ディオール(Dior)が2017年フォール コレクションのビジュアルを公開した。2017年春夏シーズンから、新たにアーティスティックディレクターに就任したマリア・グラツィア・キウリが手がけた今回のビジュアル。モノクロ写真で切り取られたのは、女優でありメゾンのミューズでもあるジェニファー・ローレンスだ。彼女は「WE SHOULD ALL BE FEMINISTS」や「DIO(R)EVOLUTION」と書かれた人気のステートメントTシャツの上にバージャケットを羽織っていたり、パンプスやバレエシューズをジーンズと合わせたり、快適さと洗練が融合したスタイルを披露している。さらに、アクセサリーにも注目したい。多様なリング、鳥や星のモチーフが配されたネックレス、そしてクロスボディやハンドキャリーの持ち方が際立つバッグ。中でもアイコニックな「レディ ディオール」のバッグは、新たなチャームとボヘミアンライクなショルダーストラップが付けられ、一新されている。他にも、メゾンのアーカイブに保管されたバッグから着想を得た、ヴィンテージな雰囲気漂う「セ ディオール」や古いトランクにインスパイアされた「ディオール アディクト」も新しく登場したアイコニックなアイテムだ。【クレジット】フォトグラファー:ブリジット・ラコンブモデル:ジェニファー・ローレンス【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120–02–1947
2017年04月03日クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)がクリエイティブディレクターを務めるクロエ(Chloe)が、2017年フォールコレクションを発表した。情熱的で自立した女性のアティチュードを表現した今回のコレクション。70年代後半のニューヨークで絶大な人気を誇ったメリル・ストリープやシェリー・デュヴァルが演じた、自由な精神を持つヒロインたちが、映画の中で身に着けていたワードローブを彷彿させるルックがそろった。テクスチャーが施されたパフスリーブが揺れるトップス、花柄のチュールレースのワンピースなど、彼女たちのノンシャランなワードローブは、ロマンティックなディテールを備えた柔らかく機能的なシルエットへとアップデートされ、バターイエロー、マリーゴールド、ペールミント、カーマイン、シナモンといったクロエらしい特徴的なカラーパレットで表現されている。異素材を組み合わせたテーラードジャケットやコートに、たっぷりとしたワイドパンツを合わせて“ロング&リーン”を強調したスタイルは、かすかなフレアを描くシルエットがフェミニンな表情を覗かせる。袖に大きくボリュームを持たせたバブルウール素材のマルチカラーニットやメランジェウールのセータードレス、ポンポントリムが施されたクルーネックセーターなど、秋らしい素朴な風合いのニットウエアも、色とディテールの妙で抜け感のある空気を纏っている。ダブルリングストラップが施されたアビエイタージャケットやジップボンバージャケット、バイカラーブルゾン、パーカーなど、豊富なアウターのバリエーション。パッチワークのシアリングで構成されたアノラックジャケットは、強さを秘めたサファリエンヌを想わせる。新しく登場したバッグコレクション「OWEN」は、レザーとスエード素材を用いたバレルシェイプにダブルストラップが施され、チャンキーなゴールドのハードウエアとタッセルがアクセントに。シューズは、ブロックヒールにスカラップをあしらったデコラティブなレースアップのアンクルブーツや、メタリックなスタッズが並んだストラップサンダルが、コレクションを彩るステートメントピースとして存在感を放っていた。
2017年02月15日ロシャス(ROCHAS)の2017年プレフォールコレクションが発表された。長い歴史を持つメゾンの栄光を、豪華でいてささやかなエレガンスを持った服によって出現させた。キーワードは、古い時代の音楽、ブルジョワの空気、そしてそれらと相反する現代的な解釈だ。ブルジョワな要素は、室内装飾を服に仕立てるなどの“誤った”手法を敢えて用いることによって表現された。大胆なアイデアながらも、インテリアファブリックに艶やかなピンクとシルバーの上品な色合わせを選んだり、これを最も女性らしいふくらはぎ丈のギャザースカートに仕立てたりしたことによって、繊細な高級感を持ったルックを構成している。また、スネーク柄の生地やカラーボアといったエキセントリックな素材、サテンやレザーなどのラグジュアリーな素材を多用したことも、コレクションにブルジョワな空気を運んだ。これらは、ミニマルなタイトスカートや、装飾の少ないダブルジャケットへと姿を変えることで、マテリアルの魅力をダイレクトに伝える。