セリーヌ(CÉLINE)の2016年プレフォールコレクションが発表された。今季のキーワードのひとつとして挙げられた「折衷主義」の文字。相反するもの共存、長所の掛け合わせによって生まれる新しい体系、そんな意味を持つこの言葉のエネルギーは、フェミニンとマスキュリン、マットとシャイニー、ソフトとハードなど様々な要素の対峙により知的に表現されている。流線的なシルエットのブラウス、優雅に揺れ動くラップスカート、小花柄をあしらったプリーツドレス。女性らしさを強調させた装いの上で、大きめな襟・袖といった要素が花開き、70年代後半から80年代初期のレトロな雰囲気を漂わせる。そこにマッチさせたのは、マスキュリンなムードを感じさせるアイテム。ウエストマークしたドレスの下からボタンディテールを添えたボトムスが現れ、また、エレガントなドレスの上には、ミリタリー調のビッグポケットを添えた。異なるテイストの存在が、エレガンスの輪郭を露わにする。鮮やかな色彩は、とびきりアグレッシブにコーディネート。温かみのあるベージュ、カーキ、キャメルをベースに、イエロー、フューシャピンク、オレンジ、レッドと刺激的なパレットを差し込んだ。注目のニューバッグは「ショッパー」。シンプルかつシャープなデザインで、シーンを選ばず取り入れられる一品。また、華奢なチェーンを添えた「チェーンバッグ」、驚くほど軽いソフトラムスキンにハンドステッチングを施した「クロワッサン」もラインナップする。
2016年06月03日MSGM(エムエスジーエム)が、2016年プレフォールコレクションを発表。40年代がインスピレーションとなった今シーズン。戦争の勃発により、男性的かつ禁欲的な洋服の提案がなされ、女性のファッションに大きな変革が訪れたころ。しかし、終戦と同時に女性のエレガンスやフェミニニティを再確認した時代でもある。そんな時代を反映するように、溢れだすエレガンスやフェミニニティは大胆に具現化。ロックやスポーティなテイストを融合して、新鮮なコレクションを創出している。その中で「ピエロ」をデザインソースとして起用することで、コミカルな演出を見せた。ラッフルとフリルは、マスキュリンなワイドパンツ、ブルゾンやコートなどのアウター類、さらには足元のサンダルや手元のバッグまで施された。ピンと張りのあるエコレザーで表現することで、さらに主張的に映る。また、ボトムスに散見されのはチュールからなるティアードスカート。アウターを着ても浮き上がるほどのボリューム感が、女性らしさのひとつのカタチなのだろう。それらとは対照的に、ボーイッシュなオーバーサイズのニットはグランジのムードへ。メンズコレクション同様、裾をわざとほつれさせたり、アーガイル柄に穴を開けたりして、キッチュなディテールを取り入れた。大胆なフラワーモチーフは、レトロな風合いを覗かせながら柄と柄の斬新な組み合わせで提案。そこに隠れた猫たちは、ピエロの空想的な要素をくみ取った存在で、気まぐれにウールコートのバックで居心地よさそうに座っているものもいる。一方で、チェックのパターンは、フェミニンよりもクラシカル。タイトなシルエットに丁度合う、程よいマニッシュさが魅力となっている。
2016年06月01日ディーゼル(DIESEL)の2016年プレフォールコレクションは、東洋と西洋の融合とコントラストがインスピレーション源。クラシカルなシルエットのロックテイストに、オリエンタルな空気感が漂う刺繍やプリントを施したアイテムがワードローブを彩る。個別でも十分力強いアイテム同士を組み合わせたレイヤードスタイルを披露。パンクやスケーターのエッセンスを感じさせるストリート風のアティテュードに、柄のインパクトとは対照的に繊細なグラフィックが美意識を注入している。例えば、適度なウォッシュ加工が施されたデニムジャケットの下には、2種類のチェック柄のスカーフをレイヤード。ボトムスは、トップスを引き当てるようにブラックのシンプルなものを配し、バランスを保っている。また、着物や東洋の伝統的なコスチュームに着想を得た新しいプロポーションも登場。ブルーのパーカーの外に羽織っているアイテムは、茶羽織を西洋風に再解釈したようなシルエットを生み出している。ディーゼルの定番、デニムコレクションには、ウィメンズのニューモデル「BELTHY ANKLE」がラインナップ。ややテーパードしたハイブリッドスキニーボーイフレンドモデルで、女性のフィットに合わせて丁寧に仕立てられており、仕事にも普段にも夜の外出にも使える万能アイテムだ。このほか、メンズとウィメンズともにデニムを使用した小物が豊富に登場。スニーカーやブーツなど、足元にインディゴを挿すことで、コーディネートにメリハリを出せるようなアイテムが展開される。
