3月21日午前10時(日本時間22日午前2時)、Appleのスペシャルイベントが開催された。恒例となる招待状のメッセージは、「Let us loop you in.」。"40年の歴史を40秒で振り返る"映像から始まった今回のスペシャルイベントでは、4インチディスプレイの新iPhone「iPhone SE」や9.7インチiPad Proなど、噂通りの新製品を中心に、新アプリの紹介やiPadの値下げも発表。また、登壇したAppleのティム・クックCEOは冒頭で、FBIとのロック解除問題に触れ、「あなたがたの安全を確保する責任は重大である」とコメントした。One More Thingはなし。Appleの日本公式オンラインストアも更新され、新製品の情報が並んでいる。早速、Appleスペシャルイベントで登場した新製品、新情報の概要をダイジェストでお届けしよう。○CareKitジャンル:フレームワーク価格:―(オープンソース)提供時期:2016年4月(米国時間)手術後の回復状況や投薬プランなど、ユーザー自身の健康ケアの継続に役立つフレームワーク。活動量を記録するように、ユーザー自身が手軽に自分の症状の記録、トラッキングなどが行える。オープンソースで、2016年4月に提供予定。○Apple Watchバンドジャンル:アクセサリ価格:5,800円(ウーブンナイロン単体)から提供時期:2015年3月21日(米国時間)Apple Watch用バンドの新素材、ナイロン製のバンドが、「ウーブンナイロン」の名称で登場。4層構造で鮮やかなカラーが特徴だ。全7色をラインナップ。スポーツバンドやレザーバンドにも新色が追加された。○tvOSジャンル:OS価格:-(アップデート)提供時期:2016年3月21日(米国時間)Apple TV用OS「tvOS」がアップデート。Siriによるテキスト音声入力/検索機能や、フォルダ機能などが追加された。本日から提供開始。○iPhone SEジャンル:スマートフォン価格:16GBモデルが52,800円、64GBモデルが64,800円(税別)提供時期:2016年3月24日予約開始、3月31日発売(米国時間)かねてからの噂通り、4インチのiPhone新製品「iPhone SE」が、"最もパワフル"という紹介で登場。4インチiPhone新製品を発表した理由は2つあり、ひとつは「小型の電話が好きなユーザーが一定層いる」こと、もうひとつは「人々の最初のiPhone体験が4型だったこと」という。対角4インチのRetinaディスプレイを搭載し、解像度は1,136×640ピクセル。機能面はiPhone 6s/6s Plusとほぼ同等で、A9チップ、M9モーションコプロセッサ、指紋認証センサーTouch IDを内蔵。カメラは12メガiSightカメラで、機能はフラッシュやスローモーション、ライブフォト、4Kビデオ撮影など。Apple Pay対応(NFC搭載)も搭載。発表会で言及はなかったが、3D Touchはスペックに書かれておらず、省かれている可能性がある。重さは113g。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色。日本を含む12地域で、米国時間24日から予約開始、同31日発売。5月末には110カ国で提供していく。○iOS 9.3ジャンル:OS価格:-(アップデート)提供時期:2016年3月21日(米国時間)iOSの新バージョン、iOS 9.3の新機能は、Notesにパスワード保護や指紋認証機能を追加し、メモのロックが可能に。また、お気に入り記事をトップに表示する機能を備えたNEWSや、Apple Musicとの連携を強めたCarPlay、教室でiPadが使いやすくなる文教向け機能Education Previewなどが紹介された。○9.7インチiPad Proジャンル:タブレット価格:Wi-Fi版……32GBモデルが66,800円、128GBモデルが84,800円、256GBモデルが102,800円(税別)Wi-Fi+Cellular版……32GBモデルが82,800円、128GBモデルが100,800円、256GBモデルが118,800円(税別)提供時期:2016年3月24日予約開始、3月31日発売(米国時間)こちらも噂通り、9.7インチiPad Proが発表。特にWindowsユーザーからの買い替えに適するとしてアピールされ、会場の笑いを誘った。機能面では現行の12.9インチiPad Proとほぼ同等で、第3世代の64bitチップ「A9X」プロセッサやM9モーションコプロセッサ、Touch ID、Night Shiftモードなどを搭載。専用ペン「Apple Pencil」やマグネット接続キーボード「Smart Keyboard」などのアクセサリも用意される。ディスプレイ解像度は2,048×1,536ピクセル。場所や周囲の色温度を検知して表示を最適化するTrue Tone技術が採用された。重さはWi-Fi版が437g、Cellular版が444g。カラーはiPhone SEと同じくシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色で、価格は66,800円から。米国時間31日発売。今回のAppleスペシャルイベントをもって、Apple本社(1 Infinite Loop)でのイベントは最後となる。ティム・クックCEOは、「ここで発表するのは最後。AppStoreもiPhoneもここで発表されました。ここは素晴らしい場所でした」と振り返った。そして建設中の新キャンパスの写真を紹介し、「2017年は新キャンパスで発表。そこで皆さまをまたお招きしたい」と締めくくった。
2016年03月22日米Appleは3月21日(現地時間)、Apple本社(米カリフォルニア州クパチーノ)開催したスペシャルイベントで9.7インチの「iPad Pro」を発表した。Smart KeyboardおよびApple Pencilに対応した小型版「iPad Pro」としての登場となっている。プロセッサーは、64bitアーキテクチャチップの第3世代となるA9Xを採用し、モーションコプロセッサはM9を搭載。充電ケーブルを接続していない時でも「Hey Siri」と呼びかけてSiriを利用できる。ディスプレイの解像度は2048×1536ピクセル(264ppi)で、本体サイズは240×169.5×6.1mm、重量はWi-Fiモデルが437g、Wi-Fi+Cellularモデルは444g。ディスプレイは、iPad Air 2と比較して、25%の高輝度化、色域も25%拡大した上で、反射を40%抑えているという。また、4チャンネルの環境光センサーを使い、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に適応させるTrue Toneディスプレイ仕様となっている。オーディオ面では四隅にHi-Fiスピーカーを配置。高周波が最上部のスピーカーから出力されるように自動的に調整する機能を装備する。本体側面には12.9インチのiPad Pro同様、Smart Connectorを搭載し、カバーとスタンド機能を備えたSmart Keyboardを接続できる。また、こちらも12.9インチのiPad Pro同様、Apple Pencilの利用が可能である。背面のiSightカメラは12メガピクセルで、4K動画(3840×2160)撮影をサポート。Live Photosおよび1080p(120fps)、720p(240fps)のスローモーションビデオ、手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオに対応している。また、iPadでは初めて、True Toneフラッシュを搭載。前面のFaceTimeカメラは5メガピクセルで、暗い場所でディスプレイをフラッシュとして利用できる「Retina Flash」に対応した。通信機能は、全モデル共通の仕様が、Wi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2、MIMOへの対応。Wi-Fi+CellularモデルはLTE-Advancedをサポート、また、Apple SIMを内蔵する。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色。ストレージ容量は32GB/128GB/256GBの3ライン。価格は、Wi-Fiモデルの32GBが66,800円、128GBが84,800円、256GBが102,800円、Wi-Fi+Cellularモデルの32GBが82,800円、128GBが100,800円、256GBが118,800円(いずれも税抜き)。3月24日から予約受付を開始し、3月31日に発売となる。
