グリム童話の「白雪姫」を、『ザ・セル』(00)、『落下の王国』(06)の映像派ターセム・シン監督が現代的な解釈で映画化した『白雪姫と鏡の女王』。本作で白雪姫を演じた、若手注目女優のリリー・コリンズが来日。強く成長していく新しい白雪姫像を創り上げたエピソード、オードリー・ヘプバーン風の髪型や衣装は監督のオーダーで実現した秘話を明かした。その他の写真白雪姫と言えば、毒リンゴを食べてしまうことで、王子様の助けを待っているかよわい姫のイメージ。しかし、本作でコリンズが演じる白雪姫はピュアで世間知らずなお姫様から、自分の手で運命を切り開いていくタフネスな主人公。権力欲が深い鏡の女王(ジュリア・ロバーツ)に立ち向かい、王国と王子様をめぐってバトルを繰り広げる痛快な少女として登場するのだ。「今までの白雪姫を演じるわけじゃなかったから、ディズニーの昔のアニメーションは観なかったわ」と語るコリンズ。アクティブで新しい白雪姫を創り上げるため、「撮影が始まった直後の―新鮮で不安で好奇心旺盛な―自分の心情を応用して彼女の気持ちを作って、撮影中に完璧に白雪姫になったのよ」と自身の成長とともにキャラクターを構築したという。その代わりモノクロ時代の映画、とりわけオードリー・ヘプバーンの出演作を参考にしたというコリンズ。そのエレガントなビジュアルは確かにヘプバーンと似ているが、そこにはターセム監督のオーダーがあったという。「実は昨年の1月にイギリスのファッション誌の表紙用に、若い頃のヘプバーンにインスピレーションを受けた写真を撮影したわ。前髪を短くカットして。今回の映画も同じような髪型よね。その表紙をターセム監督が見ていて、すごく気に入っていたの(笑)それで取り入れることになったのよ」。劇中のコリンズは、漆黒の髪と対照的な白い肌にクラシカルな衣装をまとい、息を飲む美貌を放っている。そしてヘプバーンを意識した理由は、外見的な要素だけではなかった。王位継承者である白雪姫は、王国を預かる王女の風格がなければいけなかった。成長した後の白雪姫を演じる上で、彼女の存在が助けになったとコリンズは言う。「成長を遂げていく白雪姫はアクションもするけれど、ヘプバーンの気品が漂っているイメージにしたかったから、内面的にも意識していたわ。だから彼女に似ているって言われることは、最高のほめ言葉なの(笑)」。『白雪姫と鏡の女王』9月14日(金)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年09月14日ジュリア・ロバーツとリリー・コリンズが主演する映画『白雪姫と鏡の女王』が14日(金)から日本公開される前に、本作の絢爛豪華な世界観を楽しめる特別動画が公開された。特別動画本作は、誰もが知っている童話“白雪姫”をまったく新しい解釈で捉えなおし、バトル、アクション、ダンスやユーモアをふんだんに盛り込んで描いた作品。タフで前向きな白雪姫(コリンズ)と毒舌の女王(ロバーツ)が王子様を取り合ってバトルを繰り広げる。本作の最大の見どころのひとつは極彩色で描かれた華麗なビジュアルだ。本作を手がけたターセム・シン監督は『ザ・セル』や『落下の王国』『インモータルズ -神々の戦い-』など、独自の映像美学を貫く作風で高い評価を集めており、本作ではこれまでのシン監督のダークなテイストから一転し、明るく、美しく、キラキラとしていて“誰も観たことのない”おとぎの世界がスクリーンに登場する。このほど公開された特別映像は本作のビジュアルに迫った内容で、作品の世界観を作り出す上で最も重要な役割を果たした衣装デザイナーの石岡瑛子と、彼女が手がけた衣装も登場。シン監督が全幅の信頼を寄せる石岡は、本作のために様々な時代、地域、民族の意匠を研究・参考にしながら300着ものコスチュームを創り上げた。シン監督と4度目のタッグとなる本作は、残念ながら石岡の遺作となってしまったが、特別映像では本作に情熱をそそぐ彼女の姿を観ることができる。