レディー・ガガが開催を表明し、WHO(世界保健機関)と非営利団体「Global Citizen」が主催するバーチャル・コンサート「One World:Together At Home」が、日本時間4月19日(日)午前3時よりAmazon Prime Videoにてライブ配信されることが決定。エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、ビリー・アイリッシュら豪華アーティストが出演する。このコンサートは、世界的に流行している新型コロナウイルスの被害を受けている全ての人々が団結し、また、最前線で尽力する医療従事者や対応に献身する人々への支援を目的としてガガがキュレーションを担当。プライム会員の登録がなくても、Amazonアカウントがあれば、本配信を視聴することが可能。出演者はガガを筆頭に、アラニス・モリセット、ビリー・アイリッシュ、ビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)、バーナ・ボーイ、クリス・マーティン(コールドプレイ)、エディ・ヴェダー(パール・ジャム)、エルトン・ジョン、フィニアス、J・バルヴィン、ジョン・レジェンド、ケイシー・マスグレイヴス、キース・アーバン、リゾ、マルマ、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダーら、世界中のトップ・アーティストたちが名を連ねる。さらに、テノール歌手のアンドレア・ボチェッリ、ピアニストのラン・ラン、ハリウッドでも活躍する人気女優プリヤンカー・チョープラー・ジョナス、インド映画界の大スター俳優シャー・ルク・カーン、「スキャンダル 託された秘密」のケリー・ワシントン、新型コロナウイルスの感染を公表した俳優のイドリス・エルバとその妻サブリナ、さらに元プロサッカー選手でモデルのデビッド・ベッカムも出演予定。司会はそれぞれが看板番組を持つ、ジミー・ファロン(「ザ・トゥナイト・ショー」)、ジミー・キンメル(「ジミー・キンメル・ライブ!」)、スティーヴン・コルベア(「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」)の3名。なお、SNS上では数多くのアーティストたちが、ハッシュタグ「#TogetherAtHome」とともにバーチャルコンサートを投稿し、家にとどまるよう促している。バーチャル・コンサート「One World: Together At Home」は日本時間4月19日(日)午前3時~よりAmazon Prime Videoにてライブ配信。※ライブ配信は午前3時から午前9時までのプレイベントのパート及び、午前9時から午前11時までのコンサートパート※ライブ配信終了後の4月19日(日)午前11時30分から4月22日(水)午前11時30分までアーカイブ配信を予定(text:cinemacafe.net)
2020年04月16日「スター・ウォーズの日」の5月4日、『スター・ウォーズ』のスピンオフドラマ「マンダロリアン」のドキュメンタリーシリーズ「Disney Gallery : The Mandalorian」(原題)が、本国「Disney+」で配信開始になる。『スター・ウォーズ』の公式サイトが発表した。クリエイターで製作総指揮のジョン・ファヴローが司会を務め、インタビュー、未公開映像などにより、ドラマでは見られなかった側面を明らかにするという。全8話で、一週ごとに新しいエピソードが配信される。キャストがキャラクターにどのように息を吹き込んだのかということや、ドラマの画期的なテクノロジー、特殊効果、ドラマ内の生き物、音楽についてなど、制作過程が掘り下げられる。ファヴロー監督は、「このドラマを作るにあたって、私たちは本当に素晴らしい経験をしました。それをみなさんと共有することを楽しみにしています」とコメントしている。「マンダロリアン」はペドロ・パスカル主演、『スター・ウォーズ』初の実写ドラマで、昨年11月にアメリカの「Disney+」でシーズン1が配信された。シーズン1の最終話はタイカ・ワイティティが「声」の出演と監督を務めた。シーズン2は今秋配信予定。(Hiromi Kaku)
2020年04月16日WHOとNPOの「Global Citizens」が、新型コロナウイルスの最前線で戦う医療従事者のために、バーチャル慈善コンサート「One World : Together at Home」を開催する。すでに「Global Citizen」とともに、約38億円(3500万ドル)の寄付金を集めたというレディー・ガガが先頭に立ち、大勢のセレブを率いて参加する。WHOの記者会見中にガガが発表した。パフォーマンスを行うアーティストはガガのほか、ビリー・アイリッシュ、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダー、Lizzo、クリス・マーティン、キース・アーバン、エルトン・ジョン、ジョン・レジェンドら錚々たるメンバー。アメリカの有名司会者ジミー・キンメル、スティーヴン・コルベア、ジミー・ファロンがホストを務める。さらに、デヴィッド・ベッカム、イドリス・エルバ&サブリナ夫妻、ケリー・ワシントン、プリヤンカー・チョープラー、「セサミ・ストリート」のキャストらも出演するという。ガガは、コンサート自体は寄付を募る「テレソン」(テレビ+マラソンの合成語)ではないと明確にしており、観客に「自宅でゆっくりとくつろいでショーを楽しんでほしい」とのこと。そのため、コンサート開催前の寄付を呼び掛けている。WHOのテドロス事務局長は「私たちは少しの間、肉体的には離れていることが必要かもしれない。しかし、バーチャルでは一緒に素晴らしい音楽を楽しむことができる。このホームコンサートは、共通の脅威に対してみんなが力強く団結するショーなのです」と語っている。同コンサートは18日午後5時(太平洋夏時間)に米ABC局、NBC局などで放送されるとともに、YouTube、Amazon Prime Video、Facebookなどでも配信される。(Hiromi Kaku)
2020年04月07日昨年末に公開された『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガの完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が、早くも4月8日(水)よりディズニーデラックスにて期間限定でレンタル配信されることが決定した。全世界興行収入10億ドルを突破し、世界中に感動と衝撃を与えた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年、その長い歴史に幕を下ろすシリーズ完結編。銀河を巻き込み、壮大なスケールで描かれてきたスカイウォーカー家の愛と喪失の物語が、光と闇を受け継いだレイとカイロ・レンたちによる最後の戦いによって結末を迎える。日本では、興行収入15億7,046万円、動員101万8,851人を記録で本年度実写映画No.1の3日間オープニング記録を樹立し好スタートを切った本作。そして、現在までに興行収入は72億円を突破した。そんなファンを熱狂させた本作が、4月8日(水)10時~5月14日(木)23時59分まで期間限定でレンタル配信決定。さらに今回、『スター・ウォーズ』最新タイムラインが公開。ディズニーデラックスでは、第1作『エピソード4』から、最新作へと繋がる8作品とスピンオフ2作品の劇場公開作品全てを視聴できるほか、初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」、「マンダロリアン」にも一部リンクしているアニメーションシリーズ、BB-8のミニクリップや貴重なドキュメンタリーまで配信中となっており、タイムラインの順番に見直しすることも可能だ。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ディズニーデラックス レンタル配信は4月8日(水)10時~5月14日(木)23時59分まで。※視聴は購入から30日間、再生開始から48時間以内。※ディズニーデラックス加入者のみレンタル購入可能。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2020年03月10日42年に渡り紡がれてきた映画シリーズの完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。1月27日(月)までで、興行収入67億7966万円、動員452万3176人を突破する大ヒットを記録している本作から、C-3POのメモリーが全て消え、レイやフィンらの仲間たちとお別れする…という涙なしでは見られない吹替版本編シーンが解禁となった。この度解禁となったのは、ドロイドC-3POの記憶の中から“シス語から訳された言葉”を取り出すシーン。レイたちレジスタンスの作戦を遂行するためには絶対に必要な言葉だったが、C-3POがシス語を話すと、彼のいままでの記憶が全て失われてしまうという残酷な条件があった。それを知ったC-3POはレイやフィンら仲間たちのことを見つめ「最後にメモリーに焼き付けているのです。友達の姿を…」と切なげな表情を見せ、仲間たちのために自分を犠牲にする決意を固めるのだった。シリーズ全作品に出演しているC-3POはレジェンドキャラクターで、全ての記憶が消去されてしまうとルークやレイア、ハン・ソロ、R2-D2らとの思い出も全て忘れてしまうことになる…。このシーンで描かれるC-3POの決意には感動する人が続出。SNS上では「C-3POのシーンは『新たなる希望』から観た世代にはジーンとくる演出でした」「C-3POの仲間を目に焼き付けるシーンはグッときて感動した」「C-3POが自分を犠牲にしたメモリーのシーンは号泣した」など、感動の声で溢れている。『ハリー・ポッター』のあの人が20か国語でバブ・フリックの声を吹き替えさらに新キャラクターのクリーチャーで、C-3POの記憶を取り出すバブ・フリックも公開後から話題となっている。謎の言語を話すバブ・フリックを演じているのは、『ハリー・ポッター』シリーズの“嘆きのマートル”や『ブリジット・ジョーンズ』シリーズなどで知られるイギリス人女優シャーリー・ヘンダーソン。実は、本作で日本語を含めた20か国語以上の台詞を自ら担当し、映像内にある「ドロイド、メモリー、からっぽ、なる」という日本語のセリフも彼女自身が吹き替え。英語のほかにもロシア語、スペイン語、タイ語、ブラジルポルトガル語、ヒンディー語、カタルーニャ語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、チェコ語、ハンガリー語、ウクライナ語、ブルガリア語、スロバキア語、ルーマニア語、トルコ語、フランス語(カナダ系)などの台詞を担当した。SNS上でも「スター・ウォーズ」ファンから「バブ・フリックの声がめちゃくちゃツボでバブオタク化している…」「バブ・フリック可愛すぎてやばい」「バブ・フリックのうぉほ~いって声すごい真似したくなる(笑)トーキングおもちゃ欲しい!」など。本作の新キャラクターの中ではかなり人気が高くバブ・フリックにハマる人が続出しているようだ。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2020年01月29日タイカ・ワイティティが、さらに深く『スター・ウォーズ』のユニバースに関わるかもしれない。Disney+が配信する『マンダロリアン』でも監督のひとりに選ばれたが、『The Hollywood Reporter』が伝えるところによると、今後の『スター・ウォーズ』映画を手がけてほしいとアプローチされているようなのである。ワイティティが監督した『マイティ・ソー バトルロイヤル』を製作したケヴィン・ファイギにも『スター・ウォーズ』から声がかかっているが、それと同じプロジェクトなのか、あるいはまた別のプロジェクトなのかは、わからない。『スター・ウォーズ』映画の製作は、現在公開中の『スカイウォーカーの夜明け』をもって、一旦停止状態に入っている。しかし、スカイウォーカーサーガが終わっても『スター・ウォーズ』が終わるわけではなく、ディズニーは、今後、このユニバースをどう拡大していくか模索しているところだ。ワイティティがそこにどんな味をプラスするか、気になるところである。文=猿渡由紀
