Kingston Technologyは5日、企業向けとしてセキュリティ性能に優れたUSBメモリ「DataTraveler Vault 4000 Gen. 2」と「DataTraveler Vault 4000M-R Gen. 2(Management Ready)」の2モデルを発表した。それぞれ4GB / 8GB / 16GB / 32GB / 64GBの5モデルを用意する。○DataTraveler Vault 4000 Gen. 2「DataTraveler Vault 4000 Gen. 2」は、FIPSが認定したハイエンドセキュリティ「FIPS 140-2 Level 3」を取得しているUSB NANDフラッシュメモリ。格納データの全てが、XTSモードのハードウェアベース256ビットAES暗号化によって保護されている。本体はチタンコートされたステンレスケースを採用。「不正開封防止シール」により、メモリに直接物理的なアクセスが行われていないかを確認できる。「読み取り専用アクセス・モード」を選択すると、ファイルへのアクセスが読み取り専用となり、マルウェアなどのリスクを回避可能。「強制的パスワード保護」では、ユーザーがパスワードを設定することで未認証アクセスを防止する。パスワードは10回試行して失敗するとロックして再フォーマットを行う。インタフェースはUSB 3.0。転送速度は、4GBがリード最大80MB/s、ライト最大12MB/s、8GB / 16GBがリード最大165MB/s、ライト最大22MB/s、32GBがリード最大250MB/s、ライト最大40MB/s、64GBがリード最大250MB/s、ライト最大85MB/s。本体サイズはW77.9×D22×H12.05mm。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.9、Linux 2.6以降。○DataTraveler Vault 4000M-R Gen. 2(Management Ready)「DataTraveler Vault 4000M-R Gen. 2(Management Ready)」は、オプションの「BlockMaster SafeConsole管理機能」を搭載するモデル。パスワードおよびデバイスポリシーの設定、コンプライアンスのための監査の有効化などが可能となっている。セキュリティを含めたそのほかの機能はほぼ共通だが、Linuxには対応しない。
2015年02月05日グリーンハウスは3日、工業用途のUSBメモリ「GH-UFI-XSB」シリーズを発表した。128MBから16GBまで全8モデルを用意。2月上旬より発売する。価格はオープン。組み込み機器で幅広く使えるSLCチップ採用の工業用USBメモリ。128MB / 256MB / 512MB / 1GB / 2GB / 4GB / 8GB / 16GBの8モデルを用意する。データのエラーを発見して修復するECC機能を搭載。書き込みエラーを未然に防止する。スタティックウェアレベリング機能により書き込みの分散を平均化し、不良ブロックに対して予備ブロックを割り当てるなど、長期にわたって安定した動作を確保する。転送速度はリード最大27MB/s、ライト最大23.9MB/s。動作温度は-40度~85度と過酷な環境下でも動作する。対衝撃性能は1,500G、耐振動性能は20Gとなっている。本体サイズはW47.2×D17.2×H7.8mm、重量は約15g。
2015年02月03日台湾PhotoFastは、microUSB/USB 3.0/Lightningの3種類のコネクタを備えたUSBメモリ「i-FlashDrive evo Plus」を今春より家電量販店にて発売する。容量8GB/16GB/32GB/64GBの4モデルを用意し、店頭予想価格は8GBモデルが9,800円前後、16GBモデルが11,800円前後、32GBモデルが13,800円前後、64GBモデルが17,800円前後。「i-FlashDrive evo Plus」は、microUSB/USB 3.0/Lightningの3種類のコネクタを備えたUSBメモリ。USB 3.0コネクタ内からmicroUSBコネクタをスライドさせ使用することができる。USB 3.0コネクタの対面にはLightningコネクタを装備する。専用アプリ「i-FlashDrive one」を利用することで、各端末のデータを保存して他の機種へ移行したり、音楽・映像などを異機種で共有できる。「i-FlashDrive evo Plus」の主な仕様は次の通り。対応OSは、iOS 7/8、Mac OS X 10.6以降、Windows XP/Vista/7/8、OTG(On The Go)に対応したAndroid。サイズ/重量は、幅約25.9mm×奥行き約52.46mm×高さ約9mm/約17g。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月01日サンディスクは、iPhone、iPad向けのUSBフラッシュメモリ「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」の出荷を開始した。容量16GB/32GB/64GBの3モデルが用意され、2月よりヨドバシカメラとビックカメラにて先行販売される。他の量販店では春頃より順次発売される。価格はオープン。「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」は、LightningコネクタとUSBコネクタを備えたiPhone、iPad向けのUSBフラッシュメモリ。専用アプリ「iXpand syncアプリ」を利用することで、写真や動画の転送が可能となる。