンス映画祭で高く評価された新人コリン・トレボロウが監督を務める。このたび公開された映像は、おなじみの『ジュラシック・パーク』の音楽と、創設者ジョン・ハモンドの「ようこそ、『ジュラシック・パーク』へ」という案内からはじまる。当時の最新技術を結集し、史上初めて現代に恐竜をよみがえらせたこの作品について、クリス・プラットは「『ジュラシック・パーク』をはじめて見たとき、その場で立ち上がった。映画の歴史が変わる瞬間をみた」と興奮気味に語る。『ジュラシック・パーク』公開日が、小学校の最終日だったというコリン・トレボロウ監督は「気づいたらこの世界にいた」とコメント。ほかのスタッフやキャストも皆、同作に衝撃を受け、恐怖し、感動し、そして作品に携われることに誇りを持っている様子がうかがえる。また、スピルバーグは最新作について「『ジュラシック・パーク』でかなわなかった夢が実現した」と話し、「他のどの映画にも実現できなかった独創性をもっている」と太鼓判を押している。ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment
2015年06月12日スティーヴン・キングの小説を映画化する『IT-イット-』の監督に決まっていたキャリー・ジョージ・フクナガ(『闇の列車、光の旅』)が降板した。撮影はこの夏にも始まる予定で、主役の候補には『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』のウィル・ポールターなどが挙がっていたが、監督を失ったのを受けて延期になる模様だ。フクナガ監督は、2012年にこのプロジェクトに参画し、2部構成の映画として脚本を共同執筆した。しかし、スタジオは、予算を理由にひとつの映画にまとめることに決め、2部構成を主張するフクナガ監督と衝突したらしい。『IT-イット-』は、1986年に出版された小説で、1991年にテレビ化されたが、ストーリーが長いという理由もあり映画化されたことはない。文:猿渡由紀
2015年05月26日ここ数年、スティーヴン・スピルバーグをはじめ、リドリー・スコット、デヴィッド・フィンチャーらハリウッド映画のヒットメーカーがTVドラマを手掛けるのがひとつの主流となっている。そんな中、ついに真打ちとも言うべき映画監督がTV界に参戦してきた。M・ナイト・シャマラン。『シックス・センス』『サイン』などで知られ、多くのファンを魅了し続けているミステリー界の異才である。そんな彼が製作総指揮を務めるのが、5月15日よりFOXチャンネルで放送スタートとなる脱出ミステリー『ウェイワード・パインズ 出口のない街』。ドラマの放送を記念し、ヴェールに包まれた本シリーズの世界をひも解いていこう。○謎が謎を呼ぶストーリーはシャマランの真骨頂!アメリカのベストセラー小説「パインズ - 美しい地獄-」をもとに映像化されたミステリー『ウェイワード・パインズ 出口のない街』。物語の始まりはひとつの事故だった。シークレット・サービスの捜査官イーサンは、行方不明になった同僚ケイトを捜索中、ウェイワード・パインズという街の入口で交通事故に遭う。その後、森の中で意識を取り戻した彼は、閑静な住宅街へたどり着くが、なぜかIDや所持品がなくなっており、家族や職場への連絡手段がすべて絶たれていた。住民たちに助けを求めるイーサンだったが、誰ひとり助けの手を差し伸べる者はいないばかりか、特定の話題になるとあからさまに話をはぐらかすなどイーサンを翻弄。さらに街の至るところに無数の監視カメラが設置されており、街中での会話や行動は何者かに見張られているらしい。そんな中、行方不明だったケイトと再会するイーサンだが、彼女はなぜか面識のないふりをし、「あなたといると狙われる」と意味深なひと言を告げる。○ウェイワード・パインズの謎めいた掟【第1の掟】街の外に出るなイーサンは街の外に出ようと車を走らせるが、なぜか同じ場所に戻ってきてしまう。【第2の掟】過去について語るな虚言的行動でイーサンを振り回す住民たち。彼らは過去の記憶自体も曖昧なことが多い。【第3の掟】電話を無視するな街中の電話が鳴ったら、必ず応答しなければならない。一体誰からの着信なのか!?得体の知れない違和感に襲われる中、女バーテンダー、ビバリーの助言により、解決の糸口を探るイーサン。やがて彼は、美しい田舎の街に潜む驚愕の秘密にたどり着く。街の区域に出口なし、住民たちの虚言的行動、無数の監視カメラ、遮断された連絡手段--。