ボザールの会場で行われたアンドリュー・GNのコレクション。2014年、春夏コレクションテーマは「ペギー・グッゲンハイムコレクション」私の好きなモダン・コンテンポラリーアーティストとデザイナーに贈るオマージュ。フェルナン・レジェやジョルジュ・ブラック、ピカソなどのモダンアートからインスピレーションを得たと思われるデザインがふんだんに散りばめられていました。本当にNYのグゲンハイム美術館のアートが、デイリーウエアからフォーマルにメタモルフォーゼした様なモデル達がウォーキングする美しいコレクションでした。 >>2014年春夏パリコレ情報、続きはコチラ
2013年10月01日タルボット・ランホフは、ジョニー・タルボットとエイドリアン・ランホフが二人で作っているコレクション。アンバリットの会場で行われた。インビテーションにはスタートが遅れがちなコレクションにうんざりするジャーナリスト向けに「13時30分きっかり始まります! 」のアテンションが。2014年、春夏コレクションテーマは「down with love」。サテンやオパールのエレガントな素材とモダンなジオメトリカル柄を駆使しながクラシカルな品の良いコレクションになっていた。ビジュー使いも春らしいクリアな表現。重苦しくないラグジュアリーさが魅力。 >>2014年春夏パリコレ情報、続きはコチラ
2013年10月01日『レ・ミゼラブル』(映画の日本公開は2012年)でジャン・バルジャンがパリ市内の下水道を逃げる場面がある。その下水道を“体験”できる施設がパリ市内の下水道博物館(Musee des Egouts de Paris)だ。場所はセーヌ側左岸、アルマ橋南詰西側。橋のたもとの小さなキオスクみたいな建物が切符売り場で、脇の階段から地下に潜る。古い下水道を改築した展示部分と、現役の下水道からなる、地下博物館で社会科見学ができる。下に降りると少し臭う。まず係員が見学者一人ひとりを止め、順路の説明とともに「見学後は手を洗うように」との注意があった。最初は古い下水道を改築したギャラリー。パネルや模型で、パリの下水の歴史や仕組みを解説する。頭上のパイプは現役の水道管のようだ。結露して水滴がしたたっていた。続いて現役の下水道。ちょっとした自動車トンネルぐらいの断面で、中央を下水が流れ、両脇に歩行通路がある。ここまでくると臭気が目や喉にしみる。柵の向うや足下のグレーチング格子の下は下水なのだ。放射状に複数ある公開区間の終点まで行く人はさすがに少なく、起点付近で折り返す人がほとんどだ。今もし、ゲリラ豪雨で下水の水位が急上昇したらどうなるか、ふと考えた。順路最後の売店では、ドブネズミのぬいぐるみが公認キャラらしい。階段を上がって甘い外気を再び吸う。入り口階段とは植え込みを挟んで数メートルしか離れていなかった。所要時間は約30分。展示パネルのフランス語が読めて、臭いに耐えられれば1時間はいられる。夏は臭いが強いので、臭いがおさまり、外気と比べて地下の気温が暖かくなる冬が訪問するのにいい季節だ。入場料は4.3ユーロ(博物館パス利用可)、休館日は木・金曜日と、博物館としては変則なので注意されたい。公共交通機関によるアクセスは、郊外鉄道RER C線のPont de l’Alma駅が最寄り。メトロだと9番線のAlma-Marceau駅で下車してアルマ橋を渡る。地下鉄を出たあたりの川岸に、ユゴーの原作でジャン・バルジャンがたどり着いた下水の出口があったらしい。またアルマ橋北詰の地下の道路は、ダイアナ妃がなくなった交通事故現場だ。映画『ダイアナ』は10月18日に日本公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.ダイアナ 2013年10月18日より、TOHOシネマズ有楽座ほかにて全国にて公開(C) 2013 Caught in Flight Films Limited. All RIghts Reserved(C) Laurie Sparham
