メゾン ヴァレンティノ(MAISON VALENTINO)は、1月20日(現地時間)、パリ造幣局博物館にて、2024-25年秋冬メンズコレクション ‘ル シエル 20.24’ を発表しました。Courtesy of Valentinoコンテンポラリーなマスキュリニティの絶え間ない反映。ピエールパオロ・ピッチョーリによるヴァレンティノの2024-25年秋冬メンズコレクション ‘ル シエル20.24’ は、アイデアと理想を伝えるコミュニケーションツールとして純粋な色を探ります。社会的な慣習から、そして周囲の期待から解き放たれた色。マスキュリニティを表す色ととらえられているブルーという言語が再構成され、再評価され、再考されます。Courtesy of Valentino色に新たな意味がもたらされます。かつてはフェミニンな色であったブルーが男性らしさの象徴となったのはこの100年以内のことに過ぎません。このコレクションではブルーを解放して再考し、変化した男性的な意識が表現されています。自由な思想を象徴するスカイブルーは、視野を広げて男性とは何か問いかける実験的な手段です。Courtesy of Valentino伝統的に男性らしいとされるワードローブとその先入観が、新しいアイデンティティによって書き換えられます。柔らかさ、流動性、繊細さ、優美さ。それらは傷つきやすさの中に見出される力強さであり、衣服における男性らしさやパワーの定義に対する私たちの認識に変化をもたらします。Courtesy of Valentinoこのメッセージは、イデオロギーや哲学を反映し、あり方をファッション化する衣服によって伝えられます。新たなアプローチや考察が組み込まれたウエア。ソフトになったテーラリングが柔らかい男性像を生み出します。テーラリングとオートクチュールという二つの領域を結び、エンブロイダリーや装飾がウエアの表面のみならず、そのアイデンティティをも変化させます。Courtesy of Valentino職人たちの技を称えることは、人間らしさの表れでもあります。神話に登場するモチーフがテーラリングの中にインターシャで表現され、美徳と生、普遍的な道徳性の物語として、理想主義と時代を超えた人間の価値を表します。ヴァレンティノアルトリリエーヴォ(ハイレリーフ、浮き彫り)と名付けられた彫刻のような刺繍のテクニックがジャケットのショルダーを飾り、男性らしい力強さの典型的なあり方を破壊します。Courtesy of ValentinoCourtesy of ValentinoCourtesy of ValentinoCourtesy of ValentinoCourtesy of Valentino@maisonvalentino#ValentinoLeCiel2024
2024年01月23日歌手のビヨンセ(Beyonce)が5月14日にベルギー、ブリュッセルで開催された「ルネッサンス・ワールド・ツアー」において、ヴァレンティノ(Valentino)のドレスを着用しました。Photo Beyonce.com/Courtesy of Valentinoクリエイティブ ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリがビヨンセのために特別にデザインしたドレスで、シルクガウン全体にクリスタルラインストーンが施されています。深いネックラインとサイドスリットも特徴です。Photo Beyonce.com/Courtesy of ValentinoPhoto Beyonce.com/Courtesy of Valentino@maisonvalentino
2023年05月17日モンクレール(MONCLER)から、ヴァレンティノ(VALENTINO)を手がけるピエールパオロ・ピッチョーリ(Pier Paolo Piccioli)によって再解釈されたダウンジャケット「マヤ ジャケット(MAYA JACKET)」が登場。2022年11月19日(土)より、モンクレールフラッグシップストア 銀座ほかにて発売される。スポーティな素材とクチュールの融合70周年を迎えるモンクレールでは、ブランドを代表するダウンジャケット「マヤ ジャケット」を7人のデザイナーの視点を通して再解釈するシリーズを展開。これまでに、第1弾でフランチェスコ・ラガッツィ、第2弾でトム・ブラウン、第3弾で藤原ヒロシ、第4弾でリック・オウエンス、そして第5弾でジャンバティスタ・ヴァリとコラボレートしている。第6弾では、ヴァレンティノのクリエイティブ ディレクターを務めるピエールパオロ・ピッチョーリとコラボレーション。スポーティなナイロンラケ素材とクチュールの技術を融合させることで、四角いパッドを手作業で結びつけた、リラクシングなシルエットのダウンジャケットに仕上げた。詳細モンクレール マヤ 70 バイ ピエールパオロ・ピッチョーリ発売日:2022年11月19日(土)取扱店舗:モンクレールフラッグシップストア 銀座・青山・神戸・難波 ほか主要セレクトショップ、モンクレール オフィシャルECサイト価格:1,752,300円【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:0120-977-747
