秦建日子のベストセラー小説、刑事 雪平夏見シリーズを原作にした舞台「アンフェアな月」。その舞台第2弾『殺してもいい命』が6月21日に東京・サンシャイン劇場にて開幕。開幕前には出演者らによる囲み取材とゲネプロが行われた。【チケット情報はこちら】原作は、女性刑事・雪平夏見を主人公とした小説シリーズの3作目。2006年にテレビドラマ化(『アンフェア』)、その後映画化もされたベストセラーシリーズでもあり、舞台化は2018年に上演した「アンフェアな月」に続く第2弾。主人公である捜査一課でトップの検挙率、バツイチで男勝り、そのうえ酒豪で“無駄に美人”と揶揄される女性刑事・雪平夏見役は、舞台第1弾に続き篠田麻里子がつとめる。物語は、雪平の元夫である佐藤和夫(中村優一)が、“フクロウ”と名乗る殺し屋によって殺害されるところから始まる。捜査を進める雪平だが、足取りはまったくつかめず、フクロウによる連続殺人は続いていく・・・。主演の篠田は「この作品はとても大好きなシリーズ。今回第2弾ができることを大変うれしく思っています。前回は刑事作品を舞台でやる難しさを感じましたが、今回はそれを乗り越えて作品を作ることができました。それぞれの命であったり、当たり前に過ごしている日常が実は当たり前じゃないということを思い知らされる作品。今回も事件を追っていくんですが、登場人物たちそれぞれのバックグラウンドや苦労、母親の気持ちだったりが見える舞台になっていると思います」と出来ばえに自信をみせた。雪平の相棒刑事である安藤役を演じる松田凌は「僕は今作からの参加。『殺してもいい命』というテーマが込められた作品で、ひと役ひと役、人間ドラマを意識して稽古をしてきました。ご来場いただいた皆さんのそばに実はこういう現実があるんじゃないかということも舞台上からお届けできたら」とコメント。佐藤の再婚相手である由布子を演じる西原亜希は「ふたりの母が登場することによって、今までに描かれてこなかったアンフェアの世界観だったり、新しい雪平夏見の姿が堪能できると思います」と見どころを紹介。探偵の迫田役を演じる小島よしおは「個人的には普段、服を着て舞台に出ることがなかなかないので緊張していますが、服を着た役を違和感なく演じられたら」と意気込みを語り、笑いを誘った。公演は6月30日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットぴあでは公演日前日まで当日引換券を発売中。
2019年06月25日全米初登場No.1を記録、自分の誕生日の夜に殺されては同じ誕生日の朝に戻る物語を描いたジェイソン・ブラム製作のタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』から、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、ビッチ大学生のツリー(ジェシカ・ロース)が誕生日に、見知らぬ男子カーター(イズラエル・ブルサード)の部屋で目を覚ますところからスタート。口うるさい寮長ダニエルから「ビッチの朝帰り?」と嫌味を言われ、ルームメイトのロリからのお祝いもそこそこ日常を過ごし、夜はバースデーパーティーに繰り出す。しかし、最高の誕生日のはずが、不気味な殺人鬼<ベビーマスク>が突如現れガラスで一突きされ、この日が“デス・デイ”に…。ところが、ツリーは目を覚まし、またカーターの部屋に。経験した同じ日をまた過ごすことに。何度も死んでベビーマスクの悪夢から逃れようとするも、執拗に追ってくるベビーマスク。怖さもあり、またどこかクスリとしてしまう部分も入り混じった映像となっている。また予告編と併せて公開されたポスタービジュアルでは、誕生日ケーキを持ったべビーマスクが。微笑んでいるようにも見えるマスクは何度見ても不気味だ。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。続編『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年04月19日間宮祥太朗が“キレやすいツンデレ男子”、桜井日奈子が“心優しいネガティブ女子”となり、Twitterから話題沸騰となった大ヒット漫画「殺さない彼と死なない彼女」を実写映画化することが決定。2019年秋に公開される。■ストーリー何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校3年の小坂れい。ある日、小坂は教室で殺されたハチの死骸を埋めているクラスメイト・鹿野ななに出会う。「死にたい」が口ぐせの鹿野はリストカットの常習犯。虫の命は大切に扱うくせに「死にたがり」な鹿野に興味を抱く小坂。それまでネガティブすぎる言動で周囲から変わり者扱いされていた鹿野だったが、口の悪い小坂と本音で話すうちに、2人は一緒にいることがあたりまえになって…。■「何度読んでも泣いてしまう」新世代SNS漫画家の大ヒット作を映画化原作となるのは、SNS漫画家・世紀末による3つの物語からなる連作4コマ漫画。自分が可愛いことを自認し、周囲からの愛を求め続ける“きゃぴ子”と、正反対のしっかり者の親友“地味子”。恋愛に無関心な草食男子“八千代くん”に何度フラれても告白し続ける“君が代ちゃん”。 キレやすいツンデレ系彼氏と付き合う、心優しいネガティブ女子“死なない彼女”。今回の実写版は、単行本に収録された表題作「殺さない彼と死なない彼女」に登場する“殺さない彼”小坂れいと“死なない彼女”鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇となる。登場するキャラクターたちはいずれも、一見“変わり者”のようでいて、自分の想いにまっすぐで、不器用で、ありのままで生きようともがいているだけ。実は誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもある。誰もが生まれ持っている心の“やわらかい”部分――それを思わずクスリと笑ってしまう愛嬌あるキャラクターと、核心を突きながらも読者を包み込むような温かいメッセージで表現したことにより、本作はSNSを飛び出して男女問わずに爆発的な支持を得ている。■間宮祥太朗×桜井日奈子、次世代を担う最旬キャストがW主演主人公・小坂れいを演じるのは、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』など人気コミックの実写版で個性豊かなキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と演技力で知られる間宮祥太朗。2017年には狂気むきだしの演技で映画『全員死刑』で初主演を果たし、2018年には『不能犯』『食べる女』のほか、テレビではNHK連続ドラマ「半分、青い。」や「BG 身辺警護人」「ゼロ 一獲千金ゲーム」など話題作に立て続けに出演。2019年には俳優生活10周年の節目を迎える。もう一人の主人公・鹿野なな役には、映画『ママレード・ボーイ』で初主演を果たし、11月9日(金)公開『ういらぶ。』でもヒロインを務め、ドラマやCMだけにとどまらず、10月からはNHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」で初MCを務めるなど、活動の幅を広げ続けている桜井日奈子。次世代を担うフレッシュな顔ぶれが集結し、瑞々しい感性で綴られる本作の世界をより鮮やかに彩る。監督・脚本を手がけるのは、長編映画デビュー作『ももいろそらを』(12)が第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」にて最優秀作品賞を受賞、翌年にはサンダンス映画祭「ワールドシネマコンペティション」に選出され「日本映画の新鮮で革新的な監督の誕生」と絶賛された小林啓一。続く、高杉真宙主演の『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』も高い評価を得た。新進気鋭の才能として熱い視線を注がれ、綿密なリハーサルを繰り返しながら演出をしていく手法で俳優からの信頼も厚く、美しい映像で思春期の若者特有の心の機微を描く名手が、本作で青春映画の新境地を目指していく。■キャスト・監督・スタッフのコメント到着!主演:間宮祥太朗「自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たち」台本を読むたびに小坂と鹿野のやり取りのひとつひとつがとても微笑ましく、そして、監督と桜井日奈子さんとリハーサルや話し合いを重ねて作っていく時間も充実していました。小坂も鹿野も他の登場人物たちも、自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たちの様に思います。それは夢や恋愛や自分の置かれた環境によって違い、個性でもある。それぞれが個性を持って絶望している。思春期という言葉で一括りにしてしまわず、何故葛藤していて、何に救われるのか。日常を過ごす当人たちの温度を感じて頂けたらと思います。小坂の叫びも静かに聞こえますように。主演:桜井日奈子「初めて演じるタイプの役」私が演じる鹿野ななは、つかみどころのない、たくさんの矛盾を抱えたキャラクターです。