2020年01月17日『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督が、『スター・ウォーズ』の映画を撮ることに興味を示しているという。「Variety」誌が初期段階の交渉に入っていると報じた。ワイティティ監督は、『スター・ウォーズ』の世界を舞台とした「マンダロリアン」にドロイド「IG-11」の声優として出演したり、シーズン1の最終話を監督したりという形で、『スター・ウォーズ』に関わっている。『スター・ウォーズ』の新しい映画といえば、マーベルの社長ケヴィン・ファイギが手掛けるプロジェクトがあると報じられているが、ワイティティ監督が関わる作品が、ファイギのプロジェクトと関連性があるのか、まったくの別企画なのかは不明。先日、「Variety」誌に『スター・ウォーズ』の新しい映画への関わりについて尋ねられたワイティティ監督は、「まだなにもわからない。でも、『マンダロリアン』はストームトルーパーと共演するいい機会だった」と語った。そして、『スター・ウォーズ』の映画を監督したいかと聞かれると、「もちろんやりたいよ。とりあえずは(『マンダロリアン』で)IG-11がヒーローであることに専念するけど」と言い、お茶を濁しつつも映画への意欲を見せた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2020年01月17日映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念した「スター・ウォーズ」OH MY CAFEが、2020年1月17日(金)より順次、東京・大阪・名古屋・北海道・福岡に、期間限定でオープンする。ストーリーに登場するフードやモチーフを再現したメニュー「スター・ウォーズ」OH MY CAFEは、『スター・ウォーズ』シリーズのコンセプトアートを使用した、ミュージアム形式のスペシャルカフェだ。ダース・ベイダーをはじめ、レイやBB-8など、人気キャラクターをイメージしたメニューを展開する。フードメニュー「はるか彼方の銀河系カレー」は、ピリ辛の黒いカレーで宇宙を表現した1品。中央に飾ったスター・ウォーズロゴは、モナカで表現している。竹炭で炊いたご飯でダース・ベイダーを表現した「深紅ローストビーフプレート」。周りにローストビーフを添え、ボリュームのあるメニューに仕上げた。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』劇中に登場する「ブルーミルク」や、液体を混ぜるとふわっと膨らむ「ポーションパン」など、新3部作らしい特別メニューも楽しめる。ドリンクさらに、キャラクターがもつライトセーバーの色をイメージしたドリンクも展開。メロン風味の「ヨーダ」、ブラッドオレンジ風味の「ダース・ベイダー」、ラムネ風味の「ルーク・スカイウォーカー」の3種類を用意する。ライトセーバーに見立てたストローが付属するファンにはたまらないメニューだ。ここでしか買えない限定グッズもここでしか手に入らない限定グッズにも注目。カフェの内観にも使用されているコンセプトアートを使用したアクリル素材のキーホルダーや、キャラクターの相関図を落とし込んだアクリルスタンドなど、コレクションしたくなるグッズが多数登場する。【詳細】「スター・ウォーズ」OH MY CAFE■東京期間:2020年1月18日(土)~2月23日(日)場所:OH MY CAFE TOKYO住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿店 3F■大阪期間:2020年1月17日(金)~2月23日(日)場所:kawara CAFE&DINING心斎橋店住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目4-3 心斎橋オーパ 9F■名古屋期間:2020年1月23日(木)~2月25日(火)場所:kawara CAFE&KITCHEN名古屋パルコ店住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目29-1 名古屋パルコ 南館5F■北海道期間:2020年1月24日(金)~2月24日(月)場所:コーチャンフォー新川通り店 カフェ インターリュード住所:北海道札幌市北区新川3条18丁目1-1■福岡期間:2020年1月24日(金)~2月26日(水)場所:kawara CAFE & DINING キッテ博多店住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街9-1 9F〈メニュー例〉・〈スター・ウォーズ〉はるか彼方の銀河系ブラックカレー 1,590円+税・〈ダース・ベイダー〉深紅のローストビーフプレート 1,690円+税・〈BB-8〉海老ービーエイト・グラタン 1,690円+税・〈R2-D2とC-3PO〉仲良しバーガープレート 1,990円+税・ポーションパン 500円+税・ブルーミルク 650円+税・〈ヨーダ / ダース・ベイダー / ルーク・スカイウォーカー〉ライトセーバードリンク 各600円+税 / コースター付 各1,300円+税※公式サイトより事前予約可(1名 650円+税、「オリジナルA5クリアファイル(ランダム25種)」の特典付き)
2020年01月11日先日公開を迎えた『スター・ウォーズ』完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。世界中が熱狂する「スター・ウォーズ」だが、なぜこんなにも長きに渡り愛されているのか、それを探る番組「まるごと STAR WARS ~いよいよ完結スペシャル~」が2020年1月10日(金)に放送されることが決定した。1977年の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のUS公開以来、42年間にわたり続いてきた映画『スター・ウォーズ』シリーズ。第1弾の公開時から、ジョージ・ルーカス監督は「9つのエピソードからなる物語」と語ってきたこともあり、まさに世界の注目を集めるこの完結編。今回放送が決定した番組では、大の「スター・ウォーズ」ファンだという「Hey! Say! JUMP」中島裕翔を案内役に迎えた。作品が生まれる場である、サンフランシスコのルーカスフィルム、スター・ウォーズの世界を完全再現したディズニーランド(カリフォルニア)の「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」、そしてそのアトラクションを開発したウォルト・ディズニー・イマジニアリングなど、普段見ることができない貴重な取材を敢行。さらに、作品を彩ったセレブが一堂に集うワールドプレミアも紹介しながら、その魅力に迫っていく。今回案内役を務めることとなった中島さんは「いよいよスカイウォーカー・サーガが完結します。ルーカスフィルムはじめ、その創作の源の取材を通して、壮大な神話の一部を垣間見る幸運に恵まれたことに興奮しています。視聴者の皆さんにスター・ウォーズの魅力をしっかり伝えたいと思います」と興奮と意気込みを語っている。「まるごと STAR WARS ~いよいよ完結スペシャル~」は2020年1月10日(金)22時~NHK総合テレビにて放送予定。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月25日12月21日、22日の全国映画動員ランキングは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から始まった新3部作の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(全国378館)が初登場で首位を飾った。4週連続1位の『アナと雪の女王2』(全国382館)は公開5週目は2位に。堀越耕平の人気コミックを原作にしたアニメシリーズの劇場版第2弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』(全国313館)は初登場3位になった。令和最初のTVシリーズ『仮面ライダーゼロワン』と平成の人気作『仮面ライダージオウ』をクロスオーバーさせた『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(全国327館)は初登場4位。公開2週目の『屍人荘の殺人』(全国311館)は先週3位から5位になった。そのほか、新作では2010年に公開され、日本でも大ヒットを記録した長編アニメシリーズの第3弾『ヒックとドラゴン聖地への冒険』(全国301館)が初登場10位になった。次週は『尾崎豊を探して』『男はつらいよお帰り 寅さん』『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』『パラサイト 半地下の家族』『燃えよスーリヤ!!』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』2位『アナと雪の女王2』3位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』4位『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』5位『屍人荘の殺人』6位『午前0時、キスしに来てよ』7位『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』8位『ジュマンジ/ネクスト・レベル』9位『ルパン三世THE FIRST』10位『ヒックとドラゴン聖地への冒険』
