私は40代に入ってから初めての出産を経験。産前は体を冷やさないように、妊娠線ができないようになどかなり体のケアを頑張りましたが、産後、自分のことは後回しに……。育児が軌道に乗ったころに、もっと自分の体のケアをしなければと思い始めました。そして、ネットや雑誌をリサーチする中で韓国の産後ケアが目に留まりました。よもぎ蒸しの進化版といわれるハグスチームを試してみた体験談を紹介します。★関連記事:痩せやすい、免疫力UPなど体に良いこといっぱい! 一年中手放せない冷え取りアイテム4選【医師解説】妊娠を機に冷えを意識するように私は昔から厚着が苦手で、体が冷えていても冷え性だという自覚はありませんでした。冷えは良くないとわかってはいたものの、特に意識していなかったのです。しかし、妊娠をきっかけに、手足が冷たく体が冷えていることを意識し、温めなければと思うようになりました。おなかには腹巻きをして、足首が隠れる長さの靴下をはき、冬になると首の周りもマフラーやタートルネックで温めるということを妊娠中から始め、産後の今でも続けています。普段特に運動もしておらず、血行が良くないことも原因なのでは?と思い、車で移動することが多いのですが、時間があるときはなるべく歩くようにしてみました。しかし、忙しい日々の中で歩けない日も多く、他に何か良い方法はないものかと探していたところ、韓国の産後ケア「よもぎ蒸し」に興味を持ったのです。よもぎ蒸しの進化版「ハグスチーム」って?そこでまず、よもぎ蒸しとはどんなケアなのかを調べてみました。よもぎ蒸しは、皮膚より吸収の良い腟の粘膜に乾燥よもぎを煮立たせた蒸気を当て下半身を中心に温め、よもぎの薬効成分を体内に取り入れるのだそうです。女性特有の冷えや更年期障害、生理不順などの問題を改善する効果が期待できるのだとか。しかし、サウナが苦手な私。よもぎ蒸しはかなり高温になることを知り、ちょっと嫌だなと思っていたときに見つけたのが、よもぎ蒸しの進化版と言われる「ハグスチーム」でした。ハグスチームは、最新技術によってさまざまな植物から抽出したエッセンスを含む蒸気を下半身中心に浴びることで、体の冷えや腸の働き、肌質を改善するだけでなく、経皮吸収した植物の生命エネルギーが直接体の細胞に働きかけるため、体の芯から元気になれるそうです。施術方法はよもぎ蒸しとほぼ同じですが、ハグスチームの場合は、一般的に古代布という布をまとってスチームを浴びます。古代布は100年間農薬も肥料も使っていない土地で育てられた綿で作られた布だそうで、とても良い肌触りでした。さらに私が行ったサロンでは、奈良の天然ヒノキを使った手作りの椅子を使用していました。サウナが苦手な私でもハグスチームは快適!私はよもぎ蒸しよりハグスチームが気になり、早速サロンへ行ってみました。よもぎ蒸しも受けたことがないままハグスチームに挑戦だったので、まず受付で説明を聞きました。腕の皮膚からの吸収を1としたとき、腟の粘膜を通しての吸収は約40倍ということを聞いて驚きました。加齢で弱ってくる腸の働きも活性化するらしく、スタッフさんはハグスチームをおこなった翌日にはもう便通の悩みが解消したそうです。カウンセリング後、小部屋で衣服をすべて脱ぎ、古代布をまとって、下から蒸気が出る椅子に40分座りました。私が体験したサロンでは、途中熱くなり過ぎたら自分で布を取って温度調節したり、体勢を自由に変えたりすることができ、サロンの方が用意してくれたお茶を飲みながら、サウナが苦手な私でも心地良く過ごすことができました。まとめハグスチームを受けた日は雪が舞う寒い日だったのですが、帰りはずっと体がぽかぽかしていました。温泉とはまた違う心地良さです。そして、私の場合はその日のうちに便通が良くなり、深い眠りにつくことができました。たった1回のハグスチームで肌の調子も良くなったように見えました。人によって効果はさまざまなようですが、続けていくと冷えの解消、デトックス効果で腸内環境を整える、肌がツヤツヤで明るくなるというような効果が期待できるそうです。どんな悩みかによるそうですが、冷え性改善のためには週1ペースで通うのが理想みたいです。サロンが遠いので、私は行けるときに行くようにしたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/RIKO(44歳)夫と2歳の息子の3人家族。2歳児のパワーに圧倒されつつ、仕事に子育てに頑張っている。少し自分のことに目を向ける余裕ができた今日このごろ。
