「アラフォー」について知りたいことや今話題の「アラフォー」についての記事をチェック! (1/7)
あいたたた…突然痛み出した虫歯。駆け込んだ歯科医院でまさかまさかのイケメン医師が!今回はアラフォー女性の一目惚れから始まったストーリーです。歯の痛みを上回るさらなる恋の痛みが!?....それは突然やってきた久々の恋。歯科医の“あざと”アプローチ!?に恋が加速!この恋…もう誰にも止められない!!いったい何が待ち構えている?原作:mamagirl編集部作画:にゃにゃ丸
2024年12月07日秋の肌は乾燥とベタつきの両方に悩まされがち。秋の乾燥対策では、夏の疲れをほぐしながらさっぱりとうるおいを与え、こっくりとした締めのケアを行い、いかに水分・油分のバランスをとるかが重要です。そこで今回は、筆者が実践している秋の乾燥対策をご紹介します。マイルドな角質ケアでなめらか肌に整える秋の肌は夏の疲れの影響でコンディションが下がりやすいもの。強い紫外線やクーラー、過剰な汗や皮脂などによるダメージで肌に疲れがたまり、乾燥やゴワつきなどに悩まされがちです。ゴワつきの対策としては角質ケアがおすすめですが、疲れ気味の肌にピーリングなどのアイテムを使うと刺激になる可能性もあります。毎日使っても問題ないマイルドな使用感のアイテムを選び、肌をなめらかに整えましょう。ビービーラボラトリーズ「スムースブースターローションPro.」©古賀令奈筆者が愛用しているのは、『ビービーラボラトリーズ』の「スムースブースターローションPro.」。角質をやさしくお手入れできる美容液です。微細なナノバブルを発生させられる容器を使用しているそうで、肌のすみずみまでなじみ、柔らかく整えてくれますよ。そのままな手のひらでなじませてもいいですし、コットンで拭き取るように使ってもOK。 肌がデリケートなときは手でつけるのがおすすめです。【商品情報】ビービーラボラトリーズ「スムースブースターローションPro.」価格:¥3,850内容量:150ml水分をたっぷりと与えて透明感アップを目指す日中の汗ばむ暑さと朝晩の涼しさで、秋の肌はバランスを崩しがち。乾燥とベタつきの両方に悩む方も多いのではないでしょうか。さっぱりと使える化粧水を惜しみなくたっぷりと与えることで、肌にうるおいを補いましょう。乾燥対策のために重たい化粧水を使うと、ベタつき防止のために少量で済ませてしまい、肌が乾燥しやすくなるケースも少なくありません。雪肌精「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション」(医薬部外品)©古賀令奈筆者が夏から秋にかけて愛用中なのが、「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション」。さっぱりとした使用感でありながらも乾燥を感じにくく、もう肌に入らない!と感じるまでたっぷりとなじませるのがお気に入りです。甘草由来の有効成分を配合し、シミの予防や乾燥によるくすみ、肌あれのケアも期待できる薬用美白化粧水なので、夏の疲れがたまった肌にもぴったりです。【商品情報】雪肌精「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション」(医薬部外品)価格:¥5,940内容量:350mlビタミンC誘導体の美容液でツヤ感を蓄える筆者が肌のツヤ感を出すためにこだわるのは、とろみのある美容液を使うことです。クリームのみでしっとり感を出すと油分が多くなりすぎるので、粘度の高い美容液で水分をできるだけ保持し、生っぽいツヤ感の演出を狙います。&be「VCセラム10」©古賀令奈筆者がうるおいとツヤ感を維持するために手放せない存在となっているのが、『&be』のビタミンC誘導体配合のアイテム。「VCセラム10」は、とろみは強いもののベタつきは残らないので、快適に使えるのも魅力です。保湿型ビタミンC誘導体(※1)10%以上配合で、うるおいと透明感に満ちたハリツヤ肌へと導いてくれます。整肌効果を持つ成分を多数配合し、くすみやダメージのケアにもうれしい美容液ですよ。※13‐グリセリルアスコルビン酸【商品情報】&be「VCセラム10」価格:¥5,500内容量:100ml朝は日焼け止め効果のあるクリームで保湿UVケアを両立朝のスキンケアの仕上げには、うるおいを閉じ込める軽やかなクリームがおすすめです。日焼け止め効果のあるアイテムなら、保湿とUVケアを1アイテムでまとめられます。朝のメイク時間を短縮できるだけでなく、塗り重ねるアイテムを減らすことでメイク崩れも防ぎやすくなるでしょう。エクセル「デイスキンコンフォート」©古賀令奈筆者が何個もリピートしているのは、『エクセル』の「デイスキンコンフォート」。美容液・クリーム・UVカット・化粧下地の機能を備えているため、化粧水の後に1つ使うだけでもメイク前のスキンケアが完了します。なめらかで軽やかなのにこっくりと頼もしい保湿感があり、一年中快適に使えるのが便利。浸透型ビタミンC(※2)、レチノール、4種のセラミド(※3)などの成分を贅沢に配合しながら、プチプラで買える頼もしい味方です。※2パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na※3セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP【商品情報】エクセル「デイスキンコンフォート」価格:¥2,310内容量:43g夜はレチノール配合のクリームで攻めのケア夜の締めのお手入れでは、保湿・ハリ・ツヤ・透明感を維持するために、レチノール配合のクリームで攻めのケアをしています。&be「VAクリーム」©古賀令奈最近のお気に入りは、攻めと守りのケアを1アイテムで叶える『&be』の「VAクリーム」です。4種のレチノールが配合されており、すこやかな肌を維持しながら気になる悩みをケアしてくれるそう。8つの無添加で肌にやさしいフリー処方にこだわっているところもお気に入り。保湿力が高く使用感はリッチながらも、ベタつかないテクスチャーで快適に過ごせます。【商品情報】
2024年09月28日「肌はきれいに見せたいけど、ファンデーションは使いたくない」というお悩みはありませんか?アイテムの組み合わせ方によっては、ファンデーションなしでもきちんとメイクしたような明るく若々しい印象を叶えられますよ。今回は、40代のコスメマニアが実践している美肌見せメイクのコツをご紹介します。コントロールカラーの下地で土台を整える©古賀令奈ファンデなしで老け見えを防ぐには、コントロールカラーの効果をもつ化粧下地が活躍します。赤みやくすみ、色ムラなど気になるお悩みに合わせた色の化粧下地を使うことで、ファンデーションなしでも自然にカバーできるでしょう。筆者は今回、ブルーの下地をチョイス。ブルーは赤みやくすみを飛ばしながら、透明感を高めて明るい印象を演出します。また、ブルーはコントロールカラーのなかでも高いトーンアップ効果が期待できるため、今回のようにファンデーションなしのときでもメイク感を出せて便利です。ブルーの下地を仕込むだけで、ぐんと印象が変わりました。コンシーラーで気になる部分をカバーする©古賀令奈コントロールカラーだけではカバーできないシミや色ムラには、コンシーラーを使うのがおすすめ。全体にファンデーションを使わなくても済むため、軽やかな肌をキープしつつも気になる部分をきちんとカバーできます。美肌感を高めるなら、頬の高い位置や口角、小鼻の赤みなどにコンシーラーを使うのが良いでしょう。この3ポイントが整っていると、ファンデーションなしでも肌の印象がぐんとアップします。フェイスパウダー+チークで立体感を©古賀令奈©古賀令奈フェイスパウダーで肌全体を整えたら、チークやハイライト、シェーディングで立体感を演出しましょう。フェイスパウダーを塗り終えた状態で済ませると、血色感や立体感に欠け、のっぺりとした仕上がりになってしまいます。そのため、時間がないときも、できればチークだけでも塗ることをおすすめします。チークを塗ることで血色感と立体感をプラスできるので、のっぺり感が解消されるでしょう。パールタイプの淡いチークなら、頬だけでなく鼻にもさっと塗ってOK。赤みがふんわりのることでメイクの統一感も出るため、ハイライトなしでパールタイプのチークで済ませるのも一つの方法です。また、眉~鼻筋や余白の気になる部分にシェーディングを使うと、さらに立体感がアップ。ノーファンデと思えない仕上がりが叶います。ノーファンデでも自信を持って歩ける仕上がりに各アイテムの特色を活かすことで、ファンデーションなしでも明るく美しい肌印象を演出できます。ぜひ試してみてくださいね。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年09月22日45歳以上になってからのメイクでトレンドばかり意識していると、かえって垢抜けない古臭さを感じさせてしまう場合があります。自身も40代ど真ん中である時短美容家の並木まきが、「45歳から気をつけたいメイクのポイント」をお話ししましょう。NG1:ピンクの使いすぎアイシャドウ、チーク、リップ……と、メイクのなかで使う機会の多い“ピンク”。しかし、45歳以上がピンクカラーを多く取り入れすぎると、ぶりっ子感が強まってしまい、メイクのアップデートをしていないかのような印象を与えてしまう場合も…。特にビビッドなピンクやマットな桃色系は、40代が使うと昭和時代のアイドルメイクを彷彿とさせやすく、古いメイクをずっと続けている人のような残念さを生んでしまいかねないのです。ピンクをたくさん使うメイクをするなら、全てのパーツを同じ色調で揃えずに、ポイントごとに質感や明るさを調整すると、陰影が出て今っぽい雰囲気を狙えますよ。NG2:色使いに統一感がないあえて色使いを統一しないからカラフルなメイクにも要注意。特に45歳以上が取り入れてしまうと、チグハグ感が協調され、アンバランスな様相になりやすいのです。“あえて”外しているつもりでも、昔のメイク手法をそのまましているような印象を与えやすいでしょう。令和の大人世代があえて統一感のないメイクを楽しむなら、系統の異なる“外しカラー”は1か所にとどめて。まとまりを出しつつも遊び心を感じさせる、今風の仕上がりになると思います。NG3:眉尻と口角が下がりすぎ40代半ばを過ぎてくると、自分の顔が若い頃よりもきつい印象になっていると感じませんか?眉尻を下げてやさしげな表情を演出したくもなります。年齢とともに口角が自然と下がってくるので、唇の輪郭どおりに口紅を塗ってしまうと、口角が下がった印象になる場合も少なくありません。過去には、眉尻や口角を下がり気味に仕上げるメイクも主流でしたが、今の大人世代がやってしまうと、老け見えに繋がる可能性大。眉尻と口角のどちらか一方だけが下がっているならまだしも、この2つのパーツが同時に下がっていると、元気がないようにも見えます。顔のキツさを軽減したいときには、眉を“下げる”よりも“太く”、口角も“下げる”のではなく“上げる”を意識したほうが、表情は明るく見えますよ。トレンドをほどよく取り入れつつも、今っぽい雰囲気をどこかで出すことで、45歳以上のメイクはぐんと垢抜けた雰囲気になるでしょう。ぜひ試してみてくださいね。©Liza5450/Adobe Stock文/並木まき
