間宮祥太朗が“キレやすいツンデレ男子”、桜井日奈子が“心優しいネガティブ女子”となり、Twitterから話題沸騰となった大ヒット漫画「殺さない彼と死なない彼女」を実写映画化することが決定。2019年秋に公開される。■ストーリー何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校3年の小坂れい。ある日、小坂は教室で殺されたハチの死骸を埋めているクラスメイト・鹿野ななに出会う。「死にたい」が口ぐせの鹿野はリストカットの常習犯。虫の命は大切に扱うくせに「死にたがり」な鹿野に興味を抱く小坂。それまでネガティブすぎる言動で周囲から変わり者扱いされていた鹿野だったが、口の悪い小坂と本音で話すうちに、2人は一緒にいることがあたりまえになって…。■「何度読んでも泣いてしまう」新世代SNS漫画家の大ヒット作を映画化原作となるのは、SNS漫画家・世紀末による3つの物語からなる連作4コマ漫画。自分が可愛いことを自認し、周囲からの愛を求め続ける“きゃぴ子”と、正反対のしっかり者の親友“地味子”。恋愛に無関心な草食男子“八千代くん”に何度フラれても告白し続ける“君が代ちゃん”。 キレやすいツンデレ系彼氏と付き合う、心優しいネガティブ女子“死なない彼女”。今回の実写版は、単行本に収録された表題作「殺さない彼と死なない彼女」に登場する“殺さない彼”小坂れいと“死なない彼女”鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇となる。登場するキャラクターたちはいずれも、一見“変わり者”のようでいて、自分の想いにまっすぐで、不器用で、ありのままで生きようともがいているだけ。実は誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもある。誰もが生まれ持っている心の“やわらかい”部分――それを思わずクスリと笑ってしまう愛嬌あるキャラクターと、核心を突きながらも読者を包み込むような温かいメッセージで表現したことにより、本作はSNSを飛び出して男女問わずに爆発的な支持を得ている。■間宮祥太朗×桜井日奈子、次世代を担う最旬キャストがW主演主人公・小坂れいを演じるのは、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』など人気コミックの実写版で個性豊かなキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と演技力で知られる間宮祥太朗。2017年には狂気むきだしの演技で映画『全員死刑』で初主演を果たし、2018年には『不能犯』『食べる女』のほか、テレビではNHK連続ドラマ「半分、青い。」や「BG 身辺警護人」「ゼロ 一獲千金ゲーム」など話題作に立て続けに出演。2019年には俳優生活10周年の節目を迎える。もう一人の主人公・鹿野なな役には、映画『ママレード・ボーイ』で初主演を果たし、11月9日(金)公開『ういらぶ。』でもヒロインを務め、ドラマやCMだけにとどまらず、10月からはNHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」で初MCを務めるなど、活動の幅を広げ続けている桜井日奈子。次世代を担うフレッシュな顔ぶれが集結し、瑞々しい感性で綴られる本作の世界をより鮮やかに彩る。監督・脚本を手がけるのは、長編映画デビュー作『ももいろそらを』(12)が第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」にて最優秀作品賞を受賞、翌年にはサンダンス映画祭「ワールドシネマコンペティション」に選出され「日本映画の新鮮で革新的な監督の誕生」と絶賛された小林啓一。続く、高杉真宙主演の『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』も高い評価を得た。新進気鋭の才能として熱い視線を注がれ、綿密なリハーサルを繰り返しながら演出をしていく手法で俳優からの信頼も厚く、美しい映像で思春期の若者特有の心の機微を描く名手が、本作で青春映画の新境地を目指していく。■キャスト・監督・スタッフのコメント到着!