「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」をiPhone、iPadに接続するとアプリが自動的に起動し、写真や動画を自動的にカメラロールから同期するよう設定できる。「iXpand syncアプリ」は、プラットフォーム間での暗号化にも対応しており、iPhone、iPadから「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」上のファイルに直接パスワード保護をかけることが可能だ。App Storeよりダウンロードでき価格は無料。「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」の対応端末は、iOS 7/8搭載のiPhone 6/6 Plus/5s/5c/5、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini、iPad mini 2 iPad mini 3。
2015年02月01日サンディスクは、Androidスマートフォン、タブレット端末向けのUSBフラッシュメモリ「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」を4月より発売する。容量16GB/32GB/64GBの3モデルが用意され、価格はオープン。「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」は、microUSBとUSB 3.0コネクタを搭載したOTG(On The Go)対応Androidスマートフォン、タブレット端末向けUSBフラッシュメモリ。専用のAndroidアプリを利用することで、Android端末とPCとの間で高速なファイル転送が可能となるほか、Android端末のストレージ領域を最大64GB追加することができる。コネクタは格納式になっており使用しない際は、格納できる。また、microUSBコネクタは長めに設計されており、端末にケースやカバーを装着している場合でも使用可能だ。専用アプリ「サンディスク メモリーゾーン」は、Google Playよりダウンロードでき価格は無料。対応OSはAndroid 2.2以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月01日SDメモリーカードには書き込みを禁止するロックタブがあるが、より使用頻度が高いUSBメモリーは、書き込み禁止スイッチを備えるメディアが少ない。そこでWindows 8.1の設定によって、USBメモリーを書き込み禁止にする方法を紹介しよう。PC側でリムーバブルディスクを書き込み禁止にするレジストリ設定はそこそこ有名だが、別の方法もあることをご存じだろうか。今回は「diskpart」というコマンドを使って、USBメモリーやUSB HDDへの書き込みを禁止するTipsを紹介しよう。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○「diskpart」で書き込みを抑止する前回は「ローカルグループポリシーエディター」を使ったが、これはWindows 8.1 ProやEnterpriseエディションでのみ用意された機能だ。今回の「diskpart」コマンドは、無印のWindows 8.1でも利用できる。diskpartコマンドは、Windows 2000時代から使われてきた、ディスクパーティションを操作するコマンドラインベースのユーティリティだ。Windows 8.1でストレージを増設する場合、「ディスクの管理(diskmgmt.msc)」を使用する機会が多いため、diskpartの使用場面は多くない。だが、パーティションの作成やフォーマット、ドライブ文字の割り当てなど、diskpartの能力は、ディスクの管理に引けを取らない。今回使用するのは、ストレージに対する属性の確認や設定を行う「attributes」だ。早速使い方を紹介しよう。管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、diskpartを起動するとプロンプトが現れる。diskpartは内部コマンドを入力して対話的にストレージ操作を行うタイプのユーティリティツールだ(スクリプトによる自動化も可能)。diskpartでは、最初に操作するパーティションやディスクを確認し、選択する必要がある。まずは、PCが認識しているストレージの一覧を確認する「list disk」を実行しよう。下図で示した例では、ディスク0がHDD、ディスク1がUSBメモリーだ。分かりにくい場合は空き容量を参考に判断するとよい。続けてディスクを選択するため、「select disk 1」を実行する。これでUSBメモリーが操作対象となった。後は「attributes disk set readonly」を実行して、選択したディスクに対するリードオンリー属性(書き込み禁止)を割り当てるだけだ。diskpartを終了するには「exit」コマンドを実行する。では、動作を確認してみよう。下図は順番にフォーマット、新規作成、ファイルコピーを試したものだが、その結果はポリシー設定と大きく異なった。例えばフォーマット操作はダイアログから実行した時点で注意メッセージが現れる。ファイルの新規作成は完全なエラーとなった。そしてファイルコピーはアクセス権限ではなく、禁止であることを示すメッセージが現れる。前回の結果と見比べてみると面白いだろう。書き込み禁止を解除するには、diskpartの「select disk」でディスク(USBメモリー)を操作対象にしてから、「attributes disk clear readonly」と実行してほしい。