2024年09月19日買い物をしていて、「また買ってしまった」と後悔することはありませんか?コスメや服が好きな筆者は、新作が出るとつい衝動買いしてしまうことが多く、そのたびに後悔を繰り返してきました。しかし、近年は物価の高騰や娘の教育費などの影響で、お金の使い方を見直しているところです。今回は、40代主婦の筆者がムダ買いを防ぐために意識している方法をご紹介します。カテゴリ別で予算内に収めることを意識する浪費を防ぐには、予算を意識することが大切です。しかし、ざっくりとした予算だと何をどの程度使っていいのか判断しにくいもの。我慢しすぎてストレスが溜まってつい衝動買いをしてしまったり、細々とした買い物を重ねて想像以上に出費がかさんだりして、想定外の予算オーバーをしてしまうことが少なくありません。そこで筆者が取り入れているのが、カテゴリ別で月間の予算を立てること。食費は月〇〇円まで、娯楽は〇〇円まで、美容は〇〇円まで…など、カテゴリごとに予算を立てておくと、想定外に使いすぎて後悔するパターンが激減しました。どうしても予算に収まらない場合は、次月分の同カテゴリの予算から前借りする形にしておくなど、きちんと補てんしましょう。赤字をずさんに管理すると浪費によるダメージを感じにくくなり、ムダ買いの悪循環に陥りやすくなります。贅沢品は即決せず一日以上時間を置いて判断するカテゴリ別に予算を組んだからといって、予算内なら使い放題という環境だとすぐに使い果たしてしまいます。贅沢品の場合は、購入前にいったん考える時間を設けたほうがよいでしょう。考える時間ができると冷静になれるため、ムダ買いを減らせます。しかし、ショッピング中に数時間考える程度であれば、冷静になりきれず物欲が勝ってしまうことも少なくありません。実店舗でもオンラインストアでも、一晩買えない環境に身を置くことをおすすめします。衝動的な物欲は、一晩経つと気持ちが落ち着くことも多いでしょう。一晩経ってもほしい場合は、実店舗まで足を運ぶことをルールにするのも一つの手です。もう一度店舗まで足を運ぶことがネックとなり、物欲を抑えやすくなります。ネットショッピングだと手軽に済ませられるため、誘惑に負けやすいもの。ムダ買い防止のためにも便利な方法は避けたほうがよいでしょう。ネットショッピングの利用回数を決めるムダ買いを加速させる原因の一つが、ネットショッピングです。贅沢品だけでなく日用品でも、ネットショッピングはムダ買いしやすい環境といえます。とくに、日用品や教育関連のものを買うときは、買い物を正当化して気前よく買ってしまう方も多いのではないでしょうか。ネットショッピングを多用すればするほど、気付かないうちに出費がかさんでいく場合も。ネットショッピングもカテゴリ別で利用回数を決めておくと、買い物の頻度自体を落とせます。買う回数が制限されると必要最低限に抑えようと意識できるので、必然的にムダ買いを防ぎやすくなるでしょう。自分だけのルールをつくり、ムダ買いのリスクを減らそうキャッシュレス決済やネットショッピングなど、世の中には便利な方法が満載です。現金が手元になくても、実店舗に足を運ばなくてもほしいものが買える状況だと、ムダ買いのリスクが高まるのは当然といえます。自分であえて制限やルールをつくり、簡単に浪費できない環境をつくることで、ムダ買いを防ぐ確率が上がるでしょう。©Antonio Guillem/Adobe Stock ©RRice/Adobe Stock ©fizkes/Adobe Stock ©Tanoy1412/Adobe Stock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年09月18日なんだか家や部屋がゴチャゴチャしている、掃除が面倒くさい…と感じることはありませんか?今回はアラフォー筆者が「実は不要かも」と感じて手放したものや、使わなくなったものをご紹介します。ラグ、マット類を手放しました!リビングやキッチン、トイレなどに、ラグやマットを使っている人も多いと思います。筆者も以前は使っていましたが、マットの毛がほこりになったり、繊維の間にゴミがつまるなど定期的に洗濯や買い替えをしなければいけないことがストレスになり、手放しました。ラグやマットを手放したことでほこりが減り、洗濯や買い替えもなくなり、とても快適になりました。小さいお子さんやペットがいる場合は、滑り止めなどの目的として必要な場合もあると思いますが、掃除ストレスを感じているなら必ずしも要るものではないかもしれません。ゴミ箱を手放しました!キッチンやリビング、洗面所、寝室など、部屋のいたるところにゴミ箱を置いていませんか?筆者も以前は都合の良いところに置いていましたが、ゴミの日になるとあちこちをまわってゴミを集めたり、掃除の際にゴミ箱を移動させなければならないことを煩わしく感じ、現在はキッチンとリビングの要所だけに置いています。ゴミ箱がなくなったことでインテリアの邪魔にならず、スペースができました。また、ゴミの日に一つひとつを回収したり、ゴミ箱を移動させて掃除したりする手間が減りました。サニタリーボックスを手放しました!筆者は以前、常時トイレにサニタリーボックスを置いていましたが、使っていないときの存在感や、トイレを掃除するたびにまわりにほこりが溜まることが気になるようになり、サニタリーボックスを手放しました。ナプキンを捨てたいときは、一時的に紙袋や紙タイプのサニタリーボックスを置いて捨てています。サニタリーボックスの常時設置がなくなり、トイレがすっきり見え、掃除の手間も減りました。手放して感じたメリット以前は物が多い生活をしていた筆者ですが、少しでも掃除や家事を効率よく進めたい、快適な環境で暮らしたいと思い、さまざまなアイテムを手放しました。便利だと思って使っていたものが、意外となくても困らないものだったりすることも。ちょっとした動きや手間がなくなることで掃除や家事がラクになり、時間や気持ちの余裕が生まれたので、プチストレスを感じている人は一度見直してみるきっかけにしてみてください。©naka/Adobe Stock ©paylessimages/Adobe Stock筆者情報寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2024年09月11日最近リップメイクがしっくりこない、なんてお悩みを抱えていませんか?以前は違和感なくつけていたはずのリップが、年齢を重ねるにつれて老けて見えるようになる方は少なくありません。今回は、40代のNGリップと大人にこそ使っていただきたいおすすめのリップメイクをご紹介します。NGリップ:赤みの少ない白みベージュは疲れた印象に©古賀令奈ベージュはナチュラルで使いやすいカラーだと思われることが多いですが、色自体が淡く大人には物足りなさを感じやすいことも。なかでも、赤みの少ないベージュは血色感を補うことが難しく、疲れた印象になりやすいでしょう。画像のように白みの強いベージュは浮いた印象になりやすく、難易度が高く感じられる可能性があります。ベージュを選ぶならピンクベージュのような赤みを帯びたカラーがおすすめ。また、マットな質感も年齢を感じさせる原因にも…。老け見え防止を意識するなら、ツヤ感を与えることをおすすめします。NGリップ:なじみにくいリップは浮いて老け見え©古賀令奈肌から浮いて見えやすい色も注意したいカラーのひとつです。肌なじみの悪い色をつけると顔色が悪く見えたり、野暮ったい印象になりやすかったりと、残念な印象になる可能性があります。筆者の場合は、青みがかった色が肌になじみにくく、老けてみられやすくなります。今回は青みピンクのリップをつけてみましたが、やはり冴えない印象になりました。年齢によって肌のクマやくすみが気になる状態でリップが浮いていると、より老けた印象になる可能性があります。似合うリップ:ブラウン系ならグロス仕上げで若々しく©古賀令奈大人だからこそ似合うリップのひとつが、ブラウン系のカラーです。落ち着きと洗練された印象を与えるカラーのため、デイリー使いしやすく今っぽさのある表情を楽しめるでしょう。ブラウン系はマットだと重く暗い印象になる傾向があるため、ツヤ感で若々しさをプラスしたいところ。ブラウン系のグロスは抜け感を出しやすくおすすめです。©古賀令奈今回使用したのは、『トム フォード ビューティ』の「グロス リュクス」20 ファントム。秋冬にぴったりな赤みのあるブラウン系で、みずみずしい熟れた果実のような唇に仕上がりますよ。【商品情報】トム フォード ビューティ「グロス リュクス」20 ファントム価格:¥8,250似合うリップ:ピンク系はなじみのいい粘膜カラーを©古賀令奈ナチュラルで可愛らしい雰囲気がお好みの方は、唇の粘膜の色を彷彿とさせるピンクを選んでみてください。トレンドが続いていることから若い子向けの色と思われがちですが、粘膜カラーは適度な血色感を与えられるため、大人こそ積極的に使いたいカラーといえます。粘膜カラーの魅力を活かせるのは、生っぽいツヤ感を出せるリップです。マットタイプだとフレッシュ感を表現しにくくなるので、ツヤの出るリップを選びましょう。©古賀令奈おすすめは、『デイジードール バイ マリークヮント』の「デイジードール リップ スティーラー」。体温でとろけるようにのび、快適な塗り心地と宝石のようなツヤ感をもたらします。なかでも02 恋の引き寄せローズクォーツは、デイリーメイクにも重宝する使いやすい粘膜ピンクです。【商品情報】デイジードール バイ マリークヮント「デイジードール リップ スティーラー」02恋の引き寄せローズクォーツ価格:¥1,980※2024年8月31日よりロフトにて先行発売、9月14日より全国のバラエティショップほかでも発売予定。今の自分だからこそ似合うリップを見つけようリップの選び方次第で、顔の印象だけでなく見た目年齢まで変わります。老け見えしてしまうカラーや質感は避け、大人だからこそ似合う色や、自然な魅力を引き出せる色を見極め、リップメイクを楽しんでくださいね。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年09月09日「なんだかシワが目立つ気がする」「ひょっとして老けて見える?」などのお悩みはありませんか?こうしたお悩みは、ベースメイクの方法に原因が潜んでいる可能性があります。40歳を超えると、よかれと思っていたやり方が逆効果になるケースも少なくありません。今回は40代の筆者が、老け見えしやすいベースメイクの特徴とお直し方法をご紹介します。NG1:シワが気になる部分にもしっかり塗り40歳を過ぎると、シミやクマ、シワなど気になる部分が増えてくるもの。シミやクマはコンシーラーでカバーできますが、シワをコンシーラーやファンデーションで隠そうとすると逆効果になりやすいでしょう。シワのある部分は厚塗りすればするほど崩れやすくなります。できるだけ薄く仕上げたほうがシワ自体は目立ちにくいでしょう。シワのある部分にコンシーラーを使いたい場合は、ファンデーションは塗らないようにするなど、できるだけ薄くすることを意識してください。また、シワ対策だけを考えると目のキワにはフェイスパウダーを塗らずに仕上げたほうがよいでしょう。パウダーを重ねるとシワっぽくなりやすいので、塗らないほうがシワは気になりにくいといえます。しかし、そのぶんアイメイクがヨレやすくなるため、パウダーの量をできるだけ少なくするなど調整して使うと、バランスよく仕上げられるでしょう。NG2:トーンアップしすぎて首の色との差が目立つ近年の化粧下地やファンデーションには、肌を明るく見せるトーンアップ系のアイテムが豊富です。年齢を重ねると顔全体がくすみやすくなるため筆者も好んで使いますが、トーンアップの加減には注意してください。トーンアップ系のコスメで顔だけ明るくなりすぎると、首の色との差が目立ってしまいます。もともと顔より首が暗くなる傾向があるため、顔をトーンアップしすぎると色の差が際立って感じられるでしょう。化粧下地やパウダーなど、トーンアップ系のコスメを一度に複数使うと、相乗効果で明るくなりすぎる可能性があります。さらに、ファンデーションが明るめだと、より色の差が強まってしまうでしょう。アイテムの組み合わせ方に注意して、トーンアップさせすぎないように注意してください。NG3:パウダーのパフ塗りでパサパサフェイスパウダーを塗るとき、付属やお手持ちのパフで塗る方が多いかもしれません。パフだと手早くしっかり塗れて便利ですが、他のツールよりも乾燥しやすい傾向があります。パフはパウダーをたっぷりと含ませられ、肌にしっかりと密着させられるため、サラサラに仕上げたい方や皮脂崩れを防ぎたい方には適しています。しかし、40歳以上の肌は乾燥しやすいため、粉のつけすぎには要注意。パウダーの塗りすぎで乾燥しやすくなり、肌のパサつきを感じる可能性があります。乾燥が気になる方や、シワの上など粉の量を控えたい部位には、パフでなくブラシで塗ったほうがよいでしょう。ブラシならパフよりもふんわりとつけられるため、粉のつきすぎを防げます。密着力はパフよりも劣りますが、乾燥対策としてはおすすめです。とくに、目周りなどにはパフを使わずブラシを使ったほうが、乾燥やシワの悩みが軽減されるでしょう。ベースメイクを見直して老け見えを防ぐ!同じアイテムを使っても、塗り方や量を変えるだけでお悩みが解消されるケースは珍しくありません。年齢に応じて適切な量や塗り方も変わってくるので、ベストなバランスを探る癖をつけるとメイクの質が上がりますよ。今回ご紹介した方法を取り入れて、明るく若々しい肌を目指してみてはいかがでしょうか。©mmkarabella/shutterstock ©Kmpzzz/shutterstock ©issaro prakalung/shutterstock ©buritora/shutterstock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年09月03日メイクの印象を決めるのは「線(ライン)」であると言っても過言ではありません。美しいラインが描けると、メイクの完成度はグンと高まるもの。一方で、年齢を重ねるとアイラインやアイブロウの線がなじみにくく感じる傾向も…。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、40歳以上でも一瞬で「ライン上手」になるプチプラの名品を3つピックアップしました。サナ「ニューボーン クリーミーアイペンシルEX」06 チャイグレージュ©並木まきぼかしやすさと美しい発色が特徴のペンシルアイライナーです。1.5mmの超極細芯なので大人の目まわりにも狙った線を描きやすいですよ。さらに、仕上げに描いたラインを付属のチップでぼかせるため、こなれた印象のアイラインを実現しやすいのも嬉しいポイント。大人の目もとはアイラインが悪目立ちすると古いメイクに見えやすい傾向が。でも、このアイライナーならその日の仕上がりやコンディションによってラインの印象を調整できるため、40代以上に特におすすめです。