サカイ(sacai)とザ・ノース・フェイス(The North Face®)の初コラボレーションアイテムが、10月11日に伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージで行われるイベントを皮切りに販売をスタート。伊勢丹新宿店でのイベントは17日までで、14日にはサカイのホームページ上に国内からのみ購入可能な限定オンラインストアがオープンする。2017年1月、パリで開催された2017-18年秋冬メンズコレクション&2017年プレオータムウィメンズコレクションショーにてお披露目されたビッグコラボレーション。ザ・ノース・フェイスを代表するマウンテンジャケットや、ヌプシジャケットなどをベースに、サカイのデザイナー阿部千登勢がサカイを象徴するハイブリットの美学を落とし込んだアイテム。いずれも普遍的な洋服の原型を継ぎ合わせたサカイらしいデザインかつ防水性、保湿性、吸汗速乾性といったアウトドアで培ったテクノロジーによる実用性も持ち合わせた、現代の都市生活者に向けた仕様となっている。メンズのワークウエアの考えを根底に、実用的なパーカーにはモッズコートのようなボリュームのシルエットを加えたアイテムなど、シンプルかつ軽やかな奇抜さ、独自性を取り入れたコレクションは、メンズ・ウィメンズ各4型、ユニセックス3型の計11アイテムがラインアップ。メンズには「Long Coat」(3色/各7万2,000円)、「Bomber Jacket」(3色/各8万8,000円)、「Pants」(3色/各3万円)、「T-shirt」(4色/各1万8,000円)が、ウィメンズには「Long Coat」(3色/各7万2,000円)、「Bomber Jacket」(3色/各8万8,000円)、「Down Jacket」(3色/各7万6,000円)、「T-shirt」(4色/各1万8,000円)が、ユニセックスには「Hoodie」(4色/各3万円)、「Cap」(2色/各3万円)、「Beebie」(3色/各1万7,000円)が登場する。
2017年09月28日サカイ(sacai)とラコステ(LACOSTE)の初コラボレーションアイテムが、9月16日より展開する。ラコステの代表的なポロシャツに、サカイの美学である“ハイブリッド”を落とし込み、クラシックを新たに表現したコラボコレクション。ウィメンズでは、ポロシャツにプリーツのラップスカートを融合させたドレス(6万5,000円)、コットンのカットソーを継ぎ合わせたポロシャツ(3万9,000円)、ギャザースリーブと組み合わせたポロシャツ(4万2,000円)が登場。メンズでは、スウェットのプルオーバーをかけ合わせたポロシャツ(3万9,000円)、裾にドローストリングを施したロングスリーブのニットプルオーバー(3万8,000円)が用意される。カラー展開はいずれもブラック、ネイビー、ホワイトの3色で、クロコダイルのロゴはスペシャルカラーのネイビーとなっている。なお、取り扱いは青山の旗艦店と、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、伊勢丹新宿店、伊勢丹新宿メンズ館、銀座三越店、阪急梅田本店で発売される。
2017年09月14日「渚のアデリーヌ」などの作品で世界中の音楽ファンを魅了し続けているピアニスト、リチャード・クレイダーマン。彼にとって、実に40回目となるジャパン・ツアー「リチャード・クレイダーマン 2017 with ストリングス・トリオ&パーカッション」が、来月5月6日(土)東京・オーチャードホールでの公演を皮切りに開幕する。リチャード・クレイダーマン チケット情報フランス生まれのリチャード・クレイダーマンであるが、東日本大震災の直後にも公演を行うなど日本への想いは強く、1980年から毎年行ってきたジャパン・ツアーは今回で40回目を数える。また、近年は谷村新司との交流も話題。レコードデビューから40周年を記念して今月4月19日に発売した最新アルバム『デビュー40周年記念ベスト』では、谷村の「昴」「いい日旅立ち」をカバー。その逆に、谷村もまたクレイダーマンの代表作である「渚のアデリーヌ」「午後の旅立ち」の2曲に自ら詞をつけて歌うなど、大物アーティスト2名のコラボレーションが注目されている。今回のツアーではクレイダーマンによる「昴」「いい日旅立ち」がステージ初披露される予定。特別なコンサートになることは間違いない。公演は、5月6日(土)の東京公演の後、5月7日(日)山梨・河口湖ステラシアター、5月8日(月)静岡・アクトシティ浜松 大ホール、5月9日(火)神奈川・やまと芸術文化ホール、5月11日(木)福井・ハーモニーホールふくい、5月12日(金)富山県民会館、5月13日(土)長野市芸術館、5月14日(日)茨城・結城市民文化センター アクロスの全国計8会場をめぐる。チケットは発売中。
2017年04月25日阿部千登勢によるサカイ(sacai)は3月6日、グラン・パレを会場に2017-18年秋冬ウィメンズコレクションショーを開催した。コレクションは「A day in the life- 朝から夜、さらにすべてのシチュエーションのための女性のワードローブ。女性服の概念にとらわれず再構築されている」と銘打たれ、既存のアイテムにひねりを加えて全く新しいものに変化させている。ミリタリーボンバースはプリーツ素材と組み合わされてフォーマルなドレスとなり、同じくボンバース風のジップアップスカートは、花が刺繍されてフェミニンな印象に。バスローブ風のシフォンのドレスやシフォンとツイードのシースルードレスなど、適度な透け感を見せるフェミニンなアイテムがあるかと思えば、バックサイドにボリュームを出したスキー用のダウンジャケットなど、マスキュリンとフェミニンの間を行き来する。ツイードをパッチワークして背中にギャザーでボリュームを出したシャツや、ジップを多用したシャツドレスも目を引いた。リンダ ファロー(LINDA FARROW)とコラボレーションした初のアイウエアも注目。着たいものを着たい時に、着たいように着るというブランド発足当初からの哲学はしっかりと貫かれ、自由を謳歌する女性をイメージさせるコレクションとなっていた。