初めて演じるタイプの役で苦戦していますが、だからこそ、この現場で得られるものがたくさんあるなと実感しています。撮影はカット毎に、みんなで映像をチェックしながら、1つ1つのシーンを丁寧に作っています。色々な表現を、自分の目で確かめながら進めていけることはとてもありがたく、鹿野を演じながらも自分自身と向き合っている感じです。この作品がたくさんの皆さんに届きますように。小林監督やスタッフの皆さん、そして間宮祥太朗さん、キャストの皆さんと一緒に頑張りたいです。監督・脚本:小林啓一「素敵なシーンが数多く撮れています」印象的なタイトル、一癖も二癖もあるキャラクター。原作が四コマ漫画ということで独特なリズム感と世界観を作り上げることに試行錯誤しながら撮影は進んでいます。間宮くん、桜井さんをはじめ、癖のあるキャラクターがどうすれば生き生きと存在できるか、皆で色々試しながら作っている最中ですが、すでに素敵なシーンが数多く撮れています。登場人物と同世代はもちろん、色々な世代に観ていただきたいです。きっと、この映画から恋人、家族、友人、大切な人の温もりを感じてもらえると思います。頑張ります!原作:世紀末「いまもまだ信じられない自分がいます」映画化が決定したと聞いたとき、ベストセラーでもない私の作品が映画化だなんて騙されているんじゃないかと怖くなりました。おまけに主演が間宮祥太朗さんと桜井日奈子さんというステキなお2人だなんて、これを書いてるいまもまだ信じられない自分がいます。ですが実際に現場にお邪魔させて頂くと小林監督をはじめとした本当にたくさんの方が「良いものを作る」という目で動かれていて圧倒されました。『殺さない彼と死なない彼女』を愛してもらっていました。紙から飛び出して大きなスクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのがとても楽しみです。『殺さない彼と死なない彼女』は2019年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月06日2000年にクランクインするも、度重なる災難に見舞われ何度も製作中止・延期になってきたテリー・ギリアム監督作の『ドン・キホーテを殺した男』。2002年にはドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』が製作され、『ドン・キホーテを殺した男』の製作がなぜ行き詰ってしまったのかという顛末が描かれている。製作初期段階ではジャン・ロシュフォールやジョニー・デップがキャストに名を連ねていたが、昨年キャストを一新し、モンティ・パイソンのマイケル・ペイリンと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のアダム・ドライバーを中心に据え撮影を再開することが発表されていた。そして今日、ギリアム監督自らが『ドン・キホーテを殺した男』の撮影が終わったことをFacebookの公式ページで報告した。「長い間、音沙汰なしでごめんね。トラックのパッキングで忙しくて。これから家に帰るよ。17年の時を経て、ついに『ドン・キホーテを殺した男』の撮影が完了したんだ。すべてのチーム、そして信じてくれた人たちに感謝している」。監督のFacebookは2月28日(現地時間)から更新が途絶えていたが、同作の製作に専念していたようだ。(Hiromi Kaku)
2017年06月05日池袋コミュニティ・カレッジは5月23日、内田裕士氏による講演会「男性も女性も必聴!あなたの魅力を生かす服、殺す服」を、西武池袋本店別館8階の池袋コミュニティ・カレッジ4・5番教室にて開催する。内田裕士氏は、日本最大級のメイク教室「美塾」創始者で、3万部突破のベストセラー『毎朝、自分の顔が好きになる』の著者でもある。内田氏は、これまでに1万5,000人を超える女性と接し、彼女らの外見コンプレックスに触れてきたという。また、流行のメイクや偏った情報を取り入れることで、自分本来の魅力を打ち消し、コンプレックスを深めていく姿も多く見てきたとのこと。メイクの専門家である内田氏は、一般女性の多くが「自身の魅力を正しくとらえていない」と語っている。「可愛らしい点が魅力なのに、大人っぽく見られようとする」「クールさが魅力の女性がキツく見られないように苦心する」など、9割の女性は、自分の魅力をわざわざ打ち消す行動をしているという。そこで内田氏は、女性を「凛・艶・清・萌」の4パターンに分類。自分の魅力を正確に、客観的に知ることができる独自のツール「魅力マトリックス」を開発した。これまではメイクの観点からのみ「魅力マトリックス」を伝えてきたが、今回の講演では、初めて魅力別のファッションについて語るとのこと。講演会参加者には、内田氏による、男女合わせて8タイプの「魅力別☆自己紹介のコツ動画」もプレゼントする。例えば、「萌」タイプの女性は「○しながら話す」、「清」タイプの女性は「しゃべらず○でいる」など。内田氏の講演後には、希望者を対象にサイン会も行う。サイン会では直筆サインのほか、内田氏が見抜いた参加者の魅力について、一人ひとりにメッセージを書くとのこと。中には、そのメッセージを読んで涙を流す参加者もいるという。参加費(チケット料金)は4,512円(税込)。料金には、『毎朝、自分の顔が好きになる』の書籍代が含まれる。講演会開催時間は19~20時、サイン会は20時~。定員は200名。チケットはオムニ7で販売している。
2017年05月08日デジオンは4月5日、パナソニックのブルーレイディスクレコーダー「DIGA」専用のリモート視聴アプリ「DiXiM Play for DIGA Windows版」を発表した。発売は7月で、利用料金は月額200円。インストールはWindowsストアから行う。パナソニックのブルーレイディスクレコーダー「DIGA」で録画した番組を宅外からも再生できる「外からどこでもスマホで視聴」に対応したWindows用ネットワークプレーヤーアプリ。「DiXiM Play Windows ストアアプリ版」をベースに開発された。録画した番組だけでなく放送中の番組も視聴できる。チャプター単位でのスキップ再生や、字幕表示を行える。早見再生に対応し、速度は1.2倍速/1.5倍速/2.0倍速から選択可能。0.8倍速の遅見再生もサポートする。アプリの対応OSはWindows 8.1 / 10。対応するDIGAの機種は「DMR-BRX7020」「DMR-BRX4020」「DMR-BRX2020」だ。
2016年04月05日「リモートワーク」という言葉をご存知でしょうか?クラウドソーシングの急速な発展に伴って注目されるようになったそれは、オフィスに通勤せずに働ける新たなワークスタイルのこと。これまでは、事前に決められた仕事やプロジェクトをフリーランサーが請け負うというかたちが一般的でしたが、ここにきてその可能性が組織にまで広がっているといいます。つまり会社やチームに所属していたとしても、住みたい場所に住んで、通勤せずに働けるようなワークスタイル「リモートチーム」が可能になったということ。そこで、ぜひ読んでおきたいのが、きょうご紹介する『リモートチームでうまくいく マネジメントの“常識”を変える新しいワークスタイル』(倉貫義人著、日本実業出版社)。■どこにいても仕事ができる著者は、リモートチームを取り入れることによって、組織ならではの安定した仕事、仲間と助け合える環境、そして好きな場所で働ける自由をすべて実現できると主張しています。なぜなら、自らが代表を務めるソフトウェア開発会社のソニックガーデンが、まさにリモートチームの有効性を立証しているから。たとえば東京のオフィスに通勤して働いているメンバーがいる一方、全国各地で在宅勤務をしているメンバーも数多く存在しているというのです。しかも在宅勤務だったとしても、仕事内容や働き方、雇用形態も本社勤務の人たちと違いはないのだとか。だとすれば、スキルさえあればどこにいても仕事ができることになり、たしかに可能性のあるワークスタイルだといえるでしょう。■ノンストレスで仕事できるリモートチームを採用することによって得られる最大の効果は、いうまでもなく時間の節約による生産性の向上。なぜなら在宅勤務をすれば、通勤時間がゼロになり、移動時間や待ち時間など、どうしても削ることができなかった時間を削ることが可能になるからです。つまり、その分の時間を生産的な仕事のために利用できるのです。そればかりか、ゼロになるのは時間だけではありません。通勤時間がなくなるということは、通勤時に避けて通れなかった満員電車内での疲労、電車の遅延、車の渋滞などによるストレスもなくなるということ。疲労やストレスとは無縁の状態で1日の仕事をスタートさせることができるのですから、そこには大きな精神的効果が期待できるはずです。■オンラインで会議ができるところで組織やチームなどで仕事をする場合、当然のことながら会議やミーティングは必須です。でも従来のようにオフィスで仕事をする場合、チーム内や顧客とのミーティングを開くためにはいくつものハードルを越える必要がありました。事前に出席者の都合のよい日時を調整し、そのうえで会議室を予約するなど、さまざまな調整が必要だったわけです。でもリモートチームでのミーティングは、各人がパソコンを持っていて、インターネットにつながる環境さえあればOK。