ユニットコムは30日、メモリカードやSIMカードを収納するケース「J843 WT-CP01-BK」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込1,383円。J843 WT-CP01-BKは、異なる大きさのメモリカードやSIMカードを貼り付けて、まとめて収納するケース。収納部に備えたグリップパッドは弱粘着でベタつかず、カード類を繰り返し着脱できる。対応するのはmicroSDカードやSIMカードなど(SDカードには対応しない)。製品には、ミニスリムカードアダプター(MicroSIMカード用、NanoSIMカード用)、マイクロSIMカードアダプター(NanoSIMカード用)、トレイイジェクトツールが付属。本体サイズはH52×W82×D7mmで、重量は20g。
2015年04月30日PQIは17日、1円玉サイズの小型のUSBメモリ「i-mini II」新製品を発表した。同日より発売する。ラインナップはUSB 3.0対応の「i-mini II U838V」、USB 2.0対応の「i-mini II U838L」の2種類で、いずれも8GB、16GB、32GB容量を用意。カラーは「i-mini II U838V」でゴールド/シルバー、「i-mini II U838L」ではシルバーを用意する。サイズがW17.6×D16.8×H6.6mmと、1円玉より小さい小型USBメモリ。接続時のでっぱりが小さく、後端部分は指で引き抜きやすい六角形デザインとなっている。外装には強度の高い亜鉛合金材質を採用。本体重量は3.4g。価格はオープン。店頭予想価格は、シルバーの「i-mini II U838V」8GBモデルが1,650円、16GBモデルが2,500円、32GBモデルが3,700円。ゴールドでは8GBが2,200円、16GBモデルが3,000円、32GBが4,200円となる。「i-mini II U838L」では4GBモデルが1,500円、8GBモデルが1,600円、16GBモデルが2,400円、32GBモデルが3,600円(いずれも税別)。
2015年04月20日アーキサイトは、iOSデバイス向けLightningコネクタ搭載USBメモリ「Leef iBRIDGEモバイルメモリー」を4月下旬より発売する。16GB/32GB/64GB/128GB/256GBの5モデルが用意されており、価格はオープン。「Leef iBRIDGEモバイルメモリー」は、Lightningコネクタを搭載したiOS端末向けUSBメモリ。J字型の特徴的なデザインで、厚手のケースを端末に装着している際にも使用できる。同製品を利用することで、PCとiOSデバイス間での写真・動画などの移動・共有ができる。保存されたデータの閲覧や再生は、専用アプリ「iBRIDGEアプリ」から行う。「Leef iBRIDGEモバイルメモリー」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約63mm×幅約19mm×奥行き約18mm/約10g。対応するファイル拡張子は、動画が.mp4、.m4v、.mpv、.flv、.gifなど、音楽が.avi、.wav、.aac、.mp3など、画像が.jpg、.tiffなどとなっている。対応するiOSデバイスは、iPhone 6/6 Plus/5/5s/5c、iPad Air/2、iPad mini 2/3、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad(第4世代)、iPod touch(第5世代)。
2015年04月19日東京・台場のダイバーシティ東京プラザにある「ガンダムフロント東京」が4月11日にリニューアルし、新たな体験ゾーンがオープンしている。2012年にオープンした「ガンダムフロント東京」は、「1/1」や「リアル」をコンセプトに、よりガンダムを身近に体感できるエンターテインメント施設。今回のリニューアルでは、ガンプラ発売35周年を記念した新たな体験ゾーンや、日本最大級のガンダムオフィシャルショップが目玉となっている。体験ゾーンでは、すでにオープンしている「ガンダムファクトリー」に加え、5月1日からは、「ガンプラ」関連のワークショップを開催していく「ガンダム ラボ」を新設。ワークショップ第1弾は5月1日より毎日11:00~19:00まで(最終入場18:30)行われる「ガンプラ アッセンブル体験」(参加費500円)で、本ワークショップのために作られたガンプラ『1/144 GFT ガンプラファクトリー RX-78-2 ガンダム』の外箱を自分で彩色し、組み上げることができるという。また、ガンプラ作りのプロセスを体験できる「ガンダムファクトリー」でも、ガンプラを作る小型の成形機が4月25日から稼働。5月1日からは、有料ゾーンへの入場者を対象にガンダムフロント限定『1/144 GFT ガンプラファクトリー RX-78-2 ガンダムヘッドパーツ』がプレゼントされる。さらに、パワーアップしたオフィシャルショップでは、ガンダムフロント東京限定ガンプラにとどまらず、約500種類ものガンプラが購入可能。加えて、ガンプラ以外にも携帯電話関連グッズやアパレル、雑貨、文具、書籍なども充実しているという。4月18日には、ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場にガンダムの映像を投影する企画「WALL-G」の今年3月に開始された新映像「ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE」に登場していた黒いボディの「ユニコーンガンダム3号機 フェネクス」のガンプラがガンダムフロント東京限定で販売開始。ガンメタ調のシルバーカラーで再現されているという。(C)創通・サンライズ
2015年04月17日日本橋高島屋は、東京国立博物館で開催される鳥獣戯画展に合わせて、USBメモリ「<超10GB>(ちょうじゅうギガ)」をプレゼントするキャンペーンをFacebook上で展開している。東京国立博物館は4月28日より、特別展「鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-」を開催する。日本橋高島屋ではこれにちなんで「クイズに答えてゲット!鳥獣戯画オリジナルUSBメモリ<超10GB>プレゼント!」キャンペーンを実施中だ。日本橋高島屋の公式Facebook上で行われているクイズに参加すると、抽選で100名にUSBメモリが贈られる。USBメモリのボディは木製で、裏と表には鳥獣戯画に登場するウサギとカエルを刻印。メモリの容量は16GBで、10GBをゆうに超える。まさに“鳥獣戯画”で“超10GB(ちょうじゅうギガ)”な逸品だ。サイズはW60×D28×H10mm。キャンペーンの応募期間は6月7日18時まで。
2015年04月16日グリーンハウスは7日、環境動作温度が広い工業用途のUSBメモリ「GH-UFI-XMA」シリーズを発表した。4GB / 8GB / 16GB / 32GBの4モデルを用意。4月上旬より発売する。価格はオープン。工業用途に特化したMLC NANDフラッシュ搭載のUSBメモリ。動作環境温度が-40度~85度までと広く、耐衝撃性能が1500Gなど高い耐久性をもつ。エラーを検出して自動的に修復する「ECCエラー訂正機能」を搭載しており、不良ブロックが発生した場合でも予備ブロックを割り当てることで長期間にわたって安定して動作する。ウェアレベリング機能も搭載。インタフェースはUSB 2.0。転送速度はリード最大26.6MB/s、ライト最大19.8MB/s。耐振動性能は20G。本体サイズはW47.2×D17.2×H7.8mm、重量は約9g。