2017年03月08日sacai(サカイ)が2017-18年秋冬コレクションにおいて発表した、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とのコラボレーション「サカイ × ザ・ノース・フェイス(sacai x The North Face)」のアイテム全11型が、2017年10月11日(水)から順次発売される。 sacaiの象徴である「ハイブリッドの美学」を、ザ・ノース・フェイスの代表的な製品に反映させ、革新的なデザインに再構築。実用性とファッション性をバランス良く兼ね備え、高機能素材と革新的な技術を用いて作られたこだわりのアイテムに仕上がっている。ザ・ノース・フェイスの、アイコニックなマウンテンジャケットやダウンジャケットが持つ防水性、保温性、吸汗速乾性といった機能を、sacaiのアイテムと融合。メンズワークウェアの概念をベースに、パーカーにモッズコートのようなボリュームあるシルエットをプラスしたロングコートは、メンズでもウィメンズでも展開する。ボンバージャケットやダウンジャケットも、バックシルエットに分量感をもたせ、ふわりと軽やかな、sacaiらしいフォルムが印象的だ。尚、10月11日(水)から10月17日(火)までは伊勢丹新宿本店にて、11月15日(水)から11月21日(火)までは阪急うめだ本店にて期間限定ストアも開催。伊勢丹新宿本店では限定アイテムも発売される。限定アイテムにおいても、全体を通して異素材を組み合わせたデザインを展開。ジャケットやフーディーなどでは、光沢のある素材を採用し、アウトドアテイストなシルエットとの見事なコンビネーションが再現された。【詳細】サカイ × ザ・ノース・フェイス発売日:2017年10月14日(土)取扱場所:sacai(フラッグシップストア)、THE NORTH FACE UNLIMITED■アイテム詳細例メンズ:ロングコート(ネイビー、カーキ、オフホワイト) 72,000円+税ボンバージャケット(ブラック、カーキ、オフホワイト) 88,000円+税パンツ(ブラック、ネイビー、カーキ) 30,000円+税Tシャツ(ブラック、ネイビー、グリーン、オフホワイト) 18,000円+税ウィメンズ:ロングコート(ブラック、カーキ、オフホワイト) 72,000円+税ボンバージャケット(ブラック、カーキ、オフホワイト) 88,000円+税ダウンジャケット(ブラック、カーキ、オフホワイト) 76,000円+税Tシャツ(ブラック、ネイビー、グリーン、オフホワイト) 18,000円+税ユニセックス:フーディー(ブラック、ネイビー、グリーン、オフホワイト) 30,000円+税キャップ(ブラック×ブラック、ブラック×ブラウン) 30,000円+税ビーニー(ブラック、ネイビー、カーキ) 17,000円+税※新宿伊勢丹限定アイテムメンズ:ジャケット(ブラック×ネイビー、ネイビー×グリーン) 43,000円+税フーディー(ブラック×ネイビー、ネイビー×グリーン) 43,000円+税ウィメンズ:フーディー(ブラック×ネイビー、ネイビー×グリーン、グレー×ホワイト) 39,000円+税カーディガン(ブラック×ネイビー、ネイビー×グリーン、グレー×ホワイト) 39,000円+税ドレス(ブラック×ネイビー、ネイビー×グリーン、グレー×ホワイト) 38,000円+税Tシャツ(ブラック×ネイビー、ネイビー×グリーン、グレー×ホワイト) 26,000円+税■期間限定ストア詳細・伊勢丹新宿本店会期:2017年10月11日(水)~10月17日(火) ※先行販売場所:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿 3-14-1TEL:03-3352-1111・阪急うめだ本店会期:2017年11月15日(水)~11月21日(火)場所:阪急うめだ本店コトコトステージ11住所:大阪府大阪市北区角田町8番7号TEL:06-6361-1381【問い合わせ先】sacaiTEL:03-6418-5977
2017年01月24日サカイ(sacai)が1月21日、2017-18年秋冬メンズコレクション&2017年プレオータムウィメンズコレクションをパリで発表した。会場はパリ19区に位置するアートスペース104。バラバラにしたものを組み直すという、小説家のウィリアム・S・バロウズ(William Seward Burroughs)が発展させた詩的コラージュの手法「カット・アップ」に着目し、服に置き換えて一つのコレクションに構成している。今までにコーディネートされてこなかった服同士を組み合わせたり、整合性の無いディテールを配したり。実験的な姿勢を見せたが、それが新しい美しさを生み出していた。レザー製のコートの襟が付いた千鳥格子のブルゾンや、ブレードを飾ったジージャンなど、一つのアイテムの中でディテールで遊んだものの他に、アランニットと無地のニットを組み合わせたトップスやニットのダウンジャケットなど、服の構造で遊んだものなど、局所的・大局的に変化を加えている。しかし、そういった試みはさりげなく施されているため、大きな違和感を覚えず、小さな変化の積み重ねが見ていて非常に心地良い。1枚の布を巻きつけて固定した斬新なポンチョや、サカイ初となるザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とコラボレーションしたMA-1ジャケットやロングジャケットなど、目新しいアイテムも登場し、見所の多いコレクションとなっていた。
