この春、卒園式や入学式を迎えるみなさま、おめでとうございます! 新しい出会いや別れ、子どもの成長の実感、喜びや寂しさなど、さまざまな感情が入り混じる時期ですね。さて、そんな中ママを悩ませるテーマが「入園(卒園・入学・卒業)式でなに着よう?」問題。なにを重視する?ママフォーマルの選び方フォーマルというと着る機会が限られますよね。せいぜい数回しか着ないであろうママフォーマル。どういうタイプを選ぶか本当に悩みどころです。そこで、今回は実際に4月に次女の入園式を迎える私自身が「着まわし力」を重視して、ママの強い味方デイリーブランド、「ユニクロ」で実際に購入し、フォーマルコーディネートを組んでみました。入園式に向けて選んだ商品はこちら。・5990円・ 1990円・ 2990円(145cm、小柄の標準体型、Sサイズ着用)※すべて税別まずは私自身、普段カジュアルが多く、主にパンツスタイルであることからパンツコーディネートに決めました。ポイントにしたのはこちら。・子どもと一緒に行動するので、シワになりにくく動きやすい素材・式典に見合ったきれいめ見えする素材・普段も着まわししやすいよう、季節感が強すぎない生地・無地のコーディネートに少しカラーをプラスして暗くなりすぎないようにする普段スカートのコーディネートが多い方はポンチ素材や、ポリエステル素材などのフレアスカートや、伸縮性のあるタイトスカート、もちろんワンピースもおススメです。また、今回私は無地を選びましたが、グレンチェックやウインドウペンチェック、ピンストライプ、小さめのドット。他にもツイードなどの生地自体に柄が織り込まれているものを選べば、フォーマル見えします。男性のスーツに使われている柄が意外と参考になりますよ。実際に着まわししてみましょう!1. まずは「ジャケット」こちらはテーラードカラーとラウンドタイプのノーカラーの中間の様な形になっているため、シャープさと女性らしさどちらの雰囲気にも相性がよい万能な選手です。また、この襟の形は、合わせるインナーの襟ぐりに悩みにくいのも高ポイント。丈は、腰にかかるくらいのやや短めを選べば、ワンピースとも相性がよいので、写真のように結婚式のお呼ばれスタイルから、ボーダーにチノパンなどのカジュアル合わせにもハマります。もちろんデニムにも。ポンチ素材は動きやすいだけでなく、適度な光沢があるので、全体的にキレイにまとまります。2. 次は「ブラウス」こちらもジャケット同様に襟のないスキッパータイプを選びました。スタンドカラーなので、適度な抜け感ときちんと感を持ち合わせており、オフィスカジュアルにもマッチします。生地にはやや透け感がありますが、スケスケではないので、写真のように、デニムやチェックシャツなどのカジュアルスタイルに合わせても浮きません。シワになりにくい"イージーケア"商品の為、旅行などにも安心して持っていけます。3. 最後は「パンツ」こちらも"イージーケア"商品です。一見カジュアル見えしそうな深めのグリーンですが、ツルサラ素材なのできちんと感を出せます。また、センタープレス入りを選ぶとさらにきれいめ度がUPします。色をいかしてシンプルな春ニットと合わせたり、ナチュラル素材のバッグや帽子と合わせたラフな夏コーデにもマッチしますよ。小柄な方ならテーパード型のアンクル丈、背の高い方ならワイドシルエットを選ぶとよりバランスよく決まります。失敗の経験から学んだ、ママフォーマル選び長女の入園式の時にはママフォーマル定番の、ノーカラーツイードのジャケットとスカートのスーツを買いました。お店での試着ではとても気に入って買ったのですが、実際に上下セットで着るには普段とかけ離れて背伸びしすぎていたのか、直前に急に恥ずかしくなり、当日は急遽、ツイードジャケットに持っていたきれいめの黒いパンツを合わせて行きました。そしてその後丸2年、いまだにツイードジャケットは着ていません。普段と違いすぎるアイテムを選ぶことで、"非日常感が出て特別な日にぴったり!"というメリットもありますが、それ以降なかなか陽の目を浴びないというデメリットもあると、経験から学びました。ワードローブにフォーマル服をプラスするには、どういったタイプの服を選ぶのがよいのか、子育て世代のママを永遠に悩ませるテーマですよね。今回の着まわし例が少しでも悩めるママの参考になりますように。〈文・写真/フリーランス記者ちゃおこ〉
2019年02月16日