2019年12月23日『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に、ハリー・スタイルズがカメオ出演しているかもしれない。同作のプレミアが行われた日、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが「ついにあの機能不全な家族の物語が幕を閉じるよ。今回は、だれが#シークレットストームトルーパーになっているかな?いままでを考えると、みんなUKのスーパースターだった(2人の王子に2人の俳優)。でもまだ歌手はいないよね。すべてのヒントは一つの方向(ワン・ダイレクション)を指している。#スタイルズトルーパー」とツイート。過去にカメオ出演したウィリアム王子&ヘンリー王子(出演シーンは公開前にカットされた)、ダニエル・クレイグ、トム・ハーディの顔がストームトルーパーの胴体に合成された写真に加え、ハリーがあるパーティーでストームトルーパーのコスプレをしたときの写真を掲載した。そして本日、数時間前にマークは「みんなにどうか、本当に、お願いだからネタバレしないでねと頼んだぼくが、#シークレットスタイルズトルーパーのネタバレをしちゃったことを、深く謝罪します。でもまだ謎は残っている。どれがハリーかな。もう口を閉じておくよ」とツイートした。マークの一連のツイートが「ジョークなのか本気なのかわからない」とやきもきするファン続出。いずれ、ハリーの口から真相が明らかになるかもしれない。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月20日史上空前のエンターテインメント「スター・ウォーズ」が完結する『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が、ついに12月20日(金)より日米同時公開。この度、永きに渡り紡がれてきた歴史を貴重なメイキング映像と共にふり返る、感涙必至の特別映像が解禁された。今回解禁となった映像は、“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルをはじめ、ハン・ソロ役のハリソン・フォード、レイア役のキャリー・フィッシャーの超貴重な3ショットや、オビ=ワン・ケノービを演じたアレック・ギネスとユアン・マクレガーなどの姿、新世代のJ.J.エイブラムス監督やフォースを覚醒させたレイ役デイジー・リドリー、祖父ダース・ベイダーの意志を継ぐカイロ・レン役アダム・ドライバーなど新旧キャストが登場。旧三部作の撮影裏やメイキングシーンなど、貴重なショットが収められ、「スター・ウォーズ」ファン必見の映像となっている。ジョージ・ルーカスが生んだ「スター・ウォーズ」シリーズは、銀河を巻き込んだ壮大なスケールでスカイウォーカー家の“愛と喪失の物語”が描かれてきた。ルークを演じたマーク・ハミルが「シリーズ全ての映画の本質はどこまでも続くもので止まることはない。『スター・ウォーズ』の全ての映画には“希望”がある」とプレミアで語ったように、そのテーマは『新たなる希望』から『スカイウォーカーの夜明け』まで9作品全てを通して変わっていない。テーマだけではなく、CGに頼らない撮影手法やキャストの仲の良さも受け継がれている。マークがライトセーバーを持ちアクションを練習しているが、ユアンやデイジー、アダムも同様に数か月に及ぶトレーニングを受けて、アクションシーンを自ら熱演。さらに、ミレニアム・ファルコンのコックピットにマークやハリソンらが乗って撮影されているが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では巨大なミレニアム・ファルコンそのものを制作して撮影を敢行。C-3PO役のアンソニー・ダニエルズやチューバッカ役のピーター・メイヒューとヨーナス・スオタモが実際にマスクやスーツを身に着け、撮影する手法も全く変わっていない。そしてマーク、ハリソン、キャリーの3人が肩を組んだり、ふざけて笑い合ったりする仲の良い撮影裏の様子が収められているが、デイジーやフィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックらも撮影の合間に仲良く談笑する姿を見せ、劇中でもその関係性がキャラクターにいい影響を与えていることは間違いないだろう。ハリソンが「本シリーズの物語を新しい世代へと伝えていきたい」と語るように、脈々と受け継がれた「スター・ウォーズ」シリーズはいよいよ本作で完結。レジェンドたちの思いも乗せたシリーズを締めくくる衝撃の結末を、ぜひスクリーンで確かめてみてほしい。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月20日世界中のファンが期待と不安の入り混じったまま公開を待っていた超大作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』がついに本日から世界各地で一斉に公開となる。120年ほどの映画の歴史の中で、最も成功したシリーズは何か?多くの人がおそらく『スター・ウォーズ』(以下、SW)を思い浮かべるのではないだろうか。1977年にアメリカで公開された『SW』は、全世界で驚異的なヒットを記録し、映画の作り方やビジネス、ファン文化の在り方にまで大きな影響をもたらした。この映画がなければ、現在の映画界はかなり違った姿になっていたことは間違いない。そんな巨大なシリーズがついに完結する。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から始まる最後の三部作の主人公レイは、辺境の星で孤独に暮らしていた女性だ。彼女はいなくなった両親が帰ってくるのをずっと待っていたが、あるきっかけから反乱勢力に加わり、帝国軍の残党によって結成された新たな悪の勢力“ファースト・オーダー”と戦うことに。その中で彼女は自分の中に不思議な力“フォース”が覚醒するのを感じ、ジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーの下で修行を積む。そんな彼女に対峙するのはファースト・オーダーの戦士カイロ・レン。強力なフォースを持ちジェダイ騎士になるも、自身の怒りや恐れを制御できずに暗黒面に堕ちてしまったアナキン・スカイウォーカー=ダース・ベイダーを祖父に持つカイロは、迷いや不安を制御できない若者で、孤独や苦痛を力に変えることで憧れの祖父ベイダーに近づこうとしている。ちなみにアナキンとルークは親子の関係。つまり、最後の三部作はアナキンの道を追うカイロ・レンと、ルークからジェダイの教えや道を継いだレイの物語でもある。なぜか両者はお互いに“通じ合うもの”を感じているが、それは一体なぜなのか……最終作で明らかになるのかもしれない。本作は三部作の完結編にして、スカイウォーカーの一族の物語を描いてきた9部作の最終章。『スター・ウォーズ』シリーズはすでに多数の派生作品を生み出しており、この映画が最後になることはないが、40余年に渡って続いてきた壮大なサーガの結末は全世界から注目を集めている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開
2019年12月20日サーティワン アイスクリームから映画『スター・ウォーズ』をイメージしたアイスクリームケーキ「スター・ウォーズ / ギャラクシーパレット」が、2020年1月1日(水)より数量限定で発売される。「スター・ウォーズ / ギャラクシーパレット」は、スター・ウォーズの世界観と、人気フレーバーを同時に楽しめる贅沢な一品。ケーキは、ポッピングシャワーやキャラメルリボン、チョコレートフレークとチョコレート、ミルクチョコレートのアイスケーキなど、6つのフレーバーで構成されている。それぞれのフレーバーには、R2-D2をはじめ、ダース・ベイダーやC-3PO、ヨーダ、BB-8、ストームトルーパーといったチョコプレートを、キャラクターにあったカラーのホイップと共にデコレーション。自由に飾って楽しめるライトセーバーのピックも付属する。さらに、台紙には、映画でおなじみのデススターやミレニアムファルコンなどをデザインし、作品の舞台となる銀河系の世界観をイメージ。ケーキの周りのフィルムにも、ロゴやアイコニックなキャラクターをデザインするなど、スター・ウォーズの魅力を詰め込んだスイーツに仕上がっている。【詳細】スター・ウォーズ / ギャラクシーパレット発売日:2020年1月1日(水)※数量限定、なくなり次第終了。サイズ:5号(直径約16cm×高さ約5cm)価格:3,600円(税込)※店舗により価格が異なる。【問い合わせ先】B-R サーティワン アイスクリームTEL:03-3449-0336
2019年12月19日全世界公開を控える『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観た。素直に「最高のフィナーレ」だった。歴史を誇るサーガの完結編、という看板に正直身構えてもいたが、結果的に42年の時を経て「シリーズ最高傑作」と心から言えるのがうれしい。以下、本稿では『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の見どころをネタバレなしで紹介する。本作の最大の魅力はズバリ…「面白い!」ということに尽きる。そりゃ、そうでしょという気もするが、これまでの伏線を回収しつつ、スピーディな展開で新たな発見と興奮が毎秒、毎分押し寄せる。躍動するキャラクターたちと同期した、スリリングな語り口は、再登板となったJ.J.エイブラムス監督の真骨頂だ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のテンポ感がよみがえっている。本作のキーワードを挙げるとすれば「希望(Hope)」だろう。人々を駆りたて、勇気づける魔法の言葉であると同時に、ときに失望や絶望にも転じてしまう目に見えない力。まるでフォースだ。もちろん、希望という言葉は、原点である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に呼応しており、ついにシリーズ全体が希望という輪で結びついた。美しい光景である。■やはり“異端児”『最後のジェダイ』は必要だったその上で、シリーズ史上最も賛否が分かれた前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、やはり必要な存在だったと断言したい。ライアン・ジョンソン監督が、フォースやジェダイといった“聖域”に鋭くメスを入れ、切り開いた伝説の新たな可能性。それをJ.J.エイブラムスは見事に継承し、活かしきっている。この継承もまた、『スター・ウォーズ』にとって重要な要素だ。確かにピュアで無邪気な『フォースの覚醒』に比べると、『最後のジェダイ』はまるで反抗期に突入したティーンのようでもあった。だが、シリーズの“異端児”として「そもそも、ジョージ・ルーカス抜きで『スター・ウォーズ』映画を作る意味ってあるの?」という疑問に真正面から取り組んだのも事実。だからこそ、『スカイウォーカーの夜明け』には、ある種の成熟が感じ取れるのだ(それはキャラクターの成長とリンクしている)。■「旧三部作」と「新三部作」の和解、9作品で“ひとつの家族”ご存知の通り、『スター・ウォーズ』はルーク・スカイウォーカーの冒険と成長を描いた「旧三部作」、ルークの父親であるアナキン・スカイウォーカーが暗黒面に落ちる宿命を掘り下げた「新三部作」、そして2015年に幕を開けた「続三部作」という9つのエピソードで構成されている。世代や好みの違いによって、これまで「旧三部作」と「新三部作」の間には少なからず分断・断絶・確執があった(前者は昭和、後者は平成に製作された)。そして、令和元年にスクリーンに躍り出た『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、「旧三部作」と「新三部作」が投げかけた問いに真摯に答え、スカイウォーカー家の運命に見事な決着をつけることで、両者を含めた全9作品を“ひとつの家族”にまとめ上げた。親子の問題を、孫世代である「続三部作」が和解させたのだ。この意義は大きい。ファンもまた然り。『スター・ウォーズ』は常に最高だったが、それゆえ求める“希望”も人それぞれ。だからこそ、新作が公開されるたびに賛否・議論・考察が白熱するのだが、そんなコミュニケーションを通して、わたしたちは“ひとつの家族”として、血に勝る絆を深めた。『スター・ウォーズ』が現代の神話といわれるゆえんだ。フォースと共にあらんことを!『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月18日映画ファンのみならず、誰もが認める映画史に残る超人気シリーズ『スター・ウォーズ』が、この冬ついにフィナーレを迎える。ジョージ・ルーカスが生み出した伝説は、数十年の時を超えてJ.J.エイブラムス監督(「フォースの覚醒」)、ライアン・ジョンソン監督(「最後のジェダイ」)に引き継がれ、まったく新しい『スター・ウォーズ』として始動した。新たな三部作は“思っていたスター・ウォーズと違う”として、ぱっくり評価も割れ、激しい議論を巻き起こしたこともあったが、泣いても笑っても本作で最後。