2016年03月22日米Appleは3月21日(現地時間)、Apple本社(米カリフォルニア州クパチーノ)開催したスペシャルイベントで4インチモデルの「iPhone SE」を発表した。噂通りの4インチサイズのディスプレイを備えたモデルで、iPhone 6s/6s Plusと同じA9チップを採用。カメラも12メガピクセルに4K動画をサポートするなど、ハイエンドモデルとしての登場となった。iPhone SEは、64bitアーキテクチャチップの第3世代となるA9を採用し、モーションコプロセッサはM9を搭載。充電ケーブルを接続していない時でも「Hey Siri」と呼びかけてSiriを利用できるようになった。このあたりは、昨年9月に発売されたiPhone 6s/6s Plusと同じ仕様だ。外見はiPhone 5sを踏襲しており、ディスプレイは4インチのRetinaディスプレイで、解像度は1136×640ピクセル(326ppi)。3D Touchには対応しない。本体サイズは58.6×123.8×7.6mmで、重量は113gとなっている。背面(iSight)カメラは12メガピクセルで、4K動画(3840×2160)撮影をサポート。Live Photosおよび1080p(120fps)、720p(240fps)のスローモーションビデオ、手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオに対応している。前面のFaceTimeカメラは1.2メガピクセルで、暗い場所でディスプレイをフラッシュとして利用できる「Retina Flash」に対応した。また、iPhone 5sより50%高速なTouch IDを搭載。通信機能は、最大150MbpsのLTEに、VoLTEをサポート。Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、通信速度は最大433Mbps。Bluetooth 4.2、Apple Payの利用が可能なNFCを備える。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色。ストレージ容量は16GB/64GBの2ライン。SIMフリー版の価格は、16GBが52,800円、64GBが64,800円(いずれも税抜き)。3月24日から予約受付を開始し、3月31日に発売となる。前述の通り、3D Touch非対応、FaceTimeカメラが1.2メガピクセルとなっている以外は、ほぼiPhone 6s/6s Plusと同等の仕様なので、廉価モデルではなく、ハイエンドモデルとして投入されたと見て良い。しかしながら、価格は52,800円からと、リーズナブルなラインナップとなった。各キャリアからのプランは本稿執筆時では明らかになっていないが、実質0円がなくなると予測された上で、どれくらいの価格設定となるか注目したいところである。
2016年03月22日米Appleは21日(米国時間)、スペシャルイベントを開催し、4インチの「iPhone SE」など新製品を複数発表した。本稿では、同イベントで発表された製品をまとめて紹介する。なお、各製品の詳細は追って報告する。スペシャルイベントは、iPhoneのロック解除をめぐるAppleと米国政府の対立に関する話題、同社が考える環境保護に関する話題などからスタート。その後、Apple Watch向けの新しいバンド、新型iPhone、新型iPad Proなどの製品を次々と発表していった。発表された製品は以下の通り。iPhone SE4インチサイズの新しいiPhone。24日より予約受付を開始し31日に発売。16GBモデルと64GBモデルが用意されており、Apple Storeでの価格はそれぞれ税別(以下同)52,800円と64,800円。新型iPad Pro9.7インチサイズのiPad Pro。24日より予約受付を開始し31日に発売。32GB/128GB/256GBの3モデルでそれぞれWi-Fi、Wi-Fi+Cellularが用意されている。Apple Storeでの価格はWi-Fi版が66,800円/84,800円/102,800円、Wi-Fi+Cellular版が82,800円/100,800円/118,800円。iOS 9.3iOSの最新バージョン。日没後にブルーライトの発生を抑える「Night Shift」モード、「メモ」アプリのTouch ID連携などの新機能が含まれている。米国では同日より配信開始。Apple Watchの新バンドApple Watch向けのバンドに、ナイロン製の「ウーブンナイロン」やフルオロエラストマー製の「スポーツバンド」の新色が加わった。CareKit病気の治療を行っている患者のためのアプリ開発プラットフォーム。tvOSSiriを使った検索の強化や、文字の読み上げ、iCloudフォトライブラリなどを新たにサポートした。
2016年03月22日米Appleが3月21日にスペシャルイベントを開催する。噂される4インチのiPhoneや9.7インチiPadの新製品、そしてプライバシー保護とセキュリティを巡るFBIとの対立に世間一般の注目が集まっているが、Apple Payを忘れてはならない。iPhone 5s発売から2年半が経過し、iPhone 5sユーザーの2年縛りが終了し始めて機種変更を考えたくなるタイミングである。噂通りにNFCを搭載する4インチiPhoneの新製品が登場し、そしてiPhone 5sが引退したら発売中の全てのiPhoneがApple Payに対応することになる。私はApple Payが米国でサービス開始になってすぐに使い始め、Apple Payを日常的に使うようになって現金を持ち歩くようになった。米国ではクレジットカードで支払うことがほとんどなので、以前はクレジットカード以外にはコーヒー代程度の現金しか持ち歩かなかった。ところが、Apple Payはクレジットカードのようにどこでも使えるわけではない。だから、常に100ドルぐらいの現金を持つようになった。現金は不足することもあるし、銀行から引き出すのも面倒だ。それなら、以前と同じようにクレジットカードで支払った方が便利と言えば便利である。「それって不便になってないか…」と言われることも度々だ。でも、TARGETやHome Depotからクレジットカード情報が大量流出するような事件が続き、磁気ストライプのクレジットカードを読み取らせることに抵抗を感じるようになった。