日々の暮らしに、日本のものづくりの技術を 毎日使うものを先入観なしに観察し、そこにものづくりの契機とヒントとインスピレーションを見つけていく。『Postalco』のアイテムは、そんなアイデアのもとに生まれています。そもそもの始まりは書類入れとノートブックでしたが、そこから革の財布、レインウェア、ペン、キーホルダー、バッグなど、独自の考え方をさまざまなアイテムに応用していったことで、定番ブランドとして多くの人に愛されるようになりました。 「日々の暮らしに日本のものづくりの技術を活かせる途を見つけ出すこと」は、ブランドのテーマのひとつ。性別、年齢、国籍を問わずに愛されるプロダクトは、長く使われることを想定して作られています。「生活すること」を軽くみず、そこにこそ驚きや発見の喜び、楽しさを見つけようとする。そんな姿勢に貫かれたブランドだからこそ、毎日使いたくなる魅力に溢れているんです。 Sagan Opera Bag Red ¥72,900 ふたつのポケットを内包したクラッチバッグ 「サガンオペラバッグ」は、一見シンプルなクラッチバッグですが、実は大きく開くふたつのポケットを内包した一風変わったデザイン。本体が翼のように開き、荷物の出し入れがしやすい機能的なバッグなのです。フラットな印象のフォルムですが、物を入れても型崩れしにくい工夫がしてあり、握りやすいしっかりとしたハンドルも嬉しい。『Postalco』のジオロジーゴートスキンに、カーフスキンとビッグスキンのライニングを採用。外ポケットのなかにはカードを小分けに収納できるようになっているので、お財布いらずです。オリジナルのジッパープルはひとつひとつ真鍮の塊から削り出したものを使用しているそう。日本製の魅力的なスモールバッグです。 Sagan Opera Bag Black, Navy 各¥72,900 インスピレーションのもとはフランソワーズ・サガン 「サガンオペラバッグ」の名称は、18歳で『悲しみよこんにちは』を発表し、世界を驚かせた作家フランソワーズ・サガンから。エレガンスを鮮やかにドレスダウンしてみせた彼女がインスピレーションになったそうです。その永遠の洗練されたスタイルと、フランソワーズ・サガンの直感的で鋭い観察力をリスペクトしたコレクション。もし未読なら、ぜひ一度読んでみてください。 スムースな牛革のフラットトート&ショルダーバッグ Flat Tote Small 各¥27,810 財布、携帯、鍵、小さいノートやタブレット端末など、必要最低限のものが収納できて、空っぽになるとトルティーヤのようにペタンコになるフラットバッグ。『Postalco』ならではのフラットな形に、三つ折りのハンドルが心地いいアイテムです。素材にはスムースな牛革と軽くしなやかなライトハンマーナイロンを使用。旅行先でのセカンドバッグや、普段使いにぴったりなきちんとしたスモールトートは、ひとつ持っておくととても便利です。 Flat Shoulder Bag Small 各¥38,880 フラットバッグのショルダータイプは、肩にかけたり、たすき掛けにしたり、クラッチバッグにもなる使い勝手のいいアイテム。ジッパー付きなので安心して使えます。ストラップの長さは91cmから111cmまで調節可能なので、自分仕様にアレンジしてみてください。 「平べったいものって、なんだか気になります。パンは今のようにフワフワになる前は、ペッタンコでした。世界中、おなじような歴史があります。インドのナン、地中海のピタ、デンマークのクラッカー、メキシコのトウモロコシのトルティーヤなど、どの大陸にもどの文明にも、ペッタンコパンの伝統があって、その数はざっと120を超えます。平べったいトルティーヤですが、たっぷりとした知恵の集積があってのこと、見かけは薄っぺらですが栄養もあるし、おいしさもとびきり。原始的だけど、洗練されてる、いや、それどころかペッタンコは未来的でさえあります。テクノロジーも、どんどん薄く、平べったくなりつつあります。フラットということは、扱いがラクで、本質的だということでもあるのです。 これこそが、フラットバッグ」(HPより)。 遊び心と、伝統と、使いやすい工夫がたっぷり詰めこまれた『Postalco』のミニバッグ。ただ可愛いだけじゃない、さまざまな哲学が背景にあるのが魅力です。長く使っていけるマイ・スタンダードを探している人は、ぜひ『Postalco』のバッグを使ってみてください。きっと今までにない驚きや発見に出会い、そして良いものを使うことの楽しさを実感できるはずです。 Postalco03-6262-6338postalco.net text:坂崎麻結
