ジャムホームメイド(JAM HOME MADE)は、「ちいかわ」とのコラボレーションアクセサリー コレクションをジャムホームメイド東京店ほかで発売する。予約受付は2022年6月10日(金)12:00よりスタート。ジャムホームメイド「ちいかわ」のユニセックスネックレスユニセックスアクセサリーを展開する、日本のジュエリーブランド・ジャムホームメイドが「ちいかわ」とタッグを組み、男女で楽しめるネックレスを発売。イラストレーター ナガノが描く“ちょっと毒”のあるかわいいキャラクター「ちいかわ・ハチワレ・うさぎ」をモチーフに、3種類のネックレスを提案する。シルバー素材のネックレスは、3D データを活用することで、細部まで精巧に再現。キャラクターの持つ可愛さはそのままに、表情までもいきいきと作り込み、立体感のある仕上がりを叶えた。フルカラーモデルは、一つずつ手塗りで彩色したこだわりの仕様。「ちいかわ・ハチワレ・うさぎ」の愛らしさが際立ち、コーディネートのワンポイントになってくれるはずだ。さりげなく「ちいかわ」の世界観を楽しみたい人には、K10イエローゴールドのプレートネックレスがおすすめ。ちいかわを象ったペンダントトップは小さいのにきらめきがあり、華やかな首元を演出してくれそうだ。【詳細】ジャムホームメイド「ちいかわ」とのコラボレーションアクセサリー コレクション予約開始日:2022年6月10日(金)12:00取り扱い店舗:ジャムホームメイド東京店、公式オンラインショップ、ジャムホームメイド ZOZOTOWN<アイテム例>・ちいかわネックレス(シルバー) 9,900円サイズ:チェーン 40+10cm、トップ W8×H11×D8(mm)・ちいかわネックレス フルカラー(シルバー925) 15,400円サイズ:チェーン 40+10cm、トップ W8×H11×D8(mm)・ちいかわプレートネックレス(K10イエローゴールド) 27,500円サイズ:チェーン 36+4cm、トップ W5.5×H6×D1(mm)※フルカラー塗装は、低温焼き付け塗装にての彩色のため、経年変化する。使用状況によってはがれやすい場合あり。
2022年06月11日ファーファー(FURFUR)2022年プレフォールコレクションから「トワルドジュイコレクション」が登場。2022年6月10日(金)より全国のファーファー直営店ほかで発売される。ファーファー「トワルドジュイ」のクラシカルウェアフランス生まれのテキスタイル・デザイン「トワルドジュイ」をファーファーがアレンジ。淡いブルーやピュアなホワイト、優しいピンクなどをキーカラーに、クラシカルで上品に仕上げた。ファーファーオリジナルの「トワルドジュイ」テキスタイルを使用してデザインしたのは、全7型のアイテム。ふわっと広がるフリルが愛らしい「トワルドジュイブラウス」や、程よいボリューム感のあるティアードタイプの「トワルドジュイスカート」、胸元のリボンがポイントの「トワルドジュイワンピース」などがラインナップする。「トワルドジュイ」柄バッグ&ヘアアクセサリーも1枚で華やかに決まるアパレルに加えて、ミニサイズの「トワルドジュイ柄バッグ」やヘアアクセサリー「トワルドジュイカチューシャ」などの小物も展開。アパレルと小物を組み合わせたミックスコーディネートも、ロマンティックなスタイリングが楽しめておすすめなので、ぜひチェックしてみて。【詳細】ファーファー「トワルドジュイコレクション」発売日:2022年6月10日(金)取り扱い店舗:全国のファーファー直営店、公式オンラインストア、ウサギオンライン<アイテム例>・トワルドジュイブラウス 19,800円カラー:BLU / PNK / NVY / ROSE(EC限定)・トワルドジュイスカート 25,300円カラー:BLU / PNK / NVY / ROSE(EC限定)・トワルドジュイワンピース 30,800円カラー:BLU / PNK / NVY / ROSE(EC限定)・トワルドジュイ柄バッグ 12,100円カラー:BLU / PNK / NVY / ROSE(EC限定)・トワルドジュイカチューシャ 6,930円カラー:BLU / PNK / NVY / ROSE(EC限定)■ノベルティプレゼント「トワルドジュイコレクション」の発売を記念して、税込20,000以上購入者に「オリジナルスカーフ」プレゼント。カラー:ピンク、ブルー※数量限定の為、なくなり終了。※オフィシャルオンラインストアで購入の場合、カラーの選択可能。※ウサギオンラインで購入の場合、カラーは選択不可。
2022年06月05日『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で誕生したマルチバースの世界観の中で生まれた新たなマーベルのキャラクターをジャレッド・レトが演じた『モービウス』 が、6月8日(水)よりデジタル配信開始、7月27日(水)よりブルーレイ&DVDがリリース決定。特典映像シズルクリップ&予告編が解禁となった。自身と同じ血液の難病に苦しむ人たちを救うことに情熱を燃やす天才医師マイケル・モービウス。 人間としての尊厳を失わない自制心を持とうと葛藤する姿と、血への渇望を抑えきれないという二面性を持つ、 ヒーローでもヴィランでもない深みのあるキャラクターを演じるのは、徹底した役作りで知られ、『ダラス・バイヤーズクラブ』で第86回アカデミー賞助演男優賞を受賞したジャレッド・レト。同じ病気を抱える親友マイロ役で「ドクター・フー」「ザ・クラウン」などでも知られる英国俳優マット・スミスの怪演も見どころとなった。日本語吹替版も、モービウス役に「呪術廻戦」の五条悟役、『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役の吹替でも知られる中村悠一、 マイロ役には、「銀魂」の坂田銀時役などで知られる杉田智和と豪華声優が集結した。完全数量限定で発売する【日本限定プレミアム・スチールブック・エディション】には、全16種のポストカードが入ったポストカードブックレットとオリジナルステッカーを特製の透明デザインアウターケースに格納。また、NGシーンや、撮影の舞台裏を描いたメイキングなど、30分以上の特典映像を収録する。『モービウス』は6月8日(水)よりデジタルセル配信、6月22日(水)よりデジタルレンタル配信、7月27日(水)よりブルーレイ&DVD&UHD発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モービウス 2022年4月1日より全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2022年05月29日ブラジル発のアイアン・スタジオが贈る1/10スケールのスタチュー「バトルジオラマ・シリーズ」より、3種類のスパイダーマンが2023年1月に発売されることが決定した。アイアン・スタジオはブラジル発の玩具メーカー。高い造形技術とユニークなコンセプトが反映された製品で、世界中のコレクターの熱い注目を集めていおり、日本国内正規代理店を株式会社ホットトイズジャパンが務めている。発売が発表されたスタチューは、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に登場するスパイダーマン(インテグレーテッドスーツ)、映画『スパイダーマン』シリーズのスパイダーマン(ピーター2)、映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのスパイダーマン(ピーター3)を1/10スケールの3種類。それぞれが細部に至るまで精巧に造形され、すべてハンドペイントによって塗装が施されており、こだわり抜いた仕上がりとなっている。■リリース情報『スパイダーマン(インテグレーテッドスーツ)』2023年1月発売予定サイズ:高さ約19センチ定価:28,000円(税込) / トイサピエンス予約価格:23,800円(税込)取扱店:ホットトイズ フラッグシップ・ストア「トイサピエンス」ほか『フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン』2023年1月発売予定サイズ:高さ約20センチ定価:28,000円(税込) / トイサピエンス予約価格:23,800円(税込)取扱店:ホットトイズ フラッグシップ・ストア「トイサピエンス」ほか『アメイジング・スパイダーマン』2023年1月発売予定サイズ:高さ約24センチ定価:28,000円(税込) / トイサピエンス予約価格:23,800円(税込)取扱店:ホットトイズ フラッグシップ・ストア「トイサピエンス」ほか MARVEL (c)2022 CPII
2022年05月19日今年2月、Disney+で『スター・ウォーズ』ドラマを手掛けるようだといううわさが立ったジョン・ワッツ監督(『スパイダーマン』シリーズ)。先日、「Vanity Fair」誌によってそれが事実であることが確認された。ワッツ監督といえば、先月、新『ファンタスティック・フォー』から「スーパーヒーロー映画の製作から距離を置きたい」という理由で降板したことが報じられていた。ワッツ監督が手掛ける『スター・ウォーズ』ドラマの舞台は、「マンダロリアン」と同じく帝国崩壊後の『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』後の復興期だというが、詳しい内容については明らかになっていない。ワッツ監督は、『スパイダーマン:ホームカミング』で脚本を共に執筆したクリストファー・フォードとクリエイター&総指揮を務めるという。キャスティングは、11歳から12歳の子役4人を現在募集中。ルーカスフィルムの内部では、今作について「80年代のアンブリン(・エンターテインメント)の青春冒険モノの銀河版」と表現されているそうだ。(「80年代のアンブリンの青春冒険モノ」に相当する作品は、『E.T』や『グーニーズ』などを指すと思われる)。(Hiromi Kaku)
2022年05月18日“バラ”の限定イベント「ローズ フェスティバル(Rose Festival)」が、青山ファーマーズマーケットで開催。スケジュールは、2022年5月28日(土)・29日(日)の2日間限定となる。青山ファーマーズマーケットに、“バラの花”が大集合毎週土日、青山の国連大学前で開催しているファーマーズマーケットに、日本各地のバラが大集合。「ローズ フェスティバル」では、バラの生産者やフラワーアレンジメントのプロなど、バラを愛する人々とブースで会話を楽しみながら、お気に入りのバラを購入することができる。豊富な種類のバラを用意会場に集うバリエーション豊富なバラの花々は、クラシカルなものから、個性的なものまで実に様々。瑞々しくフレッシュなバラのブーケは、日頃の自分へのご褒美にはもちろん、大切な人へのギフトとしても喜ばれること間違いなしだ。プロによる花器の提案もなお「ローズ フェスティバル」は、2022年春・秋の2回の開催を予定しており、今回はフローリストによる花器の提案も実施。また日々の手入れのポイントなど、自宅でバラを気軽に楽しめるアドバイスも予定しているという。【詳細】ローズ フェスティバル開催日:2022年5月28日(土)・29日(日) 10:00~16:00場所:青山・ファーマーズマーケット住所:渋谷区神宮前5-53-70 国際連合大学中庭 ※入場無料
