スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムが初共演した話題作『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』が7月19日(金)より全国公開されることが決定。予告編が解禁された。1969年、アメリカ。ケネディ大統領が宣言した<人類初の月面着陸を成功させる国家的宇宙プロジェクト=アポロ計画>がスタートして8年。人類の大きな夢は未だ成功ならず、米ソ宇宙開発競争で後れを取る中、失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れ、予算は膨らむ一方。この悲惨な状況をなんとかしようと、ニクソン大統領に仕える政府関係者モー(ウディ・ハレルソン)を通してNASAに雇われたのは、PRマーケティングのプロ、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)。このプロジェクトを全世界にアピールするためなら手段を選ばないケリーは、アポロ11号の宇宙飛行士たちを「ビートルズ以上に有名にする!」と意気込み、月面着陸に携わるNASAスタッフにそっくりな役者たちをテレビやメディアに登場させ、“偽”のイメージ戦略を仕掛けていく。そんな彼女に対し、実直で真面目なNASAの発射責任者コール(チャニング・テイタム)は反発するが、やり手のケリーは聞く耳を持たず、コールの代役まで雇ってしまう始末。しかし、ケリーの見事なPR作戦により、月面着陸は全世界注目の話題に。そんな時、モーからケリーに「月面着陸のフェイク映像を撮影する!」という衝撃的なミッションが告げられる。月面着陸のフェイク映像を撮影するという超極秘プロジェクト。早速ケリーはアームストロング船長の代役や撮影監督を雇い、厳戒態勢の中、NASAのケネディ宇宙センター内部に作られたフェイク映像の撮影準備を進めるが…。月面着陸55周年を機に、もう一つの<月面着陸>にまつわる舞台裏を完全オリジナル脚本でユーモラスかつスタイリッシュに描いたエンターテインメント。“争奪戦になるほどの脚本”に、豪華キャストの参加が続々とニュースになっていた本作。その美貌と巧みな話術でNASAや世界中の人々を軽快に欺いていくPRのプロ、ケリー役にはスカーレット・ヨハンソン。本作ではプロデューサーとしても名を連ねている。ケリーと敵対する実直なNASAの発射責任者コール役にはチャニング・テイタム。この2人の初競演に加え、重要なキーパーソンとなるのがモー役のウディ・ハレルソン。ニクソン大統領の側近として超極秘ミッションを企てる男という一見シリアスなキャラクターだが、彼が演じることで奇抜かつ憎めないベテランならではの演技を披露している。監督は『フリー・ガイ』のプロデューサーのグレッグ・バーランティが務める。解禁された予告編では、仲間の月面着陸成功を信じて猛反対するコールと、偽の月面着陸制作に邁進するケリー、対立する2人が直面するトラブルやアクシデントが捉えられ、アポロ11号発射のカウントダウンが迫っていく様子が切り取られている。『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月09日ソーラ・バーチ×スカーレット・ヨハンソン主演映画『ゴーストワールド』の全場面写真が公開された。2001年、当時は新しい低体温系青春映画として大ヒットを記録した本作は、ドキュメンタリーに定評のあるテリー・ツワイゴフによる初の長編フィクション。アメリカで「ティーンエイジャーのバイブル」として高い人気を誇ったダニエル・クロウズの同名グラフィック・ノベルが原作だ。主演は『アメリカン・ビューティー』での演技が絶賛されたソーラ・バーチと、いまやハリウッドを代表するスター俳優として躍進を遂げたスカーレット・ヨハンソン。撮影当時、ソーラは17歳、スカーレットは15歳。すぐに意気投合したという2人の等身大の瑞々しい演技を収めた貴重なフィルムでもある。そんな本作が、リマスターによって甦った。名作の圧倒的な精細さと色味、22年の月日を思わせぬファッションのビビッド感。ソーラとスカーレットのあどけない姿、漫画家・尾田栄一郎が「ONE PIECE」でサンジのモデルにしたと公言したスティーヴ・ブシェミ、デイヴ・シェリダンのヌンチャク男、薄っすらと写る亡きブラッド・レンフロほか、盛りだくさんな場面写真となっている。『ゴーストワールド』は11月23日(木・祝)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月14日ウェス・アンダーソン監督最高傑作との呼び声も高い『アステロイド・シティ』より、スカーレット・ヨハンソン演じる映画スター、ミッジ・キャンベルのモチーフとなった2人の女優について、ウェス監督とスカーレットが語るコメントがシネマカフェに到着した。ウェス・アンダーソン監督が明かす、“ミッジ・キャンベル”の正体本作の主人公オーギー・スティーンベック(ジェイソン・シュワルツマン)と“アステロイド・シティ”で出会う映画スター、ミッジ・キャンベル。先日解禁された本編映像<YouDidn’tAskPermission>では、“アステロイド・シティ”のダイナーでパンケーキをほおばるミッジを思わず写真に収めてしまうオーギーの姿があった。マリリン・モンローは、スターの地位に上り詰めてもなお、アクターズ・スタジオの門をたたき、トレーニングを続けていたという。メソッド演技法の確立者であり、アクターズ・スタジオの芸術監督や運営責任者を歴任したリー・ストラスバーグが「何百人もの役者を育ててきたけど、特別だったのはマーロン・ブランドとマリリン・モンローだけ」と語るほど、彼女は才能と情熱にあふれていた。大きなサングラスでも隠せないオーラや存在感があるミッジ。脚本を書いたウェス監督は、“マリリン・モンロー”をモチーフにミッジをつくりあげていた。「彼女は映画スターでありながら、優れた舞台俳優のようになることをめざしていた。モンローのアクターズ・スタジオとの関係は、アクターズ・スタジオを象徴する一部となった」と語る。スカレーット演じるミッジは、コメディ女優としての才能があふれている一方で、自身は役者として薬物に溺れて死ぬような、真逆の役を演じたいと思っていた。その願いに向かって、モーテルで台本を片手に練習する姿が本編でよく登場する。スターダムを駆け上がってもなおさらなる高みを目指す姿勢はマリリン・モンローとも重なる。さらにウェス監督は、マリリン・モンローの最後の出演作『荒馬と女』について、「彼女が演じた役は観る者を西部へと連れ出してくれる。ニューヨーク市とのつながりや、グラマシー・パークの部屋もそうだけれど、同時に野生の馬の群れも想起させる」と称賛。マリリン・モンローをモチーフとしたミッジは、1950年代アメリカの“アステロイド・シティ”に連れ出してくれるだろう。スカーレット・ヨハンソンが“映画スター”を演じるうえでモチーフにした女優一方、ミッジ・キャンベルを演じたスカーレット。ウェス監督作品初出演となる彼女は、役作りをするうえで、ウェス監督と話し合いを重ねた。「監督とは往年のハリウッドスターについてあれこれ話し合いました。彼女がどんな人物で、どんなキャリアを歩んできたのか、アクターズ・スタジオ出身なのか、どんな声のする女優かなどとあれこれ考察したんです」と明かす。ウェス監督がマリリン・モンローをモチーフに書いたミッジだが、スカーレットは自身も好きな女優であるベティ・デイヴィスを参考に演じたという。「ベティ・デイヴィスはとてもいいキャリアを歩んできた女優だし、自分を肯定しているその存在感がとても良い。声も環太平洋アクセントなのが良い。そういうさまざまな要素を参考にしました」とスカーレット。このコメントに対して、ウェス監督はスカーレットの言及した「存在感」について、「ベティ・デイヴィスが意識的に確立したもの」だと話す。「ミッジは劇中でさまざまな顔を見せます。電車に乗っているときのミッジはその他のシーンのミッジと全然違う。ホテルのシーンでは、女優と彼女の演じる役の両方の顔を見せる。少しずつ表情を変えていくんです」と言及。スカーレットはミッジ・キャンベルという映画スターを「他人に見られているということについて常に自覚的で、自らを演出しているところがある」と分析している。これはウェス監督の語る、ベティ・デイヴィスの意識的に確立する存在感という分析とも通ずる。マリリン・モンロー、そしてベティ・デイヴィス。2人の女優をモチーフに練られたミッジ・キャンベルという映画スターを演じる、スカーレット・ヨハンソン。“女優”による“女優”の演技がウェス・アンダーソンの世界でどのように光るのか、注目だ。『アステロイド・シティ』はTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アステロイド・シティ 9月1日TOHO シネマズ シャンテ、渋谷 ホワイト シネクイントほか全国公開©2023 FOCUS FEATURES, LLC./©2022 Pop. 87 Productions LLC