2023年03月08日私は40代に入ってから初めての出産を経験しました。産前は体を冷やさないように、妊娠線ができないようになどかなり体のケアを頑張りましたが、産後、自分のことは後回しに……。育児が軌道に乗ったころに、もっと自分の体のケアをしなければと思い始めました。そして、ネットや雑誌をリサーチするなかで韓国の産後ケアが目に留まりました。妊娠を機に冷えを意識するように私は昔から厚着が苦手で、体が冷えていても冷え性だという自覚はありませんでした。冷えは良くないとわかってはいたものの、特に意識していなかったのです。しかし、妊娠をきっかけに、手足が冷たく体が冷えていることを意識し、温めなければと思うようになりました。おなかには腹巻きをして、足首が隠れる長さの靴下をはき、冬になると首の周りもマフラーやタートルネックで温めるということを妊娠中から始め、産後の今でも続けています。普段特に運動もしておらず、血行が良くないことも原因なのでは?と思い、車で移動することが多いのですが、時間があるときはなるべく歩くようにしてみました。しかし、忙しい日々のなかで歩けない日も多く、ほかに何か良い方法はないものかと探していたところ、韓国の産後ケア「よもぎ蒸し」に興味を持ったのです。よもぎ蒸しの進化版「ハグスチーム」って?そこでまず、よもぎ蒸しとはどんなケアなのかを調べてみました。よもぎ蒸しは、皮膚より吸収の良い腟の粘膜に乾燥よもぎを煮立たせた蒸気を当て下半身を中心に温め、よもぎの薬効成分を体内に取り入れるのだそうです。女性特有の冷えや更年期障害、生理不順などの問題を改善する効果が期待できるのだとか。しかし、サウナが苦手な私。よもぎ蒸しはかなり高温になることを知り、ちょっと嫌だなと思っていたときに見つけたのが、よもぎ蒸しの進化版と言われる「ハグスチーム」でした。ハグスチームは、最新技術によってさまざまな植物から抽出したエッセンスを含む蒸気を下半身中心に浴びることで、体の冷えや腸の働き、肌質を改善するだけでなく、経皮吸収した植物の生命エネルギーが直接体の細胞に働きかけるため、体の芯から元気になれるそうです。施術方法はよもぎ蒸しとほぼ同じですが、ハグスチームの場合は、一般的に古代布という布をまとってスチームを浴びます。古代布は100年間農薬も肥料も使っていない土地で育てられた綿で作られた布だそうで、とても良い肌触りでした。さらに私が行ったサロンでは、奈良の天然ヒノキを使った手作りの椅子を使用していました。サウナが苦手な私でもハグスチームは快適!私はよもぎ蒸しよりハグスチームが気になり、早速サロンへ行ってみました。よもぎ蒸しも受けたことがないままハグスチームに挑戦だったので、まず受付で説明を聞きました。腕の皮膚からの吸収を1としたとき、腟の粘膜を通しての吸収は約40倍ということを聞いて驚きました。加齢で弱ってくる腸の働きも活性化するらしく、スタッフさんはハグスチームをおこなった翌日にはもう便通の悩みが解消したそうです。カウンセリング後、小部屋で衣服をすべて脱ぎ、古代布をまとって、下から蒸気が出る椅子に40分座りました。私が体験したサロンでは、途中熱くなり過ぎたら自分で布を取って温度調節したり、体勢を自由に変えたりすることができ、サロンの方が用意してくれたお茶を飲みながら、サウナが苦手な私でも心地良く過ごすことができました。まとめハグスチームを受けた日は雪が舞う寒い日だったのですが、帰りはずっと体がぽかぽかしていました。温泉とはまた違う心地良さです。そして、私の場合はその日のうちに便通が良くなり、深い眠りにつくことができました。たった1回のハグスチームで肌の調子も良くなったように見えました。人によって効果はさまざまなようですが、続けていくと冷えの解消、デトックス効果で腸内環境を整える、肌がツヤツヤで明るくなるというような効果が期待できるそうです。どんな悩みかによるそうですが、冷え性改善のためには週1ペースで通うのが理想みたいです。サロンが遠いので、私は行けるときに行くようにしたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2021年05月03日