ヤン・イクチュン主演作『詩人の恋』の公開日が11月13日(金)に決定。あわせてポスタービジュアルが公開された。本作は、2016 年の全州プロジェクトマーケット長編企画部門で観客賞とグランプリに輝き、第18回釜山映画評論家協会賞では脚本賞を受賞するほか、第 30 回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映され、好評を博した人間ドラマ。韓国のリゾート地、済州島を舞台に、平凡な人生を歩いてきた男が突然同性に激しい感情を抱いたら?という発想から、済州島の日常風景を背景に無垢な詩人とその妻、孤独な青年が社会の影を知る姿を映し出す。メガホンをとったのは、2007年の短編デビューから苦節10年、念願の初長編監督作となるキム・ヤンヒ。日がな一日のんびりと過ごす詩人ヒョン・テッキをヤン・イクチュンが演じるほか、テッキの妻役には『名もなき野良犬の輪舞』のチョン・ヘジン、テッキの人生に大きな影響を与える青年セユンにNetflixオリジナル韓国ドラマ『恋するアプリ LOVE ALARM』の新星チョン・ガラムら、韓国を代表する俳優たちが集結した。公開された日本版ポスタービジュアルは、ヤン・イクチュン扮する詩人のヒョン・テッキが思い悩んだ表情で机に向かい、後ろにはぼんやりと青年が写っているのが印象的な一枚に仕上がっている。「近くて遠い、君と僕」のキャッチコピーがふたりの距離の切なさを物語っているかのようで、ポスター下部には【詩人の妻】と【青年】が登場し、男と女と男のいびつな三角関係の雰囲気を醸し出している。『詩人の恋』11月13日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2020年08月04日菅田将暉とのW主演で話題を呼んだ『あゝ、荒野』や初監督作『息もできない』が世界の映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝いたヤン・イクチュンの『The Poet and The Boy』(英題)が、邦題『詩人の恋』として11月13日(金)より全国にて順次公開されることが決定した。幅広く役をこなす、変幻自在の韓国の名優ヤン・イクチュンが、本作では、日がな1日のんびりと過ごす詩人ヒョン・テッキに変身。『あゝ、荒野』でボクサー役を演じるために鍛え上げた体形から約8キロも増量し、ぽっこりふくらんだお腹とドーナツをほおばる食いしん坊な姿を披露。そのテッキの妻役には『テロ,ライブ』のチョン・ヘジン、テッキの人生に大きな影響を与える青年セユンにはNetflixオリジナル韓国ドラマ「恋するアプリ LOVE ALARM」のチョン・ガラムら、韓国を代表する俳優たちが集結した。韓国のリゾート地・済州島を舞台にメガホンをとったのは、2007年の短編デビューから10年の時を経て念願の初長編監督作となるキム・ヤンヒ。平凡な人生を生きてきた人がふとしたきっかけから同性に激しい感情を抱いたら?という発想から、済州島の日常風景を背景に無垢な詩人とその妻、孤独な青年が社会の影を知る姿を映し出す。2016年の全州プロジェクトマーケット長編企画部門で観客賞とグランプリに輝き、第18回釜山映画評論家協会賞では脚本賞を受賞したほか、2017年の第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映され、好評を博した。解禁された日本版ポスタービジュアルは、ヤン・イクチュン扮する詩人のヒョン・テッキが、思い悩んだ表情で机に向かい、後ろにはぼんやりとドーナツ屋で働く青年が写っているのが印象的。「近くて遠い、君と僕」のキャッチコピーがふたりの距離を物語っているかのようで、ポスターの下部には【詩人の妻】と【青年】が登場し、男と女と男の三角関係を予感させる。韓国を代表する実力派俳優たちが紡ぐ、この切ない物語の結末が気になるビジュアルとなっている。『詩人の恋』は11月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:詩人の恋 2020年11月13日 新宿武蔵野館ほか全国公開© 2017 CJ CGV Co., Ltd., JIN PICTURES, MIIN PICTURES All Rights Reserved
2020年08月03日ヤンヤン(YanYan)の2020年秋冬コレクションから、新作ニットウェアが登場。2020年8月頃より、ヤンヤン取り扱いセレクトショップ、オンラインストアで発売される。“おばあちゃんのワードローブ”から着想ラグ&ボーン(rag & bone)でディレクターを務めたPhyllis Chanと、香港デザイナーSuzzie Chungのデュオによるニットウェアブランド「ヤンヤン」。ブランドが得意とする中国の伝統的な漢服からインスピレーションを得たデザインに、今シーズンは“おばあちゃんのワードローブ”からイメージを膨らませたノスタルジックなムードを、モダンでフレッシュにアップデートして落とし込んでいる。展開されるアイテムは、カラフルなニットベストや、ジャカードの花柄ワンピース、小さな花のデコレーションを散りばめたカーディガンなど。フラワー刺繍付きカラーブロックワンピ目玉となるのが90年代を彷彿とさせるカラーブロックのニットシリーズだ。ミニドレスやスカート、ベストなどには、“サムスイポー”の手芸店でデザイナーが見つけたオーガンザでできた花飾りから着想したフラワーデコレーションをあしらっている。“サムスイポー”とは、デザイナー2人の生まれ故郷・香港にある、生地屋や骨董屋、食堂、カフェ、ギャラリーなどが立ち並ぶ街。香港の古き良き時代と、モダンなテイストが入り混じったこの街の雰囲気を反映し、ノスタルジーかつプレイフルなムードが漂うニットウェアに仕上げた。“カンフー”着想のカーディガン中国武術のカンフーからインスパイアされたジャケットやベストには、チャイナボタンを彷彿とさせるディテールを配して。色鮮やかなでオリエンタルな絵柄を、ニットの編地で表現している。薔薇のビーズ付きカーディガンに新色ブランド誕生時から人気を博している、バラのビーズを散りばめたニットシリーズは、ホワイト×グレーのカラーブロックで登場。カーディガンやプルオーバー、ミニドレスなどを取り揃える。工場の残り糸を使ったカラフルなパッチワークなおヤンヤンのニットウェアは、工場で行き場に困っている残り糸を用いて使用。今シーズンはよりサステイナブルなものづくりを目指し、誰もが使い道に迷ってしまいそうな統一性がなく量も少ない残り糸を使い、色彩豊かなパッチワークを生み出している。【詳細】ヤンヤン 2020年秋冬コレクション 新作ウェア発売時期:2020年8月頃販売店舗:ヤンヤン取り扱いセレクトショップ、オンラインストアアイテム例:・CHECKED SS MINI DRESS 42,500円・CHECKED MINI SKIRT 35,000円・LAZA KUNGFU JACKET 48,000円・ROSIE GRANDPA CARDIGAN 45,000円【問い合わせ先】LYDIATEL:03-3797-3200
2020年07月06日仲間由紀恵が熱血高校教師“ヤンクミ”を演じる伝説的学園ドラマ「ごくせん」。この度、6月から本作の第1シリーズを“特別編”として放送することが決定した。2002年、2005年、2008年と3シリーズにわたり放送、2009年には映画化もされた「ごくせん」。ヤンクミが受け持つ不良生徒たちには、松本潤や小栗旬、亀梨和也、速水もこみち、三浦春馬らいまや様々な作品で活躍する豪華キャストたちが出演している。そんな本作から、松本さんや小栗さん、石垣佑磨、成宮寛貴、生瀬勝久、宇津井健、沢村一樹、伊東美咲らが出演する第1シリーズ(2002年放送)が特別編として18年ぶりに放送。今回の放送に関して仲間さんは「皆さん、今は様々なことに気をつけながら生活する毎日だと思いますが、こんな時だからこそ、このドラマを見て笑ってスカッとして元気を出していただけたらと思います。私にとっても思い入れのあるこの作品。久しぶりに見て頂けることを嬉しく思っています」とコメントを寄せている。<第1話あらすじ>白金学院高校では、山口久美子(仲間由紀恵)と藤山静香(伊東美咲)、2人の新任教師の赴任に華やいだ空気が漂っていた。これまで、男子校であるこの学校には養護教諭の川嶋菊乃(中澤裕子)はいたが、学科を担当する女性教師を迎えるのは今回が初めて。だが、初めて教壇に立つ久美子が3年D組の担任になると聞いた教師たちは、揃って不安を口にした。3年D組は、問題児ばかりをかかえたクラスだったからだ。教室に入ると、予想通り生徒たちの手荒い“歓迎”を受ける久美子。そんな不良グループのリーダーは、教師を殴って前の学校を退学になったという沢田慎(松本潤)。この慎の取り巻きに、内山(小栗旬)、南(石垣佑磨)、野田(成宮寛貴)、熊井(脇知弘)といった連中が。実は、久美子には、学校関係者には絶対に明かせないある秘密があった。久美子の家は、泣く子も黙る任侠集団の大江戸一家。祖父で、三代目の黒田龍一郎(宇津井健)に育てられた久美子は、組の四代目を継ぐ立場にあるお嬢だった――。「ごくせん2002特別編」第1話は6月3日(水)22時~、第2話は6月10日(水)22時~日本テレビ系にて放送。※第3話以降に関しては、詳細が決まり次第発表(cinemacafe.net)
