ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の初となる自叙伝『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』が発売される。イギリスで勇敢な女性の象徴として国民的人気を誇るヴィヴィアン・ウエストウッド。政治的活動でも有名であり、自由と人権保護団体のリーダーや、環境保護団体グリーンピースのスポークスマンなども努めている。また、収入のほとんどを熱帯雨林と北極圏の保護ために寄付しており、現在は25歳年下の夫、アンドレアスと質素な暮らしを楽しんでいる。74歳にしてリタイアする意思や社会活動を制限しようという考えは全くないという。今回発売される自叙伝では、ヴィヴィアン・ウエストウッド本人によって初めて語られるストーリーを収録。パメラ・アンダーソン、チャールズ皇太子、シャミ・チャクラバティ、ナオミ・キャンベル、ジェリー・ホール、ボブ・ゲルドフ、ジュリアン・アサンジなどの活動家仲間や友人などが寄せたユニークなメッセージも掲載されている。そのうち人権運動家のシャミ・チャクラバティは、「ヴィヴィアンに関してまず知っておくべきことは、彼女の並外れた誠実さと献身です。彼女は知恵のある長老のような一面を持ちながら、もっとたくさんのことを理解するために、未だにハングリー精神を持って社会に問題提議を続け、奮闘しています。ヴィヴィアンはまさにアイコンであり、私が知る限り一番影響力を持つフェミニストです。彼女はひとつの帝国を築き上げました。彼女は愛に満ち溢れていて罪に対しても寛大です。そのうえ素晴らしいルックスを持ちあわせています」と語っている。【書籍情報】『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』著者:ヴィヴィアン・ウエストウッド、イアン・ケリー出版社:DU BOOKS624ページ/B5変型/ハードカバー価格:4,000円
2016年02月19日Big Mountain Music Festival著者撮影毎週タイ国内のあちこちで開催されている音楽イベント。最近では同じ日にいくつものイベントが重なってしまって、どちらに行くか迷うこともしばしばです。特に旅行で来ていて時間が限られている場合は、絶対に外さない方を選びたいものですよね。そこで今回は、毎回クオリティの高い音楽イベントを作り出しているイベントオーガナイザーを紹介します。出演するミュージシャンが同じでも、そのイベントを演出する人が違えば盛り上がり方も段違いに変わります。今回紹介するイベント・オーガナイザーのロゴがイベントのポスターやフライヤーにあったら、それは「外さない」イベントの目印だと思ってください。がっかりさせることはまずありません!いま最もアツいイベントチームZAAPコンサート・イベントだけではなく、海外からDJを招いたEDMイベントやマーケット・イベントなど、幅広くイベントを手掛けて、しかもどれも大成功させているイベント・オーガナイザー集団がこの「ZAAP」(セープ)。彼らのプロデュースするイベントは、豪華な出演陣なのにチケット料金も手頃なことが多く、あっという間にソールドアウトになってしまうこともしばしば。ZAAPがプロデュースしたイベント「Sangsom MoveaBar」著者撮影ZAAPのイベントの中でも一番の人気を誇るのが「Single Festival」です。これはシングル=独り者のためのフェスで、「音楽を楽しみながら、異性とも知り合っちゃおう」というのがコンセプト。会場では「恋人がいる人は白い服、いない人は黒い服」といったように、毎回「独り者」が分かるためのドレスコードを設定していたり、女性の方がチケットが安くなっていたりします。現在はバンコクだけでなくタイ国内各都市で開催中で、ほぼ毎回チケットが売り切れてしまいます。ZAAP Facebookページ大規模イベントならお手の物BMMFもここ!GAYRAYタイ最大手のレコード会社GMM Grammyに所属するイベント・オーガナイズ集団がこの「GAYRAY」(ゲーレー)。タイ国内最大の野外音楽フェスである「Big Mountain Music Festival」(BMMF)の制作チームになります。Big Mountain Music Festival著者撮影大手レコード会社内のチームだけあって、GMM Grammyに所属する人気アーティストが多数出演するような大規模イベントを手掛けることが多く、今年2月にはアコースティックに特化した新たな野外音楽イベント「ナンレン・フェスティバル」を初開催する予定。過去にはタイガービールが主催する音楽&アートイベントシリーズ「Tigar Translate」の制作を担当し、海外の注目バンドによるライブイベントも多数行っています。GAYRAYオフィシャルサイト Facebookページ Mountain Music Festivalインディーズ・シーンの最優良メディアfungjaiもともと専門のイベントオーガナイザーではなく、インディーズ音楽に特化した音楽ストリーミング配信サイトとして始まった「fungjai」(ファンジャイ)。CDショップが次々と潰れていくタイ国内においては、音楽を聴く手段としてはデジタル配信が主流になっているのですが、その中にあって「fungjai」は、タイのインディーズ・バンドの曲をファンに手軽に聴いてもらえるサービスとしてオープンしました。が、その後サービスは充実し続けて、単に音楽を配信するだけではなくておすすめのプレイリストを作ったり、ネットラジオやデジタルマガジンを立ち上げたりしているのですが、ついにはデジタル空間からも抜け出て、実際にライブ・イベントをオーガナイズするに至りました。HED SOD 1著者撮影2015年に1回目が開かれた「HED SOD」(ヘット・ソット)は、10年以上活動を休止していた幻のバンド「Death of a salesman」をヘッドライナーに据えて、その時最も話題のバンドを集めて大きな注目に。それ以降1年に2回のペースでの開催が決まりました。第3回の「HED SOD 3」は2月13日開催予定。次回はおそらく5月か6月頃になると思われます。ライブ・イベントに加えて、インディーズで活動するミュージシャンのためのワークショップイベントも継続的に開催中です。今やインディーズ界を支える最重要メディアの一つであり、良質なイベントを送り出す名オーガナイザーの一つにもなりました。fungjaiオフィシャルサイト Facebookページこの3組が制作するイベントなら当たり間違いなし!仮にタイのアーティストについてよく知らなくても、会場で盛り上がっているタイ人に混じって音楽を聴いていれば、きっと楽しめるはずですし、アーティストについて知るきっかけになると思います。(text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年02月09日日本はバレンタインに向けてラブリーな商品が多数並んでいるかと思いますが、タイのスタバは今、チャイニーズニューイヤーに向けて赤一色となっています。そこでひときわ目立っているのが、スタバで良く見かけるクマちゃん「スターバックス ベアリスタ」。チャイニーズニューイヤーズに向けて装いを新たに。サルに変身です!熊だけどサル。着ぐるみを来て出迎えてくれるので、この時期にタイのスタバに行ったらチェックしてみてください!
2016年01月31日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が2016春夏広告キャンペーンを公開。ベニスを舞台に、街の美しさとともに、老朽化して存続の危機に迫られているこの街をヴィヴィアンらしく切り取ったビジュアルに仕上がった。同キャンペーンが掲げたテーマは「Mirror the World’-ベニスを救う」。そこには老朽化した街の修繕だけでなく、大量の観光クルーズ船の運行や気候変動による被害の深刻化といった問題もはらんでいる。ビジュアルはベニスを象徴する裏路地や運河、豪華な宮殿といったロケーションで撮影。街の持つ美しさと衰退を映し出すとともに、早急な救済を訴えた。ヴィヴィアン・ウエストウッドは「私たちがベニスすら救えなかったら、一体どうやって世界を守ることができるでしょうか?」とのコメントを寄せている。
2016年01月28日写真提供:タイ国政府観光庁タイでは年間を通して200以上のマラソン大会が開催されるマラソン大国、タイ。世界遺産の中を走ったり、ビーチリゾートを走ったりなど、日本ではなかなか味わえない非日常のコースが楽しめるのも、タイで走る魅力の一つ。2016年開催の大会も続々とエントリー開始!カオヤイ・ハーフマラソン2016年3月6日世界自然遺産にも登録される「カオヤイ国立公園」内のコースを走る大規模な大会。約80か国から集まった45,000人もの参加者が、大自然を駆け抜ける。種目は、ファンラン(5km)、ミニマラソン(10km)、ハーフマラソン(21km)。カオヤイ国立公園は、全体の約85%が樹木に覆われ、野生の像やトラも生息しているというから驚き。少々起伏があるコースだが、雄大な自然と動物たちがパワーをくれそう。大会前日には、ローカルフードが提供され、イベントブースも設置。・大会詳細はこちら>・大会エントリーはこちら>ラグーナ・プーケット国際マラソン2016年6月4日、5日写真提供:タイ国政府観光庁プーケットを代表するビーチリゾート「ラグーナ・ビーチ」を走る、アットホームな大会。2015年大会では約50か国から約6, 000名が参加し、2016年大会は約7, 000名を見込んでいる。昔ながらの街並みとビーチラインの美しい景色が楽しめるコース。フルマラソン、ハーフマラソン、10.5 kmラン、5 kmラン、5 kmウォーク、2 kmキッズランと種目も多いので、自分に合ったコースを無理なく走れるのも魅力。レース前夜に開催されるパスタパーティでは、 スタート/ゴールラインとなるOutrigger Laguna Phuket Beach & Resortのシェフが腕を振るう。・大会詳細はこちら>・大会エントリーはこちら>スコータイマラソン2016年6月26日予定写真提供:日本アセアンセンター世界遺産「スコータイ遺跡公園」内を走るスコータイマラソンは、今年で第6回目を迎える。約4,000人が参加する大会。種目はフルマラソン、ハーフマラソン、クオーターマラソン(10.5km)、キッズラン(5km)。かつてタイの首都として栄えたスコータイに今でも残る、荘厳な遺跡群を駆け抜けるコースは神秘的。・大会詳細はこちらに随時掲載予定>パタヤ国際マラソン2016年7月17日予定写真提供:タイ国政府観光庁今年で25回目を迎える本大会は、日本からの参加者も多数。バンコクから車で約2時間の一大リゾート地「パタヤ」が舞台。アップダウンの多いスクンビット通りを走るコースは、「タイで最も過酷なレース」と言われる所以。コース後半は、ジョムティエンビーチ、パタヤビーチと、疲れも吹き飛ばしてくれそうな美しいビーチラインが広がる。フルマラソン、ハーフマラソン、クオーターマラソン(10km)、キッズラン(3.5km)の4種目。・2015年の大会の様子は>日中は気温が30℃以上まで上がることが多い南国タイでは、まだ気温が低い早朝、もしくは夜明け前にスタートする大会がほとんど。お昼にゴールした後は、ゆっくりとタイ古式マッサージやエステ、グルメなどで疲れを癒すのもいいかも。旅行×マラソンで、一味違った旅を楽しもう!
