米Razerは1月6日(現地時間)、「スマートウオッチではなく、スマート化された腕時計」を掲げるデジタルウオッチを2モデル発表した。直販サイト限定となる「Razer Nabu Watch Forge Edition」は1月6日の発売で、価格は199.99ドル。通常モデルの「Razer Nabu Watch」は149.99ドルで1月下旬の発売予定。日本での発売時期と価格は未定となっている。本体の素材はポリカーボネートで、通常モデルはRazerグリーンのハイライト仕上げ。一報の限定モデルは、ステンレススチール製のボタンを採用し、プレミアムブラックで仕上げている。いずれも、電源として交換可能なリチウムボタン電池(CR2032)を用いることで、時計機能において約12カ月の動作時間を実現した。防水性能は5気圧。デジタル腕時計としての機能は、毎時チャイム、1/100秒ストップウオッチ(ラップタイム/スプリットタイム対応)、カウントダウンタイマー、オートカレンダー、12時間/24時間の表示切り替え、多機能アラーム、世界時計など。スマートウオッチ部分の「Nabu」は、時計表示とは別の有機EL副スクリーンを使ってさまざまな情報を表示する。スマートウオッチ部分の電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、動作時間は約7日間だ。活動量計のほか、スマートフォンとBluetoothでペアリングすることで、電話、メッセージ、メール、アプリ通知などをすべて副スクリーン上で確認できる。「ウオッチ間コミュニケーション」機能を使うと、Razer Nabu Watchを腕に巻いたユーザー同氏が握手すると、FacebookやTwitterといったお互いの情報を交換可能だ。対応する端末は、iOS 8以降のiPhone 5 / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus、およびBluetooth 4.0以降をサポートしたAndroid 4.3以降の端末。
2016年01月12日●スマートロックとは2015年は日本のスマートロック元年と言えるだろう。4月にフォトシンスの「Akerun」が、5月にライナフの「NinjaLock」、8月にQrioの「Qrio Smart Lock」、と3社から3製品が続けて発売された。もともと米国ではクイックセット社の「Kevo」やオーガスト社の「August Smart Lock」はじめ様々なスマートロックが登場していたが、国産製品の発売でいよいよ日本でもスマートロックの利用が本格的になりつつある。なぜ、今年になって、日本製のスマートロックが次々と登場したのか? そして未来とは? 3回に分け、日本におけるスマートロックの現状をリポートする。○スマートロックは身近で実用的なIoT製品従来、家やオフィスの鍵というと鍵穴に鍵を差し込んで開け閉めするものだったが、スマートロックではスマートフォンなどからBluetoothやWi-Fi通信を使い、解錠や施錠できるようになった。部屋を出入りするたびにいちいち鍵を出さなくてもいいのに加え、ネットを使った鍵のシェアができるのもメリットである。これまで他の人に鍵を渡すには合鍵の作製や鍵の受け渡しが発生したが、スマートロックではネット経由で鍵が渡せるだけでなく、鍵が使用できる時間や権限を指定することも可能だ。遠隔で鍵が渡せる、鍵の利用がコントロールできる、鍵の利用履歴が残せる、この3点が現在、新たなビジネスにつながるのではと期待されている。スマートロックは、身近に使えるIoT製品であることにも注目したい。離れた場所からモノの情報を把握し、制御できるというIoTの概念と技術は注目を集めているものの、実際の開発では「どんな新しい価値を生み出せるのか」「どう製品やサービスにつなげられるのか」という悩みがボトルネックになっている。そんな中、実用的なIoT製品として形になっているのがスマートロックだろう。注目を浴びるスマートロックだが、日本に登場したのは今年になってから。フォトシンス、ライナフ、Qrioの3社から発売されたが、なぜ今年に集中したのか。これは偶然の一致なのだろうか。各社代表に開発のきっかけを聞くと、キーワードが見えてくる。●開発のきっかけから見えてくるキーワード○3社のスマートロック開発のきっかけとは?居酒屋で仲間と飲んだ際に話が盛り上がったのが開発のきっかけだったというフォトシンスの河瀬航大代表は、「最初は、鍵をスマートフォンで開けたいというワクワク感といいますか、自分たちでやってみて、スマートフォンで鍵が開いたという驚きがありました。技術的にいけるのか、Bluetoothでいけるのか、そういう検証はずっとやってきましたが、実際、Bluetooth Low Energyが出てきたことが大きかった」と話す。Qrioの西條晋一代表は「元々、米国を中心にIoTの動きを追っていて、面白いものがないかなと探していたところでスマートロックがありました。ホームオートメーションの分野であることを知り、自分で買って使ってみたんですが、まだあまりいいものがなかった」と米国のスマートロックを実際に手にした上での不満が開発につながったと語る。Qrioの西條代表同様、自身の不動産を持つライナフの滝沢潔代表も「不動産で新しいことがしたい、空室をうまく使えるサービスをしたいと思っていました。実際の運営を考えたときに鍵が絶対必要で、米国のスマートロックを使おうと思ったのですが、取り付けられなかった」と米国製スマートロックが日本で実用にならなかったと話す。各社代表の言葉を見ていくと、Bluetooth Low Energyの存在と、米国のスマートロックの特性、実はこの2点が国産製品の開発につながっていく。○スマートロック登場の決め手はBluetooth Low Energyフォトシンスの河瀬代表が挙げた「Bluetooth Low Energy」はスマートロックを追う上で技術面において重要なキーワードだ。Bluetooth Low EnergyとはBluetooth 4.0規格の一部で、低電力で通信が可能という特徴を持つ。ライナフの滝沢潔代表は「通信の技術ってどれもすごく消費電力が大きいもので、Bluetooth 2.0も3.0もWi-FiもSIMも、もし電池4本で使おうとすると1日2日で電池がなくなってしまう。Bluetooth 4.0が出てきたのが約3年ぐらい前です。それがスマホに搭載され始めたのが2年ぐらい前です」という。従来のBluetoothではバッテリー消費が激しく、動力源を電池に頼らざるを得ない。そのため、製品を長期間利用するのは不可能だったが、Bluetooth Low Energyが登場し、消費電力を抑えられたことで実用的なスマートロックが可能になったというわけだ。実際、Bluetooth 4.0が出て、なおかつスマホにおいて使えるようになったタイミングで、スマートロックが米国で開発されるようになった。●米国と日本の鍵規格の違い○米国のスマートロックへの不満が国産開発につながった米国のスマートロックが使えない理由。それは、米国製スマートロックの多くが自分で工事して取り付ける埋め込み式だからだ。米国ではDIY文化が盛んであることから、埋め込み式でも受け入れられる余地があったが、日本では手間とイニシャルコストがかかる点で歓迎されない上に、賃貸物件では原状回復の問題もあるだろう。もうひとつ重要なのが鍵の規格の問題だ。米国にもサムターンに取り付ける後付け式はあるものの、日本のサムターンと規格がまったく違うため設置することができないのだ。米国のスマートロックが利用できない以上、「日本ならではのスマートロックを!」という流れは必然だ。ライナフの滝沢代表は「見た感じ、構造はそんな難しくなさそうだから、作ってしまおうと思ったのがみんな同じ時期だったのでしょう」と推察する。かくして、2015年が日本のスマートロック元年になったわけである。そして、日本の鍵の規格に沿いつつも大掛かりな工事がいらない後付け式、と日本の建築・不動産事情に合わせた形のスマートロックとして開発されたのが「Akerun」「Qrio Smart Lock」「NinjaLock」だ。国産スマートロックは現在、販売台数を公表しているQrioの場合で5000台超とまだ普及はこれからだ。そして、発売が3か月~半年経った現在、フォトシンス、Qrio、ライナフの3社はBtoCよりもBtoBビジネスを主眼に置いて普及を図るという。そして、スマートロックはビジネスユースにおいて大きな可能性を秘めている反面、導入において様々な障壁も存在するようだ。果たして、日本においてどういったスマートロックの利用が行なわれていくのだろうか。次回はスマートロックのビジネス展開をみていきたい。
