『ジョン・ウィック』シリーズのコンシェルジュ、シャロン役でお馴染みのランス・レディックが、17日早朝(現地時間)に亡くなった。60歳だった。代理人が「Us Weekly」誌に「俳優として高い評価を受けていたランス・レディックが、今朝、突如として自然死を迎えました」と声明を発表した。『ジョン・ウィック』シリーズの主演キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキ監督は、共同声明で「最愛の友人で仕事仲間のランス・レディックを失い、深く悲しみ、心を痛めています。私たちの愛と祈りは彼の奥様ステファニー、子どもたち、家族、友人と共にあります。私たちはこの映画を彼に捧げます。本当に寂しくなります」と追悼。同作の配給会社ライオンズゲートも「ランス・レディックと彼がシャロンの人間性とどっしりとしたカリスマ性にもたらした深みがなければ、ウィックの世界は成り立たなかったことでしょう」と、同シリーズへのランスの貢献ぶりを称賛した。亡くなる前は、アメリカで3月23日に公開される『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のプロモーション活動を行っていたというランス。公開日にはケリー・クラークソンがホストを務めるトーク番組に、キアヌら共演者と出演予定だった。ランスは『ジョン・ウィック』シリーズのほか、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」「BOSCH/ボッシュ」、Netflixドラマの「バイオハザード」への出演で知られている。(賀来比呂美)■関連作品:ジョン・ウィック 2015年10月16日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. © David Lee
2023年03月20日スティーヴン・キングの傑作小説の再映画化『炎の少女チャーリー』で、超能力少女チャーリーを演じるのは期待の新星ライアン・キーラ・アームストロング。その演技力は製作陣からも絶賛されている。“超能力少女映画(パイロキネシス)”の原点ともいえる、84年のオリジナル作品でチャーリーを演じたのは、当時天才子役と賞賛されたドリュー・バリモア。本作のオーディションで11歳のチャーリー役に抜擢されたライアン・キーラ・アームストロングは、『ブラック・ウィドウ』(21)や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(19)などに出演している新星子役だ。製作陣は、“チャーリーが内側に抱えている不安や感情を見事に表現してみせた”と彼女の演技を見たときに度肝を抜かれたそう。「他にも演技がうまかった子は大勢いたが、ライアンの演技は実際に燃焼しているかのような激しさで、群を抜いていた。彼女の目にはチャーリーの葛藤や不安、怒りが宿っていたよ。彼女を見た瞬間、『この子だ』と確信した。状況説明的なセリフがなくても、チャーリーが超能力を抑制しようともがいている様子を完璧に表現できるんだ」と脚本のスコット・ティームズもライアンに賛辞を贈っている。監督をはじめ“この子しかいない”と製作陣満場一致でチャーリー役が決まった。ライアンにとって、今回の役はいままで演じたキャラクターとは大きく違ったようで、「今まで以上に今回は役作りにかけた時間が長かった。撮影に入る前に何ヵ月もかけて、チャーリーというキャラクターを理解し、彼女がどのように超能力を使って物を動かしたり頭の中で火を起こしたりするのかを考えていった」と役作りを明かす。劇中、彼女の目力は驚異的で突き刺すような印象を残す。「他の子供たちが自身の感情や知性を理解できないのと同様に、チャーリーもこの世界と自分の能力の関わり方が分からない。彼女にとっては非常に辛いし、気持ちのやり場がないはずだ」と製作のアキヴァ・ゴールズマンが語るように、チャーリーは思春期に差し掛かり、自分が何者なのか、居場所はどこなのかをもがきながら理解しようとする難しい役どころだ。ライアンはそんなチャーリーの複雑な感情を体現している。怒りの炎を秘めた少女の葛藤を見事に演じ切った、本作でのライアンの熱演に注目して欲しい。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2022年05月28日フランス・シャンパーニュ地方にあるランス美術館は、ルーヴル美術館に次いでカミーユ・コローの作品を多く所蔵するなど、19世紀の風景画が充実していることで有名。本展『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』では、このランス美術館のコレクションから厳選した約80点の名作を通して、印象派の中核ともいうべきフランス近代風景画の歴史をたどる。