Apple Payは登録してあるクレジット口座の情報を店側に渡すことなく、支払いごとに生成する一時的な決済用の番号をやり取りするので、後で店側からクレジットカード情報が流出する心配がない。その安心感は何ものにも変えがたい。もちろんApple Payでなければならないというわけではない。私はいつもiPhoneを持ち歩いているからApple Payというだけで、Android Payでも構わない。要は、安全な支払い方法を使いたい。NFC決済に関しては「普及するか?」 とか、「どのサービスが市場を制するか?」というような視点の報道が溢れているが、磁気ストライプのクレジットカードをそのまま使うリスクは大きく、その問題の解消は待ったなしである。別にNFC決済でなくとも、クレジットカードが今直面している問題を解決できる方法が普及するべきなのだ。まだ不便も感じるけど、米国ではApple Payだけでも何とかなる程度にまで普及しており、Apple Payが使えない場所を現金で補う方法で不満はない。以前のように「ここでもApple Payが使えない」とApple Payにがっかりするのではなく、最近は安全で便利な支払い方法をサポートしない店側にがっかりするようになった。○ICチップカードのトラブルがApple Payに追い風Apple PayやAndroid Payを使える場所が増えたのは、クレジットカード会社による大胆な改革が昨年実行されたからだ。加盟店がICチップカードの読み取りに対応しない場合、偽造犯罪の損失を加盟店契約会社にも負わせるようにし、それによってEMV対応端末への切り替えが一気に進んだ。EMV対応端末の多くはNFC決済をサポートしており、EMVへのPOS端末のアップグレードと共にNFC決済を利用できる場所が増加したのだ。ニワトリとタマゴのニワトリは着実に増えている。ただ、使ったことがないものへの恐れは根強いようで、NFC決済に対応している店でApple PayやAndroid Payで支払っている人を見かけることはまだ少ない。実際に使ってみたら磁気ストライプのクレジットカードよりも便利なのだが、使ってみないと分からないことを使ったことがない人はメリットとして実感できない。なかなかタマゴが増えないのが現状である。でも、その課題をNFC決済が克服できるチャンスが到来している。カードの更新を迎えてEMVチップを備えたカードが利用者に広まり、米国のスーパーなどでは今、EMVチップがらみのトラブルが頻発している。磁気ストライプのカードに比べると処理に時間がかかり、エラーが起こることも少なくない。長い行列のレジで「値段の確認」になるとイライラするものだが、今はEMVチップのトラブル発生が行列をイライラさせる原因になっている。また、初めてのEMVチップ搭載カードの使い方に戸惑う利用者も多く、不便になったクレジットカードに不満を覚えた利用者が安全かつ便利な支払い方法としてNFC決済に目を向けるようになり始めている。Appleが4インチiPhoneの新製品を投入する理由は様々だと思うが、もしこのタイミングで登場したら間違いなくApple Payユーザーの増加を加速させるものになるだろう。日本においてApple PayやAndroid Payは、日本国内の既存の決済方法と比較した議論になりがちだが、海外に出かけた時に簡単かつ安全に支払いを済ませるための方法というだけでもサポートされる価値は十分にあると思う。
2016年03月17日センチュリーは9日、「iStarUSA」ブランドから、PCケースの外部5.25インチベイに取り付けるリムーバブルラック(3モデル)を発表した。3月上旬の発売予定となっており、価格はいずれも5,980円(税込)。○iStarUSAリムーバブルラック(AN-A1101M-C)「iStarUSAリムーバブルラック(AN-A1101M-C)」は、フロントドア部分に温度表示ディスプレイを搭載したリムーバブルラック。3.5インチSATA HDD×1台を内蔵でき、30mmの冷却ファンがある。ドア部分のボタンによって、冷却ファンの速度(低中高)を調整でき、HDD温度が55度を超えるとアラームで警告する。インタフェースはSATA 6Gbpsで、本体サイズはW148×D188×H42mm、重量は約600g(ドライブ、付属品含まず)。○iStarUSAリムーバブルラック(AN-A124-C)「iStarUSAリムーバブルラック(AN-A124-C)」は、2.5インチSATA HDD×4台を内蔵できるモデル。インタフェースはSATA 6Gbpsで、本体サイズはW146×D170×H42mm、重量は約400g(ドライブ、付属品含まず)。冷却ファンは40mmとなっている。そのほかの仕様は上記「AN-A1101M-C」とほぼ共通。○iStarUSAリムーバブルラック(AN-G1101-C)「iStarUSAリムーバブルラック(AN-G1101-C)」は、スチール製ボディのモデル。3.5インチSATA HDD×1台を内蔵でき、取り外しやすいようトレイハンドルを設けている。インタフェースはSATA 6Gbpsで、本体サイズはW146×D180×H42mm、重量は約600g(ドライブ、付属品含まず)。冷却ファンは30mmとなっている。
2016年03月10日3月15日に開催が噂されているAppleの新製品発表イベントにおいて、その目玉の1つとみられている「4インチ版iPhone」だが、その名称が「iPhone 5se」のようなナンバリング付きではなく、シンプルに「iPhone SE」のようになる可能性があると9 to 5 Macが報じている。9 to 5 Macは過去に3月15日のイベント開催の噂を報じたり、4インチサイズのiPhoneについて名称が「iPhone 5se」になるとの関係者の話を紹介している。この4インチ版iPhoneはもともと「iPhone 6c」などの仮称で呼ばれていたもので、経緯は不明だが、9 to 5は関係者の談としてiPhone 5seの名称が付与されたと伝えていた。以前に廉価版iPhoneとして「iPhone 5c」という製品がiPhone 5sの時代に市場投入されていたが、商業的に成功したとは言い難く、この「6c」という名称の利用を避けたともいわれている。一方で、もし9 to 5 Macのいうように新製品に「iPhone SE」という名称が付与されたのであれば、従来のナンバリングサイクルから外れた製品として市場投入されたことを意味している。これは従来の1年サイクルで投入される製品と異なっているだけでなく、新系統の製品としてメインストリームのモデルから独立したものであることを示している。以前に、今後数年でAppleがiPhoneのSKUを大幅に増やしてくる可能性を示唆したが、こうした動きがより顕著なものとなる前兆といえるかもしれない。いずれにせよ、発表会開催が噂される3月3週目には週末に新型iPhoneがすぐに発売されるという話も出ており、その続報に注目しているといいだろう。
2016年02月29日アップルが「USB-C充電ケーブル交換プログラム」を開始した。対象は、2015年6月まで12インチ「MacBook」に同梱されていたUSB-C充電ケーブル。設計上の問題から、電源アダプタに接続してMacBookを充電しても、断続的に充電が途切れたり、全く充電されない不具合が起こる可能性がある。交換対象製品は、ケーブル部分に印字されている文字で見分けられる。「Designed by Apple in California. Assembled in China」とだけ記されていたら交換対象、「Designed by Apple in California. Assembled in China」の後にシリアル番号が印字されていたら新設計の充電ケーブルなので交換は必要ない。交換プログラムには、1. Apple Store直営店(Genius Barの予約が必要)、2. Apple正規サービスプロバイダ、3. Appleサポートのいずれかを通じて申し込める。交換の際にはMacBookのシリアル番号が必要になる。