2020年05月27日チェコ出身の鬼才ヤン・シュヴァンクマイエル監督の長編2作目『ファウスト』(’94)が、日本で初めてBlu-rayでリリースされることが決定した。奇妙な地図に導かれ、男がたどり着いたのは古びた館。その地下には劇場があり、錬金術の実験室につながっていた。現れた悪魔に誘惑された男はメフィストフェレスを呼び出し、あらゆる快楽と知識とを引き換えに、悪魔の王ルシファーに自分の魂を売り渡す契約をとりかわしてしまう…。株式会社WOWOWプラスは、世界の名作映画をBlu-rayで発売するシネフィル・レーベルを展開。今回リリースされる『ファウスト』は、シュヴァンクマイエル監督の『アリス』に続く長編第2弾。実在したとされる魔術師の伝説を、独自の解釈に基づいて映像化した本作は、アート・アニメーションの錬金術師、シュヴァンクマイエル監督が粘土細工やストップモーションアニメを駆使し、幻想的な映像で伝説を描いている。価格は4,800円(税抜)、封入特典として特製ブックレットが付いてくる。『ファウスト』Blu-rayは4月24日(金)リリース。(cinemacafe.net)
2020年04月24日“怪物新人”“次世代ライジングスター”と呼ばれるヤン・セジョンが主演する癒し系ラブコメディ「30だけど17です」から、DVD特典映像となるヤン・セジョン、アン・ヒョソプ、シン・ヘソンの和気あいあいとした撮影現場のメイキングの一部が公開された。心を閉ざして人との関わりを持たない冷血漢でありながらも、根は優しくて繊細な主人公ウジンを抜群の演技力で演じ、「ヤン・セジョンでなければウジンは考えられない」と視聴者から絶賛された本作。ヒロインのソリを演じるシン・ヘソンは、親しみやすい愛らしさと卓越した演技力で人々をひきつけてやまないことから“平凡さが個性”と称される実力派。外見は30歳でも中身は17歳というソリを、あるときは天真爛漫に、あるときは繊細に表現して視聴者の共感を呼び、大いに愛された。韓国では放送スタートと同時に同時間帯視聴率トップの座を得ると、最終回まで1位を独走。2018年末に行われたSBS演技大賞では、シン・ヘソンが最優秀演技賞を受賞したほか、ヤン・セジョンが優秀演技賞(共に月火ドラマ部門)、イェ・ジウォンが助演賞、アン・ヒョソプが新人賞、ソリの少女時代を演じたパク・シウンが青少年演技賞を受賞して5冠を達成し、ドラマの人気ぶりを証明した。そんな本作のDVDリリースを記念して、特典映像の中から撮影現場のメイキングの一部が公開。有能な舞台デザイナーであるウジンを演じるヤン・セジョンと、ウジンの甥っこチャンを演じるアン・ヒョソプが、一緒に暮らす家で怪しい物音を聞き、2人で様子をうかがいに行くシーンでは、驚いてヤン・セジョンがアン・ヒョソプに抱きつき“胸に顔を埋め”ながら、動きや見え方を確認していると、「張り付くみたいに」とさらにぴったりくっつくようスタッフからの指示が。また、シン・ヘソン演じるソリが涙をながすシーンでは、「ウジンはかがんでソリの目線に合わせる」「向かせて顔を寄せる」など動きの一つ一つを声に出しながら監督に確認するヤン・セジョン。その後も涙をふく順番を「サッ、サッ」と左右の手を動かしながら1人で確認する姿などもいちいち可愛い。アン・ヒョソプが一気にドリンクを飲み干すシーンでは、量が多くて大変だろうと本番直前に量を減らして調整してあげるヤン・セジョン。まるで本当の甥っことおじさんのような、微笑ましいやり取りにも注目。このほかにも、本作の名シーンや胸キュンシーンのメイキング映像が盛り込まれている。「30だけど17です」DVD-BOX1は発売中、DVD-BOX2は8月2日(金)リリース。<「30だけど17です」リリース情報>TSUTAYA先行でレンタル中DVD-BOX1発売中DVD-BOX28月2日(金)発売各\15,000(税抜)発売・レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメントセル販売元:TC エンタテインメント※TSUTAYA TV にて先行配信中(C)SBS(text:cinemacafe.net)
2019年07月09日「30だけど17です」のDVDリリースを記念して、本作で主演を務めるヤン・セジョン演じるウジンの胸キュンシーンが満載のスペシャル映像が公開された。ウジン(ヤン・セジョン)は17歳のときバイオリニストを目指す他校の女子生徒に一目惚れするが、告白を決意した日にバスの事故があり、自分のせいで初恋相手を死なせてしまったと、他人に心を閉ざして生きてきた。一方、17歳のとき事故に遭い昏睡状態のまま眠り続けたソリ(シン・ヘソン)は、30歳になったある日目を覚ます。バイオリニストになる夢も、家も友人も何もかも失ってしまったソリは、わずかな記憶をたどり自分が住んでいた家を訪ねるが、その家にはウジンと甥っ子のチャン(アン・ヒョソプ)が住んでいた。ソリの家族が見つかるまで、という条件付で一緒に生活を始める3人だったが…。本作は、17歳で時間が止まったままの2人が贈るヒーリングラブコメディ。主演するのは、2016年にデビューするやいなや、立て続けに4本もの作品に出演し、作品ごとに違った顔を見せることから“怪物新人”“次世代ライジングスター”と呼ばれるヤン・セジョン。本作では、心を閉ざして人との関わりを持たない冷血漢でありながらも、根は優しくて繊細なウジンを演じ、視聴者から絶賛。ヒロインのソリ役は、“平凡さが個性”と称される実力派シン・へソンが天真爛漫に、あるときは繊細に表現している。交通事故で17歳の心のまま30歳になって目覚めたソリと、彼女の事故がトラウマで17歳のまま心を閉ざしてしまったウジンが、お互いの正体を認識しないまま再会、2人が次第に惹かれあい、初恋が動き出していく本作。今回公開された映像では、天窓を開けようとしたソリが落ちそうになったところを、ウジンがお姫様抱っこでキャッチするシーンや、甥のチャンとソリが仲よくしている様子にヤキモチをやく場面。さらに、気持ちが通じあってからのキスやハグなど胸キュンシーンがギュッと凝縮されている。「30だけど17です」DVD-BOX1は7月3日(水)、DVD-BOX2は8月2日(金)リリース。<「30だけど17です」リリース情報>7月2日(火)よりTSUTAYA先行でレンタル開始DVD-BOX17月3日(水)発売DVD-BOX28月2日(金)発売各\15,000(税抜)発売・レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメントセル販売元:TC エンタテインメント※TSUTAYA TV にて先行配信中(C)SBS(cinemacafe.net)
2019年06月25日BIGBANG、2NE1らを輩出し、K-POP三大事務所に数えられるYGエンターテインメントの創始者であるヤン・ヒョンソク代表(50)が6月14日、全ての役職から辞任することが分かった。同事務所の公式ブログ『YG LIFE』を通じて発表した。ヤン代表は「YGと所属芸能人を愛してくださるファンの皆さんにとても申し訳ないです」と書き出した。「私は口にするのも恥ずかしく、恥辱的な言葉が分別なく事実のように話されている状況に耐えてきました。しかしこれ以上は大変そうです。これ以上YGと所属芸能人、そしてファンに私のせいで被害が及ぶ状況は絶対にあってはならないと思いました」と心境を告白。つづけて「私は本日付けでYGのすべての役職と業務を辞めます」と辞任の意向を示した。ヤン代表は「現在のマスコミ報道と、流れているうさわの事実については今後、調査の過程を通して全ての真実が必ず明かされると信じています。ありがとうございます」と結んだ。今月12日、YG所属のアイドルグループ・iKONのリーダーB.I(キム・ハンビン)に麻薬投薬疑惑が浮上。B.Iはグループを脱退し、YGと契約を解消した。B.Iは’16年に元練習生のA氏から麻薬を購入したとされており、警察は売買についてのメッセージのやりとりを確保していた。ヤン代表には、当時A氏に対してB.Iの薬物投与に関して口止めするよう脅迫した疑惑が浮上している。A氏の代理でパン・ジョンヒョン弁護士が国民権益委員会に公益通報したことで明らかになった。
2019年06月14日韓国の次世代ライジングスターと名高いヤン・セジョンが主演を務める「愛の温度」。8月3日(金)からのDVDリリースを記念し、ドラマ本編から恋に積極的な“国民の年下男”ヤン・セジョンとヒロイン役ソ・ヒョンジンの胸キュンラブシーンだけを厳選、特別編集したスペシャルムービーが公開された。本作は、脚本家志望の年上女子と、年下イケメンシェフが愛の“最適”温度を見つけていく年の差純愛ラブストーリー。6歳年上のヒロインに一目で恋に落ちたジョンソンを演じるのは、“国民の年下男”と名付けられたヤン・セジョン。彼が演じるジョンソンは、ヒロインに気持ちをストレートに表現し、ときには優しく抱きしめ、ときには大胆な愛情表現も。恋に臆病なオトナ女子の心を溶かす年下プリンスの愛にトキメキが止まらない!そんなジョンソンからの熱いアプローチを受けるヒロイン・ヒョンスには、「また!? オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」で多くの女性の共感を得たソ・ヒョンジン。最初は年下のジョンソンを快く思っていなかったが、次第に彼の偽りがないまっすぐな心に向き合い、惹かれていく、等身大の女性を好演する。今回、本作から公開された映像は、“国民の年下男”ヤン・セジョンの胸キュンラブシーンだけを厳選、特別編集したスペシャルムービー!ヒョンスが6歳年下のジョンソンのまっすぐな愛に触れて心を開き、お互いがかけがえのない存在になった後の、愛があふれる胸キュンシーンが連続。ヤン・セジョンの無邪気な笑顔をはじめ、ロマンチックなハグや可愛い“じらしキス”など、女子が憧れるシチュエーションが満載となっている。「愛の温度」は8月3日(金)よりTSUTAYA先行でレンタル開始。DVD-BOX1は8月3日(金)、DVD-BOX2は9月5日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)