2015年04月07日アイ・オー・データ機器は1日、LightningコネクタとUSBコネクタの両方を備えるUSBメモリ「iSafeFile」のラインナップに128GBモデルを追加した。4月下旬より発売する。価格はオープンで、同社の通販サイト「アイオープラザ」での価格は税込29,700円。LightningコネクタとUSBコネクタを備えるUSBメモリ。コネクタはスライド式になっており、容量は128GB。データはiPhoneやiPadなどとPC間で共有できる。転送速度はリード最大8.35MB/s、ライト最大5.86MB/s。Appleの正規認証「Made for iPhone/iPad」を取得済み。ファイル管理アプリ「iSafeFile」を使用することで、保存されているデータを閲覧可能。音楽や動画の視聴にも対応し、連絡先のバックアップも行える。ファイルセキュリティ機能も搭載し、任意のファイルの暗号化が可能。暗号化方式はハードウェアAES 256bit。本体はアルミ製。本体サイズはW66×D33×H12.9mm、重量は約28.2g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.4~10.10、iOS 7~8。
2015年04月01日エムエスアイコンピュータージャパンこのほど、4GBメモリを搭載したNVIDIA GeForce GTX 960搭載カード「GTX 960 GAMING 4G」を発売した。店頭予想価格は税別34,180円。「NVIDIA GeForce GTX 960」は、第2世代Maxwellアーキテクチャの特徴である高い電力効率を備えた、ミドルレンジGPU。「GTX 960 GAMING 4G」では、リファレンスのビデオメモリが2GBのところ4GBに強化した。MSI独自の設計基準である「ミリタリークラス 4」に準拠。オール個体コンデンサや電流容量の高いSFC(スーパーフェライトコアチョーク)、耐久性の高いHi-Cキャパシタといった高品質のコンポーネントを採用する。独自クーラー「Twin Frozr V」を搭載。2連の100mmファンは新設計のフィンにより、前世代の「Twin Frozr 4」と比較して5%のノイズ削減を実現した。8mm径ヒートパイプと6mm径ヒートパイプと、銅製ベースを組み合わせて冷却効率を上げている。また、低負荷時などGPUの温度が低い状態ではファンの動作を止める「Zero Frozr」機能に対応した。ユーティリティの「Gaming App」では、3つの動作モードを選択して動作クロックを調節できる。ファン動作によるノイズを抑えた「サイレント」モードでは、ベースクロック:1127MHz、ブーストクロック:1178MHz、ゲーム中のパフォーマンスと冷却のバランスを取った「ゲーミング」モードでは、ベースクロック:1190MHz、ブーストクロック:1253MHz、クロックとファンの動作を最大限に高めた「OC」モードでは、ベースクロック:1241MHz、ブーストクロック:1304MHzで動作する。このほかの主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×3。TDPは120W、補助電源は8ピン×1。本体サイズはW267×D139×H40mm、重量は833g。
2015年03月30日サイコムは27日、コストパフォーマンスを重視した数量限定モデルの第2弾として、Corsair製メモリとケースを採用した「Radiant E1000H97II」を100台限定で発売した。最小構成時の価格は50,950円から。購入特典として「CORSAIR GAMING ロゴ入りリストバンド」をプレゼントするほか、製品の送料を無料とする。メモリにCorsair製の8GB(CMV8GX3M2A1600C11)、ケースに冷却性能と拡張性に優れたCorsair Carbide Spec-02を採用する。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Pentium G3258 (3.2GHz)、チップセットがIntel H97 Express(ASRock H97 Pro4)、メモリがPC-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA HDD(Seagate ST500DM002)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ(LG GH24NSC0 BL)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、電源が650W 80PLUS BRONZE(Antec NeoECO NE650C)、PCケースがCorsair Carbide Spec-02、OSがオプションで、価格は50,950円から。BTOに対応し、パーツの変更や追加、OSの搭載などを自由に選択可能で、例として上記構成からCPUをIntel Core i5-4590(3.3GHz)に変更した場合、価格は69,630円から、Intel Core i7-4790への変更で、価格は84,730円から。
2015年03月28日東芝は26日、48層積層プロセスを用いた128ギガビットの2ビット/セル3次元フラッシュメモリを、世界で初めて開発したと発表した。同日よりサンプル出荷を開始する。48層積層プロセスを用いたフラッシュメモリ。現行製品と比べ、書き込み速度の高速化、書き換え寿命など、信頼性向上を実現している。2016年前半に竣工予定の同社四日市工場新・第2製造棟でも生産を行う予定。SSDを中心に、市場ニーズに合わせて展開するという。
2015年03月26日ヤマハ発動機は25日、フロント二輪のリーニングマルチホイール(LMW)「トリシティ」をベースにしたデザインコンセプトモデル「03GEN-f」を、23日からタイ・バンコクで開催されている『第36回バンコク国際モーターショー』に参考出品すると発表した。同社は、トリシティをベースとしたデザインコンセプトモデル「03GEN-f」および「03GEN-x」の2モデルを製作。今回出品される「03GEN-f」は、"フューチャーレーシング"をテーマに、LMW構造を際立たせた未来感とヤマハレーシングイメージを視覚的に表現している。もう一方の「03GEN-x」は、"クロス"をテーマに、三輪むき出しの先進的な骨格と未舗装路時代を彷彿とさせる伝統的なオフロードテイストを掛け合わせたデザインとした。この2モデルは、CMF(色・素材・加工)を含むデザイン提案により、全くテイストの異なるモデルに仕上げることで、デザインの可能性を示している。デザインコンセプト「GEN」は、デザインフィロソフィー「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」に基づき、ヤマハらしさを具現化する製品として開発。第1弾は、2014年10月に発表された「01GEN(フロント二輪の大型クロスオーバーモーターサイクル)」、第2弾は2014年11月に発表された「02GEN(電動アシスト車いす)」で、今回の「03GEN」は第3弾となる。