2016年06月01日レペット(Repetto)が6月8日、16年プレフォールコレクションを発売する。秋の訪れを感じさせるこっくりとしたドラマティックレッドと、澄んだ冬の空気のようなウィンターブルーをキーカラーに製作された同コレクション。レペットの人気シューズ「サンドリオン(Cendrillon)」、「カミーユ(Camille)」、「ブリジット(Brigitte)」の3型で展開される。
2016年06月01日フラットシューズが大人気の「レペット(Repetto)」から、2016プレフォールコレクションが、2016年6月8日(水)より発売。2016プレフォールコレクションのキーカラーは、秋の訪れを感じさせるこっくりとした"ドラマティックレッド"、澄んだ冬の空気のような"ウィンターブルー"、これに"ブラック"を加えた全3色。「レペット」の人気モデル、「Cendrillon(サンドリオン)」「Camille(カミーユ)」「Brigitte(ブリジット)」の3型で展開。2016 プレフォールコレクション◆カラー:全3色(ドラマティックレッド、ウィンターブルー、ブラック)◆発売日:2016年6月8日(水)より発売予定
2016年05月31日バレンシアガ(BALENCIAGA)が、16年プレフォールコレクションを発表した。ブランドの原型まで1世紀に及ぶ実験的なアーカイブを振り返る同コレクション。バレンシアガのアーカイブからピックアップしたアイテムの数々をモダンなムードと融合し、現代的なシルエットで仕上げた。1952年SSコレクションのセミフィッテッドラインはバレンシアガの伝統的なアビエイタージャケットとミックスされ、ピープ・オーバーカラーは1957-58年AWコレクションを反映している。コクーンシルエットのバックは1959年SSシーズンを想起させる。プリントもアーカイブから直に選ばれ、1966年のグラフィカルなウィンドウペインチェックなどを採用。1960年SSシーズンに登場したフローラル・エンブロイダリーのディテールも、新たなプリントとして登場する。また、シルクスカーフやカレをガーメントとして再び採用。スクエアのレイヤーからなるドレスの形は、スクエアの生地をクチュール用マネキンにまとわせたときの自然な動きに由来している。スティレットヒールのハイブーツには、ガーメントに溶け込むように生地の素材感を置き換えたプリントが採用された。また、シルバーやゴールドはジュエリーのような効果を発するよう鏡面加工が施された。ニットキャップはシニョンのように頭の輪郭を描き、ファースカーフはマクロサイズバージョンのブランドのアーカイブクチュールのラベルのように仕上げられている。
2016年05月28日大ヒット映画『アリス・イン・ワンダーランド』の"はじまり"の物語を描く『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)のUSプレミアが現地時間23日、米ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて行われ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイらが集結した。会場には5,000人の熱狂的なファンが集まり、世界各国から120超のメディアが参加。熱気に包まれる中、深い紅のレッドカーペットにまず、2カ月前の3月24日に男児を出産した白の女王役のアン・ハサウェイが姿を現した。大きなバラが描かれたドレスに身を包んだアンは、観客からの女優復帰第1弾となる今作への期待と出産への祝福に笑顔を見せた。タイム役のサシャ・バロン・コーエン、主人公アリス役のミア・ワシコウスカと続いた後、一層大きな歓声の中、マッドハッター役のジョニー・デップが登場。前作からハマリ役と称された奇天烈な"帽子屋"として6年ぶりに帰ってきたジョニーにファンはさらにヒートアップし、「ジョニー!」と名前を呼ぶ声が飛び交った。そして最後に、ジェームズ・ボビン監督が登場した。ジョニー・デップは「今作でも家族の絆が描かれているけど、やはり子供がいると、それ以上に強いものはないよ。もちろん、身内の母親、父親、兄弟ももちろん重要だけど、子供は自分の人生にとって切り離すことのできない存在だからね」と子供への愛を語り、日本について「もう少し田舎の方や、京都とかいろんな場所に行ってみたい」とコメント。「日本のお友達のみなさん。この作品を気に入ってくるとうれしいよ」とメッセージを送った。アン・ハサウェイも「今回は親子の絆が描かれているけど、私は家族の絆を常に感じているわ。特に家族の存在が大事と感じる瞬間は、物事がうまくいっていないときね。最後に頼ったりするのは、自分の家族だと思うわ」と家族の大切さを語り、「日本のみなさんに見てもらえるのがとても楽しみです。一作目同様、心に残る作品になっていると思います」とアピールした。イベントでは、今作の主題歌「ジャスト・ライク・ファイア」を歌うP!NKが会場内の特別ステージに登場。