リコール(RequaL≡)の2023-24年秋冬コレクションが渋谷ストリームの稲荷橋広場で2023年3月18日(金)に発表された。“歩きスマホ防止”をテーマにNTTドコモとのコラボレーションによって実現した今季のショー。社会問題にもなっている“歩きスマホ”の防止をテーマとし、人とスマートフォンとの関係性を見つめ直すきっかけになること目的としたコレクションを展開していく。ファッショナブルな人を見ると、人は歩きスマホをしていても、立ち止まって歩きスマホを辞めるのではないか?そんな可能性を見出したリコールのデザイナー・土居哲也。その言葉通り、コレクションでは思わず立ち止まって見入ってしまうであろうインパクト抜群のアイテムが繰り返し提案された。マキシ丈のブレザージャケットまず最初に注目したいのは、まるでロングコートのように丈を長く設定したブレザージャケット。クラシカルなジャケットをあえてマキシ丈で提案することで、プレイフルな一着へと昇華させている。一緒に提案された西陣織のオリジナルネクタイは、中綿を詰めてマフラーに。ダメージを施したようなセーター時の経過を感じさせるようなアイテムも目を引く。アランセーターは、ケーブルにダメージを施したような編み方で仕立てつつ、所々をブラウンで染め上げることで、長年着用したような風合いに。思わぬ場所にポケットとフードが配されたスウェットパーカーは、全体にダメージ加工が施されている。遊び心溢れるバッグウェアと同様にバッグにも、すれ違う人を振り返らせるような遊び心を散りばめて。リコールのロゴが入ったショルダーバッグは、よく見るとボタンが巨大化したような遊び心いっぱいのデザイン。超巨大なバックパックは、蝶ネクタイを模して手作りで製作された。ショーのラストには、“歩きスマホ”をする若者たちがランウェイに登場。ぶつかりあいながらもスマートフォンを見て歩くパフォーマンスを披露し、今季のテーマを改めて際立たせた。
2023年03月21日リコール(RequaL≡)の2023年春夏コレクションが、2022年9月1日(木)に表参道ヒルズ内スペースオーにて発表された。もう一度原点に立ち返る「もう1度原点に立ち返る」。今シーズンのリコールは、ブランドの基盤を築いてきたテーラーリングに回帰。テーラードジャケットやトレンチコートなどベーシックなアイテムを土台にしながら、祖母の絵をインスピレーション源に、着る人に正解をゆだねる、自由なワードローブを提案していく。クラシカルなアイテムに自由なムードを象徴的なのは、再構築したクラシカルなテーラードジャケット。両肩や左右の身頃に、解体したジャケットの襟を組み合わせて、常識に囚われない自由な雰囲気を演出する。またダブルブレストのジャケットは、極端に肩幅を強調し、個性的なシルエットを生み出した。カジュアルなフーディーの前面や背面には、トレンチコートの一部パーツを秩序を持たせずドッキングすることで、ユニークなバランスに仕上げている。鮮やかなカラーを中心にカラーは、ブルー、グリーン、ピンク、オレンジ、イエローなど、鮮やかな絵画を思わせるパレットが揃う。オレンジとレッド、イエローとピンク、レッドとパープルなど、2ピース以上の異なるカラーアイテム同士を合わせることで、見る者の視線を惹きつけるコーディネートを完成させた。ロマンティックなディテール鮮やかなカラーパレットと呼応して、今季のディテールはその華やかなムードを加速させていく。はっとするほど鮮明なオレンジカラーのトレンチコートには、ボリューム感のあるグリーンやブルーのフリルをドッキング。ピンクカラーのジャケットには、同色のロマンティックなフリルをあしらって、ワントーンで統一しながらも、奥行きのある表情に仕上げた。ワイルドサイド ヨウジヤマモトとのコラボパーカーまた今季のコレクションでは、ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)とコラボレーションしたパーカーが登場。ブラックを基調としたシックな佇まいで、コレクションに洗練された雰囲気をもたらしていた。