手放しで激賞するも、厳しく文句をつけるも、今後はもう列島熱狂のイベントはやって来ない。この、公開直前爆速レビューも最終回だ。ズバリ、完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)は、ちょっとでも何か言うとネタバレになりそうな、情報過多な内容だった。受け止めたい情報量が多いだけでなく、テンポも速く、あっという間に2時間22分が過ぎ去っていく(やや大げさではあるが)。大変気を使う完結編であるが、この点、もともとエイブラムス監督は“ファンが待っているもの”を無難にブチ込んでくるテクニックに長けているため、今回はどうなんだ……と明かすこともネタバレと言えばネタバレであり、そこで映画を鑑賞するにあたり、3つのポイントに絞って(途中レビューでもなんでもない、鑑賞する上での準備・心構えもあり)お役立情報をお知らせしたいと思う。それも嫌、まっさらな状態で観たいという人はここで離脱を。○【1】過去作の鑑賞をぜひ! 7と8だけでもまず前提として本作は、2000年代の3部作、42年間の9部作の最終章で完結編であり、過去作を踏まえていないわけがない。エイブラムス監督も「終わりの終わりは比較的ラクなもので、終わりの頭が、元になるところが非常に難しかった」と言っていただけあり、過去作を踏まえていないとお楽しみ半減と言っていいだろう。その一方、「知らない人が観ても、ちゃんと独立した作品にしたかった。まったく知らない人でも楽しめるようなね」とも言っていたが、大変僭越ながら、それは一個の映画として、娯楽作として楽しめる(アクションがスゴイ! とか)ということであり、本質的なSW味を享受できるものではないと筆者は思う。今から過去8作のマラソンはしんどかったら、7と8だけでも観てから出かけてみてほしい。○【2】集大成の多幸感受け止める気持ちも重要!?次に心構え。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は完結編とうたっているだけに、誰が何を言おうと完結に向かって進行する映画である。つまり、そこにはスカイウォーカー物語の42年間をしめくくるドラマがあるわけで、すなわち(いろいろな意味で)感動要素があることになり、SWファンであれば幸せな気持ちになるというものだろう。取り急ぎ1回目を観た直後で冷静な判断がしかねる脳状態ではあるものの、筆者は本音でおおむね満足いく展開だった。「満足しよう」と思う心が大事なのかもしれないが、前述のエイブラムス監督の“ファンが待っているもの”をどうぞどうぞ! の連続ビームにやられてしまったこともまた確かである。やがて時間が経ち、冷静になった時に評価が変わってくることもあるかもしれないが、それはどの映画でもあり得ることなのでここでは考えない。○【3】ネタバレを避けたい! 最大限の対策をネット記事で何を言っていると思われるかもしれないが、本作は完結編ということもあり、鑑賞前に知ってしまうと感動が半減する要素が山ほど出てくる。この記事が世に出る頃にはレビューや感想投稿なども山ほど出てくるが、その数に応じてネタバレの危険度も上がるというもの。ここはぜひ、映画館で観るまで好奇心に負けて情報収集しすぎないなど自衛を講じたいところ。それと、映画館も朝イチの上映会がおすすめだ。フォースの覚醒の時、劇場を出てくる観客の感想でネタバレを食らったという前例もあり、十分な注意を払いたい。たとえば「ミッキーマウスがさあ!」「ミッキーマウスがねえ……」というキーワードの感情的な言い方が耳に入っただけでも、カンがいい人はある程度の予想がついてしまうので、本当に気をつけてほしい。今回は42年続いたサーガの終焉であり、ファンにとって満足のいく終わり方になっていると言っても、そう思わない人ももちろんいることだろう。であれば、ここは心構えとして作品の質を評価してやろうと思って臨むのではなく、自分にとってどういう内容であれ、さようならやありがとうを言うために映画館へ足を運ぶくらいの気持ちのほうが、ストレスフリーではなかろうか、ということを最後に提案したい。ちなみに東京ディズニーランドのアトラクション「スターツ・アーズ」も毎度おなじみ、最新映画バージョンに公開日以降変わるので、完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』とともに年末年始の遊びの二大予定にしてみては?(C) 2019 and TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月18日ついにアメリカで行われたプレミアで初披露され、日本でも20日(金)から『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開になる。9つのエピソードで描かれた壮大なサーガはどんな物語で完結を迎えるのだろうか? 公開を楽しみに待っている人のために具体的な内容には可能な限り触れずに紹介する。本作は2017年冬に公開された『最後のジェダイ』に続く物語で、スカイウォーカー家の最後のエピソードだ。銀河の自由と平和を守るジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーの下で修行を積んだ女性レイと、ルークの父アナキン・スカイウォーカー=ダース・ベイダーを祖父にもつカイロ・レンはお互いに通じ合うものがありながら、悪の道を共に歩もうと手を差し伸べるカイロの誘いをレイは拒絶した。しかし、カイロが所属する悪の組織ファースト・オーダーの力は強大で、レイたちレジスタンスは窮地に陥っている。幼い頃に両親とはなればなれになり、両親に会いたい一心で数奇な冒険をすることになってしまったレイはこの先、どこへ向かうのか?これから映画が公開になるため、その内容は一切、明かせないが、本作は三部作の完結編であり、壮大なシリーズの最終章だけに過去で描かれた様々な設定やキャラクター、テーマが全編に渡って展開され、観客がアッと驚くサプライズが随所に仕掛けられている。レイを主人公にした三部作は彼女だけでなく、カイロ、ポー、フィンら主要なキャラクターがまだ成長途中で、それぞれに問題を抱えているが、最新作では主要なキャラクターの間で起こる”化学反応”が前2作以上に重要な要素として描かれる。レイ、フィン、ポーはいつしか仲間を超えた家族のような存在になり、共に助け合い、戦う中で確かな絆を築き上げていく。レイとカイロは対立し、一騎打ちを繰り広げる相手でありながら、カイロはレイを自分の世界に引き込むことを諦めていない。そしてレイは自分が何者なのかわからず、カイロを、そして何よりも自分自身に恐怖を感じている。彼らの関係は物語が進むにつれてこれまで以上にダイナミックに変化し、それぞれのキャラクターが相手との関係性の中で成長を遂げていく。そして、映画ではこれまで明かされてこなかったいくつかの謎がついに明らかになる。レイはどこからやってきたのか? カイロはどこへ向かうのか? レジスタンスはこのまま敗北するしかないのか?ポイントになっているのは、本シリーズが血でつながったスカイウォーカー家の物語を描きながら、同時に自身の血やファミリーツリーに抗うキャラクターを描いてきたことだ。思い返せば、一番最初に公開された『スター・ウォーズ』の主人公ルークは辺境の惑星で暮らす何も持たない青年だった。彼は育ての親を失い、数々の危機を乗り越えて帝国軍の要塞デス・スターを破壊することに成功する。しかし、物語が進むにつれて、彼にはフォースの強い家の血が流れていることが明らかになる。そして自分の父が銀河を恐怖で制圧するダース・ベイダーであることも。ルークの中にはベイダーの血が流れている。銀河を支配する皇帝はルークに父と共に悪の道に進めと誘う。しかし、ルークは先天的に与えられた素質よりも、自分が今なにをするべきかを自分で選択して、ジェダイの騎士で居続けることを選ぶ。かつてベイダーはアナキンと呼ばれ、強いフォースを発揮できそうな血が流れた有望な少年だった。しかし、彼は執着や恐怖を克服することができずに暗黒面に堕ちてしまった。スカイウォーカーの一族には同じ血が流れている。しかし父と息子は正反対の選択をした。そこにどんな血が流れていようとも、先天的にどんな素質が備わっていようとも、人は自分のした選択によって進むべき道を見出していく。先にも述べた通り、最終作ではレイの過去が明かにされる。多くのファンもそのことが気になっているはずだ。しかし、それよりも大事なのは、レイが何を選択するか? ではないだろうか。本作の脚本家チームはそのことを重視しており、様々な謎が解き明かされる中で、その真実に対してキャラクターがどのように振る舞うか? に物語のピークポイントを置いている。誰もが親から生まれた。人は生まれた時から何かを引き継いでいる。でも、それよりも大事なのは、自分が何を選ぶかで、もし自分がどこから来たのかわからなければ、自分の行動と選択によって作り出せばいいのではないか?三代に渡るスカイウォーカー家の物語は、血のつながりを描きながら、同時に先天的に備わった素質や、生まれた時から背負ってしまった宿命を乗り越えて、自分で自分の道を選びとっていこうとする想いの強さを描き出す。レイはすべてを知り、自分がどこからやってきたか知った後で、どのように振る舞うのだろうか? 前2作で積み上げられたあまりにも多い宿題を片付け、2時間22分で完結させようとする最終章は、展開的にかなりアクロバティックな部分や、散らかった状況の“片付け”に苦心していることが伺える部分もあるが、かつて辺境の地でふたつの太陽を見つめていたルークの中に宿っていた強い意思=自分で自分の道を切り拓きたい、という想いはしっかりと引き継がれている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開
2019年12月18日42年にわたり紡がれ、世代をまたいで受け継がれてきた「スター・ウォーズ」がついに完結する『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。そのワールドプレミアがハリウッドにて開催され、ハン・ソロ役ハリソン・フォード、ルーク・スカイウォーカー役マーク・ハミルらレジェンドも参加、さらにスティーブン・スピルバーグ監督も駆けつけた。日本時間12月17日(火)、ロサンゼルスのハリウッドで開催されたワールドプレミアには、先日の来日も大きな話題となった主人公レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックをはじめとするキャスト陣に加え、ダース・ベイダーの遺志を受け継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバーをはじめ、ケリー・マリー・トラン、ナオミ・アッキー、ケリー・ラッセル、リチャード・E・グラント、ヨーナス・スオタモらの姿も。さらに、この伝説を象徴するルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、『フォースの覚醒』で息子カイロ・レン(=ベン・ソロ)の刃に倒れたハン・ソロを演じたハリソン・フォードが登場。レジェンドたちの降臨に、「スター・ウォーズ」という伝説の結末がついに明らかになる歴史的なイベントは大盛況となった。いま様々な憶測を呼びながら、伝説の結末に熱い視線が送られている本作。そんな歴史的なワールドプレミアを取材しようと全世界から取材陣も集結。会場はイベント開始前からファンたちの熱い熱気に包まれ、キャストやスタッフ陣がレッドカーペットに姿を現すたびに大きな歓声が巻き起こった。中でも、ルークを演じたマーク、ハン・ソロを演じたハリソン、C-3POを演じたアンソニー・ダニエルズ、ランド・カルリジアンを演じたビリー・ディー・ウィリアムズ、暗黒卿パルパティーンを演じたイアン・マクダーミドらレジェンドの登場は、キャスト陣も驚くほどの最高潮の盛り上がりとなった。