前回 、「長期的なパフォーマンスは、株式と債券にどのくらいずつ投資をするかによって決まるので、資産配分(アセットアロケーション)がとても重要です」とお話ししました。投資において大切なのは資産配分と聞くと、「え? 何を買うかのほうが大切ではないの?」と思われるかもしれません。でも、実はそうなんです。つまり、銀行や証券会社で、「この商品がおススメですよ」と言われても、即座に買ってはいけないということです。もしかしたら、あなたの対応をしてくれた人は、あなたにとってよい商品を勧めてくれたかもしれませんが、おそらくは、その人(銀行や証券会社)がもっとも売りたいものを勧めていると考えるのが妥当ではないでしょうか?商品を選ぶ前に、まず、株式にどのくらい、債券にどのくらい投資をするか決めます。商品を選ぶのはそれからです。「トータルで上がればOK」と考えるのが投資の鉄則さて、リスクとリターンについてもう少し考えてみましょう。株式の比率が高いとリターンも高くなりますが、リスクも高くなります。損失を被った時のことを想定しておくことが大切なのです。少し難しくなりますが、投資ではリスク、つまりリターンの変動幅を「標準偏差(ひょうじゅんへんさ)」というもので表します。標準偏差というのは、「平均値から上下にどのくらいバラつきがあるか」を示すものです。リターン5%の商品は、毎年必ずリターン5%が得られるわけではなく、−15%まで下がるかもしれないし、+25%くらい上がるかもしれないということです。上がったり下がったりしながら、平均で5%のリターンになるということです。単に銘柄をバラして買うだけでは、真の分散投資にならない投資初心者の皆さんは、株式市場や債券市場に近い動きをする金融商品を選ぶのがよいでしょう。株式や債券は市場価格に応じて上がったり下がったりします。それはつまり、すでに十分にリスクが分散されているものだということです。分散投資には、リターンを高めてリスクを下げる効果があります。そして、分散投資において大切なのは「値動きの違うものを組み合わせて持つこと」です。これによりリスクを軽減できるというお話も 前回 しました。では今回は「値動きの違う組み合わせ」について、株式を例にして具体的に考えてみましょう。たとえば、平成27年4月から「 子ども・子育て支援新制度 」がスタートしました。これは、「量」と「質」の両面から子育てを社会全体で支えるというものです。それならば、民間の保育やベビー・子ども用品など、いわゆる子育てに関連する会社が儲かりそう…と、あなたは思うかもしれません。こども服を作る会社、幼児教育の会社、民間保育の会社など、子どもに関係する会社の株をいくつか買いました。そう、あなたは「分散」して株式を買ったわけです。さて、でもこれって、本当に「分散」になっているのでしょうか?結論から言うと、これは十分に分散しているとは言えません。よく分散の好例としてたとえられるのは、「傘を作る会社とサングラスを作る会社」の関係です。晴れの多い年はサングラスがよく売れ、雨の多い日は傘がよく売れます。このように、一方がプラスに動く時、もう一方がマイナスになるというように、値動きが反対の物を選ぶとよい、というわけです。つまり、特定の分野に偏らず、関連性の低い業種や銘柄を選ぶ。これが正しい「分散」であり、運用の基本なのです。少額からでも効率よく分散投資ができる投資信託でも、そんなにきれいに値動きが反対になるものってあるでしょうか?見つけるのは、なかなか難しいですよね。じゃあ、いろんな会社の株をたくさんもてばいいじゃない!と、思いますが、現実問題、多くの株式を持つのも大変です。そこで、おススメしたいのは、少額からでも効率よく分散投資ができる「投資信託」です。「ファンド」とも言います。投資信託というのは、大きな袋の中にたくさんの会社の株式が入っているイメージです。もちろん、中身に何が入っているのかはわかります。そして、中身の種類もさまざまです。たとえば、世界中の株式に投資をするもの、日本の上場企業すべてに投資するもの、世界のさまざまな国の債券が入っているもの、あるいは、株式と債券の両方が入っているものなど、たくさんあります。今、日本で購入できる投資信託は5,000本以上(2015年5月末時点)あるそうです。え? そんなにたくさんの中から、投資信託をどう選べばいいの?またもや難問ですね。でもご安心ください。このコラムを読んでいただければ、選び方もご理解いただけると思います。次回は、投資信託のしくみについてお話します。(岩城みずほ)
2015年12月22日Finatextは12月18日、三菱東京UFJ銀行とパートナーシップを組み、投資信託選びをサポートするスマートフォンアプリ「Fundect(ファンデクト)」を公開した。三菱東京UFJ銀行がベンチャー企業と組み、新サービスを提供するのは今回の取り組みが初めてだという。同アプリでは、投資信託の「適性チェック」や「口コミ」「スクール」の3つの機能が提供される。「適性チェック」では、アプリから出される15個の質問に答えることで、自分の適性に合った投資信託がリスト形式で表示される。投資に関わる質問から、投資とは関係ない質問まで幅広い質問が用意されており、ユーザーは楽しみながら投資を学べる。「口コミ」機能は、アプリ内に登録されている数多くの投資信託について、ユーザーが口コミを書き込み、閲覧できる。適性チェックで出てきた投資信託以外にも、値上がり率の大きなものや、閲覧数の多いものなど、さまざまな投資信託の口コミを見ることで、投資信託選びの参考にできる。最後の「スクール」機能は、投資信託について学べる教科書コンテンツとなる。ストーリー仕立てで展開されるため、少しずつ読み進めていくことで、「投資信託に触れてこなかった初心者でも気軽に学習できる」としている。
2015年12月21日『怪盗グルー』シリーズや『ミニオンズ』を手がけるイルミネーション・スタジオの新作映画『ペット』が来夏に公開されるが、映画に出演するペットたちが登場するクリスマス映像が公開になった。クリスマス映像『ペット』は、飼い主たちが出かけた後のペットたちの日常をユーモアたっぷりに描いた作品で、劇中には個性豊かな動物たちが次々に登場する。このほど公開になった映像は、ペットがクリスマス用の撮影に来ている場面を描いたもので、ペンタトニックスの美しい歌声にのせて、ペットたちがクリスマスを祝う。赤と白の愛らしい衣裳を着てごきげんなペットもいれば、なぜか落ち着かないペットも。犬だけでなく、ネコやモルモットも登場し、最後まで思わず笑みがこぼれる映像になっている。『ペット』2016年夏全国ロードショー
2015年12月15日広島銀行はこのたび、2016年1月4日に高齢化社会の進展や、相続税制変更により高まる生前贈与ニーズに応えるため、全国の地方銀行で初めてという、信託機能を活用した個人の顧客向け新商品「〈ひろぎん〉想いつづく信託」(暦年贈与信託)の取扱いを開始すると発表した。○「〈ひろぎん〉想いつづく信託」(暦年贈与信託)の特徴贈与手続きの負担軽減:贈与の意思確認や振込等の贈与手続きを広島銀行がサポートする相続人以外にも贈与可能:相続人だけでなく3親等以内の親族へ、最大5名まで贈与が可能毎年の贈与記録が残る:長期にわたり複数の受贈者に贈与する場合でも、贈与取引の記録が残る○商品概要対象となる人:個人の顧客信託金額:500万円以上(1万円単位)追加信託:追加信託可(100万円以上、1万円単位)信託期間:5年以上30年以内(1年刻み)、中途解約は原則不可受贈者:3親等以内の親族残余財産の受取:指定可(推定相続のうち1名のみ)元本補填:あり預金保険:適用信託報酬:管理報酬/信託設定時、追加信託設定時に申込金額の1.62%(消費税込み)、運用報酬/信託期間中に運用報酬(信託金の0.01%程度)
