人生のロスタイムを手に入れた中年男を描き、イタリアで大ヒットしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!』から、ダニエーレ・ルケッティ監督のオフィシャルコメントとメイキング写真が到着した。フランチェスコ・ピッコロによるベストセラー「モメンティ ディ トラスクラビレ フェリチタ(取るに足らない幸せの瞬間)」と「モメンティ ディ トラスクラビレ インフェリチタ(取るに足らない不幸の瞬間)」(日本未出版)を映画化した本作。監督自身、友人に本を贈っていたというほど原作の大ファンだという。監督は、原作について「よく人にプレゼントしたり、いくつか引用したりしました。なぜなら、想像上の些細な備忘録に記された数千ものパラグラフの中に、いずれは読者に関係するであろう何かがあると思うからです。それが明らかに逆説的な話であろうと、雷で打たれるようなパラグラフであろうと、常に私たちには、こう言う瞬間があります。『それって、私のことだ!』」と、その魅力を語っている。また、映画の舞台となるパレルモについては「私たちは天国と地上の狭間のこれらの『瞬間』、つまり本当の天国と物語が展開するパレルモの街との狭間にある『瞬間』を語るということで、パレルモの街を拠り所としました」と明かした。撮影については「予め物事を決めすぎないようにしたこの映画は軽やかで、かつ哀愁にも似た喜びに満ち溢れていると思います。死に行く恐怖を遠ざけるため、愛情と無自覚のバランスを理解するため、もしくはユーモアという軽やかで人生における些細にして重要なことを表現できるのかを確認するため、決まり事を少なくするように努めました」と、死という重いテーマを扱いつつも軽やかなコメディ映画として仕上げるための工夫を語った。今回、コメントと併せて監督のメイキング写真も到着。カメラに向かって指差したり、キャストと笑い合ったり、お茶目な姿が垣間見えるカットとなっている。『ワン・モア・ライフ!』は3月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワン・モア・ライフ! 2021年3月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© Copyright 2019 I.B.C. Movie
2021年03月01日人生のロスタイムを手に入れた中年男を描き、イタリアで大ヒットしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!』より、場面写真が解禁となった。人生のロスタイムを手に入れた中年男の天国へ旅立つまでの92分間を描いた本作。物語の舞台となったのは、ルキーノ・ヴィスコンティ監督の『山猫』でも舞台になったシチリア島のパレルモだ。2020年にヒットした『シチリアーノ 裏切りの美学』でも描かれたように、パレルモは1990年代までは犯罪組織コーザ・ノストラが牛耳る町だったが、現在ではインスタ映えする旧市街や透明なビーチ、目の前の地中海で獲れたシーフードが自慢のリストランテで話題の人気リゾート地に生まれ変わった。劇中ではパオロが不倫相手とデートするシチリア州立美術館、待ち合わせの名所プレトーリア広場やパレルモの胃袋的存在のカーポ市場、町と海を一望できるモンテ・ペッレグリーノなど、人気の観光スポットが次々と登場。生まれ変わった新生パレルモのいまを見せてくれる。今回解禁された場面写真には、家族との時間を楽しむパオロの姿とともにパレルモの風景が写し出され、旅行気分を味わえるカットに仕上がっている。『ワン・モア・ライフ!』は3月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワン・モア・ライフ! 2021年3月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© Copyright 2019 I.B.C. Movie
2021年02月10日人生のロスタイムを手に入れた中年男を描き、イタリアで大ヒットしたコメディ映画『ワン・モア・ライフ!』より、予告編と場面写真が公開された。交差点で交通事故に遭ってしまった中年男のパオロは、予想外に短い寿命に納得できず、天国の入口で猛抗議!すると前代未聞の計算ミスが発覚し、“92分間だけ”寿命が延長され、地上に戻れることに。これまで勝手気ままに生きてきた自分を戒め、家族の絆を取り戻すと一念発起する――。シチリア島パレルモの美しい街並みを舞台に、天国へ旅立つまでの92分をリアルタイムで進行させる演出で、観るものを釘付けにした本作。予告編では、パオロが交差点で車と衝突するショッキングなシーンからスタート。死んでしまったパオロが、短い寿命に納得できず天国の入り口で猛抗議すると、寿命が延長され地上に戻れることに。そして、天国の役人に監視されながらも、「パパは最初からいないも同然」なんて言われながらも、家族の絆を取り戻そうと奮闘する様子が描かれている。『ワン・モア・ライフ!』は3月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワン・モア・ライフ! 2021年3月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© Copyright 2019 I.B.C. Movie
2021年01月29日ロックバンド・シカゴの軌跡に迫るドキュメンタリー映画『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』が、2019年9月21日より順次、新宿シネマカリテほか全国の劇場で公開される。波乱に満ちた50年の軌跡を追う結成50周年を超え、現在もなお圧倒的人気を誇るシカゴ。『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』は1967年の結成からロックの殿堂入りを果たした2016年に至るまで、半世紀に及ぶバンドの軌跡を追ったドキュメンタリーだ。代表曲とともに迫るバンドの素顔1967年にロバート・ラム、ジェイムズ・パンコウを中心に結成されて以来、47枚のアルバムがゴールドとプラチナに輝き、70枚ものシングルがチャートイン、そのセールス数は1億2200万枚を突破するほどに輝かしい人気を誇るシカゴ。しかしその栄光の陰には波乱が満ちていた。看板ギタリストのテリー・キャスの事故死、リード・ヴォーカルのピーター・セテラ突然の脱退をはじめとした幾多のメンバー交代。そして人気絶頂からの転落と低迷。このドキュメンタリーでは、そうした困難にもかかわらずいかにしてこのバンドが続いたのかを、代表曲とともに紐解いてゆく。なお、すべての登場曲には日本語の対訳が入り、その歌詞に馴染みがなくともこのバンドを身近に感じられる。詳細『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』公開日:2019年9月21日(土)より新宿シネマカリテほかにて順次公開監督:ピーター・パーディーニ出演:ロバート・ラム、ジミー・バンコウ、リー・ロックネイン、ダニー・セラフィン、ウォルト・パラセイダー、テリー・キャス、ピーター・セテラ、デイヴィッド・フォスター、アーヴィング・エイゾフ、クライヴ・デイヴィス配給:エレファントハウス / カルチャヴィル原題:Chicago - Now More Than Ever2016年制作 / 制作国:アメリカ / 本編尺114分 / ヴィスタサイズ / ステレオPackage Design & Supplementary Material Compilation TM & © 2016 Fisher KlingensteinVentures, LLC. All Rights Reserved.