デイジー・リドリー、感情的になって「泣いてしまった」「これから、世界中に映画が公開されるのよね、というワクワク感がすごい」と語るデイジーは、周囲から“終わり”について言われることが増え、「私は悲しくて酷いくらい感情的に『うえええーーん』という感じで泣いてしまったの。人々にはこの作品を観てもらいたいけれど、終わってしまうというのは…とても不思議な感じがします」とコメント。「(ライトサイドorダークサイド)どちらのサイドに着くとしても、その一部になりたいと思わせてくれるし、もし観客として観てもその物語の一部になって楽しめる。『スター・ウォーズ』は誰が観ても楽しめる普遍的なストーリーがあると思うの」と語る。「スター・ウォーズ」が愛されてきた理由は「キャラクター」と語るアダムもまた、「(ルーク・スカイウォーカーの)物語は、彼の家族について語り、その家族からは誰も逃れられず、物語はその全てと家族との関わりを描くのです。逃れられないと感じられる運命、そして変えてしまいたいと思う宿命、そしてそこにある大きなテーマ、それらすべてがこの物語を時代とともにある存在にしていると思います」と、物語の普遍性に触れた。「『スター・ウォーズ』の映画には希望がある」とマーク・ハミルルーク役のマークは、ファンに対して「どんなに感謝してもしきれるものじゃありません。彼らは単なるファンじゃなく、もっと家族というものに近い存在なんだ。ファンの方々がいなければ、いま私たちはここにはいないでしょうね」と言いながら、泣きまねで会場の笑いを誘うひと幕も。そして「『スター・ウォーズ』の映画には希望がある。これらの映画が語っているのは、自分に嘘をつかず、自分を信じて、自分だけのためでなく、自分の周りの人々のために行動をすれば勝利を手に入れることができるということ。これはおとぎ話なんです。ただその舞台が宇宙だったんだ」と、レジェンドとしてコメント。C-3PO役のアンソニーは、「ジョージ・ルーカスの行ったすばらしいことのひとつは、この『スター・ウォーズ』をみんなの『砂場』のようなものにしたこと。人々もそれを受け入れて、三世代にもわたって、この『砂場』で遊び、物語を作り、衣装を作り出し、ダークサイドだろうがライトサイドだろうが喜びを共有してきたことです。映画には、みんなのための何かが、誰かがいつもそこにあるのです」と、世代を超えて愛されたシリーズについて語った。さらにこの日は、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督をはじめ、『フォースの覚醒』や『エピソード5/帝国の逆襲』『エピソード6/ジェダイの帰還』の脚本家ローレンス・カスダン、『アイアンマン』『ライオン・キング』ジョン・ファヴロー監督といった名だたるフィルムメーカーたちも続々と来場。「完結した『スター・ウォーズ』を前に、この40年以上の類まれなる旅がもたらしてくれた素晴らしい贈り物への誇りと感謝を感じている」と、シリーズの完結についてコメントしている映画史に名を刻むレジェンド的作曲家ジョン・ウィリアムズも姿を現し、ファンを大いに沸かせた。また、日本からは「スター・ウォーズ」ファンの1人、「Hey!Say! JUMP」の中島裕翔もカーペットゲストとして来場。全世界から集まった熱いファンと共に、完結編の最初の目撃者の1人となった。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月18日2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、多くの謎を持つ主人公レイに抜擢されたデイジー・リドリー。その後『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、そして最新作にして新3部作のラストを飾る『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でもヒロインを務めたが、いよいよその人物像が明かされるときがきた。本シリーズへの出演は本作が最後というデイジーに、公開直前の心境を聞いた。ほぼ無名の状態から、大抜擢される形で『スター・ウォーズ』シリーズに参加したデイジー。最新作は12月20日に日米同時公開を迎えるが、作品に携わった約6年という歳月について「作品に出演したことがきっかけで、ほかの仕事につながることが多く、いろいろな場所に赴くこともできました。その旅が終わってしまうことは少し寂しい気持ちです」と心情を吐露した。『スター・ウォーズ』シリーズと言えば、映画史上に残る大ヒットSF映画。デイジー自身も「私の人生と『スター・ウォーズ』という映画は切っても切り離せない」と特別な作品であったことを強調すると「映画に起用されたことはもちろんですが、現場での信じられないような貴重な経験は大きな財産になりました。こんな幸運なことはない」と作品との出合に感謝を述べる。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、スカイウォーカー一族の壮大な物語の完結編と位置づけられている。ある意味でこれまで以上に注目を集める作品で主演を務めるというのは、想像を絶するプレッシャーなのではないだろうか――。しかしデイジーは「普通に考えれば、大きなプレッシャーを感じるはずなのに、現場ではものすごくリラックスして臨めたんです」と意外な回答を口にする。その大きな要因となったのが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』以来の再タッグとなったJ・J・エイブラムス監督の存在だ。「『フォースの覚醒』のとき、監督が『キャスティングが大変だった』と話していたのですが、現場ではすごくオープンに接してくれて、私たちが感じたことを話せば、しっかりと答えてくれる。スムーズに撮影ができたし、遊び心も満載。とても居心地がいい最高の監督です」と称賛は止まらない。また、作品を通してキャリー・フィッシャーさんと出会えたことも、女優という仕事を続けていくうえで、大きな影響を受けたという。「私は現場で『聞きたいことがあるんです!』というようなタイプの振る舞いをしたくなかったので、割とクールに接してしまっていたんです。いま考えると、キャリーにも、ハリソン(・フォード)にも、マーク(・ハミル)にももっと積極的に話をすればよかったなと思うのですが、彼女たちの行動や雰囲気を間近で共有できただけでも、多くのことが学べたんです」としみじみ語る。さらに、デイジー自身がキャリーさんにある企画で、直接インタビューする機会があったというと、そのときのエピソードを披露してくれた。それは『スター・ウォーズエピソードVI/ジェダイの帰還』でのビキニシーンについてだった。「キャリーが映画のなかでビキニを着たことに触れると、彼女は『ほかのみんなが着なくていいように私がビキニを着たのよ』と話してくれたんです。そういう意味でもキャリーは先駆者でした。彼女は遊び心を持ち、聡明かつ謙虚な女性。彼女がいたから私たちもこの作品に続くことができたんです」。映画公開まで作品についての全貌は明らかにされていない。しかし予告編では“仲間”というキーワードが読み取れる。実際、デイジー演じるレイは、仲間たちと共に過酷な戦いに挑むが「まさに“仲間”というのが大きな意味をなす作品です。レイもフィンもポーも、それぞれ仲間がいるからこそ、その力を最大限まで発揮できる。そういう関係性がこの映画のひとつのテーマでもあるのです」と作品を読み解くヒントを与えてくれた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開取材・文:磯部正和撮影:堤博之
2019年12月17日「スター・ウォーズ」シリーズをひと言で説明するならば、銀河を舞台にしたある家族の壮大な愛と喪失の物語だ。その家族とは、最新作にして完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のタイトルにもなっている、ルークやレイアらスカイウォーカー家のこと。これまでに解禁されてきた今作の映像では、まさに“終わりの始まり”を告げるシーンが連続、期待に胸膨らむファンをヤキモキさせている。そこで、12月20日より日米同時公開される(一部劇場では先行公開も)伝説の完結に備えるべく、2015年の『フォースの覚醒』、2017年の『最後のジェダイ』で紡がれてきた物語をスカイウォーカー家を中心にふり返ってみた。※以下『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』のネタバレを含む表現があります。ご注意ください。孤独なレイの運命的な出会い!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンというJ.J.エイブラムスを監督に迎えた、ディズニー製作の新たな三部作の1作目でエピソード7にあたる。新三部作と呼ばれるエピソード1・2・3(1999~2005)は、アナキン・スカイウォーカーが暗黒面に惑わされダース・ベイダーへと堕ちるまで、旧三部作と呼ばれるエピソード4・5・6(1977~1983)では、その息子ルーク・スカイウォーカーが父ダース・ベイダーと対決し、救済するまでが描かれた。ところが、『エピソード6/ジェダイの帰還』から約30年後といわれる今作の主人公は、砂漠の惑星でたったひとり、廃品を拾って生計を立てているレイ(デイジー・リドリー)という女性だ。迷子のドロイドBB-8を介してストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)と偶然出会ったことで、行方知れずになっている“最後のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)を探す旅に巻き込まれていく。世は、かつてダース・ベイダーが君臨した銀河帝国の残党「ファースト・オーダー」と、ルークの双子の妹レイア(キャリー・フィッシャー)率いる「レジスタンス」が新たな戦いを繰り広げているさなかだ。キュートすぎる新ドロイドBB-8が新規ファン獲得に貢献ストームトルーパーの“中の人”を、葛藤を抱えた1人の人間として描いたことも新鮮だったが、自ら追っ手を倒した上「手を放して、自分で走れる」というレイの姿は、現代の自立したヒロイン像としてその後のディズニー作品にも受け継がれていくことになった。また、新登場したドロイドBB-8は、コロコロと転がって猛ダッシュする姿や感情表現が豊かな(?)様子が「かわいい!」と一躍人気となり、新しい層のファン獲得にもひと役買った。カイロ・レン、キライになれない!? 脆弱な悪役が話題にさらに、レイの思いがけない冒険の途中で出会ったのが、かつてルークやレイアと共に平和と自由のために戦ったハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ。「反乱軍の将軍」として知られているハンは、若いレイとフィンに光と闇の両側面を持つフォースやジェダイの存在は、まことしやかに語られる“まやかし”ではなく、全て事実であると告げる。そしてルークが姿を消したのは、新世代のジェダイを育てていたが、ある少年の裏切りがあったためだと言うのだ。その少年の成長した姿が、赤い十字型のライトセーバーを手に、ダース・ベイダーを意識したマスクを被り、冒頭から凄まじいフォースを見せつけるカイロ・レン(アダム・ドライバー)だ。彼の本名はベン・ソロ、レイアとハンの間に生まれたフォースの強いスカイウォーカーの血を引く者で、ダース・ベイダーは彼の祖父にあたる。朽ち果てた“あのマスク”を前に「あなたの始めたことを終わらせる」と意味深な言葉を放ちつつ、「光の誘惑をまた感じてしまいました」と揺れ動く様子も。