スコットランド、グラスゴー出身のロックバンド「ベル&セバスチャン」のフロントマンであるスチュアート・マードックの初監督作品『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』の、予告編とポスタービジュアルがこのほど公開となった。スコットランドのグラスゴーのとある街。拒食症のため入院中の少女・イヴは、病院で一人ピアノに向かい曲を書いていた。ある日、彼女は病院を抜け出しライブハウスに向かう。そこでイヴはアコースティック・ギターを抱えたジェームズに出会い、さらに音楽仲間のキャシーを紹介された。2人の少女と1人の少年は一緒に音楽を作り始める。いきおいよく走り出す音楽と友情、そして、恋!1996年のデビュー以来、インディ・ギター・ポップの流れを汲んだサウンドと珠玉のメロディが生み出すハーモニーで多くのファンの心を掴み続けている、「ベル&セバスチャン」。今年の1月にはニューアルバム「Girls In Peacetime Want To Dance」をリリースし、本年度のフジロックフェスティバルへの出演も決定。今年日本でも多くの注目を集めるであろう「ベルセバ」のフロントマンであるスチュアート・マードックが、自身のソロ・アルバムを自ら脚本・監督したのが『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』だ。英スコットランド・グラスゴーを舞台に、思春期の少女と少年の恋と痛みを描いた、ポップでファッショナブルなミュージカル映画である本作。今回解禁となった予告編では、70 年代風の衣装や音楽、ミュージカルシーンが披露され、とにかくキュートな映像が満載!※訂正:特別鑑賞券は5月17日(日)より発売開始「もし美しい自分の声を聞きたいなら、バンドを組もう」とヒロインを口説く主人公のシーンからはじまる冒頭から、ポップミュージックとカラフルなファッションに彩られた、最高にキュートな映像の連続には思わず胸が高鳴ってしまう。キャストには、ヒロインである、孤独な病院生活から恋と音楽を通して世界に飛び出してゆく少女、イヴを演じる『エンジェル・ウォーズ』のエミリー・ブラウニング。イヴに出会い、音楽仲間となって密かにイヴに恋する少年を繊細に演じたのは、俳優であり、人気バンド「イヤーズ&イヤーズ」のフロントマンでもあるオリー・アレクサンデル。プロデューサーには『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』『ローラーガールズ・ダイアリー』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』も手掛けたバリー・メンデルがクレジットされている。『(500)日のサマー』や、『グランド・ブダペストホテル』のウェス・アンダーソン監督の世界観にも通じる、カラフルで、ビター&スイートなミュージカル作品としての期待が高まる本作。今年発売のベルセバの新譜と合わせて、是非このキュートな世界をのぞいてみて。『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』は、8月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 2015年8月1日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) FINDLAY PRODUCTIONS LIMITED 2012
2015年04月24日映画『新撰組オブ・ザ・デッド』の初日舞台あいさつが11日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストのバナナマン・日村勇紀、山本千尋、水樹たま、古旗宏治、川岡大次郎、チャド・マレーンと渡辺一志監督が出席した。全国公開中の本作は、ゾンビに転生した武士の戦いを描くゾンビ時代劇。新撰組のお荷物隊士・屑山下衆太郎(日村)は、アメリカから来たゾンビに噛まれて、"サムライゾンビ"になってしまう。ゾンビの概念が無い京の町は、感染によるパニックに陥り――というストーリーで、日村が長編映画初主演を果たしている。キャスト陣が劇中の衣装で颯爽と登場する中、日村は"サムライゾンビ"の姿で大立ち回りを見せ、「思ってるよりも早くゾンビになるからトイレに行かないで」とあいさつ。また、太極拳を得意とする山本は、「いつか時代劇に出たかったのでうれしかったです」とヒロイン役を喜び、「ゾンビ映画って怖いイメージがあるけど、何しろ主演が日村さんなので面白くなってる。私のアクションにも注目して」と笑顔でアピールした。続けて、長編映画初主演の日村に、撮影の苦労を聞くと、「ゾンビって『あー』しか言わないから、セリフを覚える必要もない。動きもないから楽でした」とキッパリ。“サムライゾンビ”という役柄をオファーされた際は、「『新撰組?スゴイな!』って言ったら、マネージャーが半笑いで」と戸惑いもあったようだが、「何十年後かにVTRで、この作品の映像が使われたら面白いなと。宝物をもらった感じでうれしい」とニンマリしていた。
2015年04月12日『シンデレラ』、『イントゥ・ザ・ウッズ』などの実写化も話題になったディズニーが今度は古典アニメ『ピノキオ』の実写映画の製作を発表したと「Deadline」が伝えている。『ピノキオ』はカルロ・コッローディの童話を原作として1940年にディズニーによって映画化された。人間の男の子になることを望む人形ピノキオの冒険物語は今もなお世界中から愛されている。実写版の脚本には『アバウト・ア・ボーイ』、『ティモシーの小さな奇跡』などで知られるピーター・ヘッジズを迎える予定だ。どちらかといえば原作の方にインスパイアされたストーリーになるらしいと言われているが、詳細はまだ明らかにされていない。原作と映画ではいくらかストーリーに違いがあるため、今回のプロジェクトではまた一味違った『ピノキオ』を楽しめるかもしれない。実写版『ピノキオ』は予定では2018年に公開されるという。その他にも『ムーラン』『美女と野獣』などの実写化を控えているディスニー、今後はアニメのみならず実写映画にも力を入れる傾向が続きそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった“おとぎ話の主人公たち”の“その後”を描き、大ヒット中のディズニーミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。このほど、映画を観た者ならば気にならずにはいられない(!?)シンデレラの王子とラプンツェルの王子が、共にプリンセスへの想いを歌い上げる、話題のシーンの映像が解禁となった。本作は、ハッピーエンドのおとぎ話の“その先”を描き、予想を鮮やかに裏切っていく大人のためのミュージカル。メリル・ストリープやジョニー・デップ、エミリー・ブラント、ジェームス・コーデン、アナ・ケンドリックほか、豪華キャストの歌声も大きな注目を集めている。今回届いた映像は、劇中でも特に鑑賞者からの人気が高い「Agony」が歌われるシーン。美しい川を舞台に、お互いのつらさ、苦しみを張り合うようにして歌う2人の姿は、映画を観たら必ず話題にしたくなる印象的な場面だ。クリス・パインとビリー・マグヌッセン、それぞれが演じる王子兄弟は、兄役のクリスはシンデレラに、弟役のビリーはラプンツェルに猛烈なアタックを仕掛けていくが、その想いが届かぬことを嘆いている。まずはシンデレラの王子が、舞踏会からいつも逃げ出してしまう彼女に対しての苦しみを熱唱すれば、かぶせるようにラプンツェルの王子が、塔の上から出ることのできない彼女を迎えに行けない苦しさを歌う。2人はずぶ濡れになりながら、「自分のほうがよりつらい」と訴え、最後には感情が高ぶるあまり、服をはだけさせながら歌い踊ることに!2人のイケメン王子が見せるまさかの姿には、一瞬、ぼう然。だが、チラリと見える2人の肉体美は必見だ。クリス・パインといえば、『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(’04)で映画デビューを飾り、その後、2009年の『スター・トレック』で主役のジェームズ・T・カークに起用され一躍ブレイク。続編の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でも再び同役を演じ、映画は世界で4億6,200万ドルを売り上げる大ヒットに。舞台でも着実に実績を残しており、いまやハリウッドで最もホットな俳優の1人に数えられている。一方、ビリー・マグヌッセンは、シガニー・ウィーバーやデヴィッド・ハイド・ピアースと共演したブロードウェイのヒット作で、クリス・デュラングの「Vanya and Sonia and Masha and Spike」に出演し、13年のトニー賞「演劇助演男優賞」にノミネートされた。舞台だけでなく、ブリット・マーリングやアレキサンダー・スカルスガルドと共演した『ザ・イースト』(’13)といった映画への登場も近年増加している。ちなみに、このシーンは運命の相手となるシンデレラ、ラプンツェルに出会って少し経った後の2人の気持ちが歌われるシーンだが、楽曲名「Agony」には「(精神または肉体の)激しい苦痛・苦しみ」という意味がある。いままでのアニメーション作品と大きく異なり、“プリンス側”の苦悩、苦しみがリアルに描かれているのも『イントゥ・ザ・ウッズ』の特徴といえるだろう。彼らは何の障害もなくプリンセスと結ばれるのではなく、悩みながらあの手この手と恋の作戦を考え、自身の想い人と結ばれるべく必死で努力していく、人間味あふれる王子。