オンラインを通じての会議が可能になるため、会議室の予約も必要ないのです。■無駄な時間の節約もできるちなみに会議室を予約して使う場合、仮に1時間の予約をしていたとしたら、要件が早めに終わったとしても、なんとなく時間いっぱいまでミーティングをしてしまうということになりがち。逆に時間がオーバーして次の予約者が来てしまったら、改めて別の場所を探さなければならなくなります。いろんな意味で無駄が生まれるわけですが、オンラインでのミーティングなら、用件が終わった時点でサッと終えることが可能。次の人たちが集まってくることもないので、時間を節約でき、ストレスも軽減できるでしょう。■さらに出張の概念も変わるまた、リモートチームワークが当たり前のものになってくると、出張の概念すら変わるといいます。出先でもインターネットにつなげば、そこには普段のオフィスと同じ労働環境が生まれることになります。つまり出張に行くからといって、チームの仕事に待ち時間などの支障が出ることもなくなるのです。■仕事に対する意識も変わるそしてリモートワークをはじめると、働く人の意識も変わってくるといいます。つまり、「オフィスに行きさえすれば仕事をしているとみなされる」という従来の状態ではなくたるということ。成果を出さない限り、仕事をしていないのと同じだということになるので、“働いているふり”が通用しなくなるのです。それはデメリットのようにも聞こえますが、そうではないというのが著者の考え方。結果的にはよりいっそう成果を意識した働き方をメンバーに促すことになるため、チーム全体の生産性を高めることになるということです。*現代の労働環境は、被雇用者にやさしくないものであると認識されています。それは否定しようのない事実であり、特にあおりを受けやすいのは、シングルマザーなど時間に制約のある方々でしょう。しかし、もしもリモートチームによって自らのスキルを生かすことができるのであれば、そこには従来になかった新たな可能性が生まれることになります。より効率的な働き方へのシフトを実現させるためにも、本書には読むべき価値があると思います。(文/書評家・印南敦史)【参考】※倉貫義人(2015)『リモートチームでうまくいく マネジメントの“常識”を変える新しいワークスタイル』日本実業出版社
2016年01月19日リクルートホールディングスは12月24日、2016年1月より、雇用形態にかかわらず全従業員を対象とした、上限日数のないリモートワークを本格導入すると発表した。会社間の同意および本人の希望があった場合は、派遣社員もリモートワークを選択可能となる。一人ひとりの裁量に任せ、支援することをコンセプトとしているが、従業員の健康や安心・安全、社外で働く際のマナーおよび情報管理の観点から、必要なルールを定めた「リモートワーク規定」を設けるという。モバイルPCや携帯電話など、セキュリティ対策が施されたツールは同社より支給され、個人の評価はこれまで通り成果に基づいて行われる。同社は場所にとらわれない働き方の実現を目指し、今年6月よりリモートワークの実証実験を行ってきた。期間中は、原則週2日の出社を上限とし、週の大半は職場ではない場所で働くことをルールとしたほか、実施対象者を育児や介護などの特別な事情を持つ社員に限らなかった。リモートワークの推進と連動して、実際に顔を合わせたコミュニケーションが行えるオフィスでは、所属組織を超えた社内コミュニケーションの活性化やイノベーションの創出をコンセプトに、一部に各自の席を固定しないフリーアドレスエリアを11月より導入されている。
2015年12月25日インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月25日、社外から社内ネットワークへ接続する既存サービスの「IIJ GIOリモートアクセスサービス」にWebアクセスに特化した新たな品目として「IIJ GIOリモートアクセスサービス/タイプB」を追加し、2015年12月1日より提供開始することを発表した。価格は個別見積で、初期費用は100端末の場合、月額8万8000円(税別)~。IIJ GIOリモートアクセスサービスは、スマートデバイスやモバイルPCなど端末の種別を問わず、自宅や外出先などからインターネット経由で顧客の社内ネットワークにセキュアに接続できる環境を提供するクラウド型のリモートアクセスサービス。昨今、モバイルデバイスの利用が広がり、紛失による情報漏えいリスクが高まる中で、より安全性と利便性を強化したIIJ GIOリモートアクセスサービス/タイプBをiOS/Android端末向けに提供し、企業におけるモバイルデバイスの業務利用を支援する。新サービスはソリトンシステムズのリモートアクセス製品「Soliton SecureBrowser」および「Soliton SecureGateway」をそれぞれ採用し、VPN機能内蔵のセキュアブラウザによる容易なアクセスと、端末にデータを残さない安全な利用環境を実現している。新サービスの特徴として特長として専用のアプリケーションを起動すると自動的にVPN接続し、ログイン(パスコード、パターン、Touch IDに対応)するだけで即時に社内やクラウド上にあるWebシステムにアクセスできるほか、HTML5やJavaScriptなどによる動的なWebコンテンツの表示にも対応していいる。また、セキュアブラウザは主要なファイル形式に対応した専用のビューアを内蔵しており、ドキュメントファイルは端末へのダウンロードやコピーなどを禁止でき、セキュアブラウザ内の安全領域で表示する。セキュアブラウザの終了時に、閲覧していたドキュメントのデータは自動的に消去されるため、安全にWord、Excel、PowerPoint、PDFなどのドキュメントが閲覧できるという。さらに、IIJのエンジニアがシステムソフトウェア保守や設定管理、障害対応など24時間365日で運用を行い、接続の異常切断、機器の異常動作を検知した際は、障害時連絡先として登録した担当者への通知、または顧客専用ポータルへの障害報告掲載を実施し、迅速な復旧作業を行う。
2015年11月25日○リモートでのPC操作を無料で実現iPhone向けアプリは非常に大量にあるし、iPad向けに大画面を活かしたアプリも数多く存在するが、PCでやっていることをそのままスマートデバイス上でやりたいと考えた時には力不足に感じることも多いのが実情だ。その不満を解決する1つの方法が、リモートデスクトップだ。オフィスや自宅のPCをリモートで直接操作できれば、当然のことながらPCが持つ機能の大半をスマートデバイスから利用可能になる。企業として採用している場合はVDIソリューションなどを導入するわけだが、個人レベルで簡単に利用できるものもある。その1つが、ブラウザであるChromeの拡張機能を利用する方法だ。無料で手軽に利用できる「Chromeリモートデスクトップ」でiPadからWindows PCを利用する場合の手法を紹介しよう。○PCとiPad側の両方で準備利用にあたっては操作されるPC側と、操作するiPad側の両方で下準備が必要となる。PC側が利用できる条件は、ネットに接続した状態でOSとChromeが起動していることだ。この状態のPCに、Chromeの拡張機能としてChromeリモートデスクトップが導入されていれば、操作対象となる。iPad側でも「Chrome Remote Desktop」のアプリをインストールしておく必要がある。さらに、PCとiPadの両方で同じGoogle IDでログインしておこう。ここまでの下準備を済ませた後、最初の接続はPCの前で作業しておく必要がある。PCでChromeの拡張メニューからリモートデスクトップを起動し、利用にあたって必要な各種条件を承認した後、表示された画面で「マイパソコン」の「利用を開始」をクリックする。さらに「リモート接続を有効にする」をクリックするとPINコードの設定画面が表示されるから、任意のコードを指定しておこう。PINコードの指定が終わると「マイパソコン」欄に自分のPC名が表示される。iPad側でアプリを起動した時にも同じPC名が見えるはずだ。もし複数のPCで同じ設定をしていれば、PC名はリストになる。その中から操作したいPC名を指定し、登録してあるPINコードを入力すれば接続されるはずだ。○iPad上でカーソルを動かしてPCを操作リモート接続されている状態でもPCは普通に利用できるが、下部に共有中であることを示すバーが表示される。これはiPad側からも見えているが、邪魔ならばドラッグして表示場所を移動させることも可能だ。もし自分がリモート操作しているつもりがないのに表示されている時には「共有を停止」をクリックして切断できる。iPadの場合、右上に表示されているマウスボタンが青くなっている場合には、マウスと同じようにカーソルを操作して利用することになる。少し動き方が独特ではあるが、カーソルから離れた部分を指で触れると、その指の動きに連動してカーソルが動く。タップすれば左クリックの扱いだ。マウスボタンをタップしてグレーにしている場合、iPad側での直接操作というイメージになり、触れているところが選択され、タップされるようになる。操作対象によってどちらが便利か違うから、上手に切替えながら利用するとよい。2本指でタップすると右クリックメニューが表示される。3本指タップならばマウスの中央ボタンをクリックした状態だ。