先月、ジョナサン・メジャース(『アントマン&ワスプ:クアントマニア』カーン役)が元恋人に対する暴行とハラスメントの2件で有罪判決を受けた。これにより、ディズニーとマーベル・スタジオはジョナサンとの契約を解除。征服者カーンを再び演じる予定だった『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』(2026年公開予定)と『Avengers: Secret Wars(原題)』(2027年公開予定)への出演は取りやめとなり、すでにサンダンス映画祭で世界初上映を行った主演作『Magazine Dreams(原題)』の公開も危ぶまれている。「CNN」は、ジョナサンがさらなる出演作を失ったと報道。ライオンズゲートの『48 Hours in Vegas(仮題)』で、80年代から90年代にかけてNBAで大活躍した元バスケットボール選手のデニス・ロッドマンを演じる予定だったが、解雇されたという。ライオンズゲートもこの作品を手放したため、フィル・ロード&クリス・ミラーらプロデューサーは新たなパートナーを探す必要があるようだ。脚本は『イッツ・ア・ワンダフル・ビンジ』のジョーダン・ヴァンディーナ。本作は、シカゴ・ブルズがユタ・ジャズと対戦した1998年のNBAファイナルの最中に、ラスベガスで48時間の休暇を過ごしたロッドマンを描く。ロッドマン本人も製作総指揮の一人に名を連ねている。(賀来比呂美)
2024年01月15日『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で征服者カーンを演じたジョナサン・メジャースが、元恋人に対する暴行とハラスメントの2件で有罪判決を受けた。今年3月、ジョナサンは恋人(当時)に平手打ちして怪我を負わせたとして逮捕されていた。「Etonline」によると、処罰については2月6日に言い渡されるとのことだが、暴行罪(第3級)は最長で1年、ハラスメント(第2級)は15日以内の服役の可能性に直面するという。逮捕後から、ジョナサンが出演した作品には大きな影響が出た。逮捕される少し前の1月、ジョナサンがボディビルダーを演じた主演作『Magazine Dreams(原題』)がサンダンス映画祭でワールドプレミアを迎えた。同作は高い評価を受け、審査員特別賞を受賞。アカデミー賞の候補作にもなりそうだと注目を集めていた。しかし、配給元サーチライト・ピクチャーズの親会社ディズニーは、ジョナサンの逮捕と全米映画俳優組合のストライキ(当時)の影響により、この作品を公開リストから外したままだ。さらに今回の有罪判決を受け、ディズニーとマーベル・スタジオはジョナサンとの契約を解除したという。征服者カーンを再び演じる予定だった『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』(2026年公開予定)と『Avengers: Secret Wars(原題)』(2027年公開予定)には出演不可能となった。(賀来比呂美)■関連作品:アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年12月19日DV容疑をかけられているジョナサン・メジャースの刑事裁判が、今月29日にニューヨークで始まることになった。メジャースは今年3月下旬、当時の恋人に暴力を振るった疑い。メジャースは容疑を否定しているが、ニューヨーク警察はメジャースが昨年9月、Disney+のシリーズ『ロキ』の撮影で滞在したロンドンでも警察に調べられていた証拠を入手している。有罪判決が出た場合、最長で1年の懲役を受ける可能性がある。メジャースは今年1月のサンダンス映画祭で上映された『Magazine Dreams』で大絶賛を受け、「早くも来年のオスカー候補が現れたか」ともささやかれた。映画はサーチライト・ピクチャーズが獲得し、賞狙いに最適の12月に北米公開を決定。しかし、この状況を受け、おそらくオスカーキャンペーンは控えられるかと思われる。文=猿渡由紀
2023年10月26日『アントマン&ワスプ:クアントマニア』『クリード 過去の逆襲』のジョナサン・メジャースが、女性に対する暴行容疑で逮捕された。ニューヨーク市警察の発表によると、事件は25日午前11時ごろ(現地時間)に発生。マンハッタンのチェルシーにあるマンションから通報を受け、現場に急行したところ、30歳の女性がジョナサンから暴行を受けたと話した。女性は頭と首に軽傷を負っており、病院に搬送された。容体は安定しているという。同日夜にマンハッタン刑事裁判所で行われた罪状認否において、裁判官はジョナサンを保釈金なしで釈放した。検察は軽犯罪、悪質なハラスメント、暴行未遂などでジョナサンを起訴。ジョナサンは5月に出廷する。「TMZ.com」によると暴行被害を訴えた女性はジョナサンの交際相手であり、24日夜に2人でバーから帰宅途中のタクシーの中で口論になったとのこと。交際女性が自分以外の女性がジョナサンにメールを送っていることに気づき、彼の携帯電話をこっそり見ようとしたところ、ジョナサンが激怒。女性は手をつかまれ、平手打ちされたと主張しているという。女性はタクシーから降ろされ、ジョナサンと別の場所で過ごしたため翌日通報することにしたようだ。