ナショナル・シアター・ライブ『ライフ・オブ・パイ』の特別映像が公開された。ナショナル・シアター・ライブは、英国で上演された話題の舞台を映画館で観ることができる上映イベント。『ライフ・オブ・パイ』は、ヤン・マーテルのベストセラー小説をもとに、人形劇とマジック、そしてストーリーテリングが絶妙な融合を遂げオリヴィエ賞を受賞した話題の舞台だ。このたび公開されたのは、パペット工房への潜入映像と主演ハイラム・アベセカラがトラとの出会いを語る映像、そして本編から嵐で船が沈没するシーンなどの字幕付き特別映像。なお『ライフ・オブ・パイ』は、5月26日(金) よりTOHOシネマズ 日本橋ほかで公開となる。『ライフ・オブ・パイ』驚愕の舞台をクリエイトしたパペット工房に潜入『ライフ・オブ・パイ』パイ役ハイラム・アベセカラ、トラに出会う!『ライフ・オブ・パイ』嵐にのみ込まれる少年パイ(本編からの抜粋シーン)『ライフ・オブ・パイ』劇場予告編<作品情報>ナショナル・シアター・ライブ『ライフ・オブ・パイ』5月26日(金) TOHOシネマズ 日本橋ほかで公開作:ヤン・マーテル脚色:ロリータ・チャクラバーティ演出マックス・ウェブスターキャスト:ハイラム・アベセカラ、ミナ・アンウォー、ラジ・ガタク、ニコラス・カーン映画公式サイト:
2023年05月11日デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』より予告編が解禁された。本作は、鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が製作に20年以上を費やし、「人類の進化についての黙想」をテーマに描く最新作。主演にヴィゴ・モーテンセン、共演にレア・セドゥ、クリステン・スチュワートと豪華キャストで、近未来の人類による過激なアート・パフォーマンスを映し出していく。この度解禁された予告編では、ヴィゴ・モーテンセン演じるソールの衝撃的なパフォーマンスの様子を中心に映し出したもの。“加速進化症候群”のソールは体内で新たな臓器が生み出される。パートナーのカプリースとともに臓器にタトゥーを施し摘出するショーを披露し、世間で注目の的となっていた。人類が人工的な環境に適応するように進化し続けたそう遠くない未来。進化の先にあるものとは果たして何なのか…?映像ではソールが特殊な装置に横たわり、体にメスが入れられる過激な姿や、妖艶なカプリース(レア・セドゥ)やティムリン(クリステン・スチュワート)、そして全身に耳のあるダンサーが踊る姿が鮮烈な映像で描かれ、まさに鬼才クローネンバーグ監督の真骨頂とも言える唯一無二の世界観をうかがわせる予告編となっている。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は8月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月09日世界的ヒットとなった「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」のイベントがLAで開催され、キャスト、スタッフが登壇。新シーズンの内容についてのヒントも明かされた。現在イギリスでシーズン2を製作中の本作。その合間を縫って、イベントには、モーフィッド・クラーク(ガラドリエル役)、イスマエル・クルス・コルドヴァ(アロンディル役)、ソフィア・ノンヴィート(ディーサ役)、オウェイン・アーサー(ドゥリン四世役)、ピーター・マラン(ドゥリン三世役)がイベントに登壇した。キャストだけでなく、ラムジー・エイヴリー(プロダクション・デザイナー)、ケイト・ホーリー(衣装デザイナー)、ロン・エイムズ(プロデューサー/VFXプロデューサー)、ベアー・マクリアリー(作曲)、といった各部門のヘッドと、製作総指揮/監督のJ.A.バヨナも参加した豪華パネルディスカッションとなった。この中で、モーフィッド・クラークが、「シーズン2で彼女が演じるガラドリエルが、前シーズンで鋳造されたエルフの指輪の一つを身につける」こと、そして待望の新シーズンではさらに指輪が作られることをサプライズ発表し、ファンに今後の展開のヒントを明かした。「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン1は、Prime Videoにて独占配信中(全8話)。シーズン2は、Prime Videoにて独占配信予定。(text:cinemacafe.net)
2023年05月09日5月5日から7日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』だった。4週間首位をキープしてきた『ザ・スーパーマリオブラザース・ムービー』は、2位に転落。それでも『マリオ』の北米興収総額は5億ドルを超え、堅調だ。3位は公開3週目のホラー映画『Evil Dead Rise』。4位は『Are You There, God? It’s Me, Margaret』、5位は新作『Love Again』だった。次の週末は、『また、あなたとブッククラブで』の続編『Book Club: The Next Chapter』が公開される。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』公開中(C)Marvel Studios 2023文=猿渡由紀
2023年05月08日野球の試合では、選手が打ったホームランやファウルのボールが観客席に飛んでくることがあります。運よくボールが飛んできたら確実にキャッチするために、グローブを持参するファンもいますよね。ファウルボールを捕った男性が称賛される2023年4月30日に行われた『ロサンゼルス・ドジャース』(以下、ドジャース)の試合で、ファウルボールが観客席に向かって飛んできました。ボールは、ある男性が座っている方向へ一直線。男性はすかさず立ち上がり、右手でしっかりとボールをキャッチしたのです。見事につかんだボールを得意げに掲げる男性。その時、カメラがとらえた男性の姿に、ひときわ大きな拍手が沸き起こりました。なぜならその男性は、胸に赤ちゃんを抱え、さらに左手にはビールを持っていたのです!唯一、空いている右手で飛んできたボールをキャッチしただけでもすごいのに、左手に持っていたビールもこぼれていませんでした。Dad power. pic.twitter.com/FdLqrO5bBs — Los Angeles Dodgers (@Dodgers) April 30, 2023 ドジャースは公式Twitterで、男性のスーパーキャッチの瞬間を『お父さんパワー』と紹介。多くの人たちから男性を絶賛する声が上がりました。・父は強し!・見事なキャッチ!彼はレジェンドだ!・すごいな!ビールが1滴もこぼれていないよ。・この男性に今年の最優秀父親賞をあげたい。プロの野球選手が打ったボールは見た目より勢いがあるため、素手で、しかもノーバウンドで捕るのは非常に難しいといわれます。それを片手でキャッチしたわけですから、この男性がいかにすごいことをしたかが分かりますね。かわいい赤ちゃんとビールとボール。まるで欲しいものをすべて手に入れたかのような、自信に満ちあふれた父親の姿に、多くの野球ファンが惜しみない拍手を送ったようです![文・構成/grape編集部]
2023年05月08日映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』が2023年8月18日(金)より全国公開される。監督は、デヴィッド・クローネンバーグ。舞台は進化し続けた人類が生きる“近未来”製作に20年以上を費やしたという映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』のテーマは、“人類の進化についての黙想”。劇中では、人工的な環境に適応するよう進化し続けた人類が生きる“近未来”を舞台にした物語が描かれる。その世界では、生物学的構造の変容し、痛みの感覚も無いのだという。主演はヴィゴ・モーテンセンソール…ヴィゴ・モーテンセン“加速進化症候群”のアーティスト。自身のカラダから臓器を摘出するショーを披露している。政府が設立した人類の誤った進化と暴走を監視するための機関“臓器登録所”に強い関心を持っている。カプリース…レア・セドゥソールのパートナー。ショーでは、ソールが体内に生み出す新たな臓器にタトゥーを施し、摘出する係を担当している。これにより世間の注目の的になっていた。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』では、体にメスが入れる過激な姿などが物議を醸し出しそう。ティムリン…クリステン・スチュワート二人を監視する政府機関。政府は人類の進化を監視するため“臓器登録所”を設立した。主演を務めるのは、第91回アカデミー賞作品賞『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン。主人公のパートナー役は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥが演じる。デヴィッド・クローネンバーグ監督の問題作映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は、『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など数々の受賞歴と共に物議を醸してきた映画作家デヴィッド・クローネンバーグが監督・脚本を務めた作品。第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、退出者が続出した賛否両論の問題作だ。映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』あらすじ舞台は、生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた人類が暮らす近未来。アーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器に、カプリースがタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほど⼈気を呼んでいた。そんなある日、彼のもとに、生前、プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる……。カラダから⽣み出されるのは、希望か︖ 罪か︖【作品詳細】映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』公開日:2023年8月18日(金)監督:デヴィッド・クローネンバーグ脚本:デヴィッド・クローネンバーグ出演:ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワート原題:Crimes of the Future配給:クロックワークス/STAR CHANNEL MOVIES
2023年04月27日鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』(原題:Crimes of the Future)が8月18日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。そう遠くない未来。人工的な環境に適応するよう進化し続けた人類は、生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた。“加速進化症候群”のアーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器に、パートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほど人気を呼んでいた。しかし政府は、人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立。特にソールには強い関心を持っていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる…。『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など、数々の受賞歴とともに物議をかもしてきた映画作家デヴィッド・クローネンバーグ。製作に20年以上を費やした最新作のテー マは「人類の進化についての黙想」。本作も第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、退出者が続出するなど、賛否両論が渦巻いた問題作だ。ヴィゴ・モーテンセン (C) Getty Images主演は『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン。自身のカラダから臓器を生み出すアーティスト・ソールを演じ、パートナーのカプリースは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥ、2人を監視する政府機関のティムリンに『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートという豪華キャストが揃った。この度解禁となったポスタービジュアルは、ヴィゴ・モーテンセン演じるソールの姿を印象的に切りとったもの。特殊装置・ブレックファーストチェアに身を委ね、食事を取る姿から、近未来の生活を垣間見ることができる。また、〈未体験のアートパフォーマンスへようこそ〉とのコピーが添えられているが、“加速進化症候群”の芸術家ソールが披露するなショーとはどのようなものなのか…。鬼才監督・クローネンバーグが創造する世界への期待が高まるポスターとなっている。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は8月18日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月24日戦争に翻弄されたウクライナの人々を描く『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)』より予告映像とシーン写真4点が解禁された。