良質な睡眠をゲットできる睡眠ホルモンとして知られているメラトニンですが、実は脂肪を燃焼してくれるダイエットにも役立つホルモンだということをご存知だったでしょうか?メラトニンは朝や昼間はほとんど分泌されずに、夕方から夜にかけて多く分泌されるようになっています。 メラトニンとは?体内時計に働きかけて、 覚醒と睡眠を切り替えて自然な眠りを誘発する“睡眠ホルモン”と呼ばれています。 松果体と呼ばれる脳にある小さな部位から夜になると大量に分泌されて睡眠をコントロールしています。そのほかにも免疫力を高めたり、抗酸化作用もあり、近年では抗がんホルモンと呼ばれたり、アルツハイマーや認知症を防ぐと言われており多くの研究結果が発表されています。 深い睡眠時に脂肪が燃焼される成長に欠かせないと言われている成長ホルモンですが、子供だけでなく大人の様々な細胞の再生にも不可欠なホルモンです。この成長ホルモンは最も眠りが深い時に大量に分泌されます。この成長ホルモンは細胞の修復や、疲労回復、脂肪燃焼などに働きかけています。 脂肪には2種類ある脂肪には白色脂肪と褐色脂肪の2種類あります。白色脂肪細胞はいわゆる体脂肪と呼ばれるもので、お腹、お尻、もも、二の腕などにあり、脂肪を蓄える機能があります。褐色脂肪細胞は逆に脂肪を燃焼させて、痩せやすい体づくりをすると言われています。 脂肪燃焼させる褐色脂肪細胞!褐色脂肪細胞は年齢とともに減少していき、なんと30代では幼児期の半分になってしまいます。この褐色脂肪を活性化することで脂肪燃焼を促して、痩せボディをゲットさせられるのがメラトニンと言われています。 加齢と共に分泌が減少メラトニンの分泌が盛んなのは5〜10歳で、20代ではピーク時の約50%まで減少し、60代では30%、70代では10%のみしか分泌されないため、眠りが浅くなったり、痩せにくくなった、お肌の老化が気になるという方はメラトニン不足かもしれません。 アドバンタサプリメント メラトニン 50錠入り / ¥3,200アメリカで大人気、副作用もなく安心して使用していただける99.5%メラトニン配合のスリープサプリメント(睡眠サポートサプリメント)。99.5%のメラトニンを含み14分で効くという即効性のナチュラル睡眠薬。 商品概要すべてナチュラル成分。アメリカでベストセラー商品!成分99.5%メラトニン 1錠あたりメラトニン33mg使用法就寝前30分から1時間前に1錠摂取して下さい。 ライフエクステンション メラトニン 3mg 60錠入り / ¥3,400睡眠ホルモンと呼ばれているメラトニンはダイエットや美容にも◎脳の松果体で分泌される睡眠ホルモンのメラトニンは歳をとるにつれて分泌される量が減っていきます。メラトニンは安らかな睡眠へ導いてくれる他、強力な抗酸化作用があると言われており、 シミやシワなどの改善が期待できます。免疫力を高めて風邪を引きにくくする作用や質の良い睡眠をとることで、成長ホルモンを分泌させて体のエネルギー消費量を高めて脂肪燃焼を促進する役割も期待できます。※メラトニンは処方箋が必要のないその他のもの(薬効成分が含まれるもの)に該当しますので、お一人様につき1回2ヶ月分まで(1ボトル)のご購入となります。 商品概要深い眠りに。長時間寝たい時に。睡眠サイクルを整えて心地よい眠りに。ストレスで中々寝つけない方にもピッタリ!成分1錠あたり*ビタミンC (アスコルビン酸ナイアシンアミド) 220 mg*ナイアシン (アスコルビン酸ナイアシンアミド) 73.5 mg*ビタミンB-12 (シアノコバラミン) 100 mcg*カルシウム (クエン酸カルシウム) 48 mg*マグネシウム (酸化マグネシウム) 120 mg*クロミウム (ポリニコチン酸クロミウム) 50 mcg*メラトニン 5 mg*ピリドキサル 5リン酸 10 mgイノシトール 100 mg使用法1錠を眠る30分〜1時間前に敬服してください。喘息、もしくは自己免疫症の方は使用しないでください。車を運転または機械類を操縦するときは使用しないでください。