18世紀以前の西洋美術において、風景画は崇高な神話や歴史画の背景にすぎなかった。けれど18世紀末から19世紀初頭にかけて、その風景画に注目が集まり始める。この動きは革命後の社会の変化、新興ブルジョワジーの台頭、産業革命と都市化による田園風景への憧れなど、当時新しく生まれた価値観を受けて引き起こされたもので、画家らはアトリエを出て屋外で風景をスケッチし始めた。そんな風景画家の中でも特に注目を集めたのは「バルビゾン派」と呼ばれる画家たち。彼らはパリ郊外にあるフォンテーヌブローの森に隣接するバルビゾン村に滞在し、大作を生み出してゆく。その写実的な作風がモネやルノワール、シスレーなど19世紀後半に活躍する印象派の画家たちに受け継がれていったのだ。こうしたフランス印象派の成り立ちを余すところなく紹介したのが本展。近代画家の先駆者であるミシャロンやベルタンに始まり、コローやクールベ、ブーダン、さらに印象派のモネやルノワール、ピサロまで、19世紀フランス絵画の巨匠の作品が一堂に会する。会場では時系列に章が展開し、関連する資料も数多く登場。例えばチューブ式絵の具や、エッチング(腐食銅版画)の発明が風景画の発展を加速させたことなど、文明が美術に大きく影響を及ぼしている様子がよくわかる。いま話題となっているデジタルアートも、過去の名作も、技術の発展が新しい芸術を生んでいるという事実は変わらない。心が洗われるような異国の美しい風景画とともに、そんな普遍性にも気づかせてくれる、発見のある内容だ。コンスタン・トロワイヨン《ノルマンディー、牛と羊の群れの帰り道》1856年Inv. 907.19.234ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerジャン=バティスト・カミーユ・コロー《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》1865‐70年Inv.887.3.82ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerクロード・モネ《べリールの岩礁》1886年Inv. 907.19.191ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerピエール=オーギュスト・ルノワール《風景》1890年頃Inv. 949.1.61ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.DevleeschauWer『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』SOMPO美術館東京都新宿区西新宿1‐26‐16月25日(金)~9月12日(日)10時~18時(入館は17時半まで)月曜休(8/9は開館)一般1500円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2021年6月30日号より。取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2021年06月29日シャンパンの産地として知られる、フランス・シャンパーニュ地方の都市、ランス。その中心に建つランス美術館は、19世紀の風景画コレクションの充実ぶりで知られており、なかでもカミーユ・コローの作品は、ルーヴル美術館に次いで数多く所蔵されている。6月25日(金)より、SOMPO美術館にて開催される『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』では、ランス美術館のコレクションを中心とした選りすぐりの名品約80点が来日する。神話画や歴史画の背景に過ぎなかった自然が、絵の中心として描かれることで誕生した西洋美術の風景画は、19世紀フランスにおいて、鉄道網の発達、チューブ式絵具の発明、また新興ブルジョワジーの台頭などを背景に、新たな展開を遂げ、戸外制作を積極的に行った画家たちの眼差しを通し、生き生きと表現されるようになった。同展では、こうした新たな流れの先駆者であるミシャロンやベルタンにはじまり、コロー、バルビゾン派、ブーダン、そしてルノワール、モネ、ピサロら印象派の作品を中心に、油彩、版画を紹介。コローやバルビゾン派にはじまり、印象派でひとつの頂点に達するフランス近代風景画の展開を丁寧にたどっていく。