今年2月に京都大学の研究グループが『トマトにはメタボリックシンドロームを予防する効果がある』と発表しました。その影響か、トマトジュースの売り上げが大幅に伸びているそうです。そこで今回は、日本で最初にトマトジュースを発売したカゴメ株式会社の広報グループ・仲村さんに、トマトジュースの売り上げやその影響など、様々なお話を伺ってきました。■とにかくトマトジュースは売れている――京都大学の研究グループが『トマトはメタボ改善に効果がある』と発表して以降、トマトジュースの売り上げが非常に好調とのことですが、どれくらい売れているのでしょうか?メディアの情報などで多くの人々に注目され、一気にトマトジュースが品切れになりました。一番売れ行きが多かった時期は3倍の売れ行きで、もう供給が追いつかないほどでしたね。――3倍!? そんなにですか!それが2月のことでして、これが今回のトマトジュースが大きく売れていることのきっかけだと言えますね。こういったメディアの影響で注目された食品が品切れになる、というのは業界的によくある話でして、例えば納豆とかバナナ、あとは寒天などもありましたね。――確かに納豆やバナナが品薄になった時期がありましたね。そうなんですね。ただ、今回のトマトジュースはこれまでのブームと少し違うと我々は捉えていまして、先ほど話したとおり、2月は3倍の売り上げだったのですが、年度を越えて7月になった今でもずっと2倍の売れ行きを維持しているんですね。こういう安定して売れ続けるケースはなかなかないんです。――その理由というのは何なのでしょうか?きっかけとなったのはもちろん2月なんですが、その後、今度は5月に弊社の研究で「トマトにはアルコールの代謝の促進の効果がある」という発表をしまして、これも注目が集まりました。さらに7月には弊社の別の研究で「トマトには運動の疲労軽減に効果がある」という発表をしましたが、これもまた話題になりました。――なるほど。定期的にトマトの有益な効果の発表があったんですね。そうなんです。こういう風に、間断なく情報が出たことも売れ行きに多かれ少なかれ影響していると思いますね。――それだけ健康志向の消費者が増えてきているということなのでしょうね。■トマトジュース以外のトマト商品も売れている――トマトジュースの売り上げは好調な訳ですが、カゴメさんで取り扱っている他のトマト商品、例えばトマトケチャップやホールトマトなどはどうなんでしょうか?トマト関連の商品の売れ行きが、全部が全部上がっているという訳ではないのですが、弊社で取り扱っている商品では生鮮のトマトの売れ行きが好調ですね。――生のトマト自体の売れ行きも上がっているんですね。そうなんです。あとは素材に近いカットトマトやホールトマトなどの売り上げに影響が出てると言えますね。――同じ健康志向ということでは、カゴメさんの野菜ジュースなどの売れ行きは上がっているのでしょうか?野菜ジュースの中では、やはりトマトが入ってる商品については多少ながら影響は出ていますね。――ジュースもそうですけど、気軽にトマトが摂取できるのは消費者としてもうれしいですよね。世界全体で見れば、日本人は全然トマトを消費していませんからね。日本人は年間10キロほどですが、世界平均だと20キロ、最も多く消費しているヨーロッパや中近東だと年間100キロ程度も消費しますから。――日本の10キロというのも、数字で見ると多いように感じますけど、年間100キロというのは圧巻ですね。摂取方法の違いというか、料理の仕方が大きく違いますからね。日本では、サラダなどで食べる生食がほとんどですが、消費量の多い地域は、日本で言うところの「醤油」や「ミソ」といった調味料のような日常使いの摂取方法なので、これくらいの数字になるんです。――トマトの調理方法の違いだけでそこまで差が生まれるんですね。日本も今回のブームがきっかけで消費量が増えるかもしれませんね。■カゴメのトマトジュースの美味しさの秘密――そういえば市販のトマトをミキサーにかけてトマトジュースを作ったことがあるのですが、カゴメさんのトマトジュースのような濃い赤色にはなりませんでした。そうですね、市販のトマトを使用してもあの色味にはならないでしょう。カゴメのトマトジュースはトマトジュースのためだけに厳選した品種を使用して作られているので、一般に流通しているトマトではあの濃い色は出ませんね。