Brigitte NielsenのInstagramより 女優のブリジット・ニールセン(54)が、Instagramで第五子を妊娠していると発表した。 ニールセンは1963年、デンマークのコペンハーゲンに生まれた。10代の頃からモデルとして活躍し、20代で女優業をスタート。『ロッキー4/炎の友情』の出演をきっかけに、シルヴェスター・スタローンと1985年に結婚するも、1987年に離婚している。 これまでに5回結婚しており、4人の子どもを出産、全員が成人している。ミュージシャンのカスパー・ウィンディングとの間に誕生した長子のジュリアンは現在34歳で、作曲家として活動している。 第五子の父親は、2006年に結婚した現在の夫マッティア・デッシ(39)。2008年には「Hello!」誌のインタビューで、デッシとの間に赤ちゃんがほしい、と語っており、10年越しにその夢が叶った格好だ。 Instagramには、「家族が増えます!」というコメントと共に大きなお腹を手で押さえた写真を投稿。パパラッチにも早速妊婦姿をキャッチされている。
2018年06月01日ニールセンが3月29日に発表した、同社が提供するスマートフォン視聴率情報である「Nielsen Mobile NetView (ニールセン・モバイル・ネットビュー)」の2016年2月のデータを基に分析した結果によると、18歳以上34歳以下のスマートフォン利用者では「comico」「pixiv」「@wiki」の利用率が高く、男性と女性ではよく利用するサービスに違いが見られたという。同調査は、全国の7,000人(Android・iOS各3,500人)の調査協力モニターから取得するアクセス・ログ情報を基にしたもの。2016年2月時点での18歳以上34歳以下におけるスマートフォンからのインターネット利用者は2,117万人であり、この年代の86%が利用しているという。利用時間は1日平均で約2時間だった。2015年2月と比較すると、利用者数は4%増、1日の平均利用時間は3分減とほぼ横ばいとであり、スマートフォンが生活の一部として定着していると同社は見る。米国ではこの年代をミレニアル世代と呼び、デジタル・デバイスを使いこなした消費行動への関心が高まっているが、日本でも同様に、この年代が最も活発にデジタル・デバイスを利用している年代という。18歳以上34歳以下での利用率が全体より高いサービスを見ると、最も高いのは無料の漫画閲覧サービスである「comico」の79%だった。以下、イラストを軸とするSNSである「pixiv」(75%)、ゲーム攻略情報サイトである「@wiki」(74%)と続く。それぞれの男女比は、女性向けのキュレーション・メディアである「MERY」や、女性をターゲットとする文字入力キーボードである「Simeji」を展開する「Baidu」では女性の割合が高く、またcomicoや「pixivでも女性の割合が高くなっており、これらのサービスは女性が活発に利用しているという。一方、@wikiは男性の割合が高かった。女性の利用率が高い4つのサービスの中で、メディアとしてMERY・pixiv・comicoについて重複利用状況を見たところ、これら3サービスを全て利用している人は23万人で重複利用者は少なく、各サービスを単独で利用している人が多い。この3サービスの非重複利用者は625万人であり、18歳以上34歳以下の女性の51%にリーチできるという。SNSアプリとの重複利用では、若年層の支持を受けているというTwitterの重複利用率が、全体的に高い。その他のSNSを見ると、Instagramの重複利用率がMERY利用者で44%となり、pixivやcomicoと比較すると20ポイント以上高く、利用しているメディアにより大きな差が見られたとのことだ。また、pixiv利用者ではInstagramの利用率は17%にとどまる一方で、Twitterの利用割合が76%と他2サービスと比べて高くなっている。
2016年03月30日ニールセンは3月16日、2016年3月3日にマーケティング意思決定支援システムのPointlogic(ポイントロジック)の買収を完了したと発表した。ニールセンではポイントロジックの買収を、ニールセンの視聴行動分析部門と消費行動分析部門のデータ資産とプランニング資産を拡大し、デジタル広告視聴率、トータル広告視聴率、デジタル・コンテンツ視聴率、トータル・コンテンツ視聴率を含むニールセンのトータルオーディエンスデータの普及を世界中で推進させるとしている。両社は2014年に戦略的提携を締結し、ニールセン メディア・インパクトを共同で開発してきた。ニールセンのプロダクトリーダーシップ部門プレジデントのメーガン・クラーケン氏は、今回の買収について、「ポイントロジックの買収により、当社の顧客企業はより高い精度でのメディアプランニングやプランの実施を行えるようになるでしょう。ニールセンは ポイントロジックと共に、顧客企業が最も効果的に消費者にリーチし、エンゲージメントを構築し、関係を確立する方法を変革し、結果として顧客企業が目標とするブランドやビジネスの成果を達成することを支援していきます」と述べている。