2013年08月30日ヘッジホッグワークス合同会社は、一部店舗にて先行販売していた、フランス・パリのテキスタイルが特徴的な雑貨ブランド「Lalé(ラレ)」の最新コレクションを発売。日本総輸入販売元として国内の本格展開を開始を発表した。概要は以下の通り。Laléは、デザイナー自身のライフスタイルから生まれた、旅と子どもをテーマにした女性のためのブランド。パッと目を引く布のデザインや小物達のフォルムには、その新鮮さの中にもどこか懐かしい、ノスタルジックな雰囲気が感じられます。それは、彼女が子どもの頃に使っていた思い出の品々を新たなデザインで創り出すアイデアから生まれたものでした。Laléの製品には、上質でハイセンスなテキスタイルを使った布製雑貨やインテリアグッズ、バッグ類が揃っています。品質にこだわり、細部まで工夫を凝らしたクラフトマンシップが活かされ、子どもから大人までが長く愛用できる価値あるアイテムは、ギフトや自分へのご褒美にもふさわしい品物です。最新コレクションを含むLaléの全ラインナップは、ヘッジホッグワークスの直営店「ハニーソルト」(東京・恵比寿三越1F)で見ることができます。【代表的な商品】・収納ケース(メーカー希望小売価格:8,400円)・トラベルポーチ(メーカー希望小売価格:3,780円)・シルクスカーフ(メーカー希望小売価格:5,775円)・クッションカバー(メーカー希望小売価格:3,360円)■Lalé(ラレ)/日本総輸入販売元:ヘッジホッグワークス会社名:ヘッジホッグワークス合同会社 >>公式HPはこちら >>facebookページへはこちら 【取扱ブランド】・ BLAFRE(ノルウェー)日本総輸入販売元・ Lalé(フランス)日本総輸入販売元・glodos(スペイン)日本総輸入販売元 (日本公式サイト) ・ funkybox(オランダ)日本総輸入販売元 (日本公式サイト) ・ pandi panda(フランス)日本総輸入販売元【直営ショップ】・ ハニーソルト ・恵比寿三越 1F 東京都渋谷区恵比寿4-20-7(恵比寿ガーデンプレイス)・ キッズマルシェ ~子どもと楽しく暮らす~ 引用元:PRTIMES
2013年06月21日待望のボディコレクションがついに!パリ随一の老舗パティスリーであり、ラグジュアリーなライフスタイルブランドであるLADUREE(ラデュレ)。その美しきクラシカルな世界は、非日常を感じさせ、エレガンスな幸せで包んでくれる。そんなラデュレのコスメブランド「Les Merveilleuses LADUREE」(レ・メルヴェイユーズラデュレ)は、登場以来注目を集め、もう美容フリークにはおなじみの存在となっているが、そんな同ブランドから初めてのボディコレクションが5月29日にデビューする。このコレクション誕生決定の一報は、伝えられてすぐに、ひろく注目を集め、期待が高まってきていただけに、いよいよベールを脱ぐこととなったアイテムたちは話題のものとなりそうだ。ラフォーレ原宿に期間限定ショップオープン!そして、このボディコレクションの発売を記念し、ラフォーレ原宿に期間限定のポップアップショップがオープンすることも決定したそうだ。期間は5月29日~6月4日まで。新発売のボディコレクションはもちろん、このショップでしか手に入らない限定品もそろえられるという。いずれのアイテムも見逃せないところだが、主なものを紹介すると、まず全5種の「ボディソープ」は、濃密な泡とフレグランスのような香りの高さが魅力。それぞれ香りごとにカラーと配合されている美容成分が異なっているので、好みでチョイスしたい。どれを選ぶか迷ってしまう、全部欲しくなってしまう欲張りさんには、「ミニボディソープコレクション」がおすすめ。すべてのミニサイズがセットとなっているので、少しずつそれぞれの良さを楽しむことができる。また保湿成分がたっぷり配合され、香り立つ美肌に導かれる「ボディミルク」も。肌磨きに力を入れたいなら、ソフトタイプのシュガースクラブである「ボディゴマージュ」がぴったりだ。上質なヴェルヴェットのような質感に仕上がった肌なら、自信ももてること間違いなし!注目のラフォーレ原宿限定品は、コスメアイテムとして人気商品となっている「フェイスカラーローズラデュレ(ミニ)」の限定ボックス入りとか。こちらもぜひチェックしておきたい。パリのエスプリを感じながら、優美な世界を堪能し、贅沢に美しくなれるボディコレクションと魅力の限定品。いよいよのデビューを前に期待は高まるばかりだ。元の記事を読む