――トマトジュースのためだけに選ばれたトマトで作られているのですね!?そうなんです。トマトジュース専用のトマトで、ジュースにした時に一番美味しいトマトとして開発したものなんです。カゴメは7,500種類のトマトを持っているんですが、その中から厳選に厳選を重ねた品種から作られているので色だけでなく味も再現するのは難しいと思います。我々のトマトジュースにかける思いは並々ならぬものがありますからね!――そこまで厳選したトマトを使って、丁寧に作られたトマトジュースが美味しくない訳ないですよね!健康にいいだけでなく、生産者の大きな愛情や熱意も込められているカゴメのトマトジュース。売り上げ増が長く続いている秘密というのも、そういった商品の「確かな品質」が消費者にも伝わっているからなのでしょうね。(貫井康徳@dcp)
2012年11月03日イヴ・サンローランのパリジェンヌラインに、フレッシュなグリーンフローラルが香る「パリジェンヌ ロー オーデトワレ」が加わる。パリジェンヌ ロー オーデトワレ 50ml ¥8,925若々しくチャーミングな女性をイメージした「パリジェンヌ ロー オーデトワレ」のトップノートは、ヴィニールアコードやクランベリー、ブラックカウントのフレッシュな香り。時間が経つにつれて、ローズやバイオレットリーフ、すずらんが香るミドルノートへと変化する。ラストノートには、シダーウッドやパチュリがまろやかな香りを残す。ボトルは既存のパリジェンヌ同様、美しいカットが施され、中央にレザー調のラベルをあしらい、ゴールドのキャップにはピンク色の帯が飾られている。「パリジェンヌ ロー オーデトワレ」は2012年7月20日発売。フレッシュなグリーンフローラルの香りで、若々しくチャーミングな女性に変身してみよう。お問い合わせ:イヴ・サンローラン・ボーテ tel:03-6911-8563 公式サイト
2012年07月15日〈グリーンスムージー〉や〈自家製フレッシュジュース〉など美と健康を兼ね備えた酵素ダイエットが注目されるなか、自宅ではなかなか栄養バランスが整ったフレッシュジュースが作りにくいという声も。そういう声に応える宅配サービスによる新感覚のフレッシュジュース『FRESH DELI(フレッシュ・デリ)』が新登場。とっても興味深いこのユニークな商品をさっそく自宅で体験してみました。『フレッシュ・デリ』の大きな特長は、コップ1杯分の“ジュース素材”を採れたて・カットしたての状態で急速冷凍。ひとつひとつ個包装・真空パックされた状態で自宅に届くので、いちいち素材を買いに行ったりカットしたりする手間はゼロ。「エイジングケア」や「食物繊維でおなかスッキリ」などの目的に合わせて個包装された素材パックを水に浸けて数分間解凍したら(ジューサーやブレンダーを使って)たった3分で作り立てのフレッシュジュースが完成する手軽さが最大の魅力です。▲写真の「若さと元気を保つ皮付きポリフェノールフレッシュジュース」は、ビタミンEの約50倍、ビタミンCの約20倍の抗酸化作用がある「プロアントシアニジン」がたっぷり。お水でサッと解凍して、ジューサーで数十秒。コップに入れるまでたった3分でできてしまうのが最大の魅力!しかも低カロリーで美味しい!『フレッシュ・デリ』の全メニューは、オリジナルのエイジングケア商品を展開するアンファーと米国抗加齢医学会専門医として知られる「AACクリニック銀座」院長の浜中聡子先生の共同開発によるオリジナル。「健康と美の調和」をコンセプトに髪や肌の悩みの治療に従事し、高い支持を受けている国際アンチエイジング医学会専門医ならではの視点で作られている点も大きな特長です。全メニューは砂糖不使用。その代わりに低カロリーなのに糖度はグラニュー糖の約1.3倍というヘルシーなアガベエキスを使用しているので、ビタミンとミネラルたっぷりの低GI食品でありながら、どのメニューも低カロリーでありながら飲みやすいのが特長。「基本、美味しくないと続けられない!」という人にもおすすめです。▲写真は、「血液と血管を元気にしてくれる生で摂る青汁」。春菊、ホウレンソウ、ブロッコリー、青じそ、パセリなどβカロチンたっぷりの青い野菜たちをリンゴやラズベリーとブレンドしているので青臭さが軽減されてかなり飲みやすい。また、「エイジングケア」や「免疫力アップ」「健康バランス」「血液サラサラ」などの目的に合わせて各商品を詰め合わせたセット販売を行っているので、 美容や健康に気を配りたいけど食事バランスが狂いがちな多忙な生活を送っているという女性たちにはこちらをおすすめ。