ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で初共演する『プラネタリウム』。ヴェネツィア、トロントと各国際映画祭でも高い評価を集める本作で、姉妹のモデルがスピリチュアリストの先駆者的存在として有名な“フォックス姉妹”だと明らかになった。ナタリーとリリー=ローズが演じる“バーロウ姉妹”のモデルとなったのは、19世紀のアメリカに実在したフォックス三姉妹。「ラップ現象を起こす霊と音を介して交信できる」と告白したことで霊媒師として有名になり、一大センセーションを巻き起こして、近代スピリチュアリズムの先駆者となったという。そんな本作についてレベッカ・ズロトヴスキ監督は、「私が作った最初の2本の作品は、短期間で撮ったから、もっと掘り下げてみたい気持ちが芽生えていたの。俳優たちをトランス状態に追い込んで、憑依されたような状態を描いてみたかったの」と語り、そんな思いがスピリチュアリストの物語へと発展したとコメント。「彼女たちは降霊術の世界で重要な役割を果たした、スピリチュアリズムの先駆者であり、アメリカの伝説的な姉妹よ。彼女たちの成功は注目を集めたため、自分たちの教義を作り、それが世界中に広がり、数十万人の信奉者が誕生したのよ。それはヨーロッパの知識階級にまで広がったわ。その中で、あまり知られてないエピソードに惹きつけられたの。それはとある裕福な銀行家が亡き妻の霊を呼び出すために、姉妹の1人を雇ったものね」と、フォックス姉妹をきっかけにした本作の誕生秘話を明かしている。実在のフォックス姉妹は、後に妹がイカサマだったと告白したものの、次の年には告白を撤回。彼女たちが本当の力を持っていたのか、という点においてはいまだに多くの論争が巻き起こっているそう。果たして、ナタリー&リリー=ローズの姉妹は、高名なスピリチュアリストなのか、それとも世紀の詐欺師なのか――。いよいよ公開が目前に迫った本作の、美しい姉妹に隠れた真実から目が離せない。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年09月17日『アントマン』の続編、『Ant-Man and the Wasp』(原題)でホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役を演じるエヴァンジェリン・リリーが、ワスプの衣装を身に付けた姿をSNSで初披露した。エヴァンジェリンは「ジャック・カービーが生きていたら100歳の誕生日を迎える今日、セットでワスプを演じられることは本当に光栄です」とツイート。スタン・リーとともにアントマンを生み出した原作者のジャックを称えた。ワスプの役作りのため、日々ワークアウトに励んでいる様子をSNSで公開してきたエヴァンジェリン。身長168センチの彼女は常に56キロをキープしており、これが自分がとても健康的で心地よく感じる体重だとのこと。しかし、映画に出演する際は撮影前にカメラの前に立つことを恐れて2.5キロほど落とすといい、「誇れることではない」と女優としての葛藤も語っている。『Ant-Man and the Wasp』は前作よりペイトン・リード監督、スコット・ラング/アントマン役のポール・ラッド、エヴァンジェリン演じるホープ/ワスプの父ハンク・ピム役のマイケル・ダグラスらが続投。そこへ、原作ではホープの母でハンクの妻、さらに初代ワスプとして活躍したジャネット・ヴァン・ダイン役としてミシェル・ファイファーが加わっている。『Ant-Man and the Wasp』は全米で2018年7月6日公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年08月29日先日、リドリー・スコット監督作『エイリアン:コヴェナント』にクレジットなしでの出演が明らかになったジェームズ・フランコのインタビュー映像が、シネマカフェに到着。キャサリン・ウォーターストン演じるダニエルズとの関係や、スコット監督、本シリーズについて語っている。広大な宇宙を舞台に“完璧な生命体”との遭遇を描き、映画史上に金字塔を打ち立てた『エイリアン』シリーズの最新作となる本作。ジェームズが演じるのは、キャサリン演じるヒロイン・ダニエルズの夫で、コヴェナント号の船長。映像では、「2人はとても愛し合っていて、幸運にも夫婦で一緒に同じミッションに従事している。2人には将来のための計画があるんだ」と、新たな惑星で輝かしい未来を描いていると明かす。彼ら2人だけでなく、人類の新たな移住先を目指すコヴェナント号の乗組員は皆カップルで構成されているため、ハラハラだけでなくキュンキュンするシーンもありそうな予感。だが、そんなラブラブなカップルたちに待ち受けるのは、本作で初めて登場する、“ネオモーフ”という新種のエイリアンをはじめとする生命体。ジェームズも本作で描かれる恐怖は「不思議な現実感があって、“あり得るかも…”と思ってしまう」と、そのリアルさについて分析。続けて、「シリーズのどの作品でも主人公の緊迫感が伝わってくる」と語りキャサリンの演技を絶賛し、「エイリアンと向き合う主人公があまりに真剣なので、観客も引き込まれてしまうんだ」と本作においても、圧倒的なスリルを約束する。ほかにも映像では、本作で12本目の全米NO.1を獲得した巨匠スコット監督の撮影現場についても触れている。滅びゆく地球を後にして、宇宙の楽園を発見したはずの移住船クルーたちに牙を剥く未知の新種エイリアン。観る者は、シリーズ最大のミステリーと極限のスリルを体感し、新たな伝説の目撃者となるはずだ。『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月25日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが謎多き姉妹役で共演する『プラネタリウム』。美しき2人を華やかに彩る衣装を手がけたのは、ギャスパー・ウリエル主演『SAINT LAURENT/サンローラン』でセザール賞に輝いたアナイス・ロマン。2人の衣装の違いについて、彼女が語るコメントがシネマカフェに到着した。本作は、オスカー女優ナタリー演じる野心家の姉ローラと、リリー=ローズ演じるピュアでイノセントな妹ローラ、パリを舞台にスピリチュアリストとして活躍する姉妹の、無垢で危うい少女性とその運命を描いた夢と狂気の物語。美しき姉妹をさらに華やかに彩るファッションにも、大きな注目が集まっている。衣装を担当したのは、2014年『サンローラン』でセザール賞コスチューム最優秀賞を受賞し、リリー=ローズ出演の『ザ・ダンサー』の衣装も手掛けているアナイス。ナタリーの衣装について彼女は、「ナタリー演じるローラにはいろんな側面が登場するの。異性を誘惑する姿だったり、洗練されたパーティー・ルックだったり。ハイウェストの着こなし、パジャマのようなズボンやショーツを用意したわ。(南仏のリゾート地)コート・ダジュールで流行ったファッションね」と説明。一方、リリー=ローズについては「物語の中で、ローラは妹のケイトをあえて幼く見せています」と語る。「そうすることによって、姉妹のショーを見ている観客たちを惹きつけるの。そういう経緯があって、リリー=ローズは子どもっぽい衣装の方向で進めていったわ」と明かし、衣装からも一目瞭然な姉妹の関係性について言及した。また、劇中でも特に華やかなのは当時のパーティーシーン。「エルザ・スキャパレッリ(Elsa Schiaparelli)」をはじめ、「ランバン(LANVIN)」「ヴィオネ(VIONNET)」「グレ(Gre)」といった当時のオートクチュールドレスが登場。美術館で展示されているほどの価値の高い衣装をエキストラたちが着用し、パーティーシーンを盛り上げる。ナタリーとリリー=ローズというファッション業界も注目する女優たちを華やかに彩り、本作の美しくも幻想的な世界観により深みを与える衣装の数々にも目が離せなくなりそうだ。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年08月17日リリー ブラウン(Lily Brown)は、明治「CHELSEA」とのコラボレーションした新作を2017年9月4日(月)に発売する。今回のコラボレーションでは、1971年の誕生以来長年親しまれているお菓子「CHELSEA」のフラワーモチーフをデザインに落とし込んだ。リリー ブラウンのヴィンテージ感あふれる世界観と、カラフルなフラワーモチーフがマッチしてポップなムードを作り上げている。コート、ブラウス、ニット、Tシャツ、スウェット、スカートに加え、ブーツやバッグ、イヤリングなどの小物も展開する。「CHELSEA」のフラワーモチーフを総柄プリントしたブラウスは、存在感ある一着だ。袖口のギャザーやボーダーの切り替えなどのディテールが、レトロなポップさをさらに演出している。コートには、フラワーモチーフをあえて裏地に使用し、シックなデザインに遊び心を加えた。【詳細】リリー ブラウン×明治「CHELSEA」カプセルコレクション発売日:2017年9月4日(月)※8月下旬公式オンラインショップで先行予約開始予定取扱店舗:リリー ブラウン全店舗、公式オンラインショップ■アイテム詳細コート(ホワイト、ブラック)27,500円+税トップス(ピンク、グリーン)12,800円+税スカート(ピンク、グリーン)14,800円+税ニット(ホワイト、ブラック)16,000円+税スウェット(ホワイト、ブラック)8,400円+税Tシャツ(ホワイト、ブラック)6,800円+税イヤリング(ピンク、グリーン)3,800円+税バッグ(ピンク、グリーン)10,400円+税ブーツ(ピンク、グリーン)15,500円+税