2023年09月02日2001年に日本初公開された、ソーラ・バーチ&スカーレット・ヨハンソン主演映画『ゴーストワールド』(原題:GHOST WORLD)が、11月23日(木・祝)より22年ぶりの全国公開が決定した。1990年代アメリカ、都市郊外の名もなき町。幼なじみで親友のイーニド(ソーラ・バーチ)とレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)は、高校を卒業したものの、進路も決めず、あてもなく町をぶらついては面白いことを探して過ごしている。ある日2人は、モテないレコードマニアの中年男・シーモア(スティーブ・ブシェミ)に出会う。ダサくても独自の世界を持つシーモアに興味を持ったイーニドは、アウトサイダーとして生きる彼の理解者として交流を深め、奇妙な友情関係を築いていく。一方、アパートを借りるために地元のコーヒーショップに就職し、社会と折り合いをつけて自立しようとするレベッカ。同居生活を計画していた2人の間には次第に距離が生まれ…。当時、「ダメに生きる」というキャッチコピーが反響を呼び、新しい“低体温系”青春映画として大ヒットを記録した本作は、ドキュメンタリーに定評のあるテリー・ツワイゴフによる初の長編フィクション。アメリカで「ティーンエイジャーのバイブル」として高い人気を誇ったダニエル・クロウズの同名グラフィック・ノベルが原作となっている。撮影当時、ソーラは17歳、スカーレット15歳。本作は、すぐに意気投合したという2人の等身大の瑞々しい演技を収めた貴重なフィルムでもある。ほかにも、実力派バイプレイヤーのスティーヴ・ブシェミ、『ゴールデンボーイ』『BULLY ブリー』などで知られ、2008年に急逝したブラッド・レンフロが参加した。原作者であるダニエルは、ツワイゴフ監督と共同で脚本を執筆。2002年のアカデミー脚色賞をはじめ多くの賞にノミネートされ、高く評価された本作。近年では、「ユーフォリア/EUPHORIA」にも影響を与え、「時代を先取りしていた」(Los Angeles Magazine)と、再評価が進み、若い世代にも愛される作品となっている。『ゴーストワールド』は11月23日(木・祝)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月28日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、韓国ドラマ「医師ヨハン」を3月18日(土)ひる2:00から、毎週土曜日に2話連続で放送いたします。Ⓒ SBS 原作:久坂部 羊「神の手」(幻冬舎文庫)1.番組概要医師であり作家の久坂部羊の小説「神の手」が原作のヒューマンメディカルドラマ!本作が12年ぶりのメディカルドラマ出演となった人気俳優のチソンが、患者の痛みに寄り添うミステリアスな名医・ヨハンを好演。ヨハンから学び、感化されながら過去のトラウマを乗り越えて成長していく若手医師たちや、刑務所の医師と囚人という最悪の出会いながら、上司であるヨハンを医師として尊敬するうちに次第に惹かれていく、イ・セヨン演じるシヨンとのプラトニックな恋愛関係など、医療現場で働く若者たちの成長と葛藤が描かれる。■番組HP: ■番宣映像: ■画像クレジット:Ⓒ SBS原作:久坂部 羊「神の手」(幻冬舎文庫)※クレジットは2行での表記を優先いただきたく存じます。難しい場合は 「Ⓒ SBS 原作:久坂部 羊「神の手」(幻冬舎文庫)」と1行で表記をお願いいたします。医師ヨハンHP : 2.あらすじ事故に遭った父を救えなかったことで医師としての自信を失ったカン・シヨン(イ・セヨン)は、韓国を離れようとしていた。そんな時、知人の頼みで矯正医官としてアルバイトすることになったシヨンは、そこで囚人服を着たチャ・ヨハン(チソン)と出会う。医師だったヨハンは3年前に患者を安楽死させた罪で服役していたのだった。医師として天才的な腕を持つヨハンの指示によって患者を救ったシヨンは、再び医師の道を歩むことを決意する。ハンセ病院のペインクリニック科のレジデントとして復帰したシヨンは、出所後に教授として白衣をまとったヨハンとの再会を果たす。2人がさまざまな難病に立ち向かう中、ヨハンの前に検事のソン・ソッキ(イ・ギュヒョン)が現れる。Ⓒ SBS 原作:久坂部 羊「神の手」(幻冬舎文庫)Ⓒ SBS 原作:久坂部 羊「神の手」(幻冬舎文庫)Ⓒ SBS 原作:久坂部 羊「神の手」(幻冬舎文庫)3.放送スケジュール〈無料BS初放送〉3月18日(土)スタート毎週土曜日ひる2:00~4:002話連続放送(全16話/韓国語・日本語字幕)4.キャスト役名:キャストチャ・ヨハン:チソン「被告人」「キルミー・ヒールミー」カン・シヨン:イ・セヨン「花遊記」「ヴァンパイア探偵」ソン・ソッキ:イ・ギュヒョン「ハイバイ、ママ!」「刑務所のルールブック」イ・ユジュン:ファンヒ「アスダル年代記」「明日、キミと」5.スタッフ演出:チョ・スウォン「30だけど17です」「君を愛した時間~ワタシとカレの恋愛白書」キム・ヨンファン「恋するシャイニングスター〜気になる彼は星いくつ!?〜」脚本:キム・ジウン「ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~」「清潭洞アリス」原作:久坂部羊■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月15日『別れる決心』で主演を務めるパク・ヘイル、「ミスター・サンシャイン」『声/姿なき犯罪者』のピョン・ヨハン、ベテラン俳優のアン・ソンギらが豪華共演を果たし、本国で大ヒットした『ハンサンー龍の出現ー』が3月17日(金)より日本公開決定。日本版ポスタービジュアルが解禁となった。16世紀末、日本では天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、大陸の明国侵攻の足がかりとして朝鮮半島に出兵した文禄・慶長の役。その戦の中でも日本と朝鮮、両軍の大きな分岐点となった閑山(ハンサン)島海戦を映画化した本作。イ・スンシン(李舜臣)は朝鮮水軍の将軍として、豊臣軍から国を守り抜いた英雄。対する脇坂安治(わきざかやすはる)は秀吉に仕え、加藤清正らとともに「賤ヶ岳の七本槍」に名を連ねた武勇の持ち主。お互いの実力を認める武将たちが、自軍内の政治的な駆け引きに翻弄されながらも、ついに決戦のときを迎える――。イ・スンシンを演じるのは、パク・チャヌク監督最新作『別れる決心』主演でも注目を集めるパク・ヘイル。脇坂安治には、本作で第43回青龍映画賞と第58回大鍾賞映画祭で助演男優賞を受賞したピョン・ヨハン。さらに名優アン・ソンギ、日韓で絶大な人気を誇るアイドルグループ「2PM」のメンバーでもあるオク・テギョン、『エクストリーム・ジョブ』のコンミョンら多彩な実力派キャストが集結。『神弓-KAMIYUMI-』『バトル・オーシャン 海上決戦』のキム・ハンミン監督が熾烈な海上決戦を見事に作り上げ、第31回釜日映画賞では最優秀監督賞と美術・技術賞を受賞。韓国公開時のVIP試写会には、パク・ボゴムや「EXO」スホ、「2PM」チャンソンらが出席し大きな話題になった。今回、解禁となった日本版ポスタービジュアルでは、「義に死ぬか、不義に生きるか」というコピーとともに、壮絶な海上決戦を迎えたパク・ヘイル演じるイ・スンシンとピョン・ヨハン演じる脇坂安治、両軍の名将をとらえている。『ハンサンー龍の出現ー』は2023年3月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンサン ‐龍の出現‐ 2023年3月17日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