主演:間宮祥太朗「自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たち」台本を読むたびに小坂と鹿野のやり取りのひとつひとつがとても微笑ましく、そして、監督と桜井日奈子さんとリハーサルや話し合いを重ねて作っていく時間も充実していました。小坂も鹿野も他の登場人物たちも、自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たちの様に思います。それは夢や恋愛や自分の置かれた環境によって違い、個性でもある。それぞれが個性を持って絶望している。思春期という言葉で一括りにしてしまわず、何故葛藤していて、何に救われるのか。日常を過ごす当人たちの温度を感じて頂けたらと思います。小坂の叫びも静かに聞こえますように。主演:桜井日奈子「初めて演じるタイプの役」私が演じる鹿野ななは、つかみどころのない、たくさんの矛盾を抱えたキャラクターです。初めて演じるタイプの役で苦戦していますが、だからこそ、この現場で得られるものがたくさんあるなと実感しています。撮影はカット毎に、みんなで映像をチェックしながら、1つ1つのシーンを丁寧に作っています。色々な表現を、自分の目で確かめながら進めていけることはとてもありがたく、鹿野を演じながらも自分自身と向き合っている感じです。この作品がたくさんの皆さんに届きますように。小林監督やスタッフの皆さん、そして間宮祥太朗さん、キャストの皆さんと一緒に頑張りたいです。監督・脚本:小林啓一「素敵なシーンが数多く撮れています」印象的なタイトル、一癖も二癖もあるキャラクター。原作が四コマ漫画ということで独特なリズム感と世界観を作り上げることに試行錯誤しながら撮影は進んでいます。間宮くん、桜井さんをはじめ、癖のあるキャラクターがどうすれば生き生きと存在できるか、皆で色々試しながら作っている最中ですが、すでに素敵なシーンが数多く撮れています。登場人物と同世代はもちろん、色々な世代に観ていただきたいです。きっと、この映画から恋人、家族、友人、大切な人の温もりを感じてもらえると思います。頑張ります!原作:世紀末「いまもまだ信じられない自分がいます」映画化が決定したと聞いたとき、ベストセラーでもない私の作品が映画化だなんて騙されているんじゃないかと怖くなりました。おまけに主演が間宮祥太朗さんと桜井日奈子さんというステキなお2人だなんて、これを書いてるいまもまだ信じられない自分がいます。ですが実際に現場にお邪魔させて頂くと小林監督をはじめとした本当にたくさんの方が「良いものを作る」という目で動かれていて圧倒されました。『殺さない彼と死なない彼女』を愛してもらっていました。紙から飛び出して大きなスクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのがとても楽しみです。『殺さない彼と死なない彼女』は2019年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月06日ドンキホーテホールディングスは、東京・渋谷の旧ドン・キホーテ渋谷店跡地周辺を再開発し、ホテルや店舗、オフィスが入る複合施設を2022年に開業させると発表した。建物イメージ近年、渋谷駅周辺では大型の開発が進み、今後も複数の新たなタワーの完成が予定されているが、今回発表された「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」は、移転前のドン・キホーテ渋谷店跡地とその周辺を再開発するもの。5,737平方メートルの敷地に建設されるビルは、地上28階、地下1階、高さ120メートルで延べ床面積は4万950平方メートル。1階から3階までの低層部が店舗、4階から10階までの中層部がオフィス、11階から28階までの高層部がホテルとなる予定。2019年1月に着工予定、2022年4月に竣工予定と発表されている。【施設情報】(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目1番6号ほか竣工予定:2022年4月