2016年03月16日視聴行動分析サービスを提供するニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)、および、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)のデータをもとに、2015年の日本におけるPCとスマートフォンの2スクリーンでのインターネットサービス利用者数ランキングを発表した。2015年におけるPCからの利用者数TOP10サービスをみると、2014年と比較して10サービス中9つのサービスで利用者数が減少しているという。その中、「Yahoo!」は2位の「Google」と比べて1.5倍以上の利用者数を維持し首位をキープし、順位を上げていたのは、「Naverまとめ」が好調だった「Naver Japan」で10位(2014年度は14位)。また、減少幅の小さかった「Facebook」が4つ上げTOP10にランクインした(2014年度は12位)。そのほか、減少率が1ケタ台であった「Rakuten(楽天)」や「Amazon」もそれぞれランクを2つ上げた。一方スマートフォンは、利用者数TOP10サービスのうち9つのサービスで利用者数が2ケタ増となり、1位は「Google」、2位は「Yahoo!」で、共に月間約4,000万人以上に利用されていたという。6位の「YouTube」(2014年度は7位)や10位の「Naver Japan」(2014年度は13位)は増加率が高く、共にランクを上げた。アプリの利用状況を見ると、最も利用者数の多かったアプリは3年連続「LINE」で、2位以下と1,200万人以上の差をつけた。TOP50アプリの中で最も増加率が高かったアプリは「メルカリ」で、2014年度と比較して3倍以上の利用者数となった。また、「Instagram」や「Facebookメッセンジャー」も利用者数を2倍以上に伸ばしている。同社シニアアナリストの高木史朗は、「2015年はPC利用者数の減少が落ち着き、スマートフォンでは昨年に比べれば穏やかですが、利用者数が伸長していました。そうした中で、サービス毎に成長率に差が出てきている様子がうかがえました。来年以降も、PCではどのようなサービスが継続して利用されていくのか、スマートフォンでは次にどのようなサービスが利用者数を拡大するのか、引き続き利用動向を注視していく必要があるでしょう。また、今回はアプリに注目しましたが、スマートフォンのウェブブラウザからの利用も無視できません。例えばECのように、ブラウザからの利用者も含めるとTOP10入りするサービスもあります。利用者にとっては、アプリかブラウザかは重要ではなく、使いやすいかどうかが重要になります。2016年も、ユーザーがどのようにデバイスとアプリやブラウザを使い分けているのかを把握し、ユーザーにとって利便性の高いサービス開発に投資を集中していくことが重要となるでしょう」と述べている。
2015年12月15日ニールセンは11月25日、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」の9月のデータをもとにアプリケーションの利用状況の分析結果を発表した。総利用時間のランキング第1位は「LINE」で、スマートフォンアプリの総利用時間のうち約10%のシェアを占めていたという。同社が分類している「コミュニケーション」、「ソーシャルネットワーク」カテゴリーに属するコミュニケーション系のアプリに費やされた時間は、スマートフォンアプリ利用時間の約35%だった。34歳以下の総利用時間のランキングでは、「Instagram」「メルカリ」がそれぞれ8位、9位にランクインしているなど、世代によって利用時間の長いアプリが異なっていたとしている。また、総利用時間トップ3である「LINE」「Twitter」「Facebook」の総利用時間に占める時間帯ごとの割合を見ると、生活時間の中心である朝6時から23時まではLINEの利用時間が長く、 0時から5時までは「Twitter」が長くなっていた。「Facebook」と「Twitter」は朝5時から11時まではほぼ同じ動きをしているが、正午以降は異なっていたという。
2015年11月26日ニールセンは25日、2015年7月から9月におけるスマートフォンアプリの利用状況調査「Mobile NetView」の結果を公開した。それによると、利用時間が最も長かったアプリは「LINE」だったという。スマートフォンの1人あたりの月間利用時間は、平均1時間49分で1年前の調査よりも約4分増加していた。アプリの利用時間は1時間28分と約6分増加し、ブラウザの利用時間は23分となり約2分の減少となった。アプリの総利用時間のシェアランキングでは、「LINE」が1位が全体の約10%を占めた。次いで「Twitter」が7.5%、3位が「Facebook」で5.7%となった。コミュニケーション系アプリをすべて合計すると、総利用時間のうち35%を占めていたという。「LINE」「Twitter」「Facebook」の時間帯別利用時間シェアでは、朝6時から夜の11時までは「LINE」の利用時間が長く、夜の0時から朝の5時までは「Twitter」が長くなっていた。