また、ルークの所在のヒントを知るBB-8を部下が取り逃がしたとわかるや、ライトセイバーを振り回してブチ切れる姿は、圧倒的悪のベイダーとはまるで異なる、脆さのある悪役として注目を集めた。ハン・ソロの旧友であり、ルークのライトセイバーをレイに託したマズ・カナタ(ルピタ・ニョンゴ)が言うように、カイロ・レンが傾倒するフォースの暗黒面は常に姿を変えて存在してきた。シス、帝国、そしてファースト・オーダー。やがてカイロ・レンとの死闘の中でフォースが覚醒したレイは、ファースト・オーダーと対峙するべく、ついにルーク・スカイウォーカーのもとへとたどり着く。新展開が衝撃を呼んだ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)エピソード8にあたる今作では、前作の勝利もつかの間、レイア率いるレジスタンスにファースト・オーダーが迫り、彼らは壊滅寸前の状態となっていた。レジスタンスにはいまこそ、“伝説のジェダイ騎士”ルーク・スカイウォーカーが必要だった。レイは、辺境の星で隠れるように暮らしているルークとようやく出会うが、彼はある人の死にも気づかなかったほど、フォースから心を閉ざしてしまっていた。強力なフォースの持ち主レイは何者かそんな彼を説得したのが、旧友チューバッカであり、かつて幾多の冒険を共にくぐり抜けてきた“盟友”のドロイドR2-D2だ。『エピソード4/新たなる希望』で若きルークの人生が(銀河の運命も)一変するきっかけとなったレイアのホログラムを映し出すという、心憎い行動に出る。だが、ルークはレイが強力なフォースの持ち主であることを知ると、「これほどまでのフォースを持つのはベン・ソロただひとり」となぜか恐れを見せる。さらに、レイがずっと知りたかった両親の影を追い求めるあまり、暗黒面に導かれるようなひと幕も…。前作『フォースの覚醒』で両親に置き去りにされるヴィジョンを見たレイだが、彼女の“両親は誰か”という問いに示された答えは、『エピソード5/帝国の逆襲』の「私がお前の父親だ」の衝撃と比べると予想外ともいえるものだった(でも完全に信じていないファンも多数)。レイとカイロ・レンの特別な結びつきが注目を集めるレジスタンスのピンチを救うため、フィンと整備士のローズ(ケリー・マリー・トラン)、BB-8が別行動をとって奮闘する一方、レイとカイロ・レンははるか遠くに離れていながらフォースによってつながりを持つことに。脚本も手がけたライアン・ジョンソン監督が「フォース」や「ジェダイ」について新たな解釈を取り入れたことは物議を醸したが、この2人の結びつきはかえってファンたちの心を乱すことになった。前作でルークのライトセイバーを目にしたカイロ・レンは「それは俺のものだ」といきがるも、フォースが覚醒したレイに痛手を負わされ敗北。フォースによって“再会”するや罵倒するレイに対しても、まるで自分を“モンスターと呼んでくれ”と言わんばかり。しかし、ダークサイドを垣間見て、いっそう孤独を深めたレイを理解できるのは自分だけ、といったそぶりも見せるのだ。カイロ・レンことベン・ソロは、前作で父ハンを手にかけたが、今作で母レイアを目前にしたときには明らかにためらいが見られた。「あなたは変われる」、レイはかつてルークが父ダース・ベイダーを信じたように彼を信じようとするが、「その時が来れば、変わるのはお前だ」とベン。古きものを滅ぼし、共に手を取って銀河に秩序をもたらそうと言う。かつてベイダーと化したアナキンがパドメを、そして我が子ルークをも誘ったように。だが、レジスタンスを追い詰め、ついにルークと対峙したカイロ・レン/ベンは、その圧倒的なまでのフォースを思い知ることになる。「再び反乱軍が立ち上がる。戦いは始まったばかり。そして私は最後のジェダイではない」、そう言い残してルークは亡くなり、レイとカイロ・レンの決別も決定的となった。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では何が起こる…!?カイロ・レンとの戦いやルーク・スカイウォーカーとの出会いによって、ますます強大なフォースを身につけたレイ。両親から捨てられたと感じ、最初はハン・ソロに、そしてルークやレイアにその思いを重ねていたが、フィンやポー・ダメロン(オスカー・アイザック)、ドロイドのBB-8たちがいるレジスタンスという居場所を見つけた。『最後のジェダイ』では揺れていた心情を映すようにダークな色合いの装いだったレイが、最新作では白い衣装に替わったことにも表れている。一方、フォースの強いスカイウォーカー家の血筋に生まれ、ジェダイの騎士となることを運命づけられながらもファースト・オーダーの最高指導者スノークの誘いから暗黒面を強め、ベン・ソロであることを捨てて、いまではスノークをも倒したカイロ・レン。予告編などでも登場しているように、完結編では「この時を待っていた…」というシスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーン皇帝(イアン・マクダーミド)が、彼らの運命に大きく関わっていくことになるだろう。レイとカイロ・レンの荒波立つ場所でのライトセイバーの戦いは、『エピソード3/シスの復讐』のクライマックス、炎の惑星でのアナキンとオビ=ワンの激闘を彷彿とさせる。どちらかがフォースで見たヴィジョンなのか、レイとマスクを被ったカイロ・レンが何か肖像のようなものを破壊するシーンも印象的だ。2人の対決に象徴されるように、レジスタンスとファースト・オーダーも総決戦を迎える。『最後のジェダイ』が遺作となってしまった在りし日のキャリー演じるレイアの姿は嬉しい限りだが、フィンと動物に乗って共闘する新キャラクター・ジャナ(ナオミ・アッキー)は何者なのか、『エピソード6/ジェダイの帰還』以来の再登場でミレニアムファルコンに乗り込んでいるハン・ソロの悪友ランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)の役回りもいまだ不明。赤い眼をしたC-3PO(アンソニー・ダニエルズ)も気になる。また、『最後のジェダイ』でヨーダがルークの前に霊体として現れたように、「私はお前と共にあるお前の父と同じように」とカイロ・レンに言い残したルークが、彼やレイの前に現れる可能性は大いにある。オビ=ワンや、アナキンまで現れることがあるのかも!?もしかしたらフォースの暗黒面に通じたパルパティーンもそのような形で登場するのかもしれない。思えば、ルークの前に現れたヨーダは、老いてもなお弟子である彼を前に「レジェンドは超えられるためにそこにある」と伝えていた。果たして、今作は伝説を超えてくる結末となるのか。すべてはまもなく明らかになる。フォースと共にあらんことを…。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月14日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から始まった新たなるサーガの最終章であり、スカイウォーカー家の伝説を描いた9つからなるエピソードの完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。本作の脚本と監督を務めたJ.J.エイブラムスが、作品への熱い思いを語った。これまでのシリーズ作品同様、本作の内容もほとんどがベールに包まれている。頼りになるのは、予告編を含めた数少ない情報のみだ。まず予告編について。脈々と受け継がれてきたスカイウォーカー家のルーツに立ち返るようなイメージが喚起されるが、エイブラムス監督は「エピソード9という位置づけなので、いままで起きたことに触れないことはありえません。8本を繋げる意味もあり、さまざまなことが完結していきます」とヒントと与えてくれる。作品にどんな結末が訪れるかは定かではないが、作品のエンディングについては「すべてではないですが、構想の初期段階からある程度の結末は決まっていました」と語る。そこから時間をかけてブラッシュアップされていったという。一方で作品の入りとなる冒頭部分は非常に時間を要したと生みの苦しみを明かしていたが、出来上がったものは「これしかない」というほどの自信作になったと断言する。また、過去8作すべてに登場し、『スター・ウォーズ』シリーズを語るうえで欠かすことができないC-3POが、本作では大きな見せ場があるという報道も耳にした。エイブラムス監督は「大活躍していますよ」と笑顔を見せると「これまでのなかで最高の見せ場があります。(C-3POを演じている)アンソニー・ダニエルズは本当に素晴らしい俳優。シリーズを通してずっと登場するレジェンド的な方で、彼と仕事ができることは、この上ない興奮なんです。楽しみにしていてほしい」と大いに期待を煽った。「スカイウォーカーの夜明け」というタイトルが示すとおり、スカイウォーカー家の血の宿命が物語の中心に据えられていると思われるが、一方でジェダイに宿る超常的な力であるフォースの定義についても、どんな結末を見せてくれるのか注目が集まる。「作品のなかでフォースの存在は、かなり大きな割合を占めています。この物語はスカイウォーカー家の話ではありますが、そこには必ずフォースが付いて回る。もちろんフォースを抜きにしても物語は構成できますが、フォースの持つ意味を考えることは、物語をグッと深いものにしてくれるのです」。『スター・ウォーズ』シリーズと言えば、日本の伝統や文化から影響を受けているシーンやキャラクターが多数登場しているが、師であるスノークを倒しファースト・オーダーの最高指導者に上り詰めたアダム・ドライバー演じるカイロ・レンが前作で破壊したマスクが、本作では日本の伝統技術である“金継ぎ”(割れた陶器を漆で接着し、接合部分に金属粉で装飾して仕上げる修復技法)によって修復されていることも判明している。エイブラムス監督は「仮面が壊れたということは恥ずべきことではなく、それを礎にさらに新しく作り直すという意味で、とてもパワフルな存在になっているということを暗示しているんです」と語ると、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で登場した“レン騎士団”も再度出番があるという。「僕は“レン騎士団”が大好きなんです。あれも黒澤明監督に影響を受けています。“サムライ”っぽいでしょ」と秘話を明かしていた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より公開取材・文・撮影:磯部正和
