三菱自動車は11日、中国で23日から開催される『2012年北京国際モーターショー』(一般公開は27日から)に、SUV「アウトランダー」の新型(参考出品車)を出品すると発表した。このほか、2012年度中に現地生産が開始される予定のコンパクトSUV「ASX」(日本名 : RVR)マイナーチェンジモデルや、今年でデビュー30周年を迎える「パジェロ」、2011年から中国での販売を開始した「パジェロ スポーツ」など、合計10台(プレスデーは8台)を出展するとのこと。アウトランダーは、クラストップレベルという低燃費と低CO2を実現した環境性能や、先進安全技術の採用、上質で使い勝手の良いインテリアなどが特徴というSUV。販売は今夏よりロシアから始められ、以降は欧州、日本、オセアニア、中国、北米へと展開を進め、中国市場には2012年度中の投入を予定している。ASXは、2010年9月から中国で販売を始めたコンパクトSUV。SUVラインアップを強化するため、2012年度中に同社が50%を出資する新合弁会社での現地生産を予定している。これに伴い、エクステリアを中心としたマイナーチェンジを実施し、デザインもリニューアルされる予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日富士重工業は6日、中国北京市で4月に開催される『第12回 2012年北京国際モーターショー』(プレスデーは23日・24日、一般公開は25日から5月5日)に、中国仕様の「2013年型 レガシィ」を出品すると発表した。同車は、デザイン、環境・燃費、走り、安心・安全の4領域に渡る「全性能モデルチェンジ」をテーマに、大規模な改良が施されたとのこと。中国向けモデルには、市場特性を勘案して、存在感を示すエクステリアデザインを施すとともに、車高を上げることで力強いボリューム感を持たせているという。北京国際モーターショーで同社は、2013年型 レガシィ以外にも中国初公開となる「ズバル BZR」を参考出品するほか、2012年に中国で参戦予定の新型ラリーカーの展示を行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日デロリアン・モーター・カンパニーはこのほど、日本法人を設立すると発表した。日本での割り当て台数15台がすでに完売となったデロリアンの電気自動車「DMCEV」のアフターサービス拡充のためで、今年夏~秋頃に設立される。「DMCEV」は、名車「DMC-12」を現代に蘇らせた意欲的なモデル。「DMC-12」は1981~1982年だけ生産された希少モデルで、1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシンに改造されたクルマとして一躍有名になった。そのスタイリングや、無塗装のステンレス鋼板を外装に採用した唯一無二のボディは自動車史に残るものといえる。この名車を現代に蘇らせた「DMCEV」は、その名の通り電気自動車となっている。その性能は驚くべきもので、最高出力は260馬力。最高速度は時速201km、静止状態から時速96kmまでの加速は4.9秒と、そのスタイリングに恥じない性能を発揮する。このパワートレーンは米ベンチャー企業のEpic Electric Vehiclesが開発したもの。「DMCEV」は初回生産分として30台が生産され、うち15台については日本で予約を受け付けた。その価格は960万円と高価であるにもかかわらず、日本割り当て分は予約開始から数日で完売。現在はキャンセル待ちのみの受付となっている。日本法人設立により、ユーザーへのアフターサービスはもちろん、追加販売への期待も高まったといえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日日産自動車は、スイスにて6日から18日の日程で開催中の『第82回 ジュネーブ国際モーターショー』で、コンパクトカー「INVITATION」、次世代クロスオーバー「ハイクロスコンセプト」、ミッドシップスポーツカー「インフィニティ エマージコンセプト」を公開した。INVITATION(インビテーション)は、先進的なエンジン技術、評価の高い同社の軽量プラットフォーム、空力に優れたボディを組み合わせることで、クラストップレベルの燃費・低排出ガスの水準を達成するという次世代コンパクトカーのコンセプトモデル。今回のジュネーブ国際モーターショーで初公開され、2013年に同車をベースとする量販車が欧州で発売予定となっている。ハイクロスコンセプトは、同社の新たなデザインの方向性を示すコンセプトカーで、エレガントな外観ながら3列シート7人乗りの室内空間を確保。また、コンパクトなリチウムイオンバッテリーを搭載したモーターと、2.0Lの直噴ガソリンエンジンを組み合わせることで、2.5L相当のパフォーマンスを実現するハイブリッドエンジンを搭載。インフィニティ エマージは、同ブランド初のミッドシップのスポーツカーコンセプト。出力402bhp(300kW)のツインモーター搭載スポーツEVを採用し、停止状態から4秒で時速60マイル/h(約96km)まで加速、30秒で130マイル/h(約209km)へ加速するという。レンジエクステンダー付きのガソリンエンジンがツインモーターと連動した場合、CO2排出量は55g/kmになるとこのと。またインフィニティブランドは、2011年のフランクフルトモーターショーでコンセプトモデルを公開したFXセバスチャン・ベッテルバージョンを、欧州および中東地域向けに限定200台で生産することも発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日トヨタ自動車は、スイスにて6日から18日の日程で開催中の『第82回 ジュネーブ国際モーターショー』に、軽量・低燃費の次世代スモールハイブリッドコンセプト「FT-Bh」を出展したと発表した。