第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが主演女優賞を獲得した。『ラ・ラ・ランド』は、ロサンゼルスを舞台にしたミュージカル映画。カフェで働きながら女優を目指しているミア(エマ・ストーン)と、いつか自分の店を持ちジャズを思う存分演奏したいと夢見るジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋を描いた。エマ・ストーンは、同部門にノミネートされた女優たちの名前を挙げ、「本当にすばらしかった。みなさんを尊敬しています。みなさんと並ぶことができただけで光栄です」と感謝。そして、デミアン・チャゼル監督や共に主演を務めたライアン・ゴズリングをはじめとする作品を関わった人、家族や友人への感謝の思いを伝え、「光栄です。本当にありがとうございます」と語った。主演女優賞には、エマ・ストーンのほか、『エル(原題)』のイザベル・ユペール、『ラビング愛という名前のふたり』のルース・ネッガ、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』のメリル・ストリープがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催。ステージ上では、一度プレゼンターが『ラ・ラ・ランド』の名前を呼び上げるも、実はバックステージで封筒手渡しのミスが発生。正しくは、黒人少年の成長と葛藤を描いた『ムーンライト』が「作品賞」を受賞!大本命と目されたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』が同賞を逃す大波乱が巻き起こった。本年度のアカデミー賞で作品賞をはじめ、監督賞(バリー・ジェンキンス)、脚色賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、助演女優賞(ナオミ・ハリス)、撮影賞、編集賞、作曲賞の8部門にノミネートされ、合計3部門を受賞。もともと、全米の主要メディアが「本年度のベスト級」と評し、オスカー前哨戦でも『ラ・ラ・ランド』と肩を並べる高い評価を受けていた本作がそのポテンシャルを発揮し、近年まれに見る“大逆転”を披露した。麻薬中毒の母親をもつ黒人少年のシャロンが、いじめや貧困といった過酷な環境を生き抜くなかで、自らのアイデンティティに葛藤しながら、成長を遂げる姿を描いた本作。淡くピュアな初恋や、大人になっても心に残る後悔の念、思わぬ再会がもたらす“光”といった普遍的なテーマが色彩豊かな映像美でつづられる。『ラ・ラ・ランド』プロデューサーが受賞のコメントをし、役者やスタッフが喜びの涙を浮かべる中、今回の封筒手渡しのミスが発覚。プロデューサーは既に手渡されたオスカー像を「僕たちから『ムーンライト』のみなさんに渡したい」と話し、両作品が互いを称え合った。ジェンキンス監督はパプニングを受けて「これが現実だ、なんてことでしょう」と語り、「本当に長年一緒にやってきたみなさんに感謝です」「この映画は不可能だと思っていました。でもここにいる人たちが『大丈夫』だといってくれた」と話した。『ムーンライト』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが主演男優賞を獲得した。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は、ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公が、兄の死をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく物語。マット・デイモンがプロデュースを務めた。ケイシー・アフレックは「私にとって大きな意味を持つものです。ありがとうございます」「圧倒されています」と感無量の様子。「私がここにいるのは、多くの方たちの才能があるからです。そして何よりも、ケネス・ロナーガン監督のおかげです」と話し、プロデューサーのマット・デイモンにも感謝した。主演男優賞には、ケイシー・アフレックのほか、『ハックソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールド、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング、『はじまりへの旅』のヴィゴ・モーテンセン、『フェンス』のデンゼル・ワシントンがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。(C)2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、現在5部門受賞中の『ラ・ラ・ランド』(デイミアン・チャゼル監督)で見事な歌声を披露したエマ・ストーンが「主演女優賞」に輝いた。本作は、世界に興奮と熱狂を叩きつけた『セッション』のデイミアン・チャゼル監督の最新作であり、本年度アカデミー賞大本命といわれた極上ミュージカル・エンターテインメント。共演のライアン・ゴズリングとエマが、歌、ダンス、ピアノの猛特訓を経て全編吹き替えなしで挑んだことでも、注目を集めている。エマはヴェネツィア国際映画祭女優賞受賞、第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞している。アカデミー賞では2014年に『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で助演女優賞にノミネートされていた。今回2度目のノミネートでオスカー像獲得となった。スピーチでは、ほかのノミニーに向け「本当に素晴らしかった。皆さんを尊敬しているし、皆さんと並ぶことができるだけで感激です」とコメント。そして「こういう瞬間は幸運と機会に恵まれているから起こる。だからこういう機会に感謝致します。デイミアン監督にも感謝を…」「この映画に出演することができて、信じてくれて、忍耐強くいてくれて、ありがとう」と大きな感謝を述べた。また、共演したライアンには「いつも笑わせてくれてありがとう。素敵なパートナーでした」と伝え、「ひとりひとりに感謝したい」と締めくくった。『ラ・ラ・ランド』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが「主演男優賞」を受賞。マット・デイモンがプロデューサーを務める本作。ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公が、兄の死をきっかけに、帰ることはないと思っていた故郷の“マンチェスター・バイ・ザ・シー”へと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく物語だ。監督・脚本は、自ら脚本を手がけた監督デビュー作『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』(未)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『ギャング・オブ・ニューヨーク』の脚本でもアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたケネス・ロナーガンが務める。主演は当初、マット自身が務めるはずだったが、親友ベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックにその座を譲り、ケイシーはそれに応えるかのようにキャリアの中でも傑出した演技を披露。本役でゴールデングローブ賞をはじめ、放送映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞ほか各賞レースで「主演男優賞」を受賞。そして今回のオスカー像獲得に至った。スピーチでは兄と抱き合い涙ぐむシーンも…。「最初に演技を教えてくれたのはデンゼルだ」とコメントを始めると「私がココに居るのは、多くの人たちの才能があるからです」と携わったスタッフや家族へ感謝をコメント。「もっと意義ある大きなことを言いたいのですが…」と動揺した表所を浮かべつつ「このコミュニティーであることを誇りに思います。本当に圧倒されているます…」。マット・デイモンにも、「こういうチャンスを与えてくれてありがろうございます」と感謝を伝え締めくくった。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は5月、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『ラ・ラ・ランド』を手がけたデイミアン・チャゼルが「監督賞」を受賞した。現在32歳。ノーマン・タウログ(第4回)と並び、史上最年少記録で同賞に輝いた。本年度のアカデミー賞で史上最多タイとなる13部門14ノミネートに挙がり、現時点で監督賞(デイミアン・チャゼル)、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞、と合計5部門を受賞しており、作品賞を含めた“圧勝”に王手をかけている。チャゼル監督は1985年、米ロードアイランド州生まれの32歳。2014年に『セッション』がサンダンス映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞し、一躍注目される。初めて監督を務めたのは、ハーバード大学在学中に制作したミュージカル「Guy and Madeline on a Park Bench」(2009)で、LAウィークリーは「2010年のベストデビュー作」と評価。脚本家として『グランドピアノ ~狙われた黒鍵~』(2013)、『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)を担当した。映画は夢追い人が集まるロサンゼルス(通称:ラ・ラ・ランド)を舞台に、ジャズピアニストを目指すセブと女優志望のミアが運命的な出会いを果たし、恋の花を咲かせながら、挫折と栄光を味わう新感覚のミュージカル・エンターテインメント。チャゼル監督が学生時代から構想を練っていた企画で、前作『セッション』(第87回アカデミー賞で助演男優賞、編集賞、録音賞受賞)の成功によって、念願の映画化が実現した。デイミアン監督はスピーチで「他のノミニーのみなさんに感謝です。本当に素晴らしい監督で毎日インスピレーションを受けています」と他の監督たちへコメント。そしてキャストやスタッフたちに感謝を述べ、17歳からの友人だというジャスティンには「諦めないでくれてありがとう」と伝えた。さらに家族や妹、自身の妻への感謝を込めつつ、「ボクの愛する妻です」「本作はラブストーリーです。貴方と恋に落ちることができて幸せです」と述べた。『ラ・ラ・ランド』は、全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月27日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、長編アニメ映画賞にディズニーの『ズートピア』が輝いた。スタジオジブリの『レッドタートル ある島の物語』は受賞を逃した。『ズートピア』は、ユニークな動物たちの楽園を舞台とするファンタジーアドベンチャー。もふもふの毛並みに大きな瞳が印象的な、新米警官として奮闘するウサギのジュディを主人公に、大都会"ズートピア"で起こる動物たちのさまざまな出来事を描いた。ステージ上には、バイロン・ハワード監督、リッチ・ムーア監督、クラーク・スペンサープロデューサーの3人が登壇。「大変な名誉です」「このストーリーを受け入れてくださってありがとうございます」などと喜びと感謝を語った。同部門には、スタジオジブリの作品が4年連続でノミネート。3年前の宮崎駿監督の『風立ちぬ』から、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』、米林宏昌監督の『思い出のマーニー』、そして今年はマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督の『レッドタートル ある島の物語』がノミネートされたが、受賞はならなかった。長編アニメ映画賞には、『ズートピア』、『レッドタートル ある島の物語』のほか、『モアナと伝説の海』、『クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス(原題)』、『マイ・ライフ・アズ・ア・ズッキーニ(原題)』がノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、全世界興収10億ドルを突破した大ヒット作で、オスカー前哨戦も圧倒的な強さを見せていた大本命『ズートピア』が「長編アニメーション賞」を獲得した。一方、スタジオジブリが海外のスタジオと共同製作した『レッドタートル ある島の物語』は受賞を逃した。ジブリ作品は『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』、そして本作と4年連続で「長編アニメーション賞」の候補に挙がったが、いずれも涙をのんでいる。