先日、リブート版『ヘルボーイ』のベン・デミオ役に決定したエド・スクレインが、原作では日系人であるベン役を、なぜ白人のエドが演じるのかという非難を受けてSNSで降板を宣言。原作のベン役が日系人であることに気が付かず、安易に引き受けてしまったということを認め、「自分が正しいと思えることしなければならない」と降板を決めたそうだ。これを受けてエドと2015年の『Kill Your Friends』(原題)で共演した友人のニコラス・ホルトが彼を称えている。「The Wrap」のCEOシャロン・ワクスマンと対談したニコラスは、友人であるエドが自分の意思で降板を宣言したことに「エドの行動には完全に同意するね。尊敬に値するよ」とコメント。「彼の決断を誇りに思う…簡単なことじゃないさ。だって、ぼくらは仕事のために役を得ようとしているんだから」。今後、こういったことが理由で自分が役を引き受けないことはありうるかと聞かれたニコラスは「自分がその役にふさわしくないと思ったり、キャスティングに何か問題があると思った場合は断らなきゃならないね」とまじめに返答。そのあとに「こんなタイミングで発表するのはどうかと思うんだけど、ぼく、アラジンを演じることになったんだよね」とのジョークでシャロンを笑わせた。もちろん、実写版『アラジン』の主演はすでにエジプト出身のミーナ・マスードに決定しており、白人のニコラスがキャスティングされたらそれこそ一大事だ。(Hiromi Kaku)
2017年08月30日俳優・シンガーソングライターのほかマルチな活躍を見せる福山雅治が、矢部浩之(ナインティナイン)とマツコ・デラックスが出演する番組「アウト×デラックス」に初出演することが決定。福山さんが登場するのは、9月7日(木)の放送回。ネットや雑誌など、巷に出回るアウトなうわさが本当なのか、本人を目の前にして検証していくという。矢部さんとマツコさんに加え、「南海キャンディーズ」山里亮太の3人で福山さんのアウトに迫った今回。山里さんから発表された福山さんのアウトのひとつは、「ギター欲がとまらない」というもの。やはりアウトも格好いいのか?と思いきや、「昔のインタビューが痛い!」といったうわさも飛び出し、過去に掲載された記事と共に検証。山里さんが次々とアウトなうわさを発表していく中、ついに福山さん自らもアウトを語り始める。アウトを検証する過程では福山さんが自分自身の心の声を演じてみせる場面も。「僕のイメージ、そんな感じでしょ」と語るなど福山さんが自分自身を気持ちよくさらけ出す姿に、マツコさんも思わず「爽やか!」とひと言が漏れる。また、『そして父になる』の是枝裕和監督がメガホンをとり、福山さんが勝利至上主義の弁護士、役所広司が前科のある殺人犯を演じる『三度目の殺人』についても、「自分で言わせてください!名作誕生です!」と自ら語り、最後までスタジオは盛り上がりを見せていた。さらに出演者のリクエストにより、“あの名曲”を福山さんがスタジオで披露!3人を含め皆、感激しきり。数々の名曲を持つ福山さん。一体何を披露したのか?「アウト×デラックス」は毎週木曜日23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月30日様々な映画やドラマに出演する女優・木村多江と斉藤由貴が、8月31日(木)放送のトークバラエティ番組「アウト×デラックス」に出演することが決定した。マスター・矢部浩之(ナインティナイン)、常連客・マツコ・デラックスが、アウトな人々から様々なアウトな部分を引き出していく「アウト×デラックス」。今回本番組に登場するのは、「救命病棟24時」シリーズや「大奥」(2003年版・2004年版)、「アンフェア」、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、『ぐるりのこと。』『金メダル男』などに出演し、9月には『望郷』、10月には2部作公開となる『あゝ、荒野』の公開が控えている演技派女優・木村さん。一見本番組とは縁遠いように思われる木村さんだが、今回アウトな面が次々と明らかに。木村さんのストレスの発散の仕方など…とにかく独特なのだとか。そんな木村さんに、矢部さんとマツコさんらがアウトだと思うと伝えると、木村さんは不思議そうな表情を浮かべるも、山里亮太からは「アウトと言われてきょとんとした顔をする方がアウトなんですよ」とすかさず指摘する場面も。木村さんが出演する『あゝ、荒野』は、寺山修司による唯一の長編小説を、菅田将暉×ヤン・イクチュンのW主演で前後篇の2部作で映画化したもの。少年院あがりの新次(菅田さん)と、吃音と赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”(ヤン・イクチュン)は、ボクシングジムで運命の出会いを果たし、プロボクサーを目指すことに。お互いを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛を見つけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面し…。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリー。木村さんは、菅田さん演じる新次の母親・京子役で出演。前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて公開となっている。さらにこの日は、「ひふみんを見に来たアウトな女優」として、現在放送中のドラマ「カンナさーん!」や9月公開の是枝裕和監督作『三度目の殺人』に出演する斉藤由貴が登場。とにかく会いたかったということで、加藤さんに会うなり「素敵」と大感激。また斉藤さんのアウトな一面を、矢部さんとマツコさんが明らかにしていく。「アウト×デラックス」は毎週木曜日23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月28日女優の桜井日奈子と俳優の吉沢亮が、映画『ママレード・ボーイ』(2018年公開)にW主演することが22日、わかった。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井)と、同い年の松浦遊(吉沢)の恋模様を描く。監督を務めるのは、映画『ストロボ・エッジ』(15)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『PとJK』(17)と青春映画でもヒット作を連発する廣木隆一。廣木監督は同作について「少女漫画ってなんだろうと思わせてくれる、僕の中での原点でもあり今なお愛されてる原作を映画化できることはとても嬉しいです」と語った。さらに役者陣について「未知数の桜井と演技派でもある吉沢でどんなラブストーリーを見せてくれるのか楽しみです」と期待を寄せた。