2016年01月21日ヴィヴィアン・ウエストウッド マン(Vivienne Westwood MAN)が、1月17日15時(現地時間)、16-17AWコレクションをミラノのパラッツォ邸(Palazzo Serbelloni)で発表した。
2016年01月18日ロサンゼルスで1月9日に開催された第9回HEAVEN GALAにて、ヴィヴィアン・ウエストウッドと夫でありクリエイティブディレクターのアンドレアス・クロンターラーがクリエイティブを指揮した「Visionaries」パーティーが行われた。非営利団体The Art of Elysiumによって開催された第9回「HEAVEN GALA」には、ジョニー・デップ、アンバー・ハード、クリスティーナ・ヘンドリックスや、ケリー・オズボーンをはじめとした多くのハリウッドスターが、ヴィヴィアン・ウエストウッドのドレスを纏って来場。会場では、フィノラ・ヒューズとラッセル・ヤングがその継続的な支援を讃えられSPIRIT OF ELYSIUM賞を授与された他、インスタレーションやライブなどのパフォーマンスも開催された。なお、ヴィヴィアン・ウエストウッドとアンドレアス・クロンターラーは、1月8日に環境保護団体シーシェパードのイベントにも参加。今後同団体の顧問として活動を行っていくことを発表した。ヴィヴィアン・ウエストウッドはシーシェパードと協力し、様々な人々を集めて海洋生物保護やプラスチックゴミの除去、地球温暖化を軽減する施策などに取り組んでいく。
2016年01月17日旅行会社の旅工房はこのほど、「女性におすすめ! タイのおしゃれなカフェ・レストラン3選」を発表した。今回発表されたカフェは、実際にタイを訪れた旅工房のスタッフが選ぶ、女性におすすめの店舗となる。バンコクの「ISSAYA SIAMESE CLUB(イッサヤ サイアミーズ クラブ)」は、人気料理番組に出演するなど、タイで有名なシェフのイアン・キットチャイ氏がプロデュースするレストラン。築100年の一軒家をリノベーションして造られており、一歩足を踏み入れるとハーブを育てる庭に囲まれ、高原の別荘にきたかのような雰囲気を味わえるという。また、店内のモダンな家具や食器は統一感のあるカラフルな色使いで、一つひとつにこだわりを感じられる品々となっているという。「ISSAYA SIAMESE CLUB」で楽しめるのは、タイの創作料理。計10品を楽しめるコース「Chef Ian Kittichai Tasting Menu」などを用意しており、中でもスタッフのおすすめは、ほどよくスパイスを効かせた魚介のソースと組み合わせたロブスター料理「HOR MOK GOONG MUNG KORN」とのこと。デザートはマカロン、カスタードプリン、マンゴーケーキなどのスイーツの盛り合わせで、一口サイズのため女性でも食べやすくなっている。コース料理の他にアラカルトのメニューもあり、女子会にもおすすめだという。バンコクから飛行機で約80分の場所に位置する街・チェンライには、カフェ「Chivit Thamma Da Coffee House(チヴィット タマダ コーヒー ハウス)」がある。外装はツタに覆われた白い一軒家で、店内は白を基調とした上品なインテリアや食器でまとめられている。テラス席では、山に抱かれたチェンライの風景を眺めながら食事ができるという。スタッフおすすめの料理は、チェンライの名物料理である"カオソイ"という麺の入ったココナツ風味のカレー「Northern Thai style Khao Soi with Beef Shank」。麺とまろやかなカレーが絡み合い、一度食べたらやみつきになるおいしさとのこと。デザートのチョコレートケーキやココナツケーキ、ラズベリーソースのパンナコッタも、かわいらしい見た目で食べごたえのある大きさなので、スイーツ好きの女性におすすめだという。3店目の「Chakrabongse Dining(チャクラポン ダイニング)」は、チャオプラヤ川沿いに位置するホテル「Chakrabongse Villas(チャクラポン ヴィラ)」にあるレストラン。同ホテルは、客室数がわずか7室と隠れ家のような雰囲気のホテルとなっている。ホテル宿泊者以外の来店は完全予約制で、1日に受け付けるのは3~4組のみ。窓からチャオプラヤ川の景色を眺めながら、落ち着いた空間で日替わりコースを楽しめるとのこと。同店でのスタッフおすすめの料理は、スズキのフライ。さっぱりとした塩味で魚の旨味が引き立ち、身はふわふわとした食感だという。タイの定番料理であるトムヤムスープとマッサマンカレーも他店に比べマイルドな味付けのため、辛いものが苦手な人にもおすすめとのこと。どの料理も竹のカゴに入っていたり、花が添えられていたりと、一つひとつ丁寧に盛りつけられているのも特徴となっている。夜は店内からチャオプラヤ川やワット・アルンのライトアップも眺められるという。(c)TABIKOBO
2016年01月06日ワット・ヤイ・チャイモンコン@アユタヤphoto:世界遺産イェーイ!タイには5件の世界遺産があります。前回は、タイ北部にある世界遺産2件を紹介しました。今回は、首都バンコクからのアクセスも良くタイで一番メジャーな世界遺産アユタヤの遺跡と、手長猿や象など貴重な動物に会える自然遺産2件をご紹介致します!アユタヤと周辺の歴史地区(文化遺産)登録基準:「文明の証拠」ワット・プラ・シー・サンペット3基の大仏塔が有名 photo:世界遺産イェーイ!アユタヤは「平和の都」という意味で、約400年間栄えたアユタヤ朝の都です。3つの河川の合流地点にあるアユタヤはかつて「水の都」とも呼ばれ、商業と文化の中心地として栄えていました。アンコール朝を滅ぼし、スコータイ朝を併合したりして17世紀には国際貿易都市に発展するも、1767年のビルマ軍侵攻によって都は徹底的な略奪と破壊にあってしまいました。この際に仏像の頭部が切り落とされたりしたわけです。ワット・プラ・マハータート菩提樹の木に覆われた仏頭 photo:世界遺産イェーイ!仏教を信仰した歴代のアユタヤ朝の王たちが築いた美しい仏像や寺院を楽しむことができるアユタヤ。首都バンコクから北へ約80km、バスや電車に乗って約1時間半で行けることから多くの観光客を集めているアクセス良好な世界遺産でもあります。私たちはレンタサイクルでまわりました! photo:世界遺産イェーイ!前回の記事でご紹介したスコータイも巨大な遺跡でしたが、こちらのアユタヤも広い!!世界遺産に登録されている寺院はたくさんあり、点在しているのでレンタサイクルやトゥクトゥクでまわりましょう!暑いので水分補給はしっかりと!バンコクから日帰りでも十分観光できますが、アユタヤにもホテルがたくさんあるので何泊かしてのんびり寺院巡りをするのもオススメです。ワット・ラー・ジャブーラナ@アユタヤ砲弾系の塔は必見です! photo:世界遺産イェーイ!・アクセス日本から首都バンコクまで飛行機で約6時間。バンコクからアユタヤまでバスか電車で約1時間半~2時間。ドン・パヤーイェン-カオ・ヤイの森林群 (自然遺産)登録基準:「絶滅危惧種」カオヤイ国立公園で出会ったトカゲの一種 photo:世界遺産イェーイ!世界遺産、「ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群」は、カオヤイ国立公園など4つの国立公園と、ドンヤイ野生生物保護区で構成される広大な山岳地帯です。運が良ければ象やトラが見られる野生動物の宝庫で、トレッキング、バードウォッチング、自然観察、キャンプなどを楽しむことができます!バンコクから日帰りツアーで行くこともできますが、私たちはせっかくなのでバンコクから電車で約4時間のところにあるパクチョンという街に泊まって観光しました。パクチョンにある宿で開催している1日トレッキングツアーでカオヤイ国立公園を満喫しました!ヒルが多いのでこんなのを履いて出発! photo:世界遺産イェーイ!トレッキングをしていると様々な動物に会うことができます。こちらは、ガイドさんが望遠鏡越しに写真を撮ってくれた手長猿!photo:世界遺産イェーイ!トレッキングの最後ではこんな滝で水遊びをすることもできます!photo:世界遺産イェーイ!山歩きを楽しみながら、珍しい動物に会ったり、滝つぼで水遊びをしたりと自然を満喫できる世界遺産カオヤイ!バンコクから少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。・アクセスバンコクからパクチョンまで電車で約4時間。パクチョンのホテルでツアーを申し込む。バンコクからのツアーもある。トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区 (自然遺産)登録基準: 「自然の景観美」、「固有の生態系」、「絶滅危惧種」「トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区」は、タイ北部、ミャンマーとの国境沿いに位置し、東南アジア最大級の動物保護区でもあります。インドゾウなどの珍しい植物を見ることができます。現在野生動物保護区は人の立ち入りが禁止されているため、なかなか見学するのが難しいですが、周辺の国立公園で自然を少し楽しむことはできます。バンコクや、バンコク近郊のカンチャナブリーから、ツアーで観光することができます!・アクセスバンコクやバンコクからバスで約2時間のところにあるカンチャナブリーからツアー。※記事中の情報は、全て2015年12月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>