2017年08月17日ジェームズ・キャメロン監督の代表作にして、俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの人気を不動なものにした『ターミネーター2』が、最先端の3D技術で新たに劇場に降臨する。今回、キャメロン監督から当時の製作秘話などが明らかになるインタビュー映像が到着した。1984年、殺人サイボーグ=ターミネーターが未来から送り込まれた。このサイボーグにはある任務があり、その遂行を誰も止めることはできない。ターゲットは、ある女性サラ・コナー。見かけは普通の女性だが、彼女はのちに世界を変えることになる子どもを生む運命にあった――。そして、最初のターミネーター出現から10年後。近未来で人類抵抗軍のリーダーとなる、サラ・コナーの息子ジョンは少年に成長していた。スカイネットによる機械軍はジョンを少年のうちに殺すため、新しいターミネーターを送り込む。残忍非道なターミネーターに立ち向かうサラとジョン母子に、強い味方が現れる。それは、いかなる犠牲を払ってもジョンを守れと厳命を受け、人類抵抗軍によって送り込まれた、もう1体のターミネーターだったーー。このたび、キャメロン監督の最新インタビュー映像が到着。1作目の『ターミネーター』を製作する際、映画会社からカイル・リース役でアーノルド・シュワルツェネッガーは紹介されたが、キャメロンのイメージと合わず、最終的に彼をターミネーター役に起用したという驚きの経過を告白。さらに、「映像には自信がある」と語るように、『ターミネーター2』で使用されたCGはたった42ショットで、特殊メイクなどで工夫をこらして代用したエピソードなど、キャメロン監督の口から当時のエピソードが語られていく。「T2を映画館で見られるまたとないチャンス」と語るキャメロン監督が、自ら太鼓判を押す、新しく生まれ変わった傑作をこの夏、目撃してみて。『ターミネーター2 3D』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター2 3D 2017年8月11日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
2017年08月12日『007』25作目『Bond 25』(原題)のアメリカでの公開日が、2019年11月8日(現地時間)に決定。『007』の公式サイト及び「ジェームズ・ボンド」のツイッターで発表された。本国イギリスでは伝統に基づき、1週間早めに公開されるようだ。新ジェームズ・ボンドを演じるのは依然、誰だかわからないままである。1979年の『007 ムーンレイカー』から製作総指揮やプロデューサーを務めているマイケル・G・ウィルソン、1987年の『007 リビング・デイライツ』からプロデューサー業に携わっているバーバラ・ブロッコリ、ダニエル・クレイグがボンドに就任した『007 カジノ・ロワイヤル』から脚本を手掛けているニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドは続投とのことだ。ウィルソンとブロッコリは「世界各国の公開日、配給会社、キャスト、監督などの詳細は後日発表する」としている。ダニエルは2015年の『007 スペクター』を最後にボンド役の降板を示唆していたため、次期ボンドを演じる俳優に注目が集まっていた。しかし、最近ではダニエルがもう1本ボンドを演じるのではないかとの説が濃厚だ。監督にはクリストファー・ノーランがウィルソンらプロデューサーと数年間交渉してきたことを明かしており、実際に決定したかどうかの発表が待たれる。(Hiromi Kaku)
2017年07月25日オスカー女優のナタリー・ポートマンと、ジョニー・デップの愛娘リリー=ローズ・デップが美人姉妹役で初共演を果たした『プラネタリウム』。このたび、ミステリアスな2人の愛憎を映し出した予告編とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカからやってきた“スピリチュアリスト”のローラとケイトのバーロウ姉妹は、憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。2人のショーは、死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな2人の才能に魅せられた映画プロデユーサーのコルベンは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして、姉妹の力は本物なのか?やがて姉妹の運命が狂いだす――。ハリウッドが誇るアカデミー賞受賞女優で、先日、4年ぶりの来日も決定したナタリーと、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの愛娘で、女優のみならず「CHANEL(シャネル)」のミューズとしても活躍するリリー=ローズが姉妹役で初共演した本作。ヴェネチア国際映画祭ワールドプレミアおよびトロント国際映画祭ガラ・コレクションで上映され、大きな話題を呼んだ。監督を、“フランスのソフィア・コッポラ”とも称される、美貌の次世代監督レベッカ・ズロトヴスキが務めている。今回お披露目された予告編は、あの『ブラック・スワン』を越える野心を抱く姉・ナタリー演じるローラと、ピュアでイノセントなリリー=ローズ演じる妹・ケイトが、不思議な力を持つ本物のスピリチュアリストなのか、それとも人々を騙す詐欺師なのか、美しい姉妹が観る者を引きつける、幻想的でミステリアスな映像となっている。パリでスピリチュアリストとして華々しく活躍する2人は、やがて出会った映画プロデューサー、コルベンが訪れる。コルベンの「降霊術を撮りたい」という依頼に姉妹は協力し、世界初“本物の超常現象”映画の撮影が始まるが…。「成功してすべてを手に入れるわ」と野心を膨らませていくローラ、「私には特別な才能がある」という純粋無垢なケイト、そして映画製作に大金をつぎ込んでいくコルベン。映像には、同じバスタブにつかる姉妹をとらえ、熱い抱擁をかわす様子も収められており、年の差18歳のナタリーとリリー=ローズの、まるで本当の姉妹のような雰囲気にも目が離せなくなる。あわせて解禁となったポスターも、「美しい姉妹 美しい秘密」とのコピーにあるように、バスタブでじゃれ合う姉妹がまるで悪巧みをしているかのような、どこか儚くも美しいビジュアルに仕上がっている。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年07月19日ミュージシャンのフィル・コリンズを父にもち、『白雪姫と鏡の女王』で大きな注目を集め、『ハッピーエンドが書けるまで』などに出演する若手人気女優リリー・コリンズ。この度、彼女が主演を務める『心のカルテ』が、Netflixにて7月14日(金)より配信されることが決定した。手に負えないほど深刻な拒食症障害を持つ20歳の女性、エレン。何度も入退院を繰り返しながら克服を試みるも、回復には及ばないどころか体重は減り続ける一方。複雑な家庭環境に育ったエレンの家族が最後の望みをかけて彼女を入れた場所、それはある型破りな医師が運営する若者向けのグループホーム。エレンは常識はずれな規則に戸惑いながらも、次第に同じ症状に悩む仲間や医師に支えられていく…。本作はテレビ界のベテラン、マーティ・ノクソンが初の長編映画監督に挑戦した作品。“依存症”という精神病と真に向かい合い、ありのままの自分を受け入れることを覚えていく、1人の女性の姿が描かれている。ノクソン監督は、自尊心と向き合う辛さを誠実に描きながら、新鮮なユーモアも織り交ぜ、演出家としての才能を本作で発揮している。主演のリリーが、本作で女優としてのキャリアをさらに開花させているほか、『マトリックス』シリーズ、『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーヴスや、キャリー・プレストン、リリ・テイラーなど豪華スターも共演している。『心のカルテ』は7月14日(金)よりNetflixにて配信開始。(cinemacafe.net)