2013年05月16日2013年3月18日、ヒカリエにてアライ サラのコレクションが発表された。前シーズンパリコレクションデビューを果たしたaraisara。再び東京からのプレゼンテーション。今季のテーマも引き続き「進化創造」。東京フィルハーモニー交響楽団によるオーケストラをバックにショウがスタート。スメタナの郷愁溢れる「モルダウ」が演奏された。ボヘミアの都、チェコを流れるモルダウ。源流近くからプラハを流れ、エルベ川に合流するまでを描かれた曲に「伝統」と「進化」を融合させた今回のテーマ「進化創造」を重ねた。「知的で自分らしく、強い女性像を作り上げた」という意思通り美しくシャープなカッティングが黒に映える。和装をイメージされる黒に鮮やかな草花柄のコントラストなど。知的なオトナの魅力いっぱいのコレクションとなった。・ コレクション情報詳細
2013年03月29日初のボディコレクションが誕生!パリの老舗名パティスリーとして知られる「ラデュレ(LADUREE)」。スイーツだけでなく、ライフスタイルアイテムなども取り扱われているが、そのラデュレから誕生したコスメブランドの「レ・メルヴェイユーズ・ラデュレ」に、初のボディコレクションがデビューすることが分かった。このコレクションは、5月29日より発売開始となるもので、革命後のおしゃれな女性たち(メルヴェイユーズ)が愛した花々や木々、美しいガーデンで過ごすひととき、食を堪能する“グルマンディーズ”の香りにインスピレーションを受けて誕生したものだとか。ラデュレならではのアイテムが期待される。ラフォーレ原宿に期間限定ショップがオープン!コレクションのラインアップは、フレグランスのようなリュクスな香りが楽しめる「ボディソープ」、「ボディミルク」をはじめ、シュガースクラブ配合の「ボディゴマージュ」などから成る。ボディソープ、ボディミルクは、ローズ、バイオレット、オレンジフラワー、ドラジェ、カモミールミントの5種展開で、ミニサイズでこれらすべての香りが楽しめる「ミニボディソープコレクション」もデビューするそうだ。このブランド初のボディコレクション発売を記念し、ラフォーレ原宿1階に期間限定ショップもオープンするという。こちらは5月29日から6月4日までで、限定ボックスにおさめられた「フェイスカラーローズラデュレ」(3種)も発売される。本物と見まがうような美しいバラの花弁がチークでつくられているこのアイテムは、乙女心を大いにくすぐられる。贅沢なケアが楽しめるボディコレクションに限定のフェイスカラー、いずれも登場が待ち遠しい。ぜひ今からチェックしておいて。元の記事を読む
2013年03月29日アリュード2013年秋冬コレクションが、パレ・ド・トウキョーにて行われた。シンプルでモダン、甘すぎないフェミニンなスタイリングで、若い人たちをはじめ、人気が上昇中のアリュード。ニットやレザー、ファー、ツィードなど、秋冬らしい素材を、コーディネートしやすいこの秋冬らしいモダンなデザインとしてラインナップしている。カラーはコバルトブルー、キャメル、グレー、黒と、この秋冬らしいコレクションになっている。詳しいパリコレレポートは こちら 。(ミルフィーユ)
2013年03月13日ジュンコ・シマダ2013年秋冬コレクションが、パレロワイヤル近くの会場にて行われた。ここ数シーズン、モデルウォーキング形式とアーティストとのコラボ企画を交互に繰り返し発表しているジュンコ・シマダ氏。今回はアーティストGOTSCHO氏とのインスタレーション形式で行われた。1枚のトワルから、天井に昇るにつれメタモルフォーゼしていく服。ファッションデザイナーの域を超え、アーティストとしての存在感が深まっているようだ。コレクション自体はシマダ氏らしいスポーティなバイカージャケットなどを中心に、トレンドのグラフィカル柄を取り入れたラインナップとなっていた。詳しいパリコレレポートは こちら 。(ミルフィーユ)
2013年03月12日ファティマ・ロペスの2013年秋冬コレクションがアンバリットの会場にて行われた。まず目に飛び込んできたのが、カレイドスコープを覗いたようなグラフィカルな柄、構築的でモダンなデザインと異素材の組み合わせと、配色で見せたコントラスト。秋冬シーズンのコレクションであるが、ブルー系の寒色中心でクールな印象。また今シーズン、他のデザイナーズにも多くみられるメンズとレディスが共存するかのようなショウでの演出。これからの服の見せ方をイメージさせる要素の多いコレクションであった。(ミルフィーユ)詳しいパリコレレポートは こちら 。
