トヨタ自動車は6月3日、米国フォード・モーターと、フォードの子会社であるリビオと、フォードの「スマートデバイスリンク」(SDL)を今後、トヨタ・レクサス車両に導入するための検討に入ることで合意したと発表した。SDLは、スマートフォンアプリを車載システム上で利用できるようにするためのオープンソース・プラットフォーム。SDLにより、スマートフォンとクルマがつながり、利用者は音声認識機能や車載の操作パネル・ディスプレイを通じて、車内でもスマートフォンのアプリを操作し、エンターテイメントや道路情報などを利用可能になる。スマートフォン・アプリの開発者はSDLを用いることで、複数の車載システム上で動作可能なアプリを一度に開発することができる。トヨタとフォードは2011年8月、より安全・安心で、利便性の高い次世代車載テレマティクスの標準化に関する協業に合意しており、今回の合意はその協業を一歩進めるものとなる。
2015年06月04日レクサス(LEXUS)が4月14日から19日まで、イタリア・ミラノで開催された世界最大規模のデザインエキシビション「ミラノデザインウィーク」に「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」を出展。自動車メーカーとして初めて「Best Entertaining賞」を受賞した。「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」は“Senses(五感)”をテーマに、来場者に“想像を超えた感動を得るLEXUSとの旅”を提供するエキシビション。世界的に著名なスペースデザイナーのフィリップ・ニグロと、国際的シェフの米田肇とのコラボレーションによって制作され、開催期間の6日間で約5万人もの来場者が訪れた。展示内容は、コンセプトカー「LF-SA」と国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2015」の入賞作品、2009年にミシュラン史上世界最短で三ツ星を獲得、2014年「アジアのベストレストラン50」にも選ばれたシェフ米田肇による五感をテーマにしたインスタレーションの3部構成。尚、公式サイトでは実際の来場者によるコメントに加え、各ゾーンを約2分間でバーチャルに体験出来るインタラクティブツアーコンテンツが公開されている。
2015年04月21日トヨタ自動車は28日、レクサスの新型スポーツクーペ「RC350」「RC300h」と、新型高性能クーペ「RC F」の受注状況を発表した。RC350とRC300hの受注台数は、10月23日の発売から11月27日までのおよそ1カ月間で約1,700台(ガソリン車 : 約500台 / ハイブリッド車 : 約1,200台)で、月販目標80台の約21倍となった。RC Fの同期間での受注台数は約900台で、月販目標30台の約30倍を達成している。同社はRC350とRC300hの主な好評点として、スポーツクーペならではの流麗さと一体感あるダイナミックなプロポーションが融合した外観デザイン、スポーツクーペに相応しい俊敏な走り、JC08モード走行燃費23.2km/Lの低燃費と高出力を兼ね備えたハイブリッドシステムなどを挙げている。RC Fは、一般道からサーキットまでどんな場所でも走りが楽しめる走行性能、気持ちの良いエンジン回転の伸び感とレスポンスの良さを実現する新型V8 5.0Lエンジンと進化した8-Speed SPDSを組み合わせたパワートレーン、"F"専用漆黒メッキグリルモールや大型ブレーキ冷却ダクトを設置したスピンドルグリルといった独自のデザインなどが好評とのこと。
2014年11月28日「レクサス(LEXUS)」は、世界を目指す若手デザイナーを支援する国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2015」の入賞作品審査会を11月24日に東京・南青山のインターセクト バイ レクサスで開催した。2013年にスタートし、今回で3回目となるこ同コンペだがこの度初めて公開審査が行われた。これまでは世界各国に散らばる審査員達が各々に作品を評価していたが、今回初めて4名のメンターと6名の審査員の全10 名が一堂に会した。メンターとして参加したのは、デザイナーのマックス・ラム(Max Lamb)、建築家・エンジニアのアーサー・ファン(Arthur Huang)、ゲームデザイナーのロビン・ハニキー(Robin Hunicke)、建築家・デザイナーのネリ・アンド・フー(Lyndon Neri & Rossana Hu)。