働く女子を刺激するAnother Action、ウーマンタイプがお送りするランチタイムのお慰みコラム【ビバ!ばら色人生から学ばせて】の、今回のテーマは「自己矛盾・炎上人生の沢尻エリカに学ぶ自己受容のススメ」。知名度、お騒がせ度、ケツ出し度、どれをとっても申し分のない女、沢尻エリカ。「女が嫌う女」ランキングでは常に上位に食い込む逸材、姿を現したと思ったらヒゲのドラァグ・クイーンと原宿でお買い物、記者会見では「悪女なエリカか、聖女なエリカか、どちらが好きか拍手でこたえてください」という懇親のギャグで会場を氷点下へと誘う……いつでも登板バッチコイというくらいネタをばらまきまくってくれている沢尻さんですが、いざコラムにしようとするとこれがまぁ書き辛いことこの上ない。映画『ヘルタースケルター』の公開迫る中での謎の休業宣言と、なんだか不吉な予感いっぱいの中、敢えてこのタイミングで沢尻さんの攻略を試みようとする冒険心をお許しください。さてさて、例えば当コラムのような「10%の情報、70%の決めつけ、20%の僻み」といったゲーセワ話におきましては、話をぷっくりと膨らますイースト菌のような存在が必要不可欠。「なんでそんなに紗栄子嫌いなの?かわいいから?」「えー眞鍋かをりのツイッター超面白いじゃーん」と小3の脳みそでのたまう男性諸氏には分からないでしょうが、「子どものために生きてまぁす」「私って本当にイタイ女」というアピールの裏側にある強かさを見咎めるのが、女という生き物。その強かさこそがイースト菌となり私の妄想をいかんなく発酵させ……ゼニビッチ紗栄子パンも、ビジネス非リア眞鍋パンもなかなか香ばしい焼き上がりに。一方で沢尻さんにはこの強かイーストがないのです。ワガママ、生意気、外国かぶれの目立ちたがり……材料はこんなに揃っているのに、膨らまないのが沢尻パン。要するに、ベタ過ぎるんです。ほら、「学校一のヤンキーが、おばあちゃんの手をひいて横断歩道を渡っていた」なら萌えますが、沢尻さんの場合「ヤンキーが駅前でカツアゲ」というステレオタイプ。だから萎える。面白くない。ワビサビがない(言いたい放題)。さて、気になるこの記事の続きは「 自己矛盾・炎上人生の沢尻エリカに学ぶ自己受容のススメ 【連載:ビバ!ばら色人生から学ばせて Vol.8】 」で読んでみよう。
2012年06月09日セブン銀行は23日、全国3,021カ所にある児童館に、特別に編集した読み聞かせ絵本『森の戦士ボノロン ゴミだらけの湖の巻』を寄贈すると発表した。16日より順次発送しており、全国の児童館には5月中に到着する予定。この絵本は、昨年7月より発行を開始したボノロンキャッシュカードの発行枚数に応じて、セブン銀行が1枚あたり100円を拠出し、絵本の制作費に充てて作られたもの。なお、2011年度にボノロンのキャッシュカードを作った人は1万2人となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日まだ言葉もあまり覚えていないし十分おしゃべりもできない0~2歳児。それでも「読み聞かせ」をするといいらしい、と聞いてやってみると、たしかに子どもは笑ったりおとなしくなったりするものだ。本当に話を理解しているのだろうか? 不思議だ。 Baby Kumon公式サイト ●使う脳の部分が大人とは違う!東京医科歯科大学院泰羅雅登教授によると、やっぱり「脳の司令塔」とも呼ばれる前頭葉の前頭前野は、まだまだ活動していないよう。前頭前野は思考や行動を司る、もっとも高次な中枢部分。そこが活動していないのに、どうして子どもは読み聞かせで表情が変わるのだろうか?実は、そのとき脳の中で働くのは「大脳辺緑系」なんだとか。喜怒哀楽などの感情や情動を司る部分で、まさに「心の脳」とも言える場所。脳は使わないと発達しない。読み聞かせを受け、大脳辺縁系が働き、情動がわきおこる。この繰り返しで、うれしい、楽しい、こわい、悲しい、などの感情がますます豊かに育っていくというわけ。