果たして、彼らは無事にハッピーエンドを迎えることができるのか、衝撃の結末は映画館で確かめてみて。『イントゥ・ザ・ウッズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月20日映画『アイアンマン』シリーズに登場する「アイアンマン・マーク21(ミダス)」がマックスファクトリーのアクションフィギュア「figma」シリーズで立体化され、2015年7月に発売されることが决定した。本商品は「GOOD SMILE ONLINESHOP」限定商品で、価格は8,148円(税込)。「アイアンマン・マーク21(ミダス)」は、トニー・スタークが制作した数々のパワードスーツから、通称"ミダス"と呼ばれる金色のアイアンマンスーツで、映画『アイアンマン3』に登場。今回は、全身ゴールドカラーの調和が美しい"ミダス"が「figma」で立体化される。『figma アイアンマン・マーク21(ミダス)』は、ディテールのシャープさや塗装の質感により一層こだわり、高級感ある仕上がりを実現。腹部をはじめ、各部の可動にも配慮し、精悍なスタイルながらも劇中と遜色のないアクションが可能だという。さらに豊富な手首パーツに加え、飛行・リパルサー噴射の再現が可能な「エフェクトパーツ」も付属。「ミサイル発射再現パーツ」や「背面フラップ展開パーツ」なども同梱され、劇中の活躍を思いのままに再現することができる。商品価格は8,148円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年4月15日21:00。商品の発送は、2015年7月を予定している。(C)MARVEL
2015年03月18日シンデレラ、赤ずきん、ラプンツェル…誰もが知るおとぎ話の住人の「ハッピーエンドのその後」を描いた『イントゥ・ザ・ウッズ』。幸せになったはずの彼女たちが、思いがけない運命に見舞われる姿に、思わず「本当の幸せって何なの?」と自分自身を重ね合わせる“迷える子羊”たちの不安やお悩みを、女装パフォーマーとして多方面で活躍中のブルボンヌさんが一刀両断!「魔女をイメージした」と言う本人こだわりの衣装でご登場です。Q:「まずは、ブルボンヌさんから見た『イントゥ・ザ・ウッズ』の魅力を教えてください」王子様を張り倒して、姉妹の絆を全面に押し出した『アナと雪の女王』が象徴するように、いまディズニー映画全体が大きく変化している時期よね。『イントゥ・ザ・ウッズ』はさらにその変化が強調されていて、私自身、大好きな作品なの。歌と踊り、それにスコアも「素晴らしい」の一言。それにクラシック作品とは違って、予定調和や勧善懲悪に陥らない…例えば、魔女や巨人を単なる悪者に描かない点も、画期的!なんせ、私も魔女ですから。いわゆる名作と言われる過去の作品が甘味たっぷりの砂糖菓子だとすれば、『イントゥ・ザ・ウッズ』はちょっとビターな大人向けのスイーツね。人によっては良薬かしら。つまり、この作品はディズニーからの“挑戦状”だから、観客側にもそれを受け取る覚悟は必要かもしれない。でも観れば絶対に新しい価値観に出合えるし「幸せって何だろう?」って考えたい人にはちゃんとヒントも与えてくれる。好奇心あふれる人には特にオススメよ!Q:「浮気されやすいのですが、されない方法・させない方法を教えてください。少し男性不信になっていて…そういう人を好きにならない男性の見極め方はありますか?」<26歳・OL>いきなり安直な質問ね!私みたいな女装に相談して、簡単に答えが出るほど、世の中甘くないわよ。『イントゥ・ザ・ウッズ』もそんな人生の苦味を描いているんだから。でも、せっかく相談していただいたので、一般論としてお答えすると、男って束縛されれば、されるほど逃げたくなる生き物なのよ。だから「浮気しないで」なんてしつこく言うのは、逆効果。むしろ自由に泳がせることで、カレへの信頼を示せば、男は罪悪感を覚えるはずよ。『イントゥ・ザ・ウッズ』に登場するシンデレラも、王子に浮気されちゃうけど、舞踏会で着飾った者同士がポッと一目ぼれしただけなんだから(笑)、“素”を知った時点で「あれ?」ってなるわよ。逆に浮気した王子を悪者に描かなかった点が好印象。浮気する人って…色気があるじゃない。貴女だってカレの色気に惹かれたんだから、エラそうに「浮気するな」なんて言わず、大きな心を持たなくちゃ。色気の独占なんて、無理な話なのよ。Q:「年上の男性を好きになってしまったのですが、子ども扱いされて、恋愛対象として全然見てもらえません。どうしたら大人っぽくなれますか?」<21歳・学生>このお悩み自体“お子ちゃま”で、何だか背伸びした赤ずきんちゃんみたい(笑)。まずは、自分は子どもって事実を受け入れないと。それでも何か解決策を…と言われれば、もう外見で勝負するしかない。私も“装いのプロ”ですから、アドバイスすると、例えばクリクリとした目は子どもっぽく見えるから、アイラインを横に細長く入れるの。前髪パッツンやおでこ全開もNGよ。髪を7:3の位置で斜め分けしたり、ヒールを履くのは効果的ね。男性はビジュアルに弱くて、女性は内面やシチュエーションを意識する生き物。だから、ちょっとした工夫で男を勘違いさせるのは、実はカンタンなの。でも結局は“外見”の話だから、最終的にはいろんな経験を積むことで“内面”を成長させるしかないのよ。私だってこう見えて、たっくさん辛い経験をしているんだから。それに基本的に女子のほうが大人じゃないかしら。いつまでも子どもみたいな男が、この世にはゴマンといるから!Q:「仕事ばかりで出会いがまったくありません。たまに友だちに誘われて合コンに行ったりするのですが、普通のOL友だちや会社員の男性のノリについていけず、男性に食事に誘われても『何か違うなあ…』といつも思ってしまいます。恋愛の感覚や女子力を取り戻したいのですが、どうしたらいいですか」<24歳・TV制作会社勤務>『イントゥ・ザ・ウッズ』にあてはめると、日々の仕事に追われるパン屋の奥さんってところかしらね。最近では日常の行動が、ホルモン分泌に大きく影響を与えるという研究結果もあるって聞いたわ。女性がバリバリ働ける社会は素晴らしいけど、例えば男社会で、男たちに負けずに頑張ろうとすれば、ファッションだって女性らしいものは避けて、男性っぽいシャープなラインを選ぶでしょ。そういった行動そのものに、脳も刺激されるわけ。子どもができたり、ペットを可愛がったり母性的な行動をとると、女性ホルモンがより多く分泌されるけど、いますぐは無理なら、せめてお休みの日はガーリーな服装やメイクを心がけるのもいいかも。もう身も心もブリブリにね!わざわざ“女子力”なんて言葉に惑わされず、自分らしく意識を変えればいいのよ。パン屋の奥さんは森に足を踏み入れて、王子様と出会っちゃうんだけど…。やっぱり森って“秘め事”のメタファーなのよね~。Q:「両親から『早く結婚しろ』と言われるようになりました。自分自身でも『そろそろかなあ』と内心では焦り始めているのですが、両親に言われたから結婚すると言うのも少し違う気がしていて…。現在、彼氏はいないです。ただ両親、特に出産などを心配する母親からは『早めがいい』と言われるので、どう切り抜けたらいいのでしょうか?」<28歳・OL>まず考えないといけないのは、自分自身にとって結婚にどんな意味があるのか?本当に必要なのか?ってこと。いまの世の中、女子が結婚しなければ幸せになれない“結婚幻想”が充満しているけど、それもメディアが作り上げたものだから、疑っていいんじゃないかしら。仕事や恋愛観なんかも一緒に考え、突き詰めた結果として「いまは結婚すべきではない」という答えに至れば、ご両親に冷静な態度で説明するしかないんじゃないかしら。親世代はどうしても「結婚もせずに、うちの娘は不幸せなんじゃないか」って心配するけど、やっぱり大切なのは自分の人生でしょ。自分なりの幸福論を築くことができれば、「それを奪ってまで結婚させたいの?」ってはっきり言えるはず。一方で、メリル・ストリープが演じる魔女が“娘”のラプンツェルを溺愛するばかりに、高い塔に閉じ込める姿は、いま日本でも話題になっている“毒母”に重なるなあ。あれはあれで大きな社会問題よね。鋭い視点と愛するツッコミで、女子たちのお悩みに答えてくれたブルボンヌさん。そんな彼女(!?)のアドバイスとともに、映画『イントゥ・ザ・ウッズ』を見れば、きっと幸せ探しのヒントがつかめるはず。あなたも、劇中のヒロインたちのように、自分自身の「めでたし、めでたし」を見つけてみては?『イントゥ・ザ・ウッズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月18日『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録したディズニーが満を持して贈る、最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』が先週末に封切られたが、このほど本年度洋画オープニングNo.1、さらに実写ミュージカル映画史上オープニングNo.1という成績を樹立したことが明らかとなった。本作は、誰もが一度は憧れた、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといったおとぎ話のヒロインの「めでたし、めでたし」の“その後”を描いたミュージカル作品。王道のハッピーエンドを覆して現代の“愛”とは何かを問いかける。本作は全国342スクリーンで公開され、週末2日間で4,2億円(※動員:328,722人)を稼ぎだし、今年公開された洋画の中でもNo.1のオープニング興行収入を記録。さらに、ミュージカル映画史上歴代第1位の興行収入58億円を持つ『レ・ミゼラブル』や第2位の『オペラ座の怪人』を抜き、今世紀に公開された実写ミュージカル映画の中でNO.1のオープニング記録を樹立という快挙を成し遂げた。