行定勲監督や西川美和監督、細田守監督、池松壮亮、吉田羊、松尾スズキなど各界から激賞されているイ・チャンドン監督の『バーニング 劇場版』。この度、その大ヒットを記念して監督の代表作である『ペパーミント・キャンディー』と『オアシス』のリマスターヴァージョンが日本初公開されることになった。村上春樹原作、そしてイ・チャンドン監督8年ぶりの新作ということで話題を呼んでいる本作。原作ファン、映画ファンを中心に動員しており、鑑賞後のSNSでの感想も「イ・チャンドンの待ちにまった最高傑作」 「イ・チャンドン監督の深いテーマにやられた」など待ちに待った監督作として絶賛されている。 この大ヒットを記念して、イ・チャンドン監督の代表作2作品を一挙公開する。■『ペパーミント・キャンディー』“韓国のアカデミー賞”5部門制覇アッバス・キアロスタミ監督が「本当に素晴らしい映画を観た!」と絶賛し、韓国のアカデミー賞である大鐘賞5部門を独占した監督2作目となる伝説の傑作『ペパーミント・キャンディー』(99)。1999年、春。旧友たちとのピクニックに場違いな恰好で現れたキム・ヨンホ(ソル・ギョング)。 そこは、20年前に初恋の人スニム(ムン・ソリ)と訪れた場所だった。仕事も家族もすべてを失い、絶望の淵に立たされたヨンホは、線路の上で向かってくる列車に向かって「帰りたい!」と叫ぶ。すると、彼の人生が巻き戻されていく。自ら崩壊させ てしまった妻ホンジャ(キム・ヨジン)との生活、互いに惹かれ合いながらも結ばれなかったスニムへの愛、兵士として遭遇した「光州事件」。そして、記憶の旅は人生のもっとも美しく純粋だった 20年前にたどり着く――。■『オアシス』ヴェネツィア映画祭最優秀監督賞に輝く第59回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀監督賞、新人俳優賞(ムン・ソリ)、国際批評家連盟賞を受賞した、極限の純愛を描いた傑作『オアシス』(02)。上記に続いて、ソル・ギョングとムン・ソリが出演した。ひき逃げ事故で兄を助け、刑務所から出たばかりの青年ジョンドゥは、家族のもとへ戻るものの、皆から煙たがられていた。ある日、被害者家族のアパートを訪れた彼は、寂しげな部屋でひとり取り残された女性コンジュと出会う。脳性麻痺を持つコンジュは、部屋の中で空想の世界に生きていた。ふたりは互いに心惹かれ合い、純粋な愛を育んでいくが、周囲の人間は誰ひとりとして彼らを理解しようとはしなかった…。なお、2019年は『ペパー ミント・キャンディー』が製作20周年、『オアシス』が日本公開15周年と記念すべき年となる。新たに蘇ったこの2本も合わせて、イ・チャンドンの世界を堪能してみてほしい。『ペパーミント・キャンディー』4Kレストア・デジタルリマスター版、『オアシス』HDデジタルリマスター版は3月15日(金)よりアップリック渋谷、アップリンク吉祥寺ほか順次公開。『バーニング 劇場版』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2019年02月09日「チャンミンのインスタには、100万人以上のフォロワーがいます。そこで彼が本を紹介すると、『読みたい!』というコメントが殺到するんです」(ソウル在住の日本人記者)韓国の人気デュオ東方神起のチャンミン(30)が、自身のインスタで、エッセイ『言葉の品格』を紹介したのは、今年2月のこと。日本のファンからは、翻訳版を望む声が殺到していた。そして12月20日、その翻訳版(米津篤八訳・光文社)が緊急出版される。前出の現地記者がこう続ける。「発売決定を受けて、原書を出版した黄牛ブックス社は『チャンミンさんのおかげです。ありがとうございます』とSNSに投稿しました。ファンの間では、“彼が日本に届けてくれた”と歓喜が上がりました」チャンミンが紹介する本に注目が集まるのは、彼がスター性だけでなく、彼が大変な読書家として知られているからだ。「韓国のバラエティ番組に、相方のユンホ(32)と出演したとき、ボウリングなどを楽しむ活発なユンホに対し、チャンミンは本を読みながらワインをたしなむ“インドア派”であることを告白。兵役義務に就いていた昨年4月には、『ヘイト・スピーチという危害』(ジェレミー・ウォルドロン著)に付箋を無数につけて、熱心に読んでいる姿を目撃されています」(前出・現地記者)それほどまでに読書を愛するチャンミンが『言葉の品格』を手に取ったのは、著者のイ・ギジュさんが持つ経歴と、その功績に知的好奇心をくすぐられたからかもしれない。「イ・ギジュさんは、名門の成均館大学を卒業後、ソウル経済新聞社に記者として8年間勤務し、作家になりました。じつは、まだ無名の時代に出版した前作『言語の温度』は、大手出版社からの刊行ではなかったにもかかわらず、韓国で“’17年最も売れた本”とされ、発行部数130万部を突破したベストセラーなんです」(現地紙文化部記者)チャンミンの投稿には、“いい言葉をすぐに実践できたらどれだけいいことか”という本人からのコメントが添えられている。
2018年12月12日「うちのクロチャンが当選するなんて、最初は信じられませんでした。でも、本当にうれしいです」沖縄県那覇市在住のピアノ講師・砂川楠汀子さんは、こう感慨深げに語る。砂川さんの愛猫・クロチャン(オス・推定5歳)が見事、当選を果たしたのは、架空の猫都市「ニャハ市」の、記念すべき初代市長を決める選挙。9月16日に告知され、那覇市の猫7匹が立候補した。投票は観光客にも人気の牧志公設市場など市内10カ所で、同月24日から10月6日まで実施され、翌7日に開票された。有効得票数1,386票のうち、 “マにゃフェスト”を「クロチャンミクスの実現……ニャハ市の経済を発展させ、ぼくたち猫の幸せを実現させるニャ!」としたクロチャンは316票を獲得し、次点のぶん太郎候補(オス・推定8歳)に90票の大差で圧勝した。折しも、この秋の沖縄県は9月30日投開票の知事選を皮切りに、豊見城市長選、那覇市長選と首長選挙が続いた。そんな熱い選挙シーズンに、これまたホットなニャハ市長選を主催したのが「島猫力向上委員会」。その委員長で動物愛護団体「TSUNAGU OKINAWA」の代表・畑井モト子さんは、ニャハ市長選の目的を熱く、こう語る。「目的は猫の地位向上。日ごろ関心の薄い人にも猫の魅力に気づいてほしい。結果、野良猫が1匹でも減れば、また、まだ少なくない県内の殺処分がゼロになればと思い、選挙を実施しました」図書館の1日猫館長を務めたこともあるにゃんにゃん丸、みそ大好きな飼い猫のフジ、サロンの看板猫・おもち、デザイン事務所の看板猫・ぶん太郎、市場の猫店長・梅にゃん……今回、立候補したみんなも、かつては野良で、保護された経験がある猫たちだ。なかには、この選挙で新しい飼い主さんを探したグルー(仮名)なんて猫も。もちろんクロチャンも、元は立派な野良だった。「3年ぐらい前です。教室でピアノを弾いてると、決まって窓の外にやってくる黒い野良猫がいて」いまではクロチャンにメロメロの砂川さんだが、当時は猫が苦手だったそうだ。ところが、何度追い払ってもピアノを聴きにくるクロチャンが、いつしかかわいく思えてきて……。「『シッシ、あっちいけ!』って何回やっても、私の前に来てかわいい声で『ニャ~ン』って鳴くんです。そのうち、しばらく姿が見えないと、『あれ?クロチャン来ないね』と心配になったり(苦笑)。その後、うちの猫になって、いまではもう、片時も離れられない」それどころか砂川さん、クロチャンを家に迎え入れて以降、さらに4匹の猫を保護し、大切に育てている。今回の選挙、クロチャンのキャットフレーズ、もといキャッチフレーズは「面倒見の良さは負けません!」だったが。「本当なんです。黒ちゃんの朝は、まず後輩猫たちの全員の毛づくろいから始まるんです。また、新入りの猫が来たときには、自分が大切にしているネズミのオモチャをくわえていって、ポンとその子の前に置いたこともありました」どうしてどうして、かわいらしい顔からは想像もつかない、親分肌の初代ニャハ市長。面倒見のよさで圧倒的支持を得たようだ。
2018年11月15日チャン・ドンゴンが主演する韓国ドラマ「SUITS/スーツ」が、WOWOWプライムにて11月12日(月)より再放送がスタートすることが分かった。本ドラマは、アメリカの大ヒットドラマ「SUITS」を韓国でリメイクしたもの。6月に韓国で放送され、日本でも8月に放送。そして今回11月より再放送が決定した。現在、フジテレビ月9枠にて、アメリカの「SUITS」を原作とした織田裕二主演のドラマも放送中。こちらは、織田さん演じる“敏腕・傲慢なエリート弁護士”甲斐正午と、中島裕翔(「Hey! Say! JUMP」)演じる“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大貴という凸凹な2人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマだ。今回再放送が決定した韓国版では、韓国最高の法律事務所を舞台に、弁護士たちの仕事と恋の行方をスタイリッシュに描くリーガル・ラブ・エンターテインメントとなっている。キャストには、人気俳優のチャン・ドンゴンが「紳士の品格」以来6年ぶりにドラマ主演し、傲慢だが完璧に仕事をするエリート弁護士チェ・ガンソクを好演、彼とタッグを組む天才的な記憶力を持つ新人弁護士コ・ヨヌを、「花郎<ファラン>」「家族なのにどうして ~ボクらの恋日記~」など、ヒット作に多数出演してきたパク・ヒョンシクが演じる。ほかにも、コ・ヨヌの恋の相手役でパラリーガルのキム・ジナをコ・ソンヒ、ガンソクの秘書ホン・ダハムをチェ・ジョンアン。監督は「グッド・ドクター」「推理の女王」のキム・ジヌが務めた。ユーモアあふれる会話や、法律を駆使した駆け引きを繰り広げるのも見どころの本作。現在放送中の日本版と比べながら見るのもおもしろいかもしれない。