2016年01月05日©Tourism Authority of Thailand サーフィンも楽しめるカタビーチ冬から春にかけてオンシーズンなのが、アンダマン海に浮かぶタイの島々。ポピュラーなリゾートから、自然が主役のネイチャー系まで、どの島も個性的。そして島特有のユルい空気が流れています。ここでは数ある島のうち、ステキなリゾートのあるところをピックアップ。バックパッカー向けのハードな島旅ではなく、リゾーター向けの優雅な島旅を満喫できます。穴場な島なら、行ったことが自慢にもなる!?寒い日本を脱出して、のんびりリゾートしましょ!プーケット©keemala ユニークな世界観が話題のリゾート、キーマラタイ最大の島にして、この国を代表するアイランド・リゾート。おもに西海岸にビーチが続き、それぞれでキャラクターが立っています。お祭り騒ぎのパトン、隣接しながらパトンよりも落着きのあるカロン、さらに静かでサーフィンができるカタ、隠れ家感のある夕日の名所のナイハン、豪華リゾートのラグーナなど、雰囲気でビーチが選べます。ここ数年は東側にも、ステキなリゾートがお目見え中。また、ノスタルジックな風情の歴史的建物群が並ぶプーケットタウンや、奇岩が水面からそびえるパンガー湾など、リゾートホテル以外にもお楽しみが。著者撮影 世界遺産の登録を目指すプーケットタウンおすすめリゾートホテル/キーマラプーケットのビーチの詳細はこちらラチャ島著者撮影 プーケットから約40分の移動で透明度がグンとアップするラチャ島プーケット南端近くの港から約40分、まぶしいほどの白砂ビーチと遠浅の海が広がるラチャ島。ほんの少しの移動なのに、ここまで自然の色が変わるのかと驚くはず。ダイビングスポットとしてもポピュラーな海域なので、スノーケリングも期待できそう。おすすめリゾートは絶景ビーチを前に、木々に埋もれるように真っ白なヴィラが点在するザ・ラチャ。リゾートから内陸へ続く道をゆくと、裏のビーチへ行くこともできます。おすすめリゾートホテル/ザ・ラチャピピ島著者撮影 次から次へとボートが訪れ、人がやってきては去る、大人気のマヤビーチ本土のクラビから南へ約42キロ。6つの島々からなるピピ諸島のうち、メインはピピ・ドン島とピピ・レ島。ピピ・ドン島が滞在の拠点。中心地のトンサイベイは迷路のような小道にレストランやダイビングサービス、バンガローがずらり。夜遅くまでに賑わっている。静かに過ごしたいならば、船で向かう南部のレムトンビーチへ。またピピ・レ島には映画『ザ・ビーチ』の舞台となったマヤビーチがあります。著者撮影 レムトンビーチの隠れ家リゾート、ジボラおすすめリゾートホテル/ジボラヤオ島©Sixsenses Yao Noiパンガー湾の多島美をリゾートから眺められるシックスセンシズヤオノイプーケット島と本土クラビの間、パンガー湾の中心に浮かぶ、ヤオ・ノイとヤオ・ヤイの2つの島。ヤオ・ノイにシックスセンシズがオープンしたことで一躍注目の的に。とはいえ、漁業とココナッツ産業が主産業の自然あふれる島であることは変わりなし。ヤオ島周辺にはパンガー湾特有の石灰岩でできた、粘土細工のような不思議な形の島々が浮かび、リゾートからの眺めが素晴らしい!おすすめリゾートホテル/シックスセンシズヤオノイランタ島著者撮影 南西部にあるクロンニンビーチクラビからワゴン車で陸路とカーフェリー移動合わせて、約2時間30分。2000年初頭のアジアンリゾートブームで一躍名前が広まった、隠れ家アイランド。ランタ・ノイ島の西海岸にビーチが連続しています。デザイン系や大人オンリーなど、スタイリッシュなリゾートで優雅な休日を。著者撮影 クロンダオビーチに面したツインロータス・コ・ランタおすすめリゾートホテル/ツインロータス・コ・ランタクラダン島著者撮影 島の東側は遠浅の海。ゲストの荷物はスタッフがかついで運びますトラン沖に位置し、国立公園内にある秘島。南北約2キロ、幅約600メートルほどの小さな島で、バンガローが数軒とリゾートが1軒あるのみ。ネオンも車もない、ネイチャー・アイランド。島の東西でビーチの雰囲気が異なり、東側は浅瀬が広がるモルディブに似た海、一方の西側はアダンの木々に包まれた沖縄の離島のような雰囲気。著者撮影 プールや雰囲気のいいバーもありますおすすめリゾートホテル/ザ セブン シーズ リゾートリペ島著者撮影 一周しても1時間足らずのリペ島マレーシアの国境近くにある、国立公園内に浮かぶ最果ての島。バンコクからは移動に1日かかるけれど、マレーシアのランカウイからはボートで約1時間。こぢんまりとした島はほとんどがラフロードで、滞在の拠点は3つのビーチに分かれます。メインはカフェや土産物店が並ぶ目抜き通りも走るパタヤビーチ、バンガローが急増中のサンライズビーチ、パッカー系を見かけるサンセットビーチ。これからブレイクしそうな予感がする島です。著者撮影 サンライズビーチに面したアイデリック・コンセプト・リゾートおすすめリゾートホテル/アイデリック・コンセプト・リゾート : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年12月27日『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで、平和と自然を愛するホビット族の主人公ビルボを演じたイライジャ・ウッド。だが、主演最新作『ゾンビスクール!』では、ゾンビ化してしまったキッズたちと笑撃(?)のサバイバルバトルを繰り広げている。そんな彼をはじめ、トビー・マグワイア、ジョセフ・ゴードン=レヴィットら、ハリウッドで活躍する“草食系”俳優たちが、話題の新作では“肉食系”作品に出演していることが分かった。『ゾンビスクール!』でウッドが演じるのは、小説家を目指してニューヨークに移るも、なかなか芽が出ず、故郷に戻り母校の小学校に臨時教員として働くことになる主人公クリント。劇中でも、独創的なホラー小説の執筆に勤しみ、ピンチの時には「僕には勇気の欠片もない!」と自ら言い放つなど、いかにも草食系男子だ。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでは穏やかなホビット族を演じていたが、本作のクリントも争いを好まず、思ったことをロクに言えない気弱さ。しかし、赴任早々、小学校の給食に出てきたチキンナゲットをきっかけにキッズゾンビが大繁殖、教師たちに襲い掛かってくるとなれば、生き残るために戦わねばならない。だが、新しく到着した場面写真で見せるクリントの表情は、キッズゾンビと対峙して恐怖におびえ、やはり“草食系”感満載。とはいえ、彼がその小学校に赴任したのには思わぬ“肉食系”的な理由もあり…。教師VSキッズゾンビのバトルのみならず、このド“草食系”のクリントが“肉食系”へと変貌していく様子も見どころとなりそうだ。また、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズで、等身大な悩みを抱える草食系ヒーローを好演したトビーは、自身もベジタリアンとして知られ、草食系男子を地で行く存在。しかし、実話を基にした新作『完全なるチェックメイト』(12月25日公開)では、常軌を逸した戦略で勝利をもぎ取ろうとする貪欲さがみなぎる、実在の天才チェスプレイヤーを演じている。一方、『(500)日のサマー』で現実主義の彼女との恋愛に悩むロマンチストな青年を演じ、“肉食系”カルチャー女子の萌え心に火を点けたジョセフ・ゴードン=レヴィット。『ザ・ウォーク』(1月23日公開)では、命綱なし、ワイヤー1本で、ワールドトレードセンターの間を空中闊歩するという無謀すぎる挑戦をした実在の人物を演じ切る。次々と“肉食化”する彼らだが、やはり魅力的なことに変わりはない。彼らの新境地ともいえる変貌を、スクリーンでも確かめてみて。『ゾンビスクール!』は2月20日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船"エセックス号"を襲った衝撃の実話を描いた『白鯨との闘い』(2016年1月16日)のロン・ハワード監督がこのほど、過去に手掛けた名作『アポロ13』との意外な接点を明かした。『アポロ13』は、1970年に月に向かって打ち上げられたアポロ13号を襲った爆発事故と、宇宙で酸素と燃料を失うという絶望の状況から奇跡の生還を果たした実話をもとにした作品。一方の『白鯨との闘い』は、19世紀に太平洋のど真ん中で、体長30メートルの巨大な鯨によって船を沈められるも、絶望の漂流生活から生還した捕鯨船"エセックス号"の乗組員たちの物語だ。共に奇跡のような実話を描いた2つの作品を、ロン監督は「従兄弟」と表現。「"『アポロ13』の従兄弟"というのは、舞台は違っても構成の面がとてもよく似ているという意味なんだ。でも、本作は宇宙よりももっとダークな場所へと旅路に出て、ストーリーはもっと複雑だ。ある意味では、『アポロ13』よりもっと現代的な映画だと言える」と語る。続けて、「作品のコアとなるのは、どうやって人間が困難な状況をはいあがっていくか? 家に帰るということが、どれほど心を惹きつけてやまない切迫したものか? という問いかけだ。誰もが共感でき、感情移入できるストーリーだと思う」とコメント。作品の舞台は約2世紀前だが、家族のために必至で生き抜こう(帰ろう)とする男たちのドラマは、時代を問わず共感できるものだと自信をのぞかせた。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年12月19日「ムーピン」という料理をご存知だろうか。「ああ、アレね! 」とわかる人はまだまだ少数かもしれない。「やきとん」のタイバージョン、といえばわかりやすいだろうか。タイ料理の1種で豚の串焼きを意味する。辛くないタイ料理なので子どもも食べやすい。お父さん読者の皆さんは、週末にでもぜひつくってみてほしい。レシピ考案はフードユニット「FOODPARK」。「グリルで焼く際、竹串を湿らせると燃えにくくなります。フライパンでも焼けますが、脂が落ちるのでグリルパンや魚焼きグリルで焼くのがオススメです」。○子どもも食べられるタイ料理! 「ムーピン」材料(4人分・12~16本分)豚ロース(トンカツ用) 3枚 / パクチー 適量A(ニンニクすりおろし 1片分 / オイスターソース 大さじ1 / ナンプラー 大さじ1 / 砂糖 小さじ1 / カレー粉 小さじ1)つくり方1.竹串は水に浸して湿らせておく。豚肉の長い方を縦におき、細長いそぎ切りにする。包丁の背で叩き、Aをもみ込んだら30分から一晩おく。2.竹串で1を刺し、グリルパンまたは魚焼きグリルで両面こんがりと焼く。3.器に盛り付けて、パクチーを添える。○著者プロフィールFOODPARKフードカメラマン 福田栄美子、料理家・栄養士・飲食店コンサルタント 橋本加名子、編集ライター・料理家 須永久美の3人によるフードユニット。「おいしそう! 」「食べたい! 」、そんな印象をふっと抱かせる食いしんぼう達の好奇心とプロの視点で、料理本やカタログ・販促物制作、料理イベント、出張講座、飲食店プロデュースなどを行っている。※オフィシャルサイト「FOODPARK」