2019年12月13日「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)の来日記者会見が12日、都内で開催され、主演のデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンソニー・ダニエルズ、J.J.エイブラムス監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディ、脚本家のクリス・テリオが出席。人気キャラクターのR2-D2、BB-8、さらに新キャラクターのD-Oも登場した。昨晩盛況に終わったレッドカーペットの疲れも見せず登壇した一行は、登壇すると元気よく、それぞれ会場にあいさつ。いまの心境を聞かれたエイブラムス監督は、「2年間撮影して、ようやく公開です。みなさんと共有できることをうれしく思います。俳優みなの演技が素晴らしく、映像面でもILM史上最高のVFX。わくわくしています!」とファンに報告した。主人公を演じるデイジーも、「最高の現場でした。私たちは世界観に楽しく入って、演じることができました。終わってしまうことの寂しさはあるけれど、みなさんと分かち合えることへわくわくもあるの!」と言うと、オスカーが「まだ公開しなくていいね? さよならをすることになるからね。もう少し作品を仕上げない?」と切り出し、笑いを誘っていた。これを聞いて大笑いのジョンは、「最初の『フォースの覚醒』の時は、3作に関わるとは思ってもいなくて、シュールな現実になったよ」と感慨深い表情に。「世界中で公開されると、自分たちのものではなくなるから悲しくはなるよ。撮影は最高の体験で、ヨルダンのロケも楽しかった。でも公開されて、オスカー、デイジーと顔を合わせなくなるなることは寂しいよ」としみじみ。C-3PO役のアンソニーも、「8作出ましたが、9作目は最も重要でした。ほかの作品よりも劣ってしまうことにもなりかねないですから。しかし世界を熟知している彼ら(監督と脚本)が、見事なものを作り上げたと思います」と完結編に太鼓判を押すと同時に、公開を迎えることについて、「世界中に秘密にしていたことを守らなくてよくなるので安心しています(笑)」とプレッシャーからの解放をジョークで表現した。アンソニーに話を振られたクリスは、「非常に疲れていますが、でもわくわくもしています」と率直な気持ちを吐露した後、「映画は4つの命があると思います。まず脚本。そして才能あるキャストとJ.J.たちが作っている段階。3つ目はポストプロダクション、4つ目の段階が観客が観ること。その段階を寂しく思うと同時に、ぜひ楽しみにしてください」と語った。また、ルーカス・フィルムのキャスリーンは同シリーズの完結を迎え、「私たち全員が大きな責任を負っていると感じています。42年以上にわたる神話で、映画の歴史を作っている一部でもあり、多くの人たちが結ばれている大事な作品なのです。そこにかかわっていることを光栄に思う。でも彼らのおかげで大切な作品になり、いま観てもらえることにも感謝しています」と説明。責任者として大仕事をまっとうしたと報告した。なお、本作の撮影前に亡くなったレイア役のキャリー・フィッシャーの話も飛び出し、本作にキャリー演じるレイアを登場させることがどれほど重要なことだったかという問いには、「サーガを終わらすためには、レイアなしではできないですよね」とエイブラムス監督は即答。続けて、「これは非常に重要なことで別のキャストはなく、デジタルもダメでしょう。そこで『フォースの覚醒』の時に撮りためたフッテージ映像を使って作りました。これは感傷的で奇妙な感じもしたけれど、みんなキャリーとレイアが大好きなのさ。悲しい出来事だったけれど、最後にまた会えるので、楽しんでほしいです!」と熱弁した。本作は、1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから今年で42年。その完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」となる。
2019年12月12日「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)のレッドカーペット・イベントが11日、東京・六本木ヒルズ アリーナで開催され、来日したデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンソニー・ダニエルズ、J.J.エイブラムス監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディが登場した。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年。永きにわたり紡がれてきた人気シリーズの完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」となる本作では、世代を超えて描かれてきた“光と闇”の戦いが、カイロ・レン、そして類まれなフォースを覚醒させたレイへと引き継がれていく。会場には、公開を待ちわびているファンが駆けつけ、思い思いのキャラクタに扮した人たちの姿も。そして、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、脚本も手掛けたJ.J.エイブラムス監督、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディがレッドカーペットに姿を現すとファンは大興奮。6人は歓声を浴びながら、サインや写真撮影などファンサービスを行った。レッドカーペットを歩き終えた後、ステージ上に6人が集結。カイロ・レン、ストームトルーパー、BB-8、C-3PO、R2-D2も登場し、さらに本作で初めて登場する新キャラクターのドロイド・D-Oが日本初お披露目された。J.J.エイブラムス監督は「東京に来られてうれしく思います。ここにいるみんなが素晴らしい仕事をしてくれたので、早く観ていただきたいです」とあいさつ。完結編となる本作について「みなさんに感動を届けたい。とっても楽しいものになっています」と自信をのぞかせた。デイジー・リドリーは「日本に来られてうれしいです。ありがとう」が日本語であいさつし、会場から大歓声が。ジョン・ボイエガは「日本のみなさん、ありがとうございます。日本のファンの方々は、世界でも最高のファンの方々です」と感謝し、オスカー・アイザックも「日本大好き。日本のみなさん大好きです。ありがとうございます!」と日本語を交えてファンに思いを伝えた。そして、アンソニー・ダニエルズは「スター・ウォーズファンでいてくれて本当にありがとうございます」とメッセージ。キャスリーン・ケネディも「本当に日本のスター・ウォーズファンに感謝したいと思います。『スター・ウォーズ』にとって重要な国でした。レガシーを受け継いでくれてありがとうございます」と感謝した。最後は、ファンと一緒にカウントダウン。デイジーが「フォースと共にあらんことを」と名ゼリフを日本語で披露し、会場は熱狂に包まれた。
2019年12月11日「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)のレッドカーペット・イベントが11日、東京・六本木ヒルズ アリーナで開催され、新キャラクターのドロイド・D-O(ディー・オー)が日本初お披露目された。会場には、公開を待ちわびているSWファンが駆けつけ、思い思いのキャラクタに扮した人たちの姿も。はじめに、全シリーズに登場する人気ドロイドコンビのR2-D2とC-3POがステージに登場し、C-3POが「どうもみなさんはじめまして。お目にかかれて光栄です」とあいさつし、R2-D2も電子音であいさつすると、C-3POが「みなさんによろしくと言っております」と通訳した。その後、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、脚本も手掛けたJ.J.エイブラムス監督、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディがレッドカーペットに姿を現し、ファンは大興奮。6人は歓声を浴びながら、サインや写真撮影などファンサービスを行い、取材にも応じた。レッドカーペットを歩き終えた後、ステージ上に6人が集結。カイロ・レン、ストームトルーパー、BB-8、C-3PO、R2-D2、さらに新キャラクターのD-Oも登場し、BB-8、C-3PO、R2-D2、D-Oの豪華ドロイド共演が実現した。本作で初めて登場するD-Oは、小さいBB-8のさらに3/4サイズの一輪のドロイドで、BB-8が行くところにどこにでもついて行くまるで相棒のような存在。小さくてかわいらしいだけではなく、重要な役割を担うという。レッドカーペット上で取材に応じたJ.J.エイブラムス監督も、「可愛らしいBB-8の相棒です」と紹介した。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年。永きにわたり紡がれてきた人気シリーズの完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」となる本作では、世代を超えて描かれてきた“光と闇”の戦いが、カイロ・レン、そして類まれなフォースを覚醒させたレイへと引き継がれていく。
2019年12月11日スカイウォーカー家の物語を描く最後の「スター・ウォーズ」、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。この度、12月20日(金)の日米同時公開の前日12月19日(木)に北海道・東京・愛知・大阪・福岡の劇場で前夜祭上映が決定。上映時間は2時間22分となることが明らかになった。先行上映が実施されるのは、札幌シネマフロンティア(北海道)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京)、ミッドランドスクエアシネマ(愛知)、TOHOシネマズ 梅田(大阪)、ティジョイ博多(福岡)の5館(座席数計:2,304席)。今回の日本最速上映の決定について“スター・ウォーズの聖地”と呼ばれた日劇からそのバトンを受け継ぎ、“新たな聖地”としてファンが集うTOHOシネマズ 六本木ヒルズの古澤支配人は、「2015年から『スター・ウォーズ』シリーズ公開時のカウントダウンを開催し続け、六本木ヒルズが新たな“聖地”になることを目指してきた私にとって、遂に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開され、その前夜祭上映を開催できることは、大変光栄なことであり、最高の幸せ」とコメント、「最大の“フォース”をもって公開を迎えましょう!!」と興奮のコメントを寄せる。また、完結を描く本作の上映時間が判明。『フォースの覚醒』でも監督を務め、全世界に“スター・ウォーズ旋風”を巻き起こしたJ.J.エイブラムス監督が、伝説の完結の物語を語るために要した時間は2時間22分(142分)。監督は本作について「これまでのシリーズで起きたあらゆることが、『スカイウォーカーの夜明け』へと繋がっているんだ。そこには感情移入できる感動的なストーリーがあって、ものすごく驚きもあって、満足できるものになっていると思う。皆に観てもらうのが待ちきれないよ!」と熱を持ってコメントしている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月10日新アトラクション誕生で沸くフロリダ「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に、宿泊型の新たな体験施設「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」が2021年にオープンすることが分かった。この「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」は当初、ホテルのような宿泊施設だと思われていたが、そうではなく、豪華な宇宙船「ハルシオン」に乗り込み、2泊3日のアドベンチャーにチェックインするという。まったく新しいバケーション・エクスペリエンスとなる。これはディズニー・ハリウッド・スタジオの「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に隣接していて、ゲストは宇宙船のターミナルより専用のトランスポーターで宇宙船「ハルシオン」へ移動。全てのゲストが一緒に乗船して銀河の旅へ出発した後、下船までの2泊3日の旅程のなかで、スター・ウォーズの物語のヒーローになったような体験が楽しめる。船内には、設備の整った客室をはじめ、ダイニング、没入型のアクティビティー、キャラクターや乗組員との交流、新アトラクションもある惑星バトゥーへの小旅行などがあり、自分だけの冒険の物語を紡げる趣向だ。「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」は2021年、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにオープン。ちなみにカリフォルニア ディズニーランド・リゾートには、建設の予定はない。