2015年12月22日CS・テレ朝チャンネル1の音楽番組『EXシアターTV Live』(毎週日曜22:00~23:00/隔週新作)では、今年9月に東京・EXシアター六本木で行われた、ダンスライブイベント「EX THEATER TV PRESENTS GO LIVE AUTUMN EXTRA "DANCE & POP"」の模様を、20日に放送する。同番組は、EXシアター六本木で行われるライブから、えりすぐりの曲を原則ノーカットで放送。今回は、お笑いコンビ・エレキコミックのDJやついいちろうのほか、Shiggy Jr.、Awesome City Club、the band apartという"ロックなんだけどダンスなバンド"が共演した。ダンス中心のライブだけあって、会場全体がダンスフロアの雰囲気でイベントが進行。出演者からも「気持ちよくやらせてもらえて、またぜひやりたいな!という気分」(Awesome City Clubのatagi)、「(ほかのバンドと)一緒にイベントをやらせてもらえて、とてもうれしいなっていう気持ちです!」(the band apartの荒井岳史)、「"DANCE"な感じと"POP"な感じが両方あって、とてもいい感じでした」(Shiggy Jr.の池田智子)と満足の声が聞かれ、やついも、普段とは違う雰囲気でのDJプレイに「ダンサーが派手でやっぱり六本木だな!って、うわーーー六本木だ!想像する六本木だ!って思いました」と興奮していた。
2015年12月17日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2016年4月発売「聖闘士聖衣神話EX カプリコーンシュラ」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は11,880円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズで、同作フィギュアの決定版として注目を集めている。今回立体化となる「カプリコーンシュラ」は、『聖闘士星矢』30周年を記念して制作された完全新作アニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場したキャラクターで、その身には神によってさらなる力を与えられた山羊座の神聖衣(ゴッドクロス)をまとう。「聖闘士聖衣神話EX カプリコーンシュラ」は、「神聖衣」ならではの大型翼パーツが背中にデザインされ、「聖闘士聖衣神話EX」らしい金色の輝きを放つモデルに。豊富な表情と手首パーツが付属しており、シュラの代名詞でもある必殺技「エクスカリバー」のポーズも再現可能。加えて、マスクの装着・非装着も再現しており、さまざまな表情を楽しむことができる。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用表情パーツ(4種)、マスク装着用前髪、交換用手首(左右各5種)、聖衣分解装着図、オブジェ・フレーム。商品価格は11,880円(税込)で、2016年4月発売となる。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会各ショップでプレミアムポイントがもらえる!?【PR】
2015年12月08日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、「聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ ~ORIGINAL COLOR EDITION~」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年5月発送予定で、価格は8,000円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として注目を集めている。今回立体化となる「アリエスムウ」は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーションとして制作されたアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場したキャラクターで、白羊宮の守護者でもある。「聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ ~ORIGINAL COLOR EDITION~」は、通常版と髪や聖衣が異なったバージョンとして登場。聖衣やマントは落ち着いたカラーリングとなり、顔も通常版にはなかったオリジナルデザインに変更されている。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズならではの豊富な可動域によって必殺技のポージングも可能になっているほか、聖衣修復者であるムウならではの聖衣修復具一式も同梱される。また、シャカの数珠が付属し、別売りの「聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア~ORIGINAL COLOR EDITION~」「聖闘士聖衣神話EX スコーピオンミロ~ORIGINAL COLOR EDITION~」と組み合わせることで、劇中で3人が発動させた「アテナエクスクラメーション」も再現できる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各4種、交換用表情パーツ3種、交換用前髪、交換用後髪2種、マスク着用時後髪、聖衣一式、オブジェ用フレーム、マント、聖衣修復具一式、数珠2種。商品価格は8,000円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2016年5月を予定している。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2015年11月06日ソフトバンクとヤフーは8日、ソフトバンクのスマートフォンからヤフーが運営するすべてのWebサービスを、会員情報やIDなどの入力を省略して利用できる「スマートログイン」の提供を開始した。「スマートログイン」は、ソフトバンクのスマートフォン・タブレットから、ヤフーのすべてのWebサービスに自動でログインできるサービス。端末からYahoo! JAPANのトップページにアクセスすることで、各Webサービスが利用できるようになるため、会員情報やID、パスワードといった情報の入力が必要ない。初回利用時は、端末とYahoo! IDを紐付けるため、Wi-Fiではなくソフトバンク回線を利用して接続する必要がある。また、本人確認と利用規約への同意も求められる。今後は、Webサービスだけでなく、各サービスのアプリでも対応していく予定だとしている。
2015年10月09日GeekDeskは、可動デスク「スマートデスク」の日本国内における発売を開始した。価格は10万6,380円。「スマートデスク」は、「長時間イスに座っていても腰が痛くならない環境がほしい」という思いから開発された、高さを自動調整できる可動デスク。2010年よりアメリカで発売し、同国内での実績をもとに、このほど日本での発売を開始したとのことだ。同製品は、デスクの高さをボタンひとつで58cm~124cmまで自由に変えられる。そのため、座った状態で自分に合った高さに調節するだけでなく、立った状態でもデスクを使うことが可能。同社は、この製品について、「特に長時間イスに座っているクリエイターやITエンジニアなどが仕事で使用する際、高い生産性を実現いたします」とコメントしている。なお、同製品の天板はカラーは1色(ライトブラウン)、サイズは幅120cm×奥行き80cm。
2015年09月14日センチュリーは25日、リテイル事業のひとつ「白箱.com」にて、Topping製のオーディオアンプ「TP32EX」を発売した。ブラックとシルバーの2色を用意。価格は22,480円。USB入力とS/PDIF入力のデジタル入力に対応したオーディオアンプ。DACとしてだけでなく、デジタルアンプ機能とヘッドホンアンプ機能も内蔵する。デジタルアンプ部にはTripath「TK2050」を搭載し、出力は最大50W、周波数特性は20Hz~20KHzだ。推奨スピーカーインピーダンスは4~8Ωとなっている。ヘッドホンアンプ部は、オペアンプICに「TI OPA2134」を採用し、最大出力は140mW、周波数特性は20Hz~20KHzだ。推奨ヘッドホンインピーダンスは16~300Ωとなっている。DAC部の搭載ICはCirrus Logic「CS4392」で、USB入力時は24bit/96KHzに、S/PDIF入力時は24bit/192KHzに対応。レシーバーにはCirrus Logic「CS8416」を採用しており、ボリュームはデジタル表示だ。また、内部パーツは、ニチコンやTDKのコンデンサ、オムロンのリレーなどと、ほとんどが日本メーカー製の高品質部品で占められている。インタフェースはアナログ入力がRCA×1、デジタル入力がUSB×1とS/PIDF×1。音声出力端子としてバインディングポスト×1とヘッドホン×1を装備する。PCの起動に合わせて電源をオンオフする「PC電源連動機能」も備え、リモコンが付属。本体サイズはW115×D185×H50mm、重量は約690g。