2015年12月08日イオン銀行はこのたび、インターネットを活用した投資信託に関するサービスとして、投資信託と定期預金を組み合わせた商品「しっかり運用セットNEO(WEB版)」および、インターネットサイト内で顧客の投資スタイルに沿った投資信託の商品構成(ポートフォリオ)を提案するサービス「らくらく分散投資ナビ」の取扱いを開始した。○最大年7%という定期預金金利のメリットを享受できるイオン銀行は、インストアブランチ(イオンショッピングセンター内に設置する有人店舗)において、イオンのショッピングセンターへ来店する顧客の幅広い資産運用ニーズに応え、資産の形成を手伝うため、原則、365日年中無休、毎日10時から19時まで、専門スタッフが資産運用に関するさまざまな相談を受けている。資産運用の相談においては、投資信託と定期預金を組み合わせることで資産の分散化を図りながら、組み合わせの割合により最も高い金利で年7%という定期預金金利のメリットを享受できる「しっかり運用セットNEO」が好評だという。イオン銀行によると「『しっかり運用セットNEO』については、これまでインストアブランチに限定して取扱いをしていたが、家の近くにインストアブランチがない顧客や、忙しく時間に余裕のない顧客はインストアブランチに行くことができないため、インターネットで取扱いを開始してほしいという要望があり、この声に応えるため、『しっかり運用セットNEO』のインターネットでの取扱いを開始することにした。投資信託は、インストアブランチでは初心者の方でもわかりやすいような厳選した25銘柄が対象で、WEBでは160超の銘柄が対象」としている。また、どのような投資信託の銘柄に投資してよいのかわからないがインストアブランチに相談に行くことが難しい顧客から、自分に合った銘柄を教えてほしいといの声があり、これに応えるため、顧客に合った投資信託の商品構成(ポートフォリオ)を提案する「らくらく分散投資ナビ」導入することにしたとしている。○しっかり運用セットNEO(WEB版)の特徴投資信託と定期預金をセットで申し込むと、組み合わせの割合により、定期預金(3か月もの)の金利を最大年7%に定期預金とセットする投資信託商品は160銘柄超の投資信託より選択可能(インストアブランチでは25銘柄より選定)金利の適用期間は2016年3月31日まで(継続する場合がある)。○らくらく分散投資ナビの特徴イオン銀行インターネットサイト内で、顧客の投資スタイルや考えを入力すると、同行が取り扱う投資信託240銘柄から、顧客に合った投資信託ポートフォリオを自動的に提案所要時間は5分程度
2015年12月04日レペット(Repetto)がピンクゴールドのスターモチーフを施したクリスマスコレクションを発売した。星はフランス語で「エトワール」。レペットとゆかりの深いパリ・オペラ座ではバレリーナの頂点である「プリマバレリーナ」をこう呼んでいる。同コレクションは、そんな特別なモチーフをレペットのアイコンであるバレリーナシューズやレザーグッズ、ダンスバッグに散りばめた。ダンスバッグでは、ポーチ「カルラ」(9,000円)、ダンスバッグ「アンナ」(1万4,000円)を展開。またレザーグッズではバレリーナシューズ「サンドリオン」(3万7,000円)、コインケース「パキータ」(1万7,000円)、バッグ「カタリーナ」(5万2,000円)が販売される。また12月25日までの期間はレペットショップ全店にてクリスマス・フェアを開催。税込3万円以上を購入した人に、先着でオリジナルミラーをプレゼントする。
2015年12月04日ジャパンネット銀行は12月1日、「外貨預金・投資信託 冬のボーナスキャンペーン」を開始した。ボーナス時期にあわせ、資産運用を考えている人への応援企画として、外貨定期預金で特別金利を適用、投資信託で購入時手数料を半額キャッシュバックする。○業界最低水準の為替手数料でコストを抑えた運用が可能ジャパンネット銀行の外貨預金は、業界最低水準という為替手数料(米ドルなら1通貨あたり片道5銭)でコストを抑えた運用が可能だという。また、外貨定期預金は最低取引金額が10通貨と、少額から預け入れることができる。投資信託では、多くの取扱いファンドの中から顧客のニーズにあったファンドを簡単に選ぶことができるよう、検索機能や各種ランキング機能の充実を図っていくとしている。ジャパンネット銀行によると「通常の為替手数料は米ドルの場合、1通貨あたり5銭。ネット銀行さんやメガバンクさんのネットバンキングで取り扱う外貨の為替手数料の中では最も低いコストとなっている。金利も米ドル1年の場合で年2%と特別金利を適用。ボーナスが支給される時期でもあるので、運用先の一つとして検討してほしい」としている。○キャンペーン内容外貨預金期間:12月1日(火)預入完了分~2016年1月29日(金)預入完了分内容:期間中に対象の外貨定期預金への預け入れで、特別金利を適用する(税引前・年利率)投資信託期間:12月2日(水)購入注文分~2016年1月29日(金)購入注文分内容:JNB投資信託で販売中のロードファンド(購入時手数料が必要となるファンド)を購入した顧客全員に、購入時手数料(税込)の半額をキャッシュバックする。
2015年12月03日あおぞら銀行は17日、国内の銀行としては初めてという、公募信託社債スキームを用いた仕組債(以下公募信託社債)の取扱いを開始した。○国内で初めて銀行の定期預金を主たる信託財産とする国内債券これまでもあおぞら銀行は、あおぞら証券が組成した仕組債を金融商品仲介の取扱商品として、主として個人の顧客向けに販売してきたが、多様化する顧客のニーズに応えるため、商品ラインアップを強化することとしたという。この取組みにより、同行はスーパーフォーカスするシニアマスアフルエント層の顧客に向けて、先進性、独自性の高い資産運用商品を提供することが可能となるとしている。あおぞら銀行によると「従来、当行では外国金融機関などを発行体とする外国債券として仕組債を提供してきたが、このたび取り扱う公募信託社債は国内で初めて、日本の信託銀行が発行し、定期預金を主たる信託財産とする国内債券」だという。そのため、契約内容や信用リスクの所在などが、顧客にとってよりわかりやすい内容となるほか、スキームをあおぞら銀行グループで内製化することにより機動性を高め、かつコストを削減し、顧客に従来より有利な条件で仕組債を提供していくとしている。公募信託社債は、これまでの仕組債と同様、あおぞら銀行の金融商品仲介における取扱商品として、同行の本支店にて案内する。また今後は、同行ならびにあおぞら証券は、公募信託社債スキームを用いた仕組債を幅広く顧客へ提供すべく、様々な金融機関と連携していくことも検討しているという。あおぞら銀行は、今後とも顧客に最適な、ユニークかつ専門性の高い金融サービスを提供することにより、"進化する「頼れる、もうひとつのパートナーバンク」"を目指し、顧客の資産運用を積極的にサポートしていくとしている。