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney/Lucasfilm Ltd. (C) & TM Lucasfilm Ltd.As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2019年12月07日GU(ジーユー)から、「NARUTO-ナルト-」「マーベル(MARVEL)」「プレイステーション(PlayStation)」「スター・ウォーズ」「スヌーピー」などをモチーフにしたウェアが登場。GU全店で発売される。「NARUTO-ナルト-」「BORUTO-ボルト-」コレクション岸本斉史のコミックが原作の人気アニメ「NARUTO-ナルト-」とコラボレーションしたコレクションでは、主人公うずまきナルトとうちはサスケのラストバトルをモチーフとしたメンズのスウェットシャツや、写輪眼を散りばめたボクサーパンツを用意。またナルトの息子を主役とした物語を描く「BORUTO-ボルト-」をイメージしたキッズコレクションのTシャツも取り揃える。「マーベル」コレクションマーベルコミック80周年を記念した「マーベル」コレクションでは、80年代にインスピレーションを得たグラフィックを配したメンズブルゾンやウィメンズワンピース、トートバッグなどを展開する。「プレイステーション」コレクション12月中旬より販売するのは、1994年の発売時から今もなお人気を集めるゲーム機「プレイステーション」をモチーフにしたコレクション。“PlayStation”ロゴやコントローラーに使われている「△〇×□」ロゴを、90年代のスポーツテイストを盛り込んだコーチジャケット、ビッグTシャツ、モバイルケースなどにのせた。「スター・ウォーズ」コレクション「スター・ウォーズ」コレクションでは、スカイウォーカー家の物語の完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念して、ダースベイダーやストームトルーバー、ヨーダなどの人気キャラクターに加え、新作の主要キャラクターを配したメンズのビッグTシャツ、プルパーカーを用意する。「ピーナッツ」コレクション12月下旬に登場する「ピーナッツ(PEANUTS)」コレクションでは、メンズ、ウィメンズ、キッズのウェアや、ルームウェアを展開。スヌーピーをフロントにあしらったスウェットパーカーなど幅広いラインナップを取り揃える。【詳細】GU 12月発売の新作コレクション取り扱い店舗:GU全店 ※一部は大型店のみ。■2019年12月2日(月)発売・「NARUTO」コレクションアイテム例:ビッグスウェットシャツ 1,990円+税、ボクサーパンツ 490円+税・「BORUTO」コレクションアイテム例:コットンビッグT 990円+税・「MARVEL」コレクションアイテム例:中綿ブルゾン 4,990円+税、スウェットワンピース 2,490円+税■12月中旬発売・「PlayStation」コレクション・「スター・ウォーズ」コレクション■12月下旬発売・「PEANUTS」コレクション
2019年12月06日マンハッタン ポーテージ(Manhattan Portage)から「スター・ウォーズ」デザインに仕上げた限定バッグが登場。2019年12月10日(火)より、全国のディズニーストアとオンライン店にて発売される。限定バッグは、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念し、マンハッタン ポーテージとディズにストアの共同企画によって実現したもの。ブラックのキャンバスに、「スター・ウォーズ」のキャラクターシルエットをプリントしたシンプルなデザインのため、ジェンダーレスで楽しむことが出来る。ラインナップは、マンハッタン ポーテージの定番メッセンジャーバッグ2種類とショルダーバッグの全3種類。メッセンジャーバッグのフラップ裏には「スター・ウォーズ」のお馴染みのフレーズが、さり気なくあしらわれている。そのほか店内には、人気キャラクターをモチーフにしたスター・ウォーズグッズが集結。ヨーダやダース・ベイダー、ストームトルーパが、動いたり話したりするトーキングフィギュアや、チューバッカの毛並みを再現したフワフワのカメラストラップをはじめ、「スター・ウォーズ」ロゴを大胆にあしらったパーカーなどが展開される。【詳細】「スター・ウォーズ」デザインのマンハッタン ポーテージ限定バッグ発売日:2019年12月10日(火)取扱:全国のディズニーストア、オンライン店アイテム:メッセンジャーバッグ(Mサイズ) 12,000円メッセンジャーバッグ(Lサイズ) 14,000円ショルダーバッグ 8,000円■関連商品・カメラストラップ 2,500円・トーキングフィギュア 3,800円・パーカー(M/L サイズ) 4,900円・ピンバッジセット 3,300円・スマホカバー 3,300円・トイボックス(C-3PO、R2-D2) 1,400円・ライトセーバー 4,500円※一部店舗では取扱いしていない場合有り。※販売店舗はアウトレット店を除く。※商品のデザイン、価格、発売日、販売店舗、仕様は変更になる場合有り。
2019年12月06日ファッションドール「バービー(Barbie)」と映画『スター・ウォーズ』のコラボレーションドール「バービー / スター・ウォーズ」が登場。2019年12月6日(金)より順次、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開を記念して池袋・名古屋などのパルコで開催される限定ストアの一部、およびバービーパートナーシップストア各店舗にて、数量限定で発売される。「バービー / スター・ウォーズ」では、『スター・ウォーズ』の世界観を洗練されたファッションに落とし込んだドール3種がラインナップ。「プリンセス・レイア」は、原作の魅力を活かし、白く丈の長いガウンにシルバーのベルトやジュエリーを合わせてエレガントにコーディネートした。さらにレイアのヘアスタイルをイメージし、ボリューム感ある編み込みを加えたお団子ヘアに仕上げている。一方「ダース・ベイダー」は、光沢のある真っ黒なワンピースにマントを合わせて迫力ある存在感を演出。生命維持装置をコントロールする胸部プレートは、セカンドバッグとしてユニークに再現した。真っ赤なリップメイクや胸元の赤いラインが、鋭いアクセントを添えている。さらに「R2-D2」は、ドームスカートにボンバージャケット、銀色のタイツといった幾何学的なアイテムを組み合わせ、ドロイドの近未来的な要素をイメージ。ポニーテールとアイメイクには鮮やかな青を使い、頭部のレーダーを表現した。【詳細】バービー / スター・ウォーズ〈数量限定〉発売日:2019年12月6日(金)取扱店舗:バービーパートナーシップストア各店舗、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念 スター・ウォーズ 限定ストア in パルコ 池袋・名古屋・福岡・仙台・広島展開アイテム:プリンセス・レイア、R2-D2、ダース・ベイダー 15,000円+税■映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念 スター・ウォーズ 限定ストア in パルコ※1人1会計につき、1アイテム1点購入可・池袋期間:2019年12月6日(金)~25日(水)時間:10:00~21:00(入場は閉場30分前まで) ※最終日は18:00閉場会場:池袋パルコ 本館7階「パルコファクトリー」住所:東京都豊島区南池袋1-28-2・名古屋期間:2019年12月13日(金)~2020年1月6日(月)時間:10:00~21:00(入場は閉場30分前まで) ※最終日は18:00閉場会場:名古屋パルコ 西館6階「パルコギャラリー」住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1・福岡期間:2019年12月6日(金)~25日(水)時間:10:00~21:00(入場は閉場30分前まで) ※最終日は18:00閉場会場:福岡パルコ 本館8階 「パルコファクトリー」住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目11-1・仙台期間:2019年12月20日(金)~2020年1月13日(月・祝)時間:10:00~21:00会場:パルコ2・5 階特設会場住所:宮城県仙台市青葉区中央3-7-5・広島期間:2019年12月20日(金)~2020年1月6日(月)時間:10:00~20:30会場:広島パルコ 9階 連絡通路住所:本館 広島県広島市中区本通10-1 / 新館 広島県広島市中区新天地2-1【問い合わせ先】マテル・インターナショナル株式会社 カスタマーサービスセンターTEL:03-5207-3620(受付時間10:00~16:00、月~金 ※祝日除く)
2019年12月01日『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念として、先日、市川海老蔵主演の「スター・ウォーズ歌舞伎」が開催。観客からは拍手が鳴りやまず、何度もカーテンコールを行うほど大盛況となり、世界中で生配信もされ、インターネット上でも大きな反響を集めた。「スター・ウォーズ」の世界観と歌舞伎が融合したルーカスフィルム公認の「スター・ウォーズ歌舞伎」は、ルーカスフィルムがストーリーを監修し、「スター・ウォーズ」シリーズの根幹をなすスカイウォーカー家の“家族の愛と喪失”をテーマに上演。主演の海老蔵さんが、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レンを歌舞伎の世界で描く“魁煉之介を演じ、息子・堀越勸玄がその幼少期を演じ親子共演も実現した。これに先立って行われた舞台挨拶では、海老蔵さんと勸玄くんに加え、C-3POら人気ドロイドが集結。歌舞伎本番を前に意気込みを聞かれた勸玄くんは「堀越勸玄です。がんばります!」と答え、会場は温かい拍手に包まれていた。また、芸能界随一の「スター・ウォーズ」ファンだという海老蔵さんは「実は私と『スター・ウォーズ』は偶然にも1977年に生まれた同い年。父の團十郎と一緒に初めて映画館で観た映画も『スター・ウォーズ』でした。そして『スター・ウォーズ』が完結を迎え、私も十三代目市川團十郎を襲名させて頂くという大きな節目を迎えるのも、不思議な縁を感じます」と心境を明かし、「『スター・ウォーズ』は光と闇が描かれていて、歌舞伎の勧善懲悪を描く歌舞伎と似ているところがあります。心の中の恐怖や恐れからダークサイドに堕ちてしまうところが共通していますね」と『スター・ウォーズ』と歌舞伎の共通点を述べた。今回の一日限りの「スター・ウォーズ歌舞伎」については「世界中の『スター・ウォーズ』ファンの方々の気持ちを裏切らないように、ストーリーを忠実に再現しつつ、歌舞伎で表現したいと思いました」と本作への思いを語っていた。そして、「スター・ウォーズ歌舞伎」が開演。海老蔵さんは、カイロ・レン(魁煉之介)だけでなく“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー(皇海大陸琉空)の2役を演じた。海老蔵さんは、ライトセーバーを使った圧巻の立ち回りを披露し、勸玄くんと海老蔵さんの親子共演シーンでは、「スター・ウォーズ」シリーズに受け継がれる世代を超えた家族の愛の物語が表現された。最新の映像技術と伝統的な歌舞伎が融合し、歌舞伎ファンも唸る圧倒的なパフォーマンスが繰り広げられた今回。カーテンコールでは何度も幕が上がり、演者に盛大な拍手が送られ、大盛況の中幕を閉じた。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月29日