2015年08月25日ヴェルトは24日、スマートフォンと連携するアナログフェイスのスマートウオッチ「VELDT SERENDIPITY」(ヴェルト セレンディピティ)シリーズの新モデルとして、プレミアモデルとなる「Vesper」(ヴェスパー)を発表した。ホワイト、オレンジ、ネイビーの3モデルをラインナップし、いずれもユニセックスデザインとなっている。発売は8月26日、価格は168,000円(税別)だ。VELDT SERENDIPITYは、アナログ文字盤上のLEDライトと小型ディスプレイによって、iOS端末からの情報を受け取って表示、確認できる日本発のスマートウオッチ。新モデルのVesperは、ローズゴールドカラーのケースとインデックスを「宵の明星(Vesper)」に見立て、午後(ホワイト)・夕方(オレンジ)・宵(ネイビー)という時間の推移をイメージした3モデルで構成。磨き仕上げと組み立てを日本の職人が手作業で行っており、ベルトには美しい発色のイタリア製アリゲーター革ベルトを採用した。スマートウオッチとしての機能では、通知情報をアプリ・送信者・タイトル・冒頭部に絞り、小型ディスプレイに短文で表示する。また、活動量の確認、事前登録地点へのタクシー配車(東京地区のみ)など、ワンボタンで使える機能を持たせた。スマートフォン連動機能はmicroUSB充電の内蔵バッテリーで動作し、内蔵バッテリーの持続時間は待機時で約1週間。内蔵バッテリーが切れても、別電池となっているクオーツ腕時計は動き続ける。本体の素材はステンレススチール(IPローズゴールド)および抗菌仕様の樹脂、風防はサファイアガラス、防水性能はIPX7(生活防水レベル)、ケースサイズは外形48×厚さ15.6mm、重量は76g。対応OSはiOS 7.0以降で、対応言語は日本語と英語、無線通信はBluetooth 4.0 Low Energyとなっている。
2015年08月25日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「SDX」より、『SDX スペリオルドラゴンEx-AS』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年12月発送予定で、価格は12,960円(税込)。「SDX」シリーズは、重量感、オプション、可動&スタイル、ギミックをコンセプトに展開する、SD世代に向けたスーパーディフォルメフィギュアシリーズ。これまでに「武者頑駄無」や「ナイトガンダム」「コマンドガンダム」「皇騎士ガンダム」「ファイナルフォーミュラー」など、1990年代にブームを巻き起こしたSD戦士たちが続々と最新の技術とクオリティで立体化されている。「スペリオルドラゴンEx-AS(エクセリオン-アルガスソウル)」は、「SDガンダム外伝」シリーズに登場する「スペリオルドラゴン」が「EX(エクセリオン)」へ変化していく瞬間の姿。カードダス商品『SDガンダム外伝 プレミアムコンプリートボックス[聖機兵物語]』に付属した新規描き下ろしカードにて発表された。「アルガスソウル」という名のとおり、騎士アレックス、剣士ゼータ、闘士ダブルゼータ、法術師ニューたち「アルガス騎士団」の魂と融合し、各所に輝く装備は、その後の「EX(エクセリオン)」の鎧へと変化していく。『SDX スペリオルドラゴンEx-AS』は、3種類のゴールドメッキを使用したハイスペック仕様で、アルガス騎士団の魂「アルガスソウル」をクリアパーツで美しく再現。アルガスソウルと融合した姿「Ex-AS」と、その完成した姿「スペリオルドラゴンEX」の守護神2形態を楽しむことができる。龍形態、超龍皇への変形に加え、守護獣、牙龍皇の分離合体ギミックも可能に。セット内容は本体に加え、交換用右手首4種、交換用左手首3種、トリニティドラゴン用手首(左右)、交換用瞳パーツ2種、交換用肩パーツ(左右)、ディスプレイ用ジョイントパーツ、ジーグフリート、シールド、ランサー×2、剣×2(左右)、胸部用追加パーツ、ジーグフリート用追加パーツ、エフェクトパーツ一式。商品価格は12,960円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年12月を予定している。(C)創通・サンライズ
2015年08月14日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ち、様々な部品や技術が搭載されています。そんなスマートフォンのカタログを見たときに、専門用語 のオンパレード……と思ったことはないでしょうか。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「インカメラ」についてです。***現行モデルのスマートフォンは、その多くが2台のカメラを搭載しています。1台は背面に、もう1台は液晶パネル側に搭載することで、自分が見る景色と手前方向の両方をスマートフォンの向きを変えることなく撮影できます。そのうち手前方向を撮影するカメラが「インカメラ」で、ビデオ通話や自撮り(セルフィー)が主な目的です。基本的には、それなりの水準で撮影できればいいという扱いのカメラであり、風景や人物を美しく撮ることが求められる背面側のカメラ(アウトカメラ)と比較すると、スペック的には劣後したものが採用されてきました。具体的には、アウトカメラのほうが解像度が高く、レンズのF値も少ない(少ないほど明るい)傾向にあります。アウトカメラにはほぼ確実に用意されているフラッシュも、インカメラでは見かけません。鏡が取り付けられたセルフィー用の棒(自撮り棒)が販売されていますが、これは画質に優れるアウトカメラでセルフィーするための仕掛けです。しかし、セルフィーの需要が高まるにつれ、インカメラの性能/画質が重視されるようになりました。日本より早くセルフィー人気が定着した海外ではその傾向が顕著で、アウトカメラ並の画素数を持つインカメラを備えたAndroid端末が多数発売されています。日本におけるセルフィー需要は高まりつつあり、国内メーカーも動き出しました。ソニーモバイルが8月に発表したXperiaの新モデル「Xperia C5 Ultra」(国内発売未定)は、イン/アウトとも画素数が同じ1300万画素の「Exmor RS for Mobile」センサーを採用、そのうえインカメラ側にもオートフォーカス機能とフラッシュを装備しています。インカメラの画質に不満を感じている消費者が多いという調査報告も出ていますから、今後インカメラの性能を重視した新製品が増える可能性は高いといえそうです。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年08月14日KDDI、沖縄セルラーは10日、固定通信サービスとのセット契約で、スマートフォンなどの利用料金が毎月最大934円~2,000円割引となる「auスマートバリュー」が8月9日に1000万契約に達したと発表した。auスマートバリューは2012年3月1日に開始した割引サービス。対象の固定通信と、auスマホ、auケータイ(指定の料金プランあり)とのセットでの契約で毎月の利用料金が割り引かれる。1000万契約を達成するまでに、同社は対象のインターネットサービスとサービス対象者を拡大させてきた。対象のCATV事業者は現在、140社234局、FTTH事業者は7社となり、auケータイ利用者、モバイルルータとの組み合わせも対象にするなど、サービスの適用拡大を図ってきた。
2015年08月10日スマートニュースは3日、同社提供のスマートフォン、タブレット端末向けニュースアプリ「SmartNews」において、新聞社の社説やブロガーの批評、見解などを集約した「オピニオンチャンネル」を開設した。「SmartNews」は、世界1200万ダウンロードを超えるスマートフォン、タブレット端末向けのニュースアプリ。新たに開設された「オピニオンチャンネル」では、新聞社の社説などの各メディア記事のほか、個人クリエイター・ブロガーによる意見や見解が集約されている。同社は、「オピニオンチャンネル」により多様性あふれる価値観や視点をワンストップで閲覧できると説明。より多様なオピニオンを促進するための第一歩だとしている。また、懇親会イベントなどを定期的に開催し、個人・法人問わず、文章やイラスト、音楽、映像などのコンテンツを生み出すクリエイターやブロガーを支援していくという。
2015年08月03日カシオマーケティングアドバンスは8月3日より、8月28日公開のアニメ映画『劇場版 弱虫ペダル』とデジタルカメラ「EX-FR10」のコラボレーションモデルを同社のオンラインショップ「e-casio」にて、限定300台で予約を開始する。「EX-FR10」はカメラ部と液晶画面付きのコントローラー部を分離でき、フリースタイルで多彩な撮影が楽しめる。防塵(ぼうじん)・防水仕様と落下強度2.0mのタフネス設計で、シーンを選ばず自由なアングル・環境で撮影が楽しめる。今回の『劇場版 弱虫ペダル』コラボレーションモデルは、アニメやゲームのグッズ製作・販売を手がけるキャラモノオンライン(アドワークスとの共同企画にて製作した。同作品のメインチーム「総北高校自転車競技部」のユニフォームをほうふつさせるデザインを施したレッグマウント社製「専用バーマウント」をセットにし、自転車ハンドルへ取り付けができるようになっている。さらに、オリジナル描き下ろしデザインを使用した特別スリーブや、購入者特典として描き下ろしポストカードもセットになっている。「劇場版 弱虫ペダル×EX-FR10」は300台で、メーカー希望小売価格は税込3万9,800円。先行予約は年8月3日~9月13日まで受け付け、9月30日に届けられる。