2018年07月26日韓国で人気の“国民の年下男”ヤン・セジョン主演作「愛の温度」が、8月3日(金)よりTSUTAYA先行でレンタル開始&発売されることが決定。このリリースを記念して、DVD-BOX1に収録される特典映像より、ヤン・セジョンのメイキング映像が到着した。夢のために大企業を辞めて、脚本家のアシスタントとして働くヒョンス(ソ・ヒョンジン)。ある日、後輩のホンア(チョ・ボア)に誘われたマラソンイベントで料理人のジョンソン(ヤン・セジョン)と出会う。会ったその日に6歳下のジョンソンから告白されたヒョンスは、突然の出来事に驚き、からかわれたのかと不快感をあらわにする。後日、人生思うようにいかず落ち込んでいるヒョンスの前に現れたジョンソン。やがて2人の距離は近づいていくが、ジョンソンのフランス留学をきっかけに別れが訪れる。想いを抱えたまま離れ離れになった2人は、5年後、運命の再会をするが…。本作は、モデルであり「浪漫ドクター キム・サブ」でドラマデビューし、「師任堂(サイムダン)、色の日記」での爽やかイケメンぶりが大きな話題となったヤン・セジョンと、「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」で多くの女性の共感を得たソ・ヒョンジンの共演作。好きになった女性には駆け引きせず、素直に行動する爽やかさ200%の料理人ジョンソンをヤン・セジョンが、恋は落ちるものではなく自分の意志で選択するものだと思っていた現実的な脚本家ヒョンスをソ・ヒョンジンが好演。直感的年下男子と鉄壁年上女子の歯がゆくも愛らしい、年の差純愛ラブストーリーだ。そんな本作のDVDリリースを記念して、今回DVD-BOX1に収録される特典映像を少し公開!映像は、ヤン・セジョン演じるジョンソンが、ヒョンス(ソ・ヒョンジン)を自転車に乗せてバス停まで送るシーンのメイキング。自転車の後ろに「乗って」と誘うも、断られてしまうヤン・セジョン。笑顔からすねた表情になり、スタッフからは笑いや「可愛い」といった声が掛かる。また、ソ・ヒョンジンを後ろに乗せこぎ出した瞬間、自転車がよろけてしまう場面や、メイキングのカメラを見つけて視聴者にアピールするヤン・セジョンの姿も収録されている。「愛の温度」は8月3日(金)よりTSUTAYA先行でレンタル開始。DVD-BOX1は8月3日(金)、DVD-BOX2は9月5日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2018年06月28日『The Coloured Sky:New Women II』THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton今回展示されているビデオ・インスタレーションは、中国の現代アーティスト、ヤン・フードンの作品『The Coloured Sky:New Women II』。この作品は、2013年の『New Women』の続編で、35mmモノクロフィルム制作を基本としていたフードンが手掛けた初めてのデジタルカラー作品。あえて人工的なセットで造りあげたという浜辺のロケーションで、レトロな水着をつけた魅惑的な5人の女性を映し出し、夢と現実の狭間に浮かぶ「秘密の園」へ観るものを誘います。5つのスクリーンには女性たちと、太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術へのオマージュが投影されます。さらに本物の馬と剥製の鹿が登場し、何が真で、何が偽であるか、という中国の故事を引用した映像も挿入されています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton彼のビデオアートは中国の伝統に触発されている一方で、新しい感覚を伝え、観客にとって劇的な経験を生み出します。近年、彼の作品には、これらのビデオを使用するインスタレーションが含まれています。複数の視点を意識した彼の作品は、神話、個人的な記憶と経験を通してアイデンティティの構造と形態を追求しています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 / © Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 /© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声/15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton『The Coloured Sky:New Women II』展示概要会期:2017年10月18日~2018年3月11日会場: エスパス ルイ・ヴィトン東京住所: 東京都渋谷区神宮前 5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F時間: 12:00‐20:00入場料: 無料ヤン・フードン(1971~)プロフィール1971年北京生まれ。中国を代表するフィルムアーティストとして、現在は上海を拠点に活動。当初画家として活動していましたが、フィルム制作へをはじめると、1990年代後半から頭角を現し、中国全土にわたり開催された、影響力のある前衛的な数々の展覧会で紹介されるようになりました。以来、クンストハレ・ヴィーン(2005年、ウィーン)、アジア・ソサエティー(ニューヨーク、2009年)、国立現代美術館(アテネ、2010年)、パラソルユニット(ロンドン、2011年)などで個展を行ったり、世界の著名な国際芸術祭にも参加。2013年のバークレー美術館&パシフィックフィルムアーカイブ(アメリカ)との共催でクンストハレ・チューリッヒで開催された展覧会は、ヨーロッパにおける初の大規模な個展で大きな反響を呼びました。2016年には「Filmscapes」と冠したフードンを大々的に取り上げた展覧会がオーストラリア映像センターとオークランド・アートギャラリー・トイ・オ・タマキで開催されました。ヤン・フードン フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて撮影© Fondation Louis Vuitton / Felix Cornuフォンダシオン ルイ・ヴィトンとエスパス ルイ・ヴィトン東京パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンは、現代アートとアーティストに特化し、同様にそれらのインスピレーションを辿ることができる 20 世紀の作品を扱う芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広く多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、フォンダシオンのその独創的で将来の発展に目を向けた芸術への取り組みを体現し、すでに21 世紀を象徴する建築物として認められています。2014年10月の開館以来、100 万人を超える来館者が訪れました。パリにオープンして以来、フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、当館にて実施される企画のみならず、他の財団や博物館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取り組みを積極的に展開していくことを掲げています。所蔵するコレクションの展示を目的に東京をはじめ、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京に設けられた文化スペースにて開催する『Hors-les-murs.(壁を越えて)』プロジェクトのアーティスティック・ディレクションを担っています。