同車は、ハイブリッドカーのさらなる普及が予想される2010年代後半を想定し、「ECOMOTION(Eco+Emotion)」をテーマとして企画された、Bセグメントのスモールハイブリッドコンセプトカー。高い環境性能に加えて、優れたレスポンスと軽快な操作性によるドライビングの楽しさも提供するという。高張力鋼板(ハイテン材)の使用拡大などによるボディ構造軽量化や、新開発エンジンがもたらすパワートレーンの効率向上、ボディ全体が大きな砲弾型となるフォルム採用で走行抵抗低減などを追求した結果、欧州の新燃費測定方法(NEDC)で2.1L/100km、CO2排出量は現在のBセグメントカー平均の半分以下である49g/kmを達成している。さらに、小型燃料タンクとハイブリッド用リチウムイオン電池をリヤシート下に配置することで低重心を実現し、走行性能も高まっているという。ハイブリッド仕様の他に、天然ガス(CNG)仕様とPHV仕様も想定されており、CO2排出量は天然ガス仕様が38g/km、PHV仕様が19g/kmとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日ジャガー・ランドローバー・ジャパンは27日、2012年ジュネーブ モーターショー(3月8~18日にスイス・ジュネーブで開催)にて、ランドローバーのコンセプトモデル「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル コンセプト」を発表することを明らかにした。同モデルは「レンジローバー イヴォーク クーペ」がベースのソフトトップ コンバーチブル。完全に格納可能なプレミアム・ルーフシステムとロールオーバー プロテクション システム(ROPS)を装備し、下開きのテールゲートと快適な4座のパッケージングで機能性と多様性を実現した。エクステリアはメタリックカラーのコーズウェイ グレーでペイントされ、インテリアはルナーとアイボリー仕上げに。レザーシートはスポーティなパーフォレイテッド・レザーとアイボリーのコントラスト・ステッチが施された。同モデルを設計したのはランドローバー社のデザインディレクター、ジェリー・マクガバン氏率いるチーム。「『レンジローバー イヴォーク』の持つ美しさはコンバーチブルという概念に適しています。このコンセプトは伝統的なコンバーチブルではなく、バランスを尊重し、その独特の造形を保ちつつ、ユニークで魅力的なデザインとすることに成功したと自負しています」とマクガバン氏は述べている。「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル コンセプト」は、ジュネーブ モーターショーにてデザイン&エンジニアリング スタディとして発表される。同モデルの生産予定は未定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月27日本田技研工業は6日、3月8日から一般公開が行われる「ジュネーブモーターショー」にて、次世代のスーパースポーツ「NSXコンセプト」や欧州向け「CR-Vプロトタイプ」などを出展すると発表した。NSXコンセプトは、軽量なボディに次世代V型6気筒VTEC直噴エンジンをミッドシップにレイアウトし、高効率・高出力のハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD」(Super Handling All Wheel Drive)を搭載したスーパースポーツモデル。今回のショーが欧州での初出展となる。そのほか、次世代電動スモールスポーツコンセプトモデル「EV-STER」(イーブイスター)や、初出展となるCR-Vのエクステリアデザインの方向性を示した「CR-Vプロトタイプ」も公開。次世代革新技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」(アース・ドリームス・テクノロジー)の第一弾となる、世界最軽量という1.6Lディーゼルエンジンなども出展される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月07日日産自動車は7日、3月8日から一般公開が行われる「ジュネーブモーターショー」にて、「INVITATION」などのワールドプレミア2車種を含むコンセプトカー4車種を公開すると発表した。今回公開予定のワールドプレミア(世界初公開)2車種のうち、1車種は2013年中に欧州で発売を予定している新型車のコンセプトモデル「INVITATION」。2車種目の詳細についてはショーの初日に発表されるとのこと。INVITAIONは、「マイクラ」や「ジューク」と同じセグメントのクルマ。これにより同社は、同セグメントにおいてより幅広いラインアップを持つ自動車メーカーになるとしている。残り2車種のコンセプトカーは、NV200バネットをベースとしたファミリー向けモデル「e-NV200」と、本格的なスポーツカーの性能を持たせたクロスオーバー「ジュークニスモコンセプト」で、これらは欧州において初公開となる。そのほか同社ブースでは、2012年モデルイヤーの車両や特別バージョンモデルなど、多くの車両を展示する予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月07日