2015年07月30日カシオ計算機は7月22日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新モデルとして「EX-ZR60」を発表した。セルフィーアート機能を搭載する。発売は8月28日。価格はオープンで、推定市場価格は税別32,000円前後だ。EX-ZR60は、1/2.3型高速CMOSセンサー(裏面照射型)を搭載するコンパクトデジタルカメラ。Bluetooth Low EnergyとWi-Fi(無線LAN)機能に対応。専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンと常時Bluetooth接続することによって、スマートフォンとEX-ZR60のWi-Fi接続をコントロールする。3月に発売された「EX-ZR1600」と同様、カメラ側のシャッターを切るだけで、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送する「エクシリム オートトランスファー」機能を持つ。EX-ZR60の電源がオフの状態でも、スマートフォンからカメラを起動したり、カメラ内に保存された画像をスマートフォン上で閲覧 / コピーできる。写真共有アプリ「Scene」(リプレックス開発・提供)と連携すると、EX-ZR60で撮影した画像をクラウドアルバムで自動共有可能だ。上180度にチルトする3.0型の約92万画素TFTカラー液晶、本体全面にフロントシャッターなど自分撮りに役立つ機能を搭載。メイクアップモードでは、肌のなめらかさを12段階、肌の色を褐色~美白の計12段階で調整できる。メイクアップ効果を活かしたまま、多彩な加工を行える「セルフィーアート」機能を追加。窓際で撮影したようなイメージの「ハイキー」、柔らかな雰囲気の「フォギー」、優しい光に包まれたような表現の「フェアリー」、懐かしさを感じさせる「ノスタルジー」、明るく元気なイメージの「ビビッド」の5種類の効果を楽しめる。画像処理エンジンには「EXILIMエンジンHS Ver.3」を採用。約1.3秒の起動、約0.15秒のオートフォーカス、約0.016秒のレリーズ・タイムラグ、最短0.22秒の撮影間隔を実現する。そのほか、手前から背景までピントの合った写真を撮影できる「全焦点マクロ」、背景をぼかして被写体の存在感を際立たせる「背景ぼかし」、シャッターを押した時とその前後の画像を連写する「トリプルショット」などの機能も搭載する。主な仕様は、撮像素子が裏面照射型の1/2.3型高速CMOSセンサー、有効画素数が1,610万画素。レンズ構成が非球面レンズを含む9群10枚。焦点距離は約25~250mm(35mm判換算)、開放絞りが広角端でF3.5、望遠端でF6.5。光学ズームは10倍(プレミアムズーム併用時:20倍)、デジタルズームは4倍。手ブレ補正はレンズシフト式で、光学式で3段分、光学式と高速連写合成の併用で6段分の効果が得られる。動画は最大1,920×1,080ドット(フルHD) / 30fpsで撮影可能だ。画像ファイル形式は、静止画がJPEG、動画がMOV(H.264/AVC)。約48.9MBの内蔵メモリーのほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~3200(HSナイトショット時:最大25600)。シャッター速度はオート時で1/4秒~1/1,000秒、プレミアムオートPRO時で4秒~1/4,000秒。露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)。撮影可能範囲は約5cm~(レンズ先端から)。電源は専用リチウムイオン充電池「NP-160」を使用し、CIPA準拠の撮影枚数が約280枚、フルHD動画実撮影時間が約1時間。本体サイズはW99.6×D25×H59.5mm、重量は約202g(電池およびメモリーカードを含む)。カラーはグリーンとピンク、ホワイトの3色を用意する。
2015年07月22日カシオ計算機は7月22日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新モデルとして「EX-ZR3000」を発表した。画像をスマートフォンに自動送信できる「エクシリム オートトランスファー」に対応する。発売は7月31日。価格はオープンで、推定市場価格は税別52,000円前後だ。EX-ZR3000は、1/1.7型高速CMOSセンサー(裏面照射型)を搭載するコンパクトデジタルカメラ。Bluetooth Low EnergyとWi-Fi(無線LAN)機能に対応する。専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンと常時Bluetooth接続することによって、スマートフォンとEX-ZR3000のWi-Fi接続をコントロール。3月に発売された「EX-ZR1600」と同様、EX-ZR3000で撮影した画像を自動でスマートフォンに転送する「エクシリム オートトランスファー」機能を持つ。EX-ZR3000の電源がオフの状態でも、スマートフォンからカメラを起動したり、EX-ZR3000内に保存されている画像を閲覧 / コピーできる。写真共有アプリ「Scene」(リプレックス開発・提供)と連携すると、EX-ZR3000で撮影した画像をクラウドアルバムで自動共有可能だ。「メイクアップPlusテクノロジー」によって、「メイクアップモード」をさらに充実させた。まつ毛や髪の毛のディテール、顔の立体感を残しつつ、肌のなめらかさを12段階、肌の色を褐色~美白の計12段階で調整できる。上180度のチルトが可能な背面モニター、本体全面のフロントシャッターを備え、自分撮りしやすい。画像処理エンジンには「EXILIMエンジンHS Ver.3」を採用。約1.3秒の起動、約0.15秒のオートフォーカス、約0.016秒のレリーズ・タイムラグ、最短0.22秒の撮影間隔を実現する。そのほか、小さな虫や花を観察するのに役立つ「ルーペ」、手前から背景までピントの合った写真を撮影できる「全焦点マクロ」、背景をぼかして被写体の存在感を際立たせる「背景ぼかし」、シャッターを押した時とその前後の画像を連写する「トリプルショット」、「タイムラプス」、「インターバル撮影」などの機能も搭載する。主な仕様は、撮像素子が裏面照射型の1/1.7型高速CMOSセンサー、有効画素数が1,210万画素。レンズ構成が非球面レンズを含む9群10枚。焦点距離が約25~300mm(35mm判換算)、開放絞りが広角端でF2.8、望遠端でF6.3。光学ズームは12倍(プレミアムズーム併用時:24倍)、デジタルズームは4倍。手ブレ補正はレンズシフト式で、光学式で3段分、光学式と高速連写合成の併用で5段分の効果が得られる。動画は最大1,920×1,080ドット(フルHD) / 30fpsで撮影可能だ。画像ファイル形式は、静止画がJPEG / RAW、動画がMOV(H.264/AVC)。約48.9MBの内蔵メモリーのほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~6400(HSナイトショット時:最大25600)。シャッター速度はオート時で1/4秒~1/1,600秒、プレミアムオートPRO時で4秒~1/4,000秒、絞り優先AE時で1秒~1/1,600秒、シャッター速度優先AE時で15秒~1/1,600秒、マニュアル露出が30秒~1/1,600秒。露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)。撮影可能範囲は約6cm~(レンズ先端から)。電源には専用リチウムイオン充電池「NP-130A」を使用し、CIPA準拠の撮影枚数が約430枚、フルHD動画実撮影時間が約1時間35分。本体サイズはW108.3×D36.7×H61.5mm、重量は約248g(電池およびメモリーカードを含む)。カラーはブラックとホワイトの2色を用意。