2015年03月25日東芝は3月24日、JEDEC eMMC Version 5.1に準拠した組み込み式NAND型フラッシュメモリ(eMMC)の新製品として、同規格のオプショナル機能である「コマンドキューイング機能」と「セキュアライトプロテクション機能」を備えた製品を開発したことを発表した。同製品は15nmプロセスを採用したNAND型フラッシュメモリチップとコントローラチップを一体化した制御機能付の組み込み式NAND型フラッシュメモリ。コマンドキューイング機能は、ユーザー(ホスト)が複数のコマンドを発行した場合、それらのコマンドにより生じたタスクをいったん待ち行列に入れておき、ユーザーがそれらのタスクを都合のいい順番で処理できるようにした機能で、ランダム読み出し性能の向上に寄与する。そのため、同機能が付いていない従来製品に比べてランダム読み出し速度は最大約30%向上するという。一方のセキュアライトプロテクション機能は、従来のライトプロテクト機能を拡充したもので、ユーザーが指定したエリアに記録した情報が他人から上書き、または消去されるのを防ぐことを可能とする。すでに16GBならびに64GB品のサンプル出荷が開始されているほか、32GBおよび128GBの製品も今後順次サンプル出荷を開始していく予定だという。
2015年03月24日アスクは24日、ZOTAC製グラフィックスカードの新モデルとして、4GBメモリを搭載したNVIDIA GeForce GTX 960搭載カード「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB」「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB AMP Edition」を発表した。3月下旬の発売を予定する。店頭予想価格は「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB」が税別30,000円台半ば、「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB AMP Edition」が税別40,000円前後。どちらのモデルもにGPUの電源供給をリアルタイムで監視し、最適化を行う「Power+」に加え、GPUの温度が59度以下、あるいは消費電力が13W以下になると、ファンの動作を止めるセミファンレス機能「FREEZE」テクノロジーに対応する。また、独自のオーバークロックツール「FIRESTORM」が付属する。ZOTAC GeForce GTX 960 4GBは、動作クロックがリファレンススペックと同じ、ベース:1,177MHz、ブースト:1,240MHzのスタンダードモデル。冷却には2基の80mmファンと銅製ヒートパイプを組み合わせた独自クーラーを採用する。主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、コアクロックが1,177MHz、ブーストクロックが1,240MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。TDPは120W、補助電源は8ピン×1。本体サイズは約W206×D111.15×H41.6mm。一方の「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB AMP Edition」は、動作クロックをベース:1,266MHz、ブースト:1,329MHzに引き上げたオーバークロックモデル。冷却には新設計の独自クーラー「IceStorm」を採用する。2基の90mmファンと銅製ヒートパイプで効率的な冷却を行うほか、ファンカバーとバックプレートにより、振動を軽減し耐久性を向上させている。主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、コアクロックが1,266MHz、ブーストクロックが1,329MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。TDPは120W、補助電源は8ピン×1。本体サイズは約W206×D111.15×H41.6mm。
2015年03月24日プリンストンは24日、スマートフォン・タブレットで使えるUSBメモリ「PFU-XMT3」シリーズを発表した。発売日は4月3日。カラーバリエーションはブラック、オレンジ、ブルーの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は8GBが税別2,204円、16GBが税別2,667円、32GBが税別4,611円。USB 3.0端子とmicroUSB端子を搭載。PCはもちろん、Androidスマートフォン、タブレットに接続してデータを保存できる。重さが5gと軽く、キャップは本体と一体型なので紛失の心配もない。本体サイズはW36×D15.5×H9mm。持ち運びに便利なストラップが付属している。
2015年03月24日プリンストンは18日、Kingston Technology製のメモリモジュール「HyperX FURY DDR4」シリーズと「HyperX Predator DDR4」シリーズを発表した。○HyperX FURY DDR4シリーズ「HyperX FURY DDR」4シリーズは、Intel X99チップセットとHaswell-Eプロセッサに対応するDDR4メモリモジュール。プラグアンドプレイ機能による自動オーバークロッキング機能を提供する。モデルは周波数タイプにより2133MHz / 2400MHz / 2666MHzに分かれており、4GB / 8GBモジュールの他、8GB~64GBの4個組キットも用意される。1.2Vの低電圧で動作し、非対称デザインのヒートスプレッダーを装備。本体サイズはW133.35×H34.24mm。○HyperX Predator DDR4「HyperX Predator DDR4」は、Intel X99チップセットとHaswell-Eに対応するDDR4メモリモジュール。1.2V~1.35Vで動作する。非対称デザインのヒートスプレッダを装備。モデルは周波数タイプにより2133MHz / 2400MHz / 2666MHz / 2800MHz / 3000MHzに分かれており、16GB~64GBの4~8個組キットが用意される。本体サイズはW133.35×H55mm。