ちなみに、前回のポリシー設定(ローカルグループポリシーエディター)はOSレベルで書き込みを抑止し、diskpartはマウントしたストレージに対して書き込みを抑止する。場面に応じて使い分けると便利だ。前述のとおり、diskpartはスクリプトによる自動実行機能をサポートしている。例えば今回の書き込み禁止設定は下記の内容をスクリプトファイルとして作成し、「diskpart /s {スクリプトファイル}」と実行すればよい。select disk ●attributes disk set readonlyだが問題は、リムーバブルディスクに割り当てられるディスク番号が固定されない点だ。そのため、誤ったディスク番号を指定すると意図しないディスクがリードオンリーとなり、Windows 8.1の動作に悪影響を及ぼすため、詳細は見合わせることにした。ご了承頂きたい。阿久津良和(Cactus)
2015年01月31日マイクロンジャパンは30日、Crucialブランドから、デスクトップPC用とノートPC用のDDR4メモリモジュールを3シリーズ発表した。同日から順次出荷を開始する。価格は9,500円前後より。○Ballistix EliteIntel X99プラットフォーム向けに最適化されているPC4-21300対応DDR4メモリ。2月中旬から発売し、容量とモジュール枚数によって全6モデルを用意。店頭予想価格は、4GB×1が12,000円前後、8GB×1枚が22,200円前後、4GB×2枚が24,000円前後、8GB×2枚が44,400円前後、4GB×4枚が47,900円前後、8GB×4枚が88,800円前後。転送クロックは2,666MHzで1.2Vで動作。レイテンシは16-17-17。転送速度は2,666MT/sと高速で、メモリの帯域幅は21.3GB/s。カスタム設計による黒色PCBと、陽極酸アルミニウム製ヒートスプレッダの搭載で放熱性を高めた。XMP 2.0プロファイルに対応するほか、ユーティリティツール「Ballistix Memory Overview Display」により、内蔵の温度センサーによる温度情報や電圧などをリアルタイムで確認できる。○Ballistix Sport LT転送速度2,400MT/sのPC4-19200対応DDR4メモリ。すでに出荷が開始されている。容量とモジュール枚数によって全6モデルを用意。店頭予想価格は、4GB×1が9,500円前後、8GB×1が18,400円前後、4GB×2が18,900円前後、8GB×2が36,800円前後、4GB×4が36,800円前後、8GB×4が73,600円前後。Intel X99プラットフォーム向けに最適化されており、XMP 2.0プロファイルに対応。デジタル迷彩のヒートスプレッダと黒色PCBを採用する。転送クロックは2,666MHzで、1.2Vで動作。レイテンシは16-16-16。○Ballistix Sport Tactical転送速度2,666MT/sのPC4-21300対応DDR4メモリ。発売時期、価格は未定。4GB×1 / 8GB×1 / 4GB×2 / 8GB×2 / 4GB×4 / 8GB×4という全6モデルを用意する。 Intel X99プラットフォーム向けに最適化されており、XMP 2.0プロファイルに対応。ガンメタルのヒートスプレッダと黒色PCBを採用する。転送クロックは2,666MHzで、1.2Vで動作。レイテンシは16-17-17。○SODIMM転送速度2,133MT/sのPC4-17000対応ノートPC用DDR4 SODIM。発売時期、価格は未定。4GB×1 / 8GB×1 / 4GB×2 / 8GB×2という全4モデルを用意する。消費電力を最大40%削減しており、ノートPCのバッテリ動作時間の延長に貢献。メモリ帯域幅は30%以上拡大している。転送クロックは2,133MHzで1.2Vで動作。レイテンシは15。
2015年01月30日グリーンハウスは29日、最新規格のPC4-17000(DDR4-2133MHz)に対応したデスクトップ用メモリモジュール「GH-DRF2133」シリーズを発表した。ラインナップは容量が4GBの「GH-DRF2133-4GB」と8GBの「GH-DRF2133-8GB」。2月上旬の発売を予定し、価格はオープン。DDR4は従来のDDR3と比べて、クロックあたりのデータ転送速度が高速化し、消費電力が低下した最新規格。端子の形状はDDR3では直線だったが、DDR4ではわずかに傾斜がついた形状となっている。転送クロックが2,133MHzで、キャッシュレイテンシはCL=15。
2015年01月29日シリコンパワーは28日、最大転送速度が17GB/sのDDR4メモリ「DDR4-2133」シリーズを発表した。4GBと8GBの2モデルを用意。2月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は4GBが9,800円、8GBが18,800円。今回のモデルは、288Pin Unbuffered DIMMが1枚のシングルパッケージとなる。DDR3と比較して約20%減の1.2Vの低電圧で動作。4GBは512MBのチップを8基、8GBは16基を搭載する。キャッシュレイテンシは「15」だ。また、デュアルチャネルキット(4GB×4、8GB×2)とクアッドチャネルセット(4GB×4、8GB×4)も、順次発売される予定となっている。