2015年07月22日カシオ計算機は15日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新製品として、連写性能を高めたフラッグシップモデル「EX-100F」を発表した。8月21日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は83,000円(税別)。EXILIMハイエンドラインの「EX-100」をベースに、最大60枚/秒(8Mサイズ、16:9)の高速連写機能を搭載したデジタルカメラ。スポーツや動物などすばやく動く被写体の、決定的瞬間を撮りやすい。ハイスピード動画撮影では、絞り / シャッタースピード / ISO感度を調整できるモードを搭載。状況に合わせて設定を変えることで、ブレを抑えた動画撮影が可能となった。IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN(Wi-Fi)機能も搭載する。光学10.7倍のズームレンズは、ズーム全域でF2.8と明るい。望遠鏡や顕微鏡などに接続した際、逆さまに見える画像を反転(180度回転表示)させて撮影・連写するモードなども搭載した。「プレミアムブラケティング機能」では、ワンシャッターでフォーカスと絞り、ホワイトバランスと明るさなど、2つの撮影パラメータの設定値を3段階で変化させて合計9枚を連写する。そのほか主な仕様は以下の通り。撮像素子は裏面照射型の1/1.7型高速CMOSセンサー、総画素数が1,276万画素。レンズ構成は非球面レンズを含む10群12枚。焦点距離は約28~300mm(35mm判換算)8。光学ズームは10.7倍(プレミアムズーム併用時:21.4倍)、デジタルズームは4倍。手ブレ補正補正機構はレンズシフト式で2.5段分を補正し、高速連写合成との併用で5段分を補正する。3.5型の約92万画素TFTカラー液晶モニタは、上180度/下55のチルト機能を持つ。記録画素数は、静止画が最大1,200万画素(4,000×3,000ドット)、動画が最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fps。画像ファイル形式は、静止画がJPEG/RAW、動画がH.264/AVC、MOV。約48.9MBのメモリを内蔵するほか、外部メモリとしてSDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~12800相当(HSナイトショット時:最大25600相当)。シャッター速度はオートが1/2秒~1/2,000秒、プレミアムオートPROが4秒~1/4,000秒、絞り優先AEが1秒~1/2,000秒、シャッター速度優先AEが15秒~1/2,000秒、マニュアル露出が250秒~1/2,000秒。露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)。フォーカス方式はコントラスト検出方式、フォーカスモードはオートフォーカス / マクロ / スーパーマクロ / マニュアルフォーカスなど。撮影可能範囲は約5cm~(マクロ時)。電源は専用リチウムイオン充電池「NP-130A」を使用し、撮影枚数が約390枚、フルHD動画撮影時間が約1時間15分、連続動画撮影時間が約2時間40分(タイムラプス撮影時:約4時間05分)。本体サイズはW119.9×D50.5×H67.9mm、重量は約390g(電池およびメモリーカード含む)。
2015年07月15日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、『聖闘士聖衣神話EX セイレーンソレント』の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年11月発送予定で、価格は10,260円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として人気を博している。同シリーズは、昨年12月に12人の黄金聖闘士が出揃い、現在バンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場する、黄金聖闘士の神聖衣(ゴッドクロス)を立体化している。「セイレーンソレント」は、海皇ポセイドンを守護する海の闘士・海闘士(マリーナ)七将軍のひとりで、原作ではタウラスのアルデバラン、アニメ版のアスガルド編ではドゥベのジークフリートと対峙。そして、南大西洋の柱でアンドロメダ瞬と激闘を繰り広げる。海闘士としては、「シードラゴンカノン」に続く2人目の立体化となる。実際のフィギュアでは、横笛と専用持ち手、さらに手首や表情パーツも豊富に付属しEXならではの多彩なシーン再現が可能。もちろん鱗衣はオブジェ形態に組み換えもできる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各7種、交換用フェイス2種、鱗衣一式、マスク装着用前髪、マント、笛、たたんだ羽パーツ、オブジェ用フレーム一式。商品価格は10,260円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年11月を予定している。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2015年07月04日ドスパラは29日、拡大鏡付きスマートフォンスタンド「DN-12965」を同社直営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込1,499円。DN-12965は、スマートフォンの画面を約3倍に拡大できるスタンド。スタンド部分を柄のように変形させて、手持ちの拡大鏡としても使用できる。本体サイズはW185×D147mmで、重量は104g。カラーはブラックとホワイトの2色があり、いずれかがランダムで発送される。
2015年06月29日キヤノンは6月25日、一眼レフカメラ / ミラーレスカメラ用アクセサリー「スピードライト 600EX-RT」を偽る模倣品が出回っていることを公表した。模倣品はキヤノンが設計、生産したものではなく、安全基準を満たした製品ではないため、購入時に注意するよう呼びかけている。キヤノンによれば、同社のロゴ・商標を不正に表示した「スピードライト 600EX-RT」の模倣品が、海外のインターネットサイトで販売されている。模倣品は純正品に搭載されている電波通信ワイヤレス機能などを備えていない。また、模倣品はキヤノンが設計・生産した製品ではなく、安全基準も満たしていないため、発火・発煙などのおそれもあるとしている。模倣品と純正品はLOCKレバーの解除位置、ファンクションボタン1<Zm / C.Fn<を長押しした際に表示される「カスタム機能画面」のちがいで見分けられるとしている。
2015年06月25日ソニーは6月10日、密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-EX150」「MDR-EX250」を発表した。発売は7月15日で価格はオープン。推定市場価格は、MDR-EX150が2,000円前後で、MDR-EX250が3,200円前後(いずれも税別)。両製品とも従来に比べ、音漏れ対策を強化。ハウジングに設けた通気ポートを小径化し、中高域の音漏れを抑制している。ケーブルはY字型で長さ1.2m、絡みにくいセレーションコードを採用。イヤーチップはSS/S/M/Lの4サイズが付属する。ケーブルを除いた質量は約3gとなっている。○「MDR-EX150」MDR-EX150はφ9mmのドライバーユニットを採用。カラーバリエーションは全10色で、ブラック、レッド、バイオレット、ブルー、ミントブルー、ライムグリーン、イエロー、ライトピンク、ピンク、ホワイトをそろえる。○「MDR-EX250」MDR-EX250のドライバーはφ12mm。ドーム部分を拡大してエッジ部分を狭くする独自形状を採用し、φ12mmでありながらφ16mmドライバー並みの有効面積を実現している。カラーは、ブラック、レッド、ブルー、ミントブルー、ホワイトの5色。○スマートフォン向けモデルも同時発表また、両製品ともスマートフォン向けモデルを用意する。推定市場価格は、Android向けの「MDR-EX150AP」が2,600円前後、「MDR-EX250AP」が3,600円前後。iPhone/iPad/iPod向けの「MDR-EX150IP」が3,200円前後(いずれも税別)。MDR-EX150APとMDR-EX250APは1ボタンタイプのリモコンマイクが、MDR-EX150IPは3ボタンタイプのリモコンマイクが付属する。