ジャン゠バティスト・カミーユ・コロー《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》1865–70年Inv.887.3.82ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerテオドール・ルソー(1812–1867)《沼》1842–43年Inv. 907.19.227ランス美術館(c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerウジェーヌ・ブーダン《ベルク、出航》1890年Inv. 907.19.34ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerカミーユ・ピサロ 《ルーヴル美術館》1902年Inv. 907.19.208ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerクロード・モネ《ベリールの岩礁》1886年Inv. 907.19.191ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerピエール゠オーギュスト・ルノワール 《風景》1890年頃Inv. 949.1.61ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer【開催概要】『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』会期:6月25日(金)~9月12日(日)会場:SOMPO美術館開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(8月9日は開館)SOMPO美術館公式サイト( )
2021年04月07日sacai(サカイ)から、人類で初めて月面着陸した宇宙飛行士、ニール・アームストロングの名言を配したユニセックスTシャツが登場。2020年1月18日(土)より、青山店にて発売される。sacaiの2020年春夏メンズコレクションで発表されたこのTシャツにあしらったのは、ニール・アームストロングが残したとされる名言「“One small step for man, one giant leap for mankind.”(一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大なる飛躍である)」。アートディレクターのファビアン・バロンの手によって、この名言を、存在感溢れるグラフィックに落とし込んでいる。デザインはユニセックスの計2型。カラーはブラックと、sacai 青山店限定のグレーの2種類をそれぞれに用意した。なお、Tシャツの素材にはサスティナブルな新素材を開発する日本のベンチャー企業「スパイバー」による「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein)」を採用している。【詳細】sacai x Spiber(サカイ x スパイバー)発売日:2020年1月18日(土)販売店舗:sacai 青山店価格:ユニセックス2型 各39,000円(税込)カラー:ブラック、グレー※グレーはsacai 青山店限定カラー
2020年01月13日イタリアを代表するオペラ作曲家ロッシーニの、最高に楽しいドラバタ喜劇『ランスへの旅』が上演される。本来は、シュルル10世の戴冠祝賀行事一環として作曲されたカンタータで、当時のイタリアを代表する歌手たちが総出で歌ったというガラ・コンサートのようなこの作品は、作曲から159年後の1984年に行われた「ペーザロ・オペラ・フェスティヴァル」においてオペラとして復活上演された作品だ。その内容は、フランスの温泉保養地プロンピエールにある宿「金の百合亭」に集まった各国の紳士淑女が繰り広げる大騒ぎ。彼らの目的は、ランスで執り行われるシャルル10世の戴冠式への出席だ。ところが、彼らをランスまで運ぶ予定の馬も馬車も全て出払っていることが判明して一同愕然。そこに「パリでも祝典が行われる」という朗報が届き、一同大喜びで、ランスへの旅費を使った大宴会を繰り広げるという、なんともバカバカしい話なのだがこれが楽しい。ベルカントオペラの名手たちの饗宴は、さながら後年料理研究家となったロッシーニが得意とする豪華な料理を味わうようだ。◆公演概要9月5日(木)~9月8日(日)新国立劇場オペラパレス藤原歌劇団公演『ランスへの旅』(共催:新国立劇場、東京二期会)指揮:園田隆一郎合唱:藤原歌劇団合唱部/新国立劇場合唱団/二期会合唱団管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団出演<9月5日、7日>砂川涼子コリンナ:砂川涼子メリベーア侯爵夫人:中島郁子フォルヴィル伯爵夫人:佐藤美枝子コルテーゼ夫人:山口佳子騎士ベルフィオーレ:中井亮一リーベンスコフ伯爵:小堀勇介シドニー卿:伊藤貴之ドン・プロフォンド:久保田真澄トロンボノク男爵:谷 友博ドン・アルヴァーロ:須藤慎吾ドン・プルデンツィオ:三浦克次ドン・ルイジーノ:井出 司デリア:楠野麻衣マッダレーナ:牧野真由美モデスティーナ:丸尾有香ゼフィリーノ:山内政幸アントーニオ:岡野 守<9月6日、8日>光岡暁恵 (C) Gallozziコリンナ:光岡暁恵メリベーア侯爵夫人:富岡明子フォルヴィル伯爵夫人:横前奈緒コルテーゼ夫人:坂口裕子騎士ベルフィオーレ:糸賀修平リーベンスコフ伯爵:山本康寛シドニー卿:小野寺光ドン・プロフォンド:押川浩士トロンボノク男爵:折江忠道ドン・アルヴァーロ:上江隼人ドン・プルデンツィオ:田島達也ドン・ルイジーノ:曽我雄一デリア:中井奈穂マッダレーナ:髙橋未来子モデスティーナ:田代直子ゼフィリーノ:有本康人アントーニオ:田村洋貴