原作者の吉住は「実写化は憧れだったので、お話を頂いてとても嬉しかったです」と喜び、「フレッシュで可愛い桜井さん、誰もが認める超美形の吉沢さんが、廣木監督の美しい映像の中で、光希と遊としてスクリーンで輝く姿を見るのが本当に楽しみです!」と語った。小岩井宏悦プロデューサーは「光希役の桜井日奈子さんは、1年半前にCMで見て『この女の子は誰だ?』と調べてから、いつか仕事がしたかった女優さんでようやっとチャンスが来ました」と明かす。また吉沢には「遊役の吉沢亮君は『オオカミ少女と黒王子』『銀魂』などに出てもらって、人気だけでなく華があって芝居に安定感がある今一番手ごたえがある若手の俳優さんです」と信頼を寄せた。○桜井日奈子コメント私が映画のヒロイン役? 本当の事なんだろうか? とまだ実感できていないのが正直な気持ちです。『ママレード・ボーイ』のヒロイン、小石川光希はとにかくピュアで、すぐに頬を赤く染めてしまうような子なんです。20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪型や衣装がどうなるのか、今からワクワクしています。そして、廣木監督とお仕事できることを幸せに思います。デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄され、恋に悩み苦しむピュアで一途な光希を全力で演じたいと思います。○吉沢亮コメント今までにも少女漫画原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと。廣木監督とは以前にも少女漫画原作でご一緒させてもらっていて、是非またお仕事させて頂きたいとずっと思っていたので、とても嬉しいです。90年代の恋愛の金字塔とも呼べる大人気コミックを今の若い世代で頑張って作り上げます。どうぞ温かい目で見守ってください。
2017年08月22日じわじわ来る“恐怖”とあっと驚く“結末”が待ち受ける、全米大ヒットスリラー『ゲット・アウト』。このほど、“何かがおかしい”恋人の実家の様子が次々に明かされる予告編映像が解禁となった。ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、彼女の家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。やがて、“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズとともに実家から出ようとするが…。『インシディアス』『ヴィジット』などで知られる世界的ヒットメーカーのジェイソン・ブラムが製作を務め、人気コメディアンのジョーダン・ピールが初監督で手がけた本作。低予算ながらも全米初登場でNO.1大ヒットを記録し、映画の常識を覆すサプライズ・スリラーにすでに世界中が震撼。日本公開を待っていたファンのために、公開に先駆けて、9月17日(日)に浅草公会堂で行なわれる第10回したまちコメディ映画祭in台東の名物企画「映画秘宝」presents映画秘宝まつりにて日本最速上映されることも決定している。このたび初解禁となった予告編は、主人公クリスが不安げな表情で「親に黒人だって話した?」と言いながら、彼女ローズの実家に向かう姿から描かれる。道中、飛び出して来た鹿をひき殺してしまうトラブルに見舞われると、駆けつけた白人の警官は黒人のクリスに無礼な態度を取る。そしてローズの実家では、彼女の両親に歓迎されるも、なぜか黒人の使用人たちがおり、夜中に全速力で疾走する管理人や不気味な表情で外を見つめる家政婦の姿を目撃するクリス。どこか違和感を覚えるなか、続々と白人の客人がやって来る。ビンゴカードを持つ来客者たち。満面の笑みで涙を流す挙動不審な家政婦、フラッシュの光で豹変し、鼻血を出しながら「GET OUT=出ていけ!」と叫ぶ黒人の若者。“何かがおかしい”と感じるクリスに「GET OUT!」の声が響き、次々になぞのシーンが畳み掛け、最後には、呆然とした表情で涙を流すクリスの姿が…。いったい彼の身に何が起きるのか。彼は無事にGET OUT=出ていくことはできるのか!?夏休み、恋人やパートナーの実家へ誘われた人は特にゾクリとしてしまいそうな映像となっている。『ゲット・アウト』は10月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月07日世界的ホラー・ヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが製作を務め、じわじわと忍びよる“恐怖”とあっと驚く“結末”に全米が沸いた『ゲット・アウト』。このほど、“何かがおかしい”と感じずにはいられない、ポスタービジュアルと場面写真がお披露目された。ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、その家にいまどき黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と、窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかり。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間に彼は鼻から血を流しながら豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…。低予算ながらも、全米初登場でNO.1大ヒットを記録し、大人気コメディアンのジョーダン・ピールの監督デビュー作にも関わらず、米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」で99%の大絶賛を受けたサプライズ・スリラーが、ついに日本に上陸!このたび解禁となったポスタービジュアルでは、ソファに座った主人公クリスの姿が…。この世で目にしたことのないモノを見てしまったかのような、壮絶すぎる表情を見せている。そしてクリスの後ろに並び立つのは、白人の彼女ローズの家族と使用人たち。不気味な表情の彼らが意味するものとはいったい…。併せて解禁となった場面写真も、どこか不気味な雰囲気を感じられるものばかり!クリスの背後に並ぶ白人たち、運転中に何かに驚くクリスとローズ、薄暗い部屋でじっと見つめるローズの両親、怖いくらいの満面の笑みで涙を流す家政婦、不敵な笑顔を浮かべる管理人、鼻血を出しながら虚ろな目をする黒人の若者、そして暗闇にのまれるクリスの姿…。クリスの身にいったい何が起こるのか!“何かがおかしい”この家から、クリスは“GET OUT”=出ていくことはできるのか!?主人公クリスを演じるのは、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』や『ボーダーライン』に出演後、本作の大ヒットによりブレイク、マーベル・スタジオの『ブラックパンサー』(原題)にも出演しているダニエル・カーヤ。ローズには、海外ドラマ「GIRLS/ガールズ」マーニー役で知られるアリソン・ウィリアムズほか、「ザ・ホワイトハウス」『ウォルト・ディズニーの約束』のブラッドリー・ウィットフォード、『神様なんかくそくらえ』『バリー・シールアメリカをはめた男』のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、『はじまりのうた』『カポーティ』のキャサリン・キーナーらが出演する。『ゲット・アウト』は10月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。「第10回したまちコメディ映画祭in台東」 「映画秘宝」presents映画秘宝まつりにて9月17日(日)日本最速上映。(text:cinemacafe.net)