2017年01月23日サカイ2016秋冬メンズコレクションより、ポーター(PORTER)とのコラボレーションによる新作バッグがリリース。12月10日より販売を開始する。今回リリースされる新作バッグはトートバッグ(4万3,000円)、デイパック(4万5,000円)、クラッチバッグ(1万8,000円)の全3型。前回好評だったデイパックには内装ポケットに加えて背面側には止水ファスナー仕様のPC収納ポケットを搭載、トップにはサカイの洋服にも使用されている“ジグザグステッチ”が取り入れられた。また、PCケースにもなるクラッチバッグは背面にハンドルを、内装には取り外し可能なポケットが装備されている。さらに新作のトートバッグはポーターを代表するヘルメットバッグにマチを設けてのリモデルで、2種類の素材のハンドルをハイブリッドさせて長さを持たせることでトートバッグのフォルムに仕上がった。ファスナーは、全モデルにおいてサカイオリジナルとなっており、カラーはブラック×ネイビー、ネイビー×カーキ、カーキ×ブルーの各3色で日本国内のみで販売される。取り扱いは、サカイ フラッグシップストア、サカイ ドーバー ストリートマーケット ギンザ、伊勢丹メンズ館、阪急メンズ東京、阪急メンズ大阪にて。
2016年12月05日サカイ(sacai)が11月12日、2016秋冬カプセルコレクションを国内とアジアの店舗限定で発売した。同コレクションでは、計8型のウィメンズアイテムを用意。フレア仕上げの背面が特徴のMA-1ジャケット(6万4,000円)の他、デニムとハイブリッドしたワンピース(6万8,000円)や、1点1点柄の異なるヴィンテージスカーフを組み合わせたシャツ(3万7,000円)などを展開。その他、スカート(4万6,000円、6万3,000円)や、カーディガン(5万7,000円)、Tシャツ(3万6,000円)などのアイテムも登場する。
2016年11月15日サカイ(sacai)が10月29日、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)にてドーバー ストリート マーケット限定の別注コレクション「sacai gem」の新作モデルを発売する。発売されるのは、サカイのアイコニックな「MA-1」ジャケットをハイブリッドさせたブルゾン。ウィメンズ、メンズともに1型の展開で、ウィメンズには、MA-1にナポレオンジャケットの装飾を加えたモデル(8万6,000円)が、カーキ、ブラックの2色で登場する。一方、メンズはブラックのMA-1とクラシックなブラックウォッチ柄のテーラードジャケットを組み合わせたモデル(8万4,000円)が1色で登場する。なお、このアイテムは11月初旬にドーバー ストリート マーケット ロンドン、ニューヨークでも発売予定だ。
2016年10月28日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、アーティスト、リチャード・プリンスの作品集『NEW PORTRAITS』。東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)によるご紹介です。■『NEW PORTRAITS』リチャード・プリンス(Richard Prince)1949年生まれのリチャード・プリンスは、1970年代半ばからマスメディアや広告、他のアーティストの作品などから、既存のイメージを利用(流用、盗用)し、自分の作品の中に取り入れるアプロプリエーションという手法で作品を作るアーティスト。時代の象徴となる、消費されるイメージを積極的に取り込んだ作品は、盛んに著作権、肖像権、社会の倫理、道徳の問題が取り沙汰されるが、そのオーディエンスの批判や、「炎上」も織り込み済みであることは周知の作戦であり、コンテンポラリーアート界を賑わす御馴染みの常習犯だ。本書に収録される作品『New Portraits』は、ソーシャルメディアInstagram上に掲載された一般人の投稿写真を流用したプリンスの最新作シリーズ。Instagramユーザーから投稿された写真にプリンスが自らのアカウントでコメントを付し、そのキャプチャー画像を「ニュー・ポートレート」シリーズの作品としてキャンバス作品にしたものだ。ソーシャルメディアの発展によって公と私の境界が曖昧になり、インターネットを経由すれば赤の他人のプライバシーが圧倒的な情報量で目に触れることができる今日的な状況を背景にした本作は、ネット上でシェアされる画像、情報は誰のものなのかという問いを投げかけると共に、作品のオリジナリティとは何によって担保されるのかという問題を私たちに喚起させる。本書は、コンテンポラリーアートを紹介する国際的なギャラリー、ブラム・アンド・ポー(BLUM&POE)によって1,000部制作され、日本国内ではそのうち250部が限定販売中だ。本のデザインはグラフィック・デザイナーの秋山伸が率いるedition.nordが手掛け、印刷物によるオリジナル作品の再現を可能な限り追求する試みが紙面で行われると共に、その革新的で美しい装幀も魅力の1冊となっている。また、本書のデザインを担当するedition.nordの秋山伸による、デザインワークに留まらないユニークな活動を紹介するイベント・エキシビション「BookとBukuは似ている ShinとBukuとedition.nord ── デザインとアートを考える2、3ヶ月」を、現在ナディッフ アパートで開催中。【書籍情報】『NEW PORTRAITS』著者:Richard Prince発刊:Blum & Poe判型:330×266mm価格:2万円
2016年10月27日サカイ(sacai)が、ピエール アルディ(PIERRE HARDY)とのコラボレーション「PIERRE HARDY for sacai」によるアンクルブーツ(14万8,000円)を発売する。アウトドアの要素を含みながらもグラマラスなデザインが特徴的なブーツ。「ダックブーツ」(イギリスのクラシカルなレインブーツ)のような丸みを帯びたつま先に、細かなトップステッチとオーバーステッチのレザーバンドを採用。アクセントとなるハニーカラーのラバーソールにはストレートなハイヒールが合わせられ、ハイブリッドなブーツに仕上げられた。全2型で展開され、各型ともにアンクル丈を採用。そのうち一方には伸縮性のあるクラシカルなジョッパーブーツがスポーティーに落とし込まれた。また、もう一方ではアッパーにスウェード素材のメッシュが用いられている。なお、同アイテムは、青山のフラッグシップストアと、sacai DOVER STREET MARKET GINZA、伊勢丹新宿店、三越銀座店、阪急うめだ本店で取り扱いをする。