2015年11月25日ニールセンはこのたび、消費者のマルチスクリーンの利用動向調査「Nielsen Digital Consumer Database 2015 (ニールセン・デジタル・コンシューマー・データベース 2015)」をもとにマルチスクリーンの利用状況を分析し、その結果を公表した。これによると、各デバイスの利用目的として、パソコンでは「情報収集」や「商品の購入」といった回答があがり、一方のスマートフォンでは、「家族や友人とのコミュニケーション」のほか、「地図の確認」や「写真の撮影」などとなり、各デバイスにて利用目的が異なっていることが分かった。次いで、ショッピングの分野における各デバイスの利用状況をみると、閲覧・購入ともにパソコン(60%弱)での利用率が高く、スマートフォンでは35%という結果に。これを年齢別で見ると、購入する際に利用するデバイスとして、若者層はスマートフォン、50年代以上では80%以上がパソコンを利用する結果となった。同結果を受け、エグゼクティブアナリストの中村義哉氏は、「年代別でメインで利用するデバイスの違いはありますが、腰を据えてじっくりと何かをしようとするとパソコンが、思いたったときに場所を選ばすに行動をしようとするとスマートフォンが選ばれるという傾向にあり、生活者はそれを自分のスタイルに合わせ最適に使い分けています」とし、「企業も単純に話題のスクリーンに注目するのではなく、自社商品やサービスについての情報がどのように取得され、その後どのように購入されるのかを把握し、最適なコミュニケーションを設計していくことが重要」と述べた。
2015年10月29日ニールセンは9月18日、デジタル広告の視聴者の共感度を測定し、ブランディング効果の最適化を支援するサービス「Nielsen Digital Brand Effect」の機能強化を発表した。今回、同サービスに加わった「広告掲載面別ブランドリフト」指標により、広告主や広告代理店、媒体社およびプラットフォーム事業者は、「ブランドリフト」指標の掲載スペース単位でのブランディング効果をリアルタイムに確認して、キャンペーンにおけるデジタル広告のブランディング貢献度を媒体別、掲載スペース別に把握し、キャンペーン期間中に広告のブランディング効果の最適化を動的に行うことが可能になった。また、デジタル広告キャンペーンの効果測定を行ううえで入手可能なデータポイントの増加を受け、同社は分析プロセスの簡易化を目的とした「バルクアップロードツール」を新たに提供する。同ツールでは、Microsoft Excelで作成したデータを、Nielsen Digital Brand Effectのユーザーインタフェースにアップロードすることで、掲載面単位のデータやクリエイティブのデータの名称変更(リネーム)やグループ作成などを簡単に行うことができ、分析作業の効率化を支援する。
2015年09月18日ニールセンはこのたび、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView (ニールセン・モバイル・ネットビュー)」とPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView (ニールセン・ネットビュー)」のデータをもとに、PCとスマートフォン(以下、スマホ)による「Eコマース」の利用時間に関する最新動向を公表した。これによると、PCとスマホを合わせたインターネット利用時間全体のうち、スマホからの利用が70%を占める結果に。利用時間の長いサービスカテゴリの上位3つを比較すると、「エンターテイメント(ゲームや動画を含む)」と「サーチ、ポータルとコミュニティ」では、インターネット利用全体と同様、スマホからの利用が約70%を占める一方、ECサイトや価格比較サイトを含む「Eコマース」は、スマホからの利用時間とPCからの利用時間が拮抗する。また、「Eコマース」カテゴリのサービス種類別利用者数 上位3サイトのうち、スマホからの利用時間がPCを上回ったのは「ファッションサイト」と「大手ECサイト」で、「価格比較サイト」はスマホとPCが同等。「通販会社サイト」はスマホからの利用時間が占める割合が36%で、PCからの利用時間の方が多かった。サービスの種類ごとに、スマホによる利用時間の多くを占める利用方法や利用者属性を比較すると、スマホからの利用時間がPCを上回った「ファッションサイト」では、女性若年層の利用時間が多くを占める。また、「大手ECサイト」や「価格比較サイト」では、他のサービスに比べてアプリからの利用割合が多く、PCからの利用時間が多かった「通販会社サイト」では、ほとんどの人がブラウザから利用しており、中高年層の女性の利用が多いという結果となった。