2015年03月19日東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)とキーサイト・テクノロジーは、次世代メモリの1つである「STT-MRAM」の測定技術を共同で研究し、その成果を基にキーサイトがSTT-MRAM測定システムの製品化することを決定したと発表した。製品のリリースは2016年初頭を予定しており、CIESにおける産学共同研究の成果に基づいた製品化発表となる。CIESが運営する国際産学連携コンソーシアムでは、国際産学共同研究を実施することにより、集積エレクトロニクス機器の飛躍的省エネを実現する革新的な基盤技術群を創出することを目標として、7テーマの研究開発を推進している。7テーマのうちの1つである遠藤哲郎教授を代表とする「不揮発性ワーキングメモリを目指したSTT-MRAMとその製造技術の研究開発」においては、飛躍的な省エネルギーシステムを実現する不揮発性ワーキングメモリの実用化を促進し、低炭素・省エネルギー社会の実現に貢献することを目的とするスピントロニクス技術とシリコンCMOS技術の融合によるSTT-MRAMとその製造を、産学が連携して開発してきた。キーサイトは、この「不揮発性ワーキングメモリを目指したSTT-MRAMとその製造技術の研究開発」における測定技術開発分野に参画し、CIESが提供するSTT-MRAMを活用して、CIESと共にSTT-MRAMの測定技術に関して研究開発を行った。特に、STT-MRAMの測定技術に不可欠な高速な信号生成技術や高精度の測定技術等、さまざまな有用な評価技術を開発してきた。今回のCIESとの共同研究を通して、高速信号生成と、高精度測定技術に一定の成果を得たことで、STT-MRAM測定システムを2016年初頭のリリースを目指して製品化することを決定したという。
2015年03月19日シリコンパワーは16日、カーボン調のきょう体を採用したUSBメモリ「Blaze B50」を発表した。ブラックとレッドの2色に、8GB / 16GB / 32GB / 64GB / 128GB / 256GBのモデルを用意する。価格はオープン。カーボン調のきょう体を採用し、スポーツカーを思わせるデザインのUSBメモリ。転送速度がリード最大240MB/s、ライト最大140MB/s(ともに256GBモデル)と高速で、大容量データのやり取りに向いている。コネクタはスライド式になっており、V字型のアクセスLEDも本体に搭載。データ復旧ソフト「Recuva」が無料ダウンロード提供される。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW51.4×D20×H12mm、重量は8.3g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。Mac OS X 10.3以降、Linux 2.6以降。
2015年03月16日アイ・オー・データ機器は11日、北陸新幹線の開業にあわせ石川県観光PRマスコット「ひゃくまんさん」のUSBメモリ「かなざわメモリー」を発表した。プレミアムモデルとスタンダードモデルを用意。3月下旬より発売する。価格はオープン。直販価格は税込1,998円から。北陸新幹線の開業にあわせ石川県観光PRマスコット「ひゃくまんさん」をあしらった容量8GBのUSBメモリ。本体には「ひゃくまんさん」と、加賀藩主だった前田家の家紋である梅鉢紋をプリントしている。プレミアムモデルは金箔のゴールド(蒔絵調)をイメージし、ホワイト&ゴールドとブラック&ゴールドの2色を用意。パッケージは加賀友禅をモチーフにしている。直販サイト「アイオープラザ」の価格は税込2,970円。スタンダードモデルは、古都金沢の魅力を黒色と金色で表現。モチーフは加賀水引。ブラックとホワイトの2色を用意する。直販サイト「アイオープラザ」の価格は税込1,998円。コネクタ部分はスライド式になっており、インタフェースはUSB 3.0。本体サイズは約W20.9×D68.8×H8.6mm、重量は約9.8g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.4~10.10。
2015年03月11日Spansionは、最新のシリアルNORフラッシュメモリ「Spansion FS-S」ファミリの新製品として、512Mビットのメモリ容量を持った「S25FS512S」を発表した。FS-Sファミリは、モバイルおよび組込みアプリケーションに不可欠な柔軟性と性能を兼ね備える。動作周波数80MHzのQuad DDR(ダブルデーターレート)の採用により、動作電圧1.8VのSPI(シリアルペリフェラルインタフェース)で80MB/sの読み取り性能を実現する。クロックスピード133MHzのシングル、ダブルおよびQuad IOモードでの読み取り、およびスループット1.08MB/sでの高速プログラミングをサポートする。また、産業用(-40Cから+85C)および産業用プラス(-40℃から+105℃)の動作温度範囲に対応。4から6本の信号ラインですべての制御信号、アドレス、データをシリアルに転送する。これにより、メモリパッケージのコストと信号のスイッチング電力消費を削減させると共に、ホストシステム側のピンカウントにおいて、メモリに接続する信号ラインの数を減らし、他の機能に利用する信号ラインに割り当てる。今回発表したS25FS512Sは、同ファミリの特徴を生かしつつ512Mビットの大容量を実現。16ピンSOIC(300mil)、6mm×8mm 8ピンWSONおよび6mm×8mm 24ピンBGAパッケージを採用している。現在サンプル出荷中で、2015年4月に量産提供が可能となっている。
2015年03月10日Kingston Technologyは4日、「HyperX」部門の新製品として、Intel X99とHaswell-Eに対応したDDR4メモリモジュール「HyperX FURY DDR4」と「HyperX Predator DDR4」を発表した。○HyperX FURY DDR4「HyperX FURY DDR4」は、Intel X99チップセットとHaswell-Eに対応するDDR4メモリモジュール。自動オーバークロッキングに対応し、実装するだけで最適な状態で利用できるなどBIOSの調整が不要となっている。基板とマッチするデザインのヒートスプレッダを装備し、全11モデルを用意。周波数は2,133MHz / 2,400MHz / 2,666MHzに分かれており、CASレイテンシはCL14とCL15のモデルが存在する。本体サイズはW133.35×H34.24mm。○HyperX Predator DDR4「HyperX Predator DDR4」は、Intel X99チップセットとHaswell-Eに対応するDDR4メモリモジュール。1.2Vの低電圧設定で動作し、非対称デザインのヒートスプレッダを装備する。全11モデルを用意。周波数は2,133MHz / 2,400MHz / 2,666MHz / 2,800MHz / 3,000MHzに分かれており、CASレイテンシはCL12~CL15。本体サイズはW133.35×H55mm。