2017年11月01日日本を代表する若手実力派俳優・菅田将暉と韓国映画の鬼才にして名優ヤン・イクチュンをW主演に迎えた『あゝ、荒野』。10月21日(土)に後篇の初日を迎えるや、プロ並のハードトレーニングをこなし鍛え上げられた肉体で挑んだ菅田さん、ヤン・イクチュンの迫真の演技に「感じる映画」「心を持っていかれた」と熱を帯びた声が続々寄せられている本作から、2人が選んだ運命の対戦のボクシングシーンが公開された。ふとしたきっかけで出会い、ボクシングジム海洋拳闘クラブの掘口(ユースケ・サンタマリア)のもとでボクシングをはじめた新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。正反対の2人だが、義兄弟のように寝食を共にし、特別な絆が生まれていく。ともにプロボクサーとなり、新次は宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、建二は自分の殻を破るため、もがきながらも心の空白を埋めようとトレーニングに明け暮れる日々。だが、やがて2人の関係も変化し、「新次のようになりたい」という強い思いを持ったバリカンはジムの移籍を決意する。このたび到着したのは、それぞれの思いを胸に、闘うことでしかつながることのできない2人、“新宿新次VSバリカン建二”の運命の対戦を収めた5分超えの本編特別映像だ。後篇の目玉となる2つの試合、新次VS裕二戦、新次VSバリカン戦の撮影は、5日間連続で行われ、最後の試合はセレモニーにしたい、という現場の熱に押されるかのように、撮影中は異様な雰囲気に包まれていたという。リングの真ん中で揉み合い、殴り合う新次こと菅田さんとバリカンことイクチュンの姿に、リングの外で見守るほかのキャストやエキストラによるギャラリーの声援もヒートアップ、何度も「カット!」を叫ばないと現場が止まらないほどになったという。次第に2人だけの世界へと没入していく、このファイトシーンの緊張感、衝撃は一瞬たりとも見逃せない迫真の名シーン。リングの上で拳を交えることで、肉体的、精神的にもすべてをさらけだし、繋がりたいと切に願ったバリカンの思いに応える新次。前後篇、5時間超の長尺である本作で、その興奮が最高潮に達する2人の死闘を、まずはここから確かめてみてほしい。『あゝ、荒野』前篇、後篇は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton中国の現代アートと映画を代表するアーティスト、ヤン・フードン(Yang Fudong)を招いた新たな展覧会が、10月18日から翌3月11日まで東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。本展はパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)のアーティスティック・ディレクションの下、所蔵するコレクションの中から主に未公開の作品を世界中のエスパス(東京、ミュンヘン、北京、ヴェネチア)にて紹介する「Hors-Les-Murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環として企画された。ヤン・フードンは画家として正規の教育を受け、ビデオ、映画、インスタレーション、写真からなる多岐にわたった作品を生み出しており、夢のように謎めいた視覚言語を創造してきた。フードンはビデオ作品の映写にマルチスクリーンを好んで用い、観る者をその世界に没入させる効果を生み出す。意図的に沈黙を貫く現実味を欠いた登場人物たちは、振り付けのように予め決められた身振りに従って動き、観る者を常に、完璧な美を呈する空間へと誘う。また、フードンは中国の文化的伝統を苦もなく引用する一方、こうした物語を現代社会に関連付ける事柄をつぶさに観察。その結果生まれる時代を超越したストーリーは、現代性と伝統の狭間に生きる世代が世界を問い、探る場となる、ノスタルジックな雰囲気に満ちた異世界へと観る者を引き込む。今回展示されるフォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する「The Coloured Sky: New Women II」(2014年)は、35mmモノクロフィルム制作を基本とするヤン・フードン初となるカラーフィルム作品。この5チャンネル・ビデオ・インスタレーションは、圧倒されるほどの鮮烈な色使いが、彼の表現様式の新たな美的展開を示す。鮮やかに彩色された人工的な世界が描かれた本作は、意図して人工的に作られた浜辺のセットを舞台に、時代を感じる水着を身に着けた、あどけなくも誘惑的な5人の若い女性を映し出し、5つのスクリーンは太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術への言及、そして1頭の馬と1頭の雄鹿が所々に登場する映像を映し出す。片方は本物、もう片方は、剥製の動物たちは何が真で何が偽であるかを諭す紀元前3世紀に遡る中国の故事「鹿を指して馬と為す」を引用している。中国と西洋、両方の様々な時代の映画と文化を様式的に取り込むというフードンの典型的な作風的特徴が見てとれる作品となっている。【展覧会情報】YANG FUDONG THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II SELECTED WORK FROM THE COLLECTION会期:10月18日~2018年3月11日会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F時間:12:00~20:00料金:入場料無料
2017年10月26日菅田将暉とのW主演作『あゝ、荒野』も話題のヤン・イクチュン。2009年、自身で製作・監督・主演・脚本・編集をこなした初の長編映画『息もできない』が、国際映画祭で25もの賞を受賞。以降、日本をはじめ世界が涙し、震えた同作をベストフィルムに名を挙げる役者は枚挙にいとまがない。俳優としては、韓国だけではなく『かぞくのくに』『夢売るふたり』『中学生円山』など多くの日本映画にも出演。繊細で緻密な演技、映画への真摯な姿勢と、親しみやすくチャーミングな素顔を併せ持つ稀代の男に、一度会えば、共演者、スタッフは皆イチコロなのだとか。この秋は『あゝ、荒野』を筆頭に、そんな俳優“ヤン・イクチュン”の魅力が思う存分スクリーンで堪能できる出演作が目白押しだ。■『あゝ、荒野』(前篇:公開中、後篇:10月21日より公開)孤独をブチ壊せ!若者の魂の叫びが青春映画の歴史を塗り替える少年院あがりの新次(菅田将暉)は因縁の宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、理髪師のバリカン(ヤン・イクチュン)は吃音と赤面対人恐怖症の自分自身を変えるため、ふとしたきっかけで出会い、共にプロボクサーを目指す。お互いを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛をみつけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。ライバルにして同志である新次と共鳴し合うバリカンは、リングの上で新次と繋がろうとする。自分をすべてさらけだす2人だけの世界、シンプルでピュアなぶつかり合いの先に彼らは何をみるのか。2021年、ネオンの荒野・新宿でもがきながらも、心の空白を埋めようと生きる2人の男の絆と、彼らを取り巻く人々との人間模様を描くせつなくも苛烈な青春が現代に突き刺さる!●『我は神なり』 (10月21日より公開)『新感染』監督が人間の善悪を浮き彫りにする社会派アニメーション話題作『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督が長編2作目に手掛けた社会派アニメーション映画では、ヤン・イクチュンは主人公ミンチョルの声を務めている。ダム建設により、立ち退きを迫られた田舎村で起きたある事件。立ち退き補償金に目をつけたインチキ詐欺教団とその弱みにつけこまれ、盲目的に信仰に傾倒する村人たち。唯一真実を知った荒くれの中年ミンチョルの訴えもむなしく、彼は“悪魔に憑かれた男”の烙印を押されてしまう。誰にも見向きもされず、ひとり立ち向かう男を、イクチュンは熱演する。●『詩人の恋』(第30回東京国際映画祭 ワールドフォーカス部門出品)不遇の詩人と青年との思いがけない恋…。東京国際映画祭の招待作品10月25日より開催される、第30回東京国際映画祭のワールドフォーカス部門に出品されている韓国映画。初短編『One Day to be Passing By』(’07)で釜山国際短編映画祭の最優秀監督賞を受賞したキム・ヤンヒ監督の長編デビュー作。済州島に生まれ育った30代後半の詩人(ヤン・イクチュン)。彼は生計のため、島の学校で詩作の授業の教鞭を執っている。彼の妻は子どもを望んでいるが、彼は気が乗らない。しかし、ついに産科に検査を受けに行く。ある日、ドーナツ店で詩を書いていた彼は、アルバイトの青年(チョン・カラム)に魅了され、これまで感じたことのない感情に支配されてしまう――。済州島を舞台に、ヤン・イクチュンが不遇の詩人である穏やかな男に扮し、妻役に『テロ,ライブ』『王の運命―歴史を変えた八日間―』のチョン・ヘジンを迎えた話題作。詩人と青年の愛といったテーマが重層的に流れていく。この秋、世界中から愛される変幻自在のマルチ俳優ヤン・イクチュンから、目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2017年10月22日寺山修司による唯一の長編小説を前後篇の2部作で映画化した、菅田将暉とヤン・イクチュンW主演作『あゝ、荒野』の前篇がもうすぐ公開される。この度、前篇公開に先立ち、後篇のポスタービジュアルと特別映像が公開された。今回到着したポスタービジュアルは、菅田さん演じる新次とヤン・イクチュン演じるバリカンの2人が、リング上で対峙する姿を切り取ったもの。鍛え上げられた肉体を披露しているこのポスターには、「振り向くな、 後ろには夢がない。」という言葉の天才・寺山氏の一節も書かれている。またあわせて公開された特別映像は、監督もクルーも入らず、菅田さんとヤン・イクチュンの2人だけで撮影し合い、“新次とバリカン”としての日常を収めたもので、2人の仲の良さが垣間見える仕上がりに。