『白雪姫と鏡の女王』9月14日(金)より丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年09月06日おとぎ話の代表格「白雪姫」は、毒リンゴを食べてしまった美しいお姫様が素敵な王子様のキスで目覚めるというお話。けれど、現代を生きる女性は美しいだけじゃ生きていけない!助けを待っているだけじゃ生きていけない!そこで、美しく可憐なお姫様という設定はそのままに、自分の運命は自分の手で切り開く強い意志を持った“新しい”白雪姫が誕生。『白雪姫と鏡の王女』で現代版白雪姫を演じるのはリリー・コリンズ。この役は彼女のための役!と言えるほどのハマリ役となった“新”白雪姫とリリーには、いくつもの共通点があった。等身大の「白雪姫」を演じられたワケこれまでの白雪姫とは違い、たくましさがプラスされたヒロインにリリーも大いに共感。「そうなの!(継母の女王に)お城に閉じ込められているときは、若くてナーバスなお姫様だけれど、成長するにつれて精神的にも肉体的にも自分の信じるもののために戦うことのできる女の子になる。現代の女の子たちが共感できる、誰でも友達になれそうな白雪姫だと思うわ」。たしかに!王子様との胸ときめくロマンスもあるけれど、助けてもらった7人の小人のギャング団に仲間入りし、彼らから戦術と生き抜く知恵を教えられ、お姫様から勇敢なヒーローへと成長していく、アクロバティックなアクションを繰り広げる白雪姫はかなり新鮮だ。しかしながら、世界中で定着している白雪姫の既存イメージを壊すことなく一新することは、リリーにとって大きな挑戦であり…「目に映るものすべてに好奇心を抱いたわ。でも、最初はナーバスでちょっぴり不安だったの」と心中を明かす。「白雪姫が成長したように、鏡映しのように私自身も成長できたと思っているわ。白雪姫はこうと決めたら自分の力で未来を形にできる、運命を切り開けることを知っているヒロインで、演じながら私自身もそれを実感していたの。具体的には、周りから助けを借りること、自分自身をありのまま受け入れること、そういうことができるようになった。こう見えても、私もこうと決めたらやり遂げるし、パッションも持っているし、タフなところがあるのよ(笑)」。いたずらっぽく微笑む表情には、やわらかさと芯の強さが垣間見えた。この日、リリーが身に着けていたのはエレガントな「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」の上下と「バーバラブイ(BARBARA BUI)」のハイヒール。凛々しい眉、漆黒の髪、引き込まれる瞳…彼女のパーツすべてが衣裳以上に華やいでいると言えば、女優リリー・コリンズの輝きがどれほどのものか伝わるだろうか。もちろん、外見だけではなく内面も──5歳から演技を学び、15歳でファッション雑誌「ELLE girl」に寄稿し、ほかボランティア活動に携わるなど様々なことにチャレンジする精神も素晴らしく、世界的ミュージシャン、フィル・コリンズの娘という重圧をはねのけるほどの魅力を彼女は自身の努力によって得ている。だからこそ「リリー・コリンズらしい白雪姫と言ってもらえるのは、本当に嬉しいわ!」と、ワントーン高い声で喜び、こう続ける。「人生、いろいろなことをするべきだと思うの。それが役者の仕事に応用もできるでしょう?たとえ経験したことが役として直接描かれなかったとしても、キャラクターのバックストーリーに応用することもできる。今回の白雪姫にしても、リリー・コリンズとして生きてきたものをはき出すことによって、私なりの白雪姫を演じることができたと思うの」。「私が望む王子様は、最高の自分を感じさせてくれる人」そんな彼女が最近凝っているのは写真と料理。「モノクロの写真を撮っているんだけれど、カメラを持って街に出ると、時間があっと言う間に過ぎてしまうのよね。料理は、レシピ通りに作るのではなくて、オリジナルレシピを考えたりもするのよ。よく作るのは…パン系ね!