2015年01月29日サンディスクは29日、microUSBコネクタとUSB Aコネクタの両方を備えたUSB 3.0メモリ「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」を発表した。16GB / 32GB / 64GBの3モデルを用意。4月の発売を予定しており、価格はオープン。On The Go(OTG)対応のAndroidデバイスと、PCとの間で、高速なデータのやりとりが可能なUSB 3.0メモリ。最大リード速度は130MB/秒だ。USBコネクタは格納式で、やや長めのmicroUSBコネクタを採用している。これにより、ケースやカバーを付けた状態の端末でも、本製品のmicroUSBコネクタを挿しやすい(端末やケース、カバー構造によって装着できない場合もある)。Android 2.2以降に対応した無料アプリ「サンディスク メモリゾーン」を、Google Playにて提供。Androidデバイスに「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」を接続すると、メモリゾーンアプリが自動的に起動し、データの検索、整理、転送、バックアップなどを行える。本体サイズはW36.6×D19.8×H11mm。対応環境は、OTG対応のAndroidスマートフォン・タブレット、Windows Vista / 7 / 8のPC、OS X 10.6以降のMac。
2015年01月29日サンディスクは29日、Lightningコネクタと一般的なUSBコネクタの両方を備えたUSB 2.0メモリ「サンディスク iXpand フラッシュドライブ」(以下、iXpand)を発表した。ヨドバシカメラとビックカメラにて2月から先行販売を開始し、その他の店舗では2015年春ごろから販売する予定だ。容量は16GB / 32GB / 64GBの3モデルで、価格はオープン。1月29日時点におけるヨドバシカメラでの価格は、16GBモデルが10,580円、32GBモデルが14,900円、64GBモデルが21,380円。ビックカメラでの価格は、16GBモデルが10,584円、32GBモデルが14,904円、64GBモデルが21,384円。いずれも税込みで、ポイント還元分は除く。対応機種は、iOS 8またはiOS 7搭載のiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPad Air 2、iPad Air、iPad mini 3、iPad mini 2、iPad miniだ。また、Windows Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6以降にも対応している。iOSデバイス向けに、App Storeにて無料アプリ「iXpand sync」を提供。iXpandをiPhoneやiPadに接続するとiXpand syncが自動的に起動し、iOS端末内の写真や動画をiXpandと自動同期するように設定できる。また、iXpandに保存した動画をiOS端末から直接再生することも可能だ。サポートする動画形式は、WMV、AVI、MKV、MP4、MOVとなっている。本体サイズはW64.1×D36.78×H11.80mm。
2015年01月29日エレコムは20日、端子部分がスライド収納式のキャップレスで、高速なデータ転送を可能にするUSB 3.0に対応したUSBメモリ、「MF-KCU3」シリーズを発表した。容量は8/16/32GBを揃え、価格はオープンプライス。発売は2月上旬から。本体内に収納された端子部分を、ストラップホールも兼ねたスライダーで露出させる構造のUSBメモリ。ポップなカラーバリエーションも特長で、ブラック、ブルー、ピンク、ホワイトをラインナップし、ホワイトは簡易パッケージ版となる。購入すると、未登録PCにパスワードロックをかけるタイプ、データをAES256bitで暗号化するタイプの2種類のWindows用セキュリティソフトを、同社Webサイトからダウンロード可能。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP1・SP2) / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6 / 10.7 / 10.8 / 10.9 / 10.10。本体サイズはW63×D20×H8mmで、重量は約10g。
2015年01月20日アイ・オー・データ機器は14日、自動的かつ強制的にパスワードロックをかけるUSB 3.0メモリ「EU3-PW」シリーズを発表した。容量が4GBと8GBの2モデルを用意し、1月下旬から発売する。価格はオープン、店頭予想価格(税別)は4GBモデルが2,280円、8GBモデルが3,480円。本体内のデータ保存領域を、ユーザーが設定したパスワードを使って強制的にロックするUSB 3.0メモリ。パスワードロック機能を無効化すれば、一般的なUSBメモリとして利用できる。パスワードロックが機能している場合、「自動接続ツール」を有効にすると、本製品をPCに接続したときに自動でパスワード入力画面を表示。パスワード入力を100回連続で間違えると、本製品の初期化が必要となる。ただし「自動ログイン」として登録したPCは、パスワード入力なしで本製品にアクセス可能だ。本体サイズは約23.5×D58.6×H8mm、重量は約10g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1で、ファイル暗号化ソフトウェア「QuickSecureAES」を無償でダウンロード可能。また、ノベルティグッズ向けとして、USBメモリのボディに名入れをしたり、指定のデータを格納したうえでまとめて生産するといったサービスも提供している。