ジムのリングでスパーリングする様子やトレーニング中の食事風景、共に暮らすトレーナー・堀口(ユースケ・サンタマリア)の部屋に忍び込み、女性からもらった花束に湧き立つ2人の様子などが映し出され、「兄貴!」と連呼する新次に笑顔で応えるバリカンの様子は、まさに兄弟のようで微笑ましい、主人公2人のアナザーストーリーをイメージさせる映像となっている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月05日若手実力派の筆頭格・菅田将暉と、韓国映画『息もできない』で世界を席巻したヤン・イクチュンがW主演を務める『あゝ、荒野』。このほど、その魅力を3分半に凝縮したプロモーション特別映像が公開。さらに、本作の第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門への出品が決定した。いまなお世代を超えたカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が、唯一遺した傑作小説を、『二重生活』の岸善幸がメガホンをとり、2021年の新宿を舞台に再構築して映画化。そんな本作からこのたび公開されたのは、メイキングシーンや、菅田さんやヤン、ユースケ・サンタマリアのインタビューが凝縮された約3分半もの特別映像。菅田さんとヤンは階級を合わせるため、それぞれ10kgの増量と10kgの減量というウエイトコントロールを実施したそうで、トレーニングに励む貴重なメイキングシーンほか、本編映像もふんだんに盛り込まれている。W主演の2人はお互いの印象について、「ヤン・イクチュンって、やっぱりあぶねぇな、と思いました。もちろんいい意味で!」と新次役の菅田さんが語れば、バリカン役のヤンは「本能的に演技をする、スリムな身体の中にエネルギーを感じる」と語り、称え合う姿が印象的。また、2人がボクシングを始めるきっかけを作り、傍らでいつも見守っていたボクシングジムのトレーナー・堀口役を演じたユースケさんは、「(この映画を)スポ根ものって受け取る人もいるけど、そうじゃなくて…、これはもう『あゝ、荒野』なんですよ」と、いつものジョーク抜きで(?)熱く語っている姿も必見だ。さらに、本作が10月12日~10月21日まで開催される、アジア最大級を誇る第22回釜山国際映画祭への出品が決定。岸監督は本作で初参加となる。アジアの若手監督の才能を見つけ出し、アジア映画の成長をサポートすることに生涯を捧げていた釜山国際映画祭の創設メンバーであり、先日、カンヌ滞在中に急逝したキム・ジソク氏の名を冠せた「キム・ジソク特別賞」が今年から新設され、本作もノミネートされている。10月14日(木)に公式上映が行われ、菅田さんとヤン、岸監督の参加が予定されている。出品決定にあたり、菅田さんは「岸監督、スタッフ、キャスト全員が命を削り、本気で挑んだこの作品が日本をはじめ、世界中の方々にもご覧いただけるという素晴らしい機会をいただき本当に嬉しく思っています。この熱量が多くの人に伝わるのではないかと今から楽しみです」とコメント。ヤンは、「この作品が、釜山国際映画祭に参加できるようになったこと、誠に嬉しく、そして誇らしく思います。私たちの映画、『あゝ荒野』は、日本だけでなく、全世界の観客にも十分共感できるものだと確信しています」と、自信を覗かせている。岸監督も「この作品を携え、菅田将暉さんとヤン・イクチュンさんとともに、釜山映画祭に参加できることを嬉しく思います。5時間を超えるこの物語が、世界の観客の皆さんにどのように受けとめてもらえるのか、いまからとても楽しみです」と、気合いの入ったコメントを寄せている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月11日菅田将暉、ヤン・イクチュンのW主演が話題の映画『あゝ、荒野』の完成披露上映会舞台挨拶が8月27日(日)、都内にて行われ、菅田さん、イクチュンさんら全10名が「孤独をブチ壊せ」と描かれた壁をブチ破って登壇した。ボクサー役を演じるにあたって、撮影の半年前から肉体改造を行ったという菅田さんは、「僕とヤンさんの体重差が、撮影半年前は20キロ。僕は50数キロ、ヤンさんが70数キロで、劇中では60数キロに(合わせる)という絶望的なスタートだったんですけど、僕は増量&ヤンさんは減量しました」と、壮絶な過程を告白。しかし、見事にリバウンドしたというイクチュンさんは、この日ややぽっこりしたお腹を菅田さんに見せつけており、愛おしそうになでられていた。『あゝ、荒野』は、寺山修司による唯一の長編小説を前後篇の2部作で映画化した、魂を揺さぶる衝撃作。ふとしたきっかけで出会った、見た目も性格も対照的な新次(菅田さん)とバリカン(イクチュンさん)。しかし孤独を抱えているという共通項があったふたりは、ジムのトレーナー・片目(ユースケ・サンタマリア)とプロボクサーを目指すように。いつしかお互いを想う深い絆と友情を育み、成長していくが、ある宿命に直面することになる。トレーナー役のユースケさんは、「心が痛かったです。俺の愛する菅田くんとイクチュン、山田(裕貴)くんがリングの上でボロボロになっていくんです」と言えば、でんでんさんも「何回でもやるんだもんね!よく皆、スタミナがあったね」と盛り上げる。しかし、ユースケさんが、「でんでんさんが来て1日で突き指をして、ジャブしか受けられなくなった(笑)」とバラすと、ボクサーチームも大盛り上がり。続けてユースケさんが「(イクチュンさんを鍛える)シーンを、全部ジャブでしのいだ。でんでんさんの力ですよ、俺はできない!」と褒めそやすと、菅田さんも「でんでんさんが現場にきてから士気が上がりました!」と存在を讃え、イクチュンさんも「でんでんさんは、ボクシング選手を育てるのではなく超人を育てるトレーナーでしたね」とニヤリとしていた。そんな菅田さんと山田裕貴による、激しいスパーリングも本作の見どころのひとつ。ボディには本当に当たっていたというエピソードトークを繰り広げたふたり、山田さんが「お芝居を超えたっていうか、本当にボクシングをしていたのが画に出ていたからよかった」と満足気な表情でつぶやくと、すかさず菅田さんが「その後、某少女漫画原作作品でお会いしたときは、何こいつ気どってるんだろうって思った(笑)」とバラすと、山田さんも「そうだね、かっこつけてたよね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。そのほか、完成披露上映会舞台挨拶には、木下あかり、モロ師岡、今野杏南、木村多江、岸善幸監督が出席した。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(cinamacafe.net)
2017年08月27日新宿ピカデリー9周年記念『息もできない』特別上映が8月7日(火)、同所にて行われ、製作・監督・脚本・編集・主演を務めたヤン・イクチュンと、俳優の東出昌大がトークイベントに登壇した。本作の大ファンであるという東出さんは、ヤン監督と念願の初対面を果たし、熱狂のあまり質問攻めにした。役者としても活躍するヤン監督と、「もし共演するなら?」とMCから聞かれた東出さんは、「本当にそんな話がもしあるならば、ありがたいです!どんな役でもやりたい次第です!」と前向きに受け入れていた。2009年の公開時、世界の国際映画祭や映画賞で25以上もの賞に輝いた『息もできない』は、イクチュン監督の初長編デビュー作。父への怒りと憎しみを抱いて、社会の底辺で生きる取り立て屋で生計を立てる愛を知らない男と、傷ついた心を隠して勝気にふるまう愛を夢見た女子高生が出会い、惹かれ合い、やがて運命を共にしようとする切ない物語。「全シーン、全カットいい!どこから突っ込んでいいのか、わからないくらい素晴らしい!」と絶賛する東出さんを前に、イクチュン監督もニコニコと嬉しそうに笑顔を振りまいた。イクチュン監督も、東出さんの出演作を観たと話し、「『桐島、部活やめるってよ』を観ました。無表情な中にも、重みの感じられる演技が印象的でした。監督にとっては、俳優の序盤の頃の作品がとても大事かなと思っています」と感想を伝えられると、恥ずかしいのか、東出さんは照れ笑いを浮かべた。もし共演できるなら、という話に花を咲かせた2人。イクチュン監督は、「もし実現するなら『ロード・オブ・ザ・リング』のような感じで、CGで東出さんをホビットにして、私をガンダルフにして、一緒に出演できたらいいですね(笑)」と突拍子もない案をぶつけたが、東出さんは「ぜひ!」と笑顔で応じていた。韓国や台湾などのアジア映画を敬愛している様子の東出さんは、「ヤン監督は日本と韓国の橋渡しをしてくださる方でもあると思うんです。国境をまたいで、境界をまたいで、芸術分野でお互い頑張れるのは素晴らしい。尊敬していますし、こっちも尊敬される役者や作品であれればと思います」と、日本の役者としても気合いを入れていた。『息もできない』は新宿ピカデリーにて、8月7日、8月8日、8月10日<三夜>限定上映。(cinamacafe.net)■関連作品:息もできない 2011年1月22日よりシネマライズにて期間限定公開