仕事(役者)とは関係のないカメラや料理に集中することは自分を解放することにもつながってセラピーにもなるの。料理に関しては、最終的に美味しいものを食べられるから、いい趣味だと思わない?」。来日は3度目。過去に2度プライベートで日本を訪れているそうで、今回の滞在中もカメラ片手に原宿や渋谷の街でショッピングを楽しんだそう。で、何を撮影したの?「街を散策して気に入ったのは、プラスチックでできたお寿司のディスプレイとか、あれはとても面白いわよね!街のネオンもいいし、日本人のファションも素敵よ」。彼女の好奇心旺盛な性格はそのまま白雪姫とぴたりと重なり、女王に惑わされる王子(アーミー・ハマー)と奪われた国を取り戻すことを決意する白雪姫は何とも凛々しく美しくスクリーンに映し出される。そして、白雪姫と王子を「理想のカップル」だと言い、自身の恋愛観を交えてラブストーリーとしての魅力を語る。「私が望む王子様は、ありのままの自分でいいんだよ、そのままの自分で十分だよ、と感じさせてくれる人、たとえ嫌なことがあって最悪だな…という日であっても、最高の自分を感じさせてくれる人。何かあったときには支えてほしいけれど、ひとりで行動するときに応援してくれる人かしら。笑わせてくれるというのも大切ね!アーミー・ハマーの演じた王子については、そうね…ちょっとヘタレなところもあるけれど(笑)、彼は白雪姫のことをひとりの人間として認めてくれるし、同時に女性としてもリスペクトしてくれる。何よりお互いが愛し合っているんだもの、理想のカップルと言えるわよね」。憧れる女性は「家族」その理想のカップルを脅かす存在、究極のワガママ女王を演じるジュリア・ロバーツとの共演もリリーにとっては素晴らしい経験だった。絵に描いたような悪役を全く逆のイメージを持ったジュリアが演じているのは大きな見どころだ。しかも邪悪なのにチャーミングなキャラクターを作り上げたのはさすが。ハリウッドの大女優相手に引けを取らない存在感を放っているリリーもただ者ではなく、「映画の中では意地悪な女王様だけど、カメラが回っていないときは優しいジュリアだったわ。今回、スクリーンで彼女が演じる悪役の一番目の“被害者”になれて光栄よ!」と、ユーモアたっぷりに答える。白雪姫と女王という異なるキャラクターは女性にとっての憧れであり反面教師であるけれど、リリー自身が理想とする、憧れるのはどんな女性なのかも聞いておきたい。「まず、私の母が理想の女性と言えるわ。子供の育て方も素敵だし、何か困ったときにはアドバイスをくれるし、いつもサポートしてくれるの。尊敬すると同時に一緒にいると楽しくて、まるで親友のようでもあるの。また、祖母はバレリーナだったんだけれど、優美さとドライなユーモアも持っている女性で、よく笑わせてもらったわ。母と祖母は私にとってかけがえのない存在。だから、憧れる人は“家族”と答えさせて」。そう答えたリリーを憧れの女性として目指す人もきっと多いはず。ターセム・シン監督が作り出す唯一無二の独創的な世界観、アカデミー賞受賞歴のある石岡瑛子氏の渾身の衣裳の数々(この作品が彼女の衣裳デザイナーとしての遺作)──圧倒的な“美しさ”の中で輝くリリー・コリンズのきらめきがどれほどのものか、その目で確かめてほしい。美しいものはすべての女性をハッピーにする!いざ、見たことのない白雪姫の世界へ。(text:Rie Shintani)特集:ハリウッドネクストセレブ■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年09月03日「白雪姫と鏡の女王」の公開を記念映画サイト「Gacchi」を運営するプレシディオは、ギャガ(GAGA)と、新進女優リリー・コリンズが白雪姫を演じる話題作、映画「白雪姫と鏡の女王」の公開(9月14日公開/GAGA 配給)を記念して、「鏡よ鏡…世界で一番の美胸はだあれ?アプリで診断キャンペーン」をスタート。キャンペーン内容は、ワコール開発のiPhoneアプリ「ラブエイジングミラー」とコラボして、バストを診断し、高得点の人には抽選で豪華プレゼントが当たるというもの。“鏡よ鏡、世界で一番の美胸はだあれ?”「ラブエイジングミラー」は、生活習慣からバストの未来をシミュレートする、診断アプリ。運動・食事・下着などに関する簡単な質問に答えるだけで、未来の姿を映し出す、不思議な鏡。さらに、今のからだバランスが採点されて理想体型もわかるという。プレゼントキャンペーンへの参加方法などはキャンペーンサイト「鏡よ鏡、世界で一番の美胸はだあれ?ラブエイジングミラーで、白雪姫コンテスト!」を参照のこと。元の記事を読む
