2024年5月2日(木) から7日(火) に東京・シアターサンモールで上演される山本試験紙vol.2『ピクトグラム』のメインビジュアルが公開された。山本試験紙は、映像ディレクターの杉本達と舞台演出家の倉本朋幸が、演劇・映像という表現に囚われず、“W演出”で実験的で挑戦的なことを行うユニット。W演出とは、杉本と倉本がそれぞれストーリーを演出した後にシャッフルし、ひとつにまとめ上げるというスタイルで、「別々のストーリーだが演じる役者は同一で、それぞれのストーリーの役を瞬時に演じ分けてもらう」というものとなっている。公開されたビジュアルでは、智順、津村知与支、横尾渉(Kis-My-Ft2)といった7名の出演者が、白い軽トラックの上や横で思い思いの方向に視線を送っている。併せて出演者7名のプロフィール写真とコメントが到着した。■生田麻里菜(演劇集団キャラメルボックス) コメントW演出という実験的な演劇に心躍りました。これ出来るの?って思えることに挑戦できるのが、とても嬉しいです。まだ、お稽古前なので何も分からないのですが「難しい〜!」と皆でヘロヘロになってる姿だけ想像できるので、そんな時間も含めて全部楽しんでいけたらと思います。■智順(阿佐ヶ谷スパイダース) コメント山本試験紙の第1弾を拝見させてもらったときは「わーこりゃ大変そうやなぁー」と思いました。同時に別のお話し、別の役をやるなんてどういうこと??なので頭がパニックになることは覚悟でお引き受けすることにしました。津村さんとは以前共演経験がありますのでまたご一緒できることをとても嬉しく思っています。頼もしい役者さんなので頼りまくろうと思っています。そしてその他の初めましてのみなさんとはどういうセッションになるのかとてもワクワクしています。とにかくやってみないとわからない!というのが正直なところですが、5月の本番までには面白いものをお届けできるよう頑張ります。■津村知与支(モダンスイマーズ) コメント革命と救済、実際に起こったふたつの事件を扱った作品の題材や、そのふたつの作品をふたりの作家演出家がつとめて、ひとつの話の中で交互に役者が演じ分けるという劇作構成。これ以上ないのではないかという攻めた企画に今から気持ちが昂っています。はたしてどういった過程を経て一体どんな舞台が立ち上がっていくのかとても楽しみです。■細井じゅん(コンプソンズ/パ萬)コメント今まで経験したことのないような挑戦的な公演に緊張と同時にワクワクもしました。手練れの役者の方々と素晴らしきスタッフの方々に胸を借りるつもりで頑張ります。是非見届けていただけたら嬉しいです。■安川まり コメント出自の違う素敵なキャストスタッフの皆様と、ひとつの創作に携われること、とても光栄です。彼らは一体何を見ていたのか。この試みの先に私たちは何を見るのか。今はまだ未知なことばかりで、到底捉えきれないようにも思われますが、稽古を重ねて皆さまと一緒に、何かを見つけていけたらと思っています。■横尾渉(Kis-My-Ft2) コメントここ数年お芝居の仕事をしていなかったため、オファーを頂いた時は「なぜ自分に声がかかったのか、自分で大丈夫なのか」と思いました。ただ、舞台の演出がdTVで配信したドラマ『ConneXion』でご一緒した杉本監督でして、当時「もう1回一緒にお仕事をしたいですね」とお話ししていましたし、声をかけて頂いた機会を大切にしようと思い舞台をやらせて頂くことにしました。お芝居は久しぶりですが、舞台をご覧頂いた皆様が何か感じて頂けるよう自分なりに楽しんで表現したいと思います。シアターサンモールでお待ちしております。■吉田電話(クロムモリブデン) コメント昨年の山本試験紙の初演を観劇しました。W演出という他に類を見ないトリッキーでクリエイティブな手法が、私に珠玉の演劇体験をもたらしてくれました。2024年、今年は自身、舞台出演が多い年になる様な気がしていたのですが、そんな時、渡りに船を得たるが如く今回の出演依頼をいただきました。役者の力量が試されるであろう山本試験紙の作品世界に、頭の先まで浸かりきってみたいと思います。<公演情報>山本試験紙vol.2『ピクトグラム』脚本:山本試験紙演出:杉本達・倉本朋幸出演:生田麻里菜(演劇集団キャラメルボックス)、智順(阿佐ヶ谷スパイダース)、津村知与支(モダンスイマーズ)、細井じゅん(コンプソンズ/パ萬)、安川まり、横尾渉(Kis-My-Ft2)、吉田電話(クロムモリブデン)公演日程:2024年5月2日(木)~7日(火)会場:東京・シアターサンモール特設サイト:
2024年03月21日非常口のマークや、横断歩道の標識など、言葉が分からなくても意味が伝わるよう簡略化された図を、ピクトグラムといいます。さまざまなピクトグラムがありますが、中でも、トイレの男性用・女性用を示すマークは、日常生活において目にする機会が多いでしょう。ある日、@102soさんは、とあるトイレで、妖気を感じるピクトグラムを発見しました…。調布市のトイレピクト良い pic.twitter.com/cuq3c0hNu1 — 102so(じゅうにそう)3/13本が出ます (@102so) March 4, 2023 トイレのピクトグラムが、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターに!男性用は『鬼太郎』、女性用は『猫娘』、そして多目的トイレは『目玉おやじ』をベースに描かれています。各キャラクターの特徴をとらえたピクトグラムに、ネット上では多くのコメントが集まりました。・センス抜群!かわいい!・さっそく、見に行きたくなってきた…!・地元らしさと分かりやすさを両立した、いいピクトグラム。このピクトグラムが見られるのは、東京都調布市にある『鬼太郎ひろば』内のトイレです。『鬼太郎ひろば』には、漫画に登場する妖怪『ぬりかべ』や『一反木綿』をモチーフにした遊具なども。ちなみに、トイレの反対側には、『ねずみ男』が待ち受けています。ねずみ男もトイレの裏側にいて良かった pic.twitter.com/lG47cDVCor — 102so(じゅうにそう)3/13本が出ます (@102so) March 5, 2023 『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である、水木しげるさんは、調布市で50年以上暮らしていたそう。その縁から、調布市は2008年に、水木さんを調布市名誉市民に認定。2019年5月に、『水木プロダクション』の協力も得て、『鬼太郎ひろば』が開園されました。近くを通りかかった人は、トイレのピクトグラムにまでこだわった『ゲゲゲの鬼太郎』に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月06日いよいよ8日に閉会式を迎えるこの夏の五輪。連日テレビの前で観戦三昧だったという方も多いのではないでしょうか。開会式をきっかけにSNSで盛り上がった“ピクトグラム大喜利”もまだ記憶に新しいなか、今日は「動くピクトグラム」を独自に展開させた菜ノ花子 (なのはなこ) (@na.no.hanako) さんの投稿をご紹介します。「ピクトグラムに親しむいいきっかけをもらった」とご自身のInstagramに綴っている菜ノ花子さん。「もともとマークとか地図記号に興味があった」という7歳の息子くんが編み出した、動くピクトグラムの楽しみ方とは?■子どもの得意げな「ディンッ!」がたまらない!ピクトグラムを見つけるたび「ディンッ!」する家族、素敵です。五輪が閉幕したあとも、世の中にあふれる様々なピクドグラムを「ディンッ!」する子どもたちが全国に続出しそうですね!ご紹介したのは…菜ノ花子 (なのはなこ)7歳(電車大好き)と2歳(働く車大好き)の兄弟のおかんです。子どもたちのこと、わが家の日常を描いています。 @na.no.hanako
2021年08月07日五輪の開会式で話題となったピクトグラムにちなんで、SNSではパロディを交えたオリジナルのピクトグラムの投稿がされ続けています。星田つまみさん (@Ririshiku_Uruou) が投稿した2歳児ピクトグラムは、多くのママとパパの共感を集めています。まさに五輪選手もびっくり!?するほどの、子どもたちの必殺“技”…で、どの技も育児経験がある人なら「わかる…」と思えるものばかり。毎日対応しているママとパパに金メダルが欲しいですよね。それでは、ウーマンエキサイト編集部がイラストに合わせて、ママの気持ちを代弁したコメント付きで子どもたちの必殺"技"をご紹介します!■ご飯を作っている時に限って言われるてっぱんゼリフ「だっこ!」■夕飯できたよ〜!からの「たべない!」■さてさて、子どもにバレないように…と思った矢先の「それ、たべたい」■お風呂が湧いたからさあ入ろう!と振り返った瞬間の「はいらない!」■寝かしつけが終われば自由の身!と意気込んだ瞬間の「ねない!」■いつだって返事は…「いや!」■子どものためをおもってやったつもりが…「じぶんで!」■あぁー、その技に出られてしまった…!と絶望する「いやいや!」子育てピクトグラムから、毎日育児に頑張るママやパパたちには、金メダル級の努力が詰まっていることが分かります。五輪選手の応援だけでなく、世界中のママやパパにエールを送りたくなる作品でした!流行りのやつ乗っかり〜ぴくと2歳児 #ピクトグラム pic.twitter.com/ykxWb1gUt7 — 星田つまみ (@Ririshiku_Uruou) July 28, 2021