2022年12月20日『茲山魚譜 チャサンオボ』や日本映画『太陽は動かない』などで知られるピョン・ヨハン主演で、韓国の振り込め詐欺を初めて描き、オープニング成績1位の大ヒットを記録した映画『声/姿なき犯罪者』から、日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。ピョン・ヨハンが振り込め詐欺の被害にあった妻や同僚たちの苦しみを胸に抱き、30億ウォンを取り戻すために、詐欺グループに立ち向かう元刑事ソジュンを熱演、激しいアクションシーンにノースタントで挑んだ本作。巨大な詐欺組織の総責任者クァクを演じたのは、『悪人伝』でマ・ドンソク演じる組長と共闘し殺人鬼を追う刑事を演じ、「未成年裁判」や「グリッド」など配信ドラマでも活躍するキム・ムヨル。本作では極悪非道な犯罪者を怪演し、ソジュンら被害者を絶望の淵に陥れる。今回解禁となった予告編では、「目標額は180憶ウォン!」という声のもと、パソコンと電話が設置された机に向かって大勢の人が作業する部屋が映し出され、建設現場で働くソジュン(ピョン・ヨハン)の妻に「友人の弁護士キム・ヒョンスです」と名乗る電話が。「夫がケガを?」と驚き、スマホからお金を振り込む妻。すると詐欺組織の本拠地では“入金”の札があがり、「振り込め詐欺は“共感”が重要だ」と責任者クァク(キム・ムヨル)が力説する中、あっという間に詐欺が成功してしまう。全てを失ったソジュンは、妻や同じように騙された同僚たちの金を取り返すため、組織への潜入を決意。詐欺事件を追いかける刑事(キム・ヒウォン)らの驚きをよそに、元刑事だったソジュンは危険を顧みずどんどん組織の内部に入り込んでいく。「地獄を味わわせてやろう」と狂気をみせ、非情な詐欺を続けるクァクたちに、「殺す」と決意も固いソジュンはどう挑むのか。壮絶な復讐劇を予感させる内容になっている。実は、ピョン・ヨハンやキム・ムヨル、キム・ヒウォンも振り込め詐欺の手口に騙されそうになったことがあるという。ピョン・ヨハンは「本作のシナリオを読んで数日後、家族に僕のマネージャーの名前でお金を要求するようなメッセージが届いた」と明らかにし、身近なところに犯罪があることを実感、映画の中でもこうした犯罪を処断したかったと話した。そして、併せて解禁された日本版ポスターには、「その[声]は、全てを奪う。」というコピーとともに、対照的な表情のピョン・ヨハン、キム・ムヨルが配され、全てを奪われた男と全てを奪った男の2人がどう対決していくのか、期待が高まるビジュアルとなっている。監督らの念入りなリサーチと俳優たちの熱意が、世界中どこでも誰もがターゲットになりうる「振り込め詐欺犯罪の現実」を我々に突きつける本作に注目だ。『声/姿なき犯罪者』は10月7日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:声/姿なき犯罪者 2022年10月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開ⓒ 2021 CJ ENM Co., Ltd., SOOFILM ALL RIGHTS RESERVED
2022年08月18日近年深刻化する犯罪のひとつである振り込め詐欺を韓国で初めて描き、オープニング成績1位の大ヒットを記録したピョン・ヨハン主演のリアル犯罪アクション映画が、邦題『声/姿なき犯罪者』として、10月7日(金)より全国公開されることが決定した。本作は、振り込め詐欺の罠にかかり、大金を失ったソジュン(ピョン・ヨハン)が、奪われた金を取り返すため詐欺組織に潜入し、壮絶な復讐を下すスリルに満ちた犯罪アクション。韓国では2020年に日本の2.5倍にもなる振り込め詐欺被害があり、その手口もSNSやスマホアプリ、メッセンジャーを使うなど、想像を超えた巧妙な犯罪になりつつある。この日常に潜む振り込め詐欺を韓国で初めて映画化したのは、双子の兄弟キム・ソン&キム・ゴク監督。これまでに「T-ARA」ウンジョン主演のホラー『ホワイト:呪いのメロディー』、実写とストップ・モーションアニメを用いたブラックコメディ『ポドリ君の家族残酷史X 韓国の夜と霧』など、個性豊かな作品を手掛けてきたふたりは、本作を製作するにあたり、実際に詐欺犯罪を担当する知能犯罪捜査隊に徹底した事前取材を行い、最新の事件も参考にした。そして主人公ソジュンには、『茲山魚譜 チャサンオボ』で流刑の天才学者と友情を育む貧しい漁師役を演じ、藤原竜也&竹内涼真出演『太陽は動かない』では、産業スパイ役として日本人俳優たちと共演するなど、幅広い活躍を見せるピョン・ヨハン。本作では激しいアクションシーンをノースタントで挑み、製作スタッフと共演者を驚かせた。さらに対峙する詐欺組織の主犯を『悪人伝』のキム・ムヨル、犯人を追う刑事を『鬼手』のキム・ヒウォンが演じ、ほかにも『ただ悪より救いたまえ』のパク・ミョンフンや『サムジンカンパニー1995』のイ・ジュヨンら、実力派俳優たちが脇を固める。また監督のひとり、キム・ソン監督は「振り込め詐欺犯罪は社会的な問題になるほど悪質で現代的な犯罪」としたうえで「劇中のセリフのように“振り込め詐欺は悪質な犯罪であり、被害者たちは何も悪くない”ということを伝えたかった。振り込め詐欺はあまりにも精巧で緻密なのでだまされやすい犯罪。映画を観て振り込め詐欺犯罪の警戒心が伝わって少しでも詐欺犯罪が減ったら…という思いだった」とメッセージを寄せている。『声/姿なき犯罪者』は10月7日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月27日マーベル・スタジオが贈る新たなオリジナルドラマシリーズ「ホークアイ」より、“ブラック・ウィドウ”スカーレット・ヨハンソンと“ホークアイ”ジェレミー・レナーのコメントが到着した。2012年の『アベンジャーズ』からオリジナル・メンバーとしてチームを支えてきた“ホークアイ”ことクリント・バートンは、アイアンマンやキャプテン・アメリカのようなスーパーパワーこそ持たないが神級の弓技を武器に数々の戦いに挑んできたアベンジャーズ創設メンバーのひとりだ。そして、ホークアイ同様に特別なパワーを持たず、近接戦闘や冷静な状況判断でアベンジャーズ発足以前から、S.H.I.E.L.D.(国際平和維持組織)のエージェントとして互いに支えあってきた戦友“ブラック・ウィドウ”。彼女を演じるスカーレット・ヨハンソンは、ホークアイ(ジェレミー・レナー)の魅力を<ジェレミーがホークアイに吹き込んだ様々な性格>であると語っていた。『マイティ・ソー』以外のホークアイ出演4作品全てで共演経験のあるジェレミー・レナーについてスカーレットは「彼は、憂うつさや皮肉さ、そしてなるようになるさ的な態度をキャラクターに吹き込める俳優で、その部分がすごくよかった」と、ホークアイの皮肉屋で楽観的な性格はジェレミーが演じてこそのものだと絶賛し、そういった人間味溢れる性格がこのヒーローの魅力であると明かした。また、スカーレットは劇中での両者の関係性について「2人のキャラクターはお互いに愛情をもっていて、深く理解しあっている。多くの経験をし、命を救われたこともある。ほとんどの時間を共に過ごし戦友になった」と、ホークアイが愛情深く、メンバー思いであると語った。スカーレット・ヨハンソン (C) Getty Imagesそんなホークアイを演じるジェレミー・レナーは「彼が実際はスーパーヒーローではなく、とても高度な技術を持った人間だということが気に入り、それなら感情移入できるだろうと思った」と、普通の人間でありながらヒーローとして活動している点がむしろ“ホークアイらしさ”であると語っている。