2022年11月19日モンクレールは、70 周年記念プロジェクトの一環として、7 人のデザイナーがアイコニックなマヤ ジャケットを再解釈したシリーズ、モンクレール マヤ 70 コラボレーションより、第6弾として、Moncler Maya 70 by Giambattista Valli(モンクレール マヤ 70 バイ ピエールパオロ・ピッチョーリ)を 11月19日に発売します。ピエールパオロ・ピッチョーリはマヤの再解釈を、ファッションの美学とスポーツファブリックを融合させ、モンクレールのクラシックスタイルをクチュールでありながらゆったりと表現しています。「ナイロンラケのジャケットは、着心地がよくリラックスした雰囲気で、さりげなく着られるものをイメージしました。最大のチャレンジは、同じ生地で作られた四角いパッドと、手作業で仕上げられた生地の結び目です。私はスポーツ・アウターウエアの可能性に魅了されています。このフレームの中では、ベネフィットとスタイリッシュさが一体となります。」とピエールパオロ・ピッチョーリは語ります。更に、スーパーモデルの Kirsten McMenamy(クリステン・マクメナミー)をキャンペーンに起用し、「彼女はアーティストであり通訳者でもあります。彼女の多彩で素晴らしいオーラは、人へ広がりやすく、エネルギッシュでその場の雰囲気を包み込みます。そのエネルギーが、私たちの仕事をただ品質を追うものにするだけでなく、面白くてユニークなものにしているのです。」と、付け加えています。7x70_MAYA 70 JACKET BY PIERPAOLO PICCIOLI175万2,300円(税込)ピエールパオロ・ピッチョーリピエールパオロ・ピッチョーリ プロフィール「私はずっと映画が好きで、若かりし頃は映画監督になることが夢でした。ファッションとそのストーリー性を発見したとき、私はデザイナーになることを決意しました。それは私にとって夢の自然な成り行きだったのです」。高校を卒業後、ローマにある Istituto Europeo di Design(ヨーロッパ・デザイン学院)に入学しました。入学後数年間は、アトリエでの仕事に専念し、その後 1990 年にフェンディに入社。同ブランドのアクセサリーラインを担当し、この時期、彼はこの職業の核心に触れました。イタリアの高度な職人技に触れ、新しいアプローチを試みることが可能となったのです。「職人やイタリアの専門家と密接に仕事をすることで、私はルールを理解し、認識し、それを破り、書き換えることができるようになったのです。サヴォアフェールは、デザイナーという職業を支える基盤です。それぞれのクリエイティブなプロセスが始まるベースとなります。」フェンディの後、ヴァレンティノに入り、新しいアクセサリーラインを開発しました。ドレスから雑貨まで、ヴァレンティノ・クチュールの偉大な伝統を継承し、創設者の伝統、治癒力、創造性をそのまま維持するという挑戦が始まりました。この試みはあらゆる面で成功を収めました。2008 年、ヴァレンティノの共同クリエイティブ・ディレクターに任命されました。「当初からヴァレンティノの遺産に関する最も重要な課題は、アーカイブの一部を再提案することではなく、メゾンの認識、アイデア、本質を実現することでした。それは、クチュールのアトリエのやり方を手本にしたクリエイティブなプロセスでした。ファッションショーからコラボレーション、そして店舗に至るまで、言い換えれば、ディテールのひとつひとつに描かれている人間の卓越性そのものなのです。」ヴァレンティノはわずか数年の間に、ファッションシステムにとって参考となるブランドとなり、国際的な成功事例となりました。2016 年、ピエールパオロ・ピッチョーリはメゾンの唯一のクリエイティブ・ディレクターに指名されました。それは、イタリアンブランドのさらなる進化となる新時代の幕開けです。「私は創造性を育むヒューマニズムという考え方に関心を寄せています。このメゾンを形成している人間のつながりは、私にとって可能な限り最高のチームです。ここで伝統に対する深い知識なくして革新は存在し得ないことを発見したのです。それと同時に、この意識から生まれる限界の感覚が、それをどう超えるかを考える自由を与えてくれることも知っています。これらを総合的に考えると、ヴァレンティノの新しい方向性が見えてきます。まだ誰にも書かれていない物語を、個人的かつ一致団結して語る人間的な叙述です。」発売日::11月19日(土)販売店舗: モンクレールフラッグシップストア(銀座・青山・神戸・難波)、オフィシャル EC サイトと主要セレクトショップttps://70anniversary.moncler.com/ja-jp/moncler-maya-70-collaborations/pierpaolo-piccioli/問い合わせ先:モンクレール ジャパン 0120-977-747