2021年08月04日ダイナコムウェアは13日、アイコンやピクトグラムをフォントデータ化し、最適なフォントと組み合わせた法人向け製品「スケーラブルピクトグラムフォント(スケピト)」を発売した。「スケピト」は、言語の違いによる制約を受けない"視覚言語"として広く利用されているピクトグラムやアイコンを、誰でも簡単に利用できるようにしたフォント製品で、「医薬」「食品」「標識」など、各業界に特化したアイコン・ピクトグラム素材とフォントデータをセットで提供していく。同製品では、これらのピクトグラムやアイコンをフォントデータ化することで、通常の文字フォントと同じくテキスト表示エリアに描画可能とし、各素材のイメージに最適なデザインフォントを選択して利用することもできる。ピクトグラムやアイコンは、スケーラブルフォントとして利用できるため、表示するデバイスに依存しない自由な表示が可能。また、フルカラーの色彩情報をフォントデータの一部として登録できるため、アプリケーションごとの色彩情報を統一することも可能だ(Windows 8.1にて対応)。さらに、同社パッケージ製品「Gaiji Builder2」と同製品のアイコン・ピクトグラム素材を組み合わせることで、新たなアイコン・ピクトグラムを簡単に作成することも可能となっており、デザインを得意としない人でも安心して利用できるという。なお、同社は5月13日から15日まで東京・有明の東京ビッグサイトにて開催される「第18回 組込みシステム開発技術展(ESEC)」に出展予定。同社ブース(西6-33)では、同製品のデモ展示が実施されるとのこと。
2015年05月13日文字が読めない外国の方には必須のピクトグラム(標識や看板に描かれる人型などの簡略図)。私たち日本人も海外に行けば空港に着いた時からピクトグラムにはお世話になるので、その大切さは身を持って実感されている方も多いのではないでしょうか。日本のピクトグラムは1964年の東京オリンピックの際に生まれたものですが、そのデザインを外国人の皆さんはどう捉えているのでしょうか。そこで日本在住の外国人20名に「日本の街で見る「ピクトグラム」、どう思う?」と質問してみました。■漢字がわからない外国人にもわかりやすいと思います。(トルコ/30代前半/女性)■簡単でわかりやすい。(ロシア/20代前半/女性)■とてもわかりやすいと思います。(タイ/30代後半/女性)■わかりやすくてよいと思います。(フィリピン/40代前半/女性)■わかりやすいと思います。(アメリカ/20代後半/男性)■わかりやすいと思います。(中国/20代後半/女性)■工夫されていると思う。(チュニジア/40代後半/男性)■わかりやすいと思います。(ブラジル/20代後半/男性)■わかりやすいです。(マレーシア/30代前半/男性)■わかりやすいです。(ベトナム/30代前半/女性)■わかりやすくていいと思います(スウェーデン/40代後半/女性)■わかりやすいと思います。(ペルー/30代前半/男性)■わかりやすく、デザインもよいと思います。(イスラエル/30代後半/女性)9割以上が高評価となった今回。「ピクトグラム先進国」なだけある嬉しい結果となりました。この理由は、トルコの方の「漢字がわからない外国人にもわかりやすい」という回答に集約されているのではないでしょうか。中国や韓国、ロシアなどの国と同様に、日本語では表記にアルファベットを使いません。単語やつづりは違えど意味が予想できる国とは異なるため、ピクトグラムが手がかりになるのです。日本でピクトグラムが普及したきっかけは1964年の東京オリンピック。来日外国人が年間15万人ほどだった時代の国際的祭典に対し、言葉の壁を越えるべく、デザイン専門委員会委員長の美術評論家・勝見勝らを中心に若手のグラフィックデザイナーたちがピクトグラムを考え出したそうです。■わかりやすい。居酒屋のトイレドアなどの絵にはかっこいいものがある。(オーストラリア/40代前半/男性)■かわいい。(台湾/40代前半/男性)■マンガ的ですね。(韓国/40代後半/男性)■とてもにぎやかに見えます。(スペイン/30代後半/男性)■棒人間みたいだと思う。(イギリス/20代前半/女性)前述の理由で生まれたピクトグラムですが、競技だけでなくトイレや非常口を始めとする公共施設や設備の表示も作られていました。その後デザイナーたちが著作権を放棄したため、このデザインをお手本として各国で独自の発展を遂げたと言われています。ひらがなやカタカナが漢字をグラフィカルに派生させたものであること、現在のメールでよく使われる顔文字が日本独特の文化であることを考えると、日本人はこうした感覚を平面に変換する作業が得意な人種なのでしょう。マンガ的、かわいい、という回答が出るのもわかる気がします。■普通だ。(アルゼンチン/30代前半/男性)■よくわかりません。(ドイツ/40代前半/女性)普段あまり気にして見ておられないのかもしれませんね。ちなみに、ドイツのピクトグラムは日本のものに比べて説明的なものが多いようです。海外で生まれ、日本で発展したと言われるピクトグラム。グラフィックデザイナーからすると、意味のブレが出にくく、普遍的でシンプルなものでなくてはならないため、制作するのがとても難しい分野なのだそうですよ。今もさまざまな建築物や公共施設にピクトグラムが制作されており、各市町村でも少しずつ違いが見られるようです。その違いをチェックしてみるのも面白そうですね。
2015年02月17日