2018年08月14日東海テレビ開局60周年記念「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」の第1話試写・制作発表会見が1月30日(火)、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行われ、出演する滝沢秀明、遠藤憲一らが登壇した。今回、15年ぶりに再共演となった滝沢さんと遠藤さん。滝沢さんは満面の笑みで「ご一緒できると聞いたときは、非常にうれしかったです。当時、お会いしていたときは正直びびっていたんですけど(笑)」と、ふり返った。滝沢さんの印象について、遠藤さんは、「本当に美しい顔をしている人だな~と思ったんですけど、変わらないです。昔から、タッキーは芝居が上手だったので、りりしさというか、大人の色気がついてきて、より良いんじゃないですかね」と目を細めた。「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」は滝沢さんが初の弁護士役に挑戦する骨太な人間ドラマ。30年前に起きた一家三人惨殺事件の生き残りで、いまは青年弁護士として活躍する浅利祐介(滝沢さん)が、犯人とされた死刑囚(遠藤さん)の再審請求という難問に向き合うことになる。なお、本作では滝沢さんが主題歌「記憶のカケラ」を担当することも発表された。およそ9年ぶりにドラマ主演と主題歌を務めることになった滝沢さんは、「ドラマに合った楽曲もうれしいですし、ドラマを盛り上げる楽曲になればと思っています」と意気込む。9年前から変化したことや成長についての質問が飛ぶと、滝沢さんは「自分では成長はよくわからないんですが、初めて弁護士をいただいて、主題歌もやっているので、視聴者の皆さんに成長した姿をお見せできるように頑張っていきたいです。いま、頭の中は『家族の旅路』モードでいっぱい、いっぱいです」と苦笑い。「家族はどんな存在か?」という問いには、滝沢さんは「家族の愛は究極なんだな、とドラマを通じてすごく感じました」と真摯に伝え、遠藤さんは「自分は女房のことになりますが、ダメなところをとことんつついてくれて。素晴らしい恩をいただているので、残りの人生は恩返ししていきたい」と愛情たっぷりのコメント。そんな中、昨年3月に離婚した片岡鶴太郎にも同質問を投げると「私にとってその質問は喧嘩を売っている…私にとっての家族は…ない!ひとりになりましたからね(笑)」と自虐気味にコメントし、笑いを誘っていた。そのほか、制作発表会見には谷村美月、横山めぐみも出席した。「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」は2月3日(土)より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送。(cinamacafe.net)
2018年01月30日滝沢秀明が“オトナの土ドラ”枠2月スタートの新ドラマ「家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~」で主演を務めることが決定。初の弁護士役に挑戦し、主題歌もソロで担当する。■あらすじ30年前に起きた一家三人惨殺事件。犯人とされた死刑囚のもとに、青年弁護士・浅利祐介(滝沢秀明)が現れる。彼は、ある女性から死刑囚の再審請求を依頼されたのだ。その死刑囚こそ、ほかでもない浅利祐介の両親と祖父を殺害した犯人。祐介は、自分の肉親を手にかけた男の再審請求という難問に向き合うことに…。事件に向き合うことで、次々と明らかになる衝撃の事実。それらは全て祐介自身に関わるものだった。そして導き出された答えは、“私はいったい何者なのだ”。弁護士としての使命感、そして1人の男としての感情が揺れ動く祐介。迷いや葛藤、苦悩を乗り越え、踏み出した先に待つものは…? 家族、親子の愛とは…?愛する者のために、何をなすべきか。成長した浅利祐介が最後にたどりつく場所とは――。小杉健治による小説「父と子の旅路」をドラマ化する本作。滝沢さんが演じるのは、両親を惨殺されたことで法律家への道を選んだ弁護士・浅利祐介。実父母と祖父を殺害したとされる男の冤罪を晴らして欲しいという女性の出現に嫌悪感を感じるが、弁護士としての使命感から再審に向かい始める、というかつてない複雑なキャラクターに挑む。また、一家三人を殺害した罪で死刑執行を待つ死刑囚・柳瀬光三、祐介に柳瀬の再審護人依頼をし、祐介に心惹かれていくようになる女性・河村礼菜、彼女の自由奔放な母・あかねなど、主要人物のキャスティングも気になるところだ。