2022年09月04日リコール(RequaL≡)の2022-23年秋冬コレクションが、2022年3月19日(土)2022-23年秋冬楽天ファッション・ウィーク東京内でショー形式で発表された。定番服を繋げてくる「ニュー ファッション」今シーズンは、スポーツブランドのパロディ「new fashion」のロゴ入りウェアからスタート。馴染みのある“あのロゴ”が新しいメッセージを纏い、新たな姿になって登場。これに続くような形で、ランウェイショーでは、定番の“あの服”が新しいフォルム・アイテムになって繰り返し提案されていた。シャツがドレス・ワンピースに象徴的なのは、ボダンダウンシャツの再解釈だ。メンズ服の定番シャツを2枚、3枚、4枚…と複数ドッキングすることで、女性もののワンピースやスカートなどへと昇華。クリーンなブルーシャツは、襟・袖の形を保ったまま3枚つなぎ合わせることで、アシンメトリーなシルエットのシャツワンピースに。カジュアルなチェックシャツは、大量に繋ぎ合わせることでボリューミーなドレスに生まれ変わっている。また、ミリタリーウェアの代表格MA-1は、層のように重ね合わせることで、ポンチョ風に。テーラードジャケットは、裏表をひっくり返して、2着をドッキングすることで、変形型の新しいアウターへと再解釈されている。だるだるルーズなシルエットシルエットは、どれもだるだるとしたルーズなスタイル。パンツは膝の位置で切り替えることで、超ワイドなスタイルにアップデートされているし、コーチジャケットはAラインシルエットに整えて、ふわりと舞うフレアなボディに作り替えられている。パロディ小物や着ぐるみ風セットアップも“クスっと笑える”仕掛けが満載なのは、デザイナー土居哲也がユーモアあふれる人だからだろう。クマの着ぐるみをリデザインしてようなセットアップは、口の部分がポーチになっていて、中にはティッシュをイン。モデルがさりげなく持っている紙袋には、スポーツブランドのパロディロゴが入っていたり、たばこの箱はチェーンポーチになっていたり。懐かしいルーズソックス&ローファーのスタイリングなど、ユニークな小物演出も見逃せなかった。
2022年03月22日リコール(RequaL≡)は、2021年秋冬コレクションを2021年3月20日(土)に渋谷・ヒカリエにて発表した。少年時代の記憶を、多くの人が手と手を取りあう未来と重ねて昨今、物思いに耽る時間が多くなったというデザイナーの土居哲也は、その中で、半年後の明るい未来を見つめながらも、少年時代にアメリカに訪れた経験を思い出したという。何から何まで大きく見え、すべてがキラキラしていたその思い出に、今回は、ファッションの基盤を築いてきたモード史、フランスの伝統を掛け合わせた。プレッピーとヒッピー、そしてフレンチスタイルを兼ね備えた“リフレッピー”が今シーズンの主題となっている。そして土居が考える“半年後の明るい未来”もデザインインスピレーション。多くの人が集まって手を取り、自由に笑って過ごす風景――踊り、架空のキャンプファイヤーをたわいもなく楽しんでいるような平和な様子をショー全体で再現した。スケートボードやバスケットボールを楽しむ少年、テディベアに扮する少女……あらゆる人々が行き交う思わず笑みがこぼれるハートフルな演出の中、繰り出されたのは“多様性”にあふれたワードローブだ。それぞれのルックには、いく通りもの役割が与えられている。ダッフルコートは、バックに大きな穴が開いており、そこに体を通してランダムヘムのサーキュラースカートとしても着られる仕組み。クラシックなジャケットは、表地と裏地の境目が曖昧で、パンツには通常ないはずの“襟元”があったり、袖がいくつもあったりする。また、ポンチョ型コートは、表地のグリーンとライニングのオレンジ、キルト生地がランダムに配され、ラッフルのように揺れ動くフードのディテールが幾重にも重なっている。大胆なフリンジや編み込みが施されたニットもそうだが、過剰なまでの装飾が、多くの人が手と手を取りあう平和な世界、つまりは土井が思う明るい未来への道筋を示している。