審査員は、建築家の伊東豊雄、工業デザイナーでデザインブーム(designboom.com)の共同創立者兼編集長のバーギット・ローマン(Birgit Lohmann) 、ニューヨーク近代美術館建築・デザイン部門のシニアキュレーター パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)、デザイン評論家のアリス・ローソーン (Alice Rawsthorn)、香港の視覚文化博物館「M+ Museum」キュレーターのアリック・チェン (Aric Chen)、 LEXUS INTERNATIONAL PRESIDENTの福市得雄。今回のテーマは、人が生まれ持つ“SENSES”「五感」。2,000点を超える作品が集まった。審査当日は、メンターによる20の入賞候補作品が発表され、審査員による最終確認が行われた。世界中から集まった10名は各作品について熱い議論を繰り広げ、予定時間を過ぎてもデザイン談義は終わらなく、新たな才能を発掘しようという情熱を見せた。レクサスは、2012年からブランド価値向上のためグローバルブランドとしての広告戦略や、レクサスマガジン通じたライフスタイル提案、若手映画監督の支援プロジェクト「Lexus Short Films」などを2012年にスタートしている。このデザインアワードもその取り組みの一つだ。「若い才能を世の中に送り出していくという社会への貢献がブランド価値として返ってくると信じている。高級車の購入理由のトップが、デザインとブランド。デザインは、単なる形ではなくメーカーと顧客をつなぐコミュニケーションのための言葉でもあり、ブランドのフィロソフィーを体現するもの。デザイン業界とつながることで、プロダクトにもいつかフィードバックがあると考えている」とレクサスブランドマネジメント部部長レクサス企画部主査の高田敦史氏は語る。第1・2回の受賞者の中には、ミラノサローネの展示をきっかけにデザイナーとしての活動の幅を広げるなど成果が出てきているという。「大切なのは、レクサスの企画を通じて、クリエーター達の名前がいろいろな所に出ること。しっかりPRして、クリエーティブな才能をサポートしていきたい」と同氏。第1回から審査員として参加しているアントネッリ氏は、「ランプや時計、モバイルアプリ、インタラクティブ作品など、幅広い作品が集まった。デザインは世界の未来への鍵となるもの。若い才能をこれからも応援し続けたい。日本には洗練された素晴らしいクリエーションが沢山あるのだから、それをどんどん輸出していくべき。それには企業だけでなく、政府ももっと応援すべきだ」と話す。また、「(レクサスデザイナワードは)メンターによるプロトタイプ製作が行われるのが素晴らしい。入賞したデザイナー達と情熱に溢れたメンター達による化学反応でどのような作品が生まれるのか楽しみだ」と期待を膨らませる。今後、12の入賞作品が決定され、うち4名はメンターと共に実際にプロトタイプを試作。来年4月に開催されるミラノデザインウィーク2015のレクサス会場では全12作品が展示され、最終審査を経て「LEXUS DESIGN AWARD 2015」の頂点となるグランプリ1作品が決定される。
2014年11月25日トヨタ自動車は20日、米国・ロサンゼルスで開催される「2014年ロサンゼルスオートショー」(一般公開は11月21~30日)に、レクサスのオープンエアタイプを採用したコンセプトカー「LF-C2」を出展すると発表した。「LF-C2」は、レクサスがめざすエモーショナルなデザインをテーマとしたデザインスタディであり、光からインスピレーションを得た外形デザインを採用。2+2シーターのGTカーで、開閉式ルーフすら存在しないオープンボディにより、自然と一体となったドライビングが楽しめるという。エクステリアは、ボディ表面の陰影が見る角度や光の種類によって変化する造形とし、外板色には陰影の変化を際立たせる新規開発色「ゴールドイエロー」を採用。精緻に編み込まれたメッシュ形状のスピンドルグリルは、見る角度によって異なる表情を見せ、存在感を強調する5本スポークの20インチアルミホイールを装着している。インテリアは、リヤデッキを起点としてセンターコンソールからダッシュボードまでを含めた一体感ある構成とし、タッチパッドを用いたリモートタッチを採用するなど、機能的かつシンプルなデザインとした。手によくなじむレザーステアリングと、体にフィットするシートにより、走りの楽しさをよりダイレクトに表現している。