2012年08月27日世界中で愛されているグリム童話をベースに、ジュリア・ロバーツ&リリー・コリンズ主演で贈るファンタジー『白雪姫と鏡の女王』。このほど日本を代表する本作のテレビCMオピニオンが「AKB48」の小嶋陽菜に決定!本作のPRのために初来日を果たした主演のリリー・コリンズと行ったガールズ対談の模様が公開となった。『ザ・セル』、『落下の王国』の鬼才ターセム・シン監督が「白雪姫」を色鮮やかに生まれ変わらせた本作。その美しさを嫉妬され、ワガママ女王である継母に18歳まで城に幽閉されていた白雪姫(リリー)が、逃げ込んだ森で嫌われ者の7人のギャングの助けを得て強き女性へと成長を遂げる姿を描く。リリーと小嶋さんの極秘対談が行われたのは、小嶋さんがCM収録を行う少し前の7月下旬。「いまの日本で“プリンセス”といったらこの人しかいない!」と配給元のギャガからの強力プッシュがあり、本作を鑑賞した小嶋さん自身も作品のキュートな世界観にメロメロとなり、今回の起用決定に至ったようだ。この日、初対面となった2だが、意外にもリリーは小嶋さんを知っていたようで「原宿にお買い物に行ったときにお店に入ると、どこを見ても小嶋さんの綺麗な顔のポスターがそこらじゅうに貼ってあって、曲も流れていました。日本が大好きで東京が大好き。その日本の文化も大好きだから、その文化の中でも最も人気のある方に今日お会いできるということで、実はすごく楽しみにしていたんです」と明かした。これには小嶋さんも「嬉しいです。光栄です!」と驚きを隠せない様子。これで一気に距離が縮まったのか、ここからはリリー(23歳)&小嶋さん(24歳)による同世代ならではの“ガールズトーク”モードに!本作に登場する王子様にちなんで「理想の王子様像」に話が及ぶと、「私の理想の王子様は、ありのままの自分で十分なんだと感じさせてくれる人。それ以上頑張らなくていいんだと感じさせてくれる人です」(リリー)、「優しくて何でも知ってる物知りな人がいいです。道に詳しいと“おっ!”となります」(小嶋さん)と互いの理想の王子様像を明かし、さらにリリーが「ディナーに行くときに迷うのはいやよね」と女子会のような盛り上がりに。さらに、小嶋さんが映画について「とにかく白雪姫がすごく可愛かったです。女の子の憧れという感じで、白い肌に黒い髪という外見はもちろん、箱入り娘だった女の子が自分から外に出てどんどん強くなるところにすごく元気をもらいました」と話すと、リリーは「すごく嬉しい!まさに小嶋さんのような若い女性に観てもらいたかったんです。実は白雪姫が鏡を見るシーンというのは1回もないんです。つまり、自分の美しさを全く自覚していない。だからこの物語は内なる美しさ、内なる強さの物語でもあるんです」と物語の魅力を語った。最後にCMナレーション収録にあたり、リリーから小嶋さんに映画のアピール方法を伝授!「全世代楽しめると思いますが、特に若い女の子たちが共感できると思います。強くなっていく白雪姫の姿は、現代の女性であると思うので、そのことも伝えてほしいです。王子様に救われるのではなく、自分で救ってしまうそんな白雪姫の魅力を伝えて下さい」と伝えると、小嶋さんは「任せて下さい!」とこの大役に一層気合いを入れていた。『白雪姫と鏡の女王』は9月14日(金)から丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年08月14日現代版白雪姫「白雪姫と鏡の女王」PRで来日9月14日から公開される映画「白雪姫と鏡の女王」。