■滝沢秀明、主人公と一緒に「成長していきたい」「初めて演じる弁護士役という意味では新鮮ですし、チャレンジだと思います」と言葉に力を込める滝沢さん。「主人公・浅利祐介がある事件を弁護するということは、“与えられた使命”であり、すでに“運命として定められている”からこそ彼が乗り越えなくてはならない壁でもあります。弁護士という肩書きはあっても、ひとりの人間としてどう事件に向き合っていくかがとても重要だと感じました。祐介は弁護することによって、いろいろと苦悩しながら成長していく人物だと思いますので、僕も一緒になって成長していきたいです」と語る。今回、主題歌もソロで担当することについても「ドラマは作品の力もさることながら、音楽の力というのも大切」と語り、「放送が終わっても、視聴者の方々がこのドラマの名場面が浮かぶような、そんな主題歌にしていきたい」と意気込みをコメント。「視聴者の皆さんには、僕らと一緒にドラマの世界観に入っていただき、是非、このドラマの1話、1話で起きる出来事を、一緒になって考えて感じて、苦悩していただけたら嬉しい」と期待を込めている。さらにプロデューサー・西本淳一氏は、青年から大人へと大きく変貌する主人公について「そんな変化を画面で感じさせてくれる俳優は…30代の若さと大人の男の片りんを持ち合わせた人…知名度やスター性…いきついた結果が、滝沢秀明さんです」とコメント。「今回の役は、とても難しい役です。頭の中で理解していても、表現するにはテクニックだけでは通用しない部分がたくさんあります。自らのアイデンティティを見失う、という体験は、誰にでもおきることではないですし、そこに直面したときの苦悩や迷い、苦しみや葛藤など、全身を使って心の奥底から魂の震えるようなお芝居を期待します」と、抗うことのできない運命に翻弄されていく主人公を務める滝沢さんに、期待を寄せている。「家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~」は2018年2月3日(土)より毎週土曜23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送(全8話予定)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月27日2000年にクランクインするも、度重なる災難に見舞われ何度も製作中止・延期になってきたテリー・ギリアム監督作の『ドン・キホーテを殺した男』。2002年にはドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』が製作され、『ドン・キホーテを殺した男』の製作がなぜ行き詰ってしまったのかという顛末が描かれている。製作初期段階ではジャン・ロシュフォールやジョニー・デップがキャストに名を連ねていたが、昨年キャストを一新し、モンティ・パイソンのマイケル・ペイリンと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のアダム・ドライバーを中心に据え撮影を再開することが発表されていた。そして今日、ギリアム監督自らが『ドン・キホーテを殺した男』の撮影が終わったことをFacebookの公式ページで報告した。「長い間、音沙汰なしでごめんね。トラックのパッキングで忙しくて。これから家に帰るよ。17年の時を経て、ついに『ドン・キホーテを殺した男』の撮影が完了したんだ。すべてのチーム、そして信じてくれた人たちに感謝している」。監督のFacebookは2月28日(現地時間)から更新が途絶えていたが、同作の製作に専念していたようだ。(Hiromi Kaku)
2017年06月05日池袋コミュニティ・カレッジは5月23日、内田裕士氏による講演会「男性も女性も必聴!あなたの魅力を生かす服、殺す服」を、西武池袋本店別館8階の池袋コミュニティ・カレッジ4・5番教室にて開催する。内田裕士氏は、日本最大級のメイク教室「美塾」創始者で、3万部突破のベストセラー『毎朝、自分の顔が好きになる』の著者でもある。内田氏は、これまでに1万5,000人を超える女性と接し、彼女らの外見コンプレックスに触れてきたという。また、流行のメイクや偏った情報を取り入れることで、自分本来の魅力を打ち消し、コンプレックスを深めていく姿も多く見てきたとのこと。