「若さと健康」「食物繊維でおなかスッキリ」など目的をさらに絞りたいという人には、単一商品のみの10袋セットも用意されています。全メニューに使われる食材はすべて江戸時代から150年の歴史を持つ「古由青果店」のこだわりの素材を利用しているので、1日100セット限定。普段の生活ではなかなか飲むことのできないスペシャルなフレッシュジュースが自宅で簡単に作れてしまうという点にも要注目です!お問い合わせ先:アンファー (フリーダイヤル)0120-866-866営業時間:9:00~21:00(年中無休) 取材/松浦明
2012年07月14日冷房の効いた電車やオフィス。夏は意外に冷えに悩む女子が多くいますが、実はこの冷えにオレンジジュースが有効だとか。ジュースの定番、オレンジジュース。普段、何気なく飲んでいますが、冷えにもいいとは意外な効果だと思いませんか?具体的に、どのように効くのかをビューティ&ダイエット編集部が詳しく説明します。オレンジジュースにはカロチノイド、ヘスペリジン(ポリフェノール)、ビタミンCが多く含まれています。これらに、は血中コレステロールを低下させ、さらに血管を拡張する働きがあります。体が冷えるというのは、つまりは血液の循環が悪く、末端まで温かい血液が巡りにくいことにあります。そういう意味で、オレンジジュースの血流改善作用は、冷え症対策にも有効だと言えるわね。最近の研究でも、ヘスペリジンが血圧と毛細血管の状態を改善することが確認されていて、さらには心臓病予防にも有効だと発表されているんです。オレンジジュースのメリットは、ほかにもたくさんあります。例えば、オレンジジュースはクエン酸も多く含んでいます。クエン酸といえば、疲労回復にいいだけではなく、血行をよくして体を温める効果があったり、腎臓結石や高脂血症予防にも有効なんです。このように、いいことずくめのオレンジジュースですが、果糖もたっぷりなので、飲み過ぎればダイエットの敵に。そこで、おすすめの飲み方は、朝食時にグラス1杯だけ、果汁100%のオレンジジュースを飲むこと。朝に飲めば血流を高め、血糖も上がり、仕事や勉強に集中力を発揮できるでしょう。気になるカロリーも、日中の間に代謝できるので、目覚めの1杯として、取り入れてみては?(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年07月14日阪神ステーションネットは15日より、阪神電気鉄道の鉄道高架下の工場「阪神野菜栽培所」で無農薬栽培されたレタスをフレッシュジュースとして販売開始する。阪神野菜栽培所は、阪神電車が都市部の高架下土地の活用策として大物~杭瀬駅間の高架下に開設された。完全人工光型の植物工場で、水耕式無農薬栽培を行っている。今回発売されるのは、同工場で栽培されたレタスのほかにアボガドとグレープフルーツを使ったスムージー感覚のフレッシュジュース。ビタミンやミネラルが豊富で、食欲がなくなりがちな夏の時期にもおいしく栄養補給ができるという。価格はRサイズが300円、Lサイズが350円。阪神梅田駅、阪急西宮ガーデンズ、なんばウォークの3カ所にある「ジュースデリマメカ」各店で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日アンファーは21日、家庭で簡単に野菜と果物を丸ごと取れる宅配サービスの7種類のフレッシュジュース「FRESH DELI(フレッシュデリ)」を専用WEBページ、および一部ショッピングサイトで発売した。同製品は、同社と米国抗加齢医学会専門医・浜中聡子氏(AACクリニック銀座院長)が生野菜と果物不足を補うために共同開発したオリジナルのフレッシュジュース。「準備の手間がかかる」「時間がない」「味が苦手」という生野菜や果物の継続的な摂取を阻害する要因をクリアしたエイジングケア食品だ。酵素やフィトケミカルをたっぷりとれるように、新鮮な野菜や果物を皮まで丸ごと急速冷凍している。コップ1杯分ごとに真空パックして、宅配サービスで提供。これを専用ブレンダー(別売)で10秒ミキサーするだけで、フレッシュジュースが完成するという。素材を買いに行く必要もなく、準備から洗いものが終わるまでを合わせても、3分で手軽に作ることができるので、毎日、無理なく続けられる。