2013年03月10日カステル・バジャックの2013年秋冬コレクションが、パレロワイヤル近くの教会にて行われた。モダンなフォルムと配色でみせる強いコントラスト、チェックや北欧調柄などのパターン、現代的で若々しい魔女風など、今年の秋冬のトレンド要素が盛りだくさんのコレクション。日常のワードローブコーディネートへのヒントが多く見られた。(ミルフィーユ)詳しいパリコレレポートは こちら 。
2013年03月07日2013年秋冬コレクション ニール・バレット のショウが、ヴィクトワール広場近くの会場にて行われた。今回のテーマはレディスとメンズの相乗効果の探究。メンズウエアのワードローブをレディスウエアの言語に解釈。新しいミニマリズムが最も重要なテーマ。余分なものがそぎ落とされることで現れた服本来が持つ純粋な要素によってモダニストの精神が表現されるという。二―ル・バレット本来のものづくりでは?と思われる内容がリリースに記されていた。ここ数シーズン、軽快でフェミニンな印象が加わったコレクション。今回もモダンで「秋冬シーズンならではの軽やかさ」が感じらる。カラーはベージュ、ミッドナイトブルー、黒、グレーと色数の絞られた中で素材とのコラボレーションで豊かであった。(ミルフィーユ)詳しいパリコレレポートは こちら 。
2013年03月06日刺す様な冬の寒さが身にしみるなか、2013年秋冬コレクションCARVEN(カルヴェン)のショウがグランパレにて行われた。CARVENらしいパリのお育ちの良いお嬢さん風のクチュールスタイルに、モダンさがプラスされたコレクション。いつものシーズンより大人びた印象のスタイリングが発表された。様々な丈のコートを使ったコ-ディネートが注目のポイント。レギュラー丈のソワレも颯爽として甘すぎず、オトナのパリジェンヌが表現されていた。・CARVEN 公式サイト (ミルフィーユ)詳しいパリコレレポートは こちら 。
2013年03月04日パリコレ期間中にオープンモード界でも注目1月23日、Female First では、M.A.Cがパリにフラッグシップ・ショップをオープンすると報じた。アメリカ発のコスメティック・ブランド M.A.C が、パリにフラッグシップショップをオープンする。個性的で鮮やかなカラー展開が人気のM.A.C。2月20日、世界中のファッション界が注目する Fashion Weeik Paris (パリコレ)開催中に、新規店舗をオープンすると発表した。ファッションのトレンドを作るイベントには、当然コスメティックのプロフェッショナルたちも集る。フランス国内にはすでに40店舗を構えるM.A.Cだが、今回はアメリカ以外で初のフラッグシップとなるパリ店。オープン前から期待が高まっている。コスメ製品の他、エステやメイクアップクラスも店舗はシャンゼリゼ通り78番地に位置し、2フロアの総面積は362㎡の広さだ。10時から深夜まで年中無休で営業する。M.A.Cのスキンケアやメイクアップ製品、フレグランスの他、まつ毛エステやメイクアップクラス、VIPのためのスペシャルコレクションコーナーも設置される。店内には40名以上のメイクアップアーティストが常駐し来店客へメイクのアドバイスをする。パリの新しい観光スポットとしても注目されることは間違いないだろう。元の記事を読む
2013年01月30日ファミリーマートは12月25日、菓子メーカーのおやつカンパニーが製造する”ベビースターラーメン”を使用したサラダ「海老タルタルのパリパリサラダ」を、東海地方(岐阜県、愛知県、三重県、静岡県西部)と北陸地方(富山県、石川県、福井県)で発売した。価格は298円。同商品は、三重県に本社をおく、おやつカンパニーの”ベビースターラーメン”と、東海地方で人気の食材”海老”を組み合わせ、東海地方ならではのサラダとしてつくられた。マヨソースであえた海老と、細麺タイプの「ベビースターラーメン」のほか、大根、ニンジン、紫玉ねぎなどの野菜、ゆで卵入りのタルタルソースが添えられており、パリパリとした食感が特徴とのこと。詳細は、同社ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日豊富なバリエーションがあるフルーツフレーバーのスパークリングワインといえば、世界70カ国以上で愛飲されている「カフェ・ド・パリ」だ。