動物たちが人間のように暮らすハイテク都市「ズートピア」を舞台に、ウサギの新米刑事・ジュディと、キツネの詐欺師・ニックがタッグを組んで、続発する動物失踪事件の謎を追いかける。2月には「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第44回アニー賞で、作品賞にあたるアニメーション映画賞をはじめ、主要6部門を制覇していた。ステージでは「世界中でのこの映画を観てくれた人たちに感謝します。この物語を受け入れてくれた“寛容”は、我々を分断しようとしているものよりも強いものだ」とコメント。さらにジョン・ラセターや両親たちへの感謝を思い思いに伝えた。個性あふれる動物たちが暮らすさまが“多様性”の象徴として描かれ、公開時には「アメリカの縮図」と評されたほど。トランプ政権の誕生によって、アメリカ社会の基盤でもある多様性の重要性が根幹から揺らぐ事態となった現在、本作が放つメッセージはより強力なインパクトを残す結果となっている。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『フェンス』のヴィオラ・デイヴィスが助演女優賞を受賞した。デンゼル・ワシントンが監督・主演を務め、作家オーガスト・ウィルソンの戯曲を映画化した同作で主人公の妻を演じたヴィオラ・デイヴィスは、「私はアーティストになりました。神に感謝しています。私たちだけが人生を生きること、祝うことができる職業だからです」と熱いスピーチで魅了。「この映画は人を描いた物語です。そして、言葉、人生、許しを描いたものです」と作品を紹介し、オーガストやデンゼル・ワシントンをはじめとする作品に関わった人たちや、両親や兄弟などへの感謝を述べた。助演女優賞には、ヴィオラ・デイヴィスのほか、『ムーンライト』のナオミ・ハリス、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のニコール・キッドマン、『ヒドゥン・フィギュアズ(原題)』のオクタヴィア・スペンサー、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のミシェル・ウィリアムズがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『Fences』(原題)でデンゼル・ワシントン扮するトロイの妻役を演じたヴィオラ・デイヴィスが「助演女優賞」を受賞した。ピューリッツァー賞を受賞した舞台劇の映画化作品。1950年代のピッツバーグを舞台に黒人公民権運動などで激動する世の中を生きる労働階級の男トロイを中心にその妻とティーンエイジャーの息子との葛藤を描くドラマ。若き日には黒人野球チームで名を馳せたトロイだが自分の人種が足かせとなり大選手になれなかったと決めつけ、必死で働き続けなければ家族を養っていけない自分の人生に苦い思いを抱きつつ生きてきた。やがてアメフトで優秀な息子にプロへの道を歩むチャンスが巡ってきたとき、彼の心の中で何かが疼き始め、その余波がやがて家族へと広がっていく。本作では、気丈だが愛情あふれるトロイの妻を熱演したヴィオラ。過去に『ダウト~あるカトリック学校で~』(’08)でアカデミー賞助演女優賞ノミネート、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(’11)では主演女優賞ノミネートされていたが、今回3度目のノミネートで見事受賞となった。スピーチでは、「この映画は“人”を描いている。そして“赦し”を描いている」と話し、デンゼル・ワシントンや両親、兄弟への感謝を込めた。そして自身がアーティストという職業に就けたことへの喜びを述べ、「私たちアーティストは、人生の喜びを伝えることができる職業だ。神に感謝します」と、映画本編さながらの熱いメッセージを語った。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日「第89回アカデミー賞」の授賞式が2月27日(日本時間)、ハリウッドのドルビー・シアターにて開幕。ブラッド・ピットの製作会社「プランB」が贈る『ムーンライト』のマハーシャラ・アリが「助演男優賞」を受賞した。本年度の賞レースを席巻し、低予算作品ながら北米で大ヒットを記録している本作。マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を少年期から3つの時代構成で描き、ドラッグ、いじめ、貧困、LGBTなど多くのテーマをはらみながら映し出す。マハーシャラは、2001年テレビシリーズ「女検死医ジョーダン」で本格デビューを飾り、「4400 未知からの生還者」で知名度をあげると、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『プレデターズ』『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』などにメジャー映画作品に次々と出演。本作では、第82回ニューヨーク映画批評家協会賞にて「助演男優賞」を受賞しており、遅咲きのブレイクを果たしている。マハーシャラは、本作で主人公・シャロン(アレックス・ヒバート)の近所に住む麻薬のディーラーの男ホアンを熱演し、自身初の「助演男優賞」を受賞した。スピーチでは目に涙を浮かべてキャストやスタッフ、10年共にしたマネージャーにも感謝を述べ、「アカデミーに感謝します。そして妻に感謝します」と明かし、自身が父になったことも明かした。『ムーンライト』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日テレビ朝日の音楽番組『EXシアターTV』(隔週日曜深夜2:40~)では、バンド対決を勝ち抜いてEXシアター六本木を目指す"対バンイベント"企画を、来年1月からスタートする。この企画は「ROAD TO EX 2017」と題し、渋谷TSUTAYA O-nestで始まるファーストステージを皮切りに、ライブパフォーマンスで支持されたバンドのみが次のステージに進出。その後、下北沢GARDEN、恵比寿LIQUIDROOMと、ステージがステップアップしていき、最終目標となる来年12月のEXシアター六本木でのライブ開催を目指す。出演資格は、EXシアター六本木で"ぶちかましてやろう"と思っているバンド(自薦のみ)、ワンマンで"頑張れば"30人以上集客できる、メンバーの平均年齢35歳以下で、プロアマ・男女問わず。このバトルの模様は、地上波テレ朝『EXシアターTV』と、CSテレ朝チャンネル1『EXシアターTV Live』で、随時放送される。