素材は150年の歴史を持つ老舗「古由青果店」が、栄養価とおいしさにこだわって厳選したものだけを使用しているとのこと。そのために用意できる素材の数に限りがあり、1日100食の限定提供となっている。なお、価格は、ポリフェノールプラス420円、ビタミンMIX360円、美肌ビタミン460円、ファイバープラス400円、緑黄色野菜420円、生の青汁450円、トロピカルビタミン(夏季限定)400円、専用ブレンダー2,700円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日松屋フーズは19日10時、「フレッシュトマトカレー」を全国の「松屋」店舗(一部店舗を除く)にて発売する。同商品は以前から販売している人気メニューで、強い復活の要望があり今年も販売する。化学調味料、人工甘味料、合成着色料、合成保存料を使用せず、自然の味が楽しめるという。価格は、並330円、大盛430円。生野菜と玉子が付く「フレッシュトマトカレー野菜セット」は、並470円、大盛570円。玉子は生玉子か半熟玉子が選べる。持ち帰り可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日関西アーバン銀行は12日より、90周年を記念して「おかげさまで90周年 フレッシュキャンペーン」を開始した。期間は5月31日まで。同キャンペーンは、金利が低いまま眠っている預金がないか呼びかけているもので、他金融機関から同行本人名義の口座に200万円以上振込した個人顧客が対象。定期預金に初回特別金利が適用されるほか、他金融機関で顧客が負担した振込手数料を返却する、振込手数料等相当額キャッシュバックサービスが受けられる。初回特別金利は、定期預金(預入期間6カ月)について年0.4%(税引後年0.32%)となる初回特別金利(ただし、振込金額200万円以上の内、50%以下の金額まで)を適用。預入金額はスーパー定期が1口50万円以上1,000万円未満、大口定期が1口1,000万円以上となる。なお、ダイレクト専用支店のいちょう並木支店では取り扱っていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日冷凍の豆は年中手にはるけれど、フレッシュな豆の美味しさというのは冷凍ものとはくらべものにならないおいしさ。まさに今しか味わえない贅沢な食材だ。今日は、そんな春が旬のフレッシュな豆をたくさん使ったみんな大好きなキッシュのご紹介。「キッシュって作るのが面倒そう」というズボラなあなたも大丈夫!簡単に出来る皮無し手抜きレシピだヨ~ン。 材料(約2~3人前)・ソラマメ、えんどう豆など:合わせて150g・食パン、バゲットなど(1.5cm角切りにする):50~60g・オリーブオイル:適量・モッツァレラチーズ:1/2個(約60g)・パルミジャーノチーズ:適量 ・卵:2個★生クリーム:100ml★牛乳(または豆乳):100ml★塩:小1/3★黒こしょう:少々 1.食パン(またはバゲット)は1.5cm角切りにして上から少しオリーブオイルを回しかけトースターで狐色になるまで焼いておく。 2.豆は塩を少々入れた湯で2分ほど茹でてザルにあけて水気を切っておく。(ソラマメは薄皮が硬いので、気になる人は剥いた方が良い) 3.ボウルに卵を割りいれ、左右前後に白身のコシを切るように溶きほぐす。★の材料をいれ、よく混ぜ合わせる。4.耐熱容器に薄くオリーブオイルを塗り、1・2を全体的にちらばるように入れる。モッツァレラチーズも手で適当な大きさにちぎっていれ、静かに3の液を注ぎ入れる。黒こしょうをふりかけ、パルミジャーノチーズをたっぷりすりおろして全体にかける。5.180度に予熱したオーブンで30分焼く。 熱々を食べても、冷まして食べてもどっちもオイシイ!豪快にスプーンで取り分けて食べよう。フレッシュなプチプチした食感の豆が、口の中でとろける卵液と相まって最高においしい。豆はなんでも好みのもので試してね。 さらに、キッシュの皮を使わない代わりに入れたパンがポイント。表面のかりっとした部分、卵液を含んでジュワジュワした部分と2つの食感がなんともいえない食感なのだ。 ああ、もうワインがトマラナイ!!これからの季節、おもてなしやパーチーにピッタリ!さっそく旬の豆を買いにGO~!