2015年01月14日東京大学は1月9日、ビスマスフェライトにおいて磁場で制御できる新たな電気分極成分を発見し、この成分が室温で示す不揮発性メモリ効果を観測したと発表した。同成果は、同大 物性研究所の徳永将史准教授らによるもの。産業技術総合研究所(産総研)、福岡大学、上智大学、青山学院大学と共同で行われた。詳細は、「Nature Communications」に掲載された。コンピュータメモリの高密度化は、これまでメモリをより狭い領域に作り込む微細加工技術の進展に支えられてきたが、その延長による高密度化はほぼ限界を迎えている。そこで、原子レベルでメモリとして機能する物質を開発することへの期待が高まっている。その有力な候補物質として磁性体であり強誘電体でもあるビスマスフェライトという物質が注目されてきた。今回、研究グループは、瞬間的に大きな磁場を発生できるパルスマグネットを用いた精密な実験の結果、ビスマスフェライトでこれまで知られていなかった新たな方向の電気分極を発見し、その電気分極が磁場によって制御できることを示した。この電気分極は一度磁場を加えると元と異なる状態に変化し、磁場を除いた後でも変化後の状態を保持し続ける。電気分極の向きで情報を記録するメモリとしての使用を考えると、今回観測された効果は特定の状態を保持するのにエネルギーを必要としない不揮発性メモリ効果であり、その効果は室温でも観測されているという。そして、今回の成果から期待される、電場による磁気状態の制御を使うと、消費電力が少なく、磁石を近づけても情報が乱されない磁気メモリ材料への応用が期待できるとコメントしている。
2015年01月14日東芝は6日、世界初となる(東芝調べ)、NFC通信機能を搭載したSDHCメモリーカードを発表した。8GB/16GB/32GBの3タイプを用意し、2月から順次発売する。価格はオープン。本製品は、米国ラスベガスで開催の「2015 International CES」にて出展されている。NFC機能を利用して、本SDHCメモリーカードをPC(メモリカードリーダー)やデジタルカメラに装着しなくても、NFC対応のAndroidスマートフォン+無料専用アプリ「Memory Card Preview」を使って、本SDHCメモリーカードに記録された内容を確認可能だ。Memory Card Previewアプリの対応OSは、Android 4.0~4.4となっている。NFC対応Androidスマートフォンを本SDHCメモリーカードにかざすと、スマートフォン上のアプリ画面に本SDHCメモリーカードの内容を表示。本SDHCメモリーカードの空き容量や、記録された写真を最大16枚のサムネイルで確認できる。SDHCメモリーカードとしての主な仕様は、インタフェースがUHS-I対応、UHDスピードクラスは「1」、SDスピードクラスは「10」だ。NFCは「NFC Forum Type 3 Tag」準拠。本体サイズはW24×D32×H2.1mm、重量は約2g。
2015年01月07日Alteraは12月18日(現地時間)、DDR4メモリインタフェースにおいて、2666Mbpsの動作をシリコンで実証したと発表した。同社のFPGA/SoC「Arria 10」は、メモリ性能が従来世代のFPGAより43%、競合他社の20nm FPGAより10%高速な2666MbpsのDDR4メモリをサポートしており、開発ソフトウェア「Quartus II」の最新版v14.1を使用することで、通信、コンピュータ&ストレージ、および映像処理アプリケーションにおいて、コスト効率良く、かつ消費電力を抑えながら、広いメモリ帯域幅を利用できるようになる。「Arria 10」のメモリインタフェースは、HMC、DDR4、DDR3、LPDDR3、RLDRAM3、およびQDR-IV/-II+ Xtreme/-II+/-IIを含む、最先端の高速メモリをサポートしている。また、「Arria 10」は、完全な物理インタフェースとメモリコントローラをFPGAに統合したことで、DDR4メモリを搭載するシステムの開発が容易になる。このメモリインタフェースは、FPGAファブリック内でハードウェア化されており、ソフトウェア実装に比べて、より一層の高性能、広帯域幅、低消費電力を実現している。加えて、メモリインタフェースとコントローラがハードウェア化されたことで、ロジックリソースを使用してDDR4メモリインタフェースを構築する必要もなくなる。この他、「Quartus II v14.1」には、さまざまなメモリサプライヤから提供されているDIMMに自動的に適応し、高性能メモリインタフェースのデザインを大幅に簡素化するDDR3 PHYウィザードとコントローラIPが含まれている。なお、「Arria 10」のエンジニアリングサンプル(ES)はすでに出荷開始されている。また、「Quartus II v14.1」は、「Arria 10」の拡張サポートを提供している。
2014年12月25日模型メーカーのファインモールドは12月26日に、人気アニメ「ガールズ&パンツァー」に登場した戦車を模型化したUSBメモリを発売する。全7種類を用意し、容量はそれぞれ4GB、税別価格はそれぞれ2,500円。「ガールズ&パンツァー」戦車USBメモリシリーズは、設計に当たってアニメ作品で用いられた3Dデータを用いており、小さいながらも劇中の戦車を忠実に再現した。2014年9月に東京ビッグサイトで開催された「第54回全日本模型ホビーショー」において、ファインモールドのブースで参考展示されていたものだ。主人公が率いる「あんこうチーム」が駆るIV号D型と、ともに戦う「アヒルさんチーム」八九式中戦車甲型の2種をモデル化。回を重ねるごとに変わったマーキングをそれぞれ再現し、計7タイプをそろえている。(c)GIRLS und PANZER Projekt