メゾンを象徴するリボンのモチーフは、ベルベットのパンプスや、トップスの背中など、コレクションのあらゆるところに登場した。薔薇の花柄がレトロなタッチで描かれた2種類のテキスタイルも、本コレクションを象徴するモチーフの一つだ。どちらもフロアレングスのロングドレスに仕立てられたが、古い時代を想起させるどこか懐かしい雰囲気を纏っている。「古い時代」「古い物語の記憶」が、本コレクションのテーマなのだ。ベルベットシューズのさび色や、かすれたようなローズウッド、パウダーグレー、ブラックなどの色彩もこのテーマを体現している。古い記憶を呼び覚ますことによって、メゾンの物語が蘇った。しかしそれは、深いスリットや大ぶりのフリル、ジャストな丈感といった、モダンなデザインに表れているように、現代のリズムと解釈によって蘇るのだ。
2017年02月12日タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)の2017年プレフォールコレクションが発表された。今季はフューチャリズムと20世紀初頭のクラシックとの化学反応を表現。クラシカルな花柄をメタリックな生地にプリントしたスカートや、チェックツイードに透明な繊維を織り込んだミニワンピース。宇宙や光の波模様と旧来からあるスモッキングの手法を重ね合わせて、タロウ ホリウチで重要な要素である過去と未来の融合を目指している。2017春夏コレクションに引き続き、「絞る」ことでボリュームやフォルムを変えることができるアプローチも。ひざの所でリボン結びができるパンツや、ウエストをベルトでまとめたトップスは、絞りの強さを変化させることで個性ある着こなしを可能にしている。スタイリングのアクセントとなるのは、有機的形状からインスピレーションを得たジュエリー。シルバーやホワイトの大ぶりのブレスレットや、スタッズのついたチョーカーが首や腕元で存在感を放つ。過去と未来を想いながら作り上げた現代の服に対して、普遍的な美しさを示すものであった。
2017年02月10日メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)の2017年プレフォールコレクションは、自信を持ってジャンルのミックスを楽しむ女性像を描いている。毎日、気まぐれに洋服をコーディネートする彼女たちに向けたダイナミックな組み合わせは、マスキュリンとフェミニンが程よくブレンドされたプレイフルなワードローブだ。着想源は、2017-18年秋冬メンズコレクションと同じくアメリカンポップカルチャー、そしてパリを拠点に活動するニューヨーク出身のアーティスト、ウィリアム・クライン。クラシカルなアイテムとスポーティーなアイテムをベースに、ユーモアたっぷりのアメリカンなモチーフを散りばめて表現している。アメリカのスーパーヒーローを反映したデザインは随所に現れる。真っ赤なウールスーツは、クラシカルなシルエットにも関わらず、星条旗を想起させる白いスターモチーフでキャッチーに変換。ボーダーも同様のデザインインスピレーションで、ガーリーなミニワンピースを飾っている。繊細なラッフルを取り入れたトップスは、一見花柄にも見紛う、アメリカンコミックでよく目にする吹き出しモチーフの連鎖による模様で、新感覚のフェミニンを表現した。一方、ディテールはクラシックとミリタリーのアンサンブルによって異なるエッセンスを注ぐ。ジャンプスーツは、シェブロンコットンとシンメトリーに並んだゴールドボタンによって再解釈。また、アイコンであるキツネモチーフはカモフラージュ柄の中でかくれんぼしている。あらゆるものを共存させているが、あくまで基盤はヴィンテージプレッピースタイル。スウェットパンツには、オーバーサイズのウールコートとブラックレザーのローファー、星条旗カラーをアクセントにしたチルデンニットにクロップド丈のマニッシュなパンツといった具合。その中で、スローガンがプリントされたスウェットトップスにメンズのジャケットを羽織るなどしたスポーティーなルックは、まさに今シーズン表現した女性たちの自由な遊びが具現化されたひとつである。
2017年02月08日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、初の舞台となるニューヨークにて2017年プレフォールコレクションを発表した。