2016年12月05日ラッパーのカニエ・ウェストが、20日にロサンゼルスで予定されていた公演をキャンセルした。今月3日に同じ会場でのどの不調を理由にパフォーマンスを中断し、今回はその振替公演のはずだったのだが、またしても中止となった。会場の公式ツイッターは「今夜のショーはキャンセルされました。チケットを購入された販売元より払い戻しさせていただきます」とキャンセルを伝えた。チケット販売サイトのチケットマスターによれば、公演中止となったのは開幕わずか3時間前だったという。今月3日の同会場では、カニエが観客に対し「俺の声がかなりかすれてる。このコンサートをやりきることができない。次はもっとよくなっていることを約束する」と伝えてショーを中断していた。その日、DJキャレド、デザイナー、アッシャー、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、フォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツ、T.I.など数々のセレブが駆けつけていた。カニエはまた、ロサンゼルス公演前日の19日のカリフォルニア公演では、90分遅れてショーに到着したと思えば、ジェイ・Z、ビヨンセ、ヒラリー・クリントン、フェイスブック、ラジオ業界などに対する批判や意見を展開し、わずか30分でステージから立ち去っていた。(C)BANG Media International
2016年11月22日ロサンゼルス発のオリジナルパイとオーガニックコーヒー専門店「ザ・パイホール ロサンゼルス(The Pie Hole Los Angeles)」は、ルミネ新宿 ルミネ1の日本1号店に続き、銀座の新商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」に2号店をオープンする。創立者であるマシュー・ヘフナーの母秘伝のレシピを元に、2011年にオープンした「ザ・パイホール ロサンゼルス」。オリジナルパイは、創立者の家族5世代にわたり受け継がれる秘伝のレシピで制作され、甘いスイーツ系からお食事系のパイまで、朝食・ランチ・ディナーなど、様々なシチュエーションで楽しめる品揃えで展開している。また、ドリンクメニューからは最高品質なオーガニック豆を使用した、オーガニックコーヒーが登場。ドリップコーヒーメイカー、 フレンチプレスまたハンドドリップで提供するなど、本国創立者のこだわりが活かされた一品だ。【ショップ詳細】ザ・パイホール ロサンゼルスギンザ シックス店オープン日:2017年4月20日(木)住所:東京都中央区銀座6-10-1ギンザ シックス
2016年11月03日TOHOシネマズが今冬にIMAXデジタルシアターと、MX4Dを追加導入することを発表した。ららぽーと横浜と大阪なんばにIMAXが、東京の西新井、府中、神奈川の海老名、大阪の鳳にMX4Dが新規導入される。その他の画像IMAXは映像、音響ともにクオリティが観客から高く評価され、好調な動員を記録中。映画のシーンに合わせてシートが動き、様々な効果が楽しめるMX4Dもチケットが即完売する回が続出するなど好評を博している。今冬は『スター・ウォーズ』の知られざるドラマを描く『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開予定で、IMAXとMX4Dのどちらも上映が予定されており、新規導入される劇場でも大きな盛り上がりを見せそうだ。いずれも詳細な導入時期は追って、TOHOシネマズのオフィシャルサイトで発表される。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー
2016年10月18日ウルトラテクノロジスト集団の「チームラボ」が手掛ける体感型デジタルシアター「DIGITAL PROVENCE Powered by teamLab」が、「ロクシタン」新宿店ヴォヤージュ・アン・プロヴァンスにて9月16日(金)よりオープンする。「ロクシタン」は、世界90か国以上、約3,000店舗を展開するライフスタイルコスメティックブランド。今回のプロジェクトは、プロヴァンスの魅力を日本に伝える取り組みとして、フランス観光開発機構とプロヴァンス観光局より後援を得て実現した、これまでにない全く新しい映像を用いたデジタル体験とショッピングの融合だ。1F展示 「フレグランスウォール」は、エントランス付近に設置された鏡の正面に人が立つと、プロヴァンスの植物が鮮やかに咲き誇り、同時にその香りが噴霧される仕組み。プロヴァンスならでは植物を視覚でも嗅覚でも感じることができ、撮影スポットにもなっている。同じく1F展示「『フラワーテーブル』Powered by teamLab」では、ディスプレイ型のテーブルにロクシタン製品を置くと、製品のキーとなる原材料の植物イメージが表示されるほか、詳しい製品情報や使い方が表示され、誰でも簡単に製品の詳細を確認することができる。4Fには、「『デジタル プロヴァンス シアター』Powered by teamLab」により、物の組み合わせや動作で変化し続けるデジタルインスタレーションによって、プロヴァンスが持つ美しい自然の一瞬を表現する空間が展開される。360度広がる壁にプロヴァンスの美しい風景が映し出される。2Fのロクシタンカフェでは、オープンを記念して、プロヴァンスを代表するハーブ、ラベンダーを使用した持ち歩き可能な「ラベンダーブリュレコーン」を期間限定で販売する。スイーツは、「『デジタル プロヴァンス シアター』Powered by teamLab」内でも食べることができる。販売期間は、9月16日(金)~10月 16日(日)。価格は、500円(税込)。最新のデジタルアートに触れながら、ロクシタンの世界観を味わえる新スポットに注目が集まる。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日単身ニューヨークに渡り、ソウル・シンガーへの道を切り開いていったNao Yoshioka。ソウルの殿堂アポロシアターで行われた「アマチュアナイト」準優勝や、アメリカ最大のゴスペルフェスでファイナリストに選出された経験も持つ。そんな彼女のニューヨークでの話やニュー・アルバム、ツアーへの意気込みについて聞いた。【チケット情報はこちら】幼少の頃から歌が大好きで、歌が自分のすべき事だと直進してきた。しかし、10代後半に様々な出来事が襲い引きこもりとなり、歌を2年程やめた時期があったそう。このままではダメだと感じ、ふと「ニューヨークへ行こう!」と思いつき、英語もままならない中、単身渡米。mixiで現地の人を探して連絡を取り、その中のひとりが紹介してくれたヴォーカルコーチが彼女の運命を変えた。厳しい指導の中、持ち前の才能と歌への情熱で着実に課題をクリア。