2015年11月19日オリックス銀行は11日、国内初という通販型の遺言代用信託商品「かんたん相続信託」の取り扱いを開始した。遺言代用信託商品とは、遺言の作成助言から保管・執行までを行う「遺言信託」とは異なり、相続が発生した場合に被相続人が指定した受取人(相続人)に対して金銭のみを受け渡すことを目的とした信託商品。○申込手数料・管理報酬が無料でオリックス銀行が元本全額保証「かんたん相続信託」は、遺言書を作成することなく、契約や相続金の受け取りなどを郵送および電話による手続きで完結できる商品だという。店舗に出向く必要がないため、顧客(被相続人)にとっては、住んでいる場所などに関わらず、都合に合わせて各種手続きを行うことができるとしている。このたびの商品では、1契約あたり100万円から最高3,000万円まで預けることが可能で、オリックス銀行が元本全額を保証する。1契約で一人の相続人を指定することになるが、複数の契約も可能だという。また、申込手数料や管理報酬は一切発生せず、中途解約も可能と利便性の高い商品としている。なお、同商品は預金保険の対象商品となる。相続発生時に被相続人名義の預金口座から出金を行う場合は、相続人による煩雑な手続きを行う必要がある。しかし、同商品では、契約に従い支払請求書の郵送などによる簡便な手続きのみで相続金を支払うという。オリックス銀行によると「電話や郵送で資料請求ができるので、ネットを利用されないご高齢の方でも気軽にお問合せしてほしい。対象となる金融商品は金銭信託で、12日現在の予定配当率は0.15%」としている。オリックス銀行は、無店舗型の銀行としての特徴を生かし、顧客の幅広いニーズに応えてきたという。今後もこれまでに培ったノウハウと"しなやかな発想"で、ほかにはない金融商品・サービスの提供に努めていくとしている。
2015年11月12日三井住友信託銀行とカーディフ損害保険(以下カーディフ損保)はこのたび、2016年1月から導入されるジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)口座での投資信託購入において、一定条件を満たした場合に、"子どもがケガで入院したときの保障"を無料で提供するサービス「わんぱく安心パッケージ」を開発したと発表した。11月1日より三井住友信託銀行にて「わんぱく安心パッケージ」の案内を開始し、2016年4月から提供するとしている。○子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を用意する保険を無料付帯三井住友信託銀行では、2014年1月にスタートしたNISA(少額投資非課税制度)口座において、交通事故傷害保険を無料で付帯する「お出かけ安心パッケージ」を導入し、NISA口座での非課税メリットにケガ(交通事故傷害)への保障という"安心"をプラスしたサービスを提供してきたという。ジュニアNISA口座は、若年層への投資家のすそ野拡大をさらに推し進めるとともに、子どもの将来のための資産形成を目的とした活用が期待されている。「わんぱく安心パッケージ」は、口座を利用の子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を用意する保険を無料で付帯することで、ジュニアNISAに"安心"をプラスし、子どもの元気な毎日を応援したいとの思いから開発した三井住友信託銀行だけのサービスだという。三井住友信託銀行によると「このたびのサービスについて、キャンペーンで実施している銀行はあるが、恒久的なサービスとして提供するのは同行が初めてと認識している。お子さんがケガで入院した場合のお見舞金を用意する保険を無料で提供することで、多くの人にジュニアNISAを利用していただき、資産形成のお手伝いをしていきたい」としている。○「わんぱく安心パッケージ」のポイント子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を支払う入院1回につき30,000円の保険金をお見舞い金として支払う。日帰り入院も対象ジュニアNISA口座で投資信託を1回の手続きで1銘柄50万円以上(手数料等含む)購入した口座名義人の子どもが対象毎年1月4日~12月30日(銀行休業日を除く)までのジュニアNISA口座での注文分が対象となり、各年ごと1人につき1回加入できる。保障は注文日の翌月1日から1年間続く顧客の保険料や、追加の手数料負担は不要保険料は三井住友信託銀行が負担する三井住友信託銀行とカーディフ損保は、これまでに投資一任運用商品(ラップ口座)やNISA口座、外貨定期預金に保険を無料で付帯するサービスを共同開発し、合わせて約14万人(9月末時点)にのぼる顧客に"ライフステージに応じた安心"を届けたきたという。このたびの「わんぱく安心パッケージ」においても、銀行の金融商品と保障との組み合わせがもたらす相乗効果により、他にはないメリットを顧客に届けていくとしている。
2015年11月05日三井住友フィナンシャルグループはこのたび、2014年12月25日に発表した、三井住友銀行(以下SMBC)の完全子会社であるSMBC信託銀行(以下SMBC信託)によるシティバンク銀行のリテールバンク事業の統合について、計画通り、11月1日に完了したと発表した。○シティバンク銀行からリテールバンク事業のすべてを取得このたびの統合でSMBC信託は、シティバンク銀行から約72万人の個人の顧客、34拠点、約1,540名の社員を含むリテールバンク事業のすべてを取得し、統合した。三井住友銀行によると「シティバンク銀行のリテールバンク事業の統合によって、シティバンク銀行のお客様は従来どおりのサービスが利用できる、シティバンク銀行のリテールバンク事業の持つ外資系金融機関としてのグローバルな商品、専門のスキルを有する担当者による洗練されたサービスを引き継ぎ、富裕層向けのビジネスモデルを拡大していく」としている。シティグループ・インクとの商品・サービスの継続提供にかかる包括的な契約によるグローバルなサービスの提供や、SMBCをはじめとするSMFGグループ各社との連携強化による、幅広いサービスの提供を行っていくとしている。加えて、シティバンク銀行のリテールバンク事業が有していた顧客基盤獲得や、約1兆円の外貨預金獲得による海外業務の更なる強化、外貨運用やマーケティングなどのノウハウの共有により、SMFGグループ全体としての持続的成長を目指していくという。○シティバンク銀行から取得した事業を「PRESTIA(プレスティア)」として展開SMBC信託は、シティバンク銀行がこれまで培ってきたリテールバンク事業の独自性を維持し、SMBC信託の既存の商品・サービスと明確に区別するため、シティバンク銀行から取得した事業を「PRESTIA(プレスティア)」として展開する。SMBC信託が「PRESTIA(プレスティア)」のもと、グローバルでプレミアムな商品・サービスを、専門のスキルを有する担当者を通じて引き続き提供するとしている。シティバンク銀行のリテールバンク事業が取り扱っていた商品・サービスは、11月1日以降も従来通り利用できる。例えば、これまで使っていたキャッシュカードは、日本国内の他、海外においても200以上の国と地域、約200万台以上のATMで引き続き利用できる。また、外貨運用商品のラインアップをこれまで通り継続し、取引量・口座残高に応じて口座維持手数料・ATM利用手数料・振込送金手数料を優遇するサービス、専任担当者による資産運用相談、手数料の優遇サービスについても、従来通り利用できるという。この他に、シティグループ・インクとのグローバルな商品・サービスの継続提供にかかる包括的な契約締結により、「PRESTIAGOLD」(プレスティアゴールド)で利用できる海外ラウンジなど、シティグループ・インクの海外のネットワークを通じたサービスが引き続き提供可能としている。