2022年05月14日スナイデル(SNIDEL)やファーファー(FURFUR)などによる限定ストア「ザ ドレス ラボ(THE DRESS LAB)」が、2022年5月11日(水)より順次、銀座三越 本館、大阪タカシマヤ、ジェイアール名古屋タカシマヤ、ルミネ新宿 ルミネ2に限定オープンする。スナイデルやファーファーの「プレミアムドレス」「ザ ドレス ラボ」は、スナイデル、ファーファー、フレイ アイディー(FRAY I.D)、リリー ブラウン(LILY BROWN)、ミラ オーウェン(Mila Owen)、スタイリング/(styling/)、セルフォード(CELFORD)とマッシュスタイルラボが手掛ける、7つのレディースブランドが参加する期間限定ショップだ。ショップでは、このストアでしかゲットできない限定ドレスをはじめ、ザ ドレス ラボのためにデザインされたバッグ、オーケージョンスタイルも楽しくコーディネートできそうなパーティーシューズなどを取り揃える。中でもイチオシは、プレミアムドレスと名付けられた、限定ウェアだ。スナイデルの「フリルプリーツドレス」は、線描タッチのフラワープリントを施した、フェミニンなプリーツドレス。袖元や襟元にあしらったフリルが、動くたびに揺れ動き、とびきり華やかな雰囲気を演出してくれる。軽やかなシフォン素材で、暖かなこれからの季節に最適。ウエストのリボンは前後どちらでも結べるので、気分に合わせて、スタイリングをチェンジして楽しむことができる。リリーブラウンの「ブライトレースドレス」は、大胆な肩のフリルが特徴的。ドレスのボディには、透け感のあるファブリックを使用して、ゴールドの刺繍をプラスすることで、リリーブラウンらしいヴィンテージテイストに仕上げている。フレイ アイディーの「エンブロイダリードレス」は、オリジナルのレースを贅沢に使用したエレガントなロングドレス。シックなレッドカラーはモードな印象をもたらしてくれるので、オケージョンドレスとしても活躍してくれそうだ。また、きらきらと輝くジャカード素材で仕立てた、ファーファーの「ブライトドレス」も注目だ。ジャガードだからこその立体感のあるシルエットで、ラグジュアリーなスタイルを叶えている。キャミソールタイプのドレスと、カシュクール風のトップスがセットになったアイテムなので、レイヤードして楽しむのはもちろん、それぞれ単体でも着用可能だ。【詳細】ザ ドレス ラボ参加ブランド:スナイデル、ファーファー、フレイ アイディー、リリー ブラウン、ミラ オーウェン、スタイリング/、セルフォード■開催スケジュール・2022年5月11日(水)~5月17日(火)場所:銀座三越 本館 3F GINZAステージ住所:東京都中央区銀座4丁目6-16TEL:03-3562-1111(大代表)・5月18日(水)~5月24日(火)場所:大阪タカシマヤ 1F グッドショックプレイス住所:大阪市中央区難波5丁目1-5TEL:06-6631-1101(大代表)・5月25日(水)~5月31日(火)場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 5F ローズパティオ住所:愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-4TEL:052-566-1101 (大代表)・5月25日(水)~6月7日(火)場所:ルミネ新宿 ルミネ2 2F ミラ オーウェン前イベントスペース住所:東京都新宿区新宿3丁目38-2TEL:070-1580-2627※ウサギ オンラインでは、5月11日(水)~6月7日(火)販売。※ウサギ オンライン ストア 柏高島屋店<5月11日(水)~5月17日(火)>、ラフォーレ原宿店<5月18日(水)~5月24日(火)>、横浜ジョイナス店<5月25日(水)~5月31日(火)>でも販売。取扱いブランドはショップによって異なる。■アイテム例・スナイデル「フリルプリーツドレス」22,990円・フレイ アイディー「エンブロイダリードレス」49,500円・リリーブラウン「ブライトレースドレス」25,960円・ファーファー「ブライトドレス」37,950円■ノベルティプレゼント開催期間中、ドレスを購入すると、ザ ドレス ラボイベント限定の「オリジナルサブバッグ」をプレゼント。※ピンク、ネイビーから1色選択可能。※数量限定のため、各ストアなくなり次第終了。
2022年05月14日トム・ホランド主演の『スパイダーマン』三部作のメガホンを取ったジョン・ワッツ監督が、リブート版『ファンタスティック・フォー』から降板したことが明らかになった。「Variety」誌によると、理由は「スーパーヒーロー映画の製作から離れたいから」だという。ワッツ監督は「3本の『スパイダーマン』映画を作ったことは、信じがたいほど最高で、私にとって人生を変えるような経験になりました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に7年間も関わることができたことに、永遠に感謝します。また一緒に働けるといいですね。『ファンタスティック・フォー』の素晴らしいヴィジョンが形になるのを見るのが待ち遠しいです」とマーベルに謝意を表した。Photo by Kevin Winter/Getty Imagesまた、マーベルのケヴィン・ファイギ社長は「『スパイダーマン』映画でのジョンとのコラボレーションは、本当に楽しいものでした。MCU作品となる『ファンタスティック・フォー』で、引き続き彼とコラボするのを楽しみにしていましたが、彼が退く理由を理解し、サポートします。今後、またいつか一緒に仕事をする機会があると思っています」というコメントを発表。ワッツ監督は今後、ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピットがライバル関係にあるフィクサーを演じるApple Studiosの映画で監督・脚本を務めることが決まっている。また、『ファイナル・デスティネーション』シリーズの最新作もプロデュース予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・フォー 2015年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2015 MARVEL & Subs. © 2015 Twentieth Century Fox
2022年05月02日マルチバースの扉が開き、歴代スパイダーマンとヴィランが集結した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。そのブルーレイ&DVDの発売に合わせ、本編の冒頭10分もの映像が特別公開された。本作は、トム・ホランドが主演を務める映画『スパイダーマン』の『ホーム』シリーズ第3弾。世界中に正体を知られてしまったピーター・パーカー/スパイダーマンの依頼を受けたドクター・ストレンジが、危険な呪文を唱えたことでマルチバースの扉が開き、過去シリーズに登場したヴィランたちが別次元から集結してピーターに襲い掛かるストーリーが描かれた。さらに、『スパイダーマンTM』からトビー・マグワイア、『アメイジング・スパイダーマンTM』からアンドリュー・ガーフィールドも登場し、歴代の3人のスパイダーマンによる奇跡の共闘も実現し、圧巻のストーリーが展開する。なお、本作をみんなで一緒に楽しむ同時視聴企画「マルチバース・ウォッチパーティー」が5月2日(火)19時より開催決定。美川憲一や狩野英孝、VTuberグループ「にじさんじ」所属のメンバーなど豪華ゲストが参加。本作の公式Twitterでの実況をはじめ、ゲスト陣のYouTubeチャンネルで一斉に同時開催される。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はデジタルセル&レンタル配信中。ブルーレイ&DVDは発売中、5月3日(火・祝)にレンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年04月27日『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描く『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』より、予測不能なマルチバースや、秘められた物語の一端についてキャストや監督が語る特別映像が公開された。主演のベネディクト・カンバーバッチは、“マルチバース”について「ワクワクするよ。マーベルの新たな次元の扉が開く」と壮大な物語であり、今後のマーベルに多大な影響を及ぼしていくであろうことを示唆する。さらに、アベンジャーズ最強の魔女ワンダを演じたエリザベス・オルセンも「別のユニバースに飛び込むんだけど、マルチバースは禁断の世界だった」と言い、ウォン役のベネディクト・ウォンも「未知の領域だ。観客は息をのむはず」と期待を煽りつつ、「新たなキャラクターが続々と登場する」とも明かしている。一方、サム・ライミ監督は「多様なユニバースを描くには物語が壮大でないとね」とマルチバースの世界観を解説しつつ、苦戦して作り上げた様子。新映像では、街一帯を封鎖して撮影しているようなメイキング風景もみられ、壮大なスケール感に期待が高まる。さらに、「最強のヒーローたちが共演するんだ」「大興奮してもらいたい!ファンが望むものを届けたいんだ。予想外の形でね」とコメントも寄せている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年04月25日アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019)の続編となる『Spider-Man:Across the Spider-Verse』(原題/スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース)』の全米公開日が2023年6月2日に延期、それに伴い、日本公開も2023年になることが発表された。『スパイダーマン:スパイダーバース』のフィル・ロード&クリストファー・ミラーコンビが再び脚本を手がける本作。今回、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが全米公開日を2022年10月7日から2023年6月2日に変更。日本の公開も2023年となり、公開日は決定次第、発表されることになった。また、その続編となる『Spider-Man:Across the Spider-Verse Part II』(原題/スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース パート2)の全米公開日は、2024年3月29日となっている。『Spider-Man:Across the Spider-Verse』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月21日トム・ホランドがスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるシリーズの第3弾『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のデジタルレンタル配信が本日4月13日(水)よりスタート。さらに、4月27日(水)のブルーレイ&DVD発売に先駆け、ブルーレイに収録される特典映像「NGシーン」の一部が公開された。本作は、トムが主演を務める映画『スパイダーマン』の『ホーム』シリーズ第3弾。ドクター・ストレンジによってマルチバースの扉が開かれ、過去シリーズに登場したヴィランたちが別次元から集結してピーターに襲い掛かるストーリーが描かれる。さらに、『スパイダーマン』からトビー・マグワイア、『アメイジング・スパイダーマン』からアンドリュー・ガーフィールドも登場し、歴代の3人のスパイダーマン/ピーター・パーカーによる奇跡の共闘も実現した。今回公開された映像では、トムやゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジェイコブ・バタロンはもちろん、トビー、アンドリューらのNGシーンが収められており、シリーズ3作目だけにいっそう和気あいあいとした撮影現場の雰囲気が見て取れ、トムが逆さ吊りになっているキャストにキスをしようとするなど、サム・ライミ監督版のオマージュと思われるようなシーンも。