2016年09月07日6才の少年が成長する12年間の物語を同じキャストで描ききり、2014年の映画賞を席巻した『6才のボクが、大人になるまで。』。そのリチャード・リンクレイター監督の最新作『EVERYBODY WANTS SOME!!』が、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』として今秋より劇場公開されることが決まった。1980年夏、野球推薦で大学に入学することになった主人公ジェイク(ブレイク・ジェナー)は、個性豊かで騒々しいチームメイトたちと野球はもちろん、女の子、お気に入りの曲、パーティ、お下劣なジョーク…あらゆることに全力で打ち込み、新たな出会いと成長、そしてかけがえのない恋を経験していく――。『6才のボクが、大人になるまで。』でベルリン国際映画祭、ゴールデン・グローブ賞ほか数多くの賞に輝き、映画ファンを熱狂させたリンクレイター監督の最新作となる本作。70年代の高校卒業式前夜を描いた『バッド・チューニング』(’93)、6才の少年が大学に入るまでを描いた『6才のボクが、大人になるまで。』に連なる本作は、80年代が舞台。監督自身も「あの12年間の続きになるような、大人の扉を開けるひと時を描いている」と語るように、今度の“ボク”が経験するのは大学入学直前の3日間だ。永遠には続かなくとも、決して色褪せることのない青春の輝きを、リンクレイター監督らしく生き生きと描き出す青春群像劇で、劇中には懐かしの80’sナンバーも満載。本年度「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)映画祭」ワールド・プレミア・オープニング作品であり、新宿シネマカリテにて7月16日(土)より開催の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」のオープニングを飾る作品となっている。一生に一度の出会いと、“大人になるまで”の最高の時間を、楽しみに待っていて。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』は今秋、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月14日ザ・ヴァーヴのRICHARD ASHCROFT(リチャード・アシュクロフト)がソロとしては16年ぶりの来日公演を10月4日(火)に大阪・ZEPP NAMBA、6日(木)・7日(金)に東京・ZEPP TOKYOで開催することが決定した。【チケット情報はこちら】ザ・ヴァーヴは1990年に結成。1997年にリリースした3rdアルバム『アーバン・ヒムス (Urban Hymns)』が全世界で700万枚を超えるヒットを記録。ソロとしては、2000年にデビュー・アルバム『アローン・ウィズ・エヴリバディ』をリリースし同作は全英チャートで1位を獲得。5月20日、10年ぶり4作目となるアルバム『ジーズ・ピープル』をリリースしている。チケットの一般発売は7月9日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、先行先着プリセールを実施。受付は5月23日(月)午前10時から6月7日(火)午後11時59分まで。■NME JAPAN presents RICHARD ASHCROFT Japan Tour 201610月4日(火)ZEPP NAMBA(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:0010月6日(木)ZEPP TOKYO(東京都)開場 18:00 / 開演 19:0010月7日(金)ZEPP TOKYO(東京都)開場 18:00 / 開演 19:00
2016年05月23日サカイ(sacai)は、アップルウォッチ(Apple Watch)専用のストラップを6月8日から伊勢丹新宿店で先行発売する。6月11日からは青山のフラッグシップストアとsacai DOVER STREET MARKET GINZAでも発売開始する。今回発売されるのは、38mmと42mmのアップルウォッチに対応するストラップで、カラーはゴールドとシルバーの2色。デザインは、ブラックとゴールド、シルバーで仕上げらたジュエリーのようなアイデンティティ・ブレスレットと、クロコダイルパターンをエンボス加工したレザーストラップが組み合わされたもの。価格は3万5000円。海外でも6 月上旬より発売される予定だという。 【問い合わせ先】サカイ(フラグシップストア) 東京都港区南青山 5-4-44 南青山シティハウス A-1F、2F03-6418-5977 sacai DOVER STREET MARKET GINZA 東京都中央区銀座 6-9-5 ギンザコマツ西館 DOVER STREET MARKET GINZA 4F03-6228-5080 伊勢丹新宿店東京都新宿区新宿 3-14-1 新宿伊勢丹本館1F Apple Watch at Isetan Shinjuku03-3352-1111
2016年05月14日リチャード・ギアが、伝記小説の映画化『Three Christs』に主演することになった。ギアが演じるのは、ミシガンの精神科医。彼は、自分はイエス・キリストだと信じる3人の患者を抱えている。監督は、『フライド・グリーン・トマト』『ボーダー〈2007年〉』のジョン・アヴネット。アヴネットは、エリック・ナザリアンとともに脚色も担当する。その他の情報ギアの最近作は、『マリーゴールド・ホテル幸せへの第二章』。最近、スリラー映画『The Dinner』を撮り終えた。共演は、レベッカ・ミラー、クロエ・セヴィニー、ローラ・リニーら。北米公開予定は2017年。文:猿渡由紀