生バンド演奏のもと圧巻のパフォーマンスを披露した。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年05月24日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)2016年プレフォールコレクションより、新作シューズを紹介する。「パーソナリティとスタイルの関係を探究したかった」と、クリエイティブ・ディレクターのサンドラ・チョイは、今季を振り返って語る。新たに仲間に加わるアイテムは、ミドルヒールやフラットシューズなど、多忙な現代人にぴったりな機能性に富んだものが多い。一方で、ミラー加工やパテント、光沢あるメタリックなどで装飾性を持たせた、グラマーなムードもポイントに。グラフィカルな格子デザインやドット、繊細なカットワークをふんだんに取り入れ、アイコニックな雰囲気に磨きをかけている。■ダニ(DANI) 143,000円+税展開時期:6月下旬(予定)ジミー チュウらしい要素を注ぎ込んだダニ。透明なPVC素材は肌に溶け込み、直線的なカッティングのストラップとシューレースが浮き上がっているように見える、ギミックなデザインが特徴だ。■デルフィン(DELFINE) 83,000円+税展開時期:発売中新作のエスパドリーユ「デルフィン」は、ボリュームのある2層プラットフォームがポイント。中央に細いチェーンを差し込み、ナチュラルになりがちなアイテムに、エッジを加えている。メタリック加工を施したネイビータイプと、4,800個のマイクロスタッズを散りばめたトープグレータイプの2型が揃う。■モーリス(MAURICE) 155,000円+税展開時期:5月下旬(予定)レーザーカットデザインが目を引くショートブーツ。ポインテッド・トゥのシルエットと艶やかなブラックカーフのコンビネーションが美しい、ドレスアップシーンにも最適な仕上がり。■ドロシー(DOROTHY) 98,000円+税展開時期:5月下旬(予定)ポルカドットと小さなボウのディテールを合わせたパンプス。グリッター素材のトゥキャップを差し込み、シックなアクセントを効かせた。メッシュ素材は、官能性も感じさせ、大人の雰囲気を演出。フラットタイプと8.5cmヒールタイプが揃う。【詳細】ジミー チュウ 2016年プレフォールコレクション展開時期:2016年4月下旬より順次展開【問い合わせ先】JIMMY CHOOTEL:03-5413-1150
2016年05月20日セリーヌ(CÉLINE)が、2016年プレフォールコレクションの最新ビジュアルを公開した。今シーズンはブラウスやドレス、ラップスカートに見られるフェミニニティーや、70年後半〜80年代前半のファッションにインスパイアされた温かみのあるカラーリングと大きめの襟・袖・カフ、そしてフラワープリントなどが特徴となっている。ビジュアルでは、コレクションからミリタリーやワークウェアの要素を感じさせるコートドレスやオーバーサイズジャケット、そして艶やかなベルベットの光沢感が目を引く、イエローパンツが登場。さらにフューチャーされたバッグは、デイリー使いに最適な機能性抜群の「トリフォールド」や、鮮やかなカラーコンビネーションとバケツ型フォルムがユニークな「カバツイステッド」。また、ハンドステッチングを取り入れたソフトラムスキンの「クロワッサン」は、斜めがけスタイルで披露された。なお、撮影はフォトグラファーのゾエ・ガートナーが手がけた。【問い合わせ先】セリーヌ ジャパンTEL:03-5414-1401
2016年05月19日ディズニー新作映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の公開を記念し、「アリス・イン・ワンダーランド」の世界観を描いた雑貨や食器が、アフタヌーンティー・リビング(Afternoon Tea LIVING)から登場。2016年6月23日(木)より発売される。コラボコレクション「DISNEY Collection ALICE in WONDERLAND」からは、アリスモチーフで彩られたシックな色合いの傘や上下どちらでも使えるリバーシブルカップ、時計デザインのディフューザー、そして登場人物をイメージしたプリザーブドフラワーなど。映画のテーマでもある“時間の旅”を連想させる絵柄は、アフタヌーンティー限定の特別仕様となっている。作品の世界観を踏襲した個性豊かなアイテムでお部屋を楽しく飾ってみてはいかがだろうか。【商品詳細】DISNEY Collection ALICE in WONDERLAND発売日:2016年6月23日(木)販売店舗:全国のアフタヌーンティー・リビング【問い合わせ先】TEL:0800-300-3312(フリーコール)