新ドラマシリーズ「ホークアイ」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で大切な戦友ナターシャを失いつつもサノスに勝利した後の物語。ホークアイは、来るクリスマスを家族と共に平和に過ごす予定だったが、自身の過去にかかわる大事件が起きてしまい、戦いに巻き込まれていくことになる。<アベンジャーズ>に入りたい若き弓の名手ケイト・ビショップなどの新たなキャラクターが現れる中、『ブラック・ウィドウ』でナターシャの“妹”として初登場したエレーナ(フローレンス・ピュー)が再び登場。エレーナといえば、姉妹喧嘩は絶えないが、なんだかんだで姉のことを慕っており、ナターシャと同じスパイ機関“レッドルーム”出身の最強の暗殺者。『ブラック・ウィドウ』の最後には謎の女ヴァレンティーナがホークアイの写真を持ち「これが次のターゲット」と意味深に語りかけるシーンがあり、本作で再登場するエレーナの動向が気になるところ。彼女は果たして敵か?味方か?そしてホークアイは事態を収束させ、無事家族の元に帰ることができるのか…?「ホークアイ」は11月24日(水)17時よりディズニープラスにて日米独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年11月15日第57回百想芸術大賞で大賞を受賞、第30回釜日映画賞で最優秀監督賞を受賞した韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』から、ソル・ギョング、ピョン・ヨハン、イ・ジュニク監督が撮影を振り返るメイキング映像が到着した。今回解禁となった映像では、イ・ジュニク監督と主演のソル・ギョング、ピョン・ヨハンの3人が、撮影時のエピソードを軽妙に語り合っている。撮影初日から台風の影響を受け、セットの建物の扉が飛ばされるなど過酷な撮影を強いられたという。ソル・ギョングは「大変でした」と振り返り、大雨の中の撮影時には「監督は誰とも目を合わせない。申し訳なくなるから」と、監督の苦労を気遣った。一方、台風のおかげで「(翌日は)波の打ち方が見事だった」と、監督は良い部分も語る。本作のためにエイのさばき方を学んだというピョン・ヨハンとイ・ジョンウンの演技にも「プロのよう」と監督は称賛。また、30キロものイシナギの模型を担ぎ歩いたピョン・ヨハンは「ある瞬間から記憶がない」と、その重さに驚いていたほど。撮影に準備した海洋生物については「原作の海洋生物はなるべく出したかった」と監督は明かす。過酷な撮影とは裏腹に、笑顔が耐えない現場を振り返る3人のトークは必見だ。『茲山魚譜-チャサンオボ-』は11月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茲山魚譜-チャサンオボ- 2021年11月19日よりシネマート新宿ほか全国にて公開ⓒ 2021 MegaboxJoongAng PLUS M & CINEWORLD. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年11月04日日曜日(現地時間)に、自身のライブで観客に向かって「私たちに子どもができました。ワクワクしています!」と妻スカーレット・ヨハンソンの妊娠を認めたコリン・ジョスト。それからわずか数日後、すでに第1子が誕生していることをインスタグラムで明らかにした。「オーケー、オーケー。赤ちゃんが生まれました。男の子で名前はコスモです。私たちは彼のことを愛しています。プライバシーの保護にご配慮をお願いします。お問い合わせはパブリシスト(マイケル・チェ)まで」と必要最小限の情報を提供。マイケルは「サタデー・ナイト・ライブ」に出演しているコリンの“同僚”コメディアンで、コリンが促すように彼のインスタアカウントに飛んでみると、プロフィールに「コスモのパブリシスト」との記載がある。この投稿をInstagramで見るColin Jost(@colinjost)がシェアした投稿コリンが添えた「ディズニーワールドに行きます」というタグも、現在スカーレットが主演作『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐってディズニーを訴えている最中であることを考えれば、実に皮肉だ。スカーレットの妊娠を認めてから誕生報告までの期間があまりに短すぎたことと、上記のジョークのような発表の仕方にファンは「えーと、ジョークなの?本当なの?」「報告の仕方がすごくカジュアル」とびっくり。しかし、スカーレットの代理人も「People」誌に男児の誕生が事実であると認めている。2人は2017年から交際を始め、2020年10月に結婚。スカーレットにはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズ・ドロシーちゃんをもうけた。コスモくんはスカーレットにとって第2子にあたる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年08月19日先月「Page Six」が、スカーレット・ヨハンソンが妊娠しており、出産間近だと報じた。これまで本人や代理人から正式な発表はされていなかったが、このたび夫のコリン・ジョストがお笑いのライブ中に「子供ができました。ワクワクしています!」と観客にスカーレットの妊娠を報告したという。同サイトが報じた。スカーレットの妊娠については、主演作『ブラック・ウィドウ』の公開を間近に控えながらイベントやインタビューのほとんどを欠席したことから、6月にすでにささやかれていた。オンラインでのプロモーション活動は行ったが、自身のお腹から上のみを映し、お腹のふくらみは見えていなかった。その後は『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐり、スカーレットがディズニーを訴えるという、妊娠報道がかすんでしまうような大きな“事件”もあった。出産後の復帰作はすでに決まっているとみられる。それは、先日報じられたウェス・アンダーソン監督の次回作(タイトル未定)だ。スカーレットはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズちゃんをもうけた。コリンとは2017年から3年交際したのち、2020年10月に結婚した。Photo by Emma McIntyre/Getty Images for Turner(Hiromi Kaku)
2021年08月18日スカーレット・ヨハンソンが、主演作『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐりディズニー側に「契約違反」があったとして、訴訟を起こしたという。「People」誌など複数メディアが報じた。『ブラック・ウィドウ』は当初2020年5月に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、幾度もの公開延期に見舞われた。最終的に、全米では今年7月9日に公開。劇場だけでなく、Disney+のプレミアアクセスでも同時配信した。スカーレット側はこれを「契約違反」と捉えているようだ。彼女は契約を結んでいたディズニーの子会社のマーベルから「劇場で独占公開」であることを保証され、劇場での興行成績に応じた出演料を得られるはずだったと主張している。Disney+で同時配信したことによって観客がこちらに流れ、関係者によればスカーレットは5000万ドル(約55億円)の損害を被ったという。スカーレットの弁護士は「ディズニーは『ブラック・ウィドウ』のような作品を直接Disney+で配信することで会員数を増やし、それによって同社の株価を上昇させようとしているのは明らかです。新型コロナウイルスを盾にして、もっともらしいことを言ってそうするのです」と批判。ディズニーの広報は、「この訴訟にはなんのメリットもありません」「新型コロナウイルスのパンデミックで世界が長期的、恐ろしい影響を受けていることを無情にも軽視するのは悲しく痛ましいものですね」とコメントしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年07月30日女優の米倉涼子が30日、都内で行われたマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』公開直前イベントに、声優の田村睦心とともに出席。