数々のオーディションに勝ち残るようになった。「厳しさのあまりレッスン前は緊張でお腹が痛くなりました。でも先生のおかげでステップアップしている自分も実感できて、つらさよりも楽しさの方が上回っていたかな。町では飛び入り参加のステージも多く開催されていて、周りの意識も高く、『もっと頑張らないと!』と自分の目指す基準がどんどん上がる日々。先生や周囲のミュージシャンなど、多くの人からたくさん刺激を受けましたね」とニューヨークの生活を語る。帰国後、現在所属のレーベルに出会い、世界へ発信する音楽を生み出していった彼女。1stアルバム『The Light』、2ndアルバム『Rising』に続き、9月21日(水)に3rdアルバム『The Truth』をリリース。「”音楽は国境を越えて心を繋いでくれる”というのがテーマ。お気に入りの『I Love When』はアリシア・キーズに楽曲提供するMusicman Tyと一緒に作りました。曲を作ってからレコーディングするのではなく、スタジオで彼が曲を作りながらレコーディングするという新しいスタイルで作りだし、音楽的にチャレンジした曲。1番のお薦めはグラミー賞ノミネート作品もプロデュースするKhari Mateenとの共作で、タイトルにもなっている『The Truth』。様々な音が詰まっているので、じっくり聴いてほしいです」とアルバムの魅力を語ってくれた。3rdアルバムを引っ提げて10月10日(月・祝)よりツアーが始まる。「今回はフルバンドでのツアー。サウンドに厚みも出て1番やりたい事や伝えたい事を音楽にしてお届けできるのが楽しみ。前作のツアーから、ライブパフォーマンスもすごく変わったと自負しています。今までとひと味違ったステージにしますので、楽しみにしていてください!」と期待膨らむコメントをくれた。進化し続けるNao Yoshiokaの魅力をたっぷりと堪能できるステージ。公演は愛知、福岡、大阪、北海道、東京で開催。チケットは発売中。
2016年09月02日9月に開催される第38回PFFぴあフィルムフェスティバルが、映画配給会社ギャガが運営する動画配信サイト“青山シアター”でコンペティション部門“PFFアワード”の入選作品をオンライン配信することを発表した。本日から昨年度の入選作が配信され、映画祭表彰式翌日の9月24日(土)からは“PFFアワード2016”の入選作を配信する。その他の画像“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。本年度は入選作20作品が上映され、映画プロデューサーの遠藤日登思、映画監督の沖田修一、荻上直子、編集者の佐渡島庸平、アーティスト/ミュージシャンの野田洋次郎が最終審査を行い、各賞が決定。9月23日(金)の16時30分から表彰式とグランプリ作品上映が行われる。青山シアターは、PCやスマートフォンなど様々な機器で好きなタイミングに映画を楽しめる動画配信サイトで、最新作のオンライン試写会や、特別映像なども配信している。本年度の入選作は9月24日(土)から10月23日(日)まで期間限定で配信され、1作品500円(税別)で楽しめる。また、3作品が1200円(税別)で観賞できるセット券も、映画祭会場のロビーと、チケットぴあで販売される。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館
2016年08月30日野外シアターイベント「品川オープンシアター(Shinagawa Open Theater)」が、2018年8月4日(土)、5日(日)の2日間、品川シーズンテラスで開催される。映画は19:00から21:00で上映予定、入場・観覧は無料だ。「品川オープンシアター」は、無料で楽しめる野外シアターイベント。SNSなど口コミを通じて作品の世界観に合わせた空間演出が話題になり、人気に火がついた。会場入り口から東京タワーに向かって伸びるのはレッドカーペット。広大な芝生の上には、巨大スクリーンが設置され、開放的な空間で映画を楽しむことができる。7回目を迎える今回は、シリーズ1作目から20年以上たった今でも人気が衰えない名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を上映。自動車型のタイムマシン“デロリアン”で過去へタイムスリップした主人公が騒動を巻き起こしていくSFアドベンチャー大作だ。「品川オープンシアター」会場には、劇中に登場する“デロリアン”が出現。重要な役割を持つ“時計台”も設けられるなど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中に入り込んだかのような特別な空間となる。【詳細】「品川オープンシアター vol.7」開催日:・2018年8月4日(土) 11:00~22:00・5日(日) 11:00~16:00※映画上映時間 19:00~21:00、キッチンカー出店22:00まで。※雨天・強風時は翌日8月5日(日)に順延(小雨決行)、両日荒天の場合は中止。※来場者数に応じて入場制限を行う可能性有。会場:品川シーズンテラス住所:東京都港区港南1丁目2番70料金:入場・観覧無料
2016年08月27日タイ、シンガポール、インドネシアのイケメン12人が、ドSでエスニックなイケメン・通称“エスメン”として女性の食欲を刺激する新しいコンテンツ「ドSニック・パラダイス~行こうぜ。スパイシーの絶頂へ~」が公開。ドSボイスの吹き替えを、福山潤、鈴木達央、松岡禎丞、諏訪部順一と豪華声優陣が担当し、魅力たっぷりのドSボイスで刺激的なセリフをささやいていることが分かった。「この夏、日本中の女性たちの食欲を刺激したい。」日清食品のそんな思いから誕生した本企画は、本場のエスニックを極めた「カップヌードル エスニックシリーズ」の新商品「カップヌードル ミーゴレン」の発売および「カップヌードル トムヤムクンヌードル」「カップヌードル シンガポール風ラクサ」のリニューアル発売を記念して登場したWEBコンテンツ。3商品のお膝元であるタイ、シンガポール、インドネシアのイケメンをイメージしたドSでエスニックな12人のイケメン“エスメン”たちが、12通りのドSボイスを披露し、観るものを刺激(アバンチュール)の渦へと誘う趣向となっている。“エスメン”を演じるのは、今後日本での活躍も期待されるタイを代表する国民的イケメンのモト君ほか、アジアきってのイケメンたち。そして、天真爛漫な弟キャラや甘辛執事、濃厚な愛情表現を繰り出すスーパーダーリンに、愛に飢えている孤独な貴公子まで…12人の“エスメン”のボイスを担当するのは、福山さん、鈴木さん、松岡さん、諏訪部さんら4人の人気声優たち。