2014年12月21日アイ・オー・データ機器は17日、iPhoneやiPadで使えるUSBメモリ「FSA005-032」を発表した。12月下旬から発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「アイオープラザ」での価格は15,120円。LightningコネクタとUSB Aコネクタを備えるUSBメモリ。「Made for iPhone/iPad」を取得しており、iPhoneやiPadに直接挿して使用できる。コネクタはキャップレスのスライド式。使用しない時はどちらのコネクタも収納しておける。容量は32GBで、転送速度はリード最大8.35MB/s、ライト最大5.86MB/s。iOS専用アプリ「iSafeFile」を使うことで、本製品に保存した動画や音楽などをiOS上で再生可能。対応ファイル形式は写真がJPG / PNG / BMP / GIF / TIFF、動画と音楽がAVI / MKV / MOV / MP4 / WMV / MP3 / M4A、文書がWord / Excel / PowerPoint / PDF / TXTなど。また、保存したファイルはAES 256bitで暗号化される。ボディはアルミ製で、インタフェースはUSB 2.0。本体サイズは約W66×D33×H12.9mm、重量は約28.2g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.4~10.10、iOS 7~8。
2014年12月18日リンクスインターナショナルは12日、CORSAIR製のメモリクーラー「CORSAIR Dominator Airflow Platinum」を発表した。13日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は7,440円前後。システム統合管理ツール「Corsair Link」に対応するメモリクーラー。50mmのボールベアリングファンを2基搭載し、エアフローを構築してヒートスプレッダを冷却する。「Corsair Link」を使うことでファンの回転数の制御が可能。ファンにはLEDが内蔵されており、、約1,680万色のカラーカスタマイズも行える。ファンのブレード数は5枚、回転数は最大3,700rpm、風量は21.1CFM、ノイズレベルは最大25.6dBA。対応メモリは「DOMINATOR PLATINUM」、「VENGEANCE PRO」シリーズ、「VENGEANCE LPX」シリーズ、「VENGEANCE」、「XMS」など。本体サイズはW141×D60×H72mm、重量は約400g。
2014年12月12日バッファローは10日、ハードウェア暗号化機能を搭載するUSB 3.0対応の法人向けUSBメモリを、OS Xでも使用できるようにする「RUF3-HSアップデーター」(Ver.1.00)を発表した。同社のWebサイトからダウンロードできる。このアップデータを対象のUSBメモリに適用することで、WindowsとMac間の異なるプラットフォームでのデータ交換などが可能になる。アップデートはWindows環境で行う。アップデート方法は、該当の「RUF3-HSアップデーター」をダウンロードして使用するか、集中管理対応製品用管理ソフトウェア「SecureLock Manager2」(Ver.1.23以降)から行う。対象となるUSBメモリは、管理ツールに対応する「RUF3-HSシリーズ」と、同機のウイルスチェックモデル「RUF3-HSTV」シリーズ、「RUF3-HSTV3」シリーズ、「RUF3-HSTV5」シリーズ。「RUF3-HSシリーズ」では「コピーガード機能」、「ファイルアクセスログ機能」が、ウイルスチェックモデルでは上記に加えて「コピーガード機能」が、OS X環境下で使用できない。そのほか、管理ツール非対応モデルの「RUF3-HSL」シリーズと、同機のウイルスチェックモデル「RUF3-HSLTV」シリーズ、「RUF3-HSLTV3」シリーズ、「RUF3-HSTV5」シリーズも対象になっている。ウイルスチェックモデルの「ウイルスチェック機能」はOS X環境下では使用できない。
2014年12月10日ローランドは、同社の電子ドラム「V-Drums」シリーズを期間中に購入すると、Vドラム専用キット・データを収録したUSBメモリーをもれなく進呈するキャンペーン「Roland V-Drums Artist Kit CAMPAIGN」を実施している。キャンペーン期間は2015年1月30日まで。同キャンペーンで進呈されるUSBメモリーに収録されるのは、Vドラムを実際のパフォーマンスで取り入れているプロドラマー・Thomas LangとJohnny Rabbが監修したオリジナル・サウンドデータだ。Thomas Langは大口径ドラムをイメージした芯のある太いサウンドを、Johnny Rabbはゴースト・ノートを強調したスネアやメロディックなタムを特徴としたサウンドをプロデュースし、彼らが実際にオリジナル・サウンドで演奏したソングデータも収録されているとのことだ。なお、キャンペーン対象製品は、V-Proシリーズの「TD-30KV-S」、「TD-30K-S」、V-Tourシリーズの「TD-15KV-S」、「TD-15KL-S」、「TD-15K-S」、V-Compactシリーズの「TD-11KV-S」、「TD-11K-S」の7モデルとなっている。ちなみに、12月1日~12月4日までの購入分もキャンペーンの対象内となっている。