2017年06月29日リリー・フランキーと清野菜名が、実話を基にした型破りな究極の愛の物語に体当たりの演技で挑む『パーフェクト・レボリューション』。この度、本作のポスタービジュアルと場面写真が公開された。泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて2人で超える。革命は起こせる――。クマは幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うようにかせず車椅子生活をしている。ただし彼はセックスが大好き。身体障害者にとっての性への理解を訴えるために活している。そんな彼がある日、美少女・ミツと出会う。障害者であるにもかかわらず生き生きとしているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない?」「それを世界に証明するの!」。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの“最強のふたり”のラブストーリーがいま始まる――!脳性麻痺を抱えつつ、障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦の実話に基づく物語を映画化した本作。重度の身体障害があり、車いす生活を送りながら障害者への誤解を解くために活動を行う主人公のクマをリリーさん、そんな彼と恋に落ちる人格障害を抱えた風俗嬢の美少女・ミツを清野さんが演じるほか、小池栄子、岡山天音、余貴美子らが出演している。このほど到着したポスタービジュアルでは、クマとミツ2人のキスシーンと、初めて出会った瞬間が切り取られ、「無謀だなんて、誰が決めた?」 「泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて二人で超える。革命は起こせる。」というコピーが、クマとミツ“最強のふたり”のラブストーリーを予感させる一枚となっている。また同時に公開された場面写真では、リリーさんが幼い頃に患った脳性麻痺の影響で手足を思うようにかせず、車椅子生活を送りながらも障害者の性への理解を訴えつづける活家・クマを、繊細な表情とリアルな感情で見事に表現。そして、長年にわたってクマをサポートしてきた介護士・恵理役の小池さん、恵理とクマの関係を遠くから見つめる恵理の夫・悟役の岡山さん、ミツの病状を理解して彼女の親代わりに世話する占い師・晶子役の余さん、クマを密かに楽しませる書店員役の石川恋らも写し出されている。『パーフェクト・レボリューション』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月29日ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの愛娘リリー=ローズ・メロディ・デップが映画初主演を務める『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』。7月1日(土)からの劇場公開を前に、リリー=ローズの出演秘話とともにメイキング写真をシネマカフェが入手した。授業もバイトもやる気のない、でもヨガだけは好きなJK=女子高生2人が、ひょんなことから地下に眠っていた“ミニナチス軍団”を呼び覚ましてしまう。目覚めた彼らは巨大な怪物を解き放ち、世界侵略へと動き出してしまった!彼らを止めるべく、コンビニバイトの2人は地球の命運をかけて壮大なバトルを繰り広げる――コンビニで。果たして、やる気のないJKは世界を救うことができるのか!?リリー=ローズの父ジョニーの出演に、さらに母ヴァネッサのカメオ出演も話題を呼んでいる本作。実は、2015年に公開された『Mr.タスク』に登場したコンビニ店員の女子高生コリーン・コレット(リリー=ローズ・メロディ・デップ)とコリーン・マッケンジー(ハーレイ・クイン・スミス)を主人公にした、『Mr.タスク』のスピンオフ作品にあたる。『チェイシング・エイミー』『ドグマ』など、カルト的な人気を博すケヴィン・スミス監督によれば、「本作を製作するにあたり、まず先に母親のヴァネッサに脚本を見せたんだ」と言う。「ヴァネッサは当時15歳だったリリーの芸能人入りは、大人になってからと考えていたんだけど、脚本を気に入ってくれて、なおかつ『友だちと一緒に参加できて、なおかつ親も現場にいるということ、そしてジョニーがやる気満々だったらわたしは何も言わないわ!』と言ってくれたんだ!」と、娘の映画出演を許可したそう。「さらに父であるジョニー・デップにも許可を取ろうと電話をしたら、電話の向こう側にはジョニー・デップではなくギー・ラポワントがいたんだよ(笑)」とスミス監督。ギー・ラポワントとは、特殊メイクを施したジョニーが扮する、『Mr.タスク』そして本作にも登場する怪しげな探偵。「ノリノリな雰囲気だったからジョニーに映画の説明すると 『俺出演する!』って即答したんだ!」と明かしてくれた。こうして実現した、超豪華ぶっ飛びキャストの夢の共演作。合わせて到着したメイキング写真1枚目は、リリー=ローズとスミス監督の実娘ハーレイ・クイン・スミスが超絶スマイルで監督と並んでいる3ショット!そして2枚目は、同じ赤色のダウンジャケットを着てカメラの前で微笑んでいる“Wコリーン”を演じたリリー=ローズとハーレイ・クインの2ショット。同じ幼稚園に通っていた5歳のときからの幼馴染みらしい、仲良しっぷりがうかがえる2枚となっている。『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』にて7月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~ 2017年7月1日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開(C) 2015 YOGA HOSERS, LLC All Rights Reserved.
2017年06月28日『きっと、星のせいじゃない。』『ダイバージェント』シリーズのアンセル・エルゴートや『シンデレラ』のリリー・ジェームズらを迎え、“映画愛”にあふれた鬼才エドガー・ライトが脚本・監督を務める最新作『ベイビー・ドライバー』。このほど、アンセルが主人公ベイビーについて語るインタビューや、そのベイビーフェイスとは裏腹なドライビングシーンを収めた特別映像がシネマカフェに到着した。天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、通称「ベイビー」。彼の最高のテクニックを発揮するための小道具、それは完璧なプレイリストが揃っているiPod。子どものころの事故の後遺症で耳鳴りが激しい彼だが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると、耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと変貌する。ある日、運命の女の子デボラと出会った彼は、犯罪現場から足を洗うことを決意するのだが…。そんな本作から今回到着したのは、これまでの作品では、キュートで繊細なイケメンというイメージが強かったアンセルが、若き天才ドライバーとしてクールなドライビングテクニックと派手なアクションを披露しまくっている特別映像。アンセルは、「ベイビーは“逃がし屋”なんだ。犯罪組織に無邪気な若者がいるんだ」と主人公の設定を紹介する。そんな“無邪気な若者”が、iPodのプレイリストから選曲し、ひとたびハンドルを握ると、その見た目からは想像がつかないほどのドライビングテクニックを見せる。特に、真っ赤なスバル・インプレッサがアトランタの街を駆け抜けるシーンは要注目。また、アンセルは本作で“パルクール”にも挑戦。191cmの長身と長い手足を生かしながら、街中の柵や車を飛び越えたり、エスカレーターの手すりを滑り降りたりと、彼の軽やかなアクションシーンも楽しむことができるほか、リリー演じる運命の女性デボラとの情熱的なキスシーンもちらり…。さらに、子どものころの事故が原因で、音楽が生活の一部となっているベイビー。「映画全体が彼のサウンドトラックになる」とアンセルが語るように、ベイビーが選ぶ音楽が本作の重要な要素となっていることもわかる。アンセルのベイビーフェイスとクールなアクションのギャップに胸キュンすること間違いなしの本映像で、その一端を確かめてみて。『ベイビー・ドライバー』は8月19日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月22日俳優のジョニー・デップの娘リリー=ローズ・メロディ・デップが映画初主演を務める『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』(7月1日公開)で、リリーのヨガシーン映像が"国際ヨガの日"である6月21日に公開された。本作は、リリー演じるコリーン・コレットと、本作の監督ケヴィン・スミスの娘・ハーレイ・クイン・スミス演じるコリーン・マッケンジーの2人の女子高生(JK)の物語。授業もバイトもやる気がないがヨガだけは好きな2人は、ひょんなことから地下に眠っていた"ミニナチス軍団"を呼び覚ましてしまい、目覚めたミニナチス軍団は巨大な怪物を解き放ち世界侵略へと動きだす。彼らを止めるべく、2人は地球の命運をかけて壮大なバトルを繰り広げる。ジョニー・デップの出演もあり、『Mr.タスク』以来の父娘の共演シーンも話題になっている。このたび、2014年12月に国際連合が、ヨガで重視される夏至の時期に合わせて"国際ヨガの日"に制定した6月21日に、リリー演じる女子高校コリーンとその親友コリーンのWコリーのヨガシーンの映像が公開。Wコリーンは大親友のヨギ・ベヤー(ジャスティン・ロング)をヨガの師匠とし、ヨガを教わっている。このヨガの師匠のレクチャーが胡散臭さ満載。"牧草育ちのハエしか食べません"と言いたげな気取ったカエルのポーズをしたり、"商品が気に入りません"と不機嫌な客のポーズをしたり、本当に存在するのかどうか怪しげなヨガポーズを多数披露。そんな教えにも関わらずWコリーンは一生懸命だ。不思議なポーズばかりだが、北千住のヨガスタジオ「YARD」のインストラクター・MAMIさんは、この映像を見て「上向きの犬のポーズ(アッパードッグ)、ハスのポーズ(スカーサナ・安楽座)は本当に存在するポーズです。実際はもっときちんとしたポーズですが、コメディ映画ならこのヨガのポーズは雰囲気にあっていますね! 面白いです(笑)」と、本物のヨガの講師もお墨付きを与えている。(C)2015 YOGA HOSERS, LLC All Rights Reserved.