幾重もの仕掛けを張り巡らせ、まさしく“出口の見えない”展開で、見る側も袋小路に追い込んでいく本作。これまでも謎が謎を呼ぶストーリーと大どんでん返しで見る者の予想を鮮やかに裏切ってきたシャマランだけに、今回も期待せずにはいられない!○マット・ディロンをはじめ豪華俳優陣が集結TVドラマの枠を超えたミステリーには、アカデミー賞受賞・ノミネート経験をもつ実力派のキャスト陣が顔をそろえた。謎めいた街からの脱出を試みるイーサン役には、80年代から活躍し、『クラッシュ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、映画界で着実にキャリアを重ねてきた俳優、マット・ディロン。初のTVシリーズ初主演作となった本作を「映画以上に映画並み」と称したディロン。優秀な捜査官だが、一方で過去に関わった事件についてのトラウマを抱えているという難しい役どころを抜群の安定感で演じ、ドラマを牽引していく。街で唯一の保安官ポープ役は、FOXチャンネルで放送のドラマ「Empire 成功の代償」にも主演するテレンス・ハワード。イーサンに監視の目を光らせ、時に行動を妨害してくるというミステリアスな役で存在感を発揮。イーサンに唯一協力する女バーテンダー、ビバリーを演じるのは、個性派女優として活躍してきたジュリエット・ルイス。イーサンの疑問に素直に答えるうち、自らも街での自分の存在に疑問を抱いていく女性を、繊細な演技で魅せる。ディロンをはじめとした実力派キャストたちが、主人公の焦りや葛藤、そして翻弄する側の不気味さをみごとに体現。脱出ミステリーとしてはもちろん、心理的サスペンスとしても堪能できるのが本作のもうひとつの魅力なのだ。いかがだっただろうか。まずはスカパー! オンデマンドで無料配信中のスペシャル動画をチェックしよう。
2015年05月13日『ジュラシック・パーク』シリーズ第4作で、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める『ジュラシック・ワールド』(8月7日公開)の予告第2弾と新ビジュアルが1日、公開され、テーマパークサイトも大幅にリニューアルされた。本作は『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『ジュラシック・パークIII』の3作合計で全世界興行収入累計2000億円を超える大ヒットとなったシリーズの最新作。これまでのシリーズではオープンまで至らなかった恐竜のテーマパークがついにオープンする。シリーズ第1・2作で監督を務めたスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を担当し、シリーズの迫力をそのままに、壮大なスケールで新たな恐竜の世界を作り上げた本作。主人公の恐竜の飼育員オーウェン役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で知名度を上げたクリス・プラットが演じ、パークの責任者クレア役は『ターミネーター4』で知られるブライス・ダラス・ハワードが務める。そして、初の長編作がサンダンス映画祭で高く評価された新人のコリン・トレボロウがメガホンをとる。予告第2弾では、ジャイロスフィアという球体の乗り物での恐竜見学や、モササウルスの水中での餌付けショーなど、ジュラシック・ワールドの新アトラクションに興奮する来場者の様子が次々に映し出される。ところが、オーウェンの警告をよそに、目玉となる新アトラクションを作るため、クレアが遺伝子操作によって恐ろしい新種の恐竜、インドミナス・レックスを創出したことにより、楽しい雰囲気は一変。共食いもいとわず、身体に埋め込まれた追跡装置を自ら外すほど高い知性を持った新種の恐竜が脱走し、パーク内にいる約2万人が捕食対象となるが、船も銃も足りずに大混乱に陥る。また、オーウェンが飼育するラプトルと並走する場面、モササウルスの水槽の中をのぞき見ることができる場面、クレアとインドミナス・レックスが静かに向かい合う場面を映し出したポスタービジュアル3種も公開。さらに、テーマパークサイトも大幅にリニューアルされ、「DINOSAURS」に恐竜情報が追加されたほか、パーク内に設置されたカメラ映像から、アトラクションの様子、スタッフの様子、パークの混雑状況等が見られる新コンテンツ「PARK CAM」が登場した。(C) UNIVERSAL STUDIOS & AMBLIN ENTERTAINMENT, INC.