ジュリア・ロバーツが初の悪役に挑戦し、意地悪な王妃役を演じていることでも話題の、戦う白雪姫が描かれる、現代版白雪姫のロマンティックファンタジーだ。その白雪姫に扮するリリー・コリンズが映画PRのため、来日した。18日、青山セントグレース大聖堂にて行われた、舞台挨拶つきプレミア試写会に華やかな姿で登場した彼女。お団子にまとめた黒髪と太く描かれた眉が印象的で、きらめくミニドレスも美しく、まさに“お姫様”な姿を披露してくれた。衣装や映画の世界もたっぷり楽しんで映画で使用された衣装は、さすがにゴージャスで美しいものが多数となっているのだが、それらは故石岡暎子氏の手によるものなのだとか。この作品中での衣装が遺作となったという。それらを身につけたリリーによると、なかでも作品の最後の方で登場する、背中に大きなリボンが付いた衣装は、作品テーマすべてを詰め込んだ注目のものだそうだ。イベントには、日本版王子様(!?)としてDAIGOと、白雪姫として人気子役の谷花音もそろって登場。イベント会場は笑顔あふれるものとなった。「People」誌が毎年恒例で選んでいる、世界の「最も美しい女性」2012年版ランキングで、第4位にも選ばれたリリー・コリンズ。さすがの輝きを日本でも見せてくれた。作品の一般公開が今から待ち遠しいところだ。元の記事を読む
2012年07月20日誰もが知るグリム童話を新たな視点と映像美で描き出すファンタジー映画『白雪姫と鏡の女王』のジャパンプレミアが18日、都内で開催され、来日中の主演女優リリー・コリンズが出席した。コリンズが映画のプロモーションで日本の地を踏むのは、今回が初めて。「コンバンハ、私が白雪姫です」と日本語であいさつし、キュートな魅力を発揮した。悪の女王を演じるジュリア・ロバーツの共演を「とても光栄。ジュリアにとっても初めての悪役で、その“被害者”になれるのはうれしいことよ。彼女の素顔? もちろん全然意地悪じゃないわ」と振り返った。その他の写真その美しさゆえ、邪悪な女王に18年間幽閉されていた白雪姫が、森で出会ったギャングや7人の小人たちとともに、亡父が遺した王国を守ろうと立ち上がる“成長ストーリー”を『ザ・セル』『落下の王国』のターセム・シン監督が絢爛豪華にビジュアル化。約300人の候補者から抜てきされたコリンズ演じる白雪姫には「自らの力で未来を切り開く」という現代的なスパイスが加えられ、「今の時代を生きる女の子が共感できる…、例えば友だちになれちゃうような白雪姫像を作ろうと思った。意識したのは好奇心旺盛でイノセンスな一面ね。信じた道を進めば、必ずしも王子様なんて必要ないもの」(コリンズ)。本作は、すべての長編ターセム作品で衣装を手掛けたデザイナー・石岡瑛子氏の遺作となった。劇中でコリンズが着用する斬新な衣装の数々も石岡氏の作品。コリンズは、「作品を通して良き友人になれただけに、訃報は残念でならない。でも彼女が遺した最後の“アート”作品を身にまとえるのは、とても光栄なこと。特に背中に大きなリボンがついたドレスは、彼女との思い出が詰まっている」と思いを馳せていた。そんなコリンズは、人気ミュージシャンのフィル・コリンズを父親にもつ生粋のセレブリティ。自身も子役としてキャリアをスタートさせ、『しあわせの隠れ場所』『ミッシング ID』などに出演している注目のニュースターだ。本作では、劇中のボリウッド風ミュージカルシーンで自身の歌声も披露し、「実は、両親と一緒にプレミアで映画を観たの。歌うシーンは内緒にしていたから、二人とも驚いていたわ。私としては誇らしい瞬間だった」と胸を張った。会場にはタレントのDAIGOと、人気子役の谷花音が王子&王女ルックで駆けつけ、コリンズを迎え入れた。『白雪姫と鏡の女王』9月14日から公開でロードショー