2022年11月16日ヴァレンティノ(VALENTINO)とビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)による、 2度目のコラボレーションサンダルが登場。ヴァレンティノの店舗とヴァレンティノの公式オンラインストア(VALENTINO.COM)、ビルケンシュトックの公式オンラインストア(1774.COM)にて限定発売される。国内での展開は、9月中旬以降を予定している。このコラボレーションは、ピエールパオロ・ピッチョーリのクリエイティブディレクションのもと、2019年1月にパリのランウェイショーで発表され、大きな話題となったものを継続する形で登場。本コラボコレクションでは、ビルケンシュトックのアイコニックモデルである「アリゾナ」の限定モデルとして、ユニセックスのサンダルを展開。オーバーサイズのカモフラージュ柄のアッパーに、象徴的な「VLTN」ロゴが施されたモードなコンフォートサンダルが誕生した。カラーは、ミリタリーグリーンや、鮮明なイエロー&グレーなど、コントラストの効いた3種類をラインアップ。価格は、各5万6,800円。ブラックレザーで覆われたフットベッドやトーンを合わせたバックルなど、こだわりのディテールがコレクションに統一感を与えている。カジュアルかつストリートなムードを感じさせつつも上品なデザインがいい。大人カジュアルな着こなしをさりげなくアップデートしてくれるコンフォータブルなサンダルは、タウンユースや旅のお供に最適だ。パートナーとペアで履くのもいいだろう。エクスクルーシブなアイテムなので、気になる人はお見逃しなく。>>その他のビルケンシュトックの記事はこちらから
2020年08月27日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が3月1日、パリで2020-21年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。
2020年03月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『A Magazine No.19 Curated by Pierpaolo Piccioli』ヴァレンティノ(VALENTINO)のクリエイティブ・ディレクターを務めるイタリア人ファッションデザイナー、ピエールパオロ・ピッチョーリがキュレーションした『A Magazine』最新号。ファッションにオートクチュールの贅沢な精神を呼び起こし、楽観性、多様性、包括性を提唱することで知られるピッチョーリ。ローマという都市とその二重性の探求に焦点を当て、ジョエル・マイエロヴィッツ(Joel Meyerowitz)による撮影から展開する長い形式のビジュアルエッセイでアプローチする。ピッチョーリ自身によるポートレートシリーズも収録。【書籍情報】『A Magazine No.19 Curated by Pierpaolo Piccioli』出版社:Idea Books言語:英語ソフトカバー/248ページ/300×250mm発刊:2019年価格:3,600円■Shelfオフィシャルサイトで『A Magazine No.19 Curated by Pierpaolo Piccioli』を購入する
2020年02月01日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が、パリで1月22日、2020年春夏オートクチュールコレクションショーを開催した。
2020年01月27日モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS) 2019-20年秋冬コレクションから、ヴァレンティノ(VALENTINO)を手掛けるピエールパオロ・ピッチョーリによる「1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ」のダウンウェアが登場。2020年1月20日(月)より、ハウス オブ ジーニアス 東京、モンクレール 銀座の2店舗限定で発売される。前回の2018-19年秋冬コレクション時から、ダウンでロングドレスを仕立て、注目を集めた「1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ」。ピエールパオロ・ピッチョーリは、今シーズンも、モンクレールが誇る機能性と光沢感のあるナイロンラケ ダウンを用いたドレスを提案している。2018-19年秋冬コレクションと比較するとボリュームアップしたドレスは、美しく連なるプリーツや、バックスタイルのトレーンが魅力。クチュールシェイプを取り入れることで、カジュアルな印象のダウンをドレッシーなムードへと導いている。ドレスの他にも、頭をすっぽりと覆うフーデッドジャケットやケープなどを用意し、遊び心溢れるコレクションに仕上げた。ドレスの裾などに採用した、アフリカのテキスタイルを彷彿とさせるパターンも特徴。この柄は「Lemlem」という自身のレーベルを持ち、アフリカの職人を支持するモデルのリヤ・ケベデ(Liya Kebede)とのコラボレーションによって考案されたものとなっている。【詳細】1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ発売開始:2020年1月20日(月)発売店舗:ハウス オブ ジーニアス 東京(東京都渋谷区神宮前5-11-2 B-SIDE)、モンクレール 銀座の2店舗限定価格:アデレード 966,000円(税込)、ガブリエル 280,800円(税込)、アンナ 297,000円(税込)、エブリン 361,000円(税込)、フローリー 1,204,200円(税込)、スカート 464,400円(税込)、【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:0120-977-747