2015年03月05日アイ・オー・データ機器は4日、LightningコネクタとUSBコネクタの両方を備えるUSBメモリ「iSafeFile(FSA005シリーズ)」の64GBモデルを発表した。3月中旬より発売する。価格はオープン。直販サイト「アイオープラザ」での価格は税込19,980円。LightningコネクタとUSBコネクタを備えるUSBメモリ。容量は64GBで、Appleの正規認証「Made for iPhone/iPad」を取得している。データはiPhoneやiPadなどとPC間で共有可能。コネクタはスライドさせることでどちらかが飛び出る仕組みになっており、中央に合わせることでコネクタ部分を完全に収納しておける。転送速度はリード最大8.35MB/s、ライト最大5.86MB/s。無料ダウンロード提供されるアプリ「iSafeFile」を使用することで、本体に保存されているデータを閲覧可能。音楽ファイルや動画ファイルの視聴にも対応し、連絡先のバックアップも行える。ファイルセキュリティ機能も搭載しており、任意のファイルの暗号化にも対応。暗号化方式はハードウェアAES 256bit。本体はアルミ製。本体サイズはW66×D33×H12.9mm、重量は約28.2g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.4~10.10、iOS 7~8。
2015年03月04日リンクスインターナショナルは25日、CORSAIR製のメモリモジュールとして、特殊ヒートスプレッダを搭載したDDR3メモリ「CORSAIR Vengeance Pro Series」7製品を発表した。3月7日より発売する。価格はオープン。○CMY64GX3M8A2400C11R「CMY64GX3M8A2400C11R」は、Intel 第4世代Coreシリーズに対応するPC3-19200(DDR3-2,400MHz)規格のDDR3メモリモジュール。容量は64GB(8GB×8枚)で、自社工場で選別したICチップを使って製造されている。8層基板設計を採用することで外部からの電磁ノイズの影響を受けにくい。アルマイト処理を施した特殊ヒートスプレッダを搭載し、ICチップの熱を効果的に放熱する。拡張オーバークロック機能「Intel XMP 2.0」に準拠。転送クロックは2,400MHzの240Pin Unbuffered DIMMで、定格電圧は1.65V、レイテンシが11-13-13-31。クアッドチャンネルに対応し、本体サイズはW135×D6×H44mm。発表時点での店頭予想価格は税込100,340円前後。○CMY32GX3M4A2800C12R「CMY32GX3M4A2800C12R」は、PC3-22400(DDR3-2,800MHz)規格に対応するDDR3メモリモジュール。容量は32GB(8GB×4枚)で、レイテンシが12-14-14-36。そのほかの仕様は「CMY64GX3M8A2400C11R」とほぼ共通。発表時点での店頭予想価格は税込180,360円前後。○CMY16GX3M4A2133C8R「CMY16GX3M4A2133C8R」は、PC3-17066(DDR3-2,133MHz)規格に対応するDDR3メモリモジュール。容量は16GB(4GB×4枚)で、レイテンシが8-10-10-27。そのほかの仕様は「CMY64GX3M8A2400C11R」とほぼ共通。発表時点での店頭予想価格は税込44,720円前後。○CMY16GX3M4A2133C9R「CMY16GX3M4A2133C9R」は、PC3-17066(DDR3-2,133MHz)規格に対応するDDR3メモリモジュール。容量は16GB(4GB×4枚)で、定格電圧は1.5V、レイテンシが9-11-10-30。そのほかの仕様は「CMY64GX3M8A2400C11R」とほぼ共通。発表時点での店頭予想価格は税込42,990円前後。○CMY16GX3M2A2133C9R「CMY16GX3M2A2133C9R」は、PC3-17066(DDR3-2,133MHz)規格に対応するDDR3メモリモジュール。容量は16GB(8GB×2枚)で、定格電圧は1.5V、デュアルチャンネルに対応、レイテンシが9-11-10-30。そのほかの仕様は「CMY64GX3M8A2400C11R」とほぼ共通。発表時点での店頭予想価格は税込37,800円前後。○CMY8GX3M2A2133C8R「CMY8GX3M2A2133C8R」は、PC3-17066(DDR3-2,133MHz)規格に対応するDDR3メモリモジュール。容量は8GB(4GB×2枚)で、定格電圧は1.65V、デュアルチャンネルに対応、レイテンシが9-11-10-30。そのほかの仕様は「CMY64GX3M8A2400C11R」とほぼ共通。発表時点での店頭予想価格は税込22,360円前後。○CMY8GX3M2A2133C9R「CMY8GX3M2A2133C9R」は、PC3-17066(DDR3-2,133MHz)規格に対応するDDR3メモリモジュール。容量は8GB(4GB×2枚)で、定格電圧は1.5V、デュアルチャンネルに対応、レイテンシが9-11-10-30。そのほかの仕様は「CMY64GX3M8A2400C11R」とほぼ共通。発表時点での店頭予想価格は税込21,500円前後。
2015年03月03日Spansionは、「HyperBus」インタフェースを備えた初のRAMデバイスを発表した。同メモリは、「HyperFlash」メモリのコンパニオンデバイスとして、フラッシュとRAMの両方を12ピンのHyperBusインタフェース上で接続し、SoCやマイクロコントローラ(MCU)開発に向けたシンプルかつコスト効率の高いソリューションを提供すると同社では説明しているほか、最大333MB/sの読み取りスループットを実現するHyperBusデバイスは、高速ブート、グラフィックディスプレイ、リアルタイムXIPアプリケーションを可能にするという。HyperRAMメモリは、DDRモードで周波数166MHz、初期ランダムアクセスタイム36nsでの動作が可能。低圧縮率の高解像度グラフィックを読み取ることが可能で、より鮮明なグラフィックス表示を実現する。HyperFlashとHyperRAMの組み合わせにより、シンプルなボード設計とソフトウェア開発が可能となり、市場投入までの開発期間を短縮する。これらの利点を生かせるアプリケーションとしては、車載用クラスタディスプレイ、インフォテインメント、ナビゲーションシステム、ADAS(Advanced Driver Assistance System)、デジタルカメラ、プロジェクタ、ファクトリオートメーション、医療機器、ホームオートメーションや家電、パッド機器、その他のIoTデバイスなどがある。なお64MビットHyperRAM は、2015年第2四半期にサンプル出荷を開始する。3Vおよび1.8Vの両バージョンとも、5×5配列の既存製品と互換のBGAパッケージで出荷される。