また、ドクター・ストレンジ役のベネディクトが雪の上に舞い降りようとして、何度も着地に失敗したり、アンドリューに背後から抱きしめられるトビーが状況に堪えきれず笑ってしまう場面など、クスっと笑えるシーンも満載だ。今回公開された映像のほかにもブルーレイ&DVDには、本編に隠された小ネタを紹介する「イースター・エッグ紹介」や、歴代スパイダーマンを演じたトム、トビー、アンドリューの3人の貴重なインタビュー、メイキング映像など、見どころ満載の特典映像が盛り沢山となっている。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はデジタルレンタル配信中。ブルーレイ&DVDは4月27日(水)発売、5月3日(火・祝)にレンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年04月13日『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』など破格のメガヒット超大作により次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオが新たにおくる最新ドラマシリーズ『ムーンナイト』が3月30日16時よりディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信を開始した。本作はMCU史上、最もミステリアスな闇のヒーローを描いた作品。ムーンナイト役の日本版声優に抜擢されたのは、『呪術廻戦』のパンダ役や『鬼滅の刃』の不死川実弥役などで知られる大人気声優の関智一だ。この度、数々の MCU作品で吹替を務めてきた関が、「ムーンナイトはMCUの世界を更に拡げてくれる作品」と、異色のヒーローの魅力を語った。2008年に公開された『アイアンマン』から約14年間、世界中で愛され続けてきたMCU。関はこれまで『アントマン&ワスプ』でヴィランのソニー・バーチ役、『ブラック・ウィドウ』でブラック・ウィドウの友人リック・メイソン役の吹替を担当するなど数々のMCU作品に参加。作品を身近なところで見てきたからこそ「ひとつひとつが独立して楽しめるように出来ているし、ひとつ見れば他の作品も気になってくる仕掛けも沢山あります!」と様々な楽しみ方があることを明かしている。そんな関は、MCU作品で念願だった主人公役の抜擢に喜びを見せており「広くて深いMCU世界の一員になれたことが僕も嬉しいです。『ムーンナイト』はMCUの世界を更に拡げてくれる作品なので、是非楽しんでいただけたらと思います。」と、ムーンナイトという多重人格の異色ヒーローが、数々の物語を生み出してきたMCUに与えるであろう影響について示唆。ムーンナイトはこれからのMCU作品でも活躍していくのか?今後の動向にも期待したい。関が演じたのは、国立博物館のギフトショップで働く“穏やかな性格”の主人公スティーヴン・グラントとスティーヴンの中に潜む“暴力と残虐性に満ちた人格”のマーク・スペクター。マークに“ある力”が宿る時、一目でその凶暴性が伝わってくるほどの迫力を備えた<ムーンナイト>が誕生するのだが、関は「多重人格者で、温厚なスティーヴンの人格で情報収集や分析をし、クールなマークの人格で敵を容赦なく倒す!そんなギャップが魅力のヒーローがムーンナイトです」とムーンナイトの魅力を語る。脚本家チームの一人、スレーターは「彼は自分の心との戦いに明け暮れている男でもあるんだ。マーベルファンが期待するアクションとユーモアはそのままに、このキャラクターの精神的な葛藤によって、真に説得力のある人物像が描けたと思う。」と、心の葛藤が描かれたマーベル初の“闇”のヒーローに自信を見せており、ムーンナイトの活躍ぶりに期待が高まっている。『ムーンナイト』3月30日(水)16時よりディズニープラスにて独占配信開始
2022年04月01日『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描くファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。この度、主要キャラクターを吹き替える日本版声優陣の続投が発表された。主人公は、元天才外科医で、上から目線の最強の魔術師ドクター・ストレンジ。時間と空間を変幻自在に操る圧倒的な能力と知性で世界を救ってきた人物だ。ベネディクト・カンバーバッチの声を長年にわたり担当し、今作でもドクター・ストレンジの声を担当する三上哲は「プレッシャーも有りますが、ワクワクの方が強いです」と意気込み、ストレンジの底知れぬ魅力について「魔術師としての圧倒的な能力による強さ、そして知性も魅力ですが、上から目線なだけではなく、相手の気持ちに寄り添い共感するところや、少し抜けているところ、弱い部分があるところなど、まさに人間性もマルチバースなところが彼の魅力だと思います」と彼の人間味を解説。本作で描かれるのは、ストレンジの前に現れた、無限の可能性が存在するパラレルワールド“マルチバース”『ノー・ウェイ・ホーム』を経て、マルチバースから新たな脅威が迫る中、最凶の魔術を操る邪悪なもう一人のストレンジが立ちはだかることに。また、ストレンジの元恋人で医師のクリスティーン・パーマー役を、松下奈緒が引き続き演じる。松下さんは「ストレンジとクリスティーンに会える!前回に続きクリスティーンの声として再び参加させて頂けること、とても嬉しく思っております」と喜びつつ、「2人の関係性も気になるところですが、今回はどんな敵とどんな闘いが待ち受けているか、とても楽しみです」と期待を語る。ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役を演じるのは、長年ワンダを演じている行成とあ。「エイジ・オブ・ウルトロンからもう7年も経つんですね。彼女のこれまでの心の変化が本作ではどのような形で描かれるのか楽しみでもあり、これ以上傷ついてほしくないなぁと心配でもあり…」とワンダの感情に寄り添いつつ、喜びを露わにする。さらに、ストレンジの盟友・魔術師ウォンを田中美央が続投。「待ちに待ったドクター・ストレンジの2作目!1作目の最終カットから続きが気になって気になって、ウズウズしておりました。数々の戦いを経て今やウォンも至高の魔術師、ソーサラー・スプリームです。勇ましく戦う姿もですが、個人的には毎度クスッと笑わせてくれるキュートな一面も楽しみで仕方ありません」とコメント。そして小野大輔は、約5年ぶりにストレンジのかつての兄弟子モルドを演じる。「またモルドを演じられることを嬉しく思います。1作目のラストでドクター・ストレンジとは別の道を歩み始めたモルド。彼は本作でどんな役割を担い、どんな未来へと進むのか。マルチバースというワードに無限の可能性を感じ、今からワクワクしています」と心境を明かしている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年03月31日“ハリウッドの破壊王”の異名をとるマイケル・ベイ監督のもとで、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のジェイク・ギレンホール、『アクアマン』『マトリックス レザレクションズ』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世が共演した『アンビュランス』。本作で2人が演じるのは、犯罪に手を染めてしまい、逃走する中で絆が試される血の繋がらない兄弟。彼ら以外にも、麻薬事件の真相を追う刑事やエイリアンを監視する極秘組織のエージェント、敵対する国同士のスパイなど、一見水と油のような2人が危機に立ち向かう姿を描く様々なバディ作品はこれまで何作も生み出されてきた。そこで今回は、ぶつかり合いながらも何だかんだ息の合ったコンビネーションを見せるバディ映画に注目した。▼『バッドボーイズ』(1995)マイケル・ベイ監督の初メガホン作。麻薬盗難事件を追う刑事コンビの活躍を描いた痛快アクションで、マイアミの警察内部にて押収していた1億ドル相当のヘロインが盗難に遭い、マーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)は外部にこのことが漏れる前に、72時間以内に事件を解決しなければならなくなる…!同作では、ポルシェを乗り回す独身貴族のマイクと、妻第一の既婚者マーカスという対照的なコンビが繰り広げるテンポのいいセリフの掛け合いや、息ぴったりなアクションでストーリーが展開され、主演を務めたウィル・スミスとマーティン・ローレンスを一躍スターダムにのし上げた。▼『メン・イン・ブラック』シリーズ地球上のエイリアンを監視する極秘組織MIB捜査官の活躍を描くSFコメディシリーズ。MIBのエージェント“K”をトミー・リー・ジョーンズが演じ、ウィル・スミス扮するニューヨーク市警から組織のエージェントとなった“J”との息の合ったコンビネーションが見どころとなり、年長でシリアスな“K”と、お調子者でツッコミ上手な“J”の組み合わせを絶妙に描いた。これまでシリーズ第1作目の『メン・イン・ブラック』(1997)をはじめ計4作品が公開され、4作品目となる『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)では、クリス・ヘムズワース演じるチャラ男風な先輩エージェントの“H”と、テッサ・トンプソン演じるエリート新人女性エージェントの“M”という性格が折り合わないシリーズ初の男女コンビで大きな話題を集めた。▼『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015)東西冷戦の真っただ中の1960年代前半を舞台にしたスパイアクション。CIAエージェントとKGB工作員が、世界を巻き込む一大テロ事件を止めるために手を組むことに。やり方も考え方も何もかも真逆のコンビが世界を股にかけ、鍵となる失踪したドイツ人科学者探しに奔走するが…果たして彼らは世界を救えるのか!?フィクションだからこそ実現した禁断のコンビは、互いに疑い合いながらもやがて信頼関係を築き、謎の陰謀に挑む。▼『アンビュランス』公開中妻の手術費を工面するため、元軍人のウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)が血のつながらない兄ダニー(ジェイク・ギレンホール)のもとへ数年ぶりに尋ねると、急遽3,200万ドルを奪う銀行強盗に参加することに。しかし犯行は当初のもくろみ通りにいかず、追い詰められた2人が逃走用に乗り込んだのはなんと救急車!しかも、そこにはウィルに撃たれてしまった瀕死の警官と救命士(エイザ・ゴンザレス)が乗り合わせていた…。正義感を強く持っていながらも、病に侵される妻と産まれたての子どもを守りたい一心で犯罪に手を出してしまう弟のウィルと、血の繋がらない弟を心から思う一方でときに直情的にもなり、犯罪者の顔を露わにする兄のダニー。異なる性格であるものの小さい頃から苦楽を共に過ごしてきた兄弟2人が警察やFBIから追われる身となる絶体絶命の中、苦肉の策を講じながらこの危機をどう乗り越えるのか。過激なカーアクションやド迫力な爆破シーンでも知られるベイ監督の最新作としても注目だ。『アンビュランス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンビュランス 2022年3月25日より全国にて公開© 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年03月27日『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で最も感動した場面は? と聞かれたら、アンドリュー・ガーフィールドが演じた『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ(12、14)版ピーター・パーカー/スパイダーマンにまつわるシーンを挙げたくなる。