2014年11月20日トヨタ自動車は23日、レクサスの新型スポーツクーペ「RC 350」「RC 300h」ならびに新型高性能クーペ「RC F」を発売した。「RC」は、レクサスの「エモーショナルな走り」のイメージを牽引するクーペ専用モデル。骨格の強化をはじめ、レーザースクリューウェルディングやボディ接着剤、高剛性のガラス接着剤などを採用して高いボディ剛性を実現し、スポーティな走りと上質な乗り心地を両立した。フラット化を徹底したアンダーボディや、エアロスタビライジングフィンの装着により、空気の流れを車両安定性の確保に利用することで、優れた操縦安定性を確保する。俊敏なハンドリングを実現したサスペンション&ステアリングと、微細な速度コントロールを可能にするブレーキ操作性による高いコーナリング性能、NAVI・AI-AVSによるフラットな乗り心地と安定性、ナビゲーションから得たコーナー情報により減衰力の制御を行う優れた旋回性能なども特徴となる。安全装備では、後側方エリアに存在する車両や隣接する車線の最大約60m後方までモニターできる「ブラインドスポットモニター」、駐車場で接近してくる車両を検知してドライバーに注意を喚起する「リヤクロストラフィックアラート」、進路上の先行車や障害物などを検出して危険回避をサポートする「プリクラッシュセーフティシステム」、車線の逸脱を検知してブザーとディスプレイ表示で警告する「レーンディパーチャーアラート」、夜間走行時に周囲の明かりの状況によってロービームをハイビームに自動的に切り替える「オートマチックハイビーム」など、先進技術が駆使されている。「RC 350」には、あらゆる領域で力強く軽やかに加速するV6 3.5リットルエンジンと、8-Speed SPDSのなめらかな加速で快適な走行をもたらす8速ATを搭載。「RC 300h」には、低燃費と高出力を実現する直噴技術の次世代D-4Sを搭載した直列4気筒2.5リットルエンジンを擁するハイブリッドシステムを採用。駆動方式はともに2WD(FR)。価格は、「RC 350」が596万~678万円、「RC 300h」が565万~629万円(ともに税込)。「RC F」は、「RC」をベースにエンジン・足回り・空力パーツなどに専用装備や先進技術を採用した本格的プレミアムスポーツカー。シリンダーヘッドやコンロッドなどを刷新したほか、直噴技術D-4SやDual VVT-iの吸気側にVVT-iEを採用した新型V8 5.0リットルエンジンにより、自然吸気ならではのエンジン回転の伸び感とレスポンスの良さを実現した。街中などでの低負荷走行時には、アトキンソンサイクルでの燃焼に切り替え、低燃費と高出力を両立。トランスミッションの8-Speed SPDSは、Mポジション選択時に最短0.1秒で変速し、本格的なスポーツドライビングが楽しめるという。また、FR車としては世界初となる駆動力制御システム「TVD」を開発し、オプション設定としている。「TVD」は、走行状態に応じて後輪左右の駆動力を最適に電子制御し、コーナリング時に理想的な車両挙動を実現する。2015年1月末頃には、LFA工房で生産するカーボン製のエンジンフードやルーフとTRDによるカーボン製のアクティブリヤウイングを採用した「RC F "Carbon Exterior package"」も発売する予定だ。「RC F」の価格は953万円、「RC F "Carbon Exterior package"」の価格は1,030万円(ともに税込)となっている。
2014年10月23日トヨタ自動車は、レクサスのフラッグシップセダン「LS」シリーズの「LS600h」「LS600hL」「LS460」「LS460L」を一部改良して16日に発売した。今回の一部改良では、G-Link機能のセキュリティサービス「G-security」を強化し、遠隔操作でエンジン再始動とステアリングロック解除を禁止できるリモートイモビライザーと、携帯電話からドアロックやパワーウインドウのクローズ、ハザード消灯などが行えるリモート操作を全車に標準装備。また、車両のバッテリーを取り外されても警報を発するセルフパワーサイレンの新設定も行われた。G-Link新機能として、音声対話サービス・先読み情報案内サービス「エージェント」や、アプリケーションソフトを追加できる「LEXUS Apps(レクサスアップス)」も搭載。ナビゲーションでは、microSDカードを採用するSDナビゲーションシステムを全車に標準装備し、スピーディな情報更新やパソコンなどで保存した音楽データの再生が可能となっている。このほか、室内のドームランプ(フロント / リア)にLEDを採用し、"F SPORT"にもパワートランクリッドを標準装備。ハイブリッドモデルのLS600hとLS600hLには、パンク時でも所定のスピードで一定の距離が走行可能で、上質な乗り心地と静粛性にも配慮したランフラットタイヤを新設定している。「LS」シリーズの価格は、LS600hが1,081万1,000円~1,286万8,000円、LS600hLが1,410万2,000円~1,595万4,000円、LS460が854万8,000円~1,112万円、LS460Lが1,163万4,000円~1,348万5,000円(いずれも税込)。