●その他「読み聞かせ」のメリットとは?「読み聞かせ」のメリットは他にもあるのだろうか?子育てを科学する共同研究班は、歌や読み聞かせこそが、子育てに最も大切な「親子の絆」を育みやすいと発表している。「親子のきずな」を育み、学びの土台をつくる目的で、6月からあたらしくスタートする教育サービスが「Baby Kumon」。0~2歳台の子ども・お母さん向けに全国8000のKUMONの教室でまずはスタートする予定だ。歌と読み聞かせを中心に、親子のやりとりを家庭で楽しむ「Baby Kumonセット」を使いながら、月に1回教室でくもんの先生からサポートを受けられるサービス。先生は子育てのことを一緒に考え、子どもの成長を一緒に見つめる存在。事前のモニター活動でも、子どものいいところを見つけて、たくさん褒めてくれると好評だ。心の豊かな子どもに育ち、親子の絆が深まり、何よりお母さんにとっても楽しく取り組めるのが、歌と読み聞かせ。心強い先生のサポートを受けながら、お子さんと一緒に実践してはいかが?お問い合わせ : Baby Kumon公式サイト
2012年05月23日働く女子を刺激するAnother Action、ウーマンタイプがお送りするランチタイムのお慰みコラム【ビバ!ばら色人生から学ばせて】の、今回のテーマは「世界的な女・冨永愛に学ぶ「表現オンナ」の生きる道」。最近の「キングオブどうでもいいニュース」といえば、何はさておき冨永愛⇔塩谷瞬⇔園山真希絵による二股騒動ですね。このどうでもいい具合、このコラムが配信されるまでに果たして何人の方が(この騒動を)覚えているのか不安なほど。知名度が微妙な俳優さんの恋愛ラプソディーが、こんなにもメディアを賑わせた理由はただ一つ。何を隠そうそのお相手が、世界に名だたるトップモデル、あの冨永愛だったからです。2001年にNYコレクションでランウェイデビューを飾って以来、名だたる有名ショーに出演されているまさにスーパーモデル、それが冨永愛。スーパーモデル知識がナオミ・キャンベルから更新されていない私でも、おそらくスゲー人なんだろうと想像つきます。とにかくスタイルは、“日本人離れ”を超えて“人間離れ”の領域に突入してます。モデルとしての輝かしい実績を引っ提げ、最近ではバラエティ番組でもちょくちょくお見かけするようになりました。テレビでの彼女は特に面白いことを言うわけでも、私生活ネタをさらけ出すわけでもなく、ただそこに座りニヤっと笑っているだけ。しかし冨永さんがいるだけで「この番組……世界的だわ!」と思わせる何かが……きっとあるのでしょう。いややはり存在感は抜群です。猫も杓子もモデルを名乗るこの時代、冨永愛に「アンタ……モデルなんだって?」と上から見下ろされたら、そこいらの読モ連中などそれこそ蛇に睨まれた蛙。ピン子に睨まれた若手女優。さて、続きは「 」で読んでみよう。
2012年05月21日働く女子を刺激するAnother Action、ウーマンタイプがお送りするランチタイムのお慰みコラム【ビバ!ばら色人生から学ばせて】の、今回のテーマはズバリ元モー娘。藤本美貴に学ぶ「女のステルスマーケティング」 。モーニング娘。に関して特に思い入れもなく(世代的にちょいズレます)過ごしてきた私ですが、娘。さんたちのその後の人生は波乱万丈で結構好み。大所帯アイドルの先輩であるおニャン子たちが割と堅実な人生を歩んでいるのに対し、娘。さんたちはまるで「勢いと憧れだけで芸能界に入るとこんなんなるで!」というお手本のようであります。さて、そんな「女ののど自慢」的半生の娘。たちの中で、ひとり手堅く強かに立ち回る猛者が本日の主役、藤本美貴。通称「ミキティ」です。松浦あややに寄せられる「本当は40代ですよね?」という疑惑も、辻ちゃんへの「ウィンナーに火ぃ通してませんよね?」という疑念も、「加護ちゃん、すぐ離婚だよ離婚!」と心のみのもんたが発動されることもない。微妙な立ち位置で娘。時代を過ごし、微妙な立ち位置の芸人と結婚し、現在飽和状態のママタレ界に首の皮一枚で繋がらんとする女。そんなミキティの人生から今回学ばせて頂きたいのが、「女のステマ」についてです。この度、無事男子をご出産された藤本美貴から学ぶべき処世術とはどんなものか?続きはウーマンタイプにてお楽しみください。>> 元モー娘。藤本美貴に学ぶ「女のステルスマーケティング」 【連載:ビバ!ばら色人生から学ばせて Vol.4】
