夏に必ずストックしている常備薬味があります。それは、尊敬する和食店のシェフのレシピを参考に、わたしなりにアレンジを加えたもの。ブロッコリースプラウトが入っているので栄養価が高く、夏バテしやすい時期にもぴったりです。ブロッコリースプラウトとは、ブロッコリーの「新芽」のことです。新しい生命として芽生えた新芽には、栄養がギュッと詰まっています。ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、栄養豊富といわれているブロッコリーよりも、さらに栄養価が高いともいえる、今注目の新顔野菜です。とくに、体をサビさせる活性酸素を減らすのに役立つベータカロテンは、ブロッコリーの約2倍も含まれているので、アンチエイジングが期待できます。また、カルシウムや鉄、葉酸、赤ちゃんにとっての成長ビタミンと呼ばれているビタミンB2なども豊富なので、とくに栄養が気になる妊婦さんにイチオシ。そして栄養もさることながら、とにかくこの薬味、使い勝手がいいのです。私は卵かけごはんや冷奴、冷やしうどん、炒め物のトッピングなど、なんにでもかけて使っています。 ■ブロッコリースプラウトで!夏の万能薬味<材料 作りやすい分量>ブロッコリースプラウト 1/2パック(25g)しそ 10枚生姜 1~2かけみょうが 2~3個<作り方>1、シソと生姜は千切り、みょうがは小口切り(端から輪切り)にする。2、1とブロッコリースプラウトを合わせる。今年から家で仕事をしているので、お昼ご飯はどうしても面倒で、ラーメンやうどんなどの簡単なもので済ませがちになっています。単品ものは栄養バランスが良くはありませんが、この万能薬味をパラッとかければ、ちょこっとだけバランスアップ。栄養士としての罪悪感が少しだけ軽くなるアイテム。香味野菜の効果で、暑い日でもさっぱりさせてくれるのも、気に入っています。※誤解を招く表現がございましたので、7月19日18時に一部記事本文を修正いたしました。
2016年07月19日数ある野菜のなかでも、その栄養価の高さから一目置かれるブロッコリー。しかし、調理方法によっては、せっかくの栄養をとり損ねてしまうのだとか。無駄なく栄養をとるには、どうしたらよいのでしょうか。ブロッコリーは、βカロテン、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、カリウムなどを豊富に含む栄養の宝庫。特に、ビタミンCの含有量は突出しており、レモンの約2倍もあるといわれています。なんと、30g程度のブロッコリーを食べるだけで、成人の一日の必要量を摂取できるそう。ビタミンC は肌を酸化から守るだけでなく、コラーゲンの生成をサポートしたり、メラニン色素の生成をおさえたりする作用もあると言われています。お弁当や付け合わせに、ぜひ積極的に取り入れたいですね。ビタミンCだけでなく、βカロテンやビタミンB群、ビタミンEなども美しい健康な肌を保つために必要な成分。また、骨を丈夫にするビタミンKや、余分な水分や老廃物の排出を促すカリウムなどが含まれている点も見逃せません。これらの魅力的な栄養素を無駄なくとるには、茎も捨てずにいただきましょう。ブロッコリーは、おもに花蕾(からい)と呼ばれるつぼみの部分が食べられていますが、茎や葉にも栄養は豊富に含まれています。茎の外皮は筋が多いですが、厚めに剥けばおいしく食べることができます。加熱すると壊れやすく、水に溶け出す性質を持つビタミンCですが、ブロッコリーは茹でた後でもビタミンCが残りやすい食品としても知られています。しかし、少しでも栄養素を逃さないためには、茹でるより蒸す方がよいでしょう。手軽に蒸すには、電子レンジでの調理がおすすめ。食べやすい大きさに揃えたブロッコリーを耐熱容器に入れ、ラップをかけて500wで1分間加熱するだけでOKです。茹でた場合は茹で汁に栄養が流れ出てしまいますが、茹であがった際に水にさらすのは控えて水分を切るだけに留めておくと、栄養素のさらなる流出を防ぐことができます。茹で汁はお味噌汁やスープに使えば、味も栄養価もアップしますよ。秋から冬にかけて旬を迎え、これからどんどんおいしくなるブロッコリー。調理方法を工夫して、たっぷりと栄養を吸収しましょう!
2015年10月14日恋に効くレシピシリーズ。今回は調味料を工夫するだけで、あっという間に本格ナムルの味を再現できちゃう速攻編として、「ブロッコリーのナムル」をご紹介。これ、ブロッコリーはもちろん、にんじん・キュウリ・大根など、他の野菜で試してみてもよさそう。焼酎やマッコリのヘルシーおつまみとして、活躍すること間違いなし。「ブロッコリーのナムル」の材料と作り方は こちら
2011年10月28日