体重が38.5kg以下の方、あるいは妊娠・授乳中の方は、使用前にかかりつけの医師にご相談ください。 さて、続いては、毎晩寝る前に1杯飲むだけで痩せられるという夢のようなマジカルドリンクのご紹介です。 これは珪藻土(ケイソウド)という食べる土と呼ばれているものです。土を飲むと聞くとみなさん抵抗があるかもしれないですが、これは珪藻植物からできた化石で、長い年月をかけて作られたものです。この珪藻土には腸内環境を整えるだけでなく、お肌や髪などの状態を改善することが期待できると言われています。 珪藻土って何?初めて聞いたという方も多いと思います。珪藻土は、藻類の一種である珪藻の殻の化石からなる堆積物(堆積岩)で、壁材にも使われています。現在ではバスマットなどに使用されて、日本でも人気のアイテムです。珪藻土の主成分であるケイ素は美容や健康に最適なミネラルです。最近では野菜などに含まれているケイ素も非常に少なく、現代人に不足している栄養素です。 ケイ素のベネフィットとは?老廃物をデトックス大気中から体内に取り込んだ有害物質や、食事などから取り込んだ有害重金属などを吸着して体外へ排出してくれます。免疫力をアップ免疫系に関与されている一次リンパ器官と呼ばれる 胸腺はケイ素で構成されており、不足してしまうと免疫力の低下に繋がってしまいます。現代人にはケイ素が不足しがちなので、しっかりと補うことが大切です。便秘を解消して代謝をアップ大変豊富な食物繊維を含んでいるため、腸の働きを活発にして便秘を解消させることが可能です。便秘が解消されることで代謝アップにつながり、痩せボディを作ることができます。皮膚細胞、髪、爪を育てる我々にとって必須栄養素であるミネラルのケイ素は皮膚、髪、爪、骨、筋肉、血管、脳を始め腎臓、肝臓、胸腺など全身のあらゆる臓器に含まれています。不足しないように摂取していくことが大切です。デイリーテラピー ケイソウドパウダー 453g / ¥6,500 ダイエット、免疫力アップ、髪や爪を強く健康にしたり肌を綺麗にする効果が期待できるケイソウドパウダー。ケイソウドにはミネラルが豊富に含まれており、その中のケイ素は体内に溜まった老廃物をデトックスさせる作用があるので、便秘を解消し、代謝を良くしてくれるのでダイエットや肌荒れの改善にも役立ちます。また、私たちの髪や骨、爪や血管などあらゆる体の部分に含まれてる成分なので、十分に摂取することで美容だけでなく健康もサポートしてくれるサプリメントです。水に混ぜても無味無臭飲みやすく、就寝前の1杯で不足しがちなミネラルであるケイ素を補うことが出来ます。 商品概要100%ナチュラル。NON GMO。グルテンフリー。GMP認定商品。成分ケイソウド、オーガニックシリカ、イノシトール使用法就寝前に、120〜170mlほどの水またはジュースに混ぜて飲んでください。最初はパウダー大さじ1杯から始めて、徐々に大さじ2杯に増やしていってください。摂取中は、日中も水分補給を心がけてください。妊娠中、授乳中の方は摂取前に医療機関に相談して下さい。パウダーを吸い込まないこと、目に入らないように注意してください。 BETTER MARCHEより
2018年06月05日眠れない夜にお悩みのあなたは、もしかしたらメラトニンが不足しているのかもしれません。睡眠環境をいくら整えても、眠れないことってありますよね。そんなときは、枕や布団だけでなく、日頃の生活習慣をチェックしてみましょう。メラトニンは生活習慣と密接に関係しているので、きっとヒントが隠れていると思いますよ。メラトニンと眠気の関係脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるメラトニンは、睡眠ホルモンと呼ばれています。その理由は、体内時計に働きかけて、私たちに眠りをもたらす作用があるから。メラトニンが分泌される時間は決まっていて、朝目覚めてから15時間前後に分泌がはじまります。つまり、朝8時に起きる人であれば、だいたい夜11時ごろに分泌されるということ。実際に、このぐらいの時間になると、眠気がやってきますよね?