2012年04月10日エキサイトでは、読み聞かせiPad/iPhoneアプリ「パパ、読んで!おやすみ前のおとえほん vol.2 ~読み聞かせ世界昔話~」を2011年11月4日(金)よりApp Storeにて配信を開始した。本アプリは、「iTunes Rewind 2010」の『物語の新種』や、「第1回ダ・ヴィンチ電子書籍アワード」の『読者賞』に選出された親子で楽しむ人気アプリシリーズの最新作。鶴田真由さんのやさしいナレーションで「さんびきの子ぶた」・「ヘンゼルとグレーテル」・「こびとのくつや」の三話を収録。「おとえほん」シリーズのプロデューサーである音楽家・守時タツミ氏が書き下ろした心地よい音楽と、イラストレーター・柿原さゆり氏による素敵なイラストを楽しみながら、世界で語り継がれてきた昔話を読み聞かせすることができる。また、11月10日までは発売記念で特別価格250円にてダウンロードできるのでお見逃しなく!パパ、読んで!おやすみ前のおとえほん vol.2~読み聞かせ世界昔話~収録物語:さんびきの子ぶた/ヘンゼルとグレーテル/こびとのくつや(各5分~6分/各約20ページ)配信開始日:2011年11月4日(金)定価:500円(税込)発売記念特別特価:250円(税込) *11月4日(金)~10日(木)対応端末:iPhone/ iPad / iPod touch 取材/おうちスタイル編集部
2011年11月06日漫画から学んだ人生の大切なことを子どもにも伝えたい大事なことは漫画が教えてくれた……、そんな人も多いのではないでしょうか?子どものころから現在まで、読んで感動した漫画は誰でも一つはあると思います。そこで自分に子どもができたら、ぜひ読ませてみたいスポーツ漫画は何ですか。20代女性573名に聞いてみました。>>男性編も見るQ. 子どもに読ませたいスポーツ漫画を教えてください(複数回答)1位『SLAM DUNK』(バスケットボール) 51.1%2位『タッチ』(野球)25.3%3位『ROOKIES』(野球) 13.6%4位『H2』(野球) 8.4%4位『YAWARA!』(柔道) 8.2%■『SLAM DUNK』(バスケットボール)を選んだ人は……・「自分が読んできたから」(28歳/卸/事務/)・「夢もあって、友情が大切だと教えてくれたから」(25歳/フリーター)・「笑いのセンスと真剣さが好き」(22歳/金融/営業)・「永遠のバイブル。子どもと共有したい」(22歳/商社/営業)・「あきらめないことの大切さが学べると思う」(23歳/化粧品/総務)■『タッチ』(野球)を選んだ人は……・「キュンとくるから」(25歳/建築/秘書・アシスタント)・「昔、自分が読んでハマったから」(23歳/教育関連/サービス)・「子どもにも自分と同じ感動を味わってほしい」(26歳/食品/営業)■『ROOKIES』(野球)を選んだ人は……・「自分も感動したから」(22歳/化粧品/秘書・アシスタント)・「登場人物のガラはよくないが熱いところが好きだから」(23歳/自動車関連/管理)・「努力することの大切さと、仲間の大切さを教えてくれそう」(22歳/医薬品/企画開発)■『H2』(野球)を選んだ人は……・「一生懸命スポーツに打ち込む姿や、人を思いやる気持ちを読み取ってほしい」(24歳/食品/財務)・「単なる根性物ではなく、面白くて楽しめる」(26歳/アパレル/営業)・「現実味があって『青春!』という感じがする」(25歳/卸/販売)■『YAWARA!』