2本指で上下にスワイプすればウィンドウ内がスクロールされる。PC側が複数ディスプレイの場合もマウスカーソルを移動させてゆけば隣のディスプレイを表示できる。もちろん、右上のキーボードボタンをタップしてキーパッドを表示させれば、文字入力も可能だ。右上の四角いボタンからはフルスクリーン表示への切替えが、メニューボタンからはPCの再起動が行える。PCにログインパスワードが設定されていても、その時点でリモート操作はできるため、一旦接続は切られるが少し待ってから再接続すればログイン画面から操作可能になる。また、iPad側では左上の「X」をタップすると接続を解除できる。またスリープになった時には自動的に接続解除されるから、作業を続けたい時にはスリープへの移行時間を設定しなおすなどしておくとよい。○オンラインストレージなどと組み合わせてより快適にiPadからは通常利用できない、フル機能のMicrosoft OfficeやAdobe製品なども、iPad上から利用できる。出先で資料を少し修正したい時などにも活躍してくれるはずだ。また、オンラインストレージと組み合わせて利用すると、より便利になる。ローカル保存しかしていない資料でも、リモートでPCを操作してオンラインストレージに保存すれば、少し待つだけで手元のデバイスから利用可能になる。もしもに備えて何でもオンラインストレージに保存しておく必要がないから、容量が圧迫されることもなければ、ファイルが多すぎて探しづらくなるという心配もない。ただし、利用にあたっては注意も必要だ。企業によってはセキュリティの関係から利用を制限したいという場合もあるだろう。セキュリティポリシー上問題がないことを事前に確認しておきたい。利用料金:無料制作者:Google, Inc.Chrome Remote Desktop
2015年11月13日デル・ソフトウェアはこのほど、中小規模法人、支店、リモートオフィス向けのネットワークセキュリティ製品「SonicWALL TZシリーズ(TZシリーズ)」の新モデルラインアップを、11月中旬より提供すると発表した。SonicWALL TZ 新シリーズは「SonicWALL TZ600」「SonicWALL TZ500 Wireless」「SonicWALL TZ400 Wireless」「SonicWALL TZ300 Wireless」「SonicWALL SOHO Wireless」。日本ではTZ600以外、ワイヤレスモデルのみの販売となる。新TZシリーズは、ギガビット・イーサネット・ポートやオプションの内蔵802.11acワイヤレス、IPSecおよびSSL VPN、負荷バランシング、高度なネットワーキング機能とセキュリティのニーズを認識するネットワークセグメンテーション機能などを搭載している。DELLのフラッグシップである次世代ファイアウォール「SuperMassive」と同じコードベースと保護機能を備えている。そのため、管理者は同一のユーザーインタフェースから運用・管理が可能となる。また、「Dell SonicWALL Global Management System(GMS)」によって、セントラルオフィスに置かれた単一のシステムからTZシリーズを展開・管理ができる。さらに、Dell SonicWALLのGlobal Response Intelligent Defense(GRID)ネットワークを通じ、継続的に更新を行い、サイバー犯罪を防ぐ強固なネットワーク保護を維持する。VPNリモートアクセスのサポート環境は、Apple iOSやAndroid OS、Amazon Kindle、Windows、Mac OS、Linuxとなる。
2015年11月05日IchiGeki氏は21日、ゲームパッドに対応したWindows版リモートデスクトップ「Ragnarok(ラグナロク)」をリリース、無償で公開した。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista / 7 / 8.x / 10、Windows Server 2003 / 2008 / 2012。Ragnarokは、離れた場所のPCを遠隔操作できるリモートデスクトップソフト。画面転送、音声伝送、暗号化通信、クリップボード転送(テキスト)、ファイル転送、マルチモニタなどに対応する。操作される側のPCは、iOS用アプリ「KeroRemote」からの接続もサポート。iPadやiPhoneから、Windowsマシンをリモート操作できる。ゲームパッドに関しては、アナログ入力に対応。アナログスティック、アナログボタン、アナログ十字ボタン、32個までのボタンを動作させられる。32個のボタンは、設定ファイルを用いて配置の入れ替えが可能だ。例えば、自宅のPCにインストールしたゲームを、外出先のノートPCにつないだゲームパッドでプレイする、といったことを実現できる。なお、操作される側のPCには「vJoy」をインストールしておく必要がある。Ragnarokが受け取ったゲームパッドの信号を、vJoyに送信する仕組み。開発者のIchiGeki氏は、世界で約5,000名のMicrosoftMVP受賞者の一人。日本人で唯一のMicrosoftMVP for RemoteDesktopServicesでもある。
2015年10月22日ディラックは2日、台湾SilverStone製のリモートスイッチ「SSTES01-PCIe」の取り扱い開始を発表した。10月16日より発売する。価格はオープン。店頭予想価格(税別)は3,700円前後。2.4GHzワイヤレス技術を用いた電源 / リセットスイッチ。リモコンスイッチとPCI Express x1用レシーバーカードで構成されており、レシーバーをPCに組み込むことで、離れた場所や手の届きづらい場所にあるPCを手軽に起動できる。リモコンにはリセットスイッチも搭載。レシーバーカードはロープロファイルに対応。動作範囲は20m。動作周波数帯は2.4GHz。標準 / ロープロファイル用ブラケットなどが付属する。
2015年10月02日カンヌ、ベルリン、ヴェネチアと世界三大映画祭を制した、韓国の奇才キム・キドクの記念すべき長編20作目となる最新作『殺されたミンジュ』。少女の殺人事件をテーマに謎に満ちた群像劇を描いた本作から、ポスタービジュアルが解禁となった。ある夜、女子高生が男たちに無残に殺害された。そのしばらく後、事件に関わった1人の男が武装した7人組の謎の集団に誘拐される。謎の集団は男を拷問し、彼が起こした事件の告白を強要する。やがてその集団は、少女の事件に関わった7人の容疑者たちを1人、また1人と誘拐してゆく…。少女の死で幕を開ける本作は、キム・ギドクがモラルを超越して描くサスペンスフルな群像劇。一度その扉を開けてしまうと、目を背けたくても凝視せずにはいられない危険に満ち溢れた物語は、7人の容疑者たちの証言により思わぬ方向へと進んでいく衝撃の展開を見せ、昨年の第71回ヴェネチア映画祭では「ヴェニス・デイズ」部門のオープニング上映を飾り、「作品賞」を受賞した。山に籠もる自分自身を追ったドキュメンタリー映画『アリラン』(’11)以降、取り憑かれたように新作を発表し続け、強烈な個性を発揮しているキム・ギドク。それぞれテーマは異なるものの、彼の作品に通底しているのは、不条理な世の中への痛烈でシニカルな社会風刺だ。『嘆きのピエタ』、『メビウス』では、人間の恥部をさらけ出すような生と性を生々しく描いた独自の美学を貫く問題作を発表したが、長編20作目となる本作では、少女殺人事件をめぐり、捕らえられた男たちと武装した集団、容疑者と被害者が入れ替わるスリリングな展開を描く。どんな人間でも加害者にも被害者にもなりうることを示唆し、それぞれの立場で抱える心の闇や嘆きを痛いほどに映し出しながら、観る者のアイデンティティを揺るがす濃密な群像サスペンスに仕上がっている。複雑な心情を抱える謎の集団のリーダーを演じたのは、『悪いやつら』『群盗』のマ・ドンソク。また、『春夏秋冬そして春』以来、11年ぶりにキム・ギドク作品に出演のキム・ヨンミンが、なんと1人8役を熱演することにも注目。マ・ドンソク演じるリーダーに率いられた謎の集団は、軍隊、警察、清掃員など、登場するたびに異なる制服を着用していくのも見どころだ。「少女が葬り去られた日、良心はすべてこの世から消えた。」という意味深なコピーと謎の人物の姿が気になるそのビジュアルからも、目が離せない。『殺されたミンジュ』は2016年1月より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日オーシャンブリッジは9月7日、同社のリモートコントロールツール「ISL Online(アイエスエル・オンライン)」で、ワンタイム接続と常駐接続を備えたリモートコントロールツールである「プライベートクラウドライセンス」の提供を開始した。同社によると、この機能の提供は日本初だという。ISL Onlineは、離れた場所のPC同士で画面共有を行う「ワンタイム接続」、遠隔地にあるサーバーや出先でiPhone/iPadなどから社内のPCに接続可能な「常駐接続」と「Web会議機能」を1ライセンスで利用できるリモートコントロールツール。セキュリティポリシーに合わせて、オンプレミスライセンス、プライベートクラウドライセンス、パブリッククラウドライセンスの3つのライセンスから選択できる。提供が始まったプライベートクラウドライセンスは、LinuxOSベースのISL Online中継サーバーがAWS上にセットアップされた状態のサービスで、企業のサーバー構築やサーバー管理が不要となっている。また、複数の企業で共用するマルチテナントと異なり、契約企業専用のシングルテナントでのサービスとなる。オンプレミスサーバー台数は、契約接続数に応じて追加し、さらに、サーバー台数に応じてインスタンスも追加するため、高い障害耐性を実現。これに加え、Active-Activeバックアップにより、接続サーバーが故障しても別のサーバーが自動で継続運用するとともに、一部サーバーに偏った負荷も全体で分散処し効率運用を実現した、冗長構成での提供となる。プログラムアップデートやセキュリティパッチなどの適用などは、その都度契約企業と相談の上で実施し、サービスが停止するほどのサーバー障害が発生した場合には、契約企業の了承のもと、遠隔での緊急メンテナンスを行う。ISL Online プライベートクラウドライセンスの税別年間価格は、同時接続数10で300万円、20で400万円、50で750万円、100で1,300万円、200で2,400万円、300で3,000万円、無制限では5,000万円となる。