スカーレット・ヨハンソンからのサプライズメッセージに感動し涙する場面があった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で衝撃の決断を下した美しき最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と秘密が描かれる本作。度重なる公開延期を乗り越え、マーベル・スタジオ映画において2年ぶりの作品公開となる。スカーレット・ヨハンソンが演じる美しき最強のスパイ、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフの吹替キャストを約10年間にわたり担当してきた米倉は、「『エンドゲーム』から2年、本当は去年公開する予定でしたが私も首を長くして待っていました。やっとやっと公開が決まりました!」と喜び、「去年の3月くらいに吹き替え終わっていましたから、早く見たいという思いと、早く見ていただきたいという思いを感じていました。イベントもやれないということが何回もあった。今回この場所に立てて本当にうれしく思っています」と笑顔を見せた。そして、本作について、「アベンジャーズらしい、マーベル作品らしいアクションがあり、壮大な映画になっていますが、心に響く映画。女性が主役で、女性の戦い。男の人が強くて戦うのとはちょっと違う映画になっていると思います」と紹介。「家族愛に執着しているお話で、そこに注目していただきたい。あとはアクション。ビュンビュン飛んでますから」と見どころをアピールした。また、初めてブラック・ウィドウを演じたときのことも「大変でした」と振り返りつつ、「ブラック・ウィドウの集大成ということで心を引き締めて挑まさせていただきました」と本作に挑んだ思いを告白。「私は全然戦ってないですけど、ものすごい戦った気分になっている。思い入れの強い作品になりました。今回こうやってまた彼女にお会いすることができてうれしく思っています」と感慨深げに話した。イベントでは、本国でブラック・ウィドウ役を演じてきたスカーレット・ヨハンソンと、その“妹”エレーナ役のフローレンス・ピューからのメッセージVTRも上映。スカーレット・ヨハンソンの「涼子! ブラック・ウィドウを9年間も応援してくれてありがとう。またお会いしましょう」というメッセージに、米倉は「感動で立てません」と涙し、LAに行きたい」と再会を願った。『ブラック・ウィドウ』は、7月8日に映画館にて公開、7月9日にディズニープラスにてプレミア アクセス公開。
2021年06月30日まもなく公開となるディズニー&マーベル映画の『ブラック・ウィドウ』に主演しているスカーレット・ヨハンソンが、引き続きディズニーとタッグを組むという。ディズニーランドのアトラクション「タワー・オブ・テラー」が映画化され、スカーレットが主演&自身の製作会社「These Pictures」を通してプロデュースを担当することになったと「Collider」が報じた。現時点でほかに分かっているのは、『トイ・ストーリー4』の監督ジョシュ・クーリーが脚本を執筆するということ。監督については明らかになっていない。「タワー・オブ・テラー」は、米フロリダ州のディズニー・ハリウッド・スタジオ、米カリフォルニア州のディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー、仏パリのウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク、そして日本の東京ディズニーシーにあるホラーアトラクション。1997年にスティーヴ・グッテンバーグ&キルスティン・ダンスト主演でテレビ映画化されたことがある。また、今回の実写映画化については2015年に一度報じられており、当時は『チャーリーとチョコレート工場』のジョン・オーガストが脚本を担当すると伝えられていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年06月24日スカーレット・ヨハンソンが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で衝撃の決断を下した最強のスパイを演じる『ブラック・ウィドウ』。これまでのシリーズでブラック・ウィドウは冷静でクールな姿が印象的だったが、本作ではいままで以上に彼女のトラウマや葛藤など心の“内面”を繊細に描く物語にしたいと製作陣は考えていた。そこで白羽の矢が立ったのが、“女性の心情”を描くことに長けたケイト・ショートランド監督。ヨハンソンは監督の才能に惚れ込み、「ケイト・ショートランド監督は“女性の美しさと醜さ”を丁寧に表現できる素晴らしい才能があります。彼女と一緒にナターシャの知られざる一面を深く掘り下げることができて本当に素晴らしい機会に恵まれたと思います」と絶賛しており、ハリウッドの才能に溢れた女優と実力派監督のタッグが実現している。マーベル・スタジオ最新作となる本作の監督に大抜擢されたケイト・ショートランド監督はオーストラリア出身。2004年に初の長編映画『15歳のダイアリー』で監督デビューすると、その年のオーストラリア映画協会賞で各賞を総なめに。長編2作目の『さよなら、アドルフ』ではアカデミー賞外国語映画賞にオーストラリア代表作品として選出されたほか、オーストラリアをはじめとする各国で多数の賞に輝き、ハリウッドの次世代を担う存在に。そんなショートランド監督の作品は全て女性が主役であり、その心情を繊細に表現できることが高く評価されている。『15歳のダイアリー』では孤独を抱える15歳の少女ハイジの危うい“心の揺らぎ”を描き、『さよなら、アドルフ』では第二次世界大戦終戦直後のドイツを舞台に、ナチ高官の娘ローレが残酷な現実の中で真実を知っていくときの“心の葛藤”を描いた。そして、続く『ベルリン・シンドローム』では監禁されてしまう女性クレアの恐怖と極限状態における“心情の変化”を描写し、どの作品でも女性の内面を深く掘り下げた心理描写が特徴的だ。本作では、『エンドゲーム』で衝撃の決断に至ったブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの過去を描き、彼女の内面を深く掘り下げる必要があったが、実はスカーレット・ヨハンソンがショートランド監督の作品に惚れ込み、数多くの監督候補の中からショートランド監督を抜擢した。ヨハンソンは監督の才能について、「私たちの女性リーダーであるケイト・ショートランド監督は、女性の美しさと醜さを描くことを恐れていません。この作品はケイトなしでここまでのことが出来たとは到底思えないですね。彼女は素晴らしいアーティストで、驚異的なリーダーで、美しい魂の持ち主。この映画を観れば、そのすべてがにじみ出ていることが分かるはずです」と絶賛を贈る。さらにショートランド監督も、本作で初めてブラック・ウィドウの過去が明らかになることについて「私たちはブラック・ウィドウについてファンが今まで全く知らない部分を探求しています。これまで一度も決して見たことがないような一面が描かれているはずです」と自信を見せている。ブラック・ウィドウは1人の女性としてどのような過去を生きてきたのか?『エンドゲーム』での衝撃の決断をした理由とは?そして、アベンジャーズを家族と呼んだブラック・ウィドウがかつて大切にしていた“家族”とは?ケイト・ショートランドが手掛けるブラック・ウィドウが背負い続けてきた過去が明らかになる本作に、期待が高まるばかりだ。『ブラック・ウィドウ』は7月8日(木)映画館 and 7月9日(金)ディズニープラス プレミアアクセス公開。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年06月21日作曲家ヨハン・ヨハンソンの初長編監督作品であり、遺作となった映画『最後にして最初の人類』(原題:Last and First Men)の日本公開が決定。