2012年07月19日グリム童話に新たな命を吹き込んだファンタジー大作『白雪姫と鏡の女王』のジャパンプレミアが7月18日(水)、都内で開催され、本作で約300人の候補から主人公の白雪姫に抜擢された新進女優のリリー・コリンズが出席した。プライベートで数回、来日経験があるが、映画のPRで日本の地を踏むのは今回が初めて。人気歌手であるフィル・コリンズの娘としても知られるリリーはこの日、人気ブランド「ジョージ・チャクラ」のドレスに身を包み「こんばんは、私は白雪姫です」と日本語で挨拶。弾ける笑顔とトレードマークのキュートな“プリンセス太眉”で会場に駆け付けた日本のファンを魅了した。『ザ・セル』、『落下の王国』の鬼才ターセム・シン監督が誰もが知るグリム童話「白雪姫」を色鮮やかに生まれ変わらせた本作。意地悪な継母が牛耳る王国を舞台に、その美しさに嫉妬され18歳まで城に幽閉されていた白雪姫(リリー)が、逃げ込んだ森で嫌われ者のギャングや、7人の小人の助けで勇敢でタフな女性へと成長を遂げる。「現代の女の子が共感できる、友達になりたいって思える白雪姫を意識したの。優雅でエレガント。そんな従来のイメージに加えて、好奇心が強くてイノセントな印象が表現できればと思った」と役作りを語り、「この映画を通して、自分の夢を叶えるために必ずしも王子様は必要ないって知ってほしい」と自ら運命を切り開く“新しい”白雪姫に自信を見せた。エンディングでは父親譲り(?)の歌声を披露し、ボリウッド風のミュージカルシーンにも挑戦。「両親には内緒にしていたから、一緒にプレミアでそのシーンを観たときは本当に驚いていたわ。でも娘としては誇らしかった」と親子エピソードも明かしてくれた。ハリウッドを代表する女優のジュリア・ロバーツが、意地悪な継母を演じ“悪役”に初挑戦しており「共演そのものが『まさか!』って思ったし、ジュリアが演じる初めての悪役の“被害者”になれたのはとても光栄」(リリー)。また、長年、シン監督とタッグを組んできた衣装デザイナーで、今年1月に亡くなった石岡瑛子さんについて「とてもいい友人になれたので、亡くなったと聞いてとても残念に思っています。彼女が作り出すものは、衣装というより、1つレベルが上の“アート”。その最後の傑作を身にまとえるのは、これ以上ない光栄よ」と故人を偲んでいた。この日は人気子役の谷花音ちゃんと、タレントで歌手のDAIGOが“おとぎ風”のファッションで、リリーをお出迎え。「白雪姫が戦ったり、すごく面白かったです」(花音ちゃん)、「まだ下半期始まったばかりですが、正直、下半期のベストムービー。最高に面白いし、戦う白雪姫の姿は、現代の女性の強さを反映している」(DAIGOさん)と太鼓判を押していた。『白雪姫と鏡の女王』は9月14日(金)から丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年07月18日そのチャーミングな魅力で愛されるジュリア・ロバーツが初の悪役、しかも意地悪な女王に扮することで注目される童話「白雪姫」の現代版ムービー『白雪姫と鏡の女王』が9月14日(金)より公開となる。美貌を手に入れるためなら何だってする、ジュリア扮するアラフォー女王だが、これに対抗するのは若さみなぎるリリー・コリンズ扮する“新時代”の白雪姫。そして、女王が嫉妬する彼女の美貌を際立たせているのが、自信みなぎる“プリンセス太眉”!この美しき眉こそ、女王VSプリンセスの美貌対決で注目したいポイントとなっている。幼い頃に父親である国王を亡くして以来、女王である継母(ジュリア)に城に閉じ込められていた白雪姫(リリー)、18歳。ワガママ放題の女王のせいで王国は経済難に陥ったため、女王は隣国のリッチでハンサムな王子との結婚を目論むのだが、王子は白雪姫と恋に落ちてしまう。女王の怒りを買い追われる身となった白雪姫は森へと逃げ込み、7人の小人のギャング団に仲間入りし戦術をゲット。王国を取り戻し、王子の愛を勝ち取るため、ワガママ女王への闘いに挑む――。今年1月に逝去した世界的衣裳デザイナー、石岡瑛子が手がける色彩豊かで独創的なドレスを身にまとい、美貌対決に火花を散らすリリーとジュリア。