リック・オウエンス(RICK OWENS)が2月27日パリで、「PERFORMA」と名付けた2020-21年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。
2020年03月02日リック・オウエンス(Rick Owens) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月27日(木)フランス・パリで発表された。アシンメトリーなニットウェアをベースに今季はローズリー・ゴルドベルクによるパフォーマンスアート組織「Performa」を着想源にしたメンズコレクションと連動し、柔らかなニットのボディスーツをベースにしたウィメンズコレクションを展開。メンズ同様に、不均一にボディラインをみせるニットルックは、ショーが進むごとに様々なアレンジを見せてくれる。例えば透明なPVC素材のアウターを重ねたり、あらわとなった肌を隠すように、ニーハイブーツを組み合わせてみたり。またこうしたレイヤードアイテムもどこか不自然で、膝を超えるほどのスリーブや、トレーンを引くような超ロング丈のパンツなど、いくら重ねても私たちの思い浮かべる“完璧”な衣服が完成する気配はない。パワーショルダーをシンボルにツンと上を向くイカリ肩をもつアウターも象徴的な存在。構築的な表情をもつレザージャケットやテーラードジャケットは、対局な存在となる柔らかなニットウェアを包み込み、パワフルな存在を主張する。さらに進化して…ショーが進むにつれて、そのショルダーを極端に拡大させたルックも登場。隆々と盛り上がったアグレッシブなショルダーは、カンサイヤマモト(Kansai Yamamoto)から着想したという、マニッシュなグラフィカルラインを乗せることでより力強い表情へと進化。これまでのスタイルが“控えめ”に感じられてしまうほどだ。リック・オウエンススは、この独特のスタイルを、フランスの建築家ル・コルビュジエによるモデュロール と表現している。予想を裏切るワードローブこうした“サプライズ”を詰め込んだ一連のワードローブの中でも、ひと際目を惹いたのが、ショーの終盤に靄の中から現れたダウンケープの漆黒アウターだろう。後ろから見るとスクエア型のマントのようなフォルムを持つこのアウターは、モデルが腕を広げると、凧のように広がる仕掛け。まるで今にも飛び立ちそうなその様は、既存の固定観念を打ち破るメゾンの飛躍を予感させてくれた。
2020年03月02日モンクレール(MONCLER)から、リック・オウエンス(Rick Owens)とのコラボレーションによる「モンクレール + リック・オウエンス(MONCLER + RICK OWENS)」が登場。メンズ&ウィメンズのダウンジャケットなどが、2020年10月22日(木)より、一部のモンクレールブティック、リック・オウエンスの直営店、一部セレクトショップなどで発売される。リック・オウエンスと妻ラミーのロードトリップに着想「モンクレール + リック・オウエンス」は、リック・オウエンスと妻ミシェル・ラミーのロードトリップから着想したコレクション。ロードトリップを想定した機能性と防寒性に優れたダウンジャケットをはじめ、車内で快適に過ごすためのリラクシングなウェアなどが揃っている。このコレクションのために、モンクレールはアイコニックなダウンを車内に布張りしたツアーバスを用意。リックとラミーは実際にこのバスに乗り、2020年初めにアメリカ・ネバダ砂漠を横断するロードトリップに出かけている。また、2月にミラノでコレクション発表を行った際も、このツアーバスの中でダウンジャケットなどを初披露した。メタリックナイロンや光線モチーフのダウンジャケット「モンクレール + リック・オウエンス」で展開されるアイテムの中でも注目は、やはりモンクレールを象徴するダウンジャケット。ダウンジャケットの「コヨーテ」は、艶やかな光沢のナイロンダウンジャケットに、もこもことしたシアリングをコンビネーションした。「サイクロピック」ダウンコートには、メタリックな輝きのラミネートナイロン素材を使用。ボーダー状のキルティングを施している。バックスタイルにもこだわり、ジッパーや、メタルリベットを飾ったコットンテープをあしらった。「トノバー」ダウンジャケットは、光線モチーフのキルティングを施したボディに、ボリューミーなマフラーが付属している。ブーツやスカーフもその他にも、ドレープを寄せたニットトップスやジョグパンツ、ブーツ、ビーニー、スカーフなど、様々なアイテムを取り揃える。【詳細】モンクレール + リック・オウエンス コレクション発売日:2020年10月22日(木)取扱店舗:一部のモンクレールブティックとオフィシャル EC サイト、リック・オウエンスの直営店、一部セレクトショップアイテム例:・コヨーテ 308,000円+税(ダウンジャケット)・サイクロピック シルバー 213,000円+税(ダウンジャケット)・トノパー 229,000円+税(ダウンジャケット)・ブーツ ビッグロックス 267,000円+税【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:0120-977-747
2020年02月21日リック・オウエンス(Rick Owens)から、ヴェジャ(VEJA)とのコラボレーションスニーカーが、2020年2月22日(土)よりリック・オウエンス トウキョウ、ドーバー ストリート マーケット ギンザなどで発売される。2019年秋冬コレクションで初登場した両者のコラボレーション。2回目となる今回も、ヴェジャならではのリサイクル素材を使用した、環境にやさしいシューズ2モデルを展開する。「ビーガンハイキングスタイル」は、不安定な路面環境でも快適にパフォーマンスできるよう設計されたシューズ。リック・オウエンスを象徴する2本のバックタグと、複雑に通したシューレースが特徴だ。アッパーは、トウモロコシから出た廃材を、ミッドソールとアウトソールには、リサイクルしたペットボトルとアマゾンから採取した天然ゴムを組み合わせた素材を使用している。「パフォーマンスランナー」は、通気性と伸縮性を兼ね備えた3Dシームレスウールニットのアッパーをあしらった、シンプルで洗練されたランニングシューズ。インソール・アウトソールは、「ビーガンハイキングスタイル」同様、リサイクルしたペットボトルとアマゾンから採取した天然ゴムをブレンドした素材を採用。シューズのディテールには、ヒマシ油を原料とした植物性の素材を使用している。【詳細】リック・オウエンス × ヴェジャ発売日:2020年2月22日(土)販売店舗:リック・オウエンス(トウキョウ、伊勢丹新宿メンズ館、伊勢丹新宿本館、ドーバー ストリート マーケット ギンザ)、ヌビアン(原宿、渋谷、上野)、リフトエタージュ、ボルス・1987本店、レプリュス価格:・パフォーマンスランナー(ベージュ、ブラック、グレー) 40,000円+税・ビーガンハイキングスタイル(ホワイト、ブラック) 35,000円+税