<「SUITS/スーツ」放送概要>●韓国リメイク「SUITS/スーツ」(11/12~WOWOWプライム・全16話)#1:11月12日(月)9時35分~#2:11月12日(月)10時40分~#3:11月13日(火)9時35分~#4:11月13日(火)10時40分~#5:11月13日(火)11時45分~#6:11月13日(火)12時50分~#7:11月14日(水)9時35分~#8:11月14日(水)10時40分~#9:11月14日(水)11時45分~#10:11月14日(水)12時50分~#11:11月15日(木)9時35分~#12:11月15日(木)10時40分~#13:11月15日(木)11時45分~#14:11月15日(木)12時50分~#15:11月16日(金)11時45分~#16:11月16日(金)12時55分~ストーリーチェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)は大手法律事務所カン&ハムを代表するエース弁護士。ある日、事務所代表のカン・ハヨン(チン・ヒギョン)はガンソクをシニアパートナーに昇進させ、その条件として、部下となるアソシエイトを雇うように命じる。一方、一度目にしたものは忘れない驚異的な記憶力を持つコ・ヨヌ(パク・ヒョンシク)は、祖母の入院費を稼ぐために麻薬の運び屋の仕事をやむなく引き受ける。しかし、これはヨヌを逆恨みした財閥御曹司による罠であり、警察に追われたヨヌは、偶然通り掛かったアソシエイト面接会場に逃げ込み、ガンソクと出会う。そして、ヨヌに興味を抱いたガンソクは、彼の経歴を詐称してアソシエイトに採用。弁護士資格を持たないヨヌと敏腕弁護士のガンソクは、パートナーとして数々の訴訟を戦い抜いていく――。●織田裕二主演「SUITS/スーツ」(毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中)第5話(11/5放送)ストーリー大輔(中島裕翔)の元に悪友の遊星(磯村勇斗)が傷害事件を起こして逮捕されたとの知らせが入る。大輔は、祖母の結衣(田島令子)が転倒して怪我をしたと嘘をつき、遊星の元へと向かおうとした。すると甲斐(織田裕二)は、自身が個人で契約している車を使うよう大輔に指示。大輔は、運転手の赤城達男(ブラザートム)に事情を打ち明け、警察署へ向かった。ところがその途中、赤城がトラックと追突事故を起こしてしまう…。(cinemacafe.net)
2018年11月04日韓国の次世代ライジングスターと名高いヤン・セジョンが主演を務める「愛の温度」。8月3日(金)からのDVDリリースを記念し、ドラマ本編から恋に積極的な“国民の年下男”ヤン・セジョンとヒロイン役ソ・ヒョンジンの胸キュンラブシーンだけを厳選、特別編集したスペシャルムービーが公開された。本作は、脚本家志望の年上女子と、年下イケメンシェフが愛の“最適”温度を見つけていく年の差純愛ラブストーリー。6歳年上のヒロインに一目で恋に落ちたジョンソンを演じるのは、“国民の年下男”と名付けられたヤン・セジョン。彼が演じるジョンソンは、ヒロインに気持ちをストレートに表現し、ときには優しく抱きしめ、ときには大胆な愛情表現も。恋に臆病なオトナ女子の心を溶かす年下プリンスの愛にトキメキが止まらない!そんなジョンソンからの熱いアプローチを受けるヒロイン・ヒョンスには、「また!? オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」で多くの女性の共感を得たソ・ヒョンジン。最初は年下のジョンソンを快く思っていなかったが、次第に彼の偽りがないまっすぐな心に向き合い、惹かれていく、等身大の女性を好演する。今回、本作から公開された映像は、“国民の年下男”ヤン・セジョンの胸キュンラブシーンだけを厳選、特別編集したスペシャルムービー!ヒョンスが6歳年下のジョンソンのまっすぐな愛に触れて心を開き、お互いがかけがえのない存在になった後の、愛があふれる胸キュンシーンが連続。ヤン・セジョンの無邪気な笑顔をはじめ、ロマンチックなハグや可愛い“じらしキス”など、女子が憧れるシチュエーションが満載となっている。「愛の温度」は8月3日(金)よりTSUTAYA先行でレンタル開始。DVD-BOX1は8月3日(金)、DVD-BOX2は9月5日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)
2018年07月26日韓国で人気の“国民の年下男”ヤン・セジョン主演作「愛の温度」が、8月3日(金)よりTSUTAYA先行でレンタル開始&発売されることが決定。このリリースを記念して、DVD-BOX1に収録される特典映像より、ヤン・セジョンのメイキング映像が到着した。夢のために大企業を辞めて、脚本家のアシスタントとして働くヒョンス(ソ・ヒョンジン)。ある日、後輩のホンア(チョ・ボア)に誘われたマラソンイベントで料理人のジョンソン(ヤン・セジョン)と出会う。会ったその日に6歳下のジョンソンから告白されたヒョンスは、突然の出来事に驚き、からかわれたのかと不快感をあらわにする。後日、人生思うようにいかず落ち込んでいるヒョンスの前に現れたジョンソン。やがて2人の距離は近づいていくが、ジョンソンのフランス留学をきっかけに別れが訪れる。想いを抱えたまま離れ離れになった2人は、5年後、運命の再会をするが…。本作は、モデルであり「浪漫ドクター キム・サブ」でドラマデビューし、「師任堂(サイムダン)、色の日記」での爽やかイケメンぶりが大きな話題となったヤン・セジョンと、「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」で多くの女性の共感を得たソ・ヒョンジンの共演作。好きになった女性には駆け引きせず、素直に行動する爽やかさ200%の料理人ジョンソンをヤン・セジョンが、恋は落ちるものではなく自分の意志で選択するものだと思っていた現実的な脚本家ヒョンスをソ・ヒョンジンが好演。直感的年下男子と鉄壁年上女子の歯がゆくも愛らしい、年の差純愛ラブストーリーだ。そんな本作のDVDリリースを記念して、今回DVD-BOX1に収録される特典映像を少し公開!映像は、ヤン・セジョン演じるジョンソンが、ヒョンス(ソ・ヒョンジン)を自転車に乗せてバス停まで送るシーンのメイキング。自転車の後ろに「乗って」と誘うも、断られてしまうヤン・セジョン。笑顔からすねた表情になり、スタッフからは笑いや「可愛い」といった声が掛かる。また、ソ・ヒョンジンを後ろに乗せこぎ出した瞬間、自転車がよろけてしまう場面や、メイキングのカメラを見つけて視聴者にアピールするヤン・セジョンの姿も収録されている。「愛の温度」は8月3日(金)よりTSUTAYA先行でレンタル開始。DVD-BOX1は8月3日(金)、DVD-BOX2は9月5日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2018年06月28日韓国初の“企画亡命者”をテーマに扱った『V.I.P. 修羅の獣たち』。監督は『新しき世界』で大ヒットを記録したパク・フンジョン。キャストには、チャン・ドンゴンのほか、パク・ヒスンやイ・ジョンソクといった豪華俳優陣を迎え、話題を呼んでいる本作から、メイキング映像&メイキング写真が到着した。今回公開されたメイキング映像では、本作への思いを語るパク・フンジョン監督のコメントから始まる。“企画亡命者”の説明のテロップが入り、パク監督は「まるで映画のような現実です」と語る。本作では、世界で唯一の分断国家である韓国と北朝鮮の政治的な要素を複雑に絡まり、物語はさらに加速していく。また、米CIA要員ポール・グレイ役を演じる、『ファーゴ』『ジョン・ウィック:チャプター2』などで強烈な印象を残すハリウッド俳優ピーター・ストーメアの出演について、決定当初、パク監督は「本当に彼が出るのか」と驚きが隠せなかったという。共演者たちのコメントとともに、ストーメア自身「パク監督の現場はとても雰囲気が良かった」と撮影現場を振り返った。撮影監督のキム・ヨンホは、それぞれのキャラクターに合う空間づくりへの苦労を明かしている。乾いたイメージの北朝鮮のシーンでは、色彩を強く意識したと語り、実際にコスモスを道端に埋めての撮影の現場も公開された。パク監督に対し、主演のチャン・ドンゴンは「どんなジャンルにも強い監督。今後どんな映画を撮るのか楽しみ」と語っている。同時に解禁となったメイキング写真では、パク監督と綿密に打ち合わせを行うチャン・ドンゴンや真剣にカメラを覗くパク・ヒスンの姿から、時にはピースサインをするイ・ジョンソンや楽しげに会話をする出演者の姿も見られる。「ストーリーもテーマもとても斬新」とチャン・ドンゴン自身も語る本作。世界情勢の中でも、いま最も注目を集める韓国×北朝鮮×米国だからこそ、ますます期待が高まる。『V.I.P. 修羅の獣たち』は6月16日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:V.I.P. 修羅の獣たち 2018年6月16日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2018年06月15日マックス ブレナー(MAX BRENNER)の新作カップアイス「マックス ブレナー ミントチョコレートチャンクアイスクリーム」が、2018年5月22日(火)より首都圏(1都3県)・東海・近畿地区のセブン-イレブンで発売される。マックス ブレナーが夏限定で提供している人気メニュー「チョコミントアイスピザ」が、カップアイスになって登場。初夏を思わせるミントと、アクセントとなるチョコレートの絶妙な相性が楽しめる、夏にぴったりの爽やかなチョコミントフレーバーだ。これまでのシリーズ同様、マシュマロ・焼きショコラ・バタークッキーなどの様々な「チャンク(粗く刻んだ具材)」をミックス。今回は大きめにカットしたアーモンドもプラスしており、これまで以上にゴロゴロとした具材の食感が楽しめるカップアイスとなっている。【商品情報】「マックス ブレナー ミントチョコレートチャンクアイスクリーム」発売日:2018年5月22日(火)価格:280円(税込)販売店舗:首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)・東海・近畿地区のセブン-イレブン