2015年03月02日リンクスインターナショナルは25日、Intel X99 Expressに対応したDDR4メモリ5製品を発表した。2月28日より発売する。価格はオープン。○CMD16GX4M4B3333C16「CMD16GX4M4B3333C16」は、Intel X99 Expressチップセット対応するPC4-26600(DDR4-3,333MHz)規格のフラッグシップDDR4メモリモジュール。容量は16GB(4GB×4枚)で、最高水準のICチップを選別して製造されている。基板とICチップの双方から放熱することで高い冷却性能を発揮する独自の冷却技術「DHX Cooling Technology」を採用し、メモリクーラー「Dominator Airflow Platinum」も同梱。1.35Vの低定格電圧駆動に対応するなど、省電力性が高く発熱も抑えている。拡張オーバークロック機能「Intel XMP 2.0」に準拠するほか、カスタマイズ可能なLED light barを装備。転送クロックは3,333MHzの288Pin Unbuffered DIMMで、レイテンシが16-18-18-36。クアッドチャンネルに対応し、本体サイズは、W135×D8×H55mm。○CMD16GX4M4B3300C16「CMD16GX4M4B3300C16」は、PC4-26400(DDR4-3,300MHz)規格に対応するDDR4メモリモジュール。容量は16GB(4GB×4枚)で、レイテンシが16-18-18-36。そのほかの仕様は「CMD16GX4M4B3333C16」とほぼ共通。○CMD16GX4M4B3200C16「CMD16GX4M4B3200C16」は、PC4-25600(DDR4-3,200MHz)規格に対応するDDR4メモリモジュール。容量は16GB(4GB×4枚)で、レイテンシが16-18-18-36。そのほかの仕様は「CMD16GX4M4B3333C16」とほぼ共通。○CMD16GX4M4B3200C15「CMD16GX4M4B3200C15」は、PC4-25600(DDR4-3,200MHz)規格に対応するDDR4メモリモジュール。容量は16GB(4GB×4枚)で、レイテンシが15-17-17-35。そのほかの仕様は「CMD16GX4M4B3333C16」とほぼ共通。○CMD16GX4M4B3000C14「CMD16GX4M4B3000C14」は、PC4-24000(DDR4-3,000MHz)規格に対応するDDR4メモリモジュール。容量は16GB(4GB×4枚)で、レイテンシが14-16-16-35。メモリクーラー「Dominator Airflow Platinum」は同梱しない。そのほかの仕様は「CMD16GX4M4B3333C16」とほぼ共通。
2015年02月25日アスクは20日、米Apricorn製のUSBメモリ「Aegis Secure Key 3.0」シリーズを発表した。30GB / 60GB / 120GB / 240GBのモデルを用意。3月中旬より発売する。税別価格は30GBが30,000円台後半、60GBが40,000円台前半、120GBが50,000円前後、240GBが70,000円台前半。情報漏洩を防ぐ暗号化をハードウェア単体で行えるなエンクリプションUSBメモリ。本体にキーパッドを装備しており、パスワードを入力しないとデータへのアクセスが行えなくなっている。PCから取り外した場合は自動でロックがかかり使用不能に。万一のために、ランダムデータを書き込んでデータを復旧できなくするリセット機能も搭載する。暗号化はAES256bit XTSハードウェア暗号化、SHA-256ハッシュ。インタフェースはUSB 3.0で、リード最大195MB/s、ライト最大162MB/sでの転送をサポート。本体と保護キャップはアルミ製。本体サイズはW95.5×D24.5×H12.6mm、重量は約46g。対応OSはWindows、Mac OS X、Linux、Android、Symbian。
2015年02月20日フリーコム・テクノロジーズは17日、Androidスマートフォンなどで使用できるデュアルインタフェース採用のUSBメモリ「OTG Drive "Tiny"」を発売した。容量が32GBと64GBのモデルを用意。価格は32GBが税込2,980円、64GBが税込4,480円。microUSB端子とUSB A端子の2つのインタフェースを備えるUSBメモリ。PCだけでなく、Android対応スマートフォン / タブレットなどで使用できる。USB機器間の接続規格OTGに対応しており、互換性のあるスマートフォン / タブレット / PC間で直接データのやり取りが可能。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW12.36×D37.35×H4.56mm、重量は3g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.4以降、Android 4.0以降、Linux 2.4.0以降。ストラップタイプの保護キャップが付属する。
2015年02月19日○はじめにテレダイン・レクロイは、DDRメモリのコンプライアンス試験ソリューションに加えて、DDRデバック・ツールキット(DDR Debug Toolkits)を提供し、豊富なデバッグ機能によりDDRを用いたシステムの設計/開発を強力にサポートします。パソコンのメインメモリとして知られるDDRメモリですが、DDR、DDR2、DDR3と進化し、現在最新の規格はDDR4となっています。また、パソコンだけでなく組み込み系の機器にも広く採用されています。DDRに関する規格はJEDEC(半導体技術協会)が制定していて、各計測器メーカーからこの規格に準拠したコンプライアンス試験ソリューションが提供されています。しかしながら、JEDECの規格は半導体そのものの仕様を規定しているだけで、途中の伝送線などについては考慮されていません。従って、基板の実装状態などにより通信エラーが起きる可能性が指摘されています。特に、データレートが高速化するにつれてこうした影響が大きくなります。従来のコンプライアンス試験ソリューションでは、適合/不適合の判定が行われるのみで、デバッグにつながる不良解析情報は得られませんでした。DDRデバック・ツールキットは、こうした現場の声に応えるために、評価、不良解析を目的としたパッケージとなっています。○強力なアイパターン解析アイパターンは高速シリアル・インタフェースの信号品質試験で用いられる最も一般的で強力なツールですがJEDECでは、DDR4になるまで仕様に記載されていませんでした。しかしながら、アイパターンは、DDR信号評価の事実上の標準ツールとなっていました。DDRデバッグ・ツールキットではアイパターンが描けるだけでなく、DDR2やDDR3の信号に対してもDDR4同様の考え方でマスクを作成し表示することで、信号マージンの確認ができます。ただし、メモリの信号は書き込み(Write)も読み取り(Read) も同一バス上を流れますが、それぞれ経由してくる線路長が異なるため信号品質が異なるので別々に分離して評価しなければなりません。データ信号DQのWrite信号とRead信号は、ストローブ信号DQSに対して位相が90度異なっています。図2では、DQ信号とDQS信号のペアを5組、10個のアイパターンを同時に表示解析している様子を示しています。左上はReadのDQ(緑)とDQS(オレンジ)、真ん中上にはWriteのDQ(緑)とDQS(オレンジ)、右上はReadのDQS(緑)とClock(オレンジ)、左下はWriteのDQS(緑)とClock(オレンジ)、真ん中下には別の条件のReadのDQ(緑)とDQS(オレンジ)のアイが描かれています。このように条件や信号の種類、タイミングを変えた多様なアイパターンを同時に描くことでシステムの動きを把握することが容易になります。○DDRのジッタ解析高速伝送の信号品質評価のもうひとつの鍵となるのがジッタの評価ですが、DDRにおいてはやはりDDR4で高速シリアル伝送で一般的なジッタ成分分離評価が導入され、より詳細なジッタの評価が求められています。