2020年02月17日リック・オウエンス(RICK OWENS)が1月16日、パリで「PERFORMA」と名付けた2020-21年秋冬メンズコレクションを発表。
2020年01月17日リック・オウエンス(Rick Owens)は、ヴェジャ(VEJA)とコラボレーションしたスニーカーを発売。リック・オウエンスとヴェジャのコラボレーションは今回が初。オーガニックコットン、アマゾン熱帯雨林で採取した天然ゴム、そしてプラスチックボトルをリサイクルした革新的素材などを使用してスニーカーを作るヴェジャは、リック・オウエンスの考える“もっとも環境に優しいブランド”だ。コラボレーションスニーカーは、45%バイオベースで、バナナオイル、サトウキビ、もみ殻を使用したソールに、ブラジル産天然ゴム50%使用のL-FOAMクッションを搭載したランニングスニーカー。アッパーには、プラスチックボトルのリサイクル素材からできた、通気性のある3Dニットを採用し、シンプルでシームレスなシェイプに仕立てている。カラーは、バターベージュ、ブラックに加え、限定展開の“ダスト”グレーを用意。バイカラーの“V”マークや、ヴェジャのサインをあしらったバックループといったディテールにも注目だ。【詳細】リック・オウエンス×ヴェジャ スニーカー発売日:2019年9月28日(土)展開場所:リック・オウエンス 東京、新宿伊勢丹本館3F リック・オウエンス、新宿伊勢丹メンズ2F リック・オウエンス、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、エストネーション 六本木、グレイト、リフトエタージュ、ヌビアン原宿・上野、リステア、阪急メンズ大阪、チェリー、ダブルヴィジョン、レクルール、レプリュス、ムー価格:各40,000円+税
2019年10月03日リック・オウエンス(RICK OWENS)が9月26日、パリで「TECUATL」と名付けた2020年春夏ウィメンズコレクションを発表した。
2019年09月30日リック・オウエンス(Rick Owens)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年9月26日(木)、フランス・パリで発表された。最新コレクションの発表の場となったのはパレ・ド・トーキョー。過去にもゲストに水しぶきを浴びせるなど、サプライジングな演出を行ってきたリック・オウエンス“お決まり”の場所だ。水で満たされた池のような空間をぐるりと囲むようにしてランウェイが設置されている。彫刻のようなパーツや兜のような冠広場の上に薄っすらとミストが広がると共にショーはスタート。モデルたちは中央の階段を降りて歩みを進みていく。ファーストルックは、ツイストを加えた彫刻のようなパーツをウエスト部分にあしらったもの。ふっくらとしたボリュームのあるアウターに、ピンクのインナー、深いスリットの入ったスカート、まるで兜のような存在感溢れる冠もスタイリングしている。無数のシャボン玉が浮遊するサプライズリックが生み出すピースに視線を奪われていると、どこからともなく現れた、黒い洋服を纏った人物たちが池の周りにスタンバイしている事に気付いた。彼らは定位置につくと、なんと長い棒のような道具を使って無数のシャボン玉を創り出したのだ!数え切れないほどのシャボン玉で満たされたランウェイでは、ゲストの驚きの表情を気にも止めずに、モデルたちが淡々と歩みを進めている。鎧のようなジャケット今シーズン、リック・オウエンスらしい構築的なフォルムとして特に印象に残ったのは、ショルダー部分のデザインだろう。トライアングル状のパーツを型にあしらったアウターや、空に向かって突き出したショルダーが印象的なドレスなどがランウェイに姿を現す。また、シャボン玉が浮遊する幻想的な空間からは想像もつかない、鎧のような力強さを持つジャケットやドレスも登場した。メンズと連動したカラーやディテールカラーリングやディテールは、母方のルーツである“メキシコ”をテーマにした2020年春夏メンズコレクションと連動した要素も多い。煌めくゴールドのシークインを散りばめたロングドレスや、オーロラのごとく輝くスカート、シューレースを幾重にも巻き付けたかのようなジャケットなどが展開された。
2019年09月30日リック・オウエンス(Rick Owens)のビジュアルブック『LEGASPI』および『RICK OWENS PHOTOGRAPHED BY DANIELLE LEVITT』が、2019年9月上旬に発売される。『LEGASPI』は、2019年秋冬コレクションの着想源ともなった70年代のデザイナー、ラリー・レガスピ(LarryLegaspi)の人生と作品へと迫った初の書籍だ。シルバーやブラックのレザーで未来宇宙的ルックを生み出した彼は、ロックバンド「キッス」など時代を象徴するミュージシャンたちのルックも担当してきた。本書ではレガスピのファンであったリック自らが筆を執り、彼の作品やファッション界に与えた衝撃を解き明かしてゆく。また、アメリカのファッションジャーナリスト、アンドレ・レオン・タリーによるエッセイや、「キッス」メンバーのポール・スタンリーやパティ・ラベルらのインタビューなど、これまで明かされることのなかったレガスピの世界を垣間見ることができる。