2020年01月23日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が1月15日、パリで2020-21年秋冬メンズコレクションショーを開催。今シーズン、オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)との初のコラボレーションによるスニーカーを発表した。courtesy of VALENTINO
2020年01月17日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が9月29日、パリで2020年春夏ウィメンズコレクションを発表した。courtesy of VALENTINO
2019年09月30日ヴァレンティノ(VALENTINO)の2020年リゾートシーズン、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)は、メゾンのベースであるローマという地を再思した。ロマンティックで、華麗。誰にとっても永遠の都であるローマ。一方で、世襲的な貴族階級や対立する多神教、古代ローマにおける退廃期も内に秘めた、現実と幻想が同時に存在する都市。ケープやプリントドレス、トレンチコート、パジャマパラッツァオ…都会的なロマンティシズムを感じさせるコレクションのなかには、メゾンの過去がわずかにこだまする。贅沢なフェザーをあしらったウエアやアクセサリーにフラットサンダル、ロゴベルトに高貴なつば広のハットなど、ルールにとらわれることのない自由な組み合わせ。過去を郷愁するのではなく、今というこの瞬間のなかに、ピエールパオロ・ピッチョーリはロマンティシズムを見出す。
2019年05月24日モンクレール(MONCLER)の「モンクレール ジーニアス」より、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が手がけるコレクション「1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ(1 Moncler Pierpaolo Piccioli)」の2019-20年秋冬コレクションがミラノで発表された。
2019年02月27日モンクレール(MONCLER)は、ヴァレンティノ(VALENTINO)を手掛けるピエールパオロ・ピッチョーリによる「 1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ」2019-20年秋冬コレクションを、「モンクレール ジーニアス」の一貫として、ミラノ・ファッション・ウィーク1日目の2019年2月20日(水)にプレゼンテーション形式で発表した。テーマは“クチュールとカルチャーの結合”。"ダウン"ドレスがボリューミーに進化2018年秋冬コレクションでは、ロングドレスへと姿を変えたモンクレールのダウンが、今季はボリューミーなドレスへと進化を遂げた。美しく連なるプリーツがスカートのボリュームをより一層増長させている。ドレスはバックスタイルのリボンやトレーンまで表現されており、これがダウンであるとは信じ難いほど、ドレッシーなフォルムに仕上がっている。アイテムはその他にも、全身をすっぽりと覆い隠してしまうほどビッグシルエットなマント風ドレスや、バックスタイルにふっくらとしたボリュームを持たせたジャケット、フード付きのケープなどが揃う。ジャケットに採用したフードに注目すると、前回は顔にフィットするほどコンパクトなフォルムが印象的だったが、今季は頭部から肩へと緩やかに繋がる、ゆとりある仕立てになっている。アフリカンプリントを起用絶妙なニュアンスカラーとアフリカのテキスタイルを彷彿とさせるパターンを採用している点も、今季の特徴の1つ。アフリカの職人を支持するモデルで女優のリヤ・ケベデ(Liya Kebede)をクリエーターとして招き、ドレスの裾やリボン、ジャケットの胸元などに、インターシャを連想させるリズミカルなモザイク模様をのせた。
2019年02月25日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が、パリで2019年春夏オートクチュールコレクションショーを開催した。
2019年01月26日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が、パリで2019年春夏ウィメンズコレクションショーを開催した。
2018年10月04日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が7月4日、パリで2018-19年秋冬オートクチュールコレクションショーを開催した。
2018年07月07日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が6月20日、パリで2019春夏メンズコレクションショーを開催した。