2017年02月02日ディオール(Dior)が2017年フォールコレクションを発表した。19世紀当時、モダンで最先端だった花の都パリの中心で、装いというものが初めて男女ともに自身のパーソナリティを表現するための重要な構成要素となった。ボヘミアンの人々がその装い方によって独自性を表現していたことから、彼らのライフスタイルは、芸術作品とパフォーマンスの狭間に位置づけられていた。今日のロサンゼルスでは従来の既成概念に囚われることのないネオ・ボヘミアンたちがメインストリームのアートを拒み、新たな主砲でストリートアートに参加し、抗議の精神やスピリチュアリティを育む存在となっている。ディオールのウィメンズコレクションのアーティスティック・ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリは2017年フォールコレクションのテーマに、そんなネオ・ボヘミアンをインスピレーション源として、現代都市生活のリズムの中で個性を主張して生きる新世代の女性に対して誠実であり続けたいとしている。
2017年01月19日タダシ ショージ(TADASHI SHOJI)の2017年プレフォールコレクションは、「抗えない誘惑」がテーマ。1982年アメリカ・ロサンゼルスで創業した「タダシ ショージ」は、独自のカッティング技術とボディラインを美しく見えるデザインにより、セレブリティを含め世界各国の女性から愛されているドレスブランドだ。現在はニューヨークコレクションに参加し、多くのファンを魅了している。そんなタダシ ショージは、今季咲き誇る花々、そしてステンドグラスを紙で再現したローズウィンドウにフォーカスを当てて、私たちをファッションの世界へと誘う。白や赤、桃色の野バラは、時に青々とした葉と交わり、時に自らのかけら(花びら)を散らせ、ドレスの上で花を咲かせていく。幾重にも重なる花びらはラッフルへと姿を変え、印象派絵画の中にいたフラワーたちはキャンバスを飛び出し、シフォンの中で新たな居場所を見つける。ローズウィンドウは、元となるステンドグラスを想起させるほどドラマティックに変換。光を差してキラキラと輝く窓ガラスのように、繊細なレースの隙間から肌を透かせ、私たちの心をうっとりとさせる。ドレスはロマンティックの象徴として。ふわりと舞うフリル、ソフトなギャザー、差し込まれたレースディテール。胸元は大胆にカッティングしてデコルテをみせ、肩をのぞかせたオフショルダー、ウエストラインの切り替えによって女性のボディを華奢に見せる。カラーはビビットとモノクローム。淡い色彩を除いた、大胆な色使いが大人のセンシュアリティへと繋げている。
2017年01月18日グッチ(GUCCI)は、2017年プレフォールコレクションを発表した。アレッサンドロ・ミケーレによる幻想的な物語は、今季も継続して読み継がれている。動植物たちへの愛、ヘリテージへの敬意、そういった美しい心持ちは鮮やかな色彩と上質なテキスタイルに乗ってファッションという物語の上で旅を続けている。2017年よりメンズとウィメンズの統合ショーを決めたグッチ。新体制スタートまでわずか数か月というプレコレクションであるが、そのルック数は驚異の全84ルック。これまで同様にポップなカラーリング、主役級のアイコンキャラクター(今季はアングリーキャット)を中心に、儚さとアグレッシブさを兼ね備えた新コレクションが誕生している。グッチのアイコンの一つ“Gモチーフ”は今季フットウェアとして登場。ローファーのディテールとして使用されているほか、GGパターンのソックスが登場。サンダルやローファーとミックスしてコーディネートされている。また‟ウェブ”を想起させるストライプ模様はスポーツミックスになって登場。フルジップトップスやスキニージャージパンツの上から顔を見せて、モダンなスタイルを演出している。一方で、とことんフェミニンなプリンセスルックも存在。光沢のあるカラーリング、リボンやビジューによるデコレーションで華やかさを纏い、流れるようなエンパイアラインのドレスやフリルが舞うティアードドレスたちがロマンティックな音を奏でている。特筆すべきはそのスタイリングで、ビックサイズのアイウェア、フラワーアクセサリーなどと合わせて夢のような世界にレトロなアクセントをプラス。ジャケットのセットアップも、ベストによるウエストマークを施して、知的さの中に懐古趣味を香らせている。