2017年08月07日ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ヤン・ドマンジュ、デヴィッド・マッケンジーらが「007」シリーズ最新作の監督候補に挙がっているようだ。24日に2019年11月公開が発表されたシリーズ第25弾の詳細についてはいまだに多くがベールに包まれているが、この3監督が最有力候補になっているとみられている。デッドラインによれば、ヴィルヌーヴ、ドマンジュ、マッケンジーは製作会社とすでにミーティングの機会をもうけたという。その一方で『ダンケルク』が海外で公開が始まったクリストファー・ノーランや、『ベイビー・ドライバー』の日本公開を8月19日に控えるエドガー・ライトも同様に有力視されているようだ。ヴィルヌーヴはアカデミー賞作品賞の候補にも挙がった『メッセージ』をはじめ、海外で10月から公開が始まる『ブレードランナー 2049』など話題作に事欠かず、ドマンジュはジャック・オコンネル主演作『71』やマシュー・マコノヒー主演作『ホワイト・ボーイ・リック』の監督としても知られている。マッケンジーは『最後の追跡』で今年度のアカデミー賞で作品賞にノミネートされたことも記憶に新しく、今後にはスコットランド王ロバート1世をテーマにした『アウトロー・キング』も控えている。なお、『007 スカイフォール』『007 スペクター』で監督を務めたサム・メンデスはその座を離れることが決定している。シリーズ最新作の主役には、前4作でジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグの続投が見込まれている。(C)BANG Media International
2017年07月28日俳優やアーティストとして活躍する菅田将暉と、韓国の名優・ヤン・イクチュンがW主演した映画『あゝ、荒野』。10月より前後篇2部作公開となる本作から、「BRAHMAN」の主題歌が切ない予告編とポスタービジュアルが到着した。かつて母に捨てられた新次(菅田将暉)は、兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が唯一遺した傑作小説「あゝ、荒野」を、『二重生活』で高い評価を得た岸善幸監督が満を持して映画化に挑む本作。舞台を1960年代から近未来へとおきかえ、かつて母に捨てられた新次役を菅田さん、吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと健二役をヤンが演じるほか、2人の人生を一転させるキーマン・ボクシングジムのトレーナー通称“片目”こと堀口役をユースケ・サンタマリア、新次の宿命のライバル・裕二役を山田裕貴、ジムのオーナーの愛人・京子役を木村多江。さらに今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也らが出演している。到着した予告編では、親に捨てられ、怒りに身を任せ自分自身も持て余すほどのエネルギーを放つ年院上がりの新次と、自分の中に抱え込み吃音と赤面対人恐怖症で誰にも打ち明ける術を知らなかったバリカンの運命的な出会いからスタート。何も持たなかった2人だが、ボクシングを通して自分とはなんなのかを模索し、人生を変えるために決断していく様子が、彼らを取り巻く人々と共に、“新宿”の荒野に映し出される。さらに、パンクバンド「BRAHMAN」が歌う切なげな主題歌「今夜」が、ボクシングへの情熱で心の空白を埋めようとする2人の刹那の青春をより一層盛り上げている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年07月19日黒木メイサ、桐谷美玲ら数多くの人気女優を輩出してきた芸能事務所・スウィートパワーの新人・竹内愛紗(たけうち・あいさ=15)が、デビュー3カ月で漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(6月29日発売・31号)の表紙と巻頭グラビアを飾る。竹内は、同事務所が約1年かけて説得して芸能界に引き入れた逸材。同誌編集部との顔合わせでグラビアに抜てきされることが決定した。スタッフは、その印象を「驚くほどの小顔に印象的なまっすぐな瞳、透明感溢れる肌、そしてスラリと伸びた手足。正統派美少女に必要な要素をすべて兼ね備えた、まだあどけなさの残る、まっさらな15歳」と語る。表紙は、7月2日にアニメ放送がスタートする人気漫画『潔癖男子!青山くん』とのコラボ。竹内の「清潔感」が漫画のイメージと重なり、表紙への出演も決まったという。竹内には、芸能界デビューとほぼ同時に一枚の写真がきっかけで「Y!mobile」CM出演が決まったという逸話がある。実力と共に運も兼ね備えた美少女が、同誌で新たな一歩を踏み出す。竹内は、「まさかこんな大役を自分がやらせて頂けるなんて……という驚きと嬉しさでいっぱいです」と感激。「撮影では、海に行き綺麗な貝殻を集めたり、水遊びをしたり、大きいスイカを丸かじりしたり、自転車も久しぶりに乗りました!」と撮影を振り返り、「本当に楽しくて、子供のようにはしゃいで遊びました。そんなありのままの私をぜひ見てほしいです」と読者に呼び掛けている。2001年10月31日生まれ。福島県出身。身長164センチ。小学校の頃から吹奏楽部に所属してトロンボーンを担当し、小・中学ともに全国大会に出場するほどの腕前。もともと地元の福島でも美少女として有名で、事務所のスカウトがきっかけで芸能界入りすることになった。(C)藤本和典/週刊ヤングジャンプ
2017年06月27日2011年には蜷川幸雄演出で舞台化もされた寺山修司の傑作小説を、菅田将暉×ヤン・イクチュンのW主演で『二重生活』の岸善幸監督が満を持して映画化に挑む『あゝ、荒野』。この度、本作の原作本が、主演を務めた2人が写る映画版の新ビジュアルを使用した特別帯で、期間限定発売されることが決定した。かつて母に捨てられた新次(菅田将暉)は、兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして 注目され続けている寺山氏が、唯一遺した長編小説「あゝ、荒野」。今回は6月17日(土)より全国約5,000書店にてスタートする角川文庫の夏の書店フェア、「カドフェス 2017」に合わせ、原作本が映画版の新ビジュアルを使用した特別帯で刷新されることが決定。通常の帯サイズよりも大きい文庫版ブックカバーサイズで期間限定展開される今回のビジュアルは、菅田さん演じる新次とヤン演じるバリカンの2人の力強い眼差しが印象的となっている。映画では主演の2人のほか、ユースケ・サンタマリア、木下あかり、山田裕貴、木村多江、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也らが参加。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーとして描き出す。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年06月17日現在放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」で元ヤンの“職人女子”室園美琴を演じているのが、2年前に「AKB48」を卒業、その後女優として活躍している川栄李奈だ。グループ卒業以降、女優として一気にブレイクした川栄さん。その“飛躍”の理由とは?「フランケンシュタインの恋」は120年もの間、人間界から遠ざかっていた綾野剛演じる“怪物”が、二階堂ふみ演じる津軽継実に出会い恋に落ちるが、怪物にはある秘密があり、それが怪物を苦しめていく…という物語。川栄さんは怪物が住み込みで働くことになる稲庭工務店の大工職人・室園美琴役で出演している。「AKB48」がブレイクを果たした2010年7月にグループ入り、同年11月に研究生公演でデビューした川栄さんは、2012年の「真夏のSounds good !」で初の選抜メンバー入り、ユニットデビューも果たしファンの間で次世代エース候補と目されるようになった。一般には「めちゃイケ」での“おバカキャラ”で注目を浴びた彼女だが、当時から“女優への思いを持っていた”という。2011年に「マジすか学園2」で女優デビューすると2014年には「セーラーゾンビ」でドラマ初主演を飾る。「AKB48」在籍時はグループ関連のドラマ出演が多かったが、同年秋には宮藤官九郎脚本、「関ジャニ∞」錦戸亮主演による「ごめんね青春!」に出演するなど単独での女優仕事もこなし、2015年夏のグループ卒業後は怒涛のごとく女優業にまい進することに。卒業後に主演した舞台「AZUMI 幕末編」が高評価を受け、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で高畑充希演じるヒロインが下宿する森田屋の一人娘・森田富江役に抜擢。「早子先生、結婚するって本当ですか?」や「死幣-DEATH CASH-」など連ドラへの出演が続くと、昨年秋には『デスノート Light up the NEW world』で渋谷にいる普通の少女ながらデスノートで無差別殺人を行う“史上最悪のデスノート所有者”青井さくらを演じるなど短期間の間に数多くの作品に出演。幅広い役柄をこなす“実力”が評価され女優として大躍進を遂げた。同じ「AKB48」メンバーから女優へと転身を遂げた代表格といえば前田敦子と大島優子が挙げられるが、いずれもグループ在籍時から単独での女優活動が多く、女優として地道な準備を進めてきた印象が強い一方で、彼女たちはグループが最も注目された時代のエース級メンバーでもあり「元AKB48」の“色”を強く残して女優への道を歩み出したのも事実。それに対し川栄さんは在籍時にはグループ関連作品出演が中心で、あくまでグループの活動の延長として女優業を行っている感があった一方、彼女を起用した監督や演出家がこぞって絶賛する演技に対する意識の高さや勘の鋭さと、「AKB48選抜総選挙」での最高順位が16位と、共に総選挙1位に輝いた前田さん、大島さんに比べると「AKB48」としての“色”が強くないこと。