一方『RICK OWENS PHOTOGRAPHED BY DANIELLE LEVITT』は、リック・オウエンスのコレクションを撮影してきたアメリカ人写真家、ダニエル・レヴィット(Danielle Levitt)による写真集だ。1994年のブランド創立以来、リック・オウエンスはグランジとグラマーを融合した世界観とアンチファッションのスタンスで独自の立ち位置を確立し、世界のファッションに変化を生んできた。本書は、レヴィットによる写真を通して過去10年間のリック・オウエンス作品のエッセンスを捉える。独創的なルックブックから厳選された写真の数々には、新たなテクノロジーの発明を推し進めながらも伝統的なアプローチに敬意を払うリックというアーティストの幅広いデザインを看取できよう。【詳細】『LEGASPI』(ハードカバー / 144 ページ / カラー写真120点)『RICK OWENS PHOTOGRAPHED BY DANIELLE LEVITT』(ハードカバー / 200 ページ / カラーおよび白黒写真150点)発売日:2019年9月上旬取扱店舗:リック・オウエンス トーキョー、全国の輸入書籍取扱店舗価格:・『LEGASPI』 8,500円+税・『RICK OWENS PHOTOGRAPHED BY DANIELLE LEVITT』 6,000円+税著者:リック・オウエンス出版社:Rizzoli New York
2019年08月24日リック・オウエンス(RICK OWENS)がパリで2020年春夏メンズコレクションを発表した。
2019年06月21日ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)は、日本上陸40周年を記念して、2019-20年秋冬コレクションのランウェイショーをメンズ・ウィメンズ共に2019年5月23日(木)東京・明治神宮外苑の室内球技場で開催した。“アメトラ”代表 ブルックス・ブラザーズブルックス ブラザーズは、1818年にアメリカで創業した紳士服販売店およびそのブランド。ブルックス ブラザーズが発信する「アメリカンクラシック」は、米国全体に影響を与え、アイビールックをはじめ、アメリカン・トラディショナルの礎を築いたブランドとして知られている。日本に上陸したのは1979年。2019年で40周年のアニバーサリーイヤーを迎える。“ベースボールスタジアム”さながらのランウェイ日本上陸40周年を祝したランウェイショーは“ベースボールスタジアム”さながらの臨場感溢れる空間で行われた。大きな芝のグラウンドをモデルたちがキャットウォークすると、会場に設けられた電光掲示板では、野球選手風にモデルたちが紹介される。アメリカチーム「1818 NYC」VS日本チーム「1979 TOKYO」が試合をしているような演出も遊び心たっぷりで会場を盛り上げた。キーワードは「シティ・ミーツ・カントリー」2019-20年秋冬ウィメンズコレクションのキーワードは「シティ・ミーツ・カントリー」。ブルックス ブラザーズの歴史に基づいた「アメリカンクラシック」をベースに、シティライフの洗練さとカントリーサイドのリラックス感の相反する要素を融合させる。“いま着たい”親近感と“ちょっぴり背伸びした”上品さが同居したようなオリジナリティあふれる着こなしが特徴だ。「ポロカラー」は控えめ、Tシャツ&ニットを多用「ポロカラー」とブルックス ブラザーズが呼ぶ、くるっとロールしたボタンつきの襟が特徴のボタンダウンシャツは、ウィメンズでは控えめ。代わりに登場したのは、カジュアルに着れるTシャツや秋冬らしいニット。シャツに比べて首元をみせるこれらのピースは、ほんのりの肌見せを助長して女性らしさも香らせている。小鹿プリントが次世代のアイコンに!?1940年代末のアメリカで一大ブームを起こしたブルックス ブラザーズのピンクの「ポロカラー」。紳士服であったブルックス ブラザーズのシャツを着たい!と女性たちを虜にし、小さいサイズが爆発的に売れた。ポスト・ピンクの「ポロカラー」と言わんばかりにアイコニックに登場したのが、小鹿をモチーフにしたファウンプリント。仲良く並んで走る小鹿たちを散りばめたシルクブラウスは、パンツスーツにレイヤードされ、プリントドレスはコーデュロイコートと組み合わされた。ツイードジャケットをフレッシュに着るメンズ同様アイコン素材として起用されたツイードは、ジャケットとして登場。ウエストラインを絞ったシルエットがポイントで、華奢な女性らしいフォルムを強調する。合わせるのは、膝上丈のスカートやクロップドパンツなどフレッシュなボトムス。カチッとした上着に、現代女性が着やすいピースをコーディネートすることで、クラシックをモダンに調理した。女性が着るタキシードイブニングシーンに向けては、ドレスに代わってタキシードを女性用に仕立てた。光沢のある深みカラーのタキシードは、タータンチェックを全面に施すことで遊び心をプラス。中には、ラッフルブラウスを合わせて、パンツルックの中にフェミニンさを投じた。
2019年05月26日ブレザー¥79,920/Brooks Brothers 長く着続けたいから、とっておきの逸品を選びたい『Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)』は、1818年ニューヨークで創業以来、アメリカで初めて既製服を売り出し、その歴史を通してシアサッカー、マドラス、ノンアイロンシャツ、そしてオリジナルポロカラー(ボタンダウン)シャツといった象徴的な商品を発表してきました。2世紀以上にわたり、変わらぬ伝統と価値を守り続け、世代を超えて紳士淑女の目標となっているブランドです。 そんな歴史あるブランドのシングルブレザーは、イタリアの高級服地ロロ・ピアーナ社製のウール生地を使用。スーツやジャケットによく使用されているウールは冬物、暖かいといったイメージがありますが、ここで使われているウールは、年間を通して着られるようにと「トロピカルウール」を採用しています。このウールはさらりとした着心地で、季節を問わず着用できる素材なのです。 ゴールドのボタンにはブランドのロゴにも採用されている「ゴールデン フリース」のマーク入り。ブランドの歴史や重厚さを感じさせてくれるディテールデザインが素敵です。