2017年07月28日カレンウォーカー(KAREN WALKER)2017年プレフォールコレクションのテーマは「ユニコーン ライダーズ(UNICORN RIDERS)」。大草原を舞台に、神話上の動物・ユニコーンを乗り回すカウガールのスタイルを表現した。一本の角が生えた神秘的なユニコーンにまたがり、投げ縄を投げる彼女の姿は、デニムジャケットやスウェットへ大胆に刺繍されている。他にも、スウェットには燃えている火の輪を回るユニコーンの姿などがプリントされている。西部を感じる要素は、柄に現れた。ギンガムチェックやマドラスチェックといったパターンがドレスやジャケットに。また、落ち着いた色合いの小花柄も多用されており、ウェスタンの風を感じさせる。ロデオシャツといった直接的なアイテムも世界観を盛り上げる。そんなスタイルはどこかフェミニン。いずれも胸元や裾・袖のトリミングとして用いられている華やかなフリル使いやバルーンスリーブが、ロココ調を彷彿させる優美な雰囲気を加えているのだ。中でも、首元に結ばれたネッカチーフはまるで当時の着こなしのよう。コレクションのカラーは、大草原を走り抜くアーシーな色合い。ブラウン・オレンジ・レッドを、濃いブルーやブラックが引き締めている。
2017年07月26日スペインで記録的大ヒットとなった『永遠のこどもたち』製作陣が再結集し、新たに仕掛けるスペイン発の衝撃サスペンス『ボーイ・ミッシング』。本作でカギを握る少年の姿をとらえたポスタービジュアルとともに、予告編映像が解禁となった。その日、高名な弁護士であるパトリシア(ブランカ・ポルティージョ)の息子ビクトル(マルク・ドメネク)が負傷した状態で警察に保護される。ビクトルは通学途中で何者かに拉致され、自力で逃げ出したという。証言を元にモンタージュが作成され、前科者のチャーリー(アンドレス・エレーラ)が容疑者として逮捕される。しかし、チャーリーは事件当日のアリバイを主張。パトリシアは安全のためにもチャーリーを勾留するよう警察に強く求めるが、ほどなくして彼は証拠不十分で釈放される。その夜から、パトリシアとビクトルの身の回りでは不審な出来事が次々と起こりはじめた。それらがチャーリーの仕業だと確信したパトリシアは、再び警察に彼の逮捕を要求するも断られ、かつて裏稼業に手を染めていた友人ラウル(ホセ・コロナド)の元を訪ねる。ラウルのコネクションを通じてチャーリーへ“警告”を与えるよう依頼するパトリシア。しかし、そのことが思いもよらぬ惨劇を招くこととなり…。本作は、トム・ホランドが注目を集めた『インポッシブル』や今年日本公開された『怪物はささやく』で知られ、『ジュラシック・ワールド』続編の監督にも抜擢されたJ・A・バヨナ監督の衝撃デビュー作『永遠のこどもたち』(’07)を生み出したスタッフが再結集したスパニッシュ・スリラー。メガホンをとるのは、『永遠のこどもたち』『ロスト・アイズ』などをプロデュースしてきたマル・タルガローナ。数々の傑作に関わってきた制作手腕を遺憾なく発揮し、信頼するスタッフたちとともに新たな傑作を、監督として作り上げた。主演を務めたのは、巨匠ペドロ・アルモドバルの『ボルベール<帰郷>』でペネロペ・クルスらと共にカンヌ国際映画祭の女優賞を獲得したブランカ・ポルティージョ。ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞)で3度のノミネートを誇るラテン映画界の名女優が、息子を思うあまり犯罪に手を染め、惨劇に巻き込まれてゆく女性弁護士を濃密な演技で披露する。また、裏社会に精通する男ラウルを、実際のテロ事件をモチーフにした傑作スリラー『悪人に平穏なし』でゴヤ賞主演男優賞を受賞したホセ・コロナドが演じるほか、スペイン映画界からも錚々たる名優たちが集結。少年の行方不明事件からはじまり、次々に惨劇が加速するスリラーを、まずはここから確かめてみて。『ボーイ・ミッシング』は8月3日(木)より新宿シネマカリテ「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月12日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)の2017年プレフォールコレクションは、アメリカ・ニューヨークの「ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)」がテーマ。”伝説のホテル”との愛称を持つこのホテルは、その名に相応しく多くの芸術家、著名人が集った。シド・ヴィシャス、ボブ・ディラン、イギー・ポップ…など、今なお色褪せることなく、その名声が受け継がれている人物たち。彼らの思い出を記録したフォトダイアリーをめくるように、レッド ヴァレンティノの今シーズンはスタートする。ゴールド刺繍のナポレオンジャケット、肌を大きく露出したブラトップ、シースルー素材のセクシードレス、ハードなバイカージャケット。60年代から80年代にかけてのエッセンスを投影した一つ一つのピースは、舞台へ上がるときの衣装のように強い個性を放つ。レッド ヴァレンティノにとって珍しいタキシードは、パティ・スミスの輝きを象るように存在し、どこかノスタルジックな思いも運ぶ。 スターの象徴・星のモチーフは、シフォンドレスにプリントで、デニムオールインワンの上にパッチワークで、ハーフスリーブニットにラメ加工で…と手法も様々に描かれていく。少しシワの入ったミニドレスは、ロックスターの彼女の持ち物をイメージして。恋人に付いていった旅先、トランクを開けるとドレスは”しわくちゃ”。でもそのまま纏ってライブへ出かける、そんなおてんばな女の子の姿を表現した。リブニット、エアリーなドレス、丸襟のコート。ストライプに、花模様、ハート柄。ルールにとらわれず集められた要素たちは、アンバランスな集合体。しかし、それは時代を象徴するミュージシャンたちの集いのようで、人を魅了する大きな力を持っている。