2016年05月16日大ヒット映画『アリス・イン・ワンダーランド』の"はじまり"の物語を描く『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)のワールドプレミアが現地時間10日、『不思議の国のアリス』生誕の地であるイギリス・ロンドンで行われ、ジョニー・デップ、ティム・バートンらが集結した。会場となったレスタースクエアにはブルーカーペットが敷かれたほか、今作のキーワードである"時間"をイメージし、50個以上の時計オーナメントが宙を舞い、ティーパーティーを模した美しい桜の花が飾られるなど、華やかな演出のもとワンダーランドを再現。世界各国から多数メディアが駆けつけ、キャラクター風の衣装を身にまとったファンも集まった。18時に開幕すると、今作からの新キャラクターである時間の番人"タイム"役のサシャ・バロン・コーエンが最初にカーペットに登場。続いて、マッドハッター役のジョニー・デップが登場し、歩きながらファンサービスを行った。その後も続々とキャストが登場し、今作の監督ジェームズ・ボビン、さらに、物語の生みの親で今作では製作を務めるティム・バートンがブルーカーペットにちなんだブルーシャツ姿で登場した。最後にアリス役のミア・ワシコウスカが、背中と胸元のざっくり開いたセクシードレスで現れた。ジョニー・デップは「再びマッドハッタ―を演じられてとにかく素晴らしい気分だよ。マッドハッターは(自身の)子どもの家庭教師の真似をしたんだ。彼女には言ってないから、これを見て知るだろうけど」と明かし、「またミアと共演できたこと、ティムとジェームズ・ボビンの素晴らしいコラボ作品に出演できることがラッキーだと思うんだ。多くの俳優陣とは何度も一緒に仕事していることもあり、家族と再会するような気持ちだよ。こんなに大勢のファンに囲まれて、死にそうなくらいにドキドキしている。不安で何をしたらよいかわからないよ。混乱していて、家に帰りたいくらいだ。笑」と感激。ミア・ワシコウスカは「ジョニーはとても素敵な方で、共演できることをいつも光栄に思います。今回の作品で彼と一緒に多くのことを体験できて、とても楽しかったわ」とジョニーとの共演を振り返った。ジェームズ・ボビン監督は、ジョニーについて「彼はとてもすばらしい俳優で、多くの素晴らしいアイデアを持っており、共同作業にとても協力的なんだよ」と魅力を語った上で、「一番受け取ってもらいたいメッセージは"タイム(時間)"についてだね。もし我々が時間の捉え方を変えたら、我々の人生はもっと満たさるし、後悔もなくなるんだよ。過去は変えることはできないけど、そのことから学ぶことはできるからね」と本作に込めた思いを告白。ティム・バートンは「今作のストーリーは前作の数年後のアリスの姿から始まり、またワンダーランドへの旅に戻るところからはじまるんだ。サシャ・バロン・コーエンだったり、新しいキャストや要素が加わっているから、新しい一面も見られるよ」と説明し、「男女問わず、アーティスティックかつ情熱的で、現実世界で溶け込めないような人が、問題解決のために頭の中のファンタジーワールドへ逃亡するには、すごく共感してもらえる映画だと思うよ」と太鼓判を押した。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年05月11日クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller) によるクロエ(Chloe)が、2016年プレフォールコレクションを発表した。ダンスの流れるような動きとリズムにインスピレーションを受けたという本コレクションでは、クロエらしい“FLOU”な(流れるような)アティテュードと秋らしい暖かみを感じるフェミニンなピースと、スポーティーのエッセンスを加えたピースとのレイヤードスタイルを提案。オークル、テラコッタ、バーガンディー、チョコレートなどの素朴なカラーをベースに、グレーマーレ、インディゴ、スカイブルーを合わせ、変わりゆく季節のたおやかな空気感を表情豊かに表現。また、素材はベルベットやシルクなどが、ウォッシュドデニムやテクニカルパーカーなどのスポーティーな素材と、煌びやかなコントラストを描く。
2016年05月09日グッチが16年プレフォールコレクションのイメージ作品を収録した写真集『Epiphany(エピファニー)』(7,000円)を1,000部限定で出版する。同写真集は、フォトグラファーのアリ・マルコポロスが16年プレフォールコレクションのルックブックのためにミラノで撮影した写真の中から厳選した作品を収録した写真集。エアークッションの封筒に収められ、表にはグッチの新しいアイコンであるスネークのホログラムシールが、裏には黒いシルクスクリーン印刷でグッチのロゴが施されている。本のカバーにあるクリアポケットには、アリ・マルコポロスが撮影した作品から13種類の写真を15cm×10cmのポストカードとしてプリントしたものが1枚ずつランダムに差し込まれ、バックカバーにはアレッサンドロ・ミケーレの言葉も綴られている。なお、同写真集は6月より限られたショップでのみ展開され、7月以降はIDEA booksのウェブサイトでのオーダーも受け付ける。