2017年01月07日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)の2017年プレフォールコレクションが発表された。80年代初期のロンドンクラブカルチャーのスピリットからインスピレーションを得た。今季のテーマは“The New Romantics”。大きなリボンが胸元で華やぐブラウスなどがフェミニンなムードをコレクションに漂わせる。ドットのワンピースや柔らかなシフォンスカートのような着飾らないテイストのアイテムも特徴的。それでは、デザイナーのフィリップ・リムがロマンティックな世界の中に生み出した新しさとはどこにあるのだろうか。生み出す音楽そのままのような個性的なファッションをしていたミュージシャン。彼らの姿がオーバーラップするようなスタイリングに正解はある。着崩したトレンチコートや、シャツの上から重ねたコルセットなど、デザイナーが若い頃の、個性こそが真の芸術の象徴であった世界を表現している。カラーパレットを見てみると、ネイビー、ホワイト、ブラックなどベーシックなウェアの中に、徐々にオレンジ、ピンクの刺激的なスパイスが加わっていく。光沢のある素材と合わさって、より強く鮮やかな印象のアイテムに。決して過度に煌びやかではないが、デイリーなアイテムに工夫を凝らし個性を共存させるスタイルには「着る人それぞれに真のセルフスタイリングを自由に楽しんでほしい。」というフィリップ・リムの思いが込められている。
2016年12月28日マックスマーラ(MaxMara)の2017年プレフォールコレクションが、日本時間の2016年12月15日(木)21時、中国・上海で発表。ファッションプレスサイト内でその様子をライブ配信する。「マックスマーラ モノポリス(Max Mara MONOPOLIS!)」と名付けられた本コレクションは、創業65周年を迎えたブランドのアニバーサリーイヤーを締めくくるものとして開催。中国を代表するアーティスト、リウ・ウェイ(LIU WEI)とタッグを組んだショーとなる。「都市」を自身の作品テーマに掲げるリウ・ウェイが、 会場インスタレーションを担当。 空想の都市をイメージした「Max Mara MONOPOLIS!」を上海展覧センター内に創り出す。また、オンラインショップではショー直後より、青山店と銀座三丁目店では翌日の12月16日(金)より、限定のカプセルコレクションを発売。日本初の“See Now, Buy Now”形式での販売がスタートする。【ライブ配信】マックスマーラ 2017年プレフォールコレクション日時:2016年12月15日(木)21:00現地時間:2016年12月15日(木)20:00■カプセルコレクション発売日:2016年12月16日(金)販売店舗:マックスマーラ 青山店、銀座三丁目店
2016年12月16日アリス アンド オリビア(alice + olivia)が9月15日まで、アリス アンド オリビア全店及び公式オンラインストアにて「16年フォールコレクションフェア」を開催している。過去から現代までニューヨークのダウンタウンに息づく、プレイグラウンドカルチャーからインスピレーションを得た16年フォールコレクション。アートやミュージックなどのカルチャーが華やいだエネルギー溢れるニューヨークシティをイメージし、フランク・ステラの万華鏡のようなカラーパレットや精巧なディテールが取り入れられている。ロックンロールのエッジさにギークシック(イケてるオタクファッション)の魅惑さを掛け合わせたような、70年代後半のダウンタウンのアートシーンを現代に変換したようなコレクションに仕上げられた。「16年フォールコレクションフェア」では、5万円以上の購入者に先着でオリジナルマグカップがプレゼントされる。
2016年09月09日ゲラン(GUERLAIN) より、8月5日、“フレンチ レディ”をテーマとしたゲランのフォールコレクションが登場。“フレンチ レディ”を演出する主役は、5色セットの新アイシャドウパレット「パレット サンク クルール」。この、光をたずさえた、シックなカラーグラデーションが美しいパレットは、まるで大きく見開いたかのような印象的な目もとと、知的で美しい眼差しを作り上げる。そして、今回のコレクションではゲラン初のフェルトタイプアイライナーも登場。思いのままのラインを簡単に描くことができ、よりくっきりとした目もとを演出できそう。フォールコレクション製品概要【パレット サンク クルール】全6種各8,500円(税抜)ナチュラルから洗練された仕上がりまで、自由自在に目もとを演出する5色を収めたパレット。【フェルト アイライナー】全1種4,700円(税抜)ゲラン初のフェルトタイプのペン先でくっきり際立った目もとを作ることができるアイライナー。【キスキス】限定2色各4,300円(税抜)洗練された秋色で目もとの仕上がりを際だてるリップスティック。■2016年8月5日より、全国の有名百貨店ゲランコーナー、直営店ゲランブティック・サロンにて販売開始。ゲランウェブサイト