(柔道)を選んだ人は ……・「まじめな感じがする作品だから」(25歳/官公庁/財務)・「自分もこれを読んで子ども時代を過ごしたから」(21歳/飲料/営業)・「汗臭くなく、さわやかで一生懸命なのがいい」(28歳/化学/研究開発)総評なんと他を大きく引き離して堂々1位になったのは、『週刊少年ジャンプ』に連載された『SLAM DUNK』でした。少年漫画でもよい作品は女性の心をもとらえるんですね。『タッチ』はスポーツを通してのさわやかな青春に憧れる声が多く、子どもにもそんな青春を送ってほしい、チームプレーを通して仲間の大切さや人の心の機微を知ってほしいとのコメントも多くありました。一方少数派ですが、「子どもに漫画は読ませない」という声も……。でも、やっぱり自分が学んだ経験を伝えていきたいようですね!調査時期:2010年10月6日~10月17日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性573名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク漫画のキャラクターを参考に、モテ男になる秘訣【女性編】名作と思える少女漫画ランキング【女性編】実写映画化してほしい漫画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年11月07日人生で大切なことを自然に教えてくれる絵本子どものころのピュアな気持ちで読んだ絵本の感動は、大人になっても色あせないものです。お母さんのひざの上で絵本を読み聞かせてもらった思い出も、心をほのぼのとさせてくれますよね。そこで20代女性548名に、子どものころに読んだ絵本と、自分の子どもに読んであげたい絵本について聞いてみました。>>男性編も見るQ.子どものころに読んだ絵本は何ですか?(複数回答)1位『ぐりとぐら』シリーズ59%2位『ノンタン』シリーズ56%3位『ウォーリーのえほん』シリーズ55%4位『おおきなかぶ』45%5位『100万回生きたねこ』39%■子どもに読ませたい絵本は『ぐりとぐら』シリーズ。その理由は……・「絵がかわいらしく、本を通していろいろな体験ができるから」(24歳/金融/営業)・「子どもと一緒に、物語に出てくるおいしそうなカステラを見たい」(25歳/商社/秘書・アシスタント)・「兄弟で助け合う姿を見てほしいから」(26歳/卸/財務)■子どもに読ませたい絵本は『ノンタン』シリーズ。その理由は……・「キャラクターがかわいいし、おもしろい話が多い」(20歳/ソフトウェア/SE)・「自分の気持ちがノンタンと共感できれば感受性が育ちそうだし、教訓を含んだ内容も良い」(26歳/金融/金融系専門職)・「友達の大切さやマナーなど得るものが多そうだから」(27歳/医療/専門職)■子どもに読ませたい絵本は『ウォーリーのえほん』シリーズ。その理由は……・「友人や兄弟と競争しながら、集中力が身に付きそう」(24歳/その他/その他)・「脳を鍛えられそうだから」(29歳/IT/サービス)■子どもに読ませたい絵本は『おおきなかぶ』。その理由は……・「みんなで力を合わせることの大切さが分かりそう」(25歳/金融/金融系専門職)・「子どもと会話しながら読むと楽しい絵本だと思うから」(25歳/運輸/総務)■子どもに読ませたい絵本は『100万回生きたねこ』。その理由は……・「ちょっぴり泣けるストーリーも子どもの教育に良さそう。感受性豊かな子どもに育ちそう」(24歳/建築/その他)・「生きる意味や命について書かれた本を読ませたい」(26歳/不動産/秘書・アシスタント)■その他、子どもに読ませたい絵本・『葉っぱのフレディ-いのちの旅-』:「最近の子どもは、ゲームなどの影響で死についての適切な倫理観を持っていないような気がする。これを読んで死とは何かということを学んでほしい」(23歳/IT/SE)・『はらぺこあおむし』:「本の構成がおもしろいのと、きれいなチョウになるための試練が教育に良さそう」(22歳/農林系/その他)・『ピーターラビット』シリーズ:「今でも大切にとってある唯一の絵本なので、それを読ませたい」(23歳/土木/建設)総評「自分に子どもができたら絵本を読んであげたい」という夢を持っている人は多いでしょう。