ウェストシェイプされたデザインなので、女性を美しく見せてくれるシルエットも魅力のひとつになっています。 おすすめの着こなし方は?きちんとした印象のネイビーカラーと、華やかな印象の金ボタンを組み合わせた“紺ブレ”は、コーディネートによって様々シーンで活躍するアイテムです。スカートを合わせた正統派な着こなしはオフィスにぴったり!また、少し着崩して、スラックスやチノなどのシンプルなボトムスに、ローファーを合わせたボーイッシュな着こなしも◎カッチリした印象が強いブレザーですが、インナーにパーカを重ねたり、ワンピースの上に羽織ったりとカジュアルなスタイルにもオススメです。 肌触りのよいトロピカルウールに裏地がついているので、すべりがよく着脱もしやすい。1年を通じて快適に着用できるのがポイントです。 上質なブレザーが1枚あれば、どんなシーンにも対応できるはず。ぜひ、長く着続けられる定番アイテムとしてクローゼットの1枚に加えてみてはいかがでしょうか? ブルックス ブラザーズ ジャパン0120-185-718 Taruyamatext:Mikiko Akiyama(marmelo)
2019年04月25日ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)から、リック・オウエンス(Rick Owens)による第2弾コラボレーションアイテムの新色が発売。リック・オウエンス 2019年春夏ウィメンズ「バベル」コレクションで発表された、新しいカラー展開のサンダル「ロッテルダム(ROTTERDAM)」と、ブーツ「ロッテルハイカー(ROTTERHIKER)」が今回新たにラインナップに加わった。「ロッテルハイカー」には新たにタンカラーとブラックの2色が仲間入り。前者にはベロアレザー、後者にはオイルドヌバックレザーと異なる素材を使用。特徴的な半透明のアウトソールは健在で、インソールにも前モデルと同様に、ビルケンシュトックオリジナルのフットベッドが採用されている。一方の「ロッテルダム」は、異なる素材を採用した2つの特徴的なストラップとメタルバックルはそのままに、新たにバイカラーを採用。また、EVA素材のソールをコルクソールと同様の配色で染めることで、特徴的なカラーコントラストがより目を引くようなデザインとなっている。【商品情報】ビルケンシュトック×リック・オウエンス 第2弾コラボレーションアイテム新作発売日:2019年4月2日(火)価格:ロッテルダム 63,000円+税/ロッテルハイカー 86,000円+税販売店舗:ビルケンシュトック公式オンラインストア「1774 ビルケンシュトック」、リック・オウエンス直営店
2019年04月07日リック・オウエンス(RICK OWENS)がパリで2019-20秋冬コレクションを発表した。テーマは、“LARRY”。
2019年03月05日リック・オウエンス(Rick Owens)の2019-20年秋冬ウィメンズコレクションが、2019年2月28日(木)に発表された。“おどろおどろしい”メイクでスイッチオン長く伸びぐるっと丸まった爪、口先でにじんだ赤い血、おでこから飛び出た不思議な突起物。ファッションショーとは似つかわしくない、おどろおどろしいメイクは、意図も簡単に、リック・オウエンスの世界観へ観客を引き込んでいく。さぞ意表を突くルックが飛び出すかと思いきや、今季のリック・オウエンスは静の部分が多く潜んでいるように見える。モデルたちは、地肌にスイムウェアのように露出度の高いレザーのオールインワンを纏う。そのセンシュアルな姿を覆い隠すかのように、何度も繰り返し登場するのは、かっちりとしたアウターだ。尖ったパワーショルダーファーストルックを含み、シックなテーラードは象徴的。テキスタイルのテクスチャーやその気品を楽しむように華美な装飾物はついていない。しかし、シルエットはアイコニック。ぐんと突き出たパワーショルダーが特徴的で、内に強いものを秘めた「静」の姿を表現しているかのようだ。パワーショルダーのアウターは、中盤から、隆起部分が肩から腕全体へと移り変わり、羽根の生えたかのようなコート、ジャケットなどが提案された。いずれも構築的なスクエアシルエットであることは変わらない。また、メンズコレクションでも見られた「機能性」を追求させたような、ジップポケットをアタッチしたモデルも登場した。一つひとつ表情の異なるドレス対峙するように、用意されたのは流線的なドレス。アウター類とは異なるソフトなテキスタイルが取り入れられていて、その柔らかさを楽しむように、身体に巻きつき、左右に広がり、自由気ままな動きを楽しんでいる。ドレスのフォルムは様々。肩が大きく開いたもの、左右にアシンメトリーに裾が広がったもの、ロング丈やショート丈。いずれも共通するのはドレープがきれいに現れていて、生地の柔らかさとともに女性らしさが伝わってくる。
2019年03月04日リック・オウエンス(RICK OWENS)が1月16日、パリにて2019-20年秋冬メンズコレクションを発表した。今回のコレクションは、今年10月に写真集が発売されるKISSやパティ・ラベル(Patti LaBelle)、ディヴァイン(Divine)、グレイス・ジョーンズ(Grace Jones)のコスチュームを手がけたカルトなファッションデザイナー、ラリー・レガスピー(Larry LeGaspi)へのオマージュがテーマ。70年代のニューヨークのアンダーグラウンド・シーンに大きく影響されたリックのルーツとも言える存在が、2010年代を締めくくりとして、ディケードを総括した。リックのお気に入りの分厚いレーザーのスポットライトに重低音のストリングスでスタートしたコレクションは10cmのプラットフォームブーツ、マキシマムなバギーパンツにマキシマムなバッグ、ダウンやキルティング、ムートンのグラマラスでさまざまなショルダーのロングコートなどを明確なブレストの位置でまとめていく。白塗りモデル、スペイシーなスノーボードサングラス、バイカーパンツ、ノーカラーの着物ジャケットなど、ディスコとアシッドとスポーツが交差する。逆光に向かって歩くモデルたちが、黒、グレーをメインにしながら赤、茶、ピンクといった考えられたカラーパレット、ビーガンスニーカーなどコラボアイテムによって、フォルムの過激さよりこのブランドが時代と共にポップに変化する背景を感じさせた。Text by Tatsuya Noda