2016年05月10日ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイら世界各国で大ヒットとなった前作のキャストに加え、今回、ハリウッドからリチャード・ギアも加わった『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』。このほど、本作のクライマックスにあたる、ホテルの若きオーナーの結婚式の裏側が解禁。色彩豊かで豪華絢爛なインド式結婚式で、急遽ジュディ・デンチらキャストたちも華麗なダンスを披露することになったという。イヴリン(ジュディ・デンチ)やダグラス(ビル・ナイ)、ミュリエル(マギー・スミス)ら、さまざまな事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテル、マリーゴールド・ホテルをいまではすっかり気に入っていた。だが、若きオーナーのソニー(デヴ・パテル)はホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんなとき、謎めいた客ガイ・チェンバーズ(リチャード・ギア)がやってきて…。今回届いた映像は、本作のクライマックスシーンともいえる、ソニーと恋人スナイナの豪華絢爛な結婚式の裏側。王宮を改装したエキゾチックなホテルに、色とりどりのサリーや鮮やかな花やフルーツが溢れる露店の脇をトラックや象が行き交い、お祝いの人々でごった返している様子が見て取れる。情熱的なボリウッドダンスや、1週間も続くという贅を尽くしたウエディングパーティなど、パワフルなエネルギーと色彩にあふれた見るも楽しいインドならではの結婚式だ。ジュディは「一生忘れられない思い出よ。ただただ美しかった。(インドの)伝統儀式は見ていてワクワクしたわ、間近で見られて本当に光栄だった」と、撮影時を楽しそうにふり返って語る。また、プロダクション・デザイナーのマーティンは「その色彩に度肝を抜かれた。不調和な組み合わせの色彩が美しいと思ってそれを衣装に取り入れたいと思った」と、煌びやかな式への工夫を明かす。とりわけ、撮影現場に到着してすぐに取りかかったというリチャード・ギアも含め、ジョン・マッデン監督のアイデアで急きょキャスト全員で踊ることになったというダンスシーンは必見!踊りを覚えるために、ステップに“犬を洗う”や“エアギター”といった名前をつけていたというエピソードも明かされ、撮影中もユーモアにあふれ、楽しんで撮影に挑んでいたベテランキャストたちの様子が伺える。そんな彼らの“最高な瞬間”を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は3月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日サカイ(sacai)がニューヨークの伝説的なディスコ「パラダイス・ガレージ(Paradise Garage)」のグラフィックを使用したカプセルコレクションを12月18日に発売する。パラダイス・ガレージは1970年代の終わりから1980年代の初めにかけてNYのキングストリートに存在し、伝説のDJ・ラリー・レヴァンを輩出したディスコ。名前の由来はディスコのロケーションが駐車場だったことからきており、皆が共に参加し、人種、文化、または性別の違いを越えて全ての人が踊り楽しむことができる場所としてスタートした。サカイは16SSメンズコレクションと16年プレスプリングコレクションにおいて、ヴィンテージのパラダイス・ガレージのグラフィックを刺繍やプリントで表現したTシャツ、スウェット、ミリタリージャケットなど、計5型を発売する。また「Hybrid Mash Up」をキーワードに様々なパーツを解体、再構築し、素材、アイテムだけにとどまらず、時代、テイスト、カルチャー、シーズンをも混合し、無秩序でありながら新たなスタイルを作り出した。コレクションの売上の一部は、アメリカにおける最初のHIVとAIDSへの支援団体であり、ロゴのオーナーでもあるGay Men’s Health Crisis(GMHC)に寄付される。パラダイス・ガレージの共同創設者であるMel Cherenは音楽業界においてHIVとAIDS危機に80年代初頭により活動したひとり。シンガー、DJ、プロデューサー、クラブのオーナーなどの人々がエイズ関連の合併症で死亡したように、ダンスミュージック業界はHIVが蔓延する早い時期に大きな打撃を受けた過去がある。
2015年12月18日ナイキラボ(NikeLab)とサカイ(sacai)のコラボレーション「ナイキ ラボ × サカイ(NikeLab x sacai)」のホリデーコレクションが12月10日に発売された。ナイキのテックフリースやニット素材に、ナイキではあまり馴染みのないウールやレザーなどの素材を合わせて斬新な質感とシルエットを実現した。「ウィンドランナー ジャケット」(4万円)は、ナイキのクラシックなスポーツジャケットであるウィンドランナーを、寒い季節に合わせてアレンジしたもの。「レイヤードスカート」(2万5,000円)には、軽量性と通気性に優れたテックフリースが採用された。スカートのスリットの下から見え隠れするサテンとレースのスリップが特徴のアイテムとなっている。その他、これまでのアイテムとは異なるクラシックなモデルのレザー袖やポケットのトリムを使用した「デストロイヤー ジャケット」(8万円)や、スカートのボタンの一部を外すと内側の女性らしいサテンのスリップが見えてくる「デストロイヤー ウールスカート」(5万円)などのアイテムも登場。定番スニーカーの「ダンク ラックス」(2万2,000円)は、レザースリッポンに生まれ変わり、ホワイト、グレー、オブシディアン、ビンテージマスタードの4カラーが用意された。なお、取り扱いは、NIKE.COM/NikeLab及び一部の NikeLab 店舗、sacai の旗艦店など。ナイキ ラボ × サカイのFall 2015コレクションも11月5日より展開中。