福山さんといえば、「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージ役をはじめ「青の祓魔師」奥村雪男役や「暗殺教室」殺せんせー役、「おそ松さん」松野一松役など、好青年からトリッキーな役柄まで幅広くを演じ分ける実力派。鈴木さんは、「七つの大罪」バン役や「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの黒崎蘭丸役などSっ気のあるキャラクターの演技に定評がある人気声優だ。松岡さんは、若手ながら「食戟のソーマ」シリーズ幸平創真役や「ソードアート・オンライン」キリト/桐ヶ谷和人役など主演作多数、今年も「DAYS」「虹色デイズ」「モブサイコ100」とメイン級での出演が相次ぐ注目株。そして、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ神宮寺レン役や「テニスの王子様」跡部景吾役など、大人なセクシー・俺様キャラを魅力的に演じる諏訪部さんが出演。3段階のドSレベルなセリフに合わせて、それぞれ1人3役を担当する。また、12人の“エスメン”たちの人気を決めるTwitter投票企画「エスメン頂上決戦」も開催決定。参加者には抽選で4人に、人気声優演じる“エスメン”たちがドSボイスで読み上げる「ドSニックかるた」がプレゼントされるという。この夏、思わずエスニック・ヴァージンを捧げたくなるような、“エスメン”たちのドSなボイスを本映像で堪能して。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日ロサンゼルス発のオリジナルパイとオーガニックコーヒー専門店「ザ・パイホール ロサンゼルス(The Pie Hole Los Angeles)」が、2016年11月3日(木)に日本初上陸。ルミネ新宿 ルミネ1に1号店がオープンする。創立者であるマシュー・ヘフナーの母秘伝のレシピを元に、2011年にオープンした「ザ・パイホール ロサンゼルス」。現在ではハリウッドやオレンジカウンティーなど著名な地域へ出店を拡大しており、今最も注目されているカフェの一つだ。オリジナルパイは、創立者の家族5世代にわたり受け継がれる秘伝のレシピで制作。甘いスイーツ系からお食事系のパイまで、朝食・ランチ・ディナーなど、様々なシチュエーションで楽しめる品揃えを用意する。オーガニックコーヒーについては、添加剤や雑草剤など有害な物質は一切使用していない最高品質なオーガニック豆をローストし、滑らかで綺麗な味わいを実現。ドリップコーヒーメイカー、フレンチプレスまたハンドドリップで提供するなど、創立者のこだわりがそのままコーヒーにも再現されている。日本1号店となるルミネ新宿店は、贅沢に使った林檎とバターの香るたっぷりのクランブルによる「‟マムズ”アップルクランブル」、アールグレイ風味のガナッシュにホワイトチョコレートのムース、さらに生クリームを重ねた「アールグレイティー」、チーズたっぷりのマカロニグラタンを詰め込んだ「マック&チーズ」などが提供される。なお、オープン初日には先着200名にパイを無料でプレゼント。この機会にぜひ立ち寄ってみてはいかがだろう。【店舗情報】The Pie Hole Los Angeles ルミネ新宿店オープン時期:2016年11月3日(木)場所:ルミネ新宿店 ルミネ1 B2住所:東京都新宿区西新宿1-1-5TEL:03-5990-5481 ※10/25(火)以降開通営業時間:8:00~22:00※オープン初日のみ10:00より営業開始。<メニュー例>■スウィートパイ Whole価格/Slice価格・“マムズ”アップルクランブル 3,600円/450円・アールグレイティー 3,200円/400円・メープルカスタード 2,800円/350円・メキシカンチョコレート 3,600円/450円・抹茶グリーンティー 3,200円/400円・ブルーベリー&ルバーブ 2,800円/350円・ソルト&キャラメルピーカン 3,200円/400円・パンプキン 2,800円/350円■セイボリーパイ 価格/Half価格・マック&チーズ 460円/230円・シェパーズパイ 400円/200円・チキン&コーンブレッド 380円/190円・ベジタブル&カレー 380円/190円・ブレックファストハンドパイ 280円/ー・ベジタブル&エッグハンドパイ 340円/ー・チョリソーハンドパイ 280円/ー・イタリアンハンドパイ 280円/ー
2016年07月18日『HEY!レイモンド』でレイモンドの母親・マリーを演じ、人気を博した女優のドリス・ロバーツさんが17日、ロサンゼルス市内で死去したという。TMZが報じた。『HEY!レイモンド』の共演者であったパトリシア・ヒートンもこのニュースをツイッターで報告しており、「私の愛するマリー。安らかに眠ってくださいね。1つの時代が終わってしまいました。TVの中での私の素晴らしい義母であり天敵でもあった『HEY!レイモンド』のドリス・ロバーツは、私が多くを学ばせてもらった正真正銘のプロの女優でした」とメッセージ。「面白くて強くて人生を謳歌している女性でした。3人の素晴らしいお孫さんたちをとても愛していました。ドリスは特別な存在で私はとても彼女が大好きでした。会えなくなるなんてさみしいです」とつづっている。ドリスさんは計6度のエミー賞ノミネートの中、『HEY!レイモンド』で4度のエミー賞助演女優賞を獲得したほか、『セント・エルスウェア』でも同賞を受賞している。テレビドラマだけでなく『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』『ボディガード』『殺しの接吻』『ハネムーン・キラーズ』『男と女のあいだ』『殺人狂想曲』『サブウェイ・パニック』などの映画作品にも出演していた。(C)BANG Media International