2015年06月10日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2015年10月予定の『聖闘士聖衣神話EX バルゴシャカ(神聖衣)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は12,960円(税込)。「バルゴシャカ(神聖衣)」は、4月11日より隔週土曜日にバンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場し、『聖闘士星矢』シリーズでも屈指の人気を誇る、乙女座バルゴのシャカの新たな姿。本作は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーションとして制作され、4月20日時点で再生回数が200万回を突破するなど大きな話題に。物語は北欧アスガルドを舞台に、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれる。今年3月の『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』プレミア試写会でお披露目された『聖闘士聖衣神話EX バルゴシャカ(神聖衣)』は、アイオリア、ムウに続く第3弾として立体化され、劇中でシャカが装着する「乙女座の神聖衣」を完全再現。最新技術によりアクションとフォルムを両立し、さまざまなアクションポーズをとることが可能となっている。翼や装飾など神聖衣(ゴッドクロス)の名に相応しい、豪華絢爛な仕上がりで、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾が施されるなど、劇中同様の神々しい輝きを再現している。また、必殺技のポージングが可能な広い可動域に加え、「EX」シリーズならではの豊富な表情パーツ、手首パーツも付属し、劇中同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」にも換装可能。マスク装着・非装着の両方の状態再現できる。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用フェイスパーツ4種、マスク装着用前髪・後髪、交換用手首 左右各6種、交換用組手首2種、オブジェ・フレーム、無可動肩パーツ、聖衣分解装着図。初回特典には、「黄道十二星座シンボルプレート5種(メッキ仕様)」が同梱される。『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』の第5話「究極!神聖衣の力」は、6月6日0:00よりバンダイチャンネルほかにてにて配信開始。なお、5月30日~31日に東京・ベルサール秋葉原で開催された「魂の夏コレ 2015」では、第4弾『キャンサーデスマスク(神聖衣)』が、参考出品として展示されていた。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年06月05日カシオ計算機は5月13日、同社のデジタルカメラ事業が20周年を迎えたことを記念した特別モデル「EX-FR10GYSET」を発表した。2,000台限定で5月22日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別46,000円前後だ。EX-FR10GYSETは、レンズ部分と液晶モニタ(コントローラ)部分が分離・合体するフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」と、マルチアングルスティックをセットにした特別モデル。同梱されるEX-FR10は、カシオ計算機の民生用デジタルカメラ1号機である「QV-10」をイメージしたシルバーのカラーリングが施されている。付属のマルチアングルスティックは、330mmから1,045mmまで伸縮可能だ。レンズ部分を先端に、液晶モニタ(コントローラ)部分を手もとに取り付ければ、構図を確認しながらさまざまなアングルで撮影できる。EX-FR10は、2014年8月に発表されたデジタルカメラ。カメラ部分と液晶モニタ(コントローラー)がセパレートすることで、自分撮りやみんな撮りなど、一般的なデジタルカメラでは難しいアングルでの撮影が可能になった。オプションや付属の多彩なアタッチメントを使えばさまざまな場所と位置に固定でき、使い方を自分で発見するという楽しみもある。
2015年05月13日ネットギアジャパンは5月13日、802.11acに対応した無線LANの中継機、デュアルバンド・ワイヤレスエクステンダー『EX6200』を、6月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンだが、市場想定価格は13,800円。EX6200と無線LANアクセスポイント(無線LANルータ)と組み合わせて使うことで、ワイヤレス・インターネットアクセスを宅内の隅々まで拡げることが可能になる。EX6200は、従来の802.11a/b/g/n規格と互換性があり、ワイドレンジ、超高速ワイヤレス接続5GHz帯2.4GHz 帯のデュアルバンドを同時に使用でき、それぞれ最大867Mbps(802.11ac)、300Mbps (802.11n) のワイヤレススピードを実現する。有線LAN機器を無線化するためのコンバーターにもなり、ギガビットイーサネットを5ポート装備。LAN ポートを持つテレビやHDD レコーダーなどのネットワーク家電をギガビット接続することで、有線LAN機器を無線ネットワークへ参加させることができる。設定は、Webブラウザ上のセットアップウィザードに従って設定していくことで、使用開始できる。WPSにも対応しており、プッシュボタンまたはPIN番号を使用して、既存の無線LAN アクセスポイントとの接続を手軽に行うことができる。また、USB 3.0 を1ポート装備しているので、HDDをつなげることでホームサーバーとしても利用できる。
2015年05月13日佐川急便は5月8日、4月よりスマートフォンを利用した「電子サイン」を一部エリアで開始したことを発表した。これにより、スマートフォンの画面に専用のタッチペンでサインするだけで荷物の受領が可能になる。今まで受領印データの提供は配達日翌日以降の対応となっていたが、電子サインにより、最短5分で確認が可能となる。また、複数個の荷物に対しても一括サインができるため、顧客の時間を短縮できる。同社は、2017年度までに全国の配達員5万人にスマートフォンを配備することを想定している。配達員にスマートフォンを持たせることで、顧客に新商品や新サービスの情報を画面で見てもらい、その場で提案するといったことも可能になるという。
2015年05月09日米Intelは5日(現地時間)、"Haswell-EX"の開発コード名で知られていたIntel Xeon E7-8800 v3シリーズおよび、Intel Xeon E7-4800 v3シリーズを発表した。前世代からコア数やLLCが増加し、パフォーマンスが向上したほか、Intel TSXをサポートした。「Xeon E7 v3」ファミリは、ミッションクリティカルな基幹業務に加え、インメモリデータベースやビックデータ分析といった分析ソリューション、仮想化といったワークロードに向けた製品。今回発表されたラインナップはIntel Xeon E7-8800 v3シリーズが8モデル、Intel Xeon E7-4800 v3シリーズが4モデル。一部を除いて16コア/18コアがIntel Xeon E7-8800 v3シリーズ、8コア/10コア/12コア/14コアがIntel Xeon E7-4800 v3シリーズとなっている。アーキテクチャがHaswellベースとなり、前世代の「Ivy Bridge-EX」から、IPCが向上したほか、コア数とスレッド数が最大15コア/30スレッドから最大18コア/36スレッドに、LLCが最大37.5MBから最大40MBに増加している。基本的な内部構造は、2014年9月発表の"Haswell-EP"こと「Xeon E5-2600 v3」ファミリと大きな違いはなく、2重のリングバスや統合電圧レギュレータ(iVR:Integrated Voltage Regulator)による電力管理、DDR4メモリサポート、仮想化機能の実装などが行われている。「Xeon E7 v3」ファミリはトランザクションメモリ命令「Intel TSX」(TSX:Transactional Syncronized Extentions)をサポート。TSXはもともとHaswell世代のCPUで実装されていたが、問題が見つかっており、Haswell-EPでは「実装はしているものの、無効化」という状態だった。その後、2015年3月にBroadwellベースのサーバ向けSoC「Xeon D」シリーズで命令の追加が発表された。TSXの詳細については、Hisa Ando氏の記事や大原雄介氏の記事を参照してもらいたいが、トランザクショナルメモリをハードウェアで実装し、メモリロック処理のオーバーヘッドを解消し、マルチプロセッサ/マルチスレッドでの処理を高速化する。TSXではHLE(Hardware Lock Elision)とRTM(Restricted Transaction Memory)の2種類が用意され、HLEはレガシーのXACQUIRE/XRELEASEプリフィクスを使用し、既存のコードをベースとして利用できる。一方、RTMはXBEGIN/XEND/XABORTという新しい命令を使用する。Intelによると、SAPのインメモリデータベース「HANA」とIntel TSXを組み合わせたところ、前世代のIntel Xeon E7-4890 v2と比較して、5.9倍のパフォーマンス向上が実現できたという。また、最大メモリ容量は1ソケット当たり最大24個の64GB DIMMに対応し、4ソケットのシステムでは最大6TB、8ソケットのシステムでは最大12TBと前世代から変わらない。しかし、メモリインタフェースSMI Gen2(Scalable Memory Interface)の転送速度が前世第の2,667MT/sから3,200MT/sに向上した。さらにメモリコントローラに接続されるメモリバッファの世代も新しくなった。パフォーマンスモードでは最大1600MHz、ロックステップモードでは1866MHz(いずれもDDR4メモリ、DDR3メモリはどちらのモードでも最大1600MHz)で動作する。「Xeon E7 v3」ファミリでは、ダウンタイムが発生する頻度、エラーによる損失を抑える「Run Sureテクノロジ」を強化し、システムRAS機能およびメモリRAS機能をはじめとする新機能の追加を行っている。システムRAS機能「エンハンスドMCA Gen2」では、OSに対するエラーリポート前にファームウェアでエラーを受けるという流れは従来と変わらないが、ファームウェアで記録できるエラーログを拡張し、より詳細な解析を行うことが可能となったという。メモリRAS機能「アドレス・レンジ・メモリー・ミラーリング」では、メモリの特定領域だけをミラーリングでき、さらに粒度の細かいメモリミラーリングを提供する。このほか、複数のランク・スペアリングやDDR4コマンド/アドレス・パリティ・エラー・リカバリーといった機能も備える。