2015年05月01日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』の新たな予告編とビジュアルが公開になった。かつて地球に生息していた巨大な恐竜たちを間近で観察できる夢のテーマパーク“ジュラシック・ワールド”の楽しさと、そこで起こった想像を絶するトラブルが描かれた映像だ。予告編シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活する。パーク内の恐竜と人間は基本的に“信頼”関係にあり、来場者は恐竜たちの生態を楽しみ、時には同じ空間を共有する。施設内にできたアトラクションはどれも人気で、映像に登場するゲストたちはみんな笑顔だ。しかし、パーク内で遺伝子操作された新種の恐竜“INDOMINUS REX(インドミナス・レックス)”が誕生したことで事態は一変。制御が利かず、殺しを楽しむインドミナス・レックスは暴走して、パークにいた2万人もの観客は逃げ場を失ってパニックに陥る。本シリーズはデジタル技術の進化によってスクリーン内で恐竜が“目の前にいる”ような感覚を実現させたが、最新作はそこにアクションやサスペンスの要素を加えることで、これまで以上に手に汗握る展開を描き出している。本作は映画サイトとは別に、劇中に登場するテーマパークのサイトも公開されているが、このほどサイトがリニューアル。恐竜情報が追加されたほか、パーク内の様々な場所の様子を動画で楽しめる“PARK CAM”が登場している。『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)より全国公開
2015年05月01日監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟という最強チームで描くサスペンス・ドラマ大作『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が2016年に決定し、場面写真が22日、公開された。本作は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が対立を続けていた東西冷戦下の1960年に起こった大事件"U-2撃墜事件"の知られざる真実をもとに映画化した作品。ソ連からの米国スパイ救出というミッションに、ごく普通の男が型破りな方法で挑む、驚きとスリルあふれるストーリーとなっている。不可能と思われるミッションに挑むのは、ジョン・F・ケネディ大統領から極秘指令を受けた弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機U-2によるスパイ飛行中に、ソ連に撃墜・捕獲されたパイロットの奪還を目指す。監督は、『プライベート・ライアン』『シンドラーのリスト』でアカデミー賞監督賞を受賞したスティーブン・スピルバーグ。主演は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』『フィラデルフィア』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたトム・ハンクスで、『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』以来13年ぶりにスピルバーグ監督とタッグを組む。そして脚本は、『ノーカントリー』『ファーゴ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したイーサン・コーエンとジョエル・コーエン兄弟が務める。(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
2015年04月22日映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟というハリウッドで史上最高のスタッフ&キャストで贈るサスペンスドラマ『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開が決定し、2016年に公開されることが明らかとなった。アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦の世界を二分する、長きに渡る東西冷戦。冷戦下の1960年に起きた“U-2 撃墜事件”が世界を揺るがした。CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機“U-2”によるスパイ飛行中、ソ連に撃墜・捕獲されたのだ。米国人パイロットの奪還計画に、当時の大統領ジョン・F・ケネディはある一人の男、弁護士ジェームズ・B・ドノバン(トム・ハンクス)に白羽の矢を立てることに。パイロット奪還という極秘指令を受けた弁護士ジェームズは、巨大政府を相手に限りなく不可能なミッションに挑むが…。