2014年10月17日トヨタ「レクサス」のブランド発信地「インターセクト バイ レクサス 東京(INTERSECT BY LEXUS-TOKYO)」(東京都港区南青山4-21-26)は、8月にオープン1周年を迎えたのを記念し「スーパー プログレッサーズ:レスリー・キー×レクサス(SUPER PROGRESSORS: Leslie Kee x Lexus)」を9月29日から10月17日(10月7日から10日除く)まで1階ガレージにて開催する。フォトグラファーのレスリー・キーが、青山を代表するクリエーター達を撮影した作品を展示。ジャーナリストの生駒芳子、スタイリストの大久保篤志と田中杏子、「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」クリエーティブディレクターの荻野いづみ、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)が被写体となった。空間プロデュースを手掛けるのは、空間クリエーティブカンパニー「JTQ」の谷川じゅんじ。インターセクト バイ レクサス 東京は「人・都市・クルマが交差する場所」として2013年8月30日にオープン。ノルウェー発のコーヒーバー「フグレン(FUGLEN)」とのコラボによるコーヒースタンド、フードディレクターに田島大地を迎えたビストロを備え、展示やイベントなどを行っている。
2014年09月26日地下鉄表参道駅から根津美術館に向かう通り、ウッドスクリーンが目を引く建物は、インテリアデザイナー片山正通氏(Wonderwall Inc.)が手掛けた、高級車「レクサス」が運営するブランド体験スペース「INTERSECT BY LEXUS (インターセクト バイ レクサス )」。車のショールームではなく、食、アート、ファッション、カルチャーなどを通じて、レクサスが考える本質的なライフスタイルが感じられる場所です。1階は、ノルウェー発のコーヒーバー「FUGLEN(フグレン)」とのコラボレーションによるコーヒースタンドで朝9時からオープン。コーヒー350円、エスプレッソ280円、ベイクショップで焼かれたレクサスオリジナルベーカリーがリーズナブルな価格で楽しめます。奥は、イベントに合わせて展示を変えるエキシビジョンスペースで、コンセプトカーが展示されていることもあり、コーヒー片手に眺めることもできます。爽やかな笑顔が似合うバリスタくんは、ZUCCAの創業デザイナー小野塚 秋良氏のデザインしたHAKUIのユニフォームで身を包みスタイリッシュです。タイヤ痕をイメージした美しい床、2階へ続く階段は手吹き塗装を施した本物のレクサスのパーツが取り付けられ圧倒的な迫力です。階段の上り口は、日本の若き匠たちとコラボレーションしたライフスタイルショップで、ここでしか買えないカップ、ストール、シャツ、バッグ、帽子などが並び、プレゼントにも使えそうです。2階のビストロは、架空の“ミスター・レクサス”の書斎とリビングをイメージした空間で、一見大人の男性のおもちゃ箱ですが、女性の気持ちをくすぐる要素もたくさん見つかります。カッシーナのソファやイームズのスツール、ジョージナカシマのチェアなどがゆったりと配置され、棚には車以外にも食文化、アートの本などがたくさん、自由に観覧できます。ランチは11時から17時、肉、魚、野菜から選ぶ定食、ホットドッグ、週替わりのパスタとカレーライスなどがいただけます。オーダーしたのは、ホットドッグ。ソーセージとパンは日替わりでこの日はバゲットとハーブソーセージ。ラタトゥイユジェノベーゼなど3種のトッピング、惣菜、野菜サラダがついて1,000円で、ボリュームもあります。グレーで統一されたナプキン、ハンドタオル。ハンドタオルからは森の香りがします。アロマはyuica、食器はSyuroへオーダー、すべてのものがその道のプロと組んでオシャレ感を演出しています。お魚定食は、チキンブイヨンとサフランで煮た洋風のブリ大根。雑穀米かパン、野菜サラダ付いて1,300円、コーヒーは200円で付けることができます。