メイクの専門家である内田氏は、一般女性の多くが「自身の魅力を正しくとらえていない」と語っている。「可愛らしい点が魅力なのに、大人っぽく見られようとする」「クールさが魅力の女性がキツく見られないように苦心する」など、9割の女性は、自分の魅力をわざわざ打ち消す行動をしているという。そこで内田氏は、女性を「凛・艶・清・萌」の4パターンに分類。自分の魅力を正確に、客観的に知ることができる独自のツール「魅力マトリックス」を開発した。これまではメイクの観点からのみ「魅力マトリックス」を伝えてきたが、今回の講演では、初めて魅力別のファッションについて語るとのこと。講演会参加者には、内田氏による、男女合わせて8タイプの「魅力別☆自己紹介のコツ動画」もプレゼントする。例えば、「萌」タイプの女性は「○しながら話す」、「清」タイプの女性は「しゃべらず○でいる」など。内田氏の講演後には、希望者を対象にサイン会も行う。サイン会では直筆サインのほか、内田氏が見抜いた参加者の魅力について、一人ひとりにメッセージを書くとのこと。中には、そのメッセージを読んで涙を流す参加者もいるという。参加費(チケット料金)は4,512円(税込)。料金には、『毎朝、自分の顔が好きになる』の書籍代が含まれる。講演会開催時間は19~20時、サイン会は20時~。定員は200名。チケットはオムニ7で販売している。
2017年05月08日カンヌ、ベルリン、ヴェネチアと世界三大映画祭を制した、韓国の奇才キム・キドクの記念すべき長編20作目となる最新作『殺されたミンジュ』。少女の殺人事件をテーマに謎に満ちた群像劇を描いた本作から、ポスタービジュアルが解禁となった。ある夜、女子高生が男たちに無残に殺害された。そのしばらく後、事件に関わった1人の男が武装した7人組の謎の集団に誘拐される。謎の集団は男を拷問し、彼が起こした事件の告白を強要する。やがてその集団は、少女の事件に関わった7人の容疑者たちを1人、また1人と誘拐してゆく…。少女の死で幕を開ける本作は、キム・ギドクがモラルを超越して描くサスペンスフルな群像劇。一度その扉を開けてしまうと、目を背けたくても凝視せずにはいられない危険に満ち溢れた物語は、7人の容疑者たちの証言により思わぬ方向へと進んでいく衝撃の展開を見せ、昨年の第71回ヴェネチア映画祭では「ヴェニス・デイズ」部門のオープニング上映を飾り、「作品賞」を受賞した。山に籠もる自分自身を追ったドキュメンタリー映画『アリラン』(’11)以降、取り憑かれたように新作を発表し続け、強烈な個性を発揮しているキム・ギドク。それぞれテーマは異なるものの、彼の作品に通底しているのは、不条理な世の中への痛烈でシニカルな社会風刺だ。『嘆きのピエタ』、『メビウス』では、人間の恥部をさらけ出すような生と性を生々しく描いた独自の美学を貫く問題作を発表したが、長編20作目となる本作では、少女殺人事件をめぐり、捕らえられた男たちと武装した集団、容疑者と被害者が入れ替わるスリリングな展開を描く。どんな人間でも加害者にも被害者にもなりうることを示唆し、それぞれの立場で抱える心の闇や嘆きを痛いほどに映し出しながら、観る者のアイデンティティを揺るがす濃密な群像サスペンスに仕上がっている。複雑な心情を抱える謎の集団のリーダーを演じたのは、『悪いやつら』『群盗』のマ・ドンソク。また、『春夏秋冬そして春』以来、11年ぶりにキム・ギドク作品に出演のキム・ヨンミンが、なんと1人8役を熱演することにも注目。マ・ドンソク演じるリーダーに率いられた謎の集団は、軍隊、警察、清掃員など、登場するたびに異なる制服を着用していくのも見どころだ。「少女が葬り去られた日、良心はすべてこの世から消えた。」という意味深なコピーと謎の人物の姿が気になるそのビジュアルからも、目が離せない。『殺されたミンジュ』は2016年1月より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日米東海岸時間16日に、モーガン・フリーマンの義理の孫エデナ・ハインズ(33)が殺された事件で、ハインズの恋人が容疑者として逮捕されたとニューヨーク警察が発表した。その他の情報容疑者の名前はラマー・ダヴェンポート(30)。ダヴェンポートは“エクソシズム”と称して、ハインズのアパートの近くで、彼女を16回にわたって刺したとされる。ハインズはハーレムの病院に運ばれたが、到着と同時に亡くなった。ハインズは、フリーマンの最初の妻ジャネット・アダー・ブラッドショーの孫。フリーマンはフェイスブックを通じて「私の孫エデナ・ハインズが無意味な形で亡くなったこの悲劇について、私たちの家族に寄せられた多くの愛とご支援に、感謝します。心の底から、ありがとうございます」とコメントしている。文:猿渡由紀