2017年06月21日ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持つリリー=ローズ・デップ(17)は、自分でメイクするのが好きだそうだ。新アイテムを使って違ったメイクをしてみるのが大好きなため、メイクのプロにはあまり頼らないという。「自分のメイクをするのって大好き。小さい時から大好きなの」「いろいろな色を試してみるのが好き。楽しいし、違ったキャラになれるのよ」そんなメイク好きのリリー=ローズだが、母ヴァネッサからアドバイスを受けて以来、仕事がオフの時に濃いメイクを施すのは好きではないと英グラマー誌に話している。「厚化粧は好きじゃないわ。母からシンプルが一番って教わったから」「母は日常生活ではメイクしないの。ちょっとチークを塗るくらい。だからそれに影響されて、メイクを抑えるようにしてるわ」リリー=ローズのマストアイテムはリップグロスだそうで、「リップグロスは私が最初に許されたメイクアイテムだったの」「3歳か4歳の時、母がコンサート前に支度しているのを見ていて、メイクアップアーティストにリップグロスを塗ってって頼んだものよ」「グロスをつける時にはリップラインを整えるようにしてるわ。リップライナーはより濃い色のものがいいわね。好みの唇の形にするには最適よ」「日中は、端にリップライナーを塗って、真ん中にはグロスを軽く乗せるのが好き」と続けている。また、これまでシャネルのキャンペーンに3回登場してきたリリー=ローズは、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるカール・ラガーフェルドを尊敬しているという。「カールが創造していく方法は素晴らしいわ。他の人と一緒に仕事する時には、カールは周りの意見をすごく信頼するのよ。とても協力的なの。それってすっごくクールよね」(C)BANG Media International
2017年06月14日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で初共演する『PLANETARIUM』が、邦題『プラネタリウム』として9月23日(土)より公開されることが決定。2人だけの美しく儚い世界をとらえた場面写真も到着した。1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカ人心霊術師のローラとケイトのバロウズ姉妹は、憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。ショーでは死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな2人の才能に魅せられた映画プロデューサーのコルベンは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして、姉妹の力は本物なのか?目には見えない世界を見せられるのか?やがて姉妹の運命が狂いだす――。世界を驚かせた『ブラック・スワン』を越えるほどの野心家の姉ローラを、ハリウッドが誇るアカデミー賞女優のナタリー、純粋でイノセントな妹ケイトを、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持ち、先日は「シャネル(CHANEL)」のコレクションのために初来日を果たしたリリー=ローズが演じる本作。ワールドプレミアとなった第73回ヴェネチア国際映画祭および、第41回トロント国際映画祭ガラ・コレクションで相次いで上映され、大きな話題を呼んだ。監督を務めるのは、“フランスのソフィア・コッポラ”との呼び声も高く、レア・セドゥ主演の長編初監督作『美しき棘』がカンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映され、次世代の監督として称賛された美貌の天才レベッカ・ズロトヴスキ。アメリカに実在した、スピリチュアリズムの先駆者として名高いフォックス三姉妹と、フランスの伝説の映画プロデューサー、ベルナール・ナタンがモデルとされ、活躍した年代も場所も違えど、「見えないものを見せようとした」「詐欺師と呼ばれた」という点で共通点がみられる。ハリウッドきっての名女優ナタリー、ファッション界からショウビズ界までいま最も注目されているリリー=ローズ、そしてカンヌに愛された気鋭の女性監督により生まれた刹那的で美しい物語。今後の続報にも注目していて。『プラネタリウム』は9月23日(土)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月13日イラストレーターで俳優としても活躍するリリー・フランキー(53)の主演映画「パーフェクト・レボリューション」が9月29日から公開される。 作品は熊篠慶彦氏(47)の実話にもとづく物語。熊篠氏は脳性まひのため車いす生活を送りながら、「障がい者の性への理解」を訴えてきた活動家だ。そんなリリー演じる主人公が清野菜名(22)演じる人格障がいを抱える風俗嬢と恋に落ち、立ちはだかる壁と闘いながら幸せを証明しようとするラブストーリーが描かれている。 「リリーはここ数年、名脇役として抜群の存在感を発揮。数々の映画賞を受賞してきました。『パーフェクト・レボリューション』は、そんなリリーが何としても映画化したいと自ら売り込んだ企画。そのためギャラも、売れっ子のリリーにしては破格の安さだったといいます」(映画業界関係者) また相手役の清野は若手の中でも演技派として注目を浴びている女優。そのほか小池栄子(36)、余貴美子(61)らが脇を固めているだけに良作に仕上がったという。だが公開までは多くの苦難もあったようだ。 「撮影自体は昨年の2月に終了しました。しかしそこからとんとん拍子で公開にこぎ着けると思われていたのに、『作品のテーマがなかなかきわどい』として配給会社がなかなか決まらなかったそうです。そんななか製作を担当した大手配給会社が自社で配給することを決め、ようやく公開日が決まった。渾身の作品とあって、早くもリリーは宣伝活動に意欲満々だといいます」(前出・映画業界関係者) 同作で映画賞を獲得できれば、俳優としてのリリーにとって本望なはずだ。
2017年06月07日リリー ブラウン(Lily Brown)からブランド初となる浴衣が登場。2017年6月中旬より、全国のリリー ブラウン店舗およびオンラインストアにて発売される。デザインはネイビー地にイエローの花、白地にレッドの花が咲くオリエンタルムード漂うフラワー柄。大ぶりのパターンながら、カラーを少しかすれさせることで、ニュアンスある表情を演出している。浴衣には作り帯がセットになっており、イエローやパープルなど複数の中から色味を選ぶことができる。さらに、お揃いで合わせたいバッグや髪飾りといった小物も展開。パープルやホワイトの花があしらわれたかんざし、花モチーフのピアスなど、どれも浴衣の着こなしに映えそうだ。【詳細】リリー ブラウン 浴衣発売時期:2017年6月中旬価格:16,000円+税浴衣カラー:ネイビー、ホワイト取り扱い:全国のリリー ブラウン店舗およびオンラインストア※帯カラーは無くなり次第終了となる【問い合わせ先】株式会社マッシュスタイルラボTEL:03-5778-2165
2017年06月04日映画『美しい星』(5月26日公開)の特別授業が24日に東京・明治大学で行われ、リリー・フランキー、亀梨和也(KAT-TUN)、吉田大八監督が登場した。同作は三島由紀夫の同名小説を原作に、舞台を現代に移し大胆に脚色して映画化。ある日突然「宇宙人」に覚醒した家族と、世界の関わり合いを描く。父親役のリリーが火星人、息子役の亀梨が水星人、娘役の橋本愛が金星人、母親役の中嶋朋子が地球人となる。今回は特別授業として、学生たちは事前に同作を鑑賞した上で臨んだ。通常時は1年かけて同性愛文学を学んでいる授業で、女子も多数受講しているが、リリーは「女の子の方がやおいもののマンガとか、ボーイズラブとか好きですよね」と最初から飛ばしている様子を見せた。ポスターで自身の"火星人"ポーズを見たリリーが「俺のこのポスターのポーズが、お客さんを遠ざけてる気がする」と危惧すると、亀梨も「『オラに力を!』ってことですよね」と苦笑。リリーは「客が入るポスターじゃないですよ! GAGAはラ・ラ・ランドで当てたあとですから。その儲けを補填してもらおう」と"リリー節"で笑わせた。学生からの質問コーナーでは、手を挙げた学生に「信州の子?」と話しかけたところ、相手は「東京です」と否定されたリリー。他の学生にも「お兄ちゃんがいそうな顔してるよね」と聞くと、「一人っ子です」と返され、「最近若い子と接してないから。銀座のクラブだったら大体当たる」と自由に発言し、場を盛り上げていた。さらに「童貞に話を聞きたい。童貞は信頼できる」と言い出したリリーは、挙手した学生に「童貞ですか?」と質問する。空気を読んだ学生が「童貞です」と答えると、「44歳まで童貞を守ったら魔法使いになれて、女子なら妖精になります」と説明。リリーが「もし魔法が使えるようになったらどうする?」と聞くと、男子学生は「童貞を卒業したい」と回答し、リリーは学生の頭の回転の速さに感心していた。