2015年08月27日ニールセンは7月14日、「ニールセン デジタル広告視聴率」を日本にて提供開始することを発表した。同サービスは、オンラインでのブランディング広告キャンペーンのリーチ(到達度)を計測するもの。効果計測方法には、従来の「クリック数」以外の手法を導入し、テレビ広告のGRP(Gross Rating Point : テレビコマーシャルの延べ視聴率)と同様の指標で「自社広告がターゲット層にいかに到達したか」という度合いを管理できる。既に米国や中国など計12カ国で提供されているが、日本でのサービス開始は、米Facebookとのパートナーシップによって実現したものだという。日本におけるFacebook登録者は2,300万人にのぼり、このユーザー・データベースをパネルと見立て、ニールセンの持つオンライン・パネルの情報と複合的に組み合わせることにより、日本のオンライン・ユーザーで広告に接触した人々の性別や年齢層が把握可能となった。なお、ニールセンの会長兼CEOの福徳俊弘氏は、「オンラインのブランディング・キャンペーン向けの計測指標の導入は、日本のデジタル広告の一層の発展を促すためにも必要なことです。フェイスブックと提携することで、これまでにない巨大なユーザーパネルを得ることができました。この指標は、今後大きな成長が期待される動画広告にとっても、重要なものとなるでしょう」と述べる。同社は今後、フィリピンやタイ、マレーシア、メキシコでも同サービスの提供を開始する予定だ。
2015年07月15日ニールセンは26日、最新のインターネット利用動向を発表した。スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetViewおよびPC版インターネット視聴率情報Nielsen NetViewのデータをもとに、スマートフォンではブラウザとアプリからの利用、PCからは家庭および職場からの利用で集計している。これによると、PCからのインターネット利用者数は2015年4月で5,100万人、スマートフォンからのインターネット利用者数は同時点で4,832万人。PCからのネット利用者数は2014年7月以降横ばいに推移しているのに対し、スマートフォンからの利用者数は前月比1%ペースで増加しており、同社エグゼクティブアナリストの中村義哉氏は、2015年冬頃には、スマートフォンからのネット利用者がPCからの利用者を超える可能性もあるとした。2015年4月時点での1日あたりの利用時間は、PCが54分/日で前年同月比3分(5%)増、スマートフォンが1時間48分/日で同8分(7%)増となった。スマートフォンからのインターネット利用時間を性年代別にみると、「29歳以下の女性」が最も利用時間が長く、1日あたり2時間24分利用。次いで「30代の女性」が1時間52分、次いで「40代の女性」が1時間45分という結果になった。男性では「29歳以下の男性」が最も長く1時間44分となっており、全体として女性の方が男性より長時間スマートフォンでネットを利用する傾向があるといえる。
2015年05月27日ニールセンは5月26日、最新のインターネット利用動向を発表した。利用動向は、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)」およびPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)のデータを集計した。インターネット利用者は、スマートフォンが2015年4月時点で4,832万人と5,000万人に迫る勢い。2013年度の41%と比較すると劣るものの2014年度も19%増と継続的に増える傾向にある。一方で、PCでのインターネット利用者は5,100万人で、2014年7月以降横ばいに推移している。同社は、ネット接続の数だけを見ると、2015年の冬ごろスマートフォンがPCを上回ると予測している。性年代別の伸長率は若年層の増加率が低下し、代わって高年齢層での伸長率が高まった。特に「50代以上の女性」で57%増(112万人増:2015年4月で309万人)、次いで「50代以上の男性」で32%増(155万人増:2015年4月で646万人)と増加率が大きかった。1日当たりのネット接続時間の平均は、スマートフォンが1時間48分利用され、前年同月比より8分(7%)増。PCでは54分で、前年同月比3分(5%)増とほぼ横ばいとなった。性年代別のネット接続時間は、「29歳以下の女性」がスマートフォンの最も利用時間が長く、1日あたり2時間24分利用。次いで「30代の女性」の利用時間が長く、1時間52分となっていました。全体では、女性が男性よりも長く利用する傾向があることがわかった。カテゴリの利用状況に目を向けると、2014年にスマートフォンからの利用時間が最も増加したのは、動画や音楽、ゲームなどが含まれる「エンターテイメント」カテゴリで、2015年4月では前年同月と比べると月間3時間13分の増加。特にゲームの利用時間の増加がこのカテゴリの増加の主要な要因となった。また、電子メールやLINEなどが含まれる「コミュニケーション」カテゴリについても月間1時間16分の伸びとなった。