“味わいカラフルに、泡立ち華やかに”をコンセプトとした「カフェ・ド・パリ」から、この冬限定のフレーバーワイン「カフェ・ド・パリ パリの雪」が11月中旬より出荷開始される。(左)通常ボトル / 750ml (右)ベビーボトル / 200mlこのフレーバーワインは、他にはないヨーグルト風味を主体に、シトラスとハニーの余韻が口に広がる、爽やかな味わいが特徴だ。ほのかな甘さで、すっきりと軽い口当たりに仕上がっているので、飲みやすい。今回のパッケージには、世界的なイラストレーターである永宮陽子(YOCO)さんのイラストが使われている。パリの街並みを背景に「カフェ・ド・パリ」を楽しんでいる女性のシーンが描かれている。繊細な絵のタッチで、「カフェ・ド・パリ」の華やかさを可愛らしく表現している。また、今回のフレーバーから新しく200mlサイズのベビーボトルも登場した。これからのクリスマスパーティや女子会に、手土産としてもちょうどいいサイズのベビーボトル。大活躍しそうだ。カフェ・ド・パリ ブラン・ド・フルーツ パリの雪 公式サイト ■生産国:フランス■アルコール度数:6%■サイズ:750ml / 200ml■出荷開始:2012年11月中旬(製品がなくなり次第終了)
2012年11月10日お洒落な街、ファッションの街、ステキな街…として映画の中に登場する街・パリ。『アメリ』、短編オムニバス映画の『パリ、ジュテーム』、『恋人までの距離』の続編『ビフォア・サンセット』など、パリの街を舞台にした映画は数え切れないほどたくさんあるけれど、まだパリを訪れたことのない人にとっては、その一つ一つの景色や街並があまりにも風光明媚すぎて、「ああ、きれいだな」という感想だけが心に刻まれて、はい、終わり…なんていうパターン、意外と多いと思うんですよね。でも、主人公たちが日本人だったら、もっと親近感を持てるのかもしれない?パリの街をグッと身近に感じさせてくれるのが、映画『新しい靴を買わなくちゃ』。中山美穂と向井理という美男美女コンビがパリで出逢い、3日間を過ごす大人のラブストーリーです。パリでフリーペーパーの編集者として働くアオイ、妹に付き添ってパリに連れてこられたカメラマンのセンが、セーヌ河のほとりで偶然出会うところから3日間の物語はスタートします。センが落としたパスポートをたまたま通りかかったアオイが踏んで、転んで、靴のヒールがポキッと折れて──見上げたら、あら、ステキな人!と恋に堕ちてしまう、ちょっぴりファンタジーな出逢いではありますが、ロマンティックが不自然じゃなくさまになってしまうのがパリの魅力。また、アオイもセンも心の奥底に哀しみや葛藤、不安を抱えて生きていて、会ったばかりだから話せるのか、彼だから彼女だから話せるのか…リアルな会話が親近感に繋がっている、そう、パリだけど、お洒落だけど、お高い感じがしない映画なんです。もちろん、エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム寺院、ポン・マリの橋など、パリと言えば…な観光名所が映し出されますが、“ザッツ観光映画”になっていないのがまた良いところ。パリで暮らすアオイの日常の中にさりげなく観光名所が見え隠れしているような、パリの地に密着した生活感がなんとも心地よくて。旅に欠かせないホテルがほとんど登場していないというのも、この映画らしさですね。センはアオイの家、センの妹は恋人の家、パリで暮らす人たちのアパートでそれぞれの恋愛模様が語られていくからこそ、まるで自分がパリで生活しているような、パリの裏道を知っているような、特別な気分にさせてくれるんです。パリを旅したら、アオイとセンのような出逢いがあるかも!運命の出逢いがあるかも!そんな乙女な気持ちにさせてくれるこの映画を観たら、きっとパリに行きたくなるはず。観光名所を回る旅もいいけれど、河のほとりを歩いたり、地元のパン屋さんで買ったパンを公園で食べてみたり…そんなパリの土や風を感じる旅をしてみたくなるはずです。もちろん、新しい靴を履いて──。(text:Rie Shintani)■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月05日三菱自動車は5日、フランスのパリエキスポで27日から開催される『Le Mondial De L’ Automobile 2012』(通称 : パリモーターショー)において、同社が新たに開発した電気自動車(EV)派生の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した新型「アウトランダーPHEV」を、参考出品車として世界初披露すると発表した。