2012年03月12日恋に効くレシピシリーズ。今回は忙しい朝の味方、栄養たっぷりのミックスジュースのレパートリーを増やしたい人に特におすすめの、「白菜とパインのジュース」をご紹介。白菜をジュースにするなんて、ちょっぴり意外かも?材料はいたってシンプルだけれど、お店で飲むミックスジュースの味に近づけるために、氷を入れるところがポイント。白菜にパイナップルと、とにかく食物繊維が豊富!手っ取り早くキレイになりたい時は、やっぱりコレだね。「白菜とパインのジュース」の材料と作り方は こちら
2012年02月03日「忙しい日の朝食や昼食に野菜ジュースで栄養補給」と、野菜ジュースを毎日の習慣にしている人も多いと思います。しかし「野菜ジュースは本来の野菜に比べて、栄養効果がない」という説もよく耳にします。そこで、糖尿病専門医で、栄養指導にも詳しい大阪府内科医会会長でふくだ内科クリニックの福田正博(ふくだ・まさひろ)先生に野菜ジュースの栄養についてお話をうかがいました。■一日分の野菜は350グラム――ズバリ、野菜ジュースで栄養素を補充することは可能なのでしょうか。福田先生「生の野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどの豊富な栄養素が含まれています。しかし、一般に市販されている野菜ジュースは、一度熱を加えて煮込み、濃縮したもの、または乾燥させて粉にしたものに水を加えて薄め(還元して)、安全な商品として販売しています。そうした製法で作られた商品は、パッケージに「濃縮還元」と書かれています。例えば、ビタミンCは加熱すると壊れてしまうので、野菜由来のビタミンCはゼロだと思いますが、現在はビタミンCを添加した野菜ジュースも市販されています。なので、パッケージの栄養成分表示で内容を確かめることが大切です。また、野菜の種類によっても、それぞれに含まれる栄養素は違いますので、ジュースの場合も、得られる栄養素は商品によって異なります」――市販のジュースでは「一日分の野菜を使用」という宣伝文句をよく目にしますが、この一日分の野菜とは、どれくらいの量なのでしょうか。福田先生「厚生労働省が2000年から行っている『健康日本21』という国民健康づくり運動で推奨している一日の野菜摂取量は、350グラムになります。食品大手A社に問い合わせたところ、A社の商品は、製品一本につき生野菜350グラムを使用して作ったジュースと同じ内容になるそうです。ただし、製造過程で栄養素は減少しています。しかし厚生労働省の『健康日本21』では、野菜の種類や栄養素は基準に入れていませんので、メーカーによって含まれる野菜や栄養素は大きく異なります」■野菜ジュースに頼りすぎない食生活を――市販ではなく、手作りの野菜ジュースにすればビタミンCも補給できると考えていいですか。福田先生「自分の家のミキサーで生野菜から作った野菜ジュースなら、加熱処理をしていないので、ビタミンCはさほど失われません。しかし、体調が悪いときに栄養補給として飲むのはあまりおすすめではありません。生野菜ジュースは食物繊維が多くて、胃腸に負担がかかってしまうからです。例えば、下痢をしているときは、生野菜は腸を刺激してさらにひどくなってしまうこともあるので、ビタミンCは減ってしまいますが、野菜スープのミネストローネや、トマトやナスを煮込んだラタトゥユなどの軟らかく加熱調理をしたもので野菜をとるようにしてください」――市販の野菜ジュースでは野菜の代わりにはなりにくいということですか。福田先生「そうですね。整腸作用や便秘の改善などの効果はありますが、市販の野菜ジュースはあくまでも栄養補助食品です。生野菜をとるよりも栄養素は減ると思ってください。野菜が嫌い、野菜を食べるチャンスが無い、体調が悪くて野菜ジュースならのどを通る、という方にはおすすめしていますが、糖分の多い炭酸飲料を飲むよりは野菜ジュースや青汁を飲んだほうが良いという程度に考えてください。とはいえ、野菜料理の代わりとして一回にたくさん飲むのではなく、10時と15時に、おやつ代わりに少しずつ飲むようにしましょう」――野菜350グラムをジュースで飲んだ場合と、サラダで食べた場合は栄養効果の違いはありますか。