ティザービジュアルと予告編も到着した。ヨハンソン監督は、クラシックと電子音を融合させた音楽スタイルで知られ、映画をはじめ舞台・コンテンポラリーダンスなど幅広いジャンルで活躍した作曲家。アカデミー賞(主演男優賞)に輝いた『博士と彼女のセオリー』でゴールデングローブ賞作曲賞を受賞、『メッセージ』でも同賞にノミネートされたことも。しかし、キャリア絶頂期にあった2018年2月9日、48歳でこの世を去ってしまった。今回公開されることが決定した本作は、シネマ・コンサートの形式で生上演されていたものがベース。ヨハンソンが監督した16mmフィルムの映像をスクリーンに投影し、『ナルニア国物語』シリーズや『フィクサー』のティルダ・スウィントンが朗読を加え、ヨハンソンによるスコアをオーケストラが生演奏するというスタイルで、亡くなった後、これを16mmフィルムの撮影監督を務めたシュトゥルラ・ブラント・グロヴレンを中心としたスタッフが、1本の映画として構成。英国の哲学者で作家のオラフ・ステープルドンの同名小説(1930/邦訳は絶版)を原作とした本作は、昨年2月のベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映もされている。そして、公開決定と同時に到着したビジュアルは、旧ユーゴスラビアに点在する「スポメニック」と呼ばれる巨大な戦争記念碑が目を引く。映像にもそんなモニュメントが登場し、“最後の人類”から人類滅亡の危機が迫っていることを知らせるナレーションが収録されている。『最後にして最初の人類』は7月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最後にして最初の人類 2021年7月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開©2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
2021年03月25日スカーレット・ヨハンソンとコリン・ジョストが、先週末に結婚式を挙げたことが明らかになった。新型コロナ感染防止に配慮し、近親者や親しい友人を招いたこじんまりとした結婚式だったという。2人が支援しているチャリティー団体の「Meals on Wheels America」が、インスタグラムで発表した。「『Meals on Wheels America』をサポートすることで、この辛い時世に影響を受けている高齢者たちを助ける力になりたい」という思いから、同団体を通しての発表になったという。同団体は「ハッピーな2人のお祝いに、ぜひ寄付をご検討ください」と呼びかけている。結婚発表とともに投稿されたフェリーの写真には、英語圏の結婚式でお馴染みの「Just Married」(結婚しました)をジョストのファーストネームでもじった「Jost Married」(ジョストが結婚しました)というフレーズが添えられている。2人は2017年5月から交際を始め、2019年5月に婚約。コリンはハーバード大卒のインテリで、「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本家、コメディアン、俳優など幅広く活躍している。過去には大女優・スカーレットと交際することで、自分の存在が「『スカーレットの彼氏』で終わってしまうのは怖い」と素直な気持ちを語ったこともある。スカーレットはライアン・レイノルズ、ロマン・デュアリックとの結婚歴があり、今回が3度目の結婚。ロマンとは女児をもうけた。(Hiromi Kaku)
2020年10月30日4月20日(月)放送の日本テレビ「映画天国」では、スカーレット・ヨハンソン主演『真珠の耳飾りの少女』をオンエアする。幼少期から演技を学び『ロスト・イン・トランスレーション』で英国アカデミー賞主演女優賞を受賞したほか、同作と本作でゴールデングローブ賞にノミネートされるなど大きく注目され、その後は『アベンジャーズ』シリーズのナターシャ・ロマノフ=ブラック・ウィドウ役や、『LUCY/ルーシー』の薬物で超人的な能力を獲得した主人公を演じるなど、世界的な女優へと飛躍。ジャパニメーションの代表作ともいえる『攻殻機動隊』を実写化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』では原作の草薙素子に当たるミラ・キリアンを演じたのも記憶に新しいスカーレット・ヨハンソン。『ロスト・イン・トランスレーション』と並んで彼女の“出世作”ともいえる本作は、「牛乳を注ぐ女」「デルフトの眺望」など数々の写実的な名画で知られる天才画家フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」を題材とした物語。1665年、オランダ。天才画家フェルメールの家に使用人としてやってきた少女グリートは、その色彩的才能を見出され、やがて弟子として画家に想像力を与えるようになる。主人と使用人としての距離を保ちつつも、次第にお互いが本能で理解しあえる運命の相手だと気づく2人。だがそんな2人の関係に画家の妻は嫉妬し、狡猾な策略を巡らせるパトロンもその関係を許すはずはなく、少女は画家と芸術のためにその身を危険にさらすことになる…。共演には『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞に輝くコリン・ファース、『フル・モンティ』『キングコング:髑髏島の巨神』のトム・ウィルキンソンら。『ハンニバル・ライジング』などのピーター・ウェーバーがメガホンを取った。300年以上の時を超えたいまも愛され続ける名画を巡る愛の物語、『真珠の耳飾りの少女』は4月20日(月)25時59分~日本テレビ「映画天国」枠でオンエア。(笠緒)
2020年04月20日第二次世界大戦中のドイツを舞台に描くタイカ・ワイティティ監督作『ジョジョ・ラビット』から、ローマン・グリフィン・デイビスとスカーレット・ヨハンソンが演じる親子を映し出す本編映像が公開された。今回到着したのは、映画初出演のローマン演じるジョジョと、スカーレット演じる母親ロージーが、最強の力という“愛”について語る映像。第77回ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートも頷ける、堂々の演技を披露している。アドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)を空想上の友達にしてしまうくらい心酔し、「一番強いのはミサイルだ」「愛なんて見ても分からない」と反抗するジョジョだが、まだ靴紐すら自分で結べない若干10歳の少年。そんなジョジョに、強く美しく聡明な母ロージーは「愛は目に見えなくても分かるわ。感じるの、痛いの」と穏やかに伝えながら、靴紐をイタズラして応戦。苦境の戦時下にありながら、ユーモアを忘れない親子のやり取りに希望を感じる名シーンとなっている。「一目見た瞬間にピッタリだと思った」とワイティティ監督が一目惚れしたというローマン。ワイティティ監督は「デイビスは本当に素晴らしい。信じられないほど聡明で、感受性が強く、周りの役者にも気を遣う。いつも質問してきて、他の役者の芝居の意味をとらえ、それが自分にどう関係してくるかを理解しようとする。だから自分の芝居にどんな気持ちで向かえば良いかをよく分かっている。これは場数を踏んだ役者でないとできないことですが、10歳のデイビスがちゃんとそれを考えているのは本当に驚くべきこと」と大絶賛するように、今作では観る者全ての心を彼が鷲掴みにする。『ジョジョ・ラビット』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2019年12月18日女優のスカーレット・ヨハンソン(34)が、コメディ俳優のコリン・ジョスト(36)と婚約した。2017年に交際を開始した2人が結婚へ向けて一歩前進したことを、スカーレットの広報担当がエンターテイメント・ウィークリー誌に明かした。今年2月には、2人がすでに同棲しており、すでにウェディングプランについても話し合っていると報じられていた。関係者は当時、「スカーレットもコリンのことを愛していますし、長い付き合いをしていくつもりです。結婚の話もしていますし、お互いのことだけしか考えていません。コリンは彼女のことを溺愛していて、外出時には見せびらかすのが大好きみたいです」と語り、スカーレットの元夫ロマン・ドリアックとの娘ローズちゃんについては、「コリンはスカーレットの娘とも仲が良いんです。家族全員でも頻繁に出かけています」と続けた。一方で、2008年から2011年にかけてライアン・レイノルズと結婚していたスカーレットは2017年のインタビューで、「結婚っていう考えはロマンチックだと思うわ。美しいアイデアよ。そしてそれを実行することも美しいことだと思うわ」と発言していたものの、「一夫一婦制に囚われるのは自然じゃないと思うの」と自身の考えを明かしていた。(C)BANG Media International