2018年05月20日ロサンゼルスを拠点とするアクセサリーブランド・チャンルー(CHAN LUU)から新ライン「チャンルー ホワイト(CHAN LUU WHITE)」が登場。2018年8月より展開を開始する。「チャンルー ホワイト」では、シャツを中心とするコレクションを展開。年間200日を旅行に充てる"旅するデザイナー"、チャン・ルーが世界各地で出会った手工芸職人の中でも特にリスペクトする日本の職人技術にフォーカス。コレクションは生地、パターン、縫製に至るまで全て日本で行われる、オールメイドインジャパンのアイテムで構成される。コレクション内に登場するシャツは「日本の職人技はファンダメンタルな物創りにこそ光る」というチャン・ルーの意向により、スタイリングの土台となるようなシンプルかつベーシックなデザイン。思い思いのアクセサリーを身に付けることで無限に表情を変えることが出来る1枚で、着る人の個性を際立たせ、人が着ることで完成するスタイルを提案していく。【詳細】チャンルー 新ライン「チャンルー ホワイト」展開開始時期:2018年8月展開店舗:アジア圏、北米圏の直営店及びセレクトショップ展開予定モデル:全10型<アイテム例>シャツ7型 22,000円+税~36,000円+税、カットソー 1型 20,000円+税、パンツ 2型 26,000円+税~32,000円+税
2018年04月21日(画像:THE FACT JAPAN) 1月30日、『2018年平昌冬季オリンピック、パラリンピック』の開催地である江原道の観光広報大使を務める俳優で歌手のチャン・グンソク(30)が29日に江原道・春川市で行われた聖火リレーに参加したと韓国メディアTVREPORTが報じた。 この日、江原道春川で『2018年平昌冬季五輪聖火リレー』のイベントが行われ、チャン・グンソクは、聖火リレー最後の走者として登場したという。何よりもチャン・グンソクは、今回の五輪広報大使として活動しているため、より意味を深めたと伝えている。 チャン・グンソクは自身のInstagramに「あいにくこんな寒い日、あんなに長く待ってくれて応援しに来てくれたウナギたち。忘れないよ。ありがとう。ところで、この帽子簡単じゃないね。行くぞ」というコメントと共にグンソクが聖火リレー用のユニフォームを来て微笑でいる写真を投稿。 これに対しグンソクのinstagramには「グンちゃんお疲れ様笑顔ステキでカッコ良かった」「聖火ランナーおつかれさま。ありがとう笑顔が大好き」「グンちゃんおつかれさまにほんからおうえんしてたよ」「おつかれさまでしたLiveで見たかったけど…親分、今日は、ほこらしかったよ」など日本からも応援メッセージが続々届いている。
2018年01月30日アジアを代表するスター、チャン・チェンが主演を務め、「中華まつり2018年冬篇」にて上映される『修羅:黒衣の反逆』。このほど、チャン・チェンが“あのハリウッドスター”にも負けないボッチぶりで黒猫とたわむれ、女性には優しすぎる壁ドンを見せる“萌え画像”がシネマカフェに到着した。シネマート新宿・心斎橋にて毎年、旧正月(2月中旬)と夏に開催される中国作品の上映企画「中華まつり」。この冬の上映作品は、チャン・チェン主演の『修羅:黒衣の反逆』と『グレートウォール』『疾風スプリンター』のエディ・ポン主演『悟空伝』の2作品となっている。■チャン・チェン、男の色気MAXで“黒衣の最強剣士”に『グランド・マスター』『ブレイド・マスター』で、ハイレベルで多彩なアクションを繰り出し、観る者を魅了してきたチャン・チェン。本作では『ブレイド・マスター』に続き、明時代の秘密警察“錦衣衛”に再びカムバック!『レッド・クリフ』シリーズ、『エクスペンダブルズ』シリーズのアクション監督とタッグを組み、1対多勢の超絶技巧な連続アクションに挑んでいる。ヒロインには中国ドラマ界で絶大な人気を誇る女優ヤン・ミー、監督は前作に引き続きルー・ヤンが務めている。■あのハリウッドスターに負けないボッチぶりと、優しすぎる壁ドンに萌えキュン!このたび到着した写真は、チャン・チェン演じる、任務中に大切な友人を失った孤独な秘密警察“錦衣衛”の沈煉(しんれん)が、1人、黒猫にご飯をおすそ分けしているシーン2枚と、ヒロインを演じたヤン・ミーとの1枚。黒猫との写真では、あのハリウッドスター、キアヌ・リーブスがベンチでハトに餌をやる有名な写真に負けず劣らず(?)のボッチぶりを披露しており、さらに“孤独な者同士”黒猫と過ごす様子からはそこはかとなく哀愁も漂う。また、追っ手からヒロインを守ろうとするシーンでは、何とも優しすぎる壁ドンを披露!萌えキュン間違いなしの場面写真に注目してみて。■『修羅:黒衣の反逆』ストーリー1619年(明の万暦47年)。事故で重体に陥った皇帝に代わり、魏忠賢が国の実権を握っていた。朝廷直属の秘密警察・錦衣衛の沈煉(チャン・チェン)は、上官から下された密命により、反逆者として指名手配中の絵師を捕らえに向かう。その絵師は、沈煉が数日前に出会った美しい女、北斎(ヤン・ミー)だった。仲間が彼女に暴行し、止めに入った沈煉は激闘の末に仲間を殺めてしまう。任務中の事故に見せかけ、北斎と共にその場を逃れる沈煉。その頃、国では魏忠賢への反対勢力が力を強め、謎の組織も沈煉に奇襲をかける――。『修羅:黒衣の反逆』は2月10日(土)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月30日チャンルー(CHAN LUU)は14Kのゴールドとダイヤを主体とした新ジュエリーコレクション「ハイライン(HIGH LINE)」を発表。熟練の職人によりハンドメイドで製作されたアクセサリーが人気のチャンルー。2017年秋冬は、従来のエスニカルなイメージから、よりコンテンポラリーなブランドイメージへと転換。この新しいコンセプトを具現化するのが、ブランド初となるゴールドやダイヤを用いた高価格帯のジュエリー「ハイライン」だ。大粒パールにシャンパンダイヤがきらめく温かみのあるフォルムの大粒淡水パールに、細かく砕いたシャンパンダイヤをあしらったネックレスが登場。チャンルーの持ち味であるクラフト感を活かしながら、ゴールド、パール、ダイヤを合わせたラグジュアリーな仕上がり。繊細なチェーンにスライスダイヤが揺れるダイヤを輪切りにしたスライスダイヤを組み合わせた球体のチャームは、ラフなカットが温もりを醸し出すモダンなデザイン。チェーン部分は独自に開発した編み込みで、身のこなしにあわせて微細にきらめく上品なネックレスだ。その他にも凹凸を施したゴールドが印象的なバングルや、ダイヤを繊細に敷き詰めたサークルピアスなどが展開。フレンドリーな風合いはそのままに、ラグジュアリーなデザインへと進化を遂げたジュエリーを豊富にラインナップしている。【詳細】チャンルー ハイライン(CHAN LUU HIGH LINE)アイテム例:パールネックレス 50,000円+税 淡水パール/K14/シャンパンダイヤコクーンネックレス 165,000円+税 K14/スライスダイヤサークルピアス 170,000円+税 K14/シャンパンダイヤバングル 280,000円+税 K14/シャンパンダイヤロングスライスネックレス 140,000円+税 K14/スライスダイヤスライスダイヤネックレス 315,000円+税 K14/シャンパンダイヤパールバングル 80,000円+税 淡水パール/K14/シャンパンダイヤベゼルセットネックレス 130,000円+税 K14/スライスダイヤ取り扱い店舗:表参道フラッグシップストア、東武百貨店池袋店、小田急百貨店新宿店、大丸百貨店神戸店(12月に期間限定販売)
2017年11月16日『The Coloured Sky:New Women II』THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton今回展示されているビデオ・インスタレーションは、中国の現代アーティスト、ヤン・フードンの作品『The Coloured Sky:New Women II』。この作品は、2013年の『New Women』の続編で、35mmモノクロフィルム制作を基本としていたフードンが手掛けた初めてのデジタルカラー作品。あえて人工的なセットで造りあげたという浜辺のロケーションで、レトロな水着をつけた魅惑的な5人の女性を映し出し、夢と現実の狭間に浮かぶ「秘密の園」へ観るものを誘います。5つのスクリーンには女性たちと、太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術へのオマージュが投影されます。さらに本物の馬と剥製の鹿が登場し、何が真で、何が偽であるか、という中国の故事を引用した映像も挿入されています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton彼のビデオアートは中国の伝統に触発されている一方で、新しい感覚を伝え、観客にとって劇的な経験を生み出します。近年、彼の作品には、これらのビデオを使用するインスタレーションが含まれています。