福田先生「野菜といっても、どの野菜を比べるかによって変わってきますし、旬の野菜を使用するかどうかでも栄養価が変わります。ジュースとサラダが同じ内容物でない限り一概には比較できません。しかし、例えば野菜350グラムを淡色野菜:緑黄色野菜=2:1のバランスで食べた場合、栄養素のビタミンCとビタミンKは、一日の目標摂取量の基準をほぼ満たします。ビタミンCは抗酸化作用があり、体を活性酸素から守ってくれる栄養素ですし、ビタミンKは骨を丈夫にする栄養素です。ただ、どちらの栄養素も体内での代謝リズムを良好に保つために、一日三食、3回にわけてとるのが理想です」――ビタミンC補充には野菜ジュース以外にレモンジュースでとるのは良いでしょうか。また、お酢は健康に良いというのは本当ですか。福田先生「酢に含まれる酢酸、レモンに含まれるクエン酸、ビタミンCは、筋肉の疲れをとって鉄分の吸収を促進するなどのデータがあります。ただ、濃いものを飲むと胃が荒れて炎症を起こすので、水で十分薄めて飲むようにしてください。飲みやすい市販の商品もありますが、糖質やカロリーも高いので、活動量の多い日に飲むのが良いでしょう。野菜はビタミン、ミネラルなど体の調子を整える栄養素がたくさん含まれていますが、たんぱく質や脂質も一緒に取ったほうが吸収がよくなる栄養素もあるので、主食(炭水化物)、主菜(たんぱく質)、副菜(野菜)をバランスよくとることが大切です」「野菜ジュースを飲んでいるから野菜を食べなくて大丈夫」というのではなく、あくまでも健康補助食品として上手に利用するよう心がけるのが得策のようです。監修:福田正博氏。糖尿病専門医、大阪府内科医会会長。医学博士。「ふくだ内科クリニック」(大阪市淀川区。新大阪駅すぐ。TEL:06-6398-0203院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書に『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書\780)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書\756)、また、最新刊の『専門医が教える5つの法則「腹やせ」が糖尿病に効く!』(マガジンハウス\1,365)には、糖尿病患者だけではなく、ヘルシーダイエットとして有効な、「食べ方」、「ウォーキング」、「腹やせ」の実践法が分かりやすく述べられていて話題。(下関崇子/ユンブル)【関連リンク】【コラム】夏の肌トラブルは食べて改善!悩みを解決する野菜や果物とは【コラム】自宅で簡単!? 干し野菜の作り方【コラム】こんな簡単でいいの!?野菜が生まれ変わる「干し野菜レシピ」
2011年10月02日フレッシュジュースのようなオーガニックコスメ「Biorista(ビオリスタ)」より、9月下旬、ボディ用「アロマソープ」が登場する。 オーガニックのエッセンシャルオイルを配合した「アロマソープ」は、やさしくエレガントでフローラルな「ラベンダーローズ」、明るく元気な柑橘系の「グレープフルーツベルガモット」、すっきり爽やかにリフレッシュできる「ペパーミントローズマリー」の3種類の香りで展開。まるでハーブ畑から摘んできたばかりのような、フレッシュでみずみずしく贅沢な香りとマイルドな泡が肌をやさしく包み込み、さっぱりと洗い上げてくれる。原料は水を除く約99%がオーガニック由来のもので、国際的にも有力なイタリアの有機認証「ICEA」を取得しており、子どもとのバスタイムにも楽しめる。価格もお求めやすいため、日常使いできるのが嬉しい。 パッケージがかわいいので、プチギフトとしても活躍しそうな「アロマソープ」。お求めは、イデアセブンスセンスなどのイデアインターナショナル直営店ほか、全国のライフスタイル・バラエティショップなどにて。ビオリスタ アロマソープ価格:¥735(税込) www.biorista.jp 取材/おうちスタイル編集部