2016年05月09日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の2016年プレフォールコレクションは、思春期を迎えた女の子たちがテーマ。共通のスタイリングやアイテムに頼りながら仲間意識をはくぐむ、若者特有の感覚を道しるべに、クリエーションを進めた。反抗心に目覚めた女子たちの心は、ビビットなカラーリングの格子柄に投影した。長すぎるほど袖ののびたニットや、起毛させてソフトな質感を際立たせたロングコート、パッチワーク仕立てのミニスカートなど、形を変えて登場する。模様そのものも、赤や黄色、青など様々な色彩で描いたり、ホワイトペイントを上から重ねたりして、表情をコロコロと変える。社会への葛藤は、情熱的に描いた。ファイヤーモチーフのスリップドレスは、ベルベットやサテンなど光沢ある素材で形作られ、ニットトップスとスタイリング。一方、大人への憧れは、切りっぱなしのブランケット地を繋ぎ合わせたロングコート、ショルダーラインで捻りを加えたショート丈アウターといったコンサバティブルックで体現した。コーディネートのポイントは、カラートーンを統一すること。そして、厚手のウールソックス・ボヘミアンバッグなど同じアクセサリーを用いること。そうすることで、個性的なウェア同士がぶつかり合わず、ほどよい調和が生まれている。
2016年05月07日ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の大ヒット映画『アリス・イン・ワンダーランド』(10年)の"はじまり"の物語を描く『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)の予告編が22日、公開された。映像では、1匹の青いチョウ(アブソレム)に誘われ、不思議な鏡を通り抜けたアリスの前に、かつて訪れた美しくも奇妙な"ワンダーランド"の世界が広がる。再び呼び戻されたアリスに待ち受けていたのは、大切な友達・マッドハッターの命の危機。"強い意志を持つ大人の女性"へと成長したアリスは、自らの力を信じ、マッドハッターのために強敵・タイムに立ち向かう。今回は、謎に包まれている新キャラクターや幻想的な"時間の世界"などが大きな見どころ。巨大な振り子や空からつるされている懐中時計、歯車で動く不気味なロボットといったように、前作の"ワンダーランド"の景色ともまた一風異なる。アリスが「タイムって"人"なの?」と率直に疑問を投げかけている場面もあり、タイム自身もが歯車でできているように、摩訶不思議な妖しい世界の一端を垣間見ることができる。このほか、四季を感じさせるような色鮮やかな草花にあふれたカラフルなシーンも。さらに、お茶会の時間を奪われて困惑するうさぎや、アリスを後押しする白の女王、チェシャ猫、双子のトウィードルダムとトウィードルディー、そしてドスのきいた高笑いを響かせる赤の女王など、前作からの人気キャラクターたちも新たな一面を見せながら、多彩な"狂気"を帯びて再びその姿を見せている。主人公アリスを演じるミア・ワシコウスカをはじめ、マッドハッタ―のジョニー・デップ、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結。物語の重要な鍵をとなる"時間"をつかさどるタイム役には、『ポラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のサシャ・バロン・コーエンが抜てきされた。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved./ Disney.jp/Alice-Time
2016年04月22日2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の新画像が公開になった。ミア・ワシコウスカ演じる主人公アリスと、ジョニー・デップ演じるマッドハッターが、ワンダーランドにいる場面を捉えたものだが、新作ではマッドハッターを救うためにアリスが大冒険を繰り広げるという。その他の情報本シリーズは、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化したシリーズで、前作は全世界で大ヒットを記録した。新作では、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うためにアリスが再びワンダーランドを訪れ、時間をさかのぼる冒険に旅立つ。