1939年1月、ポーランドのスタニスワヴフ(現ウクライナ、イバノフランコフスク)を舞台に、戦争によって過酷な運命にさらされる人々を描く本作。解禁された予告編では、ユダヤ人が住む母屋に、ウクライナ人とポーランド人の家族が店子として共に暮らす様子を捉えたシーンから始まる。民族は違っても、音楽家の両親の影響を受け、歌が得意なウクライナ人の娘ヤロスラワが歌う、ウクライナの民謡「シェドリック」=「キャロル・オブ・ザ・ベル」を通し、交流を深める3家族。しかし間もなく第2次大戦が開戦。スタニスワヴフは、ナチス・ドイツによる侵攻とソ連によって占領され、ポーランド人とユダヤ人の両親たちも迫害によって連行、娘たちだけがスタニスワヴフの家に残されることになってしまう。ウクライナ人の母であり歌の先生でもあるソフィアは、残されたユダヤ人の娘ディナ、ポーランド人の娘テレサの3人の娘たちを自分の娘と分け隔てなく、守り通して生き抜くことを誓うが…。ソ連が撤退した後は、ナチスドイツに占領される過酷な運命を辿るスタニスワヴフ。だが「大きな舞台で“鐘のキャロル”を歌うの。みんなにいいことが起きる歌だから」と、歌うことで皆に幸せが訪れると信じ、歌い続けることを願う少女の姿、そして美しい歌声に胸打たれる予告編となっている。併せてシーン写真も解禁。3家族が民族を超えて一つの食卓を囲む姿のほか、「キャロル・オブ・ザ・ベル」を歌い、皆に幸せを届けようとするウクライナ人の少女・ヤロスラワ、迫害を受けた両親から残された娘たちを守り抜くため、兵士からの尋問から逃れ、そして寄り添うウクライナ人の母ソフィアの姿が切り取られている。『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)』は7月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月14日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが迎えるラストバトルをより豪華に堪能できる“全11バージョン”で上映されることが決定。ラージフォーマット版ポスタービジュアルも到着した。本作を余すことなく堪能できる全11タイプの上映形式は、2D(字幕・吹替)/IMAX(3D字幕)/ドルビーシネマ(3D字幕)/ドルビーアトモス(2D字幕)/4DX(3D吹替)/MX4D(3D吹替)/スクリーンX(字幕・吹替)/4DXスクリーン(字幕・吹替)。最後にして最大級レベルで描かれた大迫力のアクション、ガーディアンズらしい溢れ出るユーモアを、より充実して楽しむことができる。また、耳でも楽しめるのが『ガーディアンズ』シリーズ。本作の全17曲に及ぶトラックリストも先日解禁されたが、物語を彩るのに欠せないオーサム(最高な)ミックスを、より豪華に耳に刻むことができる。そして今回公開されたラージフォーマット版のポスターは、IMAXと4DX版ではガーディアンズメンバーが銀河を救っていく中で築いてきた、“家族を超える絆”、誰一人とも欠けてはならないチームとしての完成形が感じられる。しかし、本作ではロケットに命の危機が迫ることに。一方、ドルビーのポスターでは、まるで走馬灯を見ているかのように、大好きな仲間を瞳に浮かべ、涙を流すロケットの姿が。改造手術によっていまの姿になった“ロケットの過去”が描かれた、スクリーンXのポスターもお披露目された。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2023
2023年04月11日カプコンによるゲームシリーズ「ストリートファイター」の実写映画化が決定。アメリカのレジェンダリー・エンターテインメントが権利を獲得し、2023年4月現在制作が進行中だ。カプコン「ストリートファイター」実写映画化が決定ゲームエンタ-テインメント分野を牽引する「カプコン」の代表作の一つとして、全世界でシリーズ累計4,900万本を売り上げている人気格闘ゲーム「ストリートファイター」。2023年6月に最新作「ストリートファイター6」の発売を控えるシリーズの歴史に今回、映画ジャンルから新たな作品が加わることになる。米レジェンダリー社と共同制作カプコンと共に共同制作を担当するレジェンダリー社は、オリジナルIP原作の映画に加えて、ビデオゲームを原作とする映画も数多く世に贈り出している映画製作会社。フランク・ハーバートの大河小説を原作とするアカデミー賞6部門受賞作品『DUNE/デューン 砂の惑星』、クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト トリロジー」3部作、「ポケモン」を原作とする実写ミステリー『名探偵ピカチュウ』などが代表作として知られる。【作品詳細】「ストリートファイター」実写映画化公開時期:未定
2023年04月08日ウクライナの民謡をもとに生まれたクリスマスソング<キャロル・オブ・ザ・ベル>の歌に支えられ、ひたむきに生きる戦時下の家族の姿を描き出した『Carol of the Bells』が邦題『キャロル・オブ・ザ・ベル家族の絆を奏でる詩(うた)』として公開決定。ポスタービジュアルが解禁された。1939年1月、ポーランドのスタニスワヴフ(現ウクライナ、イバノフランコフスク)にあるユダヤ人が住む母屋に、店子としてウクライナ人とポーランド人の家族が引越ししてくる。ウクライナ人の娘ヤロスラワは音楽家の両親の影響を受け歌が得意で、特にウクライナの民謡「シェドリック」=「キャロル・オブ・ザ・ベル」は、歌うと幸せが訪れると信じ、大事な場面で都度その歌を披露する愛らしい女の子だった。しかし、間も無く第2次大戦が開戦、スタニスワヴフはナチス・ドイツによる侵攻とソ連によって占領、ポーランド人とユダヤ人の両親たちも迫害によって連行され、娘たちだけがスタニスワヴフの家に残されることになってしまう。残されたユダヤ人の娘ディナ、ポーランド人の娘テレサの3人の娘たちを分け隔てなく、必死に守り通して生きていくウクライナ人の母であり歌の先生でもあるソフィア。だがその後、さらに戦況は悪化、ナチスによる粛清によってウクライナ人である自身の夫も処刑されてしまい、自分の娘、ポーランド人の娘、ユダヤ人の娘に加えて「この子には罪はない」とナチス・ドイツの息子も匿うことになるが――。この度解禁されるポスタービジュアルは、「なにがあっても、生きる」というコピーが添えられた、ウクライナ、ポーランド、ユダヤの3家族がともに食卓を囲んでいるもの。人種、国、文化、それぞれ違いは関係なく、人として助け合いながら清廉に強く生きようとする、その想いを象徴するものとなっている。ウクライナ在住監督「女性や子供は常に戦争の人質」2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まって1年あまり。ウクライナは抵抗を続け、この戦争は現在も世界中に多大な影響を与え続けているが、本作をこの侵攻が始まることを予感していたかのように2021年に作り上げたのは、これまでドキュメンタリーを主戦場としてきたオレシア・モルグレッツ=イサイェンコ監督。現在もキーウに住み、子を持つ母親でもある監督は、「この映画は、ロシアによるウクライナの本格的な侵攻の前に制作されましたが、その時点でさえ私たちが住む国は戦争中の状況でした。老いも若きも、ウクライナに生きる人々の中に戦争や悲劇的な出来事を経験せずに生き延びている人は一人もいませんので、この映画に取り組むことは私にとって非常に重要でした」と言う。そして「今、この映画はさらに現代との関連性が高まっています。映画で描かれたように、実際の戦争において、女性や子供は常に戦争の人質です。妊娠中だった私の姉と姪は、占領地の地下室に28日間過ごすことを余儀なくされました。なので、私は私たちの映画が記憶から消し去られてはいけない過去を反映したものであり、そして未来はウクライナ人と世界にとってより良きものになるはずだと考えています」とその想いを語る。加えて「この映画はあらゆる国家における<文化と伝統>が人間性においてもっとも偉大な宝物であることを提示します。登場人物たちは、作中殆どの時間を外界から隔絶されていますが<音楽>が彼女らをその悲しみから守っているのです」とコメント。「ポーランド人、ユダヤ人、そしてウクライナ人の女性の声を代弁」「この映画は戦争こそ人類が発明した最悪のものであると人々に訴えかける重層的な物語です」と語るのはプロデューサーのアーテム・コリウバイエフ。「物語は女性たちと子供たちに焦点を当て、そして脚本のクセニア・ザスタフスカそしてオレシア・モルグレッツ=イサイェンコという女性映画人によって制作されました。彼らは20世紀にこの国が直面した最も暴力的で、残酷な人災であった戦火の真っただ中を生きたポーランド人、ユダヤ人、そしてウクライナ人の女性の声を代弁しています。古来より女性は家族的な伝統と国家の文化的価値観を子供たちに託す役目を担わされてきました。より良い未来を築くために、新しい世代は過去を記憶しなければなりません」。「この物語において過去と現在を結び付けているのは、今や世界で最もポピュラーなクリスマスソングの一つとなった“キャロル・オブ・ザ・ベル”の基になったウクライナの新年の歌<シェドリック>です」と語っている。『キャロル・オブ・ザ・ベル家族の絆を奏でる詩』は7月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月07日ブロードメディア株式会社の子会社ブロードメディアeスポーツ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:橋本 太郎)は、同社が運営するプロeスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming(サイクロプス・アスリート・ゲーミング、以下 サイクロプス)」が、株式会社カプコン(大阪府大阪市、代表取締役社長:辻本 春弘)の主催する「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」への新規参画が決定したことをお知らせいたします。CYCLOPSが「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」参戦決定!(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.「ストリートファイターリーグ」は2018年から毎年開催されている、国内最高峰の対戦格闘ゲーム公式チームリーグ戦です。2021年シーズンでは、企業8社がチームオーナーとなり、4人1組のチームを編成してリーグへ参画する「チームオーナー制」を導入しています。昨年開催された5シーズン目となる2022年シーズンでは、8チームが激戦を繰り広げ、上位チームが「プレイオフ」へ進出し、さらにそこを勝ち上がった3チームが決勝大会「グランドファイナル」へ進み、日本最強の座をかけて闘いました。さらに優勝チームには「ワールドチャンピオンシップ」への出場権が与えられました。2023年シーズンでは、リーグに参画する新たな9チーム目として、大阪をホームタウンとした「CYCLOPS athlete gaming OSAKA」が参戦することになりました。今年はカプコンの「ストリートファイターシリーズ」で7年ぶりの新作となる『ストリートファイター6』の発売を2023年6月2日に控えており、対戦格闘ゲームの機運が大変盛り上がる1年となります。「ストリートファイターリーグ」にとって記念すべき年となる2023年、サイクロプスは様々なゲームタイトルで世界チャンピオンを抱えるチームとして、参戦初年度ながらアグレッシブに優勝を狙ってまいります。今後とも、サイクロプスの活躍に応援をよろしくお願いいたします。【CYCLOPS athlete gaming:サイクロプスとは】サイクロプスは、大阪を活動拠点とするプロeスポーツチーム。国内外の大会やイベントで実績を重ね、着実な成長を続けている。格闘ゲーム部門においては、世界最大規模の対戦格闘ゲームトーナメント「EVO 2019」ドラゴンボールファイターズ部門で世界一の獲得をはじめ、「DRAGON BALL FighterZ World Tour 2022/2023」でも世界一を獲得。また「ARC WORLD TOUR FINALS 2022」の『DNF Duel』部門で世界一になるなど、世界を舞台に活躍。2021年からはNTTドコモ主催の「X-MOMENT」で開催されるPUBG MOBILEおよびレインボーシックス シージの両リーグに参画。「レインボーシックス シージ」部門は「Rainbow Six Japan League 2021」で年間無敗の初代王者に輝き、同タイトル世界最大の公式大会「Six Invitational 2021」「Six Invitational 2022」「Six Invitational 2023」に日本勢として唯一参戦するなど、全ての部門で高い結果を残しeスポーツ業界全体の発展に大きく寄与している。【関連サイト】■CAG公式サイト: ■CAG公式Twitter: ■「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」公式Webサイト: ■ストリートファイター6 公式Webサイト: 本リリースのURL: 記載されている会社名及び商品名/サービス名は、各社の商標または登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月03日ザ・ストリート・スライダーズが、ライブ映像作品『天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 40th Anniversary Edition』を5月3日(水) にリリースすることが決定した。デビュー40周年を記念した本作は、Blu-ray2枚&CD2枚からなる完全生産限定盤。三浦麻旅子の日本武道館公演(1987年~2000年)の写真と、データを掲載した「BUDOKAN LIVE BOOK」も封入され、LPジャケットサイズのスペシャルパッケージとして発売される。