クリーミーな芯の発色も、ギラギラしない上品なラインを演出してくれました。©並木まき06 チャイグレージュは、洗練されたこなれ感を感じさせるカラー。グレージュは、大人の目もとにほどよくインパクトを加えながら締め色としても優秀で、1本あるとマルチに使いやすいですよ。【商品情報】サナ「ニューボーン クリーミーアイペンシルEX」06 チャイグレージュ価格:¥1,100セザンヌ「細芯アイブロウN」02 オリーブブラウン、03 ナチュラルブラウン©並木まき『セザンヌ』から新発売した「細芯アイブロウN」も要注目。02 オリーブブラウンは赤みのない明るい茶色で、03 ナチュラルブラウンは肌なじみの良い自然な茶色。秋からのメイクにあたたかみのある眉色を叶えます。どちらのカラーも美発色っぷりがプチプラとは思えないほど優秀で、大人の眉を洗練した印象へと仕上げるお値段以上の実力です。©並木まき上がナチュラルブラウン、下がオリーブブラウンです。パウダー成分を80%配合していることから、いかにもペンシルで描いた不自然な眉には見えにくく、毛を1本ずつ描き足すのも簡単でした。ぼかさなくてもやわらかな仕上がりを狙えるので、40代以上の眉をナチュラルかつ美眉へと導く名品です。【商品情報】セザンヌ「細芯アイブロウN」02 オリーブブラウン、03 ナチュラルブラウン価格:¥462キャンメイク「ラスティングリキッドライナー」10 セピアグレージュ©並木まきアイライナーの定番として人気を誇る『キャンメイク』の「ラスティングリキッドライナー」シリーズですが、今回は10月中旬以降に発売予定の新色のセピアグレージュを先行でお試し。ナチュラルに目もとを引き締める絶妙なダークグレージュで、秋メイクらしい深みのある目もとを狙えるカラーとなっていました。©並木まき年齢を重ねると狙ったラインが描きにくく感じ、リキッドライナーに苦手意識をもちがち。でも、速乾タイプで0.1mmの極細筆を採用しているこちらなら、細いラインも太いラインもブレることなく描きやすい仕様です。ブラックやブラウンのリキッドラインだと強すぎると感じるときにも使いやすい絶妙な色合いなので、この色が秋からのポーチに1本あると、いろいろなシーンで重宝すること間違いなしですよ。【商品情報】キャンメイク「ラスティングリキッドライナー」10 セピアグレージュ価格:¥990※10月中旬以降発売予定メイク上手への近道は“ライン”を制すること!だからこそ、年齢を重ねるほどにアイラインや眉が狙ったとおりに描きにくくなったと感じている人は、今回ご紹介した描きやすさに定評のあるコスメたちをぜひ手に取ってみてください。今年らしい色合いを選ぶことで、毎日のメイクで今よりもぐーんと垢抜けた印象を狙えるはずですよ。【参考】『SANA』『セザンヌ』『キャンメイク』公式サイト©Paylessimages/Adobe Stock文/並木まき
2024年09月02日鏡を見るたびに感じる「老けたかも?」の原因は、ファンデーションの塗り方にあるかもしれません。年齢を重ねた肌に、若い頃と同じように無造作にファンデーションを塗るのは危険!今回は、自身も40代である時短美容家の並木まきが、無造作にやりがちだけれど45歳以上を老け見えさせやすいファンデーションのNGな塗り方をお話します。NG1:のっぺり均一塗りおでこも頬も輪郭も、強弱をつけずに均一にファンデーションを塗ってしまうと、のっぺりとした仕上がりが目立ち、大人の顔を大きく見せやすい傾向に。顔は年齢を重ねるにつれて大きくなると言われるので、顔が大きく見えてしまうと、それだけで以前よりも老けて見えやすく、要注意です。このNGを簡単に解決するなら、ハイライトとシェーディングの活用が鍵。鼻の両サイドと、耳下から顎にかけての輪郭部分にシェーディングを入れ、目のまわりのCゾーンにハイライトを入れるだけでも、のっぺりとした印象を解消できます。NG2:自分の肌に合わない質感ファンデーションとひと口に言っても、その質感はさまざまです。口コミ評価が高いアイテムでも、自分の肌に合うとは限らないもの。ブランドだけでなく、リキッド・クリーム・スティックといった形状によっても、肌との相性が異なる場合もあります。合わないファンデーションは、肌から浮いているように見えたり顔だけ違和感のある仕上がりになったりして厚塗り感が出やすくなるため、45歳以上の顔を老け見えさせる要因に…。塗った直後は美しく見えても、時間が経つにつれて肌との違和感が大きくなるパターンもあります。新しいファンデーションに変えた直後は特に、メイクをしてから数時間後の肌も入念にチェックしましょう。NG3:顔だけ陶器塗り顔だけ美しく仕上げることに意識を向けすぎてしまって、顔と首、デコルテにチグハグな印象が出ていると、これも老け見えの原因になります。また、45歳以上の年代は、肌のアラをしっかり隠すカバー力の高い仕上がりを好む傾向も。いわゆる顔の部分は陶器肌のような仕上がりが手に入る一方で、首やデコルテとの質感の違いが顕著になりやすいでしょう。大人世代の陶器肌は、顔だけが浮かないよう首やデコルテにもつながる仕上がりを意識すると安心です。美しさを求めてファンデーションを塗っているのに、かえって老けた印象になっていたら残念ですよね。45歳を過ぎると急激に肌の衰えを感じる場合も少なくないだけに、ファンデーションの塗り方を若い頃とはほんの少し変えてみると、老け見えを防ぐ術になるはずです。©Monet/Adobe Stock ©metamorworks/Adobe Stock文/並木まき
2024年08月26日35歳を迎え、アラフォー世代と呼ばれるようになった筆者は、メイクをしているなかで「ダサ見えしてしまうメイク」がいくつかあるなと思うようになりました。何度も失敗しながら、こう工夫したらダサ見えしなくなる!という発見があったので、おすすめのアイテムとともにご紹介します。ツヤがないとメリハリがないのっぺり顔に…以前はマットな質感のファンデーションが好きで使っていたのですが、マットがゆえにツヤがあまりなく、顔がのっぺりして見えることがありました。これがメイク慣れしていないダサ見えに繋がることに……。そこで活躍してくれるのが、簡単にツヤをプラスできる『ダルバ』の「ホワイトトリュフ バイタル スプレーセラム」です。ダルバ「ホワイトトリュフ バイタルスプレーセラム」@皆川みほハイライトなどメイクでツヤをプラスするものもありますが、「ホワイトトリュフ バイタルスプレーセラム」はスプレーなので、メイクの上からシュッとするだけでツヤっとした肌に見せてくれます。肌につけると見えないくらいミストが細かいので、液だれしたりメイク崩れの原因になることもありません。また、上品なローズの香りにもとても癒されます。【商品情報】ダルバ「ホワイトトリュフ バイタルスプレーセラム」価格:¥2,700ギラギララメはダサ見えすることもしっかりラメが入った華やかなアイシャドウを使っていたこともありますが、一昔前のメイクに見えて一気にダサ見えすることも。アラフォーだと落ち着いた印象を持ってもらうのも大切なので、なるべくギラギラしていない上品なラメのアイシャドウを使うようになりました。最近はもっぱら『リリミュウ』の「インザミラーアイパレット」03 ウィンターグレイを使っています。リリミュウ「インザミラーアイパレット」03 ウィンターグレイ@皆川みほ@皆川みほこのアイパレットは4色ですが、どれも捨て色にならず使えるので重宝しています。左上から反時計回りになじませれば綺麗なグラデーションになるので、不器用さんでも使いやすいアイシャドウですよ。右の上下2色にラメが入っていますが、角度を変えると少しキラッとする程度で品があります。【商品情報】リリミュウ「インザミラーアイパレット」03 ウィンターグレイ価格:¥2,640プルプルすぎるリップメイクは要注意リップメイクはツヤがあるグロスのようなものが好きでしたが、35歳を過ぎるとなんだかしっくりこない印象に……。そこでプルプルしすぎないよう、リップメイクのツヤは控えめにしています。最近愛用しているのは『ラカ』の「ジェリーイングヌードグロス」303 Peach ringです。ラカ「ジェリーイングヌードグロス」303 Peach ring@皆川みほ@皆川みほグロスなのでつけたてはプルッとしているのですが、つけて1分後くらいに軽くティッシュオフすると、余分なツヤがなくなり唇にフィット。どんなときにも合うピンクベージュが気に入っており、毎日のように使っています。しっとりした仕上がりなので、唇が荒れやすい方にもおすすめ。落ち着いた色なのに、ちゃんとリップメイクしているように見えるので、ダサ見えせず使うことができます。【商品情報】ラカ「ジェリーイングヌードグロス」303 Peach ring価格:¥1,98035歳からのダサ見えメイクは工夫次第で回避できる!35歳を迎えてからなんだかしっくりこないダサ見えメイクをしてしまうことが何度かありましたが、メイクアイテムを変えなくても工夫次第でダサ見えは回避できます。メイクに悩むアラフォーさんの参考になると嬉しいです。【参考】『リリミュウ』『ラカ』公式サイト©Trickster*/Adobe Stock筆者情報皆川みほ(Instagram:@cc_mm_27)Webライター・日本化粧品検定一級保有。国内大手化粧品メーカー勤務をきっかけに美容に興味を持ち、現在は本業の傍ら美容関係メインのWebライターとして活動中。文/皆川みほ
2024年08月23日暑い時期はとくに電気代の請求が不安になるもの。エアコンに全面的に頼っていると、電気代が大幅に上がる可能性があります。エアコン以外にも電気は家中のあちこちで使われているため、無駄な要素は的確に省きたいところ。そこで今回は、40代主婦の筆者が実践している無理のない節電対策をご紹介します。夏は雨戸やカーテンをできるだけ閉める夏の電気代で気になるポイントといえば、暑さ対策。しかし、エアコンの温度や使用時間などを工夫したくても、熱中症予防を考えると無理はしたくないところです。そこで有効なのが、雨戸を閉めること。日中の暑い時間帯に雨戸を閉めることで、家の中の暑さが大幅に和らぐと考えます。筆者の家は上下開閉の雨戸なので、日差しの差し込み具合でカーテンのような感覚で時間帯によって上下させて日差しをカットしています。家の中が暗めになってしまいますが、雨戸を全開にしているときよりエアコンの温度設定を1~2度高めにしても快適に過ごせるため、この工夫をせずにはいられません。雨戸を閉めるのが難しい場合は、遮光性の高いカーテンで同様の工夫をしてみるのも良いでしょう。日差しの差し込み具合で都度調整するため手間は少しかかりますが、おすすめの節電対策です。家族がリビングに集まる習慣をつくる電気代は家族が過ごす部屋が増えるほど上がっていくもの。家族がそれぞれバラバラで過ごしていると、光熱費は膨れ上がっていきます。節電のためにも、できるだけ一つの空間に家族が集まっている状態がベストです。会話を楽しんだり、各々仕事や勉強をしたりと、同じ空間で過ごすのが習慣になっていると、自然と節電につながります。節電のために無理して一緒に過ごすのはおすすめしませんが、心地よくいられるなら家族仲も深まって良い循環が生まれるでしょう。トイレの便座の暖房をオフにするトイレの便座の暖房を一年中つけっぱなしにしていませんか?秋冬の冷える時期は欠かせないですが、春夏の暑い時期には不要な機能といえます。暖かい気候になってきたら、トイレの設定を変えてみてください。このひと手間で無駄な電気代を簡単に抑えられます。秋冬の冷える時期でも、便座カバーを利用すれば暖房をオフしても快適に座れます。カバーの洗濯などお手入れの手間は増えるかもしれませんが、より節約を重視したい方は検討してみても良いでしょう。洗濯物は外干しをして乾燥機の使用をやめる洗濯の際に乾燥機を使っている方は少なくないでしょう。干す手間が省けるうえ、タオルがふかふかになるなどメリットを感じるかもしれませんが、乾燥機の電気代も積もり重なると負担は比較的大きいでしょう。毎回乾燥機を使用するのは控えて、晴れた日は外干しをするようにしたり、乾燥機は生乾き防止のために仕上げに使ったりと、使用頻度を減らすことで電気代カットに繋がります。筆者宅では節約を意識していくうちに乾燥機をほとんど使わなくなったため、数年前の買い替えでは乾燥機能のない縦型洗濯機を購入しました。最初は不便になるかと心配でしたが、実際には全く問題なく過ごせています。無理のない節電対策で快適に節約を節電に躍起になりすぎると、生活が窮屈に感じられます。しかし、節電自体を楽しみながら無理のない範囲で続けていくと、節電行為自体が習慣になるでしょう。コツコツと無駄を省いて、快適な節約ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。©L.O.N Dslr Camera/shutterstock ©veronikdul/shutterstock ©fizkes/shutterstock ©Ratchat/shutterstock ©Anna Markina/shutterstock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年08月20日メイク・肌悩み・顔のたるみなど、45歳を過ぎるとこれまでとは違った悩みが出てくるもの。