それはメラトニンの働きによるものなのです。眠りに入り、朝目覚めて光を浴びると、メラトニンの分泌はストップされます。一日中、メラトニンが分泌され続けると常に眠くなってしまうので、このメカニズムは本当によくできていますね。睡眠と生活のリズムを整えるためには、朝起きて夜寝る、規則正しい生活を保つことが大切です。メラトニンとセロトニン誰でも睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンを増やして、快眠生活を送りたいですよね。そのためには、メラトニンという物質がつくられる流れを、知っておく必要があります。メラトニンの材料は?メラトニンは、脳内物質であるセロトニンからつくられます。セロトニンは太陽の光を浴びることで分泌されるものですが、それだけでは不十分です。なぜなら、セロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンを材料につくられるからです。つまり、トリプトファン → セロトニン → メラトニンという流れでつくられているということ。十分な量のトリプトファンとセロトニンがなければ、メラトニンは分泌されません。トリプトファンは肉類や乳製品に含まれていて、食事からとることができるので、日々の食生活に注意してみましょう。SIDSとは?メラトニンの材料であるセロトニンは神経伝達物質の1つで、消化吸収を助ける役割があります。私たちが生きるうえで欠かせない物質ですが、最近では、このセロトニンとある病気の関連があるのではと話題になっています。その名はSIDS(乳幼児突然死症候群)。赤ちゃんが睡眠中に突然死亡してしまう病気です。米国医学協会誌に掲載された論文によると、原因は不明ながら、セロトニン不足が赤ちゃんの呼吸機能に影響をもたらしている可能性があるのだとか。今はセロトニンとSIDSの関連についての研究がさらに進められているそうです。セロトニン不足は大人にも弊害大人もセロトニンが不足すると、さまざまな弊害があると考えられています。その1つが精神のバランスが崩れてしまうこと。セロトニンには、精神の安定をもたらす働きもあります。たとえば、同じようなストレスを受けたときに、怒りを発散させてしまうときと、我慢できるときがありますよね?それはセロトニンの分泌量が影響していると言われていて、セロトニンが十分にあれば、精神を落ち着かせることができるそうです。メラトニンと加齢の関係は?メラトニンは、加齢とも密接な関係がある物質です。1つは加齢とともにメラトニンの分泌量は、残念ながら減少してしまうということ。歳を重ねると、長時間眠れなかったり、途中で目が覚めてしまったりしますよね。メラトニンは10歳ごろをピークにその後、減少を続けます。子どもがたくさん眠るのは当たり前のことなんですね。もう1つはメラトニンには抗酸化作用があるので、老化を遅らせられるということ。今はシルバー世代も元気な時代なので、メラトニンがさらに注目されるかもしれませんね。じつはメラトニンは食事からも摂取することができます。肉や赤身の魚、大豆製品、乳製品、バナナ、ゴマ、米などに多く含まれているので、覚えておきましょう!photo by acworks
2016年08月30日睡眠の質は、眠りホルモンであるメラトニンの分泌量によって左右されます。でも、周囲が明るいとメラトニンがうまく分泌されず、ぐっすり眠ることができません。質の良い睡眠を確保するためには、照明の明るさだけでなく、色にも注意すると良いようです。メラトニンの分泌量は光に左右されるLED電球が一般家庭に普及し、部屋につける照明の選択肢は増えました。オシャレな寝室を演出したいという人もいると思いますが、眠りの質を左右するので、慎重に選ばなければなりません。本来、人間は眠るときに脳内で大量にメラトニンを分泌し、起きると分泌は抑制されます。でも、寝る直前まで周囲が明るいと、正しい働きができなくなってしまいます。その結果、眠りの質が下がってしまうのです。