2019年05月21日スカーレット・ヨハンソンが交際歴2年のコメディ俳優、コリン・ジョストと婚約した。パブリシストが「People」誌などに認めたという。「彼女は新たな誓いをする準備ができたようです。どちらも仕事に対して意欲と才能があり、お互いに尊敬しあっています。お似合いの2人です」と関係者は語っている。交際直後からすでにコリンはスカーレットとの結婚を意識していたようで、2017年12月、「Us Weekly」誌にコリンの友人が「彼はいろんな友達にスカーレットと結婚したいと言っています。彼女を連れ歩き、みんなに見てもらうのがうれしいみたいです」と語っていた。これまで2人が交際について細かく語ることはなかったものの、一緒にイベントに出席することもたびたびあり、直近では先月『アベンジャーズ/エンドゲーム』のプレミアで笑顔を見せた。スカーレットはライアン・レイノルズ、フランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックとの結婚・離婚歴があり、ロマンとは現在4歳になる娘ローズちゃんをもうけている。一方、コリンは初婚である。結婚式の日取りなどは決まっていない。(Hiromi Kaku)
2019年05月21日女優のスカーレット・ヨハンソン(34)が、人気番組『サタデー・ナイト・ライヴ(以下SNL)』の脚本を手がけ、キャストとして出演もしているコリン・ジョスト(36)と婚約した。代理人がAP通信の取材に対し事実と認めたという。2017年、ヨハンソンがSNLにゲスト出演した際に2人は出会い、その後間もなく交際に発展。ニューヨークでデートする様子が頻繁にキャッチされていた。ヨハンソンは2008年に俳優のライアン・レイノルズと結婚後、2011年に離婚。2014年にはフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックと結婚し、長女ドロシーを出産するも、2017年1月に破局。同年9月に離婚が成立している。その2カ月後には、ジョストと初めて公の場に登場し、交際を公表した。「スカーレットとコリンは互いに愛し合っていて、同じ趣味、同じユーモアセンスをシェアできる素晴らしい関係。スカーレットは本当に幸せそうですよ」と関係者はPEOPLE誌に語っている。現在4歳になる長女ローズちゃんとジョストの関係も良好だという。日取りや場所など、式の詳細は明かされていない。ヨハンソンにとっては三度目の結婚となる。
2019年05月20日「フォーブス」誌が毎年恒例の「世界で最も稼いだ女優ランキング」を発表し、スカーレット・ヨハンソンがトップを飾った。同リストは女優たちの2017年6月から2018年6月までの推定収入(税引き前)を集計し、ランキング化している。スカーレットの収入の多くは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の出演料が占めているという。2位のアンジェリーナ・ジョリーは『マレフィセント2』(原題)の出演料が大きいようだ。ジェニファー・アニストンは、飲料水の「smartwater」、スキンケア製品の「Aveeno」、航空会社の「エミレーツ航空」の広告塔としてのギャラの合計が高く、3位にランクイン。昨年1位だったエマ・ストーンは10位以内に入らなかった。先月、同誌が発表した「世界で最も稼いだセレブ100人」のリストにおいては、スカーレットは76位だったが、「セレブ」から「女優」に職種を絞ると1位に。2位のアンジー以降は、「世界で最も稼いだセレブ100人」のランキング圏外だった。■世界で最も稼いだ女優トップ51位スカーレット・ヨハンソン約45億円2位アンジェリーナ・ジョリー約31億円3位ジェニファー・アニストン約21億円4位ジェニファー・ローレンス約20億円5位リース・ウィザースプーン約18億円(Hiromi Kaku)
2018年08月17日全編日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメーション『犬ヶ島』が現在公開中。この度、スカーレット・ヨハンソン演じる美人犬ナツメグの登場によって、ブライアン・クランストン演じる野良犬チーフに恋の予感が訪れる本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。“ドッグ病”の大流行によって、犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年アタリと、5匹の個性的な犬たちの壮大な旅と冒険を描く本作。ボイスキャストには、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、日本人ボイスキャストとして「RADWIMPS」野田洋次郎、村上虹郎、夏木マリらも名を連ね、先日開催された第68回ベルリン国際映画祭では、銀熊賞(監督賞)を受賞した。今回シネマカフェがいち早く入手した映像には、ブライアン演じる根っからの野良犬気質で、5匹の中で最も闘争心に溢れたチーフが、スカーレット演じる美人犬のナツメグに出会うワンシーンが収録。水を飲んでいる途中、突然上からナツメグに話しかけられ動揺したチーフは、「フェリックスの女だな?」と以前デュークに聞かされたナツメグとほかの犬との熱愛のうわさを直撃。そのデリカシーのなさにカチンときたナツメグは、くしゃみをしてその場を去ろうとするが、チーフは「待ってくれ!」と引き留め、ナツメグとの会話を続けようと試みる様子も。ほかの4匹の犬といるときの荒々しい言葉遣いとは違い、今回のチーフはナツメグの顔色を伺う様子が垣間見え、まるで別人…別犬のよう。人間に一度も愛されたことがないという過去を持ち、人間やほかの犬たちに心を開くことがなかった、独立心の強い迷い犬チーフ。果たして、ナツメグとの恋の予感をきっかけに変化が訪れるのか…?そんなチーフとナツメグの関係性について、スカーレットは「彼女はチーフの中に生き残る強さを見つけたのだと思うわ。戦う精神とリーダーの資質をね」とコメント。犬ヶ島に住み着いていながら、美貌を維持しているナツメグの美の秘訣については、「古いコーヒー豆の缶に集めた生ゴミの灰を毛に塗っているのだと思うわ」と分析している。個性豊かなキャラクターたちが魅力的な本作は、彼らの大冒険はもちろん、チーフとナツメグの愛くるしい恋の行方にもぜひ注目して欲しい。『犬ヶ島』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年06月03日女優のスカーレット・ヨハンソン(33)が飛行機でトイレを開けられてしまったようだ。スカーレットは24日、『ジミー・キンメル・ライブ!』のゲームコーナーの中で、過去に飛行機でトイレの鍵をかけ忘れ、用を足していた際に男性乗客が入ってきてしまったというハプニングを明かした。スカーレット・ヨハンソン(C)BANG Media International「トイレを使っていたら、たぶんドアに鍵をかけ忘れたのね、たまにあるでしょ。かけたと思ったんだけど」「それでトイレットペーパーを取って、私のアソコが丸見えになっていたところで、男の人がドアを開けたの。彼は見下ろして『あ!』って言ってたから、私は『ドアを閉めなさいよ!』って叫んだの」とその状況を説明した。しかし、その叫び声を聞いた乗客らの間を縫って自分の席に戻るというさらに気まずい事態に陥ったそうで、「みんな『あぁ、今のはスカーレットだったんだ!』って感じだったわ」と続けた。そんなミスも犯してしまったスカーレットだが、マーベル作品のブラック・ウィドウ役のおかげで4歳の娘ローズちゃんにとって自分はスーパーヒーローでしかないそうで、「うちの娘に私の仕事を尋ねたらあの子は『ママはスーパーヒーロー』って言うわ。この前なんて『インフィニティ・ウォー』の撮影の合間かなんかにオフィスに行って、映画とは全然関係ないことをしていた後、『じゃあ、ママは仕事行くからね』って言ったら娘は『誰と戦うの?』って聞いてきたのよ」「あの子は私が誰かと戦うことを生業にしていると思ってるみたい。制服を必要とする仕事ってあるでしょ、私の場合は合皮のユニタードなのよ」と先日語っていた。(C)BANG Media International