2018年12月31日暮らしのパートナーともいえる財布は、あらゆる点で納得できるものを選びたい。使い勝手の良さはもちろん、デザイン、素材、プライス、どこかひとつでも満たされていないと取り出すたびに残念な気持ちになり、それはなんだかサイズの合わない洋服を着せられているかのよう。でも逆に、すべてが満たされたぴったりの財布に出会えたら何年経っても愛着を持って使い続けることができるはず。 (トップ画像)ケトルジッパーウォレット ロング¥50,000 スモール¥36,000/ポスタルコ 財布に必要なスペックは人それぞれ求めるものは多少異なってきますが、実用性の高さは長く使い続ける予定なら譲れないポイントです。カードスロットが少ない、コインが取り出しにくい、デザインが気に入っていれば我慢できるような気がするけれど、日々蓄積されると結構ストレスを感じるもの。財布は実用性があって長く使いたい派の人にレコメンドしたいのは、書類入れやペンケースなどステーショーナリーアイテムが性別年代を問わず人気の『POSTALCO(ポスタルコ)』のレザーウォレット。角が丸いデザインが小粋なウォレットは収納力抜群で、ロングなら内側の4つのポケットに20枚以上のカードを入れることができます。ディテールのひとつひとつにもこだわりが行き届き、たとえばジップ部分はジッパーのサイドまで職人の手作業により丁寧に革が縫い付けられているので、開け閉めもスムーズ。ジッパープルはひとつひとつ真鍮を削り出したものを使用し、財布に温かみのある格好良さを添えています。時間を経て変わるレザーの風合いも、飽きずに長く使い続けられる魅力のひとつ。ユニセックスなデザインなので大切なパートナーと一緒にお揃いで使うのも素敵です。 (左から)キーホルダーSado Jasper¥13,000・Lapis Lazuli¥14,000・Rhodonite¥14,000・Tokachi¥13,000・Moss Agate¥14,000/ポスタルコ 財布と同様に大切な、“カギ”もまとめるアイテムにこだわりを持つ人が多いですよね。同じくポスタルコのトーテムキーホルダーは、真鍮の棒に鍵を通してまとめられるアイテムで、ミニマルなデザインがモダン。複雑な色の鉱物を組み合わせ、種類によってはもちろん、同じ石の中でもひとつひとつが違う表情が楽しめます。 ポスタルコ:Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext : Momoko Yokomizo
2018年10月02日旅人をはじめ、郵便配達人、メッセンジャーなどに愛されるレインウェア。それが『POSTALCO(ポスタルコ)』のレインケープです。 人のカラダの中で、一番フレキシブルに動く関節が肩。「この柔軟な肩の関節の動きを制限しないように」と考え抜いた末にたどり着いたのが、このシンプルな形なのだそう。袖がないケープタイプにすることで、腕の動きがとてもスムーズに。窮屈になりがちなレインウェアのイメージだけれど、驚くほど身軽にまとえるから、雨の日だってアクティブに活動できます。しかも、内側には手首に固定できるストラップがついているので、どんなに動いてもケープのズレを予防できると至れり尽くせり。 後ろ身頃にだってこだわりが。センターにはまちがついており、このボタンを外せば、バッグパックを背負ったままでもスマートに羽織ることができます。 このレインケープのうれしいところは、折り畳むとこんなにコンパクトになること!膝までカバーできるサイズなのに、ほぼA4サイズになるからスーツケースに入れても場所をとりません。しかも、裾に縫い込まれたポケットにそのまま収納できるから、収納ポーチを探す手間も省けます。 またレインケープに使われているのは、シア・ドライ・ナイロンという、『POSTALCO』のオリジナル生地。一般的なウォータープルーフ生地のほとんどが、繊維の中に薄いプラスティックを貼るかゴム引きをした構造なのに対し、このシア・ドライ・ナイロンは繊維そのものに撥水を施したもの。そのおかげで生地がゴワゴワせずにやわらかく、通気性もよし! 蒸れずに着用できるので、じめじめとした雨の日でも不快感はなし。さらに一般的な撥水加工よりも耐久性にも優れています。さらに、95%UVカットといううれしい機能も。 旅にアクシデントはつきものだけれど、このレインケープがあれば、雨の日でも不思議とワクワクしてしまうはず。デザインと実用を兼ねたレインウェアを、旅の相棒として迎えてみてはいかがですか? レインケープ ¥38,000 POSTALCO03-3587-2463(リビング・モティーフ):Masatomo Murakamistyling:Yumika Asai text:Kisae Nomura
2018年04月07日