2019年08月30日展覧会「ランス美術館展」が、東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。会期は2017年4月22日(土)から6月25日(日)まで。本展は、16世紀のルネサンスから21世紀の現代アートまで幅広い所蔵品を有し、フランス絵画の宝庫として知られるランス美術館のコレクションを紹介する展覧会。時代ごとに4つの章に分けられ、本展を鑑賞すればフランス絵画の歴史を一望して知ることができる。第1章国王たちの時代イタリアやフランドルの影響を受けていたフランス美術が、しだいに独自の様式を確立するようになった時代を紹介。17世紀のルイ14世治で築かれた豪華絢爛なバロック様式と、18世紀のルイ15世治下で発展した優美なロココ様式から、貴族の肖像画などの絵画が展示される。第2章近代の幕開けを告げる革命の中から1789年のフランス革命で没落した貴族の芸術の代わりに、知的な新古典主義が登場する。その後、新古典主義に対抗する形で、自由な表現を求めたロマン主義が出現。ここでは、新古典主義の巨匠ジャック=ルイ・ダヴィッドの作品や、写実主義の画家ギュスターヴ・クールベの作品などが展示される。第3章モデルニテをめぐって―印象派からポスト印象派―鮮やかな色彩と自由なタッチで近代的な主題を新しい技法で表現した、シスレーやピサロなど印象派画家たちのの作品を紹介。さらに、印象派の影響を受けながらより新しい絵画を探究したゴーギャンら、ポスト印象派の作品も並べて鑑賞することができる。第4章フジタ、ランスの特別コレクション晩年にフランスに帰化したレオナール・フジタ(藤田嗣治)は、ランスのノートル=ダム大聖堂で洗礼を受け、自らが眠る礼拝堂をこの地に建立するなど、ランスと縁が深いことで知られている。2013年と2014年にはフジタの遺族が作品をランス美術館に寄贈し、ヨーロッパで最もフジタの作品を有する美術館となった。本展では、フジタを象徴するモチーフである猫を描いた作品や、館外初貸出となるフジタ礼拝堂のフレスコ画やステンドグラスのための素描が出展される。【詳細】「ランス美術館展」期間:2017年4月22日(土)~6月25日(日)※月曜休館会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)観覧料:一般 1,300(1,100)円、大学・高校生 800(650)円、シルバー(65歳以上) 1,100円※中学生以下無料※括弧内は前売り及び20名以上の団体料金※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添いの 方1名は無料。被爆者健康手帳をお持ちの方はご本人のみ無料。アクセス:新宿西口より徒歩5分【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年12月09日「ランス美術館展 華麗なるフランス絵画 古典派、ロマン派、印象派 そしてレオナール・フジタ」が、7月16日から9月4日まで、熊本県立美術館本館で開催される。フランス北東部のシャンパーニュ地方に位置し、歴代のフランス国王が戴冠式を行ってきた大聖堂を擁する歴史ある古都、ランス市の中心街に1913年に開館したランス美術館。中世美術から現代美術まで幅広いコレクションを有し、とりわけフランス絵画の宝庫として世界的に知られている。シャンパーニュ地方はその名のとおりシャンパンの産地であるが、ランス美術館のコレクションもシャンパンで財を成した富豪たちによってその基礎が築かれた。熊本県立美術館の開館40周年を記念して開催する本展は、ランス美術館の所蔵する珠玉のフランス絵画を4つの章により一堂に紹介するもの。17・18世紀のバロック、ロココ絵画をはじめ、ウジェーヌ・ドラクロワやジャック=ルイ・ダヴィッドらのロマン派や新古典派の19世紀絵画、カミーユ・コロー、ジャン=フランソワ・ミレーらのバルビゾン派、カミーユ・ピサロ、アルフレッド・シスレー、ポール・ゴーギャンらの印象派やポスト印象派、そして、熊本ゆかりの画家でフランスに帰化した藤田嗣治(レオナール=ツグハル・フジタ)など、70点余の名品群で構成される。