2015年05月27日視聴行動分析サービスを提供するニールセンは3月24日、2014年に消費者がどのようにデバイスを活用していたのか、およびスマートフォンの浸透により利用者数が増加した各サービスの動向をまとめたレポート「Digital Trends 2014」を公開した。同調査によると、スマートフォンの保有率は、2014年9月に従来型携帯電話(ガラケー)の保有率を超えた後も伸びており、特に20代から50代までのスマートフォンの保有率は2014年11月時点で64%と、働く世代の3人に2人がスマートフォンを保有している状況で、スマートフォンの存在感がさらに増したことがわかった。スマートフォンからのインターネット利用者が増加する一方で、2011年8月をピークに減少が続いていたPCからのインターネット利用者数は、2014年7月以降5,000万人程度で推移しており、下げ止まりがみられた。PCの利用目的では、情報収集に次いで「商品やサービスを購入するため(56%)」という回答が多く、スマートフォンを「商品やサービスの購入のため」に使う人の割合(24%)を大きく超えており、実際に商品を購入するときにはPCを利用する人がいまだ多いことがわかる。ニールセンのエグゼクティブアナリストの中村義哉氏は「2014年、消費者はスマートフォンを中心にしてさまざまなサービスを利用し始めた。しかし、すべてのサービス、すべての局面においてスマートフォンを利用しているのではなく、それぞれのサービスを利用するのに最適なデバイスを選択しながら生活している。今後は、スマートフォンを中心に、それでは利用しにくい部分は他のデバイスで補うという消費行動が行われるだろう」と述べている。なお同レポートは、ニールセン インターネット基礎調査(Nielsen Internet Basic Report)、およびスマートフォン視聴率情報 Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)、PC版インターネット視聴率情報 Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)、マルチデバイスの利用動向調査 Nielsen Digital ConsumerDatabase(ニールセン・デジタル・コンシューマー・データベース)の4つのデータソースを用いている。
2015年03月25日ニールセンは24日、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」およびPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」のデータをもとに、デバイス別「ビデオ/映画」カテゴリの利用動向を発表した。それによると、「YouTube」のスマートフォンからの利用者は3,000万人を超えているという。同社が独自に分類する「ビデオ/映画」カテゴリ全体での1年間の利用者数は、2015年1月時点で3,700万人超となっている。スマートフォンのインターネット利用者のうち、約8割が利用しているという。それに対し、PCからの利用者数は緩やかながら減少傾向となった。「ビデオ/映画」カテゴリのなかで、PC、スマートフォンともに2015年1月の利用者数ランキング上位の3サービス「YouTube」、「ニコニコ動画」、「GYAO!」の利用者についても調査。1位の「YouTube」はスマートフォンからの利用者が3,000万人を超え、PCからの利用者の約1.6倍となった。同様に「ニコニコ動画」もスマートフォンからの利用者が、PCからの利用者に対し約1.7倍多かった。「GYAO!」だけは、PCからの利用者の方が、スマートフォンからの利用者に対し約1.7倍多いことがわかった。また、3サービスの利用者属性については、各デバイスのインターネット利用者全体の傾向と同様に、PCは男性、スマートフォンは女性の割合が高かった。「ニコニコ動画」については、PCから利用している34歳以下の男性の割合が28%と、他の2サービスよりも10ポイントほど高くなっている。そのほか、3サービスの利用時間と利用頻度についても調査している。3サービスともに、1回あたりの利用時間はスマートフォンよりもPCの方が長く、特に「ニコニコ動画」では、PCからの利用時間は約27分と、スマートフォンからの利用時間約3分と比べ、約9倍の差がみられた。同社シニアアナリストの今田智仁氏は、「今回の調査で、サービスごとに利用者属性やデバイスによって利用回数、利用時間の傾向が異なることがわかった。これは、コンテンツの種類や、コメントを入力できるインタラクティブ性といったサービスの特徴も関係している」と分析。