2011年09月26日「ZAK Wonderful ざくろ果汁100%ジュース」が日本で新発売された。すでに2月から販売を開始されているが、「ポリフェノール」を豊富に含み、優れた甘みと酸味が特徴のカリフォルニア産ワンダフル種ざくろを使用している。「ZAK Wonderful ざくろ果汁100%ジュース」を発売しているポムワンダフルエルエルシーは、カリフォルニア州の中央に18,000エーカーの農地を持つアメリカ最大のざくろ生産者で、果樹から瓶詰めまでを一貫して自社で行っている。「ZAK Wonderfulざくろ果汁100%ジュース」は、果樹栽培から手摘の収穫、ジュース加工に至るまで厳しい品質管理を徹底。優れた味と豊かなポリフェノールを含む100%ピュアなざくろジュースだ。「ZAK Wonderful ざくろ果汁100%ジュース」は、強力な抗酸化作用があると言われているポリフェノールを赤ワインよりも多く含んでいることが実証されているという。本商品は、イトーヨーカドー、成城石井、ダイエー、ヨークマートにて販売されている。気になる方は店頭に急いで。
2011年08月30日喫茶店でコーヒーや紅茶を頼んだときについてくる、小さなミルク、「コーヒーフレッシュ」。1970年代に生クリームの代用品として開発された、植物性脂肪と乳成分を主原料としたものです。友達に言ってもあまり賛同は得られないし用途は間違っていると思うのですが、コーヒーフレッシュってそのまま飲むとおいしいんですよね。私はコーヒーはブラック派です。でも、スイーツとコーヒーを一緒にいただくように、コーヒーフレッシュとコーヒーを別でいただくのが好きなのです(外ではやりませんが)。非難されがちなこの意見ですが、一つ皆さまにお伝えしたいのは、とにかくコーヒーフレッシュはおいしいんだということ。今回は、いろんなコーヒーフレッシュを飲み比べてみようと思います。マクドナルド、ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ、フレッシュネスバーガーでもらった4種類のコーヒーフレッシュを用意しました。【マクドナルド・コーヒーフレッシュ】コーヒーフレッシュの「もったり」とした感じが少ない。ミルクの濃厚な甘さというよりも、なんというか、フルーティーというか、さわやかな甘さがあるように思える。ほかのものと比べると後味が残りにくく、抜けるような「さっぱり感」があるように思えます。濃厚なコーヒーフレッシュでも、飲み比べてみると「さっぱり」という言葉がしっくり来る場合があるのですね。発見です。【ドトール・コーヒーフレッシュ】中身の色が今回飲んでみた中では一番白い。甘く、どろりとした濃厚な風味。ミルク独特のクセのようなものが非常に強く、繰り返し口の中に含みたくなる後を引く味です。個人的には、コーヒーフレッシュの直飲みをする上では、ドトールのコーヒーフレッシュはかなり楽しめる味だと思います。【フレッシュネスバーガー・コーヒーフレッシュ】ミルクの色が、ほかのものより若干黄色がかっている。舌触りは、すごく濃厚。濃厚さはあるものの、比較した中で甘みはダントツで少なく、少し酸味があるようにも思えます。コーヒーフレッシュの「直飲み」に焦点を当ててみると、甘さが少し足りないように感じます。少し残念な気分になりましたが、コーヒーフレッシュはあくまでもコーヒーに入れて飲むために開発されたのものだと再認識しました。【エクセルシオールカフェ・コーヒーフレッシュ】ドトール、マクドナルドのものに比べて甘みは少ないけれど、舌触りはなめらか。濃厚さに関しても、マクドナルド以上、ドトールとフレッシュネス以下というところでしょうか。今回比較した4つのものの中では一番オーソドックスな感じがしました。いかがでしょうか。今まで直飲みに賛同していなかった皆さまにも、「コーヒーフレッシュを直飲みしてみよう!」という気持ちになっていただければ幸いなのですが、なかなかそれは難しいことのような気がします。「こんなにまじめに比較してみて何になるのか」という意見もあるかと思いますが、コーヒーの中に入れてしまうと影をひそめてしまいがちなコーヒーフレッシュの味が、比較してみるとこんなにも違うことが分かってよかったです。(桜まゆみ/プレスラボ)【関連リンク】栄養ドリンクはどうして瓶に入ってるの?【Q&A】ペットボトルのお茶、開けてから何日もつ?【Q&A】カロリーの低いおやつを教えて
2010年05月15日