そこで今回は、45歳からのNGメイクの特徴と、老け見え対策についてご紹介します。美容家が教える「劇的に変わる老け見え対策メイク」眉毛は太く!©並木まきトレンドも大事ですが、老け見え回避を狙うならば太眉が正解です。アラフォーや40代のメイクでは、細い眉だと貧相な印象になってしまうことも。品のない雰囲気になる場合もあり、老けた印象を醸す原因になりやすいのです。また、やや太めの眉を意識することによって目の周辺の余白が減り、キュッと小顔に見せやすくなります。さらに、アイメイクのインパクトを強調しやすくなってメリハリが生まれるでしょう。輪郭は顔まわりのシェーディングではっきりと©並木まき年齢を重ねると、顔の輪郭がぼんやりしがち。これが顔を大きく見せてしまう原因になることもあります。太っていなくても、顎まわりやエラ周辺が若いころと比較してたるみやすいのです。そこで45歳からの老け対策では、シェーディングはマスト。全体にシェーディングをすると派手な印象になったり、TPOによってはやりすぎに見えたりする場合もあるので、顔の下半分だけに入れると自然です。耳の下から顎に向かって、大きめのブラシで大胆にシュッとシェーディングをするだけでOK。もっさりと見えやすい顔の下半分を、視覚効果でシャープに演出できます。シェーディングの色は、できるだけ透明感のあるブラウンを使うのがおすすめ。さりげない透け感のあるブラウンやゴールドなら、メイクのテイストを選ばずにナチュラルな陰影が叶いますよ。※ 文・並木まき※2024年5月9日配信美容家が教える「毛穴対策メイク」のポイントファンデーションはツヤではなく「みずみずしさ」を重視して©並木まき毛穴を目立たせないファンデーションとしては、ツヤ系が定番です。でもOVER45歳の毛穴は、ツヤ感だけではカバーしきれずに、むしろ“毛穴落ち”をしたときにはツヤ感のせいで、悪目立ちしてしまう場合も…。そこで意識したいのは「みずみずしさ」のある質感です。「ツヤ」と「みずみずしさ」は似て非なるもの。みずみずしい仕上がりのファンデーションなら、毛穴補正下地がなくても毛穴をごまかしやすく、なめらかな質感がピタッと肌に密着して、毛穴を上手にカバーしやすいでしょう。ファデーションを塗るときに水を含ませたスポンジを使う塗り方でも違いを実感しやすいのですが、できればウォータリーなリキッドタイプをブラシで丁寧に塗り込むと、さらに毛穴落ちしにくい肌感になりますよ。ハイライトは毛穴が目立つ部分を避ける!©並木まき45歳を過ぎたら、日々のメイクにもぜひ取り入れていきたいのが「ハイライト」。しかし無造作に塗ってしまうと、かえって毛穴が悪目立ちしてしまう場合もあります。特に、ツヤや輝きが強いタイプのハイライターは、毛穴のブツブツ感が目立ちやすいので、避けたほうが無難でしょう。そこで大人世代が毛穴を目立たせずにハイライトを塗るならば、クリームタイプを選ぶのがひとつめのポイント。さらに、大人のハイライトは目のまわりや鼻筋が明るくなっていれば、自然な立体感が十分に出せるので、それ以外の毛穴が目立つパーツは、あえて避けて塗っていきましょう。至近距離になれば多少は毛穴が見えてしまいますが、こうすることで、毛穴を悪目立ちさせずに、明るい印象のベースメイクが叶います。※ 文・並木まき※2024年5月26日配信“小顔のプロ”が教える「老け見え対策」のポイント頭皮をほぐすほうれい線やマリオネットラインが濃くなったり、顔の輪郭がぼやけたりしていませんか?なんとなく、顔が四角くなってきたと感じる方もいるかもしれません。どれも顔のたるみが原因の一つですが、頭皮が凝り固まっている影響もあると考えられます。老け見え対策の一つ目は頭皮の血行促進がおすすめ。頭皮が柔らかくなるとリフトアップ効果が期待できますよ。フェイスラインが引き上げると輪郭が引き締まって小顔に見えることも。特に、こめかみの横や耳の上あたりの側頭筋ほぐしはほうれい線対策におすすめです。口の周りの筋肉を鍛える意識しないでいると、いつの間にか口元がへの字になっている、という人もいるかもしれません。40代になると特に、自分が思っている以上に口角が下がり、不機嫌そうに思われている可能性が。口角が下がってしまうのは口の周りの筋肉が弱っている可能性も。頬がたるみ、顔の下半分が老けた印象を与えないためにも、口の周りの筋肉を鍛えて、老け見え対策を行いましょう。手軽にできる口周りの運動をいくつかご紹介します。1.舌回しを左右30回ずつ2.アヒル口を思いっきり突き出し、そのまま30秒キープ3.口を閉じたまま左右に大きく伸ばし、口角を上げたまま30秒キープ歯磨き後に一つやる、というふうに決めておくと続けやすくなると思います。コツコツ続けていくと口周りの筋力が強化され、老け見え対策に。人中の短縮にも効果が期待できるため、小顔づくりにも役立ちます。※ 文・坂本雅代※2024年5月25日配信メイクの工夫と老け見え対策で45歳からも美しく!いかがだったでしょうか?今回ご紹介したメイクのNGポイントと老け見え対策をおさえて、45歳からの毎日もイキイキと自信を持って過ごしていきましょう!©buritora/Adobe Stock ©siro46/Adobe Stock ©kitthanes/Adobe Stock文/並木まき、坂本雅代 再編集・Natsu
2024年08月18日筆者はここ最近、できるだけ脚を露出せずに過ごしてきましたが、今年は暑さに耐えきれず、気になっていたハーフパンツコーデを解禁しました。今回は、40代のファッションライターが久しぶりにチャレンジした「ハーフパンツのNGコーデとOKコーデのコツ」をご紹介します。40代のハーフパンツコーデの正解って?桐生奈奈子パンツスタイルとカジュアルテイストの着こなしが多い筆者が愛用しているハーフパンツは、リネン素材で膝が見えない着丈のもの。タックはありますが裾の広がりは控えめで、キュロットタイプのものではありません。筆者は167cmと高身長のため、丈の長いものでもそれなりに脚が主張されてしまうので、すっきりシンプルなものを選んでいます。合わせるトップスの素材と足元のバランスで微調整を桐生奈奈子ハーフパンツにはコレが絶対に合う!という答えを筆者は見つけられずにいるのですが、あれこれ合わせた結果、トップスの素材と足元のバランスが重要だということにたどり着きました。ハリのあるトップスを合わせるとボーイッシュ寄りな着こなしに。足元は、パンプスやストラップサンダルなど、きれいめなシューズを合わせれば間違いないと思っていたのですが、どこかチグハグ感があり…。着慣れないバランスのコーディネートって難しいですよね。トップスはきれいめor柔らかな素材がベター桐生奈奈子トップスは地厚なTシャツを合わせるとヤンチャなカジュアルコーデになってしまうので、上品さのあるブラウスやとろみ素材のシャツなどを羽織るスタイルに落ち着きました。年齢を重ねた人が似合う、上品で落ち着いたハーフパンツコーデになるかと思います。足元は靴下を重ねるとニュアンスが盛れる桐生奈奈子足元は、スポサンやサンダルも合わせてみたのですが、なかなかしっくりくる組み合わせが見つからず……。一周回ってスニーカーに靴下を合わせたところ、これが大正解でした!スニーカーの場合は地厚でやや長めの靴下をクシュッとさせて。ローファーの場合は丈が短く、薄手の靴下がマッチしました。なお、筆者が愛用しているのは、『ユニクロ』のレディースソックスです。靴下ありorなし、どっちが今っぽい?桐生奈奈子ボリュームスニーカーを素足で履くと剝き出し感があるのですが、靴下を履くとニュアンスが加わってオシャレ。白ソックスもおすすめですが、肌なじみのいいベージュ色も使えますよ。ちょっとしたことですが、靴下を履いたほうが今っぽく見えませんか?ローファーの場合は薄手のショート丈ソックスを桐生奈奈子ローファーの場合は、ショート丈のソックスを。少しクラシックな装いが、一足早い秋の雰囲気をプラスしてくれます。どこかに秋らしさを足したいときに試してみてください。ハーフパンツを攻略して涼しくてオシャレな夏コーデを桐生奈奈子年齢を重ねると難易度が高く見えがちなハーフパンツコーデをご紹介しました。筆者はあれこれ着た結果、靴下ときれいめトップスが有効でした。暑い夏にはぜひ、涼しく過ごせるハーフパンツコーデを取り入れてみてください。マンネリになりがちな夏コーデに新鮮さをもたらしてくれますよ。筆者情報桐生奈奈子ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111文/桐生奈奈子
2024年08月16日連日の厳しすぎる暑さに、身体もお財布もダメージを受けていませんか?命の危険を感じるほどの暑さをしのぐために、電気代が気になりつつも節約は後回しという方も多いかもしれません。そこで今回は、40代主婦が毎日の生活で実践している、ローコストで涼しく過ごすための猛暑対策をご紹介します。首の左右を冷やす歩いたあとで汗が止まらないときや、暑くてたまらないときなどには、首の左右を冷やすようにしています。首には太い頸動脈が走っており、その付近を冷やすことで効率的に身体を冷やせるそうです。外や電車待ちのときなど、クーラーの効いた空間に入れないときでも、比較的早く暑さが和らぐでしょう。ただし、急冷したいときには便利な方法ですが、首を冷やすと肩こりや首こりを招いたり、自律神経のバランスが乱れたりする可能性もあるとのこと。常に冷やすのは控えて、一時的な暑さ対策として取り入れたほうがいいかもしれません。エアコン稼働時は扇風機やサーキュレーターを併用する猛暑の毎日では、エアコンも24時間フル稼働になりがち。電気代の請求に不安を覚えている方も多いのではないでしょうか。節電・節約の一環としてもおすすめなのが、エアコン稼働時の扇風機・サーキュレーターの併用です。エアコンで室温を下げた状態で扇風機やサーキュレーターを使うと冷えた空気が循環されるため、効率的に部屋を涼しくできます。筆者宅でも、エアコンの温度を高めに設定しても快適に過ごしやすく、日常的に併用するとローコストで快適に過ごしやすくなっています。日傘や帽子、長袖で直射日光を避ける日傘や帽子、長袖の衣類は日焼け対策アイテムと思われがちですが、猛暑対策にも有効。日傘や帽子を使ったり、長袖の衣類で腕を覆ったりすることで直射日光を避けられるため、屋外で過ごすときの暑さが大幅に変わるでしょう。暑さを和らげるには素材選びも重要です。ポリエステル製の商品は物によって紫外線カット機能が付いていたり、遮光性に優れていたりするものの、熱がこもりやすく暑さを感じやすいのがネックだと感じます。暑さ対策を重視するなら、通気性がよく熱が逃げやすい綿や麻などの天然素材をおすすめします。暑い時間帯の活動は極力避ける掃除や洗濯、買い物などを暑い時間帯にすると、ストレスも負担も余計に増える一方です。筆者は猛暑対策の一つとして、できるだけ涼しい時間帯に活動することを心がけています。時間が決まった仕事や予定は仕方ありませんが、個人の裁量で調整できる家事や仕事は暑い時間帯を避け、早い時間帯と遅い時間帯に振り分けるのがいいでしょう。猛暑対策を活用してお得に涼しく過ごそう厳しい暑さとうまく付き合うには、知恵をこらすことが大切です。効率的に部屋や身体を冷やしたり、活動時間を調整したりと、さまざまな方法を取り入れて、ローコストで夏を快適に過ごしてくださいね。©polkadot/Adobe Stock ©ponta1414/Adobe Stock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年08月15日夏休みを利用して帰省の計画を立てている人も多いのではないでしょうか。今回筆者は4泊5日の帰省をするために、動きやすくてラクな着心地を優先しつつも、今のオシャレも満喫できるコーディネートを考えてみました。帰省先のお出かけやイベントは人それぞれ違うかもしれませんが、もし帰省先の行動パターンが似ている方がいらっしゃれば、是非参考にしてみてください。白と黒、ときどきベージュのワードローブ桐生奈奈子車移動で義実家へ帰省する、4泊5日の帰省コーデを考えてみました。筆者がゴールデンウィークの帰省でも愛用してよかった黒のオールインワンを軸に、黒と白、少しだけベージュを足したワードローブがこちらです(実際は帰省先で洗濯してもらえるので、アイテムをもっと少なくし、同じ服の組み合わせにする日も出るはず)。また、帰省中の過ごし方としては、個人的に私だけが出かける用事はなく、ほとんど家族と過ごすというパターン。とにかく子どもたちと遊べて、家事のお手伝いもできることを優先したワードローブです。ちなみに、キャップとオールインワン以外は、今季のユニクロとGUです。DAY1:車移動はストレスフリーなオールインワンを桐生奈奈子5時間程度の車移動がメインの帰省1日目の服は、着心地がラクなことを最優先。長時間座ってもシワになりにくく、お腹周りがゆったりとしているオールインワンを選びます。