また、豪華絢爛のスタッフ・キャストを誇る本作は、それぞれが持つ自身のミュージカル作品のオープニング記録をも更新。監督ロブ・マーシャルはアカデミー賞にも輝いた『シカゴ』を抜き、メリル・ストリープは『マンマ・ミーア!』、そして、赤ずきんを誘惑するオオカミ役を演じたジョニー・デップは、盟友ティム・バートン監督と組んだ『スウィーニー・トッド』のオープニング興行収入をそれぞれ塗り替えた。日本での来場者の男女比は3:7。傾向として20代~30代の女性が多く見受けられ、春休みを迎えたこともあり、昨年の『アナと雪の女王』と同様に息の長い興行となりそうで、最終的には40億円を超える興行となる見込みだ。<歴代実写ミュージカル映画興行収入 TOP5&オープニング記録(※2000年以降/土日興収比較)>【興行収入/オープニング記録】1,『レ・ミゼラブル』:58.9億円/3.0億円2,『オペラ座の怪人』:42.0億円/3.36億円3,『シカゴ』:35.0億円/2.82億円4,『マンマ・ミーア!』:26.0億円/3.53億円5,『スウィーニー・トッド』:20.5億円/3.98億円★『イントゥ・ザ・ウッズ』:◯◯億円/4.26億円『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月17日驚異的な大ヒットを記録した『アナと雪の女王』で歴史的なミュージカルブームを巻き起こしたディズニーが、満を持して贈る最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。公開を目前にし、先日の来日で注目を集めた魔女姿のメリル・ストリープが涙を流す印象的な、新たな画像が公開された。本作は、誰もが一度は憧れた、おとぎ話のヒロインの「めでたし、めでたし」の“その後”をミュージカルで描く大人のための物語。願いを叶えたはずの彼女たちが直面する運命とは一体…。公開を目前に控え発表された新画像は、ラプンツェルと魔女の2ショットだ。白髪姿に悲壮感漂う表情をしている魔女を演じるのは、オスカー女優のメリル・ストリープ。アニメーション『塔の上のラプンツェル』から魔女・ゴーテルの比較画像が公開されており、魔法の髪に夢中でラプンツェル自身には愛情を感じられないゴーテルに比べ、本作のメリル演じる魔女は何故かラプンツェルに寄り添い涙を流す様子が伺える。実は今回公開された画像は、自身の元を去っていこうとするラプンツェルを、涙を流しながら必死に止めようとする魔女の姿。アニメーションの魔女と同じく“育ての親”であることには変わりないのに雰囲気が異なるのは、本作と『塔の上のラプンツェル』とでは、ラプンツェルが塔に閉じ込められている理由が異なるからだ。本作の魔女が塔に閉じ込めたのは、ゴーテルのように若さを求め魔法の髪を独り占めした訳ではなく、自身に降り掛かった呪いで醜く老いた見た目にコンプレックスを感じ、若く美しい見た目であれば、ラプンツェルが自分を愛してくれると信じて呪いを解くために必死になったという、彼女への愛が強すぎた故の行動だったのだ。歴代最多アカデミー賞19回ノミネートを本作で達成したメリルは、ラプンツェル役のマッケンジー・マウジーに対し「完璧なキャスティングじゃないかしら。彼女の美しすぎる歌声は、ラプンツェルにピッタリですもの。野に咲く花のように可憐で初々しく、とってもスイートで感情豊かな彼女のことが大好きになったし、共演出来て最高にラッキーだったと思うわ」と、母と娘のような愛情たっぷりなコメントを語った。本作のラプンツェルは、魔女からの大きすぎる愛情を振り切って、自ら外の世界に踏み出そうとするリアルなティーンエイジャー。彼女たちが贈る“親子愛”は大人から若者まで幅広い共感を得ること間違いなしだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月13日これまでの常識にとらわれず、自ら創ったものですら覆す──。ディズニー映画の最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』はそんな挑戦的作品だ。ブロードウェイの伝説的ミュージカルの映像化ではあるが、ディズニーが手がけてきた『シンデレラ』や『ラプンツェル』などのディズニー・プリンセスを、幸せを“待つ”夢見るお姫様ではなく幸せを自分で“手に入れる”たくましい女性として描き、さらにはそれぞれのおとぎ話の「めでたし、めでたし」のその後を描いているというのが何とも新しい。その『イントゥ・ザ・ウッズ』のメインキャストのなかで最年少ながらも抜群の歌唱力で赤ずきんを演じ、映画界に新風をもたらしたのがリラ・クロフォード。また、彼女と同じく舞台を中心に女優としてのキャリアを積み、過去には宮本亜門の舞台で赤ずきんを演じた経験のある神田沙也加。赤ずきんという共通のキャラクターを演じた2人に『イントゥ・ザ・ウッズ』の魅力を聞いた。神田さんが赤ずきんを演じたのは11年前。「もうそんなに経つんですね(笑)」と十代の頃の自分を思い出しながら、この映画の面白さは「赤ずきんだけでなく、登場するそれぞれのキャラクターに感情移入できること」だと語る。「立場や年齢の違うおとぎ話の主人公たちが、いろんな困難に立ち向かいながら自分の未来、自分の運命を自分で掴みとって行く自立を描いている。自分自身の成長にあわせて、赤ずきんだったりシンデレラだったり、年齢や成長によって考えさせてくれる、これから先、生きていく時々で思い返したくなる作品ですね」。リラも神田さんの言葉に「本当にその通り!」とうなずきながら、演じた赤ずきんと自分自身の成長がぴたりと重なったのだと説明する。「『赤ずきん』のパートは少女から大人の階段をあがっていく物語。撮影をしていたときの私はちょうど12~13歳、赤ずきんと同じ年頃だったんです。映画の冒頭で登場したばかりの赤ずきんはナイーブだし、物事についても世間のこともあまりよく知らない。けれどシンデレラと出会って『No One Is Alone』を歌うとき、あの瞬間に彼女は“もう子供じゃないわ!”って大人に近づいたと思うんです。私自身も毎日すべての瞬間で少しずつ大人になっているので、赤ずきんと同じですね(笑)」。そんなリラを見て神田さんが「ものすごく大人ですよね」と驚くように、現在14歳のリラは想像以上にしっかりしている素敵なレディだ。10歳でブロードウェイ・デビュー、翌年には5,000人の中からオーディションでブロードウェイ・ミュージカル「アニー」の主役を勝ち取り、これまでに14もの舞台を経験。この『イントゥ・ザ・ウッズ』はリラにとって記念すべき初の映画となる。名女優メリル・ストリープはじめ大先輩たちとの共演もまた彼女を役者として大きく成長させたはずだ。そして「小さい頃からジョニー・デップの大ファンだったの!」と嬉しそうに赤ずきんを誘惑するオオカミ役、ジョニー・デップとの共演について言葉を弾ませる。「好きな俳優は?って聞かれるたびに『ジョニー・デップ!』って答えていたほど大好きなの。憧れの人に会えて、しかも共演できたというのは本当に嬉しくて夢のようでした。彼は才能にあふれていて常に新しいアイデアを思いついては提案してくれるんです。撮影の合間には世界各地で撮影をしたときの秘話とかいろんな話も聞きました。もう、隣に立っているだけで、あのジョニー・デップが私の隣に立ってる!って、毎回信じられなかったです」。リラの緊張と喜びに満ちたジョニー・デップとの想い出のシーンは、神田さんにとってもお気に入りのシーンだと言う。「ジョニー・デップさんとリラちゃんが歌う『Hello, Little Girl』という曲があるんですけど、曲の最後にジョニー・デップさんが雄叫びをあげたりユニークなところもあって大好きです。2人の掛け合いも素晴らしかった!」。どのシーンにどの曲が使われているのか瞬時に出てくるあたりは、さすが舞台経験豊富な神田さんだからこそ。この映画の宣伝ナビゲーターを任せたくなるのも納得だ。神田さんに続いて、リラが「私のお気に入りは…」と挙げたのは、巨人対ジャックの母のシーン。「あのシーンはとにかく面白くて、魔女役のメリルもジャックの母役のトレーシー(・ウルマン)もパン屋の夫役のジェイムズ(・コーデン)も、みんな笑いが止まらなかったんです。監督が『アクション!』って言っても笑いが止まらないほど楽しかったのを覚えています。あと、パン屋の夫婦からもらったたくさんのパンやケーキを次々とほおばるシーンは幸せな時間でした。私、キャンディにケーキ、デザート…甘い物が大好きなんです!赤ずきんと私自身は違うところもたくさんあるけれど、共通点は食いしん坊だっていうことですね(笑)」。リラの演じる赤ずきんが赤いマントを手放すことにも通じるが、ディズニーが仕掛ける挑戦──『アナと雪の女王』や『マレフィセント』、そして『イントゥ・ザ・ウッズ』、最近のディズニー作品が共通して描いているのは女性の自立。神田さんは「私たちと同じ」だとヒロインたちの生き方にも注目する。「現代の女性は決して受け身じゃないですよね。自分で動いて自分の足で幸せを掴みに行く。それは今回の主人公たちも私たちも同じだと思うんです。女性も“自分から幸せを探しに行く”という時代の流れを敏感に感じ取っていち早くおとぎ話に反映させる、それができるディズニー作品ってやっぱりすごい。“めでたし、めでたし”の後のストーリーに切り込むこともすごい!」。「私も本当にそう思う!私も映画のなかのヒロインたちのように強い女性になりたい!」と、瞳を輝かせながらリラも力強くこの映画のメッセージを伝える。「アナとエルサ、マレフィセントもそうだったけれど、赤ずきんもシンデレラもラプンツェルもパン屋の妻もみんな強いキャラクター。