2015年11月04日ペット里親募集サイト「ペットのおうち」は、有事の際に飼育しているペットを守るための新サービス「ペットプロフ」を開始し、1カ月で5,000頭を超えるペットが登録されたと発表した。○ペットが保護された時に役立つ「ペットプロフ」にはペットの情報を登録しで、万一の事態でペットと離れ離れになった際に保護した際に情報を伝えることができるというサービス。内容は、普段食べているフード、飲んでいる薬、アレルギー・持病、かかりつけの動物病院などで、「ペットプロフ」登録後、飼い主の元に5円玉と同じ大きさのステンレス製のタグ「PET-IDタグ」が届く。タグには「迷子札」の文字と「ペットのおうち」URL、ペットのID番号が刻印されており、「ペットのおうち」にアクセスしID番号を入力すると「ペットプロフ」に登録された情報を確認できる。その際「ペットのおうち」を経由して飼い主に発見情報を伝えることもできるが、飼い主の個人情報は守られているという。「ペットプロフ」は無料で登録することができ、「PET-IDタグ」の発行はペット1頭につき500円だが、現在、犬猫のみ数量限定で「PET-IDタグ」のプレゼントを行っている。
2015年10月23日室内でペットを飼っているとベッドやトイレ、餌 (えさ) 入れなどはどうしても必要になるものですが、「なかなか部屋のイメージに合うものが見つからない……」ということもしばしば。でも工夫次第では、部屋の雰囲気を壊さないばかりかステキなアクセントになってくれます。ここでは、リビングに溶け込んだペットインテリアを紹介します。○何気ないガラス瓶やランチマットが活躍このオシャレなベッドは、ホームセンターで売っているキャスターを木枠に取り付けたもの。その中に使わなくなったクッションを2つ置き、さらに毛布をかけています。犬と猫のベッドになっています。キャスターがあるので、掃除の時や日当たりがよい場所への移動もラクラク。毛布を洗えばいいだけなので洗濯も簡単。寝心地も良さそうです♪餌関係のあれこれの収納BOXになっているのは、近所のアンティークショップで買ったという金属性の引き出し。ドッグフードやキャットフードも、ガラス瓶に入れることで一気にスッキリした印象になっています。どちらも「こう使おう」と決めて買ったわけではないそうですが、大きさもピッタリ!Megumiさんにかかれば猫のトイレもこの通り。洗面台の下の空間を利用して、100円ショップで売っているレールを取り付け、ランチマットを吊り下げて目隠しにしたものだそうですが、とても中に猫のトイレがあるようには見えません……お向かいには犬用トイレもあり、1カ所にまとまっているので消臭にも便利です。○お伺いしたお宅は……Megumi さん部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」で3,300人以上のフォロワーを持つ人気ユーザー。家族と犬2匹、猫2匹と一緒に千葉県在住。「ほどほどの味わいと生活感、暖かみがあってちょっとかっこいい」ものが好き。部屋作りのコンセプトは「ペットと家族の暮らしやすい家」。執筆:Yumeフリーライター。緑がいっぱいの東京下町でのんびり暮らしています。カメラ片手の街歩きや旅が趣味兼仕事、と言えるようになりたい。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年10月22日青森県の津軽鉄道はこのほど、1日限定で活動する「ペット車掌」の募集を開始した。犬や猫などペットに専用の帽子を着用させて駅で記念撮影を行い、一緒に津軽鉄道の列車に乗ることもできる企画だという。今回の企画では、「車掌」としての業務が求められるわけではなく、車内では津軽鉄道が用意するキャリーケースまたは飼い主持参のケージやキャリーケースに入ることに。このため、「ペット車掌」への応募も、ケージやキャリーケースに入れる大きさの犬・猫・うさぎなどに限られる。参加費用は無料だが、撮影したペットの写真や動画を津軽鉄道の広告として利用することに同意することが条件となる。「ペット車掌」として活動する当日は、飼い主とその家族をはじめ、同行者全員に津軽鉄道のフリー乗車券が支給される。実施期間は10月24日から11月30日まで。1日1匹限定となる。希望者は乗車希望日の7日前までに、郵便はがきか専用メールアドレスへのメールで申し込む必要がある(先着50名限定)。応募方法の詳細は津軽鉄道ウェブサイトで確認できる。※写真は本文とは関係ありません。
2015年10月09日三井住友信託銀行はこのたび、日興アセットマネジメントが運用する投資信託「日本郵政株式/グループ株式ファンド」の取扱いを10月5日から、三井住友信託銀行の全店舗並びにインターネットバンキング・テレフォンバンキングで開始すると発表した。○日本郵政など3銘柄への分散や定期積立による投資タイミングの分散を可能にする三井住友信託銀行と同社グループの日興アセットマネジメントとが協働し、11月4日に上場予定の日本郵政グループ3社(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)に少額(1万円)から分散投資できる投資信託を開発したという。日本郵政など3社は、経営基盤の安定に加え、ゆうちょ・かんぽ・郵便局の一体運営により、国民生活に密着した商品・サービスを展開するグループ企業群としての成長も期待され、個人投資家の関心が高まっているという。「日本郵政株式/グループ株式ファンド」は、上場時の株式売出しに応募し、新規公開株式への投資ニーズに応えるとともに、少額からの投資で、日本郵政など3銘柄への分散や定期積立による投資タイミングの分散を可能にすることで、幅広い顧客に投資機会を提供することを目指すとしている。三井住友信託銀行では、今後も商品開発や商品性改良に努め、顧客の期待に添えるよう努めていくとしている。○「日本郵政株式/グループ株式ファンド」の概要ファンドの特色(1)日本郵政グループ3社(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)を投資対象とする。当該3社の他にグループ会社の株式が新規上場された場合には、新たに投資を行うことがある(2)当該3社の上場にあたって、新規公開株式の取得を目指す(3)原則として、ゆうちょ銀行およびかんぽ生命保険への投資割合は、それぞれファンドの純資産総額の35%を超えないものとする募集開始日:10月5日(月)設定日:10月15日(木)委託会社:日興アセットマネジメント販売会社:三井住友信託銀行10月16日(金)から11月2日(月)までの間は、ファンド休業日とし購入および解約の申込はできない。