車内は意外と日焼けをすることがあるので、日焼け止めもたっぷり塗ります。DAY2:親戚が集まるときはきれいめブラウス桐生奈奈子帰省で持っていく服は、畳みジワが気になったり、帰省先で洗濯に困りそうなものは持って行かないスタンス。義実家へ行くと友人に会うこともないので、きれいめな服は持ち歩かないのですが、リブパンツに少しだけきれいめなブラウスを1枚持っていき「親戚の人とあいさつをする」という突然のイベントに対応できるようにしています。DAY3:海へ! プールへ! アクティブな日はショートパンツ桐生奈奈子夏の帰省は、海やBBQなどアクティブなイベントも豊富。とにかく暑いので、たまにはショートパンツで思い切り休日気分を味わってみても良さそうです。シンプルな白Tシャツに落ち着いたベージュのショートパンツを合わせて、大人っぽさを目指します。DAY4:前後2WAYのオールインワンを別パターンで桐生奈奈子近所へ散歩、お土産の買い出しなどちょっとしたお出かけはオールインワンを手に取って。前後2WAYで着回せるアイテムを持っていくと、雰囲気を変えながら帰省コーデを楽しめます。DAY5:帰りの服はウエストゴムのパンツでリラックス桐生奈奈子帰りの車移動もリブパンツで着心地重視。ストレスフリーなリブパンツは、花火をするときなどにもおすすめです。汚れも目立たずシワになりにくくポケットつき。申し分のない優秀アイテムだと思います。モノトーンベースなら失敗知らずモノトーンベースのワードローブを持っていけば小物選びに悩まず、組み合わせの幅が広がります。筆者は比較的、帰省先でアクティブなイベントが多く、汚れの目立たない黒が多いですが、白でフレッシュな雰囲気にまとめても素敵ですね。ベージュを差し色として持っておくと、優しい雰囲気に見えておすすめですよ。帰省先での過ごし方が似ている人や、「こんなシーンには何を持っていけばいいかな?」と悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。筆者情報桐生奈奈子ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111文/桐生奈奈子
2024年08月08日夏のお出かけには、さわやかな表情でいたいもの。大人の落ち着きを漂わせながらも、落ち着きのある表情を演出したいところです。そこで今回は、40代のコスメマニアによる「夏の大人世代メイク」のコツをご紹介します。パウダー前にクリームハイライトを仕込んで内側から輝く肌に©古賀令奈夏らしいフレッシュなツヤ肌は、土台から輝きを仕込んでおくのがおすすめです。そんなメイクの日に活躍するのは、クリームタイプやスティックタイプなど練り状のハイライト。練り状のハイライトを仕込むタイミングは、リキッドファンデーションを塗ったあと、フェイスパウダーを塗る前です。頬の高い位置や鼻など立体感をプラスしたい部位に塗布してからフェイスパウダーを重ねることで、素肌そのものが輝いているようなヘルシーなツヤ感を演出できますよ。チークもクリームタイプを使ってOKですが、今回はフェイスパウダーを塗ったあとにパウダータイプのハイライトとチークを使用しました。コーラル系のチークを使い、フレッシュな印象に仕上げるのがお気に入りです。なじみアイシャドウとカラーマスカラで夏らしさをひとさじ©古賀令奈40代になると、ブラウン系のアイシャドウはくすみやすく難易度の高いカラーになりがちではないでしょうか。そんな大人世代の夏メイクにおすすめなのが、いきいきとしたイメージのコーラル系です。コーラル系やピンク系のアイシャドウを使った血色感を与えるメイクなら、目元が暗くなりにくく、若々しい印象を与えられます。くぼみが気になるまぶたもふっくらと見え、明るく健康的な表情を演出できますよ。アイライナーも同系色にすると、統一感をもたせながら抜け感のあるメイクが叶うでしょう。マスカラはブラウンやブラックでも構いませんが、あえて青みのあるカラーを使うのもおすすめ。筆者は今回、バイオレットを使用しました。悪目立ちすることなく清涼感を与えられ、涼やかな印象をプラスできました。眉のトーンアップで抜け感を高める©古賀令奈夏のお出かけメイクでは、明るさとおしゃれ感を高めたいもの。抜け感の演出に活躍するアイテムといえば、眉マスカラ。ひと塗りで眉がぐんと明るくなり、顔全体が洗練された印象になります。パウダーアイブロウやアイシャドウペンシルで全体を描いたあと、さっと塗り重ねるだけでOK。このひと手間で抜け感が急上昇するので、ぜひ取り入れてみてください。つややかなブラウンリップでこなれた口元に©古賀令奈口元はモードなベージュ系でツヤのあるタイプにすると、夏らしさとシック感のある軽やかな洗練リップが叶います。ベージュといっても淡い色だと顔色が悪く見えやすいので、ブラウンみのあるベージュ系を選ぶのがおすすめです。より明るい印象を求める方は、オレンジみのあるカラーにするとよいでしょう。夏の大人世代メイクでお出かけしよう今回ご紹介したメイクは、夏らしさを感じさせるツヤ感と明るさを重視しました。そして、コーラル系やベージュ系でまとまりをもたせつつ、マスカラで差し色を加えて遊び心も取り入れています。違和感なく実践しやすいメイクなので、ぜひ試してみてくださいね。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年08月03日自分なりに工夫をしているつもりでも、外に出たらせっかくのメイクがドロドロ……。そんなお悩みはありませんか?ドロドロ崩れの原因はさまざまあり、原因に気づけないままいつものお手入れやメイクを続けている可能性があります。そこで今回は、ドロドロNGメイクの共通点をお伝えします。スキンケア直後に急いでメイクするメイク崩れの原因となりやすいのが、スキンケア直後にメイクするケースです。朝はスキンケアやメイクの時間に余裕を持てず、さっと済ませてしまう方も多いでしょう。スキンケア直後にメイクをすると、スキンケアの水分や油分が肌になじんでいない状態で化粧下地やファンデーションを塗ることになります。スキンケアや油分が肌の上に過剰に残っていると化粧下地などが密着せず、汗や皮脂が出るとベースメイクが浮いてドロドロに崩れやすくなります。スキンケアとメイクの間は少なくとも5分は空けるようにしましょう。どうしても時間がないときはティッシュオフで水分や油分を抑えるのも一つの手ですが、乾燥を招く可能性もあります。できるだけなじませるのがベターでしょう。乾燥で皮脂が過剰に分泌されている夏は汗や皮脂に悩みがちなため、乾燥している感覚はないかもしれません。しかし、実際には、汗やエアコン、紫外線、メイク直しの影響など肌の乾燥を招く要因があふれています。汗が蒸発する際に肌の水分が一緒に奪われてしまったり、エアコンで肌が乾きやすくなったり、紫外線で肌のバリア機能が低下したり、頻繁なメイク直しでうるおいが失われたりと、乾燥の要因が積み重なることも多いでしょう。肌が乾燥すると皮脂を補おうとして、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。ドロドロ崩れの原因としても多くみられるケースなので、毎日のスキンケアで保湿をしっかりと行いましょう。スキンケアの油分が多すぎる肌の乾燥を防ごうとして、スキンケアでクリームなどをたっぷりと塗る方も少なくありません。保湿は大事ですが、何事もバランスが重要です。湿度の高い夏に冬と同様のスキンケアでは、油分過多になる可能性が高いでしょう。化粧水で水分はたっぷりと与えつつ、クリームの量を減らしたり、乳液に差し替えたりと、冬よりもライトなお手入れに変更することをおすすめします。乾燥しやすい場合、夜は重ため、朝は軽めにするなど調整を行うのも一つの方法です。ただし、油分を避けすぎないようにしてください。油分が少なすぎると水分を閉じ込められなくなり、乾燥による皮脂の過剰分泌につながります。適量の油分で水分を逃がさないようにしましょう。ベースメイクの厚塗りメイク崩れを防ごうとしてベースメイクに力が入ると、つい厚塗りしてしまう方も多いでしょう。しかし、ベースメイクは厚く塗れば塗るほど、ドロドロに汚く崩れます。メイク崩れの被害を最小限に抑えるのであれば、できるだけ薄く塗るのがベスト。日焼け止め・化粧下地・コントロールカラー・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーなどと使用アイテムが多いと、必然的に塗り重ねる量が増えます。まずは必要最低限のアイテムに減らしてみてください。それぞれのアイテムを薄く塗ることも大切です。最終的に複数のアイテムを塗り重ねていくことも考慮して、一つずつを少なめに塗るよう意識しましょう。NGメイクの共通点を改善して、ドロドロ崩れを回避しよう!メイク崩れの原因は一つでなく、複数の原因が積み重なっている場合が多く見受けられます。今回ご紹介したNGメイクの共通点に心当たりのある方は、それぞれを見直してみてはいかがでしょうか。©Pixel-Shot/shutterstock ©kei907/shutterstock ©ViDI Studio/shutterstock ©More Than Production/shutterstock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年07月27日悩みやストレスがあると、寝つきが悪くなりがち。そんなときは、安眠を誘うおやすみアイテムの出番です。香りや素材にこだわったアイテムを取り入れることで、気持ちがほぐれて心地よく眠りやすくなります。今回は、40代主婦の筆者が愛用するおやすみアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。約40℃の蒸気浴でじんわり、心地よく眠れるホットアイマスク花王「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 森林浴の香り 12枚入」©古賀令奈リラックスタイムを味わいたいときにおすすめなのが、ホットアイマスク。袋を開封して取り出すだけでマスクが温まっていき、蒸気で目元を包み込んでくれるアイテムです。©古賀令奈アイマスクのため装着すると何も見えなくなるのも安眠を誘うポイント。普段は寝る前についスマホを触りたくなりますが、蒸気の心地よさのおかげでスマホの誘惑を断ち切れます。じんわりとしたぬくもりと森林を思わせる香りを堪能しながら、いつの間にか眠りにつくパターンがほとんどです。使用後は目元がスッキリするので、仕事で疲れを感じるときのごほうびとしても重宝します。デスクワークの休憩やお昼寝のお供としてもおすすめです。【商品情報】花王「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 森林浴の香り 12枚入」価格:オープン価格ボディにもお部屋にも、用途多彩なリラックス系フレグランスシンピュルテ「マインドフル フレグランス / Purification of Mind(心の浄化)」©古賀令奈おやすみ前に一日をリセットしたいときに手に取るのが、こちらのフレグランスです。ウッディな香りが漂うと大自然の中にいるような感覚になり、心がスッと落ち着きます。トップは爽やかなユーカリとオレンジ。ミドルは落ち着きのあるラベンダー、ベースノートは森林の中を彷彿とさせるセダーウッド、パチョリ、クラリセージです。シュッとスプレーして深呼吸をすると、緊張や不安がほぐれるように一日の疲れを忘れさせてくれますよ。©古賀令奈ボディミストとして使ったり、空間に向けてルームフレグランスとして楽しんだり、枕や布団にスプレーしたりと、日によって使い方を変えて楽しんでいます。【商品情報】シンピュルテ「マインドフル フレグランス / Purification of Mind(心の浄化)」価格:¥3,980肌や髪にもやさしい! なめらかな肌触りで気持ちよく眠れるシルクの枕カバー©古賀令奈寝心地を重視したい方におすすめなのが、枕カバーの素材へのこだわりです。肌に触れる枕カバーにこだわることで、気持ちよく眠れますよ。筆者が愛用しているのは、シルクの枕カバーです。シルク100%の枕カバーは表面の毛羽立ちがなく非常になめらかで、肌に触れても刺激を感じることがありません。シルクは保湿性に優れた素材であるため、髪や肌のうるおいやコンディションの維持にも貢献してくれていると感じています。当初はヘアケアの一環としてシルク素材を取り入れましたが、今では肌あたりのよさのほうがお気に入りポイントに。美容も安眠もサポートしてくれる頼もしいアイテムです。おやすみアイテムでリラックスタイムを楽しんで良質な眠りは毎日をいきいきと過ごすために欠かせないもの。ご紹介したアイテムはどれも心地よくリラックスできるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。【参考】『花王』『シンピュルテ』公式サイト©naka/Adobe Stock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年07月21日45歳くらいを境に、髪質や髪の印象に変化を感じる人は少なくないもの。