同作のデジタル配信とBlu-ray&DVDリリースの発表と同時に解禁された、3人のスパイダーマン集結のメイキング映像での一部でも、いたずらっぽい笑みを浮かべ、かなり楽しそうな様子だったアンドリュー。3人の中で唯一、3部作にはならず2作で打ち切りとなった『アメイジング・スパイダーマン』には、ファンと同じように彼自身にも何らかのしこりが残っていただろう。しかし、近年の彼の活躍ぶりは目を見張るばかりで、なんと本年度のアカデミー賞では自身2度目の主演男優賞候補となったNetflix映画『tick, tick... BOOM!:チック、チック…ブーン!』、主演女優賞にノミネートされているジェシカ・チャステインの夫役を演じた『タミー・フェイの瞳』、そして視覚効果賞候補の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』と3作品に絡んでいる。その劇中でも繰り返されたように、アンドリューはこれまでも、いままでも“アメイジング”な俳優なのだ。多感で繊細な青年がハマり役に!演技力で注目される1983年アメリカ・カリフォルニアで生まれ、イギリスへ移住し、両国の国籍を保持しているアンドリュー。高校卒業後はローレンス・オリビエやジュディ・デンチ、キャリー・フィッシャーらを輩出した名門演劇学校セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで学び、舞台俳優としてキャリアをスタートさせる。2007年、ロバート・レッドフォードが監督した『大いなる陰謀』で劇場長編映画に初出演、イラク・アフガン戦争中のアメリカ、“どこか遠くで起きている出来事”に無関心な若者の代表格といえる弁の立つ大学生トッドを演じた。『大いなる陰謀』映画初主演を飾ったTV映画『BOY A』(07・日本では劇場公開)は長い刑期を終えた24歳の青年が生き直す物語で、英国アカデミー賞(BAFTA)TV部門主演男優賞を受賞し、絶賛を受ける。現在、権利面の関係なのか配信サービスで観ることは叶わないが、アンドリューの目元や口元に感情が宿る繊細な演技はファンならば必見である。その後も、ヒース・レジャーの遺作でジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルがその代役を演じた『Dr.パルナサスの鏡』(09)ではサーカス団の多感な青年アントン役に。かと思えば、英国ヨークシャーを舞台にしたダークミステリー3部作の1作目『レッド・ライディング I :1974』(09)で、連続少女失踪事件を追いながら闇に飲まれていく若き新聞記者役に挑んでいる。『わたしを離さないで』それまで知る人ぞ知る存在だったアンドリューを一躍有名にしたのが、Facebookの創始者マーク・ザッカーバーグの親友エドゥアルド・サベリン役を演じたデビッド・フィンチャー監督『ソーシャル・ネットワーク』(10)と、キャリー・マリガン&キーラ・ナイトレイが共演したカズオ・イシグロ原作『わたしを離さないで』(10)だ。特に『ソーシャル・ネットワーク』ではそれまでの役柄を踏襲するような煮え切らない心優しい青年から、マーク(ジェシー・アイゼンバーグ)に翻弄され感情を爆発させるシーンが印象的だった。2014年に出演した「Arcade Fire」のMV「We Exist」すべては『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で癒されたこうして高い評価を得たアンドリューは、『(500)日のサマー』マーク・ウェブ監督が手がける『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに大抜擢される。すでに20代後半だったアンドリューには「ピーター・パーカーとしては年をとりすぎている」という意見もあったというが、彼はその確かな演技力によって、写真やメカいじりが得意で優れた科学の才能を持った(+少々おしゃべりで)、ヒーローとしては未成熟なピーター・パーカー/スパイダーマンを見事に演じてみせた。だが、『アメイジング・スパイダーマン』第3弾はマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズの提携から白紙に。興行成績が前シリーズに比べて及ばなかったことや、話題を呼んだ恋人グエン・ステイシー役のエマ・ストーンとの交際に終止符が打たれたこともあり、『アメイジング・スパイダーマン2』のラストそのままにほろ苦さが残る結果となってしまう。そのモヤモヤは今回の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でMJ(ゼンデイヤ)をキャッチして無事着地できたのだから、すべて吹っ飛んだと言っていいだろう。いや、ネッド(ジェイコブ・バタロン)が描いた魔法円からアンドリューのピーター・パーカーが現れたその瞬間に(続くトビー・マグワイアのピーター・パーカーも)、そんな心のしこりはすべて消え去っていたのだ。米「Variety」にアンドリューが語ったところによれば、製作のエイミー・パスカルとケビン・ファイギ、監督のジョン・ワッツから連絡を受けた際、1スパイダーマンファンとして「同じフレームに3人のスパイダーマンが登場する」というアイディアだけで出演を決めるのに十分だったというアンドリュー。MJとのシーンは“アンドリュー”ピーターにとって「人生最大のトラウマの瞬間を癒すものになった」と打ち明けており、ピーターとしてきちんと区切りがついたことに何度も感謝を口にしている。自身をスパイダーマンの“次男”だといい、劇中で「愛してる」と“長男”トビーと“三男”トム・ホランドにふいに言ったのは、本心からのアドリブだった。アンドリューは再びスパイダーマンを演じることにも前向きというが、人生の苦みを知った等身大の“アンドリュー”ピーターをもう一度観てみたい気もする。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』デジタル配信中 / 4月27日(水)ブルーレイ&DVD発売『アメイジング・スパイダーマン』には、橋にぶら下がった車から男の子を助ける際「大丈夫だよ、普通の男だよ」とマスクを取ってみせるシーンがあった。まさにアンドリュー自身も一見ごく普通の男性に見えても、決してブレることのない信念を持つアメイジングな人物の数々を演じてきている。『沈黙-サイレンス-』(16)マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説「沈黙」を映画化。『スター・ウォーズ』新シリーズに抜擢されて注目を集めていたアダム・ドライバーや、窪塚洋介、イッセー尾形ら日本人キャストとも共演し、江戸時代初め、キリシタン弾圧を行う日本を訪れた宣教師に扮した。過酷な試練の中で、何度問いかけても神の沈黙は続く。不寛容さについても深く考えさせられる1本。『ハクソー・リッジ』(16)メル・ギブソン監督による沖縄戦を舞台にした戦争ドラマ。幼少期からの家庭での経験によりキリスト教の教え「汝、殺すなかれ」を貫き、武器を持つことを放棄した実在の衛生兵デズモンド・ドスを熱演。2作続けて壮絶な状況下で神と対話する男を演じたが、今作でアカデミー賞に初ノミネートされる。『ブレス しあわせの呼吸』(17)『ブリジット・ジョーンズの日記』のプロデューサー、ジョナサン・カヴェンディッシュが両親の実話を自らプロデュースして映画化。初監督のアンディ・サーキスがシリアスさを控えめにし、軽やかな作品に仕上げた。28歳でポリオに感染し、首から下が麻痺した主人公ロビンを演じるべくアンドリューもほぼ寝たきり、座りっぱなしで演じきった。『メインストリーム』(21)ソフィア・コッポラの姪、ジア・コッポラが監督。アンドリュー自身も製作に名を連ねる今日的な問題作。神と対峙する敬虔な者を演じてきた彼は、今作では遊び感覚で始めた動画がバズり、カリスマ的人気を得るYouTuber・リンクを怪演。マヤ・ホーク演じるフランキーとキュートな恋を繰り広げる前半と、“神”にでもなったつもりの後半ではまるで別人のよう。『タミー・フェイの瞳』(21)ディズニープラスにて配信中天才的な話術を持つキャラクターが、なぜこうもハマるのか。Disney+(ディズニープラス)の「スター」にて配中の今作では、1970年代から80年代にかけてキリスト教福音派の伝道師としてTVで活躍していたジム・ベイカー役に。妻タミー・フェイの寛容なメッセージと独特の歌声も合わせて大人気となった夫婦は、金銭的な不正やジムの性スキャンダルでその帝国が崩壊していく。アカデミー賞ノミネートチームによる特殊メイクでタミーそっくりに変身したジェシカとともに、笑顔で胡散臭さを振りまくジムにも注目。『tick, tick... Boom! チック、チック…ブーン!』(21)Netflixにて配信中舞台で鍛えられ、2018年のナショナル・シアター・ライブ「エンジェルス・イン・アメリカ」では80年代のニューヨークを舞台にHIV/エイズに侵された人々の人間ドラマに参加し、トニー賞演劇主演男優賞に輝いたアンドリュー。そんな彼がリン=マニュエル・ミランダ初監督作で、ブロードウェイのロングヒットミュージカル「RENTレント」を生んだ作曲家ジョナサン・ラーソンを演じることになるとは運命的である。多くの言葉と音楽を抱えていながらも“書けない”苦悩や、現実的な締め切りとクリエイターとしてのタイムリミット、恋人との心の距離、友人の病などが時計の秒針のようにジョナサンを追い詰めていく。ほぼ歌うか、踊るか、話すか、泳いでいるかのアンドリューの入り込みように圧倒される。そして次なる“舞台”は、ミニシリーズだ。ベストセラーノンフィクションを基にした米Huluのクライムスリラー「Under the Banner of Heaven」(原題)では刑事役に挑み、『フレッシュ』のデイジー・エドガー=ジョーンズと共演する。これまでとはまた違ったアンドリューのアメイジングな一面を目にすることができそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:大いなる陰謀 2008年4月18日より日劇1ほか全国にて公開© 2007 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.アメイジング・スパイダーマン2 2014年4月25日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013 CTMG. All Rights Reserved.【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-沈黙−サイレンス− 2017年1月21日より全国にて公開© 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.ハクソー・リッジ 2017年6月24日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016ブレス しあわせの呼吸 2018年9月7日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reservedスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.メインストリーム 2021年10月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 Eat Art, LLC All rights reserved.