20代女性が選ぶ絵本は、思いやりや命の大切さなどを感じさせる内容のもの。ランキング上位には、定番とも言うべき有名な絵本が勢ぞろい。トップの『ぐりとぐら』シリーズは、1963年に刊行されて以来、今でも多くの子どもたちの人気を集めています。作中でおなじみの大きな黄色いカステラは、「おいしそう!」、「ママと一緒につくろう!」など、母と子の楽しい会話のきっかけになりそうです。(文・藤原のん)調査時期:2010年4月21日~4月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性548名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】続きが見たいアニメランキング【女性編】子どものころなりたかった職業ランキング大人になった今こそ読みたい、4カ国の「心にしみる絵本」完全版(画像などあり)を見る
2010年05月30日お正月に増えた体重がなかなか減らない。年末年始のお休みで不摂生をしたせいで、肌の調子がいまだに悪い…という方はいませんか?「そのうち、そのうち」と対策を怠っているうちに、それが定着してしまうかも。そこで今回は、すぐに結果を出すために、ハリウッドセレブたちの美容事情をご紹介しましょう。ハリウッドのセレブリティといえば、役作りやここ一番の仕事のために身体を改造することでも知られ、その変わり身の速さは驚くほど。そして女優たちはといえば、40歳、50歳、60歳になっても、驚くほど若々しくて、実に羨ましい限り。でもそのためには、陰で並々ならぬ努力をしているというのが実情です。むしろ、それをやらなければ、役を降ろされたり、仕事が減ったりと、女優生命に関わってくるのだから、私たちより必死なのも当たり前。そんな彼女たちの素顔、そして影の努力をよく知っているのが、ハーバード大学医学部内科教授の根来秀行先生です。根来先生は、世界最先端のアンチエイジング研究に精通。「身体革命世界最先端のアンチエイジングの法則」の著者でもあります。そこで、気になるハリウッドのアンチエイジング事情についていろいろ伺ってきました。「僕のところには、多くのセレブたちが診療・相談に訪れます。アンチエイジングのためというだけではなく、健康のためという人も多いんです。ハリウッドの俳優たちは、無理のある生活を送っていたりするもの。不規則な生活、役作りで体重を増減するという“無理”、そして大きなストレスにより、不具合が出やすいんですね。彼らは、一般の人たちよりも、はるかに疲れています。無理や不規則な生活、睡眠不足、ストレスなどは、老化の促進につながってしまいますから、アンチエイジングのためにもセレブたちには健康には人一倍気を使っている人が多いんですよ」。ヨガやマクロビオティック、ローフードダイエットなど、多くの健康ブームがセレブリティ発だったのもそのせいだったのですね。「しかも、銀幕のスターは、オンとオフとの差に悩むこともしばしば。最近の映画はデジタルで処理されていて、映画の中で役を演じているときと本当の自分とに格差を感じ、その部分で悩みやストレスを抱えていたりするので、近年はよけい健康や美容に神経を使っているようです。美容外科的アプローチに頼る人もいますが、医師としてはできれば、自然の状態でベストに近づけるように気をつけてあげたい。できるだけ内側から綺麗になるようにしてあげたいんです。例えば、コアマッスルを鍛えて、内臓脂肪を減らし、代謝をアップさせて体型を維持しながら、健康を保つというように指導して。特にハリウッドセレブの場合、外見を美しく保つことも重要。そうでなければ、深刻な事態に陥りますからね。仕事にも影響しますし。ですから、一般の人に比べて、ものすごくストイックですよ。見られることがモチベーションにはつながっているようです。