年齢のせいと諦める前に、スタイリング剤を変えるだけで、満足度が上がるかもしれません。自身も40代半ばである時短美容家の並木まきが、大人の髪に“いい仕事”をするチューブタイプのスタイリング剤を厳選してご紹介します。ウテナ「メルフィニ ヘアクリーム つやつや」©並木まき大人の髪は、乾きやパサつきに悩まされがち。そこで、べたつかない・見た目は軽いのにしっとり・強めのツヤ感が加わるヘアクリームを使うと、オイルのようにベタッとした重たさを感じることなく、ヘルシーな見た目の髪へと近づきます。『ウテナ』の「メルフィニ ヘアクリーム つやつや」は、まさにそんな大人の髪にピッタリの使用感。椿油を配合していて、毛先に塗ってもベタベタしにくいところが嬉しいポイント。無造作に使ってもしっかりツヤ感が出るので、忙しい朝にも頼りになるアイテムです。【商品情報】ウテナ「メルフィニ ヘアクリーム つやつや」価格:¥858Sorule「オイルジャム」©並木まき夏になると人気の“濡れツヤ”は、大人の髪をしっとりとまとまった見た目に仕上げる質感です。けれど、年齢を重ねた髪はスタイリング直後には美しくツヤ感が出ていても、少し時間が経つとパサつきが目立ち始めることもありますよね。そんな悩みにも応えるのが『Sorule』の「オイルジャム」。大人髪にも濡れツヤが持続しやすく、水っぽくならずに自然な濡れ感が今っぽい仕上がりです。イチジク樹皮エキス、ハチミツ、アーモンド油、マカデミア種子油と植物由来の保湿成分を配合していて、テクスチャーは、まさにジャムと言えるなめらかさ。しかも手に残った分は、そのままハンドクリームとして使えるので、出先でのお直しでも手を洗う必要がありません。【商品情報】Sorule「オイルジャム」価格:¥1,650ジュライミー「パフュームノンウォッシュヘアパック」©並木まき夏の大人髪は、ニオイ対策にも気を配りたいもの。『ジュライミー』の「パフュームノンウォッシュヘアパック」は、ヘアフレグランス代わりになるうえに、しっとりまとまるので、あれこれとたくさんのスタイリング剤を使いたくない大人髪にイチオシの製品です。ヘアパックという名前ながら、洗い流す必要はなく、スタイリングをしながらダメージケアもできるハイブリッドなところが魅力的。香りの質が高く、リッチな香りかたをするところが大人の髪にもマッチ。しかも持続力が高いので、朝のスタイリングに使ったまま夕方でもほのかに香りが続きます。その分、つけた直後はやや香りが強いため、つけすぎにはご注意を。【商品情報】ジュライミー「パフュームノンウォッシュヘアパック」価格:¥2,199 ※筆者購入時チューブ状の容器に入っているスタイリング剤は量を調節しやすいうえに、立てたまま省スペースで保管できるところも嬉しいですよね。大人の髪は、コンディションや気候によっても質感が変わりやすいので、必要な量を微調整しやすい容器に入っていると、朝の身支度も時短で済ませやすいでしょう。45歳からの「ツヤがない」「すぐ見た目がごわつく」「白髪がかさついて見える」などの髪のお悩みは、時間をかけずに解決できれば、毎日がもっとハッピーな気分で過ごせるはずです。【参考】『ウテナ』『Sorule』『ジュライミー』公式サイト文/並木まき
2024年07月21日「丁寧にメイクをしているつもりなのに、なぜか肌が汚く見える」とお悩みではありせんか?メイクは丁寧にしたから、たくさん塗ったからといって、必ずしもきれいに見えるとは限りません。今回は、やめたほうがいいNGメイクと共に、コスメマニアの筆者が実践する美肌見えメイクをお伝えします。コンシーラーでカバーするのをやめるシミや色ムラのカバーに活躍するコンシーラー。メイクの必需品となっている方も少なくないでしょう。しかし、塗りたてはきれいに仕上がっていても、汗や皮脂でメイクが崩れると、コンシーラーを塗ったほうが汚くなる可能性があります。手の甲の左側にファンデーションのみ、右側にファンデーションとコンシーラーを塗り、崩れ方を比較してみましょう。©古賀令奈1.左側にファンデーション、右側にファンデーションとコンシーラーを塗った状態2.汗の代わりにスプレータイプの日焼け止めを噴射して全体を湿らせた状態3.2を5分程度置いて水分がなじんだ状態4.3の上からティッシュでそっとやさしくおさえた状態以上の流れでチェックしました。3の時点で、右側のコンシーラーを塗ったほうはシワにコンシーラーが入り込んで悪目立ちしています。4のティッシュで抑えた状態では、コンシーラーを塗ったほうが全体的にキメが粗くなったような印象に。せっかくカバーしたはずが、かえって汚くなってしまいました。シミや色ムラがカバーできても、汚く見えてしまっては残念ですよね。ファンデーションを薄く重ねる程度でカバーできる場合は、できればコンシーラーを重ねずに仕上げたほうがきれいな状態をキープしやすいでしょう。凹凸部分への厚塗りをやめるシワや毛穴などの凹凸が気になるからと、つい厚塗りになってしまいませんか?凹凸のある部分は、ファンデーションを塗れば塗るほど窪みが際立って見えやすいため、塗りすぎには注意が必要です。ファンデーションを重ねた回数ごとの仕上がりを比較してみましょう。©古賀令奈3度塗りまでする方は少ないかと思いますが、塗り重ねる回数が増えるほどシワがくっきり見えることがわかります。凹凸はファンデーションやコンシーラーを重ねるよりも、できるだけ薄く仕上げるか、凹凸カバー効果に優れた化粧下地を使用するのがおすすめです。毛穴部分にパウダーハイライトを塗るのをやめるメイクをしたほうが頬の毛穴が目立つ方は、ハイライトやチークの影響かもしれません。毛穴の上にパールがぎっしり詰まったパウダータイプのハイライトやチークを重ねると、毛穴の凹凸がくっきりと目立ちやすくなることも…。©古賀令奈ここでは、左側はリキッドタイプのハイライト、右側はパウダータイプのハイライトを使ってみました。右側はより毛穴が目立っています。ツヤはそもそも毛穴を目立たせやすいですが、パウダータイプはより目立ちやすくなるケースが多いと感じます。できるだけ、頬などの毛穴が目立ちやすい部分には塗らないように気をつけたほうがいいかもしれません。肌が汚く見える原因をやめて「美肌見せ」を目指そう同じコスメを使っていても、塗り方を変えるだけで仕上がりや崩れ方が大きく変わります。今回ご紹介した内容をおさえて、美肌に見せるメイクを目指してみてはいかがでしょうか。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年07月21日「なんとなくメイクが古く感じるかも」とお悩みではありませんか?その原因は自分では気づきにくいかもしれませんが、若い頃と同じ感覚でメイクしていたり、メイクに力が入りすぎていたりするせいかもしれません。今回は、45歳以上の方にみられるNGメイクの共通点をご紹介します。こだわり強めなカラーメイク©古賀令奈配色にこだわったおしゃれなアイシャドウは、見るだけで気分が高まるもの。しかし、アイシャドウの選び方や塗り方によっては奇抜な印象になり、浮いて感じられやすくなります。また、40代半ばになると目周りのくすみが目立ちやすく、若い頃のようにカラーメイク特有の軽やかさも出しにくくなります。くすみの影響でアイシャドウの色が悪目立ちすると、メイクの主張が激しくなりやすいでしょう。画像の「NGメイク」では鮮やかなレッドオレンジとダークグレーという主張の強い2色が入ったアイシャドウパレットを使いました。存在感のある色が2色入っているとなじませにくく、もう少しなじませたとしてもやはりインパクトが強くなってしまいます。大人のカラーメイクを楽しみたいときは、差し色は1色のみに留めておくほうが使いこなしやすいと感じています。「OKメイク」では、オレンジ・ブラウン・ベージュとまとまりのある3色にグリーンが差し色として入ったアイシャドウパレットを使ってみました。オレンジ・ブラウン・ベージュは溶け込ませるように塗り、グリーンは目尻側にアイラインとして入れることで、ナチュラルな仕上がりが叶います。縦ジワがくっきり目立つマットリップ©古賀令奈近年はマットタイプのリップが人気ですが、ツヤタイプのリップよりも乾燥しやすい傾向があります。ツヤタイプであれば一本で保湿しながらリップメイクを完了できるものも多いですが、マットタイプの場合はそのまま塗ると乾燥して縦ジワがくっきり目立ってしまう可能性も。マットタイプのリップを使う場合は、唇に塗る前に保湿ケアしておくことをおすすめします。しっかりと保湿をしておくとうるおいを保ちやすくなり、なめらかな印象に仕上がるでしょう。「OKメイク」では事前にグロス状のリップ美容液で保湿して、軽くティッシュでおさえてからマットタイプのリップを塗ってみました。すると、セミマットのような質感に。保湿後の使用による質感の変化が気になる方は、ティッシュでしっかりめにおさえるとツヤ感をセーブできますよ。がっつり入れたハイライト・シェーディング©古賀令奈ハイライトとシェーディングは、鼻を高く見せたりホリを深く見せたりと、立体感の演出に効果的です。便利なアイテムではあるものの、そもそも45歳前後は天然のシェードが強まる世代。まぶたのくぼみが目立ったり、くすみが強くなったりと、シェーディングしなくても暗く見えやすいため、使い方によっては仰々しい印象になる可能性があります。特に注意したいのが、鼻周辺への使い方です。鼻筋全体にハイライト、眉頭から鼻のわき全体にシェーディングを入れると、やりすぎ感が出て不自然になる可能性が高いでしょう。顔が長く見える効果も出てしまうため、不自然さがより強調されるリスクもあります。ハイライトは鼻根から1~2cm程度と鼻尖(鼻先)に置くように入れるのがおすすめです。シェーディングは眉頭から鼻根のわきくらいまでであれば、さりげなく引き締めつつも、やりすぎ感は出にくいでしょう。くすみが気になる方はハイライトだけにしておき、物足りなければ少しずつシェーディングを足すのも一つの方法です。客観的にチェックしながらメイクをしようメイクは使い方次第で理想的な若々しい表情になることもあれば、かえって老けて見えることもあります。大きな鏡で少し遠目から見るなどして客観的なチェックを心がけると、改善ポイントを自分で見つけやすくなるでしょう。今回ご紹介したメイクに心当たりのある方は、ぜひお直しメイクを試してみてくださいね。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年07月19日コスメ選びで失敗した経験はありませんか?筆者は自分の悩みや理想の仕上がりを意識してコスメを選びますが、こだわった結果、逆に失敗してしまったこともあります。そこで今回は、筆者が良かれと思って失敗したコスメをご紹介します。タッチアップでは合っていたのに…色が合わないファンデーションファンデーションを新調するとき、色選びに悩む方は多いでしょう。失敗しないようにコスメカウンターできちんとタッチアップしてもらったはずが、購入後に自分で使ってみたら白浮きしてしまったという失敗談は少なくありません。筆者も同様のケースで困った経験があります。この原因として考えられるのは2つ。1つは、美容部員さんから提案された色の選択肢で「明るめ」を選んだケースです。とくに、春先に明るめのファンデーションを購入すると、次第に日焼けしていき、夏には首の色との差が大きくなるケースが多々あります。夏から秋の初めにかけて使う場合は肌が暗くなりがちなので、明るめは避けておいたほうが無難でしょう。もう1つは、手持ちのトーンアップ系の下地と合わせているケースです。タッチアップで使用された化粧下地よりもトーンアップ効果の高い化粧下地を使うと、より明るい仕上がりになります。ファンデーションは化粧下地との組み合わせ方で仕上がりが変わるため、ベースの色まで意識して購入することをおすすめします。淡い色で顔色が悪く見えたから変えたのに…濃い色のリップ40代になると似合うリップの色が変わりがち。昔は違和感なくつけられたベージュや淡いピンクのリップをつけると、顔色が悪く冴えない印象になる方は少なくありません。一方、昔は浮いて見えた濃い色のリップがしっくりくることも多いでしょう。歳を重ねると濃い色のリップを楽しみやすくなる年代ではあるものの、なじみにくい色だと妙に浮いてしまうこともあり、やはり失敗のリスクが低いとはいえません。筆者も普段と違う色のリップにチャレンジしてみた結果、外につけて出る勇気が持てない仕上がりになり、お蔵入りさせたことがあります。リップ選びで失敗しがちな方は、オレンジ系のリップとローズ系のリップのどちらが似合うかなど傾向をつかめると、色選びに成功しやすくなるでしょう。テスターで試すのがベストですが、難しい場合は公式サイトなどで似合う色を探せるメイクシミュレーションを実施しているブランドも多いので、そうしたサービスを活用するのもおすすめです。気合いを入れて買ったのに…高級なエイジングケア美容液40代はエイジングケアに力を入れたくなるお年頃。筆者は奮発していつもより高級ラインの美容液を買ってみたものの、思ったような変化がなくがっかりした経験が何度もあります。