2022年03月26日全米累計興行収入歴代3位、全世界累計興行収入歴代6位を記録、20年続くスパイダーマン映画シリーズをリスペクトする作品となった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。この度、本作のデジタル配信とBlu-ray&DVDリリース決定にあわせ、3人のピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたトム・ホランド、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドの貴重なメイキング&インタビュー映像が公開。さらに、3人のスパイダーマンの共闘シーンも描かれた初出しの新予告映像も解禁された。この度公開されたのは、本作のBlu-ray&DVDに収録される特典映像「スパイダーマンたちの対談」の一部。本作で初めて共闘が実現した3人のピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたトム・ホランド、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドの貴重なメイキングとインタビューが収められている。本作は、トムが主演を務める映画『スパイダーマン』の『ホーム』シリーズの第3弾。世界中に正体を知られてしまったピーター・パーカー/スパイダーマンの依頼によって、ドクター・ストレンジが危険な呪文を唱えたことでマルチバースの扉が開き、過去シリーズに登場したヴィランたちが集結、ピーター・パーカーに襲い掛かるストーリーが描かれる。さらに、『スパイダーマン(TM)』のトビー、『アメイジング・スパイダーマン(TM)』のアンドリューが演じるスパイダーマンも登場し、3人のスパイダーマンが共闘するというマルチバースの誕生による新たな物語が展開する。映像では、3人揃って行った写真撮影について「スーツ姿で踊った。抱き合った」と語るアンドリュー。一方でトムは、「スパイダースーツの2人との写真撮影は最高だった」と、スパイダーマンを演じた先輩にあたるトビーとアンドリューの2人との共演に喜びをにじませる。さらに、「全身スーツに身を包むのがつらいと感じる時もある。でもスーツに慣れてくると楽しいものだよ。ヒーローの実感が湧いて体のキレがよくなる。今回はまだ慣れないな」と話すトビーに対し、「ウソだ」「すぐに慣れてたくせに」と息ピッタリにツッコミを入れる2人。それを受けたトビーが、「そうかもね。うまく説明できないけど本能だね。何かが解放された」と笑いながら話すと、アンドリューも笑いを堪えられず大爆笑するひと場面も。本作で夢の共演を果たした3人が、写真撮影の現場で踊り、ふざけ合う姿など、ファンが待ち望んでいた映像を見ることができる。さらに、その3人のスパイダーマンが共闘する初出しシーンが収められた新予告映像には、3人のスパイダーマンが自由の女神像の上に集結して敵に立ち向かうシーンや、窮地に立たされた3人の笑いを誘う掛け合いなど、必見のシーンが収められている。【日本限定プレミアム・スチールブック・エディション】が完全数量限定で発売決定この豪華版商品は、マルチバースの中にスパイダーマンが浮き上がるような臨場感を感じるデザインの日本限定スチールブックに、好きなポストカードに入れ替えることも可能なマルチバースデザインの特製ポストカードケース、オリジナル・トレーディングカード全8種など豪華特典を封入。さらに、スパイダーマンスーツ型の特製BOXアウターケースに、限定デザインの本編ディスク(2種)、50ページのボリュームを誇るブックレットを格納。ブックレットは、本作の見どころを語る製作陣のプロダクションノートや、日本屈指のアメコミ映画ライターである杉山すぴ豊氏による独占コラム、ワールドプレミアの模様や過去作スパイダーマンの振り返りなど、スパイダーマン映画の20年の歴史も感じることができる見応え十分もの。ここでしか手に入らない超豪華仕様商品となっている。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は3月23日(水)よりデジタル配信開始、4月27日(水)Blu-ray&DVD発売、5月3日(火・祝)よりBlu-ray&DVDレンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年03月18日『アベンジャーズ/エンドゲーム』から『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』まで次々とエンターテイメント史を塗り替えるマーベル・スタジオが新たに贈る最新オリジナルドラマシリーズ「ミズ・マーベル」が、6月8日(水)よりDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信決定。“親愛なる隣人”らしさも感じさせるキービジュアルと、“アベンジャーズオタクの女子高生”カマラ・カーン=ミズ・マーベルの能力が垣間見える予告編が解禁となった。本作の主人公は、アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)。彼女は勉強、趣味、そして恋に夢中になる女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。こんな自分でも「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはずーー」切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、想像していたことが現実に!夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず...と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったゆえに、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威...。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する姿は、まさに“親愛なる隣人”スパイダーマンをも思い起こさせ、誰もが共感し、応援したくなる新たなマーベルヒーローの姿が描かれる。解禁された予告編では、ザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」に乗せ、“とある腕輪”を装着したカマラが超ビッグなパンチを繰り出したり、盾らしき武器を作り出したり、空中で大ジャンプを繰り出したりと、ミズ・マーベルとして強力なパワーを発揮している姿も描かれている。本作でカマラ・カーン=ミズ・マーベル役に抜擢されたのは、ケヴィン・ファイギ率いる製作陣が「カマラそのものだ」と満場一致で選んだイマン・ヴェラーニ。彼女は本作がデビュー作となり、今後公開予定のキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)が主人公の映画『The Marvels』(原題)でも主要キャラクターとして出演、ハリウッドの超新星とされている。脚本・製作総指揮を務めるのは「セックス・エデュケーション」のビシャ・K・アリ。監督は『バッドボーイズ フォー・ライフ』のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー、2度のアカデミー賞受賞経験を持つシャルミーン・ウベード=チナーイ、「ウォーキング・デッド」「YOU ー君がすべてー」のミーラ・メノンら個性豊かな製作陣が参加している。「ミズ・マーベル」は6月8日(水)16時よりディズニープラスにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月16日■前回のあらすじ料理を持ち寄る約束にも関わらずポテチ2袋でランチパーティーに参加した薫。しかも食べるだけ食べて帰ってしまう。麻衣と久美は、過去の薫の行動から、すべてワザとだったのではないかと疑い始めるのだった。 >>1話目を見る 薫さんの家には、私も久美さんも手土産を持参。今回は持ち寄りではなかったので、会費制で問題ないと思っていました。提供してくれた料理は、出来合いの揚げ物とおにぎりとシューマイ、ポテトサラダ、そしてスナック菓子…。どうしてこれで1家族5千円もするの!?薫さんの家は大人ふたりに子どもふたり。小さい子ども連れの私たちふたりと同じ金額なのもモヤモヤするし、レシートを見せてくれないのもモヤモヤ…。しかし、薫さんの旦那さんから「もうお開きにしたいから帰ってほしい」と言われ、私と久美さんは5千円ずつ支払って帰ることに…。私と久美さんは帰り道で、「私たちってセコイ?」と悩むことになったのです…。次回に続く(全5話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ まりお
2022年03月15日白井晃が演出した『マーキュリー・ファー』の場面が進む。その半ば辺りから、それまで抱いていた現実感がさらに増していく体験は久しぶりだった。作者フィリップ・リドリーが描く物語は我が国が直面している、あるいはそう遠くない時に必ず到来するのではないか。そのように思わせる現実味があった。興味を持っていた俳優は吉沢亮だった。NHKの大河ドラマ『青天を衝け』で主人公の渋沢栄一を演じて間もない仕事にこの翻訳劇に出演したからだ。舞台俳優としての力量をみたかった。暗闇の中、上手の客席脇からトーチの明かりを頼りに舞台に入って来た。そこは廃墟となった団地の部屋。不自由な足をひきずっている。兄エリオットの役だ。弟ダレンの北村匠海と会話が始まる。ともにまだ10代。この場面が恐ろしく、長い。だが、吉沢の台詞は客席にまで良く通った。幻覚剤“バタフライ”を売買している兄と弟。「ものすごく愛してる」と、くどい位、ふたりに繰り返される対話が印象付けられる。貶し合い、バカにしたり、兄は弟を支配するがそれでも両親や昔の楽しかった頃を思い出しながらギュッと抱き締めもする。これは家族の深い愛の話なのだ、と息がピタリと合うふたりの芝居から分かる。ところが、登場人物の全てが愛に飢えている、と後半になるにつれて理解されるのである。吉沢の演技はケレン味がない。大声を出しても、弟と拳銃のまねごっこ遊びなどでの笑顔も自然さがある。顔立ち、声音から窺える優しさもあるのだろう。だが、仲間のスピンクスを演じた加治将樹と弟ダレンを加えた激しい格闘は皆、一切の手抜きがなかった。喧嘩ごしの演技だった。その加治だが、迫力ある体格、発声、運動力には驚いた。盲目のお姫さま役・大空ゆうひの美貌と狂気の世界で浮遊するような表情が面白い。ローラの宮崎秋人、パーティゲストの水橋研二、少年ナズの小日向星一ら脇役陣が個性を競い合い、厚みのある舞台になった。そしてそれら人物の演出、松井るみの美術が光る。戦争や不安が近づく荒廃した世界では人間は狂気に走るのか。コロナ禍、戦火のウクライナ情勢といった現在の状況を俯瞰すれば7年前の初演より一層、愛の深さに思いが及ぶのである。(1/28所見)プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には「名優の食卓」(演劇出版社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。【『マーキュリー・ファーMercury Fur』動画配信情報】配信プラットフォーム:PIA LIVE STREAM配信期間:2022年4月3日(日)10:00~4月9日(土)23:59※上記期間中、視聴用URL引き取り後から5時間、視聴可能。(5時間を経過するとURLが無効になります。)チケット発売期間:3月13日(日)12:00~4月9日(土)19:00配信チケット価格:3,500円