2016年02月13日センチュリーは28日、M.2仕様のSSDを7mm厚の2.5インチ SATA HDDサイズに変換するアダプタ「裸族のインナー for M.2」を発表した。1月下旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込2,894円。M.2 SSDを、2.5インチ SATA HDDサイズに変換するためのアダプタ。NGFF2230 / 2242 / 2260 / 2280という4サイズのSSDを1枚装着できる。アダプタの厚さは7mmで、ネジ穴位置は2.5インチHDDに準拠。M.2 SSDを一般的なノートPCなどに組み込んで利用できる。インタフェースはデバイス側がM.2、ホスト側がSATA 6Gbps。本体サイズはW149×D210×H34mm、重量は約30g(M.2 SSD含まず)。
2016年01月28日サンディスクは15日、従来モデルより電力消費を削減した2.5インチSSD「サンディスク ウルトラ II SSD」を発表した。1月15日より発売する。価格はオープン。ラインナップと店頭予想価格は、240GBモデルが税別10,000円前後、480GBモデルが税別18,000円前後、960GBモデルが税別35,000円前後。従来モデルより電力消費を約25%削減した2.5インチSSD。電力効率が向上しており、ノートPCなどで使用する場合にバッテリ持続時間の向上などが図れる。X3 NANDフラッシュを搭載し、2層構造のキャッシュ技術「nCache 2.0」によって速度と耐久性を最適化。HDDの約25倍のパフォーマンスを期待でき、PCやアプリの起動時間を大幅に短縮する。仕様上の転送速度はシーケンシャルリード最大550MB/秒、シーケンシャルライト最大500MB/秒。製品保証は3年。
2016年01月15日Appleに関しての噂で、もはや常連となりつつある「4インチ版iPhone」に関する話題だが、こんどは中国移動通信(China Mobile)のロードマップに「iPhone 7C」という名称の4インチ版製品が2016年4月に登場見込みと記された画像が流れてきている。以前に4インチ版の登場時期は2016年第1四半期ごろというアナリストの話があったが、仮に市場投入されるとしても次期iPhoneのフラッグシップが発表される9月時期より前の2016年前半がターゲットになりつつあるという意見が増えている。同件は9 to 5 Macが報じている。もともとはMyDriversという中国のWebサイトが出所不明の画像を紹介したもので、4インチの「iPhone 7C」と呼ばれる製品が500米ドル(約3200人民元)の価格帯で2016年4月ごろに市場投入される見込みだという。ディスプレイは4インチで1136×640ピクセルと、現行iPod touchやiPhone 5/5sと同じ。A9プロセッサに2GBメモリ、800万画素のリアカメラ、金/銀/黒の3色のカラーバリエーションが存在するという。以前にKGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏がまとめた予測情報では、少なくとも2~3色のカラーバリエーション、400~500米ドルの価格帯、NFCチップ搭載によるApple Pay対応などがうたわており、内容的に近い。4インチiPhoneは以前にも指摘したように、もし仮にiPhone 5c路線で(Appleには公式にはうたっていないものの)廉価版としての投入を目指した場合、既存製品との競合を起こしてiPhone全体の利益率を悪化させる可能性があり、iPhone 6が市場最高のセールスを記録している状況でAppleがあえて投入する必要がなかった製品だった。だが現在、iPhone 6sはトレンドの転換点にあり、セールスに関する警鐘がサプライチェーン筋の情報からたびたび指摘されている。iPhone 7の世代ではそれがさらに顕著になるとみられ、もともと需要のある4インチモデルを復活させ、セールス全体を伸ばす方向を目指す可能性が高くなりつつある。つまり、以前は「噂は噂」として一蹴できていたような情報が、いまは真実味を帯びつつあるというわけだ。
2015年12月25日ドスパラは15日、タブレット端末に貼り付けるだけで簡単に装着できる「貼るだけタブレットケース」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。8インチ用と10インチ用を用意し、価格はともに799円(税込)。粘着シートでタブレットの背面に貼り付けるタブレットケース。汎用タイプなので、タブレットの種類を問わず使用できる。360度の回転機能を備え、貼り付けたタブレットを好きな角度に調整可能。ケースのふた部分は、たたむことでスタンドとして機能。本体サイズは8インチ用がW153×D12×H20.5mm、10インチ用がW195×D12×H26.5mm。
2015年12月16日サムスン電子ジャパンは12月8日、18.4インチのディスプレイを持つタブレット「Galaxy View」を国内向けに発表した。主に映像を楽しむことを目的とした端末。店頭でのデジタルサイネージや会議のプレゼンテーション、営業ツールとしてビジネス現場での使用も想定している。Galaxy Viewは、18.4インチのフルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイを搭載したAndroid端末。「2Way スタンド」を備えており、映像を鑑賞しやすいように立てても、ソフトウェアキーボードを打ちやすいよう寝かせても使える。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1(Lollipop)、CPUは1.6GHzのオクタコア、内蔵メモリは2GB、ストレージは32GB。そのほか、最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイはPLS方式で解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。約210万画素のカメラを搭載。スピーカーの出力は4W×2。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1をサポートする。サイズと重量はW452×D11.9×H276mm/約2.7kg。内蔵バッテリー容量は5,700mAhで、連続で約8時間の動画再生が可能だ。
2015年12月08日大日本印刷(DNP)は12月1日、100インチの「DNP超短焦点プロジェクター用ディスプレイシステムJETBLACK-STS」を、2015年12月に発売すると発表した。このシステムは、プロジェクターとスクリーンのセットで、キヤノンマーケティングジャパンなどの販売代理店を通じて販売される。今回販売が開始されるディスプレイシステムは、スクリーンは照明や外光などの反射を抑え、プロジェクターからの映像のみを視聴者側に反射する設計となっており、従来の白いスクリーンに比べコントラストが約10倍に向上したという。100インチの大画面でありながら、スクリーンボードの厚さは40mm、重量は30kgと同サイズの液晶ディスプレイに比べ、約4分の1の軽さを実現。会議室やオフィス、商業施設などのほか、店舗でデジタルサイネ―ジとしての活用にも適しているという。価格はオープンだが、参考価格60万円前後。なお、本製品は、長野県にある国立公園栂池自然園の栂池山荘で採用されたという。