2015年09月08日インターコムは31日、遠隔地からPCのメンテナンスやサポートが可能なリモートコントロールソフト「LAPLINK 14」を発表した。9月16日に発売し、価格(税別)はパッケージ版1ライセンスパックが9,800円、2ライセンスパックが15,800円、5ライセンスパックが39,500円。LAPLINK 14を使用することで、現地で行う作業と同等の作業を、自分のPCからリモートで実行可能。主な用途として、遠隔地にあるPCのトラブル解決や、顧客へ納品した製品やシステムの保守業務などを挙げている。今回のバージョンアップでWindows 10に正式対応し、相手先のPCがWindows 10を使用していても問題なくリモートコントロールできる。前バージョンでは有償提供だった保守サポートサービスが、1年間分無償で付与されようになった(最大5年間への拡張も可能)。保守サポートサービスでは、最新プログラムの提供や電話サポートサービスなどを提供する。セキュリティは256bit暗号化に対応。通信回線としては、LANや電話回線などを使う。プッシュインストールをサポートしており、ホストPCからLAN上にある複数のPCへと、プログラムを自動インストール可能。大量のPCを更新する手間を省き、作業を効率化する。「バックグラウンド機能」では、リモート先のPC画面に表示することなく、DOSコマンドの実行やファイル転送などが行える。リモートコントロール補助機能では、デスクトップペン、レーザーポインター、ホストPCマウスカーソルといった表示機能を搭載。また、ファイル転送が途中で切れても、中断箇所からデータ転送を再開することも可能だ。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、Windows Server 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2。
2015年08月31日ソリトンシステムズは8月27日、リモートデスクトップサービス「Soliton SecureDesktopサービス」の提供を開始した。同サービスは、現在アプライアンスとして販売している「Soliton SecureDesktop」のクラウドサービス版で、社外のPCやスマートデバイスからクラウドを介して社内のPCを安全かつ快適にリモート操作することを可能にする。クラウドサービス版では、「少人数から始めたい」「運用管理に手間をかけたくない」「自社でサーバを管理したくない」といったニーズにこたえる。同サービスを利用するにあたっては、専用ソフトウェアを端末にインストールするだけでよく、すぐに利用を開始できる。また、アプライアンスでは別途用意が必要な電子証明書認証を、クラウドサービス版では標準で提供することでセキュリティを強化。同サービスはセキュアな在宅勤務やモバイルワーク環境を、サーバを持たず手軽にスタートしたい利用者に適している。そのほか、通信は端末間の画面転送のみに制限され、端末には一切ファイルやデータが残らない。一般的なVPNのようなネットワーク接続をしないことで、マルウェア感染のリスクも軽減する。サービス料金は、初期費用が3万円、月額費用が10ユーザー込みで1万円、10ユーザー追加で月額費用が1万円となっている(いずれも税別)。
2015年08月28日Avid Technologyは、同社Pro Toolsなどのオーディオおよびビデオソフトウェアを、iPadを使ってワイヤレスでリモートコントロール可能なアプリ「Pro Tools | Control」を公開した。価格は無料。同アプリは、マルチタッチ操作に最適化されたユーザーインタフェースにより、快適かつ高度なリモート環境を簡単に構築できるよう設計されている。iPadアプリによる直感的なセッションのレコーディングやミキシング、各種トラックセッティングなどを実現するMixer viewを搭載。また、Tracks viewでは同時に40トラックもの視認が迅速に行える。さらに、1タップで複数のキーストロークおよびショートカットを実行するカスタマイズ可能なボタンなども装備し、同社S3やArtist Mixのワークフローの強化・拡張にも適する。対応ソフトウェアは、Avid Pro Tools 12.1以降、Avid Pro Tools | HD 12.1以降、Avid Media Composer 8以降、Apple Logic Pro X、Steinberg Cubase 8、Steinberg Nuendo 6.5など。その他、EUCON(EuControl 3.3)に対応したソフトウェアをサポート。なお、5GhzのWi-Fiネットワーク利用が推奨されている。
2015年08月24日米東海岸時間16日に、モーガン・フリーマンの義理の孫エデナ・ハインズ(33)が殺された事件で、ハインズの恋人が容疑者として逮捕されたとニューヨーク警察が発表した。その他の情報容疑者の名前はラマー・ダヴェンポート(30)。ダヴェンポートは“エクソシズム”と称して、ハインズのアパートの近くで、彼女を16回にわたって刺したとされる。ハインズはハーレムの病院に運ばれたが、到着と同時に亡くなった。ハインズは、フリーマンの最初の妻ジャネット・アダー・ブラッドショーの孫。フリーマンはフェイスブックを通じて「私の孫エデナ・ハインズが無意味な形で亡くなったこの悲劇について、私たちの家族に寄せられた多くの愛とご支援に、感謝します。心の底から、ありがとうございます」とコメントしている。文:猿渡由紀
2015年08月18日ソリトンシステムズは、Webに特化したリモートアクセスサービス「Soliton SecureBrowserサービス」の販売を7月31日より開始すると発表した。同サービスは、「社内へのリモートアクセス環境」、「クラウドアクセスのセキュリティ強化」、「端末からの情報漏洩の防止」の3つを提供する。社内へのリモートアクセスでは、VPN機能内蔵のセキュアブラウザ「Soliton SecureBrowser」を利用。セキュアブラウザアプリにログインするだけでリモートアクセスが開始され、リモート接続が完了すると指定のWebサイトがダイレクトに表示される。接続できるWebサイトはホワイトリスト方式を採用し、管理者指定のWebサービスのみが利用可能。また、標準機能として電子証明書による端末認証が利用できる。クラウドアクセスのセキュリティでは、電子証明書による端末認証により、不正端末からの接続をブロックし、クラウドシステム側の接続元IPアドレス制御機能により、リモートアクセスの経路の一本化を行うことができる。今後、アクセスコントロールサービス、シングルサインオンサービス等も提供予定だという。端末からの情報漏洩の防止では「Soliton SecureBrowser」の利用により、業務以外のサイト利用を制限し、セキュアブラウザのサンドボックス機能によりネットワークを経由して広がるマルウェア感染リスクを軽減する。さらに閲覧ファイルやデータのキャッシュは自動消去され、端末にデータは残らない。サービス料金は、クラウド プランが初期費用10万円、月額基本費用(100ユーザー込) が3万円。クラウド・イントラ プランは初期費用が30万円、月額基本費用(100ユーザー込) :5万円。
2015年07月31日キヤノンは7月8日、レンズ交換式デジタルカメラ「EOS」シリーズなどで使用できるリモートコントローラーアダプター「RA-E3」を発表した。発売は11月。キヤノンオンラインショップでの直販価格は4,500円(税別)。N3タイプではないリモコン端子を備えたカメラで、タイマーリモートコントローラー「TC-80N3」を使用するための変換アダプター。もともとは「EOS 60Da」でインターバルタイマー撮影などを行うための同梱品だったが、このたび単品販売されることになった。対応カメラは2010年以降に発売された、N3タイプではないリモコン端子を持つEOSデジタルカメラとなる。