2016年08月05日バレンシアガ(BALENCIAGA)の2016年プレフォールコレクションが、2016年7月1日(金)より限定店舗にて順次先行発売される。本コレクションは、バレンシアガの新アーティスティック・ディレクター、デムナ・ヴァザリアのランウェイデビューに先立ち、ハウスデザインチームのディレクションのもとアーカイブを振り返ったもの。1世紀に及ぶバレンシアガの歴史を再解釈し、さらにモダンな要素を加えることでアティチュードはそのままに、メゾンのヘリテージの魅力が再認識されている。販売店舗は、青山や新宿伊勢丹、うめだ阪急など7店舗。各地域の主要都市で展開されるので、ぜひ足を運んでみて。【詳細】バレンシアガ 2016年プレフォールコレクション 先行発売発売日:2016年7月1日(金)〜販売店舗:バレンシアガ 青山、バレンシアガ 新宿伊勢丹店 本館3階、バレンシアガ 三越銀座店 4階、バレンシアガ 三越名古屋栄店、バレンシアガ 阪急うめだ本店3階、バレンシアガ 札幌丸井今井本館一条館2階、バレンシアガ 岩田屋本店 新館3階※7/1(金)時点で未入荷の商品も有り。順次展開。
2016年07月02日バレンシアガ(BALENCIAGA)が7月1日、2016秋冬プレフォールコレクションを限定店舗にて先行発売する。同コレクションは、新アーティスティックディレクターのデムナ・ヴァザリアのランウェイデビューに先立ち、ハウスデザインチームのディレクションのもとアーカイブを振り返るもの。1世紀に及ぶバレンシアガの歴史を再解釈し、そこにモダンな要素を加えたメゾンの歴史と現代が融合したコレクションとなっている。先行ローンチされる店舗は、バレンシアガ青山、バレンシアガ新宿伊勢丹店本館3階、バレンシアガ三越銀座店4階、バレンシアガ三越名古屋栄店、バレンシアガ阪急うめだ本店3階、バレンシアガ札幌丸井今井本館一条館2 階、バレンシアガ岩田屋本店新館3階。なお、7月1日時点で一部未入荷の商品もある。
2016年07月01日セリーヌ(CÉLINE)の2016年プレフォールコレクションが発表された。今季のキーワードのひとつとして挙げられた「折衷主義」の文字。相反するもの共存、長所の掛け合わせによって生まれる新しい体系、そんな意味を持つこの言葉のエネルギーは、フェミニンとマスキュリン、マットとシャイニー、ソフトとハードなど様々な要素の対峙により知的に表現されている。流線的なシルエットのブラウス、優雅に揺れ動くラップスカート、小花柄をあしらったプリーツドレス。女性らしさを強調させた装いの上で、大きめな襟・袖といった要素が花開き、70年代後半から80年代初期のレトロな雰囲気を漂わせる。そこにマッチさせたのは、マスキュリンなムードを感じさせるアイテム。ウエストマークしたドレスの下からボタンディテールを添えたボトムスが現れ、また、エレガントなドレスの上には、ミリタリー調のビッグポケットを添えた。異なるテイストの存在が、エレガンスの輪郭を露わにする。鮮やかな色彩は、とびきりアグレッシブにコーディネート。温かみのあるベージュ、カーキ、キャメルをベースに、イエロー、フューシャピンク、オレンジ、レッドと刺激的なパレットを差し込んだ。注目のニューバッグは「ショッパー」。シンプルかつシャープなデザインで、シーンを選ばず取り入れられる一品。また、華奢なチェーンを添えた「チェーンバッグ」、驚くほど軽いソフトラムスキンにハンドステッチングを施した「クロワッサン」もラインナップする。
2016年06月03日MSGM(エムエスジーエム)が、2016年プレフォールコレクションを発表。40年代がインスピレーションとなった今シーズン。戦争の勃発により、男性的かつ禁欲的な洋服の提案がなされ、女性のファッションに大きな変革が訪れたころ。しかし、終戦と同時に女性のエレガンスやフェミニニティを再確認した時代でもある。そんな時代を反映するように、溢れだすエレガンスやフェミニニティは大胆に具現化。ロックやスポーティなテイストを融合して、新鮮なコレクションを創出している。その中で「ピエロ」をデザインソースとして起用することで、コミカルな演出を見せた。ラッフルとフリルは、マスキュリンなワイドパンツ、ブルゾンやコートなどのアウター類、さらには足元のサンダルや手元のバッグまで施された。ピンと張りのあるエコレザーで表現することで、さらに主張的に映る。また、ボトムスに散見されのはチュールからなるティアードスカート。アウターを着ても浮き上がるほどのボリューム感が、女性らしさのひとつのカタチなのだろう。それらとは対照的に、ボーイッシュなオーバーサイズのニットはグランジのムードへ。メンズコレクション同様、裾をわざとほつれさせたり、アーガイル柄に穴を開けたりして、キッチュなディテールを取り入れた。大胆なフラワーモチーフは、レトロな風合いを覗かせながら柄と柄の斬新な組み合わせで提案。そこに隠れた猫たちは、ピエロの空想的な要素をくみ取った存在で、気まぐれにウールコートのバックで居心地よさそうに座っているものもいる。一方で、チェックのパターンは、フェミニンよりもクラシカル。タイトなシルエットに丁度合う、程よいマニッシュさが魅力となっている。