2015年08月18日男性を好きになると、女性はつい相手に自分を合わせてしまいがちです。あなたは今、自分を押し殺した恋愛をしていませんか?第三者の目を気にして、彼に釣り合う自分になろうと、背伸びしたまま交際していませんか?自分の心を無視した恋愛をしていると、あなたらしさを失うばかりか、本来、心が豊かになるはずの恋愛が心をすり減らす一方になってしまうことも。そこで、幸せな恋をするための近道について、複数の女性にインタビューをしてみました。■1.嫌いなものは嫌いと伝える「以前の私は、好きな人に趣味から服装の好みまですべて合わせていたけど、やっぱり無理はダメだね。相手のことが好きなのに次第に会いたいと思う気持ちがなくなっていって、別れを告げることに・・・。そのとき反省して、今では好きな人が好きなものでも“私は嫌い”とハッキリ伝えることができるようになった。そのおかげで、お互いを尊重し合えている」(26歳/編集)相手に合わせて無理をしていると、そのしんどさから会うことも苦痛になるってしまうかも。たとえ、好きな人が好きなものでも、あなたが苦手だったら、正直に相手に伝えた方がより良い関係を築けるでしょう。そこで相手があなたに対して否定的になるようなら、あなたとは合わない人だと思って、今後の付き合いを考えた方がいいかもしれませんね。■2.相手を肩書きで判断しない「男性と出会うと、まず肩書きや出身大名を聞いて、それで相手のことを“すごい”と思えたら、恋愛対象として見ていたんです。でも、歳を重ねるごとにだんだん虚しさを感じるようになって。思い切って相手の肩書きなどを気にせず、気が合うな、と思う人と付き合うようにしたら、とても幸せです」(30歳/広告)肩書きや出身大という“ブランド”と相手の人間性はイコールではありません。どんな素晴らしい肩書きを持っている男性でも、あなたと合わなければ意味がないでしょう。そこはあまり気にせず、フィーリングが合う男性と交際するのが幸せな、長続きする恋の秘訣だと言えますよ。■3.周りの目を気にしない「ひとつ前の恋は社内恋愛で、同僚や上司にも彼と私の関係を公表していたから、とっくに二人の関係は冷めていたのに“別れたい”の一言がなかなか言い出せなかった。それで、とても苦しい毎日を過ごしていたら、親友に“周りなんて関係ないよ。自分の気持ちに従いな”と一言言われて、彼と別れました。すごく心が楽になったし、すぐに新しい出会いが訪れて、今はその彼と仲良く付き合っている」(27歳/事務)彼と別れたら周りからどう思われるだろう、何を言われるだろう、と不安になり、自分の気持ちを押し殺していると、辛い恋になってしまうでしょう。永遠に無理をしたまま関係を続けていくことはできないというのはわかっているはずです。周りの目を気にしないで自分の気持ちに素直になることが、幸せな恋への第一歩となりますよ。■4.嫌われる不安を捨てる「好きな人から嫌われたくないと思っていたら、不自然な言動を取ってしまったり、自分の魅力が発揮できないことばかりが続いて、疲れた。で、あるときから“もう嫌われてもいいや”と開き直り、好きな人にそのままの自分を見せるようにしたら、相手との距離がグッと縮んで、結果、うまくいきました」(28歳/IT)好きな人に愛されるために偽りの自分を演じていれば、とても疲れてしまうでしょう。人は心を開いて接してくる相手に心を開きたくなるもの。好きな人の前でも、できるだけありのままの自分でいるよう心がけたいですね。■おわりに心を開き、自分に対して素直になることが、幸せな恋をするためのヒントなのだと思いました。みなさんも自分を押し殺さずに、心を開放して好きな人と接してみてくださいね。(羽音/ハウコレ)