もちろんキャラクターはフィクションではあるけれど、起きる出来事や表現のされ方はリアル(現実の女性の生き方)に近づいていて、みんな私たちのお手本になるような、素敵な女性たちばかりだと思うんです」。時代とともに変化していくディズニーのヒロインたち。リラと神田さんが深く共感したように、すべての女性に響く、知っているけど新しいヒロインたちが誕生した。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月13日ディズニーが贈る最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見が3月5日(木)、都内で行われ、来日中のメリル・ストリープとリラ・クロフォードが出席した。メリルのPR来日は3年ぶり4度目。現在14歳のリラは、初めて日本の地を踏んだ。アカデミー賞作品に輝いた『シカゴ』(’02)や『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(’11)で知られるロブ・マーシャル監督が同名のブロードウェイミュージカルを映画化した本作。赤ずきんやシンデレラ、ラプンツェルら誰もが知るおとぎ話のヒロインたちが、「めでたし、めでたし」の後に直面する困難と、それを乗り越えようとする姿を描く。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したメリルが演じるのは、愛するがゆえに娘・ラプンツェルを塔に閉じ込める魔女という複雑な役どころ。魔女役は意外にも(!?)初めての挑戦で、「過去にも魔女役のオファーはあったけど、その頃は若すぎて善良だったから(笑)。それはさておき、魔女とは言っても子どもを愛する気持ちは、同じ母親として共感できた。やっぱり一番の“願い”は、子どもたちの幸せと安全だから」と共感していた。また、輝かしいキャリアに触れて「私はとても幸運で、恵まれていたの。もちろん、チャンスを手にしたら、一生懸命努力することが大切よ」。今後の“願い”は「具体的に欲しいものはない。それが正直な気持ちよ。今は限られた時間を、いかに価値あるものにするかが大切なの」と語った。片や赤ずきんを務めるリラは、「浅草寺や原宿に行ったの。それに“本物”のお寿司もいただいて。アメリカのお寿司とは比べ物にならないくらいおいしかった」と日本を満喫している様子。オオカミ役で共演したジョニー・デップの大ファンだと言い「本当に夢がかなった気分!現場では次々とアイデアを生み出す天才ね。私の衣装についた葉っぱを、ジョニーが取ってくれたんだけど、時間が止まったかのように永遠に感じたわ」と満面の笑みでふり返った。今後の“願い”は「もちろん、女優の仕事を続けること。いつか、大好きなティム・バートン監督の作品に出ること」なのだとか。これを聞いたメリルは、「才能あふれるあなたなら、絶対に実現できるわよ。大切なのは、自分の願いを世の中にアピールすること。今日みたいな記者会見は大切なのよ。もしティムが愚かでなければ、きっとオファーの電話をしてくるわ」と背中を押していた。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月05日ディズニー最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』のジャパンプレミアが3月4日(水)、都内で行われ、来日中のメリル・ストリープが出席。宣伝ナビゲーターの神田沙也加が劇中歌を生披露すると、「私の歌よりはるかにいいわ」と神田さんの歌声を絶賛した。同名のブロードウェイミュージカルを原作に、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった誰もが知るヒロインたちの「ハッピーエンドのその後」を描いた本作。ジャパンプレミアでは神田さんが劇中の名曲「Children Will Listen」を披露した他、赤ずきん役の新星女優リラ・クロフォードが駆けつけ、作品のタイトルでもある楽曲「Into the Woods」を熱唱。日米“歌姫”の共演に、来場した約1000人のファンは魅了されていた。メリルが映画プロモーションのために来日するのは、第84回アカデミー賞で「主演女優賞」に輝いた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』以来、3年ぶり。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したことでも話題を集めたばかりだ。そんなメリルが演じるのは、“ラプンツェルの母”である魔女という役どころで「この映画はたとえ、夢が実現したとしても、その先に違う現実があるかもしれない…。そんなメッセージを映画にしたの。大切なのは、どんな状況でも希望はあるということ。私の願い?それは日本の皆さんが映画を愛してくれることよ」と貫録たっぷりのアピールだった。ステージを終えた神田さん&リラは「すごく緊張した」と口を揃え、「こんな素敵なステージで歌うことができて光栄。素晴らしい楽曲と、ここにいる皆さんの熱演を楽しんで」(神田さん)、「神田さんは才能にあふれ、歌声も美しい」(リラ)と熱唱をたたえ合っていた。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月04日ディズニーのミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』では浮気されたシンデレラ役を、『ラスト5イヤーズ』では失恋女子として歌声を披露する作品に続けて出演しているアナ・ケンドリック。この度、アナの主演最新作となるアカペラ部を描いたガールズムービー『ピッチ・パーフェクト』が5月29日(金)より公開されることが決定した。音楽好きでDJを目指している主人公・ベッカ(アナ・ケンドリック)は、親の勧めで嫌々ながらも大学へ入学。そこでひょんなことからガールズアカペラ部に入部してしまい大会に出場することに。最初は個性もバラバラでダメダメなチームだったが、時に衝突しながらも次第に女子の友情が芽生え始め…。2012年にガールズムービーとしては異例のスマッシュヒットを北米で記録し、2015年5月には早くも続編の公開が決定している本作。個性バラバラでダメダメなガールズアカペラ部の友情やプライド、彼女たちの成長を描いていく。主人公を演じるのは、本年度アカデミー賞授賞式でのパフォーマンスも話題となったアナ・ケンドリック。本作では歌手顔負けの、ブロードウェイ仕込みの圧巻歌唱パフォーマンスを披露する。日本では『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)、『ラスト5イヤーズ』(4月25日公開)、そして5月公開の本作が控えており、1か月ごとにアナの歌声が聴けることになる。そんな彼女の脇を固めるのは、『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』、『バチェロレッテ-あの子が結婚するなんて!-』で強烈なキャラクターを演じ、3月20日(金)に公開を控える『ナイト ミュージアム』最新作にも出演している人気女優レベル・ウィルソン、「glee/グリー踊る 合唱部!?」のアンナ・キャンプ、『ヘアスプレー』のブリタニー・スノーら演技力、歌唱力、共に文句なしの実力派女優たち。日本でもファンが多いミュージカルドラマ「glee/グリー」とは、一線を画すハイセンスな楽曲&ハイパフォーマンスを披露する彼女たち。「男子よ、これが女子だ!」と言わんばかりのパワフルな歌唱力に期待したい。『ピッチ・パーフェクト』は5月29日(金)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月02日ディズニーの最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』試写会が2月25日(水)に開催され、宣伝ナビゲーターで、2005年に「Into the Woods」でミュージカルデビューを果たした神田沙也加とその演出を務めた恩師・宮本亜門がサプライズゲストで来場しトークを繰り広げた。『シカゴ』のロブ・マーシャル監督最新作で、メリル・ストリープ、ジョニー・デップら豪華スター共演の本作。シンデレラに赤ずきん、ラプンツェルなどおとぎ話の主人公たちのハッピーエンドの“その後”を描き出す。サプライズで神田さんが登場すると、観客の多くは、同じくディズニー映画で、神田さんが日本語吹替え版の声優を務め昨年、記録的な大ヒットとなった『アナと雪の女王』を観ているようで、大歓声が上がる。『アナ雪』で改めてその歌唱力が称賛された神田さんだが、その原点と言えるのが17歳で宮本さんの指導の下、赤ずきんを演じたミュージカルデビュー作「Into the Woods」である。宮本さんは、神田さんと出会ったオーディションについて「松田聖子さんの娘さんが来ているとみんな騒いでたけど、オーディションは有名・無名関係なく、ひとりずつ見せてもらった。(神田さんは)本気なんです!『舞台女優になる』という熱意が生半可じゃなかった。赤ずきんにピッタリだと思った」とふり返る。もちろん、神田さんは緊張もしていたようで、宮本さん曰く「最初の本読みの時の不安な表情は凄かった(笑)」とのこと。神田さんは「右も左も分からない中で、亜門さんは『あなた自身を見て、選んだんだから、あなたのままでいい』と言ってくださった」と『アナ雪』の“Let it go =ありのままで”ともリンクするかのような素敵なアドバイスを、2005年時点で授けられていたそうで「あの言葉で救われました!」と改めて感謝の思いを口にした。