複数の視点を意識した彼の作品は、神話、個人的な記憶と経験を通してアイデンティティの構造と形態を追求しています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 / © Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 /© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声/15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton『The Coloured Sky:New Women II』展示概要会期:2017年10月18日~2018年3月11日会場: エスパス ルイ・ヴィトン東京住所: 東京都渋谷区神宮前 5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F時間: 12:00‐20:00入場料: 無料ヤン・フードン(1971~)プロフィール1971年北京生まれ。中国を代表するフィルムアーティストとして、現在は上海を拠点に活動。当初画家として活動していましたが、フィルム制作へをはじめると、1990年代後半から頭角を現し、中国全土にわたり開催された、影響力のある前衛的な数々の展覧会で紹介されるようになりました。以来、クンストハレ・ヴィーン(2005年、ウィーン)、アジア・ソサエティー(ニューヨーク、2009年)、国立現代美術館(アテネ、2010年)、パラソルユニット(ロンドン、2011年)などで個展を行ったり、世界の著名な国際芸術祭にも参加。2013年のバークレー美術館&パシフィックフィルムアーカイブ(アメリカ)との共催でクンストハレ・チューリッヒで開催された展覧会は、ヨーロッパにおける初の大規模な個展で大きな反響を呼びました。2016年には「Filmscapes」と冠したフードンを大々的に取り上げた展覧会がオーストラリア映像センターとオークランド・アートギャラリー・トイ・オ・タマキで開催されました。ヤン・フードン フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて撮影© Fondation Louis Vuitton / Felix Cornuフォンダシオン ルイ・ヴィトンとエスパス ルイ・ヴィトン東京パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンは、現代アートとアーティストに特化し、同様にそれらのインスピレーションを辿ることができる 20 世紀の作品を扱う芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広く多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、フォンダシオンのその独創的で将来の発展に目を向けた芸術への取り組みを体現し、すでに21 世紀を象徴する建築物として認められています。2014年10月の開館以来、100 万人を超える来館者が訪れました。パリにオープンして以来、フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、当館にて実施される企画のみならず、他の財団や博物館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取り組みを積極的に展開していくことを掲げています。所蔵するコレクションの展示を目的に東京をはじめ、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京に設けられた文化スペースにて開催する『Hors-les-murs.(壁を越えて)』プロジェクトのアーティスティック・ディレクションを担っています。
2017年11月01日日本を代表する若手実力派俳優・菅田将暉と韓国映画の鬼才にして名優ヤン・イクチュンをW主演に迎えた『あゝ、荒野』。10月21日(土)に後篇の初日を迎えるや、プロ並のハードトレーニングをこなし鍛え上げられた肉体で挑んだ菅田さん、ヤン・イクチュンの迫真の演技に「感じる映画」「心を持っていかれた」と熱を帯びた声が続々寄せられている本作から、2人が選んだ運命の対戦のボクシングシーンが公開された。ふとしたきっかけで出会い、ボクシングジム海洋拳闘クラブの掘口(ユースケ・サンタマリア)のもとでボクシングをはじめた新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。正反対の2人だが、義兄弟のように寝食を共にし、特別な絆が生まれていく。ともにプロボクサーとなり、新次は宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、建二は自分の殻を破るため、もがきながらも心の空白を埋めようとトレーニングに明け暮れる日々。だが、やがて2人の関係も変化し、「新次のようになりたい」という強い思いを持ったバリカンはジムの移籍を決意する。このたび到着したのは、それぞれの思いを胸に、闘うことでしかつながることのできない2人、“新宿新次VSバリカン建二”の運命の対戦を収めた5分超えの本編特別映像だ。後篇の目玉となる2つの試合、新次VS裕二戦、新次VSバリカン戦の撮影は、5日間連続で行われ、最後の試合はセレモニーにしたい、という現場の熱に押されるかのように、撮影中は異様な雰囲気に包まれていたという。リングの真ん中で揉み合い、殴り合う新次こと菅田さんとバリカンことイクチュンの姿に、リングの外で見守るほかのキャストやエキストラによるギャラリーの声援もヒートアップ、何度も「カット!」を叫ばないと現場が止まらないほどになったという。次第に2人だけの世界へと没入していく、このファイトシーンの緊張感、衝撃は一瞬たりとも見逃せない迫真の名シーン。リングの上で拳を交えることで、肉体的、精神的にもすべてをさらけだし、繋がりたいと切に願ったバリカンの思いに応える新次。前後篇、5時間超の長尺である本作で、その興奮が最高潮に達する2人の死闘を、まずはここから確かめてみてほしい。『あゝ、荒野』前篇、後篇は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton中国の現代アートと映画を代表するアーティスト、ヤン・フードン(Yang Fudong)を招いた新たな展覧会が、10月18日から翌3月11日まで東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。本展はパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)のアーティスティック・ディレクションの下、所蔵するコレクションの中から主に未公開の作品を世界中のエスパス(東京、ミュンヘン、北京、ヴェネチア)にて紹介する「Hors-Les-Murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環として企画された。ヤン・フードンは画家として正規の教育を受け、ビデオ、映画、インスタレーション、写真からなる多岐にわたった作品を生み出しており、夢のように謎めいた視覚言語を創造してきた。フードンはビデオ作品の映写にマルチスクリーンを好んで用い、観る者をその世界に没入させる効果を生み出す。意図的に沈黙を貫く現実味を欠いた登場人物たちは、振り付けのように予め決められた身振りに従って動き、観る者を常に、完璧な美を呈する空間へと誘う。また、フードンは中国の文化的伝統を苦もなく引用する一方、こうした物語を現代社会に関連付ける事柄をつぶさに観察。その結果生まれる時代を超越したストーリーは、現代性と伝統の狭間に生きる世代が世界を問い、探る場となる、ノスタルジックな雰囲気に満ちた異世界へと観る者を引き込む。今回展示されるフォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する「The Coloured Sky: New Women II」(2014年)は、35mmモノクロフィルム制作を基本とするヤン・フードン初となるカラーフィルム作品。この5チャンネル・ビデオ・インスタレーションは、圧倒されるほどの鮮烈な色使いが、彼の表現様式の新たな美的展開を示す。鮮やかに彩色された人工的な世界が描かれた本作は、意図して人工的に作られた浜辺のセットを舞台に、時代を感じる水着を身に着けた、あどけなくも誘惑的な5人の若い女性を映し出し、5つのスクリーンは太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術への言及、そして1頭の馬と1頭の雄鹿が所々に登場する映像を映し出す。片方は本物、もう片方は、剥製の動物たちは何が真で何が偽であるかを諭す紀元前3世紀に遡る中国の故事「鹿を指して馬と為す」を引用している。中国と西洋、両方の様々な時代の映画と文化を様式的に取り込むというフードンの典型的な作風的特徴が見てとれる作品となっている。【展覧会情報】YANG FUDONG THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II SELECTED WORK FROM THE COLLECTION会期:10月18日~2018年3月11日会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F時間:12:00~20:00料金:入場料無料