また同氏は、企業が動画を活用する上で「サービスの特徴を踏まえ、どのような消費者が、どういったシーンでどのデバイスから動画を見ているのかを考慮し、コンテンツを製作、配信していくことが重要」と指摘している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月24日ニールセンは1月27日、ソーシャルネットワークサービス(SNS)の最新利用動向を発表した。これは、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)」および、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)」のデータをもとにしている。2014年は、スマートフォン躍進の年となったが、スマートフォンと相性の良いSNSも利用者数をさらに増やした年となった。ニールセンが独自に分類する「ソーシャルネットワーク」カテゴリ全体では2014年4月にスマートフォンからの利用者数がPCを逆転し、以降、順調に利用者数を伸ばした。2014年12月時点ではスマートフォンからのSNS利用者は4243万人。これはスマートフォンからのインターネット利用者のうちの92%が利用する規模であり、利用率は2014年を通して90%を超えた。2014年12月時点での主要サービスの利用者数をみると、すべてのサービスにおいてスマートフォンからの利用者数とPCからの利用者数の間に大きな差があり、SNSはスマートフォンを中心として利用されていた。PCでは「Facebook」の利用者数が最も多く1500万人となりPCからのインターネット利用人口全体の29%がこのサービスを利用していた。一方、スマートフォンでは「LINE」と「Facebook」の利用者数がそれぞれ3400万人前後となり、スマートフォンからのインターネット利用人口のうち70%以上が利用する高い利用率となった。スマートフォンからの利用者数が多い順としては3番目には「Twitter」、4番目で「Google+」。5番目には「Instagram」が入り623万人が利用。「Instagram」は2014年12月時点での利用者数が1月の2.6倍となり主要サービスの中では2014年に最も増加率が高かったSNSとなった。次いで、スマートフォンからの利用率が10%を超えている5つのサービスについて性年代別の利用状況をみると、男女別では各サービスとも女性の利用率が男性の利用率よりも高く、特にLINEでは16ポイントの差に。年代別では、20代以下では「LINE」が最もよく利用され、次いで「Twitter」「Facebook」。この3サービスはいずれも利用率が80%を超え、一方、50代以降になると「Facebook」が最もよく利用されていた。各サービスとも年齢が高くなるにつれ利用率が下がる傾向だが、「Google+」では50代の利用率が最も高く、「Facebook」は60代以上でも60%超の利用率があり、全年代で一定数の利用がある。また、「Twitter」は20代以下と30代の間でも20ポイントもの差があり、若年層が特に活発に利用しているという結果に。この利用率は、あくまでネット利用者におけるSNS利用率であることに留意しておきたい。
2015年01月28日インテージとニールセン・カンパニーは1月21日、日本のクロスプラットフォーム領域における新たな広告効果測定ソリューション開発を目指し、両社合弁でインテージ・ニールセン デジタルメトリクスを設立すると発表した。今回の合意で両社は、データ資産やノウハウを持ち寄り、日本のクロスプラットフォーム領域における広告キャンペーン効果についての知見を提供する。これにより、クライアントは広告活動を修正し、最適化することが可能となる。広告や広告代理店業界では、クロスプラットフォームでの広告効果に対する知見への関心が高まり、インテージではこうした市場環境変化に対応するため、i-SSP(インテージ・シングルソースパネル)を構築して顧客企業が広告投資の決定ができるよう、信頼の高いメトリクス(測定基準)を提供してきた。ニールセンは消費者の購買行動と視聴行動「ウォッチ・アンド・バイ(Watch & Buy)」を把握するため、包括的な消費者インサイトソリューションを提供。ニールセンは、変化の途上にある日本の消費者のメディア視聴行動と購買行動をさらに明確にするため、世界レベルのソリューション開発ができるよう、先進技術やノウハウを導入する。新会社は、第一弾サービスとして、すでにアメリカなど海外市場で定評のある、世界水準の広告効果測定ソリューションであるニールセン オンラインキャンペーンレイティングス(OCR:Online Campaign Ratings)を活用。OCRの日本市場導入に合わせ、OCRとインテージが保有するi-SSPデータを統合することでオンライン広告のリーチを性・年齢属性といった基本的な切り口だけでなく商品ブランド所有状況や商品購買意向、ライフスタイル、地域属性などの豊富な切り口で分析する新サービスを提供する。また、オンライン広告の購買行動に対するインパクトやブランドスイッチ動向を分析するサービスなども提供していく。