撮影が近づくと、アドバイスを求められることも多いですね」。そう話す根来先生が、セレブたちに実際に行っているアドバイスについて、具体的に伺ってみると。「まず、すぐに体型を変えたいからといって食事を抜く、その恐ろしさについて説明します。食事を抜けば、当然一時的に体重は落ちますが、身体機能を維持するために大切な筋肉も衰えてしまいます。筋肉は脂肪燃焼にも、より良い代謝率のためにも、必要なもの。適度に筋肉があると、痩せやすい身体になるんです。でも、運動をせずに食事だけのカロリー制限で痩せようとすると、本来体が必要としているビタミンやミネラルが大幅に不足し、次第に筋肉も萎縮。筋肉が減ると、安静にしているときの基礎代謝が大幅に減ってしまい、結局は痩せにくい体質になってしまうのです。これが、リバウンドの最も恐ろしいところ。まずは、それを理解してもらいます。そうでなくても、年齢を重ねると筋力が落ちていきます。そういった基礎的なことを理解してもらい、美容のためだけでなく、本当の意味での美しさにつながる健康維持の大切さ、良いサイクルを維持する必要性をまずは伝えていくんです」。これまで、食事を抜く、ダイエットサプリに頼る、整形をするなど、様々な選択肢の中で試行錯誤してきたセレブたちだからこそ、その分だけ健康に対する知識も関心も深い。もはや、不健康で短絡的な方向には見向きもしないということなのでしょう。「そんな彼らに支持されたのが、アメリカで1977年に発表されたマクガバン報告です。当時のアメリカでは、生活習慣病患者が増加し、看過できない状況になっていたんですが、それを防ぐのに重要なのが食生活であり、油を減らして穀類を増やし、野菜、魚なども組み合わせる日本人のような食生活を送るのが理想的だというのが伝えられたんです。それがいまも刷り込まれていますね」。よく、日本に来日したセレブリティたちが、「日本食大好き!」と言っているのは、そのせい。決してお世辞ではなかったわけです。健康に関する流行には人一倍敏感なセレブリティたち。では、いま彼らが注目しているものとは?「ここで登場するのが“カロリーリストリクション”というメソッドです。これは、ハーバード大学のアンチエイジング研究所の研究成果を応用したもの。身体に必要不可欠な栄養素はバランスよく摂り入れた上で、毎日の総摂取カロリーを一般的に標準とされている総摂取カロリーの7割程度に抑えるものです。これは、食事面から若さを保つ方法として、現在とても重要な位置を占めています」。では、なぜ総摂取カロリーを抑えることが、アンチエイジングにつながるのでしょう。「カロリーリストリクションを行うと、サーチュインという酵素が活性化することがわかっています。動物を使った実験によると、サーチュインが活性化すれば、遺伝子の保護や、細胞寿命の延命作用が起こり、大幅に寿命が延びることが判明。サーチュインをコードする遺伝子は長寿遺伝子と呼ばれているのですが、これがその理由です。さらに、最新の研究では、アンチエイジングホルモンをも増加させ、メタボリックシンドロームを抑えることもわかってきました。単に摂取カロリーを下げるだけではなく、質の良い食生活を送りながらカロリーリストリクションを行うことで、老化の原因とされるフリーラジカル(身体をさびさせるもので、肌のしみやしわの元凶でもある)を除去したり、フリーラジカルによる障害修復機能を高たりすることも分かってきていて、その結果、老化の速度が抑えられると考えられています。ホルモンバランスをはじめ、全身の状態が改善されるため、体型もスリムになり、見た目の若々しさも保つことができるのだと考えられますね」。うわさによると、マドンナやジョディ・フォスターらが年齢を重ねても若々しいのは、どうやらこのあたりに秘密があるようです。さらには、ワイン好きが喜びそうなこんなお話も。「そもそも、アンチエイジングのためには、お酒の飲みすぎはよくないのですが、最近のハーバードの研究で、赤ワインに含まれている“レスベラトロール”という物質が、長寿遺伝子を活性化することを立証しました。