2017年10月26日チャンルー(CHAN LUU)は、2017年10月21日(土)に路面旗艦店舗を東京・表参道にオープンする。ブランド設立20年を迎えるチャンルーは、2017年秋冬シーズンより、クリエイティブディレクターをチャン・ルーの実の姪であるテッサ・トランに交代。ブランドロゴのデザインも変更し、従来のエスニックなイメージから、よりエフォートレスで洗練されたイメージへとコンセプトを移行し、装い新たにネクストステージへと進む。今回オープンする表参道店は、新コンセプトを掲げた日本初の店舗だ。表参道旗艦店では、日本初登場の14金やダイヤモンドを使用した高価格帯のジュエリー「ハイライン(High Line)」を販売する。通常コレクションの価格帯は20,000円から30,000円程度であるのに対し、「ハイライン」は150,000円から250,000円程度を中心に、800,000円代のジュエリーも展開。より幅広いチャンルーの世界観を楽しむことが出来る。旗艦店は建築家・安藤忠雄によるビルの1階に開店。店舗デザインは、本国ロサンゼルスの店舗と同様に建築家のマーク・リー(Mark Lee)が手掛け、什器デザインをフィンランドのブランド「Artek」が担当。自然由来の木材を職人技によって、モダンな造形に仕上げた什器や、落ち着いた空間デザインが温もりのある雰囲気を作り上げている。【詳細】チャンルー 表参道旗艦店オープン日:2017年10月21日(土)住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12TEL:03-6455-5790営業時間:平日 11:30~19:30、土日祝 11:00~19:00
2017年10月23日菅田将暉とのW主演作『あゝ、荒野』も話題のヤン・イクチュン。2009年、自身で製作・監督・主演・脚本・編集をこなした初の長編映画『息もできない』が、国際映画祭で25もの賞を受賞。以降、日本をはじめ世界が涙し、震えた同作をベストフィルムに名を挙げる役者は枚挙にいとまがない。俳優としては、韓国だけではなく『かぞくのくに』『夢売るふたり』『中学生円山』など多くの日本映画にも出演。繊細で緻密な演技、映画への真摯な姿勢と、親しみやすくチャーミングな素顔を併せ持つ稀代の男に、一度会えば、共演者、スタッフは皆イチコロなのだとか。この秋は『あゝ、荒野』を筆頭に、そんな俳優“ヤン・イクチュン”の魅力が思う存分スクリーンで堪能できる出演作が目白押しだ。■『あゝ、荒野』(前篇:公開中、後篇:10月21日より公開)孤独をブチ壊せ!若者の魂の叫びが青春映画の歴史を塗り替える少年院あがりの新次(菅田将暉)は因縁の宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、理髪師のバリカン(ヤン・イクチュン)は吃音と赤面対人恐怖症の自分自身を変えるため、ふとしたきっかけで出会い、共にプロボクサーを目指す。お互いを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛をみつけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。ライバルにして同志である新次と共鳴し合うバリカンは、リングの上で新次と繋がろうとする。自分をすべてさらけだす2人だけの世界、シンプルでピュアなぶつかり合いの先に彼らは何をみるのか。2021年、ネオンの荒野・新宿でもがきながらも、心の空白を埋めようと生きる2人の男の絆と、彼らを取り巻く人々との人間模様を描くせつなくも苛烈な青春が現代に突き刺さる!●『我は神なり』 (10月21日より公開)『新感染』監督が人間の善悪を浮き彫りにする社会派アニメーション話題作『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督が長編2作目に手掛けた社会派アニメーション映画では、ヤン・イクチュンは主人公ミンチョルの声を務めている。ダム建設により、立ち退きを迫られた田舎村で起きたある事件。立ち退き補償金に目をつけたインチキ詐欺教団とその弱みにつけこまれ、盲目的に信仰に傾倒する村人たち。唯一真実を知った荒くれの中年ミンチョルの訴えもむなしく、彼は“悪魔に憑かれた男”の烙印を押されてしまう。誰にも見向きもされず、ひとり立ち向かう男を、イクチュンは熱演する。●『詩人の恋』(第30回東京国際映画祭 ワールドフォーカス部門出品)不遇の詩人と青年との思いがけない恋…。東京国際映画祭の招待作品10月25日より開催される、第30回東京国際映画祭のワールドフォーカス部門に出品されている韓国映画。初短編『One Day to be Passing By』(’07)で釜山国際短編映画祭の最優秀監督賞を受賞したキム・ヤンヒ監督の長編デビュー作。済州島に生まれ育った30代後半の詩人(ヤン・イクチュン)。彼は生計のため、島の学校で詩作の授業の教鞭を執っている。彼の妻は子どもを望んでいるが、彼は気が乗らない。しかし、ついに産科に検査を受けに行く。ある日、ドーナツ店で詩を書いていた彼は、アルバイトの青年(チョン・カラム)に魅了され、これまで感じたことのない感情に支配されてしまう――。済州島を舞台に、ヤン・イクチュンが不遇の詩人である穏やかな男に扮し、妻役に『テロ,ライブ』『王の運命―歴史を変えた八日間―』のチョン・ヘジンを迎えた話題作。詩人と青年の愛といったテーマが重層的に流れていく。この秋、世界中から愛される変幻自在のマルチ俳優ヤン・イクチュンから、目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2017年10月22日寺山修司による唯一の長編小説を前後篇の2部作で映画化した、菅田将暉とヤン・イクチュンW主演作『あゝ、荒野』の前篇がもうすぐ公開される。この度、前篇公開に先立ち、後篇のポスタービジュアルと特別映像が公開された。今回到着したポスタービジュアルは、菅田さん演じる新次とヤン・イクチュン演じるバリカンの2人が、リング上で対峙する姿を切り取ったもの。鍛え上げられた肉体を披露しているこのポスターには、「振り向くな、 後ろには夢がない。」という言葉の天才・寺山氏の一節も書かれている。またあわせて公開された特別映像は、監督もクルーも入らず、菅田さんとヤン・イクチュンの2人だけで撮影し合い、“新次とバリカン”としての日常を収めたもので、2人の仲の良さが垣間見える仕上がりに。ジムのリングでスパーリングする様子やトレーニング中の食事風景、共に暮らすトレーナー・堀口(ユースケ・サンタマリア)の部屋に忍び込み、女性からもらった花束に湧き立つ2人の様子などが映し出され、「兄貴!」と連呼する新次に笑顔で応えるバリカンの様子は、まさに兄弟のようで微笑ましい、主人公2人のアナザーストーリーをイメージさせる映像となっている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月05日若手実力派の筆頭格・菅田将暉と、韓国映画『息もできない』で世界を席巻したヤン・イクチュンがW主演を務める『あゝ、荒野』。このほど、その魅力を3分半に凝縮したプロモーション特別映像が公開。さらに、本作の第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門への出品が決定した。いまなお世代を超えたカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が、唯一遺した傑作小説を、『二重生活』の岸善幸がメガホンをとり、2021年の新宿を舞台に再構築して映画化。そんな本作からこのたび公開されたのは、メイキングシーンや、菅田さんやヤン、ユースケ・サンタマリアのインタビューが凝縮された約3分半もの特別映像。菅田さんとヤンは階級を合わせるため、それぞれ10kgの増量と10kgの減量というウエイトコントロールを実施したそうで、トレーニングに励む貴重なメイキングシーンほか、本編映像もふんだんに盛り込まれている。W主演の2人はお互いの印象について、「ヤン・イクチュンって、やっぱりあぶねぇな、と思いました。もちろんいい意味で!」と新次役の菅田さんが語れば、バリカン役のヤンは「本能的に演技をする、スリムな身体の中にエネルギーを感じる」と語り、称え合う姿が印象的。また、2人がボクシングを始めるきっかけを作り、傍らでいつも見守っていたボクシングジムのトレーナー・堀口役を演じたユースケさんは、「(この映画を)スポ根ものって受け取る人もいるけど、そうじゃなくて…、これはもう『あゝ、荒野』なんですよ」と、いつものジョーク抜きで(?)熱く語っている姿も必見だ。さらに、本作が10月12日~10月21日まで開催される、アジア最大級を誇る第22回釜山国際映画祭への出品が決定。岸監督は本作で初参加となる。アジアの若手監督の才能を見つけ出し、アジア映画の成長をサポートすることに生涯を捧げていた釜山国際映画祭の創設メンバーであり、先日、カンヌ滞在中に急逝したキム・ジソク氏の名を冠せた「キム・ジソク特別賞」が今年から新設され、本作もノミネートされている。10月14日(木)に公式上映が行われ、菅田さんとヤン、岸監督の参加が予定されている。出品決定にあたり、菅田さんは「岸監督、スタッフ、キャスト全員が命を削り、本気で挑んだこの作品が日本をはじめ、世界中の方々にもご覧いただけるという素晴らしい機会をいただき本当に嬉しく思っています。この熱量が多くの人に伝わるのではないかと今から楽しみです」とコメント。ヤンは、「この作品が、釜山国際映画祭に参加できるようになったこと、誠に嬉しく、そして誇らしく思います。私たちの映画、『あゝ荒野』は、日本だけでなく、全世界の観客にも十分共感できるものだと確信しています」と、自信を覗かせている。岸監督も「この作品を携え、菅田将暉さんとヤン・イクチュンさんとともに、釜山映画祭に参加できることを嬉しく思います。5時間を超えるこの物語が、世界の観客の皆さんにどのように受けとめてもらえるのか、いまからとても楽しみです」と、気合いの入ったコメントを寄せている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月11日菅田将暉、ヤン・イクチュンのW主演が話題の映画『あゝ、荒野』の完成披露上映会舞台挨拶が8月27日(日)、都内にて行われ、菅田さん、イクチュンさんら全10名が「孤独をブチ壊せ」と描かれた壁をブチ破って登壇した。