2015年05月06日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2015年8月発売予定の『聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ(神聖衣)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は10,800円(税込)。「アリエスムウ(神聖衣)」は、4月11日より隔週土曜日にバンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場する。本作は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーション。物語は北欧アスガルドを舞台に、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士による新たな戦いが描かれる。4月20日時点で再生回数が200万回を突破するなど、大きな話題となっている。今年3月の『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』プレミア試写会でお披露目された『聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ(神聖衣)』は、『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』(2015年6月発売)に続く第2弾として立体化され、劇中でムウが装着する「牡羊座の神聖衣」を完全再現。必殺技のポージングが可能な広い可動域に加え、EXならではの豊富な表情パーツ、手首パーツも付属し、劇中同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」にも換装可能となる。聖衣(クロス)のデザインも、黄金聖衣(ゴールドクロス)の原型は継承しつつ、翼や装飾など神聖衣(ゴッドクロス)の名に相応しい、豪華絢爛な仕上がり。商品には、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾が施され、劇中同様の神々しい輝きを再現している。また、マスク装着・非装着の両方の状態が再現可能。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用フェイスパーツ4種、マスク装着用前髪、交換用手首左右各4種、オブジェ・フレーム一式、マスク装着時用ほどき髪パーツ、マスク装着時用結び髪パーツ、マスク非装着時用結び髪パーツ、聖衣分解装着図。なお、初回生産特典(商品封入)として、黄道十二星座シンボルプレート4種(メッキ仕様)も付属する。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年05月02日●EX-100は野鳥撮影にぴったり?カシオ計算機のデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」のハイエンドモデル「EX-100」は、焦点距離28~300mm(35mmフィルム換算。以下、本文内の焦点距離の表記はすべて35mmフィルム換算)の全域で開放F2.8を実現しているのが特徴だ。いわゆるサンニッパ(300mm F2.8)が手のひらに乗る。そんなEX-100の性能を活かして、4月24日に発売されるのが「EX-100×デジスコ コンプリートキット」(以下、EX-100デジスコセット)だ。これは、興和のスポッティングスコープ(地上望遠鏡)「PROMINAR TSN-884」もしくは「PROMINAR TSN-774」と専用の接眼レンズをEX-100に装着して、焦点距離 約900~4,200mmという驚異的な超望遠を実現するシステム。主に野鳥撮影での使用が想定されている。カシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」限定での販売で、コンプリートキットの価格は、TSN-884のセットが484,000円、TSN-774のセットが402,000円(ともに税別)。すでに持っている機材に合わせて必要なもののみを購入できるように、一部セットの組み合わせによる販売も行う。ところで「デジスコ」とは何だかご存知だろうか。デジタルカメラとスコープを組み合わせた語なのだが、スポッティングスコープにデジタルカメラをくっつけて、望遠撮影を手軽にできるようにしたシステムだと思ってもらえればいいだろう。スポッティングスコープで拡大した画像をデジタルカメラでそのまま写し取るため、クリアな画像を撮影できるのが特徴だ。何といっても、焦点距離が「デジタルカメラの焦点距離×スポッティングスコープの倍率」となるのが最大のウリ。先述したように、EX-100と興和のスポッティングスコープの組み合わせであれば4,000mm超の焦点距離を実現できる。EX-100デジスコセットにはそのほか、三脚や雲台、照準器、ケーブルレリーズ、バックパックなどが付属する。必要なものがすべてセットになっている手軽さがいい。カメラにスコープを取り付け、さらに三脚などに装着して「いざ撮影」という状態での総重量が約6kgほどと軽いのも、一眼レフ+超望遠の交換レンズには真似できないメリットだろう。●野鳥撮影のプロが語る、EX-100は「スーパーモンスター」○EX-100なら鳥が飛び立つ瞬間もばっちりこのEX-100デジスコセットの仕掛け人ともいえるのが、デジスコ専門サイト「デジスコドットコム」を運営する石丸喜晴氏だ。自身も野鳥撮影をライフワークとしている石丸氏に、EX-100を使って実演をしてもらいつつ、EX-100デジスコセットで野鳥を撮ってみた感想などを聞いてきた。―― EX-100を使ってみていかがでしたか?初めてEX-100を知った時は、コンデジにしては価格が高いと思いました。でも実際に撮影した写真を見てみると、適度なシャープネスでコントラストもはっきりしていて、高い解像感の写真が撮れたんですよ。レンズも贅沢なつくりだし、価格相応の性能を持っていると感じました。単体でももちろんいいカメラなんですが、EX-100デジスコセットにも適したカメラなんです。まずは1/1.7型というセンサーサイズが、実はデジスコシステム的にも大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいんですよ。像として見えているものを写すだけだから、望遠端の4,200mmでもキレイに写せます。最近よくある高倍率コンデジだと、三脚を使っても良い写真を撮りにくかったりしますが(※)、このシステムならその倍以上の焦点距離でもブレずに写せます。こんなに明るくキレイに撮影できて、EX-100は野鳥撮影に適したスーパーモンスターだと言ってもいいと思いますよ。(※編注)高倍率コンデジの多くは、望遠端で開放F値が大きくなる。よって、シャッタースピードが落ちてブレやすくなったり、ISO感度が上がってノイズが出やすくなったりする。―― EX-100で気に入っている機能や野鳥撮影にオススメな機能があれば教えてください。パスト連写機能のおかげで鳥が飛び立つ瞬間をしっかりと押さえられるのがいいですね。例えば、カワセミが枝から飛び立つ瞬間に「あ、飛び出したぞ、写せ!」だと、一眼レフでは遅いんです。でもEX-100のパスト連写機能を使うと、シャッターを押す前の写真も撮っているので、飛び立つ瞬間がラクに撮れてしまうんですよ。あと、最大1,000fpsの「ハイスピードムービー」機能を使うと、羽の動きをスローモーションで見ることができます。”HS30-240”や”HS30-120”を選んで、巣にいるところをノーマルスピードで、羽ばたいて飛んでいくところをハイスピードムービーに切り替えて撮るとおもしろい映像になりますよね。―― 一眼レフで野鳥撮影する時とEX-100デジスコセットで撮影する時で、ちがいは感じましたか?僕の作風としてはEX-100などを使用したデジスコの方が良く写るので、一眼レフシステムの出番は少なくなっていき、最近大きなレンズのシステムは売ってしまいました。一眼レフの交換レンズだとせいぜい800mm、テレコンを付けて1,000mmが限界ですよね。