2015年12月19日ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッド(68)と妻サリー・ハンフリーズに、来年6月双子が誕生する予定だという。新たな家族の一員を迎えることになったロンとサリーは、その喜びを隠せないようで、関係者の1人はザ・サン紙に「ロンはとても喜んでいます。12週目のスキャンを終えて、みんなにこのニュースを伝え始めています。また父親になることが待てないようですし、自分の年齢を問題だとは全く感じていないようです。彼はまだ若いと感じていますし、健康ですからね」「サリーと結婚してからというもの、子供の可能性はいつもありましたし、決してその可能性を否定していませんでした。ですが、双子と聞いて、驚きを隠せなかったようです。このチャンレンジにロンはやる気満々ですがね」とコメントする。さらに代理人も、「サリーとロンは2016年6月に双子を迎えることになったことを喜んで発表します。言うまでもありませんが、夫妻はこの素晴らしいニュースに感激し、喜んでいます」と声明を出している。妻サリーは、以前からロンと子供と持ちたいと熱望。「ロンには幼い子供を持った年上の友人がたくさんいて、その全員が素晴らしいことだし、若さを保てるって言うのよ。私もそれってすてきなことだと思うけど、そうなるかは分からないし。そう願っているわ」「赤ちゃんがいたらいいわね。言うまでもなく私たちはそのことについてたくさん話し合ったから、ロンにも質問できるし、答えはきっと『そうだな、いいかもね』って感じでしょうね。ロンも意欲的よ」と語っていた。(C)BANG Media International
2015年12月09日タイのスターバックスでは特典が満載なのです。スターバックスカードで飲み物を買うと、12杯で1杯FREEになったりと結構な還元率なのです。そして個人的にも楽しみにしているのが年末のクリスマスシーズンになるともらえる「スケジュール手帳」です。スターバックスカードにいくらかまとめて入金するだけで、無料で貰うことができます。更に、クリスマスドリンクも一杯無料に。今年は「3,000THBを入金すると貰える」とあったので、去年よりも高いな~と少し躊躇していたのですが……なんと、今回は「MOLESKINE」とのコラボレーション手帳なのです。すご~い!手帳に加え、年間で使えるクーポンまで付いています。過去の手帳を並べてみてもクオリティーが上がっていますね。旅行中に、スターバックスカードに3,000THB分入金するのはもったいないかもしれないのですが、スタバグッズを集めたい方にはお薦めのアイテムです。
2015年12月04日ロン・ハワードが、スリラー映画『The Girl Before』を監督することになった。原作は、来年秋にアメリカで出版される予定の同名小説。その他の情報主人公の女性は、ある家を気に入り、それをデザインした男性に恋するようになるが、3年前にその家では、別の女性が死んでいたことを知る。作家の名前はJ.P.デラニーだが、これは作家トニー・ストロングのペンネームではないかと言われている。ハワードの次回公開作は、クリス・ヘムズワース主演の『白鯨との闘い』。その後には、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ最新作『インフェルノ(原題)』が控えている。また、ダグ・リーマン監督、トム・クルーズ主演の犯罪スリラー『Mena』のプロデューサーも務める。文:猿渡由紀
2015年11月30日ヴィヴィアン・ウエストウッドが装丁をデザインした『不思議の国のアリス・150周年記念アニバーサリーエディション』の発売を記念したパーティーが11月28日、東京・南青山のIDOLで行われた。会場にはヴィヴィアン本人が好きだという同書・第7章「MAD HATTER’S TEA PARTY」の世界で空間を演出。28日に行われたパーティー会場にはヴィヴィアン・ウエストウッドのヴィンテージドレスと共に、帽子のアーカイブが展示された。招待客も「MAD HATTER」のドレスコードに沿って、ルイス・キャロルの“帽子屋”をそれぞれのヴィヴィンアンのコードで装い、骨董通りにビッグハットが集まった。この「MAD HATTER’S TEA PARTY」をモチーフにしたインストアイベントが、11月29日から12月6 日まで、ヴィヴィアン・ウエストウッド青山店とヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店で行われる。インストアイベントでは15-16AWコレクションでも発表されたマウンテンハット(ブラック・ボルドー、キャメル 各4万1,000円)、ピルグリムハット(15万円)を数量限定で発売。また、書籍『不思議の国のアリス』150周年記念アニバーサリーエディション(3,600円)も両店舗で扱われる。(ピルグリムハットはヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店でのみの販売)ヴィヴィアン本人は、この特別エディションに装丁デザインだけではなく、序文も寄稿しており、自分にとって著者のルイス・キャロルとこの物語が、いかに重要な意味を持っているか語っている。そして「子供たちよ!お気楽に生きないようにね。あなたが見ているものは、そう見えているように仕組まれているだけで、それがすべてではないのよ」と、彼女らしいメッセージを贈っている。Text:野田達哉
2015年11月29日イライジャ・ウッドが主演を務め、“子どもがチキンナゲットを食べてゾンビ化する”という驚きの映画『ゾンビスクール!』。このほど、その“笑撃”ポスタービジュアルが完成し、劇場に先駆けて解禁となった。小説家を目指しNYに出たものの、パッとしないクリント(イライジャ・ウッド)は早々に夢を諦め、母校の小学校で臨時職員として務め始める。その日の給食は、子どもたちの大好きなチキンナゲット。賑やかな給食タイムが始まったが、チキンナゲットを頬張る生徒たちの様子がどこかおかしい…。なんと、ナゲットを食べた子どもたちが“グレ○リン”もびっくり、次々とゾンビ化していくではないか!すぐさま学校は閉鎖され、教師VSキッズゾンビの戦いの火蓋が切って落とされた――。前代未聞、キッズゾンビとイカれた教師たちが繰り広げる究極の学級崩壊ゾンビコメディとなる本作。このビジュアルが捉えるのは、イライジャ扮する小学校の臨時教師クリントらちょっとおかしな教師たちが大勢のキッズゾンビに取り囲まれ、血しぶきを浴び恐々とした表情でそれぞれ武器(?)を手に立ち向かおうとする姿。しかし、クリントが振りかざしているのはなんとコーヒーの保温ポットで、そのほか、書類ファイルやホッケーのスティックなど、教師たちが手にするのは学校の備品ばかり。キャッチコピーにもある「レッツ給食タイム!」と言わんばかりに理性を失い凶暴化したキッズゾンビたちを相手に、彼らに勝ち目はあるのか、期待せずにはいられないビジュアルとなっている。そして、バトルの背景にはいまにも崩れ落ちそうな小学校がそびえ立ち、煙や炎が上がるなど壮絶な戦いを予感させるが、あちこちにチキンナゲットが散りばめられ、なぜかニワトリが佇んでいたりと、教師たちの困り顔とともにどこかキュートで笑えるデザインともなっている。『ソウ』『インシディアス』のリー・ワネルと、大人気青春ミュージカルドラマ「glee/グリー」のイアン・ブレナンという予想外なタッグが生み出した本作は、学校を舞台に、給食のチキンナゲットを食べた女の子がキッズゾンビと化すことから始まる壮絶なバトル。本作で主演とプロデューサーも務めたウッドは、「シナリオの滑稽さに大笑いする一方で、ホラーの要素に震え上がる観客の姿を見られたらいいな」と語っている。『ゾンビスクール!』は2016年2月20日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日写真提供:at ease古くからタイの人々の生活に深く根付いている「タイ古式マッサージ」。全身を隈無くストレッチさせることで凝りをほぐす、伝統的な健康法のひとつで、タイを訪れたらぜひ体験して欲しいことの一つだ。街を歩いていると、いたるところに「Massage」の看板を見つけることができ、マッサージ店が数軒並んでいるところもある。