宮本さんはまた、稽古場での神田さんについて「足を痛めていたらしいんですが、それを見せず、ひと言も弱音を吐かなかった」と称賛。その後の、神田さんの活躍については「親のように嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべた。神田さんは“恩師”の言葉に顔をほころばせ、改めて「Into the Woods」という作品の自身にとっての意味について「楽しかったし、挑戦したことないことができた思い出があり、その後も(女優を)やりたいと思えたし、そういう思いでやり続けたから昨年『アナと雪の女王』にも出会えた。感謝です!」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。本作の見どころなどに関して、ネタバレしない程度に語るのは至難の業のようで、宮本さんはやや苦戦…。そんな中で神田さんは、自身も演じた赤ずきんの存在に言及し「少女から大人になっていく――守らないといけない“言いつけ”もあるけど、知らない世界への好奇心もあり、失敗することもあるけど、そこから学び取ることもあり大人になっていく。言いつけを守るだけでなく、自分の考えで人生を選び取っていく」と解説し、宮本さんは「沙也加、大人になったねぇ…」と嬉しそうにしみじみ。来月にはロブ・マーシャル監督をはじめ、キャスト陣の来日も決まっており、宣伝ナビゲーターでもある神田さんは、その際に劇中歌で物語のフィナーレを飾る楽曲であり、作品のテーマの詰まった「Children Will Listen」を生で披露することになっている。神田さんは大役を前に「みなさんにお会いできるのがまず、信じられないです!心を込めて歌いたいと思います」と意気込みを口にし、会場は期待とエールを込めた温かい拍手に包まれた。『イン・トゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年02月25日誰もが知るおとぎ話の主人公たちが登場するディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』に出演しているジョニー・デップのコメント映像と出演シーンの映像が公開になった。本作でデップは『赤ずきん』のオオカミを演じている。ジョニー・デップが歌う本編映像本作は、『ウェスト・サイド物語』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを基に映画化したもので、名女優メリル・ストリープが魔女を演じるほか、アナ・ケンドリックがシンデレラを、マッケンジー・マウジーがラプンツェルを、クリス・パインが王子役を演じ、『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督を務める。デップが日本のファンに向けたメッセージ映像に続いて紹介されるのは、劇中でデップ扮するオオカミが赤ずきんを誘って、彼女の足を止めようとする場面。デップは華麗に動き、歌い、赤ずきんの注意を惹きつけようとする。共演した赤ずきんを演じたのはリラ・クロフォードで、デップは「「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とコメントしている。ちなみに森には赤ずきんやオオカミだけでなく、シンデレラやラプンツェル、恐ろしい魔女など、おとぎ話の登場人物たちが集結。ハッピーエンドを迎えたはずのキャラクターがどのような物語を新たに描き出すのか気になるところだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー
2015年02月25日アカデミー賞「助演女優賞」ノミネートのメリル・ストリープ、授賞式で司会のニール・パトリック・ハリスと華麗なるパフォーマンスを繰り広げたアナ・ケンドリックなど、豪華キャストの競演で贈るディズニー最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。このほど、本作で「赤ずきん」のオオカミ役を演じるジョニー・デップが力強い美声と遠吠え(!)を披露する本編の歌唱シーンと、日本のファンに向けたコメントが収録された特別映像が、日本限定で解禁となった。本作は、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、誰もが知るおとぎ話の「めでたし、めでたし」の“その先”を描く、“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。映像の冒頭で、ジョニーは「とても楽しい作品。その世界を皆さんに体験していただけたらと思う」と、日本のファンに向け本作をアピール。届いた本編映像では、ジョニー扮するオオカミが赤ずきんを足止めし、あの手この手で彼女を道草に誘っていく。オオカミは、摘んだ花を手渡し魅惑的なウインクまで披露するが、その目的はもちろん、先回りしておばあさんを食べること…。音楽活動も行うジョニーだけあり、囁くようなセクシーなかすれ声から、低く力強い歌声までを使い分ける彼の美声は、さすが。映像の最後には、本物のオオカミ“顔負け”の、渾身の遠吠えまでも披露する。ジョニーは「歌うこと自体が僕にとっては大きなチャレンジだった。なんせ僕は歌手じゃないからね(笑)」と謙遜するが、本作は自身の大ヒット作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』以来、7年ぶりのミュージカル映画出演となる。変幻自在のコスチューム・プレイヤーとして、その独特の立ち振舞や演技で日本でも大人気のジョニーは、ディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じた “キャプテン・ジャック・スパロウ”でその地位を築き、最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』では新キャラにも挑戦。先日製作開始が発表された『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テイルズ』(原題)でも、彼は“当たり役”ジャック・スパロウにキャスティングされている。また、彼の演じるオオカミと対等に渡り合う赤ずきんを演じたのが、新星のリラ・クロフォード。映画初出演にして、メリル、ジョニーら豪華俳優陣たちを相手に、一歩も引かぬ堂々とした姿を見せる彼女に、ジョニーは「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とその演技を絶賛。リラは、映画公開の直前3月4日(水)にはメリルとともに来日を控えており、ジョニーをも唸らせた彼女が日本のファンの前でどんな姿を見せてくれるのかにも注目だ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月25日ディズニーの最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。先日、本作で“赤ずきん”を演じる新星リラ・クロフォードが来日することが明らかとなったが、このほど“ラプンツェルの母”である魔女という役どころを演じるベテラン女優メリル・ストリープも来日することが決定した。誰もが知っているシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、おとぎ話のヒロインたちの「めでたしめでたし」の“その後”を、ミュージカルで描く本作。願いを叶えたはずのヒロインたちが辿る驚きの運命を通して、“本当のしあわせとは何か?”を問いかけるディズニーの意欲作だ。メリルが映画プロモーションのために来日するのは、第84回アカデミー賞で「主演女優賞」に輝いた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』以来、3年ぶり。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したことでも話題を集めている。また、前述の受賞を含めこれまでに3度のオスカーを手にしており今回、史上2人目となる俳優での4度目の受賞に王手をかけている。メリルは「これは単に楽しいだけじゃなく、知的で後から色々と考えさせられる、奥深いミュージカルなの。ひねりの利いた、意味深く美しいエンディングだと思っているわ。」と本作の見どころを語っている。さらに今回、メリルの来日決定に合わせて、彼女が演じる魔女が外の世界から守るために塔に閉じ込めて育てる愛娘・ラプンツェルへの愛を歌いあげる劇中映像が解禁。優しくも観る者の胸を締め付けるような歌声は、「圧巻」の一言に尽きる。監督のロブ・マーシャルは「脆さや恐怖心を抱えた、人間味あふれるリアルで等身大の魔女を演じ上げた彼女(メリル)には、つくづく感心させられました。それもメリル・ストリープだからこそ成せる技と言えるでしょう」と手放しで賞賛を贈っている。メリルは、公開に先駆けて行われるジャパン・プレミアに、宣伝ナビゲーターの神田沙也加、マーシャル監督、赤ずきん役のリラと共に出席する予定だ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日もともとは『トワイライト』シリーズのファンフィクションから始まり、いまやベストセラーとなり映画化もした『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』について、ある意味当事者(?)のロバート・パティンソンが口を開いた。ロバートは「Reuters」に同作について「実は本を読んだことはないんだけど、多分ものすごく、違ったものなんだろうね」「違うものでないなら僕にはどうやって上手くいくか分からないよ」と語っている。