2014年12月04日アドバンテストは12月1日、次世代のDDRやフラッシュメモリなど、先端メモリICのテスト効率を最大限に高めたテストハンドラ「M6245」を発表した。同装置は、Visual Alignment機能を搭載しており、ボールピッチ0.3mm以下のファインピッチデバイスを高スループットでハンドリングする。位置合わせはキャリブレーションにより自動で行うため、ハンドラ使用時のセットアップ時間の短縮が可能である。さらに、独自の「Dual-Fluid」技術を核とした温度制御能力により、被測定デバイスの温度を-20℃~100℃の範囲では±1℃の精度でコントロール可能となっている。また、-40℃~20.1℃、および100.1℃~125℃の範囲では精度±2℃でコントロールできる。この他、1回目のテストでFail判定した被測定デバイスを自動で再テストする機能や、ネットワークを通じて稼働状況をリアルタイムでモニタリングする機能を備えており、デバイス試験の生産性向上に大きく寄与するとしている。なお、「M6245」の出荷開始は2015年3月を予定している。
2014年12月02日エスキュービズム・エレクトリックは11月26日、iPhoneやAndoroid搭載のスマートフォンで使用することができるUSBメモリ「USB-air」を開発し、販売を開始すると発表した。同製品は、サイズが70.5×25.5×14.4(mm)、重量が40gで、microSDHCメモリ(4GB~32GB)のSDカードに対応するもの。接続形式は、Wi-Fi利用方式とUSB利用方式の2通りを準備し、カードリーダの用意やカード自体の抜き差しも不要。バッテリーを内蔵するため電源を確保する必要がないほか、PCでも使用できる。利用には、専用アプリ「NextDrive」のダウンロードが必要。アプリを通して、スマートフォンとUSBメモリ間のデータ移動・コピーを実現する。なお、同アプリは、Dropboxなどのパーソナルクラウドとも連携可能だ。承認されていないユーザーからのアクセス防止には、任意の装置名変更やパスワードの設定(セキュリティのオン/オフ)で対応する。販売は、グループ会社となるエスキュービズム・グローバルリテイリングを通じ、国内の各ショッピングモールにて11月より開始する予定で、価格はオープンとなる。
2014年11月27日STAYERは、LightningコネクタとUSB3.0コネクタを搭載したフラッシュメモリ「i-FlashDrive EVO」を11月末に発売する。8GB/16GB/32GBの3モデルが用意され、価格はオープン。使用するには無料アプリ「i-FlashDrive ONE」をApp Storeよりダウンロードする必要がある。「i-FlashDrive EVO」は、MFi(Made for iPhone/iPad)ライセンスプログラムを取得したApple公認のフラッシュメモリ。LightningコネクタとUSB3.0コネクタを搭載しており、音楽、動画、写真、プレゼン資料といったデータをiPhone、iPad、PC間で共有できる。そのほか、iPhone/iPadのカメラロールに保存された動画や写真、連絡帳、カレンダーのバックアップも可能。本体に保存されたデータは、専用アプリ「i-FlashDrive ONE」を使うことで閲覧できる。また、専用アプリ起動時のパスコードロック、各種ファイルのパスコードロック、USBコネクタのハードウェアロックといったセキュリティ機能や、Dropboxとの連携機能も搭載している。「i-FlashDrive EVO」のサイズ/重量は、幅約26mm×高さ約59mm×厚さ約8.0mm(キャップ付)/約18.0g。対応OSは、iOS 6以降、Windows XP/7/8、OS X以降。カラーバリエーションはブラック1色。
2014年11月26日STAYERは25日、LightningコネクタとUSBコネクタを搭載した、MFiライセンスプログラム認定のフラッシュメモリ「i-FlashDrive EVO」を発表した。音楽、動画、写真などのデータを保存/読み出しできるほか、ファイルのパスコードロック、USBコネクタのハードウェアロックなどのセキュリティ機能の搭載が特徴。価格はオープン。取り扱い店舗はヤマダ電機。iPhoneやiPad、PC間でデータが共有できるほか、iPhoneやiPadに保存したカメラロールに保存された動画・写真の保存、連絡帳のバックアップなどが可能。また、パスコードロック機能、Dropboxとの連携機能などを設定できる。本体サイズはW26×D8.0×H59mm、重量は約18g。カラーはブラックで、容量は8GB/16GB/32GBの3種類。対応OSはiOS 6以降、Windows XP / 7 / 8、OS X以降。
2014年11月25日シリコンパワーは14日、メタルフレームデザインの小型USB 2.0メモリ「Touch T50」とUSB 3.0「Jewel J50」を発表した。11月下旬に発売し、価格はいずれもオープン。店頭予想価格は「Jewel J50」の8GBモデルが1,080円、16GBモデルが1,580円、32GBモデルが2,480円、64GBモデルが4,800円。「Touch T50」は8GBモデルが780円、16GBモデルが1,180円、32GBモデルが2,080円、64GBモデルが4,180円(いずれも税込)。本体は亜鉛合金製で衝撃に強く、つや消し加工が施され指紋や傷も付きにくい仕様。USB 2.0の「Touch T50」には、かすかにゴールドがかったシルバー、USB 3.0の「Jewel J50」には落ち着いた色のチタングレーを採用する。商品にはデータ復旧ソフトウェア「Recuva」の無料ダウンロード提供も付属する。本体サイズはW24.3×D4.6×H12.2mm、重量は約2.6g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.3以降、Linux 2.6以降。