新作も前作に続いて、リンダ・ウールヴァートン。ルイスが脚本を執筆。完成度の高い脚本が仕上がったそうで、デップは「ルイス・キャロルの作品を脚色するのは、不可能にも近い作業だと思うんだ。原作に忠実でありながらも、それを新たな角度から見つめ直したリンダの脚本は、実に素晴らしい」と語っている。ふたりの他、ヘレナ・ボナム・カーター、アン・ハサウェイらが出演し、サシャ・バロン・コーエンが時間の番人“タイム”を演じる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年04月01日ディオール オム(DIOR HOMME)が16年フォールコレクションの広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンのモデルには、12年のフレグランスキャンペーンにも登場したイギリス人俳優のロバート・パティンソンを起用。ディオール オムのレディ トゥ ウェアでハリウッド俳優が登場するのは今回が初となる。カール・ラガーフェルドが手掛けた同ビジュアルは、4月1日より世界中のディオール オムブティックで展開される。
2016年03月03日サイバーエージェントは、同社子会社であるAMoAdが提供するインフィードアドネットワーク「AMoAdインフィード広告」において、集英社が提供するスマートフォンアプリ「少年ジャンプ+ (ショウネンジャンププラス)」と提携したと発表した。「少年ジャンプ+」は、「週刊少年ジャンプ」本誌の発売日と同日にデジタル版「週刊少年ジャンプ」を有料で配信するとともに、新人作家のオリジナル連載マンガを毎日5作品前後更新している。今回「AMoAdインフィード広告」と「少年ジャンプ+」の提携により、「AMoAdインフィード広告」に出稿している企業は、新たに「少年ジャンプ+」へ広告配信することが可能となり、マンガ読了後に、親和性の高い広告を全画面表示で届けることで、広告効果に貢献するという。
2016年02月23日アキラナカ(AKIRA NAKA)が2016年プレフォールコレクションのルックを公開した。より自由な発想でシルエットやディテールのデザインが進められた同コレクションでは、コンセプトをベースに作る従来の方法とは異なり、より直感的な発想やシンプルなコラージュから生まれた形をそのままデザインに使用した。デニム地をウールの織りで表現したり、カットソーに網柄や刺繍を施したりと従来とは異なる表現方法によって生まれる新しさに注目している。アキラ ナカは、デザイナー・アキラ ナカが07年に「POESIE」の名前で立ち上げたブランド。09SSシーズンよりレーベル名を現在のアキラ ナカに変更。テキスタイルの豊かさとそれを打ち出すカットラインを強みとしており、デイリーに着られるプレタポルテをテーマに、北欧と日本のハンドニット技術を掛け合わせたクチュールライクなニットを展開している。
2016年02月16日オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)のウイメンズの16年プレフォールコレクションが発表された。今回がブランド初のプレコレクション。
2016年02月12日トーガ プルラ(TOGA PULLA)が、16年プレフォールコレクションを発表した。MA-1などに使用するナイロン×メッシュのような、タフな素材と柔らかな生地の組み合わせや、女性らしい小花柄に蛍光色を取り入れるなど、素材や色の相反したコンビネーションをバランス良く完成させた。また、ジャガードニットやデニムの裾のフリンジ、アクセサリーには、ヴィンテージカーペットやラグのエッセンスを落とし込んでいる。定番のドッキングコートは、フルレングスコートにフェイクファーを羽織ったようなレイヤードデザインで登場。今シーズンより、バッグコレクションがスタートする。
2016年02月08日2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の特報映像が公開になった。タイトルの通り、新作ではアリスが“時間”を超える旅に出る!特報映像本シリーズは、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化したシリーズで、前作は全世界で大ヒットを記録した。このほど公開になった映像では、こちらの世界で暮らしていたアリスに「知らぬ間事件が起きているぞ」という声が聞えてくる場面からはじまる。そこで彼女は鏡を通って再びワンダーランドへと向かうが、マッドハッターが窮地に陥っており、彼女は時間の番人“タイム”と戦うため、過去へと旅立つ。