畳の香りを化粧品にインターネットショッピングサイトの運営・輸出入卸販売業を展開するCMO合同会社は、畳の香りがする自然派化粧品「TaTaMi Coco(タタミここ)」肌水ミストの販売を開始した。畳特有の香りには、「フィトンチッド」という癒やし成分が含まれており、森林浴の効果があるといわれている。畳の香りには、リラックス効果や集中力アップ効果があり、原料のい草には抗菌作用など肌にも良い効能がみられる。しかし、原料とするい草自体には香りが無く、畳の香りは、い草を泥染めすることで発生するものであり、これまで再現は難しかった。同社は、い草を低温による抽出方法で、畳の香りに近い芳香成分を取り出すことに成功した。今回、自然派化粧品として、畳の香りを楽しめる肌水ミストが完成した。シュッとひと噴きで肌と心がリフレッシュ同製品は、フレッシュない草100%のミストである。化学的な防腐剤を使用しておらず、天然水に、い草茎エキス、ローズマリー葉エキスなどを配合しており、肌に潤いを与える。肌水ミストは、スプレータイプなので、洗顔後や化粧直しの時などに、顔・腕などに軽くスプレーして使用する。保湿効果のほか、むくみの解消・ほてり沈静化・リラックス効果がある。税抜き価格は、50ml入りで 3,800円。インターネット通販で販売中である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース CMO合同会社※畳の香り TaTaMi Coco
2019年02月15日住まいとインテリアのトレンドを発信する大規模ショールームが新宿にあります。その名も《リビングデザインセンターOZONE》。3〜7階の5フロアをぜいたくに使って大規模展開しており、見る人を飽きさせません。こちらのショールームでは家具をはじめ、生活用品、建材、住宅設備まで幅広く取り扱っており、住まいに関することに特化した、充実の施設となっています。その中でも気になる《暮らしのかたち》というショールームにうかがってみました。日本と北欧の感性が混ざり合う場所お邪魔したのは5階にある《暮らしのかたち》ショールーム。品ぞろえは日本と北欧のアイテムが中心になっており、職人さんの確かな技術でつくられた家具ばかりです。通常のショールームでは、北欧の家具といえば「北欧」だけ、日本の家具といえば「日本」だけという風にまとめられることが多いと思います。今回なぜ、同じショールーム内に両方取り扱っているのか伺ったところ「日本と北欧の家具は、他の国の家具に比べて共通点が多い」とのことでした。たとえば、北欧の物作りに対する考え方は、日本の家具職人の考え方と同じで「使う人が心地よく、長く愛用できるものが良い家具」とされているとのことでした。そのため、人に寄り添った物作りがこだわりとして現れています。見た目はラグだけどイグサでできていたり、見た目は北欧のライトが竹でできていたりなど素材とデザインが上手く融合する空間になっています。日本のタタミの魅力を再発見こちらのショールームで最初に気になったのは、タタミの使い方です。タタミといえば、座布団や座椅子がなじみがありますが、椅子やオットーマンが置かれています。座面は、革製でシックなカラーのタタミにちょうどいいです!また右側に置かれているスツールは、日本の柳宗理さんが作った《バタフライスツール》という家具。こちらも定番の木製家具ですが、フローリングの上で使われることが多かったです。このような椅子やスツールでも違和感なくコーディネートできる理由は、この正方形のタタミのユニットにあります。こちらで使っているのは、普通のイグサではなく特殊に加工・着色したタタミなんです。なので、こうして2つ重ねてベッドにしたりもできるんです。モダンな部屋にも合いそうなカラーリングですよね。60年使用しても、壊れることのない椅子今回ショールームで一際目立っていたのがこちらの椅子です。ガラスケースに入って展示されていますが、実は60年前に製作された椅子とのことです。製作したのは地球にも人体にも優しいことを第一に考えたカール・ハンセン&サンブランドで、使われている素材はすべて生物分解できる素材を使用して作れています。ガラスケースに入れられた椅子は、ところどころ生活の跡はあるものの全くくたびれた感じはありませんでした。