2015年12月01日ディラックは30日、IP65準拠の防水・防塵機能を備えたSilverstone製の2.5インチHDDケース「SST-MMS01」を発売した。店頭予想価格は税別7,000円前後。7mmまたは9.5mm厚の2.5インチSATA HDDまたはSSDを内蔵できるHDDケース。厚手のシリコンで覆われ、IP65規格に準拠した防塵・防水性能を備える。また、温度変化や振動、1.2mからの落下、菌類への耐性に関しても、米軍規格(MIL-STD-810G)に基づく各種テストをクリアしたミリタリーグレードをうたう。インタフェースはUSB 3.0に対応するほか、UASP(USB Attached SCSI)をサポートし、高速なデータ転送が可能。HDD側のインタフェースはSATA 6Gbpsとなる。本体サイズはW100×D135×H20mm、重量は約280g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6以降。
2015年11月30日●7カ月連続でAppleを上回るファーウェイファーウェイは26日、5.5インチのフラッグシップ端末「HUAWEI Mate S」を発表した。指の関節でもタップできる、革新的なタッチ機能を搭載する。発売日は12月4日で、市場想定価格は税抜79,800円。本稿では都内で開催された発表会の模様をお伝えする。○出荷台数が世界第3位に説明会の冒頭、ファーウェイ・ジャパンのデバイスプレジデントである呉波(ゴハ)氏が登壇して挨拶した。同氏はまず「2015年第2四半期におけるグローバルのスマートフォン市場で、ファーウェイの出荷台数は世界第3位になった。中国のスマートフォン市場では7カ月連続でAppleのシェアを上回っている」と、ファーウェイのデバイス事業が堅調に伸びていることを紹介。その上で「日本のSIMフリー市場でも7モデルを展開しており、シェアNo.1を獲得している」とアピールした。同日発表したHUAWEI Mate Sの売れ行きにも大きな期待を寄せているという。○HUAWEI Mate Sの機能詳細HUAWEI Mate Sの機能詳細については、ファーウェイ・ジャパンの村上勝清氏から説明があった。同端末はSIMフリーのAndroidスマートフォンで、約5.5インチのフルHD(1,080×1,920ピクセル)有機ELディスプレイを搭載する。メインカメラは約1,300万画素、サブカメラは約800万画素。サイズは約75.3(W)×149.8(H)×7.2(D)mm、重さは約156gで、カラーバリエーションはミスティークシャンパン、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色で展開する。端末の背面には指紋認証センサーを搭載。センサーパネルにタッチするだけでロック解除できる。村上氏によれば、従来製品よりも感度とスピードが倍増しており、ストレスフリーで使えるという。また、センサーパネルをタッチパッドのように使えるのも大きな特長。例えば指を上下に動かすと通知エリアを開閉、ダブルタップすると消去できる。アルバムの閲覧中なら、左右のフリック操作で写真のスライドが可能。また、カメラの作動中にセンサーを長押しするとシャッターを切れる。このほか電話の応答、アラームを止めるといった操作にも対応している。ディスプレイには指先でタッチした場合と、指の第2関節でタッチした場合を区別するタッチセンシング技術を搭載した。これにより、指の第2関節では独自機能が利用できる。例えば画面に文字をなぞるジェスチャーにより音楽、カメラ、ブラウザなどを起動させることが可能。画面のキャプチャ画像なら簡単に撮影して、任意の形にトリミングすることができる。さらには2本指で2回ノックすると、キャプチャ動画まで撮影できる。このほか、一眼レフカメラの表現力をデジタルで再現した「プロフェッショナルモード」を搭載した。マニュアル撮影での一眼レフカメラのように明るさや色味、シャッタースピードを任意に設定できるため、カメラにこだわる利用者でも満足して使えるという。●MVNOでも販売○楽天モバイルでも取り扱いHUAWEI Mate Sは11月26日から予約受付を開始、12月4日より販売する。取り扱い店は、大手家電量販店など。ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部店舗ではタッチ&トライイベントも開催する。また、MVNO事業を展開している楽天モバイルでも取り扱うことが発表された。発表会の会場には、楽天のモバイル事業長である大尾嘉宏人氏が登壇して挨拶した。すでに「honor6 Plus」(オーナー6プラス)など、ファーウェイ製の高スペックなスマートフォンを数多く取り扱っている楽天モバイルだが、大尾氏によれば、利用者からは「最新のフラッグシップモデルが使いたい」という要望が寄せられているという。同氏は「最上級モデルの採用で、ラインナップをさらに充実させていきたい」と意気込んだ。ちなみに楽天モバイルでは1月15日までの台数限定で、15,000円がオフになるキャンペーンを実施するとしている。●道端アンジェリカさんも大満足○道端アンジェエリカさんもお気に入り発表会の最後に、特別ゲストとしてタレントの道端アンジェエリカさんが招かれた。道端さんのお気に入りは、指紋認証センサーで写真が撮影できる機能。「普通のスマートフォンだとボタンが押しにくいけれど、HUAWEI Mate Sならセルフィーが撮りやすいんです。可愛く写るので、どんどん撮りたくなります」と笑顔になった。また、ナックルセンサーの技術にも興味津々の様子。「ハンドクリームを塗った後にも操作できます。食べ物を食べているときなどにも、画面を汚さずに利用できるので便利ですよね」と、女性らしい観点から感想を述べていた。
2015年11月26日メガハウスは、OSにAndroidを搭載した子供向けの4インチWi-Fiタブレット「tapmepot」を11月下旬から販売する。価格は税別19,800円。「tapmepot」は、同社が展開する子供向けタブレット「tap me」シリーズのポケットサイズ版となる製品。撮影した写真で遊ぶゲームアプリ「オレフォトバトラー」や、日記アプリ「ひみつの手帳」などのオリジナルアプリをプリインストールしている。Google Playにも対応しており、任意のアプリをダウンロードすることも可能。そのほか、追加ダウンロードしたものも含めすべてのアプリの利用を制限できる機能や、使用時間を設定できる「使いすぎ防止タイマー」などの保護者向け機能を搭載する。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.2.2。CPUはCortex-A7(デュアルコア)。内蔵メモリは1GB。ストレージは8GB。外部ストレージはmicroSD(最大32GB)。ディスプレイ解像度は800×480ピクセル。背面には210万画素、前面には30万画素のカメラを内蔵する。バッテリー容量は2,000mAh。サイズは、幅約74mm×奥行き約13mm×高さ約130mm。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fiをサポートする。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。