実は、メラトニンの分泌は、照明の明るさだけではなく、色にも影響されているのではないかと考えられ、研究が進められています。ぐっすり眠るには、寝室の照明を選ぶときにメラトニンの分泌を邪魔しない色にする必要があるのです。リラックス効果が期待できる照明の色が判明仙台医療センターの実験によると、メラトニンの分泌を邪魔しない照明の色はオレンジ色のようだという結果が出ました。オレンジ色は光の波長が長く、リラックス効果が期待できるそうです。色彩心理学では、オレンジ色のような暖色系は気持ちを盛り上げる作用があると考えられています。そこで、心を落ち着ける効果が期待できる、青色を取り入れようと思う人もいるかもしれません。でも、青色の光は瞳孔を収縮させるので、人にまぶしいと感じさせる効果があると言います。身体が睡眠モードに入るのを邪魔してしまうので、まぶしい照明を寝室に置くのは控えましょう。オレンジ色の光で快眠しようアナタの寝室の照明は何色ですか?もし、ぐっすり眠りたいのであれば、照明の明るさだけでなく、色にも注意するとよいでしょう。オレンジ色の照明は、脳に対する刺激が低め。柔らかい明かりがメラトニンの分泌を促してくれます。間接照明やダウンライトを使えば、脳が自然と眠りに入っていけるはずです。食事が済んだら、できるだけオレンジ色の光がある部屋で過ごすといいかもしれません。オシャレな照明器具もたくさん登場しているので、インテリア気分で選ぶのもおすすめ。オレンジ色の照明を取り入れて、ぐっすり眠りましょう。Photo by Lulu Lovering
2015年02月12日エイジングケアや病気の予防が気になる人も多いと思います。運動やサプリメントで対策する人もいるかもしれませんが、実はもっと身近な方法で解決できるって知っていましたか?今回は、良い睡眠習慣で老化や病気を防ぐ方法をご紹介します。活性酸素から身体を守る成分睡眠に関心のある方はであれば、メラトニンと呼ばれるホルモンはご存じかもしれません。実はこのホルモンは、老化や生活習慣病の原因と言われる活性酸素を消す効果もあるようです。活性酸素を除去して、健康な身体を守るためのゴールキーパーのような役割を果たしているそうです。さらに、メラトニンが少なくなると、心筋梗塞や脳梗塞にかかる割合が高くなることが明らかになっています。さらに、高血圧・動脈硬化・糖尿病・狭心症なども引き起こされるのではないかと考えられていて、医学分野で研究が進んでいる最中なんです。メラトニンを増やすには昼間から動くこと!では、どうやってメラトニンを増やせばいいのでしょうか?そのポイントは朝の光を十分に浴びること。それだけでなく、夜に光を浴びすぎないことも必要です。なんと、豆電球ほどの明るさでも、夜間に浴びるとメラトニンの分泌が抑制されてしまうそうです。また、パソコンやスマホのブルーライトは、さらにメラトニンの分泌を抑制してしまうと言われています。夜の時間帯は、ブルーライトをカットするメガネを使用したり、就寝前はできる限り光を浴びないようにしたりといった対策が必要です。ぐっすり眠れる習慣で元気な身体に!誰だって若々しく健康な身体でいたいものですよね?そのためには活性酸素を除去してあげるのが効果的だと言われています。活性酸素を除去するコツは、スムーズな眠りをサポートするメラトニンをしっかり分泌させてあげること。これだけでも、老化や病気のリスクがぐんと減るのではないかと考えられています。メラトニンがたくさん出ると、自然と熟睡できる体質になれるかもしれません。そのポイントは、昼間に光を浴びて、夜は部屋を暗くすること。ぐっすり眠れる習慣を作って、いつまでも病気や老化と無縁な生活を目指しましょう!Photo by Mislav Marohnic