2017年06月10日ミルクボーイ(MILKBOY)の新コンセプトショップ「ランド バイ ミルクボーイ(LAND by MILKBOY)」が2017年4月21日(金)、池袋P’パルコにオープンする。“ボーダーレス”をテーマとした「ランド バイ ミルクボーイ」では、性別や年齢を問わずにミルクボーイの世界観を体感できる。店内で取り扱うのは、シーズンアイテムの中でも価格を抑えたカットソーを中心とするウェア、雑貨、ステーショナリーグッズといったラインナップ。さらに同店限定のアイテムも展開する。加えて今後は、他ブランドとのコラボレーションも発表していく予定だ。【店舗詳細】LAND by MILKBOYオープン日:2017年4月21日(金)住所:東京都豊島区東池袋1-50-35 池袋P’PARCO 1F営業時間:11:00~21:00TEL:03-6912-6033
2017年04月22日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2017年プレ・フォールコレクションのシューズが伊勢丹新宿店ザ・ステージにて先行、限定発売される。期間は2017年4月5日(水)から11日(火)まで。2017年プレ・フォールコレクションは、象徴的な1930年代のアーカイブシューズにインスパイアされ、 ポール・アンドリューが “コラムヒール”をハイテク素材と組み合わせて現代的なスタイルとして蘇らせた。伊勢丹新宿店ではパテントレザー、 ベルベット素材を使い特別にデザインされた限定商品3スタイルを含む、 54スタイルのシューズ、 12スタイルのバッグが展開される。店内はコレクションのカラーバリエーションと同じく、カラフルでフェミニンなディスプレイに、 スクリーンにはシューズのイメージやブランド誕生の地であるフィレンツェの街並みが映し出される。【詳細】サルヴァトーレ フェラガモ ポール・アンドリュー 伊勢丹エクスクルーシブコレクション 期間:2017年4月5日(水)~11日(火)会場:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3-14-1展開商品:レディス・シューズ、レディスバッグ【問い合わせ先】TEL:0120-202-170
2017年04月03日ディオール(Dior)が2017年フォール コレクションのビジュアルを公開した。2017年春夏シーズンから、新たにアーティスティックディレクターに就任したマリア・グラツィア・キウリが手がけた今回のビジュアル。モノクロ写真で切り取られたのは、女優でありメゾンのミューズでもあるジェニファー・ローレンスだ。彼女は「WE SHOULD ALL BE FEMINISTS」や「DIO(R)EVOLUTION」と書かれた人気のステートメントTシャツの上にバージャケットを羽織っていたり、パンプスやバレエシューズをジーンズと合わせたり、快適さと洗練が融合したスタイルを披露している。さらに、アクセサリーにも注目したい。多様なリング、鳥や星のモチーフが配されたネックレス、そしてクロスボディやハンドキャリーの持ち方が際立つバッグ。中でもアイコニックな「レディ ディオール」のバッグは、新たなチャームとボヘミアンライクなショルダーストラップが付けられ、一新されている。他にも、メゾンのアーカイブに保管されたバッグから着想を得た、ヴィンテージな雰囲気漂う「セ ディオール」や古いトランクにインスパイアされた「ディオール アディクト」も新しく登場したアイコニックなアイテムだ。【クレジット】フォトグラファー:ブリジット・ラコンブモデル:ジェニファー・ローレンス【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120–02–1947
2017年04月03日ミルク(MILK)・ミルクボーイ(MILKBOY)を手掛ける大川ひとみが新ブランド「ヴィクセン・プロダクツ(VIXEN PRODUCTS)」をローンチ。東京・原宿にショップをオープンする。ブランドのテーマは“エマージェンシー”。「ヴィクセン・プロダクツ」は、ディレクターの大川自身が今まで触れてきた多数のエマージェンシーアイテムのデザイン性や機能性を、もっとデイリーで気軽に楽しんでほしいという思いから立ち上げられた。店舗が位置するのは、ミルク・ミルクボーイの原宿本店を下った地下1階。2つのブランドとは全く異なる空間の中には、防弾チョッキのようなベスト、ロゴTシャツなどのアパレルに加え、アクセサリーや雑貨が揃っている。また、店内には愛犬と一緒にくつろげるようなカフェスペースも併設。性別も年齢も問わず、来店者みんなが楽しめる空間を提供する。【詳細】ヴィクセン・プロダクツ住所:東京都渋谷区神宮前6-29-3 KY ビルB1TEL:03-6419-7798営業時間:12:00~19:00定休日:不定休アイテム価格帯:・ベスト 22,800~55,000円+税・パンツ 14,000~38,000円+税・スカート 16,000~20,000円+税・Tシャツ 4,400~18,000円+税・パーカー 18,000~27,400円+税・雑貨 1,600~28,000円+税
2017年03月31日洗い流さないトリートメント「プリュスオー」株式会社多田は、美容師からも高評価のアウトバストリートメント『プリュスオー(pluseau)』から、しっとりタイプの『プリュスオー モイストエマルジョン』の先行発売を、2017年3月15日(水)より、ロフト、プラザ、WEBにて開始する。『プリュスオー』は、高品質でありながらコストパフォーマンスがよく、洗い流さずに使用するアウトバストリートメント。昨年8月に発売されたさらさらタイプの『プリュスオー シルキーエマルジョン』は、サロン品質の仕上がりを求める人に好評となっている商品だ。ダメージ補修&髪に潤いを与え、しなやかなツヤ髪へ エマルジョン化(乳化)によりベタつくことなく髪がしなやかにまとまり、ドライヤーなどの熱を吸収するヒートプロテクト成分が、傷んだキューティクルを補修して髪のバランスを補整する。さらに、保湿力に優れた「バオバブ葉エキス」などの天然植物由来エキスが、髪に潤いを与えてツヤのある髪へと導く。昨年発売のさらさらタイプ『プリュスオー シルキーエマルジョン』に、今回発売されるしっとりタイプ『プリュスオー モイストエマルジョン』が加わったことで、好みや髪の悩みに合わせて2タイプを使い分けることが可能となった。商品価格はどちらのタイプも1,800円(税別)。アウトバストリートメントは一般的によく使われる商品ではないため、使い方がよくわからない人のために、自宅での簡単な使い方動画が配信中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社多田プレスリリース(ValuePress!)
