明治安田生命保険が、遠隔地の保険引き受け手続きにテレビ会議システムを介して行う仕組みを導入するという。日刊工業新聞が、これを報じている。この背景には、”生命保険面接士”と呼ばれる資格者の減少がある。通常これまでは、保険の引き受けリスクを抑えるため、委託を受けた資格者が顧客の自宅を訪れ、健康状態の確認作業や告知書の記入説明などを行っている。TV会議活用し、都内の契約審査部門が一元遠隔作業でしかし同社の場合、04年には約850人いた委託者が減少、直近では500人強までになっており、今も毎年40人程度減り続けているという。このため同社では、全国的な引受体制を維持するため、各営業拠点にある職員の教育用TV会議システムを転用、保険引受時に必要な顧客の健康状態の確認作業を、都内の契約審査部門が遠隔作業により一元的に行うとしている。これを当面1年程度試行し、成果の確認ができ次第、来秋にも全面採用する見通しとのことだ。
2010年10月31日COBS ONLINEの会員に対して、2009年6月23日から6月28日にかけて「ビジネス書の購入に関してのアンケート」を実施した(N=1,011)。■20代のビジネス書の1年以内の購入率。わずか19.5%「最近1年間でビジネス書を何冊くらい購入しましたか?」と聞いたところ、1冊以上購入している人は19.5%(199人)だった(図1)。以下、最近1年間にビジネス書を1冊以上購入している、199名の回答をまとめた。購入した冊数を男女別で比較すると、女性では「2~5冊」が56.6%と男性を12.7ポイント上回った。男性においては「6~10冊」が29.3%と女性を13.4ポイント上回り、「10~15冊」、「16~20冊」、「21冊以上」の回答でもそれぞれ男性が女性を上回り、男性の方が購入数が多いことが伺えた(図2)。なお、年収別にも比較した。「1冊」と回答した人が年収200万円未満の層では多く、年収500万円以上の層では少なくなった。また、年収500万円以上の層では、「10冊以上」と回答する人が他の層よりも多かった(図3)。■ビジネス書の値段。1,500円以上になると高いと感じる「ビジネス書を購入するとき、「高いな」と購入を迷う金額はいくら以上ですか?」との問いに、85.6%が1,500円以上の価格を上げた(図4)。また、「ビジネス書の購入を検討したとき、大体いくら以下だったら即決で購入できますか?」との質問には、「1,500円未満」と答えた人が71.3%となり、購入の一つの目安となっているといえそうだ(図5)。なお、「普段ビジネス書を買うときのポイントは何ですか?」という質問では以下の回答順となった。1位テーマ2位価格3位本屋で平置きなどでオススメされている4位著者5位知人のオススメ6位ネット、本屋などのランキング7位著名人のオススメ8位新聞、車内などの広告9位その時の新刊10位その他COBS ONLINE会員アンケート「ビジネス書の購入に関してのアンケート」より抜粋(期間:2009年6月23日~6月28日、集計人数:1,011名/1年以内にビジネス書を購入した:199人)完全版(画像などあり)を見る
2009年07月17日