2015年02月09日ニコニコ生放送:Qが、11月17日(土)から30日(金)までの14日間、アクション、ホラー、パニックなど複数ジャンルの中から、登場人物が“だいたい30人前後殺される”映画をセレクトして上映するという特集企画を実施している。その他の情報本企画で上映される映画の中には、30人を大幅にオーバーして殺されている映画もあり、「だいたいの範囲が広い」、「2人しか死んでないじゃね~か」というユーザーからの突っ込みにも頷けるため、そのアバウトな企画の意図と反響などを担当者に聞いてみた。「そもそもなぜ30人なのか?」と質問したところ、「30という数字に特に意味はありません」としれっと回答。特にこだわりはない様子で、「ユーザーの皆様が今まで知らなかった映画や、普段ひとりでは絶対に見ないような埋もれた名作(迷作?)を知っていただきたいのと、何よりみんなでワイワイ言いながら映画を見るという映画本来の楽しみ方をニコニコを通じて体感してもらえれば」と真面目なコメントが返ってきた。さらに、ワイワイみんなで見るイメージを例えて、「昔、東京オリンピックや力道山の試合を街角のテレビでみんなで見ていた光景」を挙げ、力説していた。途中経過での反響を聞いたところ、27日(火)現在の10日間で、累計来場者数346,790と30万人以上が視聴しており、累計266,270のコメントが書き込まれているという。ユーザーからのコメントとしては「運営GJ」、「コメント付きで見ると楽しい」、「8888888888」など好意的なコメントも多く、ユーザーニーズをつかんでいる様子だ。“だいたい30人殺される”映画特集は、30日(金)までに以下の4作品を上映する。普段なら手を伸ばさないような作品でも、コメント付きでみんなと楽しんでみるのはいかがだろうか。ニコニコチャンネル“だいたい30人殺される”映画特集映画『人喰殺人鬼』(R15)鑑賞会日時:27日(火)21:30~映画『アドレナリン:MAX』鑑賞会日時:28日(水)23:30~映画『ホステージ・オブ・エネミーライン』鑑賞会日時:29日(木)22:30~映画『30デイズ・ナイト』鑑賞会日時:30日(金)22:00~
2012年11月27日チャーリー・シーンが、かつて仕事上のパートナーだった男性のことを「殺す」という内容のメールを送っていたことが明らかになった。チャーリーが、この男性と共通の友人である人物に送ったメールの内容から、殺されるかもしれないと恐怖を覚えた男性は10月18日(現地時間)にロサンゼルスの警察に届け出た。男性の証言によると、最近彼とチャーリーと仲違いし、その後チャーリーは女性の友人に「ヤツの頭を俺のスーパー90(散弾銃)で吹っ飛ばしてやる」とメールしたという。現在捜査が行われており、チャーリーの事情聴取も行われる模様。チャーリー自身はノーコメントだが、友人の一人はゴシップサイト「TMZ.com」で、男性は金目当てで行動していると主張する。「あの男は保護観察違反を複数犯して軍を除隊処分になっています。金が欲しくてチャーリーに揺さぶりをかけようとしているんです」。(text:Yuki Tominaga)© Abaca/AFLO
2012年11月09日『JUNO/ジュノ』、『インセプション』の女優エレン・ペイジが、Twitter上でファンとおぼしき人物から「殺す」と脅迫されていたことが明らかになった。芸能サイト「TMZ.com」によると、ロサンゼルス市警察がTwitter社に、エレンに対する脅迫ツイートを投稿した2つのアカウントの持ち主についての情報提供を求めているという。両アカウントからは今年6月、エレンに「これからエレン・ペイジを殺す。彼女は死んでいる」といった内容の脅迫メッセージが何度も送りつけられた。エレンは『バトルシップ』のアレクサンダー・スカルスガルドと交際のうわさがあるが、どうも脅迫者はそれが気に入らないようで、「エレン・ペイジ、もしアレクサンダーとのデートを続けるなら、来年中に公の場で殺してやる…。クラブにいるとき、試合観戦中、レストラン、サインをしてるときかもね」と書き込んだが、つぶやきはその後消去されている。ロサンゼルス市警によると、6月14日(現地時間)にエレンの新作『To Rome With Love』(原題)をプレミア上映した「LAフィルム・フェスティバル」の主催者にも事前に「映画祭に行ってエレンを殺す」と宣言する電話がかかってきたという。幸い、何事も起きなかったが、恐怖を感じたエレンはロサンゼルス市警に届けを出し、捜査は現在も続いているという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2012年08月07日