2017年05月24日リリー・フランキーが5月24日(水)、東京・千代田区の明治大学駿河台キャンパスで行われた主演作『美しい星』のPRイベントに出席。「将来の目標がない」と悩む学生に対し、「家でおでんのイラスト描いてる男が、お芝居している違和感はまだある」と本音を語った。文豪・三島由紀夫の異色SF小説を原作に、ある日突然、火星人に“覚醒”した気象予報士の重一郎(リリーさん)、水星人、金星人にそれぞれ覚醒した長男、長女の奮闘と、それを見守る地球人の母が織りなす新感覚のヒューマンドラマ。イベントには水星人を演じる亀梨和也、メガホンをとった吉田大八監督(『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』)が出席した。役作りについて質問されたリリーさんは、「自分なりの“火星人”イメージを現場に持っていっても、超ウザイじゃないですか(笑)。役作りのしようがない」とふり返り、「でも、覚醒してからのほうが、(言動が)まっとうになるんですよ。そこは(人間に対する)皮肉を込めている」とコメント。映画のポスターには、主演として、火星人のポーズを決めるリリーさんがフィーチャーされているが、「もうちょっと亀梨くんを大きくしたほうがいいと思う。これじゃ、完全にお客さんを遠ざけている」と自虐的に語った。水星人を演じる亀梨さんも、「監督に身をゆだねて、監督の脳みそにある映像をしっかり再現することを意識した」と前例のない難役に体当たり。「セリフの音や目線を繊細に細かく演出してくださった」と明かすと、リリーさんは「どうかと思うほど、神経質な演出だった」と笑いを誘った。学生時代に原作を読んで以来30年越しで、今回の映画化を実現させた吉田監督は「もし三島さんが観たら?ふり切ってチャレンジしたので、その姿勢だけは評価してくれると思う。原作の精神の部分に近づくことを意識しました」と強い手応え。この発言に、リリーさんも「きっと、面白いと言ってくれるはず」と太鼓判を押していた。『美しい星』は5月26日(金)から全国で公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美しい星 2017年5月26日より全国にて公開(C) 2017「美しい星」製作委員会
2017年05月24日『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるロジャー・ムーアが、89歳で亡くなった。がんで闘病中だった。23日(現地時間)、ツイッターの公式アカウントに「非常に重い気持ちで、私たちの父、サー・ロジャー・ムーアが今日、がんとの短い闘病生活の末にスイスで亡くなったことをお知らせします」という声明が投稿された。1962年から69年まで続いたTVシリーズ「セイント天国野郎」で人気を博し、1973年の『007 死ぬのは奴らだ』から85年の『007 美しき獲物たち』まで3代目ボンドとして主役を演じたロジャーは、1991年からユニセフの親善大使を務め、慈善活動にも熱心だった。2003年に「ナイト」の爵位と「サー」の称号を授与され、近年は映画やTVドラマなどへの出演は減っていたが、トークショーのツアーを毎年のように行っていた。昨年11月にもイギリス各地をツアーし、同月27日(現地時間)にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでのトークショーが最後の公の場への登場となった。ロジャーの3人の子どもたちの連名による声明には「パパ、あなたでいてくれて、ありがとう。そして多くの人にとって特別な存在であってくれたことにも」という父へのメッセージが添えてある。葬儀は故人の遺志により、身内のみでモナコで執り行われるという。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月24日5月19日(金)今夜放送の「A-Studio」はリリー・フランキーをゲストに迎えてのオンエア。俳優、イラストレーター、文筆家…多彩な顔を持ちマルチに活躍するリリーさんの素顔に迫るべく番組は今回も徹底取材を敢行。そこから見えるリリーさんの“素顔”とは!?同番組は笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデルのemmaの司会で、友人や関係者への徹底取材からゲストの素顔に迫るバラエティー。先述の俳優、イラストレーター、文筆家としての顔だけでなく、デザイナーやミュージシャン、作詞・作曲家、演出家、フォトグラファーなど、非常に幅広い活躍をみせる今回のゲストのリリーさん。自身初の長編小説「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」が200万部を突破する大ベストセラーとなり「本屋大賞2006」で大賞を受賞。ドラマ、映画、舞台化されると、安めぐみとの音楽ユニット「リリメグ」で自らもCDデビュー。2000年代後半からは本格的に俳優業にも進出。2011年公開の映画『モテキ』や『そして父になる』『海街diary』『バクマン。』など数々の作品で独特の味わいを醸し出す演技をみせ、昨年2016年は映画だけで8本もの作品に出演を果たすなど、いまや日本映画界に欠かすことのできない存在となった。そんなリリーさんだが同番組には斉藤和義、山下智久、優香のゲスト回で取材相手として何度か出演しており、今回満を持して(?)のゲストでの登場となる。今夜もリリーさんの実像に迫るべく鶴瓶さんが毎度おなじみ関係者への徹底取材を敢行。リリーさんと親交の深い大根仁監督に極秘取材するなど“謎多き男”にせまっていく。俳優として大活躍中のリリーさんだが、映画最新作にして主演作でもある『美しい星』が5月26日(金)より全国にて公開となる。三島由紀夫の異色のSF小説を、『パーマネント野ばら』『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が大胆にアレンジして映像化。リリーさん演じる“当たらない”お天気キャスターである重一郎をはじめとして、その息子・一雄(亀梨和也)、娘・暁子(橋本愛)、妻・伊余子(中嶋朋子)が“宇宙人一家”として覚醒し、それぞれに行動を起こす様を描く作品になっており、重一郎を追い詰める謎の男として佐々木蔵之介も出演。佐々木さん演じる謎の男に追い詰められ倒れた重一郎を支え一丸となって行動に出る一家の絆など「人間賛歌」のメッセージが込められた型破りな物語が展開する。新たに“火星人”という肩書が加わったリリーさん、その多才ぶりの神髄はどこにあるのか…「A-Studio」は5月19日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)■関連作品:美しい星 2017年5月26日より全国にて公開(C) 2017「美しい星」製作委員会
2017年05月19日毎年グラミー賞授賞式を生放送しているCBS局が、同局のイベントにて来年の授賞式にも昨年と同様ジェームズ・コーデンを司会者に決めたことを発表した。昨日、来年の第70回アカデミー賞授賞式に2年連続でジミー・キンメルが司会に決定したことが発表されたが、グラミー賞も来年60回目という節目を迎え、その記念すべき授賞式の司会に再びジェームズに白羽の矢が立った。前回司会に決定した際、CBSに対し「緊張することが好きなんだ。緊張っていうのは、自分がベストを尽くしたいと思うときだけにするものだから」と持論を語っていたジェームズ。「グラミー賞の司会を務めることは、僕にとってすごく意味のあること。誰もがっかりさせたくないからね。会場にいるみんなに、本当のセレブレーションを味わってもらいたいんだ」と意欲満々で臨んだとおり、見事成功させ、2度目の大役をつかんだ。ジェームズは2015年から「The Late Late Show」(原題)の司会を務め、セレブと一緒に車で歌う「Carpool Karaoke」のコーナーが特に好評を博し、一躍人気司会者に。2016年にはトニー賞授賞式の司会も務めた実力派司会者である。(Hiromi Kaku)