2017年03月14日フジテレビ系にて毎週木曜日放送中の「アウト×デラックス」。この度、3月2日(木)の放送回にて、俳優の奥田瑛二が初出演することが分かった。「ナインティナイン」矢部浩之がマスター、常連客にマツコ・デラックスが出演する、“型破り”なゲストを迎えトークを繰り広げる番組「アウト×デラックス」。今回が初出演となる奥田さんだが、矢部さんとマツコさんも驚きのアウトぶりを告白!その内容は、なんと「ミッキーマウスを見ると泣いてしまう」ということ。孫をはじめ家族とディズニーランドを訪れるときも孫を抱きながらミッキーマウスを見た瞬間、ぐっと胸に迫るものがあり泣いてしまうそう。そんな奥田さんのことを、家族はもはや解決策はないとあきらめ受け入れているという。そんな驚きの告白に、まさかのここでマツコさんからも「わかる」とぽつり。奥田さんの気持ちを理解できると話し始め、突如少数派に追い込まれる矢部さん…。一体、奥田さんの心に何が起きているのか?さらにこの日は、長い付き合いのある後輩・大鶴義丹もトークに参戦し、先輩・奥田さんと大鶴のアウトな思い出談義を披露。スタジオが大盛り上がりになったそのトークとは…!?「アウト×デラックス」は毎週木曜日23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月23日クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)がクリエイティブディレクターを務めるクロエ(Chloe)が、2017年フォールコレクションを発表した。情熱的で自立した女性のアティチュードを表現した今回のコレクション。70年代後半のニューヨークで絶大な人気を誇ったメリル・ストリープやシェリー・デュヴァルが演じた、自由な精神を持つヒロインたちが、映画の中で身に着けていたワードローブを彷彿させるルックがそろった。テクスチャーが施されたパフスリーブが揺れるトップス、花柄のチュールレースのワンピースなど、彼女たちのノンシャランなワードローブは、ロマンティックなディテールを備えた柔らかく機能的なシルエットへとアップデートされ、バターイエロー、マリーゴールド、ペールミント、カーマイン、シナモンといったクロエらしい特徴的なカラーパレットで表現されている。異素材を組み合わせたテーラードジャケットやコートに、たっぷりとしたワイドパンツを合わせて“ロング&リーン”を強調したスタイルは、かすかなフレアを描くシルエットがフェミニンな表情を覗かせる。袖に大きくボリュームを持たせたバブルウール素材のマルチカラーニットやメランジェウールのセータードレス、ポンポントリムが施されたクルーネックセーターなど、秋らしい素朴な風合いのニットウエアも、色とディテールの妙で抜け感のある空気を纏っている。ダブルリングストラップが施されたアビエイタージャケットやジップボンバージャケット、バイカラーブルゾン、パーカーなど、豊富なアウターのバリエーション。パッチワークのシアリングで構成されたアノラックジャケットは、強さを秘めたサファリエンヌを想わせる。新しく登場したバッグコレクション「OWEN」は、レザーとスエード素材を用いたバレルシェイプにダブルストラップが施され、チャンキーなゴールドのハードウエアとタッセルがアクセントに。シューズは、ブロックヒールにスカラップをあしらったデコラティブなレースアップのアンクルブーツや、メタリックなスタッズが並んだストラップサンダルが、コレクションを彩るステートメントピースとして存在感を放っていた。
2017年02月15日ロシャス(ROCHAS)の2017年プレフォールコレクションが発表された。長い歴史を持つメゾンの栄光を、豪華でいてささやかなエレガンスを持った服によって出現させた。キーワードは、古い時代の音楽、ブルジョワの空気、そしてそれらと相反する現代的な解釈だ。ブルジョワな要素は、室内装飾を服に仕立てるなどの“誤った”手法を敢えて用いることによって表現された。大胆なアイデアながらも、インテリアファブリックに艶やかなピンクとシルバーの上品な色合わせを選んだり、これを最も女性らしいふくらはぎ丈のギャザースカートに仕立てたりしたことによって、繊細な高級感を持ったルックを構成している。また、スネーク柄の生地やカラーボアといったエキセントリックな素材、サテンやレザーなどのラグジュアリーな素材を多用したことも、コレクションにブルジョワな空気を運んだ。これらは、ミニマルなタイトスカートや、装飾の少ないダブルジャケットへと姿を変えることで、マテリアルの魅力をダイレクトに伝える。メゾンを象徴するリボンのモチーフは、ベルベットのパンプスや、トップスの背中など、コレクションのあらゆるところに登場した。薔薇の花柄がレトロなタッチで描かれた2種類のテキスタイルも、本コレクションを象徴するモチーフの一つだ。どちらもフロアレングスのロングドレスに仕立てられたが、古い時代を想起させるどこか懐かしい雰囲気を纏っている。「古い時代」「古い物語の記憶」が、本コレクションのテーマなのだ。ベルベットシューズのさび色や、かすれたようなローズウッド、パウダーグレー、ブラックなどの色彩もこのテーマを体現している。古い記憶を呼び覚ますことによって、メゾンの物語が蘇った。しかしそれは、深いスリットや大ぶりのフリル、ジャストな丈感といった、モダンなデザインに表れているように、現代のリズムと解釈によって蘇るのだ。