化粧品は高級であればあるほど効果を期待したくなりますが、残念ながら必ず実感できるわけではありません。そもそもエイジングケア化粧品は、年齢に応じたケアができるアイテムです。高級美容液だからといって変化を保証するものではないので、期待値を超えるとは限らないことを覚えておきましょう。高級品を選ぶよりも、続けやすい価格帯でお悩みに合った成分が配合されたアイテムを継続するのが理想的だと考えます。一時的に高級なものを使っても、使用をやめたら肌のコンディションは戻ってしまうでしょう。無理なく使える価格帯の商品を使い続け、コンディションをキープすることを意識したいですね。マイルドさを重視したら泡立ちが…洗浄力が低いシャンプー洗浄力の高すぎるシャンプーは、髪や頭皮の乾燥を招くことも。筆者はもともと乾燥しやすい髪質で髪がパサパサになるため、シャンプー選びには慎重です。髪と頭皮のうるおいを保てるように低刺激で洗浄力の穏やかな商品を重視したいのですが、こうしたアイテムには洗浄力が低すぎるものが多く、失敗することが何度もありました。現在は洗浄力と泡立ちのよさに妥協せず、髪のうるおいを保ちながらきちんと洗えるバランスのよいものを選ぶようになりました。自分に合うものを選ぶのは難しいですが、美容師さんに相談して髪質に合ったものを提案してもらうとよいでしょう。失敗は成功のもと! 自分のベストコスメを見つけようコスメ選びで失敗すると後悔するかもしれません。しかし、失敗したということは、自分に合わないものを見つけられたということ。失敗を重ねないための学びになり、よりよいものを見つけるための一歩につながります。失敗を恐れすぎず、自分に合うコスメ探しを楽しんでくださいね。©fishcake/Adobe Stock ©KMPZZZ/Adobe Stock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年07月08日近年、ファッションの価値観が変わってきているように思います。誰が着ても似合うようなショップが増えてきていますし、ファッションに対する“手抜き”の概念も変化してきているでしょう。今回はファッションライターである筆者の、年齢にとらわれることなくカジュアルでラクな「リアル普段着」をご紹介します。Tシャツスタイルが基本! 汚れの目立たないカラーを愛用桐生奈奈子ラクして過ごしたい日は、夏カジュアルの定番、Tシャツが一番。筆者がTシャツを推す点は、以下のとおりです。1.スーパーは涼しいを通り越して冷えることがある。ノースリーブで行くのは危険。2.二の腕カバーはもちろん、脇からのインナー見えも防げる。3.色は家事に適した濃い色が推し。料理により油の染み・靴洗いなどの汚れハネが目立ちにくい。桐生奈奈子なお、今年買い足した黒のTシャツは無印良品のもの。ワイドなシルエットがきれいでカジュアルが抜群に似合う上に接触冷感素材です。筆者は髪をハイトーンにしたほうが白髪が目立ちにくいと知ってから、髪を明るく染めた分、ダークトーンの服が好きになりました。特別な用事がない日は、家でも外でも気兼ねなく着られるプチプラ~ミドルプライスのTシャツばかり愛用しています。一瞬外出するときは素足×サンダルとキャップを桐生奈奈子スーパー、薬局などに欲しいものを調達するためだけに外出する、なんて日もありますよね。そんな日は、靴下を履くのさえ面倒。そこで頼れるのが素足OKなバックストラップシューズやサンダルです。買い物へ行くためだけにメイクをしっかりすると、肌の負担かも……と思う日(そもそもメイクが面倒な日)がありますが、薄メイクで困ったらキャップを目深にかぶってお出かけすることもあります。桐生奈奈子Tシャツにデニムのコーディネートだと味気なく見えそうですが、サンダルを履くときれいめに見えるから不思議。ラクさを優先しつつ、ちゃっかりオシャレさもアピールできます。桐生奈奈子キャップをかぶって、平面的になりがちなTシャツ×デニムの王道の夏カジュアルにワンポイントを。薄メイク、ノーアクセでも“それなり”に見えますよ。家にいるときは窮屈感のないボトムを桐生奈奈子外出から家に帰ってきたら即・ウエストゴムの服に早着替え。トップスも汚れが気になる場合はすぐに、家事のできるTシャツに着替えます。筆者は細身かつ、どんなトップスを合わせても変に見えないウエストゴム・ストレッチ入りのボトムをいくつか持っていて、気分やトップスに合わせて使い分けています。桐生奈奈子どんな体勢になってもストレスフリーでいられる“家服”は正義。宅配便の受け取りや、ベランダにも出られる格好を死守しつつ、究極にラクできる服でおうち時間を過ごします。暑い夏こそ「甘やかし服」を最近は、洗濯ができる・ウエストゴム・接触冷感など、さまざまな機能性の高い服が登場してきて、本当に快適に過ごせますよね。自分を甘やかせるカジュアル服で暑い夏を乗り切りましょう!筆者情報桐生奈奈子ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111文/桐生奈奈子
2024年07月03日美容に際限なくお金をかけたくなるけれど、現実には限りがあるもの。40代に入り子どもの教育費などでこれまで以上に家計の負担が大きくなった筆者は、コスメの購入時にもお金のかけ所を深く考えるようになりました。そこで今回は、筆者が選ぶ優先度の高いアイテムをご紹介します。1:クレンジングスキンケアでは与えるケアを重視しがちですが、肌のコンディションは落とすケアに左右されやすいもの。なかでもクレンジングは、洗浄力の高いものだと必要以上に皮脂を落としすぎてしまうおそれがあり、乾燥の原因になりやすいアイテムといえます。逆に、洗浄力がマイルドすぎてメイク汚れをきちんと落とせなければ、毛穴に角栓がつまったり、肌のくすみや色素沈着を招いたりするおそれがあるため、適切な洗浄力を選ぶことが重要です。快適なクレンジングのためには、洗い心地や保湿成分などにもこだわりたいところ。ここまでこだわると、どうしても価格が高くなりやすいでしょう。しかし、適切なクレンジングができていれば肌のコンディションをキープしやすくなり、与えるケアでそれほどお金をかけなくても満足できる可能性が高まると考えています。おすすめは、その日のメイクの濃さに合わせてクレンジングを使い分けること。濃いしっかりメイクの日はバームやオイルタイプ、軽いナチュラルメイクの日はミルクやクリームタイプなどと使い分けると、適切な洗浄力で落とせて理想的な状態をキープしやすくなります。また、アイメイクを落とすためにオイルタイプを使う方は、目元はポイントメイクリムーバーで落とすようにすることも大切です。2:シャンプー落とすケアの重要性は、肌だけでなく髪や頭皮でも同様です。洗いすぎて頭皮や髪に必要な皮脂を落としすぎると、乾燥やパサつきの原因になることも。髪の乾燥やパサつき、クセに悩む筆者にとって、シャンプーは最も優先度の高いアイテムです。近年は市販のシャンプーにも良質な商品が増えており、頭皮や髪にやさしいものやうるおいを残せるものが続々と開発されていますが、昔よりも価格帯が上昇傾向に。1,500円前後のシャンプーが増えており、かつてよりお金をかけるようになった方も多いのではないでしょうか。1,500円ラインの商品は市販品としてはクオリティが高いものの、筆者の髪だと満足できる可能性が高いとはいえません。数回使う程度であれば髪のコンディションをキープできて感動するほどでも、1本使い切る頃にはバサバサに広がって手に負えなくなることも。もちろん、1本継続後でもそれなりに満足できる商品もありますが、やはりサロン専売品の愛用シャンプーを使っている時期とは髪のコンディションに差を感じます。サロン専売品のシャンプーは市販品に比べるとかなり高く感じますが、髪の悩みが大幅に減ることを考えると、筆者には有意義な買い物といえます。3:美容液与えるケアでお金をかけるポイントは、やはり美容液。基本的に、化粧水や乳液、クリームよりも濃密なケアが叶うと考えると、どれか一つにお金をかけるなら美容液に軍配が上がります。選ぶ商品はそのときの悩みによって異なりますが、美白やエイジングケアに効果が期待できるビタミンC誘導体やレチノール配合の美容液を選ぶことが多いです。乾燥が激しいときなら、セラミドやヒアルロン酸配合の商品も選択肢に入ります。最新の成分が配合されたものや、美容成分が高配合のものは、高価格帯になる傾向があります。少しでも節約したい場合は、大手の化粧品会社の有名成分が配合された商品で、予算範囲内のものを狙うとよいでしょう。プチプラ品に流用されるまで時間はかかりますが、大手のメソッドを踏襲した商品なので、手堅く良質なものを使える可能性が高いと思います。お金をかけるコスメを吟味して、コスメライフを楽しもう!今回ご紹介したアイテムは、いずれも筆者が金欠のときでもできるだけ予算を下げたくないものばかりです。とくに、クレンジングとシャンプーは譲れないアイテム。ご自身にとってのお金のかけ所を吟味して、コスメライフを楽しんでくださいね。©kapinon/Adobe Stock ©Peak River/Adobe Stock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年06月29日モデルさんがプチプラアイテムを素敵に着こなしているのを見るとつい購入したくなるかもしれませんが、一度冷静になって考えたほうが良い場合もあります。ネットショッピングで数々の失敗を繰り返してきた筆者が、今手元に残っているプチプラブランドのアイテムを確認してみたところ、「ある共通点」が見えてきました。今回は40代のファッションライターである筆者が、大人世代がプチプラブランドで買い物する際に気を付けるべきポイントについてご紹介します。どのブランドかバレやすい! 柄モノ・強い色目を引く柄アイテムやカラーアイテムは、プチプラでこそ楽しんでみたいと思う人が多そうですが、個人的にはカラーアイテムほど素材・縫製などに粗が出やすい印象があります。色は特に「写真のイメージと違った」という失敗も起こりかねないので、実店舗で買う方が賢明でしょう。また、メジャーなプチプラアイテムだと目立つがゆえに、どこのブランドのものかバレやすかったり、お友達とかぶってしまう可能性も…。やっぱり黒が最強©桐生奈奈子チープな印象に陥らないカラーは、やはり黒。素材の薄さなどもバレにくく高見えします。白もおすすめですが、オフホワイト・青みがかった白などがあり、色味のジャッジが難しい場合も。色のイメージ・素材の粗などが出にくい黒を買えば、プチプラコーデだとしても上質感のある着こなしが叶います!透けて貧相な印象になることも… クタッとした薄手の素材Tシャツ、ブラウス、シャツなど、どのアイテムにも共通するのですが、透けていてハリがなく、クタッとした素材のアイテムも要注意です。最近は、透け感のある素材が多いので、あえて気にしない人が多いかもしれませんが、大人世代がクタッとした印象のものを着ると、貧相に見えてしまう場合も。ボトムはリアルにインナーが透ける場合があるので、薄い色を選ぶ場合は気をつけましょう。地厚なものを選ぼう©桐生奈奈子地厚のものを選べば、何年も着続けていそうなヨレヨレ感がなくなりプチプラでも大丈夫。Tシャツの場合は、ネックラインを特にチェック!ネックラインがしっかりしていないと、何度か洗濯を繰り返すだけですぐにヨレヨレになってしまう可能性があります。凹凸のある素材・ポリエステル100%もおすすめ©桐生奈奈子ブラウスに関しては、プチプラ服の方が扱いやすい場合もあります。洗濯してもシワになりにくいポリエステル100%の素材や、凹凸のある素材だとチープに見えにくいです。ただし、技術の進化もあり、生地の質は年々上がってきているように筆者は感じます。例えばプリーツパンツは、プチプラ服を選んでもプリーツの加工が取れにくいこともあるので、積極的にチェックしてみてください。最近は撥水加工やUVカット機能のアイテムも多いですが、高い服ではなかなか見つからない高機能アイテムをプチプラで取り入れてみるのもおすすめです。平面的に見える…? Tシャツワンピース試着して着こなしが難しいと感じたので、手持ち服には1枚もないのですが、いわゆる“無地のTシャツワンピース”も間延びして見えがちなアイテムかもしれません。くびれがないためメリハリ感が作りにくく、着ると平面的に見えてしまう危険があります。小物選びを工夫して着こなし上手に©桐生奈奈子シンプルすぎるワンピースは、シャツを羽織ったりキャップをかぶったりと、ワンピース1枚で完結しないように着こなしてみて。アクセサリーを重ね付けするなどの工夫もおすすめです。カーディガンを肩掛けするだけでも垢抜けて見えますよ!色・素材・デザインを限定すればプチプラ服も楽しめる©桐生奈奈子色・素材・デザインを限定すれば、プチプラ服を選んでも高見えする着こなしが実現します。選んでいい服・NGな服の線引きを明確にして、今以上にお買い物上手になってみてくださいね。※写真はイメージ画像です。実際にプチプラブランドで購入したものとは限りません。筆者情報桐生奈奈子ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111文/桐生奈奈子