2015年12月11日ディオール(Dior)より、ブランドと近しいコラボレーターの一人であるフォトグラファーのリチャード・アヴェドンによる写真集『Dior by Avedon』が発売された。発売日は、フランス、イギリスが9月23日、アメリカが10月27日。リチャード・アヴェドンは、クリスチャン・ディオールの最初のオートクチュールコレクションショーが行われた1947年からディオールの撮影を手掛けるフォトグラファー。当時のフェミニンで大胆なクリエーション、それらが与えたセンセーショルなど、ニュールックの本質を忠実にレンズ越しに捉え、力強く弾けるような作品を生み出した。リチャード・アヴェドンはクリスチャン・ディオール亡き後もメゾンとのつながりを続け、イヴ・サンローランのポートレートなど多くの作品を残した。また、新人の発掘にも熱心で、チャイナ・マチャドやジーン・シュリンプトンを見出し、1964年にディオールの装いに包まれた姿を撮影している。一方で、当時の一流モデルたちとの仕事も好み、ディオールを纏ったツイッギー、ヴェルシュカ、ペネロペ・ツリーらを、永遠の時の中に刻み込んだ。今回発売される写真集は、アイコニックなイメージを通してリチャード・アヴェドンとメゾンの関係を回顧させるもの。著者であるイギリス版『ハーパース バザー』編集長のジャスティン・ピカディによる序文から始まり、150点の写真と、当時のモード界の象徴でソーシャライトでもある、ジャクリーヌ・ドゥ・リーブの回想に沿って進んでいく。あとがきは、ガリエラ・モード美術館館長で歴史家のオリヴィエ・サイヤールが担当した。【書籍情報】『Dior by Avedon』著者:ジャクリーヌ・ドゥ・リーブ、ジャスティン・ピカディ出版社:Rizzoli206ページ発刊:フランス・イギリス 2015年9月23日、アメリカ 10月27日価格:150ユーロ、115ポンド
2015年10月23日ジェニファー・ローレンスの次回作の監督がリチャード・リンクレーターに決まりそうだ。オーストラリアの作家、グラム・シムシオンの小説「ワイフ・プロジェクト」を映画化する『The Rosie Project』(原題)で、恋に奥手な遺伝子学者が、自ら考案した科学的調査方法で完ぺきなパートナーを捜そうとするコメディ。ジェニファーは主人公と正反対の性格のヒロイン、ロージーを演じる。『(500)日のサマー』のスコット・ノイスタッターとマイケル・ウェバーが脚色し、『LEGO(R) ムービー』の共同監督を務めたクリス・ミラー&フィル・ロードが監督予定だったが、2人は『スター・ウォーズ』のハン・ソロが主役になるスピンオフ作品を手がけることになり、降板していた。主人公の科学者、ドン・ティルマンを誰が演じるか、撮影の時期など詳細は未定。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月29日リチャード・ギアと、33歳下のスペイン女性との交際が明らかになった。65歳のリチャードは1年以上前から、32歳になるスペインのソーシャライト、アレハンドラ・シルバと交際しているという。2人は先日、イタリアのシシリーで開催された第61回タオルミナ映画祭に一緒に出席。22日(現地時間)には、タオルミナ近郊のアーチトレッツァの海上でヨットに乗っているのを目撃された。太陽の下、リラックスした様子でキスする姿がパパラッチにとらえられている。アレハンドラは、スペインのプロ・サッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリードの財務担当副社長を務めたこともあるイグナシオ・シルバ氏の娘で、富豪の元夫との間に息子が1人いる。アレハンドラはスペインのマドリッドとニューヨーク・マンハッタンを往き来する生活をしていて、リチャードがマドリッドまで彼女を訪ねたことも何度かあるそうだ。アレハンドラの友人はスペインのテレビ取材で、リチャードとの交際は1年ほど前から始まったが、極力目立たないようにしていたが、双方の友達は彼らの関係を承知だという。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月25日原宿のギャラリー「BLUM & POE 東京」で、リチャード・プリンス(Richard Prince)の個展「New Portraits」が開催中。期間は5月30日まで。リチャード・プリンスはニューヨークで活動中の写真家。その活動は70年代まで遡り、マスメディアや広告が掘り起こした既存のイメージを流用し、新たな作品を生み出す手法の先駆けとなった。88年の国立現代美術センターを皮切りに、ホイットニー美術館やボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館、ケンストハウス・ブレゲンツなど数々の美術館で個展を開催。サンパウロやホイットニー、ヴェネチアで開催されたビエンナーレにも参加している。今回発表される「New Portraits」シリーズは、プリンスがインスタグラム上を飛び回りながら収集した、膨大な写真とそのコメントを作品として発表したもの。約20点の作品では、ユーザーの自己顕示欲や窃視的な欲求は削ぎ落とされ、あたかもメディア自体の産物であるかのような姿を見せている。中でも特に注目すべきなのが、SNSへとプリンスが自ら書き込んだコメントの数々だ。脈絡を欠いた言葉、ジョーク、引用、矛盾語方、絵文字などが書き加えられることにより、ポートレートに新たな方向性が指し示されている。そこでは、絵画と写真、イメージとテキスト、著作権と表現の自由が融合し、“他者の投稿への介入”は“作品を構想する行為”へと置き換わる。これによって、ポートレートをプリンスの作品へと昇華させようという試みだ。国内では20年ぶりとなるプリンスの展覧会。彼がライフワークとしている“写真という媒体への探求”をリアルに目にする貴重な機会となりそうだ。【イベント情報】リ チャード・プリンス『New Portraits』会場:BLUM & POE 東京住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34原宿神宮の森5階会期:4月3日から5月30日時間:11:00から19:00休館日:日・月曜日、祝日