ただ、意外と難しいのがお店選びだったりする。そこで今回は、バンコクで在住日本人に支持されているタイ古式マッサージ店をご紹介。厳しい目を持った日本人に認められたお店とは!?日本人オーナーのこだわりが詰まったマッサージ店「at ease(アットイーズ)」写真提供:at ease日本人経営者のお店らしく細かいサービスが定評のat easeは、現在バンコク市内に2店舗展開する人気タイ古式マッサージ店。両店舗とも、BTSプロンポン駅から徒歩5分以内の好立地に位置し、連日多くの在住日本人や旅行者が訪れる。オーナーの上野さんが掲げるこだわりは「清潔、安心、心ありき」の三点。清潔第一をモットーに、健全で安心なマッサージ店の運営、そしてセラピストによる心のこもったサービスを提供している。しかもそのクオリティーにも関わらず、タイ古式マッサージが1時間300THBと比較的リーズナブルなことも多くの人々に支持されている理由のひとつだ。上野さん曰くタイに移住をした9年前は、清潔で安いマッサージ店があまりなかったそう。そこで、女性でも安心して訪れることができるような店舗を開こうと決意し、オープンさせたのがat easeなのだ。居心地のいい空間と嬉しい心遣い写真提供:at easeアジアンリゾート調のインテリアでまとめられた店内は、清潔で居心地のいい空間。レセプションエリアと施術フロアが異なるため、入口からマッサージを受けている姿が丸見えといったこともなく安心。受付を済ませると、マッサージの前にフットバスのサービスがあるのも嬉しい心遣い。更衣室でマッサージ着に着替えたら個別に仕切られた空間に案内され、いざタイ古式マッサージのスタートだ。写真提供:at ease施術が始まると、セラピストさんから「痛い?」「寒い?」と、声がかかるので、自分の一番程よいコンディションをリクエスト。痛いのを無理矢理がまんする必要がないので、気持ちに余裕もできてリラックスしてマッサージを受けることができる。セラピストの心のこもったサービスが魅力©TRIPPING!at easeには、現在2店舗合わせて約60名のセラピストが在籍しているが、高い技術力はもちろん、そのホスピタリティーも折り紙付き。セラピストの採用には特に力を入れていて、技術力はもちろん人柄も重視することで、心のこもったサービスを提供できるお店を作り上げている。心身共にリラックスできる空間で、「世界一気持ちのいいマッサージ」と言われるタイ古式マッサージの真骨頂を味わってみてはいかがだろうか?at ease(アットイーズ)【at easemassage 33/1 shop】・住所:593/16 Sukhumvit Soi 33/1 Sukhumvit Rd, Klongtonnua, Wattana, Bangkok・電話:(+66)61-682-2878・時間:9:00~25:00【at easemassage 39 shop】・住所:20/6 Sukhumvit Soi 39 Sukhumvit Rd, Klongtonnua, Wattana, Bangkok・電話:(+66) 86-327-6497・時間:9:00~24:00※メニューはタイ古式マッサージの他に、ヘッドマッサージやフットマッサージなどの部分的なマッサージもあり。※スクンビット39店では、タイ古式マッサージに加えて、オイルマッサージやハーバルボールなどのスパメニューもあり。メニューの詳細はこちら>
2015年11月24日現代アーティストのジョン・ウッド&ポール・ハリソンによる日本初の大規模個展「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」が、11月21日から16年2月21日まで東京・新宿にあるNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]のギャラリーAで開催される。イギリスを拠点に活動するジョン・ウッド&ポール・ハリソンは、1993年から共同で作品を制作し始め、パフォーマンスやアニメーション、建築的なセットや様々な装置などを用いたビデオ作品などを発表している。ほとんど固定アングルで撮影される、どこかおかしみやユーモアを感じさせる作品は国内外で人気を高め、日本国内でも、森美術館やブリティッシュ・カウンシルによる巡回展で紹介された他、同館でも「オープン・スペース2012」展において6作品が出展された。日本初の大規模な個展となる同展のタイトル「説明しにくいこともある」は、ある文章を別の言語で言い表わしたり、映像を言葉で説明することを、完全に正確に行なうことが難しいように、2人のアイデアを別の表現で置き換えようとするとどうしてもこぼれ落ちてしまうものがあるということを意味している。会場では、ユーモラスで意外性や示唆に富んだ作品の数々を、パフォーマンス、アニメーション、物語、映画の4つに分類して展示。日本初公開となる作品を含んだ20作品が公開される。【イベント情報】「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]ギャラリーA住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階会期:11月21日~16年2月21日時間:11:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、保守点検日(2月14日)料金:一般・大学生500円、高校生以下無料
2015年11月21日©Big Mountain Music Festivalタイ最大の音楽の祭典「Big Mountain Music Festival」の季節がやってきた!今回は、バンコクより南西へ約200キロのペッチャブリー県のカントリークラブにて、2015年12月19日~20日に開催。日本人アーティストも出演する、熱狂の2日間は見逃せない!音楽好きのための2日間©Big Mountain Music Festival今年で7回目の開催となる「Big Mountain Music Festival(以下、BMMF)」は、約70, 000人もの来場者数を記録するタイ最大の野外音楽フェス。2015年は、昨年まで開催していたカオヤイから場所を移し、バンコクから南西に200キロ離れたPetchaburi(ペッチャブリー)県 Kaeng krachan country club and resort (ゲーングラジャーン・カントリークラブ・アンド・リゾート)で開催。大小様々な9つのステージでは合計約200ものパフォーマンスが予定されている。ロック、ポップ、ダンスミュージック等のあらゆるジャンルの音楽をインディーズからメジャーまで幅広く楽しむことができる、まさに音楽好きのための2日間が開幕する。日本からもアーティスト多数出演決定!©Big Mountain Music FestivalBMMFのコンセプトは、「Mun Yai Mak」(Mun – 狂気、 Yai – 巨大、 Mak – 多数)。2日間、48時間続くステージは、まさに熱狂そのもの。国内外の様々なアーティストが集結し、日本からは日仏ハーフのシンガーソングライター「Maika Leboutet(マイカ・ルブテ)」や、2人組フォークロックバンド「rothbartbaron(ロットバルトバロン)」、若手実力派バンド「Ykiki Beat(ワイキキ・ビート)」などの出演が決まっている。その他の出演者、プログラムはこちら>どっぷり楽しむなら前日入りがおススメ©Big Mountain Music Festival会場となるゲーングラジャーン・カントリークラブ・アンド・リゾートへは、バンコクから車で3時間程かかるので、どっぷりフェスを楽しむなら会場内のキャンプ場滞在も視野に入れてみて。チケットの種類によっては、前日の12月18日からコンサートエリア外のキャンプゾーンでの滞在も可能だ。チケットはゾーンやオプション毎に500THB~1,500THB の設定。18日には前夜祭ならぬミニコンサートも予定。敷地内にはフードマーケットや限定グッズを販売するショップも併設され、快適にフェスを楽しめそう。©Big Mountain Music Festivalタイを代表する野外フェスは、アーティスティックな舞台装飾も見どころの一つ。日常を忘れて熱狂の2日間へ旅立とう!©Big Mountain Music FestivalPEPSI PRESENTS BIG MOUNTAIN MUSIC FESTIVAL 7◆日時:2015年12月19日~20日(開場:19日正午より)◆会場: KAENG KRACHAN COUNTRY CLUB PETCHABURI◆チケット:【2日間チケット】・料金:2,000THB・購入方法:- タイ国内のセブンイレブンCounter Service All Ticketsにて(現金のみ)- チケット予約サイトにて 詳しくはこちら>(タイ語)- 会場のチケットブースにて※購入にはパスポートの提示が必要【キャンプチケット】1. Outside Concert Area (MAE KIM LUI ZONE)・エリア:正面ゲートより200メートル・料金: 500THB/ユニット(2名用)※テントや寝袋は持参※2015年12月18日15時よりチェックイン可能※購入は、タイ国内のセブンイレブンCounter Service All Ticketsにて(現金のみ)2. Inside Concert Area(MAE KIM LAI ZONE)・エリア:コンサート会場内・料金:1,000THB/ユニット(2名用)※テントや寝袋は持参※2015年12月19日正午よりチェックイン可能3. Inside Concert Area(MAE KIM LUNG ZONE)・エリア:コンサート会場内・料金:1,500THB/ユニット(2名用)※テント貸出料金込み(テントサイズ:幅1.5メートル、長さ2メートル、高さ1.5メートル)※寝袋は持参※2015年12月19日正午よりチェックイン可能