カロリーリストリクションを行っても、同じ長寿遺伝子が活性化され、寿命が延びるとされていますが、レスベラトロールを取り入れること(=少量の赤ワインを飲むこと)は、擬似的なカロリーリストリクション状態を作り出しているということなのです」。この“レスベラトロール”は、すでにサプリメントとしても販売されていて、ハリウッドセレブの間でも注目されているのだとか。先生ご自身も、無理をしたなと感じたときにカロリーリストリクションを実践し、レスベラトロールを摂り入れているそうで、その効果を実感していらっしゃるとか。だからこそ、患者たちにも勧められるんですね。1週間単位で行うだけでも、十分に効果は実感できるそう。季節の変わり目、ここ一番の時期などにうまく取り入れて、一度コツをつかめば、難しくないと根来先生。ただ、忘れてはいけないのは、質の良い食、十分な睡眠、適度な運動のすべてが、互いに関係しあって成り立っていることを理解し、バランスの良い生活を送ることなのだそうです。「ハリウッドセレブやスポーツ選手など、不規則な生活や時差を伴う移動が多い生活をしています。そこで、食生活、睡眠、運動についての指導も行い、若さを保つ秘訣であるアンチエイジングホルモンの分泌をたっぷり促す生活を指導しています。朝はすっきり目覚めて、日中は軽い体で活動し、夜は快適に眠りに落ちる。そんな当たり前の体調へと整えるよう心がけています」。運動の面ではいま、セレブの間で話題となっている最新メソッドがあるのだとか。「いま、『カロリーリストリクション』の発想がキーとなっている、“バレトン・メソッド”がニューヨークではやり始めています。バレエ、ピラティス、ヨガと組み合わせ、コアマッスルを鍛えるというメソッド。これから、日本にも入ってきて、流行するのではないでしょうか」。ほかにも、アンチエイジングに関係する様々なお話を伺いました。ここでご紹介できないのが、とにかく残念!もっと深く知りたい方は、先生の著書「身体革命世界最先端のアンチエイジングの法則」をぜひ手にとってみてください。アンチエイジング医学の最先端の話だけれど、分かりやすくて、実践しやすい。世界最先端の研究に基づいた若さを保つ健康術や、若さを保つ5つの法則、若さを保つ食生活の実践法、カロリーリストリクションについて、睡眠、運動、デトックス法、リラックスの大切さ、サプリメントの活用法などが具体的に書かれているので、すぐに活用できるので必読です。また、根来先生は今年も数冊、最先端の健康アンチエイジング本を出版予定です。今後もその活動から目が離せません!ハリウッドセレブの美しさは、努力の賜物。それならば、私たちにだって努力次第でセレブ級の美が手に入るかも。ぜひ、真似してみて!(text:June Makiguchi)上写真は『噂のモーガン夫妻』の一場面。こちらでもご紹介!verita「BEAUTY最先端!本物のエイジングケア」プロフィール:根来秀行1967年生まれ。東京都出身。医師、医学博士。専門は、内科学、腎臓病学、循環器病学、代謝内分泌学、抗加齢医学、遺伝子治療、美容内科ほか、多岐にわたる。東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。東京大学医学部内科、同大学大学院の講師を経て、ハーバード大学医学部内科教授に。ブリュッセル自由大学、東京医科歯科大学での教授も兼任。日本抗加齢医学会評議員、米国抗加齢医学会顧問。世界最先端の研究に携わっている。■関連作品:噂のモーガン夫妻 2010年3月12日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:セレブカップルをあの2人が名演!『噂のモーガン夫妻』鑑賞券を5組10名様プレゼントサラ・ジェシカ・パーカー&ヒュー・グラントが最新作プレミア出席ヒューの元カノもラブコメ界、英米の横綱が初共演!ヒュー・グラント&サラ・ジェシカ最新作の画像解禁
2010年02月19日