2018年06月21日モンクレール(MONCLER)の新プロジェクト「モンクレール ジーニアス」より、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が手がけるコレクション「1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ(1 Moncler Pierpaolo Piccioli)」が、10月中旬に発売される。デザイナーのピエールパオロ・ピッチョーリは、ヴァレンティノ(VALENTINO)のクリエイティブ・ディレクターを務めている。
2018年05月27日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)は、アンヴァリッド(廃兵院)に隣接するフランス解放勲章博物館の庭スペースに建てられた特設会場を舞台に2018-19年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。パッチワークやアップリケ、刺繍など、クチュールメゾンならではのテクニックを駆使しながら、フローラルモチーフやスカラップエッジ(半円モチーフ)のディテールで、大胆さとロマンティックな側面を併せ持つモダンなアイテムで構成。ビョーク(Bjork)の楽曲が流れる中登場したのは、アネモネを思わせる花モチーフのコートやドレス。細かなパーツを組み合わせてモチーフを描くパッチワークや、各パーツを縫い付けるアップリケのアイテムは、そのどれもが軽やかで繊細。そして花びらを思わせるスカラップエッジのテクニックは、各アイテムをよりフェミニンに見せ、グラフィカルな遊びにもなっている。シンプルなコートドレスやワンピースにも、花を思わせるフードを取り付けてで柔らかな印象に。半立体的なギピュールレースのドレスや、レザーフリンジのセットアップなど、一見フェミニンなアイテムにはパンツを合わせてマスキュリンに仕上げているのも今季の特徴。素材やカッティング、モチーフの美しさは然ることながら、ハッとさせるような色合わせや美しいカラーパレットで、来場者たちを最初から最後まで魅了し続けるコレクションとなった。
2018年03月06日モンクレール(MONCLER)から、ヴァレンティノ(VALENTINO)を手掛けるピエールパオロ・ピッチョーリによるモンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ(Moncler Pierpaolo Piccioli)が誕生。2018年2月から始動する「モンクレール ジーニアス」の一つとして、ミラノ・ファッション・ウィーク1日目の2018年2月20日(火)に発表された新作が、2018年10月11日(木)より、ハウス オブ ジーニアス、ドーバー ストリート マーケット ギンザにて発売される。キーワードは「ピュアで本質的なもの」。世界から8名のデザイナーを迎え、それぞれデザイナーのDNAが落とし込まれたコレクションを展開する「モンクレール ジーニアス」の中でも、洗練さとエレガンスを両立させているのがモンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリだ。本来ダウンジャケットといえば、ボリューミーでスポーティでカジュアルな印象。ピッチョーリのダウンは、これら従来のイメージが一つも当てはまることがない。まず、顔や頭より二回り以上大きいはずのフーディは顔にフィットするほどコンパクト。アームラインもインナーさながらのフィット感で、ドレスのように仕立てられた広がった裾もジップを上まで止めればきゅっと細身のボディに変身。また、アームに施されたモンクレールのロゴパッチもボディと同色でまとめられ、ボリューム・カジュアルといった面は驚くほどに変更されている。スポーティな要素を打ち消すには、相反するドレスの要素をぶつけること。ダウンはすべてヴァレンティノのショーでみるようなロングドレスの仕立て。優美なAラインを描いたロングダウン、ケープ、ショートダウンなどが揃っている。デコレーションなどはないものの、配色はピッチョーリならではの大胆な遊び心が見られる。弾けるようなレッド、ブルー、イエローといったカラーも、熟考されたフォルムにのれば快活ではなく、気高い印象を放つようになる。しかしながら、機能面はどれも本来のダウンジャケットさながらの高度な仕上がり。シルエットを変幻自在に操ったり、腕を出し入れする穴を作ったり…ジップによる機能的なアレンジが施されている。【詳細】1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ(Moncler Pierpaolo Piccioli)発売日:2018年10月11日(木)~販売店舗:・ハウス オブ ジーニアス住所:東京都港区南青山5-2-12 R2-ATEL:03-6805-1582・ドーバー ストリート マーケット ギンザ住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館TEL:03-6228-5080販売方法:先着順【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2018年02月25日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が1月24日、パリの旧ロスチャイルド邸で2018年春夏オートクチュールコレクションを発表した。