2015年04月19日サカイ(sacai)のレース×ボーダーニットプルオーバー(10万5,000円)は、花モチーフのエンブロイダリーレースとマリンテイストのボーダーをミックスしたロマンティックな雰囲気。15SSシーズンは、ミリタリーウエア、ユニフォームなど、あらゆるアイテムを解体し、融合させたサカイ。このトップスはニットをベースに、衿・スリーブ・裾を大胆に切り替えた大柄のフラワーレースが特徴。胸元やスリーブからは素肌が覗き、フェミニンな印象に。裾部分にはチュールを重ね、強度を保つことで張りのあるペプラムのシルエットを作っている。涼しげなパステルブルーと、ミリタリーテイストな肩章のアクセントのコントラストもサカイらしい1着だ。ランウェイではタートルネックを立て着用し、衿元のレースをより強調させた。<問い合わせ先>サカイTEL:03-6418-5977
2015年04月17日サカイ(sacai)は28日、ブランド初の作品集『SACAI:A to Z』を発刊する。この本は単なる作品集やアーカイブという形態にとどまらず、理念や考え方といったブランドの裏側を伝えるために制作された。紙面は人々を“驚かす”ことを意味する「Astonish」にはじまり、「Brand」、「Creation」というようにアルファベット順に並んだテーマ別に構成。アーカイブやショーの風景など200点を超える写真が収録されており、ファッションに斬新なアプローチを開発するデザイナー、阿部千登勢の製作プロセスが明らかにされている。更に、巻頭ではファッション評論家のサラ・モーア(Sarah Mower)をはじめ、ファッションジャーナリストやブランドを取り巻く人々によるエッセイを収録。アルファベットの“V”にちなんだ「Voice」でも、『Teen Vogue』の編集長Amy Astleyなど9人による、サカイについてのコメントが掲載された。なお、国内ではボックス付きのスペシャル版が、サカイ青山店、及びドーバーストリートマーケットで販売される。【書籍情報】「SACAI:A to Z」著者:Sarah Mower、Sarah Andelman、Tim Blanks、Angelo Flaccavento出版社:Rizzoli New York言語:英語装丁:ハードカバー/232ページ/8インチ1/2×11インチ発刊:2015年価格:75ドル発売:アメリカ、イギリス、カナダ、日本
2015年04月17日サカイ(sacai)の2015-16秋冬コレクションは力強い。オーバーサイズのガーメントを解体し、リサイズして新しいプロポーションを作るリアルな洋服に仕上げた。M43ジャケットやシャツはダーツ、タックを駆使してフレアやフィットを出し、女性的なフォルムを構築。メンズのワイドパンツはタックを取ってキュロット風に。解体した部分には異素材を差し込み、パーツをつなぐ。キルティングでつないだメルトンコートなどはキルティングステッチをメルトンにも施す。太い0番手の糸を用いてはっきりと主張する。秋冬らしくレザーとファー使いも目を引く。ニットとレザーを合わせたブルゾンはケーブルニットの上に薄いディアスキンをボンディングして、紋様をレザーに写した。後半のバハストライプをファーとグログランで描いたコートは圧巻のルックだ。トライバルな要素も取り入れられた。ミラーワークなどのトライバルな刺繍や民族衣装のような張り出したぺプラムやスカートは裏にハードチュールを仕込みクチュール的でもある。豪勢な素材使い、力強いシルエット、自信に溢れたスタイリング、日本の“今”を先導するサカイの勢いを感じられずにはいられないランウエイショーだった。
2015年04月05日注目のコラボレーション、「ナイキ ラボ × サカイ(NikeLab × sacai)」のファーストコレクションの全てのアイテムが発売日に先駆けて公開された。3月25日より発売されるのは、ナイキ ラボ(NikeLab)とサカイ(sacai)とのコラボレーションの第1弾、スプリングコレクションとして展開されるラインアップ。サカイのデザイナー、阿部千登勢にとってナイキは20代の頃から愛用するブランドのひとつで、コラボレーションに至ったのは自然な流れだったという。普段彼女自身も、サカイのドレスの足元にナイキのシューズをコーディネートすることも。今回のコラボレーションに際し阿部はナイキの本社にも訪れた際にアーカイブや資料にも触れ、ウインドランナーやテック フリースといったナイキのヘリテージをベースに、彼女独自の手法によってクラシック(=ナイキ)をモダンに再構築。スポーツウェアの新たな解釈を乗せた。ナイキの素材やテクノロジーを使いつつ、シルエットやディテールなどは全てオリジナル。サカイによると、阿部は「誰もが『どこから見てもサカイで、どこから見てもナイキ』と思えるコレクションにした」という。例えば異素材をドッキングする手段として、サカイのコレクションなら縫製するところを、ナイキ ラボ × サカイでは熱加工で圧着しシームレスに仕上げるなど、機能性を体現すべく特殊なテクニックを利かせているがこの「ナイキ ラボ × サカイ」の一番の特徴と言えるだろう。女性の動く姿の美しさを表現する為、ボンディングなどの技法により素材を極限まで軽量化することで、背面に細かく入ったプリーツやフレアなシルエットが、動きによって躍動する仕掛けだ。他にも、ナイキのアイコニックな素材、テックフリースが用いられたスウェットシャツ、カットソー、スウェットパンツ、スリッポンタイプに姿を変えたAir Max 90などが展開される。削ぎ落とすナイキ、異なる要素を再構築するサカイといった対極的なクリエイションがひとつのコレクションに解け合うことで、新しい試みが実現した。ナイキ ラボ × サカイの第2弾はサマーコレクションとして、6月に発売予定。11111