2017年02月12日タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)の2017年プレフォールコレクションが発表された。今季はフューチャリズムと20世紀初頭のクラシックとの化学反応を表現。クラシカルな花柄をメタリックな生地にプリントしたスカートや、チェックツイードに透明な繊維を織り込んだミニワンピース。宇宙や光の波模様と旧来からあるスモッキングの手法を重ね合わせて、タロウ ホリウチで重要な要素である過去と未来の融合を目指している。2017春夏コレクションに引き続き、「絞る」ことでボリュームやフォルムを変えることができるアプローチも。ひざの所でリボン結びができるパンツや、ウエストをベルトでまとめたトップスは、絞りの強さを変化させることで個性ある着こなしを可能にしている。スタイリングのアクセントとなるのは、有機的形状からインスピレーションを得たジュエリー。シルバーやホワイトの大ぶりのブレスレットや、スタッズのついたチョーカーが首や腕元で存在感を放つ。過去と未来を想いながら作り上げた現代の服に対して、普遍的な美しさを示すものであった。
2017年02月10日メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)の2017年プレフォールコレクションは、自信を持ってジャンルのミックスを楽しむ女性像を描いている。毎日、気まぐれに洋服をコーディネートする彼女たちに向けたダイナミックな組み合わせは、マスキュリンとフェミニンが程よくブレンドされたプレイフルなワードローブだ。着想源は、2017-18年秋冬メンズコレクションと同じくアメリカンポップカルチャー、そしてパリを拠点に活動するニューヨーク出身のアーティスト、ウィリアム・クライン。クラシカルなアイテムとスポーティーなアイテムをベースに、ユーモアたっぷりのアメリカンなモチーフを散りばめて表現している。アメリカのスーパーヒーローを反映したデザインは随所に現れる。真っ赤なウールスーツは、クラシカルなシルエットにも関わらず、星条旗を想起させる白いスターモチーフでキャッチーに変換。ボーダーも同様のデザインインスピレーションで、ガーリーなミニワンピースを飾っている。繊細なラッフルを取り入れたトップスは、一見花柄にも見紛う、アメリカンコミックでよく目にする吹き出しモチーフの連鎖による模様で、新感覚のフェミニンを表現した。一方、ディテールはクラシックとミリタリーのアンサンブルによって異なるエッセンスを注ぐ。ジャンプスーツは、シェブロンコットンとシンメトリーに並んだゴールドボタンによって再解釈。また、アイコンであるキツネモチーフはカモフラージュ柄の中でかくれんぼしている。あらゆるものを共存させているが、あくまで基盤はヴィンテージプレッピースタイル。スウェットパンツには、オーバーサイズのウールコートとブラックレザーのローファー、星条旗カラーをアクセントにしたチルデンニットにクロップド丈のマニッシュなパンツといった具合。その中で、スローガンがプリントされたスウェットトップスにメンズのジャケットを羽織るなどしたスポーティーなルックは、まさに今シーズン表現した女性たちの自由な遊びが具現化されたひとつである。
2017年02月08日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、初の舞台となるニューヨークにて2017年プレフォールコレクションを発表した。
2017年02月02日ディオール(Dior)が2017年フォールコレクションを発表した。19世紀当時、モダンで最先端だった花の都パリの中心で、装いというものが初めて男女ともに自身のパーソナリティを表現するための重要な構成要素となった。ボヘミアンの人々がその装い方によって独自性を表現していたことから、彼らのライフスタイルは、芸術作品とパフォーマンスの狭間に位置づけられていた。今日のロサンゼルスでは従来の既成概念に囚われることのないネオ・ボヘミアンたちがメインストリームのアートを拒み、新たな主砲でストリートアートに参加し、抗議の精神やスピリチュアリティを育む存在となっている。ディオールのウィメンズコレクションのアーティスティック・ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリは2017年フォールコレクションのテーマに、そんなネオ・ボヘミアンをインスピレーション源として、現代都市生活のリズムの中で個性を主張して生きる新世代の女性に対して誠実であり続けたいとしている。
2017年01月19日タダシ ショージ(TADASHI SHOJI)の2017年プレフォールコレクションは、「抗えない誘惑」がテーマ。1982年アメリカ・ロサンゼルスで創業した「タダシ ショージ」は、独自のカッティング技術とボディラインを美しく見えるデザインにより、セレブリティを含め世界各国の女性から愛されているドレスブランドだ。現在はニューヨークコレクションに参加し、多くのファンを魅了している。そんなタダシ ショージは、今季咲き誇る花々、そしてステンドグラスを紙で再現したローズウィンドウにフォーカスを当てて、私たちをファッションの世界へと誘う。白や赤、桃色の野バラは、時に青々とした葉と交わり、時に自らのかけら(花びら)を散らせ、ドレスの上で花を咲かせていく。幾重にも重なる花びらはラッフルへと姿を変え、印象派絵画の中にいたフラワーたちはキャンバスを飛び出し、シフォンの中で新たな居場所を見つける。ローズウィンドウは、元となるステンドグラスを想起させるほどドラマティックに変換。光を差してキラキラと輝く窓ガラスのように、繊細なレースの隙間から肌を透かせ、私たちの心をうっとりとさせる。ドレスはロマンティックの象徴として。ふわりと舞うフリル、ソフトなギャザー、差し込まれたレースディテール。胸元は大胆にカッティングしてデコルテをみせ、肩をのぞかせたオフショルダー、ウエストラインの切り替えによって女性のボディを華奢に見せる。カラーはビビットとモノクローム。淡い色彩を除いた、大胆な色使いが大人のセンシュアリティへと繋げている。