また同作が『トワイライト』にインスピレーションを得て書かれたものであることについては、「これがファンベースのものだってのはすごいことだ。たくさんの人々がこれに感じる深い繋がりみたいなものがあるんだろう。それが何なのかは分からないけどね」と、ファンの力への感銘を表した。主演が友人のジェイミー・ドーナンであることについて「ちょっと変な気分だよ。僕はジェイミーと十年来の知り合いだからね」と少し困惑した様子を見せている。ロバートにとっては、自身が演じた作品が全く別物に成長し、みるみるうちに有名になってしまったいまの状況に戸惑っているというのが本音なのかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月16日ディズニーが、満を持して贈るミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。ジョニー・デップやメリル・ストリープら豪華キャストの中で一際輝く演技を見せる本作の主要人物のひとり、赤ずきんを演じるリラ・クロフォード。今回彼女が、祖母へのお使いに出かけるときに披露する歌声が収められた本編映像が解禁された。本作は誰もが知っているシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、おとぎ話のヒロインたちの「めでたしめでたし」の“その後”を、ミュージカルで描く大人のための物語。願いを叶えたはずのヒロインたちに待ち受けていた驚くべき運命とは…。赤ずきんを演じるリラは6歳の頃からプロとして演じている。2011年、ミュージカル「リトル・ダンサー」でブロードウェイにデビュー。翌年には11歳にして5,000人のオーディションを勝ち抜き、ブロードウェイ・ミュージカルの「アニー」で主役を演じ、長い歴史のあるドラマ・リーグ賞にノミネートされた。そして、全米で行われたキャスティング・サーチで本作のフィルムメーカーにその才能を見出され、主要キャラクターである赤ずきんで映画デビューを果たしたのだ。監督を務めるロブ・マーシャルは彼女の起用について、「(プロデューサーの)ジョン・デルーカと私は、ジェームズ・ラパインが制作した『アニー』でリラを見ましたが、彼女は最高でした。彼女は並外れたシンガーであり、女優であり、コメディエンヌであり、実年齢よりもずっと先をいっています。それはまさに、我々が赤ずきんにもとめていたことそのものだったのです」と、彼女の才能に惚れ込んだことを明かした。解禁された映像は、映画の冒頭で描かれるパン屋での一幕。イメージの赤ずきんと全く異なる豪快な姿と、フィルムメーカーが惚れ込んだ彼女の美しく力強い歌声が存分に味わえる映像となっている。誰もが知るおとぎ話の赤ずきんは、お使いを頼まれた彼女が、祖母に届ける食べ物を母親から渡されてでかけるが、本作では、祖母へのお使いに出かける彼女は自身の食欲の赴くまま、パン屋の店先から大量のパンを頬張りながら、両手でも持てない程のパンを持って行くのだ。リラの愛らしい姿からは想像できない、豪快なパン泥棒っぷりに釘付けになってしまう。リラは、自身が演じた赤ずきんついて「彼女にとって、この映画は成長の物語よ。大人になってゆくこのプロセスと同じことを経験している女の子はたくさんいるから、ほとんどの女の子が自分に重ね合わせて見られると思う」と語り、単なる小さな女の子ではなく、共感できる等身大の人物であると語る。また、パン屋の夫婦を演じるのは、『プラダを着た悪魔』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントとトニー賞俳優のジェームズ・コーデン。夫役のジェームズはなんとかして赤ずきんにお金を払わせようとするが、妻役のエミリーは頑なに拒否。赤ずきんに大量のパンを入れるためのバスケットまで提供してしまうという一幕も。まずはこちらの映像から、ミュージカル映画の巨匠も絶賛する赤ずきんの美しい歌声に酔いしれて。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日3月14日に公開を迎えるディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は、赤ずきん、シンデレラ、ラプンツェルなど、おとぎ話の主人公の"その後"を描いた物語。本作の舞台は"森"だが、実は、ディズニーの歴代有名作の舞台に"森"は多く使用されており、作品によりさまざまな意味を持っている。ディズニーを代表するプリンセス作品といえば、『白雪姫』『眠れる森の美女』『塔の上のラプンツェル』。これらは、時代とともに移り変わってきたプリンセスストーリーだが、どれも"森"が舞台となっている。『白雪姫』では、主人公の白雪姫は毒りんごで謀殺されるが、直前まで彼女をかくまっていた森に住む小人たちは、ガラスの棺に彼女の遺体を安置してそばを離れず、その後、王子のキスで白雪姫は目を覚ます。『眠れる森の美女』では、魔女に死の呪いをかけられた姫は、森で隠れて暮らすも眠りに落ち、こちらも王子のキスで目を覚まして幸せになる。この2作品において、森は、主人公を包み込む"優しさ"を表している。一方、『塔の上のラプンツェル』の森は、ラプンツェルが初めて踏み出す"外の世界"の象徴。王国の森の奥深くにそびえる高い塔に暮らしていたラプンツェルは、塔の外に出ることを禁じられていたが、ある日偶然現れた盗賊フリン・ライダーを説得して、深い森を抜けて外の世界に踏み出し、自由を手に入れる。そして、『イントゥ・ザ・ウッズ』で描かれる森について、監督のロブ・マーシャルは「物語の中の森はある意味、人生のサイクルのようなもの。私たちは成長すると、人生とは自分が思い描いていたものとは違うことを知ります。それは誰しもが経験しなければならないもので、決して近道はないということを知るのです」とコメント。本作における森は、人生における数多くのもののメタファーであり、夢を見つけるための場所、願望を遂げるための場所、恐怖を沈めるための場所、そして、成長することができる場所なのだ。(C)2015 Disney Enterprises, INC. All Rights Reserved.
2015年02月12日マンダリン オリエンタル 東京のレストラン「タパス モラキュラーバー」は2月20日、ディナーイベント「アート オブ ダイニング ドン ペリニヨンと共に(Art of Dining with Dom Perignon)」(5万5,000円/税・サービス料別途)を開催する。このイベントは“食の芸術”を自称する8名限定のスペシャルディナーを提供するというもの。コースではレストランが誇る斬新な食の実験エンターテインメント「モラキュラーキュイジーヌ」に加え、正統派江戸前寿司、本格フレンチ、イタリアン、広東料理までいずれも贅を尽くした全9品を用意した。更に、これらの料理と合わせて提供されるシャンパンには、3種のビンテージが用意される。「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2004」「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2003」「ドン ペリニヨン P2-1998」が、和洋の華やかなディナーを一際ゴージャスに演出してくれそうだ。
2015年02月10日女優で、音楽ユニット“TRUSTRICK”のメンバーでもある神田沙也加が、ディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』の宣伝ナビゲーターに就任した。神田は17歳の時に、本作の基になったミュージカルに出演しており、本作のジャパンプレミアでは劇中のナンバーを披露する。その他の写真『イントゥ・ザ・ウッズ』は、『ウェスト・サイド物語』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを基に映画化したもので、誰もが知るおとぎ話の主人公の“その後”を描く。神田は2005年に宮本亜門が演出した同ミュージカルに赤ずきん役で出演しており、「私の人生に大きな転機を与えてくれた作品であり、この作品があったからこそ今の自分がある。そして、この作品がなかったら“アナ”には出会えていなかったと思います」と語る。神田はすでに映画を鑑賞しており「舞台に関わっていたので、あれをどうやって映画化するんだろうと一人の観客として興味があったんですが、全く新しい映画の中で繰り広げられるミュージカルとして楽しめると思います」とコメント。「舞台では、なかなかそこまで見られなかった主人公たちの表情や細部の表現というのも観られるので、楽曲ももちろんですけど、お芝居も楽しめる作品として、新しくブラッシュ・アップされたんじゃないかと思います」と言い、「皆さんにもおなじみのおとぎ話のキャラクターたちの“めでたし、めでたし”のそのあとを描いた作品です。なかなかなかったと思うので、今まで皆さんが観てきたおとぎ話とちょっと違った角度から物語を楽しむことができるかもしれません。名曲ぞろいなので、曲も一緒にお楽しみください!」と早くもナビゲーターとして作品をPRしている。本作のジャパンプレミアは3月4日に都内で行われ、ロブ・マーシャル監督と、赤ずきん役のリラ・クロフォードが来日するが、神田は作品のメッセージが詰め込まれた楽曲『Children Will Listen』を披露する。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー(C)2015 Disney Enterprise.inc. All Rights Reserved.