注意しなければならないのは、DDRにおいては、Clock信号は連続していますが、DQやDQS信号はバースト状の信号で、上記のようにReadとWriteが混在しているので、必要な部分で選択的にジッタの計測を行わなければならないので工夫が必要です。DDRデバッグツールでは、こうしたDDR特有のジッタ計測に対応し、かつ上記のアイパターン解析で説明したように最大5種類の条件でジッタの解析を行うことができます。図3は、2種類のジッタの様子を示していますが、左側は隣接レーンにデータが流れてクロストークが発生している状態、右側は隣接レーンのデータを止めてクロストークの発生を抑えた状態をしめしています。クロストークによってRj、Dj共に増加しています。○DDR専用パラメータ解析DDRデバッグ・ツールキットでは、もちろんJEDEC規格に準拠したパラメータ計測が行えます。パラメータは任意のものを選択でき、同時に12個まで同時に表示することができます。DDRデバッグ・ツールキットでは、非常に多くのデータを基に統計情報が表示されるので、規格に対するマージンが確認できます。もちろんReadとWriteをそれぞれ別個に計測することができます。図3では、ジッタのパラメータの下にDDR専用のパラメータが表示され、クロストークの有無でこれらのパラメータがどう変化するかを確認することができます。○解析ビットの選択DDRのDQ、DQS信号がバースト状の信号なのでバーストの始まりにはプリアンブルがあり、それ以降の信号と振る舞いが異なります。DDRデバッグツールにおいては、アイパターンの描画を行う対象のビットを特定することができます。図4の左にはReadの第一ビットのみでアイパターンを描いているので、プリアンブルの動きが見てとれます。右側にはWriteのやはり第一ビットのみでアイパターンを描いています。逆に、第二ビット以降のビットだけでアイパターンを描くこともできます。○まとめこれまで見てきたように、DDRデバッグ・ツールキットでは、アイパターン、ジッタ、DDRパラメータを使った解析をReadとWriteを分離して解析することができるだけでなく、様々に条件を変えた結果を同時に表示、比較検証することができるので、不良解析作業を大幅に効率化することができます。著者プロフィール辻嘉樹テレダイン・レクロイ・ジャパン技術部1990年の会社設立時から、オシロスコープを用いたアプリケーションに関する記事の執筆、セミナーの講師を続けている。○パワエレ効率化を支援するモータ・ドライブ解析テクニカル・セミナーテレダイン・レクロイ・ジャパンでは、モータ・ドライブ解析用オシロスコープ「MDA800シリーズ」の機能などを紹介するセミナーを3月6日に以下の概要にて開催します。日時:2015年 3月 6日(金) 14:00~16:00(受付開始 13:30~)会場:パレスサイドビル 東コア2F マイナビルーム X(東京都千代田区一ツ橋1-1-1)定員:28名参加費:無料(事前登録制)主催:テレダイン・レクロイ・ジャパン申込み:テレダイン・レクロイ・ジャパンWebサイトより
2015年02月19日シリコンパワーは10日、ひつじ型のUSBメモリ「Unique U550」を発表した。容量は8GBと16GB。価格はオープンで、店頭予想価格は8GBが1,280円、16GBが1,680円(いずれも税込)。発売時期は2月下旬の予定。見た目も可愛いひつじの形をしたUSBメモリ。本体は手触りの良いシリコンラバー素材でできている。パッケージは牧場を模したデザイン。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.3以上、Linux 2.6.x以上。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズは約W41×D41×H25mm、重さは約19g。
2015年02月17日東芝は、NFC機能を搭載したSDHCメモリカードを21日より発売する。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末で本体をかざすと、保存されている写真などを閲覧できる。8GB/16GB/32GBの3モデルが用意されており、価格はオープン。税込みの店頭予想価格は、8GBが2,000円代半ば、16GBが3,000円代半ば、32GBが6,000円台後半から7,000円前後となっている。同製品は、NFC機能を搭載したSDHCメモリカード。NFCを搭載したSDHCメモリカードを商品化したのは世界で初めて(2015年1月6日現在、同社調べ)だという。無料の専用アプリ「Memory Card Preview」をダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末をかざすことで、保存されているデータなどを閲覧できる「プレビュー」機能を搭載している。保存されている写真は最大16枚までのサムネイルで表示されるほか、メモリカードの空き容量なども確認できる。主な仕様は次の通り。インターフェースは、SDインターフェース規格 UHS-I。NFCは、NFC Forum Type 3 Tagに準拠。周波数は13.56MHz。サイズ/重量は、高さ約32.0mm×幅約24.0mm×厚さ約2.1mm/約2g。対応するスマートフォンは、NFC対応のAndroid(4.0から4.4)スマートフォン。専用アプリ「Memory Card Preview」は、Google Playからダウンロードでき価格は無料。対応OSはAndroid 4.0以上。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月12日●新製品を発表することになった背景サンディスクは1月28日、スマートフォン向けのUSBメモリー製品を日本市場に投入すると発表した。小誌では、来日した米SanDiskのリテール製品マーケティング担当バイスプレジデント ディネッシュ・バハール氏に話を伺う機会を得た。―― 新製品を発表することになった背景を教えてください。コンシューマー市場では写真や動画をモバイル機器(スマートデバイス)で記録するという動きがあります。実際に71%の写真がモバイル機器で撮影されている(※1)状況であり、2013年には、1日あたり14億枚もの写真がSNSにアップロードされているという調査結果(※2)もあります。スマートフォンやタブレット端末など、ユーザーが所有するモバイルデバイスの中には大量の写真データが保管されています。これをバックアップする、あるいは家族や仲間と共有する場合、「コンテンツの転送」という要素が重要になってきます。当社の調査結果では、82%のユーザーがコンテンツの転送を「とても重要」と考えており、主な理由として「安全または適切にバックアップしたい」「モバイル機器のメモリー不足を解消したい」ということを挙げています。その一方で、67%のユーザーがコンテンツの転送にストレスを感じているということがわかっています。つまり、モバイル機器を利用するユーザーの多くは、このようなデータを素早く、そして簡単に転送できるデバイスを望んでいるというわけです。※1: 出典 Worldwide Digital Image 2014-2018 Forecast: The Image Capture and Share Bible (IDC #246469, February 2014)。