外装や内装にレクサスのフロントグリルに使われているデザインアイコンのスピンドルグリル(糸巻き)が、随所に隠されています。コーヒーカップのソーサー、カードなど、どこに使われているのか探すのも面白そうですが、なんといっても片山正通氏の遊び心を知ることができるのは、レストルーム。天井一面に敷き詰められたミニカーは350台と圧巻です。車好きに限定されることのないINTERSECT BY LEXUSは都会の喧騒を忘れさせてくれ、お値段以上に価値があり、楽しめる大人のラウンジでした。INTERSECT BY LEXUS - TOKYO tel. 03-6447-1540東京都港区南青山4-21-261F CAFE & GARAGE 9:00-23:002F LOUNGE & SHOP 11:00-23:00不定休 公式サイト
2014年03月29日トヨタ自動車は17日、レクサスの2シータースポーツ「LFA」の予定生産台数500台の生産を完了したと発表した。LFAは、2010年12月に第1号車を生産開始。生産拠点となった「LFA工房」では、1日に1台のペースでLFAを生産し、2012年1月からは標準仕様のLFAに加えて、よりサーキット走行に軸足を置いた仕様の「LFA ニュルブルクリンクパッケージ」の生産も開始した。LFA生産最後の500台目となる車両は、12月14日にLFA工房で生産したのち、品質検査、走行テストを経て、顧客のもとに届けられる。なお、LFAの開発・生産を通じて得られた技術、特に炭素繊維強化樹脂(CFRP)部品の生産ノウハウや、エモーショナルなクルマづくりの精神は、今後のレクサス車両に幅広く継承していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日トヨタ自動車は11日、レクサスのフラッグシップモデルである「LS」シリーズの「LS460」「LS460L」ならびに「LS600h」「LS600hL」をマイナーチェンジして発売した。価格は、LS460が830万円から1,080万円、LS460Lが1,130万円から1,310万円、LS600hが1,050万円から1,250万円、LS600hLが1,370万円から1,550万円。新型LSでは、次世代レクサスデザインを導入するとともに、スポーティグレード”F SPORT”の追加、新生産技術を駆使したボディ剛性の向上など、大規模な変更を実施。さらに、衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムをはじめとする最先端の安全装備を採用し、レクサスのフラッグシップにふさわしい進化を遂げたとのこと。エクステリアでは、「スピンドルグリル」を採用するなどしてフロントフェイスを一新し、リヤにもスピンドル形状を導入。また、シームレスに発光するアローヘッド形状のクリアランスランプやL字型テールランプなど、次世代レクサス共通のデザインテーマを採用し、フォグランプをはじめとする外装の灯火類はすべてがLEDとなっている。外板色には、”F SPORT”専用色「ホワイトノーヴァガラスフレーク」のほか、新色の「ソニックシルバー」と「ファイアーアゲートマイカメタリック」を含む全11色を設定。インテリアでは、インストルメントパネルを一新して水平基調としたほか、操作系の配置を見直して機能性を向上。運転席周辺をディスプレイゾーンとオペレーションゾーンに分離し、12.3インチワイドディスプレイやリモートタッチを採用するなどして操作性を向上させている。そのほか、独自の模様を表現した縞杢(しまもく)ステアリングを新設定したほか、本アルミのアナログクロック(GPS補正機能付)を採用。シート、インストルメントパネル、天井、カーペットなどの素材・カラーが自由に選べる内装カスタマイズプログラム「L-Select」をオプション設定した。走りでは、新たな生産技術の導入によってボディ剛性を強化するとともに、VGRS(ギヤ比可変ステアリング)やエアサスペンション制御を改良して、操縦性や走行安定性の向上も行われている。安全性では、新開発の衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム、ハイビーム照射時に対向車の眩惑を防ぐアダプティブハイビームシステム(AHS)、車線変更時の安全運転を支援するブラインドスポットモニター(BSM)などが採用されている。LS460とLS460Lは、エンジンにV8・4.6Lの1UR-FSE、トランスミッションに8 Super ECTを採用し、駆動方式は2WD(FR)とAWDを用意。