2015年09月24日りそなホールディングスはこのたび、8月に「りそなアセットマネジメント」を設立し、16日に投資信託運用会社として業務を開始したと発表した。りそなグループのりそな銀行は、信託銀行として約50年にわたり年金運用の分野を中心に資産運用ビジネスを展開してきた。現在では、約20兆円の資産を運用する国内トップクラスの運用機関として顧客の資産形成をサポートしているという。信託銀行として培ったプロ向けの運用力を、投資信託という商品で、グループのネットワークを通じて幅広い顧客へ提供すべく、りそなアセットマネジメントを設立した。りそなアセットマネジメントは、中長期的な資産形成に役立つラップ型投資信託を第1号ファンドとして、2015年度中の設定・運用を目指しているという。また2016年度以降、顧客の投資目的・方針に合わせて提案から運用までをトータルでサポートするファンドラップ向け商品や、確定拠出型年金向け商品、窓口販売向け商品等を、順次、設定していくとしている。
2015年09月18日セゾン投信は11日、設定、運用、販売する投資信託「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の実質的信託報酬(顧客が負担する実質的な負担額)を0.05%低減した。これは2010年3月に続き2回目の低減となるという。○実質的信託報酬の改定内容セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの実質的に負担する(投資対象先の管理費用を含む)信託報酬。ファンド規模に応じて変動する場合がある。改定前:年0.74±0.03%(税込/概算)改定後:年0.69±0.03%(税込/概算)○セゾン投信の特徴セゾン投信は証券会社や銀行といった販売会社を通さず、運用会社が個人投資家に直接販売する「直販」会社。9月9日現在、運用資産1200億円、顧客は9万6000人を突破した。全顧客数の約7割を占める40代以下の顧客の定期積立プラン利用率は73.3%(8月引落データをもとに算出)となっている。
2015年09月14日猫や犬を飼っている方は、寝るときにペットを自分の布団に入れることもあるでしょう。でも、ペットと一緒に寝ると、睡眠の質が下がってしまうそうなのです。もしかすると体調が優れないのは、ペットと一緒に寝ているからかもしれません。ペットと一緒に寝る人は睡眠の質が悪い!なぜ、ペットと一緒に寝ると睡眠の質が悪くなるのでしょうか? それは、寝返りを打ちにくく、鳴き声で起こされたり、エサを催促されたりしてしまうからです。今ペットと一緒に寝ている方で思い当たる節がある人もいるのではないでしょうか。実際に、週4日間ペットと一緒に寝ている人のうち、63%が「睡眠の質が悪かった」と答えている調査結果もあります。ペットを愛する気持ちも分かりますが、自分の生活にまで影響が出てしまい、きちんと世話をできなくなったら元も子もありません。長く一緒に暮らすためには、辛いかもしれませんが、一緒に寝るのはたまににしたほうがいいかもしれません。寝返りは睡眠の質を高めている!ペットと一緒に寝ることで睡眠の質が悪くなる原因として、“寝返りが打ちにくい”ことを挙げましたが、実はどの原因よりも、寝返りの打ちにくさが睡眠の質に影響すると言われています。なぜなら、寝返りを打つことには、血液と体液の流れを良くし、皮膚の温度を調節したり、身体の疲れをとったりする役割があるからです。皮膚の温度を調節する機能に焦点を当てると、寝返りが打てなければ同じ箇所だけ温かくなり、体全体の温度バランスが崩れて眠りづらくなってしまいます。こういったトラブルを防ぐためにも、常にスムーズに寝返りを打てる環境を作っておく必要があるのです。ペットが寄ってきても寝返りの我慢はやめよう「ペットと一緒に寝るのをやめてひとりで寝よう」と思っていても、ペットが寄ってくれば、どうしても一緒に寝てしまうもの。ここで突き放すことができれば一番ですが、なかなかそうはいかない方のほうが多いのではないでしょうか。そこで実践してほしいのは、ペットに遠慮することなく寝返りを打つことです。そうすれば、自分の睡眠の質は高まりますし、ペットはその居心地の悪さに自分の寝床で寝るようになります。そうなったときは少し寂しくなるかもしれませんが、それがお互いのためになりますので、今日からは我慢することなく寝返りを打つように心がけてみてください。photo by pixabay
2015年08月29日三菱UFJ信託銀行は、5月にドイツ証券取引所の子会社のSTOXX(ストックス)社と協働し、インデックス提供ビジネスに参入することとしたが、このたび、STOXX社と高ROEの日本株に投資するスマートベータインデックス「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ 150 インデックス」を共同開発したと発表した。○投資コストを抑えながら、高い運用効率の実現を目指すインデックススマートベータインデックスは、上場全銘柄の時価総額への単純連動などの従来型パッシブとは異なり、銘柄選択や加重方法に投資理論に基づく付加価値を加えるなどアクティブに近い運用手法により、投資コストを抑えながら、高い運用効率の実現を目指すインデックスで、欧米を始めとする世界の資産運用市場で急速に成長・拡大しているという。インデックス提供ビジネスで欧州最大のSTOXX社と組むことにより、同社の顧客である海外投資家に販路を拡大すると共に、同社が日々算出・公表するインデックスを国内外の資産運用会社に提供し、運用商品の組成が可能となるという。○継続的に高いROEを実現するポテンシャルを持つ150社の企業群から構成金融工学専門の研究機関である三菱UFJ信託銀行の子会社の三菱UFJ投資工学研究所(MTEC)と共に定量分析を行った結果、高ROE(株主資本収益率)企業のうち、一定の条件下における高ROE継続銘柄にかかる株価収益率が高いことが判明した。このたび開発した「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ 150 インデックス」は、単年度だけでなく、継続的に高いROEを実現するポテンシャルを持つ150社の企業群から構成されているとしている。○「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ 150 インデックス」の概要構成銘柄数:150銘柄投資対象ユニバース:STOXX JAPAN 600(東証上場銘柄から流動性の高い銘柄で構成)銘柄選定基準:ユニバース採用銘柄のうち、高ROEかつ、(1)財務健全性、(2)キャッシュフロー収益性、(3)利益安定性の3点に着目し高ROEの継続性を評価し、銘柄を選定銘柄入替:6月と12月の年2回算出方法:浮動株調整時価総額加重型(2.0%キャップ付き)三菱UFJ信託銀行は、国内の年金運用で培った開発力と、STOXX社のインデックス算出・管理ノウハウの融合によりインデックス提供ビジネスに参入し、国内外の顧客のグローバルな資産運用ニーズに応えていくとしている。