同車は2013年初めから国内市場に投入し、順次、欧州や北米などへの世界展開を進める予定。同車は、EVの特長である環境性能・静粛性・高い動力性能と、SUVならではのユーティリティや4WDによる走行性能を両立させ、エンジン車と同等の航続距離を持った、SUVタイプとしては世界初というプラグインハイブリッド車。プラグインハイブリッドEVシステムは、2009年に市場投入した「i-MiEV(アイ・ミーブ)」から得たEV技術と、同社がこれまでに培ってきたエンジン技術を融合し、長距離移動ニーズの高い中型乗用車クラス以上のカテゴリー向けて新開発。外部からの充電による電力や、減速時のエネルギー回収によってガソリンを節約した走行ができ、従来のエンジン車を大きく上回る複合燃料消費率61km/L以上(JC08モード)と、エンジン車同等の航続可能距離880km以上(JC08モード)を目標としている。また、パリモーターショー(開催期間は9月27日から10月14日、一般公開は9月29から)で同社は、欧州初披露となる新型グローバルコンパクトカー(日本名 : ミラージュ)や、コンパクトSUV「ASX」(日本名 : RVR)のマイナーチェンジモデルなど、合計11台(プレスデーは7台)を出品する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日ヨーロッパのアーティストたちのライフスタイルなどを紹介した本で人気のジュウ・ドゥ・ポゥムから、新刊『パリでおいしいお茶時間』が発売に。これは、おいしい飲みものとお菓子で迎えてくれる、パリで人気のサロン・ド・テやカフェを35店、紹介した本。パリ旅行のガイドブックとして役立つのはもちろんのこと、お気に入りの紅茶・コーヒーを飲みながら眺めているだけでも、パリの空気が伝わってくるようなステキな写真が満載!まず、美味しそうな焼き菓子が並ぶ表紙は、600種類以上ものフレーバーのお茶を誇る老舗『Mariage Frères (マリアージュ・フレール)』( )のテーブルから。本書ではパリに何店鋪があるうちのリヴゴーシュ店を紹介。このお店で楽しめる「シャリオ・コロニアル」というセットでは、このお皿にあるお菓子から2種類好きなものを選んでお茶することができるそう。また、日本でもお馴染みの『Ladurée(ラデュレ)』( )は、天窓からやわらかい光がさしこむ、コロニアル風インテリアのサロン。鮮やかな色も印象的なラデュレの看板メニュー、マカロンなどのお菓子のほか、月曜から土曜は朝8時半からオープンしており、12時まで朝ごはんのメニューも楽しめるとか。パリ旅行に出かける機会があれば是非!『KB Café Shop KB(カフェ・ショップ)』は、こだわりのコーヒーが自慢のお店。テラス席からサクレクール寺院が見える立地も最高で、至福のカフェタイムが過ごせそう。フランスを代表するショコラティエのブティック『Jean-Paul Hévin (ジャン=ポール・エヴァン)』( )も登場。店内ではさまざまなフレーバーのショコラショーにボンボンショコラ、マカロン、ケーキが存分に楽しめる。ランチタイムからオープンしているサントノレ通り店の2階にあるサロンでは、サラダやグラタンなどの食事も味わえるのも魅力!また、『Les Ombres (レ・ゾンブル)』( )はパリらしい眺めや空間を楽しめるお店のひとつ。セーヌ左岸にあるケ・ブランリー美術館の最上階にあるレストランで、エッフェル塔を一望できる贅沢な景色は圧巻! パティシエの手がける軽やかな味わいのお菓子も是非試してみたいもの。ここで紹介した以外にも、バラエティ豊かなお店の魅力が詰まっていて、美味しそうなお菓子やケーキにもうっとり。さらに、スタイリングやインテリアを眺める楽しさもいっぱい! 自宅でのティータイムやホームパーティなど、おもてなしのお手本にもなりそうな一冊です。『パリでおいしいお茶時間』 編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 取材/田辺香