ハイブリッド車のLS600hとLS600hLは、2段変速式リダクション機構付のTHS IIを採用し、駆動方式はAWDのみとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日トヨタ自動車は21日、ハイブリッドシステム搭載の5ドアハッチバック「レクサス CT200h」に、特別仕様車”Creative Textile Interior”を設定して10月9日に発売すると発表した。価格は406万円。今回発表された特別仕様車は「CT200h標準仕様」をベースとし、”version C”の装備を採用。シートには、ブラックの専用エルテックスシート(本革に近い風合いの合成皮革)を特別装備して、ブルーもしくはレッドのステッチカラーを選択可能としている。また、ミディアムシルバーのオーナメントパネル(専用メタリックフィルム)、専用17インチアルミホイール(ハイグロス塗装)、LEDヘッドランプとヘッドランプレベリングシステム、雨滴感応式間欠フロントワイパー、サイドターンランプ・ヒーター付ドアミラー、運転席8Way調整式パワーシート(電動ランバーサポート付)&助手席4Way調整式パワーシートなどを装備。外板色には、専用色スターライトブラックガラスフレークを含む全10色を設定している。ハイブリッドシステムはリダクション機構付のTHS II、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日トヨタ自動車は23日、ハッチバックタイプのハイブリッドカーであるレクサス「CT200h」を一部改良して発売した。価格は356万円から433万円。今回の改良では、サスペンション特性を変更して従来よりもしなやかな乗り味を実現したとのこと。そのほか、フロントドアに撥水機能付スーパーUVカットガラスを採用し、「version L」に助手席4Way調整式パワーシートを標準装備するなど、快適性の向上が図られている。外板色は、新色の「プラチナムシルバーメタリック」と、「F SPORT」専用色の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を追加して全10色を設定。また、AC100V電源を1,500Wまで使用可能とするアクセサリーコンセントをオプション設定。センターコンソールとラゲージルームに設置したコンセントから電気の供給が行えるようになり、停電時などに車両を発電機として活用できる。パワーユニットにリダクション機構付のTHS II(トヨタ・ハイブリッド・システム 2)を搭載し、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日トヨタ自動車は23日、レクサス「IS350C」と「IS250C」に、スポーティーバージョンの”F SPORT”を新設定して発売した。価格はIS350C ”F SPORT”が645万円、IS250C ”F SPORT”が560万円。IS350C ”F SPORT”とIS250C ”F SPORT”は、クーペとオープンという2つのスタイルが楽しめるコンバーチブルに、スポーティな乗り味を付与したというスポーティーバージョン。エクステリアには、専用のグリル、バンパー、フロントリップスポイラーを装備したほか、外板色に専用色の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を設定している。インテリアには、パドルシフト付のディンプル本革ステアリング、ディンプル本革シフトノブ、スカッフプレート、セミアニリン本革スポーツシートなどの専用装備を採用。また、チューニングが施された専用スポーツサスペンションや専用18インチアルミホイールも装備されている。なお、IS350CとIS250Cの既存グレードにおいても、18インチアルミホイールの意匠変更や、外板色に新色の「プラチナムシルバーメタリック」を含む全9色を設定するといった一部改良が行われている。エンジンは、IS350C(”F SPORT”を含む)が2GR-FSE(V6・3.5L)、IS250C(”F SPORT”を含む)が4GR-FSE(V6・2.5L)を搭載し、トランスミッションはいずれも6 Super ECTを採用、駆動方式は2WD(FR)。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日トヨタ自動車は31日(現地時間 : 30日)、米国サンフランシスコにおいて、マイナーチェンジした新型レクサス「LS460」「LS460L」「LS600hL」の北米仕様車を公開した。日本での発売は10月を予定。