ディスク1には、今回が初の映像作品化となる1987年に行われた第一回日本武道館公演の模様を収録。サウンドはオリジナルマルチテープから再ミックスが行われ、ディスク2とディスク3にはそのライブ音源が高品質のBlu-spec CD2に収録される。そしてディスク4はボーナスディスクとして、かつてEpic Records映像制作チームが製作し、1988年4月から1992年9月までテレビ東京にて放送された番組『eZ』で製作されたスライダーズの貴重な映像をまとめた『SLIDERS on eZ TV』が初Blu-ray化され、収められる。併せて、ディスク1に収録される第一回日本武道館公演のダイジェスト映像が公開された。『天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 40th Anniversary Edition』ダイジェスト映像<リリース情報>ザ・ストリート・スライダーズ『天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 40th Anniversary Edition』5月3日(水) リリース●完全生産限定盤:15,000円(税込)※LPジャケットサイズパッケージ仕様※BUDOKAN LIVE BOOK(40P)DISC 1:天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 <Blu-ray 103 min.>DISC 2:天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 <ライブ音源CD(Blu-spec CD2)>DISC 3:天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 <ライブ音源CD(Blu-spec CD2)>DISC 4:SLIDERS on eZ TV <Blu-ray 60 min. >【収録内容】■DISC 1 天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 <Blu-ray>TOKYO JUNKカメレオン天国列車あんたがいないよるtsumuji-kazeTIME IS EVERYTHING TO ME道化者のゆううつDancin’ DollToa·Lit-Tone (踊ろよベイビー)Back To BackAngel Duster蜃気楼パラダイスLay down the city酔いどれDancerLet’s go down the streetSpecial WomenBoys Jump The MidnightSo HeavyBlow The Night!のら犬にさえなれない■DISC 2 天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 <ライブ音源CD (Blu-spec CD2)>TOKYO JUNKカメレオン天国列車あんたがいないよるtsumuji-kazeTIME IS EVERYTHING TO ME道化者のゆううつDancin’ DollToa·Lit-Tone (踊ろよベイビー)Back To Back■DISC 3 天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 <ライブ音源CD (Blu-spec CD2)>Angel Duster蜃気楼パラダイスLay down the city酔いどれDancerLet’s go down the streetSpecial WomenBoys Jump The MidnightSo HeavyBlow The Night!のら犬にさえなれない■DISC 4 SLIDERS on eZ TV <Blu-ray>Spot/Harry in Bari風が強い日/eZ 1st ON AIR/1988/ClipSpot/HOLD ONTOO BAD/eZ 5th ON AIR/1988.05.01 横浜文化体育館HYENA/eZ 7th ON AIR/1988.08.12 日本武道館ありったけのコイン/eZ 8th ON AIR/1989/ClipSpot/Oh!神様かえりみちのBlue/eZ 11th ON AIR/1989/ClipBaby, Don’t Worry/eZ 11th ON AIR/1989/ClipSpot/RH・Yooo!Hey, Mama/eZ 14th ON AIR/1988.12.26 日清パワーステーションSpot/Harry&宮本浩次/おかかえ運転手にはなりたくないSpot/HarryYooo!/eZ 18th ON AIR/1989.04.21 市川市文化会館Spot/DocumentBack To Back/eZ 22nd ON AIR/1989.08.17 富士急コニファーフォレストSpot/Harry InterviewSpot/Kohey InterviewSpot/いい天気HOLD ON/eZ 33rd ON AIR/1990.06.03 日比谷野外大音楽堂ハートに風穴/eZ 33rd ON AIR/1990.06.03 日比谷野外大音楽堂Spot/1990IT’S ALRIGHT BABY/eZ 36th ON AIR/1991/ClipSpot/1991<ライブ情報>『The Street Sliders 40th ANNIVERSARY SPECIAL PREVIEW GIG』4月28日(金) 豊洲PIT18:00 開場 / 19:00 開演※CD『On The Street Again -Tribute & Origin-』購入者限定『The Street Sliders Hello!!』5月3日(水・祝) 日本武道館16:00 開場 / 17:00 開演関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年04月03日A24製作・配給映画『ザ・ホエール』の主演ブレンダン・フレイザーが、緊急来日することが決定した。『ハムナプトラ』シリーズや『センター・オブ・ジ・アース』の主演を務めたブレンダンは、第79回ヴェネチア国際映画祭で、プレミア上映時より272キロの巨体の男チャーリーになり切り、圧巻の存在感を見せつけ、その演技に絶賛の声が寄せられた。ブロードキャスト映画批評家協会賞、全米俳優組合賞(SAG)、サテライト賞(ドラマ部門)にて主演男優賞を受賞し、ついに本年度アカデミー賞で主演男優賞を初受賞。そんなブレンダンが、見事アカデミー賞2部門(主演男優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞)に輝いた『ザ・ホエール』日本公開を祝して来日する。『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』でミシェル・ヨーと来日して以来、15年ぶりの来日となる今回。公開日に実施される初日舞台挨拶に登壇する。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年03月22日ルイ·ヴィトンより、新作ダイバーズウォッチ「タンブール ストリート ダイバー クロノグラフ」が登場しました。©Jonas Lindstroemクロノグラフ機能の性能を、大胆なカラーと融合。ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングの旅は、2002年の「タンブール」の発売からはじまりました。20年におよぶ、時の核心に迫るこの旅は、今やアイコニックなものとなったモデルを通じ、創造性のあらゆる道筋を追求することができます。そして2021年、「タンブール」は、「タンブール ストリート ダイバー」と名付けられたカジュアル & エレガンスが共存するダイバーズウォッチとして誕生し、ルイ・ヴィトンの歴代のコレクションにおいてすでに探検されていた領域へと立ち返りました。メゾンの大胆なエスプリが吹き込まれたこのタイムピースは、ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)で「ダイバーズウォッチ賞」を受賞しました。©Thomas Legrand©Thomas Legrand「タンブール ストリート ダイバー」のデザインに、クロノグラフ機能を調和的に搭載。100mの防水機能とルイ・ヴィトンのシグネチャーが魅力の「タンブール ストリート ダイバー」に、新たにクロノグラフ機構を追加し、コレクションはさらに充実したものに。クロノグラフは、競技中やレジャー活動中に短時間の計時を可能にするだけでなく、モデル誕生以来名高い、視覚的に際立ったデザインも兼ね備えています。「タンブール ストリート ダイバー クロノグラフ」は、ケースの彫刻的な形状、大胆なカラー、トップレベルのスポーツウォッチ性能を力強く融合させています。©Jonas Lindstroem自動巻き機構にクロノグラフ機構を追加し、ルイ・ヴィトンは、オリジナルモデルの洗練されたデザインと完璧な視認性を保ちつつ、新たな構造を採用。クロノグラフの2つのプッシュボタンは、ケース右側にあるリューズの上下に配置され、ダイビング時間を表示する逆回転防止のインナーベゼルのリューズは、左側の10時と11時の間に配しています。視認性を確保し、他のあらゆるダイバーズウォッチとの差別化を図る力強いカラー。直径46mmのケースを搭載した「タンブール ストリート ダイバー クロノグラフ」は、手元で強い存在感を放つ一方、ケース底部がダイアルウィンドウよりも幅広い「タンブール」の典型的な形状は、このウォッチの完璧なプロポーションを際立たせます。ケースはショットブラスト仕上げのスティール製で、ブルーまたはブラックカラーのPVD処理が施され、象徴的な「LOUIS VUITTON」の12文字が刻まれたポリッシュ仕上げのスティールまたは同色のブラックのベゼルを装備しています。スポーティな魂を宿すこのウォッチは、瞬時に一目でそれと分かる「タンブール」です。©Jonas Lindstroemこのウォッチの躍動感を高めているのは、ダイアルとラバーストラップのカラー。本コレクションの伝統に沿ってラバーストラップはご自身で交換可能で、「タンブール ストリート ダイバー クロノグラフ」にお好みのアレンジを加えることができます。2021年度のGPHGで受賞に輝いた美的なデザインコードを踏襲したブルーカラーの同系2色「スカイラインブルー」バージョンは海の世界を連想させる一方、イエローカラーの「ネオンブラック」バージョンは、より都会的な雰囲気を備えています。©LOUIS VUITTON「タンブール オトマティック ストリート ダイバー クロノグラフ スカイラインブルー」価格:157万800円(税込)■ブルーPVD処理を施したステンレススティール製のケース■ケース径:直径46 mm■厚さ:14 mm■ライトブルーの逆回転防止のインナーベゼルが付いた、ネイビーブルーのサンブラッシュ仕上げのダイアル■中央に秒針■3時の位置にスモールセコンド機能■9時の位置に30分カウンター■ライトブルーのアクセントが入った、スーパールミノバ加工のホワイトの針、数字、インデックス■反射防止加工サファイアクリスタル■サファイアケースバック越しに見ることができる自動巻きムーブメント■時、分、秒、クロノグラフ機能■パワーリザーブ:42時間■振動数:28,800回/時■防水:100 m■ネイビーブルーのラバー製でライトブルーのシグネチャーが入った、インターチェンジャブルストラップ■ステンレススティール製のアーディヨンバックル■スイス製©LOUIS VUITTON「タンブール オトマティック ストリート ダイバー クロノグラフ ネオンブラック」価格:157万800円(税込)■ブラックPVD処理を施したステンレススティール製のケース■ケース径:直径46 mm■厚さ:14 mm■イエローの逆回転防止のインナーベゼルが付いた、マットブラックのサンブラッシュ仕上げのダイアル■中央に秒針■3時の位置にスモールセコンド機能■9時の位置に30分カウンター■イエローのアクセントが入った、スーパールミノバ加工のホワイトの針、数字、インデックス■反射防止加工サファイアクリスタル■サファイアケースバック越しに見ることができる自動巻きムーブメント■時、分、秒、クロノグラフ機能■パワーリザーブ:42時間■振動数:28,800回/時■防水:100 m■ブラックのラバー製でイエローのシグネチャーが入った、インターチェンジャブルストラップ■ステンレススティール製のアーディヨンバックル■スイス製【ルイ・ヴィトンについて】1854年創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを、常に最高級な品質で提供しつづけています。現在でも、ルイ・ヴィトンは、トラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながら、エレガントで、実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは、「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、ファッションアイテムやファインジュエリーをはじめとした多岐にわたる分野を展開しています。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。【お問合せ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービス0120-00-1854#LouisVuitton #ルイヴィトン