2015年08月06日スルガ銀行は8月3日、「遺言代用信託」の取扱いを開始した。「遺言代用信託」は、顧客が信託した財産をスルガ銀行が管理し、相続発生時、あらかじめ法定相続人の中から指定した特定の受取人へ、指定した方法により、財産を給付する信託商品としている。○「遺言代用信託」の概要対象:個人のみ。申込した時点で国内に居住し、原則として面談による申込・契約などが可能な人(ただし未成年の人、後見人など代理人を必要とする人を除く)。顧客(委託者)/推定相続人の中から受取人を指定できる人。受取人(受益者)/顧客の推定相続人にあたる人取扱店舗:全店(インターネット支店を除く)信託財産額:200万円以上1円単位、追加信託も可信託報酬・手数料:信託契約締結時に信託財産額の2%相当額(税別)の信託報酬を支払う。その他管理報酬、運用報酬、信託財産払出時の事務手数料等は無料信託財産の管理方法:拠出した信託財産は、受託者であるスルガ銀行名義の預金口座に預け入する方法によって管理する信託財産の給付:相続発生時、受取人からスルガ銀行への請求により財産を給付する
2015年08月04日野村ホールディングスは22日、ゆうちょ銀行、日本郵便および三井住友信託銀行と、新しい資産運用会社(以下新会社)の共同設立、資産運用商品の開発などに関する業務提携にかかる契約を締結した。○アセット・マネジメント分野のノウハウを新会社に提供野村ホールディングスは、日本を含むアジアをマザーマーケットとし、グローバルに拠点を持つ金融サービス・グループ。アセット・マネジメント・ビジネスに関しては、日本最大という資産運用会社である野村アセットマネジメントを中心に、質の高い運用力で投資信託ビジネスと投資顧問ビジネスをグローバルに展開しているという。ゆうちょ銀行および日本郵便は、グループの総合力を活かした商品・サービスの拡充等により、「トータル生活サポート企業」として発展し続けていくことを目指している。また、ゆうちょ銀行は、郵便局をメインとするきめ細かいネットワークを通じ、1億人規模の顧客の生活・資産形成に貢献するリテールサービスを推進することなどにより、顧客満足度No.1サービスを提供する「最も身近で信頼される銀行」を目指しているとしている。三井住友信託銀行をはじめとする三井住友トラスト・グループは、高度な専門性と総合力を駆使して、銀行事業、資産運用・管理事業等を融合したビジネスモデルで独自の価値を創出し、国内最大規模という資産運用残高・資産管理残高を誇る金融グループとして、高付加価値サービスを提供しているという。ゆうちょ銀行、日本郵便、三井住友信託銀行および野村ホールディングスは、資産運用の新会社を共同で設立し、野村ホールディングスは、三井住友信託銀行とともにアセット・マネジメント分野のノウハウを新会社に提供するという。新会社は、ゆうちょ銀行や日本郵便が全国で把握した個人の資産運用ニーズに合ったわかりやすい投資信託商品を開発し、ゆうちょ銀行や郵便局の顧客の長期安定的な資産形成を手伝うとともに、貯蓄から投資への資金循環にも貢献していくとしてる。○新会社の概要本店所在地:東京都中央区代表者:未定(代表取締役社長および代表取締役副社長は、ゆうちょ銀行・日本郵便が指名する者を選任する予定。なお、代表者以外の取締役は、三井住友信託銀行および野村ホールディングスそれぞれが指名する者を1名ずつ選任する予定)事業内容:金融商品取引業(投資運用業)資本金:5億円出資比率(営業開始時点):ゆうちょ銀行45%、三井住友信託銀行30%、野村ホールディングス20%、日本郵便5%○今後の予定8月~9月:準備会社設立、金融商品取引業に係る登録申請準備など10月(ゆうちょ銀行および日本郵便による出資は、準備が整い次第実施予定)~2016年1月:新会社による金融商品取引業に係る登録申請、新商品の導入準備など2016年2月:ゆうちょ銀行・日本郵便(郵便局)において、新会社が開発した投資信託商品の販売開始(新会社における営業の開始は、金融商品取引業の登録を受けることが条件)このたびの提携が野村ホールディングスの連結業績に与える影響は現在のところ軽微と考えているというが、業績に与える影響が生じた場合には、すみやかに開示するとしている。
2015年07月23日プルデンシャル生命保険はこのたび、子会社「(仮称)プルデンシャル信託株式会社」について、関係当局の認可などを条件に10月を目処に営業を開始する予定であることを発表した。○生命保険契約に同子会社の信託契約を付加することができる同社は1987年の創業以来、「お客さまお一人おひとりが経済的な保障と心の平和を得ることができるように、最高のサービスを提供すること」を使命に、ライフプランナー(営業社員)が生命保険契約の加入時から保険金の支払い時まで、顧客をサポートしてきたという。同時に、保険金を顧客に確実に届けることが、生命保険会社として最も大切なことだと考えているという。同社は、これまでに多くの顧客に保険金を支払ってきたが、その中で、保険金が必ずしも故人(契約者)の意図した通りに使われないケースがあることがわかったという。生き方の多様化や高齢化といった社会的な環境の変化に伴い、受取人が未成年者で親権者が一人あるいは高齢者であるケースが増えたほか、受取人である子どもに障がいがあるというケースにおいても、保険金の財産管理に不安が残るとの声が顧客から寄せられているとしている。こうした背景のもと、同社は2010年に信託銀行と、生命保険業界で初めてという生命保険信託を共同開発し、案内してきた。このたび、より多くの人に利用してもらうことを目的に、同社の100%子会社として信託子会社を設立することとした。従来の生命保険信託の受託要件を緩和し、同社の死亡保険金が支払われるすべての生命保険契約に同子会社の信託契約を付加することができるとしている。同社はこの信託子会社を通じて、保険金を届けた「その先」まで、ライフプランナーがよりきめ細かなサービスで顧客に寄り添い、更なる安心を提供していくとしている。信託子会社は、生命保険信託を提供する。生命保険信託は、生命保険によって創出された財産を、生前に指定した相手に対して、信託の管理機能を通じて確実に渡すことができる商品だという。生命保険信託を活用することで、死亡保険金を信託財産として、顧客が保険金を「いつ」「誰に」「どのような目的」で渡していくのかをあらかじめ設定することが可能となるとしている。(1)プルデンシャル生命との間で、自己を被保険者とする生命保険契約を締結する(2)プルデンシャル信託との間で、自己の死後、「保険金をどのように届けるか」をあらかじめ決めておくための信託契約を締結する(3)保険事故発生後、プルデンシャル信託はプルデンシャル生命に保険金請求を行い、受領した保険金が信託財産となる(4)プルデンシャル信託は、信託契約で定められた方法により、受益者に対する金銭の交付を行う(5)信託契約上、財産の交付先として、「第二・第三」順位の受益者まで設定しておくことができる(6)受益者が存在しなくなった時点で信託財産が残っている場合に備え、あらかじめ「残余財産帰属権利者」を設定する