2021年03月23日リコール(RequaL≡)の2021年春夏コレクションが、東京・渋谷ヒカリエホールにて2020年10月17日(土)に発表された。リコールは、文化ファッション大学院大学、ここのがっこうなどでファッションを学んだ土居哲也が手掛けるブランドだ。若手デザイナーの登竜門とされる「イエール国際モードフェスティバル」で、ファイナリストに選出され審査員特別賞を受賞した経歴を持つ。土居が得意とするのは、異なる要素をドッキングさせる再構築のアプローチで、大胆にシルエットを変形させた、アートピースのような洋服作りにも長けている。再構築とシルエット変形「Retrace」をテーマに、すでにある物を再びなぞり、またその痕跡に想いを馳せ再解釈を⾏った今季。ランウェイでは、Tシャツや白シャツ、ジャケットなどの日常服が、本来の形や機能性から飛躍した新しい形で披露された。本来は胸元にあるはずのジャケットの襟が背後に周り、腕を包んでいるはずの袖は、タコの足のように前後・左右様々なところに配置されている。婦人服では、しっとりと華やかさをプラスしてくれるスカーフもドレスへと変化し、サラリーマンのユニフォームである白シャツは、何重にも重ねられて、ウェディングドレスのようなロマンティックな姿に。テーラードジャケットも、チュールやシースルー素材とドッキングされ、ワンピースへと昇華している。遊び心溢れる“動く”仕掛けまた、動きのある演出も、リコールのショーの面白さであった。首からモービルのようなものでラグを吊り、歩く度に“ぶんぶん”と揺れ動くピースや、ヨットの帆のようにピンッとテキスタイルを張って仕上げたスカーフ柄のドレスなどが登場した。即興型“着せ替えショー”最大の見せ場となったのは、即興型の着せ替えショー。キャンパスノートのような見た目のスクエア型ピースを持った男女は、高鳴る音楽とともにそれらを解体。ノートにはボタンをが付いていて、中を開けると“着用できる”シャツへと早変わりした。シャツの身頃には、鉛筆画のようなイラストがあしらわれて、後ろはケープのような仕立て。演出はもちろんだが、デザインもまたアイデア溢れる仕上がりだ。
2020年10月20日アーノルド・シュワルツェネッガー主演作『トータル・リコール』が、1990年12月1日の日本公開から30年を経て、4Kデジタルリマスター版で11月27日(金)より全国公開されることが決定。本作の最新キービジュアル、場面写真、特報が公開された。スクリーン一面にノンストップで映し出される真っ赤な火星での大冒険、ポール・バーホーベン監督のエクストリームなバイオレンス描写、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーによるアクション。SF映画の金字塔が、30年の時を経て映画館に帰ってくる。原作は『ブレードランナー』の原作者としても知られる巨匠フィリップ・K・ディック。壮大すぎる世界観ゆえに映画化不可能といわれていたシナリオに惚れ込んだのが、当時『ターミネーター』『コマンド―』の記録的大ヒットですでにアクションヒーローとしての地位を確立していたシュワルツェネッガーだった。『ロボコップ』のポール・バーホーベンを監督に迎え、当時の最高額となる7000万ドルもの製作費が投入された本作は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』、『ダイハード2』などの話題作を抑えて全米初登場No.1を獲得。その後7週にわたり1位の座を守り続け、世界各地でも大ヒットを記録した。この度公開された最新の特報映像には、割れたマスクの中からシュワルツェネッガーが”ドヤ顔”で現れる伝説のシーンから、真っ赤に拡がる広大な火星、ホログラムを駆使した戦闘シーンなど、同時に公開された場面写真とともに、当時の記憶を呼び覚ます名シーンの数々が映し出されている。また、同じく公開されたキービジュアルも、90年のデザインそのままに、当時からの映画ファンにとって懐かしいビジュアルとなっている。『トータル・リコール』4Kデジタルリマスター版11月27日(金)より全国公開