2017年01月18日グッチ(GUCCI)は、2017年プレフォールコレクションを発表した。アレッサンドロ・ミケーレによる幻想的な物語は、今季も継続して読み継がれている。動植物たちへの愛、ヘリテージへの敬意、そういった美しい心持ちは鮮やかな色彩と上質なテキスタイルに乗ってファッションという物語の上で旅を続けている。2017年よりメンズとウィメンズの統合ショーを決めたグッチ。新体制スタートまでわずか数か月というプレコレクションであるが、そのルック数は驚異の全84ルック。これまで同様にポップなカラーリング、主役級のアイコンキャラクター(今季はアングリーキャット)を中心に、儚さとアグレッシブさを兼ね備えた新コレクションが誕生している。グッチのアイコンの一つ“Gモチーフ”は今季フットウェアとして登場。ローファーのディテールとして使用されているほか、GGパターンのソックスが登場。サンダルやローファーとミックスしてコーディネートされている。また‟ウェブ”を想起させるストライプ模様はスポーツミックスになって登場。フルジップトップスやスキニージャージパンツの上から顔を見せて、モダンなスタイルを演出している。一方で、とことんフェミニンなプリンセスルックも存在。光沢のあるカラーリング、リボンやビジューによるデコレーションで華やかさを纏い、流れるようなエンパイアラインのドレスやフリルが舞うティアードドレスたちがロマンティックな音を奏でている。特筆すべきはそのスタイリングで、ビックサイズのアイウェア、フラワーアクセサリーなどと合わせて夢のような世界にレトロなアクセントをプラス。ジャケットのセットアップも、ベストによるウエストマークを施して、知的さの中に懐古趣味を香らせている。
2017年01月07日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)の2017年プレフォールコレクションが発表された。80年代初期のロンドンクラブカルチャーのスピリットからインスピレーションを得た。今季のテーマは“The New Romantics”。大きなリボンが胸元で華やぐブラウスなどがフェミニンなムードをコレクションに漂わせる。ドットのワンピースや柔らかなシフォンスカートのような着飾らないテイストのアイテムも特徴的。それでは、デザイナーのフィリップ・リムがロマンティックな世界の中に生み出した新しさとはどこにあるのだろうか。生み出す音楽そのままのような個性的なファッションをしていたミュージシャン。彼らの姿がオーバーラップするようなスタイリングに正解はある。着崩したトレンチコートや、シャツの上から重ねたコルセットなど、デザイナーが若い頃の、個性こそが真の芸術の象徴であった世界を表現している。カラーパレットを見てみると、ネイビー、ホワイト、ブラックなどベーシックなウェアの中に、徐々にオレンジ、ピンクの刺激的なスパイスが加わっていく。光沢のある素材と合わさって、より強く鮮やかな印象のアイテムに。決して過度に煌びやかではないが、デイリーなアイテムに工夫を凝らし個性を共存させるスタイルには「着る人それぞれに真のセルフスタイリングを自由に楽しんでほしい。」というフィリップ・リムの思いが込められている。
2016年12月28日マックスマーラ(MaxMara)の2017年プレフォールコレクションが、日本時間の2016年12月15日(木)21時、中国・上海で発表。ファッションプレスサイト内でその様子をライブ配信する。「マックスマーラ モノポリス(Max Mara MONOPOLIS!)」と名付けられた本コレクションは、創業65周年を迎えたブランドのアニバーサリーイヤーを締めくくるものとして開催。中国を代表するアーティスト、リウ・ウェイ(LIU WEI)とタッグを組んだショーとなる。「都市」を自身の作品テーマに掲げるリウ・ウェイが、 会場インスタレーションを担当。 空想の都市をイメージした「Max Mara MONOPOLIS!」を上海展覧センター内に創り出す。また、オンラインショップではショー直後より、青山店と銀座三丁目店では翌日の12月16日(金)より、限定のカプセルコレクションを発売。日本初の“See Now, Buy Now”形式での販売がスタートする。【ライブ配信】マックスマーラ 2017年プレフォールコレクション日時:2016年12月15日(木)21:00現地時間:2016年12月15日(木)20:00■カプセルコレクション発売日:2016年12月16日(金)販売店舗:マックスマーラ 青山店、銀座三丁目店