2015年01月14日ぐっすり眠るために必要とされるメラトニン。実は、健康な身体づくりをサポートする役割もあるそうです。また、難病の治療やストレス緩和に効果があるのではないかと考えられ、研究が進められています。では、どんな病気に対して、どのように効果的なのでしょうか?メラトニンがクッシング病治療の糸口に!クッシング病と呼ばれる病気をご存じでしょうか?これは、高血圧や糖尿病、肥満などの症状を招く上に、筋肉の委縮や骨粗しょう症などを引き起こすもの。今までは症状に作用する効果的な薬がありませんでしたが、ACTHというホルモンの過剰な分泌が原因になるらしく、治療のために研究が行われていました。そして、クッシング病の原因となるACTHの分泌を抑えるにはメラトニンがよいことが、岡山大学の研究によって明らかになりました。メラトニンといえば、朝起きてから夜寝るまでのリズムを作る成分。でも、どうしてこの難病に対して効果が期待できるのでしょうか?なぜ夜勤をすると睡眠の質が下がるの?クッシング病の患者さんを調べると、ACTHの分泌リズムが消失していることが分かりました。そこで、生活リズムを整える効果が期待されるメラトニンの作用に注目が集まったようです。この発見により、クッシング病の治療は選択肢が増えました。今までは脳にできた腫瘍を取り除くしかなかったのですが、メラトニンを与えることで治る可能性が出てきたからです。また、ACTHは、ストレスを和らげるホルモンと言われるコルチゾールの分泌にも関係があるようです。メラトニンがしっかり出ている人は、ストレスにも強いと言えるでしょう。質の高い睡眠は健康な心と身体にも関係あり!ぐっすり眠れる人は、病気やストレスが少ないと思うかもしれません。ただ、今までは「なんとなく健康に良さそう」と考えていた人もいると思います。でも、メラトニンとACTHが関係していることが科学的に明らかになったことから、ストレス緩和や病気の予防と睡眠の関係が見えてきたはず。睡眠が健康な心と身体を作るための基礎になることは、イメージしてもらえたと思います。このように、クッシング病のような難病にも効果が期待できることから、ますますメラトニンに注目が集まっています。メラトニンを分泌できるライフサイクルを作って、ぐっすり眠れるような生活を心がけましょう!Photo by ▲brian james
2014年12月22日あなたの脳、疲れていませんか?脳の疲れをとるには、質の高い睡眠が必要です。質の高い睡眠の条件は、眠っている間に睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」がしっかりと分泌されることです。今回は、この眠っている間のメラトニン分泌を増やすための方法を紹介します。疲れているのは体ではなく脳!現代で問題になっているのは、肉体的な疲れよりも、ストレスによる脳の疲れだといわれています。現在のワークスタイルで多いのはデスクワークなので、肉体的な疲れはさほど気にならないはず。もしかすると神経が疲れるという方もいるかもしれません。それも脳の疲れを示しているのです。脳が疲れると、まず寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりと、不眠を引き起こすといわれています。脳の疲れをしっかりとる睡眠とは?では、脳の疲れをとるためにはどうすればいいのでしょうか?ただ単に睡眠時間を長くとればいいというわけではありません。大事なのは睡眠の中身。つまり、「質の高い睡眠」をとればいいわけです。質の高い睡眠をとるためには、睡眠の質を高める「メラトニン」というホルモンを十分に分泌させる必要があります。このメラトニン分泌に欠かせないのが、昼間、セロトニン神経を活性化することです。セロトニン神経とは、脳を目覚めさせる作用や、心を安定させる作用などがある神経のことで、一言でいえば活性化されると元気になるもの。このセロトニンをしっかりと活性化させることが、脳の疲れをとってくれるメラトニンを活発に分泌させることにつながるといわれているのです。メラトニンを増やすために昼間行っておくべきこと脳の疲れをとる眠りのためには、昼間にセロトニン神経を活性化させることが大事。具体的には、まず朝一番で太陽の光を浴びること、そして「リズム運動」がいいといわれています。リズム運動とは、規則的に体を動かす運動のことで、ダンスや体操、ウォーキングがあります。軽快な音楽を聴きながらウォーキングをすると、歩行だけでなく呼吸までリズミカルになってきて、セロトニン神経の活性化にいいといわれています。セロトニン神経を活性化させてメラトニンをたっぷり分泌させて、ぐっすりと心地いい眠りを手に入れれば、脳の疲れはすっかりとれることでしょう。Photo by Avenue G