世界を揺るがす大事件の知られざる真実を、映画界の最強タッグで映画化した本作。3つのアカデミー賞に輝くスティーブン・スピルバーグに、『ターミナル』以来11年の時を経てスピルバーグ監督と再タッグを叶えた名優トム・ハンクスが主演だ。脚本は『ノーカントリー』『ファーゴ』など4つものアカデミー賞を掴んだイーサン・コーエンとジョエル・コーエン。彼らとマット・チャーマンとで、史上最高のドリーム・チームが集結した。アカデミー賞常連が集結し、早くも2016年アカデミー賞有力候補として注目を集めている。全面的核戦争の瀬戸際に立たされた冷戦時代に、ごく一般的な男に課された重大任務。公開された場面写真に映るトムが神妙な面持ちから、事件の行く末も気になるところ。真実を基にした衝撃とスリリング、そして心に刺さる感動をスピルバーグ監督はどのように描いているのか。続報が楽しみだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月22日●「エクスタント」の世界に潜入「21世紀はどんな時代になっていると思う?」。子供の頃、友達や家族とこんな会話をした人はいないだろうか。車が空を飛び、ロボットが大活躍するなど、未来の最先端テクノロジーに思いを馳せた人も少なくないだろう。そんな未来予想図をみごとに映像化したのが、WOWOWプライムにて4月4日(土)夜11時から放送スタート(第1話無料放送)となる、海外ドラマ「エクスタント」だ。ハリウッドのヒットメーカー、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、主演はオスカー女優のハリー・ベリー。この放送を記念し、マイナビニュース会員300名を対象に「30年後のテクノロジー」に関する緊急アンケートを実施。その結果と合わせて、海外ドラマ「エクスタント」の魅力を掘り下げていこう。○魅力1:スピルバーグのライフワーク「少年」「宇宙」「近未来」海外ドラマ「エクスタント」の舞台は、30年後の地球。宇宙ステーション"セラフィム"での13カ月間に及ぶ単独ミッションを終え、地球に帰還した宇宙飛行士モリーは、帰還後のメディカルチェックで衝撃的な事実を知らされる。たった一人で宇宙にいたにもかかわらず、なぜか妊娠していたのだ。一方、彼女の夫ジョンは、人間性をもつ精巧なアンドロイド"ヒューマニック"の試作品の開発に成功。資金援助をヤスモト社に依頼したところ断られてしまうが、ヤスモト本人が個人的な融資を申し出る。その背景には、ヤスモト社の巨大な陰謀が渦巻いていた---。謎が謎を呼ぶSFミステリーの製作総指揮を手掛けるのは、膨大なフィルモグラフィをもつスティーヴン・スピルバーグ。今回、マイナビニュース会員へ行ったアンケートで、「スピルバーグ作品の中で1番好きな作品は?」と質問したところ、マイケル・J・フォックス扮する主人公マーティが近未来にタイムトラベルする『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』が1位(30%)だった。次いで、地球に取り残された異星人と、それをかくまう10歳の少年との心温まる交流を描いた『E.T.』が2位(23.7%)となっている。この上位2作を含め、スピルバーグはこれまで「少年」と「宇宙」、「近未来」というテーマを何度も描いており、「エクスタント」でも重要なキーワードとなっている。そしてSF的な要素を盛り込みつつ、"人間ドラマ"へと着地させるストーリーテリングもまた、スピルバーグの真骨頂。過去作では『A.I.』や『ディープ・インパクト』、『宇宙戦争』などが好例だ。本作でも、モリーの妻、母としての葛藤や、ジョンが開発したアンドロイドで、息子として迎え入れたイーサンとの家族愛などのエピソードが涙腺を刺激する。そう、「エクスタント」は、スティーヴン・スピルバーグの集大成とも言うべき作品なのだ。○魅力2:"実際に起こりうる未来"の描写に興奮必至!スピルバーグは、自作の中で未来のテクノロジーをたくさん生み出してきたクリエイターだ。たとえば1990年に公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の舞台は2015年、つまり今年なのだが、劇中に登場した指紋認証システムやビデオ会議、ロボット掃除機、3D映画はすでに現実のものとなっている。「エクスタント」は、そんな先見性をもつスピルバーグが製作総指揮を務めるだけあって、近未来の描写に圧倒的なリアリティがある。ドラマの舞台が30年後であることにちなみ、アンケートで「30年後にはどうなっていると思うか?」と聞いてみたところ、一番多かった回答が「紙が一切なくなり、世の中全ての電子化がすすみ、情報も全てデータ化」(38%)。昨今のスマホや電子書籍、電子マネーの普及を考えると、最も現実的だろう。