2015年07月08日PreSonus Audio Electronicsは、同社DAWソフトウェア「Studio One 3 Professional」のiPad用リモート・コントロールアプリ「Studio One Remote」を発表した。価格は無料。同アプリでは、Studio One 3 Professionalに対する一般的なトランスポートやミキサーのコントロールのみならず、編集/エフェクト/オートメーション/イベント/インストゥルメント、そしてマクロ機能などの各コマンドの実行、パワフルなXYベクターパッドでエフェクトチェーンの制御なども行える。さらに、マクロコントロールにより、エフェクトチェーン内のプラグインの重要なパラメーターのほとんどに素早くアクセス可能。アサイン可能な8系統のノブ、8系統のボタン、2系統のXYベクターパッドを使用しての、個々のプラグインのコントロールにも対応する。なお、Studio One純正のネイティブエフェクトについては、あらかじめプログラムされており、サードパーティ製AU/VSTプラグイン・パラメーターはStudio OneのControl Link機能を使用して簡単にアサインできる。
2015年07月08日●SiegfriedをホストPCに導入する○独自の映像圧縮エンジンで高画質・高圧縮を実現手元にないPCをネットワーク経由で操作する「リモートデスクトップ」のニーズは高い。Windowsも標準でRDP(Remote Desktop Protocol)を実装しているが、低速なネットワーク環境での高速化はもちろん、さらなる応答性の向上など改善を求める声は少なくない。そのような要望を持つユーザーに試してほしいのが、個人や法人(営利/非営利)を問わずに使用できるフリーソフトウェアとして、2015年4月2日に正式リリースを迎えた「Siegfried(ジークフリード)」である。Siegfriedを開発したIchiGeki氏は、2012年4月からMicrosoft MVP for RemoteDesktopServicesを受賞し続け、iOSからWindowsを遠隔操作する「KeroRemote」などをリリースしてきた。使用した経験をお持ちの方ならご承知のとおり、いずれのアプリケーションも高い応答性を備えている。その背景にあるのは、On2 Technologies(現在はGoogleが買収済み)が開発したビデオコーデック「VP8」をベースに、独自開発した映像圧縮エンジン「KUGA」だ。KUGAは動き判定をもとに、内部でVP8と、これも独自開発のビデオコーデック「GBVC(GaeBolgVideoCodec)」を内部的に切り替えることで、高画質と高圧縮を実現。IchiGeki氏のブログを参照すると、2013年8月頃に1つの完成を迎えたKUGAは、その後もパラメーター調整など改善を重ねてきた(技術的な部分は割愛する)。○ホストPCとなるWindowsマシンにSiegfriedを導入それでは、Siegfriedの使い方から解説しよう。ダウンロードリンクに用意されているのはZIPファイルのため、任意のツールを使って展開すると、実行形式を含めた3つのファイルが現れる。この中の「siegfried.exe」を実行し、ドロップダウンリストから「ServerMode」(サーバーモード)か「ClientMode」(クライアントモード)を選択して、リモートデスクトップのサーバーとクライアントを起動する仕組みだ。なお、Windowsのサービスとして動作させる場合は、管理者として実行すれば選択可能になる。サーバーモードで起動する場合は、最大64文字のパスワード設定が可能だ。空欄のままサーバーを起動しても構わないが、セキュリティリスクが発生することは理解しておこう。初回起動時はWindowsファイアウォールによるブロック解除をうながされるので、必要に応じてネットワークプレースを取捨選択してブロックを解除すれば、サーバーの準備は完了。サーバーの稼働中は、デスクトップ画面右下の通知領域にアイコンが加わる。また、通知領域アイコンを右クリックすると現れるメニューからは、リモートデスクトップ描画のフレームレート変更や、ファイルの送受信を行う項目を設定できる。共有フォルダーを未作成の環境でも、ファイルのやり取りができるのは何気なく便利だ。●SiegfriedクライアントPCから、ホストPCをリモート操作○SiegfriedクライアントPCから、ホストPCをリモート操作続いて、クライアント側の準備に取りかかろう。ClientModeに変更すると、設定項目が大きく変化する。「IP」はサーバー側で使用するIPアドレスを入力し、「Port」はサーバー側で変更しない限りは初期値の「49900」で構わないだろう。「Control」はリモートデスクトップ接続時にキーボードやマウス操作を行うか否かの設定だが、サーバー側で有効にしないと動作しない。「VideoQuality」は描画画質を5段階から選択できるが、接続後も変更できるので、まずは変更せずに接続してみよう。下図は、Windows 8.1から別PCのWindows 8.1へ接続した状態だ。実行スループットが約17Mbpsの無線LANでも(「LAN Speed Test Lite」で測定)、十分実用レベルである。さすがに画像クオリティやフレームレートを上げるともたつく場面があったため、有線LAN(実行スループットは約700Mbps)を試したところ、こちらは各種設定を変更しても遅延するような場面は皆無だった。Siegfriedで興味深いのが、マルチディスプレイに標準対応している点だ。筆者はデスクトップPCに4台のディスプレイを接続して普段から使用しているが、クライアント側からリモート表示/操作するディスプレイを自由に選択できるのはありがたかった。また、すべてのディスプレイを表示する項目も用意している。下図はディスプレイを横/縦/縦/横を配置しているため"いびつ"な形だが、さまざまな用途で活用できそうだ。●iOSデバイスから、ホストPCをリモート操作○iOSデバイスから、ホストPCをリモート操作冒頭で述べたようにIchiGeki氏は、iOS用リモートデスクトップアプリケーションとして、KeroRemote以外にも「Orthros」をリリースしている。WindowsマシンでSiegfriedサーバーを起動しておくと、いずれのクライアントからも接続できる。今回はKeroRemoteをiPadにインストールして接続を試みたところ、拍子抜けするほど簡単にリモート操作が可能だった。スワイプ操作でソフトウェアキーボードや操作ボタンを呼び出せば各種の操作を実現できるが、アプリケーション内にヘルプなどが用意されていないため、各種コントロールの消し方に慣れるまで時間を要するのは少々残念だ。Siegfriedを使用する上で留意すべきは、Windows標準のリモートデスクトップ接続とは、接続方法が異なる点である。リモートデスクトップ接続はWindowsのセッションを利用しているため、サーバーがWindows 8.1などクライアントOSの場合、同時接続可能セッション数が制限されてロック状態となる。一方でSiegfriedは、デスクトップの映像や音声などを圧縮転送しているため、クライアント側の操作はそのままサーバー側に逐一反映する仕組みだ。そのためSiegfriedによるリモート接続時は、サーバー側の負荷も高まり、アプリケーションによっては応答性が低下する場合もあることを踏まえて使ってほしい。○「ルーター超え」のリモート接続も可能最後に外出先からSiegfriedの接続を確認してほしいと編集部から指示を受けたため、検証結果を報告しよう。SiegfriedはIPアドレスとTCPポートさえあれば接続できるため、ルーター側でNAT(Network Address Translation)設定を行えば簡単そうだが、今回は集合住宅向けISPからVPN経由でフレッツ光接続したルーターへ接続。その上でSiegfriedのリモート接続を行ったが、もちろん問題はない。試しにスマートフォンとノートPCをBluetoothでつなぎ、通信キャリアのネットワークでNAT設定を行ったルーター経由で接続したが、こちらもリモート接続の成功を確認している。もっともNAT設定はセキュリティリスクも発生するため、特に問題がなければVPN接続を用いることをおすすめしたい。なお、今回取り上げたSiegfriedは圧縮率に特化しており、パフォーマンスを優先するのであれば「Brynhildr(ブリュンヒルデ)」と試してほしいとIchiGeki氏は説明している。阿久津良和(Cactus)
2015年04月06日Microsoft MVP受賞者でフリープログラマーのIchiGeki氏が、Windows用リモートデスクトップソフト「Siegfried」(ジークフリード)の正式版となるバージョン「1.0.0」を公開した。対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2012となっている。Siegfriedは、個人や法人、営利や非営利を問わず、無償で利用できるフリーソフトウェア。画面転送、音声伝送、暗号化通信、クリップボード転送(テキスト)、ファイル転送、マルチモニターなどに対応している。また、iOSからWindowsマシンを遠隔操作できるリモートデスクトップアプリ「KeroRemote」(同じくIchiGeki氏がリリースしているソフトウェア)からの接続もサポートしており、iPhoneやiPadからWindowsマシンをリモート操作できる。特徴としては、VP8をベースとした映像圧縮コーデック「KUGA」を実装していること。高画質と高圧縮を自動的に判断して切り替える。YUV444の色空間に対応しており、リモート環境でもほぼ無劣化の状態まで画質を高めることが可能だ。自動判定や色空間変換はアセンブラで開発され、同種のコーデックと比較しても処理が高速という。音声圧縮は、高音質で低レンテンシのCELTを採用している。