2014年11月23日心地良い睡眠をとるには睡眠全波といわれるα波をいかにすばやく導くことができるかがポイント。そのためにはメラトニンという睡眠物質が必要になりますが、このメラトニンを活発にするためには、ビタミンCを一緒に摂取するとより効果的です。ビタミンCをたっぷりと含んだ食材はたくさんありますが、今回はキウイフルーツをご紹介します!キウイには睡眠成分もたっぷり!近年の研究によると、健常者を対象にキウイフルーツを4週間摂取させたところ、睡眠効率が増加し、不眠症改善にも効果を発揮したと報告されています。キウイは果物にめずらしく、ビタミンのほかカルシウムやマグネシウムといったミネラルも豊富。イライラや不安といった情緒の安定やストレス抑制効果もあり、また、セロトニンと呼ばれる睡眠成分も豊富なため、私たちの眠りを質の高いものにかえるパワフルな果物と言えそうですね。キウイであなたも冬美人にキウイにもいろいろな品種があり、どんなキウイをどんなふうに食べればいいのでしょうか。その品種は大きく分けてゼスプリのグリーンキウイとゴールドキウイが有名ですが、ビタミンCはゴールドの方が1.5倍ほど多く含みます。ビタミンCはストレスを軽減し、美肌効果も抜群。しみやそばかすを抑制、またコラーゲンを強化するのにも不可欠です。一方、キウイのタンパク質分解酵素は肉や魚のタンパク質を分解して柔らかくし、消化吸収をよくする働きがありますが、こちらのパワーはグリーンキウイの方に軍配があがりそうです。この働きにより、血糖値の急激な上昇を抑えたり、便秘の解消と予防も期待できます。ゴールドキウイは日本人向けに開発された品種で、酸味が少なく食べやすいのも特徴。お好みに合わせて、体調や用途に合わせていろんな品種のキウイを選んでみるのもいいでしょう。面倒くさがりやさんも大丈夫。キウイの簡単スムージーはいかが?キウイは皮にハリがあり、皮の色が薄茶色できれいなもの、熟しきっていない少し硬めのものを選ぶのがポイント。硬いときは、常温でしばらく置いて熟すのを待ってからいただくといいでしょう。そのままでもおいしいキウイですが、今回は簡単スムージーをご紹介します。皮をむいて小さく切ったキウイとバナナや季節の果物、秋であれば梨と組み合わせても相性抜群。牛乳や豆乳と一緒にミキサーに入れるだけで出来上がり。お風呂上りに一杯で疲労回復、朝ごはん代わりに一杯で目覚めすっきり。ちなみに国産のキウイの旬は11月上旬ごろと言われていますから、旬のフルーツをたっぷり取り入れて元気で美しく過ごしましょう。Photo by Kyle McDonald
2014年11月12日睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、海外では健康食品もあるほどですが、実は身近な食品からも摂取できるって知ってましたか?また、実は朝の散歩もメラトニンの分泌を促すそうです。今回は、聖マリアンナ医科大学麻酔学教室講師・内田和秀先生のお話を紹介します!カイワレダイコンなど野菜類に多くのメラトニンが!メラトニンの健康食品は、安全で自然な睡眠が得られることで、米国でブームになりました。しかし、中毒患者が新聞報道されるなど、安全性が疑問視されています。そこで、錠剤の服用に不安を感じる人におすすめしたいのが、食品からメラトニンをとる方法です。メラトニンを多く含むのはカイワレダイコンやシュンギク、アシタバなどの野菜だといいます。とはいえ、メラトニンを多く含む食品も、錠剤と比較するとメラトニン含有量はきわめて微量で、多量に食べたとしても効果はなかなか期待できません。メラトニンの前駆体、トリプトファンを含む食品ならたくさんあり!そこで、メラトニンを食べなくても代用できる方法があります。