2022年03月11日ジャムホームメイド(JAM HOME MADE)とジョージコックス(GEORGE COX)によるコラボレーションシューズが、2022年2月16日(水)よりジャムホームメイド東京店などで発売される。シューレース&ジップアップの2WAY厚底ブーツ2021年に展開された第1弾コラボレーションに続く今回は、前回登場したシューレース&ジップアップの2WAY仕様の厚底シューズをハイカットにアレンジしたレースアップブーツを用意する。レースアップ仕様となったフロントは、付属するジップパーツを取り付けることでジップアップ仕様に。気分やスタイルによって付け替えられる。ベースとなるモデルは、ジョージコックス定番のレースアップブーツ。ソールは、ブランドの代名詞であるラバーソールから、軽くグリップ力の高いビブラムソールに変更。さらに、シューレースを通すパーツ“Dカン”をシンプルなアイレットにカスタマイズするなど、細かな部分に変更を加えている。【詳細】ジャムホームメイド×ジョージコックス発売日:2022年2月16日(水)販売店舗:ジャムホームメイド東京店、ジャムホームメイドオンラインショップ、ゾゾタウン価格:82,500円サイズ:23.0~28.5cm(UK4~10)
2022年02月19日「Lala Vie」こだわりのホームウエアオイルイン美容の「Lala Vie(ララヴィ)」より、ホームウエアラインが新登場。2022年3月4日より、公式オンラインストアにて販売を開始します。また、新宿と有楽町ではブランドの世界観を堪能できるポップアップストアが期間限定オープンします。一般販売に先駆けてルミネ新宿店(ルミネ1)では2022年2月15日から24日まで、有楽町マルイでは2022年3月15日から29日まで開催されます。着心地の良さと環境への配慮を追求「Lala Vieホームウエアライン」では「WELLNESS×SUSTAINABILITY」をテーマに、肌を優しく包み込むような素材と環境への負荷を極力抑えたものづくりを追求しています。シンプルながらディテールまでこだわり、家の中でも気分が上がるような洗練されたデザインに仕上がっています。ラインナップはインナーウエア、プルオーバー、スリットパンツ、ワンピース、マスクなど、トータル10型を展開。心が満ちたりたくつろぎの時間を提案します。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Lala Vie」公式サイト
2022年02月18日『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の北米興行収入が、2月14日に7億6,100万ドルに達した。これをもって、7億6,000万ドルの『アバター』を抜き、今作は北米興収において歴代3位に君臨することになった。1位は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、2位は『アベンジャーズ/エンドゲーム』。ただし、世界興収では、『アバター』が1位。2位は『アベンジャーズ/エンドゲーム』。昨年12月に北米公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、現在もチャートの4位に君臨している。来月のオスカーでは視覚効果部門にノミネートされた。文=猿渡由紀『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開中
2022年02月16日『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』にも登場した最強の魔術師を、「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督が描く超感覚ファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。この度、新たな次元の圧倒的スケールを感じさせる予告編が全世界解禁となった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』での壮絶な死闘を経て、アイアンマン、キャプテン・アメリカが去ったいま、アベンジャーズの次代のリーダーと目されるドクター・ストレンジ。公開中の『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でもスパイダーマン(トム・ホランド)の新たなメンター的存在として描かれるなど、今後のアベンジャーズのキーパーソンとして動向が最も注目されているキャラクターだ。今回公開された予告編は、これから訪れる最悪の事態を暗示するかのように悪夢にうなされるドクター・ストレンジから始まる。「本当の悪夢が始まる」意味深なストレンジのセリフ以降に映し出される映像は、時間・空間・場所を問わず、様々な脅威が人類を襲う予測不能な展開に。そのキッカケとなったのは『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でも描かれている“マルチバース”。迫りくる宇宙への最大の脅威にドクター・ストレンジは「この世界を守るために、やるべきことをした」と口にするが、盟友の魔術師ウォンは「すべてを制御するのは無理だ。ユニバース間の扉が開いた、何がやってくるか分からない」と警告する――。危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは、何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。さらに驚くべきことに、その宇宙最大の脅威はドクター・ストレンジと全く同じ姿で現れた“もう一人の自分”――。不敵な笑みを浮かべる、邪悪な姿のドクター・ストレンジだった…。主人公ドクター・ストレンジを演じるのは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるベネディクト・カンバーバッチ。また、ストレンジの盟友の魔術師ウォン役のベネディクト・ウォン、ストレンジの元恋人で医師クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、かつての兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーなど前作のキャストも再集結。さらに、本映像で初登場したのは、新進気鋭ソーチー・ゴメスが演じる、マーベル・コミックの人気キャラクターであり、本作の大きな鍵を握る“アメリカ・チャベス”。そして、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役エリザベス・オルセンも登場する。『スパイダーマン』(02、04、07年)シリーズを手掛けたサム・ライミ監督が、時間と空間を超越した圧倒的なスケールと未知なる映像体験で全世界を魅了する。併せて解禁されたポスタービジュアルには、ストレンジが開いてしまったマルチバースの世界が無数の破片のようにして広がり、壊れゆく世界の脆さと危うさを感じさせ、破片の中に映るワンダやアメリカ・チャベスらの意味深な表情が、予測できない本編への期待をさらに高めている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年02月14日ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)のコレクション、ネイバーフッド ブックストア(NBHD BOOKSTORE)から、ホームアクセサリーを中心とした新作アイテムが登場。2022年2月11日(金)よりネイバーフッドなどで発売される。ネイバーフッドのロゴ入りホームアクセサリーネイバーフッド ブックストアは、ネイバーフッドのアクセサリー類を中心に展開してきた「スーベニアシリーズ」から名前を変え、2021年7月より新たにスタートしたコレクションだ。ネイバーフッド ブックストアとして2回目となる今回は、ホームアクセサリーアイテムを中心とした全21型のアイテムがラインナップする。アクメ ファニチャーとのコラボアイテム中でも注目は、核や雑貨などインテリアを彩るプロダクトを展開するアクメ ファニチャー(ACME Furniture)とのコラボレーションアイテム。シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・ハンドソープ用のスクエア型ディスペンサーは、ブラックのボトルにロゴやグラフィックを配したシンプルなデザイン。リフィルパックをそのまま入れる事ができる、使い勝手の良さも魅力だ。さらに、歯ブラシスタンドや歯磨き用タンブラーのほか、電子レンジ・食洗機にも対応し、食品の保存容器としても使用できる蓋つきのコンテナーボックスなども用意する。デスク周りの小物を中心としたオリジナルアイテムもネイバーフッド ブックストアのオリジナルアイテムは、デスク周りの小物が中心。小物やルアー収納など収納に便利なストレージコンテナーセットは、暗闇で光るため、家の中だけでなくフィッシングシーンなどアウトドアにもぴったりだ。また、デスク周りの収納に役立つストレージキャディーや、中央にロゴプリントを施したPVC製カッターマット、ノック式ボールペンも展開する。その他にも、スタッキング可能なスニーカー用ボックスやスリッパ、フレームからハンドルまでブラックで統一した70㎝ビニール傘なども取り揃えている。【詳細】ネイバーフッド ブックストア発売日:2022年2月11日(金)販売店舗:ネイバーフッド、全国のディーラー、ネイバーフッド オンライン※コラボレーションアイテムのアクメ ファニチャーでの展開は各店舗に要確認。価格:・シャンプーディスペンサー 3,500円・コンディショナーディスペンサー 3,500円・ボディソープディスペンサー 3,500円・ソープディスペンサー 3,000円・歯ブラシスタンド 1,800円・歯磨き用タンブラー 1,500円・洗濯洗剤用ボトル 3,500円・柔軟剤用ボトル 3,500円・コンテナーボックス (S)2,200円、(M)2,800円、(L)3,800円・ノック式ボールペン 500円・カッターマット 2,000円・コンテナーセット 4,800円・ストレージキャディ (S)2,300円、(M)2,800円・パイルアップキャディ 2,300円・ビニール傘 3,800円・スニーカー用ボックス 4,800円・スリッパ 1,800円・アカスリタオル 1,500円【問い合わせ先】ネイバーフッド 原宿TEL:03-3401-1201