様々な技術を擁する伝統的なオートクチュールにリスペクトを示しつつも、現代に適合するスタイルを表現。レトロな雰囲気にまとめることもフューチャリスティックに見せるのでもなく。今という時代を強烈に感じさせる、ウルトラモダンなクチュールを示して見せた。フィリップ・トレーシー(Philip Treacy)によるオーストリッチのフェザーハットをコーディネートしたファーストルックは象徴的。ドレープを描くボリュームあるボールガウンには、ワークウエア風のバギーパンツにオールハンドのバテンレースによるタンクトップを合わせている。ピッチョーリはプレタポルテでスポーツウエア、ワークウエアの概念を貪欲に取り入れているが、このクチュールコレクションでも1つの新しいスタイルを完成させていた。ベージュにブルーのリボン、パープルにミントのリボン、そんな意外性ある色の取り合わせは、ルネッサンス期の画家ポントルモからインスパイア。フォルムは、初めてキャットウォークショーを開催したとされるイギリスのデザイナー、ルーシー・ダフ=ゴードン(Lucy Duff-Gordon)の作品から影響を受けたとするが、スポーティーかつマスキュリン・フェミニンな要素を加えることで印象の全く異なるスタイルに仕上げている。ボタニカルモチーフのガウンドレスやコートドレスも、カッティングの美しさを堪能できる新鮮な作品となっていた。コレクションは全68ルックで、一点一点の完成度の高さには溜息がこぼれる程。フィナーレではプッチーニ作『トスカ』のアリア『Vissi d’arte』が流れる中、会場は感動の拍手で割れんばかりだった。Courtesy of Valentino
2018年01月30日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)は、パリ17区のカルノー高校の体育館を会場に2018春夏ウィメンズコレクションショーを開催した。ヴァレンティノを全身にまとった顧客たちが大挙して押し寄せ、全世界のハイソサエティーでの圧倒的な認知度を見せ、またヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)と、ヴァレンティノ社創立時から社長職を歴任したジャンカルロ・ジアメッティ(Giancarlo Giammetti)も来場して、その期待の高さを伺わせた。ピッチョーリはルネッサンス期の詩人、ルドヴィーコ・アリオスト(Ludovico Ariosto)の代表作『狂えるオルランド』の第34歌「汝は月で見つけるだろう、この地球で失ったあらゆるものを」という一節を引用。月は光り輝くミステリアスな惑星だが、地球の美しさを見出すことのできる場所でもある、つまりは月を目的地のひとつとして捉えるジャンル、一方で異なる視点から新たに発見するジャンルとし、その両面性を指摘。ノーマルなものが想像豊かなものとなり、フォルムや色が実用性を失うことなく驚きを与える、と唱えていることから、装飾的な側面と実用的な側面の両者のバランスを考慮したアイテムが多く見られた。オールインワンや大きなポケットを配したトレンチ、Gジャンなどのワークウエアは、リアルクローズでありながら、洗練された色とフォルムによってハイファッションになり得ることを証明。ロングドレスもタンクトップを重ねたものだったり、ミニドレスのインナーにデニムのショーツを合わせたり。そうすることで、限りなくモダンな仕上がりを見せている。結果、クチュールブランドの伝統を保ちながらも、ウルトラコンテンポラリーなアイテムを続け様に登場させて若々しさを印象付け、グレイス・ジョーンズ(Grace Jones)の『La vie en rose』が鳴り響く圧巻のフィナーレまで、息つく暇を与えない力強いコレクションとなった。
2017年10月02日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)は3月5日、旧ロスチャイルド邸を会場に2017-18年秋冬ウィメンズコレクションショーを開催した。19世紀のヴィクトリアンと80年代のムーヴメントであるメンフィスのスタイルを取り入れながら、画家でデザイナーのナタリー・ドゥ・パスキエ(Nathalie Du Pasquier)の作品を思わせるポップなモチーフも登場させ、両極にあるもの、通常では馴染まないものをあえて組み合わせてモダンなコレクションに仕上げている。そのコンセプトは素材使いにも現れており、ゴートファーやクレープなど、異素材同士を繋ぎ合わせるという高度な技術を用いたドレスも多く見られた。ポップなモチーフをカラーミンクのパッチワークで表現したコートと同モチーフをプリントしたニットドレスのセットアップがモダンな印象を与えるが、漆黒のジェットビーズを刺繍したレースとチュールのドレスなど、伝統的なクチュールのスタイルに則ったルックもしっかり見せている。その他にも、ほぼ全てを手縫いしたダブルフェイス素材のコートとトップスとパンツのセットアップや、ドットをマイクロシードビーズの刺繍で表現したフェルトパネルのドレスまで、クチュールメゾンならではの繊細な作品ばかり。グラディエーター風のレースアップブーツやソールにスタッズを打ったブーツ、ファーを飾ったサンダルなど、クチュールとは対極的なシューズを合わせることで各ルックはウルトラコンテンポラリーに変化。そんなところにも、ピッチョーリの巧みなセンスを印象付けた。