今回のマイナーチェンジでは、新型LSにフロントフェイスの象徴「スピンドルグリル」の採用など、モダンさと威厳を兼ね備えたデザインを採用したほか、スポーティな走りを追求した専用装備搭載の「LS460 F SPORT」を新設定。また、歩行者にも対応する夜間検知性能と衝突回避を実現した衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム、先行車や対向車を検知たエリアだけ遮光して他のエリアをハイビームで照射するAHS(Adaptive Hi-beam System)、自車と並走する車両をレーダーで検知してサイドミラーの死角に入るとインジケーターが点滅するBSM(Blind Spot Monitor)、といった先進技術が採用されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月31日トヨタ自動車は26日、レクサス「CT200h」が自動車アセスメント(JNCAP)において、最高ランクの安全性能を持つクルマに与えられる「JNCAP新・安全性能総合評価ファイブスター賞」と、対象車のうち最も安全性能が高いクルマに贈られる「JNCAP大賞」を獲得したと発表した。自動車アセスメントは、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構が、安全な自動車の普及を促進する目的で公表している自動車安全情報。2011年度から導入された新・安全性能総合評価に基づく同賞の受賞は、CT200hが初となる。新・安全性能総合評価は、衝突時の乗員保護性能と歩行者保護性能を合わせ、車両の総合的な安全性を点数に応じた星1つから星5つまでの5段階で評価する。CT200hは衝撃吸収ボディと高強度キャビンのほか、むち打ち傷害軽減シート、8個のエアバッグなどにより、高い乗員保護性能を実現。さらに、最新の歩行者傷害軽減ボディ構造などの採用によって優れた歩行者保護性能を実現することで、星5つの最高成績を獲得した。同社では、レクサスは今後も日本発の「真のグローバルプレミアムブランド」として、安全と安心を追求し続けるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月26日トヨタ自動車は12日、レクサス「RX450h」「RX350」「RX270」をマイナーチェンジしたほか、RX450hとRX350にスポーティバージョン「F SPORT」を新設定して発売した。今回のマイナーチェンジでは、GSから続く「スピンドルグリル」や、L字型LEDクリアランスランプ・テールランプを採用し、独自性・存在感をアピールするデザインへと進化。また、ボディ剛性を向上させて操縦性や走行安定性を実現し、各種装備の充実も行って快適性を向上させたという。外板色は、新設定の「プラチナムシルバーメタリック」「ガーネットレッドマイカ」「ファイアーアゲートマイカメタリック」「ラピスラズリマイカ」を含む全10色を展開。インテリアでは、シートにアクセントステッチを追加し、シートカラーを新設定の「ガーネット」と「サドルタン」の2色を含む全5色を用意している。RX450hとRX350に追加されたスポーティバージョン「F SPORT」は、大型エアロバンパーや19インチアルミホイール、専用シート、パドルシフトなど、独自の内外装を採用。専用チューニングを施したサスペンションと、ボディのたわみや微振動を吸収するパフォーマンスダンパーによるスポーティな走りも実現したとのこと。ナビゲーションシステムも一新され、安全運転をサポートする「DSRC」および「DSSS」対応モデルが搭載され、ナビゲーションやオーディオをマウス感覚で操作できる第2世代リモートタッチを採用。そのほか、一部グレードにはオプションとして、リヤシートエンターテインメントシステムが用意されている。RX450hは、全車にハイブリッドシステム「リダクション機構付 THSII+ E-Four」を搭載し、駆動方式はAWDもしくは2WD(FF)を採用。価格は559万円から674万円。RX350は、全車に3.5Lの2GR-FEエンジンを搭載し、トランスミッションは6 Super ECT、駆動方式はAWDもしくは2WD(FF)を採用。価格は475万円から560万円。RX270は、全車に2.7Lの1AR-FEエンジンを搭載し、トランスミッションは6 Super ECT、駆動方式は2WD(FF)を採用。価格は430万円から483万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日