2019年07月14日皇室御用達の靴メーカー、大塚製靴のブランドの一つ「オーツカ シンス 1872(Otsuka SINCE 1872)(以下オーツカ シンス)」は、三越伊勢丹グループの「グローバル・グリーン」キャンペーンの一環として、森林保護団体モア・トゥリーズ(more Trees)とコラボレーションし、野生のエゾシカレザーを用いたスリップオンシューズ(3万円)を伊勢丹メンズ館で発売した。近年、エゾシカを含むニホンジカが保護政策と天敵がいないことから激増。現在では「害獣」に指定されている。モア・トゥリーズは駆除されたニホンジカの革を流通させ、その利益を森へ還元する活動をしており、これを知った伊勢丹の紳士靴担当バイヤーが大塚製靴に駆除された革での靴作りを打診したことから、今アイテムが誕生した。紳士靴の担当バイヤーは「鹿の皮は独特のシボ感と柔らかさがあり、馴染みがよく肌触りもいい。ただ、その柔らかさ故、ジャケットスタイルにも対応できるシルエットの靴に仕上げることが非常に難しい。今回、大塚製靴には半年以上の時間を掛け、試作を繰り返してもらった」と語る。また、このシューズの素材は野生の鹿のため、草木でついた傷や弾痕などがあり、製品に使用できる部分が非常に少なかったが、数量と販売店舗を限定することで、販売に漕ぎつけたという。ブラックとブラウンの2色展開。サイズは24.5から27cmを用意する。
2014年05月23日被災地支援プロジェクト「About LIFE311」が主催するチャリティイベント「LIFE311 The Charity」が、青山のスパイラルガーデンで開催される。「About LIFE311」とは、坂本龍一が代表を務める森林保全団体「more trees」(モア・トゥリーズ) が被災地支援として立ち上げたプロジェクト。岩手県・住田町に地域の木材を用いた木造仮設住宅をつくる復興支援活動を行っており、地域の工務店が施工することで地元の雇用にもつなげている。また、津波被害の大きかった陸前高田市や大船渡市の避難住民をいち早く受け入れた。1戸あたりの建設費は設備を含め約300万円。目標金額は3億円だという。今回のチャリティイベントでは、国内外で評価の高いデザイナー12組、メーカー7組が「LIFE311」に賛同し、誰しもが夢中になれるような楽しいプロダクツを、チャリティー価格で販売する。有名デザイナーやメーカーのデッドストックや稀少品など、掘り出し物を限定販売し、売上の40%は寄付され、岩手県・住田町にある木造仮設住宅の建設費に充てられる。関わるすべての人に無理無く、楽しく買い物をしながら復興支援に参加できる取り組みだ。今週末、スパイラルマーケットに足を運んでみてはいかがだろうか。【LIFE311 The Charity】日程:2011年08月27日(土)、28日(日) 2日間時間:11:00~20:00会場:スパイラルガーデン(Spiral 1F)主催:more trees design【参加デザイナー】共栄デザイン/ HIROCOLEDGE / GELCHOP / amabro / 松田卓也 / MicroWorks /CARAVAN(mute、印デザイン、フルスイング、501 DESIGNSTUDIO、fift、83Design)【参加メーカー】droog design + deux poissons / おいしいキッチン / HIGHTIDE /marcs international / Magno / 飛騨産業 / more trees design /【トークショー LIFE311 Talk Show 】「木造仮設住宅とLIFE311」菅原大輔(建築家)× 水谷伸吉(more trees事務局長)日時: 2011年8月28日(日)16:00~17:30会場:スパイラルガーデン内アトリウム席数:100名被災地支援プロジェクトとして各界から注目を浴び続けている「LIFE311」。まだ、木造仮設住宅の割合は少ないものの、住田町に端を発し少しずつ広がりを見せている。今回はmore trees事務局長の水谷伸吉氏が、陸前高田市における木造仮設住 宅のマスタープランを作成した建築家・アートディレクターの菅原大輔氏をゲストに招き、木造仮設住宅を手掛ける立場として 森林・林業からの復興プランやトークを展開。LIFE311 | more trees 被災地支援プロジェクト 取材/おうちスタイル編集部
2011年08月26日