2020年10月09日4月14日、アメリカのベビー用品大手のフィッシャープライス社が販売するベビーベッド「ロックンプレイスリーパー」をリコールするというニュースが日本でも流れました。 フィッシャープライス社のベビーベッド「ロックンプレイスリーパー」って?フィッシャープライス社は1930年にアメリカで誕生し、乳幼児玩具部門では世界No.1の売り上げ、シェアを誇るといわれている会社です。 フィッシャープライス社の製品である「ロックンプレイスリーパー」は簡易的なベビーベッドのような製品で、赤ちゃんを寝かせるとゆらゆら揺れる機能があるそうです。組み立てが簡単で折りたたむこともでき、赤ちゃんを寝かせるシートも洗濯機で洗濯も可能などの特徴があり、日本でもネット通販などで流通していたようです。 リコールの原因は?米国消費者製品安全委員会(CPSC)によると、「ロックンプレイスリーパー」に寝ていた幼児が寝返りを打った際に事故が起き、2009年の発売以降、30人を超える幼児が死亡しているということです。そのため、フィッシャープライス社は4月12日に「ロックンプレイスリーパー」のリコールを発表しました。 フィッシャープライス社の発表を受け、日本でもリコールの報道がなされたほか、消費者庁や経済産業省で「ロックンプレイスリーパー」が手元にある人は直ちに使用を中止するよう、注意喚起をしています。 その使い方合ってる!?今回の死亡事故は、取扱説明書の使用方法に従わなかったことが原因にあるようです。「ロックンプレイスリーパー」の使用時期は、寝返りを打てるようになる前まで、また、使用する際には赤ちゃんを固定するベルトを使用することになっていたとのことです。 赤ちゃんが寝返りできるようになる時期の目安は、生後5〜6カ月ですから、明らかに「ロックンプレイスリーパー」の使用時期(寝返りを打てるようになる前まで)から外れていたことがわかります。たとえ赤ちゃんが寝返りを打てたとしても、固定ベルトを使用していれば防げていたかもしれません。また、寝返りができる赤ちゃんが窒息のため死亡した要因には、「ロックンプレイスリーパー」の赤ちゃんを寝かせる部分の素材が柔らかく、ハンモックのようになっていたため、寝返りがえり(うつぶせから仰向けの状態に戻ること)ができなかった可能性も高かったのではないでしょうか? 今回の事故に限らず、本来の使用方法から逸脱したことで起きてしまった事故は少なくありません。赤ちゃんに使用するものだからこそ、対象年齢や使用方法をきちんと守って使わないといけませんね。 ベビー用品は使用期間が短いものもあり、おさがりでもらったりやフリマサイトから購入するという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その際に取扱説明書がない……というケースもあります。その際には必ず販売元のHPで製品の取扱いについて確認することや安全基準を満たしたマークが付いている製品を選ぶことが大切です。 【出典】・NHK NEWS WEB・経済産業省 ニュースリリース 改めて確認! 赤ちゃんを寝かせるときの注意点赤ちゃんが眠っているときは大人も一緒に寝ていたり、他のことをしていたりして、赤ちゃんから目が離れてしまうことが多くなります。そのため、寝返りや吐き戻しによる窒息、ベビーベッドからの転落などの事故に赤ちゃんが合うことも少なくありません。今一度ここで赤ちゃんを寝かせるときの注意点を確認してみましょう。 赤ちゃんの窒息を予防するために1)うつぶせに寝かせない乳幼児突然死症候群(SIDS)は、うつぶせ寝によってリスクが高まるという報告があります。乳幼児突然死症候群(SIDS)は、、生後2カ月から6カ月に多く、稀に1歳以上で発症することがあるため、厚生労働省では医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、1歳までは仰向けに寝かせるよう勧告しています。赤ちゃんのうつぶせ寝を避けるために、寝返り防止専用のクッションを使用したり赤ちゃんの左右に分厚い布団を敷き、赤ちゃんを仰向けに固定しておくというというのも1つの方法です。 2)ふかふかの寝具は使わないふかふかの寝具だと赤ちゃんの顔が埋もれてしまうおそれがあります。敷き布団やマットレスは、アイロン台と同じ程度の硬さのもの使いましょう。掛け布団は子ども用の軽いものにしましょう。 3)赤ちゃんの顔の近くに、口や鼻を覆ったり首に巻き付いてしまったりする物(枕、タオル、衣服、スタイ、 ぬいぐるみ、ひも状のものなど)は置かない小さい赤ちゃんは自分の顔にかかったものを払いのけることがまだできません。赤ちゃんの顔の周りに余計なものは置かないようにしましょう。