2018年04月28日『博士と彼女のセオリー』でゴールデン・グローブ賞作曲賞を受賞したヨハン・ヨハンソンが9日(現地時間)、ベルリンの自宅アパートで亡くなっているのが発見された。死因は14日現在、明らかにされていない。48歳という若さでこの世を去ったヨハンソンはアイスランド出身。クラシックと電子音楽を合わせたサウンドで知られ、最近は『メッセージ』(16)、『マザー!』(17)などを手がけた。ヨハンソンは『プリズナーズ』(13)、『ボーダーライン』(15)、『メッセージ』でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と組み、『ボーダーライン』ではアカデミー賞作曲賞候補になった。タッグを組んだ監督から追悼の言葉が続々と…『博士と彼女のセオリー』(14)でもオスカーにノミネートされたが、同作のジェームズ・マーシュ監督は「打ちのめされています」「私は大切な友人を失いました。私たちは、彼が内に抱えていた美しい音楽を失ったのです。ヨハンは素晴らしく、そしてユニークなアーティストでした。彼の人柄はその音楽の中に生きています。思慮深く、知りたがりで、優しく、風変わりで、ときどき憂うつで、ときどき軽妙。そして何より、純粋なのです」と、映画サイト「IndieWire」にメールで追悼の言葉を寄せた。ヨハンソンが音楽を担当した『マザー!』のダーレン・アロノフスキー監督は「ヨハンは紳士でした。彼は音響や音楽に対して、全くユニークなアプローチをする素晴らしいコラボレーターでした。大変な喪失です」と突然の死を悼む声明を発表した。より良い作品づくりを第一に!“芸術家”としての姿勢実は『マザー!』ではヨハンソン作曲のスコアは使用されていないそうだ。同郷の作曲家で友人のオーラフル・アルナルズのツイートによると、ヨハンソンは1年かけて作曲したが、作品に音楽は必要ないと気づき、自らアロノフスキー監督に進言して楽曲を全て取り下げたという。同作にヨハンソンは、音楽と音響コンサルタントとしてクレジットされている。ヴィルヌーヴ監督の『ブレードランナー 2049』(17)にも参加したが、映画完成直前に降板が発表された。ヴィルヌーヴ監督はアル=アラビーヤ(アラビア語国際ニュース衛星放送)のインタビューで、2人で話し合ったうえで違う方向性を目指し、降板が決定したと明かしている。また『メッセージ』では、マックス・リヒター作曲の既存曲がクライマックスで使われていたためにアカデミー賞候補になれなかったが、リヒターの楽曲を残したヴィルヌーヴ監督の決断について、ヨハンソンは「とてもいい判断だと思う。全面的に支持する」と「slashfilm.com」のインタビューで語った。自分の手柄よりも、作品をより良いものにすることを第一に考える姿勢は真の芸術家のものだ。1月にサンダンス映画祭で上映されたニコラス・ケイジ主演の『Mandy』(原題)、先述のマーシュ監督の新作でコリン・ファースとレイチェル・ワイズ出演の『The Mercy』(原題)、ルーニー・マーラとホアキン・フェニックス出演の『Mary Magdalene』(原題)と今後も立て続けに音楽を手がけた映画が公開され、確実に彼の時代が来ると期待が高まり始めた矢先の早すぎる死は、あまりに惜しい。(text:Yuki Tominaga)
2018年02月14日スカーレット・ヨハンソン(32)とロマン・ドリアック(35)の離婚が成立した。スカーレットは、2014年に挙式し、3歳の娘ローズちゃんをもうけたフランス人ジャーナリストのロマンと今年の3月に離婚申請をしていたが、互いの条件や娘の親権について同意に至ったことで、正式に離婚届が受理されたという。ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄によれば、2人は12日に内容書類をマンハッタン最高裁判所に提出したようで、2人は協力して娘を育てていくつもりであるとコメントを出している。そこでは「私たちは今後も親しい友人として、そして私たちの娘を愛情と思いやりのある環境で育てることを共通の目的として親としての関係を維持していくつもりです」とつづられている。この記事の執筆段階においては合意内容については明らかにされていないものの、スカーレットが離婚を申請した際には、娘の単独親権を求めていたが、その後ロマンはスカーレットの求める親権内容に不本意である意向を表していた。しかし、スカーレットは以前、娘のことを考え今回の離婚について世間に詳細を公表するつもりはないと宣言していたため、合意内容についても公にすることはないと見られている。(C)BANG Media International
2017年09月15日スカーレット・ヨハンソンとフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックの離婚が成立した。2人は連名で「私たちが親しい友人同士で、親であることに変わりはありません。愛と思いやりにあふれる環境で子どもを育てていく責任を分かち合います」と「ETonline」にコメントを寄せている。今年1月、2年の結婚生活をともにしたロマンとの離婚が報じられたスカーレット。3月にはスカーレット側が離婚を申請したとのことだが、4歳の娘ローズ・ドロシーちゃんの親権をめぐってバトルが勃発。「Page Six」によれば、スカーレットは共同親権を求めたが、ロマンはスカーレットが仕事で世界中を飛び回っていることを理由に、ローズちゃんは「自分とフランスで暮らすべきだ」と主張した。最終的にはお互いが一週間おきにローズちゃんと過ごすということで決着がつき、離婚が成立したもよう。スカーレットは今年5月から「Saturday Night Live」(「SNL」)に出演しているコリン・ジョストと交際を開始し、すでに新たな恋を満喫中。先月末には2人でコメディアンのデイヴ・シャペルの誕生日パーティーに参加し、午前2時半に一緒に会場を後にする姿が目撃されている。(Hiromi Kaku)
2017年09月14日スカーレット・ヨハンソンが12日(現地時間)、顔がそっくりだと話題になった老婦人と一緒に最新主演作のニューヨーク・プレミアに出席した。スカーレットが主演作『Rough Night』(原題)のプレミアに同伴したのは、72歳のジェラルディーン・ドッドさん。今年4月、彼女の孫息子が祖母の若い頃の写真を「僕のおばあちゃんは若かった頃、スカーレット・ヨハンソンにそっくりだった」とキャプションをつけてSNSにアップして話題になった。この投稿はスカーレット本人にも伝わり、写真を見た彼女も大喜びでYouTubeにアンサー・ビデオを投稿。『Rough Night』のプレミアに招待した。ジェラルディーンさんの孫・デンヴァーさんは「彼女は一瞬で『イエス』と答えていたよ。誰がスカーレットに『ノー』なんて言うの?」と「Time」誌の取材に語った。レッドカーペットを歩く2人は「ハロー、マイ・ネーム・イズ」と書かれたおそろいのクラッチバッグを持ち、スカーレットのバッグにはジェラルディーンさんの、ジェラルディーンさんのバッグにはスカーレットの直筆サインが入っていた。(text:Yuki Tominaga)
2017年06月14日