2016年12月16日ミルク(MILK)とミルクボーイ(MILKBOY)から、バレリーナの赤い靴をイメージした「レッドシューズシリーズ」が登場。ミルク 原宿本店、新宿店、大阪店、名古屋店、札幌店で発売中だ。舞い踊るバレリーナの可憐さを纏うミルクの2016年冬コレクション。ミルクの定番、フレアスカートやワンピースにも赤いバレエシューズがあしらわれている。艶のあるリボンは舞いながら“MILK"のロゴを描き、随所にふんわりとスポットライトに照らされるかのようなカラーリングが。フリルやチュールをあしらって、ミルクのかわいらしさはそのままにどこか毒を感じる黒を配してエッジをプラス。裾がレースで切り替えられた「チュチュ ガウン」は、スカートとのレイヤードを楽しめる1枚。さらに、ニーハイソックス、リボン付きのネックレス、そしてフワフワのイヤーマフラーまでがラインナップ。コーディネートするなら、バレリーナの可愛さを小物まで表現してみては。ミルクボーイからは、バレリーナの靴をあしらったシャツが登場。ビックシルエットのシャツは男性はもちろん、ワンピースほどの感覚で女性も着られる。裏地のブラックが、ミルクボーイ独特のさりげない“毒気”を感じさせる。【詳細】ミルク・ミルクボーイ「レッドシューズシリーズ」発売時期:2016年11月下旬より順次発売場所:全直営店(ミルク 原宿本店、新宿店、大阪店、名古屋店、札幌店)※各直営店によって入荷状況が異なる。【問い合わせ先】ミルクTEL:03-3407-9192
2016年12月10日ビームス ボーイ(BEAMS BOY)が「PINS MORE VARIATION FAIR」を開催。ビームス ボーイ 原宿にて2016年12月9日(金)から25日(日)まで行われる。“ピンズ”はストリートカルチャーの1つであり、胸元にワンポイントで取り入れたり、鞄にありったけのバリエーションを付けたりして楽しむファッションアイテム。「PINS MORE VARIATION FAIR」では、自分らしさや大人の遊び心を表現するピンズを取り揃えている。ビームス ボーイのオリジナルロゴやアメリカンモチーフ、USEDの缶バッジをはじめ、ブローチやセーフティーピンなど約200種計3,000点もの豊富なバリエーションがラインナップ。この機会に、ぜひお気に入りのピンズを見つけてみてはいかがだろうか。【イベント概要】PINS MORE VARIATION FAIR開催期間:2016年12月9日(金)〜25日(日)場所:ビームス ボーイ 原宿住所:渋谷区神宮前3-24-5TEL:03-5770-5550
2016年12月09日ロックバンド・ギターウルフのセイジが、フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』(毎週木曜23:00~23:00)の15日の放送に出演する。ナインティナインの矢部浩之とマツコ・デラックスのMCで、"アウトとグッドは紙一重"を合い言葉に、徹底してこだわりや趣向を持った人たちを紹介していく同番組。今回は、めったにテレビ出演しないギターウルフのセイジが、ゲスト出演することになった。番組側が名付けたキャッチフレーズは「革ジャンは洗濯機で洗うロックンローラー」。今回は、実際に私物の革ジャンを持参して登場し、他の番組では決して見られないセイジのアウトな一面が明らかになる。
2016年12月08日洋服のコーデを考えるとき、なんだかスタイルが悪く見える・・・とお悩みではないですか?その突破口は、トップスの「イン」。噂には聞いていても、「イン」か「アウト」か、どちらの方がおしゃれなのか・・・明確なルールがないので余計に難しいですよね。今回はスタイルアップのためのトップスの「イン」と「アウト」、どちらにするか判断するヒントをいくつかご紹介します。■トップスの裾のシルエットに注目!トップスの裾が広がっているものや、生地自体に厚みがあるものは、アウトが無難。無理にインにするとウエスト部分が膨らんだり裾が出てきてしまったりと、トラブルの元になります。インにするのは、シルエットが細身で裾がすぼまっているものにしましょう。全体のバランスを鏡で確認してみて、不自然だなと感じたらもう一度インとアウトを見直すのも大切ですよ。■客観的なシルエットが大切トップスをインするかどうかの大きなポイントのひとつがボトムスのシルエットです。ボトムスがタイトな場合はトップスをアウトにして上半身をゆったりと見せ、差を生み出すのがスタイルアップのコツです。メリハリが出て下半身がほっそり小さく見えるようになりますよ。逆にゆったりしたボトムスの場合は、トップスをインして上半身を引き締めましょう。またトップスのインかアウトに悩んだら、全身鏡で判断するのが鉄則です。自分の視点で上から見た場合と、客観的に見た場合のシルエットは、大きく違うもの。自己満足で終わらないように、コーデ全体のチェックを忘れずに!■上級者のおしゃれは、抜け感をポイントに!トップスをインする足長見せコーデは定番ですが、最近は抜け感があるスタイルが流行っていますよね。それを簡単に実現するひと味違うインの仕方があるのです。それは「前だけイン」するというもの。Tシャツでもブラウスでも、トップスの前だけインすれば、脚が見える部分が多くなり、それが脚長効果につながります!また、インしていない後ろはお尻をしっかりカバーしてくれるため、いいことづくめです。■インもアウトも中途半端なときの救世主インにするのもアウトにするのも中途半端でうまく決まらないと感じるときに試してほしいのが、シャツを腰巻する方法です。チェック柄のシャツなら、差し色としてコーデのアクセントにもなり、おしゃれ感も格段にアップしますよ。適度なラフ感もプラスでき、上級カジュアルコーデの出来上がり!シャツだけではなく、お気に入りのカーディガンを腰巻してみるのもいいでしょう。■基本をベースにコーデを楽しんで!今回は基本の判断方法から、シャツ巻き、前だけインなど上級テクニックまでご紹介しました。基本を押さえつつ上級テクニックも駆使して、全身バランスを考えたコーデを楽しみましょう。(あゆたん/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月15日