2017年05月18日リリー=ローズ・メロディ・デップが映画初主演を務めている『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』。リリー=ローズと父ジョニー・デップらとの“家族共演”も話題を呼ぶ中、彼女の超絶キュートな制服姿から、特殊メイクのジョニー、さらに元有名子役の“あの人”まで、バラエティー豊かな場面写真が一挙に解禁されたコンビニバイト店員コリーン・コレット(リリー=ローズ)と、彼女の親友で同じコンビニでバイトするコリーン・マッケンジー(ハーレイ・クイン・スミス)の“Wコリーン”は、授業もバイトもやる気のない、でもヨガだけは好きなJK(女子高生)。そんな2人が、ひょんなことから地下に眠っていた “ミニナチ軍団”を呼び覚ましてしまう。彼らは巨大な怪物を解き放ち、世界侵略へと動きだす。彼らを止めるべく、2人は地球の命運をかけて壮大なバトルを繰り広げる――コンビニで。果たして、やる気のないJKは世界を救うことができるのか!?超豪華ぶっ飛びキャストで贈るガールズ・ホラー・アクションに、早くも話題沸騰の本作から、このたび、本作の場面写真が一挙に解禁。まずは、ミニナチ軍団を相手にWコリーンがホッケースティックやモップを武器に戦闘態勢に入っているショット。息ピッタリに背中合わせに構えている姿がWコリーンのチームワークを表している。また、現役女子高生でもあるリリー=ローズとハーレイ・クイン・スミスの超キュートな制服姿も!「シャネル(CHANEL)」の広告とはまた違い、等身大のJK姿には要注目。そんなやる気のないJKが、唯一頑張っている趣味のヨガ。ケヴィン・スミス監督の前作『Mr.タスク』では、セイウチにされてしまった哀れな男を演じたジャスティン・ロングが今回は怪しいヨガの先生となって登場。Wコリーンのよき理解者ではあるが、少し変わった方法でヨガを伝授する。そして、特殊メイクを施したジョニーも登場!ぱっと見では彼と気づかない見た目で、酔いどれ探偵ギー・ラポワントを演じている。ギー・ラポワントはWコリーンの協力をもとにミニナチ事件解決に臨むのだが…。さらには、『シックスセンス』(’99)や『A.I.』(’01)などで知られ、『シックスセンス』では観客を魅了する名演でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたこともある元天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメントが、激変姿で登場!現在、彼も28歳。立派に成長し(!?)、まさかのぽっちゃりボディに貫禄あるちょびヒゲ。今回、ハーレイは反ユダヤ主義ジャーナリストで、世界一クレイジーなナチス男エドリアン・アルカンという危なすぎる男を演じている。画像6枚目には、Wコリーンとギー・ラポワントがミニナチ軍団の生みの親であるマッドサイエンティストに捕まってしまったシーンが!世界侵略を狙うミニナチ軍団に捕まってしまった3人は、どのようにしてこの危機を脱出するのか、気になるばかりだ。『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』にて7月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月13日謎の男が女子高生3人を拉致する冒頭に始まり、M.ナイト・シャマランらしい怒涛の展開へと進む『スプリット』。その脚本を「とにかく面白かった」と絶賛するジェームズ・マカヴォイは、すぐさまシャマラン監督の“共犯者”になることを選択した。「『どうなるんだろう?』と思いながら読んだし、演じる僕がそう思うくらいだから、観客もそう感じるだろうと思った。怖いけど、どこか愉快。その組み合わせからして奇妙だ。でも、僕は奇妙なものが好きだから(笑)。チャレンジングな役だとも思ったしね」。「チャレンジングな役」と言うのも納得。マカヴォイ演じる謎の男の正体は、20を超える複数の人格から成り立っている。「1つの役を演じるのだって作品によっては準備に時間がかかるものなのに、いくつもの役を演じなくてはならないなんて」とため息をついてみせるものの、その表情はどこか楽しげだ。「準備も撮影も通常の数倍になるってこと。撮影が深夜まで及ぶこともあったよ。でも、心から楽しめた。やらなくちゃいけないことは山ほどあったけど、充実していたんだ」。撮影が行われた場所はシャマラン監督のホームグラウンド、フィラデルフィア。「撮影で初めて訪れたのだけど、大好きな街になった」と目を輝かせる。「ただし、撮影中に街を楽しむことはできなかった。何役も演じてつらかったのは、そこぐらいかな。例えば『X-MEN』のような作品だとキャストも多いし、その分オフの時間もあるから、(撮影地の)モントリオールは僕の庭になった(笑)。いつでも案内してあげられるよ。でも、『スプリット』の撮影中はチーズステーキを食べたくらい。忙しくても、名物は食べなくちゃね。ナイトはフィラデルフィア・ボーイだから街のことを何でも知っているし、街の人たちも彼を知っている。ただ、残念ながら作品の中にもフィラデルフィアらしさはあまり出ていない。僕が少女たちを地下に監禁するからなんだけど(笑)」。とは言え、「撮影後にも何度か訪れたんだ。追加撮影があったし、プライベートでも行った。そのときはイタリアンマーケットに何度も足を運んだし、レストランやバーにもだいぶ詳しくなったよ。美味しい店を見つけるのは得意なんだ」とのこと。さすがは「訪れる先々を楽しみ尽くすタイプ」を自称するマカヴォイ。今回の来日時も、渋谷のんべい横丁やロボットレストランを訪れた写真をSNSにアップし、日本マスターぶりを見せていた。「特にナイトライフを楽しんだから(笑)。明治神宮や皇居など、文化的な場所にもちゃんと行ったよ。明るい時間にね。原宿にある“デウス・エクス・マキナ”のカフェにも行ったのだけど、店内にいる人は全員クールでファッショナブルだった。日本の人って何でみんなおしゃれなの?と思ったね」。スマホの地図アプリを起動して指差しながら、「ここに行って、ここにも行って…」と一生懸命教えてくれる姿がキュート。その明るさに、こちらまで楽しくなってしまう。そんな彼が誘拐犯を演じ、しかも名演の域に達しているのだから俳優はやはりすごい。「僕はカメラの前まで芝居を取っておくタイプだから。カメラの前以外で役を引きずることはまずないね。撮影以外でも仕事のことを考えてしまうときは、役柄よりも実は作品の質が関係している。そんなときは何とかポジティブになろうとするけど、どうにもならない。でも、それは役者に限らず誰にでもあることだよね。嫌な上司や同僚はどこにでもいるし、仕事が上手くいかないときもある。その点、『スプリット』の場合は脚本も監督も撮影環境も素晴らしかったから、撮影期間中も自分でいられたし、カメラの前では健康的に他人になれた。お金をもらわない限り、わざわざ他人になるのも変な話だしね(笑)」。俳優である自分を潔いほど客観的に捉える彼は、演じることを「特殊で、変わった仕事」と言い表す。「人を形作るものは何か?」の問いと常に向き合うのも、「特殊で、変わった仕事」の一環だ。「『スプリット』を観て、なぜ彼はいくつもの人格から成り立っているのかを考える人は多いと思う。でも、僕は作品に関わる前から、『人を形作るものは何なのか?』『どんな動機や理由が、その人の行動や態度を決めたのか?』を毎日考えてきた。出会う相手や目に留まった人を観察しながらね。いまもすっごく観察している(笑)。それが僕の仕事でもあるから。もちろん一番の役目は物語を伝えることだけど、そういった探求なくして人間を演じることはできない。普通はそんなことばかり考えている時間なんてないだろうに、それが仕事なのだからやっぱり特殊だし、変わってるよ」。人を見透かすような青い瞳で、「すっごく観察している」と言われると照れるやら、『スプリット』の“あの男”の影がちらついて恐ろしくなるやら。でも、仕方がない。探求あってこその俳優ジェームズ・マカヴォイなのだから。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:スプリット 2017年5月12日より全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2017年05月08日『X-MEN』シリーズなどで知られるジェームズ・マカヴォイが最新主演作でM.