2019年02月04日ジェフリーキャンベル(Jeffrey Campbell)から新作「メタリック厚底レースアップブーツ」が登場。2018年10月10日(水)から、ジェフリーキャンベル ラフォーレ原宿店、なんばパークス店などで販売される。「メタリック厚底レースアップブーツ」は、定番のレースアップブーツに光沢感のあるエナメル素材を採用した新作シューズ。バックルやアイレットをシルバーで統一することで、全体の印象を引き締めている。また、シューレースはアッパーとカラーを合わせることで、メタリックな輝きのアッパーとシルバーパーツを引き立てた。ヒール約6cm、ソール約3cmのボリューミーな靴底も印象的。ゴツゴツとしたタンクソールとダブルソール仕様で重厚感を出しつつも、フィット感のある筒回りやラウンドトゥで女性らしい一足に仕上げた。サイドジッパーのため、着脱しやすいのも嬉しいポイントだ。【詳細】ジェフリーキャンベル「メタリック厚底レースアップブーツ」18,000円+税発売日:2018年10月10日(水)取扱店舗:ジェフリーキャンベル ラフォーレ原宿店(TEL:03-6434-0335)、なんばパークス店(TEL:06-6599-8131)、、オフィシャルオンラインストア※ブラックエナメルのみZOZOTOWNでも取扱カラー:ブラックエナメル、パープルエナメルサイズ展開:35~39(約22.5cm~24.5cm)
2018年10月08日リック・オウエンス(Rick Owens)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2018年9月27日(木)に発表された。“水しぶき”会場が再び!!ショー会場につくやいなや雨カッパを手渡されたのはちょうど1年前のこと。パリ・セーヌ川に面したパレ・ド・トーキョーに設置された会場で、激しいスプラッシュの中行われたランウェイショー。水しぶきの中やっとの思いで洋服を見た覚えがある。今季は同じ会場。あのとき水がたっぷり引かれたプールは姿を消し、水が抜かれた空間には三角形のタワーが一つ。メンズと連動した動きを見せるブランドであるため「まさか…」と思いながら、期待に胸を膨らませて始まりを待った。不可思議な肌を守るためのピース始まりと同時に現れたのはブラックジャケット。アームは不自然に膨らみ、羽のように突起が出ていて羽ばたくようにゆれてまるで"昆虫”みたい。後から登場したドレスは軽量素材で作られていて、バックスタイルの装飾部分がふわーっと風にのり、蝶のように羽を広げている。襟口だけがデフォルメされたテーラード、長方形の謎の突起が刺さったラップスカート。太ももに取り付けられたポーチ、腕につけられた不可思議な立体的バングル。三角形を幾何学的に配置したワンピースやコート。アーキテクチャーなその佇まいが、ますます「塔」をキーワードにしたメンズコレクションとのシンクロ性を感じさせる。謎が多いピースが続くが、やはり気になるのは防御的な小物たち。サングラスは大振りで目を守るというよりは、顔半分を覆いつくすようなビッグサイズ。顔~首、さらに髪の毛全体を守っているのはスカーフではなくTシャツだ。燃えた!!水の次は火だった不思議に思っていると、手に聖火を持ったモデルが現れ…リック・オウエンスの楽しいショータイムの幕開けだ。三角形のオブジェが燃え出し会場全体に熱気が包まれた。燃え上がる炎、観客の顔面まで伝わる熱波。そう、この身体保護のアイテムは、メンズコレクション同様にきっと防火のピースだったのだ。メンズコレクションではインビテーションにマスクがついていたというが、ウィメンズは紙一枚。しかし、シートにはうちわと水が用意されていて"暑さを避けて”というメッセージだろうか…。一緒に強いアルコールが入っていたが、これは“もっと燃やせ”という意味だったのだろうか…。デザイナーの意図は定かではないが、やっぱりワクワクさせてくれる演出が魅力的。熱く燃え上がる会場の中で、防火服を纏ったモデルたちが一人、また一人と炎の近くへ降り立ちランウェイを闊歩している。洋服はショート丈のボトムスで足は露出、トップスやドレスは穴ぼこでボディが露わになっている。ボディは守れていないに等しいが、いずれも顔~首にかけての防火対策は万全だ。
2018年10月01日リック・オウエンス(RICK OWENS)がパリで2019年春夏メンズコレクションを発表した。
2018年09月29日資生堂(SHISEIDO)の「プレイリスト(PLAYLIST)」から、インパクトのある輝きを放つ“グリッター&メタリック”の新作コスメが登場。2018年11月1日(木)より発売される。シアーな仕上がり&煌めきをのせたリップスティック「プレイリスト インスタントリップコンプリート ルミナス」は、“ダイヤモンドダスト”のような煌めを持つ、シアーな仕上がりのリップスティック。軽やかな着け心地で、唇に滑らせるととろけるように密着。唇に潤いを宿しながら、そのシアーな発色が長時間持続する。カラーは、唇と合わさると青みピンクに仕上がる、クリアなブルー、ナチュラルな血色感をプラスしてくれるピンク、立体感のある口元を演出してくれるブラウンがラインナップする。口紅「プレイリスト インスタントリップコンプリート グロッシー」に新2色とろけるような着け心地とシアーな仕上がりの口紅「プレイリスト インスタントリップコンプリート グロッシー」には、新2色が仲間入り。遊び心溢れるパープルは、見た目以上に透明感溢れる仕上がりで、使いやすいカラーリング。トマトレッドは、表情をパッと明るくしてくれるビタミンカラーで、ヘルシーな印象を与えてくれる。マルチに使える「プレイリスト マルチペインター」に、煌めく新2色登場顔のどこにでもマルチに使用できる「プレイリスト マルチペインター」には、新2色が展開される。星屑のように大胆な輝きを纏ったホワイトグリッターは、ラメの量は調節できるので、シーンに合わせたメイクアップを楽しむことが可能。