2015年11月25日センチュリーは17日、亜鉛合金きょう体のUSB 3.1対応2.5インチHDDケース「ZIPANG USB3.1」を発表した。11月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は5,880円前後(税込)。2.5インチHDD/SSD×1台を内蔵できる外付けHDDケース。本体は亜鉛合金に金メッキを施しており、純金インゴットのような趣き。ケーブルのコネクタも金色で統一しているなど、「黄金」にこだわってデザインしている。インタフェースはUSB 3.1に対応し、高速なデータ転送が可能。HDD側のインタフェースはSATA 6Gbpsとなる。本体サイズはW76×D129×H14mm、重量は約230g。対応OSはWindows / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.9.5 / 10.10.5。
2015年11月20日ASUSTeK Computerは18日、最大200インチで投影できるコンパクトプロジェクタ「P3B」を発表した。11月20日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格(税別)は95,000円前後。本体が約15cm×13cmの小型モバイルプロジェクタ。コンパクトながら約200インチの大画面を3.4mの距離から投写可能。本体にはバッテリも内蔵しているので、持ち運んで大画面の映像を楽しめる。バッテリ容量は12,000mAhで、バッテリ駆動時間は最長3時間。モバイルバッテリとしても使用でき、給電用のUSBポートにスマートフォンなどを接続することで、接続端末へ給電できる。映像ソースに合わせた最適な投写モードとして、ダイナミック / シーナリー(写真) / シアター(映画) / sRGB / スタンダードの5種類のモードを用意。2Wのモノラルスピーカーも内蔵し、オーディオ最適化技術「ASUS SonicMaster」により聞きやすい音を出力する。インタフェースはUSB 2.0ポート1基と、内蔵メモリにデータ転送するためのmicroUSBポート1基。また、本体のUSB 2.0ポートに挿して使用する「Wi-Fiドングル」が付属し、無線LAN経由で、スマートフォンやタブレットの画像をワイヤレスで投写できる。内蔵メモリは2GB。写真や動画などのファイルを保存しておくことで、単体での映像再生が行える。このほか、microSDHCカードスロットも搭載。対応するメディアファイルは、動画がAVI / MKV / MOV / MP4 / MPG / MPEG / WMV、音楽がAAC / MP1 / MP2 / MP3 / WAV / WMA、静止画がJPEG / BMP / JPG、ドキュメントがPDF / PowerPoint / Excel / Word / テキストなど。主な仕様は、投影方式がDLP、画素数が1,280×800ドット、輝度が最大800ルーメン、コントラスト比が100,000:1、光源がLED、光源寿命が最大30,000時間、画面サイズが25~200型、投影距離が0.43~3.44m。アスペクト比が16:10 / 16:9 / 4:3。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-Sub×1。自動台形補正は±40度。レーザーポインタ搭載のリモコンとキャリングケースが付属し、本体サイズはW153.5×D131.2×H43mm、重量は約750g。
2015年11月18日リンクスインターナショナルは16日、台湾Patriot Memoryと代理店契約を締結し、Patriot製の2.5インチSSD4モデルを発表した。120GB / 240GB / 480GB / 960GBの容量を用意。11月21日より発売する。店頭予想価格(税別)は120GBが4,980円前後、240GBが8,980円前後、480GBが17,800円前後、960GBが32,800円前後。TLC NANDを採用する2.5インチSSD。SSDコントローラにクアッドコアIC「Phison S10」を搭載し、DRAMキャッシュとしてDDR3メモリを搭載。高速なデータ転送を可能にしている。キャッシュ容量は120GBと240GBが256MB、480GBが512GB、960GBが1,024MB。公称転送速度は、シーケンシャルリードが全モデル最大560MB/s、シーケンシャルライトが120GBで最大425MB/s、240GBで530MB/s、480GBと960GBが540MB/s。ランダムリードが全モデル100,000IOPS、ランダムライトが120GBで14,000IOPS、240GBで23,000IOPS、480GBで32,000IOPS、960GBで38,000IOPS。「Smart ECC」では、従来のECC機能で訂正不可能となり使用できなくなった領域を再生。訂正エラーをエンタープライズレベルで保護するETEPも実装する。ほか、TRIM、S.M.A.R.T.、NCQコマンドなどにも対応。インタフェースはSATA 3.0。本体サイズはW137.7×D321.1×H167.6mm、重量は約78.6g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X、Linux。
2015年11月17日ロジテックINAソリューションズは12日、3.5インチSATA HDD用のHDDケース「LHR-EJU3」シリーズ(3モデル)を発売した。価格は3,780円から(以下すべて税別)。○LHR-EJU3「LHR-EJU3」は、3.5インチSATA HDD×1台を内蔵できるHDDケース。価格は3,780円。USB 3.0に対応するファンレスモデルで、テレビに接続しての録画用に最適としている。縦置きでも横置きでも吸気口が下部にくるデュアルエアベンチレーション設計を採用。外装には鏡面ブラスト加工を施し、高級感を出しつつ指紋や汚れが目立たないデザインとなっている。8TBの大容量ドライブに対応するほか、接続機器(PCやテレビ)との電源連動機能を搭載。添付ソフトとして、HDD/SSDコピーソフト「HD革命/Copy Drive Ver.5 Lite」が付属する。本体サイズはW120×D199×H35mm、重量は350g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.4以降。○LHR-EJU3F「LHR-EJU3F」は、USB 3.0対応で冷却ファン×1基を備えたモデル。価格は4,280円(税別)。内部温度が46度以上になったときにファンを回転させるなど、静音性にも配慮している。そのほかの仕様は「LHR-EJU3」とほぼ共通。○LHR-EJEU3F「LHR-EJEU3F」は、USB 3.0とeSATAという2つのインタフェースを搭載するモデル。価格は4,980円(税別)。冷却ファン×1基を内蔵するなど、そのほかの仕様は「LHR-EJU3F」とほぼ共通。