2016年04月20日カンボジア映画界初の女性監督ソト・クォーリーカーが手掛けた『シアター・プノンペン』の予告映像が公開された。本作は、カンボジアの反政府組織“クメール・ルージュ”の圧政を背景にした母と娘の壮大な物語だ。その他の画像/予告映像クメール・ルージュとは、1975年より台頭した、指導者ポル・ポト率いるカンボジア共産党の別名で、1976年に民主カンボジア政府を発足し、反対派を大量虐殺するなどの過激な共産主義革命を行った組織だ。大量虐殺により、知識人はもとより一般人も含め、国民の4分の1が命を落としている。物語の主人公は、現代のプノンペンに暮らす女子大生ソポン。ある日彼女は、廃墟と化した映画館で、自分そっくりの少女が出演する映画を発見する。スクリーンに映るその女優は、実は若き日のソポンの母だった。ソポンは映写技師のソカから、この映画はクメール・ルージュがカンボジアを支配する前年に作られたが、内戦の混乱により映画の最終巻を紛失し結末を観ることができないことを聞き、母のためにも映画の最後を撮り直そうと思い立つ。自身もクメール・ルージュにより父親を亡くしているクォーリーカー監督は、「自国の歴史や自分自身をもっと知りたい」との思いから本作の製作を決意。本作の主人公は、映画のエンディングを作り直す過程で家族や国の歴史に出会っていくが、クォーリーカー監督も「映画を作りながら自国の歴史を発見することができました」と話す。一方で、カンボジアの現状を「“辛い過去は蒸し返さないで葬りましょう”という格言のようなものがあり、今まさにその状態」「(クメール・ルージュについて)学ぼうという子供は少ない」と問題視し、「過去を直視して生きなければならない」と語っている。本作は、タブー視されているテーマを扱っているにもかかわらず、カンボジアで興行収入歴代1位となるなど大ヒットを記録しており、重厚な人間ドラマとともに、語り継ぐべき歴史の真実が描かれた壮大な物語に仕上がっているようだ。『シアター・プノンペン』7月2日(土)より岩波ホールにて公開
2016年04月14日クリス・ヘムズワースがロサンゼルスで所有していた豪邸2軒を売却した。クリスは妻のエルザ・パタキーと共同でマリブとサンタモニカに家を所有していた。マリブの家は80年代のヒット映画『クロコダイル・ダンディー』シリーズのポール・ホーガンから2013年に購入した豪邸で、アーノルド・シュワルツェネッガーやスティーヴン・スピルバーグといった大物セレブの家もあるポイント・デュームに位置する。ベッドルームが5室、バスルームが6室にゲストハウスやジムも完備、太平洋を一望できる物件は700万ドルで売却された。サンタモニカの物件はベッドルーム2室で、マリブに較べてやや規模が小さいが、こちらも125万ドルで売れた。夫妻には3歳の娘と、もうすぐ2歳になる双子の息子がいて、現在は子どもたちを育てるためにクリスの故郷のオーストラリアに戻り、バイロン・ベイに居を構えている。クリスは「ロサンゼルスも好きだったよ。仕事のチャンスが沢山あって素晴らしかったけど、落ち着ける家という気持ちにはならなかった」と語っている。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月08日歌手のレディー・ガガが、ザ・デイリー主催のファッション・ロサンゼルス・アワードでエディター・オブ・ザ・イヤーを受賞することになった。V誌のゲスト編集者として1月に出版されたプレ・スプリング号の16ページを監修した功績がたたえられたかたちだ。ザ・デイリーのブランデューサ・ニーロ編集長は「レディー・ガガをこの賞でたたえることを心から喜んでいます。彼女は秀でた才能を持つ最も多様性のある驚くべきアーティストの1人です。V誌のあの号にも集約されたガガがもたらす音楽、ファッション、映画、そして文化への大きな貢献と息をのむ誌面の数々をわれわれはたたえたいと思います」とガガを称賛する。ガガが手掛けた特集は、カール・ラガーフェルドや婚約者のテイラー・キニーら、自身の有名人としての生活やファッションに影響を与えたクリエーター、コレクター、コラボレーターたちにささげられたものだそうで、ガガは同号の特集についてこう語っている。「V誌のこの号は、アートとファッションへの情熱を表現するため、そして意思表示をし、物事を変えるために本気で‘そこ’まで行くために集まった全ての人々が中心にあるの。みんなが情熱と創造の人生を生きるための欲求を持っている感じがするのよ…アートとファッションを通して私たちの永続性を見つけ、深いスピリチュアルな部分を共有している感じ…」続けて、「この人たちは、私を生き延びさせたいと思っているからこそ長年にわたって私と一緒にいて守ってきてくれたの…この号にはそんなメッセージも込められているわ。長い月日を通して一緒に歩き、お互いを思いやり、お互いの仕事をたたえなければならないの。ここに挙げた人々が私に与えてくれたもの全てに対してありがとうと感謝するわ…彼らのことを世界にも知ってもらいたいの…守護兵みたいな人たち…私は彼らをファッション・ガードって呼ぶわね」と語った。ファッション・ロサンゼルス・アワードの授賞式は、今月20日にウェスト・ハリウッドのサンセット・タワー・ホテルで開催される予定だ。(C)BANG Media International
2016年03月18日歌手のレディー・ガガは、2月28日に開催された第88回アカデミー賞で800万ドル(約9億円)相当のイヤリングをつけていたようだ。ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された同式典のレッドカーペットに、ガガはブランドン・マックスウェルが手掛けたシンプルながらも目を引く白のジャンプスーツを着て登場していたが、それよりも注目を浴びたのが耳に輝いていたロレイン・シュワルツの高価なイヤリングだった。そのイヤリングは、エメラルドカットで整えられたダイヤモンドが2つ縦に並んだドロップ型のもので、上のダイヤモンドが30カラット、下が60カラットの計90カラットとぜいたくに石が使われたものだ。ガガがカーリーなブロンドの髪を耳にかけたことでその存在が強調されたそのイヤリングは、2015年2月のバレンタインデーにテイラー・キニーから贈られた約50万ドル(約5,600万円)といわれる婚約指輪ともマッチしていた。そんな中、アカデミー賞の晴れの場にロレイン・シュワルツのジュエリーをつけるのを選んだのはガガだけでなく、プリヤンカー・チョープラーも推定3,200万ドル(約3,600万円)のティアドロップ型のイヤリングとセットのリングをつけていた。(C)BANG Media International
2016年03月02日第88回アカデミー賞の授賞式が29日(現地時間28日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ルーム』のブリー・ラーソンが主演女優賞に輝いた。『ルーム』は、7年間"部屋"に監禁された母子の脱出劇を描いた物語。ラーソンは、生まれてから一度も部屋を出たことのない息子に外の世界を見せるために、脱出を決意し、必死に生きようとする母を熱演している。初ノミネートにして初受賞となったラーソンは「ありがとうございます。映画を作るのに大事なことは、どれくらいたくさんの人が関わっているかということです」と語り、監督レニー・アブラハムソンら映画に関わった人たちに感謝。「ジェイコブもありがとう」と息子役のジェイコブ・トレンブレイにも呼びかけた。そして、友人や家族にも感謝し、最後に「映画を見てくれた人にも感謝します。映画を見てくれてありがとう」と伝えた。主演女優賞には、ブリー・ラーソンのほか、『キャロル』のケイト・ブランシェット、『ブルックリン』のシアーシャ・ローナン、『JOY』のジェニファー・ローレンス、『さざなみ』のシャーロット・ランプリングがノミネートされていた。WOWOWでは、2月29日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日にはダイジェスト版も放送する。Photo credit: Jon Furniss