2014年11月17日ユニットコムは14日、同社が展開するPCブランド「iiyama PC」の対象PCの購入で、メモリ容量を無償で4GBから8GBへアップグレードするキャンペーンを開始した。先着1,000台限定で提供する。期間は11月14日から11月30日まで。実施店舗は、パソコン工房・グッドウィル・バイモア・ツートップ、および各社オンラインショップ。対象製品はミニタワーデスクトップPC「MN5」やスリムタワー「SL5」など10機種。詳細はキャンペーン公式ページに詳しい。
2014年11月14日アスクは12日、Sapphire Technology製グラフィックスカードの新モデルとして、8GBの大容量メモリを備えたRadeon R9 290X搭載カード「VAPOR-X R9 290X 8G GDDR5 TRI-X」を発表した。11月上旬に発売し、店頭予想価格は税別で7万円台前半の見込み。グラフィクスメモリをリファレンスの4GBから8GBへ増設したモデル。また、動作クロックを最大1,000MHzから1,030MHz、メモリクロックを5,000MHzから5,500MHzへとオーバークロックしている。電源回路ははVDDC用に10フェーズ、VDDCI、MVDDに各1フェーズを搭載する「Aero 10」デザインを採用する。トリプルファン仕様の「Tri-Xクーリング」に加えて、5本のヒートパイプを組み合わせたヒートシンクや、ベイパーチャンバー採用のベース部、バックプレートによって効率的な冷却を実現するという。また、60度以下でファンの動作を自動的に制御し、アイドル時と低負荷時の騒音を低減する「インテリジェント・ファン・コントロール」機能を搭載する。主な仕様は、SP数が2,816基、ベースコアクロックが1,030MHz、メモリクロックが5,500MHz、メモリが512bit接続のGDDR5 8GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DL-DVI-D×2、DisplayPort×1。補助電源コネクタは8ピン×2。本体サイズは約W305×D114×H47mm。
2014年11月12日Spansionは11月11日、民生/通信/産業機器向けe.MMC NAND型フラッシュメモリ製品ファミリ「S4041-1B1」を発表した。同ファミリは8GBならびに16GBの2種類の容量ならびに153 BGA(0.5mmボールピッチ)および100 BGA(1.0mmボールピッチ)と、-25~+85℃および-45~+85℃の動作温度範囲で分けられた合計8製品がラインアップされている。プロセスは19nmを採用しており、1ダイ当たり8GBのMLC品を採用。今後のロードマップとして4GB品と32GB品も提供する予定だとしている。いずれの製品もJEDEC e.MMC 4.51コマンドセットをサポートしているほか、フィールドファームウェアのアップデート、健全性診断レポート、自動バックグランド処理などのe.MMC 5.0で選定された機能サポートも含んでいる。またe.MMCモジュールにはPHISON Electronicsのコントローラを搭載することで、パフォーマンス管理やバッドブロック管理、ウェアレベリングなども可能となっており、組込機器など長期間での使用時に求められる品質の要件に対応を可能としたとする。さらに同社では、組み込み市場向けにメモリソリューションの検証作業を支援する「Memory Diagnostics Toolkit(メモリ診断ツールキット)」も提供しており、これによりエンジニアリング診断、解析、構成、書き込みを可能とし、メモリの検証・品質認定プロセスを迅速化することを可能にしたとする。なお、同ファミリはすでに量産出荷を開始しており、主に産業機器や医療機器、通信機器などに向けて提供を行っていく予定とするほか、2015年には自動車分野の要求に対応した製品の提供も行っていく計画としている。
2014年11月11日エレコムは4日、Androidスマートフォンやタブレットに直接挿せるUSBメモリを2モデル発表した。USB 3.0対応の「MF-SBU3」シリーズと、USB 2.0対応の「MF-SBU2」シリーズを用意。11月下旬より発売する。価格はオープン。○MF-SBU3シリーズ「MF-SBU3」シリーズは、microUSB端子とUSB A端子を備え、USB 3.0に対応したUSBメモリ。8GB / 16GB / 32GBの3モデルを用意する。OTG(On-The-Go)規格に対応し、Androidスマートフォン / タブレット / PCなどに直接挿して使用できる。無料の専用アプリ「ELECOM Smart Copy」を使うことで、手軽にデータの転送が可能だ。保存されたファイルだけをコピーできる「差分モード」にも対応する。セキュリティソフトは、パスワード自動認証機能付きの「PASS(Password Authentication Security System)」と、パスワード自動認証機能に暗号化を加えた「PASS×AES 256bit」の2種類を提供。本体にはストラップホールを装備し、本体サイズはW12×D30×H4mm、重量は約3.5g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.9。○MF-SBU2シリーズ「MF-SBU2」シリーズは、microUSB端子とUSB A端子を備え、USB 2.0に対応したモデル。スタンダードモデルのほか、簡易パッケージモデルも用意される。インタフェース以外の仕様は、「MF-SBU3」シリーズとほぼ共通。
2014年11月05日