椅子の座面部分は、じつは紙製になっています。樹脂を浸透させた紙は耐久性が高く、座っても崩れることはありません。しかも程よい硬さなので、座ったときにはクッションがあるかの様にやわらかく沈みこみます。自然とリラックスできる姿勢になれる椅子で、この座り心地は他の椅子では得られないそう。この椅子こそ、和と洋両方のエッセンスが求められる日本のリビングにマッチする椅子だと言えるかもしれません。高い技術を持った職人が、ひとつひとつ丁寧に作製したからこそできる座り心地。そして、時間の経過とともに見た目の風合いもすこしづつ変化していくため、とてもステキな椅子になっていきます。自分用でもプレゼントにも、ちょうどいい北欧生まれのブランケットショールームを歩いていたところ、ブランケットが数多く並んでいました。寒さが厳しくなるにつれて人気の出る商品とのことで、贈り物としても人気が高い商品になっています。どれも使いやすいデザインで、生地の厚みや肌触りがとても心地のよいブランケット。フィンランド、ノルウェー、デンマークのブランドが数多く並んでいました。その中でも人気があるのは、ポケットが付いたブランケットだそう。コートを着るほど寒くないときや、お昼のちょっとした外出時などにショールのように羽織ることができます。ポケットも付いているので、その中にスマホやお財布を入れて使えそう。これからの時期には、自分用としてだけでなく、クリスマスのプレゼントなどにもピッタリです。雑貨類も和と洋の融合が特徴的。日常に上質な物を使いたい方にはオススメ雑貨類も充実しているこのショールーム。日本と北欧のエッセンスの両方が詰まったアイテムがいっぱいです。普段使いにオススメなのは日本で作られているこちらの手ぬぐい。古典柄のテキスタイルは北欧のパターンを和風に再アレンジしており、現代の暮らしに合うようにデザインされています。色使いも非常にモダンです。ちょっとした北欧アイテムを購入したいならこちら寒さの厳しい北欧ならではのアイテムも売られていました。それは「湯たんぽ」です。湯たんぽ本体はゴム素材で出来ていて、柔らかなフェルト素材のカバーに入れて使います。お湯を入れてすぐに使えるので、寝る前に布団の中に入れておけば、布団全体もヌクヌク。布団に隠れて見えない部分でも、かわいらしいデザインを選びたいものです。二重のふんわり感が部屋を柔らかくしてくれるリビングでも、少し和風っぽさを出せるライトも数多く販売されています。こちらの大小2つのライトは、LED電球に樹脂で作られたメッシュ状の構造です。メッシュとメッシュが2つ重なることで、重なった網目の部分がより強調されます。このライトが1つあるだけで、トゲトゲしかった部屋も柔らかな印象を持たせてくれるはずです。テキスタイルは海外、デザインは国内日本の部屋にあう日本の家具、そのテキスタイルを海外デザイナーが手がけるアイテムも販売されています。《天童木工の中座椅子+ヨハンナグリクセンDoris》。ヨハンナの生地を椅子につかうだけで、よりモダンな椅子に大変身。他にも、北欧風家具に日本人デザイナーが提案する。そんな家具も数多く販売されていました。一つ一つが家具でありながら、多くのクリエイターがコラボするアート展のようです。さいごに今回お邪魔したのは、《リビングデザインセンターOZONE》にあるショールームのほんの一角。このほかにも個性豊かなアイテムを扱うショールームやロンドンに本店があるザ・コンランショップなどが人気です。1日かけてゆっくり見ても、時間が物足りなくなっちゃうくらいの充実のボリュームでした。自分の作りたいインテリアコーディネートが決まっていない人でも、ここならば色々な住まいに関すること見つかるはずです。ぜひ、新宿にお出かけの際は足を運んでみてください。【店舗情報】●店舗名:リビングデザインセンターOZONE●住所:東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー3〜7階●定休日:水曜日(祝日除く)夏期・年末年始●営業時間:10:30~19:00ザ・コンランショップのみ11:00〜19:00●問い合わせ先:電話番号03-3487-6373(代)●HP:
2017年12月24日