2015年11月21日憧れのジンベエ様とほぼ確実にお会いできるなんて♡憧れのジンベエザメとほぼ100%遭遇できるスポット「オスロブ」や、美しいサンゴ礁の癒しスポット「スミロン島」など、緩急つけたダイビングが楽しめるセブ。陸はリゾートライフを満喫しつつ、ショッピングや美食も満足。おまけにリーズナブル!そんなセブは、気軽な女子旅におすすめです。オスロブからさらに南下した洋上に浮かぶスミロン島。オスロブとセットで訪れることが多い。ジンベエザメのスポットとしてにわかに注目を集めているのが、セブ本島南部の「オスロブ」。リゾートが多いマクタン島から橋でセブ本島へ渡り、車で約3時間に南下したエリアにあります。ここでは毎朝、ジンベエザメの大好物のオキアミを撒いて餌付けしているため、ほぼ確実に会うことができます。スクーバタンクを背負って、ジンベエザメと慌てることなく、ゆっくりとランデブー。一生分のジンベエザメをたっぷり満喫できるのです。ちなみに、ブリーフィングセンターに表示されたルールは厳守を。特にスクーバダイビングではジンベエザメの頭から5メートル以上、尾ビレから6メートル以上離れること。水面下はリーフフィッシュが花吹雪のように舞うサンゴの楽園。サンクチュアリにて。一方、スミロン島はオスロブのジンベエザメツアーに遠征した後、午後に潜るパターンが多いもよう。こちらは、多種多様なサンゴが勢ぞろい、ピースな水中風景が特徴です。サンゴの合間に行き交う、爽やかな水色のデバスズメダイ、目を奪う派手な色合いのパープルビューティーなど、カラフルな魚たちの乱舞も見どころです。少し深場へ行けば、巨大なオレンジ色のウミウチワが妖艶な風情を醸し出しています。マクロ生物を撮影するお楽しみも(スミロン島)陸も楽しいセブ。セブ最大級のショッピングモール「アヤラセンターセブ」にはファッションからファストフード、アイススタンドなど、テナント数は300以上。モダンでクリーンな雰囲気も◎!女子におすすめのステイ先、スミロンのブルーウォーターアイランドリゾートオスロブ&スミロン島■レベル:初心者から楽しめる。器材の運搬やセッティング、着用までスタッフがケアしてくれて、まるでお姫様ダイビング!■ダイビングスタイル:「バンカーボート」と呼ばれるアウトリガー付きのダイビングボートでのダイビングが主流。安定感は今ひとつだが、お姫様ダイビングのおかげで初心者でもラクにエントリー&エグジットができる。マクタン島発の場合は、車で早朝出発し、オスロブでボートに乗って1ダイブ、その後1~2ダイブをスミロン島で潜り、ボートに乗ってマクタンに戻る日帰りダイビングとなるのが普通。ほかにスミロン島滞在、セブ島南部のサンタンダール(またはリロアン)滞在などで訪れることも。■ベストシーズン:通年、ダイビングOK。気になる水温は、これからの11~3月頃はやや下がるものの26度前後あり、5ミリのフルスーツで十分。4~10月は3ミリの薄目のワンピースを。情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 ~Diving in ASIA~ supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2015年11月15日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が、クリスマスに向けたチャリティープロジェクトとして、コンテンポラリー・ブリティッシュレストラン・aqua shardとコラボレーションし、クリスマスツリーと限定スイーツを制作した。約5.5メートルの壮大なクリスマスツリーは、ヴィヴィアン・ウエストウッドと夫でありデザインパートナーのアンドレアス・クロンターラーが特別にデザインを手掛けたもの。ふたりが後援者として何年もサポートしてきた、南アメリカやアフリカ、オセアニアの熱帯雨林を現地コミュニティーの管理下に戻すべく活動する熱帯雨林保護団体のCool Earthとの協業の一環として制作された。ツリーには、繊細な豆電球やCool Earthの支援を受けるアワジュン族の女性が作ったビーズ細工などを装飾。ツリーの周りをレースのパッチワークの幕で包むことで熱帯雨林保護の重要性も表現された。同レストランでは、このツリーの他、ペルーのアシャニンカ族によって栽培されたカカオを用いた特別パッケージの限定チョコレート(3.95ユーロ)を、aqua shard及びオンラインで販売。包装紙はヴィヴィアン・ウエストウッドとCool Earthがアシャニンカ族の衣服に用いられる伝統的な模様からインスピレーションを受けてデザインされた。ヴィヴィアン・ウエストウッドのグラフィック“destroy”の格子柄の他、“Time to Act”、“Mirror the World”といった地球と熱帯雨林保護に関連するメッセージもあしらわれている。また、このチョコレートを用いたデザートも提供する。メニューのラインアップは、キャンディーをあしらったチョコレートのムースや、ソフトメレンゲとピスタチオのパルフェ、プラムマシュマロとシャーベット、ワインゼリーとクランベリークリームの盛り合わせなど。バーでは、ウィスキー「Johnnie Walker Blue Label」を使ったチョコレートカクテルも販売する。なお、チョコレートやデザートの収益は、すべてCool Earthの熱帯雨林保護パートナーに寄付される。
2015年11月13日●「ウッド」といえばJVCJVCケンウッドは11月10日、ハイレゾ対応ヘッドホン「WOOD 01(HA-SW01)」「WOOD 02(HA-SW02)」を発表。同日、東京都渋谷区のビクタースタジオで製品発表会を開催した。発表会の終盤には歌手の家入レオさんが登場し、生歌を披露するというサプライズもあり、まさに「JVCケンウッドにしかできない」発表会を展開していた。○「SIGNA」の上をいくハイエンドモデルJVCケンウッドは2015年9月に、同社初となるハイレゾ対応ヘッドホン「SIGNA」をリリース。同社は「SIGNA」をJVCブランドにおけるハイクラスヘッドホン「CLASS-S」の第1弾と位置づけ、今後のハイレゾ製品拡充を匂わせていた。そしてこのたび、第2弾となるヘッドホン「WOOD 01」「WOOD 02」発表する運びとなった。筆者は会場で「WOOD 01」「WOOD 02」を試聴。「WOOD 01」はボーカル・演奏ともにダイレクト感が強い。音が耳のすぐそばで鳴っているような印象があり、特にボーカルのブレス音はかなり鮮明に聴こえる。また、高音の抜けが抜群によく、交響曲におけるフルートなどは特に再現度が光っていた。「WOOD 02」は「WOOD 01」と比べると音場はやや狭まるが、フラットなバランスの良さと音の量感は「WOOD 01」に劣らない。○「ウッド」といえばJVC発表会では、JVCケンウッド メディア事業統括部の安富稔氏から、ヘッドホン「WOOD 01」「WOOD 02」開発までの詳しい経緯について説明があった。JVCはこれまで、独自技術を投入した製品群として、ウッドドームユニットを搭載した「WOODシリーズ」のイヤホン、リアルな低音を再現した「LIVE BEAT」、ハイレゾヘッドホン第1弾「SIGNA」などを展開してきた。新モデル「WOOD 01」「WOOD 02」は、JVCの独自技術に、ハイエンドの証「CLASS-S」という付加価値を組み合わせた構図だ。同社のお家芸といえば、30数年前から開発を重ねてきた「ウッドコーンスピーカー」が思い浮かぶ。今回の「WOOD 01」「WOOD 02」はそのウッドコーンスピーカーで培った高音質テクノロジーを、ヘッドホンに投入したという印象だ。●一度は開発を断念した「木製振動板」木製振動板は、音の伝播速度の高さや定在波の発生しにくさ、自然な減衰特性が持ち味とされており、不要な振動からくるノイズを抑える効果がある。同社は2005年ごろにヘッドホン向け木製振動板の開発に着手していたが、軽量化の難しさから開発が難航し、一旦中止となっていた。しかし、「HA-FX1100」などでイヤホン用の木製振動板の開発に成功したことから、再びヘッドホン用振動板の開発を再開したという。ヘッドホン用のウッドドーム振動板開発にあたっては、木材のカットに使用する刃物や、切削部の湿らせ方(木材は切削前に湿らせる必要がある)など、細かい工程も研究。フィルム振動板には、SIGNAにも採用したPEN素材を使用している。また、新開発のハイエナジー磁気回路を採用。1テスラを超える高い磁束密度を実現するほか、リニアリティの良いプレート形状を実現させることで、ドライバーの駆動力を向上させている。また、ドライバーユニットに異種材料を組み合わせることで振動を抑制。ウッドパーツの選定にも試行錯誤を繰り返し、材質や形状を検討したうえで最適な組み合わせを採り入れた。○家入レオさん登場発表会の終盤には、「CLASS-S」のタイアップアーティストを務める家入レオさんが登場。実際にWOODシリーズを試聴した感想について、「目を閉じているだけなのにその曲の情景がぱっと思い浮かぶ。ブレスの音もよく拾うので、アーティスト泣かせです」と話した。そして、「CLASS-S」シリーズのプロモーションで使用されているヒット曲「君がくれた夏」をサプライズで生披露。家入レオさんの生歌を発表されたばかりのWOODシリーズで試聴するという、なんとも贅沢な時間を堪能させてもらった。