ボクサー役を演じるにあたって、撮影の半年前から肉体改造を行ったという菅田さんは、「僕とヤンさんの体重差が、撮影半年前は20キロ。僕は50数キロ、ヤンさんが70数キロで、劇中では60数キロに(合わせる)という絶望的なスタートだったんですけど、僕は増量&ヤンさんは減量しました」と、壮絶な過程を告白。しかし、見事にリバウンドしたというイクチュンさんは、この日ややぽっこりしたお腹を菅田さんに見せつけており、愛おしそうになでられていた。『あゝ、荒野』は、寺山修司による唯一の長編小説を前後篇の2部作で映画化した、魂を揺さぶる衝撃作。ふとしたきっかけで出会った、見た目も性格も対照的な新次(菅田さん)とバリカン(イクチュンさん)。しかし孤独を抱えているという共通項があったふたりは、ジムのトレーナー・片目(ユースケ・サンタマリア)とプロボクサーを目指すように。いつしかお互いを想う深い絆と友情を育み、成長していくが、ある宿命に直面することになる。トレーナー役のユースケさんは、「心が痛かったです。俺の愛する菅田くんとイクチュン、山田(裕貴)くんがリングの上でボロボロになっていくんです」と言えば、でんでんさんも「何回でもやるんだもんね!よく皆、スタミナがあったね」と盛り上げる。しかし、ユースケさんが、「でんでんさんが来て1日で突き指をして、ジャブしか受けられなくなった(笑)」とバラすと、ボクサーチームも大盛り上がり。続けてユースケさんが「(イクチュンさんを鍛える)シーンを、全部ジャブでしのいだ。でんでんさんの力ですよ、俺はできない!」と褒めそやすと、菅田さんも「でんでんさんが現場にきてから士気が上がりました!」と存在を讃え、イクチュンさんも「でんでんさんは、ボクシング選手を育てるのではなく超人を育てるトレーナーでしたね」とニヤリとしていた。そんな菅田さんと山田裕貴による、激しいスパーリングも本作の見どころのひとつ。ボディには本当に当たっていたというエピソードトークを繰り広げたふたり、山田さんが「お芝居を超えたっていうか、本当にボクシングをしていたのが画に出ていたからよかった」と満足気な表情でつぶやくと、すかさず菅田さんが「その後、某少女漫画原作作品でお会いしたときは、何こいつ気どってるんだろうって思った(笑)」とバラすと、山田さんも「そうだね、かっこつけてたよね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。そのほか、完成披露上映会舞台挨拶には、木下あかり、モロ師岡、今野杏南、木村多江、岸善幸監督が出席した。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(cinamacafe.net)
2017年08月27日チャン・グンソク主演新作「テバク ~運命の瞬間(とき)~」のDVD&Blu-ray BOXI~IIIが好評リリース中。この度、これを記念して『劇場版 テバク ~運命の瞬間~』の上映会が9月16日(土)より開催されることが決定した。1693年、賭博好きの夫マングム(イ・ムンシク)の妻ボクスン(ユン・ジンソ)は、策略により第19代王、粛宗(チェ・ミンス)の側室にさせられ、男児を出産する。しかし月足らずで生まれたその子は出生を疑われ、ボクスンはわが子は死んだと偽り、マングムに託す。マングムに育てられた子はケットン(のちのテギル/チャン・グンソク)と名付けられ、明晰な頭脳で博徒として天性の才能を見せるようになっていた。一方、ボクスンの第2子、ヨニン君(ヨ・ジング)は、身の不遇を嘆き、酒や賭け事に溺れ空しく日々を過ごしていた。そんなとき、テギルの父マングムが無念の死を遂げ、父の復讐を誓ったテギルはやがて自らの出生の真実を知る。そして、陰謀を企むイ・インジャ(チョン・グァンリョル)の娘として育てられ、王命を狙うべく刺客となったタムソ(イム・ジヨン)と出会う…。それぞれの運命に翻弄され、錯そうする男たちの勝負は?そして愛の行方は――?本作は、2016年SBS演技大賞 長編ドラマ部門 優秀演技賞(チャン・グンソク)、優秀演技賞(ヨ・ジング)、10大スター賞(チャン・グンソク)受賞した人気作品。グンソクファンのみならず、多くの時代劇ファンを虜にした、史実とフィクションが絡みあう歴史エンターテインメントだ。「美男<イケメン>ですね」「キレイな男」などに出演し、本作では主演を務めるチャン・グンソクが演じるのはテギル。ヨ・ジングと子役出身同士の見事な演技合戦を展開し、本格的なアクションに加え、王子として生まれながら数奇な運命を辿り、底辺から這い上がる男になりきった。また、テギルの弟であるヨニン君(のちの英祖)を演じたヨ・ジングは、同じく王子でありながらも自身の不遇に葛藤しながらも野心も持ち合わせるという難しい役柄を、細やかな感情表現で披露。テギルとヨニン君の“ブロマンス”や、2人の王子と女性刺客との切ないラブロマンスと見どころ満載だ。そして今回、本作の劇場版として再編集された本編を大型スクリーンで楽しめる上映会が開催。また、会場の併設ブースでは、VRによるチャン・グンソクの未公開メッセージを360度至近距離に彼がいるかのごとく楽しめるコーナーも設置。さらに、場内では衣装展示、日替わりのグッズプレゼントも用意。各劇場1週間ずつで開催となっており、近くの劇場の開催日を確認してみて。『劇場版 テバク~運命の瞬間(とき)~』上映会は9月16日(土)~イオンシネマ 港北NT(神奈川)、幕張新都心(千葉)、板橋(東京)ほかにて開催。「テバク ~運命の瞬間(とき)~」Blu-ray・DVDBOX I~IIIは発売中、レンタル DVD Vol.1~Vol.15はリリース中。(cinemacafe.net)
2017年08月21日新宿ピカデリー9周年記念『息もできない』特別上映が8月7日(火)、同所にて行われ、製作・監督・脚本・編集・主演を務めたヤン・イクチュンと、俳優の東出昌大がトークイベントに登壇した。本作の大ファンであるという東出さんは、ヤン監督と念願の初対面を果たし、熱狂のあまり質問攻めにした。役者としても活躍するヤン監督と、「もし共演するなら?」とMCから聞かれた東出さんは、「本当にそんな話がもしあるならば、ありがたいです!どんな役でもやりたい次第です!」と前向きに受け入れていた。2009年の公開時、世界の国際映画祭や映画賞で25以上もの賞に輝いた『息もできない』は、イクチュン監督の初長編デビュー作。父への怒りと憎しみを抱いて、社会の底辺で生きる取り立て屋で生計を立てる愛を知らない男と、傷ついた心を隠して勝気にふるまう愛を夢見た女子高生が出会い、惹かれ合い、やがて運命を共にしようとする切ない物語。「全シーン、全カットいい!どこから突っ込んでいいのか、わからないくらい素晴らしい!」と絶賛する東出さんを前に、イクチュン監督もニコニコと嬉しそうに笑顔を振りまいた。イクチュン監督も、東出さんの出演作を観たと話し、「『桐島、部活やめるってよ』を観ました。無表情な中にも、重みの感じられる演技が印象的でした。監督にとっては、俳優の序盤の頃の作品がとても大事かなと思っています」と感想を伝えられると、恥ずかしいのか、東出さんは照れ笑いを浮かべた。もし共演できるなら、という話に花を咲かせた2人。イクチュン監督は、「もし実現するなら『ロード・オブ・ザ・リング』のような感じで、CGで東出さんをホビットにして、私をガンダルフにして、一緒に出演できたらいいですね(笑)」と突拍子もない案をぶつけたが、東出さんは「ぜひ!」と笑顔で応じていた。韓国や台湾などのアジア映画を敬愛している様子の東出さんは、「ヤン監督は日本と韓国の橋渡しをしてくださる方でもあると思うんです。国境をまたいで、境界をまたいで、芸術分野でお互い頑張れるのは素晴らしい。尊敬していますし、こっちも尊敬される役者や作品であれればと思います」と、日本の役者としても気合いを入れていた。『息もできない』は新宿ピカデリーにて、8月7日、8月8日、8月10日<三夜>限定上映。(cinamacafe.net)■関連作品:息もできない 2011年1月22日よりシネマライズにて期間限定公開
2017年08月07日俳優やアーティストとして活躍する菅田将暉と、韓国の名優・ヤン・イクチュンがW主演した映画『あゝ、荒野』。10月より前後篇2部作公開となる本作から、「BRAHMAN」の主題歌が切ない予告編とポスタービジュアルが到着した。かつて母に捨てられた新次(菅田将暉)は、兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が唯一遺した傑作小説「あゝ、荒野」を、『二重生活』で高い評価を得た岸善幸監督が満を持して映画化に挑む本作。舞台を1960年代から近未来へとおきかえ、かつて母に捨てられた新次役を菅田さん、吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと健二役をヤンが演じるほか、2人の人生を一転させるキーマン・ボクシングジムのトレーナー通称“片目”こと堀口役をユースケ・サンタマリア、新次の宿命のライバル・裕二役を山田裕貴、ジムのオーナーの愛人・京子役を木村多江。さらに今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也らが出演している。到着した予告編では、親に捨てられ、怒りに身を任せ自分自身も持て余すほどのエネルギーを放つ年院上がりの新次と、自分の中に抱え込み吃音と赤面対人恐怖症で誰にも打ち明ける術を知らなかったバリカンの運命的な出会いからスタート。何も持たなかった2人だが、ボクシングを通して自分とはなんなのかを模索し、人生を変えるために決断していく様子が、彼らを取り巻く人々と共に、“新宿”の荒野に映し出される。