2015年02月04日バナナマンの日村勇紀が映画初主演を務める『新選組オブ・ザ・デッド』の公開日が4月11日(土)に決定し、ゾンビに変貌した日村の姿が公開になった。その他の写真本作は、幕末の日本にアメリカからゾンビがやってきたことからはじまるパニックと戦いを描いたエンターテインメント作品。日村は新選組の名を盾に放蕩生活をおくっているお荷物隊士の屑山下衆太郎を演じる。劇中で日村演じる屑山は、冒頭にゾンビに噛まれ、次第にゾンビへと変貌していく。『19』『キャプテントキオ』の渡辺一志が脚本と監督を務め、坂本龍馬役を演じる。『新選組オブ・ザ・デッド』4月11日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2015年01月30日全米映画俳優組合賞(SAG)のキャスト賞(Outstanding Performance by A Cast in A Motion Picture)に、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が選ばれた。同作品は前夜に発表されたプロデューサー組合賞(PGA)も獲得しており、オスカーにまたもや一歩近づいた。その他の写真映画部門の主演男優賞は、『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン、主演女優賞は『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが獲得。助演男優賞には『セッション』のJ・K・シモンズ、助演女優賞には『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエット。テレビ部門シリーズのアンサンブル賞に輝いたのは、『ダウントン・アビー』(ドラマ)と、『Orange is the New Black(原題)』(コメディ)。ドラマシリーズの主演男優賞は『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のケビン・スペイシー、主演女優賞は『How to Get Away with Murder(原題)』のヴィオラ・デイヴィス、コメディシリーズの主演男優賞は『シェイムレス 俺たちに恥はない』のウィリアム・H・メイシー、主演女優賞は『Orange is the New Black(原題)』のウゾ・アドゥバが獲得している。文:猿渡由紀
2015年01月26日『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録し社会現象にもなったディズニーが満を持して贈る最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。3月14日(土)公開目前に本作の監督を務めるロブ・マーシャルと赤ずきん役のリラ・クロフォードが3月上旬に来日することが明らかになった。シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん…“願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた驚くべき運命とは?本作はディズニーが「めでたし めでたし」の“その後”を描き、「現代の幸せとはなにか?」を問いかける大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル作品。本作には、シンデレラ役のアナ・ケンドリックや王子役のクリス・パインを始め、ダニエル・ハトルストーン、マッケンジー・マウジー、エミリー・ブラント、メリル・ストリープ、ジョニー・デップなど豪華俳優陣が集結している。2009年にアメリカで公開され大ヒットしたドラマ「glee/グリー」を筆頭に、『レ・ミゼラブル』(’12)、『アナと雪の女王』(’14)と青春ドラマから徐々に変革し、いまのミュージカルは大人の支持を受けて勢いを増している。そんな“ミュージカル旋風”が巻き起こっている中、マーシャル監督の来日は、2005年の『SAYURI』以来、実に10年ぶり。彼が初めて映画監督を務めたミュージカル映画、『シカゴ』(’02)は作品賞を含む6つのアカデミー賞受賞に輝き、2009年に監督を務めたミュージカル映画『NINE』はアカデミー賞4部門にノミネート。近年では『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(’11)を世界的な大ヒットに導くなど話題作を手がけている。そして、今回注目したいのは赤ずきんを務めるリラ・クロフォード。出演当時リラは、若干13歳という若さでジョニーと対等に渡り合う名演を見せつけた。ジョニーだけでなく、映画に登場する豪華キャストの面々にも一歩も引かない素晴らしい度胸を見せつけた彼女は、スクリーン以外ではどんな姿を見せてくれるのか。2人は3月3、4日に来日を予定しているという。大本命ミュージカルを代表する豪華な2人の来日は、本作への期待をさらに盛り上げてくれること間違いなしだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日ディズニー・ミュージカルの最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』で“シンデレラ”を演じるアナ・ケンドリックと、ミュージカル界出身の新星ジェレミー・ジョーダンが、すれ違う1組のカップルを演じる映画『ラスト5イヤーズ』。このほど、4月25日(土)の日本公開決定に併せ、劇中シーンのキュートな画像が解禁となった。本作は、多くのドラマが生まれる街ニューヨークで、女優を目指すキャシー(アナ・ケンドリック)と小説家を志すジェイミー(ジェレミー・ジョーダン)の出会いから破局を迎えるまでの5年間を描くミュージカル・ラブストーリー。ベースとなった同名ミュージカルは、トニー賞の常連であるソングライターのジェイソン・ロバート・ブラウンが生み出した作品で、2001年に米「TIME」誌が選ぶベストショー10に選出、その後オフ・ブロードウェイで大ヒットを記録するなど、世界中で上演され続けている。ラブストーリーの金字塔『P.S.アイラヴユー』のリチャード・ラグラヴェネーズが脚本・監督を務めた本作で、これまでの恋愛映画と一線を画すのが、その独創的な時間軸の使い方。なんと、キャシーの目線は愛の終わりからふたりの出会いへと遡り、ジェイミーの視点では恋に落ちた瞬間から愛が終わりを迎えるまでを辿るという。そんなすれ違う1組のカップルを演じるのは、ジョージ・クルーニー主演『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、現在『イントゥ・ザ・ウッズ』の公開を控えるなど、順調なキャリアを築く女優アナ・ケンドリック。12歳のときに史上2番目の若さでトニー賞にノミネートされるという輝かしい実績を誇る彼女は、本作でも透明感あふれる瑞々しい歌声と確かな演技力を披露している。そしてその夫役を務めるのは、ミュージカル界出身のジェレミー・ジョーダン。ブロードウェイ・ミュージカル「Newsies」(原題)でトニー賞にノミネートされた過去を持ち、スティーヴン・スピルバーグが手がける米NBCのミュージカルドラマ「SMASH/スマッシュ」シーズン2に抜擢されるなど、活躍の場を広げつつある実力派だ。ブロードウェイ仕込みの若き才能と歌声が彩る、切なくも繊細で濃密なドラマ。恋愛は楽しい時、幸せな時ばかりではないというリアリティ溢れるストーリーのほろ苦さに、きっと誰もが心打たれることだろう。『ラスト5イヤーズ』は4月25日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月22日真っ白で完璧な歯ならびを誇っていた有名ゴルフ選手タイガー・ウッズの前歯がごっそりなくなってしまったと話題になっている。1月19日(現地時間)、イタリアはコルティーナ・ダンペッツォにて、ウッズは恋人でありアルペンスキー選手のリンゼイ・ボン選手の試合を観戦していた。ボン選手が女子史上最多63回目の優勝記録を打ち立てた喜ばしい試合ではあったが、ウッズはバンダナで口を覆っていたという。どうやら前歯が2本なくなってしまっているようだ。ウッズの代理人は「Daily Mail」にその理由について、「イタリアのワールドカップの表彰台にてカメラマンたちが押し合っている最中、肩にカメラを抱えたメディアの一人が急いでステージに詰めかけ、ふり返ったときにウッズの口に当ててしまったのです」と説明している。ちなみに恋人のボン選手は「Today Show」のインタビューにて、ウッズの歯については触れず、「彼が来るとは思っていなかったのだけど、本当にうれしいわ。彼は最高の彼氏よ」とのろけ気味に語っていたという。真っ白な歯が印象的なウッズだけに、早く元の状態に戻ることを祈りたい。(text:cinemacafe.net)