2015年07月15日クロスワンはこのほど、写真から3Dペット商材「フィギュア・クリスタル・レリーフ」を作成するWEBサービスを開始した。同サービスは、写真からペットのフィギュアやレリーフなどを作ることができるサービス。必要な写真の点数は商材によって異なり、「ペット3Dレリーフ」「ペット3Dクリスタル」は2枚、「手作りフィギュア」は4枚用意すると作成できる。写真2枚で作成できる「ペット3Dレリーフ」は、オリジナルソフトにて3Dデータ化。石膏3Dプリンターにてフルカラー仕上げする。「ペット3Dクリスタル」は、オリジナルソフトにて3Dデータ化し、高品質クリスタルをレーザー機器で仕上げる。納期はいずれも1週間前後。写真4枚を使って仕上げる「ペット3Dフィギュア」は、動物好きな造形師が、柄・毛並・尻尾までひとつひとつ再現したフィギュアを作成する。職人手作りのため、納期は約40日間必要となる。注文・決済はパソコンから簡単に行える。
2015年06月28日りそなホールディングスは17日、当局の認可等を前提とし、投資信託運用会社「りそなアセットマネジメント」を設立すると発表した。グループが有する年金運用ノウハウと約600カ店の拠点網を活用し、個人顧客の資産形成サポートを更に強化するという。○新会社「りそなアセットマネジメント」設立りそなグループのりそな銀行は、信託銀行として約50年にわたり年金運用分野を中心に資産運用ビジネスを展開してきた。現在では、約17兆円の資産を運用する国内トップクラスの運用機関として顧客の資産形成をサポートしている。2015年3月末時点での、りそなグループ運用資産残高の合計は17兆583億円。内訳は公的年金が11兆3,562億円、企業年金が4兆9,832億円、その他7,189億円となっている。「貯蓄から投資へ」という運用ニーズの高まりが期待される中、投資信託市場の成長をビジネスチャンスと捉え、信託銀行として培ったプロ向け運用力をグループのネットワークを通じてリテール分野に提供することで、個人顧客向けの資産運用ビジネスを強化するという。新会社のりそなアセットマネジメントは、フィデューシャリー・デューティー(※他者の信認を得た受任者が負う幅広い役割・責任)の精神に則り、顧客の投資目的・方針に合わせて提案から運用までをトータルサポートするファンドラップ向け商品や、確定拠出型年金向け商品、窓口販売向け商品など、幅広い顧客へ提供することを目指す。なお、りそなグループは、新会社設立後もオープンアーキテクチャーの考え方を堅持し、顧客ニーズを満たす競争力を重視した商品選定を第一に、業界有力企業とのアライアンスを積極化し、商品・サービスの品揃えを充実させていく。所在地は、東京都江東区木場1丁目5番65号 深川ギャザリアW2棟。業務内容は投資運用業(投資信託委託業務)となる。
2015年06月18日ロハス銀座はこのほど、犬や猫など大切なペットの新しい出会いの場となる「ペットのためのお見合いパーティー」のサービスを東京都・銀座で開始した。同社によると、ペットとともに暮らす人が増えている一方、飼い主が一人暮らしのため留守番することが多かったり、散歩が少ないなどの理由でストレスを抱えるペットも多いという。ペットが社会性を失ってしまうという新たな問題も生まれている。同社はこれまで、婚活パーティや合コンなど、数多くの出会いパーティーを開催してきた。「ペットにも彼氏、彼女を作ってあげたい」「ペットも恋愛をして子供を生んでほしい」「ペットの友達が欲しい」といった声も多く寄せられていたことから、「ペットのためのお見合いパーティー」を開始させる。パーティはペット同伴で進行する。タブレットにペットのプロフィールを入力したあと、ペット専用スペースにペットを移動して、ペットたちは"トークタイム"を楽しむ。すべてのペットとの相性を確認したら、印象に残ったペットを選び、中間発表となる。次は気になったペットと1対1で触れ合える"フリータイム"。参加人数によって異なるが、基本1組3分間の時間を設けるという。カップルになりたいペットを最大6名まで選んだあとは、カップリングの結果や自分のペットの人気度などが発表となる。パーティの定員は40名。参加費は、血統書付きパーティーが1万円、小型犬パーティーが5,000円など。
2015年05月21日オウチーノは14日、「独身社会人とペット」に関する調査結果を発表した。対象は20~39歳の独身社会人694名。調査期間は1日~7日。○ペットを飼う独身社会人の35.0%、きっかけは“癒されたい”「ペットを飼っている又は飼いたいか」と聞いたところ、「飼っている」が26.4%、「今は飼っていないが飼いたいと思っている」が21.9%。「飼っておらず、飼いたいとも思わない」が51.7%となった。「飼っているペット」と「飼いたいペット」の種類を質問。「飼っているペット」は「犬」が48.6%、「猫」が33.9%、「魚」が6.6%となった。また「飼いたいペット」でも「犬」がトップで40.8%。「猫」が34.9%、「魚」が5.3%となった。「ペットを飼ったきっかけ」に関しては、「動物が好きだから・好きな動物がいるから」が73.8%、「癒されたいから」が35.0%に。「ペットを飼いたいと思ったきっかけ」も同様で、「動物が好きだから・好きな動物がいるから」が最多で73.0 %。「癒されたいから」が60.5%となった。○ペットが「仕事や生活のモチベーション」続いて、「ペットの存在が仕事や生活のモチベーションになるか。または、もしペットを飼ったらモチベーションになると思うか」を質問。結果、「とてもモチベーションになる」が49.0%。次いで「まあまあモチベーションになる」が41.8%、「あまりモチベーションにならない」5.7%、「全くモチベーションにならない」が3.5%となった。理由としては「仕事終わりに自宅で癒されるから」「この子のために稼ごうと思うから」「早く会いたいから仕事をテキパキこなせる」「家に帰る楽しみが増える」などが挙がった。一方、「モチベーションにならない理由」には「自分の生活とは全く別のものだから」「あまりコミュニケーションがとれないから」などの声が寄せられた。
2015年05月15日婚活・お見合いパーティー事業を展開するロハス銀座は5月17日、「ペットのためのお見合いパーティー」を東京都・銀座にてスタートする。○ペットにも、お友達やパートナーを!同イベントは、犬やネコなど大切なペットの新しい出会いの場として開催される婚活パーティー。「ペットにも彼氏や彼女が欲しい」という飼い主はもちろんのこと、「恋愛をして子供を生んでほしい」「ペットのお友達がほしい」といった人にもおすすめとのこと。当日はまず、参加者全員が見ることができるタブレットにペットの魅力やプロフィールを入力。全てのペットと思う存分じゃれ合う「トークタイム」や、カップル確率、ライバル数、指名状況などがタブレットに表示される「中間発表」、その後1対1の「フリータイム」などを経て、最終的なカップリング結果や自分のペットの人気度などが発表されるという。参加費は、血統書付きパーティーは1万円、小型犬パーティーが5,000円で、最大40名規模。開催日時は不定期となっているため、専用サイトにて開催スケジュールの確認が必要。申し込み、詳細は「ペットのためのお見合いパーティー」のサイトから。