2023年03月16日「ゲーム・オブ・スローンズ」の約200年前を舞台に、七王国を統治するターガリエン家の内乱を描いた「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」。そのコンプリート・ボックス発売とDVDレンタル開始に合わせ、権力の象徴である「鉄の玉座」の制作風景のメイキング映像が公開された。「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでもお馴染みの「鉄の玉座」は、遡ること200年前の世界を描く「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」でも、代々ターガリエン家の王が座ることができる最高権力の象徴としてストーリーの中心に鎮座している。「鉄の玉座」とはターガリエン王朝の初代国王、エイゴン征服王が、かつて七王国を征服した際に倒した兵士たちの剣1,000本でできているといわれてきた。今回公開された映像では、実際に撮影に使用された「鉄の玉座」には、本物の剣が2,000本も使用されているという。玉座部分だけではなく、刃が天井を向いた状態の剣、ぐにゃりと曲がった刃やグリップなどが交互に編み合わされて絨毯のようになり、玉座の間を張り巡っている様子が映し出される。模型士がプラスチックの剣と、本物の剣を慎重に組み合わせ、細部までこだわり抜いて完成したセットは、七王国征服の歴史と最高権力の重みを、刺々しくも美しく表現。撮影以外では“DANGER!”の警告文付きで保管されている「鉄の玉座」との撮影には、美術統括のドミニク・マスターズも「アップで撮ろうと役者に近づくと500本もの剣がカメラマンに向いている。一部のセットを外し、美しく撮れるように工夫した」とコメント。ヴィセーリス王を演じたパディ・コンシダインも「玉座の間に入った瞬間、真っ先に玉座に座った」と撮影時の興奮を明かしている。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>」は3月15日(水)より4K ULTRA HD・ブルーレイ・DVDコンプリート・ボックス発売開始、DVDレンタル開始、デジタル販売中。(text:cinemacafe.net)
2023年03月14日大人気シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前を舞台に、骨肉の王位継承争いを描くスペクタクル超大作『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』のリリース記念イベントが3月14日(火)、都内で行われ、人気お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政が出席。嶋佐がきらびやかなドレスをまとった王女レイニラ、屋敷はターガリエン家が操るドラゴンをイメージした姿で登場した。ウェスタロス大陸を300年にわたりドラゴンの力で統治したターガリエン家が、王位の象徴“鉄の玉座”を巡り、熾烈な後継者争いを繰り広げる。謎に包まれたターガリエン家の疑念と憎悪に満ちた血縁バトルの結末は?総製作費280億円の圧倒的スケール感と映像美、力強いストーリーテリングが評価され、第80回ゴールデングローブ賞でテレビ部門(ドラマ)の作品賞を受賞した。嶋佐は『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンだといい、「すごいっすよね。衝撃でした」と興奮気味に振り返り、「スピンオフ(本作)が始まると聞いて、これは見なければと。だから、こういうイベントに呼んでいただき、光栄です」と大喜び。「どのシーンを切り取っても、圧倒的な映像美で世界観がとんでもない。ちょっとむごいシーンもあり、見入ってしまう。映画以上の迫力なので、できれば(大きなサイズの)テレビに買い替えてもらえれば」と『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の魅力をアピールした。嶋佐和也一方、屋敷は「実は『ゲーム・オブ・スローンズ』は、相関図があまりにややこしくて諦めた」と明かし、「でも、実際に『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』を見てみると、全然分かりやすくて、すんなり入り込めた。1話見たら、止まらなくなる」と予備知識なしでも楽しめると語った。屋敷裕政莫大な制作費に話題が及ぶと「レイニラ(エマ・ダーシー)のギャラ、どれくらいもらっているんですかね?」(屋敷)、「逆に安いんじゃない?映像がとんでもない」(嶋佐)。さらに劇中に登場する架空のオリジナル言語“ヴァリリア語”については「それを覚えるなんて、本当に役者魂がすごい。(実在する)別の言語を覚えたほうがいい」(嶋佐)、「覚えても無駄やって。あっ、無駄じゃないかっ」(屋敷)と軽快なやり取りも披露した。取材・文・撮影:内田涼<リリース情報>『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』3月15日(水) 4K ULTRA HD 、ブルーレイ、DVD コンプリート・ボックス発売開始DVD(全5巻)レンタル開始、ダウンロード販売中■【初回限定生産】『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス スチールブック仕様(4枚組)17,000円(税込)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス(4枚組)15,000円(税込)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』ブルーレイコンプリート・ボックス(4枚組)13,000円(税込)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』DVDコンプリート・ボックス(5枚組)11,000円(税込)■DVDレンタル Vol.1~Vol.5【特典映像収録内容】ウェスタロスへようこそ/新たな治世/ウェスタロスへの帰還|メイキング映像&インタビュー/“「双竜の舞踏」前日譚”~原作:ジョージ・R・R・マーティンによる解説/王国の最盛期/2つの名家/赤の王城(レッド・キープ)を巡って/再び七王国の世界を創る/キャラクター紹介※レーティング R-15:本作には、一部に15歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。
2023年03月14日『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』コンプリートボックスが3月15日(水) にリリースされる。このたび、「鉄の玉座」製作の舞台裏に迫ったメイキング映像が公開された。本作は、TVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚を描く新シリーズ。『ゲーム・オブ・スローンズ』から200年前を舞台に、これまで謎に包まれていたドラゴンを操るターガリエン家の歴史が明かされる。『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズでお馴染みの「鉄の玉座」は、ターガリエン王朝の初代国王エイゴン征服王が、かつて七王国を征服した際に倒した兵士たちの剣1,000本で出来ていると言われている。公開された映像では、実際に使用された「鉄の玉座」には、本物の剣が2,000本も使用されているという衝撃の事実が判明。椅子だけではなく、刃が天井を向いた状態の剣や、ぐにゃりと曲がった刃やグリップなどが交互に編み合わされて絨毯のような姿になり、玉座の間を張り巡っている様子が映し出されている。模型士がプラスチックの剣と、本物の剣2,000本を慎重に組み合わせ、細部までこだわり抜いて完成したセットは、七王国征服の歴史と最高権力の重みを、刺々しくも美しく表現。撮影以外では“DANGER!”の警告文付きで保管されている「鉄の玉座」との撮影には、美術統括のドミニク・マスターズも「アップで撮ろうと役者に近づくと500本もの剣がカメラマンに向いている。一部のセットを外し、美しく撮れるように工夫した」とコメント。そんな本気の美術に、ヴィセーリス・ターガリエン王を演じたパディ・コンシダインも「玉座の間に入った瞬間、真っ先に玉座に座った」と撮影時の興奮を明かした。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』「鉄の玉座」メイキング映像<リリース情報>『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』コンプリートボックス3月15日(水) リリースDVD(全5巻)レンタル開始、先行ダウンロード販売中※R-15:本作には、一部に15歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』初回限定生産スチールブック●【初回限定生産】4K ULTRA HD スチールブック仕様(4枚組)価格:17,000円(税込)●4K ULTRA HD(4枚組)価格:15,000円(税込)●ブルーレイ(4枚組)価格:13,000円(税込)●DVD(5枚組)価格:11,000円(税込)●DVDレンタル Vol.1~Vol.5【特典映像】■ウェスタロスへようこそ / 新たな治世 / ウェスタロスへの帰還■メイキング映像&インタビュー・“「双竜の舞踏」前日譚”~原作:ジョージ・R・R・マーティンによる解説・王国の最盛期・2つの名家・赤の王城(レッド・キープ)を巡って・再び七王国の世界を創る・キャラクター紹介公式サイト:発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントHouse of the Dragon (C)2023 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. (C)2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年03月14日国内外映画、コミックなどの最新情報を公開するイベント「大阪コミックコンベンション2023」に、カール・アーバンが登場することが分かった。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエオメル役や、『マイティ・ソー バトルロイヤル』スカージ役、『スター・トレック』シリーズのボーンズことレナード・マッコイ役などを務める人気俳優カール。超過激なヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」シリーズでもメインキャラクターのブッチャーを演じ、制作にも携わる多岐にわたる活躍が話題に。過去の東京コミコン開催時にも来日しており、日本のコミコンへの参加は今回で2回目。期間中全ての日程で来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等も予定されている。カール・アーバンのセレブチケットは、2月28日(火)昼12時より、チケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始となる。「大阪コミックコンベンション2023」は5月5日(金・祝)、6日(土)、7日(日)インテックス大阪にて開催。(cinemacafe.net)
2023年02月24日木村拓哉が日本から参加する超大型国際ドラマ「THE SWARM/ザ・スウォーム」。3月4日(土)のHulu独占配信開始に先駆けて、HBO製作ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要プロデューサーの1人で数々のエミー賞受賞歴を誇り、本作の製作総指揮を務めたフランク・ドルジャーのインタビューが到着した。物語は、全8話からなる世界各地を舞台とした深海SFサスペンス。クジラやシャチが人間を襲い、ロブスターによる謎の感染症が蔓延するなど、世界中の海で突如不可解な現象が巻き起こる中、異変にいち早く気づいた各国の研究者たちが、全身全霊で全容解明に挑んでいく。異変の原因は何なのか、そして宇宙よりも謎が多いと言われる未知の領域”深海”で一体何が起きているのかーー。「まるで現在の世界を予見しているよう…」原作を映像化した理由とは?「THE SWARM」製作総指揮フランク・ドルジャー原作は、2004年にドイツで発表され話題となったベストセラー小説「深海のYrr(原題:Der Schwarm)」。映像化を決めた理由についてドルジャーは、「5年ほど前にビジネスパートナーから映像化の話を持ち込まれました。今になって改めて読むと、20年前に書かれたとは思えないぐらい、まるで今日起きていることを予期していたかのような内容に本当に驚いたんです」と語り、温暖化や海洋問題、新型コロナウイルスが猛威を奮うなど、現在の世界を予見したような原作小説の内容に衝撃を覚え、映像化を決意したことを明かす。さらに、「現在は温暖化など、自然環境に関する様々な事実をベースにしたドキュメンタリーや作品が多数作られていますが、私は、キャラクターが牽引するエモーショナルなドラマによって環境問題を掘り下げられないか、そうすればドキュメンタリーなどを見飽きてしまっていて、“環境問題についてはもう十分に知っているよ”と思っている人にも響く作品になるのではないかと思いました」と、従来の自然環境をテーマにした作品とは違ったアプローチで描くことを決めた経緯を語った。「“海”を1つのキャラクターとして描く」映像面でこだわった2つのポイント「映像面で特にこだわったところを教えてください」という質問に対しては、「主に2つの点にこだわりました」とドルジャー。「まず1つ目は“海”をキャラクターとして扱うこと。本作では登場人物たちが海で起きたことに対してリアクションをすることで物語が進行していきます。そういった背景もあり、海を1つのキャラクターとして描くことが重要でした。そのため、屋外のシーンはなるべく海に近いところを撮影場所として選び、視覚からも音からも海という存在を感じられるように工夫しています」と言う。「2つ目は、海のシーンは場所によってビジュアルやサウンドを全く異なるものに変えているという点です。