2015年11月12日●6インチになった「ZenFone 2 Laser」ASUS JAPANは11日、同社スマートウォッチとスマートフォンの新製品発表会「ASUS Zensation」を開催した。1年前に日本へ上陸したZenFoneシリーズは、MVNOブームに乗って注目を集め、SIMフリー端末市場で存在感を示す機種となっている。今回の発表会ではスマートフォンの新機種「ZenFone 2 Laser (ZE601KL)」に加え、スマートウォッチの新製品「ASUS ZenWatch 2」およびZenシリーズ初となる液晶一体型パソコン「Zen AiO」が発表された。○スタンダードモデルZenFone 2 Laserに6インチが登場同社マーケティング部 部長 Cynthia Teng氏は、ZenFoneシリーズについて「国内SIMフリースマートフォンの販売台数No.1」と紹介し、同シリーズの存在がSIMフリー市場に与えるインパクトが大きいことを強調した。スマートフォンの新機種ZenFone 2 Laser (ZE601KL)(以下、6インチZenFone 2 Laser)は、同シリーズ4つの商品セグメントのうち、スタンダードモデルに当たるZenFone 2 Laserの後継機種となるもの。より裾野の広いセグメントを強化した格好だ。最も大きな変化はフルHD対応6インチ液晶画面を搭載したこと。ベゼル幅を最小化することで、画面サイズのわりにコンパクトなデザインになっているという。パフォーマンス面では、プロセッサーが前モデルのクアッドコアからオクタコアへ、メインメモリも2GBから3GBへアップデート。SIMスロットは4G/LTE対応デュアルSIMスロットを搭載している。6インチZenFone 2 Laserは11月13日(金)より国内向けに順次発売。予想実売価格は41,800円(税別)となっている。この他、現行のZenFone 2 Laser (ZE500KL)にも新色のグレーとゴールドを追加。MVNO向けにインターネットイニシアティブ(IIJmio)限定のパープル、ビッグローブ(BIGLOBE SIM)限定のアクアブルーが提供される。こちらも11月13日(金)発売。価格は27,800円(税別)。また、自分撮り機能が充実した「ZenFone Selfie (ZD551KL)」にも、新たに男性でも持ちやすいカラーとしてイリュージョンパープルとイリュージョンホワイトを追加する。こちらは12月上旬以降に提供される予定で、価格は37,800円(税別)となっている。●スマートウォッチの新モデル「ASUS ZenWatch 2」○ファッション性、カスタマイズ性もアップしたスマートウォッチZenFoneと同じく昨年日本上陸を果たしたスマートウォッチも、「ASUS ZenWatch 2」として新機種が発表された。今回は本体サイズ49mmに加え、女性でも使いやすい45mmサイズを追加。カラーもガンメタル、シルバー、ローズゴールドが用意されている。いずれも表面は腕にフィットする2.5D曲面、ゴリラガラスを採用。背面にあった電源ボタンは側面のクラウンボタンに統一された。発売日・価格は、メタルストラップ付きが11月下旬以降発売予定で36,800円(税別)。本革ストラップ付きが11月13日発売予定で29,800円(税別)。本革ストラップ付き&ローズゴールド(本体)が12月上旬以降発売予定で同じく29,800円となっている。●Zenシリーズ初の一体型PCも○Zenシリーズ初の一体型パソコンが登場続いて、Zenシリーズでは初となる液晶一体型プレミアムパソコン「Zen AiO」(エーアイオー)が発表された。アルミ削り出しのヘアライン加工が施された本体、「人」という漢字からインスパイアされたという薄く堅牢性の高いスタンドなど、スタイリッシュなデザインが特徴。最上位機種は、23.8型3,840×2,160ドットの4K対応ディスプレイに、第6世代インテル Core i7プロセッサーを搭載し、グラフィックはNVIDIA GeForce GTX 960M、8GBメモリ、4GB VRAMと、クリエイティブな作業にも適したスペック。この他、21.5型フルHD液晶にCore i5搭載の2モデルが発売される。価格は、4Kディスプレイ搭載の最上位機種が229,800円。フルHDディスプレイ搭載ミドルモデルが159,800円。グラフィックが内臓となるエントリーモデルが99,800円となっている。いずれも12月上旬発売予定。
2015年11月12日ASUS JAPANは11月6日、法人向けに特化した「ASUSPROシリーズ」と、軽量コンパクトの法人限定7インチタブレット「ASUS ZenPad C 7.0(Z170C)」を発表した。「ASUSPROシリーズ」第1弾の製品ラインアップとして、14型ノートPC「ASUSPRO ESSENTIAL P2420LA」、デスクトップPC「ASUSPRO BP1AD」2モデル、「ASUSPRO E510」2モデルの計3製品5モデルを、ASUS ZenPad C 7.0(Z170C)とともに、同日より順次発売する。ASUSPROシリーズの14型ノートPC「ASUSPRO ESSENTIAL P2420LA」は、社内での持ち運びに適したエントリー向け製品。OSはWindows 7 ProもしくはWindows 8.1 Proから選択可能で、Windows Proのセキュリティ・管理機能に加え、情報を安全に守る指紋認証センサーなど、情報漏えいやセキュリティに配慮したモデルとなる。Wi-FiはIEEE802.11acに対応し、バッテリー駆動は約8.7時間、USB3.0×3、USB2.0×1やDVDドライブを搭載する。外部ディスプレイやプロジェクター出力に必要なVGA端子やHDMI端子などのインタフェースを備えており、モバイルでも活用できる。CPUはインテル Core i3-5005Uプロセッサーを搭載する。デスクトップPC「ASUSPRO E510」は、本体サイズの奥行がA4用紙よりも小さい省スペースモデル。OSは、Windows 7 ProもしくはWindows 8.1 Proから選択できる。幅27mm、奥行210mmとコンパクトで、付属のVESA規格対応マウントを利用すれば液晶ディスプレイの背面への装着も可能となる。2つの外部出力端子(DisplayPortとDVI-I)を備えているため、2台のディスプレイに同時に画面出力できるほか、IEEE 802.11b/g/nにも対応している。Core i5搭載製品とCeleron搭載製品を用意する。「ASUSPRO BP1AD」は、PCI Express x16 スロット×1、PCI Express x1 スロット×1、PCI スロット×2、3.5インチドライブベイ×2の空スロットがある拡張性の高いデスクトップPC。OSは、Windows 7 ProもしくはWindows10 Pro。幅96mm、奥行き403mm、高さ350mmとコンパクトなので、ディスプレイの横などの狭いスペースにも設置できる。Core i5搭載とCeleron搭載の2モデルがある。7インチAndroidタブレット「ASUS ZenPad C 7.0(Z170C)」は、軽さ約265g、薄さ約8.4mmで軽量&コンパクトに抑えた。約8時間のバッテリー駆動を実現しており、一日中の作業でもバッテリー切れの心配がないという。
2015年11月11日グリーンハウスは9日、2.5インチのSATA SSD「GH-SSD32E」シリーズを発表した。120GB / 240GB / 480GB / 960GBの4モデルを用意。11月上旬から発売し、価格はオープン。SATA 3.0に対応する2.5インチSSD。MLCタイプのNANDフラッシュメモリを採用しており、コントローラは120GB/240GBモデルにPhison製「PS3110-S10C」を、480GB/960GBモデルに「PS3110-S10」を搭載する。最大8チャンネルの4インターリーブアクセスによる高速転送が可能で、転送速度はリード最大520MB/s。最大ライト速度は、120GBが200MB/s、240GBが400MB/s、480GBと980GBが500MB/sとなっている。機能面では、ウェアレベリング、S.M.A.R.T.、ECC、TRIMコマンド、NCQなどに対応。また、突然の電圧低下や電源遮断によるデータロス対策も施されている。製品の寿命時において、データ改変を自動で禁止するデータ保護機能もサポート。MTBFは2,000,000時間で、衝撃耐性は1,500G/0.5ms、振動耐性は20G/80~2000Hz。本体サイズはW69.9×D100.1×H7mm、重量は約57g。