またバラエティで定着した“おバカキャラ”と女優としての演技力のギャップも意外性がある魅力になっており、元「AKB48」の肩書きと女優としての実力が良い形でバランスしているのが、彼女の強みとしていまの“躍進”の原動力になっていると言える。そんな彼女が本作「フランケンシュタインの恋」で演じている室園美琴は元ヤンでちょっと口が悪いが、柳楽優弥が扮する稲庭聖哉にひそかに思いを寄せているという役どころ。以前のインタビューでは「口の悪い役はよくやらせてもらう」と言いながらも、監督から「明るく」と指示を受け自分の中のイメージとの違いから難しさを感じていると語り、「自分の性格が明るくないので、テンションを高くするのが大変」だが「自分でOAを見て演技を改善できる」連続ドラマならではの利点を生かして本作に挑んでいると話していた川栄さん。4月30日オンエアの第2話放送終了後のTwitterでも「演技うまいもんなー」「元AKB48の中で一番、実は演技うまい?」「48グループで川栄の演技が一番すき」「川栄は意外と演技上手い」など、その演技力を評価する声が多数ツイートされており、“OAを見ての改善”が今後反映されていけばさらにその評価が上がることは想像に難くない。この秋には人気コミックの実写化作品『亜人』の公開や、来年には「ジャニーズWEST」小瀧望、黒島結菜らと共演する『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』が控える川栄さん。今後の彼女の成長ぶりに期待が高まる。(笠緒)
2017年05月06日菅田将暉と『息もできない』の監督・主演ヤン・イクチュンをW主演に迎え、寺山修司が唯一遺した傑作長編小説を映画化する『あゝ、荒野』。2部作となる本作の公開日が、前篇10月7日(土)、後篇10月21日(土)に決定。併せて、生前の寺山氏とも親交があった世界的写真家・森山大道の撮り下ろしによるイメージビジュアルが初解禁となった。かつて母に捨てられた新次は兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において、演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が、“心の荒野”を見つめた傑作小説を、『二重生活』で高い評価を得た岸善幸が監督を務め、映画化。主演作『帝一の國』の公開を控え、アーティストとしても多岐に渡り活躍する若手実力派俳優の筆頭格・菅田さんと、韓国映画『息もできない』で世界各国の映画賞を総なめした名優ヤンさんのW主演に、彼らの人生を一転させるキーマンで、ボクシングジムのトレーナー通称“片目”こと堀口役をユースケ・サンタマリア、ヒロイン・芳子役をオーディションで抜擢された演劇界で注目を集める木下あかり、新次の宿命のライバル裕二役を山田裕貴、新次の母親・京子役を木村多江が務めるほか、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也ら個性豊かな俳優陣が集結。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーとして描き出す。今回解禁となったのは、長らく絶版となっていた寺山氏の名エッセイ集「スポーツ版 裏町人生」をイメージし、自身がプリントした写真集を出版するなど、生前から寺山氏と親交のあった世界的写真家・森山大道が手掛けたビジュアル。菅田さんとヤンの2人をディープな新宿の街で撮り下ろした貴重な1枚を使用しており、アートディレクターは森山作品には欠かすことの出来ない存在である町口覚が担当。“寺山修司の世界”が森山、町口両氏の手によって新たな作品として蘇っている。「寺山修司さんが、フイと何処かへ行ってしまってからもう30余年。でも名作小説『あゝ、荒野』を中立ちとして、寺山さんとぼくのお付き合いはまだ続いている。写真集で、本で、ステージのポスター撮影で。そして、いまふたたびの『あゝ、荒野』。スクリーンで戦う新宿新次とバリカン建二、すこぶる健在でカッコイイ!」と、森山さんは映画として再構築された本作にアツいコメントを寄せている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月26日『スウィート ヒアアフター』(’97)などの名匠アトム・エゴヤン監督と、『人生はビギナーズ』(’10)で史上最高齢アカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマー主演の『手紙は憶えている』のBlu-rayとDVDが、2017年5月3日(水)に発売が決まった。同作は一通の手紙を頼りに、70年前に家族を殺したナチスを探す復讐の旅へ出ることになったゼヴが主人公。認知症の瀬戸際にいる彼が、目覚める度に失う記憶をたぐり寄せ、それでも歩を進めていく復讐劇は、予想をはるかに超えた驚愕の結末へと向かっていく。やがて明らかになる衝撃の顛末が、劇場公開時にも話題を集めた一級のサスペンス作品だ。Blu-ray&DVDの映像特典には、日本版予告編を収録する予定のほか、初回限定特典として、特製リーフレットも封入する予定。作品の理解を深める、特製リーフレットは必読だ。また同作で脚本家デビューを果たしたベンジャミン・オーガストは、これまでのホロコーストを題材にした映画とはまったく異なるアプローチで同作の物語を作り上げ、自身でも脚本を書くアトム・エゴヤン監督をして、「完膚なきまでに独創的なストーリー」と言わしめた同作。名匠アトム・エゴヤン監督が仕掛ける至極のサスペンス映画を堪能してみて。『手紙は憶えている』Blu-ray&DVDは5月3日(水)より発売。※同日レンタル開始(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日女優・モデルとして活動し、いま人気急上昇中の内田理央が、来年1月放送の小雪主演ドラマ「大貧乏」に出演することが決定。本作で内田さんは、自身初のヤンママ役に挑戦するという。小雪さんと伊藤淳史の凸凹コンビがお届けする新日9ドラマ「大貧乏」は、“お金”と“愛”をテーマにした完全オリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザーが、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇だ。暴れん坊な息子とお転婆盛りの娘を抱え、慌ただしい日々を送る小雪さん演じる主人公・七草ゆず子は、ただでさえ忙しいのに、勤めていた会社が倒産、しかもその倒産の裏には秘密があり、気付けばその秘密をあばく立場に巻き込まれ…さらに、願ってもいない新たな恋まで訪れてんやわんや!そんな状況に追い込まれながらも、愛しい子どもたちとの生活を守るため、悩みながらも前進していく逞しい“母”の姿を描くハートフルドラマとなっている。すでに、2人のほかにも成田凌、神山智洋(ジャニーズWEST)、滝藤賢一、奥田瑛二らの出演が発表されているが、今回また新たに内田さんの出演が決定。先日出演した「逃げるは恥だが役に立つ」では、“ポジティブモンスター”としてひと嵐巻き起こす役どころを演じ話題を集めたが、今回彼女が挑戦するのは若くして3人の子どもを持つヤンママ櫻沢まりえ(26歳)。ゆず子のママ友であり、唯一本音を話せる親友。しっかり者で本音をはっきりと言う性格、またヤンキー上がりのためか肝が据わっており、ゆず子と一回り離れているが、年の差は微塵も感じさせない。それぞれ長男を産んだときに同室だったことがきっかけで仲良くなり、以来何かあれば遠慮なく助け合い、お互いの2人目、3人目出産の際は獅子奮迅の働きを見せるなど、もはや戦友とも言える間柄だ。内田さんは今回の役柄について、「自分との共通点が少ない役だなと思いましたが、でも逆にそれが楽しそうでワクワクしました!」と語り、「髪型も茶髪だったり、服装もダボっとしていたり、しゃべり口調もたまにやんちゃ感が出ていたり、どんな風に演じたらいいんだろうと考えるのが楽しいです」とコメント。小雪さん演じるゆず子とは“親友”役ということだが、今回が小雪さんとの共演は初めて。「お会いする前はクールビューティーなイメージがありましたが、撮影初日にすごく緊張していた私に優しく話しかけて下さり、子どもたちとの接し方も慣れていらして、とても素敵な女性だなと感じました」と印象を語った。そして「子どもたちへの愛情がたくさん詰まった作品なので、私も日々撮影しながら改めて母へのありがたみを感じています。楽しんでご覧いただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。「大貧乏」は2017年1月8日より毎週日曜21時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2016年12月17日上海市在住のメディアアーティストであるルー・ヤン(陸揚)にフォーカスした「ポート・ジャーニー・プロジェクト 横浜 上海 ルー・ヤン展」が、11月18日まで横浜の象の鼻テラスにて開催中だ。同展は、横浜市と上海の関係構築の一環として開催されるもの。横浜市と上海は姉妹都市であり、横浜港と上海は姉妹港関係にあることから、文化・産業ともにつながりの深いといえる両者は、15年より本格的に世界のクリエイティブな港町をつなぐ「ポート・ジャーニー・プロジェクト」を通じて関係構築を目指してきた。今回はそのプロジェクトの初回展示として、上海市在住のメディアアーティストであるルー・ヤンを紹介。破壊力の溢れたアイコン(彼女自身)や、それらを多用するアニメやビジュアルを詰め込んだ過度なまでのポップな表現の中にスピリチュアリティや自然への愛着を散りばめ、人間の力の及ばない世界をさらりと描くルー・ヤン世界に触れられる機会となっている。【イベント情報】ポート・ジャーニー・プロジェクト 横浜 -上海 ルー・ヤン展「上海人在横浜」会場:象の鼻テラス住所:神奈川県横浜市中区海岸通1会期:11月11日~18日