ジョナサンの代理人は、「彼はなにも悪いことをしていません。容疑を晴らし、解決することを待ち望んでいます」とコメントしている。ジョナサンは『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で演じた征服者カーン役で、『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』(2025年公開予定)と『Avengers: Secret Wars(原題)』(2026年公開予定)に登場することが決まっている。(賀来比呂美)■関連作品:アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年03月27日マイケル・B・ジョーダン監督・主演の『クリード 過去の逆襲』より特別映像が解禁。併せてジョナサン・メジャース演じるデイムをとらえた場面写真も解禁された。本国で『ロッキー』&『クリード』サーガ史上最高のオープニングで初登場1位を記録した本作。公開3週目を迎え、前作『クリード 炎の宿敵』(2億1400万ドル)の全興収を超える累計2億2420万ドル(3/20時点)を突破し、また、全米だけの比較でも『ロッキー』『クリード』サーガ全ての作品を越える1億2800万ドルの大ヒット記録を更新する快進撃を続けている。そんな本作から、全世界が注目する俳優ジョナサン・メジャースが演じるデイムの場面写真3点が同時解禁。2023年のアカデミー賞授賞式プレゼンターとしてマイケル・B・ジョーダンと2ショットで登場したジョナサン・メジャースは、全世界で大ヒット中の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で征服者カーンを演じ、圧倒的な存在感を見せた。本作では、主人公クリードの幼なじみ、デイム役を好演し、『ロッキー』&『クリード』サーガ史上最高記録更新に大きく貢献した最注目俳優だ。名門イェール大学在学中にキャリアをスタートさせたジョナサン・メジャースは、オバマ元大統領が2019年のベスト作品に選んだ『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』で一躍脚光を浴び、2020年には、スパイク・リーの戦争ドラマ『ザ・ファイブ・ブラッズ』(Netflix)でチャドウィック・ボーズマンと共演。2021にはマーベル・シネマティック・ユニバースのシリーズ「ロキ」に参戦、TVA職員タイムキーパー/在り続ける者に起用された。今年はすでに『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の最凶の男カーン、本作で最強の敵デイムを演じ両作の世界的ヒットで大ブレイクしている。新解禁となる場面写真では、パーカーにタンクトップのデイムがふてぶてしい表情でリングに向かう姿や、リングサイドで目の前の敵を見据えているカット、ビーチで半裸になりロードワークに励むデイムをとらえている。併せて到着したのは、マイケル・B・ジョーダン、ジョナサン・メジャースらが登場する特別映像“圧倒の体験編”。本作で初監督に挑んだマイケル・B・ジョーダンが「インディペンデント映画もハリウッド大作も大好きだから、両方の要素を盛り込みたかった」と語ると、「濃密だけど壮大なストーリーだ」とジョナサン・メジャースは続ける。メイキング映像に重ねて「高ぶる感情とボクシングのスペクタクルを描き、次のレベルにいけるようハードルを上げた」と監督が言葉を重ねるのに合わせて、2人の闘志みなぎる様子が映し出されていく。デイムがリングに仁王立ちする姿もとらえられ、「『クリード』は全作映画館で観ていた」と語るジョナサン・メジャースは「全てにおいて映画館で観るべきだ」と力を込める。クリードが封印したはずの“過去”を背負い、鍛え上げられた肉体で目の前の敵を睨みつける凄みのある表情も強烈だ。世界の観客を興奮の渦に巻き込んだ本作は、スポーツ映画史上初の26分にも及ぶIMAXカメラ撮影による超ド級のファイトシーンが炸裂している。クリードの妻ビアンカを演じたテッサ・トンプソンも「本当にリングの上に立っている様な気分になる」と目を輝かせる。最後にマイケル・B・ジョーダンは、「ファイト、アクション、全てにおいて大スクリーンで体験するにふさわしい。全ての人が映画館を出たときに“その場にいたようだ”と思って欲しい」と結んでいる。『クリード 過去の逆襲』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリード 過去の逆襲 2023年5月26日より全国にて公開© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年03月24日今年大注目の俳優ジョナサン・メジャースが『Da Understudy』に主演することになった。ブロードウェイの俳優を主人公にしたオリジナル脚本で、製作はアマゾン・スタジオとウィル・スミスのプロダクション会社ウエストブルック。スミスとメジャースはプロデューサーに名を連ねる。監督はスパイク・リーに決まりそうだ。メジャースとリーは『ザ・ファイブ・ブラッズ』でも組んでいる。メジャースは先週末、北米公開された『クリード 過去の逆襲』で高い評価を受けたばかり。『クリード 過去の逆襲』は、『ロッキー』『クリード』シリーズで史上最高のオープニング成績を打ち立てた。今年後半には、サンダンス映画祭で上映された主演作『Magazine Dreams』の北米公開が控える。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』公開中(c)Marvel Studios 2023『クリード 過去の逆襲』5月26日(金) 全国ロードショー文=猿渡由紀