また、掛け布団を顔の上まで掛けないように注意しましょう。 4)ベビーベッドとマットレスのすき間に注意赤ちゃんをベビーベッドに寝かせている場合、ベッドの柵とマットレスの間にすき間があいていると、すき間にちょうど顔がはさまって窒息してしまうことがあります。ベッドとマットレスのサイズはぴったり合っているものを選びましょう。 5)添い寝授乳をする際には、赤ちゃんを圧迫しないよう十分注意する赤ちゃんを寝かしつける際、添い寝授乳(添い乳)をおこなっているママもいらっしゃると思いますが、授乳しながらママもウトウトしてしまい、おっぱいやママの体で赤ちゃんを圧迫してしまうおそれもあります。赤ちゃんが寝入ったら必ずおっぱいを外すようにしましょう。 そのほか、赤ちゃんが転落してうつぶせになってしまう可能性もあります。大人用ベッドではなく、できるだけベビーベッドに寝かせ、転落しないように柵を常に上げておくようにしましょう。またソファでのお昼寝なども避けましょう。 【参考】ベビーカレンダー・赤ちゃんを寝かせるときの注意点・うつぶせ寝はいつごろから大丈夫?注意点とメリットデメリットについて 今回の「ロックンプレイスリーパー」のリコールの背景には、正しい使用期間や方法から逸脱したことによって死亡事故が起きていたということがありました。赤ちゃんの成長は目まぐるしく、昨日までできなかったことが急にできるようになることもあります。ちょっとした油断によって赤ちゃんが危険に晒されないように十分注意したいですね。
2019年04月18日パナソニックは28日、2011年7月~2012年4月に製造したLet’snote用バッテリの一部に発煙・発火の可能性があるとして、リコールを行った。対象個数は17,613個。対象となるのは「CF-S9」「CF-S10」「CF-N8」「CF-N9」「CF-N10」「CF-F9」「CF-F10」「CF-J10」の一部機種に同梱したバッテリパックのほか、上記8シリーズに「CF-S8」「CF-J9」を加えた全10シリーズのオプション用バッテリパック。バッテリパックの過熱を原因としたノートPCおよびその周辺の焼損事故が発生したことを明かしており、対象製品のユーザーには、バッテリパックの取り外しと無料交換を呼びかけている。パナソニックは、2014年11月にもLet’snote用バッテリパックの一部に発煙・発火の恐れがあるとして、リコールを行っていた。
2016年01月29日ダイキン工業は5月15日、2014年10月に告知したルームエアコン室内機と家庭用空気清浄機のリコール対象製品を拡大すると発表した。送風用ファンモーターから発煙・発火するおそれがある。対象製品のユーザーには無料で点検、修理を行う。このたび追加された機種は、2006年から2007年にかけて製造されたルームエアコンと、2006年に製造された空気清浄機「光クリエール」。機種名と品番はルームエアコンが製品下面、空気清浄機が製品側面または背面に表示されている。対象製品の使用者には無償で点検と修理を行う。ルームエアコンはファンモーターを点検したうえで、過大電流を遮断するための保護装置(ヒューズ)を取り付ける。空気清浄機は製品をいったん預かり、ファンモーターの点検、保護装置の取り付けを行う。問い合わせは同社のWebページ、またはフリーダイヤルにて受け付ける。対象機種や無償点検の申し込み方法など詳細は同社のWebページを参照のこと。
2015年05月15日秋田県湯沢市、ヤマト運輸、ヤマトマルチメンテナンスソリューションズは4月30日、「高齢者の見守り支援」と「高齢者世帯向けリコール製品回収の取り組み」に関する連携協定を締結したと発表した。この協定により、高齢者向け住民サービスの一環として、「配達時の見守りサービス」と「リコール製品の回収支援サービス」が提供される。配達時の見守りサービスでは、配達先の高齢者が長期間不在にしている場合や体調不良があった場合に自治体に報告する。リコール製品の回収支援サービスでは、リコール製品の情報を自治体の配布物として高齢者の自宅に宅急便で届けるほか、リコール製品が見つかった場合は商品の回収を行う。取り組み開始時は、積水化学工業とTDKの情報が届けられる。