2016年11月16日子どもは同い年でも、ママたちの年齢はバラバラ。ジェネレーションギャップを感じてしまい、なかなか若いママと良い関係を築けないという人も多いのでは。けれども子供同士は仲の良い友達関係を築いていると、ママ同士の仲は仲良くせざるを得ないケースも。どう付き合ったらよいのでしょうか。 ■良好な関係を築くにはどうしたらいい?若くして出産を経験したヤンママは「社会経験がない」「計画性がない」「若いときに遊んでいた」など、否定的な視線で見られがちです。しかし、あなたと同じように子育てに悩みを抱え子どもを育てていることに変わりはありません。ましてや、子どもの年齢が上だったり兄妹がすでにいる場合は「先輩ママ」にあたることもあるわけです。そして何より、わが子を愛する気持ちは同じ。ただ年齢が若いという理由で、後輩のように接せすることはせず、子育てを頑張っている仲間として接すれば良好な関係を築けるはずです。 ■あなたはヤンママからどう思われてる?30~40代で小さい子どもを育てているママは、学校を卒業後、ある程度キャリアを積んでから出産したことでしょう。年齢だけでなく、育ってきた環境が異なれば、仲良くなれないママがいても不思議ではありません。しかし「若い」というだけで偏見を持つのは良いのでしょうか。実際にヤンママたちにアラフォーママに対する意見を聞いたところ、次のような意見が聞かれました。 「児童館で初対面のママに露骨に避けられたのが悲しかった。何も悪いことをしていないのに…」(20歳・1歳児のママ) 「若いというだけで、保育園でも意見を聞いてもらえないことがある。同じ立場のはずなのに納得できない」(19歳・2歳児のママ) 「10代で子どもを産んだだけでバカにされるのがつらい。子どもはすごくおとなしいのに、私が若いだけで子どもまで問題児扱いされることがある」(22歳・4歳児のママ)ヤンママたちは年齢に関係なく、同じ子を持つママとして接したいと考えているようです。しかし、一方的に拒絶されてしまうので、自分たちも関わりを避けるようになってしまったといいます。■ママ歴に実年齢は関係ない!今回の取材で若いママたちと話してみると、非常にフレンドリーな人が多いと感じました。会話の中に若者らしい言葉が多く、テンションも高いので、同世代のママたちとの違いを感じたのは事実です。しかし、どのママも子育てに一生懸命でこちらの取材にも快く話しをしてくれました。年上のママたちが「ヤンママは攻撃的だと思うことがある」という意見をぶつけたところ、「いつも下に見られるので、相手になめられないようにしているのかもしれない」という意見も。 また、仲良しグループにヤンママがいるという38歳のママに話を聞いたところ、「たしかに見た目は派手だけど、とても仲間意識が強いので困ったときにはすぐに助けてくれた」とのこと。 お互いに同じママとして対等に接することができれば、これほど心強いママ友はいないかもしれませんね。ママ同士の付き合いでトラブルが起きた時は、相手を責めるだけではなく、自分自身の言動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
2016年09月07日コリン・ファース主演『デビルズ・ノット』やライアン・ゴズリング主演『白い沈黙』などで知られる名匠アトム・エゴヤン監督が、『人生はビギナーズ』で史上最高齢でのアカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマーを主演に迎えて描く『REMEMBER』が、『手紙は憶えている』とのタイトルで日本公開が決定。あわせてポスタービジュアルも解禁となった。最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴは、それすら覚えていられないほど、もの忘れがひどくなっていた。ある日、彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。「覚えているか?ルース亡き後、誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい」。実は、2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。その兵士は身分を偽り、いまなお生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙とかすかな記憶だけを頼りに旅立つ。だが、彼を待ち受けていたのは、人生を覆すほどの衝撃の真実だった――。現代を舞台に、ナチスに家族を殺された年老いた男の復讐の旅が、次々に新事実を浮かび上がらせ、謎が謎を呼ぶヒューマンサスペンスとなる本作。無名の新人脚本家ベンジャミン・オーガストが書き下ろした恐ろしいほど独創的なシナリオに、心を奪われたアカデミー賞キャスト&スタッフが集結。第二次世界大戦やホロコーストを題材にした作品は数多いが、それらとは一線を画す衝撃作が完成した。監督を務めるのは、『スウィート ヒアアフター』(‘97)や『白い沈黙』(‘14)ほか、数々の映画賞に輝いてきた名匠アトム・エゴヤン。復讐の旅に向かう90歳の主人公ゼヴを演じるのは、ユアン・マクレガー主演『人生はビギナーズ』のゲイのパパ役でアカデミー賞に輝いたクリストファー・プラマー。同じく『エド・ウッド』のオスカー俳優マーティン・ランドーや、『ヒトラー ~最期の12日間~』、『リスボンに誘われて』のブルーノ・ガンツといった、ベテランの“おじいちゃん”名優たちが顔を揃える。このたび解禁されたポスタービジュアルは、4人の容疑者の居場所とみられる地図を背景に、主人公のゼヴが手紙を手に佇んでいるもの。ナチスに家族を殺された年老いた男は、果たしてどんな復讐の旅を辿るのか?驚愕のラスト5分に全てが覆る、上質なヒューマン・サスペンスを期待させるポスタービジュアルとなっている。『手紙は憶えている』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月18日中国のドラマの女王ヤン・ミーと、アジアの若手スターを代表する元「EXO」のルハンが共演する『見えない目撃者』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。3年前の事故で弟と自身の視覚を失った元警察官候補生のルー・シャオシン(ヤン・ミー)は、乗っていたタクシーが何かにぶつかった衝撃を感じる。タクシーは逃げ去り、彼女はひき逃げ事件であると警察に証言する。最初は、目の見えない証言を相手にしなかった警察も、この事件と世間を騒がせている女子大生失踪事件が関連していることをつかみ、捜査を開始する。さらに、この事件を偶然にも目撃した若者リン・チョン(ルハン)が新たな証言者として加わり、警察が徐々に犯人へと迫る一方、二人の目撃者は犯人に狙われるようになる…。韓国でR18指定ながらも236万人もの観客動員を記録した映画『ブラインド』(’11)の監督アン・サンフンが再びメガホンをとり、リメイクした本作。オリジナルの物語構成を全体的に見直し、登場人物の関係や動き、心理描写に重きを置くなど、さらなるエッセンスを加え、昨年10月に中国で公開されるやいなや、興行収入43億の大ヒットとなった。主演には「宮 パレス~時をかける宮女~」などドラマを中心に活躍する中国のトップスターのヤン・ミーと、マット・デイモン主演で贈る巨匠チャン・イーモウ監督最新作『長城』(「The Great Wall(原題)」)の公開も控えるルハンが抜擢され、ひき逃げ事件に遭遇した盲目の女性・ルーと、それを目撃した青年・リンを好演している。そのほか『オルドス警察日記』で第26回東京国際映画祭最優秀男優賞を受賞したワン・ジンチュン、『二重生活』のチュー・ヤーウェンら演技派俳優が脇を固め、命を狙われる2人の目撃者、事件の核心に迫る刑事、追いつめられていく猟奇的犯人たちをドラマティックに演じている。今回解禁された予告編は、ある引き逃げ事件を「目撃」した主人公2人が、交錯する証言をきっかけに、「女子大生連続失踪事件」に隠された戦慄の事実へと迫っていく。その一方、犯人に命を狙われ、事件に巻き込まれていく二人の様子が、緊張感あふれる映像で展開されている。聴こえた真実とは一体何なのか、本編への期待が高まる手に汗握るそんな映像となっている。さらに今回同時に解禁されたポスタービジュアルは、不穏な表情の主人公たちをメインに、中央には、雨の中道路に倒れる人を見つめる男の姿が写し出されている。二人の先に映るものとは一体…。また「一つの事件に交錯する二つの証言」というコピーが映画の予想を掻き立てるようだ。『見えない目撃者』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月10日