2015年11月09日ロジテックINAソリューションズは5日、産業用・業務用カスタムコントローラとして、2.5インチリムーバブルベイを搭載したファンレスMini-Box「LB-JB08」を発表した。11月上旬から発売する。価格はオープン。Intel Atomを搭載するファンレス設計のMini-Box。簡単に着脱可能な2.5インチのリムーバブルベイを搭載。SSDをストレージに使用することで、回転部品のないスピンドルレスの静音PCとなる。本体はコンパクトにまとめられており、付属のウォールマウント用金具を使うことで壁や天井などへの設置が可能。主な仕様は、CPUがIntel Atom E3845(1.91GHz)、メモリがPC3L-10600 4GB(最大8GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。インタフェース類は、シリアルポートを4基とGigabit Ethernet対応有線LANを3基備えるなど豊富。そのほか、USB 3.0×1、USB 2.0×4、HDMI×1、D-sub×1。本体サイズはW240×D170.1×H60mm、重量は2kg。
2015年11月05日アペイサーテクノロジーは10月30日、SATA3(6Gbps)に対応した2.5インチ7mm厚のSSD「Thunderbird AST680S SSD」シリーズを発売した。64GB / 128GB / 240GB / 480GBのモデルを用意し、価格はオープン。NANDフラッシュのタイプは、64GBモデルと128GBモデルがMLC、240GBモデルと480GBモデルがTLCとなっている。最大シーケンシャルリードは、64GBモデルが440MB/秒、128GBモデルが525MB/秒、240GBモデルが520MB/秒、480GBモデルが525MB/秒。最大シーケンシャルライトは、64GBモデルが205MB/秒、128GBモデルが380MB/秒、240GBモデルが480MB/秒、480GBモデルが500MB/秒。機能面では、S.M.A.R.T.やNCQ、TRIM、DEVSLPモード(デバイススリープ)などに対応している。本体サイズはW100×D69.9×H7mm。
2015年11月01日Samsung Electronicsは28日、18.4インチのフルHDディスプレイを搭載した大型タブレット「Galaxy View」を発表した。大きな画面で、ビデオストリーミングや他のメディアコンテンツを楽しめるエンターテインメント向けモバイルデバイスという位置づけ。Galaxy Viewは持ち歩くタブレットではなく、キッチンやベッドルームなど自宅で場所を問わずビデオを楽しむためのタブレットである。本体サイズは451.8×275.8×11.9ミリ、重さは2.65キロだ。スタンドを使って、ビデオ鑑賞に適した立てた状態とソフトウエアキーボードを使いやすい傾けて置いた状態でGalaxy Viewを使用できる。またスタンドは、取っ手のように指をかけてGalaxy Viewを持てるデザインになっている。ホーム画面からYouTube、Netflix、Hulu、Twitchといった様々な映像コンテンツサービスにアクセスできるなど、主にビデオ視聴を念頭に置いたデザインおよびインターフェイスになっているが、ゲーム、音楽、ソーシャルコミュニケーションも存分に利用できる。また「Family Square」という家族や友達を結ぶダッシュボードも用意されている。18.4インチ、解像度1,920×1,080のフルHDディスプレイはタッチスクリーンになっており、通常のタブレットと同様にマルチタッチ操作が可能。OSはAndroid 5.1 Lollipopだ。プロセッサは1.6GHzのオクタコア、RAMは2GB。内蔵ストレージは32GB/64GBで、microSDスロットを備える。4W×2のステレオスピーカー、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1、2.1メガピクセルのフロントカメラを搭載。Wi-Fiモデルがベースモデルだが、LTEにも対応する。バッテリーは5,700mAHで、最大8時間のビデオ再生が可能。Mashableのレポートによると、Samsungは「手が届くような距離に置いて60インチTVのような体験が得られる」とアピールしている。4KではなくフルHDを選択したのは、ビデオ視聴に十分なバッテリー動作時間を確保するためで、また今日のビデオストリーミングサービスの主流がフルHDであることも理由に挙げている。
2015年10月29日ユニットコムは26日、3.5インチHDD用の収納ケース「M122-3.5HDD-CASE」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて販売開始した。価格は税込411円。M122-3.5HDD-CASEは、HDDを収納するプラスチック製ケース。フタ部分にクッションが付いており、ホコリの侵入を防ぐ。本体サイズはW113×H160×D36mmで、重量は100g。HDDの分類や整理に役立つ紙ラベルが付属する。
2015年10月26日ドスパラは7日、マグネット式のMacBook Air/Pro 13インチ用プライバシーフィルター「DN-13085」を、同社直営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は税込5,999円。貼り付けることでディスプレイの視野角を左右30度に狭められる、プライバシーフィルター。不意の覗き見で表示情報を見られるリスクを低減する。装着はマグネット式で手軽に脱着でき、外出時のみ貼り付けるといった活用法が可能。透過率は縦68%。本体サイズはW305×D200×H0.4mm。クリーニングクロスが付属する。
2015年10月08日シャープは、16インチサイズのテレビ機能付ホームタブレット「AQUOSファミレド <HC-16TT1>」を11月15日に発売する。価格はオープン。同製品は、16インチサイズのテレビ機能を搭載したAndroidタブレットとTVチューナーのセット。タブレットとTVチューナーをワイヤレス接続することで、地上デジタル、BS・110度CSデジタル放送を場所を選ばずに視聴できる。タッチ操作でチャンネルの選局や番組表での録画予約が行えるほか、IPX5/7の防水に対応する。別売の外付けUSBハードディスクをチューナー部に接続し、録画予約や録画番組の視聴もできる。また、BDレコーダー"AQUOSブルーレイ"とのホームネットワーク接続し、録画番組の視聴も行える。タブレットの主な仕様は以下のとおり。ディスプレイサイズは16インチ、画素数は1366×768ピクセル。OSはAndroid 4.4.4、CPUは1.6HzクアッドコアのRK3188、RAMは1GB、ストレージは8GB。外部ストレージとしてmicroSD/microSDHCに対応。約200万画素のカメラも備える。サイズ/重量は、39.5cm×2.4cm×25.4cm/約1.9kg。チューナーの受信チェンネルは地上デジタルが011~528ch、bsデジタルが001~999ch、110度CSデジタルが000~999ch。サイズ/重量は15.3cm×17.2cm×4.8cm/約300g。
2015年09月27日