さらに、パンクバンド「BRAHMAN」が歌う切なげな主題歌「今夜」が、ボクシングへの情熱で心の空白を埋めようとする2人の刹那の青春をより一層盛り上げている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年07月19日黒木メイサ、桐谷美玲ら数多くの人気女優を輩出してきた芸能事務所・スウィートパワーの新人・竹内愛紗(たけうち・あいさ=15)が、デビュー3カ月で漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(6月29日発売・31号)の表紙と巻頭グラビアを飾る。竹内は、同事務所が約1年かけて説得して芸能界に引き入れた逸材。同誌編集部との顔合わせでグラビアに抜てきされることが決定した。スタッフは、その印象を「驚くほどの小顔に印象的なまっすぐな瞳、透明感溢れる肌、そしてスラリと伸びた手足。正統派美少女に必要な要素をすべて兼ね備えた、まだあどけなさの残る、まっさらな15歳」と語る。表紙は、7月2日にアニメ放送がスタートする人気漫画『潔癖男子!青山くん』とのコラボ。竹内の「清潔感」が漫画のイメージと重なり、表紙への出演も決まったという。竹内には、芸能界デビューとほぼ同時に一枚の写真がきっかけで「Y!mobile」CM出演が決まったという逸話がある。実力と共に運も兼ね備えた美少女が、同誌で新たな一歩を踏み出す。竹内は、「まさかこんな大役を自分がやらせて頂けるなんて……という驚きと嬉しさでいっぱいです」と感激。「撮影では、海に行き綺麗な貝殻を集めたり、水遊びをしたり、大きいスイカを丸かじりしたり、自転車も久しぶりに乗りました!」と撮影を振り返り、「本当に楽しくて、子供のようにはしゃいで遊びました。そんなありのままの私をぜひ見てほしいです」と読者に呼び掛けている。2001年10月31日生まれ。福島県出身。身長164センチ。小学校の頃から吹奏楽部に所属してトロンボーンを担当し、小・中学ともに全国大会に出場するほどの腕前。もともと地元の福島でも美少女として有名で、事務所のスカウトがきっかけで芸能界入りすることになった。(C)藤本和典/週刊ヤングジャンプ
2017年06月27日2011年には蜷川幸雄演出で舞台化もされた寺山修司の傑作小説を、菅田将暉×ヤン・イクチュンのW主演で『二重生活』の岸善幸監督が満を持して映画化に挑む『あゝ、荒野』。この度、本作の原作本が、主演を務めた2人が写る映画版の新ビジュアルを使用した特別帯で、期間限定発売されることが決定した。かつて母に捨てられた新次(菅田将暉)は、兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして 注目され続けている寺山氏が、唯一遺した長編小説「あゝ、荒野」。今回は6月17日(土)より全国約5,000書店にてスタートする角川文庫の夏の書店フェア、「カドフェス 2017」に合わせ、原作本が映画版の新ビジュアルを使用した特別帯で刷新されることが決定。通常の帯サイズよりも大きい文庫版ブックカバーサイズで期間限定展開される今回のビジュアルは、菅田さん演じる新次とヤン演じるバリカンの2人の力強い眼差しが印象的となっている。映画では主演の2人のほか、ユースケ・サンタマリア、木下あかり、山田裕貴、木村多江、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也らが参加。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーとして描き出す。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年06月17日「美男ですね」『きみはペット』の作品で知られる韓国の人気俳優・チャン・グンソクが5月26日(金)今夜放送の「ダウンタウンなう」に出演。MC陣も驚く独特の女性の口説き方を告白、さらに日本進出のきっかけとなった「SMAP」への想いなどを熱く語る。同番組といえば「ダウンタウン」の浜田雅功、松本人志、坂上忍の3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気企画「本音でハシゴ酒」が人気。今回はグンソクさんのほか、ニュースキャスターの安藤優子もゲストとして登場。おなじみの飲み仲間には「AKB48」の峯岸みなみが参加する。子役から芸能活動を開始、約25年の芸歴を持つグンソクさん。日本では『着信アリ Final』への出演、ドラマ「美男ですね」で演じたファン・テギョン役などで大きな注目を集め、2011年にはCDデビュー。デビューシングルと1stアルバムがオリコン1位を記録するなど音楽活動でも大きな人気を博した。「この番組は、ただでお酒が飲める」と上機嫌なお酒好きのグンソクさん。今回は韓国と日本の芸能界の違いについてトークが展開。グンソクさんは日本の芸能人が交際を隠そうとすることが不思議だったといい、韓国ではスクープされた時点ですぐに交際を認めると語る。そこからトークはグンソクさんの恋愛事情に発展。MC3人から「日本の芸能人と付き合ったことは?」など、同番組ならではのタブーに切り込んだ質問が次々に飛び出す。そんな質問に対するグンソクさんの意外な答えとは?また独特の女性の口説き方も赤裸々に告白、峯岸さん相手に実演する。MC一同をあ然とさせた驚きの口説き方にご注目。また日本進出のきっかけは「SMAP」へのあこがれだったというグンソクさん。「SMAP」の解散などについてストレートな想いを語るほか、グンソクさん自ら番組のために用意してきたという福山雅治とGACKTのモノマネなども披露してくれる。もう1人のゲスト、安藤さんはキャスターをつとめる「直撃LIVE グッディ!」スタッフからの「イケメンがゲストの際に、距離が近すぎる!」という疑惑についてトークするほか、「犬と会話できる」と豪語する愛犬家ぶりを披露、さらに政界進出の可能性までMC陣の質問に答えてくれる。グンソクさんが“SMAP愛”を熱く語る「ダウンタウンなう」は5月26日(金)21時55分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月26日現在放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」で元ヤンの“職人女子”室園美琴を演じているのが、2年前に「AKB48」を卒業、その後女優として活躍している川栄李奈だ。グループ卒業以降、女優として一気にブレイクした川栄さん。その“飛躍”の理由とは?「フランケンシュタインの恋」は120年もの間、人間界から遠ざかっていた綾野剛演じる“怪物”が、二階堂ふみ演じる津軽継実に出会い恋に落ちるが、怪物にはある秘密があり、それが怪物を苦しめていく…という物語。川栄さんは怪物が住み込みで働くことになる稲庭工務店の大工職人・室園美琴役で出演している。「AKB48」がブレイクを果たした2010年7月にグループ入り、同年11月に研究生公演でデビューした川栄さんは、2012年の「真夏のSounds good !」で初の選抜メンバー入り、ユニットデビューも果たしファンの間で次世代エース候補と目されるようになった。一般には「めちゃイケ」での“おバカキャラ”で注目を浴びた彼女だが、当時から“女優への思いを持っていた”という。2011年に「マジすか学園2」で女優デビューすると2014年には「セーラーゾンビ」でドラマ初主演を飾る。「AKB48」在籍時はグループ関連のドラマ出演が多かったが、同年秋には宮藤官九郎脚本、「関ジャニ∞」錦戸亮主演による「ごめんね青春!」に出演するなど単独での女優仕事もこなし、2015年夏のグループ卒業後は怒涛のごとく女優業にまい進することに。卒業後に主演した舞台「AZUMI 幕末編」が高評価を受け、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で高畑充希演じるヒロインが下宿する森田屋の一人娘・森田富江役に抜擢。「早子先生、結婚するって本当ですか?」や「死幣-DEATH CASH-」など連ドラへの出演が続くと、昨年秋には『デスノート Light up the NEW world』で渋谷にいる普通の少女ながらデスノートで無差別殺人を行う“史上最悪のデスノート所有者”青井さくらを演じるなど短期間の間に数多くの作品に出演。幅広い役柄をこなす“実力”が評価され女優として大躍進を遂げた。同じ「AKB48」メンバーから女優へと転身を遂げた代表格といえば前田敦子と大島優子が挙げられるが、いずれもグループ在籍時から単独での女優活動が多く、女優として地道な準備を進めてきた印象が強い一方で、彼女たちはグループが最も注目された時代のエース級メンバーでもあり「元AKB48」の“色”を強く残して女優への道を歩み出したのも事実。それに対し川栄さんは在籍時にはグループ関連作品出演が中心で、あくまでグループの活動の延長として女優業を行っている感があった一方、彼女を起用した監督や演出家がこぞって絶賛する演技に対する意識の高さや勘の鋭さと、「AKB48選抜総選挙」での最高順位が16位と、共に総選挙1位に輝いた前田さん、大島さんに比べると「AKB48」としての“色”が強くないこと。またバラエティで定着した“おバカキャラ”と女優としての演技力のギャップも意外性がある魅力になっており、元「AKB48」の肩書きと女優としての実力が良い形でバランスしているのが、彼女の強みとしていまの“躍進”の原動力になっていると言える。そんな彼女が本作「フランケンシュタインの恋」で演じている室園美琴は元ヤンでちょっと口が悪いが、柳楽優弥が扮する稲庭聖哉にひそかに思いを寄せているという役どころ。以前のインタビューでは「口の悪い役はよくやらせてもらう」と言いながらも、監督から「明るく」と指示を受け自分の中のイメージとの違いから難しさを感じていると語り、「自分の性格が明るくないので、テンションを高くするのが大変」だが「自分でOAを見て演技を改善できる」連続ドラマならではの利点を生かして本作に挑んでいると話していた川栄さん。4月30日オンエアの第2話放送終了後のTwitterでも「演技うまいもんなー」「元AKB48の中で一番、実は演技うまい?」「48グループで川栄の演技が一番すき」「川栄は意外と演技上手い」など、その演技力を評価する声が多数ツイートされており、“OAを見ての改善”が今後反映されていけばさらにその評価が上がることは想像に難くない。この秋には人気コミックの実写化作品『亜人』の公開や、来年には「ジャニーズWEST」小瀧望、黒島結菜らと共演する『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』が控える川栄さん。今後の彼女の成長ぶりに期待が高まる。(笠緒)