次いで回答が多かったのが、「自宅にロボットのお手伝いさんがいて声をかけるだけで家事全てをやってくれる」(33.7%)。こちらもロボット掃除機ルンバの超進化版と思えば、そう遠くない未来に実現するかもしれない。さらに「30年後にあったらいいなと思うアイテムは?」という質問には、前出のロボットのお手伝いさんと同じ「声で指示ができるホームクラウド」が92名(30.7%)。掃除や料理、洗濯を同時に行うことも可能で、忙しい現代人にはまさに夢のようなテクノロジー!次いで「会話できるコンピューター」が74名(24.7%)。コミュニケーション不足の独身はもちろん、高齢者にもぜひ使っていただきたいアイテム。ちなみに筆者は、出先で雨に降られるたびにビニール傘が増えていくいっぽうなので、エアー傘の開発を切に願うばかり……。「エクスタント」にもアンケート内のアイテムが複数登場するのでお楽しみに。こうしたアイテムは子供の頃の憧れでもあり、見ているだけでワクワクさせられるのだが、一方で「エクスタント」は近未来への警鐘も鳴らしている。というのも、2045年は、科学やテクノロジーの発展により、人工知能が人間の知性を上回る年と言われている。劇中のイーサンは人間と同じ経験をすることで人間に近づくようプログラミングされたアンドロイドなのだが、時に母モリーも手に負えない異様な行動を見せる。人工知能が人類を支配したらどうなるのか?---イーサンの静かな "暴走"が、ひたひたと忍び寄る「2045年問題」の脅威を予見させる。●魅力3:日本を代表する国際派俳優&天才子役の名演○魅力3:日本を代表する国際派俳優&天才子役の名演キャスト陣の中でも注目は、『ラストサムライ』『ウルヴァリン:SAMURAI』など国際派俳優として活躍する真田広之。日本人実業家ヤスモトを演じるにあたり、日本の描写に違和感が出ないようにと、ヤスモトの邸宅の調度品に始まり、女性の着物の着付け方やかんざしの向きまで、細かくアドバイスをしたという。また、第1話でのヤスモト初登場時の衣装にも、真田のこだわりが。ある意味、衝撃的なシーンはぜひ本編で確かめてほしい。もうひとりの注目は、物語の鍵を握るイーサン役に抜擢されたピアース・ガニォン。これまでドリュー・バリモア(『E.T.』 )やハーレイ・ジョエル・オスメント(『A.I.』 )ら天才子役を見いだしてきたスピルバーグ。本作でのガニォンは、無垢さと不気味さを併せ持ち、子役ながら圧倒的な存在感を発揮している。いかがだっただろうか?WOWOWプライムにて4月4日(土)夜11時から放送スタート(第1話無料放送)となる、予測不能なストーリーに近未来の最新テクノロジー、キャスト陣の名演と見どころ満載の海外ドラマ「エクスタント」。特設サイトはコチラからチェックできるので、放送前に各情報をチェックしよう。
2015年04月03日10月16日に北米公開されるスティーヴン・スピルバーグ監督の次回作のタイトルが、『Bridge of Spies(原題)』に決まった。これまでは、“タイトル未定のスピルバーグの冷戦ドラマ”と呼ばれてきた。主演はトム・ハンクス。その他の情報ハンクスが演じるのは、実在したCIAの弁護士ジェームズ・ドノヴァン。彼は、アメリカ人パイロットの釈放を求めてソ連との厳しい交渉に挑む。共演は、エイミー・ライアン、アラン・アルダら。今作では、健康上の理由のため、スピルバーグ映画常連のジョン・ウィリアムスは作曲を担当していない。しかし、体調はすでに回復したとのことで、スピルバーグが次に撮影するファンタジー映画『The BFG(原題)』には、再び参加するとのことだ。『The BFG』は、2016年7月1日北米公開予定。文:猿渡由紀
2015年03月19日ジェニファー・ローレンスが、スティーヴン・スピルバーグ監督の新作映画『It’s What I do』に主演することになった。原作『It’s What I do:A Photographer’s Life of Love and War』は、フォトジャーナリストのリンジー・アダリオの回想録。アダリオは、アフガニスタン、リビア、イラクなどの戦地で撮影し、2008年にマッカーサー・フェローシップを受賞。2009年には、他のNew York Times紙のメンバーと共に、ピューリッツァー賞を受賞している。この回想録の概要がNew York Magazine誌に掲載されて以来、映画化したいというオファーが数々寄せられた。リース・ウィザースプーンを据えたオファー、ナタリー・ポートマンとダーレン・アロノフスキーのコンビで映画化するオファーなどがあった中で、ローレンスとスピルバーグのコンビが、見事に権利を獲得することになった。スピルバーグの次回作は、10月に北米公開予定のタイトル未定の冷戦ドラマ。ローレンスの次回作は、11月北米公開予定の『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』。文:猿渡由紀
2015年03月04日