一方ゴールドメタリックは、肌馴染みの良いヌーディーカラーで、ツヤ感のある仕上がりを叶えてくれる。数量限定の「プレイリスト マルチペインター」6色セットもまた「プレイリスト マルチペインター」新2色を含む、6色セットが数量限定で登場。ホワイトグリッター&ゴールドメタリックは、他のカラーとも相性が良いので、セットとなったネイビー、ターコイズ、ラベンダー、ピンクの4色とのカラーブレンドを楽しんでみて。【詳細】プレイリストの新作コスメ発売日:2018年11月1日(木)販売店舗:シセイドウ ザ・ストア、資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」などアイテム例:・プレイリスト インスタントリップコンプリート ルミナス 1.8g 全3色・プレイリスト インスタントリップコンプリートグロッシー 1.8g 全2色・プレイリスト マルチペインター ルミナスエディション 全2色・プレイリスト マルチペインターセット 6P<数量限定>※価格は公式サイト参照【問い合わせ先】資生堂インターナショナルTEL:0120-81-4710 (フリーダイヤル)
2018年09月28日レブロン(REVLON)の「レブロン ネイル エナメル L」に“メタリック カラー”の限定色が仲間入り。2018年8月9日(木)より限定発売される。「レブロン ネイル エナメル」は華やかな発色とカラーバリエーション豊富さから“美色ネイル”として注目を集めている。そんな人気のネイル エナメルに“メタリック カラー”が限定のUSサイズで追加。アクセサリーのようにキラキラと輝くメタリック ピンク&ゴールドが限定で登場する。指先にのせれば普段のメイクやコーディネイトもモードにチェンジ。手元だけでなくペディキュアにもOK。この夏はメタリックメイルでサマー コーディネイトを楽しんでみて。【詳細】レブロン ネイル エナメル L 限定2色 14.7ml 各900円+税発売日:2018年7月26日(木)【問い合わせ先】レブロン株式会社TEL:0120-803-117
2018年07月23日ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)とリック・オウエンス(Rick Owens)のコラボレーションシューズ第2弾が、2019年春夏コレクションで登場。2019年2月8日(金)よりRick Owens 青山店、一部のセレクトショップ、ビルケンシュトックの公式オンラインショップにて販売予定だ。「ビルケンシュトック・ボックス」にてローンチを行った第1弾のコラボレーションに続き、2回目のコレクションとなる今回。2019年の春夏メンズコレクションおよび、2019年春夏ウィメンズコレクションにて新作が発表された。なお、ウィメンズにおいては全41体すべてに同シューズが採用されており、ビルケンシュトックがウィメンズのアイテムをパリのファッションウィーク期間中に発表したのは今回初のことだ。ベースには、「Rotterdam」のベルクロサンダルと「Rotterhiker」のブーツを採用。「Rotterhiker」は、ブラックのオイルドヌバックレザーを配したベロア素材のアッパーと、半透明のラバーソール「BIRKENSTOCK フットベッド」で構築。簡単に着脱できるようバックルが付いたアッパーストラップをあしらった。一方で、「Rotterdam」には、同じくメタルバックル付きのアッパーストラップをあしらい、色を変えたロゴストラップも配置。ソールはEVA素材のソールを採用することで、通常モデルのコルクソールとは異なりインダストリアルなムードを醸し出した。【詳細】ビルケンシュトック×リック・オウエンス コラボレーション第2弾発売日:2019年2月8日(金)価格帯:50,000円~91,000円取り扱い予定店舗:Rick Owens 青山店、一部のセレクトショップ、ビルケンシュトックの公式オンラインショップ
2018年06月30日リック・オウエンス(RICK OWENS)がパリで2019年春夏メンズコレクションを発表した。
2018年06月22日2016年に亡くなったアラン・リックマンの遺品が、ロンドンの希少本フェア「ABA Rare Book Fair」で販売された。チャールズ皇太子やイギリスの元首相トニー・ブレア氏などからの手紙や、悪役ハンス・グルーバーを演じた『ダイハード』の脚本などの貴重なアーカイブの中でも目を引いたのは、アランがスネイプ役を演じた『ハリー・ポッター』シリーズに関連する手紙や記録だった。まずはプロデューサーのデヴィッド・ハイマンからアランに宛てた手紙。デヴィッドは「『HP2』(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を成功させてくれてありがとう。あなたは、時にいら立ったこともあったよね。でもわかってほしい。あなたの役がこの映画にとって不可欠なものだということを。そして、あなたが素晴らしい役者であることを」と綴っており、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の撮影中にアランが不満を口にしていたことがうかがわれる。次に、2009年の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影中にアランが書いた「スネイプの頭の中」という見出しのメモには、「(監督の)デヴィッド・イェーツは、構成上、つまりティーンの観客へのアピールにこれは重要なものではないと決めたようだ」と、スネイプのキャラクターの描かれ方に対する不満がちらり。原作者J・K・ローリングからの「私が書いた最も複雑なキャラクターを、その通りに演じてくれてありがとう」という感謝の手紙も販売された。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2018年05月29日ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)から、リック・オウエンス(Rick Owens)別注サンダルが登場。