海というものが美しくも危険な場所であり、人間よりもはるかに力強い存在であるということを表現したかったんです」と説明し、本作における舞台となっている“海”を映像面、音楽面において多種多様な方法で表現したことと、その理由を明らかにした。「モンスターは海の中に潜んでいない…」一番の見どころと視聴者へのメッセージ「私はこの作品をディザスターもの(自然災害を描くパニックもの)にするつもりはなく、モンスターもの(怪物を扱った作品)としてアプローチすると決めていました。ですが、実はそのモンスターは海の中に潜んでいません」とドルジャー。「そのモンスターとは一体何なのかは見てのお楽しみですが、きっとその展開に驚かれると思います。エンターテイメント作品として楽しみながらも、最終的にはそういった気付きを得て、感動してもらえるような作品になっていればと思います」と語った。そして、視聴者へのメッセージとして「気候変動や海を守るために、我々全員が行動することができることを伝えたいです。セリフに『海が死ねば我々も死ぬ』というものがありますが、今まで皆さんが環境に対してどう振る舞ってきたのかは別にして、本作を見ることで、環境に対してまた違った向き合い方ができるようになればと思っていますし、作品を見終わった後に、まだまだ私たちにもできることがある、と感じてもらえたら嬉しいです」と話し、「THE SWARM/ザ・スウォーム」への思い入れを強く語った。本作では、ヨーロッパ最大級の水中スタジオで撮影されたハイクオリティな大迫力映像、精巧かつ大掛かりなVFXやいまだかつてない多種多様な表現で描かれた海の映像美は必見。さらに、個性豊かなキャラクターたちによって次々と進展していく緊迫感たっぷりのストーリーにも注目だ。Huluオリジナル「THE SWARM/ザ・スウォーム」は3月4日(土)より独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年02月23日東京ディズニーリゾート内の商業施設「イクスピアリ」に、3月1日から期間限定で「サクラ ランタン ストリート」が初登場する。初登場の「サクラ ランタン ストリート」は、南欧の古い港町を思わせる2Fのミュージアム・レーンに新設。200個以上の桜カラーのランタンでデコレーションされ、昼は太陽に照らされたピンクが可愛く並ぶ心弾む街並みに、夜はランタンの揺らめくような光で幻想的な空間に変貌する。実施期間は、3月1日(水)~4月2日(日)だ。イクスピアリでは、緑とくつろぎの空間「オリーブと噴水の広場」に植えられた河津桜が、見ごろを迎える。濃い赤色のつぼみが膨らみ、薄いピンク色の花が開き始め、2月下旬が見ごろの見込み。この「オリーブと噴水の広場」には、7本の河津桜を始め、例年4月中旬頃に開花する枝垂れ桜があり、日々咲き始める花々に春の訪れを感じながら散策を楽しめる。また、ショップやレストランでは、桜を味わうスウィーツや桜をイメージしたグッズ、桜の香りを楽しむコスメなどのアイテムを用意。桜気分満開のイクスピアリで、ひと足早い春を満喫してみて。ナナズグリーンティー「桜ストロベリーパフェ」1,250円cuccuma「桜の木のドームアレンジ」各4,800円※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2023年02月22日現在大ヒット公開中の『レジェンド&バタフライ』のオンライン・ファンセッションが15日(水)に開催され、主演の木村拓哉と大友啓史監督が出席。都道府県ごとの期待・感想投稿キャンペーンで選ばれた74名の“宣伝大名”たちと映画について語り尽くした。本作は、総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描いた作品。信長役を木村拓哉、信長の正室・濃姫役を綾瀬はるかが務め、共演に宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤 工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀といった豪華俳優陣が顔を揃える。木村拓哉も全国から集まった“宣伝大名”とじっくり映画の感想を話せる機会を楽しみにしていたようで、「こうした機会は初めてです。東映さんに『是非やらせてくれ!』と監督と僕から直訴したんですよ(笑)」と今回のファンセッションはふたりの直談判から実現した企画であることを明かし、「これまで各地に舞台挨拶でお邪魔させていただいても、皆さんマスクをされていますので、実際に映画をご覧になった皆さんの感想を直に聞くことができなかったんですよ。なので、このような機会があれば嬉しいなと思っていたところで実現しました」と笑顔を見せた。“宣伝大名”たちとのトークでは、まず最初に劇中豊臣秀吉を演じた音尾琢真の故郷でもある“北海道の宣伝大名”が登場。「歴女として信長さまと濃姫さまは、幼き頃より好いておりましたが、これほど可愛く勇ましい身近に感じるお二方はいません!大好きです!」という歴史好きからの熱い感想に木村は「凄いね……。歴史を好きな方からはいろんな意見を聞いているのですが、歴史好きな人ほど『戦のシーンが観たかった、斬り合いとか観たい』といった意見をいただいております。これもひとつの意見かもしれないけど、北海道宣伝大名さんみたいにポジティブに意見をくれるとすごい嬉しい」とコメントし、大友監督も「桶狭間の戦いがなくても信長と濃姫のストーリーということが伝わるんですよね」と作品へ込めたメッセージがしっかりと伝わっていることに安堵を見せた。さらに、“千葉県の宣伝大名”からは「新時代の時代劇となる、伝説的な作品になると思います!」と熱の入った感想が伝えられると、木村は「鳥肌が立ちました。こういう方たちが観てくれるから、現場は全力で出来るんだなと思いますね。やりがいを彼が提示してくれた」と感無量の様子で感謝を述べた。そして、“大切な方”と鑑賞したと語る“大分県の宣伝大名”は、劇中の信長と濃姫の姿と自分たちの姿を重ねたそうで、木村は「おふたりで観ていただけたというのが、僕も公開前に舞台挨拶で『身近な大切な人とご覧になってください』と何度か言わせてもらっていたので、実際にご夫婦で観てくださって嬉しいです」と願いが日本中に届いていることに喜びを語った。また、“和歌山県の宣伝大名”からは「木村さんと大友監督が次作品を作る機会があった場合どのような作品を作りたいですか?」という質問が飛び出し、木村は「監督とはタッグを組みたいと思っているので、その時はまた後ろ盾をください(笑)。色々と『こんなものがあったら面白くないですか?』と監督と話したりはしてますよ」とまさかの裏話を披露する一幕も。これには大友監督も「生ものですからね、俳優・木村拓哉は。この作品の上映が落ち着いてから、じっくり考えたいと思っています。ご縁があれば是非よろしくお願いします」と笑顔で応えた。『レジェンド&バタフライ』全国公開中(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年02月16日「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>」が、3月15日(水)より4K UHD、ブルーレイ、DVDの各コンプリート・ボックスの発売とDVDレンタルが開始。この度、各コンプリート・ボックスに収録される約70分の特典映像の中から、「ゲーム・オブ・スローンズ」「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の舞台である“七王国”の王都キングズ・ランディングにある「赤の王城」通称レッド・キープでの撮影の裏側に迫ったレア映像が到着した。「ゲーム・オブ・スローンズ」から約200年前、七王国をターガリエン家が統治していた時代に起きた、王位継承争いが描かれている本作。七王国を統べる者の本拠地である“レッド・キープ”は、日頃からターガリエン一家が暮らし、跡継ぎ争いに加わる一族らとの談合などもこの城で開かれることから、ドラマの中心舞台となっている。「鉄の玉座」が置かれ、シリーズを通して象徴的な場所であるレッド・キープは「ゲーム・オブ・スローンズ」にも登場するが、前シリーズの制作時には一部のセットと、実在する建物を使い分けて撮影が行われた。しかし本作では、CGを使わなくてもあらゆる角度から撮影ができるという、実物大サイズで建設された城全体がスタジオに登場。総製作費約280億円といわれる、製作の裏側が明らかにされている。この度到着したメイキング映像では、「ゲーム・オブ・スローンズ」で登場したレッド・キープを忠実に再現したという城の内装にフォーカス、大きな螺旋階段の様子や、中庭に向いたバルコニー、鉄の玉座が置かれた“玉座の間”など、シリーズで何度も目にしたなじみのある場所が再現される様子が映し出される。「200年前のヴァリリアの建築で、ターガリエン家の獰猛さを表現した」と明かすスタッフに、細部の美術までこだわりが感じられ、規格外のスケールで描かれる本作の裏側が垣間見える貴重なメイキング映像となっている。さらに「ゲーム・オブ・スローンズ」の本編映像を交えたセットの紹介や、まるでレッド・キープの中をツアーしているような登場人物たちの部屋解説も。また、「ゲーム・オブ・スローンズ」から続投するスタッフらが思いを明かすインタビューも必見となっている。■STORY息子のいないヴィセーリス王が娘のレイニラを王位継承者に指名したことで、激震が走る七王国。その後、新たに生まれた男児が後継者争いに加わると、レイニラの“鉄の玉座”継承を阻止するべく暗躍する者たちが現れる。二つの派閥の陰謀が渦巻き、王国の未来が危ぶまれる中、ドラゴンによって栄えた一族の衰退の歴史が明かされる――。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>」は3月15日(水)より4K ULTRA HD・ブルーレイ・DVDコンプリート・ボックス発売開始、DVDレンタル開始、先行ダウンロード販売中。(text:cinemacafe.net)
2023年02月15日3月15日(水) にリリースされる『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』コンプリートボックスより、特典映像が公開された。コンプリートボックスは、4K UHD、ブルーレイ、DVD、そして初回限定生産となる4K UHDスチールブック仕様の4形態でリリースされ、それぞれに約70分の特典映像を収録。公開されたのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の舞台である“七王国”の王都・キングズ・ランディングにある「赤の王城」通称“レッド・キープ”での撮影の裏側に迫ったレア映像だ。『ゲーム・オブ・スローンズ』から約200年前、七王国をターガリエン家が統治していた時代に起きた王位継承争いが描かれている本作。七王国を統べる者の本拠地であるレッド・キープは、日頃からターガリエン一家が暮らし、跡継ぎ争いに加わる一族らとの談合などもこの城で開かれることから、ドラマの中心舞台となっている。前シリーズでは、一部セットと実在する建物を使い分けて撮影していたが、本作ではCGを使わずあらゆる角度から撮影ができる実物大サイズの城が建設された。メイキング映像では、レッド・キープを忠実に再現したという城の内装にフォーカスし、大きな螺旋階段の様子や中庭に向いたバルコニー、鉄の玉座が置かれた“玉座の間”など、シリーズで何度も目にしたなじみのある場所が再現される様子が映し出される。「200年前のヴァリリアの建築で、ターガリエン家の獰猛さを表現した」とスタッフが明かすように、細部の美術までこだわりが感じられ、規格外のスケールで描かれる本作の裏側が垣間見える貴重なメイキング映像となっている。また、『ゲーム・オブ・スローンズ』の本編映像を交えたセットの紹介や、まるでレッド・キープの中をツアーしているような登場人物たちの部屋の解説、前シリーズから続投するスタッフらが思いを明かすインタビューはファン必見となっている。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』特典映像<リリース情報>『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』コンプリートボックス2023年3月15日(水) リリースDVD(全5巻)レンタル開始、先行ダウンロード販売中※R-15:本作には、一部に15歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』初回限定生産スチールブック●【初回限定生産】4K ULTRA HD スチールブック仕様(4枚組)価格:17,000円(税込)●4K ULTRA HD(4枚組)価格:15,000円(税込)●ブルーレイ(4枚組)価格:13,000円(税込)●DVD(5枚組)価格:11,000円(税込)●DVDレンタル Vol.1~Vol.5【特典映像】■ウェスタロスへようこそ / 新たな治世 / ウェスタロスへの帰還■メイキング映像&インタビュー・“「双竜の舞踏」前日譚”~原作:ジョージ・R・R・マーティンによる解説・王国の最盛期・2つの名家・赤の王城(レッド・キープ)を巡って・再び七王国の世界を創る・キャラクター紹介公式サイト:発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントHouse of the Dragon (C)2023 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. (C)2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年02月15日木村拓哉が主人公・織田信長役を演じ、綾瀬はるかが信長の正室・濃姫役を務める映画『レジェンド&バタフライ』。この度、本作のクライマックスとなる本能寺の変を捉えた場面写真が解禁となった。映画ならではの映像の美しさと、戦国という時代に描かれる信長と濃姫の圧巻の人間ドラマに感動の声が相次いでいる本作。そして特に話題を集めているのが、信長の最期としてこれまで数多く描かれてきた「本能寺の変」のシーン。1582年6月2日。