2015年01月20日ソニーは1月16日、ポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン A」シリーズのソニーストア限定モデルとして「ウォークマン Aシリーズ 龍が如く 10th Anniversary Edition」を発表した。発売は3月12日。予約開始の日時と価格は未定だ。同モデルは、セガが発売しているアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズの10周年を記念したコラボレーションモデル。本体の背面にはオリジナルデザインのプリントが施されているほか、「龍が如く」シリーズの歴代テーマソングと劇中音楽全12曲のハイレゾ音源がプリインストールされている。また、プリインストールされた楽曲を「龍が如く0 誓いの場所」のアドベンチャーパートプレイ中に再生できるプロダクトコードを同梱する。ソニーストアWEBでは、予約開始日時や製品の詳細な仕様を知らせるメール登録を受け付けている。
2015年01月19日『ANNIE/アニー』『イントゥ・ザ・ウッズ』など、ミュージカル映画が続く今年、スコットランドから70年代のレトロファッションや音楽がキュートな映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』が日本上陸。スコットランドを代表するバンド「ベル・アンド・セバスチャン」のフロントマン、スチュアート・マードックが自身のソロ・アルバムをもとに脚本・監督を務めた本作が、8月に劇場公開されることになった。スコットランドのグラスゴーのとある街、拒食症で入院中の少女イヴ(エミリー・ブラウニング)は、いつも病院でピアノに向かい曲を書いていた。そんなある日、病院を抜け出しライブハウスに向かった彼女はアコースティク・ギターを抱えたジェームズ(オリー・アレクサンデル)に出会う。彼の音楽仲間キャリー(ハンナ・マリー)を紹介され、2人の少女と1人の少年は一緒に音楽をつくり始める――。2010年FUJI ROCK FES最終日に大トリを務め、今年の夏フェスにも参加予定の人気を誇る「ベル・アンド・セバスチャン」。本作は、バンドのフロントマンであるマードックが2009年に製作した大ヒットソロ・アルバム「GOD HELP THE GIRL」の世界観をもとに脚本化し、自身がメガホンを取った。孤独な病院生活を抜け、恋と音楽を通して世界に飛び出す少女イヴを演じるのは『エンジェル・ウォーズ』『ポンペイ』のエミリー・ブラウニング。イヴと音楽仲間となり、密かに恋心を抱く少年ジェームズを、人気バンド「イヤーズ&イヤーズ」のフロントマン、オリー・アレクサンデルが繊細に演じている。昨年にはベルリン国際映画祭を始め、サンダンス映画祭など、さまざなま映画祭を席巻した本作は、洋楽やミュージカル映画好きはもちろん、ポップアートやフレンチポップの独特なレトロ感が好きな人も必見!映画界の若きカリスマであるグザヴィエ・ドラン作品のファンなど、アンテナ鋭いカルチャー女子が楽しめる作品となりそうだ。プロデューサーには、女優のドリュー・バリモアが若者の青春を描いた『ローラーガールズ・ダイアリー』を始め、『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のバリー・メンデルを迎えている。『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』は8月より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(2015年3月14日公開)に登場するシンデレラとラプンツェルのビジュアルが、ディズニーアニメのシンデレラとラプンツェルと共に9日、公開された。公開された『イントゥ・ザ・ウッズ』のキャラクタービジュアルは、アナ・ケンドリック演じるシンデレラとマッケンジー・マウジー演じるラプンツェル。アニメとは違い、実写のシンデレラは、なぜか靴を両手に持ちながらお城の階段に座り込み、何かを考えている。一方、ラプンツェルは、アニメ同様、窓から外を眺めているが、楽しい外の世界を想像するアニメの表情と比べると、現実世界を想像するリアルな表情になっている。本作は、赤ずきん、シンデレラ、ラプンツェルなど、おとぎ話の主人公の"その後"を描いた物語。アナ・ケンドリックは、本作のシンデレラについて、「人々がよく知るシンデレラのように完璧じゃないの。もちろん舞踏会にも行くし王子と恋に落ちてプリンセスにもなるわ。でも、王子と一緒になった後の出来事で、彼女は本当の自分と向き合い自分の間違えを認めるようになる。平均的なシンデレラのような潔白な被害者ではないのよ」と、アニメ版のハッピーエンドとは違うと語る。また、マッケンジー・マウジーも本作のラプンツェルについて、「私のラプンツェルは意を決して(母に)自分の意見を言わなければならないの。自分自身の強さや信念を彼女は見いださなければならない」と、アニメとは異なり、自分の意志で親に歯向かう強いラプンツェルが描かれると明かす。マッケンジー・マウジーは、本作を象徴するようなセリフ「願い事はかなう。でもタダではないけれど」が一番好きだという。本作には、魔女役でメリル・ストリープ、赤ずきんのオオカミ役でジョニー・デップなど、豪華キャストが多数出演。そして、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンをとる。(C)2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年01月09日『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録したディズニーが満を持して贈るミュージカル最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』。本作に登場するシンデレラ、ラプンツェルをディズニー・アニメーションのビジュアルと比較した最新ビジュアルが解禁された。本作は、おとぎ話の「めでたし、めでたし。」のその後を描いた、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。それぞれの”願い”を叶えたはずの主人公たちを待ち受けていた、驚くべき運命とは…。今回、公開されたのはハッピーエンドの“その先”を描く本作に登場するおとぎ話の主人公たちの中から、シンデレラとラプンツェルのビジュアル。本作の実写シンデレラは、何故か靴を両手に持ちながら城の階段に座り込み、何か考えている様子。一方、実写ラプンツェルはアニメ版で見せているような楽しい外の世界を夢見る表情ではなく、塔の下に目を向けながら、現実世界を想像するようなリアルな表情を見せているなど、どうやらアニメで描かれる彼女たちとは心情が異なっているようだ。本作でシンデレラ演じたアナ・ケンドリックは、もともとミュージカル出身。ブロードウェイの「High Society」で弱冠12歳にしてトニー賞ミュージカル部門「ベスト・フィーチャード・アクトレス賞」にノミネートされた。2003年に映画デビューし、2010年、ジョージ・クルーニーと共演した『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされるなど、一躍、若きスターの仲間入りを果たした。まるでシンデレラのような経歴を持つアナは、本作の役どころについて「私のシンデレラは人々がよく知る平均的なシンデレラのように完璧じゃないの。もちろん舞踏会にも行くし、王子と恋に落ちてプリンセスにもなるわ。でも、王子と一緒になった後の出来事で彼女は本当の自分と向き合い、自分の間違いを認めるようになる。平均的なシンデレラのような潔白な被害者ではないのよ」と、誰もが想像するハッピーエンドの体現者ではなく、複雑で欠点のある現代的な存在に描かれていることを明かした。また、アニメ『塔の上のラプンツェル』では、王国のプリンセスであることを知らぬまま塔の中で暮らしていたが、ある日、塔に侵入してきた泥棒フリンと出会い、育ての母に内密で憧れの外の世界へ踏み出すことに。危険な冒険を乗り越え、ふたりは無事”ハッピーエンド”を迎えるというストーリーだった。しかし、本作でラプンツェルを演じるマッケンジー・マウジーは、「私のラプンツェルは意を決して(母に)自分の意見を言わなければならないの。自分自身の強さや信念を彼女は見出さなければならない」と、強い意志で親に歯向かうヒロインであることを語る。彼女もまた、TVドラマやブロードウェイで活躍してきた若手実力派だ。脚本家のジェームズ・ラパインの言葉によれば、「彼女が体現しているのは、自宅から抜け出し、両親の言いなりになるのではなく、大人のようなことをしたいと思う思春期を過ぎたティーンエージャーの娘」だという。そんなヒロインを演じるマウジーのお気に入りの台詞は、「願い事は叶う。でもタダではないけれど」。ハッピーエンドとはかけ離れた、まるで本作を象徴するようなリアルな台詞だ。今度のディズニー・ミュージカルで描かれるプリンセスは、どうやら私たちがこれまで親しんできた彼女たちとは何かが違うよう。まずは、アニメと実写の比較をこちらのビジュアルで楽しんでみて。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日