2015年01月22日ニールセンは12月17日、2014年における国内のPCとスマートフォンのインターネットサービス利用者数ランキングを発表した。スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)」、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)」のデータを基に集計した。期間は1月~10月。集計結果によると、PCでのインターネット利用者数は月間の平均で5206万8,000人で、2013年と比べると8%減少した。PCからの利用者数の多いトップ10を見ると、すべてが2013年と比べて10%以上減少している。トップ10は、Yahoo!が4098万6000人で1位、Googleが2772万人と続いた。トップ10にはFC2とYouTube、マイクロソフト、楽天、アマゾン、ウィキペディア、MSN、アメーバがランクインしている。一方のスマートフォンは、インターネット利用者数が2013年から34%と大幅に増加し、約4400万人となった。トップ10にランクインしたサービスの利用者数は、28%~60%程度増加している。1位のGoogleと2位のYahoo!は、共に月間約4000万人前後が利用しており僅差だった。2位以降は、LINE、Facebook、楽天、Twitter、YouTube、Amazon、Ameba、FC2と続いた。スマートフォンアプリの利用者数のトップ10では、最も多かったのがLINEで、2年連続の1位だった。LINEの月間平均利用者数は、2013年から約1000万人増加し、約3100万人となった。LINE以外では、2位のGoogle Play、3位のYouTube、4位のGooge Maps、6位のGoogle Search、7位のGmailと、Google関連のサービスが上位を独占した。TwitterとYahoo! JAPANは、2013年より50%以上の利用者が拡大している。なお、ニールセンのスマートフォンの普及率の調査では、2014年に16歳~49歳の普及率が70%になったという。2015年以降の利用者拡大は50代以上に限られると予測しており、利用者数はこれまでのような急成長から、緩やかな成長へと移行すると分析している。
2014年12月17日ニールセンは11月26日、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)」とPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)」における2014年10月分データを用いて分析した、ニュースと情報サービスの利用状況の結果を発表した。同調査によると、ニュースと情報サービス全体におけるスマートフォンからの利用者は、6月よりPC経由での利用者数を逆転。その後も増加を続け、10月の時点で3900万人となった。利用時間においても利用者数と同様に、スマートフォンを用いた1人当たりの利用時間数はPCよりも多く、月間3時間11分という結果になった。これは、スマートフォンの総利用時間の6%に当たるという。ニュースと情報サービスは15のカテゴリーで構成され、なかでも今年急成長しているのがニュース・キュレーションアプリ。10月の利用者数TOP5アプリの利用者数を比較してみると、すべてのアプリで利用者数が伸びており、1位のSmartNewsは年初から2.1倍の385万人、2位のグノシーは2.4倍の298万人となっている。また、利用者数TOP3のニュース・キュレーションアプリの10月における利用者数の重複利用状況では、3つのアプリ重複利用が3アプリの合計利用人数(724万人)のうち2%(15万人)ほどだった。単独利用率を見ると、1位のSmartNewsは73%、グノシーは62%で、SmartNewsが最も利用されていることが明らかになった。
2014年11月27日視聴行動分析サービスを提供するニールセンは10月28日、消費者のマルチスクリーン利用動向調査「Nielsen Digital Consumer Database 2014」を基に、マルチスクリーンの利用状況を分析し結果を発表した。同調査によると、スマートフォンやタブレットを利用することで、パソコンの利用頻度が減少したユーザーは、28%いることが明らかとなった。各デバイスの利用目的では、パソコンは、他のデバイスと比較して「商品やサービスを購入するため」に利用する割合が高い結果に(56%)。タブレットは「動画や映像、音楽、ゲームなどのエンターテイメントを楽しむ」ことを目的に利用する割合が高く、スマートフォンは「家族や友人・知人とコミュニケーションをするため」が最も多い理由となった(67%)。