2017年05月06日菅田将暉と『息もできない』の監督・主演ヤン・イクチュンをW主演に迎え、寺山修司が唯一遺した傑作長編小説を映画化する『あゝ、荒野』。2部作となる本作の公開日が、前篇10月7日(土)、後篇10月21日(土)に決定。併せて、生前の寺山氏とも親交があった世界的写真家・森山大道の撮り下ろしによるイメージビジュアルが初解禁となった。かつて母に捨てられた新次は兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において、演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が、“心の荒野”を見つめた傑作小説を、『二重生活』で高い評価を得た岸善幸が監督を務め、映画化。主演作『帝一の國』の公開を控え、アーティストとしても多岐に渡り活躍する若手実力派俳優の筆頭格・菅田さんと、韓国映画『息もできない』で世界各国の映画賞を総なめした名優ヤンさんのW主演に、彼らの人生を一転させるキーマンで、ボクシングジムのトレーナー通称“片目”こと堀口役をユースケ・サンタマリア、ヒロイン・芳子役をオーディションで抜擢された演劇界で注目を集める木下あかり、新次の宿命のライバル裕二役を山田裕貴、新次の母親・京子役を木村多江が務めるほか、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也ら個性豊かな俳優陣が集結。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーとして描き出す。今回解禁となったのは、長らく絶版となっていた寺山氏の名エッセイ集「スポーツ版 裏町人生」をイメージし、自身がプリントした写真集を出版するなど、生前から寺山氏と親交のあった世界的写真家・森山大道が手掛けたビジュアル。菅田さんとヤンの2人をディープな新宿の街で撮り下ろした貴重な1枚を使用しており、アートディレクターは森山作品には欠かすことの出来ない存在である町口覚が担当。“寺山修司の世界”が森山、町口両氏の手によって新たな作品として蘇っている。「寺山修司さんが、フイと何処かへ行ってしまってからもう30余年。でも名作小説『あゝ、荒野』を中立ちとして、寺山さんとぼくのお付き合いはまだ続いている。写真集で、本で、ステージのポスター撮影で。そして、いまふたたびの『あゝ、荒野』。スクリーンで戦う新宿新次とバリカン建二、すこぶる健在でカッコイイ!」と、森山さんは映画として再構築された本作にアツいコメントを寄せている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月26日"可愛すぎるビールの売り子"として注目のタレント・ほのかが、14日に発売された『ヤングチャンピオン』の表紙&巻頭グラビアでセクシーなランジェリー姿などを披露している。ほのかの『ヤングチャンピオン』登場は、昨年の12月以来となり、2回目の登場で表紙を飾った。撮影は都内のスタジオで年明け早々の1月に実施。寒空の中での撮影となったが、春を感じさせるカットやプライベートな雰囲気のカットなどを撮影し、全7ページでほのかの魅力が詰まった仕上がりとなっている。ほのかは、「『ヤングチャンピオン』初の表紙含め巻頭と合わせて全部で8ページ載せていただくことができてとてもうれしいです! それに今回は、表紙とグラビアに加えて私の付録まで付いているんです!! なんだか自分ではないような感じがします(笑)。読者の方が私を見て少しでも元気になってもらえたらうれしいです!」とコメントしている。このたび、表紙と巻頭の写真のほか、オフショットも公開された。
2017年03月15日台湾が生んだ名匠エドワード・ヤン監督の没後10年、生誕70年の節目に、25年ぶりに4Kデジタルリマスターで蘇る伝説の傑作『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。主演を務めるのは、ヤン監督に見出されて本作で俳優デビューし、現在も『グランド・マスター』や、ベルリンで絶賛を受けたSABU監督作『Mr.Long/ミスター・ロン』をはじめ国際的に活躍するチャン・チェン。実は本作には、現在も映画界の第一線で活躍する俳優や監督が多数出演している。ヤン監督が実際に起きた事件から着想を得た本作は、1960年代の台北を舞台に、少年少女の青春のきらめきや残酷さとともに、当時の社会の姿や“時代のうねり”を鮮烈な映像と秀逸な脚本で映し出し、BBCが1995年に選んだ「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選出されるなど、映画史上に燦然と輝く傑作として知られている。これまで世界中のクリエイターや多くの映画ファンたちにも熱狂的に支持されていきたが、今回、25年ぶりに4Kレストア・デジタルリマスター化、3時間56分版で劇場公開が実現。これまでDVD化されず、伝説化されてきた本作には、マーティン・スコセッシをはじめ、『怒り』の李相日監督、『ジムノペディに乱れる』の行定勲監督、『溺れるナイフ』の山戸結希監督、俳優の永瀬正敏、加瀬亮、イッセー尾形などからも熱い応援コメントが寄せられている。そんな本作の主演を務めたのは、いまや国際的に活躍するスター、チャン・チェン。エドワード・ヤン監督は「映画業界に大規模に新しい血を入れなくては!」という強い想いから、本作では現場経験のほとんどない俳優やスタッフを積極的に登用し、1年を超える長いリハーサルを敢行して作品を完成させた。熱い情熱あふれる監督に見出され、本作でデビューを飾っていった俳優やスタッフたちは、現在もなお映画界を牽引する存在として活躍を続け、エドワード・ヤンの魂を受け継いでいる。■チャン・チェン(主人公シャオスー役)アジアを代表する大スターに!それまで演技経験はほぼなかったが、ヤン監督に見出され主演に抜擢、1991年の本作でデビューを飾った。続く、ヤン監督の『カップルズ』、ウォン・カーウァイ監督の『ブエノスアイレス』などに出演。兵役からの復帰後は、アン・リー監督のオスカー受賞作『グリーン・デスティニー』、ジョン・ウー監督の大ヒット作『レッド・クリフPartI & Part II』、カーウァイ監督『グランド・マスター』、妻夫木聡も参加したホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』などに出演。アジアを代表する監督たちから、絶大な信頼を寄せられる俳優となった。また、2014年には短編作で自身も監督デビュー。SABU監督最新作『Mr.Long/ミスター・ロン』(秋以降公開予定)にて主演を務め、本年度ベルリン国際映画祭コンペティション部門へも出品されるなど、その活躍はワールドワイドに。本作の日本での再上映を祝福し、来日も決定している。■チアン・ショウチョン(チャンチョン役)永作博美の主演作を監督!本作で女優デビューした彼女は、いまや台湾を代表する監督のひとり。本作の後、ヤン監督の作品に脚本や助監督として参加。ホウ・シャオシェン監督の助監督を経て、オムニバス『三方通話』(’02)の一篇で監督デビューを果たす。その後の短編『跳格子』は台湾「金馬奨最優秀短編賞受賞」をはじめ数々の賞に輝き、ドキュメンタリー映画『風に吹かれて-キャメラマン李屏賓の肖像』も評価された彼女は、2015年、永作さんや佐々木希らが出演した『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』で監督を務め、日本でも話題に。“エドワード・ヤンの後継者”とも呼ばれている。■クー・ユールン(フェイジー役)若き実力派俳優へと成長!映画監督の父、クー・イーチェンの影響もあり幼少期から映画の現場に親しんできたクー・ユールン。ホウ・シャオシェン監督『恋恋風塵』(’86)に出演後、本作でも印象に残る演技をみせる。以降、ヤン監督の作品へは『カップルズ』『ヤンヤン 夏の思い出』と出演し、監督に才能を引き出され演技の幅を広げていく。その後、アン・リー監督『ラスト、コーション』やア―ヴィン・チェン監督『台北の朝、僕は恋をする』など名匠から若手まで幅広い監督とタッグを組む。その後、『シチリアの恋』に抜擢されたリン・ユゥシェン監督作や、女優シルヴィア・チャンが監督を務めた『念念』などにも出演し、数多くの映画賞で高い評価を受けている。そのほか、作り手に転身した者も数多いという本作。出演者の人生までも大きく変えてしまうほど、エネルギーに満ちあふれた作品は、25年経ったいまでも色あせることのない情熱を放っている。『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』は3月11日(土)より角川シネマ有楽町にて、3月18日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月11日