2016年02月29日レオナルド・ディカプリオが念願のオスカー受賞を果たした第88回アカデミー賞。29日(日本時間)にロサンゼルスのドルビー・シアターで行なわれた授賞式には、今年も候補者をはじめとする多くのスターがドレスアップして一堂に会した。『ルーム』で主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンは「グッチ(Gucci)」のロイヤル・ブルーのドレス。ボタニカル・モチーフのビジューのベルトでウエストをマークし、裾にかけてはプリーツ入りのフリルをあしらったデザイン。ハーフアップのダウンスタイルの髪にもベルトと同じモチーフのヘアアクセサリーが飾られていた。助演女優賞受賞のアリシア・ヴィキャンデル(『リリーのすべて』)は、自身がミューズを務める「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のストラップレス・ドレス。イエローにシルバーの刺繍、アンクル丈のバルーン状の裾がキュート。ディズニーの『美女と野獣』のヒロイン、ベルそっくりの装いはSNSでも話題になった。主演女優賞候補だったシアーシャ・ローナン(『ブルックリン』)は「カルバン クライン(Calvin Klein)」のグリーンのドレス。シンプルなシルエットながら、メタリックな素材で華やかさを演出した。作品賞に輝いた『スポットライト世紀のスクープ』で助演女優賞候補だったレイチェル・マクアダムスも深いグリーンのドレス。「オーガスト・ゲティ・アトリエ(August Getty Atelier)」のドレスはホルターネックでベアバック。右脚がほとんど見えるほど深いスリットから美脚をのぞかせていた。同じく助演女優賞候補だったルーニー・マーラ(『キャロル』)は「ジバンシィ(GIVENCHY)」の白いレースのドレス。首元までボタンでしっかりとめているが、胸のすぐ下がダイヤ形に開き、ひざ上までの大胆なスリットの入ったセクシーなデザイン。小さなお団子をいくつか作ってまとめたヘアスタイルもクールだった。オリヴィア・ワイルドは「ヴァレンティノ(Valentino)」。プリーツが効いた白のドレスは胸元の大胆なカットが印象的。実は背中も大きく開いていた。歌曲賞候補(“Til It Happens to You”)で、授賞式ではパワフルなパフォーマンスで会場を感動に包んだレディー・ガガも白を着用。遠目にはロングドレスに見えたが、実はパンツスーツ。彼女のスタイリスト、ブランドン・マクスウェルがデザインを手がけた。主演女優賞候補で衣装デザイン賞のプレゼンターも務めたケイト・ブランシェットは「アルマーニ・プリヴェ(ARMANI PRIVE)」。同じく主演女優賞候補だったシャーロット・ランプリング、ほかにナオミ・ワッツも「アルマーニ・プリヴェ」を着用。プレゼンターを務めたジュリアン・ムーアとデイジー・リドリーは「シャネル(CHANEL)」のオートクチュール。脚本賞のプレゼンター、シャーリーズ・セロンは「ディオール(Dior)」の赤のドレス。深いプランジネックに「ハリー・ウィンストン(Harry Winston)」のネックレスでゴージャスに着こなした。今年は、ノミネートされた若手女優たちの華やかさ、ベテラン女優たちの艶やかさがひと際目立ったレッド・カーペットだった。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月29日第88回アカデミー賞の授賞式が29日(現地時間28日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、サム・スミスが歌う『007 スペクター』の主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」が歌曲賞に輝いた。授賞式では、歌曲賞にノミネートされたサム・スミス、レディ・ガガらがステージで楽曲を披露。圧巻のパフォーマンスで拍手喝采を浴びた。ノミネート5曲の中で歌曲賞に輝いたのは、サム・スミスが歌う『007 スペクター』の主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」。スミスは、共に作詞作曲を手掛けたジミー・ネイプス氏と抱き合った喜んだ。そして、スミスは「呼吸さえできないんです」と初のオスカーに感激。「ほかの候補者のみなさんも素晴らしいです。レディー・ガガもすばらしい」と栄冠を争った候補者たちに向けて称賛の言葉も述べた。さらに、同性愛者であることを公言しているスミスは、「これは、世界中のLGBTのみなさんにささげたい。私は同性愛者として誇りを持っています。そして台頭に立つことを願っています」と熱く語った。WOWOWでは、2月29日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日にはダイジェスト版も放送する。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
2016年02月29日第88回アカデミー賞授賞式が2月29日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、レディー・ガガが『The Hunting Ground』(原題)に提供した自身の楽曲「Til It Happens to You」を熱唱した。大学キャンパスで起きたレイプ事件を題材にしたドキュメンタリー映画となる本作。レイプ被害者たちの苦悩や、それぞれが問題へと立ち向かう姿が描かれている。ガガ自身、10代の頃にレイプ被害に遭っていたこと明かしており、立ち直るために「音楽」が支えていたということをトークショーで話していた。今回のパフォーマンスでは、白いピアノを弾き、力強い歌声で歌うガガの姿が。その後、「あなたのせいではない」というメッセージが腕にマジックで書かれた少女&少年が登場し、ガガと共に手を繋ぎ訴えた。歌曲賞にノミネートされていたガガだが、栄冠は『007 スペクター』のサム・スミスの手に渡った。(text:cinemacafe.net)
2016年02月29日