2015年04月02日3月18日、デジタルライフ推進協会(DLPA)は、リモート視聴についての説明会「リモートアクセスDay 2015」を開催した。DLPAは、デジタルコンテンツ使用の利便性を高める目的で2010年2月に設立された一般社団法人。録画したテレビ番組をDLNA機器を使用してホームネットワーク内で視聴するというスタイルは、当たり前のものになりつつある。その次の段階となるのが、リモートアクセスによる宅外での番組視聴だ。会場では、DLPAの代表理事でアイ・オー・データ機器の代表取締役でもある細野昭雄氏から、DLPAの活動についての説明が行われた。また、前回の「リモートアクセスDay」が開催されたのは2013年6月10日。それから約2年が経過しており、その間に起こった変化や今後目指す方向についての説明も行われた。DLPAでは、2013年1月に「リモートアクセスガイドライン1.0」を策定している。同ガイドラインは、NASに保存されている録画番組を宅外から視聴するための要件を定めたものだ。さらに、2014年8月には「リモートアクセスガイドライン2.0」を策定した。リモートアクセスガイドライン2.0では、これまでのNASからのリモート視聴だけでなく、レコーダーや録画機能付きテレビからのリモート視聴を可能にするための要件と、放送中の番組を外出先で視聴するための要件を定めている。リモートアクセスガイドライン2.0は、次世代放送技術フォーラム(NexTV-F)が策定した「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件」にも準拠している。リモートアクセスガイドラインに対応した機器にはDLPAのロゴが付けられており、他メーカーの製品であっても相互接続が可能だ。細野氏はDLPAの今後の取り組みとして、パーソナルコンテンツをリモート視聴する方法の共通化と、リモート視聴の認証のシンプル化の2点を掲げた。なかでも後者に関しては、リモート視聴を行う場合、レコーダーとモバイル機器を3カ月に1回認証させる必要があり、これをシンプルな形で共通化できるようにしたいと語っている。そのための方法として、NFCによる認証をあげている。NFCの扱いに関しては、iOSとAndroid OSで差があるが、どちらの端末からでも同じ手順で利用できるように、共通化を目指すとしている。説明会の後半では、DLPA技術ワーキンググループ長でデジオン戦略企画部長の三上英一氏のデモと水道橋博士氏のトークを交えた、「デジタルライフトーク デモンストレーション」も行われた。
2015年03月19日男性を好きになると、女性はつい相手に自分を合わせてしまいがちです。あなたは今、自分を押し殺した恋愛をしていませんか?第三者の目を気にして、彼に釣り合う自分になろうと、背伸びしたまま交際していませんか?自分の心を無視した恋愛をしていると、あなたらしさを失うばかりか、本来、心が豊かになるはずの恋愛が心をすり減らす一方になってしまうことも。そこで、幸せな恋をするための近道について、複数の女性にインタビューをしてみました。■1.嫌いなものは嫌いと伝える「以前の私は、好きな人に趣味から服装の好みまですべて合わせていたけど、やっぱり無理はダメだね。相手のことが好きなのに次第に会いたいと思う気持ちがなくなっていって、別れを告げることに・・・。そのとき反省して、今では好きな人が好きなものでも“私は嫌い”とハッキリ伝えることができるようになった。そのおかげで、お互いを尊重し合えている」(26歳/編集)相手に合わせて無理をしていると、そのしんどさから会うことも苦痛になるってしまうかも。たとえ、好きな人が好きなものでも、あなたが苦手だったら、正直に相手に伝えた方がより良い関係を築けるでしょう。そこで相手があなたに対して否定的になるようなら、あなたとは合わない人だと思って、今後の付き合いを考えた方がいいかもしれませんね。■2.相手を肩書きで判断しない「男性と出会うと、まず肩書きや出身大名を聞いて、それで相手のことを“すごい”と思えたら、恋愛対象として見ていたんです。でも、歳を重ねるごとにだんだん虚しさを感じるようになって。思い切って相手の肩書きなどを気にせず、気が合うな、と思う人と付き合うようにしたら、とても幸せです」(30歳/広告)肩書きや出身大という“ブランド”と相手の人間性はイコールではありません。どんな素晴らしい肩書きを持っている男性でも、あなたと合わなければ意味がないでしょう。そこはあまり気にせず、フィーリングが合う男性と交際するのが幸せな、長続きする恋の秘訣だと言えますよ。■3.周りの目を気にしない「ひとつ前の恋は社内恋愛で、同僚や上司にも彼と私の関係を公表していたから、とっくに二人の関係は冷めていたのに“別れたい”の一言がなかなか言い出せなかった。それで、とても苦しい毎日を過ごしていたら、親友に“周りなんて関係ないよ。自分の気持ちに従いな”と一言言われて、彼と別れました。すごく心が楽になったし、すぐに新しい出会いが訪れて、今はその彼と仲良く付き合っている」(27歳/事務)彼と別れたら周りからどう思われるだろう、何を言われるだろう、と不安になり、自分の気持ちを押し殺していると、辛い恋になってしまうでしょう。永遠に無理をしたまま関係を続けていくことはできないというのはわかっているはずです。周りの目を気にしないで自分の気持ちに素直になることが、幸せな恋への第一歩となりますよ。■4.嫌われる不安を捨てる「好きな人から嫌われたくないと思っていたら、不自然な言動を取ってしまったり、自分の魅力が発揮できないことばかりが続いて、疲れた。で、あるときから“もう嫌われてもいいや”と開き直り、好きな人にそのままの自分を見せるようにしたら、相手との距離がグッと縮んで、結果、うまくいきました」(28歳/IT)好きな人に愛されるために偽りの自分を演じていれば、とても疲れてしまうでしょう。人は心を開いて接してくる相手に心を開きたくなるもの。好きな人の前でも、できるだけありのままの自分でいるよう心がけたいですね。■おわりに心を開き、自分に対して素直になることが、幸せな恋をするためのヒントなのだと思いました。みなさんも自分を押し殺さずに、心を開放して好きな人と接してみてくださいね。(羽音/ハウコレ)
2015年02月09日モバイルワークやBYODなど柔軟な働き方を実現するうえで欠かせないリモートアクセス環境。前回は、リモートアクセス環境を整備するために、既存のネットワーク環境と標準ソフトを活用するアプローチを紹介した。今回は、それを効率的に実現できる「DesktopDirect」の特徴や機能を紹介する。○リモートデスクトップ接続をパワーアップして使いやすくDesktopDirectは、アレイ・ネットワークスが提供している社外から社内の個人PCにリモートデスクトップ接続を行うためのソリューションだ。リモートデスクトップ接続にはマイクロソフトのRDPを利用しており、Windows PCだけではなく、OS X、iOS、Androidといったさまざまなクライアントからアクセスすることが可能だ。リモートデスクトップ接続を使ったことのある方はご存知だろうが、一度接続を確立してしまえば、Windows PCを普段通りに使用している場合と、基本的には同じ操作を行うことができる。低速回線でも快適に利用できるように設計されており、業務文書の作成や業務アプリケーションの操作などはほとんどストレスを感じることなく作業を行うことができる。また、ホストとなるWindows PCの画面をクライアント側に転送する仕組みであるため、ホスト側のデータがクライアント側のストレージやキャッシュに保存されることがないなどセキュリティ面でのメリットもある。とはいえ、社外からアクセスできるようにするにはIPやTCPポートなどのネットワーク設定の変更が必要になる。そうした設定なしでは、社員個人が社内に置かれた自分のPCにアクセスすることは基本的にはできない。また、セキュリティ上の問題が発生することから、事前にVPNなどのセキュリティ設定や適切なアクセスコントロールなどを施す必要がある。例えば、標準のリモートデスクトップ接続では、クリップボードを使ったホストとクライアント間でのコピー&ペーストやファイルの転送なども可能だが、そうした機能の私用を許可してしまうと、情報漏洩のリスクを招きかねない。標準のリモートデスクトップ接続は、便利ではあるものの、セキュリティポリシーやガバナンスを保った状態で社外から利用するには課題が多い。アレイ・ネットワークスの代表取締役である岡本恭一氏は、「リモートアクセス環境を構築する際のさまざまな課題を解決し、ユーザが簡単に社内のPCをリモートから利用できるようにするのがDesktopDirectです」と話す。