なお、本展は9月10日から10月30日まで静岡市美術館、11月5日から12月25日まで福井県立美術館、2017年2月11日から3月26日までひろしま美術館ほかに巡回予定。熊本では、藤田嗣治が京都のフランス総領事館(関西日仏学館)のために描いた大作《ノルマンディーの春》をはじめ、ひろしま美術館や熊本県立美術館の所蔵する藤田嗣治の名品もあわせて特別出品される。【イベント情報】「ランス美術館展 華麗なるフランス絵画 古典派、ロマン派、印象派 そしてレオナール・フジタ」会場:熊本県立美術館本館住所:熊本県熊本市中央区二の丸2会期:7月16日~9月4日時間:9:30~17:15(入館は16:45まで)料金:一般1,300円、高・大学生800円、中学生以下は入場無料休館日:月曜日(祝日の場合は翌日。なお、8月1日、15日は開館)
2016年07月15日自転車レースの最高峰ツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成しながら、ドーピング・スキャンダルで自転車界を永久追放されたランス・アームストロングに迫った映画『疑惑のチャンピオン』。いまも何かと話題のトップスポーツの世界と組織的なドーピングの裏側を描いた本作から、このほど本編映像の一部がシネマカフェに到着。“絶対王者”はファンやマスコミを熱狂させるセレブリティであり、がん患者たちの希望でもあったことが分かった。25歳で重度のがんに侵されながらも奇跡のカムバックを果たし、1999年~2005年にサイクルロードレースの世界最高峰〈ツール・ド・フランス〉で7連覇という偉業を成し遂げたランス・アームストロング(ベン・フォスター)。彼は、がん患者を支援する慈善活動にも尽力し、まさに世界中から熱狂と尊敬を集めるスーパーヒーローだった。しかし、ひとりのジャーナリストが、この絶対的王者につきまとう薬物使用疑惑を執拗に追及。やがてスポーツ界を震撼させる衝撃の真実が、次々と明るみになる…。『あなたを抱きしめる日まで』『クィーン』で知られるイギリスの名匠スティーヴン・フリアーズ監督が、スポーツジャーナリストのデイヴィッド・ウォルシュの著書を基に映画化した本作。今回届いた本編映像は、がんを患う子どもたちを慰問し、優しい眼差しを送るランスの様子が収められている。自転車界のみならず、世界の英雄となった彼に対する世間の熱狂ぶりをまさに感じられるシーンだ。“黒いうわさ”が常につきまといながらも、ランスは2002年~2005年にAP通信の年間最優秀男性アスリートに選ばれるなど、数々の栄誉に輝いている。また、競技外でも、自らがんの慈善団体を設立し、がん患者やその家族のために慈善事業を展開、TVCMに出演したり、ハリウッド女優と恋のうわさが持ち上がったことも。稀有なカリスマ性の持ち主でもあったランスの、“本当の顔”はいったい、どちらなのか…。ちなみに、セレブといえば、ランスの元チームメイトであり、チーム内でのドーピングを詳しく知るフロイド・ランディス役を演じたジェシー・プレモンスは、“マット・デイモンのそっくり俳優”としても有名。実際に『すべての美しい馬』(’00)ではマットの子ども時代を演じたこともある。TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で一躍注目を集めた彼は、『ブリッジ・オブ・スパイ』『ブラック・スキャンダル』、さらにドラマ版「FARGO/ファーゴ」シーズン2にも出演するなど、話題作の重要な役どころで活躍中。本作でも、注目してみて。『疑惑のチャンピオン』は7月2日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月01日自転車レースの最高峰「ツール・ド・フランス」で前人未到の7連覇を遂げたランス・アームストロング選手。世界を熱狂させた彼の、“黒いうわさ”=ドーピング疑惑に迫った実録ドラマ『疑惑のチャンピオン』の、センセーショナルな予告編が完成した。サイクルロードレースの世界最高峰「ツール・ド・フランス」で7連覇を達成したランス・アームストロング(ベン・フォスター)。彼は25歳で発症したがんを克服して1999年~2005年にその偉業を成し遂げた。その後、がん患者を支援する慈善活動にも尽力し、まさに世界中の熱狂と尊敬を集めるスーパーヒーローだった。しかし、ひとりのジャーナリストが、この絶対的王者につきまとう薬物使用疑惑を執拗に追及する。やがてスポーツ界を震撼させる衝撃の真実が次々と明るみになり…。サンデー・タイムズ紙記者で、「スポーツライター・オブ・ザ・イヤー」4度受賞を誇る、デイヴィッド・ウォルシュのノンフィクションを基に描かれる本作。世界最高峰の自転車レースで成し遂げられた偉業の陰に潜む、世界を震撼させる衝撃の事実に迫る作品として、映画ファンのみならず、ロードサイクルファン、スポーツファンの間でも話題を呼んでいる。