それは、メラトニン生合成の前駆物質、すなわち私たちの体内で、日常メラトニンがつくられるときの「材料」であるトリプトファンを食品から摂取する方法です。メラトニンに比べて多量に食品に含まれています。しかも、トリプトファンを摂取することにより、体内のメラトニン量が増加することが、実験で証明されているそうです。トリプトファンとは、必須アミノ酸の1つ。トリプトファンを比較的多く含む食品には、ふ、クルミ、ゴマ、落花生、ゆば、カジキ、カツオ、カツオ節、サンマ、タラコ、ブリ、トリレバー、チーズ、ノリ、ココアなどがあります。これらも、普段の食生活に取り入れることはそんなに難しくなさそうです。快眠のためにバランスの良い食生活を心がけましょう。午前中の散歩は夜間のメラトニン分泌を促す食品以外で快眠に有効な方法が、午前中の散歩です。午前中の散歩は、体内のメラトニン分泌に影響を及ぼします。なぜなら、午前中に散歩して太陽にあたると、目の網膜から神経連絡された信号が、メラトニンの合成器官である脳の「松果体」に運ばれ、メラトニン合成を強く抑制するからです。これにより、日中のメラトニン分泌が低下し、夜間のメラトニン分泌が上昇します。一部のホテルなどで時差ボケ対策として用いられている光療法は、この原理に基づくものです。なお、夜間、入眠直前まで強い光にあたるのは、メラトニンの分泌を低下させる原因になりますから、寝室は暗くしておくのが良いでしょう。散歩の効用は、メラトニン分泌の抑制のみならず、適度な運動の確保と食欲増進にも貢献し、しかも気分転換といった精神的効果も期待できるので、ぜひ日常生活に取り入れましょう。Photo by Francisco Osorio
2014年11月08日メラトニンは睡眠に欠かせない物質と言われています。と同時に、お肌の美白効果など美容の面でも注目を集めています。まさに、八面六臂の活躍を見せるメラトニンとはどのような物質なのでしょうか?エジソンの呪いってなに?突然ですが、みなさんは「エジソンの呪い」というものをご存知でしょうか?これはエジソンが発明した人工照明に対して使われる言葉なのですが、なぜ「呪い」なのか、とても気になりますよね。ポイントは神経伝達物質である「メラトニン」にあります。どのようなことなのか、一緒に探っていきましょう!メラトニンは、分泌されると眠気を誘発し、美白効果の作用ももっている物質です。この物質は夜に生成され、睡眠の誘発だけでなく、老化の防止やガンの予防にも効果があると言われています。さらに、肌を白くするホルモンでもあります。メラトニンと睡眠の関係このメラトニンは、就寝時間の1~2時間前に分泌がスタートし、深部体温が最低になる朝の4時ごろから1~2時間前、つまり、午前2~3時ごろに分泌のピークを迎えると言われています。メラトニンが分泌されることで、睡眠初期の深い睡眠=ノンレム睡眠を引き起こします。ノンレム睡眠をとることで、人間の体にはさまざまな作用があります。1.身体の成長や修復、回復を助ける2.大脳皮質をじゅうぶんに休める3.嫌な記憶を消去し、ストレスを軽減する4.脳細胞を修復、保護するこのように、健康的な生活を送るうえで欠かせないことがメラトニンの分泌⇒ノンレム睡眠によって手に入れることができるのです。人工照明がもたらすものしかし、私たちには欠かすことのできない大切なメラトニンには弱点があります。その1つが照明です。とくに睡眠2~3時間前にスマホやPC、コンビニの照明など、200~300ルクス以上の光を浴びると、メラトニンの分泌が抑制されてしまうのだそうです。これが、人工照明が「エジソンの呪い」と言われる理由の1つです。メラトニンはとても繊細な物質なので、照明以外にも弱点があります。それはカフェイン。就寝2~3時間前にカフェイン入りのコーヒーなどを飲んでもメラトニンの分泌は減ってしまいます。以上、いかがでしたでしょうか。メラトニンが我々にとっていかに大切な物質かお分かりいただけましたか?photo by Audrius Juralevicius
2014年09月06日