2018年6月6日(水)より伊勢丹新宿店、伊勢丹新宿店メンズ館、エストネーション六本木ヒルズ店で開催される期間限定ストアにて発売される。その他、一部リック・オウエンス店舗でも販売される。展開されるのはベルト1本の「マドリッド」、2本のベルトが付いた「アリゾナ」、クロッグタイプの「ボストン」の3モデル。ビルケンシュトックを代表するこれらのサンダルに、フルグレインレザー、スエード、アーミーフェルト、毛足の長いロングヘアーカウなど上質素材を取り入れ、リック・オウエンスが得意とするくすんだ色調やミニマルな表情に仕上げた。中敷きはいずれもフルレザーで、足の凹凸に合わせた立体的なフットベッドライニング仕様となっている。ビルケンシュトックのリック・オウエンス別注アイテムは、その他にも3タイプのソックスが用意されている。【詳細】ビルケンシュトック×リック・オウエンスオンライン発売日:2018年4月17日(火)販売店舗:公式オンラインストア、リックオウエンス一部店舗(6月より展開~)展開アイテム数:シューズ13型(レディース4型、ユニセックス8型)、ソックス3型アイテム例:・マドリッド 39,000円+税・アリゾナ 46,000円+税・ボストン 57,000円+税■期間限定ストア・伊勢丹新宿店本館2階 シューズプロモーションスペース(レディース)会期:2018年6月6日(水)~6月12日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1・伊勢丹新宿店メンズ館2階 プロモーションスペースパブリックA(メンズ)会期:2018年6月6日(水)~6月12日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1・エストネーション六本⽊ヒルズ店(レディース・メンズ)会期:2018年6月6日(水)~6月19日(火)住所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイド けやき坂コンプレックス1F・2F※⼀部リック・オウエンス取扱店でも販売予定。※期間限定ストアではソックスの販売はなし。
2018年04月20日リック・オウエンス(Rick Owens)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2018年3月1日(木)に発表された。ギリシャ神話の一説である、「SISYPHUS(シーシュポス)」をテーマにしたメンズコレクション連動したようなディテールを含んだ新作コレクションに仕上がっている。今シーズンのリック・オウエンスは、フーディコートであったり、スナップボタンのコートであったりデイリーワードローブに根差したものが多くみられた。それらのアウターにはライナーで差し色をプラスしている。右袖、左袖の袖口から青と白異なる色彩が顔を出したり、ジップ付きの開閉可能なフードからも鮮やかなカラーが飛び出している。今季はカジュアルに羽織れるコートが多数揃った。それらはどれも異素材のパッチワークで仕上げられていて、ポケットに異素材が取り入れられていたり、一部分にハトメの装飾が施されていたり、同じ一色でも異素材をパッチワークしていたり味のある仕上がりだ。スクエア型のショルダーラインを強調するように、ホワイトのテキスタイルを肩周りに施したピースもある。足元はフラットなスニーカーが基本で、そこに光沢素材を使ったショートパンツをあわせた。カジュアルで躍動的。そんなスタイルの中に、リック・オウエンスならではのウィットに富んだトップスが交わっていく。アースカラーに染め上げたウール素材のテキスタイルは、身体を右往左往に交差する。チューブ状になり立体的に身体を横切り、時にアーム部分となって登場する。ウエスト周りに登場するのはウエストポーチ。ボリューミーで機能的なパーツは、装飾物としてではなく洋服の一部として存在している。
2018年03月05日ミラノで1月13日に行われたリック・オウエンス(Rick Owens)のパーティーでパリ在住の日本人アーティスト、池田亮司がソロパーフォーマンスを行った。2017年12月15日よりミラノのトリエンナーレ美術館(TRIENNALE DI MILANO)で開催されているリック・オウエンスの回顧展「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN」(~3月25日まで開催)を記念して行われた今回のパーティーは、ミラノファッションウィークメンズの2日目深夜にミラノ市郊外でスタート。「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN」 / © OWENSCORP会場エントランスでは白馬、会場内ではDJをバックにペリコン(扇子)を持った全裸の巨漢男性パフォーマーがお立ち台の上で踊るというアナーキーな演出。会場内は回顧展でも使用されている超白色レーザーをリングロープのように走らせ、白と黒だけのリック・オウエンス・ワールドに、ゲストたちが続々と集まった。会場にはジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)のデザイナー柳川荒士の姿も見られた。会場エントランスでゲストを出迎える白馬パーティー会場風景90年代から活動する池田亮司は電子音楽アーティストとして、日本ではダムタイプでの活動を始め、杉本博司、伊藤豊雄など建築家とのコラボレーションでも知られている。現在はパリに拠点を移し、ヨーロッパ、アメリカを中心にテクノ、エレクトロ系のフェスやイベントでライブを発表している。リック・オウエンスとはこれまでから交友があり「友だち」(池田)。クローズドな場ではパフォーマンスをすることはあったものの、公式の場では今回が初めてのイベントとなった。池田亮司12時を過ぎてからスタートしたライブパフォーマンスは、巨大スクリーンとクラブのサウンドシステムを使った、シークエンスとホワイトノイズの洪水。図らずも、前々日にフィレンツェで開催されたピッティ・ウオモで行われたアンダーカバー(UNDERCOVER)とタカヒロミヤシタザソロイスト(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)のショー同様に、その未来感、デジタル表現が日本人によってイタリアでプレゼンテーションされるという2018年のスタートとなった。Text: Tatsuya Noda