2015年03月25日サカイ(sacai)が伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージにポップアップショップ「"THE" tribe called sacai」を3月25日からオープンする。31日まで。会場では、サカイ、サカイ ラックの新作販売に加え、ナイキ(Nike)とのカプセルコレクション「ナイキ ラボ × サカイ(NikeLab × sacai)」がお披露目される。このコレクションでは、サカイの阿部千登勢が30年前のナイキウエアをセレクト。クラシックなフォルムを女性らしく、機能的なデザインへとアップデートさせている。ナイキのアイコンシューズ「エア マックス 90」のコラボモデルは今ポップアップショップでは26.5cmまで展開される。27cm以上はサカイの南青山フラッグシップストアのみで販売。現在発売日未定、サカイホームページ(www.sacai.jp)で随時更新される予定だ。
2015年03月20日ナイキ ラボ(NikeLab)と「サカイ(sacai)」がコラボレーションしたウィメンズコレクション「ナイキ ラボ × サカイ(NikeLab × sacai)」が発表された。サカイの阿部千登勢が、ナイキのランニング、テニス、アメリカンフットボールのアーカイブをベースに、革新的な素材や技術を用いて大胆なスタイルを表現した同コレクション。クラシックなアイテムのシルエットに、女性らしく現代的な視点から新しい解釈を与え、機能性とスポーツの要素を併せ持つアイテムへと進化させた。クラシックなウインドランナーは、新たにプリーツを纏い、スカートにまで形を変えた。また、フードつきのスウェットシャツは、ぺプラムのディテールが動いたときに初めて完成形を見せる。これらのデザインにより、着る人が振り返った時に周りに驚きを与えるコレクションが完成。パネルの構成や戦略的に配置された展開部分、内側の素材がガーメントの動きに関係なく、流れるような印象を与えている。また、今回のコラボにあたり、阿部はナイキのアイコニックな素材イノベーションであるテックフリースに注目。「テック フリース クルー」「ジップ付きテック フリース」「テック フリース ドレス」「バックジップ付きテック フリース クルー トップ」「テック フリース パンツ」の5点を完成させた。これに、「フーデッド スウェット シャツ」「ウインド ランナー スカート」「スポーツ スカート」「グラフィック ティー」などを加えたアイテムが、大胆なカラーパレットで展開される。更に、今回のコラボによって新たに解釈をされた「エア マックス」のシルエットが、ユニークなスリッポンスタイルとなって登場。だまし絵の手法を用い、ミッドソールにまるでウエッジがあるかのようなデザインに仕上げた。素材にはレザーを採用し、伸縮するシュータン部分にフューズ技術を用いて究極の快適さを実現さいる。阿部は「素材のイノベーションが常にサカイの中心にあるように、私にとって機能性はとても大事なものです。私にとってナイキは機能性とイノベーションをその中心に持つ、オリジナルなアイコンです」とコメント。また、「ナイキ スポーツウェア」ヴァイスプレジデントのカート・パーカーは、「着る人が歩いたり動いたりすることにより、ガーメントが命を与えられるように、美しさと強さが同時に表現されます。これはスポーツとスタイルの完璧な融合であると感じます」と語っている。同コレクションはNIKE.COM/NikeLab、NikeLab DSM GINZA、サカイ南青山フラッグシップストア、及び伊勢丹新宿店1階ザ・ス テージで行われるポップアップショップで3月25日から発売。また、第2弾コレクションでは同コレクションの新色と、新作の「ウインド ランナー スカート」「グラフィック ナイキ タンク」「ナイキ ダンク ラックス」が6 月に展開される。
2015年03月17日サカイ(sacai)が、1月24日パリのオラトワール・デュ・ルーヴル(プロテスタント用礼拝所)で15-16AWメンズコレクションのプレゼンテーションを開催した。オーセンティックなアイテムが多数登場し、サカイらしいレイヤードスタイルを見せた。2枚重ね着をしているかのようで、実は1枚のブルゾンやコートといったハイブリッドのテクニックも健在。今シーズンはヘリンボーンの厚手のウール素材をあしらった男性的なブランケットやポンチョが目を引き、ボアを巧みに配したパンツやブルゾンも印象的。多くのアイテムで首元に取り付けられるチンストラップが見られた。マスキュリンなアイテムがすう勢を占める中、アニマルプリントやチェックのツイード素材を登場させ、フェミニンな味付けをしている点も注目。敢えて異種のものをミックスすることで、それが遊びとなり、デザイナー阿部千登勢のバランス感覚を巧妙に表出させている。暖かそうなルックにシルバーやゴールドのサンダルというコーディネートも絶妙。
2015年02月04日リチャード・ギアとシャルロット・ゲンズブールが、スリラー映画『Oppenheimer Strategies(原題)』で共演することになった。監督は『ボーフォート レバノンからの撤退』のヨセフ・シダー。その他の情報主人公オッペンハイマー(ギア)は、力をもたない若い政治家と友達になる。だが3年後、その政治家は世界的に名を知られる大物に成長。そのことは、オッペンハイマーの人生を大きく変えることに。ギアの次回作は、3月北米公開予定の『The Second Best Exotic Marigold Hotel(原題)』。ほかに、ダコタ・ファニングと共演する『Franny(原題)』も控える。ゲンズブールの新作は『サンバ』。次回作は、ヴィム・ヴェンダース監督の『Every Thing Will Be Fine』。文:猿渡由紀
2015年01月15日