2015年11月10日©THE SIAMチャオプラヤ川沿いに佇むプレミア・アーバンリゾート「ザ・サイアム」が誇る「オピウム・スパ」は、タイ屈指のホスピタリティーを誇るハイエンドスパ。3年前のオープン以来、数々の賞に輝き、英国のコンデナスト・トラベラーが発表した「2015年 世界のベスト・シティースパ」にも選ばれている。アメリカの神話学者ジョセフ・キャンベルが提唱した「Follow your bliss(あなたの至福を追求しなさい)」をフィロソフィーとして掲げ、ゲストを心身共に健やかで至福の状態に導くために、徹底的な環境作り、プロダクトの選定、技術力の維持・向上に努めている。ゲストにとってここはまさに、至福に浸ることのできるサンクチュアリなのだ。©THE SIAMバスハウス「ハマム」使用するのは、100%ナチュラルなスパプロダクト「Sodashi(ソダシ)」「オピウム・スパ」で使用されているのはオーストラリアのスパプロダクト「Sodashi(ソダシ)」。ソダシとはサンクリット語で「全体性、純粋、輝き」という意味を持ち、全てのプロダクトに自然由来の100%ナチュラルな成分を配合し、化学成分は一切使用していない。肌の再生を叶えてくれることはもちろん、心身にアプローチして生命力を吹き込むプロダクトの数々は、正にオピウム・スパに必要不可欠なアイテムなのだ。コンディションに合わせて選びたい豊富なスパメニューメニューは多岐に渡り、フェイシャルセラピーやボディーセラピー、マッサージセラピーに加え、様々なメニューを組み合わせたマルチ・デイスパ・パッケージも用意されている。注目は、ホリスティックなアプローチが定評のマッサージセラピー。5つあるマッサージメニューの中から、その時のコンディションによってチョイスしたい。尚、一番人気は「MUAY THAI MASSAGE」(60分~/3,500THB~)。スローなテンポで強めに圧をかけることで、筋肉の緊張を解し、体内の循環を改善する効果があるとか。その他にもタイならではのハーバルマッサージやタイ古式マッサージ、アロママッサージなどがラインナップ。マッサージオイルは、Sodashiのピュアエッセンシャルオイル4種の中から、香りと効能を確かめながら好みのものを選んでみて。極上のプライベート空間で癒しのひとときを©THE SIAMザ・サイアムのメインレジデンス地下1階に位置する「オピウム・スパ」だが、階段を降りきるや否や、自然と癒しの旅へ誘われる。落ち着いた調光の中進んでいくと、心を穏やかにしてくれる優美なラウンジが広がる。ソファに腰掛け、レモングラスティーを頂きながら、カウンセリングシートに記入。マッサージの強さなどをリクエストできるので、安心だ。全部で5つある個室は、手前にパウダールームとバスルーム、トイレがあり、両開きの扉を隔てて、トリートメントルームが奥に続くプライベートな空間。その広さ約80㎡。広々とした贅沢な造りは、ゲストの心にも余裕を与えてくれる。ストレスを全く感じないどころか、自然とリラックスできる空間造りには脱帽だ。©THE SIAM今回編集部は、マッサージメニューの中から「ARMA JOURNEY MASSAGE」(60分~/3,500THB~)を選んだのだが、まさに“肌”でオピウム・スパのフィロソフィーを体感することができた。贅沢な環境に加え、高い技術とホスピタリティーは、至福に浸るには十分すぎるほど。余計なことを考える隙すらないほど、心がクリアになり、体の緊張がほぐれていく感覚を堪能できる。尚、スパには、体をあたためるバスハウスである“ハマム”も完備されているので、トリートメントの前にゆっくり体を温めてあげるのもおすすめ。ホリスティックなアプローチで至福のときを提供する「オピウム・スパ」。凝り固まった心身を解し活力を養う極上の癒し体験を、旅のハイライトにしてみては。Opium Spa(オピウム・スパ)・時間:10:00 ~ 22:00・住所:3/2 Thanon Khao, Vachirapayabal, Dusit, Bangkok 10300, Thailand・電話:(+66) 2206-6999 内線832・Email:spa@thesiamhotel.com・HP:: Ai Tanaka)こちらも会わせてCheck!華麗なるバンコクの旅!チャオプラヤ川沿いのアーバンリゾート「ザ・サイアム」
2015年11月09日©TRIPPING!本場でタイ料理をとことん堪能するなら、旅程にタイ料理のクッキングクラスを入れてみることをおすすめしたい。タイの首都バンコクには数多くの教室があるが、話題のホテルが主宰するクッキングクラスなら知的好奇心を満たしてくれること同時に感性を磨けること必至だ。今回ご紹介するクッキングクラスの舞台は、2012年にオープンして以来、その優美で洗練された佇まいが話題のラグジュアリー アーバンリゾート「ザ・サイアム」。それだけでも贅沢なひとときが期待できるわけだが、2015年8月にオープンしたメインダイニング「Chon Bistro」の新料理長に、タイ家庭料理の手ほどきを受けられる……と聞いたら、ここで開かれているクラスがいかに貴重で、ユニークなものであるかが想像できるだろう。しかも一度のクラスの定員はなんと2名まで。シェフの「丁寧にタイ料理を伝えたい」という想いから、プライベートレッスンを実施しているのだ。20年以上に渡り一流レストランを率いて来たシェフ、Damri氏©TRIPPING!「Chon Bistro」のスタートを任された新料理長 Damri Muksombat氏は、ザ・フォー・シーズンズやマンダリン・オリエンタルをはじめとする世界の名だたるホテルやレストランを率いて来たキャリアの持ち主。今回の就任について「ジェネラル・マネージャーとは、以前職場が一緒だったんだ。彼に声をかけてもらった時は嬉しかったよ。このレストランを任されていることは幸せなことだよ。」と笑顔で教えてくれた。ディープなローカルマーケットでお買い物©TRIPPING!ホテル主宰のクッキングクラスだからといって、全てがホテルライクかというとそうでもないのが、このクッキングクラスの魅力の一つかもしれない。ホテルのロビーでダムリ氏と待ち合わせをして向かうは、観光客のほとんど来ないフードマーケット。しかも移動手段は、トゥクトゥクだ。約10分程の軽快なドライブの後、到着したマーケットでは、タイならではの野菜や魚といった食材を見て回り、バンコクの人々の生活に触れることができる。©TRIPPING!キッチンは築100年のタイの伝統的家屋©TRIPPING!クッキングクラスの言わば“教室”は、ホテルのメインダイニングの一角にある。ザ・サイアムのレストランは、築100年程のタイの伝統的家屋を移築した建物であり、エキゾチックなムード。チャオプラヤー川を望みながらのクッキングは、なんともドラマティックだ。©TRIPPING!究極のプライベートレッスン©TRIPPING!美しい食材で彩られた作業台には、ゲストのコンロ、更にまな板と包丁も用意がされていて、プライベートレッスンのための調理器具が揃う。レッスンの流れとしては、ダムリ氏が食材の下ごしらえから料理を完成させるまで一通りの流れを見せてくれた後に、それに習ってゲストが最初から最後まで実際に調理をするといった、言わば“リピート方式”。「自分でやってみないと覚えられないと思うから、ゲストにもできるだけ全ての行程を体験してもらっているんだ。」と教えてくれた。©TRIPPING!タイを代表する一流シェフによるプライベートレッスンは正に究極。それでも終始和やかな雰囲気の中、ゲストがリラックスして楽しめるのは、シェフの穏やかで温かい人柄があってこそ。©TRIPPING!料理はお好みに合わせてリクエスト©TRIPPING!クッキングクラスに申込むと、オーセンティックなタイ家庭料理13品のリストが送られて来るので、ゲストは事前にその中から3品をピックアップしてリクエストする。メニューは、トムヤムクンやグリーンカレー、パッタイなど一度は食べたことがあるような代表的なタイ料理を中心にラインナップ。中には、日本では珍しい料理もいくつかあるので、思い切ってトライしてみるのも一興。タイ家庭料理を五感を使って学ぶ今回編集部がセレクトしたのは、スパイシーなチキンサラダ「ラープガイ」とカー(タイの生姜)とレモングラスが効いたチキンココナッツスープ「トムカーガイ」、更に日本でも人気のタイ風焼きそば「パッタイ」。©TRIPPING!©TRIPPING!©TRIPPING!どれも調理の行程としては、そこまで難しくないものの、ダムリ氏オリジナルのレシピゆえに、その味は一流。レシピといっても、レッスン中にレシピが印字されたペーパーとにらめっこするようなことはなく、基本的にはダムリ氏が調理している時に“塩梅”を教わり、五感をフルに使って覚えるといったイメージだ。タイ家庭料理の大切なエッセンスを習得できるのが嬉しい。オリジナルレシピとエプロンはお土産にレシピとエプロンは、そのままゲストが持ち帰ることができる。旅の思い出としては最高の品々。レシピを元に、習った料理は自宅ですぐにでも振る舞いたい。何度も披露するうちにあなたのスペシャリテになるかも!?フードマーケットを含む約3時間程の体験は、バンコクの旅をより豊かなものにしてくれるに違いない。「料理を習う」だけに留まらない魅力がザ・サイアム主宰のクッキングクラスにはあるのだから。THE SIAM Cooking School・開催日:完全予約制(1週間前までの予約が好ましい)・時間:9:30 ~ 12:30・料金:5,500 THB /名・住所:3/2 Thanon Khao, Vachirapayabal, Dusit, Bangkok 10300, Thailand・電話:(+66) 2206-6999・Email:info@thesiamhotel.com・HP: & text : Ai Tanaka)こちらも会わせてCheck!華麗なるバンコクの旅!チャオプラヤ川沿いのアーバンリゾート「ザ・サイアム」