過去3カ月以内のオンラインショッピングやオークションでの商品購入時におけるデバイスの利用状況では、22%のユーザーが、閲覧と購入で異なるデバイスを利用する状況が判明。その中でも、スマートフォンでチェックした商品をパソコンから購入した経験がある人の割合が最も高く15%であった。同社は、調査結果から、デバイスをまたいだ購買行動においてもパソコンの利用があることから、オンラインショッピングでは、今後もパソコンが大きな役割を担っていくだろうと述べる。また、企業は、ユーザーが利用するデバイスや利用するコンテンツによって、情報を出し分けながらコミュニケーションをとることが必要で、まずは、自社のターゲットとしているユーザーが、どのようにデバイスを使い分けているのかを把握することが重要との考えだ。
2014年10月29日ニールセンは21日、2013年4月から2014年4月までのスマートフォン利用状況をまとめたレポートを公開した。それによると、今年4月段階でのスマートフォンからのインターネット利用者数は4055万人となり、昨年4月比で41%増と急増した。同レポートからは、スマートフォンからのインターネット利用者数は、ほぼ右肩上がりの状況が続いていることが読み取れる。2013年4月には2883万人だったが、2014年4月には4055万人と41%の大幅増となった。一方、PCからの利用者数は2013年4月に5728万人、2014年4月段階で5205万人と漸減傾向にあった。コンテンツを全15カテゴリに分けた場合の利用状況も調査。エンタテインメント、Eコマース、旅行、ファイナンス、教育とキャリアなど9カテゴリでスマートフォンからの利用者数がPCを上回っていた。同レポートでは、調査期間における年代別スマートフォン保有率についても触れており、40代、50代が大きく数を伸ばしていることがわかった。40代は11ポイントアップの50%、50代は15ポイントアップの30%となった。なお、同レポートは、ニールセンインターネット基礎調査、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetViewの3つのデータソース用いて作成されたものとなる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月21日マーケティングリサーチなどを行っているニールセン・カンパニーは8月2日、水虫患者に対する日米比較調査の結果を発表した。同調査は、日本とアメリカの20歳以上の男女が対象で、サンプル数は320(日本200、アメリカ120)。調査期間は7月11日から7月18日。「水虫患者の出現率」は、日本人男性9.8%、女性4.3%なのに対し、アメリカは男性2.0%、女性1.5%と日本より低めとなった。また、アメリカと比べると、男性40代以上では10倍以上、女性40代以上でも5倍以上と、日本の水虫患者出現率は高い傾向にある。「水虫の症状部位」では、日本は足の指(78.0%)、足の裏(67.5%)などが多いのに対し、アメリカでは足以外の部位、例えば手(米:46.7%、日:12.0%)や首(米:40.8%、日:3.5%)などが日本よりかなり多いことがわかった。「水虫の原因として思いあたること」として日本では、「靴を長時間はいている(39.5%)」、「昨年以前の治療が不十分(34.5%)」をあげる人が多かった。一方アメリカでは、「不特定多数が訪れる施設を利用(35.8%)」、「不特定多数が使用する用具を共同で利用(24.2%)」など、外部に感染原因があると考えている人が比較的多くみられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日『裸の銃(ガン)を持つ男』シリーズのフランク・ドレビン警部役で知られるレスリー・ニールセンが28日、フロリダ州の自宅近くの病院で亡くなった。享年84。エージェントの発表した声明によると、ニールセンはフロリダ州フォートラウンダーデールの自宅近くの病院で、肺炎による合併症が原因で亡くなったという。妻や友人たちに見守られての最期だった。50年代からTV、映画で活躍し、『禁断の惑星』や『ポセイドン・アドベンチャー』などで二枚目を演じていたが、パニック映画のパロディ作『フライングハイ』(’80)で医師を演じてコメディ俳優として開眼。1988年から始まった『裸の銃を持つ男』シリーズで演じたLA市警のフランク・ドレビン警部役で不動の人気を得た。2003年には母国からカナダ勲章のオフィサーを授与されたニールセンは、昨年までコメディを中心にコンスタントに映画出演を続けていたが、今月になって肺炎のため入院。眠りにつくような大往生だったという。御冥福をお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)© Paramount/courtesy Everett collection© Everett Collection/AFLO■関連作品:裸の銃を持つ男
2010年11月30日