しかも大砲みたいなレンズを持ち歩くのは重いし疲れてしまいます。守備範囲の広いEX-100デジスコセットを持っていれば、もういいじゃないですか。約900~4,200mmという焦点距離を持っていれば、一眼レフみたいな画角でも撮影できるし、ドアップも撮れる。同じ場所から構図を変えて何枚も撮れる。画質にも十分満足しているので、重たい一眼レフはもう自分には必要ないと感じました。―― どんな人にこのEX-100デジスコセットを買ってほしいですか?いつも撮っている野鳥写真を「小さいなぁ~」と感じる人にはぜひ使ってほしいですね。わりと簡単に大きく、鮮明に写せちゃうので、いつのまにか野鳥のバストアップばかり撮るようになります。すっかりドアップにはまって「超望遠フリーク」のできあがりです。―― "超望遠フリーク"予備軍のみなさんに、一言お願いします!一眼レフでそれなりに機材を揃えると150万円~200万円くらいかかりますが、EX-100デジスコセットだと40万円~50万円と、超望遠システムとしては安く手に入ります。何を揃えればいいのかわからないという人でも、届いた日からすぐに撮影できるようにセットになっているのも導入しやすいと思います。石丸氏によれば、4月から6月は野鳥撮影に最高の季節。春の渡りで、色鮮やかな夏鳥がやってくるそうだ。EX-100デジスコセットを手に入れたのを機に、"超望遠フリーク"になってみるのも楽しいかもしれない。
2015年04月23日カシオ計算機は4月21日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」のハイエンドモデル「EX-100」と、スポッティングスコープや三脚などをセットにしたコンプリートキットを発表した。4月24日からカシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」限定で販売開始する。直販価格は、口径88mmのスポッティングスコープ「TSN-884」が付属するセットが484,000円、口径77mmのスポッティングスコープ「TSN-774」が付属するセットが402,000円(いずれも税別)。同コンプリートキットは、デジタルカメラとスポッティングスコープ(地上望遠鏡)を組み合わせた望遠撮影システム「デジスコ」のためのセット。主に野鳥撮影での使用を想定している。撮影には、28~300mm(35mmフィルム換算)のズーム全域で開放F2.8を実現したデジタルカメラ「EXILIM EX-100」を使用。望遠端でもF2.8と明るく、ブレを抑えた撮影が可能だ。また、デュアルCPUと2つの画像処理回路からなる「EXLIMエンジン HS Ver.3 ADVANCE」によって、動きの速い野鳥も撮影できるとする。EX-100と組み合わせるスポッティングスコープは、興和光学の「TSN-884」もしくは「TSN-774」だ。デジスコシステムにすることで、約900~最大4,200mm(35mmフィルム換算)の超望遠撮影を行える。カメラとスポッティングスコープのほか、接眼レンズやアダプターリング、コンバーターリング、照準器、照準器ステー、ケーブルレリーズ、レリーズステー、カメラマウント、ロングプレート、雲台、三脚、リュックがセットになっている。なお、コンプリートキットのほか、手持ちのパーツを活かした望遠システムを構築できるキットも用意。
2015年04月21日カシオ計算機がデジタルカメラ「EXILIM」の新モデル「EX-ZR1600」の提供を開始した。デジカメとして必須の画質や機能はもちろん、自分撮りに適したチルト液晶やフロントシャッター、定評のあるメイクアップモードなども搭載するEX-ZR1600だが、最大の特徴はやはりBluetooth Smartを利用した「オートトランスファー」機能だ。撮影した画像をスマートフォンに転送する機能を備えたデジカメは既に存在するが、EX-ZR1600はそれらの製品とどこが違うのだろうか? EX-ZR1600を企画、開発したカシオ計算機QV事業部第一開発部10開発室室長の細田潤氏と同第一開発部商品企画室の星野博之氏に聞いてきた。―― EX-ZR1600のオートトランスファーは、どういったものなのでしょうか星野氏「EX-ZR1600で撮影した写真を自動で専用アプリをインストールしたスマートフォンに送信できる機能です。この機能を利用すれば、スマートフォンのカメラで撮影したような感覚で、EX-ZR1600で撮影した写真をソーシャルサービスなどにアップロードすることができます」「ソーシャルサービスに写真をアップロードする際、多くの人がスマートフォンのカメラを利用していると思います。ですが、画質の美しさやズームなどの撮影補助機能が充実しているデジカメの美しい写真が使えるのであれば、そちらを利用したいというユーザーは多いはず―― そういったニーズに答えるべく搭載しました」―― オートトランスファーのキモとなるのがBluetooth Smartと聞きました。このBluetooth Smartを採用することで、どういったメリットがあるのでしょうか?星野氏「EX-ZR1600は、Bluetooth Smartでカメラとスマートフォンを常時接続し、写真を撮影すると無線LAN接続でスマートフォンに転送する仕様になっています。なので、あらかじめペアリングしておけば、機器同士近づけることや他の操作もなしに写真をスマートフォンに写真を送信することができます」細田氏「カシオでは2013年に発売したEXILIM TRシリーズから、無線LANを利用した画像転送機能を搭載した製品を提供しています。ですが、これらの製品は、スマートフォンとカメラ、両者を操作しないと写真を転送することができません。これを改善しようと検討していたところ、Bluetooth Smartを使えば、スマートフォンを触らずに、写真を転送できる可能性があると気付き、その実現方法を模索してきました」――Bluetooth Smartの採用で苦労した点はありますか。星野氏「カメラからスマートフォンアプリを起動し、スマートフォンに触れなくても撮影した写真を送信できるようにすること。その逆に電源がオフの状態からカメラを起動し、撮影画像をスマートフォンから見る―― という動作を実現することです。ですが、これらを実現したことでEX-ZR1600は、それぞれの機器を意識せずに転送機能が利用できるようになっています」細田氏「EX-ZR1600に高い負荷がかかった状態でも滞りなく動作させるのにも苦労しました。転送機能を利用している時は、負荷がかかり撮影機能が利用できない―― なんてことが起きては本末転倒です。カシオのカメラは『サクサク撮れる』ことを前提としていますので、これを犠牲にすることは許されません」――このほか、オートトランスファーでこだわったところはありますか?星野氏「普通にカメラを操作しているだけで、自然に写真が転送されている、というのを実現するために、通常のカメラ処理と画像の送信処理をいかにスムーズに並列動作させるかということに苦労しました。転送機能を利用している時は、シャッターがなかなか切れない―― なんてことが起きては本末転倒です」―― 転送機能を備えたデジカメというと、バッテリ駆動時間が気になります。EX-ZR1600はどうでしょうか?細田氏「常時接続していても、カメラの電源がオフの時はデータのやりとりはしませんので、バッテリ消費は微々たるものです。また EX-ZR1600は、無線LANでのデータ送受信をきめ細かくコントロールして省電力で駆動できるよう設計されています」―― オートトランスファーを中心について聞いてきましたが、改めてEX-ZR1600の魅力をお聞きしたいと思います。星野氏「若い方の中には、これまでデジカメラを使ったことがない人もいると思います。そんな方にこそ、EX-ZR1600を使っていただきたい。スマートフォンのカメラよりもきれいな写真が撮影でき、これまで通りスマートフォンで管理できるというところを体験してもらいたいです」「また、180度回転する大型のチルト液晶とフロントシャッターを搭載しているので、自分撮りにも適した製品です。肌をより明るく、なめらかに表現する『メイクアップモード』も利用できます。女性だけでなく男性にもお勧めです」細田氏「ソーシャルサービスをよく利用されるお客さまにEX-ZR1600でデジカメの良さを味わって欲しいですね。撮っているうちに自然にスマートフォンに写真が保存されているという感動を味わってもらいたいなと思います」―― ありがとうございました。撮影画像をスマートフォンに転送する機能を備えたカメラは、近距離無線通信技術「NFC」を使ってカメラとスマートフォンを近づけることで画像を転送する製品など、すでに存在する。本稿で紹介したEX-ZR1600がこれらのカメラと異なるところは、機器同士を近づけたり、特別な操作をせずとも「普通にカメラを操作しているだけで、自然に写真が転送されている」(星野氏)というこれまでにない体験をユーザーに提供する製品であると言うことだ。本稿を読んでEX-ZR1600に興味を持ったという方は、ぜひ量販店などで実機を手にとっていただきたい。
2015年04月01日