2024年06月24日長雨が続く季節は、不快な状態で過ごすことが多いもの。外出先でぐっしょり濡れたり、家の中で洗濯物が乾かなかったり、布団がジメジメしたりと、お悩みが尽きない方も多いのではないでしょうか。今回は、40代主婦が手放せない梅雨シーズンの便利アイテムをご紹介します。バッグの中の荷物を雨から守る「リュックカバー」©古賀令奈雨の日にリュックを背負っていると、傘からはみ出してびっしょり濡れてしまっていることはありませんか?リュックの表面だけでなく中の書類や本にまで雨が染み込み、取り返しのつかない事態になったという経験がある方も少なくないでしょう。そのような事態を防ぎたいときは、リュックそのものを雨から守るリュックカバーの使用をおすすめします。リュックの表面をまるごと覆うカバーなので、中身も含めて雨から守ることができます。©古賀令奈リュックカバーはリュックの大きさに合わせて複数のサイズが展開されているので、お手持ちのリュックに合わせて選んでください。サイズ選びでは、本来よりワンサイズ上げたほうがよいでしょう。ぴったりサイズだと中にたくさん荷物を入れたときに、カバーで覆いきれない可能性があります。画像は娘の通学リュックに着用した状態です。中身が少ない状態のためゆとりがありますが、教科書やお弁当、体操服などを詰めた状態になるとゆとりが少なくなります。©古賀令奈収納袋が付属された商品が多いので、コンパクトにまとめて持ち運ぶことができます。急な雨にも対応できるので、梅雨やゲリラ豪雨の多い夏場は持ち歩いておくと便利でしょう。雨が染み込まず快適に過ごせる「撥水機能のあるアウター」©古賀令奈雨の多い季節は、通勤や外出時の雨対策に困りがち。レインブーツで足元の対策はできても、豪雨や横殴りの雨で服が濡れてしまい、ぐっしょりとしたまま過ごすことはありませんか?筆者は近年、撥水加工が施された服を雨対策のひとつに取り入れました。最近はおしゃれ着と変わらないデザインのアイテムが増えているので、天候に関わらず着られますよ。筆者はこの服を日差しや冷房対策にも使っており、幅広いシーンで愛用しています。©古賀令奈雨がかかっても水滴を弾いてくれるので、さっと払えば染み込むことがありません。防水加工されたレインコートほど雨を防げるものではありませんが、傘を使っていればまず濡れることはないでしょう。室内干しの生乾きを防ぐ「サーキュレーター」©古賀令奈雨続きで洗濯物が生乾きになりがちな梅雨は、室内干しでも効率的に乾かせる仕組みを導入したいところ。簡単で効率的な方法は、サーキュレーターをつけることです。©古賀令奈洗濯物を干している付近にサーキュレーターを置き、首振りモードで運転させておくと、やさしい風で空気を循環させて洗濯物を乾かすことができます。角度調整ができるものならお好みの高さに当てやすいですね。真上に向けられるものなら、洗濯物の下から風を当てることも可能です。冷風・温風を選べるアイテムなら、その日の気温に合わせて使い分けられるでしょう。室内干し用だけでなく冷暖房器具としても一年中活躍しますよ。ジメジメの日もふかふかを堪能できる「布団乾燥機」©古賀令奈梅雨は布団を干せない日が多く、湿気でジメジメした状態が続きやすいもの。布団もじっとりとして不快な状態のまま使わざるを得ない場面もあるでしょう。©古賀令奈そんなときには、布団乾燥機が活躍!布団に付属のマットをセットして、マット内に乾燥機で温風を入れると、その熱で布団がふかふかに仕上がります。ダニ対策もできる商品が多いので、湿気対策と兼ねられて一石二鳥です。マットタイプはセッティングや片づけなどの手間がかかるのがネックですが、布団全体に温風を行き渡らせることができます。マットの扱いが面倒であれば、温風を直接送り込むマットなしタイプが便利でしょう。便利アイテムで雨の日も快適に!今回は、雨にまつわるさまざまなお悩みを解決できるアイテムを揃えてみました。ご家庭のお悩みに合わせて雨や湿気を対策して、毎日を快適に過ごしてくださいね。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年06月23日40代になると代謝が落ちてきているのを実感する人も多いはず。40代からのダイエットでは、姿勢を維持する筋力を整え直すことが重要だと言えます。今回はヨガインストラクターの筆者が、最初はきついけれど、やり始めると体の軽さを実感できる「40代からの痩せ習慣」をご紹介します。背中、使えていますか?40代になると、代謝が落ちて痩せづらくなっていることに気がつく方もいるのではないでしょうか。以前だったら少し運動すればすっきりしていた体型が、お腹や背中のお肉が落ちにくいと感じたり、体重は落ちたけれど見た目があまり変わらなかったり……。そんな状況の40代が痩せ習慣を作るには、普段の姿勢を維持する背中、お尻、脚の後ろ側など、体の後背部の筋力を取り戻すことが必須です。背中、使えていますか?背中が硬くなって猫背になっていませんか?普段の姿勢を改めて振り返ってみてください。背中を目覚めさせる! 40代からの痩せエクササイズ©上村由夏1.うつ伏せに寝ます。2.両脚は腰幅程度に開き、膝から足先を上に持ち上げ、足首辺りでクロスします。©上村由夏3.頭を下に向け、後頭部に両腕を回し、軽く指を組みます。このとき、自然な呼吸を維持してください。©上村由夏4.吸う息(吐く息のタイミングでもok)のタイミングで背中を起こすと同時に、足の付け根から両脚を少しだけ浮かせます。両肘が閉じないようにリラックスし、背中、お尻、太もも裏側の力を感じましょう。この体制を3秒キープします。5.浮かせた体を床におろします。これを1セットとして、5~10回行いましょう。勢いで脚を持ち上げるのはNG!今回ご紹介したエクササイズを行う際、勢いで胴体や脚を持ち上げるのはNG!腰を痛める可能性があることに加え、後背部の筋力をうまく刺激できません。焦らずに、呼吸のタイミングに合わせてゆっくり行ってみてください。続けていくうちに、体が軽くなった、姿勢が整って代謝が上がったと感じられるようになるはずですよ。まずは2週間試してみてくださいね。筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにしたセラピーと、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化した【マナセラピー】を全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として日本人古来の豊かな感性と心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講文/上村由夏
2024年06月23日湿気の多い日は、美容のコンディションが下がり気味。メイクのヨレや崩れを防ぐには、朝のメイクできっちりと対策をすることが大切です。今回は、40代のコスメマニアである筆者が、一日中キレイな状態でいられる雨の日メイクをご紹介します。スキンケア後にティッシュで油分をおさえる©古賀令奈メイク崩れを防ぐ対策として、スキンケアによるベタつきをおさえるために乳液やクリームを避ける方もいるはず。でも、この方法は個人的にはおすすめできません。油分の量が減ると乾燥し、皮脂の分泌を過剰にさせる原因となり逆効果になる恐れも。スキンケアではきちんと油分を補い、しっかりと保湿をしておきましょう。むしろ、崩れに強いメイクは乾燥しやすい傾向もあるため、保湿は普段以上に重視するようにしています。スキンケアの油分がしっかりなじんだ場合は、そのままメイクしてもOK。ベタつきが気になる場合はティッシュで油分をおさえておくと、次に使う化粧下地やファンデーションの密着力が高まるでしょう。ファンデはリキッドタイプがおすすめ©古賀令奈化粧下地で肌を整えたら、ファンデーションを塗りましょう。ヨレを防ぐには、崩れにくいリキッドタイプがおすすめ。肌になじみやすく密着力も高いため、ヨレや崩れを防ぎたいときに活躍します。ファンデーションの塗布には、水で濡らしたスポンジを使ってみてください。乾いたスポンジで塗るよりも密着力が高まります。スポンジは、水に浸して水分を絞った状態で使いましょう。ファンデーションやコンシーラーなどをたくさん塗ると、塗りすぎによって密着力が下がり、汗や湿気、皮脂などでヨレや崩れを招きやすくなります。ヨレや崩れを防ぐのであれば、できるだけベースメイクのアイテム数や塗る量を減らすことが重要です。少量を全体にのばし、できるだけ薄く仕上げましょう。パウダーはパフ塗りでしっかり密着©古賀令奈ヨレや崩れを防ぎたいときは、フェイスパウダーでサラサラに仕上げておくことが大切です。フェイスパウダーの種類は、粒子が片栗粉のように細かくなめらかな感触のものがおすすめ。高密着なものが多くサラサラに仕上がり、メイク崩れを防ぎやすくなるでしょう。また、パウダーの種類だけでなくパウダーの塗り方も重要です。ブラシで塗ると薄く軽やかにつき、密着力は低めになります。しっかりと密着させたいときは、パフで塗るのがベター。目周りや眉にも粉をしっかりと塗布しておくことで、アイメイクやアイブロウが長持ちするでしょう。フィックスミストで保湿とメイク崩れ対策を両立©古賀令奈メイクが完成したら、仕上げにフィックスミストを使って保湿とメイク崩れ対策を強化しましょう。フィックスミストは、肌にうるおいやツヤを与えながら美しいメイクを長時間保つスプレータイプの化粧水です。シュシュッとスプレーするだけで簡単にメイク崩れを防ぎやすくなります。筆者はフェイスパウダーをしっかり塗ると乾燥しやすいため、このひと手間は乾燥対策としてもかなり助かっています。湿気の多い日も乾燥によるメイク崩れは起こりやすいので、乾燥とメイク崩れの両方にお悩みの方はぜひ取り入れてみてください。高密着メイクで雨の日も美しさをキープ!湿気が多い日のメイクは、乾燥に気をつけながら密着力にこだわるのがポイントです。急いでメイクすると肌に馴染まず密着しにくくなる可能性があるので、丁寧なメイクを意識しましょう。高密着なメイクで、雨の日も一日キレイに過ごしてくださいね。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年06月23日45歳をすぎると、これまで似合っていたメイクでも、急にダサく見えやすくなるテイストのものもあります。自身も40代真っ只中である時短美容家の並木まきが、45歳から気をつけたい「即・ダサ見え」のメイクに繋がるポイントを解説いたします。NG1:眉下ギリギリまでキラキラ©並木まき日頃からラメを好む人ほどやりがちですが、OVER45歳がしていると浮いて見えやすいのが、眉下ギリギリまでキラキラにしているラメの塗り方。アイシャドウは広めに塗るほど目が大きく見える気がして、ついラメも眉下ギリギリまで広げたくなるかもしれませんが、最近のトレンドからは外れてしまうことも。そこに大人世代特有の貫禄が加わると、ダサ見えしやすいのです。今どきのラメは、主張を控えてさりげなく加える塗り方が主流。眉下はできるだけ抜け感を出すべく、ラメをべったり塗るのは控えるとよいでしょう。NG2:頬の真ん中にチーク©並木まき45歳をすぎると若い頃と比べ、顔色の悪さや血色不足に悩む日も増えてきませんか?そこで便利なのがチーク。けれどチークは、塗り方ひとつで顔の印象が大きく変わります。OVER45歳が気をつけたいのは、頬の真ん中にまぁるく入れるチークの塗り方。今どきは、がっつりと濃い色を丸く塗ることは少ないものの、まるっぽく塗るのは意外とやりがちです。正面から鏡でチェックをしたときには、頬がふっくらして血色が足されて「いい感じ」に思えたとしても、対面で見ると滑稽さが出てしまう場合も…。加えて、頬周辺の輪郭がぼやけた印象になりやすいです。頬の位置がやや下がって見え、年齢感も強調しやすいでしょう。大人のチークは、頬骨よりもやや高い位置に入れるのが定番。こめかみに向かって「幅広の横ライン」を意識したほうが安心です。NG3:唇の輪郭くっきりのリップ©並木まき45歳をすぎると、唇の輪郭もぼやけたように感じたり、唇そのものが萎んできたようにも感じやすくなります。そのため、口紅を塗るときには理想の唇を描くように、輪郭をくっきりとりたくなる人も多いはず。しかしこれも、ダサ見えに誘導してしまう落とし穴です。大人世代が唇の輪郭をくっきりさせると、まるで授業参観の気合いメイクのような様相になりやすいです。また、口角が際立ち“たるみ”を強調して見せやすいことから、古くさいメイクにも見えやすいでしょう。唇の輪郭をとるなら、コンシーラーを口角に塗ってキュッと上げるといった仕込みがマスト。いきなり唇の輪郭をくっきりとるリップメイクは、老け見えを加速させかねません。自分ではイケてると信じていたメイクが、人から見たときにダサさを醸しているのは、あるあるではないでしょうか。年齢を重ねるほどに、テクニックやコスメをこまめにアップデートして、古くささやダサ見えをなるべく避けていきたいですね。文/並木まき
2024年06月21日