※2: 出典 Tony Daytona, Business Insider Oct 2013; Cooper Smith, Business Insider, Nov 2013; Sandisk。―― 今回発表された製品は、具体的にはどのようなものなのでしょうか?1つはiPhoneやiPadなど、iOS端末ユーザー向けの「サンディスクiXpand (アイ・エクスパンド) フラッシュドライブ」(以下、iXpand)です。一部小売店にて2月より先行販売を開始し、春頃には販売チャンネルをさらに拡大する予定です。この製品には2つのコネクタが装備されていることが大きな特徴となっています。1つは通常のPCでよく使われているUSBコネクタですが、これに加え、現在のiOS機器で使われているLightningコネクタが付いており、iOS 7.1以降が搭載されたiPhone/iPadに対応しています。主な機能はユーザーが撮影した写真や動画をiXpandにバックアップするといったシンプルなものです。ファイル単位でのコピーだけではなく、一括バックアップも可能です。また、自動バックアップ機能も備わっているので、この機能を有効にしておくと、iXpandを接続して通信許可をタップするだけで、撮影された写真がiXpandに保存されるため、簡単で確実、そして素早いバックアップ作業を実現することができます。また、他のデバイスやPCからコンテンツを受け取り、自身の端末で再生するといったケースがあると思いますが、iOSでは再生できるファイルの種類に制限があります。iXpand付属のアプリを使えば、標準的なAVI/WMV/MKVなど、一般的に普及しているフォーマットでありながらも、iOSでは再生できない動画ファイルをそのまま再生できます。iXpandは暗号化機能も備えていますので、バックアップしたファイルは、パスワードがなければ閲覧できないため、紛失リスクを考慮する必要があるビジネスユースでのニーズにも対応できるでしょう。なお、iXpandの暗号化ツールはWindows(XP以降)/Macintosh(MacOS 10.5以降)にも対応しています。もう1つは、Android端末向けの製品「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」(以下、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0)で、こちらは今年の4月から発売開始予定です。OTG(On the Go)対応のAndroidに本製品を接続すると、記憶領域として認識されるようになります。ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0には、通常のUSBコネクタに加えてMicro USBコネクタが用意されているので、変換ケーブルなどを使わずに、そのままAndroid端末への接続が可能です。また、ファイル管理を効率化する「サンディスク メモリーゾーン」アプリをGoogle Playマーケットで無償提供しています。従来製品からの強化点として、PC側がUSB 3.0に対応しより高速の転送が可能となったこと、Micro USB側が通常のコネクタよりも長くなったことで、厚いケースの上からでも取り付けが容易になっているということがあります。容量のラインアップとしては、iXpandもウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0も、それぞれ16/32/64GBが用意されています。●ユーザーからの意見を製品開発に反映―― Micro USBコネクタを長くしたのは、ユーザーからのフィードバックによるものでしょうか?そうです。サンディスクは、常にユーザーからの建設的な意見を取り入れています。先述のように、「ケースの上からmicroUSBコネクタを挿入するのは難しい」というユーザーからの意見が製品開発に反映された結果です。日本では薄いエレガントなケースが好まれる傾向にあるようなので、あまり実感できないかもしれませんが、海外では好評です。―― モバイル機器について、日本市場の特異性があれば教えてください。日本市場のモバイルユーザーにとって、ストレージの容量不足は他国のユーザーよりも深刻なようです。世界のAndroid/iOSユーザーは、平均すると630枚の写真と24本の動画をモバイル機器に保存しているという調査結果(※3)があるのですが、日本のユーザーに限れば、写真と動画を合わせて平均1500本ものデータファイルが1台のモバイル機器に保存されているという状況です。つまり日本市場では、このようなファイルのバックアップに対する潜在ニーズと重要性が大きいと言えるでしょう。また、Android市場を見ると、世界では平均20%程度がOTG対応機器ですが、日本は4倍弱の76%がOTG対応となっており(※4)、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0のような製品が活躍できる環境がすでに整っています。※3: 出典: Magisto Survey of 66,000 Android/iOS users. Jan 2015※4: 出典: サンディスク調べ(2015年1月23日現在)。―― iCloudやDropboxなど、クラウドストレージの存在をどのように捉えていますか?クラウドストレージは優れた対応策です。しかし、現時点ではいくつかの問題があると考えています。コンシューマー向けのクラウドストレージは、ある程度の容量を無料で利用できますが、無料の範囲を超えると月額利用料が必要となります。多くのユーザーにとって、これはやや割高に感じられることでしょう。それ以上に問題になるのは「ネットワークを使わなければならない」ということです。例えば、5人にサイズが400MBにもなる動画をシェアするシーンを考えてください。もし5人が同時に500MBのファイルにアクセスすれば、ネットワークの帯域圧迫となりますし、速度低下や、モバイル端末の場合は月間のデータ通信量制約といった問題が生じます。このような現状を踏まえると、物理的デバイスによるオフラインでのファイル共有は、速度と価格、そして「データが手元にある」という安心感など、まだまだユーザーメリットが大きいと思います。―― 最後に、これらの製品をリリースするサンディスクの強みを教えてください。当社はストレージの可能性を広げることを追求しています。そのために研究開発の投資を継続して行い、結果として5000以上の特許取得と数多くのアワードの受賞実績を有しています。また、15nmのフラッシュメモリを世界に先駆けて出荷しました。昨年は個人向け製品としては珍しい、10年保証の1TBのSSDや512GBのUSH-I対応SDXCカード、128GBのmicroSDXCを発表しました。このように、当社は常に高速・大容量の製品をタイムリーに提供し、一般ユーザーのみならず、カメラマンなどのプロフェッショナルからも信頼される業界のリーダーであり続けたいと考えています。―― 今後もユーザーの声を反映した製品開発に期待しています。今回はありがとうございました。
2015年02月06日