2016年06月01日ディーゼル(DIESEL)の2016年プレフォールコレクションは、東洋と西洋の融合とコントラストがインスピレーション源。クラシカルなシルエットのロックテイストに、オリエンタルな空気感が漂う刺繍やプリントを施したアイテムがワードローブを彩る。個別でも十分力強いアイテム同士を組み合わせたレイヤードスタイルを披露。パンクやスケーターのエッセンスを感じさせるストリート風のアティテュードに、柄のインパクトとは対照的に繊細なグラフィックが美意識を注入している。例えば、適度なウォッシュ加工が施されたデニムジャケットの下には、2種類のチェック柄のスカーフをレイヤード。ボトムスは、トップスを引き当てるようにブラックのシンプルなものを配し、バランスを保っている。また、着物や東洋の伝統的なコスチュームに着想を得た新しいプロポーションも登場。ブルーのパーカーの外に羽織っているアイテムは、茶羽織を西洋風に再解釈したようなシルエットを生み出している。ディーゼルの定番、デニムコレクションには、ウィメンズのニューモデル「BELTHY ANKLE」がラインナップ。ややテーパードしたハイブリッドスキニーボーイフレンドモデルで、女性のフィットに合わせて丁寧に仕立てられており、仕事にも普段にも夜の外出にも使える万能アイテムだ。このほか、メンズとウィメンズともにデニムを使用した小物が豊富に登場。スニーカーやブーツなど、足元にインディゴを挿すことで、コーディネートにメリハリを出せるようなアイテムが展開される。
2016年06月01日レペット(Repetto)が6月8日、16年プレフォールコレクションを発売する。秋の訪れを感じさせるこっくりとしたドラマティックレッドと、澄んだ冬の空気のようなウィンターブルーをキーカラーに製作された同コレクション。レペットの人気シューズ「サンドリオン(Cendrillon)」、「カミーユ(Camille)」、「ブリジット(Brigitte)」の3型で展開される。
2016年06月01日フラットシューズが大人気の「レペット(Repetto)」から、2016プレフォールコレクションが、2016年6月8日(水)より発売。2016プレフォールコレクションのキーカラーは、秋の訪れを感じさせるこっくりとした"ドラマティックレッド"、澄んだ冬の空気のような"ウィンターブルー"、これに"ブラック"を加えた全3色。「レペット」の人気モデル、「Cendrillon(サンドリオン)」「Camille(カミーユ)」「Brigitte(ブリジット)」の3型で展開。2016 プレフォールコレクション◆カラー:全3色(ドラマティックレッド、ウィンターブルー、ブラック)◆発売日:2016年6月8日(水)より発売予定
2016年05月31日バレンシアガ(BALENCIAGA)が、16年プレフォールコレクションを発表した。ブランドの原型まで1世紀に及ぶ実験的なアーカイブを振り返る同コレクション。バレンシアガのアーカイブからピックアップしたアイテムの数々をモダンなムードと融合し、現代的なシルエットで仕上げた。1952年SSコレクションのセミフィッテッドラインはバレンシアガの伝統的なアビエイタージャケットとミックスされ、ピープ・オーバーカラーは1957-58年AWコレクションを反映している。コクーンシルエットのバックは1959年SSシーズンを想起させる。プリントもアーカイブから直に選ばれ、1966年のグラフィカルなウィンドウペインチェックなどを採用。1960年SSシーズンに登場したフローラル・エンブロイダリーのディテールも、新たなプリントとして登場する。また、シルクスカーフやカレをガーメントとして再び採用。スクエアのレイヤーからなるドレスの形は、スクエアの生地をクチュール用マネキンにまとわせたときの自然な動きに由来している。スティレットヒールのハイブーツには、ガーメントに溶け込むように生地の素材感を置き換えたプリントが採用された。また、シルバーやゴールドはジュエリーのような効果を発するよう鏡面加工が施された。ニットキャップはシニョンのように頭の輪郭を描き、ファースカーフはマクロサイズバージョンのブランドのアーカイブクチュールのラベルのように仕上げられている。