2015年05月01日エレコムは23日、モバイルバッテリーの一部製品にて、在庫管理の状態で発煙する事象が確認されたため、同製品の回収・返金を行うと発表した。今回リコールの対象製品となった製品は、モバイルバッテリー「DE-M01L-10440(BK / WH)」、「DE-M01L-13040(BK / WH)」。エレコムによると、モバイルバッテリーの発煙の原因調査を行った結果、通常使用において発煙などが起こることはないとの結論にいたったが、今回の事象を重く受け止め、対象製品の回収・返金に踏み切ったとのこと。回収・返金を依頼するには、同社Webページ内受付フォームより所定の手続きを行う。現在はWebページでの受付フォームのみの案内。後日、電話による問い合わせ窓口も開設するとのこと。
2015年02月25日ヤフーは12月10日、「Yahoo!路線情報」で「フライト運航情報」の提供を開始した。国内主要空港発着便の欠航・遅延情報を確認できる。フライト運航情報では、「レスキューナウ」から提供される情報を元に、羽田空港と成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、伊丹空港の主要国内空港で発着する国際線・国内線について情報を掲載。なお、掲載される情報は60分以上の遅延や早発・早着が見込まれるか発生した場合、欠航が発生した場合に限る。また、伊丹空港については国内線のみの掲載となる。欠航・遅延が生じている場合には、トップページや運行情報ページに情報が表示され、[出発][到着]ボタンをクリックするとフライト運行情報を確認できる。今年の年末年始は12月29日を休みにした場合、12月27日から1月4日まで最大9連休となり、昨年に次いで長い連休が取りやすい日並びとなる。そのため、国内・海外あわせた総旅行人数は3045万人が見込まれるという(JTB調査)。これは、比較が可能な1996年以降で過去2番目の多さになる。
2014年12月11日パナソニックは13日、2011年7月~2012年9月に製造したLet’snote用バッテリの一部に発煙・発火の可能性があるとして、リコールを行った。対象個数は164,736個。今回告知された対象機種は「CF-S10」シリーズ、「CF-N10」シリーズ、「CF-SX1」シリーズ、「CF-SX2」シリーズ、「CF-SX3シリーズ」「CF-NX1」シリーズ、「CF-NX2」シリーズ、「CF-NX3」シリーズ、「CF-H2」シリーズ。このうち、「CF-SX3」「CF-NX3」はPC同梱のバッテリパックに問題はなく、別途購入・交換したバッテリパックが対象となる。今回のリコールは、2011年4月~2011年10月に製造したLet’snoteのバッテリパックの一部に製造上の不具合があり行われたリコールと関連するもの。2014年05月28日に発した同リコールの対象範囲外だったバッテリパックでも発煙・発火が起こる可能性が判明したため、今回、対象範囲を拡大した。
2014年11月14日本日より公開されているコリン・ファレル主演映画『トータル・リコール』の劇中に、1990年版の有名シーンに登場する“顔割れオバサン”が出演していることがわかり、その映像が公開された。“顔割れオバサン”出演映像『トータル・リコール』は、1990年にポール・ヴァーホーベン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で大ヒットした同名SFアクションのリメイク。『ブレードランナー』『マイノリティ・リポート』などで知られるSF作家フィリップ・K・ディックの原作を基に、記憶の売買が可能になった近未来で、“本当の自分”をめぐる陰謀に巻き込まれた男の戦いを描く。『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマンが監督を務め、スタイリッシュかつ緊迫感あふれる映像で新たな作品として生まれ変わらせた。そんな本作のオリジナル版には、ある有名なシーンが存在する。追手を避け、火星に到着した主人公が、入国審査を受けるシーン。顔を変え、中年女性になりすまして審査を通過しようとした主人公の正体がバレてしまい、女性の顔が割れてシュワルツェネッガーが姿を現すというものだ。