今回解禁された予告映像では、実際のレースの映像を交えながら、緊張感みなぎる語り口でドーピングの手法が生々しく明かされており、勝利に執着するあまり倫理を踏み外していった、超人・アームストロングの“光と影”をまざまざと示す、センセーショナルな映像となっている。また、脇を固めるクリス・オダウド、ギョーム・カネ、ダスティン・ホフマンら実力派俳優たちの姿も目にすることができる。あわせて解禁されたメインビジュアルでは、アームストロング役のベン・フォスターが強いまなざしでこちらを見つめる姿に重ね、「カリスマ」「ヒーロー」「レジェンド」、そして「ペテン師」という、刺激的な文字が浮かんでいるのが目を引く。人間の尽きせぬ欲望や虚栄心をあぶり出した普遍的な作品としても胸に響く、センセーショナルな実録ドラマ『疑惑のチャンピオン』。まずはこちらの予告編から、その真実の一片を覗いてみて。『疑惑のチャンピオン』は7月2日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。本日は洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Polaroids』デイヴィッド・アームストロング(David Armstrong)ナン・ゴールディンやマーク・モリスロー、ジャック・ピアソンらと共に“ボストンスクール”と呼ばれ、2014年10月末に逝去したアメリカ人フォトグラファー、デイヴィッド・アームストロングの作品集。【書籍情報】『Polaroids』著者:David Armstrong出版社:Morel Books言語:英語ハードカバー/64ページ/200x250mm発刊:2015年価格:5,500円
2016年01月31日声優・竹達彩奈の7thシングルで、10月より放送開始されるTVアニメ『ランス・アンド・マスクス』のエンディングテーマとなる「Little*Lion*Heart」が2015年11月4日にリリースとなるが、そのミュージックビデオが公開された。疾走感の中にも柔らかな温かみがあり、非常にキャッチーで耳馴染みの良い楽曲に仕上がった「Little*Lion*Heart」だが、ミュージックビデオは大草原を舞台に"リアル"リトルライオンと旅をする竹達が映し出される。今作はドローンでの撮影も敢行され、楽曲の世界観を十二分に引き出す非常にダイナミックな映像となっている。○竹達彩奈「Little*Lion*Heart」MVまた、カップリングの「キミイロ モノローグ」は竹達彩奈本人が作詞を手掛けており、作曲は新進気鋭のファンキーポップバンド「カラスは真っ白」のギターとMCを担当するシミズ コウヘイによる書き下ろし。「少女マンガ」を1つの題材テーマとした今作は、主人公の女の子のモノローグ的な内容で、シミズの書き下ろしたメロディも相まってエモーショナルな楽曲となっている。参加ミュージシャンはBass:沖井礼二(TWEEDEES)、Piano:小林俊太郎、Drums:原"gen"秀樹という、いつもの豪華なチームに加え、Guitar:シミズ コウヘイでレコーディングが行われている。■シミズ コウヘイのコメント竹達彩奈さんに楽曲を提供させていただける事となり、大変嬉しく思います。この楽曲を通して、竹達彩奈さんの新しい魅力や一面を感じていただければ幸いです。「鼓動」をサウンドコンセプトとして、切なくも、ずっと前を向いていられるような音、そして、竹達さんの歌声が、みなさまの心の奥底に届くことを願っております! この曲をたくさんかわいがってくださいね!7thシングル「Little*Lion*Heart」の発売にあわせて、東京・大阪でのリリースイベントの開催も決定している。参加方法などの詳細は、竹達彩奈公式サイトなどをチェックしてほしい。
2015年09月25日「グリーン・デイ」のボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングが薬物乱用を理由にリハビリ入院した。今月21日(現地時間)に参加したハートラジオ・ミュージック・フェスティバルの舞台上でギターを叩きつけて演奏を中断させてしまったビリーは、今回の事件を受けてリハビリ施設に入る決断をしたようだ。同イベント全体が25分オーバーしていたことで、主催者側が45分と予定されていたグリーン・デイの持ち時間を30分に短縮したことに激怒したビリーは、ステージ上で「オレはジャスティン・ビーバーじゃないんだ、このクソ野郎どもめ!冗談もほどほどにしろよ!」と禁止ワードを連発したという。同バンドの代理人はその後、謝罪声明を発表しており、演奏が中断されたのはプロモーター側のせいではないと強調しているという。この事件を受けて、グリーン・デイは26日(水)にも日本発売予定の最新アルバム「UNO!」のプロモーション活動を自省している。
2012年09月25日