2022年02月13日トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、日本における2月7日(月)までの累計興行収入が36億7620万360円となり、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を抜いてコロナ禍におけるハリウッド映画の興行収入No.1を達成(※コロナ禍=2020年1月からとする)。累計動員は242万1,177人となった。なお、2月6日(日)までの全米では累計興行収入7億4885万8932ドル(約861億円)となり、全米累計興行収入の歴代4位に。全米以外の海外では、累計興行収入が10億2700万ドル(約1181億円)、全米および海外の成績を合計した全世界累計興行収入は17億7585万8932ドル(約2042億円)となり、全世界累計興行収入の歴代6位まで上昇している。(※2月8日付Box Office Mojo調べ、1ドル=115円換算、2月8日現在)。これまでも公開されるたびに社会現象を巻き起こしてきた「スパイダーマン」シリーズ。ついに3部作<最終章>となる本作にはリピーターも数多く訪れている。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年02月08日トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ3部作の最終章『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。公開から1月22日~23日の週末までで、累計動員は202万9,613人となり200万人を突破、累計興行収入は30億8644万3,080円となり30億円を突破した。SNSやネット上では、「マーベル映画史上最高傑作!」「映画館で拍手が起きた!」「神映画!」と、熱いコメントが続々と書き込まれ、2回目、3回目、それ以上とリピーターからのコメントも続出している。米レビューサイトの「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」では、「2021年に最も高くレビューされた映画」に選ばれ、ゴールデン・トマト・アワードを受賞している。全米では、公開6週目となる週末(1月21日~23日)に再び週末興行成績No.1となった。全米における累計興行収入は1月23日までで7億2101万0988ドル(約822億円)となり、『ブラックパンサー』を抜いて全米累計興行収入の歴代4位にまで浮上。さらに、1月23日までの全米以外の海外では、累計興行収入が9億7010万ドル(約1106億円)となり、全米および海外の成績を合計した全世界累計興行収入は16億9111万0988ドル(約1928億円)と『ジュラシック・ワールド』を抜いて歴代6位にまで上り詰めている。全米におけるオープニング3日間の興行成績が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を抜いて歴代2位でスタートした本作は、映画界の歴史に残る驚異的な快進撃を続けている(※1月24日付Box Office Mojo調べ、1ドル=114円換算、1月24日現在)。なお、1月29日(土)からの入場者プレゼント第3弾として、<オリジナル・アートカード>(B5サイズ/数量限定)が配布されることも決定している。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2022年01月24日1月21日から23日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、先週末2位に転落した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、首位に返り咲いた。現在までの北米興行収入トータルは7億2,100万ドル。史上4位の成績で、3位の『アバター』(7億6,000万ドル)を抜くかどうかが注目される。今週末の2位は、先週、首位デビューを飾った『Scream』。3位は『SING/シング:ネクストステージ』、4位はD.J.・カルーソ監督の『Redeeming Love』、5位は『キングスマン/ファースト・エージェント』だった。文=猿渡由紀『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開中
2022年01月24日ドラマ『ムーンナイト』が、Disney+(ディズニープラス)にて3月30日17時より配信されることが決定した。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』など、メガヒット作品を生み出し続け、全世界シリーズ累計興行収入歴代No.1の記録を打ち立てたマーベル・スタジオ。劇場映画にとどまらず、これまで『ワンダヴィジョン』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『ロキ』、『ホークアイ』と次々にオリジナルドラマシリーズを配信し、その度に感動と熱狂で世界を席巻し続けてきたマーベル・スタジオが新たに贈りだすのは、オリジナルドラマシリーズで初めてダーク・ヒーローを主人公に据えた『ムーンナイト』だ。新たなヒーロー、ムーンナイトに大抜擢となったのは、『スター・ウォーズ』シリーズのポー・ダメロン役をはじめ、『DUNE/デューン 砂の惑星』など次々と大作への出演を重ねるオスカー・アイザック。壮大なアクションからドラマまで、幅広く活躍してきた彼が満を持して “マーベル・ヒーロー”という新境地に踏み入れた役柄をどう演じ切るのか要注目だ。さらにムーンナイトに立ちはだかるヴィランを務めるのは俳優だけではなく、脚本および監督、舞台演出、小説を手掛け、幾度もアカデミー賞にノミネートされた、イーサン・ホーク。俳優として確かな実力のあるふたりが描く全く新しい世界に大きな期待が高まる。監督にはカンヌ映画祭「ある視点」部門への選出歴を持つ、エジプト出身の新進気鋭監督モハメド・ディアプ、さらにインディペンデント系ホラー映画を手掛けてきたジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッドのコンビが抜擢された。「現実か夢か、区別がつかない――」意味深なセリフを放つ彼は、国立博物館のギフトショップで働く温厚で、うだつの上がらない主人公のスティーヴン・グラント。睡眠障害を持ち、夢の中で度々白いスーツを着た何者かと対峙するが、それが現実で起こっていることか、ただの夢か区別がつかない。夜通し何度も脳内にささやく声、悪夢にうなされ、自分で足を縛り付けたベッドから飛び落ちる朝。仕事場では「役立たず」と罵られ、スティーヴンは幻覚に怯える日々を過ごしていた。ある日、自室の見知らぬ携帯電話が鳴り響き、“マーク”と知らない名前を呼ばれ困惑する。自分は誰なのか、何に怯えているのか。そして、ついには無意識の内に銃を握っていたり、戦いに巻き込まれたり、自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることをやがて知ることとなる。コントロールできない残虐な“もう一人の自分”の存在……。そして、「狂気を受け入れろー」その声が聞こえた瞬間、真っ白なスーツが身を包む。暴力と残虐性に満ちた、もう一つの人格<マーク・スペクター>が現れ、彼に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ムーンナイト』ディズニープラスにて、3月30日(水)17:00より日米同時配信開始
2022年01月18日『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でピーター・パーカー/スパイダーマンを演じているトム・ホランドは全米公開初日、本作を観るときには「ティッシュを忘れずに!」とSNSに投稿した。ところが!いざ日本公開されてみたらティッシュどころの騒ぎじゃない、「涙を拭くのが追いつかない」「マスクの替えが必要」「次はハンカチタオル持ってく」といった声が相次いでいる。「スパイダーマン」シリーズの入り口はそれぞれ違っても、この“親愛なる隣人”の物語を愛し、親しんできた者にとっては涙なしには見られない、それが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』なのだ。そこで今回は、本作で観るたびに胸高まり、心震える瞬間をまとめてみた。以下、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレがあります。ご注意ください●ニュースサイトのキャスターはJ・K・シモンズ!サム・ライム版『スパイダーマン』編集長と同じ前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)のラストで、ミステリオが遺した映像を(なぜか)手に入れ、「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー」「社会最大の敵」と全世界に向け配信したニュースサイト「デイリー・ビューグル・ネット」のJ・ジョナ・ジェイムソンを演じるのはJ・K・シモンズ。そう、トビー・マグワイア主演、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』3部作(02、04、07)での「デイリー・ビューグル」紙の編集長と同じ。時代の流れか今作ではネットでニュース配信を行っているが、スパイダーマンを目の敵にしている点は同じだ。●ピーターの弁護士役でデアデビル/マット・マードックが登場J・ジョナ・ジェイムソンの配信により、“ミステリオ殺害”やロンドンでの大騒動の件で当局に拘束され、取り調べを受けることになったピーター・パーカーとMJ(ゼンデイヤ)、ネッド(ジェイコブ・バタロン)、メイおばさん(マリサ・トメイ)。彼らの弁護を買って出たのは、なんとNetflixシリーズ「Marvel デアデビル」のデアデビル/マット・マードック(チャーリー・コックス)だ。デアデビルはニューヨークのヘルズ・キッチンで活躍する盲目のスーパーヒーローであり、腕利きの弁護士。以前、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが「今後のMCU作品にデアデビルが登場することがあれば、演じるのはチャーリー・コックス」と語ったとおりに今作で登場した。暴漢が投げつけたレンガをスパイダーマンであるピーターよりも早く反応して素手でキャッチ、その片鱗を見せつけた。ハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)に助言していたように、今後、スターク・インダストリーズを巡る裁判にも関わっていくのかも!?●過去のヴィラン大集結!でも元の世界には返さない!?マルチバースの扉が開いたことで、「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー」と知っている過去シリーズのヴィランたちがこのユニバースに大集結してしまう。だが、彼らをこのまま元の世界に戻せば、そのユニバースのスパイダーマンに倒され、結局死を迎えることになる(『スパイダーマン3』のサンドマン以外)。トム・ホランド(以下、トムホ)が演じてきたピーター/スパイダーマンは、バルチャーやミステリオにどんな酷いことをされても殺めようとはしなかった。ミステリオの死は彼自身が策略的に選択したことだ。本作でも“元の世界に戻すだけでなく、助ける”ことを決意したピーターは、トニー・スタークが遺した装置で彼らがヴィランとなった原因(心と体の問題)を取り除こうとする。そうすれば、元の世界に戻って新たな別の人生を送れるからだ。