その強烈なインパクトが大きな話題となり、様々なパロディが作られる名シーンとなった。そして今回のリメイク版には、前述のシーンでシュワルツェネッガーが変装していた女性が出演していることが判明。入手した該当シーンの映像によると、同様の入国審査のシーンで、コリン・ファレル扮する主人公の前に並んでいる女性が、あの“顔割れオバサン”だという。前作の公開から20年以上を経て、いくらか年老いたようにも見えるが、間違いなくあの人物。オリジナル版を観た人は思わずニヤリとしてしまう仕掛けだろう。また、物語もこのシーンをきっかけに更なる展開へと突入していき、その点でも見逃せない場面となっている。さらなる進化を遂げて甦った傑作SFとそこに仕掛けられた粋な遊びを、ぜひ目撃してほしい。『トータル・リコール』公開中文:渡部あきこ
2012年08月10日映画『トータル・リコール』のプレミアイベントが現地時間の8月1日にロサンゼルスで開催され、主演のコリン・ファレル、ジェシカ・ビール、ケイト・ベッキンセール、レン・ワイズマン監督がレッドカーペットを歩きイベントを盛り上げた。その他の写真映画『トータル・リコール』は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で1990年に映画化されたフィリップ・K・ディックの小説の再映画化。“記憶”の売買が行なわれる近未来で、記憶を操作され、周囲の環境や人間関係、そして自身の存在すら信じることができなくなった主人公の戦いをスタイリッシュな映像で描いた近未来アクション大作。会場では、集まった観客のサインに応じるファレルの姿や、ワイズマン監督と、彼の妻で本作では主人公の妻役で出演しているベッキンセールのふたりが仲むつまじい姿を見せる場面も。また、ゲストとしてミュージシャンのオジー・オズボーンが、妻のシャロン、息子のジャックと婚約者で女優のリサ・ステリーと共に一家揃って出席するなど、盛大なプレミアイベントとなった。『トータル・リコール』8月10日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年08月07日映画『トータル・リコール』が8月10日(金)から日本公開されるのを前に、劇中に登場する“記憶販売”の最大手・リコール社の日本支社長に高田純次が選ばれ、25日に就任発表会が行われた。本作は、フィリップ・K・ディックの小説『追憶売ります』が原作。記憶を操作され、周囲の環境や人間関係どころか、自身の存在すら信じることができない主人公の戦いをスタイリッシュな映像で描く近未来アクション大作。コリン・ファレルが主演を務め、『アンダーワールド』シリーズでキレのあるアクションを描き出したレン・ワイズマンが監督を務める。リコール社の日本での市場を拡大するため、日本支社長に就任した高田は、「就任したからには、観客動員数5億人を目指してがんばりたい。ぜひ観てくれと言いながら全国行脚しようと思います。まだそんなオファーは来てないですが」と意気込みを語り、「僕だったら、宇宙飛行士の記憶を買いたい。宇宙人と恋をして…。そしたらどこに連れていけばいいかなぁ。月のクレーターの中で遊びたいですね。詳しくは記憶を買ったときに決めようと思います」とコメント。さらに「宇宙に行きたい人は多いんじゃないかな。地球と同じ場所がないとは限らないからね。いまは宇宙に行くとなると相当金がかかるから、記憶を買った方が早いですよ」とアドバイスした。また、いままで生きてきた中で消したい記憶は「一番は受験の失敗。トラウマになっている消したい記憶です。いまも、ボードに受験番号があって胴上げされる…、そんな夢をよく見ます」と明かし、「本作を観ればすばらしい記憶が買えるので、観てどんどん買ってください。昨日の記憶は500円から。遡るにつれてどんどん高くなりますよ。宇宙飛行士はかなりお金がかかるんです。私は支社長ですから3割引ですけど」と高田流のPRを披露した。『トータル・リコール』8月10日(金)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー※リコール社は映画『トータル・リコール』のプロモーションのための架空の企業です。
2012年06月25日