信長が信頼を置いていた家臣・明智光秀が一万三千もの大軍を率いて、京都にある本能寺に宿泊中の信長を急襲、対抗しきれないと悟った信長が寺に火を放ち自害したのは、あまりにも有名であり、多くの作品で映像化されてきた。本作は信長と濃姫の政略結婚という最悪の出会いに始まり、戦国の荒波に揉まれながらも次第に固い絆で結ばれ、1つの夢をともに生きていく姿が描かれている。そんな2人を待ち受ける本作の「本能寺の変」では、信長は濃姫との約束を守るため、なんとしてでも彼女の元へ帰ろうとする、これまでにない「生きること」に執着する姿が映し出されている。命を懸けて大切な人のもとへ帰ろうとするその信長の姿に、SNS上では「こんな本能寺見たことがない」「全時代劇の本能寺の変の中で歴代最高」「最後まで濃姫の元へ帰ろうと必死に戦う信長の心情を思って涙が止まらない」という声が飛び交っている。敵兵が攻め込んでくるところから信長の最期まで、撮影は丸4日間かけて行われた。その4日間は、日を追うごとに木村さんの衣装の血のりが増え、本能寺のセットは炎に包まれて焼け落ちていく。本番一発勝負のシーンも多く、緊張感に包まれた4日間。大友監督は「(濃姫との約束を果たすために)泥まみれになりながらも生きる活路を探し、最後まで足掻くアクションにしたい」とオーダーを出したという。また、信長を演じた木村さんは「撮影が進んでいくことで、表現する身として彼の一面がまた一つ終わってしまうという感覚がありました。終わりを迎える瞬間は悲しさとか辛さとは少し違う、非常に切ないものがありました」と撮影をふり返っている。脚本を担当した古沢良太も、本能寺の変について、「やはりクライマックスは一番楽しみです。何度も描かれてきた本能寺の変を、どう見せたら新しくなるのか、この作品らしくなるのかを悩みながら作りました。自分としてはなかなか良い終わり方ができたんじゃないかと思っていますし、何より木村さんと綾瀬さんが魂を込めた二人の最後は、必見だと思います」と、自信を見せた。製作陣が全身全霊で臨んだ、新たな「本能寺の変」に注目だ。なお、本作のオンライン・ファンセッションが決定。木村さんと大友監督が参加し、全国からオンライン上で参加する本作のファン(50名)とトーク。その模様は東映映画公式Youtube上で生配信される予定。『レジェンド&バタフライ』は全国にて公開中。『レジェンド&バタフライ』オンライン・ファンセッションは2月15日(水)19時15分~イベント開始(20時終了予定)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年02月11日現在公開中の映画『レジェンド&バタフライ』より、物語のクライマックスとなる「本能寺の変」の場面写真が公開された。本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を、信長役に木村拓哉、濃姫役に綾瀬はるかを迎えて空前のスケールで描いた作品だ。信長の最期としてこれまで数多くの作品で描かれてきた「本能寺の変」。本作では信長は濃姫との約束を守るため、なんとしてでも彼女の元へ帰ろうとする、これまでにない「生きること」に執着する姿が映し出される。大切な人のもとへ帰ろうとするその信長の姿に、SNS上では「こんな本能寺見たことがない」「全時代劇の本能寺の変の中で歴代最高」「最後まで濃姫の元へ帰ろうと必死に戦う信長の心情を思って涙が止まらない」という声が飛び交った。敵兵が攻め込んでくるところから信長の最期まで、撮影は丸4日間かけて行われた。日を追うごとに木村の衣装の血のりが増え、本能寺のセットは炎に包まれて焼け落ちていくなど本番一発勝負のシーンも多く、緊張感に包まれた。大友監督は「(濃姫との約束を果たすために)泥まみれになりながらも生きる活路を探し、最後まで足掻くアクションにしたい」と、オーダーを出したという。信長を演じた木村は「撮影が進んでいくことで、表現する身として彼の一面がまた一つ終わってしまうという感覚がありました。終わりを迎える瞬間は悲しさとか辛さとは少し違う、非常に切ないものがありました」と撮影を振り返った。脚本を担当した古沢も本能寺の変について、「やはりクライマックスは一番楽しみです。何度も描かれてきた本能寺の変を、どう見せたら新しくなるのか、この作品らしくなるのかを悩みながら作りました。自分としてはなかなか良い終わり方ができたんじゃないかと思っていますし、何より木村さんと綾瀬さんが魂を込めた二人の最後は、必見だと思います」と、自信を見せた。なお、2月15日(水) 19時15分からファンの熱い”レジェバタ熱“に応えて、オンライン・ファンセッションが開催決定。主演の木村と監督の大友が、公式SNS上で実施している期待・感想投稿キャンペーンの参加者たちとオンラインでトークする。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』全国公開中脚本:古沢良太監督:大友啓史■出演木村拓哉/綾瀬はるか宮沢氷魚/市川染五郎/音尾琢真/斎藤工/北大路欣也/伊藤英明/中谷美紀公式HP:公式Twitter:
2023年02月11日1月27日に東映70周年記念作品である映画『レジェンド&バタフライ』が全国公開され、主演の木村拓哉をはじめ、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督らが登壇する初日舞台挨拶が開催された。舞台挨拶が実施される劇場に用意されたのは、きらびやかな金屏風と、書道家・武田双雲が木村拓哉演じる織田信長をイメージし、この日のために書いた「天下布武」の書。この言葉は、織田信長公が掲げた言葉としても有名なもので、本作がこれから映画界で天下布武を掲げていくという決意を込めて劇場に用意された。初日を盛大に祝うべく飾り付けられたステージに、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督ら、豪華俳優&監督陣が登場すると、場内は大きな拍手に包まれた。本作の主演・織田信長を演じた木村拓哉は「今日をもってこの作品を、皆さんひとりひとりの懐に入れて愛して頂ければと思います」と挨拶。その信長の妻・濃姫を演じた綾瀬はるかは「無事この日を迎えることができて、嬉しさと少し寂しさとが相まっていますが、やっと皆様に観て頂ける日を迎えられたことを、とても嬉しく思います」と語り、濃姫の侍従・福富平太郎貞家を演じた伊藤英明は「初日を迎えるのを心待ちにしておりました。胸が高鳴って言葉に表せないくらい嬉しいです。そして感謝しています。今日は幸せな気持ちがいっぱいです」と、挨拶。同じく濃姫を支える筆頭侍女・各務野を演じた中谷美紀は「東映70周年記念、映画史に刻まれるであろうこの大作、大友監督が本当に大切に作ってくださいました。木村拓哉さん演じる殿と綾瀬はるかさん演じる姫にお仕えすることができて、とても幸せでした。本日の感想をお待ちしておりますので、是非「天下布武キャンペーン」にご参加くださいませ」と、作品の感想投稿キャンペーンを紹介しながらコメント。木村拓哉綾瀬はるか信長の家臣・明智光秀を演じた宮沢氷魚は「僕たちがこの作品を撮影している時期は、コロナの感染も拡大していた時期だったので、本日無事に全国で公開ができたこと、とても嬉しく思っております」と挨拶、信長の家臣・森蘭丸を演じた市川染五郎は「キャストの皆さんスタッフの皆さん、この作品に関わってくださったすべての方の熱い魂の結晶がようやく多くの方に届くというのが、とても嬉しく、ワクワクしております」と、そして本作で監督を務めた大友啓史は「早く観てほしいと思っていたので、今日この日を迎えられて感無量です。自分たちの技術と精魂を込めて、丁寧に心を込めて作った作品です。是非作品を愛してください」と喜び交じりにコメントした。宮沢氷魚大友啓史監督そして、2021年に始まった撮影から、2022年春の制作発表会見、ぎふ信長まつり、そして今年開催されたジャパンプレミアに全国キャンペーンと、多くの宣伝活動を行ってきた木村。初日を迎えるまでの長い旅路を歩んできたが、信長という役と共に重ねたこの時間を振り返った感想を聞かれると「信長という役をやらせていただき、作品を通じ、多くの方とコミュニケーションをさせて頂きました。その中で、自分自身を応援してくれる気持ちも嬉しかったのですが、それ以上に織田信長という方が今日に至るまで愛されているということをつくづく感じました。その都度、日本各地の皆さんの暖かい気持ちを受けることができたので感謝しています。「ぎふ信長まつり」では、100万人近い応募を頂けたことも、この作品に対してひとつ胸を張れる要素となりました。是非、ご応募いただいた方たちには、この作品で感謝を伝えたいなと思います」と、その当時を振り返りながら、感慨深げにコメントを残した。そして、本作で印象に残っているシーンを聞かれると、木村は「言い伝えてこられているものは史実ですが、それが真実かどうかは誰もわからない。昔いた人が、どんな思いで、どんな人を愛して、どれだけ苦しい思いをして人を殺めていたか。史実で伝わっている出来事の間の空間を現場では埋めていたような気でいます。婚礼の儀を交わすシーンでは、(台本には描かれていないが)濃姫が自分の盃につがれたおとそを何のためらいもなく、飲んだんですね。そこに毒が盛られていたら命はないはずなんですけど、なんの躊躇もなく口に運んだ濃姫を目の当たりにした瞬間に、この姫は信長のすべてを受け入れてくれると強く思い、自分自身にもスイッチが入りました。そのように台本には描かれていないコミュニケーションが多く散りばめられているので、皆さんに探し当てて頂きたいなと思います」とコメント。綾瀬は「沢山あるんですけれども、思い出に残っているのは、信長様を戦の前に鼓舞していくシーンです。凄い緊張感のあるとてもとても長いシーンだったのですが、緊張感が詰まっていたので、そのシーンは思い出深いです」と、当時を振り返った。伊藤は「婚礼の儀での貞家の役は、岐阜のプライドと誇りをかけて、姫を連れて尾張に入城するという役でした。綾瀬さん演じる濃姫はたくましく可憐で、木村さん演じる信長様は家を守るために命を懸ける。なにかお二人の今まで積み重ねてきたキャリアや人生観が背景に見えるようでした」と2人について話し、中谷は「古沢さんが台本を書かれて大友監督が撮られるという事は、信長と濃姫の物語を杓子定規にお行儀よくするわけがないと思っていました。皆さん婚礼の儀の話を挙げられていましたが、わたしはその後の、新婚初夜でロマンスの欠片もなく、乱闘騒ぎになっているシーンがとても好きで。若き信長と若き濃姫のプライドの張り合いが素晴らしかったなと思います」と感想を伝えた。伊藤英明中谷美紀宮沢は「明智光秀が信長様に仇敵・浅井、朝倉のしゃれこうべを盃としておさめるシーンがあるんです。それまではお祭り騒ぎの会場だったのですが、あのしゃれこうべが登場した瞬間に一気に皆がシーンと明智の狂気を恐れてしまい、信長に対しての歪んだ愛情があらわになった感覚があったので、あのシーンがとても好きでした」と自身の役柄も交え振り返り、染五郎は「本能寺のシーンは、殿と蘭丸の信頼関係がより一層近くなる反面、その関係性が終わってしまう切なさを演じながらも感じていてとても印象に残っています」と語り、それぞれの思い出深いシーンを撮影時のエピソードを交えながら振り返った。市川染五郎さらに、信長と濃姫は「まだ見ぬ世界」を求めて激動の時代を生きたことにちなみ、「これから見たい、行ってみたいまだ見ぬ世界」について聞かれると、木村は「今日皆さんに映画を体感して頂いた後、作品を観て頂いた方たちの間でどんな感情が芽生えて、どんな話が盛り上がったのか、そういったことを聞くために 1カ月後に自分も皆さんと同じ映画館の客席に座っていたいなと思います」と、今後劇場に足を運びお客さんと感情を共有したい希望を語った。綾瀬は、「歴史に興味はあるのですが、戦国時代は危なさそうなので、絶対に安全なカプセルとかに入りながら恐竜の時代をみてみたいです」と話すと、すかさず木村からは「それ、あの映画の話だよな」とツッコミが。伊藤は「戦国時代に行ってみたいです。実際の安土城で信長公に会って、『レジェンド&バタフライ』のポスターを渡したいです。なぜなら信長公は未来から来たと言っても“そうか”と言って気にしなさそうなので。安土城で映画を上映してみてもらいたいですね」と話すと、木村は、「安土城だと映画を投影できそうな場所があまりないから、いいんじゃないかなと思うのは岐阜城。割と大きい城の白塀があるからプロジェクターで……」と、戦国時代の信長たちに本作を見せる想像に華を咲かせ、会場を沸かせた。中谷は「ウワサによると殿が伊藤英明さんとご一緒に岐阜でうなぎを召し上がったと。そのうなぎを是非頂きたいです。まだ見ぬ景色です」と語り、宮沢は「アイルランドに行ってみたいです。母方の祖父母がアイルランドの血が入っていて、行ったことのない僕のルーツでもあるアイルランドに行ってみたいと思います」と現実的な「まだ見ぬ世界」を伝えた。染五郎は「僕も現実的ですけど、ニューヨークですね。エンターテインメントの聖地でもありますし。祖父がブロードウェイでミュージカルをやったことがあるので、そういう意味でも同じ空気を感じたいなと思います」と、監督は、「1960年代以前の東映京都撮影所に行ってみたいです。あの時代は勢いがあるし面白いですね。覗きに行きたいですね」と、コメントした。そして最後に、綾瀬は「皆さんが細部まで全力で丁寧に作りこんでいるので、この作品が皆さんの心に届いたらなと思います」と、木村は「今日をもってこの作品で描かれた出来事を歴史の“史実”ではなくて、皆さんと共有できる“真実”に変えていって頂ければと思います」と熱い言葉を残し、熱狂の中イベントは終了した。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』全国公開中脚本:古沢良太監督:大友啓史■出演木村拓哉/綾瀬はるか宮沢氷魚/市川染五郎/音尾琢真/斎藤工/北大路欣也/伊藤英明/中谷美紀公式HP:公式Twitter:
2023年01月30日木村拓哉、綾瀬はるかが出演する超大作映画『レジェンド&バタフライ』が公開されている。本作は誰もが知る武将・織田信長とその妻・濃姫の物語を描いた作品で、大河ドラマ『龍馬伝』や『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が監督を務めた。信長はこれまで数々の小説や映画、ドラマに登場し、時に勇ましく、時に冷酷な人物として描かれてきたが、大友監督は「この映画のテーマがあるとしたら、信長の“弱さ”だと思う」と語る。本作は映画史に名を残す名作、ヒット作を数多く生み出してきた東映の70周年記念作品。『コンフィデンスマン』シリーズや大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太が脚本を、日本だけでなく海外作品でも活躍する芦澤明子が撮影を手がけるなど豪華メンバーが集結した。大友監督は「最初に東映さんから本作の企画について話を伺った時に、すごく良い座組だと思ったんですけど、『なんで今、信長なの?』と正直思ったんですよね」と笑みを見せる。「というのも、信長の話はすでに何度も映像化され、ほぼ描かれ尽くされているのでつけいる隙がないというか、描き方も決まってしまうんじゃないかと。その一方で少し時間が経つと、ふと別の考えも思い浮かんできました。古沢さんの当初のプロットにあったのですが、濃姫という存在を信長の隣に置くことで、固定化された信長像を突破できるんじゃないかと」舞台は戦国の世。尾張の国で暮らす格好ばかりの織田信長(木村拓哉)と、濃姫(綾瀬はるか)は政略結婚で結ばれた。ふたりの性格は水と油で、顔を合わせても敵対するばかり。しかし、濃姫の父が命を落とした時に彼女を救ったのは信長で、信長が窮地に陥った際、彼を鼓舞したのは濃姫だった。ふたりは時間をかけて“夫婦”になっていき、やがて信長は濃姫の抱いていた“天下統一”の夢に向かってひた走る。しかし、戦さに次ぐ戦さの中で信長は変貌していき、人々から“魔王”と恐れられるようになっていく。「これまで信長は“男が憧れる武将”として描かれていて、会社でいうなら大企業のトップ、政治の世界なら一国の首相のような立場になった人なわけですよね。だから、部下だったり、ライバル企業から見た信長像というものはあったと思うんです。でも、家庭内の信長を描いたもので、ここまで濃密なものはなかった。濃姫は史実的にはどういう人なのかわからない部分も多いし、『信長公記』(信長旧臣の太田牛一が記した信長の一代記)にも一行ぐらいしか記述がない。創作の余地が大いに残っている濃姫の視点を生かすことで、まだ何者でもない尾張のうつけ者だった未熟な信長と、男まさりで武芸もできてチャーミングなのに、まだ自分の魅力に気づいていない未熟な濃姫……つまり、男として女として未熟者同士の二人が出会って、人生を共にしていく中で、いつしか愛が生まれ、その愛が成熟し、その愛がどこに向かっていくのか? そんな物語にできるんじゃないかと思ったんです。とは言え、これは日本史上随一のカリスマでもある信長の話なわけで、普通のラブストーリーにはならない。お互いが成長していく中で様々なものを背負っていくことになる。つまり、戦国時代という特異な舞台で、シンプルで骨太なラブストーリーを描けるんじゃないかと考えたわけです」本作は単なる戦国時代ドラマではなく、信長と濃姫がお互いに人生に影響を与えながら、ふたりの絆が深まり、またふたりの間に距離ができる瞬間も描いている。片一方が一方を追ったり、守るのではなく、お互いが対等に渡り合い、ふたりの人生を作り出していく過程が描かれる。「そうですね。普通、この時代の物語を描くのであれば“男の夢を女が支える”ってことになるんですけど、この映画では“女の夢を男が実現する”になっているんですよね。濃姫が“父と夢に描いた天下布武をあなたがやるべきだ”って信長に仕掛け、信長はそこでスイッチが入り、二人で天下統一を目指していく。濃姫は信長に出会った当初は夫に対して愛を抱いていませんし、愛するということ、それ自体の意味すら理解していないのかもしれない。ですが、ある段階で自分が夫を愛していることに気づく。これもこれまでの時代劇によくある“愛を知らない男が女と出会って愛を知る”の逆になっているんですよね。そこが面白いところだし、時代を超えた一片の真実というか普遍性があるのかなと。シンプルに“同じ時を過ごす中で生まれてくるものがある”ということですよね。政略結婚で始まり、そこに恋愛感情はない。ところが長い時間を共有することで、二人の間に確かに生まれてくる感情がある。物語の最後にはふたりが“同じ夢”を抱きながら最後の刻を迎えています。一見するとメロドラマというか悲劇的ではありますが、僕的にはハッピーエンディングだという解釈も成り立つのかなと思っていて。だって、二人はそれぞれに対して全く同じ思い、同じビジョンを抱きながら人生を終えていくのですからね」木村さんは圧倒的に集中力が高くて、とにかく献身的な人しかし、そこに至るふたりの道のりは多難だ。天下統一を追う中で信長は殺戮を繰り返し、その非情さは際立ってくる。これまで大友監督は数々の作品で、追いつめられ、極限状態になった人間が“闇”に落ちるのか、それとも元の場所に戻ってくるのか選択を迫られるキャラクターを描いてきた。『るろうに剣心』の志々雄真実、『3月のライオン』の桐山零……恐ろしく見える者の奥底には迷いが、恐怖が、そして弱さがあることが描かれてきた。そして本作の信長もまた、これまでの大友作品につながるキャラクターとして描かれている。「歴史上のヒーローやヒロインを神棚にあげるようなものは作りたくないと思っていますし、誤解を恐れずにいうと『スピルバーグも同じ人間なわけだから、スピルバーグができたことをなんで僕ができないんだろう?』と思うわけです。だから誰もが龍馬になれるかもしれないし、誰もが信長になってしまうかもしれない。歴史上の偉人たちは、確かにすごいことを成し遂げたんだけど、決して特別ではなくて、自分と同じ人間なんじゃないかと。それはつまり、ひとことで言うなら“弱さ”だと思うんです。誰も“強く”なんかないんですよ。信長はある時点から自分は“第六天の魔王”だと宣言したけど、そこから彼の孤独は始まるわけです。そういう人の側には誰かがついていなきゃいけないんだけど、誰も彼に近寄れなくなってしまって、“わかったふり”をした、いわゆる忖度だらけの取り巻きだけになってしまう。だから、信長はこの時期からどんどんキリスト教に傾倒して、安土城下にセミナリオ(カトリック小神学校)を建てる。この映画では意図的に仏像を映したカットをいくつか入れていますけど、当時の信仰の対象であった仏像さえも信長は焼き尽くしてしまう。信長には仏教的教養も当然あったわけですけど、天下統一のため魔王になると覚悟した後は、仏を焼き尽くし、ある意味暴君と化し、最後には濃姫しかすがるべき存在がいなくなってしまう。そんな状況に信長は耐えられたんだろうか? あの時代は争いや戦が日常だったわけですけど、あれだけの数の死に向き合って耐えられる人間と耐えられない人間がいるはずです。この映画では信長のキャラクターをやや後者に寄せて、あれだけ人を殺めたことに人知れず震え、必死に孤独に耐えながら魔王たらんと迷い、心をさまよわせる姿を垣間見せています。だから、この映画のテーマがあるとしたら、それは信長の“弱さ”だと思う」孤独で、弱くて、心休まる瞬間が訪れないのに、周囲には“魔王”として振る舞わなければならない信長と、そんな彼が唯一、心の中を曝け出すことのできる濃姫。これまで映画や小説で描かれてきた織田信長とは違った描写が本作のポイントだが、木村拓哉はそんな信長の“弱さ”を容赦ないまでに徹底的に演じ切っている。「木村さんは圧倒的に集中力が高くて、とにかく献身的な人です。信長という役に真直ぐに向き合っているし、そこにある緊張感が僕には本当に心地よかった。この役に対して自分がどういう風に向き合っているのか、その姿を隠すことなく曝け出す。その姿勢をキープし続けていることは本当に驚きでした。自分が“どう見られるか”なんてまったく気にしていなくて、役に対して本能的に向き合っている。そのことに専心している。『この場面で自分がどうやって信長として存在するのか?』ということだけを考えているんだと思うんです。一方で、役を離れれば自分の弱みだったり、他人が持つ弱さをも、きっと肌感覚で感じていると思うんですね。だからですかね、演じる中で、弱みだったりを見せることも厭わないというか。それでこそ人間だからね、というスタンスというか。現場での芝居に対するその姿勢は驚愕するものがありましたね」信長と濃姫は長い時間をかけて相手と向き合い、葛藤や混乱、お互いの弱さも共にして前へと進んでいく。やがてふたりは誰もが知る“本能寺の変”へと突き進んでいくことになるが、ふたりが共に見た夢は決して色褪せることはないだろう。大友監督が「これ以上ないハッピーエンディング」と力強く語る結末をスクリーンで見届けてほしい。『レジェンド&バタフライ』公開中(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月30日遂に公開をむかえた『レジェンド&バタフライ』より、綾瀬はるか演じる濃姫の新場面写真が到着した。当時、男に生まれれば天下を獲っていたかもしれない。そう感じさせるほど力強く生き抜き、現代にも通ずる女性の強さを感じさせる濃姫が持つ魅力にせまる。本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長を木村拓哉が演じ、謎に包まれた信長の正室・濃姫(別名“帰蝶”)を綾瀬さんが演じた、知られざる物語を描く感動超大作。共演キャストに宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀といった名だたる俳優陣を迎え、脚本を古沢良太、監督を大友啓史という日本映画界を牽引するスタッフたちが名を連ね、企画発表と同時に大きな話題を呼んだ。公開直後から映画ならではの映像の美しさと、戦国という時代に描かれる信長と濃姫のドラマへの感動の声が相次いでいる。木村さん演じる織田信長の生き様と描かれ方に注目が集まる本作だが、綾瀬さんが演じる信長の妻、濃姫も同じように観るものを魅了。今回、濃姫は自らの意志を貫く強さを持ちながら、大きな愛情も兼ね備えた魅力あふれる女性として登場。そのため、似た者同士とも思われる信長との出会いは最悪で、そこから晩年まで描かれる2人の関係性の変化もとても興味深く描かれる。演じた綾瀬さんは、「濃姫は女性でありながら男勝りで、武道や芸事や茶道、何にしても長けているとても聡明なかたです。木村さん演じる織田信長に負けないくらいの強いパワーで立ち向かわなければならないと思い臨みました」とコメント。史実がほとんど残っていない濃姫が本作で描かれる魅力を十分に理解し、また現代の女性の強さにも通ずるような、自らの意志をしっかりもつ女性を体現する姿を演じきった。さらに綾瀬さんを、「女性の強さとしなやかさと可愛らしさのすべてを表現できる」と絶賛するのは、本作で濃姫の一番の良き理解者である筆頭侍女の各務野を演じた中谷美紀だ。中谷さんは「濃姫はとても聡明で、実は信長よりも戦術に長けていたという所が、今回の映画では描かれます。やはり女性の権利を巡って、様々な先人の方が戦ってきてくださったと思いますが、この作品において濃姫は自分の意志を主張し、信長以上にこの物語を動かす力を持っていました」と、濃姫が信長より様々な面で優っていたというこの映画ならではの解釈に触れ、その魅力について語る。綾瀬さんは、自身の演じた濃姫と信長のストーリーについて、「どんな人も一人では生きられず、様々な人に支え支えられて世の中が成り立っている。信長には信長を支えている濃姫がいて、濃姫もきっと支えられて…と、誰かを大事に思う存在があれば人はとても強くなれるし頑張ることができ、自分には想像できないパワーが発揮できる。普遍的な愛はいつの時代も変わらずあるのかな」と語る。戦国を舞台にした本作で描かれる、自らの意志を貫きながら信長と共に歩み生きていく濃姫。彼女の存在がこの物語を突き動かし、さらにいまを生きる私たちにも共感を呼び、感動を誘う物語にしているのだろう。『レジェンド&バタフライ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月29日東映70周年記念作品として、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』。総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描いている本作は、今週1月27日(金) にいよいよ全国公開を迎える。そしてこの度、主演の木村拓哉をはじめとしたキャスト陣と大友啓史監督が3日間4都市(名古屋・岐阜・福岡・京都)を巡り、それぞれの会場でサプライズに登場。各地で映画の魅力を語り尽くした。ここではその模様をレポートする。【1月21日(土):名古屋&岐阜】まず、1月21日(土) には主演を務めた木村拓哉、共演の伊藤英明、大友啓史監督が愛知県・熱田神宮を訪れ、映画の大ヒットを祈願した。「(映画の)公開前にお邪魔させていただき、役を演じるだけではない嬉しさがあります」と感謝を伝えた木村。この日参拝した熱田神宮は織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦に勝利を収めた信長が奉納したとされている【信長塀】を見学した木村は「その当時からある空間に監督と共演者とともに参拝できたことは、非常に清められた感じがして、すごくありがたかったです」と感慨深く語り、学生の頃、合格祈願のため熱田神宮を参拝したことがあると振り返った伊藤は「僕自身も信長ファンで熱田神宮にも特別な思いもあって、その神社に映画のヒット祈願を兼ねて、敬愛する木村拓哉さんと大友監督と参拝できて本当に良い思い出になりました」と笑顔を滲ませた。熱田神宮でのヒット祈願大友監督も「撮影前に信長という存在を実際に感じたくて、信長に関わる場所をいくつか訪ねて回らせていただいたのですが、ここは来られなかったので公開前のタイミングで信長様の良い霊気に触れたというのか、心が澄んだ気持ちになりましたね」とコメントを残した。大安の土曜日で多くの参拝客が訪れていた熱田神宮。突如現れた木村たちに参拝客は熱狂した。熱田神宮を後にした一行は昨年11月「ぎふ信長まつり」で日本中のトレンドを席捲したことでも記憶に新しい岐阜の地に凱旋。