映像には、アリス、マッドハッターだけでなく、赤の女王や白の女王、など前作にも登場したキャラクターが顔を見せ、巨大な歯車によって時を刻む時計や、空から無数の懐中時計が釣り下がった空間など、“時”をモチーフにした空間が次々に登場。劇中では、アリスが過去にさかのぼる過程で、おなじみのキャラクターの過去や、ワンダーランドの知られざる秘密が明かされるという。前作に続いてミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、アン・ハサウェイが出演し、サシャ・バロン・コーエンが物語のカギを握る“タイム”を演じる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年02月03日ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の大ヒット映画『アリス・イン・ワンダーランド』の"はじまり"の物語を描く『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)の特報が3日、公開された。『不思議の国のアリス』のその後を映画化し、世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。ワンダーランドに帰って来たアリスは、不在の間に悲しい過去によって窮地に陥ったマッドハッターを救うべく、時間の番人・タイムと戦い、過去へと旅立つ。同作は、ワンダーランドの"はじまり"の物語。アリスは、個性的な仲間たちの幼年時代へと時をさかのぼり、彼らの秘密が明らかになる。このたび公開された特報では、マッドハッター(ジョニー・デップ)をはじめ、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)、白の女王(アン・ハサウェイ)など、おなじみのキャラクターが勢ぞろい。豪華な俳優陣が魅惑的な衣装に身を包み、個性的なキャラクターを熱演している。また、物語の鍵となる時間をつかさどるタイム役には、サシャ・バロン・コーエンが抜擢され、前作以上に破天荒な展開に。焼け野原で炎の中に悲しげな表情で立ち尽くすマッドハッターの姿や、昼が夜になり空が海になる怖そうで不思議な世界など、新たな冒険が特報から見て取れる。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年02月03日スタジオ ニコルソン(STUDIO NICHOLOSN)が、2016年プレフォールコレクションを発表した。同コレクションのテーマは「Ten Degrees of Separation」。ブランドの特徴である“クラシックなメンズワードローブ”はそのままに、より上質な素材使いにこだわったコレクションに仕上げられた。
2016年02月02日マルニ(MARNI)が2016年プレフォールコレクションを発表した。リラックスしたドレスと、かっちりとしたテーラリングが対比的に登場する今シーズン。グラフィカルで動きのあるシルエットや、リズミカルなジオメトリック柄も特徴。マルニのアイコンである「トランクバッグ」の全面にジオメトリック柄が施された。
2016年01月29日オランピア ル タン(OLYMPIA LE-TAN)が、2016年プレフォールコレクションを発表した。
2016年01月28日イタロ・ズッケーリ(Italo Zucchelli)によるカルバン・クライン コレクション(Calvin Klein Collection)が1月17日、ミラノにあるカルバン・クライン社欧州本社にて16-17AWメンズコレクションを発表した。
2016年01月24日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、クリエイティブディレクター、マリア・グラツィア・キウリと、ピエールパオロ・ピッチョーリによる16年フォールコレクションを発表した。「侘び寂び」の概念を取り入れたジャポニズムをコンセンプトに、デニムの着古した風合いや、ハートや音符、蝶、宇宙、空、雲のモチーフなど様々な個性を組み合わせ、それぞれのピースごとに自由な解釈ができるスタイルが提案された。また、12種類のクラシックなワードローブから構成されるユニセックスなカプセルコレクション「ROCKSTUD UNTITLED」では、メゾンのサヴォアフェールを通じて「侘び寂び」を再解釈。スタッズを用いて日本の伝統技巧である「金継ぎ」を表現した。
2016年01月22日ステラ マッカートニー(Stella McCartney)が1月12日、2016年フォールコレクションを発表した。会場となったのは、全米でも最大規模とされるレコードストア、アメーバ・ミュージック(Amoeba Music)。スポーティーかつロマンティック、時にレオパードや猫などアニマルプリントを用いた大胆なルックが提案された。
2016年01月20日