2017年03月12日イエナ大通の元邸宅のイベントスペースで2017-18年秋冬メンズコレクションショーを開催した、ピエールパオロ・ピッチョーリによるヴァレンティノ(VALENTINO)。コンビを組んでいたマリア=グラツィア・キウリがディオールへ移籍し、クリエイティブ ディレクターを1人で務めて初のメンズコレクションとなる。昨年発表されたウィメンズコレクションでも高い評価を得ていたが、多くの期待に応える充実した内容となった。冒頭4点のコート類は、ダブルフェイスカシミアをあしらったオートクチュールで、スローガン部分はパッチワークになっている。そのスローガンは、セックス・ピストルズのジャケットで知られるグラフィックアーティスト、ジェイミー・リードとのコラボレーション。スローガンは、その他にブルゾンやダッフルコート、インターシャニットやキャップなどに多用された。ブラック、ブラウン、グレーなどのベーシックなカラーパレットの他に、落ち着いた色調のピンクやミントグリーンなどが登場したが、これはフランシス・ベーコンの絵画からの引用。発色の良い赤やワインレッドなどの差し色とともに、美しいアクセントになっていた。ゼブラ柄にパッチワークしたフロックコートやブルゾンは、クチュールメゾンならではのアイテム。多くのコート類にレザーやフェルト製の付け襟があしらわれていたが、オーソドックスになりがちなものをモダンにアレンジ。それはコレクション全体に言及でき、一際ラクジュアリーであるのに一際コンテンポラリーで若々しい印象を与えた。
2017年02月06日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が、1月12日0時00分(現地時間11日10時00分)よりニューヨーク・ザ ビークマンで開催する2017年プレフォールコレクションショーのライブストリーミングを配信する。8年に渡り共同クリエイティブ ディレクターとして務めたマリア・グラツィア・キウリが離籍し、ピッチョーリが単独クリエイティブ ディレクターとして指名されてから初めてのプレフォールコレクションとなる。ショーの様子はこちらから視聴が可能。
2017年01月08日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、クリエイティブディレクター、マリア・グラツィア・キウリと、ピエールパオロ・ピッチョーリによる16年フォールコレクションを発表した。「侘び寂び」の概念を取り入れたジャポニズムをコンセンプトに、デニムの着古した風合いや、ハートや音符、蝶、宇宙、空、雲のモチーフなど様々な個性を組み合わせ、それぞれのピースごとに自由な解釈ができるスタイルが提案された。また、12種類のクラシックなワードローブから構成されるユニセックスなカプセルコレクション「ROCKSTUD UNTITLED」では、メゾンのサヴォアフェールを通じて「侘び寂び」を再解釈。スタッズを用いて日本の伝統技巧である「金継ぎ」を表現した。
2016年01月22日マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)とピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)手掛ける「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、パリファッションウィークにて1月21日、15-16AWメンズコレクションを発表した。着想の出発点は、1920年代に独創的に溢れた実験的芸術を追及したバレエ団「バレエ・リュス(Ballets Russes)」。その象徴としてヴァレンティノが結び付けたのは、同メゾンが誇るクチュールのサヴォアフェール、そして本質的価値の追求。サヴォアフェールを表現する上で重要なメンズワードローブの基本となるアイテム、ロングコートやスリムフィットジャケット、シガレットパンツなどには実用性をブレンド。ダブルカシミアで仕立てられたコートの前開きにはジッパーを用い、ニットやケープにはオーバーサイズのポケットを取り付けた。これらを飾る足元はレースアップシューズでシックにも、バンドを組み合わせたヌードカラースニーカーで軽やかにもスタイリング提案がされている。パッチワーク、プリント、インターシャで表現された、今シーズンの特徴であるラディカルな幾何学モチーフは、オーストラリア人アーティスト、エスター・スチュアートとコラボレーションしたもの。ブルー、グレー、グリーン、レッド、ライトブルー、ペールイエロー、バーガンディーなどコントラスト溢れるカラーコンビネーションは60年代の未来派やキュビズムに通ずる。また、彼女から受けた影響はモチーフだけに止まらず、シルエットの枠組み、構造などコレクション全体にも反映されている。
2015年02月03日