2016年05月28日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)2016年プレフォールコレクションより、新作シューズを紹介する。「パーソナリティとスタイルの関係を探究したかった」と、クリエイティブ・ディレクターのサンドラ・チョイは、今季を振り返って語る。新たに仲間に加わるアイテムは、ミドルヒールやフラットシューズなど、多忙な現代人にぴったりな機能性に富んだものが多い。一方で、ミラー加工やパテント、光沢あるメタリックなどで装飾性を持たせた、グラマーなムードもポイントに。グラフィカルな格子デザインやドット、繊細なカットワークをふんだんに取り入れ、アイコニックな雰囲気に磨きをかけている。■ダニ(DANI) 143,000円+税展開時期:6月下旬(予定)ジミー チュウらしい要素を注ぎ込んだダニ。透明なPVC素材は肌に溶け込み、直線的なカッティングのストラップとシューレースが浮き上がっているように見える、ギミックなデザインが特徴だ。■デルフィン(DELFINE) 83,000円+税展開時期:発売中新作のエスパドリーユ「デルフィン」は、ボリュームのある2層プラットフォームがポイント。中央に細いチェーンを差し込み、ナチュラルになりがちなアイテムに、エッジを加えている。メタリック加工を施したネイビータイプと、4,800個のマイクロスタッズを散りばめたトープグレータイプの2型が揃う。■モーリス(MAURICE) 155,000円+税展開時期:5月下旬(予定)レーザーカットデザインが目を引くショートブーツ。ポインテッド・トゥのシルエットと艶やかなブラックカーフのコンビネーションが美しい、ドレスアップシーンにも最適な仕上がり。■ドロシー(DOROTHY) 98,000円+税展開時期:5月下旬(予定)ポルカドットと小さなボウのディテールを合わせたパンプス。グリッター素材のトゥキャップを差し込み、シックなアクセントを効かせた。メッシュ素材は、官能性も感じさせ、大人の雰囲気を演出。フラットタイプと8.5cmヒールタイプが揃う。【詳細】ジミー チュウ 2016年プレフォールコレクション展開時期:2016年4月下旬より順次展開【問い合わせ先】JIMMY CHOOTEL:03-5413-1150
2016年05月20日セリーヌ(CÉLINE)が、2016年プレフォールコレクションの最新ビジュアルを公開した。今シーズンはブラウスやドレス、ラップスカートに見られるフェミニニティーや、70年後半〜80年代前半のファッションにインスパイアされた温かみのあるカラーリングと大きめの襟・袖・カフ、そしてフラワープリントなどが特徴となっている。ビジュアルでは、コレクションからミリタリーやワークウェアの要素を感じさせるコートドレスやオーバーサイズジャケット、そして艶やかなベルベットの光沢感が目を引く、イエローパンツが登場。さらにフューチャーされたバッグは、デイリー使いに最適な機能性抜群の「トリフォールド」や、鮮やかなカラーコンビネーションとバケツ型フォルムがユニークな「カバツイステッド」。また、ハンドステッチングを取り入れたソフトラムスキンの「クロワッサン」は、斜めがけスタイルで披露された。なお、撮影はフォトグラファーのゾエ・ガートナーが手がけた。【問い合わせ先】セリーヌ ジャパンTEL:03-5414-1401
2016年05月19日クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller) によるクロエ(Chloe)が、2016年プレフォールコレクションを発表した。ダンスの流れるような動きとリズムにインスピレーションを受けたという本コレクションでは、クロエらしい“FLOU”な(流れるような)アティテュードと秋らしい暖かみを感じるフェミニンなピースと、スポーティーのエッセンスを加えたピースとのレイヤードスタイルを提案。オークル、テラコッタ、バーガンディー、チョコレートなどの素朴なカラーをベースに、グレーマーレ、インディゴ、スカイブルーを合わせ、変わりゆく季節のたおやかな空気感を表情豊かに表現。また、素材はベルベットやシルクなどが、ウォッシュドデニムやテクニカルパーカーなどのスポーティーな素材と、煌びやかなコントラストを描く。
2016年05月09日グッチが16年プレフォールコレクションのイメージ作品を収録した写真集『Epiphany(エピファニー)』(7,000円)を1,000部限定で出版する。同写真集は、フォトグラファーのアリ・マルコポロスが16年プレフォールコレクションのルックブックのためにミラノで撮影した写真の中から厳選した作品を収録した写真集。エアークッションの封筒に収められ、表にはグッチの新しいアイコンであるスネークのホログラムシールが、裏には黒いシルクスクリーン印刷でグッチのロゴが施されている。本のカバーにあるクリアポケットには、アリ・マルコポロスが撮影した作品から13種類の写真を15cm×10cmのポストカードとしてプリントしたものが1枚ずつランダムに差し込まれ、バックカバーにはアレッサンドロ・ミケーレの言葉も綴られている。なお、同写真集は6月より限られたショップでのみ展開され、7月以降はIDEA booksのウェブサイトでのオーダーも受け付ける。