例えば、『スパイダーマン2』のヴィラン、ドック・オク(アルフレッド・モリーナ)は暴走したICチップを取り替えることで良心を持ったオットー・オクタヴィア博士に再び戻ることができた。●ドクター・ストレンジもびっくり!ネッドが魔術を使った!?本作でドクター・ストレンジと初めて対面したピーターの親友ネッド。「うちは魔術師の家系で時々手がムズムズする」とか何とか話していたが、その後、行方知れずになったピーターを探すため、「ピーター・パーカーに会いたい」と念じながらストレンジのように魔法の指輪スリング・リングをはめた手を回してみると、なんと魔法円ができ異空間が出現する!そこから姿を現したのは…?以下、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』および「ホークアイ」の重大なネタバレがあります。ご注意ください●アンドリュー・ガーフィールドとトビー・マグワイアが登場!ネッドが「ピーター・パーカーに会いたい」と念じながら作った魔法円の向こう側にいたのは、紛れもなくスパイダーマン。だが、マスクを脱ぐと、そのピーターはマーク・ウェブ監督『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ(12、14)のアンドリュー・ガーフィールドが演じたピーターだ!その事実が信じられないMJとネッドの目の前で、おばあちゃんに「蜘蛛の巣をはらって」と頼まれた“アンドリュー”ピーターが天井を這っていくシーンは笑いを誘う。さらにもう一度、ネッドが魔法円を描くと、今度はごく普通の青年が姿を現した。それは『スパイダーマン』3部作でトビー・マグワイアが演じたピーター!初対面の“トビー”ピーターと“アンドリュー”ピーターはお互い蜘蛛の糸を出して牽制し合うが、すぐに別世界のスパイダーマンだと納得した。●「大いなる力には、大いなる責任が伴う」の継承原作コミックとすべての「スパイダーマン」シリーズを通じて象徴となってきた「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というセリフ。そういえば、トムホ版前2作では登場してこなかったこのセリフをついに口にするのは、ほかならぬメイおばさんだった。グリーンのマスクを壊し、本来の気弱なノーマン・オズボーンになったかのように振る舞っていたグリーン・ゴブリン(ウィレム・デフォー)が、やがて本性を現したとき、『スパイダーマン』では自身が犠牲になったグライダーを呼び出してメイおばさんに激突させる。さらにパンプキンボムを投げつけるグリーン・ゴブリン。予告編にも登場していた“トムホ”ピーターが必死にボムを防ごうとするスローモーションの場面は、『スパイダーマン3』でブラックスパイダーマンになった“トビー”ピーターとハリー・オズボーンの1シーンを思い起こさせる。エレクトロ(ジェイミー・フォックス)もまた自分のパワーが奪われることを拒み、サンドマンやリザードも逃げ出してしまった。自分がしたことは間違っていたのか、激しい後悔を見せる“トムホ”ピーターに満身創痍のメイおばさんが「大いなる力には、大いなる責任が伴う」と伝え、息絶えるのだ…。●3人のピーター、それぞれの喪失メイおばさんを亡くした“トムホ”ピーターは姿を消した。“トビー”ピーターと“アンドリュー”ピーターは「クライスラービル」や「エンパイヤステートビル」など、どこか1人になれる場所に心当たりがないかという。2人にとっては、ニューヨークの街を見下ろしながら心を静めるための大切な場所だ。“トムホ”ピーターにとってはMJと過ごした学校の屋上だった。2人のピーター・パーカーを紹介された“トムホ”ピーターは、大切な存在を失った気持ちは「誰にも分からない」と言うが、ベンおじさんを殺された“トビー”ピーターは「犯人を殺しても、心は元に戻らない」と話し、恋人グウェンの死に責任を感じる“アンドリュー”ピーターは「自暴自棄になった」と涙ながらに打ち明ける。そして「大いなる力には…」と“トムホ”ピーターが言いかけると、“トビー”ピーターは「大いなる責任を伴う。ベンおじさんの言葉だ」と続けた。●3人のピーター/スパイダーマンの違いを浮き彫りにする会話その後、ピーターの学校の研究室で、手分けしてそれぞれのヴィランの“解毒剤”を作り始める3人のピーターとネッドとMJ。“トビー”スパイダーマンだけが蜘蛛の糸を手首から出せることを知り、ウェブシューターを装着して自分で糸を作る苦労や糸切れに悩まされてきた“アンドリュー”ピーターと“トムホ”ピーターは羨ましそう。でも、『スパイダーマン2』では“トビー”ピーターもヒーローとしてのプレッシャーやMJとの関係に悩み、糸が出せなくなったことがあった。ネッドが「ピーター」と呼びかけると3人が一斉に振り向くシーンも微笑ましいが、“トビー”ピーターの親友ハリーが「僕の腕の中で死んだ」と答えるとネッドは顔面蒼白に。「僕はヴィランに変身して襲ったりはしないよ」と“トムホ”ピーターに話すが、実は原作コミックでのネッドはスパイダーマンのヴィラン、ホブゴブリンとなる人物だ。大いなる責任ゆえに愛する存在を失い、すっかり年を重ねた“トビー”ピーターと“アンドリュー”ピーターの会話も興味深い。“トビー”ピーターはMJと過ごしているようだが、“アンドリュー”ピーターは恋人を作る気にもなれない様子。そのやさぐれ具合は、アニメーション作品『スパイダーバース:スパイダー・バース』(19)に登場したピーター・B・パーカーを何となく彷彿とさせる。再びスパイダーマンを演じることに前向きというアンドリューが、人生の苦みを知った大人のピーター・パーカーを演じる世界線もあるのかも?●激闘の最中でもスパイダートークは止まらない!?巨大なキャプテン・アメリカの盾を持たせるべく改装中の自由の女神像に、3人のスパイダーマンと過去のヴィランが集結するクライマックスの闘い。その真っ最中でもスパイダートークは止まらない!?「ずっとピーター2と呼んでいたのに」「2は君だろ」などと言い合いする中、アベンジャーズとしてチーム戦の経験がある“トムホ”ピーターが指揮をとることに。宇宙に行ってサノスと戦ったことを話すと、“トビー”ピーターも黒い地球外生命体(ヴェノム)と戦ったことがあるという。「僕なんかサイの格好をしたロシア人で…」とそのスケールの違いにいじけ出す“アンドリュー”ピーターに、「君は“アメイジング”だよ」と何度も繰り返す“トビー”ピーター。その一方で、背中が痛むという“トビー”ピーターを“アンドリュー”ピーターが伸ばしてやる場面も。果てには、“アンドリュー”ピーターが2人の肩を抱き寄せ「愛してる(I love you,guys)」と告白。米Varietyによれば、これはアンドリューがスパイダーマンとしての2人を“本当に愛している”からこそ出たアドリブだったらしい。緊迫した中でも、こうした軽妙なやりとりは笑いとともに感慨を生む。●過去シリーズのトラウマの見事な回収感慨深いといえば、『アメイジング・スパイダーマン2』で恋人グウェンを救えなかった“アンドリュー”ピーター。本作では同じ構図で落下していくMJ(ゼンデイヤ)を助けようとした“トムホ”ピーターがグリーン・ゴブリンに邪魔され、絶体絶命かと思われたときに“アンドリュー”ピーターが駆けつける。MJを抱えて地上に降ろしたときの“アンドリュー”ピーターの安堵とわずかな悲しみが入り交じった複雑な表情は胸に迫る。このシーンが一番グッときたという「アメスパ」ファンは多いはずだ。また、グリーン・ゴブリンに復讐の念を燃やす“トムホ”ピーターは、これまでに見せたことのないような憤怒の表情で、崩れ落ちた巨大な盾の上でグリーン・ゴブリンにグライダーを突き刺そうとする。まるで『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の決定的な別離の瞬間、キャップがアイアンマンのリアクターに盾を突き立てたときのようだ。だが、そんな“トムホ”ピーターを身を挺して制し、グリーン・ゴブリンに刺されてしまうのは復讐の虚しさを誰よりも知る“トビー”ピーターだった。●どこかの世界に黒人のスパイダーマンもいる?オットー・オクタヴィア博士の変化を見て自分が得たパワーを失いたくなかったエレクトロも、やがては“アンドリュー”ピーターによって元の体に戻ることに。久々に対峙した2人。クイーンズ生まれの労働者階級で、隣人のために尽くすスパイダーマンを「黒人だと思っていた」とエレクトロは言う。そして「どこかにいるかもな」とも。黒人のスパイダーマンといえば、続編公開が控える『スパイダーバース:スパイダー・バース』の主人公マイルズ・モラレスだ。そういえば、『スパイダーマン:ホームカミング』(17/未公開シーン)でバルチャーの一味から武器を買おうとしていたアーロン・デイヴィス(ドナルド・グローヴァー)は“トムホ”ピーターとの会話の中で甥マイルズがクイーンズに住んでいると話していた。●本当にすべての人がピーターの記憶をなくしてしまったのか?マルチバースの扉を閉じるため、“トムホ”ピーターはMJやネッド、ハッピーをはじめ、すべての人々からピーター・パーカーの記憶をなくす選択をする。だが、本当に“すべての人”が彼がスパイダーマンであることを忘れてしまったのだろうか?例えば、ニック・フューリーは遙か彼方の宇宙にいるはずだが…。●もしかして「ホークアイ」の世界線と繋がっていく?記憶をなくしてたMJやネッドの平穏な姿を見て、自分の正体は明かさず姿を消すことにした“トムホ”ピーター。少ない荷物で新しいアパートに越してきた彼は、これまで愛用してきたスターク社製の最先端スーツではない自作スーツに身を包み、親愛なる隣人としてニューヨークの街に“帰っていく”。最後にスイングしていく場所は、なんとDisney+オリジナルシリーズ「ホークアイ」の最終決戦の舞台となったロックフェラー・センター広場。クリスマスの風物詩である巨大なツリーも飾られている。「ホークアイ」には『スパイダーバース:スパイダー・バース』、そして「Marvel デアデビル」にも登場したヴィラン、キングピンが現れていた。演じたのは「Marvel デアデビル」と同じヴィンセント・ドノフリオだ。もしかしたら、新しく製作されるというスパイダーマン3部作には彼が関わってくるのか?●あの“俺たち”コンビがサノスとヒーローの話に興味津々そして、ミッドクレジットに登場したのは、トム・ハーディ演じるエディ・ブロック!『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(21)のエンドクレジットで描かれたように、やはりMCUの世界に来ていたエディ&ヴェノムはバーテンダーが話すサノスの“指パッチン”やアベンジャーズについて興味津々。その直後、“俺たち”は再び別のユニバースに移動してしまったようだが、地球外生命体シンビオートの黒い断片がこのユニバースに残された。ついにヴェノムvsスパイダーマンが実現する可能性も出てきたということなのか。このほかにも、観れば観るほど「スパイダーマン」シリーズ、そしてMCUへの愛が詰まったパロディやオマージュに気づくことができそうだ。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スパイダーマン3 2007年5月1日より日劇1、みゆき座ほか全国にて公開SPIDER-MAN CHARACTER TM ©2006 MARVEL CHARACTERS, INC. 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2022年01月17日