2012年03月07日老舗レストラン・マキシムのケーキショップ、マキシム・ド・パリの2012年バレンタインコレクションは、生クリームたっぷりのトリュフの詰め合わせ「トリュフ・オ・ショコラ」や、生チョコレート「ショコラ・クリュ」など。2月14日までの期間、渋谷東急本店や大丸店など全国で9展開している店舗にて販売中だ。トリュフ・オ・ショコラ ¥630~このほかにも、アソート・ショコラやショコラ・クリュなど、コクと香りが舌の上で溶け出すショコラがたくさん。マキシムのパティシエがひとつひとつ手作りした味を、是非ご賞味あれ。お問い合わせ:マキシム・ド・パリ ケーキショップ ソニービル店 tel.03-3574-9251 公式サイト
2012年02月07日今年のラ・メゾン・デュ・ショコラのクリスマス限定コレクションのテーマは、「パリのクリスマス」。クリエイティブ・ディレクターのジル・マルシャルは、パリのエレガントなクリスマス・ディナーを、5種類の新作ボンボン・ドゥ・ショコラやショコラ・カレンダー、オーナメントに表現。クリスマス・シーズンのパリは、街中が美しいイルミネーションでキラキラと輝き、人々を照らし、目を、そして舌を喜びで満たす…家族で囲むクリスマスのディナーの後にはもちろん、甘いデザートを。パリジャンに愛されている素材をふんだんに用いたボンボン・ドゥ・ショコラたちは、ディナー・テーブルを更に華やかなものにしてくれること間違いなし。クリスマス限定コレクション「マジー・ドゥ・パリ」全3サイズ2011年11月中旬発売予定275g ¥8,925/535g ¥15,750/1,050g ¥30,450お問い合わせ:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店 tel.03-3201-6006
2011年11月04日連日27度を超える夏日のパリ、枯葉が舞い散る景色と気温のギャップを感じる初秋、“2012年春夏パリプレタポルテコレクション”がスタートした。注目ブランドの、2012春夏トレンドスタイルや、ヘアメイクスタイリングポイントをいち早くご紹介。マルセル・マロンジュが手掛ける“ギ・ラロッシュ”は、若々しいフェミニンさにモダンさを合わせたスタイリングを展開。カラーもグレイッシュがかったモデレートから、パステルが中心である。メイクは完璧なショウメイクではなく、ごくナチュラル。また、ヘアも作りこみ過ぎることの無いオールバックを基本としたスタイルが目立った。“Lutz”はモダンでシンプル、マニッシュテイストを取り入れたスタイリング。若々しくて瑞々しい印象。カラーはモノクロをメインにすっきり纏まっている。ヘアメイクはナチュラル志向。ワンレングスでブロンドのロングヘアーが爽やか。“Claudine Ivari”は、カラーは白・ベージュ・ゴールドが提案され、全体的にシンプルなシルエット。モダンなカッティングが施され軽快なドレスアップスタイリングが印象的だ。“2012年春夏パリプレタポルテコレクション”は、9月27日~10月5日間で開催中。>>その他、ファッションウィーク情報は こちら
2011年10月03日マーロン・ブランドと共演した『ラストタンゴ・イン・パリ』で知られるフランスの女優、マリア・シュナイダーが3日朝、がんのためパリの病院で亡くなった。享年58。俳優のダニエル・ジェランの娘でもあるシュナイダーは10代で映画に初出演、デビュー4作目でベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストタンゴ・イン・パリ』に出演、ブランドとの過激なラブシーンが話題を呼び、一躍有名になった。その後ドラッグに溺れ、自殺未遂を繰り返したが、80年代に入ると更正。女優として活動を続けたが、ヌードになる役は避け続けた。出演作にミケランジェロ・アントニオーニ監督、ジャック・ニコルソン共演の『さすらいの二人』、シリル・コラール監督・主演の『野性の夜』、日本映画『ヨーロッパ特急』などがある。遺作は2008年、ジョジアーヌ・バラスコ監督の『Cliente』(原題)。所属事務所によるとシュナイダーの闘病生活は長年にわたっていたという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2011年02月04日