陶器のように白く美しい肌に存在感たっぷりの上品な太眉が自らの運命を切り開くタフで前向きな“現代のプリンセス”を魅力的に演出しているリリーは、数年前からハリウッドセレブの間でも増殖中の“太眉”美人を代表する正統派太眉の代表格。対してジュリアは、そのはっきりとした目鼻立ちを際立たせる王道のアーチ眉で対抗している。好みは分かれるが、このほどプリンセスにも女王にも瞬時になれる、特製アイブローテンプレートが誕生!6月15日(金)より劇場で販売開始となる本作の前売り鑑賞券の特典として、りんごミラーとセットでついてくる。これであなたも“プリンセス眉”または“女王眉”をゲットしてみる?『白雪姫と鏡の女王』は9月14日(金)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年06月15日運命に導かれた一組の男女の美しきラブストーリー『一枚のめぐり逢い』の日本公開を間近に控えるザック・エフロンが、リリー・コリンズと破局を迎えたようだ。3か月間の交際を経て破局した2人だが、複数の関係者によれば、その間2人は特に真剣な仲ではなかったようだ。ある友人は「Usmagazine.com」に「全然、真剣な仲ではありませんでしたね。カジュアルな関係で、だんだん自然消滅していったんです。一緒にデートしているのを見たことがありませんね」と明かし、さらに別の関係者は「ザックはリリーに全く真剣ではなかったんです。友人にも彼女のことを話しませんでしたよ」と語った。ザックとリリーは今年2月に一緒にいるところを初めて目撃され、共にプライバシーを大事にしていたため、一緒の写真を撮られたのは一度だけだった。ほかの友人は、それぞれの映画の撮影や宣伝活動のスケジュールが厳しく、関係を保てなかったのだと言う。「いま、2人のスケジュールがクレイジーなのは本当で、関係を続けていくのは難しいですよ」。リリーは以前、『ミッシング ID』で共演したテイラー・ロートナーとの関係がうわさされていた。一方、ドラマ「ハイスクール・ミュージカル」で共演したヴァネッサ・ハジェンズと5年間交際し、テイラー・スウィフトともうわさがあったザックは、恋が成就しなくても誰かにロマンティックな気持ちを抱くのが大好きだと語っていた。「僕はロマンスを楽しむんだ。そのために人間は生まれてくるんだと思うよ。恋に落ちるのは、様々な感情の中で最も良いものの一つだよね。いつもうまくいくとは限らないけど、恋してるときは、それでも世界で一番いい気持ちさ」。■関連作品:ミッシング ID 2012年6月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.一枚のめぐり逢い 2012年6月16日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年06月13日オーガニックメイクアップ・スキンケアブランド、SINNから、初の化粧水とクリームのスキンケア、「マドンナリリーライン(白ユリ)」が11月1日より販売された。フランスの国花でもあるユリの中でもマドンナリリーは、紀元前1500 年ほど前から存在する“もっとも美しい花”とも言われ、初夏に甘い香りの白花を次々に咲かせる。日本のユリとはまた違った、小さな花と細い茎から涼やかで甘い香りを感じるようだ。(左図) SINN ローションヴィザージュ 200ml ¥3,675 / (右図)SINN D & S クリーム 50ml ¥4,725 オーガニックマドンナリリーをはじめ、さまざまな天然由来成分やオーガニック成分を配合した化粧水、クリームはともに、エコサート認定のコスメビオラベルを取得している。大人の女性の敏感肌やドライスキンの方も使用できる、トータルスキンケアラインだ。実際に店舗でお試ししてはいかが?お問い合わせ:スタイラ tel.0120-207-217 公式サイト
2011年11月16日