○「AGシリーズ」1台を設置するだけで導入完了実際に、ユーザが普段どのようにDesktopDirectを利用するのか、順を追って見ていこう。リモートアクセスを行いたいユーザはまず、Webブラウザを使って、アクセスする。この時アクセスするURLは、企業側が任意に指定するアドレスだ。例えば、remoteaccess.xxx.co.jpなど、企業サイトのサブドメインなどをリモートアクセス専用のアドレスに指定できる。この際の通信はhttps(SSL通信)による暗号化が必須となる。これにより、通信内容が途中で盗み取られることを防ぐ仕組みだ。指定のURLにアクセスすると、次のようなDesktopDirectのログイン画面が表示される。ここで入力するユーザ名とパスワードは、普段、Windows PCのログインに使っているユーザ名とパスワードと同じものを利用する。ユーザは普段のPCにログインするのと変わらない手順でアクセスすることができるわけだ。この認証が通ると、自分のPC名とアイコンが表示された画面が表示される。ここでアイコンをクリックすると、自動的にリモートデスクトップ接続が呼び出され、接続が確立する。接続されれば、普段のPCと同じように仕事を進めることができる。なお、Wake On LANに対応しているので、スリープ状態になっているPCを社外から起動して接続することも可能だ。このように、ユーザはわずか3ステップで、社外のPCから、会社のPCにリモートデスクトップ接続ができるようになるのだ。これならユーザの操作教育などは最小限で済むことだろう。ユーザ認証用の新たなパスワードの設定や、USBキーなど特別な機器を用意する必要もない。導入したその日から運用を開始することができる。さらに注目すべき点は、ソリューション導入が非常にシンプルなことだ。導入は、アレイ・ネットワークスが提供するセキュア・アクセス・ゲートウェイ「Array AGシリーズ」1台を設置するだけで済む。AGシリーズ 1台に、Webブラウザでアクセスするためのポータル機能、通信を秘匿化し安全に社外と社内をつなぐSSL-VPN機能、社内のPCをつなぐためのIPやポートの設定機能、リモートデスクトップ接続の機能制限などが一括で含まれている。管理者は、VPNを構築したり、アクセスコントロールのために特別なソフトを導入したりといった手間がない。既存のインフラやセキュリティポリシーをそのまま生かした導入と運用が可能なのだ。○独自の端末識別の仕組みと、既存の認証基盤との連携どのようにして、こうした簡単な仕組みを構築しているのか、もう少し踏み込んで見てみよう。気になった方も多いと思うが、先ほどの3ステップを実現するのは実は簡単ではない。例えば、ユーザ名とパスワードの組み合わせが1つだけでは、漏洩の危険も大きく、なりすましに対応できなくなる懸念もある。そのため、二段階認証を導入したり、不正なアクセスを検知するようなソリューションを別途組み合わせたり、さらに、利便性を損なわないようにシングルサインオンの仕組みなどを導入したりする。結果として、コスト増につながることも少なくない。この点、DesktopDirectでは、Active Directoryなどの認証基盤と連携することができるようになっており、これによりWindowsのユーザ名とパスワードを使ったシングルサインオンが可能だ。また、不正な認証を検知するアクセスコントロールについても、「ハードウェアID」と呼ばれる認証情報を自動的に生成し、それをチェックすることで、不正なアクセスを検知することができるようになっている。岡本氏によると、ハードウェアIDとは、ユーザ名やOS、PC固有の情報などから生成される端末識別情報のことだ。「ハードウェアIDを利用すると、状況に応じてアクセスを動的に管理することもできます。例えば、正しいユーザであっても、ウイルス対策ソフトが最新のものでなかった場合は、アクセスを遮断したり、状況に応じて利用可能なリソースを割り当てたりといった運用が可能」(同氏)という。また、標準のリモートデスクトップ接続が提供している機能の制限も細かく設定できる。例えば、クリップボードを経由したコピー&ペーストやファイルの転送、ローカルプリンタを使った印刷といったような、情報漏洩につながるような機能を禁止することができる。「データをローカルに一切保存させないシンクライアントのような運用が可能」になるのだ。実際、こうしたセキュリティ面を評価して、持ち出し用のモバイルPCをシンクライアントのように利用したりする医療機関やメーカーは多いという。社内PCへのアクセスのため、OSやソフトウェアのライセンス数が増えないというメリットもある。「リモートデスクトップ接続は歴史がありなじみのあるソフトだけに、機能やメリットが見過ごされがちです。リモートワークが当たり前になった今だからこそ、再評価すべきです。DesktopDirectを利用することで、これまでの投資を保護しつつ、効果的なリモートアクセス環境を構築してほしい」(岡本氏)***DesktopDirectが真の価値を発揮するのは、タブレットやスマートフォンといったモバイル端末からアクセスされたときだ。次回は、それを実現するアプリケーションである「MotionPro」を紹介しよう。
2015年02月05日BIGLOBEは2月4日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」において、リモートデスクトップ接続(RDS)でMicrosoft Office Standardが利用できるサーバを同日より提供開始した。本サーバは、Microsoft Office StandardとWindows Server RDSのライセンスサーバをセットアップしたもの。リモート接続するユーザ数に応じて必要となるライセンスを購入することで、複数の端末(パソコンやタブレットなど)から、本サーバ上のMicrosoft Office Standardを利用できる。月額利用料金は、Windows Server 2012 R2 Office Standardサーバが16,800円(税別)、Microsoft Office Standard & RDSライセンスが2,400円/1ライセンスあたり。また同社は、BIGLOBEクラウドホスティングとは別のデータセンター上に自動バックアップができるサービス「Dropmysite」を、クラウドアプリストアにて提供開始する。10GBあたり月額250円(税別)で、申し込み即日から利用可能。
2015年02月04日米Googleは1月12日(現地時間)、「Chromeリモートデスクトップ」のiOS用アプリをリリースした。iOSデバイスからインターネット経由でパソコン(Windows、Mac)にアクセスし、パソコンの遠隔操作を行える。動作要件はiOS 7.0以上。App Storeから無料で入手できる。ChromeリモートデスクトップはパソコンにChromeブラウザとChrome用拡張機能(Chromeリモートデスクトップ)を追加するだけで、Googleアカウントを用いたリモートアクセス環境を簡単に構築できる。自分のPCを遠隔操作する「マイパソコン」と、リモートデスクトップ・ユーザー同士で画面を共有する「リモートサポート」の2つの機能があるが、モバイルデバイスからPCへのアクセスで使用できるのはマイパソコンのみになる。Googleは昨年4月にAndroid用のChromeリモートデスクトップ・アプリの提供を開始しており、現在ChromeリモートデスクトップはWindows(Windows XP以上、Windows Server 2003以上)、Mac、Linux (ベータ版)、Android (Android 4.0以上)、iOS (iOS 7.0以上)などで使用できる。
2015年01月13日プラネックスは、シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」へスマートフォンなどから簡単にリモートアクセスできるソフトウェアプラットフォーム「Cloud Pi」を発表した。同製品は、クラウドを利用したトンネルシステムを「Raspberry Pi」向けに提供するソフトウェアプラットフォームで、外出先からローカルエリアネットワーク内の「Raspberry Pi」に、スマートフォンやPCなどから簡単にリモートアクセスすることができる。このプラットフォームに採用されているトンネルシステムは、同社のネットワークカメラ「スマカメ」に実装され、すでに商用利用されているという。また、IoTスタートアップキットとして「Cloud Pi」に対応する「Raspberry Pi」向けセンサモジュールをスイッチサイエンスが開発・販売する。プラネックスも自作ユーザー向けに「PLANEX標準回路」の回路図を無償でWebサイトにて公開するなど、「Cloud Pi」を皮切りにIoT関連事業およびメイカーズとの協業を推進していくとしている。なお、価格は3600円(税抜き)。AmazonやスイッチサイエンスECサイトなどから12月26日より発売する。ライセンス認証用のIDが記載されたカードとソフトウェアで構成されており、ソフトウェアはIDを登録した後、1年間有効となっている。
2014年12月24日