ナイト・シャマラン監督の“復活作”として話題の『スプリット』を引っ提げ、9年ぶりに来日!4月25日(火)にシャマラン監督と共に舞台挨拶に登壇し、ファンの歓声を浴びた。マカヴォイが23人もの人格を内に秘める解離性同一障害――俗に言う多重人格者を演じる本作は、シャマラン監督らしいラストのどんでん返しもあり、全米で3週連続No.1を飾るなど、大きな話題を呼んでいる。この日は、上映後の「ネタバレOK!口外厳禁!」と銘打った舞台挨拶とあって、ネタバレやファンにとっては衝撃的なラストに関する質問、そして回答が次々と飛び出したが、当然ながら、それらは記事で紹介するのもNG…。とはいえ、マカヴォイは解離性同一性障害の人物を演じたこと、特に物語の重要な鍵を握るある人格について「間違いなく、最も大変なチャレンジだったよ。(演じるにあたって)恥ずかしい思いをしたこともあったし、かなり大変でした…」と並々ならぬ苦労を述懐した。映画以外の話題では、シャマラン監督には、今年のアカデミー賞授賞式についてのツイートに関する質問が飛んだ。授賞式での作品賞の誤発表のトラブルについてシャマラン監督は「今年の授賞式のシナリオは俺が書いたんだ」というジョークをツイートし、大きな反響を呼んだが、これについて「僕もみなさんと同じ立場でTVで見ていました。壇上には知り合いもいて、彼らが驚いた顔をしているのを見て、あんなツイートをしたんだけど、一瞬で1万くらいのリツイートをされたんだ」と監督自身も反響の大きさに驚いたようだった。また、マカヴォイは『ウォンテッド』以来の9年ぶりの日本滞在を存分に楽しんでいるよう。前日、38歳の誕生日を日本で迎えたが、どのように過ごしたのかを尋ねられると、ロボットレストランに足を運んだと告白! 「いままでで最もクレイジーで、奇妙な誕生日を過ごしたね。奇妙でイカれた素敵な空間だったよ!」と嬉しそうに明かし、観客からの「ハッピーバースデー!」という祝福に「アリガトウ!」と日本語で返していた。『スプリット』は5月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スプリット 2017年5月12日より全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2017年04月25日『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が、三島由紀夫の異色のSF小説を映画化した『美しい星』の完成披露試写会が4月24日(月)に開催。主演のリリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介が舞台挨拶に臨み、異様な(?)撮影現場について語った。天気キャスターの父、メッセンジャーの息子、美貌ゆえに孤独を抱える娘がそれぞれ、“宇宙人”として覚醒し、地球のために使命を果たすべく奮闘するという型破りな物語が展開する。リリーさんを中心に、現場でも役名で“家族”として過ごしていたというが、この日もそんな雰囲気そのまま。リリーさんは亀梨さんの衣装について「みんなの前に出る日だっていうのに一雄(亀梨さん)はパジャマで来て…(笑)」とイジリ、さらに「さっきまで、衣装さんと裏で、シャツを中に入れるかどうか悩んでた」と暴露。亀梨さんもノリノリで「お腹が冷えるバージョンで…(笑)」と返し、会場からはそんなやりとりに「キャー!」っと歓声が上がる。亀梨さんは、外でのシーンが多く、なかなか一家4人が揃うことがなかったそうだが「いつも一雄が帰ってこないから…」と不服そうなリリーさんに、亀梨さんは「プレイボーイなんで、すいません(笑)」と語り、再び会場は笑いに包まれる。現場では、監督の微妙なさじ加減を求める演出に戸惑いの声が続出したそう。“謎の宇宙人”を演じた佐々木さんは「監督に『いまのセリフ、日本語みたいに聞こえました』とダメ出しが出て…」と困惑を告白。さらに「監督に『宇宙人ということでいいんですよね?』と聞いたら『宇宙人だと思っている人だと思ってください』と言われ…」と苦笑。そのやり取りを、そばで見ていたというリリーさんは「監督が『いまのはちょっと宇宙人過ぎますね』と言ってた(笑)」と明かし、亀梨さんも「不思議な会話を聞いてる感じでした…(笑)」と楽しそうにふり返っていた。シュールな会話のやりとりが、何とも言えないおかしみ、ユーモアを生み出していると言える本作。リリーさん演じるお天気キャスターは、火星人として覚醒すると、真面目な顔で地球の環境破壊の現状を訴え続け、変人扱いされるようになる。リリーさんは「真面目なことを声高に言えば言うほど、変な人=“宇宙人”のように思われるところは現代にもある。街で、おかしなこと言ってると思われてるような人は、実は宇宙人で、一生懸命に何かを訴えているのかもしれない」と現代社会を鋭く言い当てているような本作の描写に言及。亀梨さんも「この作品を観て、ハッとさせられました。当たり前に自分が“地球人”として思ってることについて、改めて考えさせられて、ゾクッとしました」とうなずいていた。『美しい星』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美しい星 2017年5月26日より全国にて公開(C) 2017「美しい星」製作委員会
2017年04月24日『Mr.タスク』のスタッフが再び放つ、ジョニー・デップの愛娘リリー=ローズ・メロディ・デップの映画初主演作『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』。このほど、あの“名作SF映画”を思わせるオープニングで幕を開ける、ぶっ飛び予告編が解禁となった。ジョニーとヴァネッサ・パラディの娘リリー=ローズが、やる気のないコンビニのJK(女子高生)バイト店員コリーン・コレットを、その親友で同じコンビニでバイトするコリーン・マッケンジーを、本作のケヴィン・スミス監督の娘ハーレイ・クイン・スミスが演じるガールズ・ホラー・アクション。授業もバイトもやる気のない、でもヨガだけは好きなイマドキJK2人が、ひょんなことから地下に眠っていた“ミニナチ軍団”を呼び覚ましてしまう。彼らは巨大な怪物を解き放ち、まさかの世界侵略へと動きだす。彼らを止めるべく、コンビニバイトの2人は地球の命運をかけて壮大なバトルを繰り広げるーーコンビニで。果たして、やる気のないJKは世界を救うことができるのか!?先日解禁されたポスターは、あの有名SF作品を思わせるビジュアルだったが、今回解禁された予告も、銀河をバックにあらすじがテロップで流れていくという、やはりどこかで観たことがあるようなオープニングでスタート。これから繰り広げられる、時給を超えたバトルを予感させている。リリーたちが超絶キュートなイマドキJK姿を披露するなか、ついに、ミニナチ軍団の動く姿が明らかに!ハーレイ・ジョエル・オスメント率いる自称“カナディアン・ナチスの総督”が「ナチを復活させろ!」との過激な掛け声を放ち、「覚悟しろ!」と襲いかかるミニナチ軍団。なぜ、彼らがミニサイズなのかは本編で明らかにされているというが…。見た目とは裏腹に、凶暴な彼らは人のお尻の穴をめがけて襲撃!コンビニの地下で復活した彼らは、やる気のないバイトJKコリーン・C(リリー=ローズ)とコリーン・M(ハーレイ・クイン・スミス)の“Wコリーン”に襲いかかる。そんなミニナチ軍団と戦うシーンではリリー=ローズが初の超絶アクションに挑戦、モップを片手にミニナチ軍団と時給を超えたバトルを繰り広げていく。映像には、リリーの実父であるジョニーも、彼とは気づかないほどの特殊メイクで怪しげな私立探偵として登場!バイトJKたちの戦いをサポートする。さらに、ジョニーの息子でリリー=ローズの弟ジャック・デップの姿も!お菓子の箱を持ちながら中指をつきたててWコリーンを挑発する男の子の役で登場しているので要チェック。また、アメコミ界の重鎮スタン・リーもカメオ出演を果たしている。『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』は7月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日衝撃の最新作『スプリット』を引っさげ、M.ナイト・シャマラン監督と、主演のジェームズ・マカヴォイの緊急来日が決定!マカヴォイは9年ぶり、2度目の来日を果たす。