2016年05月09日女優ブリー・ラーソンが、京都発のジュエラー「NIWAKA(俄)」を着用し「メット・ガラ」のレッドカーペットに登場。映画『ルーム』でゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞の主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが、“ファッション界のアカデミー賞” と称される「メット・ガラ」に参加。ジャパンプレミアに続き、「NIWAKA」のジュエリーを纏い、レッドカーペットに現れた。指元を飾るのは、日本伝統的な柄‟霞文様”をモダンにデザインしたリング「八重霞(やえがすみ)」。ダイヤモンドモデルとブルーサファイアモデルを重ね着けし、華やかなムードを演出。装いもジュエリーに合わせてゴージャスに。メタリックカラーのスパンコールが覆うエレガントなドレスを組み合わせ、今回の「メット・ガラ」のテーマである「テクノロジーの時代におけるファッション」を見事に表現した。■「NIWAKA」について「NIWAKA(俄)」は、四季折々の情景や伝統文様など、日本の美意識をジュエリーで表現する京都発のジュエラー。厳選した素材を使用し、卓越した職人技と美しい造形への挑戦から生み出されるジュエリーは、国内外で幅広く支持されている。【着用アイテム】・八重霞 リング 750WG / ダイヤモンド・八重霞 リング 750WG / ブルー サファイア・八重霞 リング 750WG / ダイヤモンド【問い合わせ先】株式会社 俄 南青山プレス住所:東京都港区南青山3-13-18 1FTEL:03-3796-0805
2016年05月09日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の2016年プレフォールコレクションは、思春期を迎えた女の子たちがテーマ。共通のスタイリングやアイテムに頼りながら仲間意識をはくぐむ、若者特有の感覚を道しるべに、クリエーションを進めた。反抗心に目覚めた女子たちの心は、ビビットなカラーリングの格子柄に投影した。長すぎるほど袖ののびたニットや、起毛させてソフトな質感を際立たせたロングコート、パッチワーク仕立てのミニスカートなど、形を変えて登場する。模様そのものも、赤や黄色、青など様々な色彩で描いたり、ホワイトペイントを上から重ねたりして、表情をコロコロと変える。社会への葛藤は、情熱的に描いた。ファイヤーモチーフのスリップドレスは、ベルベットやサテンなど光沢ある素材で形作られ、ニットトップスとスタイリング。一方、大人への憧れは、切りっぱなしのブランケット地を繋ぎ合わせたロングコート、ショルダーラインで捻りを加えたショート丈アウターといったコンサバティブルックで体現した。コーディネートのポイントは、カラートーンを統一すること。そして、厚手のウールソックス・ボヘミアンバッグなど同じアクセサリーを用いること。そうすることで、個性的なウェア同士がぶつかり合わず、ほどよい調和が生まれている。
2016年05月07日ディオール オム(DIOR HOMME)が16年フォールコレクションの広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンのモデルには、12年のフレグランスキャンペーンにも登場したイギリス人俳優のロバート・パティンソンを起用。ディオール オムのレディ トゥ ウェアでハリウッド俳優が登場するのは今回が初となる。カール・ラガーフェルドが手掛けた同ビジュアルは、4月1日より世界中のディオール オムブティックで展開される。
2016年03月03日アキラナカ(AKIRA NAKA)が2016年プレフォールコレクションのルックを公開した。より自由な発想でシルエットやディテールのデザインが進められた同コレクションでは、コンセプトをベースに作る従来の方法とは異なり、より直感的な発想やシンプルなコラージュから生まれた形をそのままデザインに使用した。デニム地をウールの織りで表現したり、カットソーに網柄や刺繍を施したりと従来とは異なる表現方法によって生まれる新しさに注目している。アキラ ナカは、デザイナー・アキラ ナカが07年に「POESIE」の名前で立ち上げたブランド。09SSシーズンよりレーベル名を現在のアキラ ナカに変更。テキスタイルの豊かさとそれを打ち出すカットラインを強みとしており、デイリーに着られるプレタポルテをテーマに、北欧と日本のハンドニット技術を掛け合わせたクチュールライクなニットを展開している。
2016年02月16日