2018年01月22日ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)は、200年のブランドの歴史をまとめたヴィジュアルブック『BROOKS BROTHERS: 200 Years of American Style』を発売。2017年12月3日(日)からアウトレットを除く全店、オンラインショップで販売する。アイコニックなアイテム写真を数多く掲載ブルックス ブラザーズの創立200周年を祝した『BROOKS BROTHERS: 200 Years of American Style』。アメリカ最古のアパレルブランドの歴史と共に、2世紀以上に渡って愛され続けているアイコニックなスタイルを余すことなく詰め込んだ。ポロボタンダウンオックスフォードシャツ、レップタイ、グレーのフランネルスーツやキャメルヘアのコートなど、ブルックス ブラザーズを代表するアイテムの写真をふんだんに使用。貴重な写真の数々と共に、ファッション業界人やセレブリティへのインタビュー、逸話が語られている。愛用者としてリンカーン、ケネディ、グレース・ケリーも紹介エイブラハム・リンカーン、ジョン・F・ケネディ、グレース・ケリーなどの政治家やファッションアイコンたちも、ブランドの愛用者として登場。また、ハリウッド創成期から『グリー』、『ゴシップガール』、『マッドメン』やバズ・ラーマンによる『華麗なるギャッツビー』など数多くの映像作品に衣装提供してきた様子も紹介される。【詳細】『BROOKS BROTHERS: 200 Years of American Style』ケイト・ベッツ編集、リサ・バーンバック序章書き下ろしハードカバー/23.7cmx34.9cm/256ページ/225枚のカラーとモノクロ画像価格:7,000円+税発売日:2017年12月3日(日)販売店舗:ブルックス ブラザーズ全店、公式オンライン※アウトレットは除く© BROOKS BROTHERS: 200 Years of American Style【問い合わせ先】ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL:0120-185-718
2017年11月27日ドクターマーチン(Dr.Martens)の2018年春夏コレクションより「アイス メタリック コレクション(ICED METALLIC COLLECTION)」が登場。2017年11月22日(水)に阪急梅田本店で先行販売し、11月24日(金)から各店舗と公式オンラインストアで展開する。ブランドのアイコンである8ホールブーツや3ホールシューズはクールで艶やかなメタリックカラーでアップデート。カラーはマローピンクとレーザーシルバーの2種類だ。光にあたると色鮮やかに輝くホログラフィックレザーを使用し、オーロラのような美しい色彩が楽しめる。また、表面をコーティングすることで氷のような質感を表現した。その他にも、2サイズのサッチェルバッグがラインナップする。イギリスのスクールバックは、持ち手やベルトもすべてメタリックカラーでおめかしし、パーティーにもぴったりの装いに。中央にあしらったタッセルがより一層華やかな気分を盛り上げてくれる。【詳細】ドクターマーチン「アイス メタリック コレクション」発売日:2017年11月24日(金)※2017年11月22日(水)に阪急梅田本店で先行販売住所:大阪府大阪市北区角田町8番7号 阪急梅田本店 4F階婦人靴売り場アイテム例:・ PASCAL IM 22,000円、1461 IM 20,000円、7"TASSEL SATCHEL 15,000円カラー:マローピンク/レーザーシルバー・11"TASSEL SATCHEL 27,000円カラー:レーザーシルバー【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-5428-4981
2017年11月23日リック・オウエンス(Rick Owens)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。会場につくと手渡されたのは雨カッパ。シートの前には巨大プールのような、水を引いた広場が広がっている。水族館にイルカショーを見に来た時のような興奮と、一体リックは何を始めるのだろう…という期待が観客を包み込んでいた。始まりは静かで、この水場に沿ってモデルが闊歩するものだった。ファーストルックからしばらくは白いドレスの連続。折り紙のように織り込んだり、テキスタイルの中に空気を入れ込んだり、ひねったり、カーブさせたり。片方だけ長いアーム、片足だけのアームウォーマー。シルクツイルやナイロン、テクニカルコットンキャンバスといった素材を自由気ままに触り、アンバランス組み合わせ、" リック・オウエンスのスタンダードウェア"を作り上げていた。しかし、そこからが今季の始まり。突如として目の前の水場から天まで登る勢いで無数の噴水が発射。と同時に、大量の水しぶきが観客に降り注ぎ、先に渡されたカッパの意味を知る。幻想的な霧に包まれたような靄がかかった会場には、彫刻のようなピースが新作ウェアとして紹介される。ボディの周りにまとまっていたテキスタイルたちは、身体の中央から離れ、首の上に向かって高く伸びるもの、ウエストから離れて前に前にと繰り出してくるものなど様々。サナギのような丸みと同時に、鎧のような硬さ、どちらも感じとれる不思議なシルエット。フリル、Tシャツの首元のようなリブがそこらかしこに散らばり、どこがアームでどこがネックでという概念そのものまでも払拭されている。とにかくショーそのものがエンターテイメント性が高く、誰もの心にしっかりとリックオエンスのクリエーションが刻まれたに違いない。凄まじいスプラッシュできちんと直視出来なかった人もいるかもしれないが、誰もの心に「アハハハハハハ」という笑い声サウンドだけは残っただろう…。
2017年10月03日