2023年03月08日ジョナサン・メジャースが『クリード』3作目に出演することになりそうだ。現在交渉中で、まだ決定ではないが、役柄はマイケル・B・ジョーダン演じる主人公の対戦相手らしい。ジョーダンは今作で監督デビューも果たすことになっている。過去2作に出演したシルベスタ・スタローンは、今回は登場しない模様だ。メジャースは昨年秋日本公開された『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』でインディペンデント・スピリット賞の助演男優部門にノミネートされた。最近作はHBOのドラマシリーズ『ラブクラフトカントリー恐怖の旅路』。文=猿渡由紀
2021年06月03日人気ホラー映画『死霊のはらわた』の30年後を描くTVシリーズ「死霊のはらわた リターンズ」シーズン2が来年1月20日(金)に「Hulu」にて配信されることが決定。併せて本作のティザー予告編が公開された。山小屋での壮絶な悪霊との戦いの後、アッシュは“ある取引”を交わすことを選んだ。アッシュはついに夢の土地ジャクソンビルに到着。自由気ままにパーティー三昧の生活を送っていたが、またあの気味が悪い暗雲が空を覆い始めた。突然現れた悪霊たちを自慢のチェーンソーが唸りをあげ、ばったばったと切り刻む。戦いの後、故郷のエルクグローブで何か不吉なことが起こり始めていると知ったアッシュは、パブロ(レイ・サンティアゴ)とケリー(ダナ・デロレンゾ)と共に夢の土地を後にすることを決める。久しぶりに故郷へ戻ったアッシュを待ち受けていたのは、悪霊よりも厄介な父ブロック・ウィリアムズ(リー・メイジャース)だった。父との感動の再会はあっけなく終わり、自分の部屋へ戻ったアッシュの目の前には、懐かしい青春の想い出が当時のまま残されていた。隣はあの忌まわしい山小屋でこの世を去った姉シェリルの部屋もそのまま。町に繰り出すと昔の恋人リンダ(ミシェル・ハード)も親友のチェット(テッド・ライミ)も故郷から離れず暮らしている。まるでこの町だけ時が止まっているかのような不思議な気持ちになるアッシュ。だが懐かしい記憶を呼び覚ます暇も無く、悪霊たちはアッシュたちを襲い始める。霊感が覚醒したパブロ、悪霊から逃げてきたルビーと、この町には何か悪霊と関係することがあるのか、それとも――。『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミが手掛けた『死霊のはらわた』シリーズの待望の続編となる本作。映画同様、身の毛がよだつ惨事、ゾクゾクする恐怖、右手首のない主人公アッシュ・ウィリアムズが放つ常軌を逸するユーモアの数々を含んだこのTVシリーズでは、オリジナル版映画の制作陣であるライミ監督、ロブ・タパートと俳優ブルース・キャンベルの奇跡の再タッグが実現していることもファンにとっては堪らない。今回配信されるシーズン2は、アッシュの故郷エルクグローブが舞台となり、彼の青春時代の姿を垣間見ることができ、アッシュが育った家には姉シェリルの部屋が映画当時のままと、ファンには嬉しい演出が盛りだくさん!今回は「600万ドルの男」のリー・メジャースが、新キャラクターアッシュの父親ブロック・ウィリアムズとして登場。また、ライミ製作総指揮の実弟テッド・ライミも参加し、アッシュの親友チェットを演じる。主人公・アッシュ役で続投するブルースは「リー・メジャースに、自分の父親を演じてもらいたいか?と聞かれたら、『もちろんだ!』と答えるさ、決まってるだろ。競演できたことは素晴らしい瞬間だった。少年時代に見ていた人と仕事をすることができ、夢が実現したんだ」と興奮気味に語る。またシーズン2の撮影はプレッシャーがあったと話すブルースは、「シーズン1の放送が始まり、皆が気に入ってくれたと報告を受けたんだ。驚いたよ、『なんてこった!この惨劇をみんな気に入っているのか?』とね。シーズン2の制作時には『困った。みんな気に入っているぞ。俺たちははめられた』っていう気持ちになったよ。期待に応えていかなきゃいけない」と予想外の反応だったそう。さらに、「日本人は頭の良い人たちだ。だからこの作品を気に入ってもらえて、嬉しい。日本に行けたらいいなと思っている。でも、スタッフが僕らを働かせ続けるんだ。シーズン3の制作も決まったしね。行けるときが来たら必ず行くよ」と来日も視野に入れているようだ。「死霊のはらわた リターンズ」シーズン2は2017年1月20日(金)よりHuluにて独占配信開始(全10話)。※以降毎週金曜日1話ずつ追加配信予定(cinemacafe.net)
2016年12月19日