2015年05月13日4月4、5日に東京ビッグサイトで開催されたインターペット2015にペットフードメーカーのペットラインが出展した。ブースでは「ふれあいコーナー(ドッグトレーニング体験)」など設けられ、子ども向けのパンフレット「しってみよう!わんちゃんのこと」などが配布された。○将来、良い飼い主になって欲しいからブースには「ふれあいコーナー」の他、ペットフードのパッケージ作りや工場の模型など、子ども向けの企画が目立った。その理由について、ペットラインの後藤健さんは次のように話す。「犬が食べているフードにはどんなモノが含まれていて、どんな栄養素が必要なのかということを、幼いうちから知ってもらうことで、食事の大切さや食を通じた命の大切さを学ぶきっかけになってもらえればと思っています。そうすることで、将来大人になったときにより良い飼い主になってほしいというのが願いです」(後藤さん)また同社は、一般社団法人ナチュラルドッグスタイルが主催する「こども笑顔のラインプロジェクト」にも協賛している。「こども笑顔のラインプロジェクト」とは、動物を通じて、子どもたちに命の大切さや、思いやりの心を学んでもらいたいという趣旨のもと、松本秀樹氏(一般社団法人ナチュラルドッグスタイル代表・浅井企画所属タレント)が中心となり、小学校で特別授業を行っているプロジェクト。文部科学省と環境省も後援している。ブースでは、その他にも飼い主向けのセミナーや、犬に関するクイズ大会なども実施され、犬連れの飼い主と子どもたちで賑わっていた。○心豊かな国へ、そして殺処分ゼロへ「こども笑顔のラインプロジェクト」の「動物たちとふれあうことで多くのことを学んでもらいたい」という願いの中には、「大人になったときに安易に愛犬を保健所に持ち込んだりする人が減ることで、将来的に殺処分される犬や猫を減らしたい」という希望も込められているという。「私たちナチュラルドッグスタイルは、未来のペットオーナー達に働きかけ、飼育放棄をしない飼い主、動物を大切にする大人達を育てたいという気持ちで、子ども達に対して教育活動を行っています」(ナチュラルドッグスタイル・内田友賀さん)「私たちも、ナチュラルドッグスタイルの考えに賛同しているので、ペットフードメーカーとしてできることは協力させていただこうと思っています」(後藤さん)ブースでは、ペットフードができるまでの行程や、犬種ごとの特徴、知らない犬にさわるときの注意点などがわかりやすく書かれた、子ども向けパンフレットも配布された。○今後はさらに幅広い活動をこれまで「こども笑顔のラインプロジェクト」は主に首都圏の小学校を対象に授業を行ってきたが、今後はその活動を全国へと広め、2020年までに100の小学校での開催を目指しているという。また、ペットラインとナチュラルドッグスタイルはペット関連のイベントだけでなく、2015年8月22日・23日に幕張メッセ4ホールで開催される親子向けの「ママキッズsummer festa」へも出展を予定している。子どもたちへの教育活動を行っていきたいとのことだ。※ふれあいコーナーは、「専門学校ちば愛犬動物フラワー学園」の協力により実施。※ふれあいは、犬のストレスを最大限考慮し、時間制限を設け、プロの指導のもと実施。●「こども笑顔のラインプロジェクト」特設サイトはこちらから●ペットラインの公式サイトはこちらから
2015年04月22日りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行はこのたび、4月1日より、りそな銀行が持つ信託機能を活用した「結婚・子育て支援信託」の取扱いを開始すると発表した。このたびの商品は、2015年度(平成27年度)税制改正において「結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」が創設されることを前提に提供するという。埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行は、りそな銀行の信託契約代理店として取扱うとしている。○国内最多チャネル、りそなグループ約600か店での取扱い商業銀行としての店舗網を活かし、全国の高齢者から現役世代への資産移転をサポートする。○結婚・子育てに関する資金贈与が非課税になる新サービス祖父母や親が資産を早期に移転、子や孫の結婚・出産・育児を後押しできる。○「結婚・子育て支援信託」の商品ポイント(1)1,000万円まで非課税で結婚資金、子育て資金の贈与ができる(結婚費用は300万円までが非課税の対象)(2)対象となるのは2019年3月31日までの贈与(3)支払いにあたっては、結婚・子育ての支払いに充当したことを証する書類(領収書等)の提出が必要(4)受贈者(孫など)は20歳以上50歳未満の人が対象(5)受贈者が50歳になった時点で信託は終了。終了時の残余財産は贈与税の課税対象となる
2015年03月31日NTTドコモはペット保険事業に参入する。愛犬、愛猫が病気や怪我をした際に、動物病院でかかった費用の一部を保証するペット保険サービス「ドコモのペット保険」を4月1日から提供する。「ドコモのペット保険」はアイペット損保を引受保険会社として提供する保険。「ドコモのペット保険トータルケア」と「ドコモのペット保険 手術ケア」の2種類から選択できる。「ドコモのペット保険 トータルケア」では、風邪や皮膚炎、ストレスによる下痢、交通事故によるケガなどを、通院から入院・手術までをカバーする。補償割合が50%のトータルケア50%(年間最高補償額は72.8万円)と70%のトータルケア70%(同122.4万円)の2種類を用意し、いずれも、アイペット損保提携の動物病院であれば、窓口で「ドコモのペット保険」の「保険証」を提示することで、利用者負担額のみの支払いで済ませることも可能。「ドコモのペット保険 手術ケア」は、手術費用に補償を特化した保険。3万円を超える手術にかかる費用を90%(年間最高補償額は100万円)が補償される。また、手術を含む連続した入院も10日まで補償される。利用料金は、犬・猫で異なる。犬の場合は犬種に応じた3通りの区分(トータルケアが小型犬・中型犬・大型犬、手術ケアが犬I・犬II・犬III)と年齢、猫の場合は品種に関わらず年齢により決まる。料金の目安として、トイ・プードル(小型犬・犬I)の場合、トータルケア50%で月額2,040円から、トータルケア70%で月額2530円から。手術ケアで月額760円から。猫の場合、トータルケア50%で月額1960円から、トータルケア70%で月額2420円から。手術ケアは月額600円から。「ドコモのペット保険」は、ドコモの回線契約の有無にかかわらず申込み可能。ドコモユーザーの場合は、月々の携帯電話料金と合算して支払いを行える。
2015年03月23日