2015年11月09日写真提供:タイ国政府観光庁毎年陰暦の12月、満月の夜にタイ各地で行われる灯篭流しのお祭り「ロイクラトン」。ろうそくや花で飾られた灯篭が、川に流され、月の光と水面に反射する光景は、美しく幻想的。このお祭り発祥の地、スコータイで開催される最大級のロイクラトン「スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル」は、2015年11月21日~25日に開催。ロイクラトン発祥の地スコータイ写真提供:タイ国政府観光庁灯篭を川に流す美しいお祭りロイクラトンは、タイの各地で陰暦12月(新暦の10~11月)の満月の夜に行われる。その歴史は、13世紀スコータイ王朝時代、王妃がバナナの葉で蓮の花をかたどったクラトン(灯篭)を川に流し、川から受ける恩恵に対して日頃の感謝を表したのが始まりと言われる。写真提供:タイ国政府観光庁バンコクから北に440メートル、美しい遺跡を残す古都Sukhothai(スコータイ)は、このお祭りの発祥の地。「Sukhothai Loi Krathong Festival(スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル)」は、タイ各地で行われるロイクラトンの中でも最大級の規模を誇る盛大なフェスティバルだ。タイの文化芸術の礎になったと言われるスコータイの数々の遺跡は、東南アジアで最も価値のある史跡の一つとしてユネスコ世界遺産にも登録されている。息をのむほど幻想的で美しいお祭り写真提供:タイ国政府観光庁スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバルは、美しい遺跡を有する「Sukhothai Historical Park(スコータイ歴史公園)」にて執り行われる。お祭りの始まりは早朝から。厳かな托鉢の儀式を終えると、パレードやコンテスト、パフォーマンスなどが賑やかに行われる。日も暮れ、満月が輝くと、月の光と灯篭の灯りが水面に煌めく幻想的な世界が。スコータイ王朝の歴史を描く光と音の歴史劇も見逃せない。※ライト&サウンド・ショー(歴史劇)についてはこちら写真提供:タイ国政府観光庁スコータイへは、スワンナプーム国際空港から直行便で1時間20分。世界中から注目される美しいお祭りにぜひ参加してみては?
2015年11月05日いまやハロウィンの“鉄板”仮装の1つ、ゾンビ。このほど、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドが主演ほか製作も務める衝撃(笑撃)作『ゾンビスクール!』(原題:Cooties)が、2016年2月20日(土)より日本公開されることが決まった。小説家を目指しNYに出たものの、パッとしないクリント(イライジャ・ウッド)は早々に夢を諦め、母校の小学校で臨時職員として務め始める。その日の給食は子どもたちの大好きなチキンナゲット。だが、チキンナゲットを頬張る彼らの様子が何かがおかしい…。ナゲットを食べた子どもたちは、なんと、次々とゾンビ化していくではないか!すぐさま閉鎖された学校では、教師VSキッズゾンビの戦いの火蓋が切って落とされた!最近は漫画やゲーム、映画、ドラマに留まらず、ゾンビランや、ハロウィンなどでも大人気のゾンビ。例えば、2010年に公開されたウディ・ハレルソン、ジェシー・ アイゼンバーグ、エマ・ストーンら出演の『ゾンビランド』はそれまでのゾンビ映画の中で最高興収を叩き出したが、それを越える“笑撃!”と注目を浴びているのが本作だ。脚本・製作総指揮を務めるのは、『ソウ』『インシディアス』のリー・ワネルと、海外ドラマ「glee/グリー」のイアン・ブレナン。さらに、製作総指揮には『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンも名を連ねる。さらに、プロデューサーには、『パラノーマル・アクティビティ』のスティーヴン・シュナイダーと主演のイライジャも参加。『スノーピアサー』の個性的なキャラクターが記憶に新しいアリソン・ピルや、教師役としてリー・ワネルも出演も果たし、いいスパイスを加えている。公開決定に合わせて解禁された場面写真では、イライジャが全身血まみれのキッズゾンビに襲いかかられている!キッズといえども、やはりゾンビ。イライジャは無事、学校の外に出られるのか!?抱腹絶倒の展開を心待ちにしていて。『ゾンビスクール!』は2月20日(土)シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月31日ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア(Vivienne Westwood Anglomania)とモーフィー(mophie)のコラボレーションによるモバイルバッテリー(9,500円)が、10月30日に発売される。モーフィーは、アップル社(Apple)認定のアクセサリー製品として、iPhone用のケース一体型バッテリーを世界で初めて開発したパイオニア的なメーカー。今回発売されるモバイルバッテリーは、モーフィーによるライトニングケーブルを内蔵したiPhone・iPodの充電が可能なキーホルダー付きの小型軽量モバイルバッテリー“Power reserve”をベースに製作された。本体はブラックをベースに、表面にはアングロマニアのアイコンであるカットラスとORBを、裏面にはブランドロゴがイエローでプリントされた。取り扱いは、ヴィヴィアン・ ウエストウッド アングロマニアのラフォーレ原宿店、名古屋パルコ店、ルクア大阪店、なんばパークス店、博多阪急店。
2015年10月30日「スイス・サンティミエのロンジン ミュージアムに収蔵されている貴重なアーカイブが"“たまたま”東京に来ているらしいんですが、見に行きませんか?」と、マイナビニュースの家電fan編集部から突然のお誘い。聞けば、それは1954年に製造された「Longines Twenty-Four Hours」(ロンジン トゥエンティーフォー アワーズ)のオリジナルモデルらしい。もちろん、一も二もなくぜひとお願いして、我々は銀座のスウォッチ・グループ・ジャパン「ニコラス・G・ハイエックセンター」を訪れた。○オリジナルだけが放つ「魅力と風格」Longines Twenty-Four Hoursのオリジナルモデルは、1953~1956年にかけて、ロンジンがスイス航空のためにと特別に製造した製品だ。1940年代、パイロット用に設計した機械式ムーブメント「キャリバー37.9N」を搭載した24時間計(24時間で時針が一周する)で、計70個が製造されている。目にすることができた個体は、バックに「SWISSAIR 29」の文字が刻まれていた。これは、触れ込み通りスイス航空に納品されたものであるとともに、合計生産数70個のうちの29番目であることを示している。これをロンジン社内の資料と照らし合わせることで、当該個体が1954年に製造されたことが判明したのだ。スイス航空に納品されたはずの29番が、60余年を経た現在、ロンジン ミュージアムの収蔵品となっている理由については、同社広報より以下の回答が。「元スイス航空パイロットの方からの申し出によって寄贈され、2010年からロンジン ミュージアムで保管されている」と。なお、残り69個の行方については、ロンジンでも把握していないそうだ。このアーカイブがなぜ銀座にあるのだろうか。実はこのTwenty-Four Hours、10月7~12日まで仙台で開催されていた、百貨店の時計フェアで展示するために持ち込まれた、というのが真相。その移動の間隙を突いて、我々は貴重な邂逅(かいこう)を果たすことができたのだ。ちなみに、ロンジンはこのLongines Twenty-Four Hoursを2011年に復刻している。ブラックマットダイヤルに浮かぶアラビアインデックスなど全体的な雰囲気はそのままに、デイト表示やハンターケースバックといった要素を加えて現代風にアップデート。ケース蓋の裏には「Re-edition of a Longines navigation watch exclusively made for Swissair navigators, 1953-1956」という文字が刻まれ、復刻モデルであることと、オリジナルモデルの出自を示している。価格は38万1,000円(税別)。翻って、オリジナルモデルに目を向けてみよう。本物のクラシックならではの艶と風情、そして風格に目を奪われる。やや目立つケースの傷には、この時計が刻んできた歴史が表れているし、それでいてわずかな凹みも欠けもないラウンドケースとガラス風防からは、パイロットという過酷な仕事の中で、オーナーがひときわ大切に扱ってきたことが容易に想像できるだろう。砂地のブラックダイヤルに映えるゴールドのスペード針。ウイングド・アワーグラス(翼付きの砂時計)のないロンジンロゴ。レールのないミニッツメーター。それらはすべて極めてシンプルだ。ゆえに美しく、いつまで眺めていても見飽きることがない。航空ナビゲーションというプロフェッショナルな現場のための24時間時計。機構や精度、視認性という「機能」と、腕時計としての「美」をともに追求するロンジンの思想を、この歴史的アーカイブが雄弁に語っている。
2015年10月21日