女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデー・パーティーに招かれた帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に家まで車で送ってもらうことに。だが、それが悲劇の始まりだった。見知らぬ男が車に乗り込んできて、3人は眠らされ、拉致される…。目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。このままでは命が危ない――。すると扉の向こうから、先ほどの男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。姿を現したのは…女性の洋服を着て女性のような口調で話す男だった。「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」。絶句する少女たちに、今度は屈託なく「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。実は、彼は23人もの人格を持ち、DID<解離性同一性障害>で精神医学を専門とする女医フレッチャー(ベティ・バックリー)のセラピーを受けていたのだ。密室で3人vs23人格の熾烈な攻防が繰り広げられる中、もうひとり、“24人目”の人格が生まれようとしていた――。新作が公開されるたびに、世界を戦慄させるスリラーの鬼才シャマランの最新作となる本作。23の人格を持つ謎の男として主演を務めるのは、『X-MEN』シリーズの若きプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア役や、『ラブストーリーズ』『つぐない』などで知られる演技派俳優ジェームズ・マカヴォイ。公開されるや世界各国で話題沸騰、大ヒットを記録している本作の日本上陸に先駆け、4月末にシャマラン監督とマカヴォイが緊急来日。シャマランは米ドラマ「ウェイワード・パインズ出口のない街」のPR以来2年ぶり、マカヴォイは『ウォンテッド』(’08)以来、実に9年ぶり2度目、待望の来日となる。来日中、2人が登壇する本作の上映&ティーチインイベントが開催される予定で、日本のシャマランファン&マカヴォイファンが彼らと交流できる絶好の機会に。上映後に監督とマカヴォイが本作について語る内容は、ネタバレ必至。しかし、その内容は監督&マカヴォイ&参加した人だけの秘密=“口外厳禁”のイベントとなるため、さらに貴重な体験となりそう。シャマラン監督は「日本のファンにとっては、サスペンス満載で、それと同時にとても面白い映画に仕上がっていると思う」と、作品の出来栄えについて自信に満ちたコメントを寄せており、満を持しての日本公開にはさらなる注目が集まりそうだ。『スプリット』は5月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スプリット 2017年5月12日より全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2017年04月07日M.ナイト・シャマランが、主演に『つぐない』や『X-MEN』シリーズで知られるジェームズ・マカヴォイを迎え、23の人格を持つ男と3人の女子高生の密室攻防劇を描く『スプリット』。このほど、劇中に現れる4人の主要人格が明らかとなった。3人の女子高生を拉致し、監禁した男は、23もの人格を持っていた!?恐怖と緊張と興奮がスパイラルを織りなす、シャマラン監督でなければ生み出すことができなかった驚異の密室スリラーとなる本作。日本の公開に先駆け全米3,038館にて公開されると、初登場No.1の大ヒットスタートを記録。3週連続で第1位を獲得した。本作で特に話題を呼んでいるのが、実力派のマカヴォイが演じ分ける23もの人格を持つキャラクター。その中でも、物語のカギを握る4人の人格に注目した。◆デニス危険な要注意人格!女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)ら3人を車で連れ去った、いかにも怪しい男の人格の名はデニス。黒縁のメガネをかけており、どうやら視力が弱い様子。ケイシーらを拉致し部屋に連れ込むと、「訳があって連れてきた」と意味深な台詞を残し、彼女たちを監禁。また、先日公開された本予告では、ドリルドライバーで扉に釘を打ち込みケイシーたちを完全に閉じ込めてしまおうとする場面も映されており、危険な人格であることが伺える。◆ヘドウィグ9歳の子どもに!?マウンテンパーカーが特徴的な人格の名は、ヘドウィグ。監禁部屋の前に座り込み、「ぼく、ヘドウィグ」「9歳だよ」など、デニスとは似ても似つかない発言をする怪しい男に、ケイシーらもあ然。しかし、無邪気な様子で話しかけてくるヘドウィグは、本当に9歳の子どものよう。頭の切れるケイシーは、脱出の鍵はヘドウィグにあると見込み、なんとか接触を図ろうとするが…。マカヴォイ演じるキュートなヘドウィグに注目。◆パトリシアまさかの女性!部屋に監禁されたケイシーたちがドアの隙間から見えた女性の姿に助けを求めると、そこに現れたのは、女性の衣服やアクセサリーを身につけた男だった!本予告にも登場していた衝撃のキャラクターは、パトリシアという名の女性の人格。「安心して。あなた達を守ってあげるわ」と言う“彼女”にケイシーたちも動揺を隠せない。だが、身体つきもなで肩になっており、ロングスカートにタートルネックというシックな格好、穏やかな表情と、まるで本当に女性であるかのようなビジュアルは驚きのひと言!しかし、どこか信頼できない怪しい雰囲気はデニスとも通じている。マカヴォイ渾身の演技は見逃せない。◆バリーリーダー的な役割!険しい表情を見せているのは、バリーという人格。社交的な性格のバリーは、町に出て精神科の女医フレッチャー(ベティ・バックリー)からセラピーを受けており、23人格のリーダー的な役割を担っている。アーティスト気質のバリーは自分で描いたデッサンをフレッチャーに見せ、一見、明るい性格に見えるが、他の人格についてフレッチャーから問い詰められると次第に怪しい表情に変わっていき…!?23人格の全容を知る重要なキャラクターとなっている。このように人格によって個性が全く異なる怪しい男だが、仕草や表情などでそれぞれの人格を見事に演じ分けたマカヴォイの演技はまさに圧巻のひと言!この難役を演じたマカヴォイは、「自分がいま演じているのはこの人格だと観客に信じ込ませた直後に、また別の人格だと思わせなければならないからね。ある人格から別の人格へと移行するのは興味深い経験だったし、この作品の面白い部分でもある。ただ、観客を置いてきぼりにしないように注意した。それが今回僕にとってのチャレンジだったし使命でもあった」と語っている。3人vs23人格の驚異の密室劇は、いったいどんな結末を迎えるのか?『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター、『ダークナイト』のジョーカーにも匹敵する、映画史に残るであろう前代未聞の“多重人格ヴィラン”から目が離せない。『スプリット』は5月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スプリット 2017年5月12日より全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2017年04月05日『007 スペクター』を最後に、今後のシリーズには出演しない意向をほのめかしていたダニエル・クレイグだが、ジェームズ・ボンド役を続投するかもしれない。昨年11月から今年1月にかけて、ニューヨークで舞台「オセロ」に出演していたダニエルは、現在『007』シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリと話し合いを進めているという。関係者は「もう脚本はあります。過去にボンド映画を手がけたニール・パーヴィスとロバート・ウェイド(『007スカイフォール』)が執筆していて、ダニエルの準備が整い次第、製作を始める予定です」と話している。2006年に『007 カジノ・ロワイヤル』で6代目ジェームズ・ボンドとして登場したダニエルは、ロジャー・ムーアの12年間に次いで長期間ボンド役を務めている。もし次回作への出演が決まれば、撮影スケジュール次第では史上最長の任務(?)になるかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月05日