お祭りの成功を支えた関係者・スタッフたちが参加した試写会にサプライズ登場。突然目の前に現れた木村、伊藤、大友監督の姿に客席は昨年のお祭りを彷彿とさせる盛り上がりを見せ、これには木村も「去年、信長まつりでは皆さんのお力添え本当にありがとうございました」と御礼を伝えると、大友監督も「二人の騎馬武者行列を見ていて、岐阜の皆さんのバックアップに感動しました。この映画は岐阜の皆さんの支援がなければ成功はしないと思いますし、皆さんにこの作品を応援していただいて沢山の方に愛してもらえたらと思います」と感謝と作品への思いを話すと客席からは温かい拍手が送られた。『レジェンド&バタフライ』岐阜舞台挨拶より岐阜県出身の伊藤は「お祭りの前日に木村さんと岐阜城に一緒に行ったのですが、木村さんが岐阜城から岐阜の町を見た時に、『信長と濃姫にはもう少し生きていて欲しかったな』と仰っていて、それが凄く刺さって、岐阜人としてその景色がある所に生まれ育って良かったと思いました。岐阜の皆さんにはこの映画をご覧になっていただいて、信長と濃姫に思いを馳せながら岐阜の町の良さを感じて欲しいなと思いました」と木村と岐阜城を訪れた際のことを思い入れたっぷりに振り返った。そして、客席には運営に携わった市役所職員、一緒にパレードを歩いた学生や、応援団、吹奏楽部の方々、沿道に「木村拓哉さん ちょ、待てよ」という垂れ幕を掲げお祭りを盛り上げてくれた岐阜女子大学・書道部の皆さんと交流する一幕も。和気あいあいとした舞台挨拶の終盤、伊藤から岐阜の良いところを聞かれた木村は「去年(ぎふ信長まつり)の経験をさせていただいたので、他県という感覚がない。肉眼で岐阜城を確認できた時に『あ、帰ってきたな』という感覚はありますね」と話すと、大きな拍手が湧き上がり、伊藤も「ご自宅ですものね……?」と返すと、木村も「そうですね。あんまり大きい声で言えないけど」と即答し客席からは笑い声がこぼれる軽快なやり取りも披露し、和やかな雰囲気のまま“ぎふ信長まつり大成功御礼舞台挨拶”は終了した。そして、岐阜での舞台挨拶を終えた木村、伊藤、大友監督は再び名古屋に向かい、一般のお客さん向けに開催されていた試写会にもサプライズで訪れることに。映画を鑑賞したばかりで余韻が冷めやらぬ観客を前に姿を現した木村、伊藤、大友監督は割れんばかりの拍手の中迎えられ、21日(土) 最後の舞台挨拶が始まった。『レジェンド&バタフライ』名古屋舞台挨拶より午前中に熱田神宮を訪れていたことについて木村は「今日は熱田神宮でヒット祈願をさせていただきました。(信長と)関係の深い神社にお邪魔させていただき、自分を招いてくれたという形でしたので非常に嬉しかったです。その当時から今日に至るまで同じ場所に同じものが存在してくれているということにも感動しました。あの神社の中に足を踏み入れた瞬間に空気が違うなと感じましたので、あそこにはきっといらっしゃると思います」と舞台挨拶の前に信長とゆかりのある熱田神宮を参拝できたことに改めて感謝を示した。続けて伊藤も「監督と木村さんの後ろを歩いていたんですけど、木村さんが歩かれると参拝のお客様がわっと分かれて幸せそうな顔で見てらっしゃるんですよ。信長も戦場へ向かう前、こうして兵の士気を高め勝利を掴みとったって、その時の僕自身の捉え方ですけど、信長は民や兵の士気を高めて一つの目標に向かっていくんだなって。いつもの参拝とは違う雰囲気を感じながら公開も間近ですし、いよいよ始まるんだっていう緊張感と高揚感を味わっていました」と慣れ親しんだ雰囲気とはまた一味違った参拝となったことに頬を緩ませていた。撮影中の木村の印象を聞かれた大友監督は「途中から僕の中では木村拓哉と織田信長が一致していましたね。これは演出する上でとても大事なことで。信長だから“これは”やってはいけないという考えになると、せっかくの面白いアイデアが出来なくなってくる。ある段階から目の前にいる木村拓哉がイコール織田信長になりましたね」と木村が表現した信長に自信を覗かせて名古屋での舞台挨拶は幕を閉じた。【1月22日(日):福岡】そして、2日目に訪れたのは博多。当日の朝6時に公式SNSで、さらに午前9時30分からは博多駅前で号外が発行され、博多駅前に現れることがサプライズ発表されると、JR博多駅前のアミュプラザ博多には、木村たちを一目見ようと地面が見えなくなる程の、7000人が当日の告知にも関わらず集まった。福岡のイベントには、前日に続き木村拓哉と大友啓史監督、そして若いころから信長に仕え続けた小姓、前田犬千代役の和田正人と長谷川橋介役のレイニが参加した。JR博多駅前にて木村が右手を天に掲げてさっそうと現れると、会場には割れんばかりの歓声が上がり、木村も「最高ばい!」と力強く言葉を返した。続いて、「こんなに沢山の人に集まっていただき、本当に嬉しか。1月27日をもちまして、みなさんの手元に渡る『レジェンド&バタフライ』。是非受け取ってください」と博多弁を交えて挨拶した。今回の会場へは、初めて足を運んだという木村。集まった観客に対して、「みなさんが温かく受け入れてくださっていることが伝わってきて、本当に嬉しかったです」と感謝の想いを述べた。続く和田も、「ビビってます(笑)岐阜城の天守閣さながらのこの景色を眺められることが、夢のようです」と感極まった様子。レイニは、「こういったステージに立つこと自体が初めてなので、来てくださった方にも、(沢山の方を)集めてくださった木村さんにも感謝しています」と笑顔で語った。本作では、16歳から49歳という幅広い年齢の信長を、木村が全て演じているのだが、監督は「若い頃を演じる時は、とにかくはっちゃけてもらいたかった」と言い、「和田くんとレイニくんが頑張ってくれたことによって、思春期の高校生みたいな雰囲気が出たと思います」と、現場での三人の関係性を共有した。木村も「撮影だけど部活動的な空気がありました」と言葉を添えた。一方で、和田は木村について、「瞳の奥にハートしか見えないような、頼りがいのある兄貴という感じでした(笑)」と語った。さらにその後、博多の映画館で予定されていた一般向けの試写会にも、上映前にサプライズゲストとして登場した木村ら4人。興奮冷めやらぬ観客に、木村は「ひょっとすると、先程(JR博多駅前で)お会いできた方も中にはいるかもしれませんが、上映までの間、僕らと時間を過ごしていただければと思います」と声を掛けた。『レジェンド&バタフライ』福岡舞台挨拶より続いて、和田は「この作品に出会えたことが嬉しく、誇りに思います。そして、今隣に木村さんが立っていて、一緒に舞台挨拶に臨んでいることが信じられない気持ちです」と嬉しさを露わにし、「私は、(劇中で)殿に“犬”と呼ばれていたので、みなさんもこれから私のことを、“犬”と呼んでください」とユニークに挨拶。レイニは、「殿は小さい頃から憧れの存在なので、今回初めて一緒の現場で演じることができて、感無量でした。良ければ、今日僕のことを覚えて帰ってください」と謙虚にお願いし、監督は「この映画は、木村さんと綾瀬さんを中心に、和田くん、レイニくん、キャスト・スタッフが頑張って作りました。自信作になっています!令和にふさわしい、新しい信長の物語を是非、みなさんに持ち帰っていただきたいと思います!」とアピールした。木村の冒頭の挨拶で、イベント会場から駆けつけた方がいるかもしれないという話があったが、改めてMCから観客に問いかけると、多くの手が上がった。それには木村も、「思ったよりも多くてびっくりしました」と驚きの表情を見せた。そして、最後に木村は「2時間48分後、このスクリーンが真っ暗になって音だけになる瞬間があるんですけど、その時に、みなさんの愛しい人や大切な方をイメージしていただくことができたら、本作は成功なのかなと思っています。なので、是非、その瞬間を体感してほしいと思います」と、強くアピールをした。博多駅前と映画館、2カ所のサプライズを無事に成功させ、2日目のイベントも無事に終了した。【1月23日(月):京都】名古屋、岐阜、福岡と各地でサプライズを成功させた木村が、最後に向かったのは本作の撮影の拠点となった東映撮影所がある京都の地。織田信長を象徴し、織田家の家紋でもある【織田木瓜】の大きな旗や本作をイメージした豪華な装飾、実際に映画で使用された衣装など、『レジェンド&バタフライ』の世界観一色に染め上げられた映画館に木村と共に訪れたのは、信長の妻・濃姫を演じた綾瀬はるかと監督の2人。豪華に彩られた劇場内に、木村と綾瀬が和装で登場すると、まるで信長と濃姫が京都に戻ってきたかのような雰囲気を醸し出していた。公開を目前にし、京都凱旋となった気持ちを聞かれた木村は「京都という事で、劇中衣装を着付けてくれたスタッフの方が、今日再び着付けてくださりました。今日のためだけに作られた着物で、非常に感傷に浸っております」と、綾瀬は「1年前に京都で撮影をし、また今日こうして戻ってこれて、いよいよ皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることを感じて、とても嬉しく思っています」と答えた。『レジェンド&バタフライ』京都会見よりこの3日間、日本中をまわり宣伝活動を行ってきた木村と監督。3日間を振り返った木村は「非常に濃厚な時間を過ごしました。大友監督が全国を飛び回ってくださっているのを知っていたので、ようやく名古屋、岐阜、福岡、そして京都と参加することが出来ました。昨日の夜は、公開後にも観てくださった方たちと共に過ごせる時間を持ちたいよねという話を、監督として盛り上がっておりました」とコメント。監督は「特に今回の作品は、観た方々の熱量を凄く感じました。僕らが出てきても「まだ出てこなくていいよ。浸らせてくれよ」みたいな空気を感じました(笑)」とコメント。それに対して木村もすかさず、「映画を観終わった皆さんの、“もうちょっと、あの余韻を散らかさないでください”みたいな雰囲気をひしひし感じました」と、共感をしながら、作品の余韻に浸ってもらえる喜びを語った。さらに、時代劇とのゆかりの深い京都から、また新たな時代劇として誕生した本作。時代劇への想いについて聞かれた綾瀬は、「京都太秦では、私が生まれる前から名だたる作品に携わってきた方が着付けをしてくださったり、歴史を感じながら、先輩方と一緒にお仕事をさせて頂きました。セットも時代劇ならではで、今ではもうないようなものが沢山作られています。セットや着物、かつらだったり、そこに行くと急に戦国時代にワープしたような感覚にさせてもらえるようなところが、私が時代劇を大好きだなと思う部分です」と、時代劇について、そして京都の撮影所についての想いを語った。現地メディアからの質疑応答に入り、世界遺産の仁和寺をはじめ、京都にある多くの国宝や重要文化財での撮影の感想を聞かれると、綾瀬は「中々普段入れない場所で撮影させて頂いたのですが、メイクをしてお着物を着た状態で足を踏み入れると、グッとしまった空気感の中で、実際に生きていた人生の大先輩を演じさせてもらうことへの緊張感を良い意味で味わえる貴重な経験でした」と、さらに木村は「その時間をずっと過ごしてきたもの自体に勝る説得力はないですし、その当時から続いている歴史をもった京都の重要文化財や国宝を歩かせて頂くことによって、フィクションの現場にノンフィクションのエッセンスを与えてもらえたなと思います」と、京都の様々な国宝や重要文化財での撮影が、さらに作品に深みを与えたことを明かした。また、本作で“魔王”という異名を持つ織田信長と、“帰蝶”とよばれる濃姫を演じたことにちなみ、お互いの呼び名を聞かれると、咄嗟に綾瀬が「レジェタク」と答え、会場中はどっと温かい笑いに包まれる一面も見せた。綾瀬はるかそしてその後、劇場で作品を観終えたばかりの観客へ、サプライズ登場をした3人。作品への感動と、サプライズへの驚きで会場中から割れんばかりの拍手が舞い上がる中登場をすると、木村は「ようやくこの劇場で皆さんに手渡しすることが出来て嬉しく思っています」と、綾瀬は「一足先に皆さんに見て頂けて嬉しいです。ありがとうございます。会場があったかいですね……熱い。熱気を感じます。何か皆さまの心に届くものがあったら嬉しいなと思います」と、公開を今週末に控えた今の想いを語った。「ここ京都を中心に撮影をし、半年ぐらいかけて作り上げました。我々の目的は戦国時代を駆け抜けた信長と濃姫の生き方を皆さんに届けることでした」と、京都での舞台挨拶への想いを感慨深げに話した。そして舞台挨拶の中盤では、京都ならではのハプニングが。木村から「皆さんに是非ご紹介したいので、時間を頂いて宜しいですか?」と切り出すと、「現場で共に作業をしてくださっていた『レジェンド&バタフライ』の軍勢が客席に紛れ込んでいたので、皆さんにも是非ご紹介させて頂いて、作品を観てくださった皆さんからスタッフに、今一度拍手を頂けたらなと思います」と、客席にいる作品のスタッフを見つけ、急遽観客への紹介を始めた木村。「装飾の極並さんと、嶋さんです。このお二人が僕に甲冑を着せてくださり、すべての美術部が作り上げたセットに飾り付けをしていただいている方です。本当にありがとうございました」「続いて、この作品の闇に光を当ててくださいました、照明部のチーフの永田さん。そして、濃姫が敦盛を披露するシーンの所作をはじめ、劇中の登場人物の動きを統括してくださった所作指導の峰さんです。そして監督の指示を現場に伝えてくださった、助監督の柏木さん」と、次々とスタッフを紹介し始めると、綾瀬と監督も久しぶりに戦友に会えた喜びを噛みしめるように優しい笑顔をみせ、また紹介されたスタッフも照れながらも嬉しそうに挨拶をし、会場内には大きな拍手が沸き上がり、温かい空気に包まれた。木村拓哉続けて木村は、「他にも本当に沢山、紹介したいスタッフがいるのですが、僕らがこうやって現場で一つになって作り上げた映画です」と、誇らしくコメントした。そして最後に、綾瀬は「少しでも皆さんの心を動かす何かが届いていたら嬉しいです」と、木村は「沢山のスタッフに支えられて、共演者と一緒に監督のもと作り上げた作品です。公開日をもって皆さんのものになります」との強い想いを伝え、イベントは終了した。21日(土)~23日(月) の3日間、名古屋・岐阜・福岡・京都でのサプライズを、すべて無事大成功を収め、全国各地に笑顔と“レジェバタ旋風”を巻き起こした木村たち。公開はとうとう今週金曜日の1月27日。是非、本作の公開を楽しみにしていただきたい。
2023年01月24日